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【劇場版安価】白垣根「Eyes Glazing Ωver」 白い羽 【禁書】

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716 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/24(木) 07:34:43.55 ID:Uz8TdQXlO
とんだリフォームの匠だな、もう少しろくな事にそのこだわり使えばよかったのによ
717 :1 [saga ]:2022/03/24(木) 08:43:56.00 ID:hTy0v/f90
 垣根「とんだリフォームの匠だな、もう少し禄な事にそのこだわり使えばよかったのによ」


 絹旗「まぁ、頭イってる人は大抵そんな感じですからね」


 垣根「はんっ・・・まっ、金がどうのこうの使おうがそいつの勝手だし」


 垣根「俺のお目当ては奴の実験の成果だ。どんなクソみてぇなもんか楽しみだが・・・」


 ―コツコツッ・・・

 DAアラウズリーダー「現れたな。お前は・・・垣根帝督の方か」


 垣根「このタイミングで姿現したって事は、こいつがDAクソアラウズの親玉か?」


 DAアラウズリーダー「その認識で間違いない。崇高な理想の正義を掲げるDAの創立したのがこの私だ」

 
 絹旗「ヘェー。なら、オマエを超叩き潰せばDAアラウズは消し去る事が出来るンですね」


 垣根「叩き潰すだけじゃ物足りねぇよ。溶かすか灰にでもしねぇとな」


 DAアラウズリーダー「実に野蛮な思考をしているな。確実に更生しなければ」


 DAアラウズリーダー「将来、禄な成人にならないぞ」


 絹旗「はァ?そっくりそのまま返しますよ。腐れ脳みそで正義とか言ってる」


 絹旗「無価値な暴力行為しか頭にないおっさン」


 DAアラウズリーダー「・・・口の聞き方もなってないようだな」


 垣根「どうだっていいじゃないですかー?とりあえずお前は殺す」


 DAアラウズリーダー「ふんっ、殺し合いを始めるのは容易だ」


 DAアラウズリーダー「だからこそ、少し話をしようではないか」


 垣根「>>718
718 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/24(木) 09:11:02.06 ID:xBjaoMnPO
理性的なのは嫌いじゃねえが時間稼ぎじゃねえのを祈るぜ
719 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/24(木) 11:23:56.62 ID:dz9KEzXxO
SS避難所
https://jbbs.shitaraba.net/internet/20196/
720 :1 [saga ]:2022/03/24(木) 11:31:42.21 ID:2eGLtQ4Q0
 垣根「理性的なのはありがたいが、時間稼ぎじゃねぇのを祈るぜ」


 絹旗「もしくは命乞いだったりしませンよね?」


 DAアラウズリーダー「いいや、提案だ。垣根帝督、我々のDAアラウズの思想である」


 DAアラウズリーダー「絶対正義のために、その身を捧げてはみないか?」


 絹旗「・・・うわ。命乞いよりたちが悪いですね?」


 垣根「そういう趣味持ってんのか?どうりで腐敗ガスみたいな言葉しか話せねぇ訳だ」


 DAアラウズリーダー「何の事か理解不能だが、断ると言いたいのだな?」


 垣根「それ以外に考えられる事があんのか?よっぽど脳みそが腐ってんな」


 DAアラウズリーダー「残念な。ならば、絶対正義の名の下にお前達を粛清しよう」


 DAアラウズリーダー「その亡骸を利用して摂取できる未元物質は我々が管理してやる」


 絹旗「ですって。話はこれくらいにしときましょうよ」


 垣根「ああっ。1人で向かってくる気ならいい度胸してんな」


 絹旗「お仲間さンは引き篭もって出てくる気は無いンですか?」


 DAアラウズリーダー「いいや、調整が間もなく終了し・・・ここへ集う」


 ―・・・ゾロゾロ

 改造能力者「「「」」」

 
 垣根「そいつらが改造能力者か?随分と変わり果てた姿になっちまって。仲間でさえ道具扱いかよ」


 DAアラウズリーダー「道具?いいや、切り札だ。貴様ら悪を迎え撃つために自らの意志で」


 DAアラウズリーダー「改造を望んだのだ。全ては、絶対正義のために」


 絹旗「>>720
721 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/24(木) 11:39:30.48 ID:FMfh0Nk1O
絶対の正義なんてありませんよ
ありませんけど、こんなことしてるのが正義なんて口が裂けても超言えないですね
722 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/24(木) 11:39:50.57 ID:kc3n5QBwO
は!
人をあれだけ巻き込んで絶対とかよく言えますね
723 :1 [saga ]:2022/03/24(木) 14:15:59.26 ID:2eGLtQ4Q0
 絹旗「は・・・人をあれだけ超巻き込ンで正義のためとかよく言えますね」


 垣根「まったくだな。ご本家の警備員や他のライダーが聞いたら何て思うか」


 DAアラウズリーダー「警備員など非力で悪を根絶させる事など出来ない、正義のなりそこないだ」


 DAアラウズリーダー「だからこそ我々DAアラウズが絶対正義を掲げ、この街の秩序を」


 絹旗「そもそも絶対の正義なンて超ありはしませンよ」 


 DAアラウズリーダー「・・・何・・・?」


 絹旗「警備員の皆さんは生徒を守るために、怪人や犯罪者に超対処しているんです」


 絹旗「そして人類の自由と平和のために戦う、それが仮面ライダーです」


 絹旗「正義とは個人が思う正しさの道であって、そのものを味方につけたとしても他人から見れば」


 絹旗「超ぐちゃぐちゃなんです。だから、正義はあくまでも個人として持つべき信念です」


 絹旗「こンな事をしてるのが正義だなンて口が裂けても超言えないですね」


 絹旗「ただ、自分の正しさを捩じ込ンで、正当化させたいだけの自分勝手な願望じゃないですか」


 DAアラウズリーダー「・・・言い訳はそれで十分か?」


 垣根「お?何だ何だ?言い訳出来ずに、こいつの正論を言い訳にすんのか?」クスッ


 DAアラウズリーダー「黙れ。・・・今すぐにその口を閉ざしてやる」


 ―カシャンッ

 『ドラゴンフルーツエナジー』

 垣根「あ?」


 絹旗「あれは・・・!」 


 『ロック・オン』


 DAアラウズリーダー「変身・・・!」
 

 『ソーダァ!』


 『ドラゴンエナジーアームズ』

 『♪♪♪〜♪♪〜♪♪♪♪〜♪♪♪〜』


 タイラント(DAアラウズリーダー)「我々DAアラウズを愚弄するとは、何とも嘆かわしい」


 タイラント(DAアラウズリーダー)「この私がしっかり更生してやらないとな」

 
 
 絹旗「・・・仮面ライダーの事が嫌いなくせにライダーに変身するンですか」


 垣根「>>724
724 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/24(木) 16:27:59.61 ID:p75/sNGRO
主義を捻じ曲げても挑むのは嫌いじゃねえし気持ちは買ってやるが、力に溺れたら崇高な正義とやらも全く変わらねえからな
725 :1 [saga ]:2022/03/24(木) 18:26:08.51 ID:2eGLtQ4Q0
 垣根「主義を捻じ曲げても挑むのは嫌いじゃねぇし、気持ちは買ってやるが・・・」


 垣根「力に溺れたら崇高な正義とやらも全く変わらねぇからな?」


 タイラント(DAアラウズリーダー)「私が力に溺れるだと?フンッ、そうなるのは自らの力を捨てた者だ」


 タイラント(DAアラウズリーダー)「私は・・・いや、我々には絶対正義がある」


 タイラント(DAアラウズリーダー)「その誇りがあれば、毒を以て毒を制す事など造作もない!」


 タイラント(DAアラウズリーダー)「さぁ、同志達よ!悪を滅ぼせぇえッ!!」


 改造能力者「「「ガァアアアアアアアーーーッ!!」」」


 
 ダークカブトゼクター「」ブーンッ

 
 垣根「何が同志達だ。明らかに自我の崩壊した怪物じゃねぇか」

 ―パシッ
 

 絹旗「人は冷静さを無くすと、常識的な思考すら超簡単に崩れるンでしょうね」


 垣根「なら、俺が完膚なきまでにその常識を消し炭にしてやるよ」

 
 垣根「変身」

 [HENSHIN]


 絹旗「変身!」

 ―ビキュイィィーーンッ
 
 ―ピキィィーーーンッ


 ダークカブトMF(垣根)「未元物質で創られた改造品だろうが・・・」


 ダークカブトMF(垣根)「俺の未元物質に常識は通用しねぇ」


 ベルデ(絹旗)「超叩き潰してやります!」


726 :1 [saga ]:2022/03/24(木) 18:48:23.41 ID:2eGLtQ4Q0



 -暗闇の五月計画 地下実験施設(廃墟) 通路-

 ―ドカァァアアッ!


 木原「おっ始めやがったな。で?どこに行くんだ?」


 黒夜「こっち、実験室へ行くよ。思い出したくもないから行きたくないけど、多分そこで」


 黒夜「待ち構えててくれてるかも。知果ちゃんか木原相似なのか、わからないけど」




 ―タッ タッ タッ

 海美「入ってきた所は綺麗だったのに、ここの通路だけはそのままにしてあるのね」


 唯一「改装の予算が足りなかったのか、敢えてこうしたのか意味不明ですね」

 
 ―ピタッ・・・

 林檎「・・・」

 
 白垣根「林檎さん?」


 黒夜「何?どうかしたの?」


 林檎「・・・ここで、知果がキスしてくれた」


 白垣根「!。・・・そうでしたか」


 唯一「(だから変えないままでいたんでしょうかね)」



 ― 偶数
 〜 奇数
 
 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)
727 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/24(木) 18:53:03.71 ID:Hk01XjMRO
ほい
728 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/24(木) 18:53:12.32 ID:66C+YLc5O
偶数来いやー来いやーと
729 :1 [saga]:2022/03/24(木) 19:24:53.80 ID:PjMKXFqs0
 ―・・・ヒタ ヒタ・・・


 ―ボッ!

 ―ドシュッ!


 改造能力者「ギ、ギギィ、ギァ・・・!」

 ―バタンッ・・・


 ―ゾロゾロ・・・ 


 改造能力者「「「「」」」」
 
 
 黒夜「おーおー、おーおー。ゾロゾロと湧いて出てきたね」


 木原「んだよ、囮の意味ねぇじゃねぇか。ったく・・・」


 唯一「仕方ありませんね。ここは応戦を」


 白垣根「待ってください。後ろからも来ています」


 ―タッタッタッ・・・!

 海美「・・・?。来てるには来てるけど、雰囲気が違うわね・・・」


 木原「・・・あん?アイツらっ」


 ―ヂャコッ

 オーソン「リーダー!ここは任せてください!」


 白垣根「リーダー?・・・木原さんの部下の方ですか?」


 木原「まぁな・・・つか、何でここに来てんだよ」

 
 ヴェーラ「そ、その・・・えっと、場所は嗅覚センサーで追跡しまして・・・」


 ナンシー「何かコソコソとらしくない事してたから、ちょっと様子見してたんですよ」


 木原「ちっ・・・嘗めた事しやがって。減給は覚悟しとけよ」


 ケインズ「うわ、だから言ったろ。給料減らされるって・・・」


 マイク「お前のせいだからな。デニス」


 デニス「えぇ、何でなんですか・・・」


 木原「その代わり生き残ったらボーナスだ。いいな?」


 猟犬部隊「「「「「「「「「了解!」」」」」」」」」


 木原「>>730
730 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/24(木) 20:13:14.08 ID:P+Wka4ASO
結婚式だの旅行だの金と手がかかる奴等だぜお前らは
俺じゃなかったら破産してるぞ
731 :1 [saga]:2022/03/24(木) 20:38:30.89 ID:PjMKXFqs0
 木原「結婚式の祝い金だの金と手がかかる奴等だぜお前らは」


 木原「俺じゃなかったら破産してるぞ」


 オラフ「だから付いてくんですよ。猟犬なんですから」


 ルル「いつでも噛みつけますよ」


 木原「うーし。おい、この先真っ直ぐか?それともこっちか?」


 黒夜「運良くこっち入るよ」


 木原「おい、耳塞いどいてやれ。俺の合図でそこに行くんだぞ」

 
 白垣根「はい。林檎さん、耳栓を」

 ―キュッ


 林檎「?」 


 改造能力者「「「「ガアァアアアアアッ!!」」」」


 木原「殺れ」


 オーソン「ツーマンセルツーセット。ドタマと心臓ぶち抜いてやれっ!」


 ―ガ ガ ガ ガ ガ ガ ガ ガッ!!

 ―ダ ダ ダ ダ ダ ダ ダ ダッ!!
 

 
732 :1 [saga]:2022/03/24(木) 20:59:49.89 ID:PjMKXFqs0



 相似「んーんーーんんーー・・・」


 相似「・・・じゃ、行ってきてもらおっかな?」


 知果「・・・」


 相似「ついでに、僕がここに居るのも伝えといてくれるかな?」


 ―スクッ スタスタ・・・

 相似「・・・はぁーあ。やっぱあの時始末しとけばよかったなー」


 相似「・・・まっ、性能テストのついでにやっちゃえばいっか♪」


 


 -暗闇の五月計画 地下実験施設(廃墟) 実験室-

 黒夜「ここっ!居るっ!?」


 海美「・・・居ないわね。別の所なんじゃ」


 林檎「・・・」


 白垣根「・・・いえ。来てくださったようです」


 ―・・・スタスタ

 知果「・・・」


 林檎「・・・知果!」


 白垣根「彼女が・・・」


 海美「(林檎と同い年なのかって言われると、疑ってしまいそうね・・・)」


 知果「・・・相似さんはあっちの奥の部屋にいますよ」


 唯一「え・・・?・・・何故教えてくださるんですか?」


 知果「相似さんが伝えてほしい、って」


 木原「ちっ、上等じゃねぇか。もう逃げも隠れもしないってか」


 唯一「>>733
733 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/24(木) 21:01:06.21 ID:P+Wka4ASO
あなたはどうしたいの?
ずっと下っ端でいるつもり?
734 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/24(木) 21:02:13.58 ID:NVaHOmYkO
相似もとんだ忠犬を飼いならしてるわね
何事も思い通りに行かないことの方が楽しいのよ、それだけの力があるのに勿体ない…ハァ…
735 :1 [saga]:2022/03/24(木) 21:16:28.69 ID:PjMKXFqs0
 唯一「15人の内、8人は見かけたましたが残りは相似君のところでしょうか」


 唯一「相似君もとんだ忠犬を飼い慣らしましたね」


 木原「チワワなもんだろ。キャンキャンうるさく吠えるだけのな」


 木原「ともかく俺らは行くぞ。お前ら、アイツは頼んだぞ」


 唯一「お願いします」


 白垣根「はい」


 海美「気をつけなさいよ」


 ―スタスタ・・・

 知果「・・・」


 唯一「・・・貴女はどうしたいの?ずっと下っ端でいるつもり?」ボソッ


 知果「・・・」


 唯一「それだけの力があるのに・・・抵抗しないなんて勿体ない」ハァー・・・


 ―スタスタ・・・


 林檎「・・・知果。・・・ごめんね?」


 知果「・・・謝らなくていいよ。怒ってなんて、ないから」


 林檎「>>736
736 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/24(木) 21:19:06.13 ID:NVaHOmYkO
色々本当にいろいろと…ね…
…ごめん何から言えばいいか分からなくなっちゃった
737 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/24(木) 21:21:12.85 ID:b62+SXuwO
てーとくと戦ってた姿はかっこよかったよ…
でもあんなにカッコよくて強いのになんで私のところにすぐ来てくれなかったの!
周りの人に言えばよかったのに…
私も二人に出会ってから抱え込んだらダメってわかったけど
738 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/24(木) 21:22:51.77 ID:P+Wka4ASO
知果はこれからどうしたいの?
私は知果に私と私を信じて愛してくれた人たちを紹介したいし、大人になった分味わえなかった時間を埋めたい…
739 :1 [saga]:2022/03/24(木) 21:29:40.11 ID:PjMKXFqs0
 林檎「色々・・・本当に色々・・・ね・・・」

 
 林檎「あの時・・・気付いてあげられなかったし・・・」


 林檎「逃げられたのに、会いに行けなかったし・・・」


 知果「・・・」


 ―グッ

 林檎「ごめんね・・・」


 林檎「私・・・」


 林檎「・・・ごめん・・・何から言えばいいか、わからなくなっちゃった・・・」


 知果「・・・」


 林檎「ごめん・・・ごめんね・・・」ポロポロ


 林檎「っ・・・ごめん・・・」ギリッ




 ☆ ゾロ目or6〜10
 ◎ 70以上
 △ 50以上
 × ↑以下

 ↓3まで(コンマが高い安価で決定)
740 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/24(木) 21:30:28.55 ID:P+Wka4ASO
巻き起こせ奇跡
741 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/24(木) 21:30:38.16 ID:b62+SXuwO
来たな
742 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/24(木) 21:31:03.06 ID:4FjW2vQuO
不思議なことが起こった!
743 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/24(木) 21:31:18.11 ID:P+Wka4ASO
やったぜ。
744 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/24(木) 21:31:35.43 ID:4FjW2vQuO
こういうカタルシス良い…
745 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/24(木) 21:32:17.03 ID:DB++ZgWhO
みさきちティラミス並ってことかこれは…
746 :1 [saga]:2022/03/24(木) 21:45:58.21 ID:PjMKXFqs0
 林檎「ていとくと戦ってた姿はかっこよかったよ・・・」


 林檎「でも・・・あんなにかっこよくて強いのに」


 林檎「なんで・・・私のところにすぐ来てくれなかったの・・・?」


 知果「・・・」


 林檎「辛い事があったなら、周りの人に言えばよかったのに・・・私も2人に出会って」


 林檎「抱え込んだらダメってわかったけど・・・」


 林檎「知果は・・・これからどうしたいの?」


 林檎「私は知果に、私と私を信じて仲良くなったていとくとかいびを紹介したいし」


 林檎「会えなくて、味わえなかった時間を埋めたい・・・」


 知果「・・・」


 林檎「・・・知果っ!!」

 
 知果「っ・・・」


 林檎「何か・・・何か言ってよ。会いたかったとか、寂しかったとか」


 林檎「元気にしてたとか・・・いっぱいあるのに!」


 ―ザリッ ザリッ・・・

 海美「林檎っ」


 ―スッ・・・

 白垣根「・・・」


 海美「・・・」コクリ




 林檎「・・・知果」


 知果「・・・林檎ちゃん」ポロポロ


 林檎「・・・久しぶり。また会えて・・・嬉しい」ニコリ


 ―ギュッ・・・

 知果「・・・うぅっ・・・うあぁぁ・・・」


 知果「うぁああああああんっ!」

 ―ギュッ


 知果「林檎、ちゃ、ん・・・うぅぅぅ・・・!」


 林檎「辛かったんだね・・・いっぱい、泣いていいよ」


 知果「>>747
747 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/24(木) 21:49:54.46 ID:41KcMVAMO
寂しかった…苦しかった…怖かった…
一生懸命戦った!薬だったたくさん我慢した!真っ暗な中を歩いてたんだ

こういう感情は理屈じゃないっていうのが1番いい…
白かっきーの静止も素敵すぎる
748 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/24(木) 21:50:32.89 ID:41KcMVAMO
こんな姿になっちゃったのにちゃんと私を名前で呼んでくれるんだ…
749 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/24(木) 21:52:21.82 ID:P+Wka4ASO
勇気がなかったんだ
警備員の人も私を止めてくれようとしたのに手を伸ばせなかった…
やっとやっとできたよ…
750 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/24(木) 21:52:55.02 ID:eAxR14ekO
あったかいなあ、こんなに林檎ちゃんは温かくていいにおいなんだ
751 :1 [saga]:2022/03/24(木) 22:05:30.13 ID:PjMKXFqs0
 知果「こんな姿になっちゃったのに・・・」


