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【艦これ安価】漣「作り事を貴方達と」2

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516 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/15(水) 00:38:49.79 ID:oZ55N6DOO
>>515
そろそろ寝よか〜って思ってたら休憩できた?って雲龍が覗いてくる
そんでなんやかんやで一緒に寝る
517 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/12/15(水) 00:50:35.98 ID:kpVlXfxL0
龍驤「……」


龍驤「…………」


龍驤「もう夜か」


龍驤「眠たくないけど寝よか」


龍驤「うちは体小さいから狭いとこでも寝れんねん」


龍驤「鎮守府であったかいお布団で寝られへんでもええ」


龍驤「お休み……」


雲龍「ねえ」ひょこっ


雲龍「こっちの部屋の方が広いわよ」


龍驤「……」


龍驤「気付いてたんか」


雲龍「なんとなく。雰囲気は感じてたわ」
518 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/12/15(水) 00:54:57.08 ID:kpVlXfxL0
雲龍「ゆっくりできた?」


龍驤「そうやねえ」


雲龍「一日で足りないなら何日でもいいわよ」


龍驤「キミは優しいんやね」


雲龍「こっち、来る?」


龍驤「お邪魔させてもらうわ」


雲龍「待って。一緒に寝るならシャワーを浴びましょう」


龍驤「着替えもなんも持ってきてないで」


雲龍「今日は仕方ないわ」


雲龍「着替えや服はまた明日買いに行けばいいから」
519 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/12/15(水) 00:57:23.16 ID:kpVlXfxL0
ーシャワー後ー


龍驤「二人でも広いくらいやね」


雲龍「そうみたい」


龍驤「もっとくっついて寝てええかな」


雲龍「一緒の布団に入る?」


龍驤「うん……」


雲龍「これでどう?」


龍驤「いい……落ち着くわ」


雲龍「よかった」


龍驤「……」


龍驤「あったかい……」
520 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/12/15(水) 01:02:02.90 ID:kpVlXfxL0
龍驤「キミはうちになんも言わんつもりなん?」


雲龍「私は龍驤じゃないから」


龍驤「なんやねんそれ」


雲龍「自分だったらこうして欲しいって思うことをしてるだけ」


龍驤「……」


雲龍「体調を崩すくらい悔しい思いができる龍驤が羨ましい」


雲龍「私はそういう感情は無い」


雲龍「ぼーっと海を眺めてるのが好きなだけだから」
521 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/12/15(水) 01:05:18.91 ID:kpVlXfxL0
雲龍「鎮守府に戻ってこなくてもいい」


雲龍「やりたいことがなくてぼーっとしてるのもいい」


雲龍「心が落ち着くまでここに居て」


龍驤「うん……」


雲龍「でも一つだけ約束して」


雲龍「カウンセリングに通うことと、どこにいるのかは教えて」


雲龍「着替えもご飯も持っていくから」


龍驤「ありがとう……」


龍驤「戻ってこいとか頑張れとか……そう言われれへんのが凄く嬉しいんよ」


龍驤「ずっとはあかんけど……今はその言葉に甘えさせてな」


下1から3、どうなった?
522 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/15(水) 01:22:53.54 ID:cuIjgBPOo
(上記)……と、そんな感じと翌日鎮守府に戻ってから報告する雲龍
脱走は不味いのですぐ言えよ無駄に気を揉むだろうがと提督凄むも、いや今回はあんたも大概だと漣・大井に怒られ、龍驤は雲龍に任せる事に
523 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/15(水) 09:08:51.49 ID:vLcNjEj9O
>>522
524 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/15(水) 09:08:56.76 ID:MMrpFW5iO
朝、胸に埋もれて目を覚ました龍驤
雲龍が目覚ますまでしがみついとこ
525 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/12/15(水) 13:47:06.46 ID:80F2YiHIO
ー翌日、鎮守府ー


雲龍「と、そんな感じよ」


提督「あのなあ漫喫で見つけたならすぐに報告しろよ」


提督「脱走は不味いんだよ無駄に気を揉むだろうが」


大井「アンタが悪いんでしょうが!」


漣「ご主人様ー〜これは庇えませんぜ」


提督「ああ?」


大井「まさか自分は悪くないとでも言うんじゃないでしょうね?」


提督「アイツがもっと訓練なりしてればよかっただけの話だろうがよ」


漣「改装したてで連携の確認もありましたぜ」


提督「やる奴はやれるだろうが」
526 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/12/15(水) 13:50:07.45 ID:80F2YiHIO
提督「龍驤はお前に任せたからな」


