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【安価】上条「とある禁書目録で」初春「仮面ライダーです」【禁書】

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617 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/02/26(土) 14:46:14.17 ID:0OZqC5hIO
好きな人大事な人、夢は自分だけじゃなくてその人たちの夢も指す
共にそれを見れないなんて残念じゃないか?
木場もボサ髪女も恋人にしろ友人にしろ大事な者はいないのか?
618 :1 [saga ]:2022/02/26(土) 15:06:32.44 ID:vtuwqbxV0
 バードウェイ「自由も平和もない世界に身を置くなんて耐えられないからな」


 バードウェイ「そんな風にならないためにも戦っているんだ」


 バードウェイ「好きな人、大事な人、夢は自分だけじゃなくそいつらの夢も指すだろう?」


 バードウェイ「一緒にそれを見れないなんて残念じゃないか?」


 白絹「それは、まぁ・・・うん・・・」


 バードウェイ「勇治もボサ髪も、恋人にしろ友人にしろ大事な者はいないのか?」


 白絹「っ・・・」


 木場「・・・うん、居るよ。大切な人達が沢山・・・」

    
 白絹「>>619
619 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/02/26(土) 16:12:33.33 ID:nV8IfecfO
私も好きだった子が…でもアウト怖がられるかも…
620 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/02/26(土) 16:15:53.30 ID:0OZqC5hIO
大事な子はいるけどもう会えないよ…
621 :1 [saga]:2022/02/26(土) 16:33:14.68 ID:vtuwqbxV0
 白絹「私も・・・大切な子達がいるけど・・・」


 白絹「・・・もう、会えないんだ。事情が事情で・・・」


 バードウェイ「・・・会いたくないのか?」


 白絹「・・・そんな訳ないだろ。会えるなら・・・会いたいに決まってるっての」


 木場「・・・その事情っていうのが、話しておきたい内容なんだ」


 バードウェイ「ん?そうなのか」


 木場「・・・君はオルフェノクと戦った事はあるかい?」


 バードウェイ「当然な。勇治と初めて出会った日の後にお前が励ましてた」


 バードウェイ「あの少女を付け狙っていたんだ」


 木場「彼女を・・・そっか。助けてくれたんだね」


 バードウェイ「ああっ。護るために戦ったよ」


 バードウェイ「・・・オルフェノクがどうかしたのか?」


 木場「>>622
622 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/02/26(土) 17:06:04.83 ID:0OZqC5hIO
この子もそうなんだ…オルフェノク…
623 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/02/26(土) 17:07:46.87 ID:nV8IfecfO
もう公式的に彼女は亡き者になっていてしかもオルフェノク…
624 :1 [saga ]:2022/02/26(土) 17:32:45.92 ID:O9HWKjGd0
 木場「・・・俺も彼女も、この男もオルフェノクなんだ」


 白絹「ついでに言うとこいつは襲ってきた側の敵だからな?」


 バードウェイ「・・・」


 木場「いきなりこんな事を言ったら混乱するかもしれないけど・・・」


 木場「事実なんだ。一度死んでしまったけど、使徒再生によって蘇り覚醒した怪人・・・」


 木場「それがオルフェノクなんだ」

 
 白絹「そ、そうだったんだ・・・」


 バードウェイ「・・・オルフェノクという怪人が殺人を犯す種類だとは知っていたが」


 バードウェイ「そんな生態をしているとは、知らなかったな」


 木場「人を殺すのは使徒再生を強制的に行わせて、オルフェノクを増やすためなんだよ」


 木場「そしてそれを指示しているのが、スマートブレイン社の社長のはずだよ」


 木場「この男はスマートブレイン社の回し者で反逆者と見なした俺を殺しに来ていたんだ」


 バードウェイ「・・・それなのに何故生かしているんだ?」


 白絹「>>625
625 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/02/26(土) 17:41:10.78 ID:nV8IfecfO
情報吐かせるだけ吐かせてポイしたいけど家族が居るって懇願されりゃね
見かけはオルフェノクでも中身の人間は捨ててないし
626 :1 [saga]:2022/02/26(土) 18:22:13.46 ID:vtuwqbxV0
 白絹「情報吐かせるだけ吐かせてポイしたいのは山々だけど」


 白絹「家族が居るって命乞いされりゃね」


 白絹「殺しに来たのは間違いないし、見かけはオルフェノクでも中身の人間は捨ててないし」


 白絹「とか言ってやがったがオレは信じてねーからな?」ギラッ


 木場「仄火さん」


 白絹「だってよ、これくらい言っとかないと絶対何かやらかすだろ」


 バードウェイ「・・・話は他にあるのか?勇治」

 
 木場「ああ・・・この男の他にスマートブレインの手下が俺を襲撃して」


 木場「さっき仄火さんが話してくれたけど、こいつは生かしておく事にしたんだ」


 木場「「アイテム」に引き渡して情報を聴かせるために」


 バードウェイ「それで、私に協力してもらいたいという訳か」


 バードウェイ「>>627
627 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/02/26(土) 18:31:18.91 ID:Hvj2oyeFO
スマートブレインは私としてもなんとかしないといけないと思っていた
ましてやこいび…いやまあ親友の制理がいるんだ、当然助けるに決まってる
628 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/02/26(土) 18:32:15.30 ID:nV8IfecfO
んーなら条件を一つだな
落ち着いたら友人たちに会え、なんなら私が見守っててやる
木場も手伝ってくれるよな?
629 :1 [saga]:2022/02/26(土) 19:28:07.42 ID:vtuwqbxV0
 バードウェイ「・・・スマートブレインの実態については、最近知っていたが」


