【FGO:SS】本当のクリスマスイベント2022 

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1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/12/06(火) 23:53:13.65 ID:vwf9RWrs0
*注意事項

復刻:栄光のサンタクロース・ロード ライト版、開催・・というより今年の新規クリスマスイベント中止記念

一部キャラ崩壊・キャラ違い、不遇化あり。

気まぐれ投稿(クリスマスまでには終わる予定)。

これらが嫌な方はブラウザバックしてください。


イベント:クリスマスSOS!〜4人のサンタと囚われのプレゼントたち〜

参加条件はメインストーリー第1部特異点Fクリア。

イベント内容:ボックスガチャ(ただし上限あり:その分素材はとても激レア多め)

配布霊衣(配布鯖の代わり):とある世界のサンタ服(霊衣対象:エレナ・ブラヴァツキー、鈴鹿御前、フランケンシュタイン、マシュ・キリエライト)


2022年のFGOクリスマスイベントがない為、自分で作りました。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1670338393
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/12/07(水) 00:17:01.32 ID:gCAv1eid0
あらすじ
―――――――――――――
12月頃になり、クリスマスシーズンの時がそろそろ近づいてきたこの季節。カルデアもまた、クリスマスに備えて準備を進めていた。

しかし今年のクリスマスは何か様子がおかしかった。いつもは現れるはずのサンタサーヴァントが一向に現れないのだ。

その異変に気づいたマスターたちが歴代のサンタたちに話を聞きに行くと、なんとそのサンタサーヴァントが怠惰に蝕まれていた!


原因はここ最近に出現した微少特異点にあり、何者かが用意していた今年のクリスマスプレゼントと共にサンタのやる気パワーも奪っていったというのだ!

この今年のクリスマス最大の危機に直面したカルデアの前にある一通の手紙が届き、そこにある設計図を元に霊衣が作られ、

その霊衣を装着したエレナ・ブラヴァツキー、鈴鹿御前、フランケンシュタイン・・そしてマシュ・キリエライトという、4人疑似サンタが誕生した!

この4人の疑似サンタとマスターと共に奪われたサンタのやる気とプレゼントを取り返すために、微少特異点へと向かって行く。


はたして臨時にサンタとなった4人の新米サンタとマスターは、今年のクリスマスを取り戻す事ができるのか?
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/12/07(水) 15:22:57.94 ID:f8V9PRO90
手の込んだ立て逃げだなぁ
釣りの手口もここまで進化してるのか
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/12/07(水) 17:17:42.16 ID:8BTNVWtX0
>>3
作者の仕事の都合で書くのが遅いのがわからないの?

ゆっくり書く時間ぐらいあげようよ。
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/12/07(水) 22:55:46.26 ID:f8V9PRO90
>>3
妄想と現実の区別ができないタイプなの?

>>1の予防線に仕事の都合で書くのが遅いなんて一言も書いてないのにね
そういや>>1-3に長文の前置き書き込む連中は結構遅筆と連呼してる、大体エタるけど
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/12/07(水) 23:56:48.96 ID:gCAv1eid0
>>1追記:作者の仕事の都合で書くのが遅くなる事があります。他、スレに対する批判と妨害は禁止しています。

スレの話を楽しめない方は即座のブラウザバックをおすすめします。

――――――――――――――――――――
プロローグ:サンタがカルデアにやってこない・・・
―――――――――――――――――――――――
次元境界穿孔艦ストーム・ボーダー:マイルーム


パッパラパァーー!!(マイルームのクリスマス仕様の飾り付けが完了する)

【よし出来た!】


タッタッタッ・・・ウィーン、ガチャン。(マイルームのドアが開く)

マシュ「先輩、飾り付けの方は順調ですね。私の部屋の方も飾り付けが終わったところです。」

【そうだね。】
【今年もいよいよ来るね・・・】←

マシュ「はい。ハロウィンも終わり、モルガンさんが開催された妖精騎士杯も終わり、日にちは12月中頃になってきましたし、そろそろクリスマスの季節が始まる時期になりましたね。」

マシュ「クリスマスと言えば、飾り付け・・美味しい料理・・子供たちに渡すクリスマスプレゼント・・・。そして何より欠かせないと言うのが・・・」

【プレゼントを渡すサンタクロースだね!】←

マシュ「はい、サンタパワーという謎のリソースで霊基が変わるサーヴァントの存在・・その変化した霊基を持ってプレゼントを配るサーヴァント。」

マシュ「初代アルトリア・オルタから始まり・・・サンタリリィ、アルテラさん、ケツァル・コアトルさん、ナイチンゲールさん、カルナさん、マルタさんと・・」

マシュ「サンタパワーは何代何代とクリスマスの年になる度に次のサンタ候補へと受け継がれており、いまやカルデアのクリスマスの風物詩にもなっております。」

マシュ「ですので、今年巡のクリスマスはどんなサーヴァントがサンタの霊基を持って、カルデアに現れるのでしょうか?」

【楽しみだね!】
【いったいどんなサンタが現れるのだろうね?】←


ウィーン、ガチャン。(自動ドアから誰か2人がやって来る)


エレナ「あら?こっちはもうクリスマスの準備を済ませたのね。マハトマ仕事が早いわね、マスター!」

鈴鹿御前「うんうん!マスターの部屋も良い感じでクリスマスの準備が出来てるし、あとは去年巡のサンタの役割を引き継いだサーヴァントが現れるだけだね!」

【エレナちゃん、鈴鹿御前ちゃん!】
【役割を引き継いだサーヴァントが現れるだけって・・?】←

マシュ「???。エレナさん、サンタ霊基を引き継いだサーヴァントが現れるのを待つだけって・・それはどういう事なのですか?」

エレナ「ええ・・・実はね、いつもはこのクリスマスの時期が近づくと、いつの間にかカルデア内に新しいサンタのリソースが入ったサーヴァントが現れる事は知っているよね?」

エレナ「歴代のサンタたちの特徴や個性によっては、マハトマとても目立つモノだから、ひと目でも見れば、もうクリスマスの時期が近いんだなぁ〜っと実感が湧くのだけど・・・」

エレナ「今年はどうもいつまで立っても、その新しいサンタのリソースや霊基らしき人物が一向に現れないと言うか・・感じないと言うか・・・・」困り顔

鈴鹿御前「そうそう!廊下や他のマイルームを探し歩いても、他のサーヴァント達に聞いて見ても、そのサンタの役割を引き継いだサーヴァントを見かけていないと揃って言うモノだし・・」

鈴鹿御前「子供たちがよくクリスマスの時期に歌う『あわてんぼうのサンタクロース』はよく聞くけど、いつまで立っても姿を現さない『おくれんぼうのサンタクロース』は聞いたことがないと言うかねぇ〜・・」

鈴鹿御前「とにかく私も、なかなか姿を現さない今年のサンタクロースのサーヴァントの事でとても待ちぼうけを食らっているって事!」


【ああそうなんだ・・・】
【(おくれんぼうのサンタクロースって・・・・)】←
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/12/08(木) 20:26:18.73 ID:7BDiJB0G0
野次や煽りが怖いならおーぷん行けばいいと思うよ
http://engawa.open2ch.net/mitemite/index.html
気に入らないレスは【!aku】ってコマンドで以後書き込み禁止に出来るしね
ただ笛でもなろうでも鈍亀更新は相応の文才がないと反応皆無だから気を付けて
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2022/12/08(木) 20:57:18.92 ID:+jWb5ZIw0
ではssはスピードが命だと言いたいの?
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/12/08(木) 21:40:19.42 ID:+jWb5ZIw0
マシュ「確かにこれについては私も気になります。今までのサンタについても、先輩は今年のサンタとなるサーヴァントの存在や継承を間近で見て来ていますからね。」