雲龍「わかった」


大井「雲龍からも言ってやりなさいよ!」


漣「鬱に追い込んだのはこの男なんですぜ」


雲龍「龍驤は鍛錬が足りなかったと自分で言ってた」


雲龍「自業自得とも言ってた」


提督「本人はわかってるってとこだな」


雲龍「それでも」


雲龍「貴方には謝って欲しい」


雲龍「龍驤に対して謝罪して」


下1から2、提督の反応は?
527 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/15(水) 15:28:45.06 ID:RbidQ3TTo
お前には龍驤を任せる仕事増やすから謝ってもいいがこっちから出向いて龍驤に謝りには行かない
アイツが戻ってきて結果出したらいくらでも謝罪するぞ
528 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/15(水) 18:11:00.37 ID:kz/V79tao
あいつがそれを望むならな
529 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/12/15(水) 18:22:39.82 ID:80F2YiHIO
提督「お前には龍驤を任せる仕事増やすから謝ってもいい」


提督「だがこっちから出向いて龍驤に謝りには行かないからな」


提督「アイツが戻ってきて結果出したらいくらでも謝罪してやるよ」


大井「アンタ本当にクズね」


漣「仕方ないからフォローしますけどご主人様は自分は悪くないとは言ってませんからね」


雲龍「そう」


提督「そもそもお前が謝れって言うのはおかしいだろ」


提督「アイツが頭を下げろって言ったならわかるけどな」
530 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/12/15(水) 18:24:28.53 ID:80F2YiHIO
雲龍「龍驤はそんなこと言わなかった」


提督「お前が謝らせたいだけだろうが」


雲龍「ねえ、第二艦隊のテストは私も受けるの?」


漣「ええ……受けてもらうつもりですけど」


雲龍「絶対に?」


漣「強制ではないですけど理由が無いなら受けて下さい」


雲龍「わかったわ」


雲龍「じゃあ受けられない理由を作る」
531 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/12/15(水) 18:27:57.27 ID:80F2YiHIO
バキッ


提督「ぐあっ……!」


バターン


漣「椅子に座ってたご主人様を殴り飛ばすとは流石空母パワー」


雲龍「提督に対して怒りはないわ」


雲龍「けどこうしないといけない気がしたの」


大井「ざまあみろって感じよね」


漣「提督に対して暴力沙汰は謹慎ものですけどお、なにもありませんでしたよね?」


提督「漣……お前……」


大井「無かったわね」


雲龍「ありがとう」


漣「たまには痛い目みといて下さいよ。雲龍さんは龍驤さんのケアをたっぷりとお願いします」


下1から2、このあとは?
532 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/15(水) 19:07:13.46 ID:cuIjgBPOo
ぼのたんに手当てしてもらいながら(お小言ももらいながら)支援先の選定をする提督
533 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/15(水) 19:43:33.87 ID:LuUXj1lbo
提督は成敗したと言う雲龍に流石にちょっとだけ心配する龍驤
534 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/12/15(水) 19:55:36.30 ID:jtw4Dt3d0
ー提督と曙の部屋ー


曙「あなたが怪我するなんて相当な力でやられたわね」


提督「雲龍の野郎……」


曙「言っておくけどあなたが悪いのよ」


提督「イデデ!染みるって!」


曙「それくらい我慢しなさい。龍驤さんはもっと辛い思いしてるのよ」


曙「これくらいで済んで良かったと思いなさい」


提督「ぼのたんにまで責められるとは……」
535 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/12/15(水) 19:59:58.41 ID:jtw4Dt3d0
曙「第二艦隊は本当に白紙に戻すの?」


提督「それしかないからな」


曙「神威なんかわざわざ呼んできたのに可哀想よ」


提督「その辺は考えてある。大和や神威は第一艦隊と入れ替え要員に回せる」


提督「大和の指揮能力は大井と同じレベルだ影響は出ない」


提督「支援先で大破して次の支援まで時間がない。そんな時は入れ替えで対応する」


曙「一航戦以外は替えの要員がいるわね」


提督「暁の替えに初春もいるしな。速力も問題ない」
536 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/12/15(水) 20:03:36.22 ID:jtw4Dt3d0
曙「このあと第一艦隊が支援先に向かうっていうのに大井さんはあなたのことを怒ってくれたのよ」


提督「チッ」


曙「大井さんが居ない間はあたしがクソ提督を見張るわよ!」


提督「ぼのたんはガキの面倒を見てればいいんだ」


曙「そうはいかないわよクソ提督!」


提督(ぶっちゃけぼのたんが側に居るのはプラスだけどな)


曙(合法的にクソ提督の隣に居れるの最高よ)


曙「第一艦隊の戦果に期待ね」


下1から2、どうなった?
537 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/15(水) 20:16:13.34 ID:LuUXj1lbo
戦果は上々
538 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/15(水) 20:39:44.12 ID:5GWJcyVKo
難攻不落だった海域の突破口を開く
539 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/12/15(水) 21:37:37.99 ID:jtw4Dt3d0
ー執務室ー


