プリキュア作るぞ part3【安価有】

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3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2023/11/13(月) 02:38:49.16 ID:7ztVDEgA0
【空気中のスパイクタンパク汚染に気をつけましょう】

スギ花粉や様々な化学物質に対して過敏な方がおられるように
スパイクタンパクに対し過敏な方がおられます

特に二価ワクチンを接種された方に遺残した
オミクロン対応の
mRNAから生成されるスパイクタンパクは
従来の武漢対応のものと比べ
60〜70倍人体に結合しやすくなっており
シェディング被害は甚大なものになっています

また一部の方に感じる臭いに関しても
酸化したPUFAの代謝産物であるアルデヒドの可能性も否定できません

科学的証明は難しい案件ですが
徹底したシェディングング対策や
イベルメクチンやグルC点滴などで
改善することから
臨床的に起こっている事案は
化学物質過敏症やスパイクタンパクそのものでしか説明できないものばかりです

スパイクタンパクが体内に侵入すると
自覚症状が無くても
徐々に毛細血管レベルでは
血栓を形成する恐れがあり
酸素や栄養素が
細胞全体に十分行き渡らなくなる可能性があります
これは老化の促進を意味し
新たな病気が発生する素因にもなります

既接種者で
コロナ後遺症やワクチン後遺症になった方は
非接種者に比べ
シェディング被害を被りやすくなっています
そのため治療が難渋している可能性もあることに留意してください
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/13(月) 08:19:43.80 ID:OBdy34fvo
建て乙
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/13(月) 10:02:48.21 ID:gQj4gIwHo
たておつー
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/13(月) 22:44:20.25 ID:rdSN96OJ0
はい
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/15(水) 07:42:49.49 ID:IxhbVOKr0
結局たて逃げか
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/15(水) 08:07:51.79 ID:GMfPSZ08o
早くても水曜って言ってただろうが
9 : ◆15vHdNAAAEr/ [sage saga]:2023/11/15(水) 22:34:31.37 ID:G9yJgd7Wo
【登場人物】

プリキュア組

名前:岸波 桜野(きしなみ さくの) / キュアサクラ
性別:女
学年:中学2年生
容姿:茶色のロング。特徴がなくてクラスで3番目4番目くらいの顔面偏差値
色:ピンク
性格:なんの役にも立てないわたしに生きてる価値なんてないもん
備考:9さいになったばかりの頃、母親の妹夫婦に引き取られ、その日から虐待を受ける。歪んだ環境の中、桜井コスモスとの出会いをきっかけに「誰かの役に立つ」という生きがいを見つける。1番誰かの役に立てる方法を考えた結果、敵の誘いに乗る形でたった一人の最終決戦に向かう。



名前:弓知夏 透(ゆみちか とおる) / キュアクリア
性別:女
学年:中学2年生
容姿:ボーイッシュな感じ。無っぱい
色:青
性格:父親譲りの不器用さを持ち、人付き合いが下手くそ。時に狂犬、時にわんこ。気を許した相手にはふにゃふにゃになる。桜野に完全に依存しきっていたが、桜野が突然姿を消したことをきっかけに少し成長。胸は成長していない。たぶん永遠に成長しない。ゴキブリが苦手。飛んだら泣く。
備考:転校生。過去に妖精の国シーズンランドに召喚され、プリキュアとしてカラミティ帝国と戦うも敗北。生き残った妖精とともに元の世界で抵抗を続けるが次第に追い込まれていき、限界が近づいていたある日、桜野と出会う。



名前:秋葉 朱(しゅうよう あかね) / キュアブーケ
性別:女
学年:中学3年生
容姿:少しギャルっぽい綺麗系の美少女
色:オレンジ
性格:同年代より大人っぽい。とは世を忍ぶ仮の姿である。実際は稀代のポンコツ。そしてロリコンへ。愛らしい少女と見るや暴走する。愛らしい少女の親御さんと見るや「娘さんをください」しようとする。頼れるお姉さん枠のはずが気づけばおもしろお姉さんに。本当にどうしてこうなった。
備考:モデルをやっており男子の間で人気。最近は女の子からもモテ始めたらしい。趣味はお花を育てること。学校の花壇の一角を借りている。最近、この人が真面目なこと言ってる時ってとんでもない緊急事態なんじゃないかと思えてきた。



