モブウマ娘とトレセン学園【安価】

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140 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/10/25(火) 01:55:53.38 ID:YIC5jitD0
臨時トレーナー主人公に悪いトレーナーに捕まって災難だったな、自分はそんな事しないから安心して欲しいと話す+>>139

141 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/10/25(火) 02:03:46.85 ID:lF+Vob7C0
臨時トレーナーが元トレーナーの残したトレーニングメニューを見てその完成度に感心する。そして悪い噂について疑問を持つ
142 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/10/25(火) 02:21:12.37 ID:TB5VXcPhO
結果から見るに、ドーピングを独断で決めず焦らずしっかりとトレーナーのトレーニングメニューをちゃんとこなしてさえいればトレーナーとの関係も壊れず一着を取れていたというのがね…
状況悪化の原因がほぼ主人公にあるのに誰にも責めて貰えずに、才能を見出だしてくれた恩人とも言えるトレーナーの人生を自らズタボロにしたとか辛すぎる
143 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/10/25(火) 10:43:47.26 ID:x4fcdCp4O
加減を知らない曇らせの超特急
144 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2022/10/25(火) 12:53:57.02 ID:ThV6zfHk0
トレーナーに裏切られ心を病むウマ娘は多い。ちょっとしたきっかけで良くなったり、走ることを諦めるしかないような子もいる



私が理事長に依頼された子もそうしたうちの一人なんだろうと思っていた。男という生物はあらゆる手段を使って女を好き放題しようとする



今回の子も私にかかれば大丈夫。今まで何人も立ち直らせてきたんだ、私なら彼女を癒せる



臨時トレーナーとして指導するのは技術面より精神面。何があっても大丈夫、私は味方なんだと彼女に知っておいてもらう



学園の外に頼れる人を作るのがどれだけ重要なのかわかるいい機会と思ってくれれば一番だ



私と彼女には似たところがある、その話からしてあげると仲良くなれるだろう
145 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2022/10/25(火) 13:01:19.12 ID:ThV6zfHk0
彼女の走りを見て違和感を覚えた。走りだけじゃなく問題のあったトレーナーもそうだ



性問題を起こすトレーナーはどれも中途半端。けど低レベルじゃないからウマ娘も騙されてしまう



けどこの子のトレーナーが残したトレーニングは理に適っていて彼女のことをよく考えてある。ここまでレベルの高いトレーナーは少ない



これだけのトレーナーならあの子より優先されるべきじゃ……そんなことを考えてしまうくらいに彼女はおかしい



気持ちが沈んでいるのではなく重荷を背負っているような感じ。実際には見えないのに百キロ近い重りが彼女に乗っている



この現象は見たことがある。これは精神的な重さ、今まで何人も見てきた害悪トレーナーが背負っていたものだ



彼女は被害者のはず、その重りを背負う必要は無い。一体どういうことなのだろう



いくら考えても原因がわからず、彼女との距離間も測れない



下1〜3
臨時トレーナーとのイベント
146 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/10/25(火) 13:40:54.34 ID:oHeQ0DVD0
一緒に食事に連れて行ってあげて、何が合ったかを聞いてみる。
「私は被害者なんかじゃない…虐待なんか受けてない、あんな優しいトレーナーは他にいない…」と話される
147 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/10/25(火) 15:33:03.00 ID:PNNkVhSHO
何度も見直してボロボロになったトレーニングメニューの書かれた紙を見た臨時トレーナーに「貴女の事を心からよく考えてある良いトレーニングメニューね。」と言われて思わず泣き出してしまう。
148 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/10/25(火) 15:57:29.28 ID:uhrIBJh6O
とにもかくにもまずは話を聞くこと、そして否定しないことを念頭に行動する
149 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2022/10/25(火) 17:41:20.19 ID:trMv3mqc0
ウマ娘といえば甘いもの。甘味が嫌いな子はまず居ないということで彼女とスイーツバイキングに出かけることにした



まずはなにがあったたかを聞いてみる。ここで大事なのは絶対に否定しないで聞くことに徹することだ



『それは違う』だなんて絶対に言っちゃいけない。私は敵じゃないってことを知ってもらう



「……」



彼女は口を開かないけど全く言うつもりが無いわけじゃない。彼女のペースで気持ちを整理するまで待てばいい



貴女の為なら時間はいくらでも使える。私の気持ちが伝わるまでは何時間でも待ってあげるから
150 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2022/10/25(火) 17:52:48.09 ID:trMv3mqc0
やがて彼女はポツリポツリと話してくれた。例のトレーナーが悪くないと言い出した時は恋愛感情があったからなのかと思ったが事情が違う




「私は被害者なんかじゃない……」



彼女の話が本当ならむしろ被害者はトレーナーと言えるが状況から考えると、被害者はこの子になってしまうだろう



「洗脳なんか受けてない……あんな優しいトレーナーは他にいない……」



優しいと言われて引っかかる。今の話ならトレーナーは悪くなかったと学園に不満を漏らすのが普通だ



あのトレーナーは中央をクビになり地方に左遷された。これが彼女の言う優しいと結び付くのだとしたら



女トレーナー「全てトレーナーのせいにしたのね」



彼女は涙を流しながら頷く。全ての行動が裏目に出たとしてもどこかで訂正できるタイミングはあったはず



理事長が貴女を優先して彼を処分したと言っても抵抗くらいできた



ここで私は気付いた。彼女が背負っているものはトレーナーの輝しい未来だ。この子が彼の栄光を奪ってしまった



下を向き大粒の涙を流すこの子をどうするのが一番なのか。私のキャリアにかけて最適な答えを見つけてみせる



下1〜3
学園の外でのイベント
151 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/10/25(火) 18:21:01.83 ID:f0vgBX6n0
逃げ☆シスがライブを開催。
「夢を求めて生きようよ!」
とスマファルがアピールする
152 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/10/25(火) 18:23:13.51 ID:GFc4tw+E0
臨時トレーナー、モブちゃんの地方に飛ばされた前任トレとこっそり会って話を聞く実際の所未来を奪われて恨んでるのでは?と思ったが
「恨んでなんかない、ウマ娘の事を第一に考えるのがトレーナーとしての責務自分が悪役になるくらい安い物。もし自分の事が気掛かりで走るのを辞めたりしたらその時こそ本当に怒る」と語る
153 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/10/25(火) 18:30:32.76 ID:flJgtRx00
>>152+女トレからその話を聞いて目に光を取り戻しかける主人公

今ままではプロローグだったのね完全に理解した
154 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2022/10/25(火) 18:56:15.32 ID:trMv3mqc0
女トレーナー「仕事はどうなの?」



