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八幡「新はまち劇場」【俺ガイル】

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3 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/08/21(日) 18:08:29.79 ID:wj6+QcFSO
雪乃「生命」

八幡「なまいのち!」

雪乃「『せいめい』よ」

八幡「せ、せいめい……」
4 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/08/21(日) 18:13:08.25 ID:wj6+QcFSO
雪乃「羽生善治」

八幡「はねな……はねせい!」

雪乃「『はぶよしはる』さんよ」

八幡「は……はぶ……」
5 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/08/21(日) 18:14:30.71 ID:wj6+QcFSO
雪乃「羽生結弦」

八幡「はぶ! はぶぅ!」

雪乃「『はにゅうゆづる』さんよ」

八幡「は、はにゅー……」
6 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/08/21(日) 18:19:54.22 ID:wj6+QcFSO
八幡『Why Japanese people!?』

結衣「あ、あれがヒッキーの真の実力……!」

八幡『ニホンゴワケワカンナイヨォ!』

小町「お兄ちゃん、古典は得意なんですけどそれ以外はからっきしというかなんというか……」
7 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/08/21(日) 18:23:40.07 ID:wj6+QcFSO
【第二百九十二話】


沙希「やっぱ黒かな」

ナナリー「あ、それ良いんじゃナイ?」
8 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/08/21(日) 18:24:46.69 ID:wj6+QcFSO
沙希「あんたもそう思う?」

ナナリー「制服に黒革のブーツってなんかマニアックなプレイっポイ」

沙希「……やめとく。あと、次そういうこと言ったらぶつよ」

ナナリー「ブーツだけにぶつですカネ。ええ」

沙希「は?」
9 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/08/21(日) 18:26:23.93 ID:wj6+QcFSO



ナナリー「はい! アルトじゃーないと!」


10 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/08/21(日) 18:27:17.91 ID:wj6+QcFSO
沙希「我那覇?」

ナナリー「ゴメンナサイ」
11 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/08/21(日) 18:28:24.67 ID:wj6+QcFSO
【第二百九十三話】


小町「っはー……」

いろは「んー」

小町「あ、どうもですー」
12 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/08/21(日) 18:29:15.12 ID:wj6+QcFSO
いろは「……チッ」

小町「はいはい」
13 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/08/21(日) 18:31:06.52 ID:wj6+QcFSO
いろは「……おい」

小町「あ、すいません。直しておきます」
14 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/08/21(日) 18:32:13.89 ID:wj6+QcFSO
いろは「これはどこだっけ?」

小町「そっちでいいですよー」

いろは「おう」
15 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/08/21(日) 18:33:37.39 ID:wj6+QcFSO
見立「比企谷会長と一色先輩は今日もいつも通りだな」

吉屋「椅子と椅子がちっけえよな」

越智「一色先輩目当てで生徒会入った俺が報われない」
16 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/08/21(日) 18:34:53.00 ID:wj6+QcFSO
※補足

いろはが小町に紅茶渡す

小町がいろはのペンを拾って渡す

いろはが小町の書類ミスを指摘する

いろはが小町にゴミの分別を確認する
17 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/08/21(日) 18:35:44.82 ID:wj6+QcFSO
【第二百九十四話】


雪ノ下母「あなたは恋愛とかそういうものに興味がないの?」

陽乃「テニプリが楽しいからいーの」

雪ノ下母「でも王子様達は中学生でしょう? いつまでも迷惑かけてはいけませんよ」
18 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/08/21(日) 18:36:38.63 ID:wj6+QcFSO
後日

陽乃「――ということを言われちゃった」

香子「辛すぎて私が泣いちゃった」

陽乃「火力高すぎるよね」

藤花「世の中にはそんな返しが出来る母親がいるのね」
19 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/08/21(日) 18:38:12.98 ID:wj6+QcFSO
陽乃「普段JCのつもりだからビックリしちゃうよね」

藤花「気分だけは四天の女テニだよね」
20 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/08/21(日) 18:40:31.08 ID:wj6+QcFSO
香子「『迷惑かけてないもんっ』って返してやってください!」

陽乃「迷惑かけてないもん! ちょっと妄想の種にしてるだけだもん!」

藤花「うん。迷惑はかけてない」

香子「おねショタ的には十分アリです。落ち込まないで!」

陽乃「ありがとう」
21 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/08/21(日) 18:41:25.96 ID:wj6+QcFSO
藤花「『高校生もいるもん』って返さないとね」