提督「おいどうした」


金剛〈支援に成功しまシターーー〜!〉


提督「お前なあ……緊急通信で報告してくんじゃねえよ」


漣「作戦失敗かと思いましたぞ」


大井〈止める間もなかったのよ〉


赤城〈秋津洲は頑張りましたね〉


秋津洲〈レ級の攻撃に比べれば大したことなかったかも!〉


暁〈速力も問題無かったわ〉


提督「作戦が成功したならそれでいい」
540 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/12/15(水) 21:40:57.23 ID:jtw4Dt3d0
加賀〈この海域が本当に難攻不落だったんですか〉


提督「そんなに簡単だったか」


大井〈正直レ級のフラグシップを体験した身から言えば簡単だったわ〉


金剛〈的も大きくて狙いやすかったデーース!〉


漣「やっぱうちの第一艦隊超エリートですぞ」


提督「お前らは補給基地を経由して戻ってこい」


大井〈支援を依頼した鎮守府には寄港しないのね〉


提督「向こうとの話し合いは俺がやる。うまくやれば報酬ザクザクだからな」


下1から2、このあとは?
541 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/15(水) 21:58:19.09 ID:cuIjgBPOo
いやーキツかったっすねーってこっちもぎりぎりだった様に話して出来るだけ報酬たんまり貰う
542 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/15(水) 22:21:24.83 ID:Ta5iDsHno
>>541
相手のメンツに泥を塗らないように貰うもんは貰うムーブ
543 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/12/15(水) 22:29:12.02 ID:jtw4Dt3d0
ー通信中ー


提督「なんとか作戦は成功しました」


某提督「本当かね?!」


提督「余裕が無いギリギリの戦いだったと報告を受けました」


某提督「あれだけ苦労した海域をたった一度の出撃で成功させるとは流石だな」


提督「支援を受けた以上は勝利することが最低限であります」


某提督「うむ素晴らしい……」
544 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/12/15(水) 22:35:08.11 ID:jtw4Dt3d0
提督「我々が出向かなくともそちらの艦隊の勝利は目前であったと考えます」


某提督「ふはは見えすいたお世辞は結構だ。それより別の話をしたいんじゃないのかね?」


提督「報酬でありますな」


某提督「事前に聞いていた装備一式は揃えてある。それを君に譲渡しよう」


某提督「それだけではなくもう一つ報酬を上乗せだ」


某提督「そちらに空母を着任させたいと思う」


提督「有難い話でありますが何故でしょうか」


某提督「隠していてもいずれバレるから先に言っておくが、彼女は協調性が全く無い」


某提督「旗艦の指示には従わず自分勝手に動き回る困った艦娘だ」
545 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/12/15(水) 22:39:13.78 ID:jtw4Dt3d0
提督「厄介払いということでありましょうか」


某提督〈彼女の練度は高い、厄介払いかどうかは君次第ということだ〉


提督「……有難い話でありますがこちらには艦載機の余裕がありません」


某提督〈わかっている。希少な艦載機を搭載した彼女をそちらに着任させよう〉


提督「ありがとうございます」


某提督〈今回の支援、とても感謝しているよ〉
546 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/12/15(水) 22:42:31.47 ID:jtw4Dt3d0
提督「クソ、こっちの負けだ」


漣「これはうまくやられましたなあ」


提督「苦労してる海域をこっちで攻略した挙句厄介払いもされた」


漣「こちらが欲しがっている装備は向こうにとって余剰ですと」


提督「向こうにとって得が多過ぎる」


漣「報酬に上乗せしようにも無理な所です」


提督「あー〜クソ、俺の判断ミスだ」


漣「相手のことを知るのは交渉術の基本ですぜ」


提督「支援先の選び方はかなり重要なのが今更わかった」


下1から2、このあとは?
547 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/15(水) 22:51:26.38 ID:Ta5iDsHno
どんなのが来ても驚かないように落ち着いとかないとな…
548 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/15(水) 23:25:58.15 ID:MMrpFW5iO
>>547
549 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/12/15(水) 23:44:00.99 ID:kpVlXfxL0
漣「どんな空母が来ても慌ててる場合じゃねえですね」


提督「護衛を寄越せと言ってこなかったってことは陸路で来るんだろうな」


漣「練度が高いのは魅力ではありますけど、実際どうです?」


提督「使えるなら使う」


漣「さっすがご主人様」


提督「第二艦隊で使うとなると雲龍と連携させるが……」


漣「雲龍さんを使うなら龍驤さんに謝罪案件ですぞ」


提督「それしかねえよな」
550 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/12/15(水) 23:47:03.67 ID:kpVlXfxL0
漣「第一艦隊だけじゃなく第二艦隊も支援に出れれば報酬は倍ですぞ」


