栞子「私を撫でるとご利益が?」

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1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2023/04/17(月) 21:13:04.06 ID:2KmZB7ZL0
侑「いや〜1年生は可愛いなぁ〜♪」ナデナデ


かすみ「当然です!」フンス

しずく「うふふ♡」

璃奈「///」


栞子「あ、あの…私も///」


侑「おっと、そうだったね、ほら栞子ちゃん、おいで」

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2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2023/04/17(月) 21:15:52.70 ID:2KmZB7ZL0
栞子「はい///」スッ


侑「うんうん、栞子ちゃんも撫でがいがあるよ!」ナデナデ

しずく「そうですね♡」ナデナデ

かすみ「しお子も可愛いです!かすみんの次くらいですけど!」ナデナデ

璃奈「わかる」ナデナデ


栞子「あ、あれ…?」


栞子(気づけば侑さんだけでなく1年生からも撫でられていました…)


栞子「ま、まぁいいでしょう」
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2023/04/17(月) 21:17:32.92 ID:2KmZB7ZL0
〜翌日〜


バァン!


侑「栞子ちゃん!」

栞子「ど、どうしたんですか侑さん、生徒会室にまで押しかけて…」


ギュッ


侑「ありがとう!栞子ちゃんのおかげだよ!」

栞子「な…何がですか?」
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2023/04/17(月) 21:20:03.56 ID:2KmZB7ZL0
侑「昨日栞子ちゃんに撫でられた後、いい曲が思い付いたんだ!」

栞子「は…?」

侑「きっと栞子ちゃんを撫でるとご利益があるんだよ!」

栞子「いえ、それはただの偶然では…?」
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2023/04/17(月) 21:24:02.64 ID:2KmZB7ZL0
侑「ううん、だって私だけじゃないし…ね?」


しずく「栞子さんを撫でたら新しいお話が思い付きました!」

璃奈「私も、新しいプログラム思い付いた」


栞子「いえ、だからそれも偶然…」


かすみ「かすみんもしお子撫でたら可愛さが増しました!」

栞子「それは気のせいだと思います」
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2023/04/17(月) 21:26:01.27 ID:2KmZB7ZL0
侑「きっと栞子ちゃんにを撫でると本当にご利益があるんだよ!お地蔵様みたいに!」

栞子「は?」

しずく「確かに…栞子さんからは仏的なオーラを感じる時がありましたが…」

栞子「・・・・・」

璃奈「マイナスイオン的な何かが出てるのかも」

栞子(もう突っ込むのはよしましょう)


栞子(ですが…)
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2023/04/17(月) 21:31:04.37 ID:2KmZB7ZL0
栞子(私を撫でるとご利益があるという噂は同好会内で流れ始めてしまったらしく…)


果林「うふふ」ナデナデ

彼方「どれどれ〜」ナデナデ

歩夢「これで…侑ちゃんと関節ナデナデ…」ハァハァ


栞子(皆さんこぞって私を撫でるようになってしまいました…)


栞子(一部は違う目的のようでしかたが)
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2023/04/17(月) 21:35:05.62 ID:2KmZB7ZL0
彼方「栞子ちゃんを撫でたら小銭拾っちゃった〜」

果林「私も去年無くしたボールペンのキャップが見つかったわ!」

栞子(皆さん本当にその後ちょっとした嬉しい事があったようで、信憑性は増すばかり…)

栞子(偶然と言って片付けるのは簡単ですが、噂は止まることなく…)


栞子(最近では全校生徒に伝わってしまったらしく、私はすれ違いざまに撫でられる日々…)


栞子(これで…いいんでしょうか…)
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2023/04/17(月) 21:37:16.17 ID:2KmZB7ZL0
〜三船家、風呂場〜


ザアアアアアアアアアアアア


栞子「ハァ…きょうも100回は撫でられてしまいました…」

栞子「校則に人の頭を撫でるの禁止と付け加えてしまいましょうか…」

栞子「…いえ、そんな個人的なことで学校を動かすわけには…」

栞子「どうすれば…」ワシャワシャ


ハラッ


栞子「…え?」
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2023/04/17(月) 21:38:40.70 ID:2KmZB7ZL0
栞子「こ、これはまさか…私の髪の毛…?」

栞子「撫でられたことで、髪の毛が急速に…!?」



栞子「もんぎゃあああああああああああああああああ!!!!!」




薫子「え!?どうしたの一体!?」
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2023/04/17(月) 21:41:17.02 ID:2KmZB7ZL0
〜翌日、同好会部室〜


ガチャ


栞子「おはようございます」

侑「え?栞子ちゃんどうしたの?ヘルメットなんて被って…」
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2023/04/17(月) 21:43:18.10 ID:2KmZB7ZL0
栞子「実は…かくかくしかじかで…」


侑「そっか…ごめんね…」

栞子「いえ…私ももっと強く止めればよかったんですし…」

侑「これからは節度を持って撫でる事にするから…」

栞子(撫でる事は辞めないんですね…)
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2023/04/17(月) 21:44:34.77 ID:2KmZB7ZL0
侑「とにかくもう大丈夫だから…ヘルメット取って」

栞子「はい…」スポッ

侑「まぁ栞子ちゃんは仮にハゲても可愛いと思うけどね!」

栞子「反省してます?」

侑「すみません…」
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2023/04/17(月) 21:47:08.55 ID:2KmZB7ZL0
栞子「とにかく、まずは噂の払拭に当たらなければ…」

せつ菜「私も協力しますよ!」

栞子「ありがとうございます」


かすみ「う〜ん…そうなるとどうやってしお子からご利益を得ればいいんですかね?」

栞子「もうあきらめてください」
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2023/04/17(月) 21:47:53.02 ID:2KmZB7ZL0
ランジュ「そんなの簡単よ!」

栞子「え?」



ムニュ



栞子「ひゃん!」ビクッ
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2023/04/17(月) 22:02:44.53 ID:2KmZB7ZL0
栞子「ら、ランジュ…何を…」ハァハァ

ランジュ「昔から栞子のおっぱいを揉むとイイコトがあったのよね〜」モミモミ

栞子「そ…そんな…」

侑「ランジュちゃん!次は私だよ!」

かすみ「かすみんが先ですよぉ〜」

栞子「あ、ああ…」



栞子(その後、私の胸を揉むとご利益があるという噂が流れ、また大変な日々が…)


栞子「このままでは胸も小さくなってしまいます…」

侑「いや、逆におおきくなるんじゃない?」

栞子「…え?」


〜おわり〜
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2023/04/17(月) 22:03:12.39 ID:2KmZB7ZL0
以上になります
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