名前:久木 雪菜(ひさき ゆきな) / キュアクリスタル
性別:女
学年:中学1年生
容姿:身長145cm。ボブカットの黒髪。可愛い系の顔立ち。小柄で顔立ちも幼いが、それとは裏腹に早熟な体付きなロリ巨乳。
色:白
性格:心優しいが恐がりで引っ込み思案。最近は自分を出せるようになり、鋭い洞察力も見事な成果を上げている。怖いものに直面した時は、イマジナリー霰ちゃんを召喚することで乗り越えているらしい。可愛いものが大好き。直近でいちばん可愛かったのはやっぱり透らしい。
備考:静かに読書するのが趣味で休日はよく図書館にいる。両親と妹の4人家族。霰のおかげで現在放送中の特撮ヒーローの変身ポーズはぜんぶ完ペキにマスターしている。
10 : ◆15vHdNAAAEr/ [sage saga]:2023/11/15(水) 22:39:35.02 ID:G9yJgd7Wo

妖精組

妖精の国 シーズンランド
春の国、夏の国、秋の国、冬の国の四大国を中心にした世界



名前:シキ
性別:女
出身:シーズンランド
容姿:手のひらサイズで葉っぱを羽にして飛んでいる以外は普通の女の子
性格:おしゃべりで子供っぽくて好奇心旺盛騒がしい
備考:桜野と一緒に暮らしてる。闇の気配とプリキュアの素質を感じ取れる。桜野が虐待されている姿を間近でずっと見てきた。無力感と罪悪感に苛まれながら桜野のやわらかすぎる笑顔に胃を痛める日々。



名前:シア
性別:女
出身:シーズンランド
容姿:海っぽい。形は体積の範囲内で自由自在。いつの間にか俺の脳内でブルンゲルの親戚みたいな見た目になっている。
性格:おおらかで世話焼き。透のことが心配で心配でたまらない。
備考:透とずっと一緒にいる。闇の気配とプリキュアの素質を感じ取れる。釣竿と合体して入れ食い状態にできるらしい。透ちゃんをプリキュアにできる。
11 : ◆15vHdNAAAEr/ [sage saga]:2023/11/15(水) 22:53:12.55 ID:G9yJgd7Wo
敵組織
カラミティ帝国
ウィッシュスターの力でなにかしようとしている。桜野を最大の障害と捉えているため、桜野だけを誘い出して目的を達成しようとしている。



ボス

名前:サイカ
性別:不明
年齢:不詳
目的:不明。ウィッシュスターの力で何かしようとしている。
備考:桜野に過去の自分を重ねているらしい。気配がコスモスに似ていそうで似ていない。



幹部

名前:ライガ
性別:男
容姿:肌が黒い。20〜30代の見た目。
性格:クールな2枚目。皮肉屋でキザ。
備考:雷を纏っての徒手空拳で戦う。なんだか中間管理職的不遇感が滲み出ている気がする。妖精キル数No.1。



名前:ツナミ
性別:女
容姿:一見清楚でおしとやか
性格:表面上礼儀正しいが腹黒い。最近は隠せてない。
備考:水を使った質量攻撃が得意。巧みに操り防御などにも転用する。コスモスとは比較的に仲が良かったらしい。



名前:カサイ
性別:男
容姿:筋肉ダルマ
性格:暑苦しい。うざい熱血系。非常に好戦的。
備考:炎を纏った物理攻撃が得意なパワータイプ。強いやつは怖いらしい。雪菜と決着をつけたがっている。