陽乃「高校生もいるもん! 年下だけど」

香子「南次郎とかで誤魔化すしか」

藤花「オジイがいるから実は年齢層広めなんだよね」
22 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/08/21(日) 18:46:07.37 ID:wj6+QcFSO
【第二百九十五話】


結衣「さっきサブレがね……」サワッ

結衣「でね、その時がゆきのんね……」サワサワ

結衣「それでさ、お昼ご飯の時にツッツーが……」サワッ

結衣「そしたらモモが……」サワサワ
23 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/08/21(日) 19:03:47.72 ID:wj6+QcFSO
結衣「でねでねっ、ゆきのんとツッツーが――」

由比ヶ浜父母「「」」ニコニコ
24 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/08/21(日) 19:04:53.98 ID:wj6+QcFSO
結衣「ママ? パパ?」

由比ヶ浜父「ちゃんと聞いているとも」

由比ヶ浜母「結衣はゆきのんちゃんとツッツーちゃんとモモちゃんのことが大好きって話よね♪」

結衣「そ、そんな話してないし! 何を聞いてたの!?」
25 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/08/21(日) 19:06:07.88 ID:wj6+QcFSO
由比ヶ浜母「あらー? でも結衣って昔から好きな物の事を話してる時って髪を触る癖があるじゃない♪」

結衣「え!? うそっ!?」

由比ヶ浜母「無意識だったのね」

由比ヶ浜父「癖ってそういうものだしね」
26 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/08/21(日) 19:07:37.48 ID:wj6+QcFSO
由比ヶ浜母「それにしてもそんなにそわそわ髪を触るってことは好きの度合いもそれだけ強いってことよねー♪」

結衣「ち、違うし!」
27 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/08/21(日) 19:09:07.57 ID:wj6+QcFSO
由比ヶ浜母「それじゃもっと好きになってもらう為にも結衣の癖を知ってもらわないとねー♪」

結衣「ママ、何してるの……?」

由比ヶ浜母「えー? ゆきのんちゃんとツッツーちゃんとモモちゃんに結衣のことをもっと知ってもらおうと思ってメールをね♪」

結衣「待ってやめて! というかなんでママがあの娘達のメアド知ってるの!?」

由比ヶ浜父「ママは顔が広いからねぇ」

由比ヶ浜母「うふふふ♪」

結衣「ママー!」
28 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/08/21(日) 19:10:34.71 ID:wj6+QcFSO
【第二百九十六話】


雪乃「南側の窓いりません」

業者「え」
29 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/08/21(日) 21:44:43.33 ID:wj6+QcFSO
雪乃「クローゼットもいりません」

業者「ええ?」
30 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/08/21(日) 21:45:39.18 ID:wj6+QcFSO
雪乃「この壁を全て棚にしてください! パンさんを飾りたいんです!!」

業者「えええええええ!?」
31 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/08/21(日) 21:47:00.34 ID:wj6+QcFSO
業者「そのような依頼初めてですよ!」

雪乃「難しいですか?」

業者「いえ! お任せください!」
32 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/08/21(日) 21:47:59.17 ID:wj6+QcFSO
後日

雪乃「それがこの棚というわけ」

梓「シロナガスクジラのように立派だわ……」
33 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/08/21(日) 21:49:24.90 ID:wj6+QcFSO
【第二百九十七話】


小町「タトゥーを彫りたい」

浦田「やめなよ。後悔するよ」

小町「え? 芽衣ちゃん彫ってたの? 初耳なんだけど」

浦田「うん」
34 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/08/21(日) 21:50:44.21 ID:wj6+QcFSO
小町「痛かった?」

浦田「見返すだけでしんどいし色々と痛かった」

小町「えー! どこに彫ったのー? どういう模様?」

浦田「デジタル」

小町「あー、それは後悔しちゃうよね……」
35 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/08/22(月) 00:42:26.99 ID:uBxKAyuj0
【第二百九十八話】


雪乃「比企谷くん、この前はごめんなさい」

八幡「えっ、いきなりどうした雪ノ下」

雪乃「だってこれは『生命』」

八幡「『せいめい』」

雪乃「羽生善治」

八幡「『はぶよしはる』」

雪乃「羽生結弦」

八幡「『はにゅうゆづる』」
36 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/08/22(月) 00:42:58.72 ID:uBxKAyuj0
結衣「あれ?ヒッキー本当は言えるんだ」