 知果「ちゃんと・・・私の名前、呼んでくれるんだね・・・」


 林檎「うん・・・」


 林檎「・・・だって、友達なんだから・・・先に大人になってても、知果は知果だよ」ニコリ

 
 知果「・・・っ、あり、がと・・・」ポロポロ


 知果「・・・どうしても、勇気が出なくて・・・」


 知果「警備員の人も私を止めてくれようとしたのに・・・手を伸ばせなかった・・・」


 知果「寂しかったし・・・苦しかったし・・・怖かった・・・」


 知果「一生懸命、戦って・・・薬だって、たくさん我慢して・・・!」


 知果「真っ暗な中を歩いて・・・」
 

 林檎「・・・私も、真っ暗な中を歩いてたよ」


 林檎「・・・でも、ていとくが助けてくれたから、私は真っ暗な中から抜け出せたの」


 林檎「だから・・・今度は、私が知果を助けるよ」 

 ―ギュッ・・・


 知果「林檎ちゃん・・・」


 知果「・・・あったかいな・・・こんなに林檎ちゃんは温かくて、落ち着くんだ・・・」


 林檎「>>752
752 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/24(木) 22:08:10.48 ID:P+Wka4ASO
人は一緒にいると温かくなるって教わったから…
753 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/24(木) 22:09:28.79 ID:in5bZhkTO
もう離さないギュッ
知果が冷たくなりそうなら私がいくらでも温めるから
どうでもいいなんて思ってないからこうするしさっきだって言ったんだから
754 :1 [saga]:2022/03/24(木) 22:23:06.37 ID:PjMKXFqs0
 林檎「誰かと一緒にいると、温かくなるって教わったから・・・」


 林檎「・・・大丈夫。知果のそばから離れたりしないよ」


 林檎「もう・・・ずっと一緒に居てあげるから」


 知果「・・・うん」




 海美「・・・っはぁ」


 白垣根「・・・」スッ


 海美「ん・・・ありがとう」グシッ


 

 知果「・・・あのね、林檎ちゃん」


 林檎「うん・・・?」


 知果「・・・。・・・あの人達と、一緒に話そっか」


 林檎「・・・うん」


 ―コツコツ・・・

 知果「・・・」


 白垣根「・・・初めまして、流郷知果さん。白垣根帝督です」ニコリ


 海美「獄彩海美よ。無事でよかったわ」


 知果「!・・・。・・・初めまして。白垣根さん、獄さ」


 林檎「海美って、呼ばないといけないみたい」

 
 知果「え?あ・・・そっか。えっと、海美さん・・・」


 海美「>>」754
755 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/24(木) 22:28:06.54 ID:P+Wka4ASO
姉も妹もいるから名前呼びが好きなのよ
素直に好みを聞いてくれる子で良かったわ
756 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/24(木) 22:29:31.77 ID:in5bZhkTO
ふぅん…あまり人為的な成長は好きではないけれどメイクを教えたら大きく化けそうね…
例えばティアラとかどう思うかしら、林檎?
757 :1 [saga]:2022/03/24(木) 22:38:31.83 ID:PjMKXFqs0
 海美「姉も妹もいるから、名前呼びが好きなのよ」


 海美「素直に好みを聞いてくれる子で良かったわ」クスッ


 知果「は、はい・・・」


 知果「・・・あの、白垣根さん、海美さん。重要な事があるんです」


 白垣根「重要な事・・・それは、一体何でしょうか?」


 知果「林檎ちゃんの身体には自壊プログラムとして」


 知果「臓器が自動的に停止させられる機構が埋め込まれているんです」
 

 林檎「え・・・?」


 海美「何で、何でそんなものが・・・!?」


 知果「『暗闇の五月計画』がまだ行なわれていた頃に、相似さん自身が施したんです」


 知果「一方通行のベクトル操作を特に扱えていた林檎ちゃんを、逃がさないために・・・」


 白垣根「・・・だから、貴女は助けようとしていたんですね」


 知果「・・・どうしても・・・林檎ちゃんには、言えなかったから・・・」


 白垣根「・・・っ」


 ―バキッ!

 海美「帝督っ!?」


 白垣根「っ、く・・・これで、自分が知果さんに言ってしまった」


 白垣根「失礼な言動の制裁は、軽くしていただけますか・・・?」


 知果「し、しますから。もう自分を殴らないでください」


 林檎「・・・」


 ―ギュッ

 知果「林檎ちゃん・・・?」


 林檎「・・・もう、離れ離れにはなりたくない」


 林檎「知果が、冷たくなりそうなら・・・私がいくらでも温めるから・・・」


 林檎「こうしてあげるって、言ったんだもん・・・」


 知果「・・・」


 林檎「・・・知果、どうすれば・・・いいの・・・?」


 

 ◎ 50以上orゾロ目
 △ 30以上
 × ↑以下

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)
758 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/24(木) 22:40:12.96 ID:in5bZhkTO
突破口を切り拓け
759 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/24(木) 22:40:23.59 ID:P+Wka4ASO
柵はあります!
760 :1 [saga]:2022/03/24(木) 23:00:18.86 ID:PjMKXFqs0
 知果「大丈夫。こっちに来て?」


 林檎「え・・・?」


 白垣根「何かプログラムを解除する方法があるんですか?」


 知果「はい・・・ただ・・・とにかく来てください」


 
 
 -暗闇の五月計画 地下実験施設(廃墟) 実験室 制御室-
 

 知果「この制御室で解除出来るんです。・・・ただ、私には出来なくて・・・」
 

 海美「・・・これが得意なのは、もちろん彼よね」


 白垣根「起きている事を祈りましょう」


 ―タプタプ 

 ―プルルルルルッ プルルルッ

 白垣根「(スピーカーにして・・・)」
 

 誉望『はい、もしもし?白垣根さん、どうかしたっスか?』


 白垣根「誉望さん、夜分遅くすみません。今すぐに協力してください」


 白垣根「>>761
761 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/24(木) 23:03:30.96 ID:in5bZhkTO
大仕事です、それも一世一代の大きな…
あなたを信じてますよ
762 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/24(木) 23:04:13.65 ID:P+Wka4ASO
こうしてスクールとして力を合わせるなんていつ以来でしょうかね…
身震いしてしましたよ
763 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/24(木) 23:05:07.30 ID:in5bZhkTO
世界中のどんな人よりもあなたしか頼る人はいないと思いまして、お恥ずかしながら…
764 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/24(木) 23:07:18.92 ID:H47KzPGhO
海獄と私のワガママにお付き合い願います、答えは終わってから聞きましょうか
765 :1 [saga]:2022/03/24(木) 23:09:57.29 ID:PjMKXFqs0
 白垣根「大仕事ですよ。一世一代の、命がかかっている」


 誉望『マジっスか。・・・わかりました』


 白垣根「ありがとうございます」


 白垣根「こうして「スクール」として力をお借りするなんて、いつ以来でしょうかね・・・」


 誉望『さぁ、いつ以来でしょうか・・・。ヘッドギア着けたっスよ』


 誉望『何をすればいいんっスか?』


 白垣根「パソコンから私のスマートフォンを逆探知して居場所を特定してください」


 誉望『・・・見つけました。次は?』


 白垣根「USBは・・・あった。今、機材に接続しました。そこからデータを調べて」


 白垣根「自壊プログラムというものを解除してください」


 誉望『自壊プログラム?・・・あ、杠林檎に対する特定の条件下での』


 誉望『臓器機能停止命令、ってやつですか?』


 知果「!。それです!」コクリ


 白垣根「すぐにお願いします」


 誉望『少しお待ちを・・・。・・・』


 知果「・・・」

 ―ギュッ


 林檎「・・・」  


 誉望『・・・。・・・出来ました!はぁー・・・』


 誉望『何て合理性を無視したプログラムなんっスか・・・』


 海美「ちゃんと解除出来たんでしょうね?しっかり見直して」


 誉望『あ、海美さん?わ、わかりました・・・』


 誉望『・・・大丈夫っス。解除した事で自動的にプログラムが削除されましたね』


 知果「・・・林檎ちゃんっ」


 ―ギュッ・・・

 林檎「ん・・・」


 海美「はぁ・・・」


 白垣根「よかった・・・本当に、ありがとうございます。誉望さん」
 

 誉望『>>764
766 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/24(木) 23:12:46.16 ID:H47KzPGhO
無論タダとは言わないっスよね?
今度俺の彼女の指輪考えてもらうッスよ
767 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/24(木) 23:13:27.32 ID:naknt8iZO
こんなので良ければ朝飯前っすよ
お礼なら何してたか今度全部話してもらうっすね
768 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/24(木) 23:14:03.91 ID:P+Wka4ASO
あなたがそこまでお願いしてきたっすから断れないっすよ、まあ良かったようで何よりかな
769 :1 [saga]:2022/03/24(木) 23:15:54.45 ID:PjMKXFqs0
 今日はここまで
 おやすみなさいませー

 誉望君の凡庸性が輝いた
770 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/25(金) 05:45:36.88 ID:whFOvsS0O
おつなのー
771 :1 [saga ]:2022/03/25(金) 08:45:32.13 ID:CHarIDwQ0
 誉望『これくらいで良ければ朝飯前っスよ』


 誉望『それに、そこまでお願いしてきたからには断れないっスからね』


 白垣根「このお礼はいつか、必ずしますので。お待ちしていただけますか?」


 誉望『はい。今度、ランシスさんにあげる指輪を考えてもらうっスよ』


 白垣根「お任せください。では、失礼します」


 誉望『はい。・・・厄介事に巻き込まれてるなら、お気をつけて』


 白垣根「ありがとうございます」クスッ


 ―プツッ

 白垣根「・・・念の為、病院で検査してもらいましょう」


 海美「そうね。臓器に埋め込むくらいなんだから、甘く考えない方がいいもの」


 知果「・・・でも、その前にしなくちゃいけない事がありますね」


 林檎「え・・・?」 


 ―ゾロゾロ・・・

 改造能力者「「「「「」」」」」

 
 海美「どうやら、簡単には生きて返さないつもりね」

 
 白垣根「そのようですね。・・・知果さんは林檎さんをお守りください」


 知果「はいっ」


 [0 0 0]

 [STANDING BY]

 白垣根「変身!」


 海美「プリキュア!ラブリンク!」

 『L・O・V・E!』


 キュアダイヤモンド(海美)「英知の光!キュアダイヤモンド!」



 林檎・知果「・・・」キョトン



 オーガ(白垣根)「いきますよ、海美さん!」
 
 
 キュアダイヤモンド(海美)「ええっ!それと、マイナス1だからね!」


 オーガ(白垣根)「手厳しい限りですねっ」



 
772 :1 [saga ]:2022/03/25(金) 09:05:26.01 ID:CHarIDwQ0
 林檎「・・・あれ?」


 知果「え?どうかしたの?」


 林檎「・・・くろよるは?」




 ―ドガッ!

 木原「よぉー、相似くーん?ここに居るのかー?」


 相似「どもども、お早いお越しで」


 唯一「そうでもないと思うけど。・・・その後ろにいる男性2人は?」


 相似「お察しの通り改造能力者ですよ。DAアラウズの余りなので、少し強化してみました」


 相似「なので丁度よかったです。調整が完了しましたので・・・」


 相似「少しばかり実験に協力してください」ニタァ


 ―ガリガリガリ ピーーーッ・・・

 強化改造能力者「「」」


 木原「・・・お前、マジで何がしてぇんだ?」


 唯一「変異種の能力者を生み出したいだけなの?超能力者に匹敵するような」


 相似「いえいえ、この改造能力者には強度という概念はありません」


 木原「あ?強度がねぇだと?」


 唯一「・・・未元物質を埋め込んだ事によって、能力を使えるようになるのですから」


 唯一「強度がどうとかは、確かに関係なくなりますよ」


 相似「なのでこのまま研究が進めば、能力の基準さえ意味がなくなります」


 相似「つまり・・・誰でも多種多様な強い能力者になれるんですよ!」


 相似「そうなったら僕は新たな創造者になっちゃうんですから、すごくないですか?数多さん」


 木原「>>773
773 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/25(金) 13:06:40.31 ID:iAsd/++WO
能力っていうのは人が自分で生み出して使うっていうのにこれじゃ未現物質が人間を介して能力を使ってるのに過ぎねえよ…
これが研究の形なら間違いだな
774 :1 [saga ]:2022/03/25(金) 13:37:31.90 ID:CHarIDwQ0
 木原「・・・どんなもんかと聞いてみりゃ、くだらねぇな」


 相似「?」


 木原「能力ってのは人間が自分で生み出してなんぼだっていうのに」


 木原「それじゃ未元物質が人間を介して、能力を使ってるのに過ぎねぇよ」


 木原「でもって能力を使うために補う代償が自我の欠損か、崩壊みたいだな」


 木原「そんな感じになっちまうなら、尚更出来損ないでしかねぇよ」


 木原「そんなもんが研究の形だってのか・・・はぁー」


 木原「間違いだらけの0点、研究者失格だぞ。相似」


 相似「・・・それは悲しいですねぇ。なら、どうすれば認めてくれますか?」

 
 ―ギュロロロロ・・・

 木原「俺を殺したらな。ま・・・無理だろうがよ」


 『レモンエナジー』

 唯一「相似。今度こそ、ここで終わらせてやるからな」


 『ロック・オン』


 唯一「変身!」

 『ソーダー』

 『レモンエナジーアームズ』 
 
 『ファイトパワー!ファイトパワー!ファイファイファイファイファファファファイ!』


 木原「変身」

 ―ギュロンッ


 相似「お〜?デュークの新バージョンかー。流石は唯一姉さん、創造力の塊ですね」


 デューク(唯一)「全然嬉しくもねぇな。おら、早くお前も変身しろよ」


 アナザーアギト(木原)「>>775
775 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/25(金) 13:54:28.79 ID:rcgtHSPtO
それだけ余裕ぶっこいてるってことはそっちも隠し玉があるんだろうしな
776 :1 [saga ]:2022/03/25(金) 15:43:30.23 ID:CHarIDwQ0
 アナザーアギト(木原)「それだけ余裕ぶっこいてるって事は、隠し玉があるんだろうしな」


 相似「隠し玉、ですか。まぁ・・・ありますねぇ、これが!」


 デューク(唯一)「(赤いオレンジロックシード?)」



 相似「変身」


 『ブラッドオレンジ!』『ザクロ!』

 『『ロックオン!』』

 『♪♪〜〜♪♪♪〜〜♪♪〜〜♪♪♪〜〜』

 
 『ハッ!』


 『ブラッドザクロアームズ!』

 『狂い咲き・サクリファイス!』


 『ブラッドオレンジアームズ!』

 『邪ノ道・オンステージ!』


 セイヴァー(相似)「僕に与えられた試練がお2人を倒す事なら・・・」


 セイヴァー(相似)「是非とも思う存分に性能をテストさせてくださいねぇ〜!」

 http://i.imgur.com/9iuNdou.jpeg


 デューク(唯一)「あんなロックシードは見た事ねぇぞ・・・。新しく創ったのか?」


 アナザーアギト(木原)「どうだっていいだろ。アイツを倒せばそれでいいんだ」


 デューク(唯一)「・・・はいっ!」



 視点変更

 このまま
 ダークカブト&ベルデ
 オーガ&キュアダイヤモンド

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)
777 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/25(金) 16:45:50.30 ID:5oJtiqSyO
ダークカブト
778 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/25(金) 16:45:59.32 ID:iAsd/++WO
カブベル
779 :1 [saga ]:2022/03/25(金) 18:08:11.78 ID:CHarIDwQ0
 [CLOCK OVER]

 ダークカブト(垣根)「モルモットが調子こいてんじゃねぇぞ」


 ―バシュッ! ドパァッ! ザシュッ! ザシュッ! ドパッ ゴパァッ!

 カブトクナイガンの血を振り払い、ダークカブトが鼻で笑う。
 その瞬間、改造能力者の首に一筋の閃光が走り、鮮血を噴きながら裂けた。
 首以外にも脳天と胸部の人体における急所からも噴き出しているため、改造能力者は完全に息絶えている。


 タイラント(DAアラウズリーダー)「な、に・・・!?馬鹿な、一撃で!?」


 ベルデ(絹旗)「余所見してンなよおらァッ!」


 ―バキャァアッ!!

 タイラント(DAアラウズリーダー)「ぐっぁ!」


 改造能力者を瞬殺されたことに動揺し、隙きを見せたタイラントにベルデは窒素装甲を纏った拳を振るった。
 防御するのに遅れたタイラントは殴り飛ばされ、通路の壁にめり込むほど叩きつけられる。
 
 ダークカブト(垣根)「あれだけ自慢してたこいつらもこの程度か」


 ダークカブト(垣根)「テメェの理想も所詮は絵空事だったって訳だな」 


 ベルデ(絹旗)「絵空事じゃなくて単なる拗らせ過ぎた妄想ですよ」


 タイラント(DAアラウズリーダー)「貴、様らぁ・・・!」



 × 70以上
 ◎ ↑以下

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)
780 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/25(金) 19:26:07.90 ID:qm6z21raO
絹旗ベルデはパワーも増されてなかなか手強いよな
781 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/25(金) 19:26:13.36 ID:ylMUqqs2O
そい
782 :1 [saga]:2022/03/25(金) 21:16:43.28 ID:jqDBaj9z0
 タイラント(DAアラウズリーダー)「ゥ、ウォオオオオオッ!!」


 タイラントはソニックアローを構え、ベルデに接近する。
 振り翳したソニックアローのアークリムで斬り付けようとしていたが、ベルデの背後に
 立っていたダークカブトのカブトクナイガンによる射撃で怯んだ。
 

 ベルデ(絹旗)「デアアッ!」


 ―ドガッ! バキィッ! ドガァッ!

 タイラント(DAアラウズリーダー)「ゴッ、う゛ぇぁ・・・!?」


 ダークカブト(垣根)「ッ!」


 ―ドガッ!

 ―ドスンッ!

 タイラント(DAアラウズリーダー)「ガ、グゥ・・・!」


 踏み込みながら横に360度体を回転させて同時に繰り出す回し蹴り、アルマーダ
 前傾姿勢となり両手を地面についてから頭を床スレスレまで下げ、大きく回転した事で
 伴う遠心力を利用した片足での後ろ回し蹴り、ハボジアハイア。
 低い姿勢で、相手に背を向けながらサソリのように体を反らして、片足を蹴り上げる
 エスコルピオン。
 それら3つの足蹴りを叩き込まれ、追撃にダークカブトの前蹴りで再び壁に叩き付けられる。
 

 ダークカブト(垣根)「お前が殺るか?」


 ベルデ(絹旗)「ちょっとスペースが超足りないので・・・超譲りますよ」


 ダークカブト(垣根)「そりゃどうもな」



 ベルデの承認を得て、ダークカブトは1歩ずつ威圧をかけながら近付いていくと
 右脚を大きく振るい上げ、タイラントの左肩に踵落としを叩き込む。
 

 ―ドゴォオンッ!!

 タイラント(DAアラウズリーダー)「グアァアアッ!!」


 [1・2・3]


 ダークカブト(垣根)「ライダー・・キック」

 [RIDER KICK]


 ダークカブトゼクター内で生成、貯蔵されたタキオン粒子を開放してチャージアップすると
 セブンタイヤルカバーを閉じてからゼクターホーンも右側へ倒す。
 音声認識をさせた後、ゼクターホーンを再び左へ倒すとダークカブトゼクターから
 波動に変換したタキオン粒子が、カブトブレストの溝となっている部分を通って
 カブトホーンに収束。
 そこから経由して、今度は右脚のライダーストンパーに収束した。
783 :1 [saga]:2022/03/25(金) 21:17:24.56 ID:jqDBaj9z0
 ダークカブト(垣根)「オラァアアッ!!」


 ―ドガァアアアアッ!!


 タイラント(DAアラウズリーダー)「ギャァアアアアアアッ!!」

 
 ―ドガァアアアアアアアアアアアンッ!!