提督「わかってるんだよ」


漣「そんなに謝りたくないですか?」


提督「ああ」


漣「ぼのたんとの安全な暮らしと頭を下げるのを天秤にかけて下さいね!」


提督「チッ」


漣「さあ次の支援を考えつつ問題児の対応を考えましょう!」


提督「あーーーやりたくねえ」


下1から2、どうなった?
551 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/15(水) 23:57:42.25 ID:cuIjgBPOo
雲龍、最近の鎮守府動向を龍驤におはなし
552 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/16(木) 00:39:15.90 ID:jWWmGrNPO
>>551
雲龍の膝上でもたれかかりながら聞きながら
ふーんそもそもクセのあるのが多いやろウチらって
553 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/12/16(木) 00:49:17.72 ID:tyvOr43e0
ー漫画喫茶ー


雲龍「私の膝の上が好きなの?」


龍驤「ぬくもりが欲しいんよ」


雲龍「龍驤は軽いわね」


龍驤「うん……最近ご飯食べれてないから余計やね」


雲龍「提督をもう一度殴ってこようかしら」


龍驤「ええってもう。キミがそんな性格やと思わんかったわ」


雲龍「艦娘は見かけによらないのよ」
554 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/12/16(木) 00:55:53.99 ID:tyvOr43e0
龍驤「第一艦隊の支援が成功してよかったなあ」


雲龍「そうね」


龍驤「ほんまやったらうちも第二艦隊で支援に行ってたんやけどなあ」


雲龍「もうそのことは考えないで」


龍驤「一人やと考えてしまうんよ。鎮守府に戻れても出撃はできへんと思う」


雲龍「そんなこと言わないで」


龍驤「……支援先から来た新人の話聞かせてよ」


龍驤「クセのあるのが多いからどんなんか気になるわ」


下1から3、空母の特徴は?
555 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/16(木) 01:06:13.33 ID:GJWfEY5so
実力は確かにあるけどスタンドプレーにすぎる
556 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/16(木) 01:08:34.19 ID:bM9gXj1zo
やあやあ我こそはみたいな感じで突っ込んでいくので言うこと聞かない
でも一定の戦果は上げるので練度も高くなってる
557 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/16(木) 01:12:54.68 ID:tB7F7RFio
自分が一番目立ってないと不安で仕方がない
558 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/12/16(木) 01:48:36.85 ID:tyvOr43e0
雲龍「指示には従わずに勝手に突っ込んでいくの」


龍驤「空母やのに?」


雲龍「駆逐艦並みに突出して艦載機を出していくのよ」


龍驤「空母が前に出る意味ないで」


雲龍「それでも実力はあるのよ」


龍驤「実力があってもそんな性格やったら使えれへんわ」


雲龍「だからこの鎮守府に飛ばされたんだと思うわ」
559 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/12/16(木) 01:53:00.86 ID:tyvOr43e0
龍驤「その空母の気持ちわかるかもしれんわ」


龍驤「多分な自分が目立たなあかんと思ってんねん」


龍驤「そうやないと不安で仕方ないんと違うかな」


雲龍「そうかもしれない」


雲龍「心療内科の通院記録があると聞いたわ」


龍驤「記録があるだけやったら最近は調子ええんかもね」


雲龍「龍驤の調子も良くなるといいわね」


龍驤「お願いやから期待はせんといてな」


下1から3、このあとは?
560 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/16(木) 02:19:31.40 ID:jWWmGrNPO
雲龍がもぐもぐ食べてるのを横であーんしてもらうとわりと食べれる龍驤
561 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/16(木) 09:27:25.81 ID:kQTB04Tco
>>560
雲龍「このために多めに注文したからどんどん食べて」
562 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/16(木) 12:25:36.56 ID:Nd1SpyVPO
>>560
>>561
(にしても多すぎや……)と思うけど言わないでおく龍驤
563 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/12/16(木) 13:47:04.14 ID:VEj0+ExqO
ー食事タイムー


雲龍「あーん」


龍驤「ん……」


雲龍「美味しいわね」


龍驤「キミに食べさせてもらうのはちょっと恥ずかしいなあ」


龍驤「せやけどこれやったら少しは食べれるわ」


雲龍「多めに注文してあるからどんどん食べて」


龍驤(それにしたって多いやろこれどんだけ食べんねん)


龍驤(この子は脂肪が全部胸にいってるんやろうな)
564 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/12/16(木) 13:55:08.24 ID:VEj0+ExqO
ー食事後ー