 バードウェイ「まさか本当にそうだったとはな・・・」


 木場「知っていたのかい・・・?」


 バードウェイ「ああっ。制理が・・・吹寄が勇治と同じように襲撃にあって撃退した」


 バードウェイ「だから「アイテム」は近々スマートブレイン社を潰すみたいだ」


 白絹「・・・じゃあ、こいつ要らないんじゃね?」


 木場「いや・・・「アイテム」も把握していない何か情報を持っているかもしれない」


 木場「だから・・・まだ生かしておく事にしておこう」


 白絹「なら、そうすっか・・・。・・・つか、本当にオレら行って大丈夫かよ?」

 
 白絹「絶対何かやばい予感しかしないんだけどさ・・・」


 バードウェイ「吹寄とは親友だから多分、助けてくれるはずだ」
 

 白絹「>>630
630 :1 [saga]:2022/02/26(土) 19:28:46.83 ID:vtuwqbxV0
 台詞
 >>631
631 :1 [saga]:2022/02/26(土) 19:29:37.36 ID:vtuwqbxV0
 台詞
 >>632
632 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/02/26(土) 19:51:02.87 ID:nV8IfecfO
あの吹寄制理と親友って余計に怖くなってきたんだけどバードウェイ…
633 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/02/26(土) 19:51:41.62 ID:Hvj2oyeFO
アイテムってやばいのしかいない気がするけど…
いいや、信じたげる
そうするしかないし
634 :1 [saga]:2022/02/26(土) 20:04:20.63 ID:vtuwqbxV0
 白絹「あの吹寄制理と親友って、余計に怖くなってきたんだけど・・・」


 白絹「「アイテム」ってやばいのしかいない気がするし・・・」


 バードウェイ「間違ってはないな。実際、警備員よりも戦力の桁が違う」


 バードウェイ「それで、私の人脈では不安なのか?」


 白絹「・・・いや、信じたげるか。そうするしか他の道ないし・・・」


 バードウェイ「そうか。・・・なら、スマートブレイン社を潰す作戦を」


 バードウェイ「勇治もボサ髪も手伝ってくれるよな?」


 木場「そのつもりでいるよ。今度は・・・間違えたりなんかしない」ボソッ


 白絹「ああっ。・・・ってか、ボサ髪はやめてくんないか?」


 白絹「オレは白絹仄火って名前があるんだからよ」


 バードウェイ「そうか。私はレイヴィニア=バードウェイだ」

 
 白絹「レイヴィニアな。覚えとく」


 木場「・・・じゃあ、行こうか。「アイテム」へ」


 バードウェイ「>>635
635 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/02/26(土) 20:12:47.29 ID:Hvj2oyeFO
乗るか?
少し狭いが私のテクニックは保証するぞニヤッ
636 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/02/26(土) 20:13:35.00 ID:nV8IfecfO
ああ乗れ白絹、しっかり捕まれよ
637 :1 [saga]:2022/02/26(土) 20:29:38.59 ID:vtuwqbxV0
 バードウェイ「ここからそう遠くはないから、歩いて行くか」


 バードウェイ「オートバジン、先に帰っていいぞ」


 オートバジン「」ブロンッ


 ―ブロロロロォオーーーーッ・・・!

 白絹「・・・やっぱライダーのバイクってとんでもねーな」


 バードウェイ「自律走行くらい当たり前だぞ」


 白絹「へー・・・。・・・おら、立てよ」


 木場「逃げようとする素振りを見せたら、その時点で命はないと思う事だよ」


 白絹「そういうこった」


 バードウェイ「(勇治も中々に尖っていそうな感じがするな・・・)」




 -第七学区 治安維持組織「アイテム」 アジト-


 木場「ここが「アイテム」の本部か・・・」


 白絹「本部じゃなくてアジトって呼ばれてるみたいだな。何でか知らないけど」


 <じゃあな、丈澤博士。


 
 ―ウィィーン・・・


 嬉美「付き合ってくれてありがとな、入鹿」


 入鹿「いえ、またいつでもご協力しますわ」ニコリ



 白絹「・・・、」ヒュ・・・


 白絹「(・・・嬉、美・・・)」

 


 気付く           偶数or86〜93
 気付かない         奇数
 看取「あれ?木場君じゃん」 ゾロ目or06〜31

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)
638 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/02/26(土) 20:38:42.24 ID:nV8IfecfO
木場くん元気ー?
639 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/02/26(土) 20:38:51.51 ID:Hvj2oyeFO
それ
640 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/02/26(土) 20:39:08.61 ID:ORXsbLzDO
ほい
641 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/02/26(土) 20:40:49.62 ID:BJgmFIhoO
ほいさ
642 :1 [saga]:2022/02/26(土) 20:53:26.47 ID:vtuwqbxV0
 看取「あれ?木場君じゃん、元気ー?」


 木場「え?あっ、看取さん?」


 看取「やっほー。・・・んー?」


 白絹「・・・」ササッ


 ―ギュッ

 看取「」ピシッ


 木場「?。仄火さん・・・?」


 看取「(は?)」


 バードウェイ「どうしたんだ?」


 看取「(は?)」


 白絹「あ、あそこで弓箭入鹿と話してる水色の髪の奴・・・オレの友達で・・・」


 看取「(は?)」
 

 木場「あっ・・・彼女が・・・」


 白絹「ちょっと、隠れさせてほし」ギュウッ


 看取「はぁぁああああああああああああああああああああああああああああああああああ
     ああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
     ああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
     ああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
     ああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
     ああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
     ああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
     ああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
     ああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
     ああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
     ああああああああああああああああああああああああああああああああああああ 
     ああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
     ああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
     ああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
     ああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
     ああああああああああああああああああああああああああああああああああああ 
     ああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
     ああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
     ああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
     ああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
     ああああああああああああああああああああああああああああああああああああ 
     ああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
     ああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
     ああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
     ああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
     ああああああああああああああああああああああああああああああああああああ 
     ああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
     ああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
     ああああああああああああああああああああああああああああああああああ!?」


 木場・白絹・バードウェイ「「「」」」ビクッ



 入鹿「ひゃわっ!?」ビクッ  


 嬉美「なんだっ?」



 どうする?orどうなる?
 ↓2まで
643 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/02/26(土) 20:58:11.90 ID:ncO+pJkcO
みーちゃんが木場くんの襟首を掴みガクンガクンと追及タイム
液化人影をだして白絹をツンツンする念の入れっぷり
最初は言い訳を上手く考えようとするも浮かばず正座してお説教される
644 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/02/26(土) 21:01:03.63 ID:nV8IfecfO
どこかに隠し持ってた元暗部時代の鞭を取り出して木場に威嚇する看取
顔を赤くしながら怒ってる姿を見て好意を悟ったバードウェイがちょっと看取を焚き付けて本意を漏らさせようと目論む
645 :1 [saga]:2022/02/26(土) 21:20:00.87 ID:vtuwqbxV0
 看取「チョットチョットチョットチョット!?木場君!?」ズカズカ