八幡「まあな」

雪乃「またしてもヘイトの為に心にもないことを……本当にごめんなさい」

八幡「原作の設定が大切にされてないな」

小町「またしてもはまち劇場の弊害ですねえ」
37 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/08/22(月) 00:43:29.75 ID:uBxKAyuj0
【第二百九十九話】


結衣「映画おもしろかったね」

八幡「ああ、まさの爆発オチだとは」

結衣「この後はどうしようか」

八幡「……どこかで一息つきたいな」

結衣「それならさ、このカフェ行ってみようよ」

八幡「……そうだな、行くか」

結衣「おお、珍しくヒッキーが素直だ」

八幡(夏休みだし、偶にはな)
38 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/08/22(月) 00:43:56.69 ID:uBxKAyuj0
【第三百話】


いろは「ついに」

小町「【第三百話】です」

八幡「せやな」

沙希「けど……」

結衣「ゆきのん……」
39 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/08/22(月) 00:44:22.41 ID:uBxKAyuj0
陽乃「【第二百九十一話】の出だしはないよ」

雪乃「やめて頂戴、今にして思えばあれはないと思っているのだから」

陽乃「軽い気持ちでしたことでも、それが積み重なって原作ヘイトになるからね」

雪乃「そうね、HACHIMAN信者と同類になるわけにはいかないもの」

雪乃「気を引き締めないといけないわ」

八幡「ああ、未だ捏造ヘイトの問題はあるからな」

結衣「捏造ヘイトで原作に迷惑をかけたらダメだよね」
40 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/08/22(月) 00:50:42.55 ID:uBxKAyuj0
雪乃「【閑話4】で利用された過去があるだけに余計辛いわね」

八幡「まあ、これから過ちを改めたところを見せていけばいいんじゃないか」

雪乃「そ、そうね」

雪乃「はまち劇場の弊害に負けてばかりじゃないわ」

陽乃「その意気だよ、雪乃ちゃん」
41 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/08/22(月) 00:51:23.30 ID:uBxKAyuj0
【第三百一話】


健太「【第三百一話】か……」

信吾「長いな……」

健太「しかし……」

信吾「捏造や原作ヘイトの問題か?」

健太「ああ、それがあるからな」

信吾「迷惑をかけているのはその通りだからな」
42 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/08/23(火) 18:43:55.09 ID:7vMwuTGHO
健太「なんで雪ノ下が悪者にされているんだ?」

信吾「わからん……」

健太「謝るようなことなんてしていないだろ」

信吾「【第二百九十八話】は比企谷が『【第二百九十一話】のあれはギャグだ』とカミングアウトする展開でも成り立つよな」

健太「成り済まし君は雪ノ下を悪者にしたがるからなぁ……」

信吾「自分がHACHIMAN信者と同類になってるじゃん」

健太「俺達の戦いはまだまだ終われないな」
43 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/08/23(火) 18:45:14.87 ID:7vMwuTGHO
【第三百二話】


いろは「暑い」

小町「暑いです」
44 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/08/23(火) 18:47:50.70 ID:7vMwuTGHO
いろは「お米ちゃん、わたしが言いたいことは分かるよね?」

小町「ええ」

いろは「そこをどけ」

小町「イヤです」
45 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/08/23(火) 18:49:41.46 ID:7vMwuTGHO
いろは「登校日に顔を出してあげた先輩に言う台詞か」

小町「この扇風機の真ん前が小町の癒しなんですっ。唯一の安息の場所なんですっ」

いろは「エアコンぶっ壊した戦犯は黙って会長席で汗だくになれ」

小町「ちょっと押さないでくださいっ。大体壊したんじゃありません壊れたんですーっ!」

いろは「おい押し返してくるなっての」

小町「むー」
46 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/08/23(火) 18:51:00.83 ID:7vMwuTGHO
いろは「……お米ちゃん」

小町「ええ……」

いろは「……やめよっか」

小町「はい……」
47 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/08/23(火) 18:52:10.32 ID:7vMwuTGHO
いろは・小町『『』』

見立「見ろよ……扇風機の真ん前で2人でひっついてるぜ」

吉屋「強にしても暑そうだよなあれ」

越智「むしろ熱々まである」
48 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/08/23(火) 18:54:02.80 ID:7vMwuTGHO
【第三百三話】