龍驤「また来るからって帰っていったけどいつまでも心配かけられへんな」


龍驤「雲龍がおれへん今のうちに……もしもし大和?」


龍驤「第二艦隊の旗艦になるからって連絡先貰っててよかったわあ」


龍驤「こっちは心配せんでもええからそっちはどうなってる?」


龍驤「ありがとう後はうちがサインしたらええんやね」


龍驤「退役してもまた艦娘になれるのは大和を見てたらわかる」


龍驤「このままズルズルしてたらどこまでもいってしまうから一旦リセットや」


龍驤「ええか雲龍にだけは最後まで知らせやんといてな」


龍驤「ほんまにありがとうな」


龍驤「そうそう住居やねんけどな、山の方で廃屋を利用した住居があるねん」


龍驤「都心部でアパート借りるのと同じ値段やからそこを借りることにしたんよ」


龍驤「山やから毎日生活するだけでも大変や、あれこれ考えてる暇なんか無いよ」


龍驤「うん……相談に乗ってくれてありがとうやで」


下1から2、このあとは?
565 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/16(木) 15:13:56.03 ID:GJWfEY5so
大和から提督へ龍驤の退役についての会話を執務室の扉の前で聞いてしまった雲龍
鎮守府を飛び出し、龍驤が向かうであろう駅へ先回り
566 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/16(木) 15:42:35.26 ID:7mbbIVODo
>>565
このまま離れて欲しくないが、それは自分が寂しいだけなのではないか…と悩みつつやってきた龍驤と対面
567 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/12/16(木) 15:55:46.33 ID:ITvLiXlQ0
ー執務室ー


提督「これで龍驤も一般人か」


大和「この選択が最善だったと思います」


大和「艦娘を退役させるのは提督として良くありません。しかし艦娘からの依頼退役ならば話は別です」


提督「艦娘の都合で辞めるから提督には関係ないってか」


大和「龍驤さんの病気も伏せることができますね」


提督「その意図は無かったがな」


大和「曙さんとの生活を脅かすものは排除していくんですよね?」


提督「そりゃそうだ」


提督「まあお前に任せて良かったと思っとく」


大和「これからも大和にお任せ下さい」
568 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/12/16(木) 15:58:37.46 ID:ITvLiXlQ0
ドダダダダ……


提督「誰が走ってやがる」


大和「雲龍さんですよ。今の会話が聞こえたはずです」


提督「そこまでするか」


大和「雲龍さんには新しく来た空母の方との連携があります。提督との隔たりは無い方が良いです」


大和「後日退役したという結果だけでは雲龍さんは納得しません」


大和「龍驤さんと最後のお別れは彼女に必要なんです」


提督「大和に任せた以上なにも言うことはねえよ」


大和「ありがとうございます」
569 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/12/16(木) 16:02:04.43 ID:ITvLiXlQ0
ー駅ー


「いい時間だからそろそろ行こうかな」


雲龍「待って」


「キミ……来たんだ」


雲龍「その喋り方やめて」


「もう私は艦娘じゃないから。あ、いつもの関西弁は演技だったんだよ」


「住所はまた知らせるから。新人さんと頑張ってね」


雲龍(龍驤に離れて欲しくないけどそれは私の我儘)


雲龍(会いに来るべきじゃなかったかもしれない)


雲龍(けどじっとしていられなかったの)


下1から2、どうなった?
570 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/16(木) 16:58:55.63 ID:2IfZZllK0
雲龍の新たな友として名乗り出る不知火
571 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/16(木) 16:59:27.44 ID:jDsACgkCO
我儘だとしても独りにしたくない!
572 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/16(木) 17:02:20.90 ID:9+40ZQDxO
いつか戻ってくる日を待っているから
573 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/12/16(木) 17:24:09.91 ID:VEj0+ExqO
雲龍「やめて」


雲龍「行かないで」


雲龍「我儘だとしても独りにしたくないの」


「その気持ちは嬉しいよ」


「けど私はもう艦娘じゃないから」


雲龍「そんなの関係ない」


雲龍「お願いだから行かないで……」


下2コンマ 51以上で引き留め成功
574 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/16(木) 17:29:40.42 ID:GJWfEY5so
踏み台
575 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/16(木) 17:34:00.80 ID:k+Jusrmlo
どっちがいいのかしらね……
576 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/16(木) 17:34:22.83 ID:bM9gXj1zo
いかないで…
577 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/12/16(木) 18:10:31.74 ID:VEj0+ExqO
ー数日後、執務室ー


大和「まさか雲龍さんがあそこまで龍驤さんに拘るとは思っていませんでした」


大和「全て私の責任です」


大和「彼女は鎮守府と艦娘から離れる必要があったんです」


大和「山にある住居を紹介したのは海から遠ざけたかったからです」


大和「今は鎮守府近郊のマンションに住んでいますが良くありません」


提督「金はほとんど雲龍が出してんだろ」


大和「お金の問題ではなく精神的に良くありません」


提督「どうなる?」


大和「最悪の事態が待っているかもしれません」


提督「俺が悪いっていうのかよ」


大和「きっかけは提督でトドメは雲龍さんになるかもしれませんね」


提督「笑えない冗談はやめろって」
578 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/12/16(木) 18:14:37.91 ID:VEj0+ExqO
ーマンションの一室ー


「ほとんどお金出してもらってるから文句は言えないけど狭い部屋かな」


「こんなのじゃすぐに掃除も終わっちゃう」


「もうすることが無くなった」


オオ……


「遠くで鉄の音がする。防音対策してても聞こえてくるんだ」


「夜になったら雲龍が来てくれる」


「磯の匂いがする艦娘が来る」


「……」


「逃げられないのかな」


「逃げるには、死ぬしかないのかな」
579 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/12/16(木) 18:17:20.38 ID:VEj0+ExqO
ー執務室ー