トレーナー「ぼちぼちです」



順調なわけが無いのに決して弱音は言わない。それは同じトレーナーである私にもそうらしい



会ってくれるかどうか怪しかったが二つ返事で快諾してくれた。彼はそういう性格なのだろう



世間話もそこそこに私は一番聞きたかったことをいきなり尋ねる



女トレーナー「あの子に未来を奪われて恨んでないの?」



トレーナー「恨んでなんかないませんウマ娘の事を第一に考えるのがトレーナーです」



自分が悪役になるくらい安い物だと言い切った。彼は本物のトレーナーだ、こんなことが言えるトレーナーは中央に何人も居ない



トレーナー「彼女に伝えてくれますか?もし自分の事が気掛かりで走るのを辞めたりしたらその時こそ本当に怒りますよって」



彼女に伝えることを約束して彼とは別れる。彼は罵声にも負けずきっと一流のトレーナーになれるだろう
155 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2022/10/25(火) 19:04:10.13 ID:trMv3mqc0
彼女には突然休んだことを謝った。どこに行くかを言ってしまうとよくないと思い場所は伏せていた



私が彼に会いに行ったと言った瞬間、彼女は掴みかかってきそうな勢いで近付いてくる



「トレーナー……っ!!」



嘘偽りなく全てを話した。彼は進んで悪役になったのだと彼女も理解できただろう



そうなるきっかけを作ったのは彼女だが、この結果を望んだのは彼自身。その荷物は背負う必要が無いと諭す



「ごめんなさいごめんなさい……」



彼はそんな言葉は望まない。気持ちに応えるのなら強くなるしかない



この子がどれだけ伸びるのかは未知数。持っているものは素晴らしいからあとは本人の気持ちにかかっている



彼とこの子は離れていてもレースでなら繋がれる。そのことを彼女が忘れ無ければどこまでも強くなれるだろう



下1〜3
学園内でのイベント
156 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/10/25(火) 19:24:00.78 ID:1M16Xr2To
ハルウララが人参を持ってよく遊びに来るようになった
友達に長距離を目指してスタミナを鍛えている小柄なウマ娘がいるらしい
157 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/10/25(火) 19:32:46.91 ID:uFDNzVSi0
主人公、目標が決まる彼(元トレーナー)にG1で一着になった自分を見せるという目標が。
強くなってもう一度彼に会う為に。
158 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/10/25(火) 19:36:45.33 ID:y/dIjWQ4o
もう大丈夫ねと臨時トレが新しい本トレーナーの話を出すと明らかに同様する主人公
もうトレーナーと言う存在との別れは嫌だと
臨時の方は長く担当を持った事が無かったので悩む
159 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2022/10/25(火) 21:30:01.95 ID:zmRJ/CbP0
あれから何度かの話し合いをした結果、今年中に勝負服を着ることを目指すと決まった



勝負服が着れるのはG1のレースに出るということ。その為には勝たなければいけないレースがある



勝負服を着て走る姿を彼に見せたい。この子だけの良い目標だと思う



G1を目指すだけではなく一着も目標にしたいところだがそれはまだ早い。新しいトレーナーがその時期を見極めるだろう



これで私の役目は終わったと思っていたがそんな簡単な話では無かった。彼女に次のトレーナーの話をすると激しく動揺してしまった



「また私は捨てられるんですか……?」



彼は捨ててなんか無いと慌てて否定する。感情が敏感になっているようなので、別れに関する時は慎重に言葉を選ばなければいけない
160 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2022/10/25(火) 21:38:44.88 ID:zmRJ/CbP0
この子の面倒は私が見ると言えればいいのだが、そういうわけにはいかない。次の子の予定もあるし、その次も予定がある



それに私はちゃんとした担当を持たなくなって暫く経つ。以前と同じように指導できる確証が無い



私の迷いを悟ったのか彼女の表情がみるみるうちに曇っていく。口に出していないだけで心の内側では大嵐が吹き荒れている



「もうトレーナーと別れたくない」



理性で狂気を必死に抑えながら彼女はそう言う。その気持ちに応えなければトレーナーとは言えないだろう



女トレーナー「貴女のような子を元気付けるのが私の仕事。それはわかってくれる?」



「わかってる」



女トレーナー「どうしてもって言うならオンラインって手段はある」



直接指導できることは殆ど無いが映像を確認してアドバイスなら可能だと彼女に伝えると、途端に表情が明るくなった



周りからは無口で無表情だと思われていたようだけどそんなことは無い。表に出にくいだけでちゃんと喜怒哀楽もある普通のウマ娘だ



彼女のトレーナーになるのなら私も覚悟を決めなくてはいけない。G1に出ることがどれだけ大変なのかは身をもって知っている



下1〜3
学園内か女トレーナーとのイベント
161 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/10/25(火) 21:57:22.39 ID:cELa2XinO
モブちゃんがフクキタルに呼び止められ「むむっ!貴女には大変不吉な『誰かとのお別れの相』が出ていますよ!?このままでは誰かと二度と会えなくなるかもしれません!」と告げられる
162 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/10/25(火) 22:26:44.18 ID:eMIGSqkQ0
女トレ、ボロついたサラシを見つけるこれは捨てて新しいのを発注するわよと言うもこれはトレーナーがくれた大切な物だから…と拒否。質の良いサラシだったがモブちゃんのメロンには長く耐えられなかった模様。
「貴女の身体失礼だけどなんというか男の人には毒よね…」「彼は恥ずかしがってはいたけどそんな風には見てなかった…」などと話す
163 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/10/25(火) 22:30:51.37 ID:rcpEsJpM0
主人公、バストだけじゃなく身長の方もヒシアケボノを抜かし学園一位に色々とデカいウマ娘No.1となる
164 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2022/10/25(火) 23:32:24.99 ID:ZVzTuaOI0
中央にはギリギリまで残ってこの子のトレーナーとして支えていく。些細なことでもプラスになるよう努力をする



学園の控え室に置かれていたボロボロにさったサラシがあった。気持ちを新たにして欲しいから捨てようとしたが彼女に止められた



「トレーナーがくれた大切なものだから」



そう言われれば質が良く量販店で簡単に買えるものでは無いことがわかる。これは彼女にとって宝なんだ



大切なものであることはわかったがこのボロさが気になる。大事に扱っていればこうならないのでは?



その質問をしようとしたが疑問はすぐに解決した。彼女の体にサラシが耐えきれなかったのだ



彼女が上下に揺れればたゆんたゆんとメロンが二つ揺れる。これに耐え切れるサラシは存在しないだろう
165 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2022/10/25(火) 23:40:08.00 ID:ZVzTuaOI0
女トレーナー「貴女の身体って失礼だけど男の人には毒よね」