マシュ「本来ならば、サンタの霊基を継承するサーヴァントが決まった際は、トナカイ役を務める先輩にすぐに報告しに来ている頃なのですが・・・」

【ちょっ・・・わたしトナカイ役なの?】
【確かにそうだね・・。】←

エレナ「確かにそうね。サンタさんがいつまで立っても来ないとプレゼント配りも出来ないし、子供たちをこのまま待たせるのは良くないわね。」

鈴鹿御前「そうそう!このまま待ちぼうけしても、私のしゃくに触れる事だし!マスターも一緒にサンタ探しに付き合ってくれないかな?」

鈴鹿御前「せっかくマスターと会ったことだし、皆で探した方が早く見つかるかもしれないからね?」

【そうだね。】←
【(でもいったいどこにいるのやら・・・)】

マシュ「それでしたら、去年巡のクリスマスを担当したサンタマルタさんに聞いてみた方が宜しいかと思われますね。」

マシュ「もしかしたら次のサンタを決めるのに候補とするサーヴァントが見つかっていないか、決めるのに迷っている可能性もあるかもしれません。」

マシュ「それに他の歴代のサンタたちにも声をかけて、今年のサンタクロースのサーヴァントの事で相談した方が良いかと・・・」


ドンドンドンドンドンッ!ウィーン、ガチャン。(自動ドアからまた2人やって来る)


フランケンシュタイン「ウゥ〜、ウゥゥ〜〜〜!!」慌てている

マシュ「!。フランちゃん、それにハベトロットさん!いったいどうかされたのですか?」

ハベトロット「あ〜マシュ!それにマスター!悪いけどすぐにダ・ヴィンチの元へみんな集合してくれないか。」

ハベトロット「場合によっては、今年のクリスマスが中止になってしまう可能性があるかもしれない事態なんだよ!」


周りのみんな「!!?」

【な、なんですって!?】

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ストーム・ボーダー:医務室


タタタタタァァーー!ウィーン、ガチャンッ!(医務室に入る藤丸たち)

【ダ・ヴィンチちゃん!】
【クリスマスが中止になるっていったい・・】←

ダ・ヴィンチちゃん「あぁマスターか。それについてはまず彼らの様子を見て欲しいんだ・・。」

【見て欲しいって・・・・!?】←


ドヨォォ〜〜ン・・・・(力なくベットに横たわっている歴代のサンタサーヴァントたち)

サンタオルタ「ウゥゥ・・・・・」ドヨ〜ン・・・(横たわっている)

ジャンヌ・オルタ・サンタ・リリィ「う〜ん・・・・」ドヨ〜ン・・・(横たわっている)

アルテラ・ザ・サン(タ)、サンタカルナ「・・・・・・・・・」ドヨ〜ン・・・(横たわっている)

サンタマルタ「うぅ〜ん・・・・」ドヨ〜ン・・・(横たわっている)


【どうしたのみんな!?】
【いったい誰がこんな事を・・・】←
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/12/08(木) 23:26:08.43 ID:+jWb5ZIw0
サンタオルタ「ツゥ・・あぁマスターか・・・。悪いが今は私に話しかけないでくれ・・・・・話す事さえもめんどくさいんだ・・」

サンタマルタ「あぁマスターさんですか・・・ごめんなさい・・・今は私・・・このベットから出ることがとっても辛くて・・とてもお料理を作る気がしないというか・・」

ナイチンゲール・サンタ「ええ・・・・。この身体から湧き出るこの倦怠感・・・まるで某ウイルスに感染したかのようで身体が辛いと言いますが・・・」

ナイチンゲール・サンタ「というよりも・・考える事さえも辛く・・今の私に話しかけないで欲しいと言いますか・・・・」

サンタカルナ「ああ・・・本当なら、どうにかしても君たちにクリスマスプレゼントをあげたいところなのだが・・どうもそれをやる気が無くて出来ないのだ・・」

アルテラ・ザ・サン(タ)「うむ・・・このサンタ長老でもある私でさえも・・このように寝たきりになって、何もかもが憂鬱に感じるようになってしまってのぉ・・・」

【やる気がないって・・・。】


アスクレピオス「今朝、私が廊下を歩いていた頃・・・サンタオルタが廊下で倒れている所から発見し、それから他のサンタが倒れているという事態を聞き、彼らを病室に運んであげたのです。」

アスクレピオス「調べたところ・・彼らに主な外傷は見られず、身体の隅々まで調べあげても何も異常がなく・・ただ彼らはやること全てが鬱々しく感じていると言っており、」

アスクレピオス「1人のサンタを除き、このようにただ動くことさえも、怠惰の如く言い張って動くこともできず、このベットから一歩も動こうとしないのです。」

【それって・・一歩たりとも動きたくないって事・・?】
【1人のサンタを除いてって?】←

アスクレピオス「ああその事か。それについては彼女を見た方が良いぞ。」ある方に指をさす


ケツァル・コアトル・サンバ・サンタ「――――――――――」ビラビラァァ〜〜・・・(干からびている)


マシュたち「!?」ビクッ!

【干からびているし!】


マシュ「ダ・ヴィンチちゃん。いったい皆さま方はどうしてこんな寝たきりの怠惰に包まれたお姿になったのでしょうか?それに今年のクリスマスを中止するとどういう関係で?」

ダ・ヴィンチちゃん「ああ。アスクレピオスの言っている通り、そこにいるサンタたちは、原因不明の怠惰に精神を蝕まれているみたいで・・」

ダ・ヴィンチちゃん「今の彼女たちはやること全てが鬱々しく感じ、全員揃って・・“クリスマスなんかやってられるか!”ってな感じでそこのベットに引きこもっている状態なんだよ・・。」

ダ・ヴィンチちゃん「それもあってか、一年前巡のクリスマスを担当していたサンタマルタは、今年のサンタクロースを決める事さえもボイコットしちゃってて・・・」

ダ・ヴィンチちゃん「こちらの方も来たる南米異聞帯の攻略に向けて忙しい思いもあって、今年はクリスマスをやらなくても良いんじゃないかって思っていたりしてねぇ・・。」


鈴鹿御前「ハァッ!?それって意味わかんないし!サンタの霊基を持ったサーヴァントがサンタをやりたくないって自体、意味わかんないんですけど!」

エレナ「ええ。クリスマスの象徴たるサンタクロースがクリスマスをボイコットなんて・・・そんなのクリスマスを楽しみにしている子供たちの夢を、権力者の大人がぶち壊す事と一緒だわ!」

エレナ「“クリスマスをやりたくない”という理由で中止にするなんて、そんなこと・・・このエレナ・ブラヴァツキーがマハトマ許せないわよ!!」

フランケンシュタイン「ウンウン!!」首を縦に振る

【確かにそうだよね。】
【いくらダ・ヴィンチちゃんでもこれはないと思うよ。】←

ダ・ヴィンチちゃん「・・・・確かにそうだね・・悪かった・・。私が言ったことは取り消すとして・・何故このような事態に対して君たちを呼んだのかを知りたいんだよね?」

ダ・ヴィンチちゃん「なぜサンタクロースの霊基を持った彼女たちが怠惰に耽ってしまったのか、なぜ彼女たちは揃ってクリスマスをやりたくないと言いだしたのか・・?」

ダ・ヴィンチちゃん「その原因があるとすれば、今までのクリスマスを経験している藤丸ちゃんならわかるはずだよね?」

【ええそうだね!】
【特異点が関係しているんだよね?】←

ダ・ヴィンチちゃん「その通りさ。まずこれを見てくれないか?」


カタカタカタカタ・・・グワンッ!(モニターから映像が映る)
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/12/08(木) 23:58:56.93 ID:7BDiJB0G0
老婆心で言うと>>1に必要なのは速さよりスルースキル
社会人ならわかると思うけど嫌な上司や同僚のパワハラに無能な部下の尻拭いやクレーマーの応対とかで逐一喧嘩腰にマウントとってたらストレスで胃に穴あいちゃう
そんな>>1には書き込み拒否可能なおーぷんが向いてると思うんだ
念のため立てる際に!orzも仕込めばもう安心
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/12/09(金) 22:50:08.68 ID:UeuoMr0E0
ダ・ヴィンチちゃん「発生した微少特異点の位置はここ。日本の首都である東京にある目黒区の区内全体が微少特異点の舞台だ。」