 木場「え?え?」アセアセ


 看取「それどういうコト!?ナンデそのボサ髪女が抱きついてんのカナ!?」ビシッ


 木場「・・・そ、その鞭はどこから」


 看取「コレ?大分前に使ってた仕事道具。さぁ私が教えたから木場君も薄情しろ!」


 白絹「ま、またボサ髪・・・」


 バードウェイ「いや、第一印象がそれだからな。私の彼氏並みに目が行くぞ」


 木場「い、いや、これは抱きついてるんじゃなくて」


 看取「じゃなくてナニ!?何なの!?教えて!今すぐ!」ガシッ、ユサユサ


 木場「お、落、ち、着、い、て!?」ガクンガクン


 看取「コレが落ち着いてられるかぁああ〜〜〜〜〜!」ユサユサ


 白絹「お、おいおい、やめてやれって。木場さんぶっ倒れるから」アセアセ


 看取「アァン!?アンタはチョット静かにお口チャックしてもらえない!?」


 液化人影「」ツンツン


 白絹「うわぁあっ!?なんだこいつぁ!?」


 バードウェイ「あぁ、お前が警策看取か。最近遊園地で話題になってる」


 看取「>>645
646 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/02/26(土) 21:23:54.40 ID:pWFXzxVTO
なによ、最近働いて稼がしてもらってるケドそんな話題なの?
もしかしてファンの娘カナー?
647 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/02/26(土) 21:24:42.30 ID:nV8IfecfO
そうよ!
木場くんとはドリーと一緒に住んでるから、私には知る義務があるわグヌヌ
648 :1 [saga]:2022/02/26(土) 21:35:59.67 ID:vtuwqbxV0
看取「そうだヨー。木場君とは同居の子と一緒に同じマンション住んでるから」


 看取「私には知る義務があるんだからね!」グヌヌ


 白絹「いや、その理屈はおかし」


 液化人影「」シーッ


 白絹「あ、はい・・・」


 看取「木場君っ!観念して教えてよ!ネェネェ!」ユサユサ


 木場「」ガクンガクン
 

 バードウェイ「おいおい・・・勇治、気絶していないか?」


 看取「勇治?」グルン

 
 白絹「(しめた!レイヴィニアに気が向いてる内に)」


 バードウェイ「私は彼氏が居るから無問題だぞ」


 看取「ならいいや。じゃあアンタに聴くけど何で木場君に抱きついてたのカナ!?」


 白絹「(ちくしょー!とんだ飛び火じゃねーか!)」


 バードウェイ「(・・・ははーん、なるほど。そういう事か)」ニマー


 白絹「だ、抱きついたっていうかオレはただ木場さんの後ろに隠れたかっただけで」


 バードウェイ「>>649
649 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/02/26(土) 21:39:45.57 ID:nV8IfecfO
隠れるくらいには信用や信頼できるってことか、いやあなかなか親密でないとできないな
看取はどうなんだ?やれるか?

バードウェイとレッサーはこういう痴話ケンカ好きな感じというか…
650 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/02/26(土) 21:40:52.30 ID:WON6Kuo+O
そこまで信頼されてるなんて木場も隅に置けないな
グズグズしたら奪われそうだ
651 :1 [saga]:2022/02/26(土) 21:48:58.27 ID:vtuwqbxV0
 バードウェイ「隠れるくらいには信用や信頼できるって事か」


 白絹「え?い、いや、それはそうかもしれねーけど・・・」


 バードウェイ「ふーむ、中々親密でないと出来ないという事だよな?」


 白絹「・・・ちょ、何お前言って・・・!?」


 看取「し、親密・・・親密な仲って・・・」ワナワナ


 白絹「め、眼が怖いぞおい」アセアセ


 バードウェイ「看取はどうなんだ?やれるか?」


 看取「ハ、ハァア!?で、出来るに決まってんでしょ!」


 看取「手を握ったコトあるし!怪我してないか見てもらったコトだって!」


 バードウェイ「ん?抱きしめた事はないのか。出来るはずなのに」


 看取「っ!そ、それは・・・」


 白絹「・・・(あっ・・・もしかして、こいつ木場さんに惚れてんのか?)」


 バードウェイ「勇治も隅に置けないなぁ。グズグズしてたら奪われるぞ?」


 看取「なっ・・・」


 白絹「(>>652)」




 >>649 レッサーは本気になる前に止めるけど、レイちゃんは余計に馬を荒らして楽しむ感じでせうね
652 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/02/26(土) 21:53:15.90 ID:/aICB6geO
お、おいおい!
こっちに火種を向けるなバードウェイ!
っていうか楽しんでやがるなコイツ…
653 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/02/26(土) 21:54:43.53 ID:nV8IfecfO
みさきちと雲川パイセンもからかうけど止めどころわかってそうだしなあ…
バードウェイはやっぱり怖いな無垢すぎる

これは俺が木場と看取が仲良くできるようにアシストすればいいのか?
654 :1 [saga]:2022/02/26(土) 22:05:27.23 ID:vtuwqbxV0
 白絹「(お、おいおい!こっちに火種を向けるなってレイヴィニア!)」アセアセ


 バードウェイ「大丈夫なのかー?」ニヤニヤ


 白絹「(っつーか楽しんでやがるなコイツ!)」


 木場「レ、レイヴィニアちゃん。からかうのはそれくらいにしてあげなよ」


 木場「その、看取さん。・・・看取さん?」


 看取「キバクンガウバワレルキバクンガウバワレルキバクンガウバワレルキバクンガウバワレル」ブツブツ


 木場「だ、大丈夫?看取さん?」トントンッ


 白絹「(どうすんだよ、この状況・・・こいつは大人しくしてるけど)」


 バードウェイ「・・・」チラッ


 白絹「(ん?)」


 バードウェイ「」クイクイッ 


 白絹「(・・・まさか、オレが木場さんと看取が仲良く出来るように)」


 白絹「(アシストしろってのか・・・?)」


 白絹「(無理無理無理。今この状況でそんなの出来っこねーって)」フルフル


 バードウェイ「」クイックイッ


 白絹「(・・・あー、もう!わかったよやりゃいいんだろ!)」


 白絹「>>655




 >>653 正しくボスでせうね
655 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/02/26(土) 22:07:23.30 ID:nV8IfecfO
お、おうじゃあやってみろよ!
オレみたいにできない訳じゃねーよな、仲いいならさ
ほら見ててやるよ…
656 :1 [saga]:2022/02/26(土) 22:34:40.64 ID:vtuwqbxV0
 白絹「じゃ、じゃあよ。今やってみろよ」


