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【劇場版安価】白垣根「Eyes Glazing Ωver」 白い羽 【禁書】

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716 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/24(木) 07:34:43.55 ID:Uz8TdQXlO
とんだリフォームの匠だな、もう少しろくな事にそのこだわり使えばよかったのによ
717 :1 [saga ]:2022/03/24(木) 08:43:56.00 ID:hTy0v/f90
 垣根「とんだリフォームの匠だな、もう少し禄な事にそのこだわり使えばよかったのによ」


 絹旗「まぁ、頭イってる人は大抵そんな感じですからね」


 垣根「はんっ・・・まっ、金がどうのこうの使おうがそいつの勝手だし」


 垣根「俺のお目当ては奴の実験の成果だ。どんなクソみてぇなもんか楽しみだが・・・」


 ―コツコツッ・・・

 DAアラウズリーダー「現れたな。お前は・・・垣根帝督の方か」


 垣根「このタイミングで姿現したって事は、こいつがDAクソアラウズの親玉か?」


 DAアラウズリーダー「その認識で間違いない。崇高な理想の正義を掲げるDAの創立したのがこの私だ」

 
 絹旗「ヘェー。なら、オマエを超叩き潰せばDAアラウズは消し去る事が出来るンですね」


 垣根「叩き潰すだけじゃ物足りねぇよ。溶かすか灰にでもしねぇとな」


 DAアラウズリーダー「実に野蛮な思考をしているな。確実に更生しなければ」


 DAアラウズリーダー「将来、禄な成人にならないぞ」


 絹旗「はァ?そっくりそのまま返しますよ。腐れ脳みそで正義とか言ってる」


 絹旗「無価値な暴力行為しか頭にないおっさン」


 DAアラウズリーダー「・・・口の聞き方もなってないようだな」


 垣根「どうだっていいじゃないですかー?とりあえずお前は殺す」


 DAアラウズリーダー「ふんっ、殺し合いを始めるのは容易だ」


 DAアラウズリーダー「だからこそ、少し話をしようではないか」


 垣根「>>718
718 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/24(木) 09:11:02.06 ID:xBjaoMnPO
理性的なのは嫌いじゃねえが時間稼ぎじゃねえのを祈るぜ
719 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/24(木) 11:23:56.62 ID:dz9KEzXxO
SS避難所
https://jbbs.shitaraba.net/internet/20196/
720 :1 [saga ]:2022/03/24(木) 11:31:42.21 ID:2eGLtQ4Q0
 垣根「理性的なのはありがたいが、時間稼ぎじゃねぇのを祈るぜ」


 絹旗「もしくは命乞いだったりしませンよね?」


 DAアラウズリーダー「いいや、提案だ。垣根帝督、我々のDAアラウズの思想である」


 DAアラウズリーダー「絶対正義のために、その身を捧げてはみないか?」


 絹旗「・・・うわ。命乞いよりたちが悪いですね?」


 垣根「そういう趣味持ってんのか?どうりで腐敗ガスみたいな言葉しか話せねぇ訳だ」


 DAアラウズリーダー「何の事か理解不能だが、断ると言いたいのだな?」


 垣根「それ以外に考えられる事があんのか?よっぽど脳みそが腐ってんな」


 DAアラウズリーダー「残念な。ならば、絶対正義の名の下にお前達を粛清しよう」


 DAアラウズリーダー「その亡骸を利用して摂取できる未元物質は我々が管理してやる」


 絹旗「ですって。話はこれくらいにしときましょうよ」


 垣根「ああっ。1人で向かってくる気ならいい度胸してんな」


 絹旗「お仲間さンは引き篭もって出てくる気は無いンですか?」


 DAアラウズリーダー「いいや、調整が間もなく終了し・・・ここへ集う」


 ―・・・ゾロゾロ

 改造能力者「「「」」」

 
 垣根「そいつらが改造能力者か?随分と変わり果てた姿になっちまって。仲間でさえ道具扱いかよ」


 DAアラウズリーダー「道具?いいや、切り札だ。貴様ら悪を迎え撃つために自らの意志で」


 DAアラウズリーダー「改造を望んだのだ。全ては、絶対正義のために」


 絹旗「>>720
721 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/24(木) 11:39:30.48 ID:FMfh0Nk1O
絶対の正義なんてありませんよ
ありませんけど、こんなことしてるのが正義なんて口が裂けても超言えないですね
722 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/24(木) 11:39:50.57 ID:kc3n5QBwO
は!
人をあれだけ巻き込んで絶対とかよく言えますね
723 :1 [saga ]:2022/03/24(木) 14:15:59.26 ID:2eGLtQ4Q0
 絹旗「は・・・人をあれだけ超巻き込ンで正義のためとかよく言えますね」


 垣根「まったくだな。ご本家の警備員や他のライダーが聞いたら何て思うか」


 DAアラウズリーダー「警備員など非力で悪を根絶させる事など出来ない、正義のなりそこないだ」


 DAアラウズリーダー「だからこそ我々DAアラウズが絶対正義を掲げ、この街の秩序を」


 絹旗「そもそも絶対の正義なンて超ありはしませンよ」 


 DAアラウズリーダー「・・・何・・・?」


 絹旗「警備員の皆さんは生徒を守るために、怪人や犯罪者に超対処しているんです」


 絹旗「そして人類の自由と平和のために戦う、それが仮面ライダーです」


 絹旗「正義とは個人が思う正しさの道であって、そのものを味方につけたとしても他人から見れば」


 絹旗「超ぐちゃぐちゃなんです。だから、正義はあくまでも個人として持つべき信念です」


 絹旗「こンな事をしてるのが正義だなンて口が裂けても超言えないですね」


 絹旗「ただ、自分の正しさを捩じ込ンで、正当化させたいだけの自分勝手な願望じゃないですか」


 DAアラウズリーダー「・・・言い訳はそれで十分か?」


 垣根「お?何だ何だ?言い訳出来ずに、こいつの正論を言い訳にすんのか?」クスッ


 DAアラウズリーダー「黙れ。・・・今すぐにその口を閉ざしてやる」


 ―カシャンッ

 『ドラゴンフルーツエナジー』

 垣根「あ?」


 絹旗「あれは・・・!」 


 『ロック・オン』


 DAアラウズリーダー「変身・・・!」
 

 『ソーダァ!』


 『ドラゴンエナジーアームズ』

 『♪♪♪〜♪♪〜♪♪♪♪〜♪♪♪〜』


 タイラント(DAアラウズリーダー)「我々DAアラウズを愚弄するとは、何とも嘆かわしい」


 タイラント(DAアラウズリーダー)「この私がしっかり更生してやらないとな」

 
 
 絹旗「・・・仮面ライダーの事が嫌いなくせにライダーに変身するンですか」


 垣根「>>724
724 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/24(木) 16:27:59.61 ID:p75/sNGRO
主義を捻じ曲げても挑むのは嫌いじゃねえし気持ちは買ってやるが、力に溺れたら崇高な正義とやらも全く変わらねえからな
725 :1 [saga ]:2022/03/24(木) 18:26:08.51 ID:2eGLtQ4Q0
 垣根「主義を捻じ曲げても挑むのは嫌いじゃねぇし、気持ちは買ってやるが・・・」


 垣根「力に溺れたら崇高な正義とやらも全く変わらねぇからな?」


 タイラント(DAアラウズリーダー)「私が力に溺れるだと?フンッ、そうなるのは自らの力を捨てた者だ」


 タイラント(DAアラウズリーダー)「私は・・・いや、我々には絶対正義がある」


 タイラント(DAアラウズリーダー)「その誇りがあれば、毒を以て毒を制す事など造作もない!」


 タイラント(DAアラウズリーダー)「さぁ、同志達よ!悪を滅ぼせぇえッ!!」


 改造能力者「「「ガァアアアアアアアーーーッ!!」」」


 
 ダークカブトゼクター「」ブーンッ

 
 垣根「何が同志達だ。明らかに自我の崩壊した怪物じゃねぇか」

 ―パシッ
 

 絹旗「人は冷静さを無くすと、常識的な思考すら超簡単に崩れるンでしょうね」


 垣根「なら、俺が完膚なきまでにその常識を消し炭にしてやるよ」

 
 垣根「変身」

 [HENSHIN]


 絹旗「変身!」

 ―ビキュイィィーーンッ
 
 ―ピキィィーーーンッ


 ダークカブトMF(垣根)「未元物質で創られた改造品だろうが・・・」


 ダークカブトMF(垣根)「俺の未元物質に常識は通用しねぇ」


 ベルデ(絹旗)「超叩き潰してやります!」


726 :1 [saga ]:2022/03/24(木) 18:48:23.41 ID:2eGLtQ4Q0



 -暗闇の五月計画 地下実験施設(廃墟) 通路-

 ―ドカァァアアッ!