「トレーナーは恥ずかしがってはいたけどそんな風には見てなかった」



それは凄いと思う。同じ女の私でも息を呑むこの身体。それを前にして欲望を抑えていたのは賞賛に値する



この子さバストだけじゃなく身長も高い。学園で一番背の高いヒシアケボノに並ぶ大きさも活かすべき



この大きさを活かすなら作戦は差し。パワーを特別鍛えなくともガンガン前に出れる



脚には全く不安が無い、課題のスタミナも改善されている。この才能を活かせなければトレーナー失格



レースに本気になったのはいつ以来だろうか、熱いものが身体を巡ってくる感覚は一種の快感だ




下1〜3
レースや学園内のイベント
166 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/10/26(水) 00:12:46.83 ID:jkXS24070
G3のレースに出バする事に、そこでも観客からは「あの子が例のクズトレーナーが担当して子か」「可哀想に陰鬱な顔をしている」「薬で豊胸ってどんな変態だよ」とモブを心配する声と元トレを批判する声が
167 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/10/26(水) 00:17:19.05 ID:O9srJSID0
>>166
何も知らない連中がトレーナーを批難して怒りが沸々と湧いてくるこれはもう走りでしか周りを黙らせるしかないとなる
168 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/10/26(水) 00:28:04.54 ID:hLj5m33d0
周りに強豪ウマ娘もいなかった事もあり見事一着になるも、新しいトレーナーの腕が良かったんだなや前のトレーナーはダメな野郎だったんだなとなっている。
169 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2022/10/26(水) 01:03:57.11 ID:XRRaL1dh0
今日はあの子のレース当日。G3でどんなレースをしてくれるのだろう。私はレース場で見守っている



観客「あの子が例のクズトレーナーが担当してた子か」



観客「可哀想に陰鬱な顔をしている」



観客「薬で豊胸ってどんな変態だよ」



この声がどうかあの子に届かないようにと思っていたが、その心配は無駄だった



「………………」



コロシテヤル



口の動きでわかる。暴言を吐いていた観客に向けてあの子は殺意を向けてしまっている



女トレーナー「こんな奴らは走りで黙らせなさい!!」



あの観客の声が聞こえているなら私の声も聞こえる。私の言葉で正気を取り戻したのか大人しくゲートに入っていった



貴女やトレーナーのとやかく言う人はこれから何人も出てくる、それを黙らせるにはレースしかない



彼女が不安定になってしまうのは仕方がない。それをすぐ正気に戻せればロスは最小限になる



トレーナーのことはすぐに解決とはいかない。心は無理に治す必要がない、あの子と向き合って一歩ずつ進んでいけばいいんだ
170 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2022/10/26(水) 01:11:02.78 ID:XRRaL1dh0
レースは見事に一位だったが当たり前の結果でもあった。強豪ウマ娘もいないこのレースなら確実に勝てるのはわかっていた



彼女もそれがわかっているのかあまり喜んではいない。でもそれじゃいけないと彼女に声をかけようとした時だった



観客「新しいトレーナーの腕が良かったんだ」



観客「前の変態はダメトレーナー野郎だったんだな」



マズイ。彼女の目が曇りきってしまった。ライブどころの話じゃない、一秒でも早く彼女を落ち着かせる必要がある



関係者にはライブに出れないと頭を下げるしかない。私が注意されて怒られるだけならそれでいい。彼女を終わらせてしまうわけにはいかない



私は昔を思い出したかのように全力で走る。人混みを掻き分け急いで彼女の元に走った



下1〜3
レース場かその後のイベント



寝ます
171 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/10/26(水) 01:48:00.64 ID:cb2a1XsJ0

モブちゃん、次は強い相手がいるG2に出場したいと言う
172 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/10/26(水) 02:27:37.88 ID:oYRMUhWIO
ライブを中止しようとするもモブちゃんが「大丈夫。ウイニングライブは応援してくれたり支えてくれた人の為にやるものだから……私はトレーナーの為にライブをやるよ」と言う。
強く握りすぎた拳を血で滲ませながら
173 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/10/26(水) 07:42:06.88 ID:QEmxqERVo
ライブ後、観客は圧倒されて誰も貶したりはしなかった
鬼気迫るパフォーマンスはもちろん、ばるんばるんするご立派なお山を見ればさもありなん
174 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2022/10/26(水) 12:52:51.10 ID:ufN+6aRw0
「大丈夫。ライブはやるよ」



ウイニングライブは応援してくれたり支えてくれた人の為にやるもの。だから自分はトレーナーの為にライブをやると言う彼女を止められなかった



彼女は自分とも戦っている。強く握りすぎて拳を血で滲ませるほどの怒りを殺そうとしている



止めるのではなく背中を押してあげるべき。なにかあれば全ての責任は私が背負う覚悟で彼女をライブのステージに送った




観客「おおお……」




観客は圧倒され誰も彼女を貶したりはしなかった。彼女がセンターで踊るだけでいつものライブが映画のようにまで感じる



あの子はスケールも大きい。恵まれた体を全て使ってのライブは目を見張るものがある



観客「やっべぇよアレ……」



男性にとってはアレは刺激が強過ぎるだろう。体操服で踊っていてるのに大きな山が二つ揺れているのが確認できる



思春期の学生からしたらモザイクが必要なレベルかもしれない……
175 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2022/10/26(水) 13:03:32.42 ID:ufN+6aRw0
ライブが終わると彼女は落ち着きを取り戻していた。手の治療をしながら次のレースに向けて軽くミーティングをする



「次はG2を走りたい」



女トレーナー「私もそのつもりだったけど、次からは私は来れないのよ」



臨時トレーナーとして次のウマ娘の所に行かなければならない。タイミングが合えばレース場に向かうことはできるが難しいことの方が多い




女トレーナー「私が居なくてレースは平気?」



彼女は答えに詰まる。今日はもし私がここに居なければどうなっていたかわからないということなのだろう



かなり不安が残るがG2のレースになれば同じ寮のウマ娘や頼れる先輩たちもレースに出る。もし彼女が動揺しても止めてくれるだろうがこれは楽観的過ぎる



レースの直前にはなんとか時間を作って電話をしてあげよう。この子のトレーナーならそれくらいはして当然だ



下1〜3
学園内やレースのイベント
176 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/10/26(水) 13:41:51.36 ID:u2wB/Yy20
主人公、保健室で再びサボり中のセイウンスカイと遭遇、「トレーナーさんの件は残念だったね〜」「優しそうだったしセイちゃんの担当にもなって欲しかったよ〜」と冗談交じりながらウンスなりに彼女を慰めるが。やはり>>60で彼が善人なのを知ってたので「もっと彼としっかり向き合ってればこうはなってなかったんじゃない?」と厳しい事を言われ初めて『加害者』扱いをされる
177 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/10/26(水) 16:33:11.71 ID:mT/pfZyHo
同室の子が労って肩揉んでくれる
178 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/10/26(水) 16:56:26.13 ID:DudRXMsK0
>>176
厳しい事言われた事より自分を被害者扱いしない人物に出会い涙が自然と溢れるモブちゃん
179 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2022/10/26(水) 17:13:38.71 ID:ufN+6aRw0
臨時トレーナーの○○さんは学園から離れてしまった。私のようなウマ娘を助けるのにあの人の力が必要なのは理解できる