漣「ご主人様ーー〜今日も新人と面談ですぞ!」


提督「いい加減にしてくれよ」


漣「ちなみに今日も演習で大暴れしてたようです!」


提督「あれは暴走だろうがよ」


漣「練度が高いのは事実なんです!あとはご主人様次第ですぜ!」


提督「俺は責任は取らないからな」


下1から2、問題の空母は?
580 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/16(木) 18:25:03.01 ID:GJWfEY5so
瑞鶴改二甲
581 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/16(木) 18:25:56.72 ID:tB7F7RFio
づほ改ニ
582 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/12/16(木) 18:48:05.96 ID:w9BvukME0
ー瑞鶴入室ー


瑞鶴「また提督さんと話さないといけないの?」


漣「旗艦の言うことを聞こうとしないからですよ」


瑞鶴「私はやりたいようにやるの!」


漣「改二甲というだけあって練度はバリ高ですよ」


漣「こちらに来る時に噴式景雲に橘花という超レア装備も持ってはきてくれましたよ」


漣「けど野良犬みたいに暴れ回る空母なんて無理なんですよ」


瑞鶴「それはそっちの都合でしょ!」
583 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/12/16(木) 18:50:58.67 ID:w9BvukME0
漣「悪びれる様子も無さそうですぜ」


提督「頭おかしいんじゃねえか」


漣「心療内科への通院記録がありますからあながち間違ってない可能性はあります」


漣「元龍驤さんからの伝言によると瑞鶴さんは不安だから暴れ回ってる可能性があるそうです」


提督「なんだよそれ」


漣「解体することなんか無いと不安を取り除いてあげるか、いっそのこと旗艦を任せるくらいしてみたらどうですかね」


下1から2、このあとは?
584 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/16(木) 18:58:36.57 ID:ljImyJQbO
いいね、YOU旗艦やっちゃいなよ
585 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/16(木) 19:22:15.90 ID:7mbbIVODo
提督
あっそうだ。元龍驤んとこ連れてってこんなになってもウチじゃー解体はしねえ穏便に辞めさせてやるって示すのはどうだ?雲龍にも聞いてみよ
586 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/12/16(木) 19:32:09.66 ID:w9BvukME0
提督「なら元龍驤んとこ行かせてみるか」


提督「こんなになってもウチじゃー解体はしねえし穏便に辞めさせてやるって示せるだろ」


漣「鬱ってる人に会わせるなんて流石ご主人様!」


提督「おい瑞鶴いまからこの住所のとこ行け」


瑞鶴「なんで行かなくちゃいけないのよ」


提督「そこには元艦娘がいる」


漣「心の病気になって一線は退いてます」


瑞鶴「なによそんなのに会わせてどういうつもり」


提督「戦えなくなろうが解体はしねえってことだよ」


漣「ついでに様子見もしてきて下さーー〜い」
587 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/12/16(木) 19:35:27.47 ID:w9BvukME0
ー某マンションー


瑞鶴「鬱ってるとかどうとか言ってたけど嘘よね」


瑞鶴「元艦娘なのは本当かもしれないけど」


瑞鶴「役立たずはゴミみたいに捨てられる」


瑞鶴「私はやらなきゃいけないの」


瑞鶴「やれることを示すには敵を沈めるしかない。指示なんか従わう理由は無いのよ」


瑞鶴「あったわ、この部屋ね」


瑞鶴「適当に挨拶してさっさと帰るわよ」


下1から2、どうなった?
588 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/16(木) 19:45:41.56 ID:ljImyJQbO
龍驤と会って本当だと分かる
でも雲龍に引き止められたけどやることないって話す龍驤
それに対してやることは作ればいい、雲龍が毎日来るなら毎日違う料理でも作って待ってれば喜ぶんじゃないって
589 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/16(木) 19:55:09.17 ID:bM9gXj1zo
>>588
気を紛らわせられるならってやってみる
590 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/12/16(木) 20:01:28.68 ID:7m3HRqsQ0
ー部屋の中ー


「……」


瑞鶴(本当に鬱か何かだったのね。濁った目が証拠だわ)


瑞鶴(ここまで酷いなら普通なら解体よ。それがないってことは提督さんが言ってることは事実)


「なにしに来たの……」


瑞鶴「私も貴女と同じだったのよ」


瑞鶴「元気付けるなんて安易なこと言わないけど会っておいてよかったわ」


「なにそれ……」


瑞鶴「窓に貼ってるの防音シールよね?音が嫌ならもっと鎮守府から離れたらよかったのに」


「私がここを選んだんじゃないから」
591 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/12/16(木) 20:05:42.56 ID:7m3HRqsQ0
「雲龍に引き止められたけどやることはない」