ダ・ヴィンチちゃん「時期としては12月の中旬で気温や環境は平均的な冬の東京に近い。防寒装備を調えて、すぐに向かって欲しいのは山々なのだが―――」

ダ・ヴィンチちゃん「さっきも言ったように、サンタの彼女たちを怠惰に更けさせた原因とも言える魔力の痕跡がそこから出ていることが判明しているんだ。」

マシュ「!。ではその微少特異点の発生させた者がサンタオルタさんたちを怠惰者にしたと?」

ダ・ヴィンチちゃん「その可能性が高い。彼女たちの蝕んだ魔力と同じものが、この微少特異点でも観測されているからね。」

ダ・ヴィンチちゃん「しかもその特異点にはね・・・今年のサンタが配るはずだったクリスマスプレゼントが何者かに持ち去られた痕跡も見つかっているてねぇ。」

マシュ「!?。そんな、皆さま方が楽しみにしているクリスマスプレゼントさえも持ち去られているって・・・」

【まさかそれって・・・】
【持ち去った犯人もまた、同一人物である可能性があるって事?】←

ダ・ヴィンチちゃん「ああ。サンタの彼女たちが怠惰者になった時期と一致している事から、それについては確信が持てたと言っても良いわね。」

ダ・ヴィンチちゃん「ただその事への問題として、時同じくしてストーム・ボーダーにいたサーヴァントたちの多くが向かってしまっているんだ。」

ダ・ヴィンチちゃん「どこで情報が漏れたのかは知らないけど、目的は我先に持ってかれたプレゼントの回収する事だと思っている。」

ダ・ヴィンチちゃん「カルデアでのクリスマス中止の可能性もあってか、みんな血の眼で微少特異点に向かって行った事はその者たちが通りかかったときに目に見ている。」

ダ・ヴィンチちゃん「加えて多くのはぐれサーヴァントの存在もその微少特異点で確認されていて、放っておくと多くの被害が出る可能性が高い。」

ダ・ヴィンチちゃん「とにかく、カルデアに残っているサーヴァントだけでも連れて、微少特異点に向かって欲しいのだけど・・・」


タッタッタッタッ、ウィーン、ガチャンッ!(医務室に誰かが1人やって来る)


ネモ「そこにいたのか藤丸(マスター)。今回の微少特異点の案件で忙しいところだが、君宛の速達の手紙が届いている。」

ネモ「手紙の送り主は―――レディ・アヴァロンというマーリンの妹と名乗っている者からだ。」

マシュ、ダ・ヴィンチちゃん「!?」

フォウ「フォ、フォウッ!?」驚いている

【!?】
【レディ・アヴァロンって・・・・】←


ガシッ、ビリビリビリィ〜!(封筒を破き、中身を取り出す藤丸立香)

鈴鹿御前「レディ・アヴァロン・・・・たしか今年巡の夏頃に突然と現れたプリテンダーのクラスの英霊だよね?」

マシュ「はい。北極での微少特異点の攻略の際に先輩たちに協力してくれたサーヴァントです。その方から速達で手紙が来ているとは・・」

エレナ「マスター、その手紙にはなんて書かれているのかしら?」

【ちょっと待って。】
【今から読むから】←


ビラッ、フムフムフム・・・(手紙を読んでいく藤丸立香)
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/12/10(土) 03:32:05.88 ID:HiBBId6AO

   ̄ヽ、   _ノ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
     `'ー '´
      ○
       O
    ,x≪ミx
  ,xッ、}彡'''"´ ̄ ̄`丶、
  ゞ''゙´             \
 〃                   ヽ
/ミ{   -‐-ミ,_‐- -‐ _,彡‐  ',
ミミシ   ,..、   `ニニ´   ,.-、 i!
ミミ. =彡'゙⌒_,_,ノ ヽ,,ィシ^ヾミ |}
ミミ    , ‐… 、 、  ,. , …‐、 リ
ゞミ.   {  O } }}  {{ { O } .lヽ       と思う江戸天皇であった
′    `'ー一'゙ノ.::i i ヾ'ー一゙ .| :}
:{.(           .:::j l 、      | ,′
:.じ    r  _  r:、 r:ッ _.-、 j/
>ri  ゞ=ぐ         シ_ッ/
  |ハ.    ヾー=ニニ=ァ゙  /
. r:| ヽ    、ヾミェェェァ゙   /j、
/:fj:  \   `'ー 一'゙  ,:' ハ.\_
: :|ハ   ::..ヽ、     ,/.:: / j: : :ヾヽ
:..:Vハ  :::.  `¨¨¨´ .:: / |: : : :|::
: : .Vハ   :::.       .:::  /  |: : :..:|::

  江戸天皇[The Edo Emperor]
    (1603〜1867 日本)
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/12/10(土) 08:09:13.86 ID:Kv1FUp5K0
――――――――――――――――――――――――――――――――
レディ・アヴァロン(マーリン〔プロトタイプ〕)からの手紙の内容


レディ・アヴァロン(手紙)『拝啓、藤丸立香ちゃんへ。そちらでは今でも元気にしているかな?みんな大好きマーリンの妹のレディ・アヴァロンだよ!』

レディ・アヴァロン『今の時期的にクリスマスシーズン真っ只中なのは知っているけど・・・いまカルデアで今年のクリスマスの開催が大ピンチだと、こちらでも察知していてね。』

レディ・アヴァロン『私もそっちに行きたいのは山々だけど、今、こちら側のカル・・・・あっ、いやいや、最果ての塔での用事で忙しくて、今はそっちへ行けないんだ。』

レディ・アヴァロン『そこで私の代わりとして、君たちに私からのクリスマスアイテムをこの手紙に同封して送らせてもらった。』

レディ・アヴァロン『このクリスマスアイテムを使えば、今年のサンタクロースの代わりと成り得る存在へとなれるから、遠慮なくそのアイテムを着こなして見たまえ。』

レディ・アヴァロン『追伸、このクリスマスアイテムの使用には特定のサーヴァントの存在が必要としている。詳しいことは同封してある設計図に書かれているから、それを目に見ておくように。』

―――――――――――――――――――――――――――――――――
マシュ「レディ・アヴァロンさんからクリスマスアイテムが送られているのですか?そのアイテムとはいったい・・?」

ハベトロット「マスター。手紙にはそのクリスマスアイテムを着こなして見てって書いてあるんだろ?僕にもそれらとその設計図を見せてくれないか?」

ハベトロット「おそらくそのクリスマスアイテムは『霊衣』の可能性がある。霊衣でならば、僕とミス・クレーンで作れるかもしれない。それを僕にも見せてくれないかな?」

【わかった。】←
【(――もしかしてこれかな・・?】


コンコンコンッ・・・シュルッ・・(封筒からさらに4枚の服装の設計図が出てくる)