 踏みつけるようにライダーキックを繰り出し、タイラントは床に叩き込まれる。
 原子崩壊を引き起こす威力でタイラントのライドウェアやエナジーアーマーが
 消滅していき最後は漏れ出したエネルギーが暴走し、大爆発を起こした。



 DAアラウズリーダー「ぁ、う・・・ぐ、ぉぉ・・・!」



 ダークカブト(垣根)「はんっ、生きてやがるのか。しぶといなぁ」


 DAアラウズリーダー「わ、たし、の、絶対正義、は、負けなど、しない・・・!」


 ―ズル・・・


 ベルデ(絹旗)「まだ立つ気ですか?・・・超無駄ですよ。貴方に勝ち目なんてありません」


 ダークカブト(垣根)「大人しく力尽きてろよ」



 
 ◎ 50以上
 × ↑以下

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)
784 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/25(金) 21:19:24.10 ID:ZDUtkpoOO
ここまであがくのも美学よね
785 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/25(金) 21:19:49.54 ID:ylMUqqs2O
この二人相手は相当きついな…
786 :1 [saga]:2022/03/25(金) 21:42:26.40 ID:jqDBaj9z0
 DAアラウズリーダー「グ、ウ、グォオオオッ・・・!」


 DAアラウズリーダー「なん、だ、これ、は・・・!?」

 ―ベキベキベキッ メキメキッ

 ダークカブト(垣根)「あ?」


 ベルデ(絹旗)「(皮膚が乾いた泥みたく剥がれ落ちていってる・・・!?)」
 

 DAアラウズリーダー「ア、ガァ、アアッ!ゲゥ・・・!」


 DAアラウズリーダー「グ、ァアアアアアア!!アァアアアアア!!」


 ―ドパンッ!! ドチャッ ビチャッ・・・


 タイラント「グォオオオオオオオオッ!!」

 http://i.imgur.com/HBHpM11.jpeg


 ベルデ(絹旗)「!?。怪人になった・・・!?」


 ダークカブト(垣根)「どうなってんだ?明らかに変身じゃなく変貌って感じだったぞ」


 ベルデ(絹旗)「わ、わかりませんよ。・・・けど、ここで倒さないと超ヤバそうです!」


 タイラント「グオォオオオオオオッ!!」


 DAアラウズのリーダーの皮膚を突き破るように出現した怪人、タイラントは
 角を突き出してダークカブトとベルデに突進してくる。
 ベルデは敢て前に出ると、窒素装甲の自動防御能力でタイラントの突進による衝突を
 防いだ。
 弾き返されたタイラントは通路の奥へ突き飛ばされ、床を転がる。


 ダークカブト(垣根)「流石に二度も美味しいとこは要らねぇな。譲ってやる」


 ベルデ(絹旗)「>>787
787 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/25(金) 21:47:26.91 ID:ZDUtkpoOO
超紳士的ですね、そういうところは胸を少し張ってもいいですよ
美味しいところを超いただけるかわかりませんけどね!
788 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/25(金) 21:48:08.69 ID:ylMUqqs2O
全部平らげてみせますよ
私だって超ヒーローなんですから、林檎に負けるわけには行きません!
789 :1 [saga]:2022/03/25(金) 22:15:16.07 ID:jqDBaj9z0
 ベルデ(絹旗)「超紳士的ですね。そういうところは胸を少し張ってもいいですよ」


 ダークカブト(垣根)「少しかよ・・・」

 
 ベルデ(絹旗)「美味しいところを超いただけるかわかりませんけど」


 ベルデ(絹旗)「全部平らげてみせますよ」
 

 ベルデ(絹旗)「私だって超ヒーローなんですから。負ける訳にはいきません!」


 そう告げてベルデは立ち上がろうとしているタイラントに飛びかかり、更に奥へと
 続く通路へ投げ飛ばした。
 開いていた扉の向こう側へタイラントは入って行き、ベルデも後を追う。
 そこは広々とした実験室となっており、ベルデは仮面越しに不敵な笑みを浮かべた。


 ベルデ(絹旗)「ここなら申し分ないですね」


 ―シュインッ

 ベルデ(絹旗)「ベントイン」

 
 ―ビィィュンッ

 『ファイナルベント』

 バイオグリーザ「カロロロッ!」


 ―シュババッ! シュルルルッ!

 ―ドガッ!


 床に散らばっているガラスの破片から出現したバイオグリーザは舌を天井に目掛けて伸ばす。
 舌は天井を貫き、室内側へ別の穴を空けて引っかけられた。
 ベルデは宙返りをすると、両足に舌先が巻き付かれて振り子のように揺れてタイラントへ
 接近し、羽交い締めにするように捕まえる。
 勢いよく上にへと上がる途中、バイオグリーザの舌が解かれてタイラントを捕まえたままの
 ベルデは縦に回転しながら、タイラントの両脇に足を挟み込ませ両足をガッチリと掴む。
 そして、落下していきパイルドライバーを繰り出しタイラントを頭部が床へ埋め込むように
 叩き付けた。

 ―スタンッ


 ベルデ(絹旗)「っと・・・」


 タイラント「グオ、ォオォ、ォ・・・」


 ―・・・バタリ

 ―ド ガ ァ ア ア ア ア ア ア ア ア ア ンッ !!


 ベルデ(絹旗)「ふーっ・・・。・・・あれは、人後怪人という事でいいんでしょうか」


 ダークカブト(垣根)「さぁな・・・まだ改造能力者が残ってるかもしれねぇし」


 ダークカブト(垣根)「残業処理するか?」


 ベルデ(絹旗)「はい!」



 
 視点変更

 デューク&アナザーアギト
 オーガ&キュアダイヤモンド

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)
790 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/25(金) 22:16:43.77 ID:ZDUtkpoOO
オーガダイア
791 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/25(金) 22:16:50.28 ID:ylMUqqs2O
オーガ
792 :1 [saga]:2022/03/25(金) 22:59:01.20 ID:jqDBaj9z0
 改造能力者「ガァアアアアアアアーーッ!」


 ―ボ ォォ ォオ オ オーーッ!

 オーガ(白垣根)「フッ・・・!」


 ―ビュ オ ォ ォ ォ オ オ オ オ オッ !!


 目に見えない炎を発火させる未元物質を生み出す改造能力者に対して、オーガは展開した
 翼で突風を巻き起こし、改造能力者の周囲を限定して酸素を消す。
 それによって発火が怒らなくなり、改造能力者は酸素が無くなった事によって酸欠を起こし
 痙攣してから数秒で絶命する。
 

 キュアダイヤモンド(海美)「プリキュア!ダイヤモンドシャワー!」

 ―タンッ♪ タンッ♪


 ―ヒュ オ オ ォ オ オ オ オ オッ!!


 ―ピキピキッ パキッ ピキピキッ


 ラブハートアローを頭上に掲げて、タンバリンの様に叩くと冷気を発して改造能力者達を
 氷漬けにする。
 ラビリーコミューンにラビーズをセットし、画面にハートを描くと中央の小さなハートが
 2回点滅して、エネルギーが充填された事を知らせる。
 

 キュアダイヤモンド(海美)「煌めきなさい!トゥインクルダイヤモンド!」


 人差し指を突き出し、無数の菱形をした氷の結晶を放つ。
 氷漬けにされていた改造能力者達は氷の結晶に包み込まれていき、そのまま動かなくなった。
 

 林檎「・・・知果、かいびのあの服装って・・・何?」


 知果「・・・何だろうね」


 
 ―スタンッ

 キュアダイヤモンド(海美)「帝督。まだへばってないわね?」


 オーガ(白垣根)「>>793




 なんだろ、この混沌とした戦闘描写。
793 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/25(金) 23:01:16.56 ID:ZDUtkpoOO
プリキュアの攻撃とかリアルに考えると結構えげつなかったりするしな…
ただたしかに混沌としてて面白い

当然です、あのお二人の将来がかかってるとあればいくらでも気持ちが奮い立ちますよ
794 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/25(金) 23:02:56.78 ID:ylMUqqs2O
ダイヤモンド強いし…
しかしクールな海美から想像できないくらいキュートだけどそれがいい!

もちろん、今の私はいくらでも動けますよ
795 :1 [saga]:2022/03/25(金) 23:24:20.73 ID:jqDBaj9z0
 オーガ(白垣根)「当然です。あのお2人の将来がかかってるとあれば」


 オーガ(白垣根)「いくらでも気持ちが奮い立ちますよ」


 キュアダイヤモンド(海美)「そうこなくっちゃ」ニコリ


 腰の右側に携行していたオーガストランザーを取り出したオーガはミッションメモリーを
 メモリースロットに装填する。
 それによってフォトンブラッド製の刀身が大きく伸びた。
 オーガフォンを開き、エンターキーを押してエクシードチャージを発動する。 


 [EXCEED CHARGE]


 オーガ(白垣根)「ハァァアッ・・・!」

 
 オーガ(白垣根)「トゥァアアアッ!!」

 ―ズ バ ァ ア ア アッ !!


 キュアダイヤモンド(海美)「プリキュア!ラブリーフォースアロー!」


 ―パチンッ

 ―キランッ☆


 ―バ シュゥウ ンッ!!
 

 刀身から金色に輝く光の刃が伸び、オーガが横に振るうと斬撃波が放たれた。
 ラブハートアローを引き、ウインクをして菱形の光を輝かせる。
 青く輝いているハートのクリスタルから菱形の青いエネルギー弾が発射されて
 オーガの放っていた金色の斬撃波と共に改造能力者達を撃破する。


 ―ド ガ ァ ア ア ア ア ア ア ア ア ンッ !!
 

 キュアダイヤモンド(海美)「よしっ!やったわね、帝督!」


 オーガ(白垣根)「はい。流石ですね」クスッ



 
 ― 偶数
 〜 奇数

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)


 >>793  うーん、にしても気が緩む(笑
     >>1の端末の履歴にはもうライダーとドキプリのサイトがわんさか残っちゃってまぁ
796 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/25(金) 23:26:32.41 ID:ylMUqqs2O
ドキプリは…本当に良い作品だからいいのだ(ボキャ貧)
797 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/25(金) 23:26:38.94 ID:QWKnX5v/O
お覚悟
798 :1 [saga]:2022/03/25(金) 23:30:12.77 ID:jqDBaj9z0
 今日はここまで
 おやすみなさいませー

 >>796 だね。
     というか、デリプリ始って早々放送スケジュール調整で1ヶ月も短縮はねーって
     ちびっ子達可哀想
799 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/25(金) 23:32:23.88 ID:ZDUtkpoOO
おつおつー
リアルのブンドル団は許せないわね…
いや本当にさ
800 :1 [saga ]:2022/03/26(土) 07:25:26.20 ID:ACsf4i750
 林檎「ていとく、かいび・・・」


 オーガ(白垣根)「あっ、お2人とも。お怪我はありませんか?」


 知果「は、はい。・・・あの、海美さんです、よね?」


 キュアダイヤモンド(海美)「え?もちろんそうだけど・・・なんで?」キョトン


 知果「い、いえ、その、いきなり姿が変わってしまったから、ビックリして」アセアセ


 キュアダイヤモンド(海美)「あぁ、そういう事。大丈夫、ちゃんと私は私だから」ニコリ


 知果「そ、そうですか」ホッ


 キュアダイヤモンド(海美)「(プリキュアの事は知らないだろし、ビックリするのは当然よね)」


 林檎「・・・」ジーッ 


 キュアダイヤモンド(海美)「ん?林檎?」


 林檎「・・・かいびのその服、鳥みたいにキラキラしてフワフワしてるね」

 
 キュアダイヤモンド(海美)「!。ふふっ、ありがとう」ニコリ


 白垣根「・・・おや?黒夜さんは・・・?」


 黒夜「あっ、終わったの?」


 知果「海鳥ちゃん。どこに行ってたの?心配したよ・・・」


 黒夜「いやー、ごめんごめん。あっちで木原相似が使ってるデータファイルを探っててさ」 


 黒夜「とんでもないの見つけちゃったわ」


 キュアダイヤモンド(海美)「何か、嫌な予感がするわね。何を見つけたの?」


 オーガ(白垣根)「>>801
801 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/26(土) 07:51:40.76 ID:F1T9A07PO
あなたが言うんですから余程のものでしょうね…
甘い言葉で人を騙して材料としてみてきた男ですから
802 :1 [saga ]:2022/03/26(土) 09:22:36.86 ID:ACsf4i750
 オーガ(白垣根)「貴女が言うのであれば、余程のものでしょうね・・・」


 オーガ(白垣根)「甘い言葉で人を騙し、材料として見てきた男ですから」


 黒夜「うん。正しくその通りの思考が現れてるよね、これ」
 

 黒夜「計画の詳細によると世界各国に居る、全人類に未元物質を埋め込んで」


 黒夜「改造能力者と同じ様にするんだって」 


 知果・キュアダイヤモンド(海美)「「っ!?」」


 オーガ(白垣根)「・・・埋め込む方法はどういったものですか?」 


 黒夜「簡単だよ。未元物質を粒子化させて、打ち上げたロケットをほんの数分で世界中を飛び回らせる」


 黒夜「その際に空気中に未元物質は散布されて、一週間後には皆の体内に留まるから」


 黒夜「特殊な電波を流す事で体内の未元物質を活性化させると、埋め込まれた人間は」


 黒夜「改造能力者にされる・・・らしいよ。可能かどうか実際問題、わからないけど」 


 キュアダイヤモンド(海美)「可能かどうかなんて知った事じゃないわよ!早く止めないと!」


 知果「その散布する未元物質はどこにあるんですか?それさえ消してしまえば」 

 
 黒夜「それがねー、困った事にもう散布が始まろうとしてるみたいでさ」


 黒夜「ロケットが打ち上げ準備に入ってるんだよ。駐車場の所から」


 オーガ(白垣根)「・・・私が止めてきます。海美さんは・・・木原相似をお願いします」 
 

 林檎「ていとく・・・それって危ないんじゃないの・・・?」


 キュアダイヤモンド(海美)「>>803
803 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/26(土) 09:48:39.58 ID:LZtp/M1PO
帝督ならやれるわ…
804 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/26(土) 10:15:11.75 ID:KqYG8HkYO
危なくても立ち向かう、それがヒーローなのよ
私達、力を持ってる人が立ち向かってみんなを守らなくちゃどうするのよ?
805 :1 [saga ]:2022/03/26(土) 10:29:06.59 ID:ACsf4i750
 知果「そ、そうですよ!白垣根さんの力がすごいのはわかりますけど、ロケットを止めるなんて」


 キュアダイヤモンド(海美)「・・・大丈夫、帝督ならやれるに決まってるでしょ」クスッ


 オーガ(白垣根)「はい。もちろんですとも」クスッ


 黒夜「未元物質の種類は約500通りで、どう消滅させるかは白垣根次第だし」


 黒夜「あと、大気圏を越える前にどうにかしないとやばいよ」 


 オーガ(白垣根)「わかりました。その前に抹消してみせます」


 林檎「・・・ていとく、本当に行くの?」


 オーガ(白垣根)「はい。ご心配なく、少し人類の自由と平和を守りに行くだけですから」


 林檎「・・・そっか。じゃあ・・・ちょっと屈んで?」


 オーガ(白垣根)「?。はい・・・これでよろしいですか?」

 
 林檎「うん。ていとく、いってらっしゃい」

 ―ちゅっ


 オーガ(白垣根)「!」



 知果「!」


 黒夜「ひゅー」


 キュアダイヤモンド(海美)「あらあら」クスッ



 林檎「>>805
806 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/26(土) 10:45:17.05 ID:LZtp/M1PO
無事に戻ってきたらマスク越しじゃなくてホッペにしてあげるから…
だから約束して、絶対無事に帰ってきてね
807 :1 [saga ]:2022/03/26(土) 12:43:14.75 ID:ACsf4i750
 林檎「絶対、無事に戻って。今度は、ホッペにしてあげるから・・・」


 オーガ(白垣根)「・・・はい、戻ってきますよ」クスッ
 
 
 林檎「約束だよ?絶対無事に帰ってきてね」


 オーガ(白垣根)「はい、約束します。・・・では、行ってきます」


 林檎「うん」


 知果「お、お気をつけて!」


 黒夜「まっ、大丈夫だとは思うけど無茶して恥かかないようにね?」


 キュアダイヤモンド(海美)「そうよ。そうなったら・・・私も追わなくちゃいけなくなるし」


 オーガ(白垣根)「・・・はい」コクリ


 ―コツコツ・・・


 知果「・・・その、海美さんはしなくてよかったんですか?」


 キュアダイヤモンド(海美)「する必要がないもの」


 キュアダイヤモンド(海美)「キスじゃなくて、気持ちで伝えているんだから」クスッ


 知果「・・・そうですか」クスッ


 黒夜「よっし、じゃあ私らはツー木原の加勢に行こっか」


 キュアダイヤモンド(海美)「ええっ。知果、林檎を連れて外に避難しててもらえるかしら?」


 知果「あっ・・・は、はい。わかりました」コクリ


 キュアダイヤモンド(海見)「林檎。私もまた後で必ず戻ってくるから、木場さんの所で待っててね?」


 林檎「・・・」コクリ


 キュアダイヤモンド(海美)「・・・んー、でもちょっと不安だから、おまじないしてほしいなー」


 林檎「!。うんっ。いってらっしゃい、かいび」

 ―ちゅっ


 キュアダイヤモンド(海美)「ありがと。これで大丈夫だから、心配しないでね」ニコリ


 林檎「わかった。待ってるから」コクリ


 キュアダイヤモンド(海美)「ええっ。行きましょ、黒夜。・・・貴女もしてもらえば?」


 黒夜「いや、いいよ。アンタが近くにいればそれだけで大丈夫そうだしさ」


 ―タッタッタッ・・・

 知果「私達も行こ、林檎ちゃん」


 林檎「うん」コクリ
808 :1 [saga ]:2022/03/26(土) 13:12:29.35 ID:ACsf4i750



 ―ザシュッ!

 強化改造能力者「ガガガ、ァ、ガ、ガァァアッ!」


 デューク(唯一)「っく!(皮膚が硬すぎて刃が通らない!)」


 
 セイヴァー(相似)「それっ!よっと!」
 

 アナザーアギト(木原)「(確かに性能は格段に上がってやがるな)」


 アナザーアギト(木原)「(面倒くせぇが事実として認めるしかねぇ)」


 アナザーアギトは大橙丸とセイヴァーアローのアークリムによる斬撃を見切りながら回避に徹する。
 プロトセイヴァーだった時と今、対峙しているセイヴァーの性能を比べるためだが、すぐに性能差の
 違いを見抜くと、右手首のパワーゴールドアンクレットで斬撃の衝撃を吸収して攻撃を防ぐ。

 セイヴァー(相似)「どうですか?あれから色々と改良してみたんです」


 セイヴァー(相似)「あの時みたく圧倒してみていいんですよ?」


 アナザーアギト(木原)「ウゼェ」


 ―バキャッ! ドカァッ!

 セイヴァー(相似)「っとと、あれあれー?10年前はあんなに強かったのに〜・・・」
 
 
 セイヴァー(相似)「数多さんも流石に老いには勝てないんですか」クスッ


 アナザーアギト(木原)「はっ。そこまで衰えちゃいねぇよ!」



 ― 偶数
 〜 奇数

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)
809 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/26(土) 13:20:19.89 ID:KqYG8HkYO
唯一姉さんのキャラいいなあ
810 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/26(土) 13:20:48.30 ID:TaSFMkJMO
ボスヴィランにふさわしい強さで憎たらしい
811 :1 [saga ]:2022/03/26(土) 14:03:05.42 ID:ACsf4i750
 アナザーアギト(木原)「ドリャッ!」


 ―ギュオッ! ビュンッ!

 
 セイヴァー(相似)「ふっふーん♪」


 アナザーアギトは腕と足に生えている鋭い爪のような感覚器官のバイオクロウで斬り付けようと
 接近しながらセイヴァーを押していき、後ろ回し蹴りを繰り出してバイオクロウを突き刺そうとする。
 セイヴァーはそれを回避して、大橙丸を勢いよく振り下ろし足を斬り落とそうとする。
 
 アナザーアギト(木原)「ちっ!」


 ―ガキャァアッ!

 ―ギギギッ・・・!