結衣「皆は夏休みなんかした?」

ナナリー「ディスティニーに行ってキタ! 一人デネ!」

小町「マジっすか!?」

三浦「ディスティニーに一人で行くとかメンタルやられるっしょ」

海老名「一人ディスティニーとか勇者だよ勇者!」

雪乃「…………」
49 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/08/23(火) 18:56:23.32 ID:7vMwuTGHO
同日夕方

雪乃「――という会話があったのだけれど、一人ディスティニーってそこまで言われるようなことかしら」

恵理「うーん……私は限定グッズ買う時くらいかな」

雪乃「そうなの?」

恵理「一人でアトラクションを回るのはちょっと……」

雪乃「確かに抵抗あるわよね」
50 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/08/24(水) 00:43:36.70 ID:afcpta25O
【第三百四話】


いろは「心理テストの時間ですよ!」

結衣「あー、小学生の時よくやったかも」

皐月「皐月もやったよ」
51 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/08/24(水) 00:44:43.56 ID:afcpta25O
いろは「それじゃあ行きますよー」

皐月「おー」

いろは「言っておきますけど、拒否権とかないですから」

結衣「変なのはやめてねー」

いろは「はいはーい」
52 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/08/24(水) 00:46:51.15 ID:afcpta25O
いろは「問題です。ショートケーキ、フルーツタルト、チーズケーキ、チョコレートケーキ。これらを一緒に食べたい相手を答えてください」

結衣「えーっと……ゆきのん、いろはちゃん、小町ちゃん、皐月ちゃんかな」

いろは「!!??」

皐月「はぁ……お腹いっぱいになりそうだねー」

いろは「ふむふむ」
53 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/08/24(水) 00:48:26.77 ID:afcpta25O
いろは「ま、わたしは結衣先輩、雪乃先輩、お米ちゃん、先輩ですけどね☆」

皐月「チョコケーキ以外も食べたいな」
54 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/08/24(水) 00:50:31.52 ID:afcpta25O
いろは「それでそれで、先輩は?」

皐月「んー。皐月はみつネェ、真奈ちゃん、雫ちゃん――」

いろは「ふむふむ」
55 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/08/24(水) 00:57:06.74 ID:afcpta25O



皐月「――まもニィかな」


56 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/08/24(水) 01:03:07.81 ID:afcpta25O
結衣「ほうほう。皐月ちゃん達のお兄さんはチョコケーキが好きと」

いろは(ファ○ク!)
57 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/08/24(水) 01:06:28.41 ID:afcpta25O
・答え

ショートケーキ=何でも話せる人

フルーツタルト=油断できない相手

チーズケーキ=おもしろい人

チョコレートケーキ=好きな人
58 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/08/30(火) 18:55:44.00 ID:9j8PlWiHO
【第三百五話】


華子「ふわぁぁぁ……」

結衣「あ、やっと起きた! あと30分で下校時間だよ!」ストーン

華子「もうそんなに時間が経ったの……――――ん?」

雪乃「花沢さんが目を閉じて微動だにしないから乾眠を始めたのかと心配してしまったわ」バイーン

華子「笑顔でなんてこと言うのよ、あなたは……」
59 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/08/30(火) 18:57:03.25 ID:9j8PlWiHO
華子「――あれ?」

結衣「みんな集まってるのに寝てたら意味ないじゃん! お話しようよ!!」ストーン

華子「寝起きなんだから叫ばないで……」

結衣「あっ、ごめん……」

華子(いや……見間違いじゃないよね……)
60 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/08/30(火) 18:58:14.36 ID:9j8PlWiHO
雪乃「仮眠は体にあまりよくないわ。永眠はしっかりとらないと」バイーン

華子「さりげなく人を死なそうとするのはやめてよね」

華子(一体どうなっているの……)
61 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/08/30(火) 19:00:24.97 ID:9j8PlWiHO
結衣「ゆきのんも2時間近く本読み耽っちゃうし」

雪乃「没頭していればその程度瞬く間に過ぎるわよ」

結衣「それはわかるけどさ……」

華子(ユイの胸が……萎んだ……? そして何故ユキノの胸が膨らんでいる……!? ワタシの胸は変わっていないのに、どうして2人だけ……?)
62 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/08/30(火) 19:03:25.83 ID:9j8PlWiHO
結衣「ちょっと華子! さっきからゆきのんの胸見過ぎ!!」