カシッ、ビラァァ〜・・(その服装の設計図を見ていくハベトロット)


エレナ「プリテンダーねぇ・・。・・・なんかどうもマハトマ怪しい感じがするんだよね?」

ダ・ヴィンチちゃん「プリテンダー・・・最近その存在が明るみとなった詐称者の意味を持つ英霊のクラスであり・・」

ダ・ヴィンチちゃん「カルデアに至って、それらに該当するのサーヴァントは今の所、オベロンやへファイスティオンなどがそうなんだよね。」

マシュ「はい。ですがレディ・アヴァロンさんは最後まで先輩方の味方としていてくれましたので、彼女は信用できる方だと私は思っています。」

【そうだよ!】
【レディ・アヴァロンは味方だよ】←

エレナ「そう・・マスターがそう言うのなら良いのだけど・・・。私が気になるのは、そのレディ・アヴァロンが送ってきたというクリスマスアイテムについてだよね・・?」

鈴鹿御前「うんうん!それでハベニャン、そのクリスマスアイテムを使用できる特定のサーヴァントっていったい誰なのかわかったの?」

ハベトロット「ああ待って・・今からその人物を読み上げるからちょっと待っててね・・。」


ハベトロット「えぇ〜っと対象する英霊は・・・・・エレナ・ブラヴァツキー、鈴鹿御前、フランケンシュタイン・・あっ、それにマシュもこのクリスマスアイテムの対象となっているぞ!」

マシュ「!?。エレナ・ブラヴァツキーさんに鈴鹿御前さん、フランちゃんに・・・・私ですか?」

ハベトロット「ああ!この設計図に書かれている事が間違いないのなら、この設計図に書かれている霊衣は君たちの為に送られた品物だと思うね。」

ダ・ヴィンチちゃん「ああ。どういう偶然だか知らないけど、ここにいるサーヴァント3人とマシュが対象であるならば、ちょうどイイね。」

ダ・ヴィンチちゃん「さっそくその霊衣の製作に取りかかってくれないか?こちらは微少特異点へのレイシフトの準備に取りかからせて貰うね。」

ハベトロット「ああ!霊衣の製作にはミス・クレーンにも協力して貰うつもりだからね。マシュ、エレナ・ブラヴァツキー、鈴鹿御前、フランちゃん。」

ハベトロット「悪いけど、霊衣を作る際に君たちの身体の寸法を測らなきゃならないからね。僕たちについてきて!」

マシュ、鈴鹿御前、エレナ、フランちゃん「―――――――」コクッ・・(頷く)


タッタッタッタッ、ウィーン、ガチャンッ!(医務室から出るマシュたち5人)
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/12/10(土) 09:18:31.62 ID:Kv1FUp5K0
ストーム・ボーダー:デッキ


【遅いなぁ〜マシュたち・・・】

ゴルドルフ「まぁそう焦る気持ちもわからない訳がない。なにせ、今年のカルデアでのクリスマス史上最大の危機に見舞われているからな。」

ゴルドルフ「何者かが歴代のサンタ役のサーヴァントをナマケモノに変えて、我々が貰うはずのクリスマスプレゼントを盗んだ挙げ句に、このような微少特異点を作ったからなぁ。」

ゴルドルフ「いったいどこのクリスマス嫌いの奴がこのような事件を起こし、いったい何のために微少特異点を作ったのか・・・」


タッタッタッタッ・・・(デッキに4人の誰かが入ってくる)

マシュ「先輩、大変長らくお待たせしました。マシュ・キリエライト、今年のサンタクロースの代理として着替えてきました。」

―――――――――――――――――――――――――――

キラーン☆(マシュのサンタ霊衣のお披露目)
https://www.pixiv.net/artworks/86540108

【!】
【とても似合っているよ、マシュ!】←

マシュ「本当ですか!ありがとうございます!」ニッコリ!


キラーン☆(エレナのサンタ霊衣のお披露目)
https://scontent-nrt1-1.xx.fbcdn.net/v/t1.6435-9/80229042_141735910584260_6454364543328976896_n.jpg?stp=cp0_dst-jpg_e15_p320x320_q65&_nc_cat=102&ccb=1-7&_nc_sid=8024bb&_nc_ohc=Buw1P78akggAX9e3BUS&_nc_ht=scontent-nrt1-1.xx&oh=00_AfB5K2jvrA3IbeLC3C_etQrJbjsURUd_vnLjOvvMjf09wg&oe=63BB4E9C

エレナ・ブラヴァツキー〔クリスマス〕「メリークリスマス!シャスリーワヴァ・ラジェストワ!来たわよ、来たわ!」

エレナ〔クリスマス〕「マハトマチェンジで、スネグーラチカの衣装に変身よ!」

【おお〜これはこれは!】
【ってか、サンタじゃないの?】←

エレナ「ま、まぁそうだけど・・ハベトロットが言うにはこれもまた、サンタ衣装の霊衣だって言うからねぇ〜・・」


キラーン☆(フランケンシュタインのサンタ霊衣のお披露目)
https://www.pixiv.net/artworks/94414695

フランケンシュタイン〔クリスマス〕「さーんーたーだーぞー!マスター、ふらんのこのすがた、にあう?」

【フランちゃん!】
【ってフランちゃん、普通に喋れるようになれたの!?】←

サンタフラン「そうだよ。このれいいにきがえたら、なんかばーさーかーのちからがうすまっちゃって、きがついたらこのようにしゃべれるようになった。」

サンタフラン「でもふらんはきにいていないから。だーいーじょーぶー!」

【そ、そうなんだ。】
【まぁそれなら良いんだけど・・。】←

キラーン♡(鈴鹿御前のサンタ霊衣のお披露目)
https://msp.c.yimg.jp/images/v2/FUTi93tXq405grZVGgDqG3UO_Twn5kXgo_to--6PCQbm8F5bsi4CCHBL2sKzr2Hg5tbnOYmAWpGvbZtphteBV19WEn0mV4mCgDCV_RNAPROw7mNQYwx4bcqxfxi7HC6-RpXI8zagw7M7s6pqkyURoDt7fF0OlDr_Y9N7cR2datgfdSMCX-8IT7GL12oup43JAKQAuNouzSeFoafRaa6u6NYxhFRTwRF9ZGcoJtLD1XkRh9M4dWRkv_vYGZ53k-cH/1606635083-e1606635228868.jpg?errorImage=false

鈴鹿御前〔サンタ〕「マスター!メリクリ―!どうどう?私のサンタコスチューム、似合っているよね?」

【うわぁ、鈴鹿!?】
【どうしたのその日焼けの姿は!?】←

鈴鹿御前〔サンタ〕「あ、あぁこれ?ハベトロットが作ってくれたサンタ霊衣に着替えたら、いつの間にか私の肌が日焼けしたようになっちゃって・・」

鈴鹿御前〔サンタ〕「なんかこの姿、黒ギャルでエロかわでなんか良い感じで、今の私にマッチしてるって感じで良いんだよね〜!」

鈴鹿御前〔サンタ〕「そういう訳でマスター。わたしと一緒に恋を届けに行こっ♡」

【うん、そうだね。】
【(なんかいつもの鈴鹿御前だし、まぁいっか。)】←


ピカァァーン!(4人のサンタ霊衣組が出揃う)
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/12/10(土) 10:47:15.67 ID:Kv1FUp5K0
ハベトロット「うんうん!みんなのそのサンタ衣装の霊衣、とっても似合っているし、見事にサンタクロースの役割を果たしているって感じだね?」