学園から離れてもトレーニングの確認とミーティングは毎日行っている。時間が合えば動画を繋いだままのトレーニングもやっている



それでも直接頼れる人が居ないのは心細い。○○さんが居なくなってから授業に出れない日が出てきてしまった



授業は午前だけなのにそれに出れないのは大きな問題なのはわかってる。けれど体が動かない



精神的なものであろうという推測は立てれるのだが自分の脆さに情け無くなってくる。自分でもこんなに心が弱いとは思っていなかった



学園内でウロウロしていると他のトレーナーや教師に見つかってしまう。普通なら怒られるところだが私の事情を知っているのでやんわりとしか注意されない



教師「無理しなくていいのよ」



哀れむようなあの目が嫌いだ。私を被害者と決めて気の毒なウマ娘だと情けをかけてくるのが許せない



しかしこちらは授業に出ていないという落ち度があるので怒ることはできない。ゆっくりできる場所を探して保健室に辿り着いた
180 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2022/10/26(水) 17:44:56.59 ID:ufN+6aRw0
セイウンスカイ「セイちゃんが先客ですよ〜」



彼女も授業をサボっているようだった。そういえば前にここで会った時も授業には出ていないと言っていた



私が授業に出れない理由は聞かず暇だしお喋りでもしようということになった



セイウンスカイ「トレーナーさんの件は残念だったね〜」



「残念って言葉じゃ言い表せない」



セイウンスカイ「優しそうだったしセイちゃんの担当にもなって欲しかったよ〜」




いつもの私なら嫉妬に狂ってもおかしく無かったが不思議とそんな気持ちにはならなかった。彼女ならトレーナーと良い関係になれそうだと直感した




セイウンスカイ「もっとあの人とちゃんと向き合ってればこうはなってなかったんじゃない?」



え、と思わず口から漏れる。彼女は彼が優しい人だと知っている数少ない人だった



セイウンスカイ「彼に全部押し付けることになったのも可哀想だよ〜」



彼女は私が悪いのだと言っているのだ。理事長ですら私を責めなかったのにセイウンスカイが私が悪いと言ってくれている
181 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2022/10/26(水) 18:21:29.06 ID:ufN+6aRw0
「ううううう……っ」



セイウンスカイ「わ〜〜!泣かないでそんなつもりじゃなかった!」



この涙はそういう意味じゃない。私を加害者だと言ってくれたことが嬉しかった



私を悪いと言ってくれて救われたとも勘違いしてしまう。悪いとてくれることがどれだけ私にとって嬉しかったか



涙の理由がわからず狼狽える彼女の前で私は泣き続けた



下1〜3
学園内やレースのイベント
182 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/10/26(水) 18:57:48.94 ID:QEmxqERVo
保健室だけじゃなくどこでもセイちゃんに付いてくる様になったモブちゃん
183 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/10/26(水) 19:15:45.20 ID:z/c56T3kO
その後事情を把握したセイウンスカイ
偏見は付きまとうだろうけど頑張りなよと激励しつつ、強い娘が注目するようになったと情報提供
184 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/10/26(水) 19:20:55.66 ID:O9srJSID0
主人公ウンスのおかげで少し気分が晴れる、保健室を後にするとBNWの三人と遭遇三人もプールで倒れた主人公を介抱したトレーナーが噂のような人物だとは思えないと話、分かる人には分かってくれているのを理解する
185 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2022/10/26(水) 19:48:21.41 ID:I6gs44i50
セイウンスカイにも全てを話して事実を知ってもらった。私が泣きながら説明するので理解するまで時間はかかったが、自分の言いたいことは全て伝えた



セイウンスカイ「偏見は付き纏うけど頑張るしかないね〜」



それが彼にできる罪滅ぼしだと信じて走るしかない。私の目標も応援してくれると言ってくれてとても嬉しかった




気分も晴れたから少しくらい授業に出ようかと思ったが既に午後になっている。トレーニングが始まっている時間なので明日以降に頑張ることにした



セイウンスカイには何度もお礼を言った。彼女は責めたのにお礼を言われることに戸惑っていたが最終的には受け入れてくれた
186 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2022/10/26(水) 19:54:02.20 ID:I6gs44i50
保健室を出てトレーニングに向かおうとした道中でBNWの三人とバッタリ会った



ビワハヤヒデ「君のトレーナーのことについて聞きたいことがある」



ナリタタイシンは私を睨むように凄んでいる。ウイニングチケットにもいつもの明るさは無い



この三人は私が倒れた時にトレーナーがどういう行動をとったのかを目の前で見ていた。彼が鬼畜なはずが無いと知ってくれていた



本当のトレーナーを知ってくれている人は存在する。それがわかって心がとても軽くなった



私が真実を伝えればこの三人も私を注意してくれるだろう。それが普通で当たり前なんだ



私は責められ怒られる度に心の雲が晴れていくのを感じた




下1〜3
学園内やレースのイベント
187 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/10/26(水) 20:15:31.92 ID:RXgjyguq0
ハルウララ登場。負け続きの自分には、
主人公さえ雲の上の人に思えるという
188 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/10/26(水) 20:31:01.76 ID:AdZUxtmso
謂れのない罪を被ってまで担当を庇ったトレーナーにチケゾー大号泣
ナリタタイシンは気に入らなかったようで、そうやって慰めを求める暇があるならトレーナーが戻ってこれる努力をしたらどうだと
189 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/10/26(水) 20:34:54.07 ID:Bnk65GSCO
G2のレースに出る最近の注目株として記者達が取材に来る。
殆ど当たり障りのない内容を聞いてくるが、「劣悪なトレーナーとの件をどのようにして振りきったんでしょうか?」と元トレーナーの評価は変わっていない
190 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/10/26(水) 20:34:58.31 ID:pd9OpgRS0
モブ、ハヤヒデ達に事情を説明する。
「はぁ?何それ薬に手を出したアンタが全部悪いじゃん、あんな当たりのトレーナーそういないってのに」、「いい人なのに可哀想だよ〜!!」モブに呆れるタイシンと大泣きするチケゾー。
「過去はもう変えられない重要なのは今後のキミ自身の行動による」と冷静に分析するハヤヒデ
191 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2022/10/26(水) 21:45:42.06 ID:I6gs44i50
ナリタタイシン「はぁ?何それ薬に手を出したアンタが全部悪いじゃん」



ナリタタイシン「あんな当たりのトレーナーそういないってのにバカじゃん」



ウイニングチケット「いい人なのに可哀想だよ〜!!」



隠すことはないと全てを三人に話す。ナリタタイシンは呆れてしまいウイニングチケットは彼が可哀想だと泣いている



ビワハヤヒデ「そんな事情があったのか」



納得したようにうんうんと頷く。わけを聞くと彼が左遷で済んだのが甘過ぎると思っていたようだった



聞いていたことが全て事実ならトレーナーは地方でも同じことを繰り返す。この学園がそんな危険なことはしないと考えていた



だからこの話には裏があるとビワハヤヒデは考えていたみたいだった。彼女は自分の考えが合っていたことに納得していた




ビワハヤヒデ「過去はもう変えられない。重要なのは今後のキミ自身の行動による」



呆れもせず泣きもせず冷静にそう口にするビワハヤヒデ。この冷静さは絶対に私も身につけてなければいけない



呆れられてそこで終わればなにも残らない。BNWのような人たちからは常に学ぶことがあると彼は教えくれた
192 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2022/10/26(水) 21:51:45.08 ID:I6gs44i50
私は三人にこの話を他人に話してもいいと言った。予想外だったようでナリタタイシンはチラッとこっちを見た



「もう私は逃げません」



事実を知って罵倒する人がいるならそれも受け入れる。むしろそうなってくれた方がいい



トレーナーは悪くない絶対に悪くないのに!!