 セイヴァー(相似)「っ、くふふっ!」


 足を斬り落とされる前に、アナザーアギトは膝を曲げて大橙丸の刃であるカヒノジンを
 足首のパワーゴールドアンクレットで受け止める。     
 セイヴァーは受け止められてすぐに大橙丸を引き、セイヴァーアローを至近距離から撃ち放つ。
 ソニックアローと酷似しているが、片手でエネルギーの矢を射ているため自身の創った物とは別物だと
 デュークは遠目で認識する。

 ―バシュッ! バシュッ!


 アナザーアギト(木原)「ッデア!」

 ―ガキィンッ! ヂューンッ!


 セイヴァー(相似)「おほー、エネルギーの塊を手で弾くなんて普通出来ませんよー」


 アナザーアギト(木原)「この姿からして普通もクソもねぇだろっ」


 『ロック・オン』

 セイヴァー(相似)「言えてまっす!」


 
 ◎ 50以上orゾロ目
 ○ 30以上
 × ↑以下

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)
812 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/26(土) 14:13:36.04 ID:TaSFMkJMO
そいれ
813 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/26(土) 14:13:44.78 ID:V6KxrB9vO
つよいなあ
814 :1 [saga]:2022/03/26(土) 15:53:17.19 ID:wIUdbkrt0
 『ザクロパワー!』


 ―ギュロロロロロロォッ!

 ―ド ド ド ド ド ド ド ド ドッ!


 発射口のアローレストの前にザクロの形状をしたエネルギー体が出現し、引き絞っていた
 ノッキングドローワーを離すと内部から弾けるように皮が剥ける。
 その内部からザクロの実の部分を模している赤い球体のエネルギー弾が四方八方へ
 弾け飛んだ。

 
 ―キィィン・・・

 アナザーアギト(木原)「ハァァァ・・・!」


 ―ドカッ! バチィンッ! ドカァッ! バチューンッ!



 ―ドカァアアッ!!

 強化改造能力者「ギァァアアッ・・・!」


 デューク(唯一)「うわっ!危なっ」


 ―バサァッ
 
 アナザーアギトはアギトホーンで視覚、聴覚の感覚を極限まで研ぎ澄ますとエネルギー弾を
 手刀や回し蹴りで弾き落していく。
 離れた場所で戦闘をしていたデュークの方へもエネルギー弾が飛んできて、対峙していた
 強化型改造能力者が突き飛ばされる。
 デュークは特殊繊維で編み込まれた防弾、防刃機能を持つゲネシスケープで自身の体を
 覆い隠すようにしてエネルギー弾を防いだ。


 ―バヂィッ!

 アナザーアギト(木原)「・・・これでも衰えてるってのか?」


 ―パチパチパチパチッ!

 セイヴァー(相似)「すごいですね〜!まさか全部防ぐなんて」


 アナザーアギト(木原)「>>815
815 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/26(土) 15:56:31.19 ID:TaSFMkJMO
ただ歳を重ねただけじゃねえ経験を積んで俺もまだ成長途中なんだよ
ここで負けたら死んでも死にきれねえ…
816 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/26(土) 15:57:36.38 ID:V6KxrB9vO
俺を信じてる奴がいるからな
お前と違って一人じゃない分気合の入れようが違うぜ
817 :1 [saga]:2022/03/26(土) 16:28:21.95 ID:wIUdbkrt0
 アナザーアギト(木原)「ただ歳を重ねただけじゃねぇ。経験を積んでまだ成長途中なんだよ」


 アナザーアギト(木原)「あと、俺を信じてる奴がいるからな」


 アナザーアギト(木原)「ここで負けたら死んでも死にきれねぇしよ」

 
 アナザーアギト(木原)「お前と違ってぼっちじゃねぇし、気合の入れようが違うぜ?」


 セイヴァー(相似)「年甲斐もなく、ってとこですか」


 セイヴァー(相似)「そう若くないんですから血糖値の心配したらどうです?」


 アナザーアギト(木原)「お前も言うほど若くもねぇだろ」


 セイヴァー(相似)「あらら、そうでしたね。これはお恥ずかっし!」


 ―バシュンッ! バシュンッ!

 アナザーアギト(木原)「不意討ちも恥ずかしいと思えっ!」




 デューク(唯一)「テァアアッ!ハァッ!」


 ―ザシュッ! 

 ―バシュンッ! バシュンッ!


 強化型改造能力者の胸部を斬り付け、その箇所にデュークはソニックアローを射る。
 エネルギーの矢は強化型改造能力者の体内に留まって膨張すると、内臓の何カ所かを
 破裂させながら爆発する。
 内臓が破裂した事で強化型改造能力者は大量の鮮血を吐血し、足取りが覚束なくなって
 常人であれば失血死しているはずだが、それでも尚デュークに攻撃を仕掛けようとする。
 

 デューク(唯一)「あぁくそ!いい加減死ねゴラァッ!」


 『ロック・オン』


 ―グオオォン グオオォン グオオォン

 『レモンエナジー』



 デューク(唯一)「リャァアッ!!」

 ―シュバァアアッ!


 ―ザ ブッ !

 レモンエナジーのエネルギーをアークリムに収束させ、自身も回転する勢いに乗せて
 ソニックアローを振るう。
 アークリムからエネルギーの斬撃波が横向きに放たれ、強化型改造能力者の胴体を
 上半身と下半身とに分けて切断した。
 上半身のみとなった強化型改造能力者は数秒、痙攣しながら腕を伸ばそうとしていたが
 今度こそ絶命し、動かなくなる。

 
 強化型改造能力者「ガァアアアアーーーッ!!」


 デューク(唯一)「次はお前だっ!覚悟しろやっ!」


818 :1 [saga]:2022/03/26(土) 16:37:35.96 ID:wIUdbkrt0




 『発射開始、カウント10。9、8、7、6』


 ―バゴォオオーーーンッ!!


 ―バサァアッ!!

 オーガ(白垣根)「あれかっ!」


 『5、4、3、2』


 『発射』


 ―ゴ オォ オ オ オ オ オ オ オ オ オ オ オッ !!


 オーガ(白垣根)「ッ!」

 ―ヒュ オ ォ オ オ オ オ オーーーッ!!


 白い翼を羽ばたかせてオーガは発射されるロケットに接近すると、短剣状態の
 オーガストライザーを突き刺し、次に6枚ある翼の先端を吸盤状に変形させるとロケットの
 表面に貼り付けて離れなくする。
 

 ―ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴッ !!


 オーガ(白垣根)「ここからっ・・・!」



 ◎ 70以上or20〜30orゾロ目
 ○ 50以上
 × ↑以下

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)
819 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/26(土) 16:48:01.78 ID:TaSFMkJMO
かなりアクロバティックにやるな…
脳内補完するとオーガかっけえ…
820 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/26(土) 16:48:12.51 ID:V6KxrB9vO
たのむ…たのんだ…
821 :1 [saga]:2022/03/26(土) 18:19:46.85 ID:wIUdbkrt0
 オーガは蜘蛛のように翼を使ってロケットの表面を這い上がっていき、先端部分の
 近くまで上った。
 ロケットは既に対流圏を越えて、成層圏の中間まで上昇し次は中間圏まで
 達しようとしていた。


 オーガ(白垣根)「(まずは速度を落しましょうっ)」


 ―バサァアッ・・・!

 ―ゴ ゴ ゴ ゴ ゴォ・・・!


 6枚の内、2枚を離して肥大するように巨大化させるとロケットの先端を囲った。
 巨大化した翼によって空気抵抗が強くなり、ロケットの推進速度が失われていく。
 体勢を安定させたオーガは更に2枚を離すと、今度はロケットの表面全体に貼り付ける。
 そして翼に運動方程式とは真逆になる、物体が加速した時に反対方向へ力が発生する
 未元物質を纏わせた。
 その途端、ロケットはブースターからの噴射に抵抗するかのように急激に速度が低下し
 ロケットの全体に貼り付けた翼を切り取り、オーガはロケットの先端を囲っていた翼と
 未元物質を纏わせていない翼を羽ばたかせて飛翔した。


 ―ヒュオォオオオオッ!!


 オーガ(白垣根)「フッ・・・!」

 ―ギュオォオオオオオーーーッ!!


 失速したロケットを軽々と追い越したオーガは先に成層圏を抜けて、中間圏の手前にまで
 上昇する。
 切り取った2枚の翼を再度創り出して、オーガは胸の前で両腕を交差させながら6枚の翼も
 自身を包むように折り畳む。
 力を込めて勢いよく広げると、片方の3枚の翼はオーガを中心として全長約500mもの
 大きさまで巨大化していた。
 

 オーガ(白垣根)「ロケットの中身も纏めて消すにはこれでいいでしょう」

 
 オーガ(白垣根)「さぁ・・・来なさいッ!!」



 ―ギュ オ ォ オ オ オ オ オ オ オ オ オ オ オ オ オ オ オ オ オ オ オッ !!


 ―グ オ   オ ォ    オ オ     オ オ ン・・・


 ―ジュウウゥゥ・・・ ゴププッ バチバチッ! プシュゥゥー パリンッ  

 翼に触れたロケットは真っ二つに折れる事なく、表面から溶けていき内部に貯め込まれていた
 未元物質は電流により焦げ、熱によって液体から気体へ気化し、粉々に砕け散る。
 全ては消滅し、巨大化していた翼も先端から崩れ落ちて粉々になり粒子かすると、根元を
 残して通常時のままの翼へとなった。


 オーガ(白垣根)「ふぅ・・・」


 オーガ(白垣根)「>>822
822 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/26(土) 18:46:52.52 ID:TaSFMkJMO
これで最も危惧していた事態は避けられましたね…
あんなに重いものを持つなんていつ以来でしょうか…きっと林檎さんたちの未来にふさわしいはずです
823 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/26(土) 18:50:07.02 ID:TaSFMkJMO
ロケットなんて相手にしたことありませんでしたが、私もなかなかやひますね
824 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/26(土) 18:52:21.29 ID:MRMGDxdFO
これで街は救われましたかね…
825 :1 [saga]:2022/03/26(土) 20:46:18.91 ID:wIUdbkrt0
 オーガ(白垣根)「これで最も危惧していた事態は避けられましたね」


 オーガ(白垣根)「あんなに重いものを持つなんていつ以来でしょうか・・・」


 オーガ(白垣根)「きっと林檎さん達の未来にふさわしいはずです」

 
 オーガ(白垣根)「まぁ、まだ終わりではありませんね。戻りましょう」


 ―ヒュオォオオオーーーーッ・・・!




 -暗闇の五月計画 地下実験施設(廃墟) 通路-
 
 オーソン「なら、あっちの方へ行けばいいんだな?」


 知果「はい。まだ木原さん達は戦っていると思います」


 デニス「全員、弾の補給は済ませてある。このまま行けるぞ」


 オーソン「よしっ、情報提供助かる。ヴェーラ、ロッド、この2人を外まで護衛してやれ」


 ヴェーラ・ロッド「「了解」」


 マイク「しかし、さっきの揺れと爆発音は何だったんでしょうか」


 デニス「さぁな。大方、リーダーが暴れたからだろ」


 知果「あ、それは・・・」




 ― 偶数
 〜 奇数

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)
826 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/26(土) 20:51:40.25 ID:A+7drT91O
猟犬部隊と普通に話してる知果ちゃんすごいな…
827 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/26(土) 20:51:49.39 ID:TaSFMkJMO
そる
828 :1 [saga]:2022/03/26(土) 21:36:21.02 ID:wIUdbkrt0
 林檎「っ!。危ないっ!」


 ―ガゴォオオォーーンッ!!

 林檎「っ、うぐ・・・」


 知果「林檎ちゃん!」


 デニス「クソッ!何だってんだ!?」


 ルル「後ろっ!」


 改造能力者(?)「ァ、アァァア、あぁ、ァ・・・」


 ケインズ「まだ残ってやがったのか!?」


 オーソン「待てっ!様子が変だ、警戒しろっ!」


 ―メキメキッ グシャッ ビキッ・・・

 改造能力者変異体「ギシャァアアアアアアッ!!」


 オラフ「何だよありゃ・・・」


 ナンシー「見ればわかるでしょ。暴走か変異したのよ」


 オーソン「各自障害物に隠れろ!ヴェーラ!ロッド!早く嬢ちゃん達を」


 改造能力者変異体「ギシャァアアアアアアッ!!」


 ―ボ オ ォ オ オ オ オ オ オ オ オ オ オ オッ !!

 知果「っ!」


 『リンゴ!』


 知果「変身!」 


 『ロックオン!』

 『カモン!』


 『リンゴアームズ!』


 『デザイア・フォビドゥン・フルーツ!』


 ―ジュオオォオオオッ・・・!

 イドゥンはアップルリフレクターを構え、変異体の改造能力者が口から放射する
 火炎を防ぐ。
 その間に猟犬部隊は2組となり、1人が立った状態でもう1人は足の間から伏せた体勢で
 射撃する。
 


 ◎ 50以上orゾロ目
 ○ 30以上
 × ↑以下

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)

 >>826 相似よりは怖くないからでしょうね
829 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/26(土) 21:40:03.49 ID:TaSFMkJMO
こういう正義サイドになって立ち向かうのいい…
830 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/26(土) 21:40:10.55 ID:ihshc+nNO
ほれ
831 :1 [saga]:2022/03/26(土) 22:54:34.60 ID:wIUdbkrt0
 オーソン「足だ!足狙えっ!」


 ―ダ ダ ダ ダ ダ ダ ダッ!

 ―ドシュッ! ドシュッ!


 ―ガクッ 

 オーソンの指示で猟犬部隊は変異体の改造能力者の足に集中して射撃する。
 放射される火炎の勢いで大半が溶けてしまうが、2発が膝に命中して変異体の改造能力者は
 片膝を付いた。
 体勢を崩した変異体の改造能力者は仰向けに倒れる。
 

 イドゥン(知果)「!」


 ―ジャキンッ!


 『リンゴオーレ!』

 イドゥン(知果)「ハァァァッ・・・!」


 ―ギュロロロロロロォッ!

 ―ダンッ!

 
 ソードブリンガーにエネルギーを収束させ、踏み込むと瞬時に接近する。
 変異体の改造能力者は立ち上がり、再び火炎を放射しようと口を大きく開く。
 その口にイドゥンはソードブリンガーを突き刺し、グリッと上に顔を向かせてから
 喉の奥へ捩り込む。


 イドゥン(知果)「ッ!!」


 ―バリバリバリバリバリィッ!
 
 ―ドパァアアンッ!!


 収束させていたエネルギーを刀身のソードコアの先端から放出し、体内で爆発させ
 変異体の改造能力者を破裂させた。
 既に体中の血液は失っていたのか、白い粉末だけが舞い散り天井の灯りに照らされて
 キラキラと煌めいていた。
 

 イドゥン(知果)「はぁ・・・」


 オーソン「・・・やるなぁ、あの姉ちゃん」


 林檎「・・・知果は私と同い年だよ。体が大人になってるけど」


 ナンシー「それ何て名探偵アニメ?」


 ―シャコンッ

 イドゥン(知果)「・・・」


 林檎「知果。大丈夫・・・?」


 イドゥン(知果)「うん。・・・林檎ちゃん」


 林檎「?」


 イドゥン(知果)「やっぱり、私も木原相似の所に行って来る」


 林檎「え・・・?」


 イドゥン(知果)「>>832」  
832 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/26(土) 23:01:08.77 ID:TaSFMkJMO
私も不本意だけど協力してたから…
自分でしたことには自分で後始末しないとね…
833 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/26(土) 23:02:08.49 ID:jVHIxMbtO
今度はあの人のためじゃなくてあの人と戦ってくるよ
もう林檎ちゃんを悲しませたくないから…
834 :1 [saga]:2022/03/26(土) 23:18:10.41 ID:wIUdbkrt0
 イドゥン(知果)「私も不本意だけど・・・協力してたから・・・」


 イドゥン(知果)「自分でした事には自分で後始末しないとね」


 イドゥン(知果)「今度はあの人のためじゃなくて、私自身のために戦って勝ってくるよ」


 イドゥン(知果)「もう・・・林檎ちゃんを悲しませたくないから」


 林檎「・・・」

 
 オーソン「・・・じゃ、俺らは足手纏いになっちまうな」


 イドゥン(知果)「林檎ちゃんを、お願いしていいですか?」


 ナンシー「ええっ。私達からもリーダーの事、頼んだわ」


 イドゥン(知果)「はい」


 林檎「・・・じゃあ、おまじないしとく?」


 イドゥン(知果)「うん。・・・あ、ちょっと待って」


 ―カチリッ プシューッ

 知果(イドゥン)「っはぁ・・・これでいいよね」


 林檎「うん・・・」


 林檎「・・・気をつけてね。知果」

 ―ちゅっ・・・

 
 知果「>>835
835 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/27(日) 06:19:07.56 ID:ScUr1Qy7O
…っ///
ありがとう林檎ちゃん!
もっと話したいことがあるし必ず帰ってくるからね
836 :1 [saga]:2022/03/27(日) 08:54:16.32 ID:sJA6i1Vp0
 知果(イドゥン)「・・・っ//」

 
 林檎「まだ、いっぱい話したい事が沢山あるから・・・」


 知果(イドゥン)「ありがとう、林檎ちゃん」ニコリ


 知果(イドゥン)「私も、もっと話したいから必ず戻ってくるよ」


 林檎「・・・うん」コクリ


 知果(イドゥン)「・・・」ニコリ

 ―スチャッ キュリリッ


 イドゥン(知果)「行ってくるね。林檎ちゃん」


 ―タッタッタッ・・・


 林檎「・・・」


 


 強化改造能力者「ギギギ、ギギギッ・・・!」


 デューク(唯一)「こんのッ!オリャァアッ!」


 ―ドカァッ! バシュンッ! バシュンッ!

 デュークは最初の1体と同様の手段で斬り付けた箇所にエネルギーの矢を撃ち込んで
 怯んだ隙を狙おうとした。
 だが、もう1体の強化型改造能力者は皮膚がアークリムでも深くまで斬り付けられない程
 硬質なため同じ手段が使えなかった。
 覆い被さるように襲いかかってきた強化型改造能力者を蹴飛ばして、間合いを取ると
 エネルギーの矢を射て、更に距離を取った。
 


 ―ガキィンッ!

 アナザーアギト(木原)「っ・・・!」


 セイヴァー(相似)「どうやら本格的に体力の限界っぽですね?」


 セイヴァー(相似)「まぁ、性能テストは十分データ収集出来ましたから・・・」


 セイヴァー(相似)「ここらで終わりにしましょうよ。数多さん」


 アナザーアギト(木原)「テメ・・・!」



 
 ≡ 30以上orゾロ目
 = 20以上
 ― ↑以下
  
 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)
837 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/27(日) 09:03:36.57 ID:ScUr1Qy7O
それ
838 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/27(日) 09:03:43.56 ID:UstvbR9gO
ふふふふ
839 :1 [saga]:2022/03/27(日) 11:44:43.53 ID:sJA6i1Vp0
 ―ビキュンッ! ビキュンッ!


 ―バチィッ! バチィッ!


 セイヴァー(相似)「うおっと!?」

 ―ヒュロロロロロロッ!

 
 セイヴァー(相似)「ッラァアッ!」


 ―ガキィンッ!


 死角からのイオン光弾を受け、アナザーアギトから離されるセイヴァー。
 更に追撃で飛んで来くるバイオワインダーが迫ってきて、大橙丸で弾き返す。
 

 ダークカブト(垣根)「よぉ、お前が木原相似。随分と俺の未元物質で遊んでくれたな」


 ベルデ(絹旗)「所詮は超模造品の能力者でしたね。楽勝でしたよ」


 セイヴァー(相似)「あらら、じゃあDAアラウズは壊滅したって事か・・・」



 黒夜「おらよッ!」


 キュアダイヤモンド(海美)「テァアアアッ!」


 ―ドスッ!

 ―ドカァアアッ!