ダ・ヴィンチちゃん「ああ。君たち4人がいま着ているその霊衣から、少しだがサンタサーヴァントの霊基をこちらも感じている。とても珍しい事象としっても良いよね。」

ミス・クレーン「はい・・この霊衣を製作した当初は、霊衣から何も力を感じはしなかったのですが・・彼女たちがその霊衣を着た途端にサンタパワーらしき力が発揮されるとは・・」

ミス・クレーン「おそらくこの霊衣は、対象となるサーヴァントが着る事で初めて力を発揮するタイプの霊衣なのでしょう。以前、アイドル微少特異点で私が製作したというアイドル霊衣のように・・」

ダ・ヴィンチちゃん「ああ。この霊衣の着用による4人の霊基の変質から、君たち4人は『疑似サンタクロース・サーヴァント』として君臨したと言ってもいいわね?」

【疑似サンタサーヴァントかぁ・・・。】
【(疑似サーヴァントのようなモノなのかな?)】←

鈴鹿御前〔サンタ〕「でもそれでも私たちがサンタの霊基を纏っているってなると、つまり私たちが今年のクリスマスを担当するサンタって事になるのかな?」

エレナ〔クリスマス〕「ええ、きっとそうかもしれないね。これにはあとでこの霊衣を送ってくれたレディ・アヴァロンには感謝しないといけないわね?」

ダ・ヴィンチちゃん「まぁそうだね。ともあれ疑似サンタとはいえ、新たなサンタが現れた以上、役者は全て揃ったって事になるよね。」


ダ・ヴィンチちゃん「さっそく君たちを問題となっている微少特異点へのレイシフトに取りかかるよ。他に質問はあるかな?」

ハベトロット「あるよ。なんたってマシュたちに着せたそのサンタ霊衣は僕とミス・クレーンの手で作ったクリスマス限定仕様の霊衣だからね。」

ハベトロット「霊衣の性能調査と現地でのサポートとして、僕とクレーンの2人が君たち5人と同行させて貰うよ。」

ハベトロット「クレーンだって、いつまでもアトリエに籠もってないで、たまには外でマスターたちのサポートに全力を出してみるのも悪くはない話だよね?」

ミス・クレーン「えっ、えぇそうですね・・。マスターのサーヴァントとして呼ばれた以上、たまにはこういう形でマスター殿をサポートするのもありかと思いますねぇ・・。」

マシュ「はい!ハベトロットさんだけでなくクレーンさんも一緒に同行してくれるとは、とても良いことだと思います。」

エレナ〔クリスマス〕「そうね。万が一、霊衣が破けることがあったとしても、2人がいてくれたらすぐに治して貰えるからね!」

サンタフラン「うんうん!!」頷く

【頼りにしてるよ、クレーン。】

ミス・クレーン「―――!。(あぁ〜自分とハベトロットと一緒に作った霊衣を着た4人が何かと輝いて見えるんですけど〜〜!)」

ミス・クレーン「(特に鈴鹿御前とエレナさんのあの霊衣から感じるエモさとあのふわふわ感がとても・・あぁ〜〜あの霊衣を作った私が恐ろしすぎるわぁ〜〜!!)」興奮顔


周りにいる人たち「・・・・・・・・・」タラァ〜・・(ミス・クレーンの様子にドン引きしている)

ダ・ヴィンチちゃん「とにかく君たちの存在証明は私が担当するから、どうか安心して微少特異点へと向かって欲しい。」

【必ずカルデアのクリスマスを取り返しに帰ってくるよ!】

ダ・ヴィンチちゃん「ああ!特別司令:クリスマス・オーダーの開始を宣言する!これは、私たちカルデアのクリスマスを取り戻す戦いであるからね。」


マシュたち「―――――――――――!!」頷く

フォウ「フォウフォーウ!」

――――――――――――――――――――――――――――――――――

キィィン、ギュゥゥゥゥーーーーーンンン!!(微少特異点へとレイシフトする)
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/12/10(土) 21:41:19.96 ID:Kv1FUp5K0
第1節:2人のスネグーラチカは雪と踊る
―――――――――――――――――――――
微少特異点・・目黒区:緑が丘地区



ガサッガサッガサッ・・・・(雪道を歩く藤丸立香たち)


エレナ〔クリスマス〕「見渡す限り、雪道があること以外は普通の街中なのは確かなようね?」

マシュ「はい。日本の東京はあまり雪が降らないとデータにはありますが、微少特異点の影響か、このような雪景色が広がっているのは間違いないですね?」

マシュ「それに雪道の凍結もありますから、くれぐれも足下に気をつけて歩いた方が宜しいですね。」

【そうだね。】
【滑って転んだら怪我しちゃうからね?】←


エレナ〔クリスマス〕「――それで、カルデアとの通信はどうなのかしら?この微少特異点に来た時から返事がないのだけど・・」


ガガァァ〜〜ピィィィ〜〜・・・(ノイズ音が響く)

マシュ「通信不能・・・しかしレーダーやマップ機能とかの他の機能は正常に動いている事は間違いですね。」

マシュ「おそらくこの微少特異点の性質なのか、或いは何者かがカルデアとの通信を妨害していると確信が持てますね。」

【まぁいつものことだとは思うが・・・】
【最近多いよね。カルデアとの通信が簡単にできないことは・・・】←

エレナ〔クリスマス〕「まぁ仕方がないことなのは確かだね。なんたって黒幕はカルデアにいる歴代のサンタたちをすべて怠け者にしちゃうぐらいだし・・・」

エレナ〔クリスマス〕「それに黒幕がこの微少特異点のどこにいるのかもわからない以上、地道に探す以外に道はなさそうなのか確かね。」


ピピピィ〜!(レーダーに反応が起こる)


マシュ「マスター、そこを奥へ行ったところにサーヴァントの反応があります。戦闘はしていないようなので、まずは話を聞いたみてはいかがでしょうか。」

【了解!】

ミス・クレーン「――待ってください。その前に私から言いたいことがありまして・・・・」


ワイバーンの群れ「ギャァース!ギャァース!」バサバサバサッ!(空から飛んでくる)

人型の怪物たち「アベ〜〜アベ〜〜スガ〜〜スガ〜〜!!」奇声をあげてやって来る


ミス・クレーン「話の途中ですがワイバーンです!」キリッ!

【もう話は終わっているし・・・】
【それが言いたかっただけでしょうが!】←

ミス・クレーン「ヌヌヌ・・・1回ぐらいはこのようなセリフを言いたかったのですが、まさかの空振りでしたとは・・・」

ハベトロット「いやいやそこじゃないだそ!クレーンの言った通り、ワイバーンがこっちに来るぞ!」

鈴鹿御前〔サンタ〕「上等じゃない!ちょうど私、今着ているこのサンタ霊衣にどんな力があるのか、試してみたかったんだよねぇ〜?」

エレナ〔クリスマス〕「ええ。敵が襲いかかってくる以上、このサンタ霊衣の力がどんなモノか、準備運動な感じで戦いましょう!」

サンタフラン「うんうん!よいこにはぷれぜんとだし、わるいこにはいなずまだからね!」

マシュ「はい!マスター、指示をお願いします!」


【わかった!みんな、戦闘配備について!】

マシュたち「――――――!」ガシッ!(戦闘態勢に入る)
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/12/10(土) 23:52:45.91 ID:Kv1FUp5K0
バシバシッ、ジャキンジャキンッ、キラァァ〜ン!(敵に攻撃していくマシュたち)


サンタフラン「えいっ、やぁぁ〜!」キラキラァァ〜ン!

鈴鹿御前〔サンタ〕「やぁぁ〜〜!!」ジャキジャキンッ!

エレナ〔クリスマス〕「ハァァァッ!!」バシバシバシンッ!