名前:桜井 コスモス(さくらい こすもす)
性別:女
学年:中学2年生(享年)
容姿:身長は低めだが胸が大きい。Eカップ。
性格:桜野をさらにやかましくした感じの元気で明るい女の子。好きな人に傷痕をつけたいし、つけられたい。桜野が好き。だぁい好き。
備考:数年前、桜野に迷子のところを助けられた。久しぶりに再会し運命感じちゃう。桜野に対しての矢印がでかくて濃い。そのせいか時折ぶっ飛んだ行動をする。公衆の面前で指フェラしたり手首をかみかみちゅーちゅーしたり……。幸せの皮を被った虚無に殺されそうになったため自ら破壊。両親を殺したのち、カラミティ帝国の一員となる。その後、再開した桜野への感情が溢れて、カラミティ帝国からウィッシュスターを奪って逃走。追撃を受け瀕死になったが、桜野に出会えた喜びで深淵に堕ちる。桜野との戦いの末死亡。好きなように生きて、大好きな人に望んだ殺され方で殺された、最期まで幸せたっぷりだったおんなのこ。1番幸せな世界線の岸波桜野



怪物

名前:ヤクサイン
備考:なにかに憑依することで実体化する。倒されるとヤクサインが起こした事象はリセットされる。でもすべて完璧に元通りとはいかないらしい。
12 : ◆15vHdNAAAEr/ [sage saga]:2023/11/15(水) 22:54:21.06 ID:G9yJgd7Wo
その他



名前:久木 霰(ひさき あられ) / 雪菜の妹
性別:女
年齢:11さい
容姿:姉の顔をもっと活発にした感じ。142cmくらい。胸は同年代と比べても小さい。
性格:姉とはいろいろ正反対な人懐っこい活発元気っ子。幼い頃から姉を守ってきて、その過程で優しい人達は絶対に守るという勇敢かつ高潔な信念を持った。
備考:メンタル面だけなら作中最強ぶっちぎり。
13 : ◆15vHdNAAAEr/ [sage saga]:2023/11/15(水) 22:58:13.86 ID:G9yJgd7Wo
【アイテム】



スピリットピース
プリキュアに変身するためのアイテム。通常時はパズルの欠片だが、使用者の心を映した形に変容する。



ウィッシュスター
シーズンランドに伝わる秘宝。誰かが何かを願う時、そこには大きな力が生まれる。ウィッシュスターはその力をエネルギーとして蓄えることができ、エネルギーがいっぱいになるとどんな願いでもひとつだけ叶えられる。コスモスの願いでエネルギーが溜まりきった。現在は願いを残したまま桜野が所持。



直ったロケット
桜野がシキたちと初めて会った時に襲ってきたヤクサインが憑依していたロケットペンダント。壊れて蓋が開かなくなっていたがアクセサリーショップで修理した。中に入っていた家族写真は、左側に母親らしき女性、右にはパパ。そして真ん中にはコスモスの姿があったことでコスモスのものだと判明。現在は桜野が身につけている。
14 : ◆15vHdNAAAEr/ [sage saga]:2023/11/15(水) 23:06:30.63 ID:G9yJgd7Wo
あらすじ

『10日後夜明け前、町はずれの森に1人で来い』
家庭環境崩壊系JC岸波桜野はその誘いが罠だと知りながら、たった一人ですべてを終わらせるためにこの世界から姿を消す。
桜野が置かれている状況を知った透たちは、誘拐のために桜野を追いかける。
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/15(水) 23:21:14.57 ID:t6tAojyL0
誘拐のためというバワーワード
16 : ◆15vHdNAAAEr/ [sage saga]:2023/11/15(水) 23:25:04.17 ID:G9yJgd7Wo
ここではないどこか

桜野「ここが……闇の世界……?」キョロキョロ

桜野(草木の1本もない荒野、どこまでも続く赤黒い雲……命の気配がまったくない)

桜野「……ぅ」

桜野(空気が喉の奥で張り付くみたい……嫌な感じ……)

桜野「まあいいや。それにしても……」

桜野(罠なのは間違いないし、いきなり襲ってきてもおかしくないと思ったけど……肩透かしもいいところだ)

桜野「んぅ……」

桜野(こっちに来てから、サイカのものっぽいゾワゾワ感が消えている。ここからはノーヒントってこと?)