 木原「おっ始めやがったな。で?どこに行くんだ?」


 黒夜「こっち、実験室へ行くよ。思い出したくもないから行きたくないけど、多分そこで」


 黒夜「待ち構えててくれてるかも。知果ちゃんか木原相似なのか、わからないけど」




 ―タッ タッ タッ

 海美「入ってきた所は綺麗だったのに、ここの通路だけはそのままにしてあるのね」


 唯一「改装の予算が足りなかったのか、敢えてこうしたのか意味不明ですね」

 
 ―ピタッ・・・

 林檎「・・・」

 
 白垣根「林檎さん?」


 黒夜「何?どうかしたの?」


 林檎「・・・ここで、知果がキスしてくれた」


 白垣根「!。・・・そうでしたか」


 唯一「(だから変えないままでいたんでしょうかね)」



 ― 偶数
 〜 奇数
 
 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)
727 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/24(木) 18:53:03.71 ID:Hk01XjMRO
ほい
728 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/24(木) 18:53:12.32 ID:66C+YLc5O
偶数来いやー来いやーと
729 :1 [saga]:2022/03/24(木) 19:24:53.80 ID:PjMKXFqs0
 ―・・・ヒタ ヒタ・・・


 ―ボッ!

 ―ドシュッ!


 改造能力者「ギ、ギギィ、ギァ・・・!」

 ―バタンッ・・・


 ―ゾロゾロ・・・ 


 改造能力者「「「「」」」」
 
 
 黒夜「おーおー、おーおー。ゾロゾロと湧いて出てきたね」


 木原「んだよ、囮の意味ねぇじゃねぇか。ったく・・・」


 唯一「仕方ありませんね。ここは応戦を」


 白垣根「待ってください。後ろからも来ています」


 ―タッタッタッ・・・!

 海美「・・・?。来てるには来てるけど、雰囲気が違うわね・・・」


 木原「・・・あん?アイツらっ」


 ―ヂャコッ

 オーソン「リーダー!ここは任せてください!」


 白垣根「リーダー?・・・木原さんの部下の方ですか?」


 木原「まぁな・・・つか、何でここに来てんだよ」

 
 ヴェーラ「そ、その・・・えっと、場所は嗅覚センサーで追跡しまして・・・」


 ナンシー「何かコソコソとらしくない事してたから、ちょっと様子見してたんですよ」


 木原「ちっ・・・嘗めた事しやがって。減給は覚悟しとけよ」


 ケインズ「うわ、だから言ったろ。給料減らされるって・・・」


 マイク「お前のせいだからな。デニス」


 デニス「えぇ、何でなんですか・・・」


 木原「その代わり生き残ったらボーナスだ。いいな?」


 猟犬部隊「「「「「「「「「了解!」」」」」」」」」


 木原「>>730
730 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/24(木) 20:13:14.08 ID:P+Wka4ASO
結婚式だの旅行だの金と手がかかる奴等だぜお前らは
俺じゃなかったら破産してるぞ
731 :1 [saga]:2022/03/24(木) 20:38:30.89 ID:PjMKXFqs0
 木原「結婚式の祝い金だの金と手がかかる奴等だぜお前らは」


 木原「俺じゃなかったら破産してるぞ」


 オラフ「だから付いてくんですよ。猟犬なんですから」


 ルル「いつでも噛みつけますよ」


 木原「うーし。おい、この先真っ直ぐか?それともこっちか?」


 黒夜「運良くこっち入るよ」


 木原「おい、耳塞いどいてやれ。俺の合図でそこに行くんだぞ」

 
 白垣根「はい。林檎さん、耳栓を」

 ―キュッ


 林檎「?」 


 改造能力者「「「「ガアァアアアアアッ!!」」」」


 木原「殺れ」


 オーソン「ツーマンセルツーセット。ドタマと心臓ぶち抜いてやれっ!」


 ―ガ ガ ガ ガ ガ ガ ガ ガッ!!

 ―ダ ダ ダ ダ ダ ダ ダ ダッ!!
 

 
732 :1 [saga]:2022/03/24(木) 20:59:49.89 ID:PjMKXFqs0



 相似「んーんーーんんーー・・・」


 相似「・・・じゃ、行ってきてもらおっかな?」


 知果「・・・」


 相似「ついでに、僕がここに居るのも伝えといてくれるかな?」


 ―スクッ スタスタ・・・

 相似「・・・はぁーあ。やっぱあの時始末しとけばよかったなー」


 相似「・・・まっ、性能テストのついでにやっちゃえばいっか♪」


 


 -暗闇の五月計画 地下実験施設(廃墟) 実験室-

 黒夜「ここっ!居るっ!?」


 海美「・・・居ないわね。別の所なんじゃ」


 林檎「・・・」


 白垣根「・・・いえ。来てくださったようです」


 ―・・・スタスタ

 知果「・・・」


 林檎「・・・知果!」


 白垣根「彼女が・・・」


 海美「(林檎と同い年なのかって言われると、疑ってしまいそうね・・・)」


 知果「・・・相似さんはあっちの奥の部屋にいますよ」


 唯一「え・・・?・・・何故教えてくださるんですか?」


 知果「相似さんが伝えてほしい、って」


 木原「ちっ、上等じゃねぇか。もう逃げも隠れもしないってか」


 唯一「>>733
733 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/24(木) 21:01:06.21 ID:P+Wka4ASO
あなたはどうしたいの?
ずっと下っ端でいるつもり?
734 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/24(木) 21:02:13.58 ID:NVaHOmYkO
相似もとんだ忠犬を飼いならしてるわね
何事も思い通りに行かないことの方が楽しいのよ、それだけの力があるのに勿体ない…ハァ…
735 :1 [saga]:2022/03/24(木) 21:16:28.69 ID:PjMKXFqs0
 唯一「15人の内、8人は見かけたましたが残りは相似君のところでしょうか」


 唯一「相似君もとんだ忠犬を飼い慣らしましたね」


 木原「チワワなもんだろ。キャンキャンうるさく吠えるだけのな」


 木原「ともかく俺らは行くぞ。お前ら、アイツは頼んだぞ」


 唯一「お願いします」


 白垣根「はい」


 海美「気をつけなさいよ」


 ―スタスタ・・・

 知果「・・・」


 唯一「・・・貴女はどうしたいの?ずっと下っ端でいるつもり?」ボソッ


 知果「・・・」


 唯一「それだけの力があるのに・・・抵抗しないなんて勿体ない」ハァー・・・


 ―スタスタ・・・


 林檎「・・・知果。・・・ごめんね?」


 知果「・・・謝らなくていいよ。怒ってなんて、ないから」


 林檎「>>736
736 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/24(木) 21:19:06.13 ID:NVaHOmYkO
色々本当にいろいろと…ね…
…ごめん何から言えばいいか分からなくなっちゃった
737 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/24(木) 21:21:12.85 ID:b62+SXuwO
てーとくと戦ってた姿はかっこよかったよ…
でもあんなにカッコよくて強いのになんで私のところにすぐ来てくれなかったの!
周りの人に言えばよかったのに…
私も二人に出会ってから抱え込んだらダメってわかったけど
738 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/24(木) 21:22:51.77 ID:P+Wka4ASO
知果はこれからどうしたいの?
私は知果に私と私を信じて愛してくれた人たちを紹介したいし、大人になった分味わえなかった時間を埋めたい…
739 :1 [saga]:2022/03/24(木) 21:29:40.11 ID:PjMKXFqs0
 林檎「色々・・・本当に色々・・・ね・・・」