ビワハヤヒデ「落ち着くんだ」



そう言われて平穏を取り戻すが同時に鈍い痛みが手からしてくる。ああまたやってしまった



ビワハヤヒデ「激しい感情でレースに出るウマ娘は存在する。しかし君のは危険過ぎる」



私の激情は殺意のそれに等しい。目標を叶えるには感情のコントロールは必須だ
193 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2022/10/26(水) 21:57:37.99 ID:I6gs44i50
後日、私の感情は激しく揺さぶられることになる



G2のレースに出る新人の注目株として記者達が取材に来た。初めは断るつもりだったが○○トレーナーは取材の応対もウマ娘に必要だからと渋々受けることにした



記者「なるほどなるほど」



質問の殆どが当たり障りのない内容か私ではわからないものだった。トレーニングのことはトレーナーに聞いた方が早いのに



いくつかの質問のあとこの記者は言ってはいけないことを口にした



記者「劣悪なトレーナーとの件をどのようにして振り切ったんでしょうか?」



直接的な言葉は使っていないが彼がいかに酷いトレーナーかだったをこの記者は口にしやがった



彼のことなんか何も知らない癖にどの口が言ってるんだこのクズ



トレーナーは悪くない悪くない悪くない悪くない!!




下1〜3
取材はどうなったか、もしくはその後のイベント
194 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2022/10/26(水) 22:07:08.53 ID:bYXGdbQb0
モブが記者に殴りかかろうとする寸前、ダイタクヘリオスとメジロパーマーが記者にハイテンションにからんできて、そのすきにセイウンスカイが現れ手を引かれその場をはなれる
195 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/10/26(水) 22:16:44.94 ID:O9srJSID0
カメラの前で前任トレーナーの噂は全部嘘、全部私の責任なんだと真実を暴露する。
も駄目、「こりゃ酷く洗脳されてるな」「まだ彼と繋がりがあり脅されてるのでは?」や「真実とかどうでもいいんだよ…記事書けねぇだろ」と悪質記者のボソと呟くのも聞こえた
196 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/10/26(水) 22:24:12.50 ID:+xS/q8K20
>>195
その後、理事長に呼び出されメディアの前で勝手な発言は控えて貰いたい、君の為にもそして地方に飛んだ彼の為にもと釘を差される
197 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2022/10/26(水) 23:17:48.64 ID:XRRaL1dh0
このゴミを潰そうと手を伸ばしかけた時に気付く。取材ということでカメラが回っている。私の行動が撮られてしまっている



トレーナーが見てしまうかもしれない、それだけは嫌だ!!



殺意を押し殺しどうすべきかを考える。カメラの前で真実を言えば彼のことをわかってくれるのではないか



きっとそうに決まっている、私がやるべきことはそれなんだ



記者に対して全てを語るといい真実を話す。悪いのは私であってトレーナーはなにも悪くなかった



涙を流すことはなく自分の言葉で全て伝えることなら私にもできる
198 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2022/10/26(水) 23:27:18.73 ID:XRRaL1dh0
記者「こりゃ酷く洗脳されてるな……」



私は真実を語ったのにこのクズ共は認めようとしない



記者「まだ彼と繋がりがあり脅されてるのではないんですか?」



もういいカメラなんか知らない、全員コロシテやる。まずはこの記者からだとターゲットを決めた時、後ろから誰かに抱きつかれた



ダイタクヘリオス「イェーーカメラじゃん映ってるぅ?」



メジロパーマー「こっちも映してよカメラさん!」



カメラの前にはハイテンションな二人が、私に抱きついてきたのはセイウンスカイだった



セイウンスカイ「一緒に遊ぼうよ〜」



振り解こうとしても全く動かない。抱きついてきたのではなく拘束されいる状況に近かった



秋川やよい「その取材待った!!」



更には理事長も来て状況が混沌とし、取材どころでは無くなった
199 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2022/10/26(水) 23:35:29.25 ID:XRRaL1dh0
取材は理事長に許可を得ていないということで没になった。クズ共は許可を取っていたと言っていたそうだが、理事長が出していないと言えば出していない



取材の映像も没収となり学園が預かったと聞かされ、そして私は理事長に呼び出された



秋川やよい「メディアの前で勝手な発言は控えてるように!君の為にもそして地方に飛んだ彼の為にも!!」



「納得いきません」



秋川やよい「こんなことは彼は望まない!!」



学園は私が被害者になることを望んでいる。メディアも私が被害者であれば話が面白くなる



「クズが」



私の独り言は理事長には聞こえていたはずだが何も言われることはなかった





下1〜3
学園内やレースでのイベント
200 : ◆nbKwtMnFWU [sage]:2022/10/26(水) 23:44:56.16 ID:C1JLv+PzO


メジロパーマーが接触してくる。事情をある程度スカイから聞いたらしい。真実を明らかにするのなら手は貸してあげる。メジロ家のコネクションを使えば可能だと。

ただしそのためには実力が必要。GTで勝つことが条件
201 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/10/27(木) 00:07:57.52 ID:bN4Hl9sOo
理事長から臨時トレに1年モブちゃんの正式トレになってくれないか打診
磨けば光ると同時に余りにも危ういからと
202 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/10/27(木) 00:08:08.67 ID:yxFlK4zt0
>>200+話を聞いていた通りすがりのマックイーンが「1度身に付いた噂は消える事はありませんわよ、彼自身事実を明かして貴女に批難が行くのは嫌がると思いますわよ」と出されてるお菓子をパクパクしながら語る。
何分かった口聞いてんだとキレ掛けるがマックイーンが「彼と一度仮契約した事があるから彼の性格は知ってる」語り始める

203 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2022/10/27(木) 00:34:12.27 ID:KX/wQENp0
メジロパーマーが接触してきた。事情をある程度セイウンスカイから聞いたらしく、真実を明らかにする為に手は貸してくれるらしい



メジロパーマー「メジロ家のコネを使えば可能だよ」




ただしそのためには実力が必要、GTで勝つことが条件になると言う。私の目標はG1に出ること、それ以上の結果を出さなければいけない



「やってやる」



今年中にG1を走るにはこれから出るレースに全部勝てばいい。入学してから一年以内にG1に出ることのハードルが高いことは嫌でも知ってる。芦毛の怪物レベルの走りしなくてはいけない



それでもやる、やってみせる。私は被害者なんかじゃないと自分の口で伝えるんだ
204 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2022/10/27(木) 00:44:07.25 ID:KX/wQENp0
メジロマックイーン「一度身に付いた噂が消えることはありませんわよ」