桜野「不親切だなぁ……」

桜野(ウィッシュスターがこっちにある以上、どこかのタイミングで奪いに来るはず)

桜野「テキトーに歩いてれば向こうから仕掛けてくるかな?」

桜野(餓死するまで放置みたいなのがいちばん辛いけど……)

桜野「ん? なんだろあれ……」

タタタタッ
17 : ◆15vHdNAAAEr/ [sage saga]:2023/11/15(水) 23:34:13.60 ID:G9yJgd7Wo
桜野「!」

桜野「……廃墟だ」

桜野「けっこう大きい……誰か住んでたのかな? でも今はもう誰も……」

ズズズズ
ウゴウゴウゴ

桜野「ああ、そういうのが住んでるんだ……なるほど、闇の世界」

ズズズッ!

ヤクサイン「ヤクサァァァイ!」ブワッ!

ブワワワッ
ヤクサァァァイ! ヤクサァァァイ! ヤクサァァァイ!
ウジャウジャワラワラ

桜野「……手荒い歓迎」

ヤクサイン「ヤクサァイ」ニヤニヤ

桜野「……」

ヤクッ ヤクサァァァイ ヤ-ク-
ウジャウジャウジャ
ワラワラワラ
ゾゾゾゾッ

桜野「…………」

ヤクサイン「ヤクサァァァイ!!!」ゴオッ

桜野「………………プリキュア」ボソッ

ヤクサイン「!??」ゾクッ!

ザワザワワッ!
ヤッ…! ヤクゥ…!
ビリビリビリッ…!

桜野「カミングシーズン……!!!」ニッ
18 : ◆15vHdNAAAEr/ [sage saga]:2023/11/15(水) 23:46:01.97 ID:G9yJgd7Wo
白む町

透「はぁっはぁっ……!」タタタッ

朱「はっはっ……!」タタタッ

雪菜「んくっ……!」タタタッ

シキ「向こうなのです! 向こうの森の方!」

朱「そこにっ……はぁはぁ……! 桜野ちゃんがいるのねっ……!」

シキ「そ、それは……」

朱「……?」

シキ「……多分、もういないのです」

雪菜「ど、どういうことですかっ……!?」

シア「まさかすでに世界を?」

シキ「うん……桜野はもう、この世界のどこにもいないのです……」

朱「そんなっ……! 追いかけられるの……!?」

シキ「それは任せてほしいのです」

シア「シキとワタクシで扉を開きますわ!」

雪菜「そんなことできるんですか!?」

シア「透と一緒にこの世界に逃げてきた時と同じですもの」

シキ「だから心配しないで! 今はとにかく急ぐのです!」

朱「うん!」タタッ

雪菜「はい!」タタッ
19 : ◆15vHdNAAAEr/ [sage saga]:2023/11/15(水) 23:56:52.54 ID:G9yJgd7Wo
透「シキっ……!」タタタッ

シキ「なにです?」

透「桜野のことでひとつ気になっていることがある……!」

シキ「うん……?」

透「桜野って、今の家には引き取られて来たんだよね……!?」

雪菜「たしか9さいになったばかりの頃って……!」

シキ「うん」

透「その前はどうしてたのっ……!?」

シキ「あ……」

朱「たしかに気になるわね……! 今いっしょに暮らしてるのは桜野ちゃんのお母さんの妹夫婦なんでしょ……!?」

雪菜「本当のお父さんとお母さん……! どうしちゃったんでしょう……!」

シキ「そこまでは桜野も話してくれなかったのです……シキが知っているのは、あの家に引き取られてからの話だけなのです……」

透「…………そう」

シキ「ごめんなのです……」

透「ううん……! それも直接聞こう!」

シキ「うん……!」

透「……桜野っ」タタタッ
20 : ◆15vHdNAAAEr/ [sage saga]:2023/11/16(木) 00:00:16.41 ID:F7xH++mro
ここまで
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/16(木) 00:02:11.44 ID:fl5CNHGx0
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/16(木) 00:46:20.58 ID:qMexw4YAo
おつおつ
23 : ◆15vHdNAAAEr/ [sage saga]:2023/11/16(木) 23:31:33.66 ID:F7xH++mro
桜野(昔から友だちが作れなかった)

サクラ「はああああっ!!!」ギュオオッ!

ヤクサイン「ヤクサァァァッ!?」ドゴォンッ!