「毎日地獄」


「早く死にたい……」


瑞鶴「やることくらい作ればいいじゃない。料理なんかいくらでも凝れるわよ」


「貴女は私と同じだったならわかるでしょ」


瑞鶴「包丁を取り上げられててもいくらでもできるわ」


瑞鶴「お鍋一つあればどうとでもなるのよ」


瑞鶴「ここまで来たんだから手伝うから一緒に作るわよ!」


下1から2、このあとは?
592 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/16(木) 20:10:43.39 ID:tB7F7RFio
(包丁無しからメシマズの波動を感じてしまったので)
このレスコンマで1の位が瑞鶴、10の位が龍驤の料理力
593 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/16(木) 20:32:32.98 ID:HcmQxao2O
初めてだから時間もかかるし不格好
憂鬱な気分は置いておいて目の前のことに集中
雲龍も訪れて食べる時はドキドキ
当然上手ではないけど頑張った味は何より美味しいよ
594 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/12/16(木) 21:24:32.62 ID:7m3HRqsQ0
瑞鶴の料理力9、龍驤は3


「やっぱり無理だって……」


瑞鶴「食材は揃ってるから大丈夫よ」


瑞鶴「白菜は手でむしればいいし野菜はピーラーで剥けるの」


瑞鶴「下拵えは私がやるから貴女も手伝って!」


「いきなりやれって言われても無理……」


瑞鶴「初めてなんだから完璧に出来なくて当然なの!」


瑞鶴「やれるだけやればなんとかなるから集中してやって!」
595 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/12/16(木) 21:28:36.24 ID:7m3HRqsQ0
ー数時間後ー


雲龍「帰ってこないと思ったら料理を作ってたのね」


瑞鶴「最低限の味は保証するわ!」


「……」


瑞鶴(ねえいつから包丁取り上げてるの?)


雲龍(ここに来て2日目よ。自殺未遂をやったの)


瑞鶴(フォークも無かったからかなり危なかったのね)


雲龍「お鍋を瑞鶴と貴女が作ったの」


「……ん」


瑞鶴「食べてみて!」


雲龍「うん悪くない」


瑞鶴「そっちはどう?」


「……違う味がする」
596 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/12/16(木) 21:31:43.85 ID:7m3HRqsQ0
「いつもと違う……何かが違う」


瑞鶴「自分で作った料理は一味違うわよ」


雲龍「お鍋以外にも包丁を使わない料理はある?」


瑞鶴「いくらでもあるわよ!」


瑞鶴「私は料理が好きだったんだけど途中から包丁を使わせてもらえなかったの」


瑞鶴「理由は貴女と同じよ」


「……」


瑞鶴「提督さんに報告しなきゃいけないし今日は帰るわね」


雲龍「瑞鶴ありがとう」


下1から2、このあとは?
597 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/16(木) 21:58:08.09 ID:M8Gv9vx/O
…また作ってもいいかな
毎晩でも食べるわ楽しみね

濁ってた龍驤の目に生気が
598 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/16(木) 22:29:32.88 ID:bM9gXj1zo
自信と役割を失ってた所で世話になるだけじゃないと感じれたのは小さくも大きな出来事
599 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/12/16(木) 22:44:54.53 ID:L6oh6Dn2O
雲龍「瑞鶴とはどんな話をしたの」


「覚えてない」


雲龍「そう……」


「料理、また作ってもいいかな」


雲龍「毎晩でも食べるわ」


「上手くできないよ」


雲龍「貴女が作ることに価値があるの」


「ありがとう……」


「その言葉で少し救われた気がする」
600 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/12/16(木) 22:50:12.75 ID:L6oh6Dn2O
ー鎮守府ー


瑞鶴「提督さんが言いたいことはわかったわ」


提督「アレでも解体しないんだよこっちは」


漣「不安は少しでも取り払えましたか?」


瑞鶴「取り払えたと言えば嘘になるわ」


瑞鶴「けど安心する材料にはなったわね」


提督「じゃあいい加減指示に従えよ」


瑞鶴「一つ条件を出すわ活躍できなくても解体しないって誓って」


提督「ああ?だから」


瑞鶴「誓え!!!!」


提督「……わかった決してないと誓おう」


漣「ちょうど夜間演習の準備してたんでそこに参加して下さい」


提督「殺されるかと思ったぞ」


漣「あんな殺意マシマシのガンギマリ顔見たことないですって」


下1から2、どうなった?
601 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/16(木) 23:19:57.08 ID:pAFu56JzO
瑞鶴に悲しき過去
前の前の鎮守府でトラウマができた
602 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/17(金) 00:19:52.91 ID:E26OiQSJo
どこでも解体ばっかり見てきたので過剰反応してしまう
603 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/12/17(金) 00:31:16.12 ID:2oUL7wxI0
〈翔鶴姉はどこに行ったの?〉


〈私の足元に転がってるこれがどうしたの〉


〈ただの鉄屑じゃないこれが何なのよ〉


〈……〉


〈嘘でしょ〉


〈どうして翔鶴姉が解体されたの?!〉


〈ねえなんで!〉


〈は?〉


〈翔鶴姉がそれを望んだっていうの?〉


〈そんなわけないじゃない嘘を言わないで!〉
604 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/12/17(金) 00:37:53.03 ID:2oUL7wxI0
〈こんな時に食べながら喋らないで!〉


〈こっちは真剣に話しているのよ!〉


[美味そうな肉だろ]


[これは翔鶴の腕だ]


[腕と脚を切っただけで殺してくれだと。翔鶴はつまらなかった]


[だから解体してやったんだ]


[なにを言ってるか理解できないか?]