マシュ「ハァァァッ!」バシバシッ、ジャキンッ!

ワイバーンたち「〜〜〜〜〜〜〜!!」シュゥゥ〜〜・・(消滅する)


マシュ「戦闘終了・・・敵勢力の消滅を確認。辺りに増援らしい存在もありませんね。」

【うん。どうにか倒せたね、みんな。】

ハベトロット「うんうん!戦いでのみんなの動きも良かったし、霊衣も問題なさそうだし。とりあえずはこれくらいかなって所かな?」

ミス・クレーン「ええ。皆さんが着ているサンタ霊衣の着用時による戦闘から見て、着用前の彼女たちのクラスやステータスに、特に変わった所はありませんでした。」

ミス・クレーン「まあ、サンタの霊基が付与される霊衣とはいえ、所詮は彼女たちをサンタの姿に変えられる霊衣ですので、その点に関しては問題ないと・・・」

サンタフラン、鈴鹿御前〔サンタ〕、エレナ〔クリスマス〕「・・・・・・・・・・」何かに疑問を抱いている

【どうしたのみんな?】


エレナ〔クリスマス〕「ええ。このいま着ているこの霊衣・・確かにマハトマチェンジでスネグーラチカの扮装で良さそうなんだけど・・」

エレナ〔クリスマス〕「なんかこの霊衣・・・初めて着たにしては扱いも振る舞いも使い慣れているようなそうでもないような感じがするんだよね・・。」

鈴鹿御前〔サンタ〕「うんそれそれ!私もエレナと同じ事を思ってたのよ。この霊衣を着ている私はいつものようにクラスはセイバーで変わりはないんだけど・・・」

鈴鹿御前〔サンタ〕「なぜだか知らないけど時折、なんかセイバーとしての戦い方がなんかこの霊衣を着ている私には違っているような感じがしていて・・」

鈴鹿御前〔サンタ〕「なんかこう・・セイバーじゃなくて、ランサーと同じような戦い方が合っているような気がするんだよねぇ・・。」

サンタフラン「うん。ふらんもこのサンタのれいいをきはじめてから、ふつうにしゃべれるようになったんだけど・・・ふらんにはこれがはじめてじゃないきがするんだよね・・。」

マシュ「そうですか・・わたしはこの霊衣に対して、エレナさんたちが感じた事は何1つもありませんでしたので・・・」

ハベトロット「うんうん・・・不思議なことがあるんだな。初めてサンタの役割を君たちが着ている霊衣でサンタとして任されたはずなのに、」

ハベトロット「まるでサンタの役割を一度経験しているかのように、サンタ・サーヴァントとしての戦い方や記録が混濁しているように感じている・・」

ハベトロット「おそらくこのような事を詳しく知っているとすれば、それらの霊衣を設計し、僕たちにそれを作れと依頼したレディ・アヴァロンが知っていそうだと思うんだよね・・。」

ハベトロット「彼女に言いたい事は山ほどあると思うが、今はこの微少特異点にいる黒幕を倒し、カルデアのクリスマスを僕たちの手で取り返すことが先決だと思うね。」

【うん、そうだね。】
【(秘密を知っているのはレディ・アヴァロンだけみたいだな。)】←

ハベトロット「まあそうだね。」


ヒュゥゥゥ〜〜ン!(辺りが猛吹雪に見舞われていく)

【なんか吹雪が吹いてきた・・・】←

ミス・クレーン「!。これはどうしたことでしょうか・・。確かカルデアのデータでは、日本の関東地方には都心の事もあって雪が積もることはなく、」

ミス・クレーン「このように吹雪が吹きあれて、東京・目黒区の地に雪が多く積もることは滅多にないのですが・・」


ピピピッ、ピピピィィィ〜〜〜!(レーダーに反応が起こる)

マシュ「!?。サーヴァントの反応がこちらに近づいてきます!」


ガサッガサッガサッ・・・・(吹雪の中から誰かがやって来る)
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/12/11(日) 09:39:16.56 ID:JS7+tGmB0
ガサッガサッ・・・・(藤丸立香の前に立つ誰か)


アナスタシア「あら・・そこにいるのはマスターじゃないですか?いったいどうなされたのですか?」

マシュ「アナスタシアさん!どうしてあなたがここに・・・・」

アナスタシア「どうしてって・・・わたしはこの先にあるプレゼントを独り占めにしようとしていたところを、今さっきヴィィが見つけたのですから・・」

アナスタシア「わたくしのプレゼント全部をあなた方に盗られぬよう、わたくしがあなた方を凍らせにわざわざ来たのです。」

マシュたち「!?」


エレナ〔クリスマス〕「ちょっと待ちなさい!いまあなた、クリスマスプレゼントを独り占めにすると言ってたわよね!いったいどうしてそんなことを言うのよ!」

アナスタシア「どうしてって・・・今年のクリスマスは無しだと聞き、不要となられたプレゼントがあちらこちらにあったので、せっかくなら貰ってしまおうと思いまして・・」

エレナ〔クリスマス〕「貰ってしまおうって・・・そんな理由でプレゼントを独り占めにして良いわけにはならないわ!」

エレナ〔クリスマス〕「それにクリスマスはまだ中止になるなんてまだ決まってないわ!私たちはクリスマスを開催させるために、誰かに盗まれたプレゼントを取り戻しに来たのだから!」

サンタフラン「そうだよ!それにくりすますぷれぜんとはみんなでわけあってくばるものだよ!ひとりじめはいーけないだーいけないだー!」

アナスタシア「・・・・・・・・・・」黙っている


アナスタシア「エレナ・ブラヴァツキーさん、少し気になっている事がありまして・・あなたのそのお姿、どうもスネグーラチカと同じようなお姿をしているようですが・・?」

エレナ〔クリスマス〕「ええ。これはサンタの霊基を身に付け、マハトマチェンジでスネグーラチカの扮装をしているのよ。それがどうかしたというの?」

アナスタシア「成る程・・それでしたら、あなたと戦う意味はあると言いたいのですね。」


ヒュゥゥゥ〜〜ン!(吹雪がアナスタシアを包み込み、そのまま水着姿となるアナスタシア)


水着アナスタシア「真のスネグーラチカはこのわたくしです!そしてわたくしはあなた方に私の大事なプレゼントを盗らせるワケにはいきません!」

水着アナスタシア「あなた方のような偽者サンタにクリスマスをさせるわけには行きませんので!!」


【あくまでもプレゼントを渡さないって事なのね・・・】
【でもなんで水着に着替える必要があるの?】←

ミス・クレーン「わかりません。なぜこんな寒い中で水着になって戦うのか・・・ってか、そうじゃなくて!」

ハベトロット「ああ。僕たちを凍らせてでもプレゼントを渡さないって事から、明らかに今のアナスタシアはなんか様子がおかしいのだわ!」

エレナ〔クリスマス〕「ええ、あなたがなぜスネグーラチカを名乗ろうとしているのは分からないけど、今はあなたと戦うしかないって事なのは確かね。」

エレナ〔クリスマス〕「あなたのようなプレゼントを独り占めしようとするスネグーラチカでは、子供たちがただ悲しむ顔をしかねない・・そんなのこの私が許さないわ!」

エレナ〔クリスマス〕「マスターは指示をお願い!今の彼女を止められるのは、このスネグーラチカの姿をしている私しかいないわ。」

【えぇそうだね!】
【本物のスネグーラチカの意地を見せてあげよう!】←

エレナ〔クリスマス〕「べ、別に私はスネグーラチカの本人と霊基が重なっているワケじゃないから!ただ彼女の恰好をしているだけで・・」赤面

鈴鹿御前〔サンタ〕「そんな事は後回し!仕掛けてくるわよ!」


ヒュゥゥゥ〜〜ン!(猛吹雪と共に多くのイースガルムと共に襲いかかってくる水着アナスタシア)
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/12/11(日) 20:37:46.02 ID:JS7+tGmB0
ミス・クレーン「ティッ!」バサッ、シュバババァァー―!!(羽攻撃と杖による突き攻撃)