 セイヴァー(相似)「ぐっ・・・!」


 黒夜が射出した窒素の槍とキュアダイヤモンドの飛び蹴りにより、セイヴァーは
 突き飛ばされる。
 

 黒夜「おい相似さんよ。あんなクソ計画のためによくも不味い飯を食わせやがったな」


 キュアダイヤモンド(海美)「覚悟しなさい!知果を悲しませた罪は重いわよっ!」


 
 セイヴァー(相似)「罪?いやいやいや、彼女は自ら僕に協力したんですよ?」


 セイヴァー(相似)「友達なんていくらでも代替すればいいのに、杠林檎に執着して」


 セイヴァー(相似)「自分の手を汚した・・・つまり共犯者って事です」



 キュアダイヤモンド(海美)「このっ・・・!」


 ―コツッ

 イドゥン(知果)「・・・共犯者というのは認めます」



 キュアダイヤモンド(海美)「!?。知果っ!?どうして・・・」



 セイヴァー(相似)「ほらほら。彼女がそう言ったんですから、僕に罪なんて」


 イドゥン(知果)「>>840
840 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/27(日) 11:49:00.16 ID:vWkGhWmbO
黒夜ちゃンの窒素爆槍って特撮世界でも屈指の破壊力あるよねきっと…

ですから全てが終わった後に償います
ここできちんと共犯者を倒してからで構いませんか?
841 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/27(日) 11:50:20.49 ID:P6ZJJW5WO
甘言に乗せられて騙した分の罪は償ってもらいます
痛くて辛い薬のぶんの利子を含めて
842 :1 [saga]:2022/03/27(日) 12:15:50.35 ID:sJA6i1Vp0
 『リンゴスオーレ!』


 セイヴァー(相似)「え?」


 ―ズバァアッ! ザシュッ!


 セイヴァー(相似)「ぐ、あぁあっ・・・!?」

 ―ドサァッ!


 セイヴァー(相似)「何、を・・・!」 


 イドゥン(知果)「でも、大切な友達を貶した罪があります」


 イドゥン(知果)「たった1人の友達に代わりなんてありません。この世に1つだけです」


 イドゥン(知果)「だから人は大切にする優しさを持つんです」


 セイヴァー(相似)「ッ、ハハハハ・・・!優しさ、か・・・」


 セイヴァー(相似)「DAアラウズを殺してきた君が、そんな言葉を使っていいのかな?」


 キュアダイヤモンド(海美)「っ・・・!」


 ベルデ(絹旗)「DAアラウズなんて正義という名の悪行を気取っていただけの」

 
 ベルデ(絹旗)「単なる破落戸です。優しさなんて必要ない連中ですから、知果さんは」 


 イドゥン(知果)「わかっていますよ。終わった後・・・全部を償います」


 ベルデ(絹旗)「!。そんな必要はありませんよ、知果さん」


 アナザーアギト(木原)「連中はどのみち死刑執行される身だったんだ」


 アナザーアギト(木原)「それをお前が早めただけの事で罪になんかなんねぇよ」


 イドゥン(知果)「いえ。虫が良すぎます、そんな事では・・・」
 

 イドゥン(知果)「ここでキチンとと共犯者を倒してからで構いません」


 イドゥン(知果)「痛くて辛い薬の分の利子を含めて・・・」


 イドゥン(知果)「貴方を倒します。木原相似・・・!」


 セイヴァー(相似)「・・・あーぁ。せっかく友達を助けるために手伝ってたのに」


 セイヴァー(相似)「恩を仇で返すなんて、酷い子だなぁ」

 
  
 オーガ(白垣根)「どの口で言っているんですか?」


 オーガ(白垣根)「>>843




 >>840 多分、戦闘員枠怪人なら余裕そう
843 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/27(日) 12:19:46.08 ID:HJ+wv1TOO
あなたは恩をかけたのではなくてただ知果さんを利用しただけじゃないですか
844 :1 [saga]:2022/03/27(日) 13:10:59.40 ID:sJA6i1Vp0
 オーガ(白垣根)「貴方は恩をかけたのではなくて・・・」


 オーガ(白垣根)「ただ知果さんを利用しただけじゃないですか」


 セイヴァー(相似)「それは心外ですねー?彼女には臓器を停止させる機構が埋め込まれいて」


 キュアダイヤモンド(海美)「知ってるわよ。自壊プログラムよね?」


 オーガ(白垣根)「それなら既に解除しています。優秀な汎用性を持つお仲間のおかげで」


 セイヴァー(相似)「・・・何ですって?」


 オーガ(白垣根)「解除してあると言ったんです。それと、ロケットも消滅させました」


 オーガ(白垣根)「貴方の計画は既に破綻したのですよ」


 セイヴァー(相似)「・・・」


 アナザーアギト(木原)「ロケットだぁ?何の事言ってんだよ」


 黒夜「こいつ、DAアラウズだけじゃ飽き足らずに未元物質を世界中にバラ撒いてから」


 黒夜「人類全員を改造能力者にしようとしてたんだよ」


 ダークカブト(垣根)「んだと?テメェ、マジでイカれてやがんなっ」


 デューク(唯一)「・・・!。なるほど、それでザクロロックシードによる洗脳を」


 デューク(唯一)「利用するつもりだったんですね」


 デューク(唯一)「自爆は制御出来ない改造能力者を始末するためか・・・」


 ベルデ(絹旗)「超滅茶苦茶ですよ。貴方、一体何が超したいんですか!」


 セイヴァー(相似)「・・・僕は理解したいんですよ。能力者の価値をね」


 セイヴァー(相似)「数多さん、唯一姉さん。初めて再会した時」


 セイヴァー(相似)「この世に1つしかないという概念は、どう考えても変だと」


 セイヴァー(相似)「それはこの街に生きる能力者も同じじゃないですか?」


 セイヴァー(相似)「いくら能力開発をしても止まってしまったら」


 セイヴァー(相似)「別にいた同じ系統の能力者を代替して育てるだけでいい」


 セイヴァー(相似)「だから、人類み〜〜んなを能力者にしてしまえば」


 セイヴァー(相似)「代替がいくらでも利くじゃないですか」


 セイヴァー(相似)「そうなったら・・・能力者の存在理由って何になるかって話ですよ」


 セイヴァー(相似)「それを僕は理解したいんです。研究者としてね!」


 アナザーアギト(木原)「・・・そんだけか?」


 オーガ(白垣根)「>>845
845 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/27(日) 13:14:46.68 ID:vWkGhWmbO
大義もない自分の研究テーマというだけで人の尊厳を踏みにじるような行為、決して許しません
ここであなたを倒します
846 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/27(日) 13:15:36.57 ID:O9jYmigmO
人がそれぞれ持つアイデンティティーを破壊して自分の研究のために使うなんて…
知果さんだけで飽き足らずあなたは…!
847 :1 [saga]:2022/03/27(日) 13:34:47.63 ID:sJA6i1Vp0
 オーガ(白垣根)「・・・人がそれぞれ持つアイデンティティーを破壊して」


 オーガ(白垣根)「大義も何もない、自分だけのために行なう研究というだけで」


 オーガ(白垣根)「人の尊厳を踏みにじるような行為・・・決して許しません!」


 オーガ(白垣根)「知果さんだけで飽き足らず、貴方は・・・ッ!!」

 
 セイヴァー(相似)「何を怒ってるんですか?」


 セイヴァー(相似)「改造能力者になれば、強度という概念がなくなって」


 セイヴァー(相似)「無能力者というコンプレックスも解消される」


 セイヴァー(相似)「平和的解決にも繋がるんですよ?」


 ダークカブト(垣根)「・・・さっきからお前・・・本当に能力者の価値が見えてんのか?」


 セイヴァー(相似)「ん〜?」


 ダークカブト(垣根)「強度ってのは技術的な伸びしろ、他分野への応用」


 ダークカブト(垣根)「様々な発展性を鑑みて決定される」


 ダークカブト(垣根)「お前はただ能力者を自分が理解出来る部分だけ解釈して」


 ダークカブト(垣根)「未元物質で改造してるだけじゃねぇか」


 ダークカブト(垣根)「結局は自分が知ってる技術で代替したいだけだろ」


 セイヴァー(相似)「っ」


 ダークカブト(垣根)「はん・・・図星みたいだな」


 
 
 ― 偶数
 〜 奇数

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)
848 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/27(日) 13:36:38.02 ID:vWkGhWmbO
追い詰められてるなあ
849 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/27(日) 13:36:55.32 ID:rV7QJKjxO
どうなる?
850 :1 [saga]:2022/03/27(日) 14:10:40.78 ID:sJA6i1Vp0
 セイヴァー(相似)「・・・まぁ、いくらでも言ってくださいよ」


 セイヴァー(相似)「科学の発展により誤った解釈は全て塗り替えられます」
 

 セイヴァー(相似)「なので研究が成功すれば、正しくなるのは・・・」


 セイヴァー(相似)「僕ですからねぇ!」



 『ザクロスパーキング!』

 『ブラッドオレンジスパーキング!』


 セイヴァー(相似)「ウグゥゥゥ、ウォォ・・・!」


 セイヴァー(相似)「ヴオ゙ォ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙ッ!!」


 ―ド ゴ ゴ ゴ ゴ ゴッ !!


 オーガ(白垣根)「巨大化していく・・・!?」


 アナザーアギト(木原)「通路に入れっ!巻き込まれんぞっ!」
 

 
 ―ト゛カ゛ァ゙ア゙ ア゙ ア゙ ア゙ ア゙ ッ !!


 
 -暗闇の五月計画 地下実験施設(廃墟) 出入口付近- 

 林檎「!?」
 

 木場「なんだ・・・!?」



 オーソン「デケェ・・・!」


 ナンシー「あれが、ライダーだって言うの・・・」


 デニス「いや・・・ライダーなんかじゃない・・・怪人だ」



 ―ガシャァアーーンッ! ガラ ガラ ドシャドシャ・・・

 
 ―ギュロロロロロォーッ!

 ―ヒュォオオオオオオーーッ!


 アナザーアギト(木原)「おい、唯一!どうなってんだありゃ!?」


 デューク(唯一)「・・・恐らく、暴走状態になっているんでしょう」


 デューク(唯一)「偽りの神になろうとした願望を元にエネルギーが収束し」


 デューク(唯一)「あの様な姿に・・・」



 蓮華座偽神セイヴァー「アッハハハハハハハハハハハッ!!」
 https://i.imgur.com/d03zsVN.png


 
 どうする?orどうなる?
 ↓2まで
851 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/27(日) 14:44:59.17 ID:SvuAeiq8O
W垣根で未現物質の大きな盾を作り攻撃を弾くもセイヴァーのパワーが強く受け止めることしかできず動けない全員
そんな中耐えきれずイドゥンが動こうとするのをデュークが止めて教え諭す
852 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/27(日) 14:59:56.55 ID:Ggs/YLqaO
黒夜が窒素爆槍で蔓や花弁を弾き落とすも攻撃まで行かないと悔しそうにするもそれを見たベルデが近づく道なら作れる?のではと考えて耳打ちする
そして黒夜の作った道を一緒に行こうとイドゥンを誘うと頷いて一緒に駆け出す
イドゥンの盾になり進むベルデに胸が熱くなる
853 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/27(日) 15:04:34.51 ID:WcpCn9saO
ダイヤモンドが私なら動きを止められるわとプリキュアダイヤモンドブリザードを使おうと提案してくる
854 :1 [saga]:2022/03/27(日) 15:44:46.84 ID:sJA6i1Vp0
 オーガ(白垣根)「皆さん無事ですか!」


 キュアダイヤモンドAG(海美)「ええっ!知果は私が!」


 イドゥン(知果)「ありがとうございますっ・・・」

 

 ダークカブト(垣根)「くっそ!俺だけなんで2人持ちなんだよっ!」


 ベルデ(絹旗)「それ重いって意味ですか?デリカシーがないですね」


 黒夜「乙女に対して失礼だよ。垣根」

 


 蓮華座偽神セイヴァー「アハハハハハハハハハハッ!!」
 http://i.imgur.com/d03zsVN.png


 ―ヒュルルルルッ! シュバッ!

 デューク(唯一)「うおわっと!」
 

 ―ギュロロロロロッ!


 蓮華座偽神セイヴァーは無数の蔓を根元から伸ばして、ダンテライナーを操縦している
 デュークに攻撃を仕掛けてきた。
 即座にハンドルを切って、急速に曲がった事で回避する事が出来た。
 ダークカブトに抱えられている黒夜は掌を突き出し、窒素の槍を射出して弾き落そうとする。
 しかし、数本に命中してボトボトと落ちていくが、新しく根元から蔓が生えてきて今度は
 ダークカブトに襲いかかる。

 
 ―ヒュルルルルッ!

 ダークカブト(垣根)「ちっ!」


 ―バサァッ!


 ―ヒュルルルルッ!

 
 キュアダイヤモンドAG(海美)「プリキュア!ダイヤモンドシャワー!」

 ―タンッ♪ タンッ♪


 ―ヒュ オ オ ォ オ オ オ オ オッ!!


 ―ピキピキッ パキッ ピキピキッ


 ダークカブトは翼を羽ばたかせて上昇し、続々と襲い来る蔓を見てそのまま飛翔した。
 エンジェルモードにより飛行が可能となったキュアダイヤモンドはラブハートアローを叩いて、
 氷の結晶で菱形を形成し防ぐ。だが、ダイヤモンドシャワーを使う前に渡していたイドゥンと
 オーガが退避した瞬間に鞭の様に振るわれた蔓によって粉々に砕ける。


 キュアダイヤモンドAG(海美)「これじゃいくら防御しても・・・!」 
 


 ダークカブト(垣根)「あのデカさじゃ未元物質で溶かすにしても集中出来そうにねぇな」


 オーガ(白垣根)「>>855
855 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/27(日) 16:00:44.26 ID:WcpCn9saO
弱点はどこですかね、あの幹とか気になるんですが…
856 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/27(日) 16:01:10.14 ID:vWkGhWmbO
引きずり下ろすかありませんが骨が折れますね…
857 :1 [saga]:2022/03/27(日) 16:54:28.34 ID:sJA6i1Vp0
 オーガ(白垣根)「弱点はどこでしょうか?・・・と言わなくても、わかりますね」


 イドゥン(知果)「あの蓮華が咲いている中央にいるセイヴァーがそうだと思います」


 黒夜「けど、近付くにしても大変そうだよ?」


 オーガ(白垣根)「ええっ。引きずり下ろすしかありませんが・・・中々、腰が折れますね」


 ダークカブト(垣根)「はんっ。折れるどころか抜けてんじゃねぇのか?」


 オーガ(白垣根)「それは、ハジメての時だけで十分です」


 ベルデ(絹旗)「(この人にしては珍しい下返しをした気がしますね)」

 
 ―ジ ジ ジジ ジッ


 ―シュルルルッ・・・

 ―ガシッ

 イドゥン(知果)「帝督さん、私はこれを使って移動出来ますから」

 
 オーガ(白垣根)「わかりました」


 ダークカブト(垣根)「なぁ、それこいつらにも分けてやってくれ」


 イドゥン(知果)「あ、はい!」


 ―シュルルルルッ
 
 黒夜「あーもうちょいこっちー・・・よしっと」


 ベルデ(絹旗)「掴まりましたっ」


 ダークカブト(垣根)「んじゃ、汚ねぇ花の芽を摘むとするか」


 オーガ(白垣根)「ええっ!」


 ―ヒュオオォオオオッ!

 オーガとダークカブトは飛び交う無数の蔓をオーガストライザーとカブトクナイガンで
 斬り落としながら接近していく。
 10mという距離まで近付いた時、目の前に巨大な花弁が舞い降りてきた。
 オーガは咄嗟に翼を折り曲げて盾にした。その瞬間、爆発が起きる。
 それを見たダークカブトは自身の前にも花弁が舞ってきて、急降下して回避した。


 ―ドカァアアンッ! ドカァアアンッ!
 
 蓮華座偽神セイヴァー「ハハハハハハッ!アハハハハッ!」


 ダークカブト(垣根)「ちっ!」
 


 ベルデ(絹旗)「黒夜!撃ち落とせませんか!?」


 黒夜「今、狙い定めてるとこ!」 




 ◎ 50以上
 ○ 30以上
 × ↑以下

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)
858 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/27(日) 16:57:21.92 ID:vWkGhWmbO
確かに白垣根にしては珍しいシモ返し…
海美さんからしても聞き返さないのは意外かも
859 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/27(日) 16:58:16.30 ID:WcpCn9saO
黒夜ちゃんも戦ってるあたり総力戦感あるな…
860 :1 [saga]:2022/03/27(日) 17:26:57.37 ID:sJA6i1Vp0
 黒夜「よっしゃイケーッ!」


 ―ボッ! ボッ! ボッ!


 ―ドカァアンッ! ドカァアアンッ! ドカァアンッ!


 射出された窒素の槍はオーガとダークカブトが進もうとする進行方向の花弁を撃ち抜いて
 爆発処理する。
 それによってオーガとダークカブトは蔓のみを斬り落として、近付いていくだけとなり
 花柱部分となっているセイヴァーの所へと接近していった。


 ベルデ(絹旗)「知果さん!私達もあそこへ行きましょう!」


 イドゥン(知果)「わかった!」
 


 ―ヒラヒラ・・・

 ―ヒュルルルルッ!

 黒夜「わーっと!その前に蔓と花弁を片付けてっ!」


 ベルデ(絹旗)「くっ!」


 イドゥン(知果)「っ!」




 ―ダ ダ ダ ダ ダ ダッ !


 オーソン「建物の影に隠れろっ!」


 デニス「弾が切れたっ!誰か余ってませんか!?」
 

 ヴェーラ「受け取ってください!」



 
 林檎「知果・・・!」


 木場「・・・」


 ―ガチャッ

 林檎「きば・・・?」


 木場「林檎ちゃん。・・・これから見た事は、内緒にしてね?」


 林檎「・・・?」

 ―・・・ギュロロロロ


 ホースオルフェノク「・・・フウゥゥッ!」


 ―メキメキメキッ ギュロロロロッ
 
 ホースオルフェノク激情疾走態「ハッ!」


 ―ダンッ!


 林檎「・・・馬・・・?」

861 :1 [saga]:2022/03/27(日) 17:45:15.17 ID:sJA6i1Vp0
 ―ズバァアアアッ!!

 イドゥン(知果)「!?」


 ホースオルフェノクは4本の強靱な脚力でイドゥン達がクラックから伸びる蔦で
 ぶら下がっている上空まで一気に跳び上がる。
 強化されたホースソードで蔓を斬り落とし、巻き付こうとしてくる蔓は前足の蹄で
 蹴りつけ、粉々にした。


 ベルデ(絹旗)「オルフェノクッ・・・!?」


 黒夜「何で・・・アイツを攻撃してるんだろ?仲間じゃないのかな・・・」



 ホースオルフェノク激情疾走態「ッ!」

 ―ズバァアアッ!



 イドゥン(知果)「・・・とにかく、あっちに引きつけられてる隙に!」


 ―シュルルルルッ
 


 ―ヒュルルルルッ!

 ―ビイィッ!


 デューク(唯一)「どわわわっ!やっば捕まった!」


 アナザーアギト(木原)「くそっ!届、か、ね、ぇっ!」
 
 
 
 キュアダイヤモンド(海美)「いけないっ!」
 

 キュアダイヤモンド(海美)「プリキュア!ダイヤモンドシャワー!」

 ―タンッ♪ タンッ♪


 ―ヒュ オ オ ォ オ オ オ オ オッ!!


 ―ピキピキッ パキッ ピキピキッ
 

 蔓に捕まってしまったダンテライナーを援護すべく、キュアダイヤモンドは
 ラブハートアローから冷気を発射する。
 蔓の一部が凍り、それを見たデュークはダンテライナーを急発進させて
 凍らせた部分を砕き、飛行して退避していった。


 
 ◎ 50以上orゾロ目
 ○ 30以上
 × ↑以下

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)

 >>858 離れてて聞こえてなかったでせう
 >>859 8人で巨像と戦ってるみたいなもんでせうからね
862 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/27(日) 18:01:06.22 ID:vWkGhWmbO
意外と白垣根の方がシモに詳しくて垣根の方が淡白とかアリソう
863 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/27(日) 18:01:51.12 ID:WcpCn9saO
絹旗から見たらびっくりだよな確かに…
864 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/27(日) 18:02:10.85 ID:vWkGhWmbO
ゾロ目やったぜ。
865 :1 [saga]:2022/03/27(日) 18:25:06.18 ID:sJA6i1Vp0
 キュアダイヤモンド(海美)「はぁ・・・」


 ―ヒュルルルルッ!