 
 林檎「あの時・・・気付いてあげられなかったし・・・」


 林檎「逃げられたのに、会いに行けなかったし・・・」


 知果「・・・」


 ―グッ

 林檎「ごめんね・・・」


 林檎「私・・・」


 林檎「・・・ごめん・・・何から言えばいいか、わからなくなっちゃった・・・」


 知果「・・・」


 林檎「ごめん・・・ごめんね・・・」ポロポロ


 林檎「っ・・・ごめん・・・」ギリッ




 ☆ ゾロ目or6〜10
 ◎ 70以上
 △ 50以上
 × ↑以下

 ↓3まで(コンマが高い安価で決定)
740 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/24(木) 21:30:28.55 ID:P+Wka4ASO
巻き起こせ奇跡
741 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/24(木) 21:30:38.16 ID:b62+SXuwO
来たな
742 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/24(木) 21:31:03.06 ID:4FjW2vQuO
不思議なことが起こった!
743 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/24(木) 21:31:18.11 ID:P+Wka4ASO
やったぜ。
744 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/24(木) 21:31:35.43 ID:4FjW2vQuO
こういうカタルシス良い…
745 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/24(木) 21:32:17.03 ID:DB++ZgWhO
みさきちティラミス並ってことかこれは…
746 :1 [saga]:2022/03/24(木) 21:45:58.21 ID:PjMKXFqs0
 林檎「ていとくと戦ってた姿はかっこよかったよ・・・」


 林檎「でも・・・あんなにかっこよくて強いのに」


 林檎「なんで・・・私のところにすぐ来てくれなかったの・・・?」


 知果「・・・」


 林檎「辛い事があったなら、周りの人に言えばよかったのに・・・私も2人に出会って」


 林檎「抱え込んだらダメってわかったけど・・・」


 林檎「知果は・・・これからどうしたいの?」


 林檎「私は知果に、私と私を信じて仲良くなったていとくとかいびを紹介したいし」


 林檎「会えなくて、味わえなかった時間を埋めたい・・・」


 知果「・・・」


 林檎「・・・知果っ!!」

 
 知果「っ・・・」


 林檎「何か・・・何か言ってよ。会いたかったとか、寂しかったとか」


 林檎「元気にしてたとか・・・いっぱいあるのに!」


 ―ザリッ ザリッ・・・

 海美「林檎っ」


 ―スッ・・・

 白垣根「・・・」


 海美「・・・」コクリ




 林檎「・・・知果」


 知果「・・・林檎ちゃん」ポロポロ


 林檎「・・・久しぶり。また会えて・・・嬉しい」ニコリ


 ―ギュッ・・・

 知果「・・・うぅっ・・・うあぁぁ・・・」


 知果「うぁああああああんっ!」

 ―ギュッ


 知果「林檎、ちゃ、ん・・・うぅぅぅ・・・!」


 林檎「辛かったんだね・・・いっぱい、泣いていいよ」


 知果「>>747
747 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/24(木) 21:49:54.46 ID:41KcMVAMO
寂しかった…苦しかった…怖かった…
一生懸命戦った!薬だったたくさん我慢した!真っ暗な中を歩いてたんだ

こういう感情は理屈じゃないっていうのが1番いい…
白かっきーの静止も素敵すぎる
748 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/24(木) 21:50:32.89 ID:41KcMVAMO
こんな姿になっちゃったのにちゃんと私を名前で呼んでくれるんだ…
749 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/24(木) 21:52:21.82 ID:P+Wka4ASO
勇気がなかったんだ
警備員の人も私を止めてくれようとしたのに手を伸ばせなかった…
やっとやっとできたよ…
750 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/24(木) 21:52:55.02 ID:eAxR14ekO
あったかいなあ、こんなに林檎ちゃんは温かくていいにおいなんだ
751 :1 [saga]:2022/03/24(木) 22:05:30.13 ID:PjMKXFqs0
 知果「こんな姿になっちゃったのに・・・」


 知果「ちゃんと・・・私の名前、呼んでくれるんだね・・・」


 林檎「うん・・・」


 林檎「・・・だって、友達なんだから・・・先に大人になってても、知果は知果だよ」ニコリ

 
 知果「・・・っ、あり、がと・・・」ポロポロ


 知果「・・・どうしても、勇気が出なくて・・・」


 知果「警備員の人も私を止めてくれようとしたのに・・・手を伸ばせなかった・・・」


 知果「寂しかったし・・・苦しかったし・・・怖かった・・・」


 知果「一生懸命、戦って・・・薬だって、たくさん我慢して・・・!」


 知果「真っ暗な中を歩いて・・・」
 

 林檎「・・・私も、真っ暗な中を歩いてたよ」


 林檎「・・・でも、ていとくが助けてくれたから、私は真っ暗な中から抜け出せたの」


 林檎「だから・・・今度は、私が知果を助けるよ」 

 ―ギュッ・・・


 知果「林檎ちゃん・・・」


 知果「・・・あったかいな・・・こんなに林檎ちゃんは温かくて、落ち着くんだ・・・」


 林檎「>>752
752 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/24(木) 22:08:10.48 ID:P+Wka4ASO
人は一緒にいると温かくなるって教わったから…
753 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/24(木) 22:09:28.79 ID:in5bZhkTO
もう離さないギュッ
知果が冷たくなりそうなら私がいくらでも温めるから
どうでもいいなんて思ってないからこうするしさっきだって言ったんだから
754 :1 [saga]:2022/03/24(木) 22:23:06.37 ID:PjMKXFqs0
 林檎「誰かと一緒にいると、温かくなるって教わったから・・・」


 林檎「・・・大丈夫。知果のそばから離れたりしないよ」


 林檎「もう・・・ずっと一緒に居てあげるから」


 知果「・・・うん」




 海美「・・・っはぁ」


 白垣根「・・・」スッ


 海美「ん・・・ありがとう」グシッ


 

 知果「・・・あのね、林檎ちゃん」


 林檎「うん・・・?」


 知果「・・・。・・・あの人達と、一緒に話そっか」


 林檎「・・・うん」


 ―コツコツ・・・

 知果「・・・」


 白垣根「・・・初めまして、流郷知果さん。白垣根帝督です」ニコリ


 海美「獄彩海美よ。無事でよかったわ」


 知果「!・・・。・・・初めまして。白垣根さん、獄さ」


 林檎「海美って、呼ばないといけないみたい」

 
 知果「え?あ・・・そっか。えっと、海美さん・・・」


 海美「>>」754
755 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/24(木) 22:28:06.54 ID:P+Wka4ASO
姉も妹もいるから名前呼びが好きなのよ
素直に好みを聞いてくれる子で良かったわ
756 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/24(木) 22:29:31.77 ID:in5bZhkTO
ふぅん…あまり人為的な成長は好きではないけれどメイクを教えたら大きく化けそうね…
例えばティアラとかどう思うかしら、林檎?
757 :1 [saga]:2022/03/24(木) 22:38:31.83 ID:PjMKXFqs0
 海美「姉も妹もいるから、名前呼びが好きなのよ」


 海美「素直に好みを聞いてくれる子で良かったわ」クスッ


 知果「は、はい・・・」


 知果「・・・あの、白垣根さん、海美さん。重要な事があるんです」


 白垣根「重要な事・・・それは、一体何でしょうか?」


 知果「林檎ちゃんの身体には自壊プログラムとして」


 知果「臓器が自動的に停止させられる機構が埋め込まれているんです」
 

 林檎「え・・・?」


 海美「何で、何でそんなものが・・・!?」


 知果「『暗闇の五月計画』がまだ行なわれていた頃に、相似さん自身が施したんです」


 知果「一方通行のベクトル操作を特に扱えていた林檎ちゃんを、逃がさないために・・・」


 白垣根「・・・だから、貴女は助けようとしていたんですね」


 知果「・・・どうしても・・・林檎ちゃんには、言えなかったから・・・」


 白垣根「・・・っ」


 ―バキッ!