桜野(保育園の砂場で誰かと遊んでも、その日の最後には一緒に遊んでいた子のお母さんがやってきて、その子の手を無理やり引っ張っていってしまう)

桜野(そして翌日になると決まってこう言われた)

桜野(『ママがね、あの家の子とはもう遊んじゃダメって言うの。だからもう遊べない。ごめんね』)

桜野(そんなことが何度もあった)

サクラ「はっ! だあああっ!!」ドガガガッ!

ヤクサイン「ヤクゥゥッ…!」

ヤクサイン「ヤクサッ!?」

桜野(うちは他の家とは何かが違う。子供心に感じるものがあった。理由は明白だった)

桜野(パパとママは結婚していなかった)

サクラ「はぁっはぁっ……!」

桜野(わたしはそんなことどうでもよかった。友だちができなくても、わたしにはパパとママがいた)

桜野(たしかにママは、アニメに出てくるお母さんみたいにお裁縫はしないし、日曜日にアップルパイを焼いたりしない)

桜野(よく怒るし、怒鳴るし、ものを投げるし、あんまり笑わない。でもパパが帰ってきた時だけはとっても嬉しそうだった)

ヤクサイン「ヤクサァァァイ!!!」バシュッ!

ヤクサイン「ヤクサァァァイ!」

サクラ「くっ……! ぅぅ……らぁっ!」

桜野(パパはあんまり家にいなかった)

桜野(年にほんの数回しか帰ってこない。お正月も夏休みもクリスマスも、わたしのお遊戯会もお誕生日にも帰ってこない)

桜野(でもたまに帰ってくると、とってもとっても優しい声でわたしを呼んで、優しい笑顔で見つめて、優しく頭をなでてくれる)

桜野(パパがいるときはママもとっても優しくなる。みんな優しかった。3人そろうと家族って感じがした)

サクラ「たああっ!」ドガッ

ヤクサイン「ヤァァァァ!!!」サラサラ…

桜野(わたしはパパとママが大好きだった。まわりの人がなんて言っても、わたしは大好きだった)

サクラ「はぁぁっ……!!!」ズガッ

ヤクサイン「ヤァァァァ!!!」サラサラ…

桜野(大好きで大好きで大好きで大好きだったし)

サクラ「はぁっはぁっ……! あああ……!!」ググッ

桜野(それに大好きで)

サクラ「うぁぁぁぁああああああ!!!!!」バッ

桜野(あと大好きだった)

ヒュンッ
ドゴォッ!!!

サクラ「ぅ、ごっ……!!?」ミシミシ…
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/16(木) 23:33:04.39 ID:cNZ52y1Go
何で肉親みんなクズなんです…
25 : ◆15vHdNAAAEr/ [sage saga]:2023/11/16(木) 23:41:08.29 ID:F7xH++mro
サクラ「っっっ……かはっ……!」メキメキ

ヤクサイン「ヤクサァァァイ!!!」ブォンッ

ドッガァァァンッ!
ズガガガッ!

サクラ「あ゛ぐっ……! がはっ!」ゴッゴッ

サクラ「ぎっ……!!」ガッ

ガガガガッ!
ズザザザッ!
シュウウウ…

サクラ「あ゛……はっ……!」フラッ

サクラ「はぁっはぁっ……」クラクラ

サクラ「ちぃ……」ボヤ-

サクラ「……んん、ぅぅぅあああああっ!!!」ズガンッ

サクラ「…………ふー」ズキズキ

サクラ「あ゛ー……すっきりした」タラ-

サクラ「……で?」ユラッ

サクラ「今やったの誰……!」ギロッ

ザワワッ!