 ホースオルフェノク激情疾走態「危ないっ!」


 キュアダイヤモンド(海美)「っ!?」


 ―ズバァッ!

 キュアダイヤモンドを捕まえようとしていた鶴をホースオルフェノクは横切る際に
 斬り落として事なきを得た。
 飛行能力は持っていないため、ホースオルフェノクは落下していきキュアダイヤモンドは
 その後を追っていく。

 ―ズダンッ!
 

 ホースオルフェノク激情疾走態「ッハァ・・・!」


 キュアダイヤモンド(海美)「・・・。・・・ねぇ」


 ホースオルフェノク激情疾走態「・・・」


 キュアダイヤモンド(海美)「助けてくれてありがとう。・・・木場さん」


 ホースオルフェノク激情疾走態「!?・・・。・・・どうして、わかったんだい?」

 
 キュアダイヤモンド(海美)「私は能力で名前を確認する事ができるの」


 キュアダイヤモンド(海美)「怪人の姿で名前を確認したのは初めてだけど・・・」


 キュアダイヤモンド(海美)「正解みたいでよかったわ。・・・心配しないで、黙っているから」


 ホースオルフェノク激情疾走態「・・・ありがとう」


 ホースオルフェノク激情疾走態「>>866
866 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/27(日) 18:34:08.57 ID:vWkGhWmbO
精神系能力者だと正体わかっちゃうよなあ
みさあいみごトリオは何かと隠し事できなさそう

あんなに大きいのにみんなで立ち向かうなんてやっぱり君たちはヒーローだね…
俺も負けられないなって思っちゃったよ
867 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/27(日) 18:34:43.57 ID:WcpCn9saO
いつかは話すかもしれないけどその日までは内密にしてほしいかな
868 :1 [saga]:2022/03/27(日) 19:13:29.98 ID:sJA6i1Vp0
 ホースオルフェノク激情疾走態「いつかは話すかもしれないけど」


 ホースオルフェノク激情疾走態「その日までは内密にしてほしいかな」


 キュアダイヤモンド(海美)「わかったわ。でも、バレないように気をつけてね?」


 ホースオルフェノク激情疾走態「うん。もちろんだよ」


 ホースオルフェノク激情疾走態「・・・あんなに巨大な敵に立ち向かうなんて」


 ホースオルフェノク激情疾走態「やっぱり君たちはヒーローだね・・・」


 キュアダイヤモンド(海美)「それは今の木場さんも同じじゃないの」


 ホースオルフェノク激情疾走態「・・・そう言ってもらえると、少し・・・嬉しいか、な!」


 ―ヒュルルルルッ!

 ―ズバァッ!

 ホースオルフェノク激情疾走態「俺に任せて。君もあそこへ」


 キュアダイヤモンド(海美)「ええっ!倒し終えたらすぐに逃げてねっ!」


 ―バサァッ

 ―ヒュオォオオオオーーーッ・・・

 ホースオルフェノク激情疾走態「・・・ハァッ!」


 ―ダンッ!





 蓮華座偽神セイヴァー「アハハハハハハハッ!!」


 ―バシュンッ! バシュンッ! バシュンッ!バシュンッ!バシュンッ!

 セイヴァーが連続でエネルギーの矢を発射し、オーガは翼でエネルギーの矢を消滅させ
 ダークカブトはカブトクナイガンを撃ち、イオン光弾がセイヴァーに向かって行く。
 しかし、舞い散っている花びらによってイオン光弾は命中せず、爆発が起きるのみで
 セイヴァーは嘲笑うかのように高笑いをする。


 蓮華座偽神セイヴァー「ハハハハハハハハハハッ!!」



 ベルデ(絹旗)「何であんなに笑ってるんでしょうねっ!」


 ―シュルルルルルッ ビシィッ!

 ―ブチィッ!


 オーガ(白垣根)「恐らくですが、神経にも作用してしまっているのではないかと」


 黒夜「っとと・・・じゃあ、自我はもう無い感じ?」


 ダークカブト(垣根)「見りゃわかんだろ。そうに決まってるっつーの」


 イドゥン(知果)「>>869
869 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/27(日) 19:21:13.72 ID:vWkGhWmbO
理性をが解かれてああなったんでしょうか…
普段から笑う人でしたけど
870 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/27(日) 19:22:07.01 ID:WcpCn9saO
じゃあ遠慮はいらないということでしょうか…
871 :1 [saga]:2022/03/27(日) 20:13:26.86 ID:sJA6i1Vp0
 イドゥン(知果)「理性をが解かれて、ああなったんでしょうか・・・」


 イドゥン(知果)「普段から笑う人でしたけど」


 蓮華座偽神セイヴァー「アッハハハハハハハハハハハッ!!」


 デューク(唯一)「・・・見るに堪えませんね」


 アナザーアギト(木原)「ああっ。哀れ過ぎて泣けてくるな」


 ―スタンッ

 キュアダイヤモンド(海美)「お待たせっ。それで?どう倒すか決めた?」


 オーガ(白垣根)「・・・今、思いつきました」


 オーガ(白垣根)「兄さん、能力者の価値がどのようなものなのか・・・」


 オーガ(白垣根)「彼にとっての常識は通用しない、私達の常識で知らしめてみませんか?」


 ダークカブト(垣根)「・・・はっ。いいぜ、乗ってやる!」 


 戦う君よ
 (http://www.youtube.com/watch?v=o5RjItnyFLU)


 オーガとダークカブトはそれぞれセイヴァーに接近していき、左右に分かれると
 台座のようになっている花弁に着地する。 
 セイヴァーはカッティングブレードを2回倒し、大橙丸を振るって赤い斬撃波を放つ。
 オーガはそれを翼で受け止めて弾き返し、ダークカブトはクロックアップで時間流の
 流れを変える事で回避する。

 [CLOCK OVER]


 ダークカブト(垣根)「お前の常識に俺の・・・いや、俺達の」


 オーガ(白垣根)「私達の未元物質を理解出来ますか?」


 ―ヂ  ヂ ヂ  ボッ ボボボッ ボォォオッ!

 ―パキ ペキ ペキ

 ―ボコボコ


 間もなく日付が変わる頃の夜のため、陽炎が当然発生する訳もなく蓮華座偽神セイヴァーの
 周辺の景色が歪む。
 下半身となる大木の表面の一部が燃え上がり、徐々に広まっていく。
 冷凍による氷が出来ているのではなく、燃えている箇所から未元物質によって大木の表面が
 結晶化する。
 更に、結晶化した箇所からは液状化が始って泡立ちながら、溶け落ちていく。
 その現象は台座となる花弁でも起こっており、セイヴァーはそれを見ていた。

 蓮華座偽神セイヴァー「ハハハ、ハ、ハ・・・」


 オーガ(白垣根)「どうですか。本当に能力者を理解しているなら」


 オーガ(白垣根)「この可能性を飲み込んでみせなさい」


 蓮華座偽神セイヴァー「アハハ、ハハハ・・・!」



 ◎ 90以上or偶数連続orゾロ目
 ◎ 50以上
 ○ 30以上
 × ↑以下
 
 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)
872 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/27(日) 20:25:19.13 ID:vWkGhWmbO
濃い!来い!
873 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/27(日) 20:25:29.23 ID:WcpCn9saO
高くしろ
874 :1 [saga]:2022/03/27(日) 21:24:03.81 ID:sJA6i1Vp0
 蓮華座偽神セイヴァー「アハハハハハハハッ!アハハハハハハハッ!!」


 蓮華座偽神セイヴァー「スゴイ!スゴイデス!!コレ程ノ事象ヲ同時ニ展開デキルナンテ!」


 蓮華座偽神セイヴァー「ワカルッ、ワカリマス!コレガ超能力者ノ見テイル世界!!」


 蓮華座偽神セイヴァー「マダダ、マダ可能性ハ広ガッテイク!」


 ―パチ  パチッ

 ―ボッ パキンッ

 蓮華座偽神セイヴァー「モットモット広ガレェエエエエ!!」


 蓮華座偽神セイヴァー「アハハハハハハハハハハハハハハハハッ!!」


 ダークカブト(垣根)「マジかよこいつ。どんだけ知識量持ってんだ」


 ―ジュウウゥゥッ・・・!

 オーガ(白垣根)「っ・・・!(マズイ、周辺に漏れないようにしないとっ)」


 蓮華座偽神セイヴァー「アハハハハハハハハハハハハハハハハッ!!」


 

 ベルデ(絹旗)「建物が崩れていってます!」


 黒夜「木原さん、部下がそこにいると危なくない?」


 アナザーアギト(木原)「わかってるっての!」



 ―メラメラ

 ホースオルフェノク激情疾走態「くっ・・・!」


 ホースオルフェノク激情疾走態「これ以上近付いたら危険だっ・・・」



 
 ◎ 90以上or偶数連続orゾロ目
 ◎ 70以上
 ○ 50以上
 × ↑以下
 
 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)
875 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/27(日) 21:28:03.82 ID:vWkGhWmbO
強いのが悔しい
876 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/27(日) 21:28:23.96 ID:WcpCn9saO
木場くん助けて
877 :1 [saga]:2022/03/27(日) 21:47:52.26 ID:sJA6i1Vp0
 ―ガタガタッ・・・

 ホースオルフェノク激情疾走態「・・・っ!。林檎ちゃん!」


 ―ダンッ! ドカラッ! ドカラッ!


 林檎が乗っている送迎車が異様に揺れているのを見て、ホースオルフェノクは急いで
 駆け寄って行く。
 しかし次の瞬間、送迎車が浮かんだ。


 ―ガコォッ!


 ホースオルフェノク激情疾走態「っ・・・!?」


 林檎「・・・」


 ―ゴゴゴゴゴッ ギギ・・・

 林檎は片腕を上げて送迎車を念動力で浮遊させていた。
 見据える先は不気味に笑い声を上げている蓮華座偽神セイヴァーがいる。


 ホースオルフェノク激情疾走態「林檎ちゃん・・・何をして・・・」


 林檎「皆が戦ってるのに、何もしないなんていやだ・・・!」


 林檎「皆を助けたいのっ!」


 ホースオルフェノク激情疾走態「・・・」


 ホースオルフェノクは林檎の言葉を聞くと、頷いて沈黙し顔を上げるや否や送迎車の
 上に飛び乗った。
 

 林檎「っ、きば・・・?」


 ホースオルフェノク激情疾走態「このまま投げつけるんだ!」


 ホースオルフェノク激情疾走態「俺達で何とかしてみせよう!」


 林檎「!・・・うんっ!」


 力強く返事をし、林檎は狙いを定めて蔓や花弁が舞う上空へ投げるタイミングを見計らう。
 強烈な風に目を細めるが、チャンスを逃さまいと懸命に見続けた。
 そして、一直線上に隙間が出来たのを見計らい、ホースオルフェノクを乗せた送迎車を
 ベクトル操作を利用して念動力で投げ飛ばす。
 

 林檎「エイッ!」


 ―ギュオオオオオオオッ!!

 ホースオルフェノク激情疾走態「ッ!」


878 :1 [saga]:2022/03/27(日) 22:02:50.38 ID:sJA6i1Vp0
 


 蓮華座偽神セイヴァー「4980!4987!コノママ可能性ガ広ガレバ」


 蓮華座偽神セイヴァー「宇宙ノ心理スラ理解出来ソウダ!」


 
 ダークカブト(垣根)「くそっ!おい!このままじゃ第七学区が未元物質で汚染されて」


 オーガ(白垣根)「っ・・・!(なら、次の手を・・・!?)」



 ―ギュオォオオオオオッ!!


 蓮華座偽神セイヴァー「4998!4999!ごせ」


 ―ドガァアアッ!!


 蓮華座偽神セイヴァー「アハハハハハハッ!!」


 蓮華座偽神セイヴァーに送迎車が衝突し、未元物質の可能性を解析していた思考の
 集中力が途切れてしまい、解析を止める。
 蓮華座偽神セイヴァーは高らかに笑い声を上げながら体勢を立ち直そうとしていると
 上空からホースオルフェノクが落下してきた。

 
 ホースオルフェノク激情疾走態「ハァアッ!!」


 ―ザシュッ!!

 蓮華座偽神セイヴァー「アーーーアハハハハハハハッ!!」


 セイヴァーの戦極ドライバーに装填されているザクロロックシードにホースセイバーが
 突き刺さる。
 エネルギーが漏れ、同時にゲネシスコアに装填されていたブラッドオレンジロックシードが
 弾けるように吹き飛んでいった。
 それによって、セイヴァーの変身が強制解除されてしまった。

 
 相似「ア、アァアア・・・!!」


 相似「セッカク、リカイシテイタノニ!イマ、ドコマデイッタンダ?」


 相似「ダークマターノカノウセイハドコマデヒロガッタンダ!?」




 ダークカブト(垣根)「あの怪人・・・」


 
 ホースオルフェノク激情疾走態「・・・」

 ダンッ!


 オーガ(白垣根)「・・・」


 キュアダイヤモンド(海美)「帝督!今なら!」


 オーガ(白垣根)「・・・はいっ!」


 オーガ(白垣根)「>>879
879 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/28(月) 05:29:16.55 ID:FfjY8Ke5O
このタイミングを逃すわけには行きませんね!
880 :1 [saga ]:2022/03/28(月) 08:20:22.27 ID:lD2ndwpW0
 オーガ(白垣根)「このタイミングを逃す訳には、いきませんね!」



 アナザーアギト(木原)「垣根!・・・悪いが、代わりにケリを着けてくれ」


 デューク(唯一)「お願いします!」
   

 ダークカブト(垣根)「あ?最初から蹴りつけてやるつもりだったっての」



 ベルデ(絹旗)「知果さん!私達の分を超ぶつけてやってください!」


 黒夜「手加減なしで!頼んだよ!」


 イドゥン(知果)「うんっ!」



 相似「モウイチドミセテクダサイヨ!ダークマターヲ!」


 相似「コンドハリカイシテミセマス!」


 相似「ダメナラツギ!ナンドダッテ!」


 相似「アハハハハハハハハハッ!!ワクワクスルナァ!タノシイナァ!」


 オーガ(白垣根)「・・・もう品切れですよ」クスッ


 オーガ(白垣根)「次に貴方が理解するのは・・・死ぬまでの後悔だ!」 


 オーガ(白垣根)「>>881
881 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/28(月) 08:23:16.38 ID:FfjY8Ke5O
これ以上醜態は晒さずに黙って朽ちてください、さようなら
882 :1 [saga ]:2022/03/28(月) 20:00:50.55 ID:530TcZoG0
 オーガ(白垣根)「これ以上醜態は晒さずに黙って朽ちてください」


 オーガ(白垣根)「さようなら」


 [EXCEED CHARGE]

 ―ギュシィィイーーンッ!


 [ONE] [TWO] [THREE]


 ―カシャンッ

 ダークカブト(垣根)「ライダーキック!」

 [RIDER KICK]


 ―カシャンッ!

 『カモン!』

 『リンゴスカッシュ!』



 イドゥン(知果)「タァアアアアアアアッ!!」


 ―ドガァアアッ!!


 先陣を切ったのはイドゥンで、相似の顔面にライダーキックを叩き込む。
 追撃にダークカブト、オーガのライダーキックが胸部に叩き込まれた。
 リンゴの形を模したエネルギーとタキオン粒子、フォトンブラッドのオメガストリームが
 相似の体内へと流れ込み、下半身の大木へ浸透していく。


 ダークカブト(垣根)「ハァァアアアアッ!!」



 オーガ(城垣根)「ウオオオオオオオオオオオオオオッ!!」



 相似「アハハ」

 ―カ ッ !


 ―ド ガ ォ オ オ オ オ オ オ オ オ オ オ ンッ!!


 

883 :1 [saga]:2022/03/28(月) 21:28:26.61 ID:530TcZoG0
 ―ボトボト・・・

 ―メキメキッ・・・!


 ―バキャアッ!


 先端部となる蓮華がエネルギーによる過剰加熱で爆発四散する。
 根元から生えていた蔓は吊り糸が切れたかのように地面に落ちていき、朽ちていく。
 大木は未元物質によって溶かされた箇所から折れ、施設を踏み潰すように爆風を巻き上げて
 倒れた。



 林檎「っ・・・!」


 木場「林檎ちゃん!」


 林檎「きば・・・。・・・皆は?」


 木場「・・・大丈夫だよ。ほら」


 林檎「・・・あっ!」



 ―バサァアッ

 イドゥン(知果9「はぁ・・・」


 ダークカブト(垣根)「これでくたばってくれたよな」


 オーガ(白垣根)「あれで生きていたら化け物ですよ」




 黒夜「ものの見事に施設をぶっ壊したなー」


 ベルデ(絹旗)「いいんですよ。あれで・・・二度と思い出したくもないですから」


 デューク(唯一)「ん〜、ちょっとだけ相似君の研究データを見てみたかったなー」


 アナザーアギト(木原)「碌でもねぇ研究しかしてねぇだろうよ」



 ―ヒュオッ

 キュアダイヤモンド(海美)「帝督、知果・・・やったわね」


 ダークカブト(垣根)「俺も倒しただろ」


 キュアダイヤモンド(海美)「はいはい」


 オーガ(白垣根)「>>884
884 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/28(月) 21:38:35.42 ID:it0gCFcRO
兄さんもそうですし皆さんがいてこそです
本当に最初は絶望が頭をよぎりましたから…
885 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/28(月) 21:39:40.56 ID:f0hGv5epO
これで少しは落ち着いてくれるといいんですが、後は風紀委員や警備員の方々の範疇ですね
兄さんもあまり傷つくと彼女さんが心配するのでは?
886 :1 [saga]:2022/03/28(月) 22:04:37.45 ID:530TcZoG0
 オーガ(白垣根)「兄さんもあまり傷つくと彼女さんが心配するのでは?」


 ダークカブト(垣根)「ああっ・・・そうだろうな」


 オーガ(白垣根)「兄さんもそうですし、皆さんがいたからこそです」


 オーガ(白垣根)「本当に最初は絶望の瞬間が頭を過ぎりましたから・・・」


 イドゥン(知果)「でも、ロケットを消す事が出来たなんて、すごいですね・・・」


 キュアダイヤモンド(海美)「それくらい出来て当然じゃないの」


 ダークカブト(垣根)「未元物質に不可能はねぇからな」


 オーガ(白垣根)「ええっ。・・・さて、後は風紀委員や警備員の方々の範疇ですね」


 ダークカブト(垣根)「丁度よく治安維持組織の1人が居てくれてるし」
 

 ダークカブト(垣根)「俺らが関与してた事は無かった事にしようぜ」


 キュアダイヤモンド(海美)「そうね。それがいいわ」


 イドゥン(知果)「・・・でも、私はキチンと人命を奪った罪を償いますよ」


 イドゥン(知果)「>>887
887 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/28(月) 22:12:48.35 ID:it0gCFcRO
ここで人のせいにして向き合わないのはあの人と変わらない気がしますから…
私のしたことはキチンとした分だけ向かい合わせてもらいます
888 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/28(月) 22:13:22.03 ID:f0hGv5epO
林檎ちゃんが元気に生きてて私のことを覚えてくれていただけで私にとって幸せでしたから
889 :1 [saga]:2022/03/28(月) 22:21:45.36 ID:530TcZoG0
 ダークカブト(垣根)「律儀なもんだな。別に俺らが何も見てないって事にすれば」