 バードウェイ「おー、それはいいなー」


 木場「・・・え?」


 看取「・・・?」


 白絹「オレみたいに出来ない訳じゃねーよな?仲いいならさ〜?」


 看取「」ビキッ 
 

 白絹「ほら、やってみろって」


 バードウェイ「ほらほら、勇治はこうしろ。立ったままこう腕を広げて」


 木場「・・・え?」


 看取「・・・」




 ♥ ゾロ目
 ◎ 50以上
 △ ↑以下
 
 ↓3まで(コンマが高い安価で決定)
657 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/02/26(土) 22:36:52.80 ID:nV8IfecfO
ゾロ目狙うぜ
658 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/02/26(土) 22:37:02.77 ID:KQoDYO/vO
チュッ
659 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/02/26(土) 22:37:09.23 ID:j6zC437PO
そい
660 :1 [saga]:2022/02/26(土) 22:46:46.70 ID:vtuwqbxV0
 看取「・・・っ!」


 ―ダキッ

 木場「うおわっ」


 ―ギュッ

 看取「〜〜〜っ!!///」


 バードウェイ・白絹「「っしゃー!」」


 
 嬉美・入鹿「「おぉ/まぁ・・・!//」」





 看取「・・・///」プシューッ


 木場「・・・え、えっと、看取さん?大丈夫?」


 看取「・・・大丈夫じゃないよ///」


 木場「え?ど、どこか痛めたのかい?」

 
 看取「違うってば///・・・胸が締め付けられるくらい苦しいの///」


 看取「木場君のせいでね・・・///」


 木場「え・・・?」


 看取「わ、わかんないかなぁ・・・!///」


 看取「木場君の事が好きなの!///恋愛的に!///」


 看取「>>661
661 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/02/26(土) 22:49:18.11 ID:fDJuWCg3O
悪い?!
言葉じゃうまく言い表せないけど一緒にいてなんか落ち着くし…
662 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/02/26(土) 22:50:52.97 ID:nV8IfecfO
みーちゃんは服装以外ピュアだからな…

最初はただのお兄ちゃんみたいな感じかなって思ったけどなんか違うなって本気で思っとゃってさ…
ああ恥ずかしーネこれ…
663 :1 [saga]:2022/02/26(土) 22:59:44.20 ID:vtuwqbxV0
 木場「・・・」


 看取「い、いきなりこんな事言って、ゴメン・・・///」


 看取「で、でも!///本気だから・・・///」


 看取「言葉じゃ、上手く言い表せないけど・・・///一緒にいてくれると///」


 看取「なんか、落ち着くし・・・///」


 看取「あんなにも優しくしてくれたら・・・///」


 看取「ほ、惚れない方がおかしいからね・・・?///」


 白絹「(それはわかる)」コクリ


 バードウェイ「(美男子だからな。勇治は)」ウンウン


 木場「・・・」


 看取「・・・ア、アハハッ///やっぱ、勢い任せに言ったら変になるネ///」


 看取「という訳でー///さっき言った事は幻聴だったって事にして?///」


 木場「・・・する必要はないよ。看取さん」


 看取「・・・ぇ」


 木場「その・・・実は・・・ドリーちゃんから教えてもらってたんだ」


 木場「俺の事を好きになってるって・・・」


 看取「・・・へ?///」


 バードウェイ・白絹「「」」プフッ


 看取「は?///え?///は?///え?///」ボボボボッ


 木場「>>663
664 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/02/26(土) 23:02:54.88 ID:fDJuWCg3O
そういうことなら俺も覚悟はしないとだし
だから素直になって欲しいかな
665 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/02/26(土) 23:03:25.06 ID:nV8IfecfO
そういう照れ隠しするところも可愛いところあるし優しいのは俺もよく知ってるからね
666 :1 [saga]:2022/02/26(土) 23:11:58.73 ID:vtuwqbxV0
 木場「そういう事なら、俺も覚悟はしないといけないし・・・」


 木場「照れ隠しするところも、可愛いところもあって・・・」


 木場「君が優しい子だって事は、俺もよく知ってるからね」


 木場「だから・・・素直になって欲しいかな」


 看取「・・・」ブワッ


 看取「っ、ひどいよぉ・・・///知ってたなら、そっちから告白してほしかったのに///」


 看取「木場君のバカ〜〜!」


 木場「ごめん。・・・じゃあ、改めて」


 木場「看取さん。俺と付き合ってください」


 木場「まだ君の事を全部わかってる訳じゃないから、お互いにわかり合おうよ」
 

 看取「・・・こ、こんな、わたしですが、よろしくおねがいします」ポロポロ


 木場「こちらこそ」ニコリ


 バードウェイ・白絹「「おめでとう」」パチパチッ




 入鹿「お゙、お゙め゙でどゔござい゙ま゙ずわ゙」エグエグ、パチパチッ


 嬉美「・・・何か、よくわからんが・・・おめでとさん」パチパチッ
 



 看取「っ、えぐっ・・・ふぅぅ・・・」ポロポロ、グシッ


 木場「大丈夫?」クスッ


 看取「>>667



 あかん、涙が・・・
667 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/02/26(土) 23:16:07.71 ID:BJgmFIhoO
お、おかしいの…すっごい嬉しいのに涙が止まらないっ

俺の涙が止まらないのも全部木場勇治ってやつの仕業なんだ
668 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/02/26(土) 23:16:21.81 ID:fDJuWCg3O
バカッ…
こんなに見られてちょっと感極まっただけだしっ
でもありがと…

いいねえ…
たっくん寄り進んどる感じじゃ
669 :1 [saga]:2022/02/26(土) 23:17:36.58 ID:vtuwqbxV0
今日はここまで
おやすみなさいませー