 海美「帝督っ!?」


 白垣根「っ、く・・・これで、自分が知果さんに言ってしまった」


 白垣根「失礼な言動の制裁は、軽くしていただけますか・・・?」


 知果「し、しますから。もう自分を殴らないでください」


 林檎「・・・」


 ―ギュッ

 知果「林檎ちゃん・・・?」


 林檎「・・・もう、離れ離れにはなりたくない」


 林檎「知果が、冷たくなりそうなら・・・私がいくらでも温めるから・・・」


 林檎「こうしてあげるって、言ったんだもん・・・」


 知果「・・・」


 林檎「・・・知果、どうすれば・・・いいの・・・?」


 

 ◎ 50以上orゾロ目
 △ 30以上
 × ↑以下

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)
758 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/24(木) 22:40:12.96 ID:in5bZhkTO
突破口を切り拓け
759 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/24(木) 22:40:23.59 ID:P+Wka4ASO
柵はあります!
760 :1 [saga]:2022/03/24(木) 23:00:18.86 ID:PjMKXFqs0
 知果「大丈夫。こっちに来て?」


 林檎「え・・・?」


 白垣根「何かプログラムを解除する方法があるんですか?」


 知果「はい・・・ただ・・・とにかく来てください」


 
 
 -暗闇の五月計画 地下実験施設(廃墟) 実験室 制御室-
 

 知果「この制御室で解除出来るんです。・・・ただ、私には出来なくて・・・」
 

 海美「・・・これが得意なのは、もちろん彼よね」


 白垣根「起きている事を祈りましょう」


 ―タプタプ 

 ―プルルルルルッ プルルルッ

 白垣根「(スピーカーにして・・・)」
 

 誉望『はい、もしもし?白垣根さん、どうかしたっスか?』


 白垣根「誉望さん、夜分遅くすみません。今すぐに協力してください」


 白垣根「>>761
761 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/24(木) 23:03:30.96 ID:in5bZhkTO
大仕事です、それも一世一代の大きな…
あなたを信じてますよ
762 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/24(木) 23:04:13.65 ID:P+Wka4ASO
こうしてスクールとして力を合わせるなんていつ以来でしょうかね…
身震いしてしましたよ
763 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/24(木) 23:05:07.30 ID:in5bZhkTO
世界中のどんな人よりもあなたしか頼る人はいないと思いまして、お恥ずかしながら…
764 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/24(木) 23:07:18.92 ID:H47KzPGhO
海獄と私のワガママにお付き合い願います、答えは終わってから聞きましょうか
765 :1 [saga]:2022/03/24(木) 23:09:57.29 ID:PjMKXFqs0
 白垣根「大仕事ですよ。一世一代の、命がかかっている」


 誉望『マジっスか。・・・わかりました』


 白垣根「ありがとうございます」


 白垣根「こうして「スクール」として力をお借りするなんて、いつ以来でしょうかね・・・」


 誉望『さぁ、いつ以来でしょうか・・・。ヘッドギア着けたっスよ』


 誉望『何をすればいいんっスか?』


 白垣根「パソコンから私のスマートフォンを逆探知して居場所を特定してください」


 誉望『・・・見つけました。次は?』


 白垣根「USBは・・・あった。今、機材に接続しました。そこからデータを調べて」


 白垣根「自壊プログラムというものを解除してください」


 誉望『自壊プログラム?・・・あ、杠林檎に対する特定の条件下での』


 誉望『臓器機能停止命令、ってやつですか?』


 知果「!。それです!」コクリ


 白垣根「すぐにお願いします」


 誉望『少しお待ちを・・・。・・・』


 知果「・・・」

 ―ギュッ


 林檎「・・・」  


 誉望『・・・。・・・出来ました!はぁー・・・』


 誉望『何て合理性を無視したプログラムなんっスか・・・』


 海美「ちゃんと解除出来たんでしょうね?しっかり見直して」


 誉望『あ、海美さん?わ、わかりました・・・』


 誉望『・・・大丈夫っス。解除した事で自動的にプログラムが削除されましたね』


 知果「・・・林檎ちゃんっ」


 ―ギュッ・・・

 林檎「ん・・・」


 海美「はぁ・・・」


 白垣根「よかった・・・本当に、ありがとうございます。誉望さん」
 

 誉望『>>764
766 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/24(木) 23:12:46.16 ID:H47KzPGhO
無論タダとは言わないっスよね?
今度俺の彼女の指輪考えてもらうッスよ
767 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/24(木) 23:13:27.32 ID:naknt8iZO
こんなので良ければ朝飯前っすよ
お礼なら何してたか今度全部話してもらうっすね
768 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/24(木) 23:14:03.91 ID:P+Wka4ASO
あなたがそこまでお願いしてきたっすから断れないっすよ、まあ良かったようで何よりかな
769 :1 [saga]:2022/03/24(木) 23:15:54.45 ID:PjMKXFqs0
 今日はここまで
 おやすみなさいませー

 誉望君の凡庸性が輝いた
770 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/25(金) 05:45:36.88 ID:whFOvsS0O
おつなのー
771 :1 [saga ]:2022/03/25(金) 08:45:32.13 ID:CHarIDwQ0
 誉望『これくらいで良ければ朝飯前っスよ』


 誉望『それに、そこまでお願いしてきたからには断れないっスからね』


 白垣根「このお礼はいつか、必ずしますので。お待ちしていただけますか?」


 誉望『はい。今度、ランシスさんにあげる指輪を考えてもらうっスよ』


 白垣根「お任せください。では、失礼します」


 誉望『はい。・・・厄介事に巻き込まれてるなら、お気をつけて』


 白垣根「ありがとうございます」クスッ


 ―プツッ

 白垣根「・・・念の為、病院で検査してもらいましょう」


 海美「そうね。臓器に埋め込むくらいなんだから、甘く考えない方がいいもの」


 知果「・・・でも、その前にしなくちゃいけない事がありますね」


 林檎「え・・・?」 


 ―ゾロゾロ・・・

 改造能力者「「「「「」」」」」

 
 海美「どうやら、簡単には生きて返さないつもりね」

 
 白垣根「そのようですね。・・・知果さんは林檎さんをお守りください」


 知果「はいっ」


 [0 0 0]

 [STANDING BY]

 白垣根「変身!」


 海美「プリキュア!ラブリンク!」

 『L・O・V・E!』


 キュアダイヤモンド(海美)「英知の光!キュアダイヤモンド!」



 林檎・知果「・・・」キョトン



 オーガ(白垣根)「いきますよ、海美さん!」
 
 
 キュアダイヤモンド(海美)「ええっ!それと、マイナス1だからね!」


 オーガ(白垣根)「手厳しい限りですねっ」



 
772 :1 [saga ]:2022/03/25(金) 09:05:26.01 ID:CHarIDwQ0
 林檎「・・・あれ?」


 知果「え?どうかしたの?」


 林檎「・・・くろよるは?」




 ―ドガッ!