 キュアダイヤモンド(海美)「そういう問題じゃないのよ」ベシッ


 ダークカブト(垣根)「ってぇな・・・」


 イドゥン(知果)「・・・ここで人のせいにして、自分がした事と向き合わないのは」


 イドゥン(知果)「あの人と変わらない気がしますから・・・」


 イドゥン(知果)「私のした事はキチンとした分だけ向かい合わせてもらいます」


 オーガ(白垣根)「・・・そうですか。ですが、私達は第三者からの情報として」


 オーガ(白垣根)「貴女を必ず支えてあげます」


 キュアダイヤモンド(海美)「ええっ。そうしないと、刑が長くなるし」


 キュアダイヤモンド(海美)「林檎と一緒に居られる時間が短くなってしまうもの」


 イドゥン(知果)「そうですね。・・・でも、林檎ちゃんが元気に生きていてくれて」


 イドゥン(知果)「私の事を覚えてくれていただけでも・・・」


 イドゥン(知果)「私にとって幸せでしたから」クスッ


 ダークカブト(垣根)「それだけでか?・・・はぁー、欲が無さ過ぎだろ」


 オーガ(白垣根)「そうですね。貴女と林檎さんのこれからは、まだ続くのですから」


 キュアダイヤモンド(海美)「>>890
890 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/28(月) 22:27:00.35 ID:it0gCFcRO
あなたが戻ってくるまで林檎を支えないとね…
それにあなたの仕事や行く場所も考えないといけないし…贅沢な悩みかしらね
891 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/28(月) 22:27:57.59 ID:f0hGv5epO
時間を埋めたいっていう気持ちは本物なのだから頑張るのよ
その力もこれからは林檎やみんなを守るために使わないとね
892 :1 [saga]:2022/03/28(月) 22:40:33.45 ID:530TcZoG0
 キュアダイヤモンド(海美)「時間を埋めたいっていう気持ちは本物なのだから頑張ってね」


 キュアダイヤモンド(海美)「その力もこれからは林檎や皆を守るために使わないと」


 イドゥン(知果)「・・・そうですね。あの人から貰った物ですけど・・・」


 イドゥン(知果)「この2つ自体に悪意はありませんから、そうします」コクリ


 キュアダイヤモンド(海美)「貴女が戻ってくるまで林檎を支えないとね・・・」

 
 キュアダイヤモンド(海美)「それに貴女の仕事や行く場所も考えないといけないし」


 キュアダイヤモンド(海美)「・・・それはそれで、贅沢な悩みかな」クスッ


 イドゥン(知果)「あ、あの・・・海美さん。私、まだ中学生くらいなので・・・」


 キュアダイヤモンド(海美)「・・・あ、そういえばそうだった」


 オーガ(白垣根)「成人となった体を戻せないか、林檎さんの体内を調べる際」
 

 オーガ(白垣根)「一緒に診察してもらいましょう」

 
 ダークカブト(垣根)「そうしとけ。出費は俺が出しといてやる」


 イドゥン(知果)「え?あ、ありがとうございます・・・」


 キュアダイヤモンド(海美)「あら、貴方にしては寛容的ね」


 ダークカブト(垣根)「その言い草クソムカつく」


 

 ―スタンッ
 
 林檎「ともか!ていとく!かいび!」


 イドゥン(知果)「林檎ちゃん!」

 
 木場「皆・・・無事でよかったよ」ホッ


 白垣根「木場さん。林檎さんを守っていただき、ありがとうございました」


 木場「うん。・・・これで、終わったんだね」


 キュアダイヤモンド(海美)「ええっ」




 ― 偶数
 〜 奇数

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)
893 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/28(月) 22:44:04.82 ID:it0gCFcRO
ここで奇数出るんだろうなあ…
894 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/28(月) 22:44:34.89 ID:f0hGv5epO
メルモちゃん的に大人と子供を自由にできればいいけどそれはトールの領分よねー
895 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/28(月) 22:44:42.11 ID:kHlAOXDaO
そい
896 :1 [saga]:2022/03/28(月) 23:08:22.07 ID:530TcZoG0
 ベルデ(絹旗)「それにしても随分と暴れ回りましたね・・・」


 黒夜「ま、半分は木原相似の・・・っ!!」


 ―パァン!

 林檎「・・・」


 知果「・・・」


 ―ポロ・・・

 白垣根「・・・おや、あれで死ななかったのですか」


 垣根「やっぱ化け物か、アイツ」


 相似「キヒヒッ、アハハハッ・・・!」


 キュアダイヤモンド(海美)「本当に何であれを喰らって生きてるのよ・・・!?」


 デューク(唯一)「・・・!。そうだった、ロックシードじゃダメだったんですよ!」


 アナザーアギト(木原)「あのベルトが奴の本体だったな、そういや」


 相似「アッハハハハ・・・!」


 白垣根「貴方、しつこい男だって言われませんか?」


 垣根「いい加減懲りろよ」


 相似「い、いひひひ!いいえ!あははっ!懲りません!」


 相似「自分は研究者なんでっ、カハハッ!諦めるとかないんですよ!」


 相似「アハハハッ!その翼は未元物質の能力と胴関係してるんですか!?」


 ―パンッ! パンッ!

 ―コンッ コンッ


 相似「キヒヒッ!銃弾がまるで無意味ですね!アハハ・・・!」


 相似「もう一度、アハハ!もう一度見せてくださいよ!今度は理解します!」



 ―ザシュッ!


 相似「・・・えへへ・・・?」


 ―バキィンッ!!

 ―ガラガラッ ガシャンッ・・・


 相似「あ・・・あははっ・・・!」


 「残念だけど、もうお勉強会はおしまいよ」


 相似「ヒヒヒ・・・クソッタレ・・・」


 
897 :1 [saga]:2022/03/28(月) 23:21:57.17 ID:530TcZoG0


 
 「貴方の生き様もね」

 
 『ブラッドオレンジスパーキング!』


 ―ズバァァアアアアアッ!!


 相似「・・・ははは・・・」


 ―ジュウウゥゥッ・・・

 
 「・・・ふーん。中々の性能ね?これを渡すのは惜しいけど・・・」


 「ま、ビジネスだから仕方ないわね」


 白垣根「・・・」


 林檎「・・・誰?」


 「・・・」


 ベルデ(絹旗)「・・・?」


 ―キュリリリリ・・・



 薬味「久しぶりじゃない、最愛」ニコリ




 ベルデ(絹旗)「・・・。・・・」


 ―ヘタリ・・・

 黒夜「最愛ちゃん!?」


 ベルデ(絹旗)「・・・」


 デューク(唯一)「薬味久子・・・!?」


 アナザーアギト(木原)「あの女も死んだって言われてなかったか?」



 キュアダイヤモンド(海美)「貴女・・・何者なの・・・?」


 
 薬味「ふふっ・・・そこで腰が抜けてる私の娘に聴いてみなさい」


 薬味「>>898
898 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/29(火) 05:19:11.14 ID:NIxz5BZTO
私も夢を追う純粋な研究者よ
また強くなったわね最愛
899 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/29(火) 05:43:40.66 ID:E/qxjffjO
愛しの母親とあえて嬉しさをあらわすところで腰を抜かすなんて失礼よね
900 :1 [saga ]:2022/03/29(火) 08:50:12.03 ID:4GCY/m0D0
 薬味「愛しの母親と会えて、嬉しさを表すところで腰を抜かすなんて失礼しちゃうわ」


 薬味「まぁ、喜びのあまりなら、嬉しいわね?」クスッ


 ベルデ(絹旗)「っ!」


 ―ヒュルルルルッ!

 ―ヒュンッ!


 ―ドカァアッ!

 ベルデが投げ飛ばしたバイオワインダーは薬味の体をすり抜け、背後の倉庫に直撃する。
 その光景に驚愕する一同を尻目に、薬味はスッと移動して自身の心臓部を貫通しているワイヤーから
 離れる。


 薬味「随分なご挨拶ね?生身の体だったらまた死んでたわよ」


 デューク(唯一)「まさかっ、貴女も相似君と同じように・・・!?」
 

 薬味「違うわよ。私は彼とは違う方法で怪人に喰われてる最中、生き延びたわ」


 薬味「濃淡コンピュータに意識を移す事でね」


 アナザーアギト(木原)「あの次世代型コンピュータになりそうだった、あれか」


 薬味「それに意識を移す事で私は情報生命と化し、AIM拡散力場を演算媒体する」


 薬味「AIM思考体になったのよ。だから、AIM拡散力場さえあれば私は永遠に生きていられて」


 薬味「殺す事は出来ないわよ?最愛」クスッ


 ベルデ(絹旗)「・・・すね」 


 薬味「んん?ごめんなさい、聞こえなかったからもう1回」


 ベルデ(絹旗)「>>901
901 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/29(火) 10:12:55.29 ID:hnqrQyZMO
超クソって言ってるンですよ!
902 :1 [saga ]:2022/03/29(火) 11:33:09.19 ID:4GCY/m0D0
 ベルデ(絹旗)「超クソな存在になったンですね、つったンだよッ!!」


 ベルデ(絹旗)「お前なンか死ンで、地獄に落ちてろォッ!」


 ―ダンッ!

 ベルデ(絹旗)「アァアアアアアアアアアアアッ!!!」


 ―ギュ ォ オッ !!

 窒素装甲を纏わせた拳を突き出し、薬味の顔面を殴りつけようとするベルデ。
 しかし、その拳もすり抜けてしまいベルデは勢い余ったせいで、足が縺れそのまま薬味の後の方へと
 転がった。
 舗装されていたコンクリートを砕きながらベルデはうつ伏せに倒れる。


 ベルデ(絹旗)「クッ、ソォ!」 

 
 薬味「あらあら、怒りっぽいのはカルシウムが足りてないからかしら?」


 薬味「あ、だから胸も小さいチビのままなのね。可哀想に、撫でてあげたいわ」


 ベルデ(絹旗)「誰が、人間の屑でしかないお前のクソ穢れた手なンかでッ!」


 薬味「ふーん?そんなに嫌なの?お母さん悲しいわね」エーン


 薬味「まっ、もっとも、そんな汚い口調しか口がきけない娘を撫でるなんて願い下げよ」


 ベルデ(絹旗)「>>903
903 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/29(火) 12:11:25.23 ID:hnqrQyZMO
こっちは売女をいくらでもぶん殴ってやりたいのに出来ないのが超超腹立たしいですけどね!
904 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/29(火) 12:13:11.46 ID:hnqrQyZMO
あんたはただ生物学的な親であって本当の親とは超思ってないですよ
せいぜいその力場の中で実態も持たず漂ってくださいよ
905 :1 [saga ]:2022/03/29(火) 13:01:25.26 ID:4GCY/m0D0
 ベルデ(絹旗)「こっちは売女をいくらでもぶン殴ってやりたいのに出来ないのが」


 ベルデ(絹旗)「超超腹立たしいンだよォッ!」


 ベルデ(絹旗)「それに、オマエはただ生物学的な親であって本当の親とは超思ってもない!」


 ベルデ(絹旗)「精々、力場の中で実態も持たず漂ってろよ、クソがァッ」


 薬味「実態を持たず?・・・ぷふっ。ふふふっ、ならどうやってこれを持つ事が出来てるのかしら?」


 ベルデ(絹旗)「っ!?」


 薬味「それを宿題にしてあげるから、この辺で私は失礼するわね」


 ベルデ(絹旗)「逃がす訳ねェだろうがァッ!脳みそぶち撒けて殺してやらァッ!」


 薬味「あら、物騒な発想な事」




 × 偶数
 × 奇数
 
 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)
906 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/29(火) 13:13:31.99 ID:aNa9Xur7O
ぐおお
907 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/29(火) 13:13:37.75 ID:hnqrQyZMO
つよい
908 :1 [saga ]:2022/03/29(火) 18:26:02.56 ID:4GCY/m0D0
 薬味「・・・あ、そうだった」


 薬味「知果ちゃん、お疲れ様。彼の代わりにそう言っとくわ」


 ―カチッ


 知果「え・・・?」

 ―ドクン

 知果「かはっ」


 林檎「知果・・・?」


 ―ドシャッ

 知果「っ・・・」


 林檎「!?。知果!?どうしたのっ!?知果!」


 白垣根「っ!?」 

 
 キュアダイヤモンド(海美)「知果・・・!?」


 垣根「あの女っ!何しやがった!」


 
 薬味「事が済んだらあの子は用済みだったのよ。まぁ、計画は全部失敗に終わったから」


 薬味「事が済むも何もないけど、木原相似に呪われるのも嫌だし代替として」


 薬味「死んでもらうわ。悪く思わないでね」クスッ


 ベルデ(絹旗)「死に腐れェエエエエエエッ!!」


 ―ギュオオオッ!!

 薬味「ふふふっ・・・じゃあ、さよなら」


 ―フッ・・・

 ベルデ(絹旗)「・・・っ!うあああああああああああっ!!」


 ―ドスンッ!!




 知果「・・・っ、ぁ・・・」


 林檎「知果ぁ!知果あっ!」ポロポロ


 木原「唯一!どこをどうしやがったんだ!?」


 デューク(唯一)「・・・わかりました。心臓の動脈と静脈を強制的に塞いでいます」 


 デューク(唯一)「この塞がり方からして磁力によって外側から締め付けているようです」


 キュアダイヤモンド(海美)「・・・っ、知果!しっかりして!」


 知果「・・・>>909
909 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/29(火) 18:57:10.99 ID:20agWHFQO
あーあ…ここまでか…
せっかく林檎ちゃんやその友達に会えたのに…
私も頑張ったけど…
910 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/29(火) 18:57:44.25 ID:1Ns+5YFEO
無理でも泣かないで、私がやったことの代償なんだから…
911 :1 [saga]:2022/03/29(火) 19:21:01.47 ID:P6NO5rYF0
 知果「・・・無理でも、泣かないで・・・」


 林檎「ひぐっ、えぅ・・・!とも、かぁ・・・!」ポロポロ


 木原「車こっちに任せ!外で手術なんざ極力避けねぇと!」


 白垣根「・・・磁力を発生させているものを、取り除く事は?」


 デューク(唯一)「・・・ナノレベルなのか、薄いリング状なのかそれが判別出来れば」


 デューク(唯一)「取り除く事は可能です。知果さん!諦めないでっ!」


 知果「・・・、・・・」


 知果「・・・せっかく林檎ちゃんや、帝督さんと海美さんに会えたのに・・・」


 垣根「おい、しっかりしろ。俺を忘れてんじゃねぇぞ!」


 キュアダイヤモンド(海美)「死にそうな事言ってないで、気をしっかり保って!」


 知果「っ、林檎ちゃん・・・」


 林檎「っ・・・?」


 知果「・・・。・・・諦めたく、ないけど・・・」


 知果「・・・おねがい・・・わたしを、おぼえててほしい・・・」


 林檎「・・・」


 知果「もし、死んでも・・・私が・・・やった事の代償なんだから・・・」


 知果「天国で、天使や神様に、許してもらえると、いいな・・・」


 白垣根「・・・それが・・・あなたの救いなら・・・!」


 白垣根「私は否定しますっ!絶対にそんな救いがあってたまりますかっ!」


 キュアダイヤモンド(海美)「帝督・・・」


 白垣根「>>912」 
912 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/29(火) 19:29:50.69 ID:1Ns+5YFEO
それが神の望みだとするならそんな邪神は私が撃ち倒しますよ、今この場で!

本当薬味さんはやべー悪役だわ
913 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/29(火) 19:30:50.79 ID:20agWHFQO
代償をそんな軽い言葉で言わないでください、生き続けることこそが代償を払うってことなんですから
これはただの逃げでしかすぎませんよ
914 :1 [saga]:2022/03/29(火) 20:20:41.66 ID:P6NO5rYF0
 白垣根「代償をそんな軽い言葉で言わないでください!」


 白垣根「生き続けることこそが、代償を払うという事なんですから!」


 白垣根「これはただの逃げでしかすぎませんよ・・・!」
 

 垣根「こいつの言う通りだ、死んで償うなんてダセェ事すんじゃねぇよ」


 キュアダイヤモンド(海美)「もし、それが誰かの望みだとするなら・・・」


 キュアダイヤモンド(海美)「そんな奴、頭を冷やしてやるんだから!」


 知果「・・・。・・・ありがとう、ございます」ニコリ


 林檎「知果・・・」ポロポロ


 木原「おい!車の中に運ぶぞ!」


 デューク(唯一)「救急セットはありますか?その中にメスとかは」


 オーソン「いや、流石にそういうのはないだろうな・・・」


 デューク(唯一)「・・・白垣根さん、刃物や合成吸収糸を創れますか?」


 白垣根「問題ありません。協力しましょう」


 


 ベルデ(絹旗)「・・・」


 黒夜「・・・最愛ちゃん、大丈夫か?」


 ベルデ(絹旗)「>>」915



 >>912 女体化したエボルトみたい
915 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/29(火) 20:25:59.77 ID:20agWHFQO
言いたいことは超いくらでも有ります…
正直動きたくないです…
なんでなんですか!やっと訣別できたと思ったのに!

確かにエボルト感ある
エボルトよりも欲が強い感じがするけどううむさ
916 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/29(火) 20:26:50.12 ID:+f9dwGsoO
……大丈夫じゃないって言ってもいいんですか?
917 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/29(火) 20:27:27.26 ID:jNtAUVSmO
ダメです、もう悔しさとか情けなさとか全部負の感想が超胸を締め付けます
黒夜…私はどうすべきなんでしょうか
918 :1 [saga]:2022/03/29(火) 20:42:11.91 ID:P6NO5rYF0
 ベルデ(絹旗)「・・・大丈夫じゃない、って言ってもいいんですか?」


 黒夜「いや、それはそれで困るけど・・・」」


 ベルデ(絹旗)「・・・言いたい事は、超いくらでも有ります・・・」


 ベルデ(絹旗)「・・・正直、ここから動きたくないです・・・」


 黒夜「・・・じゃあ、警備員が来るまでここに居るの?」


 黒夜「まぁ、どっちにしろ警備員には教えるんだから気にはされないと思うけど・・・」


 ベルデ(絹旗)「・・・。・・・ですか・・・」


 ベルデ(絹旗)「なんでなんですか!やっと訣別できたと思ったのに!」


 ベルデ(絹旗)「あの時・・・あの時、私の手で殺しておけば、こんな事に・・・!」


 黒夜「いやぁ、どうだろ?どっちにしろああいう感じになってただろうし」

 
 黒夜「最愛ちゃんが、そのあの時に殺してたとしてもね・・・」


 ベルデ(絹旗)「>>918
919 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/29(火) 20:46:35.16 ID:20agWHFQO
ですが私自身でやっておけばって思わずにはいられませんよ…
黒夜…ヒーローらしくないかもしれませんが私はあの外道をなんとかしてやりたいです、自分の手で…!
920 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/29(火) 20:48:09.69 ID:jNtAUVSmO
私はもっと強くなれるでしょうか…
知果さんすら頑張って強くなったんですから私も…!
921 :1 [saga]:2022/03/29(火) 21:01:16.95 ID:P6NO5rYF0
 ベルデ(絹旗)「ですが・・・私自身でやっておけばって思わずにはいられませんよ・・・」


 ベルデ(絹旗)「・・・ダメです・・・もう悔しさとか情けなさとか」


 ベルデ(絹旗)「全部、超気持ち悪く感じて・・・超胸を締め付けます・・・」


 ベルデ(絹旗)「・・・私はどうすべきなんでしょうか」


 黒夜「・・・気持ちはわかるけどさ、今は知果ちゃんがやばいんだし」


 黒夜「そっちの心配も重大じゃないの?」


 ベルデ(絹旗)「・・・そうですね。知果さんは頑張って強くなったんですから・・・」


 ベルデ(絹旗)「私だって・・・もと強くならないと・・・」

 
 ベルデ(絹旗)「・・・黒夜・・・」

 
 黒夜「ん?」


 ベルデ(絹旗)「ヒーローらしくないかもしれませんが・・・・私はあの外道を」


 ベルデ(絹旗9なんとかして殺したいです、自分の手で・・・!」


 黒夜「・・・まぁ、後悔いないってのならいいんじゃない?」


 黒夜「人を殺すのにヒーローらしさなんて皆無だと思うし」


 ベルデ(絹旗)「・・・そうですか」


 黒夜「うん。ほら、変身いい加減に解いて、あっち行こ」


 ベルデ(絹旗)「・・・はい」


 



