【ペルソナ5R】俺「秀尽学園で安価生活を送る」

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1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/06/09(木) 11:30:10.17 ID:aGFgNBjJO
P5R安価コンマスレ


デスペナ無し(ゲームオーバー時は少し前から再開)
質問タイム無し
ゾロ目は全てスーパークリティカル扱い
レベルの概念は無し

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1654741810
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/06/09(木) 11:59:11.38 ID:aGFgNBjJO
半年前
家の帰り道

俺(それは、帰りが遅くなった日の事だった)



俺「はぁ…。随分遅くなってしまったな…。早く帰らないと…」スタスタ


『やめて下さい!』


俺「うん?」


『いいから車に乗れ!』


俺「何だ?…」

俺(先の方から女の人の声と、男の怒鳴り声のような言い争う声が聞こえてくる…)スタスタ

俺「…ちょっと見に行ってみるか」スタスタ

俺「あ…」


大人の女性「いやっ…!」

酔っ払いの男「あ?ふざけやがって…」ガシッ


俺(酔っ払いの男が家の近くで女の人に付きまとってる?…)


大人の女性「痛っ!や、やめて下さいっ…」


俺(このままだと女の人が危なさそうだな…)



1見て見ぬ振りはできない…。助けよう
2…触らぬ神に祟り無し。見つからないように横を通り抜けよう
3おいそこの酔っ払い男!その女の代わりに俺が相手をしてやる!


多数決下3まで
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/06/09(木) 12:05:45.92 ID:IJH+QPcZ0
1
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/06/09(木) 12:10:19.18 ID:zY7qRmW60
1
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/06/09(木) 12:43:31.42 ID:aGFgNBjJO
帰り道

俺(見て見ぬ振りはできない…。助けよう)

俺(とりあえず先に警察に連絡してと…)ピッピッ

俺「あ、すみません…。警察ですか?」

俺(これで何とかなるか?…一応少し離れて目で追っておこう)



酔っ払いの男「チッ…手間取らせやがって。俺に迷惑かけられる身分か?あ?」グッ

大人の女性「け、警察を呼びますよ!?」

酔っ払いの男「おう呼んでみろ。警察なんて俺の犬だ。相手にもされないだろうがな」グッ

大人の女性「いやっ!?やめてっ…」

サイレンの音「」プウウ-!!

酔っ払いの男「…!チッ、誰か本当に通報しやがったか」


俺(ナイス警察。動くのが速い。もうパトカーが来た。これで…)チラッ


酔っ払いの男「車に乗れ!」


俺(あ…)


酔っ払いの男「お前らのような無能の連中は俺の舵取りに付き合え!」グッ


俺(舵取りって…船か?何言ってんだ?いや、そんな事よりこのままだとパトカーが来る前にあの女の人が連れて行かれてしまう)

俺「…行くしか無いか」スタスタ

6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/06/09(木) 12:55:08.27 ID:aGFgNBjJO
家の近く

俺「あの…」

酔っ払いの男「…あ?何見てんだガキ?向こうへ行け!見せもんじゃねーんだ。失せろガキ!」

俺「いや、でもその人嫌がってますけど…」

酔っ払いの男「見ろ、お前がトロいからだ」

大人の女性「っ…」

酔っ払いの男「いいからさっさと乗れ!」グッ

大人の女性「た、助けて!」

俺「ッ…!」グッ

俺「ちょ、ちょっと!」スッ

酔っ払いの男肩「」トンッ

酔っ払いの男「はっ!?」グラッ

俺「…え?」

地面「」ドンッ!!

俺「ぁ…」

酔っ払いの男「ぬうぅ…うっ…」

酔っ払いの男額「血」タラッ...

俺「…!」

酔っ払いの男「このガキ…この俺にこんな真似してタダで済むと思うなよ!訴えてやる!!」

俺「えっ?……」



───その後、俺は自分で通報したパトカーに俺自身が捕まり…


俺「いやいやちょっと待て、俺はその女の人を…」チラッ

大人の女性「そ、その子が…いきなり……」

俺「……え?」

警察「とにかく、話は署で詳しく聞かせて貰おうか」

俺「ぁ…」

酔っ払いの男「フン…」ニヤッ

大人の女性「…。」

俺(そっ…な、なんで?……)



家庭裁判所

トンッ

裁判長「判決、被告人俺を一年間の保護観察処分とする」

俺「そんな…」



俺(助けに入った筈の俺は傷害罪となり、1年間の保護観察処分…)

俺(地元の高校を退学させられ、ほとぼりの冷めるまでの1年間…地元を離れざるを得なくなった…)
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/06/09(木) 13:24:26.24 ID:aGFgNBjJO
数ヶ月後
電車の中

プウ-ン!!

俺「はっ!?」ビクッ

アナウンス『本日はご利用頂き有難うございました。間もなく渋谷、渋谷、終点です』

俺(ああ…。またあの日の夢を見てたのか…)

俺「はぁ…」チラッ


女子生徒A「えー本当ぉ?暴走って?」

女子生徒B「本当だって」

女子生徒A「いきなり人間が?冗談でしょ?アンタ本当にオカルト話し好きだよね」


俺(この辺りの女子生徒か…?)