>>667 おのれ木場勇治ぃ〜〜!
>>667 たっくん「うるせぇな。俺だってベイロープとキスくらいしたっての」
670 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/02/26(土) 23:25:57.27 ID:nV8IfecfO
おつー
671 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/02/26(土) 23:28:08.53 ID:BJgmFIhoO
おつです
672 :1 [saga]:2022/02/27(日) 10:37:22.23 ID:nXJ984bw0
 看取「バカッ・・・ちょっと感極まっただけだしっ///」


 看取「・・・でも、おかしいな・・・///」


 木場「?」


 看取「すっごい嬉しいのに涙が止まらないなんて・・・///」
 

 看取「・・・でも、ありがと///」

 
 木場「うん」クスッ


 

 白絹「・・・お前、これが狙いであんな煽ってやがったのか?」


 バードウェイ「いや。告白までするのは想定外だった」


 白絹「ぷははっ、なーーんだそりゃ・・・」


 嬉美「・・・なぁ」


 白絹「・・・あっ」


 嬉美「・・・仄火、だよな・・・?」


 バードウェイ「(おっと、すっかり忘れてた。生き別れの友達が居たのを)」


 白絹「・・・>>673
673 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/02/27(日) 10:52:28.91 ID:D8ffvE6oO
そうだよ…よくわかったな…
674 :1 [saga]:2022/02/27(日) 11:15:05.74 ID:nXJ984bw0
 白絹「・・・そうだよ。よくわかったな・・・」


 嬉美「・・・何で、お前・・・死んだんじゃ・・・」


 入鹿「え・・・!?」


 白絹「あぁ、まぁ・・・生き返ったんだよな。訳ありってやつ」


 入鹿「・・・あ、あの、もしかして歴史が改変されないように」


 入鹿「実は過去では生き延びていました、という感じでしょうか・・・?」


 白絹「いやいやいや、何だよその複雑すぎな経歴は・・・」


 嬉美「・・・」


 白絹「・・・とりあえずさ、一緒に話し付き合ってくれねーか?」


 白絹「オレら「アイテム」に用があってきたんだよ」


 バードウェイ「私もその付き添いだ。制理にバードウェイが来たと伝えてくれるか?」


 入鹿「あ、は、はい・・・」トタタッ


 白絹「・・・元気にしてたか?鈴姉と雷斧も・・・」


 嬉美「>>675
675 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/02/27(日) 11:28:07.86 ID:9eZEJm72O
元気ってレベルじゃねぇよ、雷斧は学校行ったりもしてるしさ
676 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/02/27(日) 11:28:23.84 ID:VSgS8ZjLO
みんなで暮らしてるよ、割と平穏に
677 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/02/27(日) 11:29:33.65 ID:g87bMWceo
ああ、元気にしてるぞ…鈴姉は有名な製菓メーカーの秘書に
雷斧は学生をしている
678 :1 [saga]:2022/02/27(日) 11:47:14.56 ID:nXJ984bw0
 嬉美「ああ、元気にしてる。雷斧は学校に行ってるしさ」


 嬉美「鈴姉は有名な製菓メーカーの秘書になってるんだぞ」


 白絹「へぇ〜・・・皆、それぞれ進んでんだな・・・」


 白絹「お前は・・・何となくわかるから、いっか」


 嬉美「どういう意味だそりゃァよ。真面目に学校通ってるとか、意外な考えはないのか?」


 白絹「んじゃ、通ってんのか?」


 嬉美「・・・いや」


 白絹「ほらな?予想通りだよ」


 バードウェイ「格好と顔立ちからして不良っぽそうだしな」


 嬉美「おいこらチビ助。生意気な事言ってんじゃねェぞ」


 白絹「やめろって。そういうとこホント変わってねーな・・・」


 嬉美「・・・変わってないか。お前は・・・背が伸びて胸デッカくなって変わったな」


 白絹「見た目かよ!中身じゃねーのかっ!」


 バードウェイ「>>679
679 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/02/27(日) 12:01:40.81 ID:9eZEJm72O
見た目は大きくなったのに中身は昔と変わってないのか
この私みたいに大人にならないとなフフン
680 :1 [saga]:2022/02/27(日) 12:15:32.24 ID:nXJ984bw0
 バードウェイ「見た目は大きくなったのに中身は昔と変わってないのか」


 バードウェイ「なら、この私みたいに体は小さくとも中身は大人にならないとな」フフン


 白絹「お前一々気に障る事しか言わねーな」ヒクッ


 嬉美「親の顔が見てみたいもんだな」
 

 バードウェイ「・・・ママはもう・・・」 

 
 嬉美「・・・わ、悪い。そんなつもりじゃ」


 バードウェイ「今年から三十路になる美人だから是非見てみるといいぞ」


 嬉美「」ビキッ
 

 入鹿「あ、あの、お連れしました・・・」


 吹寄「レイ?どうしたのよ、急に来て・・・」


 バードウェイ「ああ、制理。ちょっと待っててくれるか」




 バードウェイ「おい、勇治、看取。そろそろラブコメは一旦止めて」
 

 バードウェイ「重要課題を話し合おうか」
 

 木場「あ、うん。そうだね」


 看取「・・・わ、私は、ドリーが帰るの待ってるから・・・」


 看取「>>681
681 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/02/27(日) 12:53:02.80 ID:9eZEJm72O
一度ここを離れたほうがいいわよね?
682 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/02/27(日) 12:53:55.42 ID:VSgS8ZjLO
バードウェイの煽り好きすぎる…

私にできることは何でもするけど…
木場くん、待ってるからネ
683 :1 [saga]:2022/02/27(日) 13:24:04.18 ID:nXJ984bw0
 看取「私に出来る事はしてあげるけど・・・」