華子「は、はぁ!? みみみ見てないって! ユキノの胸ガン見するぐらいなら自分の胸を眺めるって」

雪乃「花沢さんは由比ヶ浜さんの胸を視姦している時だけその腐った目が鮮度が戻ったかのように生き生きとしているものね」

結衣「へ? は、華子のえっちっ!」

華子「ねつ造やめてくれませんかね……というかなんでそんな機嫌悪いのよ」

雪乃「ふん。こんなもの邪魔なだけよ。男の視線は鬱陶しいし、重いし、足元は見えないし、寝るとき邪魔だし、譲れるものなら譲りたいぐらい」

結衣「ならあたしに半分ちょうだい!!」ガバッ

雪乃「ちょ! 由比ヶ浜さんやめて!!」

結衣「これか! 持つ者の余裕が!! このただの脂肪の塊が!!!」モミモミ

雪乃「や、ちょっと……ゆいが、由比ヶ浜さ――――!」

華子「ワタシも混ぜて!」
63 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/08/30(火) 19:04:57.83 ID:9j8PlWiHO
現実

華子「あ、あれ……夢?」

華子「…………」

華子「はぁぁぁぁぁ……良かった……」
64 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/09/04(日) 10:45:40.34 ID:xTbwmc2YO
【第三百六話】


八幡「たまには人間が描いた絵でヌイてみたいぜ。AIが描いた絵ばかりじゃ飽きる」

韋駄「絵が貰えるだけマシだろ。新参連中はAIが入力した文書だけで済ませているんだぞ」

八幡「分かってるよ。俺らだってそういう時期があったんだからよ」
65 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/09/04(日) 10:47:54.85 ID:xTbwmc2YO
大山「聞いたか。プレミアム連中は人間の作家に好みの絵と文を描かせているってよ」

八幡「噂だろ!? 連中課金しているのか!?」

韋駄「金がない俺らには無理だな」
66 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/09/04(日) 10:49:52.87 ID:xTbwmc2YO
八幡「あー、カノジョ欲しいなー。シコリ猿はもう卒業してーよ」

大山「ここ最近女と縁がねーんだよな。なんでだろ」

韋駄「vpixivなんかでヌイてるからだろうか」

八幡「だよなぁ……」

大山「そりゃモテねーよな……」
67 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/09/04(日) 10:51:50.48 ID:xTbwmc2YO
八幡「昔は良かったなぁ……」

大山「ああ」

韋駄「そうだな」
68 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/09/04(日) 11:03:16.25 ID:xTbwmc2YO
八幡「う……っ」

大山「ううう……」

韋駄「…………」

八幡・大山「「うううううううぅ……」」
69 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/09/04(日) 11:06:10.38 ID:xTbwmc2YO
八幡「雪乃ぉ!」

大山「るみぃ!」
70 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/09/04(日) 11:07:25.55 ID:xTbwmc2YO
八幡・大山「「うおお……」」

韋駄「時の流れは残酷だ……」

八幡・大山「「うおおおおおん!」」
71 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/09/04(日) 18:09:44.28 ID:xTbwmc2YO
【第三百七話】


結衣「あたし、ウッチーのお家に行ったことあるよ!」

いろは「わたしなんてデートに行ったことありますよっ! 二人きりで!」

雪乃「私は家に招いた事があるけれど。一人暮らしの」

沙希「……あたしは家族公認だけど?」

4人「「…………」」

小町「ふぇぇ……」
72 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/09/04(日) 18:11:21.10 ID:xTbwmc2YO
小町「マウント合戦怖すぎぃ……」

大志「内山先輩がモテすぎてキャットファイトが起きそうっす……」
73 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/09/04(日) 18:25:49.35 ID:xTbwmc2YO
【第三百八話】


留美「美礼」

美礼「偶然ね、ルミルミ」

留美「留美でいい」

美礼「いやでも、ルミル――」

留美「留美」
74 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/09/04(日) 18:27:39.18 ID:xTbwmc2YO
留美「…………」ジーッ

美礼「…………」
75 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/09/04(日) 18:28:42.68 ID:xTbwmc2YO
美礼「留美」

留美「何、美礼?」ニコ

美礼(かわいい)
76 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/09/04(日) 18:30:43.69 ID:xTbwmc2YO
少し離れた場所

戸部「なー、いろはすー。荷物重いから早く帰ろうぜー?」

いろは「戸部先輩静かに。今良い所なんですから」
77 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/09/04(日) 18:37:57.89 ID:xTbwmc2YO
いろは(買い出し帰りで面白い場面に居合わせちゃいました)