[お前が昨日食った肉もそうだったんだぞ]


[姉を食った気分はどうだ瑞鶴]
605 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/12/17(金) 00:43:59.10 ID:2oUL7wxI0
ー深夜ー


瑞鶴「ぎゃあああああああああああああ!!」


瑞鶴「はあ……はあ……!!」


瑞鶴「クソっ!!またあの時の夢が……うううう!」


瑞鶴「最近調子も良かったのに!どうしてまた私を苦しめるの!」


(瑞鶴)


瑞鶴「ひっ!!」


(私は美味しかった?)


瑞鶴「やめて!やめてよ翔鶴姉!」


(貴女は強くなれたみたいね)


瑞鶴「なにも聞こえない!私の妄想なんだ!」


(都合良く解釈するのはあの男と同じね)


(貴女も同じなのよ瑞鶴)


下1から2、どうなった?
606 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/17(金) 01:16:50.46 ID:E26OiQSJo
こんなどったんばったんしてたから誰か来た
607 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/17(金) 07:52:32.51 ID:BxWYy5/BO
>>606
空母寮寮長の赤城さん
608 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/17(金) 10:03:41.88 ID:88qehgmZo
重い重い重い
609 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/12/17(金) 14:06:52.42 ID:9dSGir2v0
ガチャ


赤城「どうしたんですか何かありましまか?」


瑞鶴「わああああああああああ!」


赤城「酷く錯乱しているようですね」


赤城「瑞鶴さんを刺激しないよう落ち着いてもらいましょう」


(誰か来たわよ)


瑞鶴「赤城……!」


(違うわあれは艦娘じゃない)


瑞鶴「艦娘……」


(艦娘じゃない)


(私の言うことが信じられないの?)


(翔鶴のことを美味しそうに食べたくせに)


瑞鶴「いやあーーーー〜!!」
610 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/12/17(金) 14:10:57.74 ID:9dSGir2v0
赤城「○○○○○」


(ほら艦娘じゃなかったでしょ)


(アレは言葉を話してない)


瑞鶴「ほんとだ……コレは艦娘なんかじゃない」


瑞鶴「よくも私を惑わせたな!」


(頑張って瑞鶴)


瑞鶴「お前は艦娘の形をした化け物だ!」


赤城「○○○○」


(まだなにか言ってるわうるさいわね)


(仕方ないから黙ってもらいましょう」


「大丈夫よもし殺しちゃっても解体すればいいんだから」


瑞鶴「解体すれば証拠は残らないのよ」


赤城「瑞鶴さん正気に戻って下さい!」


瑞鶴「黙れこの化け物が!」


下1から2、どうなった?
611 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/17(金) 14:18:23.78 ID:Diq7BIQYO
一航戦を舐めてはいけない
取り押さえて地下室へ
錯乱してるなら引き戻せばいいだけよ!
612 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/17(金) 16:06:17.39 ID:8jxrW6u7O
>>611
613 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/12/17(金) 16:23:03.87 ID:vn0EhJkP0
瑞鶴「あああああああっ!!」


赤城「致し方ありせんね……」


バシッ


瑞鶴「う……あ……?」


赤城「一航戦として体術も会得しています」


瑞鶴「……」バタッ


赤城「手荒い真似をしてごめんなさい」


赤城「正気を失っているのならこれしかこれしかなかったの」
614 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/12/17(金) 16:27:12.21 ID:vn0EhJkP0
ー地下ー


提督「起きろ瑞鶴」


瑞鶴「……!!」バッ


提督「俺の話はわかるみてえだな」


瑞鶴「どこから夢だったの!」


提督「さあな」


瑞鶴「ここはどこなの?!」


提督「うちの鎮守府の地下だ」


瑞鶴「まさかここで艦娘を解体してるんじゃないでしょうね!」


提督「解体したことなんかねえんだよ」


瑞鶴「嘘をつくな!」


提督「もう夜中なんだからテンション下げろよ。こっちはぼのたんとのピロートーク邪魔されて腹立ってんだ」


提督「お前に何があったか話せ。仕方ねえから聞いてやる」


下1から2、このあとは?
615 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/17(金) 17:06:48.11 ID:CMymgNH50
「神のお告げで地下室へ来た」と語る瑞鶴
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