 木場「いいよ。ドリーちゃんと待っててほしいな」


 看取「・・・うん。じゃあ帰るね」コクリ


 看取「待ってるからネ。き・・・ゆ、勇治、君//」


 木場「うん」コクリ


 ―スタスタ・・・

 バードウェイ「・・・よかったな。良い女が恋人になって」


 木場「・・・本当、そう思うよ。・・・」


 バードウェイ「・・・どうかしたか?」


 木場「いや・・・何でもないよ。行こう、レイヴィニアちゃん」


 バードウェイ「・・・ん」コクリ




 -治安維持組織「アイテム」 アジト 会議室-

 木場「オルフェノクによって殺害されず、人の手や事故、自殺で死んでしまって」


 木場「自然に蘇る種類の事をオリジナルと呼称するんです」


 木場「それが俺と仄火さんがなった・・・いや、なってしまったオルフェノクなんです」


 吹寄「・・・」


 丈澤「オルフェノクが・・・元々人間という生物の進化形だったとは・・・」


 麦野「・・・アンタが話した世界では、スマートブレイン社はどうなったの?」


 木場「わかりません。多分、父さんしてしまったんじゃないかな・・・」


 木場「>>684
684 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/02/27(日) 13:31:29.51 ID:9eZEJm72O
強い味方、不屈の精神で戦う味方がいたからきっと…
685 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/02/27(日) 13:32:13.13 ID:VSgS8ZjLO
あんなことをしてたところがまだ生きながらえてるなんて思いたくないしね…
686 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/02/27(日) 13:33:59.74 ID:g87bMWceo
俺は、オルフェノクの王を道連れにして死んでしまったから…その先はわからないんです

木場さん、ここでは幸せに生きてほしい
死に返ってから可哀想すぎる
687 :1 [saga]:2022/02/27(日) 13:59:27.92 ID:nXJ984bw0
 木場「わかりません。多分、倒産してしまったんじゃないかな・・・」


 バードウェイ「曖昧な答えだな。その時は社長だったんだろう?」


 木場「それはそうなんだけど・・・俺は、オルフェノクの王を道連れにして」


 木場「死んでしまったから・・・その先はわからないんだよ」


 木場「強い味方、不屈の精神で戦う味方がいたからきっと・・・」


 木場「あんな事をしてた所がまだ生きながらえてるなんて思いたくないけど・・・」


 麦野「それはそうよね。なら、こっちは総力戦でスマートブレイン社を根っこから」


 麦野「掘り出してやるわ。そこから出てきた害虫を潰していくにゃーん」


 嬉美「・・・けどよ、根本から考えてみたら・・・」


 嬉美「スマートブレイン社を潰したところでオルフェノクって怪人の存在は」


 嬉美「これからも居続けるんだろ?」


 嬉美「もし取りこぼしてたスマートブレイン社のオルフェノクに殺されたり」


 嬉美「死んだ奴がその場で生き返るか、墓から出てきたりするだろうしよ」


 丈澤「それもあるが、寿命で亡くなったケースではどうなんだい?」


 木場「寿命で蘇る事はないと思います。生命力がなければ覚醒する力も出ないですから」


 丈澤「そうか・・・それなら、よかったと言っておきたいな・・・」


 麦野「>>688
688 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/02/27(日) 14:07:42.80 ID:LWxNzeU1O
ふーん…アンタらは平気なの?
一応同じ種族だけど
689 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/02/27(日) 14:10:12.25 ID:9eZEJm72O
一度蘇ったのにまた蘇ったらこっちも大変よ、命かけてみんな戦うのに…
私が背中を支えるからみんなで頑張るわよ
690 :1 [saga]:2022/02/27(日) 14:18:43.80 ID:nXJ984bw0
 麦野「取りこぼしは何とかして見つけ出して息の根を止めてやるわ」


 麦野「・・・というか、アンタらは平気なの?一応、同種なんでしょ?」


 白絹「オレは別に仲間意識なんて・・・あ、木場にはあるけど」


 白絹「人を傷つける輩を助けるほど落魄れちゃいねーよ」


 木場「俺も過ちを犯している彼らを・・・別の世界の存在でもあっても」

 
 木場「許してはおけない。だから、気にしなくていいですよ」


 麦野「そう。まぁ、そう言ってくれてちょっとは安心したわ」


 吹寄「・・・」


 バードウェイ「・・・さっきから黙りこくって、どうしたんだ?制理」


 吹寄「・・・死んで蘇った怪人って事は・・・」


 吹寄「・・・実質的に、私は」


 麦野「人を殺してたって言いたいの?・・・違うわよ、それは」


 吹寄「でもっ、どう言い換えて考えても、そうじゃないですか!」


 吹寄「私は・・・護るために戦っていたのに・・・自ら人を殺めていたなんて・・・」


 麦野「・・・木場君が話した通り、仲間を増やすために殺しているなら・・・」


 麦野「人の心なんてない怪物よ。元々が人だったからって」


 麦野「その考えになるのは道理が通らないわ」


 吹寄「・・・」


 バードウェイ「>>690
691 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/02/27(日) 14:30:49.35 ID:g87bMWceo
……人間は一皮むければ恐ろしい化け物になってしまう…
ミラーモンスターや魔化魍達はまだ食事の為に襲う猛獣のようだが化け物となってしまった人間は違う自分のエゴや目的のために平然と幸せに生きる人々を踏み潰したり殲滅力する
その果てに待つのは…心を取り戻し改心し人間に戻るか…そのまま突き進み化け物として朽ちるかだ
現に制理は私や愛愉をおにぃ顔負けの頭突きやパンチで化け物から人間に戻してくれたじゃないか!
692 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/02/27(日) 14:32:32.81 ID:LWxNzeU1O
人がみんな全員善人とは限らないだろう?
悪い奴らがいればそれを止めるのも私達のやることだ
現にオルフェノクのこの二人はどうだ?
693 :1 [saga]:2022/02/27(日) 14:48:54.27 ID:nXJ984bw0
 バードウェイ「・・・人間という生物は一皮むければ恐ろしい化け物になってしまう」

 
 バードウェイ「ミラーモンスターやファンガイアは、まだ自分の命の為に」


 バードウェイ「人を襲い摂食する猛獣のようだが・・・」


 バードウェイ「化け物となってしまった人間は違う」


 バードウェイ「自分のエゴや目的のために平然と幸せに生きる人々を踏み潰し、殲滅力する」


 バードウェイ「その果てに待つのは・・・心を取り戻し改心して人間に戻るか」


 バードウェイ「そのまま突き進み怪物として朽ちるかだ」


 バードウェイ「勇治と白絹は違う。心は人間よりも人間だ」


 木場「(レイヴィニアちゃん・・・)」


 バードウェイ「現に制理は私や愛愉を当麻顔負けの頭突きや拳で」


 バードウェイ「化け物から人間に戻してくれたじゃないか」


 吹寄「それは・・・2人に善良な心が残ってたから、助けられただけで・・・」


 バードウェイ「そうだ。私も愛愉も人としての心があって、やり直せている」


 バードウェイ「人の心がない奴だったらやり直すどころか、余計に悪化していたはずだ」


 バードウェイ「だから・・・それを止めるのも私達のやる事だ」


 麦野「>>694
694 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/02/27(日) 14:58:13.91 ID:9eZEJm72O
私も全くの同意よ、滝壺を止めたりしたのもテレスティーナを引き込んだのも善の心があると思ったから
倒すことより人の心を取り戻すために戦うこと、それをまず考えるのが大事なんじゃないかしら
695 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/02/27(日) 14:58:54.40 ID:LWxNzeU1O
制理は真面目よね、全く…
だからこそ本当に好きなんだけどね
696 :1 [saga]:2022/02/27(日) 15:20:29.39 ID:nXJ984bw0
 麦野「割り切るのよ。これしかないにゃーん」