彼は真実を知った人が貴女を批判することを嫌がる。何も知らない女が何を言ってるのかと一気に怒りが込み上げる



メジロパーマー「とりあえずスティクシュガーは置いといて話を聞かせてくれる?」



出されていた紅茶に添えられていたはずの砂糖を直で食べながら、トレーナーのことを言われたのにも腹が立った



口の中でジャリジャリと音をさせながら砂糖女は彼のことを語る



メジロマックイーン「彼とは一度仮契約した事があるから彼の性格は知ってますの」



実績は無かったがウマ娘のことを第一に考えるお手本のようなトレーナーだった。若さゆえの粗さを情熱でカバーできる素晴らしい人間である



それは私が一番知っているいつでも私のことを一番に考えてくれる彼が大好きだった



メジロマックイーン「そんな彼を裏切ったのは貴女ですのよ」



そう言われて返す言葉も無い
205 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2022/10/27(木) 00:55:18.77 ID:KX/wQENp0
砂糖女としてはそのままトレーナーになって欲しかったが若さ故にメジロ家の許可が下りなかった。あと一年違えば彼はメジロ家専属のトレーナーにもなれていた



トレーナーが私と契約したと知った時は悔しくて仕方なかったとも言ってくる



メジロマックイーン「私が有マを制した暁には、メジロ家の力を使って彼を奪うつもりでしたのよ」



メジロパーマーがかなり驚いた表情をしている。こんなに感情を出す砂糖女が珍しいということなのだろう



メジロマックイーン「貴女は私の敵。よく覚えておきなさい」



どんな手を使ってでも潰す。そう言える立場なのにそうしなかったのは彼女がメジロマックイーンだからだろう



彼女の気持ちは私なんかでは理解できない。有マに出る為、勝つ為に努力していたのにそれを私に台無しにされたのだ



私が悪いというのならそれを訂正する義務がある。彼は悲しむかもしれないが理解してくれるはずだ



トレーナーは私のトレーナー。彼だけが私のトレーナーなのだ



下1〜3
学園内やレースのイベント



寝ます


モブがクラウデイなら臨時トレーナーはヒバリかなと思ってます
206 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/10/27(木) 01:13:10.40 ID:yxFlK4zt0
乙、元トレーナーいつの間にかヒロインになってない?w


臨時トレにリモートで報告「メジロマックイーン…厄介なのに目付けられたわね」「彼女は長距離だけじゃなく中距離も得意だから必ず衝突する」と話す、彼マックイーンと繋がりがあったとは想像以上に優秀な人材だったんだな、中央も惜しい人を手放したんだなと考える臨時トレ
207 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/10/27(木) 01:15:08.51 ID:bN4Hl9sOo
(ここらで交流回見たい)カフェテリアで食事をとる主人公
コンマで食の太さ
似たような食事量のウマ娘と相席

おつ
どことなく似てるかなと思ったけどマックイーンが「壁」となるか……
こちらは山があるぞ負けるな主人公
208 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/10/27(木) 01:46:11.16 ID:xZs+VZ9xo
更にマックイーンから「そもそも彼の悪名については貴女を守る為にわざと被った物でしょう?『また』彼の意思を無視した自分の独善的な判断で、彼を引っ掻き回すつもりなんですのね」
「悪評の誤解を解くなんて…それで『自分の罪を少しでも軽くなった』と思いたいだけの自己満足にしかなりませんし…」
「貴女がもし本当に彼のためを思うなら、二度と彼に関わらずに忘れてしまうのが最善だと思いますわ」と釘を刺される。
209 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2022/10/27(木) 12:58:41.34 ID:d6EP4zkv0
メジロマックイーン「そもそも彼は貴女を守る為にわざと被った物でしょう?また今度も彼の意思を無視した自分の独善的な判断で、彼を引っ掻き回すつもりなんですのね」




砂糖女は明らかな敵意を向けてくる




メジロマックイーン「悪評の誤解を解いたところで貴女の自己満足に過ぎません」




自分の罪が少しでも軽くなったと思いたいだけ。こちらの核心を突いたような表情で言ってくるが私は動揺することはない




メジロマックイーン「貴女がもし本当に彼のためを思うなら、二度と彼に関わらずに忘れてしまうのが最善だと思いますわ」



コイツは何もわかってない。そう確信した私は笑みを浮かべながらこう言った



「彼とはたかが仮契約だったウマ娘は黙ってて」




向こうの感情が昂ったのがわかったので殴り合いで決着をつけようと立ち上がる。先輩だろうが関係ないと掴みかかってやろうとしたのをメジロパーマーに止められてしまった
210 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2022/10/27(木) 13:06:41.73 ID:d6EP4zkv0
なにかあれば報告する約束になっていたので臨時トレーナーに砂糖女とのことを話した



女トレーナー「メジロマックイーン……厄介なのに目付けられたわね」



アイツは長距離だけじゃなく中距離も得意だから必ず衝突すると言っているが関係ない。レースでぶつかるなら勝てばいいだけ



女トレーナー「彼がメジロと繋がりがあったなんて。想像以上に優秀な人材だったのね」




中央も惜しい人を手放したと言っているがそんなのは当たり前だ。理事長もそれがわかっているのに私なんかを優先させたんだ



彼が素晴らしいトレーナーだという真実を広めなければいけない。それができるのは私だけ



トレーナーの為なら私は二度と走れなくなってもいい。この覚悟はあの砂糖女にはない



たかが実家の為に走っている甘やかされている女とは全てが違う
211 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2022/10/27(木) 13:26:52.12 ID:d6EP4zkv0
やることは決まったのでこれからトレーニングの毎日だがその前に腹ごしらえ。学園内のカフェで軽食を食べる




甘いものは控えつつカロリーを抑えすぎない。トレーナーが全てにおいて一番だがこのカロリー計算は臨時トレーナーに教えてもらった



臨時トレーナーも現役の時にトレーナーから教えてもらっていたらしい。そこそこ昔の考えのはずだが今でもちゃんと有効だ



臨時トレーナーの怒った顔が見えた気がしたのでこのことを考えるのはやめる。もう結婚してていい年齢なのにまだ結婚できてないのも……



(あぁ?)



聞こえた、完全に私の心に臨時トレーナーの声が響いた。この話は二度と考えない



冷や汗をかき始めた所で同じ寮の子が慌てて駆け寄ってきた。その子の手にはスマホが握られていて、画面を見るように急かしてくる



○○とメジロ家令嬢のバトル勃発!!