ハベトロット「トリャァァ〜!」バババァァ〜ン!(毛糸玉攻撃)

イースガルム「―――――!?」バシュバシュンッ、シュゥゥ〜ン・・・


水着アナスタシア「ハァッ、投擲っ!!」ヒュンヒュンッ!(雪玉投げ)

エレナ〔クリスマス〕「ハッ、フンッ!」バシバシッ!(雪玉をチョップで叩き落とす)

ヴィィ「――――――!」バシャァァ〜!(水をかける)

エレナ〔クリスマス〕「キャァァッ!?」バシャァ〜ン!(水をかけられる)

水着アナスタシア「よし今よ!テェェェイ!!」ヒュンヒュンッヒュンッ!(3連雪玉投げ)

バスバスバスンッ!!(エレナ〔クリスマス〕に雪玉が直撃する)


【大丈夫!?】←
【冷たくないか!?】

エレナ〔クリスマス〕「ウゥゥゥ・・・こんな寒い中で水をぶっかけられるなんて・・・マハトマ冷たくて寒いわよ・・・」ブルブルブルゥゥ〜〜!(寒がっている)

エレナ〔クリスマス〕「アナスタシア!あなた、こんな寒い中で水着で着ていたら真っ先に風邪を引く事になるわよ!」

水着アナスタシア「平気です。私が生前住んでいたロシアではこのような寒さなど当たり前でしたので・・」

水着アナスタシア「――ではこれであなたを仕留めます。このスネグーラチカである私の宝具で!」キィィーン!

エレナ〔クリスマス〕「!?」ビクッ!

【来るわよ、エレナ!】


シャラシャラシャラァァ〜〜・・・(エレナ〔クリスマス〕の上にヴィィが降らすかき氷が振ってくる)

水着アナスタシア「夏は転じて冬となり、陽光は転じて雪となる。寒々しさこそ、我が宿命。花のように凍りなさい!」キィィーン!

水着アナスタシア「『雪夏、麗しきは霧氷の滴(スニエクレータ・スネグーラチカ)』!!」キィィーン!

キィィーン、ドバァァー―!!(かき氷が雪崩のように振ってくる)

エレナ〔クリスマス〕「!?。キャァァァ〜〜〜!?」ドバァァ〜〜!!(かき氷に埋もれてしまう!)

キィィーーン!ピカァ〜〜ン!(見事にブルーハワイのかき氷が完成する)


マシュ「!?。そんな・・・エレナさんが水着のアナスタシアさんに負けるなんて・・・」

水着アナスタシア「ウフフフ・・・スネグーラチカを名乗っていた割には呆気なかったわね?これでサンタを名乗る偽者は1人消えました。」

水着アナスタシア「残り3人とマスターを凍らせて抑えてしまえば、もう私を邪魔するモノはいないからね!アハハハハ〜〜!!」くるくるくる〜!(かき氷を持ってはしゃいでいる)

【・・・・・・・・】


ズゴゴゴゴォォ〜〜!!(突然と地鳴りが発生する)

水着アナスタシア「アハハハ・・・・!?。な、なにこの揺れはいったい・・!?」

マシュ「!。アナスタシアさんの真下からサーヴァントの反応が・・これってもしかして!」

【!?】


ズゴゴゴォォ〜〜、ドゴォォーーン!!ギュゥゥゥ〜〜ン!!(地面が割れ、地面からクリスマスツリーらしきモノが現れる)
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/12/11(日) 22:48:01.38 ID:JS7+tGmB0
ウィィ〜ン、ガシャン!(クリスマスツリー型のUFOの上からエレナ〔クリスマス〕が現れる)


エレナ〔クリスマス〕「メリークリスマス!私はまだここに健在よ!」

【エレナさん!】
【無事だったんだね!】←

水着アナスタシア「そんな・・・私の宝具をどうやってかわしたというの!?」

エレナ〔クリスマス〕「ええ。なんか私にもわからないのだけど、子供たちの笑顔を守りたい事とみんなとクリスマスをしたい事を考えてたら、いつの間にかにこのようになっていたのよ。」


エレナ〔クリスマス〕「アナスタシア。確かにあなたというように、今の私はサンタ霊基を含んだ霊衣を着ているだけの擬似的なサンタでしかない・・それについては認めるわ。」

エレナ〔クリスマス〕「この恰好もまた、ただスネグーラチカの恰好をしているだけで、スネグーラチカ本人と重なってもいないし、彼女のかわりにですらなっていない・・。」

エレナ〔クリスマス〕「でも、こんな擬似的なサンタの私でも、みんなが楽しみにしているクリスマスを守りたい気持ちは本物よ!そしてみんなとクリスマスを楽しみたいという気持ちさえも!」

エレナ〔クリスマス〕「だから私はあなたには絶対に負けたりしない!あなたがクリスマスプレゼントを独り占めにする悪い子だろうと、私はサンタ。」

エレナ〔クリスマス〕「良い子にも悪い子にも、みんなにプレゼントをあげるわよ!」

ウィィ〜〜〜ン!ビュゥゥーーン!!(エレナ〔クリスマス〕が乗るクリスマスツリー型のUFOが光の速さで飛んでいく)


【は、速い!?】
【これってもしかして!】←

マシュ「エレナさんの魔力が増大。これはまさしくエレナさんが宝具を発動するための魔力量の消費です!」

ミス・クレーン「なんですって!?あのサンタの霊衣にまさかこのような事が・・・・」


ビュンビュンビュンッ、ギュィィィーーン!!(水着アナスタシアに向けて突っ込んでくるエレナ〔クリスマス〕)

エレナ〔クリスマス〕「これが私のサンタとしての宝具・・・『聖夜に煌めく流れ星(ミチオール・スネグーラチカ)』!!」ギュゥゥ〜ン!


ドゴォォーーン、キララァァ〜ン☆(宝具が水着アナスタシアに直撃する)

水着アナスタシア「キャァァァ〜〜!?」ドゴォォ〜ン!(爆風に巻き込まれる)

残りのイースガルムたち「―――――――」ドゴォォ〜ン、シュゥゥ〜〜・・



ヒュゥゥ〜ン、スタッ!(華麗に着地するエレナ〔クリスマス〕)

鈴鹿御前〔サンタ〕「すっご〜い!エレナッち、あなた土壇場であのようなスゴイ宝具を出せちゃうなんてね!」

サンタフラン「すごいすごい!ツリーにのってそらをとぶサンタのエレナ、すごくかっこよかったよ!」

エレナ〔クリスマス〕「えへへ、ありがとう2人とも。私もなぜあのような宝具があったのかわからなかったけど、あの宝具があっただからこそ、あのピンチから脱出することが出来たからね。」

ハベトロット「うんうん!クリスマスと子供たちの笑顔を守りたいというその心がエレナにサンタとしての宝具の解放させたと言っても良いよね。」

ハベトロット「さすが、このような霊衣を設計したレディ・アヴァロンとそれらを製作する事が出来たボクとクレーンだね!」

ミス・クレーン「え、えぇ・・そうですね・・。(まさかあのサンタ衣装の霊衣に、宝具の質を変える効力があったとは・・・)」

【(確かに気になる所はあるけど・・・)】
【(でもこれでどうにはアナスタシアの暴走を止められたはず・・・】←
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/12/11(日) 23:58:38.60 ID:I7QLpep+0
前作ってこれ?
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1653056539/
文章の癖が似てる
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/12/12(月) 00:15:37.87 ID:pI3RJfVi0
――パリィィーン!バラバラァァ〜・・・・(何かアナスタシアにあったモノが砕け砕け散る)