 吹寄「・・・そんな簡単に出来ると思ってるんですか・・・」

 
 麦野「全く・・・制理はホント真面目ちゃんなんだから」


 麦野「けど・・・だからこそ気に入ってるんだけどね」クスッ


 麦野「滝壺を止められたのもテレスティーナを引き込んだのも」


 麦野「善の心があると思ったからなのよ」


 麦野「人としての心を助ける事。人の心を持たない奴らと戦って倒す事」


 麦野「それをまず考えるのが大事なんじゃないかしら」


 麦野「いい?制理。・・・人の心を持たないのに、ソレは人って言えるの?」


 吹寄「・・・!」


 麦野「動物には動物なりの本能があって、人には心があって本能を繋ぎ止めている」


 麦野「だから善良な人間がいれば、繋ぎ止められず悪に走る人間もいる」


 麦野「もし、人が人の心を捨てて誰かを殺めてしまったのに人権主義を盾にしてきたら」


 麦野「・・・その時こそ人として法律を起用し、裁判を下すのよ」


 丈澤「・・・」


 麦野「>>697
697 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/02/27(日) 15:22:16.41 ID:LWxNzeU1O
私達は人のために戦ってるの、迷って被害を広げたら元も子もないわ
698 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/02/27(日) 15:23:32.03 ID:9eZEJm72O
人の心を持ち続けるために戦わないとね、私達もみんなも…
699 :1 [saga]:2022/02/27(日) 16:10:43.98 ID:nXJ984bw0
 麦野「私達は人のために戦ってるの。迷って被害を広げたら元も子もないわ」


 麦野「人の心を持ち続けるために戦わないとね・・・私達も皆も・・・」


 吹寄「・・・っ」スクッ


 ―スタスタ・・・

 バードウェイ「制理?」


 吹寄「・・・フッ!」


 ―ゴツンッ! ゴツンッ! ゴツンッ! ゴツンッ!!


 木場「あっ、え・・・!?」


 白絹「何やってんだよっ!?」


 ―ゴツンッ!


 吹寄「ふーっ・・・」


 吹寄「そうですよね。私達が戦う理由は・・・それ以外に考えつかないんですから」


 吹寄「迷う必要はありませんね。護るために戦う・・・それだけですもんね」ニコリ


 バードウェイ「(てっきり額から血が滲んでるかと思ったが赤くすらなってないな)」


 麦野「吹っ切れてくれたならよかったにゃーん」


 嬉美「>>700
700 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/02/27(日) 16:20:39.88 ID:anYAYdkNO
そりゃザビーのマスクドフォームすら衝撃を与える頭だしな…

それで婚后だったか?
あいつは呼ばないのか?
701 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/02/27(日) 16:25:45.33 ID:pqphluoPO
壁が壊れそうな音をしてたんだが…
702 :1 [saga]:2022/02/27(日) 16:58:49.06 ID:nXJ984bw0
 嬉美「(壁が壊れそうな音がしてやがったのに・・・)」


 嬉美「・・・それで婚后だったか?アイツは呼ばないのか?」


 吹寄「もちろん参戦してもらうわよ。白垣根さんやライオトルーパーの誉望さんも」 


 丈澤「オルフェノクに対してきわめて有効な武器となるフォトンブラッドを有している」


 丈澤「だから春暖さんの力が必要になるんだよ」


 嬉美「そういう事か・・・」


 麦野「・・・木場君と白絹はどうするの?」


 木場「あの時の償いを、ここで果たしたい。それに・・・」


 木場「奴らは俺が働いてる孤児院に手を掛けようとしている。だから・・・俺も戦います」


 白絹「嬉美が恥じ掻かないように手伝ってやらないといけないから」


 白絹「オレも手伝ってやるか」


 嬉美「フンッ・・・」クスッ


 バードウェイ「勇治。スマートブレイン社は何か危険な隠し球を持ってると思うか?」


 木場「・・・ラッキー・クローバー。俺の世界にあったスマートブレイン社で」

 
 木場「構成されていた上級のオルフェノクの集団が居るかもしれない」


 麦野「強いの?上級って事は」


 木場「それは当然・・・4人の精鋭が選ばれているから、1体1体倒すのも大変なはずです」


 木場「1番手強かったのが、ドラゴンのオルフェノクでしたよ」


 バードウェイ「>>703
703 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/02/27(日) 17:11:00.77 ID:9eZEJm72O
ほぅ…一対一なんてタイマンは無理だし多対1でなんとかってしないとな
704 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/02/27(日) 17:11:23.45 ID:pqphluoPO
どう戦ったんだ?
705 :1 [saga]:2022/02/27(日) 17:35:53.83 ID:nXJ984bw0
 バードウェイ「ほう・・・1対1では厳しいか?」