いろは(柚玲先輩と霧川兄妹と雪乃先輩と結衣先輩とお米ちゃんに『美礼先輩が黒髪美少女と本屋デートなう』っと。はい送信)

いろは(美礼先輩が年下好きなのは間違いないですけど、ホントにロリコンじゃないんですよね……?)
78 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/09/04(日) 18:53:38.29 ID:xTbwmc2YO
【第三百九話】


加愛『んー……』サワサワ

華子「……カナって宿題とかで分からない問題がある時って必ず首撫でてるよね」ヒソヒソ

雪乃「癖なんでしょう。入部した頃からずっとそうよ」ヒソヒソ

結衣「よく見てるね」ヒソヒソ

雪乃「……偶然よ?」
79 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/09/04(日) 18:59:53.36 ID:xTbwmc2YO
結衣「ホントにぃ?」

雪乃「本当よ」
80 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/09/04(日) 19:02:13.00 ID:xTbwmc2YO
【第三百十話】


相模「祝! はまち劇場三百十回!」

一同「「いえーい!」」
81 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/09/04(日) 19:06:22.33 ID:xTbwmc2YO
小町「いやー、達成できましたね」

結衣「途中で終わっちゃうかもと思ってたよ」

相模「うちも」

いろは「俺ガイルSSの可能性を侮っていました」
82 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/09/04(日) 19:07:50.09 ID:xTbwmc2YO
恭子「そろそろ出番?」

奈央「待ちくたびれたよー」

結衣「ああっ、ごめん!」

いろは「ふさわしいゲームがなかなかできないもので……」

結実「まあ無理もないよねー」

小町「ご理解いただけると幸いです」
83 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/09/05(月) 18:33:23.08 ID:e6PpX3dSO
【第三百十一話】


留美「ぼっちを拗らせた結果25過ぎても独り身の雪乃を社会人になってあらゆる意味で合法的になった私が救ってあげるの。どう?」

いろは「留美ちゃんが心配しなくても雪乃先輩はわたしが責任を持って幸せにするよ」

相模「いーや、雪ノ下さんを幸せにするのはうち!」

3人「「」」バチバチ
84 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/09/05(月) 18:36:23.98 ID:e6PpX3dSO
3人「「」」バチバチ

雪乃「私は25過ぎても独り身確定なの?」
85 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/09/06(火) 19:04:22.89 ID:lYooBv4EO
【第三百十二話】


陽乃「柚希ちゃん、ひゃっはろー」

柚希「ひゃっはろー。陽乃さん」
86 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/09/06(火) 19:05:24.85 ID:lYooBv4EO
陽乃「今日も可愛いねぇ。食べちゃいたいよ」

柚希「用事とは? 緊急案件と聞いたのですが」

陽乃「そういえばそうだったね」

柚希「そうですよ」

陽乃「大したことじゃないんだけどさ、お姉ちゃんは疲れました」

柚希「へっ?」
87 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/09/06(火) 19:06:48.54 ID:lYooBv4EO
陽乃「お姉ちゃんは疲れたんだよー。癒しを求めてるのー」

柚希「そうですか」
88 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/09/06(火) 23:29:02.52 ID:lYooBv4EO
陽乃「冷たいなぁ」

柚希「お兄様との熱い時間をそんな用件で引き延ばされたら冷たくもなりますよ」

陽乃「わたしとだって熱い時間を過ごしたじゃない」

柚希「お兄様と燃え上がるのが私にとって何にも代え難い楽しみなんですっ」

陽乃「今頃達樹くんは奏美ちゃんと楽しんでいるんだろうね。それこそ燃え上がるように」

柚希「用がないなら帰ります」スタスタ
89 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/09/06(火) 23:30:45.92 ID:lYooBv4EO
陽乃「ま、待って!」

柚希「待ちません」スタスタ

陽乃「ごめん! ふざけすぎた!」

柚希「許します」スタスタ

陽乃「許すなら話を聞いてぇ!」

柚希「聞いて?」スタスタ

陽乃「柚希ちゃん! お願いします! わたしの話を聞いてください!」

柚希「わかりました。もう少しだけ付き合ってあげましょう」ピタ

陽乃「ありがとうございます!」
90 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/09/06(火) 23:32:19.41 ID:lYooBv4EO
陽乃「お姉ちゃんは癒やされたいんだよー」