俺(俺も明日からはこの辺りの学校に通う事になるのか…)

俺(この時期に転校生ってやっぱ怪しいかな…?いや、流石にこっちなら俺の事は広まって無いだろうし大丈夫だよな…)

女子生徒達「「…?」」チラッヒソヒソ...

俺「ぁ…」スッ

俺(…ガン見してたら怪しかったか)

俺(スマホのニュースでも見て時間を潰そう…)ゴソゴソ...

俺(えーと…。何か気になるニュースは…)


1高校生探偵の探偵王子の記事
2先月にこの近くで起きた15歳の子が無くなった大きな事故
3特に気になるような事件は無い


多数決下3まで
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/06/09(木) 13:30:04.80 ID:SX0hlwGaO
1
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/06/09(木) 13:41:17.97 ID:3Xdwnhix0
2
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/06/09(木) 14:23:39.00 ID:WwjcibNDO
2
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/06/09(木) 14:58:45.85 ID:aGFgNBjJO
電車内

スマホ「」

俺(ふーん…。先月この近くで大きな事故があったのか…)スッ

俺(被害者は新体操選手として将来を期待されていた15歳の女の子…)

俺(先月で15歳って事は俺の1つ下か?…)

電車「」キイイッ...

アナウンス『渋谷〜、渋谷〜、終点となりたす』

俺(到着したか)スッ



渋谷駅前

大勢の人「「「」」」スタスタ...

俺「…。」スタスタ

スマホ「」

俺「あ、さっきの被害者の子、ネットの掲示板に名前と写真が乗ってら…」

俺(新体操選手として将来を期待されてたなら仕方無いか…)

俺(芳澤すみれ…。双子の姉と共に未来の美少女新体操選手として期待されていたのか…)

俺「メガネっ子か…」

俺「うん?」

赤い目玉のようなアプリ「」スッ

俺「何だこのアプリ?勝手に起動した…と言うか、こんなん入れてたっけ?…」ピッ

大勢の人「「「」」」ピタッ

俺「うん?…」

大勢の人「「「」」」

俺(何これ?時間が止まった?…)

俺「いやいや、そんなまさか…ん?…」

青い炎「」ボオオオッ!!

俺「青い…炎?…」

青い炎「人の影「」」ユラ...

俺(何だ?…炎が人影みたいになって…)

青い炎「俺?「」」ニヤッ

俺「お、俺…?いや…」

大勢の人「「「」」」スタスタ...

俺「…?」

俺(何だ?慣れない土地に来て白昼夢でも見たのか俺?…でも…)チラッ

赤い目玉のようなアプリ「」

俺(アプリはそのままだ…)

俺(何か気持ち悪いしアンインストールしておこう…)ピッ
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/06/09(木) 15:20:58.78 ID:aGFgNBjJO
四軒茶屋
ルブラン

俺(渋谷から四軒茶屋に着いた俺は、今日から世話になる佐倉惣治郎と言う男の元へ訪れていた)

惣治郎「コーヒー1杯で4時間かよ…お前が例のアレか?」スタスタ

俺「俺です。今日からお世話になります」

惣治郎「あぁ…?どんな悪ガキが来るかと思ったら、お前がねぇ…」

俺「…。」

惣治郎「佐倉惣治郎だ。ウチの客とお前の親が知り合いでね…まぁいいか。着いて来い」スタスタ

俺「あ…はい」スタスタ



屋根裏

俺(喫茶店の屋根裏部屋…?あんまり使ってないのか結構散らかってるし、埃かぶってるな…)

惣治郎「お前の部屋だ」

俺「え?…」

惣治郎「寝床のシーツくらいはくれてやるよ、後は自分で片付けろ」

俺「…。」

惣治郎「何だ?不満そうだな」

俺「い、いえ…十分です。ここで」

惣治郎「寝床があるだけマシだろ?」

俺「え、ええ…」

俺(俺みたいな前科持ちは屋根裏の住人か…)

惣治郎「一応事情は聞いてるよ。傷害罪か…人は見かけによらねえなぁ」

俺「いや、アレはちょっと…事情があって…」

惣治郎「お前の言い分は聞かねえ。聞くつもりはねえ、深入りしたくねえからな」

俺「…。」

惣治郎「店で余計な事は言うなよ。これでも客商売なんでね」

俺「…はい」

惣治郎「むこう一年は大人しく暮らせ。何も起こさなきゃ観察も解ける」

俺「観察?…」

惣治郎「保護観察期間だよ。来年の春までだったよな、だから1年預かる約束なんだろ」

惣治郎「明日秀尽に行くぞ」

俺「秀尽?…」

惣治郎「秀尽学園高校。先生方に挨拶参りだ。お前みたいな奴が編入できる高校、そうそうねえからよ」

俺「はい…」

惣治郎「店閉めたら俺は引き上げる。夜は1人になるが悪さするなよ、悪さしたら放り出すぞ」

俺「しませんよ…」

惣治郎「フン…」ガタッガタッ

俺「…。」

俺(再び高校に行けるようになっただけ有難いと思わないとな…)

ガラクタ「埃「」」

俺「よし、先ずは片付けるか…」スタスタ
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