 木場「かなり強かったのは俺も身を以て知ってるけど・・・」


 木場「まず無理だろうね。一方的にやられるだけだよ」


 木場「・・・レイヴィニアちゃんは銀色の強化形態にはなれるのかな?」


 バードウェイ「ああっ。アクセルフォームにはなれるぞ」


 木場「そう呼ぶんだ・・・そのアクセルフォームのスピードと同じぐらい速くなるんだ」


 木場「形態を変えられて、通常の時は頑強さに優れていて、もう1つの姿では」


 木場「軽量化して俊敏さに優れてる。さっき言った通りそれで速くなるんだよ」 


 バードウェイ「なら、多対1でなんとかしないと無理か」


 木場「ただ他にも・・・スマートブレイン社の社長自身も強いんだ」


 麦野「まぁ、でないと敵勢力のトップになんてなれないでしょうし」


 木場「>>706
706 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/02/27(日) 17:37:08.84 ID:pqphluoPO
そうだね…麦野さんの強さ…俺が正確に知らないからかもしれないけど苦戦は必至だと思う
707 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/02/27(日) 17:37:43.21 ID:9eZEJm72O
だから人が少なかったのしても見縊るようなことはやめたほうがいい、それは確約する
708 :1 [saga]:2022/02/27(日) 18:00:27.16 ID:nXJ984bw0
 木場「そうですね・・・麦野さんの強さ・・・俺が正確に知らないから失礼だと思うけど」


 木場「苦戦は必至だと思う。だから、人数が少なかったのしても・・・」


 木場「見縊るような事はやめた方がいいですよ」


 麦野「それくらいわかってるわよ。アンタの世界とこっちの世界とで」


 麦野「違いがあるとしてもこっちは本気でいくしかないんだから」


 木場「それなら、とても頼りに出来るよ・・・」クスッ


 麦野「じゃ・・・作戦をもう1回練り直した方がいいわね」


 麦野「こっちの人数と戦略を改めておかないと、恥を掻く事になるにゃーん」


 丈澤「近隣住民の避難も悟られないように実行しなければね・・・」


 バードウェイ「課題が増えてしまったようだが・・・」


 バードウェイ「やるしかないんだな。私達にとっての最終決戦だ」


 吹寄「そうね。・・・いきなりな展開になってる気がするけど」


 嬉美「知った事じゃねェよ。とにかくぶっ潰せば吾達の勝ちなんだ」


 バードウェイ「>>709
709 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/02/27(日) 18:04:15.94 ID:pqphluoPO
分かりやすくてシンプルでベターじゃないか
私も賛成だ、制理も頼んだぞ
710 :1 [saga]:2022/02/27(日) 18:36:57.51 ID:nXJ984bw0
 バードウェイ「分かりやすくてシンプルでベターじゃないか。気に入った」


 バードウェイ「私も賛成だ、制理も頼んだぞ」


 吹寄「わかってるわよ。これで1つの戦いが終わるなら・・・」


 吹寄「絶対にスマートブレイン社を討たないと」


 白絹「・・・あ、なぁなぁ。木場さん?オルフェノクの王ってのはどうなんだ?」


 白絹「王って言われてるぐらいなんだからやばいんじゃねーの?」


 木場「・・・オルフェノクの王は覚醒するまで他のオルフェノクのエネルギーを欲するんだ」


 木場「その前に対処さえ出来れば、問題はないよ」


 白絹「フーン。なら大丈夫そうか・・・」


 木場「・・・」


 麦野「・・・(何かありそうだけど・・・今は聴かない方が良さそうね)」





 -学園都市 第七学区 第七マンション 5000号室-

 ドリー妹「そっかー!みーちゃんおめでとー!」


 看取「う、うん・・・」


 看取「>>711
711 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/02/27(日) 18:40:03.89 ID:9eZEJm72O
いやー…すごい…なんか恥ずかしくなってきたヨ…
今更だけどさ
712 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/02/27(日) 18:40:19.30 ID:pqphluoPO
してやられた!あのちびっこたちに!
713 :1 [saga]:2022/02/27(日) 18:53:33.09 ID:nXJ984bw0
 看取「いやー・・・すごい・・・なんか恥ずいなぁ///」


 看取「今更言うのもなんだケド・・・///」


 ドリー妹「みさきちゃんにおしえてあげないとね!」


 看取「い、いや!///まだ、まだちょっと教えるのは・・・///」


 ドリー妹「え?どうして?すごくうれしいコトなのに・・・」


 看取「そうだけど・・・///・・・操祈ちゃんのコトだからからいまくるだろうし///」


 看取「それに・・・付き合い始めたばかりだし、もう少し時間をかけてから///」


 看取「しっかり恋人だヨって教えてあげたいなーって・・・///」


 ドリー妹「ん〜・・・よくわかんないけど」


 ドリー妹「みさきちゃんにはまだおしえちゃダメなんだね」


 看取「そうそう・・・って、あ!そういえばドリー!//」


 看取「私が勇治君のコト好きだって教えたでしょ!?///」


 ドリー妹「え?な、なんのことー?」タラー


 看取「>>714
714 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/02/27(日) 18:59:03.21 ID:9eZEJm72O
すぐ顔に出るしバレバレよバレバレ…全くもう
まあおかげですんなり行ったけどさ
715 :1 [saga]:2022/02/27(日) 19:11:13.03 ID:nXJ984bw0
 看取「すぐ顔に出てるし、バレバレだよバレバレ・・・全くもう」


 ドリー妹「ご、ごめんね・・・」


 看取「・・・まぁ、おかげですんなりいったケドさ・・・」


 看取「というか何が原因で話しちゃったの?」


 ドリー妹「ん〜・・・ゆーくんとおはなししてて、ゆーくんに」


 ドリー妹「みーちゃんのコトスキ?ってきいたら、そうだよっていってたから」


 ドリー妹「みーちゃんもゆーくんのことだいスキだよっておしえちゃって・・・」


 看取「そういうコトネー・・・なら仕方ないか」


 看取「でも!操祈ちゃんだけには絶〜〜〜対に言わないコト!いい?」


 ドリー妹「う、うん・・・」


 ―ピンポーン

 ドリー妹「あっ、ゆーくんかな!?」トタタッ


 看取「あっ!ドリー!まだ言いたいコトが」


 ドリー妹「・・・ゆーくんだよ!開けてくるね!」


 看取「話を聞けぇ〜〜〜!」




 ドリー妹「こんばんはー!ゆーくん!」
 

 木場「うん。こんばんは、ドリーちゃん」ニコリ


 看取「・・・い、いらっしゃい、勇治君・・・///」


 木場「うん」


 看取「・・・えへへ///」ニコリ




 1月25日 終了
716 :1 [saga]:2022/02/27(日) 19:16:49.06 ID:nXJ984bw0
 1月26日

 白絹仄火
 操歯宅
 風斬統括理事長

 ↓3まで(コンマが高い安価で決定)
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