柚希「聞きました」

陽乃「しばらく窮屈な日々から抜け出したい」

柚希「旅行でも行ったらどうですか」

陽乃「いいね!」
91 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/09/06(火) 23:36:27.38 ID:lYooBv4EO
陽乃「どこに行きたい?」ニコニコ

柚希「……何故私に聞くんでしょうか」

陽乃「一緒に行くからだよ♪」

柚希「おことわ――」

陽乃「断っちゃうんだ?」ニコニコ

柚希「はい」

陽乃「断るなんて許さないぞ♪」

柚希「それが人に物を頼む態度ですか」

陽乃「お願いします! わたしと付き合ってください!」

柚希「わかりました。お兄様と奏美さんが行くなら私も行きます」

陽乃「本当だね? 二人が来るなら柚希ちゃんも来るんだよね?」

柚希「ええ」

陽乃「よーし、誘っちゃうぞー」
92 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/09/06(火) 23:37:34.75 ID:lYooBv4EO
【第三百七話】


留美「ナナリー。あの女と別れて」

ナナリー「あの女って誰のコト?」
93 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/09/06(火) 23:39:54.35 ID:lYooBv4EO
>>92修正
【第三百十三話】


留美「ナナリー。あの女と別れて」

ナナリー「あの女って誰のコト?」
94 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/09/06(火) 23:41:28.47 ID:lYooBv4EO
留美「雪ノ下って髪の長いおねーさん」

ナナリー「別れるも何もゆきのとわたしはそういう関係じゃナイヨ。そもそも誰とも付き合ってナイ」

留美「だってあの女いつもナナリーの近くにいるじゃん」

ナナリー「同じ部に入っているんだからトーゼン」

留美「あの距離感はただの部活仲間だとは思えないよ」

ナナリー「だったら本人に聞いてミル?」
95 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/09/06(火) 23:44:23.69 ID:6IrdZXWLO
部室

ナナリー「ゆきのー」

留美「失礼します」

雪乃「あら。どうしたの?」

ナナリー「るみがゆきのに言いたい事があるんダッテ」

雪乃「言いたい事?」
96 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/09/06(火) 23:46:57.67 ID:6IrdZXWLO
留美「単刀直入に言う。ナナリーと別れて」

雪乃「どういう意味かしら?」

ナナリー「るみはゆきのとわたしが付き合ってると思ってるミタイ」

雪乃「私が………我那覇さんと?」

留美「違うの?」
97 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/09/06(火) 23:50:15.05 ID:6IrdZXWLO
雪乃「鶴見さん」

留美「はい」

雪乃「あなたには悪いのだけれど、我那覇さんと別れる事はできないわね」

ナナリー「えっ?」
98 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/09/06(火) 23:52:46.41 ID:6IrdZXWLO
留美「ナナリーどういう事? 付き合ってないってさっき言ったじゃん!」

ナナリー「付き合ってナイヨ! ゆきの何言ってるノ!」

雪乃「何を言ってるのは我那覇さんでしょう。互いに裸を見せ合った仲じゃない」

ナナリー「一緒に着替えただけデショウ!?」

留美「ナナリー。嘘ついてもすぐバレるんだから早く本当の事を言った方がいいよ」

ナナリー「いや、本当なんダッテ……」
99 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/09/06(火) 23:54:49.78 ID:6IrdZXWLO
八幡「おっすー」ガララッ

三人「「…………」」

八幡「あれ……なんか空気重いな………」

留美「比企谷……だっけ? あんたこの女とナナリーが付き合っているの知ってる?」

八幡「その前に小坊のお前が部室にいる理由を教えてくれよ……」

留美「ナナリーに会いにきた」

八幡「そっか」
100 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/09/06(火) 23:56:17.41 ID:6IrdZXWLO
留美「それで知ってるの? 知らないの?」

八幡「知らん」
101 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/09/06(火) 23:57:19.20 ID:6IrdZXWLO
雪乃「知っている訳ないでしょう。教えていないのだから」

八幡「そもそも雪ノ下と我那覇付き合ってたの!? 超ショックなんだけど!?」

ナナリー「信じないでヨ!」

八幡「なんだ。付き合ってないのか……良かった……」
102 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/09/06(火) 23:58:57.01 ID:6IrdZXWLO



留美「なんかもう訳が分からなくなってきた……」


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