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【コードギアス】俺「安価でもう一度ブリタニアと戦う」part10

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718 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/01/28(金) 02:40:52.21 ID:iO2q35GJ0
東京租界

ヴィレッタ「少しでも怪しいと思った人物が居たら直ぐに私に相談しろ」

ヴィレッタ「もしその人物を辿り、ゼロを捕まえる事ができれば私は貴族になれる」

俺「貴族…」

ヴィレッタ「ああ、騎士侯なんかでは無い。本物の貴族にだ」

俺「…。」

ヴィレッタ「フッ、そしてその時は手柄を立てたお前にも何らかの褒美をやる約束だったな」

俺「あの…一つ聞いても良いですか?…」

ヴィレッタ「何だ?」

俺「貴女はどうしてそんなに貴族に憧れているんですか?」

ヴィレッタ「…。」

俺「いや、話したく無いのなら別に良いんですが…」

ヴィレッタ「…気になるか?」

俺「ええ…。まぁ…」

ヴィレッタ「…まぁいいだろう。お前にはこれから協力して貰う事になるんだし、理由くらいは説明しておいてやろう」

俺「…。」

ヴィレッタ「…簡単な話しだ。私は身分の低い家柄に産まれたんだ」

俺「え?…」

ヴィレッタ「幼い頃の私は家柄の良い貴族に永遠に雑用をさせられ、まるで奴隷のような扱いを受けていたんだ…」

ヴィレッタ「しかし、そう言う暮らしを行わなければ生きていけない程、私の家は貧しかったんだ…」

俺「だから自分も貴族になろうと?…」

ヴィレッタ「ああ。使われる側から使う側になってやろうと思った…」

ヴィレッタ「私は軍人としての技術を学び、勉強した…。しかし私のような身分の低い家柄で産まれた者がただ勉強しただけでは余程の事でも無い限り一兵卒で終わる…」

ヴィレッタ「…弱肉強食を国是としているブリタニアのルールはお前も知っているだろう?」

俺「ええ…」

ヴィレッタ「そんな時、私の能力に目をつけてくれたのが家柄の良い産まれをしていたジェレミア卿だった」

俺「ジェレミア・ゴットバルト…。えっと、例の…オレンジ事件のですか…」

ヴィレッタ「…ああ。あの出来事のお陰でジェレミア卿は忠義を果たす事が難しくなった」

ヴィレッタ「私もアレが無ければ男爵位に上申して貰える所だったものを…ゼロめ…」

俺「……。」


1地位や爵位なんてあったって、何の意味も無い…。本当に大切な物は…
2ジェレミア卿の忠義って何ですか?
3(これ以上深入りするのは危なそうだな…)


多数決下5まで
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