 木原「よぉー、相似くーん?ここに居るのかー?」


 相似「どもども、お早いお越しで」


 唯一「そうでもないと思うけど。・・・その後ろにいる男性2人は?」


 相似「お察しの通り改造能力者ですよ。DAアラウズの余りなので、少し強化してみました」


 相似「なので丁度よかったです。調整が完了しましたので・・・」


 相似「少しばかり実験に協力してください」ニタァ


 ―ガリガリガリ ピーーーッ・・・

 強化改造能力者「「」」


 木原「・・・お前、マジで何がしてぇんだ?」


 唯一「変異種の能力者を生み出したいだけなの?超能力者に匹敵するような」


 相似「いえいえ、この改造能力者には強度という概念はありません」


 木原「あ?強度がねぇだと?」


 唯一「・・・未元物質を埋め込んだ事によって、能力を使えるようになるのですから」


 唯一「強度がどうとかは、確かに関係なくなりますよ」


 相似「なのでこのまま研究が進めば、能力の基準さえ意味がなくなります」


 相似「つまり・・・誰でも多種多様な強い能力者になれるんですよ!」


 相似「そうなったら僕は新たな創造者になっちゃうんですから、すごくないですか?数多さん」


 木原「>>773
773 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/25(金) 13:06:40.31 ID:iAsd/++WO
能力っていうのは人が自分で生み出して使うっていうのにこれじゃ未現物質が人間を介して能力を使ってるのに過ぎねえよ…
これが研究の形なら間違いだな
774 :1 [saga ]:2022/03/25(金) 13:37:31.90 ID:CHarIDwQ0
 木原「・・・どんなもんかと聞いてみりゃ、くだらねぇな」


 相似「?」


 木原「能力ってのは人間が自分で生み出してなんぼだっていうのに」


 木原「それじゃ未元物質が人間を介して、能力を使ってるのに過ぎねぇよ」


 木原「でもって能力を使うために補う代償が自我の欠損か、崩壊みたいだな」


 木原「そんな感じになっちまうなら、尚更出来損ないでしかねぇよ」


 木原「そんなもんが研究の形だってのか・・・はぁー」


 木原「間違いだらけの0点、研究者失格だぞ。相似」


 相似「・・・それは悲しいですねぇ。なら、どうすれば認めてくれますか?」

 
 ―ギュロロロロ・・・

 木原「俺を殺したらな。ま・・・無理だろうがよ」


 『レモンエナジー』

 唯一「相似。今度こそ、ここで終わらせてやるからな」


 『ロック・オン』


 唯一「変身!」

 『ソーダー』

 『レモンエナジーアームズ』 
 
 『ファイトパワー!ファイトパワー!ファイファイファイファイファファファファイ!』


 木原「変身」

 ―ギュロンッ


 相似「お〜?デュークの新バージョンかー。流石は唯一姉さん、創造力の塊ですね」


 デューク(唯一)「全然嬉しくもねぇな。おら、早くお前も変身しろよ」


 アナザーアギト(木原)「>>775
775 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/25(金) 13:54:28.79 ID:rcgtHSPtO
それだけ余裕ぶっこいてるってことはそっちも隠し玉があるんだろうしな
776 :1 [saga ]:2022/03/25(金) 15:43:30.23 ID:CHarIDwQ0
 アナザーアギト(木原)「それだけ余裕ぶっこいてるって事は、隠し玉があるんだろうしな」


 相似「隠し玉、ですか。まぁ・・・ありますねぇ、これが!」


 デューク(唯一)「(赤いオレンジロックシード?)」



 相似「変身」


 『ブラッドオレンジ!』『ザクロ!』

 『『ロックオン!』』

 『♪♪〜〜♪♪♪〜〜♪♪〜〜♪♪♪〜〜』

 
 『ハッ!』


 『ブラッドザクロアームズ!』

 『狂い咲き・サクリファイス!』


 『ブラッドオレンジアームズ!』

 『邪ノ道・オンステージ!』


 セイヴァー(相似)「僕に与えられた試練がお2人を倒す事なら・・・」


 セイヴァー(相似)「是非とも思う存分に性能をテストさせてくださいねぇ〜!」

 http://i.imgur.com/9iuNdou.jpeg


 デューク(唯一)「あんなロックシードは見た事ねぇぞ・・・。新しく創ったのか?」


 アナザーアギト(木原)「どうだっていいだろ。アイツを倒せばそれでいいんだ」


 デューク(唯一)「・・・はいっ!」



 視点変更

 このまま
 ダークカブト&ベルデ
 オーガ&キュアダイヤモンド

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)
777 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/25(金) 16:45:50.30 ID:5oJtiqSyO
ダークカブト
778 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/25(金) 16:45:59.32 ID:iAsd/++WO
カブベル
779 :1 [saga ]:2022/03/25(金) 18:08:11.78 ID:CHarIDwQ0
 [CLOCK OVER]

 ダークカブト(垣根)「モルモットが調子こいてんじゃねぇぞ」


 ―バシュッ! ドパァッ! ザシュッ! ザシュッ! ドパッ ゴパァッ!

 カブトクナイガンの血を振り払い、ダークカブトが鼻で笑う。
 その瞬間、改造能力者の首に一筋の閃光が走り、鮮血を噴きながら裂けた。
 首以外にも脳天と胸部の人体における急所からも噴き出しているため、改造能力者は完全に息絶えている。


 タイラント(DAアラウズリーダー)「な、に・・・!?馬鹿な、一撃で!?」


 ベルデ(絹旗)「余所見してンなよおらァッ!」


 ―バキャァアッ!!

 タイラント(DAアラウズリーダー)「ぐっぁ!」


 改造能力者を瞬殺されたことに動揺し、隙きを見せたタイラントにベルデは窒素装甲を纏った拳を振るった。
 防御するのに遅れたタイラントは殴り飛ばされ、通路の壁にめり込むほど叩きつけられる。
 
 ダークカブト(垣根)「あれだけ自慢してたこいつらもこの程度か」


 ダークカブト(垣根)「テメェの理想も所詮は絵空事だったって訳だな」 


 ベルデ(絹旗)「絵空事じゃなくて単なる拗らせ過ぎた妄想ですよ」


 タイラント(DAアラウズリーダー)「貴、様らぁ・・・!」



 × 70以上
 ◎ ↑以下

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)
780 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/25(金) 19:26:07.90 ID:qm6z21raO
絹旗ベルデはパワーも増されてなかなか手強いよな
781 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/25(金) 19:26:13.36 ID:ylMUqqs2O
そい
782 :1 [saga]:2022/03/25(金) 21:16:43.28 ID:jqDBaj9z0
 タイラント(DAアラウズリーダー)「ゥ、ウォオオオオオッ!!」


 タイラントはソニックアローを構え、ベルデに接近する。
 振り翳したソニックアローのアークリムで斬り付けようとしていたが、ベルデの背後に
 立っていたダークカブトのカブトクナイガンによる射撃で怯んだ。
 

 ベルデ(絹旗)「デアアッ!」


 ―ドガッ! バキィッ! ドガァッ!

 タイラント(DAアラウズリーダー)「ゴッ、う゛ぇぁ・・・!?」


 ダークカブト(垣根)「ッ!」


 ―ドガッ!

 ―ドスンッ!

 タイラント(DAアラウズリーダー)「ガ、グゥ・・・!」


 踏み込みながら横に360度体を回転させて同時に繰り出す回し蹴り、アルマーダ
 前傾姿勢となり両手を地面についてから頭を床スレスレまで下げ、大きく回転した事で
 伴う遠心力を利用した片足での後ろ回し蹴り、ハボジアハイア。
 低い姿勢で、相手に背を向けながらサソリのように体を反らして、片足を蹴り上げる
 エスコルピオン。
 それら3つの足蹴りを叩き込まれ、追撃にダークカブトの前蹴りで再び壁に叩き付けられる。
 

 ダークカブト(垣根)「お前が殺るか?」


 ベルデ(絹旗)「ちょっとスペースが超足りないので・・・超譲りますよ」


 ダークカブト(垣根)「そりゃどうもな」



 ベルデの承認を得て、ダークカブトは1歩ずつ威圧をかけながら近付いていくと
 右脚を大きく振るい上げ、タイラントの左肩に踵落としを叩き込む。
 

 ―ドゴォオンッ!!

 タイラント(DAアラウズリーダー)「グアァアアッ!!」


 [1・2・3]


 ダークカブト(垣根)「ライダー・・キック」

 [RIDER KICK]


 ダークカブトゼクター内で生成、貯蔵されたタキオン粒子を開放してチャージアップすると
 セブンタイヤルカバーを閉じてからゼクターホーンも右側へ倒す。
 音声認識をさせた後、ゼクターホーンを再び左へ倒すとダークカブトゼクターから
 波動に変換したタキオン粒子が、カブトブレストの溝となっている部分を通って
 カブトホーンに収束。
 そこから経由して、今度は右脚のライダーストンパーに収束した。
783 :1 [saga]:2022/03/25(金) 21:17:24.56 ID:jqDBaj9z0
 ダークカブト(垣根)「オラァアアッ!!」


 ―ドガァアアアアッ!!