よくあるSNSに私と砂糖女の写真が載っていた。あの時のやり取りを誰かが撮っていてそれがアップされたようだった



私は手を出しかけたがそれは向こうも同じだったようだ、興奮していたからわからなかった。むしろ砂糖女は私に殴りかかる寸前だった。



メジロパーマーが止めていなければ殴られていたのは私だったのだ



下1〜3
学園内やレースのイベント
212 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/10/27(木) 13:51:31.99 ID:fVGkILYO0
遠くの席にいるマックイーンもSNSの投稿を見て「学園内で収まってたはずの彼の嘘の悪評もこんな風に広まったんでしょうね…彼も何故他の子ならまだしもあんな無名な脂肪の塊女を…」と力が入りスマホが割れる周りにいたライアン、ドーベルが落ち着かせるのを見て鼻で笑うバトル勃発……まぁ、今後あのまな板女とはイヤでもレースする羽目になるんだから間違ってないなと納得。
213 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/10/27(木) 15:26:00.94 ID:GrCeAMC4o
これから先バッティングする度に小競り合いになってはかなわない、現時点での格付けしてちょっとは大人しくさせるためにメジロのウマ娘監修下でマックイーンと模擬レースをすることに
マックはコテンパンにして差し上げますわと前のめり、主人公の方も現時点で超えるべき壁との距離を図ると乗る気

(臨時トレ(ヒバリちゃん)もウマ娘か!)
214 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/10/27(木) 16:02:24.54 ID:DyoQe574O
>>213
模擬レースの結果モブちゃんの惨敗に終わる。
自分の多少の才能とは違う本物の才能と血と汗の滲む特訓によって産まれるマックイーンの走りに圧倒的な力の差を感じてしまう。
更に「先日の貴女のお言葉に返すようですが、運良く出来た本契約を関係悪化で一年も持たせられない様な方が、彼を語るなんて烏滸がましいですわ」と一蹴される。
215 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2022/10/27(木) 17:57:34.89 ID:PY52w+HX0
この投稿を見ているのは私だけじゃなかった



メジロマックイーン「学園内で収まってたはずの彼の悪評もこんな風に広まったんでしょうね」



遠くの席に座っていた砂糖女がわざわざ近付いてくる



メジロマックイーン「他の子ならまだしもこんな無名な脂肪の塊を庇うだなんて」



キレた私はここがカフェだということも忘れ大声をあげる



「黙れまな板女!!」



お互いに戦闘体制に入るがカフェの主であるマンハッタンカフェとメジロのウマ娘に止められる



メジロドーベル「二人とも冷静になりなさい!」



冷静になんかなれるはずがない。この女とは絶対に決着をつけなければいけない
216 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2022/10/27(木) 18:08:26.95 ID:TytmAJKz0
会うたびに揉め事を起こしていてはキリがないと正論を言われ返す言葉もない。しかしこっちが譲る気は絶対にない



ならば現時点での格付けをして大人しくさせるのはどうか。メジロライアンからそう提案された



メジロライアン「レースはこっちで主催するから!」



誰にも邪魔されず決着をつけられるのは魅力的だが公正かどうかでまな板女は納得していない



負けるのが怖くて日和っているのかと思ったが状況を考えるとアイツの考えはわかる。G1で何勝もしている先輩が入学して一年目の後輩をレースでボコボコにしてしまえば悪評が立つ




悪評が立てば実家に悪影響。まな板女はそこまで考えている



「……は?」



私は舐められいるのか?違う物凄く舐められている



コイツは自分が勝つことが前提で公平じゃないと言い放っているのだ



実家のことを考える前に私のことを考えろ!!



私と話していたメジロライアンが目を離した隙にまな板女の方に駆け寄る



メジロライアン「マックイーン!」



まな板女の名前が呼び切られる前に私の拳が顔面に届く



下1〜3
学園内やレースのイベント
217 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/10/27(木) 18:20:09.37 ID:+4Vny1fi0
「マックとの勝負、受けて立つの!」
とライスシャワーが名乗りを上げる
218 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2022/10/27(木) 18:21:36.00 ID:TytmAJKz0
217は無視。なんだコイツ



下1〜3
219 : ◆nbKwtMnFWU [sage]:2022/10/27(木) 18:21:51.66 ID:McO5Y7pCO

メジロパーマーがすんでのところで拳を受け止めて制止する。主人公に対しては「決着ならレースでつけな!」と言ってのける。

一方マックイーンに対しても「家のことを気にするのならケンカなんて最初から売るな」とクギを刺し、反省した主人公の方に肩入れする。


結果的にパーマー対マックイーンの代理戦争の様相を呈してくる
220 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/10/27(木) 18:48:37.55 ID:GrCeAMC4o
取っ組み合いの喧嘩になって二人仲良く謹慎(メジロ権限使わず同処分を受け入れるマック)
マックイーンも責めてくれる嬉しい相手じゃないの〜?セイちゃんが茶化すもアイツだけはなんか違うとバチバチ

モブちゃん大分荒ぶってきてる…どうどう…
221 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/10/27(木) 18:55:44.35 ID:Vcb7kCMDO
頬を赤く貼らしながら「…貴女がこうやって浅慮な行動に出る度に、彼にその皺寄せが来ると…まだ解らないんですわね…」
「あまりにも憐れすぎて、最早怒りの念すら沸いてきません」
「貴女と関わってしまった彼が心底可哀想でなりませんわ」と嫌悪と侮蔑の混じった冷えきった視線で見るマックイーン
222 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/10/27(木) 19:08:34.34 ID:hg0ECGj1O
>>218
変な所で改行して一行目と二行目の文字数を揃えたがるのでクソ改行と呼ばれる荒らし
支離滅裂な安価を出すので見かけたら安価無効推奨
223 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/10/27(木) 19:20:10.57 ID:R2LzFXFyo
欠損龍驤の人じゃなかったのか
224 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2022/10/27(木) 19:21:50.63 ID:29XULqOu0
まな板の顔面を殴った感触がない。私の拳はすんでのところでメジロパーマーに止められた




メジロパーマー「決着ならレースでつける!」



私にそう言っただけではなくこの女に対しても



メジロパーマー「メジロ家のことを気にするのならケンカなんて最初から売るな!」



とクギを刺す。そう言われ私はある程度納得できたので拳を下ろす。しかしまな板はまだ納得していない



メジロパーマー「そういうとこが私は嫌いなの!!」



同じメジロにまで嫌われるコイツはやはりそういう奴なんだ。こんな奴に私が負けるはずがない



この一件があってからメジロパーマーは私の味方をしてくれるようになった
225 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2022/10/27(木) 19:43:31.73 ID:LhnU+55l0
メジロ家がレースを主催すると言っていたが私がG1を目指す上でスケジュールに余裕が無いことがわかった