水着アナスタシア「ハッ・・ハックシュン!!ウゥゥゥ〜〜ガッデムコールド・・・寒すぎるわぁ〜・・」ブルブルブルブル・・・(震えている)

水着アナスタシア「・・ってかこれ・・なぜ私はこのような寒い中で水着の姿でいるのかしら?」ブルブルブルブル・・・

マシュ「アナスタシアさん!いま、あなたは確かガッデムコールドって・・・・」

水着アナスタシア「・・・!。あら、マシュ・・それにマスター様。一体なぜあなた様方がこのような場所にいるのですか?」

水着アナスタシア「それにエレナさんたちのその恰好・・・もしかしてあなた方が、今年のサンタクロースの役割を担うサーヴァントだと言うのですか?」

【!】
【覚えていないの?】←

水着アナスタシア「えぇ・・・。」頷く

―――――――――――――――――――――――――――――――――――
カクカクシカジカ・・・・・(アナスタシアに事情を話す藤丸立香たち)


アナスタシア「そうですか・・・つまり先ほどの私は、あなたたちがいま追っているという犯人の手によって洗脳されてしまい、あなたたちに立ち塞がる敵として仕立て上げられたって事ですね?」

アナスタシア「しかも自分こそが本当のスネグーラチカであると錯覚し、あの寒い猛吹雪が舞う中で私は水着の姿であなたたちと戦っていたと言う事ですね。」

【そういう感じかな・・。】

アナスタシア「・・申し訳ありませんマスター。わたくし・・・今年のクリスマスが中止になると聞き、プレゼントが貰えないことへのショックで部屋に閉じこもっていたのですが・・」

アナスタシア「そんな時に・・『プレゼントが欲しいなら奪えばいい。独り占めにしてでもプレゼントを手に入れろ!』っという言葉が私の頭の中に響いてきて・・」

アナスタシア「私が気が付いた時には、このような場所でマスターたちと戦っており、クリスマスの中止を阻止しようとするあなた方の邪魔をしていた形になってしまったと言う事ですね。」

エレナ〔クリスマス〕「ええ、あなたのその様子からしてそう思えるね。でもあなたは犯人に操られただけであって、あなたに悪気がない事はとてもよくわかったわ。」

エレナ〔クリスマス〕「クリスマスを中止にはさせない。今年のクリスマスは、私たち4人の疑似サンタクロースたちが奪われたクリスマスプレゼントと一緒に取り戻してあげるのだから!」

鈴鹿御前〔サンタ〕「そうそう!だからアナスタシアちゃんは、自分が独り占めにしようとしたプレゼントを持ってカルデアに戻っててくれないかな?」

鈴鹿御前〔サンタ〕「盗まれたプレゼントの一部があるというなら、出来るだけ早くカルデアに戻してあげた方が、残っているみんなが喜ぶしね?」

アナスタシア「・・わかりました。操られた身とはいえ・・クリスマスを救おうとするあなた方の邪魔をしてしまった以上、わたくしはあなた方に罪を償うことはしないといけませんね。」


ガシッ!(巨大なヴィィの影と共に盗まれたプレゼントの一部を運び出すアナスタシア)

アナスタシア「それではわたくしはここで失礼いたします。皆さま、どうか無事に今年のカルデアのクリスマスを開催できるように頑張ってくださいね。」

【任せて!】
【帰ったら一緒にクリスマスパーティーをしようね!】←

アナスタシア「ええ。マスター様もどうか無事に・・・エックシュン!!」くしゃみをする

ハベトロット「・・アララ・・あんな寒い中で水着のまま戦っていたから、身体が冷えて風邪でも引いちゃったのかな?」

マシュ「はい。あの寒さの中で水着で長時間いたモノですから・・・いくら寒さに強いアナスタシアさんでも・・・」

【まあ、サーヴァントであっても、生前は人間だからね・・。】
【カルデアに帰ったら、アスクレピオスさんに見て貰った方が良いね?】←

アナスタシア「ええ、そうさせて貰いますね・・。」


ガサッガサッガサッガサッ・・・・(プレゼントを持ってカルデアへ帰っていくアナスタシア)
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/12/12(月) 23:33:21.30 ID:pI3RJfVi0
ピピッ、ピピッ!(マシュが持ってるレーダーに反応が起こる)


マシュ「!。カルデアからの通信ではありませんが、ここから先の所にもサーヴァントの反応があります。」

ハベトロット「ああ。アナスタシアがカルデアに戻った所で、僕たちは残りのクリスマスプレゼントを探しに行こうじゃないか。」

マシュ「はい。おそらくそのサーヴァントに会った所で、先ほどのアナスタシアさんと同じように何者かに操られて私たちに襲いかかってくるのかもしれません。」

マシュ「ですので、襲いかかってくるサーヴァントはどうにか私たちの手で正気に戻しつつ、クリスマスプレゼントを取り戻しに行きましょう。」

【そうだね。】
【みんなで今年のクリスマスを楽しみ為にね!】←

マシュたち「―――――――!」頷く


タッタッタッタッタッタッ・・・(先へ進んでいく藤丸立香たち)

――――――――――――――――――――――――――――――――――
一方その頃・・・とある謎の場所では・・・


下っ端社員「主任。目黒区南地区でカルデアのサーヴァントがサンタのサーヴァントを連れ、クリスマスプレゼントを次々と回収していってます!」

主任「・・・やはり来ましたか、カルデア。しかも僕が徹底的にやる気を奪ったサンタサーヴァントたちの代わりの者たちを連れて来るとはね・・。」

主任「まぁいいさ。こちらにはまだ、彼らに立ち塞がる刺客となるサーヴァントが多くいるからね。」

下っ端社員「主任、カルデアが来たと言うことは・・やっぱりあのイベントを復刻で済ませようとしたのが問題かと・・・」

主任「黙ってろ。君、仕事を首になりたいと言うのか?」

下っ端社員「い、いえ!ですが、■■■さん・・いくら『アレ』の企画に専念したいからって、あまりにも彼らに対して舐めきった事をやらかすなんて・・・」


シュパンッ・・・バシュンッ!!(何かで下っ端社員を切り裂く)

下っ端社員「――――――――――」グチャァァ〜・・・(真っ二つに切り裂かれる)


主任「全く君たち社員は僕の言う事だけを聞いて働いていけば良いというのに・・・」

主任「せっかく僕がマスターの為にBOXイベントやブリトマートを出してあげたというのに、ホント・・人間の欲望は尽きないモノだね〜・・。」

主任「だからこそ、いま君たちに必要なモノはクリスマスなんかじゃない・・・人間は必ずしも何かのためだけに、何かを切り捨てるしかない事が当たり前だと。」

主任「わかってくれよカルデア・・・・君たちはなんでクリスマスイベントのためだけにそんな事をしているというだい・・?」


キラァァ〜ン!(主任の手にクリスマス仕様の聖杯が輝いている)
25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2022/12/13(火) 00:10:12.83 ID:54ubY4gA0
PCRの感度70%と言い、PCR検査を抑制し抗原検査を推進。自治体のPCR検査拡大を妨害し、空港検疫の抗原検査を頑なに守り、日本のコロナ禍を悪化させた張本人。亡くならずにすんだ命が多く亡くなった。その方がPCR検査ですか。
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