 タイラント(DAアラウズリーダー)「ギャァアアアアアアッ!!」

 
 ―ドガァアアアアアアアアアアアンッ!!


 踏みつけるようにライダーキックを繰り出し、タイラントは床に叩き込まれる。
 原子崩壊を引き起こす威力でタイラントのライドウェアやエナジーアーマーが
 消滅していき最後は漏れ出したエネルギーが暴走し、大爆発を起こした。



 DAアラウズリーダー「ぁ、う・・・ぐ、ぉぉ・・・!」



 ダークカブト(垣根)「はんっ、生きてやがるのか。しぶといなぁ」


 DAアラウズリーダー「わ、たし、の、絶対正義、は、負けなど、しない・・・!」


 ―ズル・・・


 ベルデ(絹旗)「まだ立つ気ですか?・・・超無駄ですよ。貴方に勝ち目なんてありません」


 ダークカブト(垣根)「大人しく力尽きてろよ」



 
 ◎ 50以上
 × ↑以下

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)
784 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/25(金) 21:19:24.10 ID:ZDUtkpoOO
ここまであがくのも美学よね
785 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/25(金) 21:19:49.54 ID:ylMUqqs2O
この二人相手は相当きついな…
786 :1 [saga]:2022/03/25(金) 21:42:26.40 ID:jqDBaj9z0
 DAアラウズリーダー「グ、ウ、グォオオオッ・・・!」


 DAアラウズリーダー「なん、だ、これ、は・・・!?」

 ―ベキベキベキッ メキメキッ

 ダークカブト(垣根)「あ?」


 ベルデ(絹旗)「(皮膚が乾いた泥みたく剥がれ落ちていってる・・・!?)」
 

 DAアラウズリーダー「ア、ガァ、アアッ!ゲゥ・・・!」


 DAアラウズリーダー「グ、ァアアアアアア!!アァアアアアア!!」


 ―ドパンッ!! ドチャッ ビチャッ・・・


 タイラント「グォオオオオオオオオッ!!」

 http://i.imgur.com/HBHpM11.jpeg


 ベルデ(絹旗)「!?。怪人になった・・・!?」


 ダークカブト(垣根)「どうなってんだ?明らかに変身じゃなく変貌って感じだったぞ」


 ベルデ(絹旗)「わ、わかりませんよ。・・・けど、ここで倒さないと超ヤバそうです!」


 タイラント「グオォオオオオオオッ!!」


 DAアラウズのリーダーの皮膚を突き破るように出現した怪人、タイラントは
 角を突き出してダークカブトとベルデに突進してくる。
 ベルデは敢て前に出ると、窒素装甲の自動防御能力でタイラントの突進による衝突を
 防いだ。
 弾き返されたタイラントは通路の奥へ突き飛ばされ、床を転がる。


 ダークカブト(垣根)「流石に二度も美味しいとこは要らねぇな。譲ってやる」


 ベルデ(絹旗)「>>787
787 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/25(金) 21:47:26.91 ID:ZDUtkpoOO
超紳士的ですね、そういうところは胸を少し張ってもいいですよ
美味しいところを超いただけるかわかりませんけどね!
788 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/25(金) 21:48:08.69 ID:ylMUqqs2O
全部平らげてみせますよ
私だって超ヒーローなんですから、林檎に負けるわけには行きません!
789 :1 [saga]:2022/03/25(金) 22:15:16.07 ID:jqDBaj9z0
 ベルデ(絹旗)「超紳士的ですね。そういうところは胸を少し張ってもいいですよ」


 ダークカブト(垣根)「少しかよ・・・」

 
 ベルデ(絹旗)「美味しいところを超いただけるかわかりませんけど」


 ベルデ(絹旗)「全部平らげてみせますよ」
 

 ベルデ(絹旗)「私だって超ヒーローなんですから。負ける訳にはいきません!」


 そう告げてベルデは立ち上がろうとしているタイラントに飛びかかり、更に奥へと
 続く通路へ投げ飛ばした。
 開いていた扉の向こう側へタイラントは入って行き、ベルデも後を追う。
 そこは広々とした実験室となっており、ベルデは仮面越しに不敵な笑みを浮かべた。


 ベルデ(絹旗)「ここなら申し分ないですね」


 ―シュインッ

 ベルデ(絹旗)「ベントイン」

 
 ―ビィィュンッ

 『ファイナルベント』

 バイオグリーザ「カロロロッ!」


 ―シュババッ! シュルルルッ!

 ―ドガッ!


 床に散らばっているガラスの破片から出現したバイオグリーザは舌を天井に目掛けて伸ばす。
 舌は天井を貫き、室内側へ別の穴を空けて引っかけられた。
 ベルデは宙返りをすると、両足に舌先が巻き付かれて振り子のように揺れてタイラントへ
 接近し、羽交い締めにするように捕まえる。
 勢いよく上にへと上がる途中、バイオグリーザの舌が解かれてタイラントを捕まえたままの
 ベルデは縦に回転しながら、タイラントの両脇に足を挟み込ませ両足をガッチリと掴む。
 そして、落下していきパイルドライバーを繰り出しタイラントを頭部が床へ埋め込むように
 叩き付けた。

 ―スタンッ


 ベルデ(絹旗)「っと・・・」


 タイラント「グオ、ォオォ、ォ・・・」


 ―・・・バタリ

 ―ド ガ ァ ア ア ア ア ア ア ア ア ア ンッ !!


 ベルデ(絹旗)「ふーっ・・・。・・・あれは、人後怪人という事でいいんでしょうか」


 ダークカブト(垣根)「さぁな・・・まだ改造能力者が残ってるかもしれねぇし」


 ダークカブト(垣根)「残業処理するか?」


 ベルデ(絹旗)「はい!」



 
 視点変更

 デューク&アナザーアギト
 オーガ&キュアダイヤモンド

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)
790 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/25(金) 22:16:43.77 ID:ZDUtkpoOO
オーガダイア
791 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/25(金) 22:16:50.28 ID:ylMUqqs2O
オーガ
792 :1 [saga]:2022/03/25(金) 22:59:01.20 ID:jqDBaj9z0
 改造能力者「ガァアアアアアアアーーッ!」


 ―ボ ォォ ォオ オ オーーッ!

 オーガ(白垣根)「フッ・・・!」


 ―ビュ オ ォ ォ ォ オ オ オ オ オッ !!


 目に見えない炎を発火させる未元物質を生み出す改造能力者に対して、オーガは展開した
 翼で突風を巻き起こし、改造能力者の周囲を限定して酸素を消す。
 それによって発火が怒らなくなり、改造能力者は酸素が無くなった事によって酸欠を起こし
 痙攣してから数秒で絶命する。
 

 キュアダイヤモンド(海美)「プリキュア!ダイヤモンドシャワー!」

 ―タンッ♪ タンッ♪


 ―ヒュ オ オ ォ オ オ オ オ オッ!!


 ―ピキピキッ パキッ ピキピキッ


 ラブハートアローを頭上に掲げて、タンバリンの様に叩くと冷気を発して改造能力者達を
 氷漬けにする。
 ラビリーコミューンにラビーズをセットし、画面にハートを描くと中央の小さなハートが
 2回点滅して、エネルギーが充填された事を知らせる。
 

 キュアダイヤモンド(海美)「煌めきなさい!トゥインクルダイヤモンド!」


 人差し指を突き出し、無数の菱形をした氷の結晶を放つ。
 氷漬けにされていた改造能力者達は氷の結晶に包み込まれていき、そのまま動かなくなった。
 

 林檎「・・・知果、かいびのあの服装って・・・何?」


 知果「・・・何だろうね」


 
 ―スタンッ

 キュアダイヤモンド(海美)「帝督。まだへばってないわね?」


 オーガ(白垣根)「>>793




 なんだろ、この混沌とした戦闘描写。
793 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/25(金) 23:01:16.56 ID:ZDUtkpoOO
プリキュアの攻撃とかリアルに考えると結構えげつなかったりするしな…
ただたしかに混沌としてて面白い

当然です、あのお二人の将来がかかってるとあればいくらでも気持ちが奮い立ちますよ
794 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/25(金) 23:02:56.78 ID:ylMUqqs2O
ダイヤモンド強いし…
しかしクールな海美から想像できないくらいキュートだけどそれがいい!