勝負の舞台はG2でも構わないと思ったが臨時トレーナーに止められた



やはり殴り合いしかないと考えたがそれはメジロパーマーに止められてしまった



「ムカつく」



決着をつけるなら学園の模擬レースでも構わないのに、SNSで拡散されてしまったせいでそう簡単にはできない



下手に注目を浴びると決着をつけることすら難しい。これが走るウマ娘の宿命なのだと初めて意識した



やっていることは喧嘩でも私にとっては成長する糧になる。あの女も私の踏み台にしてやる



下1〜3
学園内やレースのイベント
226 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/10/27(木) 19:56:19.59 ID:yxFlK4zt0
案の定、今回のマックイーンとの騒動もSNSに載せられ。主人公だけじゃなくマックイーンもトレーナーと関わりを持っていたので、主人公の元トレーナーはウマ娘を誑かす、洗脳するトレーナーだと記事を書かれて更にトレーナーの評判を落とす事に。
227 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/10/27(木) 19:59:49.60 ID:087tkFeeo
うわ〜…
短期でバカで性格悪いメンヘラモブを持ち上げるためにメジロマックイーンが出汁に使われててマジかよってなちゃうわ…
安価下
228 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/10/27(木) 20:05:55.22 ID:x9LH8OG00
未知の領域へとばかり、ヒロインは
パーマーとともに逃げを特訓する
229 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/10/27(木) 20:06:30.97 ID:F5tsm4I40
>>226
+マックちゃん、トレーナーに「根も葉もない噂で貴方が傷付けられるのは耐えれませんわ!貴方をメジロ家で匿います!」と連絡するも「嬉しいけど、今僕を匿ったら君やメジロ家、彼女(モブ)に迷惑が掛かるし噂が真実になってしまうよ」と自分の事など顧みずマックイーンや主人公を庇うトレーナー
230 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/10/27(木) 20:54:42.41 ID:eXdabzm9o
黙々と訓練に励む
思い起こされるのはトレーナーが見ていてくれたあの頃
忍び寄る後悔を振り払うためスピードを上げる
231 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2022/10/27(木) 21:36:20.27 ID:Kga+2s7O0
トレーナー「……もしもし」



メジロマックイーン「電話に出てくれて感謝致しますわ」



トレーナー「メジロ家のプライベートナンバーだから出ない訳にはいかないから」




メジロマックイーン「貴方とは話したいことが山ほどありますが今回は要点だけ。貴方をメジロ家で匿います」



メジロマックイーン「根も葉もない噂で貴方が傷付けられるのは耐えれません!」



マックイーンの叫びがトレーナーに響く。しかしトレーナーは動じることなく淡々と返す



トレーナー「僕を匿ったら君やメジロ家、彼女に迷惑が掛かるし噂が真実になってしまうよ」



メジロマックイーン「貴方は!!」



このままでは感情に任せて口を開く。それだけはしていけないと自分を制し冷静を装いながら電話を続ける




メジロマックイーン「そこまでして私たちを庇う理由はなんなんですか」




トレーナー「トレーナーだからだよ」



自分のことよりウマ娘を優先するのがトレーナー。走って結果を出し脚光を浴びるのはウマ娘だとトレーナーは言う
232 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2022/10/27(木) 21:36:40.60 ID:ucrP5xou0
特訓中、気がつけばダイタクヘリオスも一緒に走っていた、
「なーんとなく君と走ったら楽しそうと思ったんだよねー☆」
233 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2022/10/27(木) 21:45:21.19 ID:4isnHWTP0
今回の騒動もSNSに載せられ、彼女だけでなくマックイーンもトレーナーと関わりを持っていたことが知られた



トレーナーはウマ娘を誑かし洗脳するトレーナーだと記事も書かれ更に評判が落ちた



そこから考えられる結末は容易に想像できる。決してそうであって欲しくないと希望を込めてマックイーンはトレーナーに聞く



メジロマックイーン「いまどこにいるのかしら」



トレーナー「それはちょっと言えないかな」



あああっ!!



トレーナーが聞いていることが頭から抜けているのか大声で叫ぶ。あんな記事が出てしまえば地方のトレセン学園にも在籍することは難しいだろう



彼はトレーナーという職を失った



メジロマックイーン「どうしてなの!?貴方はなにも悪くないのに!!」



トレーナー「これでよかったんだよ」



よくない!!マックイーンはそう叫ぶが彼は全てを受け入れていた




トレーナー「彼女とマックイーンの活躍を心から応援してるよ」




そこで電話は切られた。かけ直しても彼が二度と出ることは無いとマックイーンは知っている



メジロマックイーン「絶対に……許さない……」




限りなく殺意に近い敵意が彼女に向けられる




下1〜3
学園内やレースのイベント
234 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/10/27(木) 22:08:39.23 ID:L8ELxnzR0
モブ、スタミナトレーニングをマックイーンは中距離ではなく奴が得意な長距離で負かしてやる為に体力を付ける。
すると、近くにいたハルウララに「あっ、○○ちゃんだ〜!」と抱きつかれる「○○ちゃん柔らかい!マシュマロみたい!」と一緒にいたキングヘイローに「た、確かにキング級よね…」と息を呑まれる
235 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/10/27(木) 22:19:30.85 ID:akHR4RkI0
主人公、ハルウララに長距離なら得意な子が友達にいるよ〜!とライスシャワーを紹介される
236 : ◆nbKwtMnFWU [sage]:2022/10/27(木) 22:32:39.64 ID:5TyRg4tKO


>>235+その上で長距離レースで重要な息の入れ方やペース配分を掴んでいく。結果「クールダウン」取得
237 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/10/27(木) 22:34:20.57 ID:yxFlK4zt0
>>235+マックイーンと仲良いライス、トレーナーが良い人なのも知ってたし何より世間から『悪役』扱いされてる彼にちょっとした親近感もあったウララの頼みでも主人公にトレーニングを教えるのは少し躊躇っちゃう
238 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2022/10/27(木) 23:38:04.68 ID:KX/wQENp0
G1を目指しつつ奴に勝つトレーニングが必要。スタミナトレーニングを重点的に行うことになった



中距離ではなく奴が得意な長距離で負かしてやる。私の気持ちを伝えると、普段のトレーニングに加え追加のを考えてくれた



ハルウララ「あっ、○○ちゃんだ〜!」



トレーニング中にいきなり抱きつかれた。誰かと確認するとハルウララが気持ち良さそうにしている




ハルウララ「○○ちゃん柔らかい!マシュマロみたい!」




私を抱き枕のように抱き締めてくる。マシュマロと言われるのはどうなのか?そう考えていると一緒にいたキングヘイローがじっとこちらを見ていることに気付く



キングヘイロー「た、確かにキング級よね…」



彼女が見ているのは胸のことだろう。試しに上下させてみると彼女の息を呑むのがわかった
239 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2022/10/28(金) 00:02:56.55 ID:x862Cqdc0
よほど抱き心地がよかったのかまた抱き着かせて欲しいとハルウララは言ってきた。そのお礼に長距離が得意な子を紹介するからと言われ私はその条件を呑んだ




ライスシャワー「えっと……ううう」




ハルウララに紹介されて来たはずのライスシャワーはおどおどしていて話にならない。後輩である私にビビるはずは無いと思うのだが




ライスシャワー「どうしよう……」



そう言われてもこちらからはどうしようも無い。とにかく話を聞いてみるしかない



ライスシャワー「ごめんなさい……」



コイツはあの女と知り合いでトレーナーのことを知っていると言う。彼が世間から悪役扱いされてる姿に親近感を覚えていたとまで言いやがった



「お前も敵か」



敵ではないが味方をすることもできない。コイツは弱気に見えるが強い芯を感じる。あの女よりは出来る奴だ




コイツはあの女なんかよりも強い。喧嘩になっても勝てる気がしない



敵を増やすことは得策ではないのでコイツとはここまでの付き合いだ。コツは聞けなかったがその分努力で補えば良い



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