 木原「・・・どうだ?磁力は弱まってるか?」


 デューク(唯一)「・・・」



 ◎ ゾロ目orコンマ10
 ○ 70以上
 × ↑以下

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)
922 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/29(火) 21:08:30.66 ID:20agWHFQO
頼む…
923 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/29(火) 21:08:39.11 ID:jNtAUVSmO
救い恋
924 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/29(火) 21:09:11.20 ID:wDRNpqsVO
ダブルゾロ?!
なにかしてもいいのよ|д゚)チラッ
925 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/29(火) 21:17:59.87 ID:20agWHFQO
唯一先生こういうの燃えそうだしな
926 :1 [saga]:2022/03/29(火) 21:22:31.08 ID:P6NO5rYF0
 デューク(唯一)「弱まってます。動脈と静脈、どちらにも血流を始めました」


 木原「よし。おい、そこに管を創って締め付けられなくしろ」


 垣根「ああっ・・・」


 ―ぐちゅ・・・

 ―トクン・・・トクン・・・

 デューク(唯一)「(右肺への動脈がまだ少し締め付けられていますね・・・)」


 デューク(唯一)「白垣根さん、右肺への動脈を締め付けている箇所を広げてください」


 白垣根「はい。指示をお願いします」


 デューク(唯一)「ここです。・・・もう少し下・・・そこです」


 ―ミチミチ・・・

 白垣根「・・・どうですか」
 

 デューク(唯一)「はい。次は・・・」


 白垣根「(・・・知果さん、貴女を死なしたりはしません)」


 白垣根「(私はこの命に代えても助け出す!)」




 林檎「・・・」


 黒夜「容態は?」


 海美「・・・今のところ、順調みたい。だから大丈夫」


 絹旗「・・・林檎さん・・・ごめんなさい・・・」


 林檎「・・・どうして、さいあいが謝るの?」


 絹旗「・・・あの、女のせいで、知果さんがっ・・・」ギリッ


 海美「>>926
927 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/29(火) 21:28:24.54 ID:20agWHFQO
仕方ない…なんて言えないわね…
でもあなたが自分を攻める事はないわよ
それより今は知果をどうしたいかも考えてあげて
928 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/29(火) 21:29:58.17 ID:wDRNpqsVO
あなたまで墜ちたらダメよ
あなたにはいなくなったら悲しむ人がたくさんいるわ
929 :1 [saga]:2022/03/29(火) 21:36:04.35 ID:P6NO5rYF0
 海美「仕方ない・・・なんて言えないわね・・・」


 海美「でも、今、貴女が自分を責める事はあるの?」


 絹旗「え・・・?」


 海美「それより今は、知果の無事を祈ってあげて」


 絹旗「・・・はい」


 黒夜「・・・この場合、神に祈った方がいいかな?それとも運?」


 海美「どっちでもないわ。・・・助けてる皆を祈って」




 木原「・・・よっしゃ。こっちは完了だ」


 垣根「はぁー・・・後は、そっちだぞ」


 デューク(唯一)「はい。・・・ここで、終わりです」


 白垣根「・・・」



 
 ◎ 01以下
 
 ↓2まで(コンマ合計)
 

 ダブルゾロ目の奇跡か、ついさっき白垣根さんとあるIFにて実装決定されましたよ奥さん
 松風さんが白いカブトムシのヘルメット被ってますし
930 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/29(火) 21:37:09.08 ID:20agWHFQO
松風さんサービスいいよなあ
さすが特撮で育った人!
931 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/29(火) 21:37:21.04 ID:wDRNpqsVO
松風さん大好き
932 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/29(火) 21:47:10.73 ID:o3xkTuS6O
今なら脳幹先生もお腹向いて転がってくれるよ
933 :1 [saga]:2022/03/29(火) 21:50:50.44 ID:P6NO5rYF0
 知果「(・・・ああ・・・もう何も聞こえない・・・)」


 知果「(暗くて・・・怖い・・・)」


 知果「(林檎ちゃん・・・)」


 知果「(おねがい・・・助けて・・・)」



 林檎「知果」



 知果「!?」


 知果「・・・林檎ちゃん・・・なんで・・・」


 林檎「ていとくがね、音や光の組み合わせで・・・」


 林檎「未元物質で、声が届くようにしてくれたの」


 林檎「・・・もう大丈夫だよ。行こ」


 知果「・・・どこに・・・?」


 林檎「・・・どこにでも」ニコリ


 知果「・・・うん!」 
 


 ―ギュッ

 
 ―ドクンッ


 知果「・・・っ!」


 林檎「知果・・・」


 知果「・・・うん・・・うんっ・・・」ポロポロ


 林檎「・・・泣いてばっかりだと、目が痛くなるよ」クスッ





 木原「だはぁ〜〜〜!腰が痛てぇ〜!」


 唯一「あんな狭いとこですから、中腰キープは死にますよマジで」


 オーソン「救急車が間もなく到着します」




 垣根「・・・よかったな」


 白垣根「>>933




 >>930 テンゴーカイジャーでの学ラン姿に全く違和感なかったのもすごいでせうよね
934 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/29(火) 21:55:54.25 ID:jNePjzaeO
これくらい当然です
林檎さんと知果さんの絆からすれば
935 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/29(火) 21:57:12.67 ID:20agWHFQO
ええ…彼女自身の気持ちの強さも遠因でしょうけど皆さんの気持ち…ですかね

松風さん見た目がすごい若いんだよね
童顔ではないけど不思議
936 :1 [saga]:2022/03/29(火) 22:04:50.07 ID:P6NO5rYF0
 白垣根「これくらい当然ですよ。林檎さんと知果さんの絆からすれば・・・」クスッ


 白垣根「彼女自身の気持ちの強さも遠因でしょうけど・・・」


 白垣根「どちらかと言えば、皆さんの気持ち・・・ですかね」


 垣根「気持ちなぁ・・・まっ、終わり良けりゃ何でもいいか」


 白垣根「そうですね。・・・兄さん」


 垣根「あ?」


 白垣根「・・・あの時は、裏切って申し訳ございませんでした」ペコリ


 垣根「・・・何の事か、俺にはわかんねぇな。身に覚えがねぇっつーか」


 垣根「お前の勘違いだろ。・・・だから頭上げろ、鬱陶しい」


 白垣根「・・・そうですか」クスッ


 海美「(ホント、素直じゃないんだから・・・)」


 ―・・・ピーポー ピーポー

 黒夜「あ、救急車来たよ!おーい!こっちこっち!」


 絹旗「警備員も来るでしょうから、事情は私が話しおきますので」


 絹旗「皆さんは行った方がいいですよ」


 木原「ああっ、俺らは顔見られるのはマズイからよ」


 唯一「あ、私も一緒に乗せてください」


 木原「あの飛ぶのに乗って行けばいいだろ。何でこっち乗るんだよ」


 唯一「>>937
937 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/29(火) 22:07:42.41 ID:jNePjzaeO
良いじゃないですかー
仲間というものの尊さを久方ぶりに学べたから余韻に浸りたいんだ
ましてや私の処置のお陰なんだ、もっと褒めてくれてもいいんだぞ?
938 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/29(火) 22:08:09.50 ID:20agWHFQO
たまにはこうしたいときもあるんですよ
なんてったっていいものを見させてもらいましたから
939 :1 [saga]:2022/03/29(火) 22:15:27.27 ID:P6NO5rYF0
 唯一「良いじゃないですかー。たまにはこうしたい時もあるんですよ」


 唯一「なんてったっていいものを見させてもらいましたから」クスッ


 木原「あぁん?」
 

 唯一「仲間というものの尊さを久方ぶりに学べたんですから、その余韻に浸りたいんです」


 唯一「ましてや私の処置のお陰なんですから、もっと褒めてくれてもいいんですよ?」ムフー


 唯一「ハッ!?それよりも脳幹先生にお腹向いてもらってムフフフッ」


 木原「行くぞー、お前らー。俺の店に来い」


 オーソン「あ、はい・・・あの、あの人は?」


 木原「知るか」




 白垣根「では、一足お先に第七病院の方へ行きますね」


 絹旗「わかりました。では、林檎さんと知果さんの事はお任せください」


 キュアダイヤモンド(海美)「ええっ。林檎、良い子にしてるのよ?」

 
 林檎「うん。わかった」


 垣根「・・・じゃ、俺は仕事行かねぇとな。つー事で、じゃあな」


 林檎「>>940


 知果「>>941
940 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/29(火) 22:21:28.60 ID:20agWHFQO
帝督のお兄さん…私のために戦ってくれてありがとう…
仕事、今度見に行くから
941 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/29(火) 22:21:45.28 ID:XFYYs5HKO
仕事ってどんなことしてるの?
942 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/29(火) 22:22:22.31 ID:6fDxKbHYO
元気になったら林檎ちゃんと会いに行くから約束…
必ずげんきになるよ
943 :1 [saga]:2022/03/29(火) 22:26:47.10 ID:P6NO5rYF0
 林檎「かきね・・・ありがとう、知果を助けてくれて」


 知果「はい。私のために、ありがとうございました」


 知果「回復してから林檎ちゃんと会いに来ますね」ニコリ


 垣根「何しに来るんだよ・・・礼なんか要らねぇっつの」


 白垣根「まぁまぁ、いいじゃないですか。兄さん」クスッ


 キュアダイヤモンド(海美)「ホント、貴方って素直にならないわね・・・」


 垣根「それ以上言うとムカつくっての。・・・じゃな」


 ―バサァッ!

 白垣根「・・・では、先に待っていますね」


 林檎「うん。・・・あ、ていとく」


 白垣根「はい?」


 林檎「約束・・・忘れてない?」


 白垣根「・・・あぁ。・・・お願いします」クスッ、ススッ


 林檎「うん・・・」

 ―ちゅっ


 林檎「海美にも・・・してあげたい」


 キュアダイヤモンド(海美)「あら。ありがとう」クスッ


 ―ちゅっ

 林檎「2人のおかげだから・・・」


 林檎「>>944
944 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/29(火) 22:34:16.26 ID:6fDxKbHYO
二人が私を匿ってくれなかったら私は追われていて知果と会えなかったかもしれないし、美味しいものや素敵なものも知れなかったと思う
二人よりも綺麗なティアラ作ってみるよ
945 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/29(火) 22:34:47.83 ID:20agWHFQO
二人が私に知らないことを教えてくれて、色々知れたよ…
946 :1 [saga]:2022/03/29(火) 22:39:50.07 ID:P6NO5rYF0
 林檎「2人が私を匿ってくれなかったら、私は追われていて・・・」


 林檎「知果と会えなかったかもしれないし・・・」


 林檎「美味しいものや素敵なものも知れなかったと思う」


 白垣根「それは、ティアラの事ですか?」


 林檎「うん」コクリ


 林檎「今度、知果にも作ってあげるね」ニコリ


 知果「え?林檎ちゃんが・・・?」」

 
 林檎「うん。ていとくよりも、綺麗なティアラ作ってあげるから」


 白垣根「おやおや・・・それは楽しみですね」クスッ


 知果「・・・うん。楽しみにしてるね」ニコリ

 
 絹旗「・・・あっ。来ましたね、さぁ、早く」


 白垣根「はい。では、お先に」


 キュアダイヤモンド(海美)「待ってるわね」


 ―バサァッ


 ―ヒュオッ・・・


 ―サァァ・・・



 林檎「・・・」


 木場「あ、皆もう行っちゃったのかい?」


 絹旗「あれ?木場さんは残ってていいんですか?」


 木場「・・・うん。俺もキチンと警備員に事情を説明した方がいいと思って」


 木場「>>946
947 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/30(水) 05:39:01.12 ID:OX2luKM/O
ちゃんと見ていたことを伝えないと俺の気持ちが収まらないからさ
それに絹旗さんともう少しいたいから
普段看取ちゃんがお世話になってるし
948 :1 [saga ]:2022/03/30(水) 12:46:50.50 ID:Ivix3mrW0
 木場「ちゃんと見ていた事を伝えないと俺の気持ちが収まらないからね」


 黒夜「んー、あんなの説明しても警備員はポカーンとしかするなさそうじゃない?」


 絹旗「超同感します。まぁでも、本当に起きた事ですからそう説明するしかありませんね」 


 木場「それに・・・最愛ちゃんともう少し居てあげたいんだ」


 絹旗「え?」
 

 木場「ついさっきまで、荒れてたから心配なんだよ。あんな事を言われたら」


 木場「誰だって傷ついて怒るのも無理はないよ」


 絹旗「・・・」

 
 木場「普段、看取ちゃんがお世話になってるから支えてあげたいんだよ」


 絹旗「・・・ありがとうございます、木場さん」


 木場「うん」ニコリ





 「じゃあ、君は担架に寝てもらうよ。君は大丈夫なんだね?」


 林檎「うん」コクリ


 ―ヒラッ・・・

 林檎「あ・・・白い羽・・・ていとくの、だよね」


 林檎「・・・」ギュッ


 林檎「>>949
949 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/30(水) 12:49:16.65 ID:dnlihGuiO
これはお守りと宝物にしよう
私の大事な知果を助けてくれた大事な大事な…
950 :1 [saga]:2022/03/30(水) 20:10:09.53 ID:a/dPsd9G0
 林檎「(これはお守りと宝物にしよう・・・)」


 林檎「(私の大事な知果を助けてくれた・・・大事な、大事な・・・)」


 ―・・・サァ・・・

 林檎「っ・・・」

 
 知果「眩しい・・・」


 木場「あぁ・・・もう朝になったからだよ」


 林檎「・・・綺麗だね、知果」


 知果「うん」ニコリ


 知果「・・・あの頃は、外に何て出させてもらえなかったから・・・」


 知果「久しぶりに見た時、こんなにも綺麗なんだって思ったなぁ・・・」


 林檎「・・・私も、思った事があるよ」クスッ


 知果「ふふっ、そっか」クスッ


 林檎「・・・ていとくも、あるのかな・・・?」




 キュアダイヤモンド(海美)「あーあ、徹夜しちゃったわね・・・」


 白垣根「そうですね。・・・おかげで、夜明けを眺められますよ」クスッ


 キュアダイヤモンド(海美)「>>951
951 :1 [saga]:2022/03/30(水) 20:13:03.39 ID:a/dPsd9G0
 台詞
 >>952
952 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/30(水) 20:59:11.68 ID:bYnm7vr5O
最愛の人と見る朝日は最高ね…
それに今回は林檎や知果もこの景色を見ているでしょうし
ま、縁ができたのも良いことだけど
953 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/30(水) 20:59:50.05 ID:EpS8jK9QO
こうして一緒に夜明けを眺めるのも夢の一つだったのよ
今回は強い思い出があるからなお輝いて見えるけど
954 :1 [saga]:2022/03/30(水) 21:12:23.55 ID:a/dPsd9G0
 キュアダイヤモンド(海美)「最愛の人と見る朝日は最高ね・・・」クスッ


 キュアダイヤモンド(海美)「こうして一緒に夜明けを眺めるのも夢の1つだったの」


 白垣根「おや?それは初耳ですが・・・」
 

 キュアダイヤモンド(海美)「そうかしら?・・・ま、縁ができたのも良い事よね」クスッ


 キュアダイヤモンド(海美)「今回は強い思い出があるから、より一層に輝いて見えるわ」


 白垣根「そうですね」クスッ


 キュアダイヤモンド(海美)「・・・林檎や知果も、この空を見てるのかな?」


 白垣根「見ていますよ。どこからでも空は見られるのですから」


 白垣根「・・・海美さん」


 キュアダイヤモンド(海美)「ん?」
 

 白垣根「結婚式には、是非ともお2人を招待しましょう」


 キュアダイヤモンド(海美)「ええっ、もちろん。そのつもりだったから」ニコリ


 キュアダイヤモンド(海美)「帝督。指輪の追加でティアラも創ってほしいわ」


 キュアダイヤモンド(海美)「そうね・・・私が気に入ると思ったものでいいから」クスッ


 白垣根「はい。とっておきの力作をお贈りしましょう」クスッ


 
 -fin-
955 :1 [saga]:2022/03/30(水) 21:15:27.55 ID:a/dPsd9G0
 ED イカロスの空
   (http://www.youtube.com/watch?v=63MO1pRmPfE)


 白垣根 帝督


 獄彩 海美


 杠 林檎


 流郷 知果


 
 
 絹旗 最愛

 
 黒夜 海鳥


 木場 勇治
956 :1 [saga]:2022/03/30(水) 21:18:01.04 ID:a/dPsd9G0
 垣根 帝督


 木原 数多


 木原 唯一




 オーソン 


 オラフ


 ルル


 ナンシー


 ヴェーラ


 ロッド
 

 ケインズ


 デニス


 マイク
957 :1 [saga]:2022/03/30(水) 21:20:01.27 ID:a/dPsd9G0
 ザクロ(http://www.youtube.com/watch?v=XhKJtEfrvCU)

 

 木原 相似


 薬味 久子


958 :1 [saga]:2022/03/30(水) 21:22:46.75 ID:a/dPsd9G0
 友情出演



 天井 亜雄


 布束 砥信


 手塩 恵美


 木原 円周


 木原 病理
 

 
 誉望 万化


 弓箭 猟虎



 親船 最中
959 :1 [saga]:2022/03/30(水) 21:23:20.49 ID:a/dPsd9G0
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960 :1 [saga]:2022/03/30(水) 21:42:31.79 ID:a/dPsd9G0
 薬味「はい。毎度あり〜」


 「随分、易々と手放すのだな」


 薬味「ビジネスなんてそんなものよ。どれだけすごい力を秘めているとしても」


 薬味「欲しい人に高い値段で売る。これが基本よ、ニコライさん?」


 ニコライ「フン・・・まぁいい。これさえ手に入れば・・・」


 ニコライ「今度こそ・・・私が総大主教の座を・・・!」


 薬味「ま、頑張ってくださいねー」


 薬味「それじゃ。ご健闘をお祈りしていまーす」




 ―ギュオォオオオーーーッ・・・

 ショッカー戦闘員『薬味様、これより日本へ戻ります』


 薬味「はーい」


 ―♪〜♪♪♪〜♪〜・・・

 薬味「あら・・・。・・・はい、もしもし?」


 『やぁ、薬味君。元気にしているかね?』


 薬味「ええっ、おかげさまで。そちらも元気そうね」クスッ


 『ああ、そうとも。ようやくデータ収集を終える事が出来た』


 『間もなく・・・私は万能の力を得られる・・・今度こそ』




 劇場版安価 シリーズ第13弾

 【劇場版安価】仮面ライダー剣



 劇場版安価 シリーズ第14弾 

 【劇場版安価】仮面ライダー鎧武
961 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/30(水) 21:44:50.22 ID:bYnm7vr5O
うわあ…ヴィランだなあほんと…
962 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/30(水) 21:46:32.46 ID:QIQwgqERO
今回のもスカッと読めて楽しかったけど緊迫したなあ…
本当に怖かった
963 :1 [saga]:2022/03/30(水) 21:51:09.61 ID:a/dPsd9G0
 第12弾劇場版安価、終わりでせう!
 皆様、お疲れ様でした!


 やっぱり1冊分でせうから、短くて終わるの1ヶ月も掛からなかったでせうね。
 あと、第14弾としてる鎧武ライダーの劇場版安価はもしかしたら変更するかも
 しれませんので悪しからず


 では次回スレで会いましょうノシ

111
【安価】上条「とある禁書目録で」固法「仮面ライダー」【禁書】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1648644465/
964 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/30(水) 21:51:52.28 ID:bYnm7vr5O
おつおつー
レス数はそうでもないけど読み応えすごいあったよ
知果ちゃんには幸せになってほしい
965 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/30(水) 21:52:25.10 ID:KDyobh5uO

毎回楽しんでるからありがたいけど次の劇場版も考えてるとか1はかまちーかよ…
966 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/30(水) 21:59:27.63 ID:l1kqR/aGO
今回苦戦したとはいえ要所要所でゾロ目が出て良い流れだった…
967 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/30(水) 22:15:00.83 ID:bYnm7vr5O
おつ唯一姉さんが地味にMVP級だった
968 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/30(水) 23:13:20.88 ID:Oufa0Xw6O
木場くんも絡んできたしみーちゃんを頼むよー
969 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/05/06(金) 18:03:56.14 ID:rYV+b3N9O
SS避難所
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