もちろん、今の私はいくらでも動けますよ
795 :1 [saga]:2022/03/25(金) 23:24:20.73 ID:jqDBaj9z0
 オーガ(白垣根)「当然です。あのお2人の将来がかかってるとあれば」


 オーガ(白垣根)「いくらでも気持ちが奮い立ちますよ」


 キュアダイヤモンド(海美)「そうこなくっちゃ」ニコリ


 腰の右側に携行していたオーガストランザーを取り出したオーガはミッションメモリーを
 メモリースロットに装填する。
 それによってフォトンブラッド製の刀身が大きく伸びた。
 オーガフォンを開き、エンターキーを押してエクシードチャージを発動する。 


 [EXCEED CHARGE]


 オーガ(白垣根)「ハァァアッ・・・!」

 
 オーガ(白垣根)「トゥァアアアッ!!」

 ―ズ バ ァ ア ア アッ !!


 キュアダイヤモンド(海美)「プリキュア!ラブリーフォースアロー!」


 ―パチンッ

 ―キランッ☆


 ―バ シュゥウ ンッ!!
 

 刀身から金色に輝く光の刃が伸び、オーガが横に振るうと斬撃波が放たれた。
 ラブハートアローを引き、ウインクをして菱形の光を輝かせる。
 青く輝いているハートのクリスタルから菱形の青いエネルギー弾が発射されて
 オーガの放っていた金色の斬撃波と共に改造能力者達を撃破する。


 ―ド ガ ァ ア ア ア ア ア ア ア ア ンッ !!
 

 キュアダイヤモンド(海美)「よしっ!やったわね、帝督!」


 オーガ(白垣根)「はい。流石ですね」クスッ



 
 ― 偶数
 〜 奇数

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)


 >>793  うーん、にしても気が緩む(笑
     >>1の端末の履歴にはもうライダーとドキプリのサイトがわんさか残っちゃってまぁ
796 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/25(金) 23:26:32.41 ID:ylMUqqs2O
ドキプリは…本当に良い作品だからいいのだ(ボキャ貧)
797 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/25(金) 23:26:38.94 ID:QWKnX5v/O
お覚悟
798 :1 [saga]:2022/03/25(金) 23:30:12.77 ID:jqDBaj9z0
 今日はここまで
 おやすみなさいませー

 >>796 だね。
     というか、デリプリ始って早々放送スケジュール調整で1ヶ月も短縮はねーって
     ちびっ子達可哀想
799 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/25(金) 23:32:23.88 ID:ZDUtkpoOO
おつおつー
リアルのブンドル団は許せないわね…
いや本当にさ
800 :1 [saga ]:2022/03/26(土) 07:25:26.20 ID:ACsf4i750
 林檎「ていとく、かいび・・・」


 オーガ(白垣根)「あっ、お2人とも。お怪我はありませんか?」


 知果「は、はい。・・・あの、海美さんです、よね?」


 キュアダイヤモンド(海美)「え?もちろんそうだけど・・・なんで?」キョトン


 知果「い、いえ、その、いきなり姿が変わってしまったから、ビックリして」アセアセ


 キュアダイヤモンド(海美)「あぁ、そういう事。大丈夫、ちゃんと私は私だから」ニコリ


 知果「そ、そうですか」ホッ


 キュアダイヤモンド(海美)「(プリキュアの事は知らないだろし、ビックリするのは当然よね)」


 林檎「・・・」ジーッ 


 キュアダイヤモンド(海美)「ん?林檎?」


 林檎「・・・かいびのその服、鳥みたいにキラキラしてフワフワしてるね」

 
 キュアダイヤモンド(海美)「!。ふふっ、ありがとう」ニコリ


 白垣根「・・・おや?黒夜さんは・・・?」


 黒夜「あっ、終わったの?」


 知果「海鳥ちゃん。どこに行ってたの?心配したよ・・・」


 黒夜「いやー、ごめんごめん。あっちで木原相似が使ってるデータファイルを探っててさ」 


 黒夜「とんでもないの見つけちゃったわ」


 キュアダイヤモンド(海美)「何か、嫌な予感がするわね。何を見つけたの?」


 オーガ(白垣根)「>>801
801 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/26(土) 07:51:40.76 ID:F1T9A07PO
あなたが言うんですから余程のものでしょうね…
甘い言葉で人を騙して材料としてみてきた男ですから
802 :1 [saga ]:2022/03/26(土) 09:22:36.86 ID:ACsf4i750
 オーガ(白垣根)「貴女が言うのであれば、余程のものでしょうね・・・」


 オーガ(白垣根)「甘い言葉で人を騙し、材料として見てきた男ですから」


 黒夜「うん。正しくその通りの思考が現れてるよね、これ」
 

 黒夜「計画の詳細によると世界各国に居る、全人類に未元物質を埋め込んで」


 黒夜「改造能力者と同じ様にするんだって」 


 知果・キュアダイヤモンド(海美)「「っ!?」」


 オーガ(白垣根)「・・・埋め込む方法はどういったものですか?」 


 黒夜「簡単だよ。未元物質を粒子化させて、打ち上げたロケットをほんの数分で世界中を飛び回らせる」


 黒夜「その際に空気中に未元物質は散布されて、一週間後には皆の体内に留まるから」


 黒夜「特殊な電波を流す事で体内の未元物質を活性化させると、埋め込まれた人間は」


 黒夜「改造能力者にされる・・・らしいよ。可能かどうか実際問題、わからないけど」 


 キュアダイヤモンド(海美)「可能かどうかなんて知った事じゃないわよ!早く止めないと!」


 知果「その散布する未元物質はどこにあるんですか?それさえ消してしまえば」 

 
 黒夜「それがねー、困った事にもう散布が始まろうとしてるみたいでさ」


 黒夜「ロケットが打ち上げ準備に入ってるんだよ。駐車場の所から」


 オーガ(白垣根)「・・・私が止めてきます。海美さんは・・・木原相似をお願いします」 
 

 林檎「ていとく・・・それって危ないんじゃないの・・・?」


 キュアダイヤモンド(海美)「>>803
803 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/26(土) 09:48:39.58 ID:LZtp/M1PO
帝督ならやれるわ…
804 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/26(土) 10:15:11.75 ID:KqYG8HkYO
危なくても立ち向かう、それがヒーローなのよ
私達、力を持ってる人が立ち向かってみんなを守らなくちゃどうするのよ?
805 :1 [saga ]:2022/03/26(土) 10:29:06.59 ID:ACsf4i750
 知果「そ、そうですよ!白垣根さんの力がすごいのはわかりますけど、ロケットを止めるなんて」


 キュアダイヤモンド(海美)「・・・大丈夫、帝督ならやれるに決まってるでしょ」クスッ


 オーガ(白垣根)「はい。もちろんですとも」クスッ


 黒夜「未元物質の種類は約500通りで、どう消滅させるかは白垣根次第だし」


 黒夜「あと、大気圏を越える前にどうにかしないとやばいよ」 


 オーガ(白垣根)「わかりました。その前に抹消してみせます」


 林檎「・・・ていとく、本当に行くの?」


 オーガ(白垣根)「はい。ご心配なく、少し人類の自由と平和を守りに行くだけですから」


 林檎「・・・そっか。じゃあ・・・ちょっと屈んで?」


 オーガ(白垣根)「?。はい・・・これでよろしいですか?」

 
 林檎「うん。ていとく、いってらっしゃい」

 ―ちゅっ


 オーガ(白垣根)「!」



 知果「!」


 黒夜「ひゅー」


 キュアダイヤモンド(海美)「あらあら」クスッ



 林檎「>>805
806 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/26(土) 10:45:17.05 ID:LZtp/M1PO
無事に戻ってきたらマスク越しじゃなくてホッペにしてあげるから…
だから約束して、絶対無事に帰ってきてね
807 :1 [saga ]:2022/03/26(土) 12:43:14.75 ID:ACsf4i750
 林檎「絶対、無事に戻って。今度は、ホッペにしてあげるから・・・」


 オーガ(白垣根)「・・・はい、戻ってきますよ」クスッ
 
 
 林檎「約束だよ?絶対無事に帰ってきてね」


 オーガ(白垣根)「はい、約束します。・・・では、行ってきます」


 林檎「うん」


 知果「お、お気をつけて!」


 黒夜「まっ、大丈夫だとは思うけど無茶して恥かかないようにね?」


 キュアダイヤモンド(海美)「そうよ。そうなったら・・・私も追わなくちゃいけなくなるし」


 オーガ(白垣根)「・・・はい」コクリ


 ―コツコツ・・・


 知果「・・・その、海美さんはしなくてよかったんですか?」


 キュアダイヤモンド(海美)「する必要がないもの」


 キュアダイヤモンド(海美)「キスじゃなくて、気持ちで伝えているんだから」クスッ


 知果「・・・そうですか」クスッ


 黒夜「よっし、じゃあ私らはツー木原の加勢に行こっか」


 キュアダイヤモンド(海美)「ええっ。知果、林檎を連れて外に避難しててもらえるかしら?」


 知果「あっ・・・は、はい。わかりました」コクリ


 キュアダイヤモンド(海見)「林檎。私もまた後で必ず戻ってくるから、木場さんの所で待っててね?」


 林檎「・・・」コクリ


 キュアダイヤモンド(海美)「・・・んー、でもちょっと不安だから、おまじないしてほしいなー」


 林檎「!。うんっ。いってらっしゃい、かいび」

 ―ちゅっ


 キュアダイヤモンド(海美)「ありがと。これで大丈夫だから、心配しないでね」ニコリ


 林檎「わかった。待ってるから」コクリ


 キュアダイヤモンド(海美)「ええっ。行きましょ、黒夜。・・・貴女もしてもらえば?」


 黒夜「いや、いいよ。アンタが近くにいればそれだけで大丈夫そうだしさ」


 ―タッタッタッ・・・

 知果「私達も行こ、林檎ちゃん」


 林檎「うん」コクリ
808 :1 [saga ]:2022/03/26(土) 13:12:29.35 ID:ACsf4i750



 ―ザシュッ!

 強化改造能力者「ガガガ、ァ、ガ、ガァァアッ!」


 デューク(唯一)「っく!(皮膚が硬すぎて刃が通らない!)」


 
 セイヴァー(相似)「それっ!よっと!」
 

 アナザーアギト(木原)「(確かに性能は格段に上がってやがるな)」


 アナザーアギト(木原)「(面倒くせぇが事実として認めるしかねぇ)」


 アナザーアギトは大橙丸とセイヴァーアローのアークリムによる斬撃を見切りながら回避に徹する。
 プロトセイヴァーだった時と今、対峙しているセイヴァーの性能を比べるためだが、すぐに性能差の
 違いを見抜くと、右手首のパワーゴールドアンクレットで斬撃の衝撃を吸収して攻撃を防ぐ。

 セイヴァー(相似)「どうですか?あれから色々と改良してみたんです」


 セイヴァー(相似)「あの時みたく圧倒してみていいんですよ?」


 アナザーアギト(木原)「ウゼェ」


 ―バキャッ! ドカァッ!

 セイヴァー(相似)「っとと、あれあれー?10年前はあんなに強かったのに〜・・・」
 
 
 セイヴァー(相似)「数多さんも流石に老いには勝てないんですか」クスッ


 アナザーアギト(木原)「はっ。そこまで衰えちゃいねぇよ!」



 ― 偶数
 〜 奇数

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)
809 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/26(土) 13:20:19.89 ID:KqYG8HkYO
唯一姉さんのキャラいいなあ
810 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/26(土) 13:20:48.30 ID:TaSFMkJMO
ボスヴィランにふさわしい強さで憎たらしい
811 :1 [saga ]:2022/03/26(土) 14:03:05.42 ID:ACsf4i750
 アナザーアギト(木原)「ドリャッ!」


 ―ギュオッ! ビュンッ!

 
 セイヴァー(相似)「ふっふーん♪」


 アナザーアギトは腕と足に生えている鋭い爪のような感覚器官のバイオクロウで斬り付けようと
 接近しながらセイヴァーを押していき、後ろ回し蹴りを繰り出してバイオクロウを突き刺そうとする。
 セイヴァーはそれを回避して、大橙丸を勢いよく振り下ろし足を斬り落とそうとする。
 
 アナザーアギト(木原)「ちっ!」


 ―ガキャァアッ!

 ―ギギギッ・・・!

 セイヴァー(相似)「っ、くふふっ!」


 足を斬り落とされる前に、アナザーアギトは膝を曲げて大橙丸の刃であるカヒノジンを
 足首のパワーゴールドアンクレットで受け止める。     
 セイヴァーは受け止められてすぐに大橙丸を引き、セイヴァーアローを至近距離から撃ち放つ。
 ソニックアローと酷似しているが、片手でエネルギーの矢を射ているため自身の創った物とは別物だと
 デュークは遠目で認識する。

 ―バシュッ! バシュッ!


 アナザーアギト(木原)「ッデア!」

 ―ガキィンッ! ヂューンッ!


 セイヴァー(相似)「おほー、エネルギーの塊を手で弾くなんて普通出来ませんよー」


 アナザーアギト(木原)「この姿からして普通もクソもねぇだろっ」


 『ロック・オン』

 セイヴァー(相似)「言えてまっす!」


 
 ◎ 50以上orゾロ目
 ○ 30以上
 × ↑以下

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)
812 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/26(土) 14:13:36.04 ID:TaSFMkJMO
そいれ
813 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/26(土) 14:13:44.78 ID:V6KxrB9vO
つよいなあ
814 :1 [saga]:2022/03/26(土) 15:53:17.19 ID:wIUdbkrt0
 『ザクロパワー!』


 ―ギュロロロロロロォッ!

 ―ド ド ド ド ド ド ド ド ドッ!


 発射口のアローレストの前にザクロの形状をしたエネルギー体が出現し、引き絞っていた
 ノッキングドローワーを離すと内部から弾けるように皮が剥ける。
 その内部からザクロの実の部分を模している赤い球体のエネルギー弾が四方八方へ
 弾け飛んだ。

 
 ―キィィン・・・

 アナザーアギト(木原)「ハァァァ・・・!」


 ―ドカッ! バチィンッ! ドカァッ! バチューンッ!



 ―ドカァアアッ!!

 強化改造能力者「ギァァアアッ・・・!」


 デューク(唯一)「うわっ!危なっ」


 ―バサァッ
 
 アナザーアギトはアギトホーンで視覚、聴覚の感覚を極限まで研ぎ澄ますとエネルギー弾を
 手刀や回し蹴りで弾き落していく。
 離れた場所で戦闘をしていたデュークの方へもエネルギー弾が飛んできて、対峙していた
 強化型改造能力者が突き飛ばされる。
 デュークは特殊繊維で編み込まれた防弾、防刃機能を持つゲネシスケープで自身の体を
 覆い隠すようにしてエネルギー弾を防いだ。


 ―バヂィッ!

 アナザーアギト(木原)「・・・これでも衰えてるってのか?」


 ―パチパチパチパチッ!

 セイヴァー(相似)「すごいですね〜!まさか全部防ぐなんて」


 アナザーアギト(木原)「>>815
815 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/26(土) 15:56:31.19 ID:TaSFMkJMO
ただ歳を重ねただけじゃねえ経験を積んで俺もまだ成長途中なんだよ
ここで負けたら死んでも死にきれねえ…
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