サクラ「はー……っ」ググッ

ヤクサイン「ヤ…ク…!」ゾクゾク

ヤクサイン「ヤァァア…!!」ビリビリ

サクラ「だっ!!!」ギュンッ
26 : ◆15vHdNAAAEr/ [sage saga]:2023/11/16(木) 23:59:13.70 ID:F7xH++mro
サクラ(暗い深い黒い……飛び散って、こびりつく……)

サクラ「はっ!」ズガガッ

ヤクサイン「ヤッ…!」

サクラ(さっきやったやつ、これかな……)

サクラ「はぁぁあっ!!」ザシュッ

ヤクサイン「ヤァァァァ!!!」サラサラ…

サクラ(違うかな……こっちかな……)

サクラ「だあっ!」ドゴッ

ヤクサイン「ヤァァァァ!!!」サラサラ…

サクラ(わかんない。もうなんにも)

サクラ「はぁはぁ……! う、ぁああ!」

サクラ(でもいっか。もうなんでも)

サクラ「はぁぁあああっ!!!」

サクラ(どっちにしろ、ぜんぶやっつけなきゃなんだから)

サクラ「あ゛あ゛っ……! ぐぅっ……!!」

サクラ(もっと倒さなきゃ。もっともっと、もっともっともっとやっつけなきゃ……)

サクラ「ぜぇぜぇ……!」

サクラ(ああ、なんでかな……消えない。こんなにやっつけてるのに……黒いの、消えない)

サクラ「はぁはぁはぁ……!」

サクラ(倒しても倒しても倒しても黒いまま、暗いまま……どんどん深くなる……)

サクラ「う゛う゛っ……!」ギロッ

サクラ(足りないのかな。きっとそうだ。もっと消さなきゃ。ぜんぶ無くなるまで、消さなきゃ)

サクラ「あああ……!」

サクラ(殴って蹴って潰して轢いて締めて絞って投げて千切って破って蹂んで躙って壊して砕いて刻んで刺して狩って撃って荒らして咬んで裂いて叩いて奪って抉って捻って捩って切って毟って捌いて貫いて穿って屠って嬲って……)

サクラ「あああああっ……!!!」

サクラ(殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して)

サクラ「あああああぁぁぁぁぁぁああああああああっ!!!!!!!!!」

桜野(………………殺して)
27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/17(金) 00:01:51.09 ID:5Vc9OD3e0
敵の手のひらの上感
28 : ◆15vHdNAAAEr/ [sage saga]:2023/11/17(金) 00:10:28.68 ID:NpAwJexJo
ポタッ ポタッ

サクラ「……」タラ-

サクラ「……」

サクラ「」ブンッ

ビシャッ

サクラ「……」

サクラ「……!」ピクッ

サクラ「……やっとお出まし?」

ライガ「驚いたよ」シュンッ

サクラ「なにが」

ライガ「あれだけの数、本当にひとりで倒し切るとはな。想像以上だ」

サクラ「褒めてくれるんだ」

ライガ「仕留めるまではいかずとも、もう少し消耗させる算段だったが……」

サクラ「……」

ライガ「まあいい。ウィッシュスターは持っているな?」

サクラ「探してみれば?」

ライガ「場所を変える。ついてこい」

サクラ「素直に従うとでも?」

ライガ「そうするほかないだろう?」

サクラ「……」

ライガ「こっちだ」ツカツカ
29 : ◆15vHdNAAAEr/ [sage saga]:2023/11/17(金) 00:21:23.48 ID:NpAwJexJo
町はずれの森

シキ「ここ! ここなのです!」

朱「ここで桜野ちゃんの気配が途絶えてるのね……!」ハァハァ

雪菜「はぁーはぁー……! こんな……森の奥に……!」ハァハァ

透「シキ、シア、すぐに開けて」

シア「ええ。シキ、やりますわよ」

シキ「その前……みんな、先に言っておくのです」

朱「……?」

雪菜「なん、ですっ……?」

シキ「今のシキたちじゃ、扉を長く維持することはできないのです。それに1度作るとしばらくは……」

シア「そうですわね。もしかしたら行ったっきりになってしまうかもしれません」

シキ「サイカを倒せばどうにかなるかもしれないけど……」

透「つまり、サイカを倒すまでは戻って来れないってこと?」

シキ「うん……」

シア「……」

朱「大丈夫よ」

シキ「!」

朱「桜野ちゃんを助けて、そのままサイカも倒しちゃいましょ!」

雪菜「はい! 元からそのつもりです!」

シア「朱、雪菜……!」

透「大丈夫だよ、シキ。桜野も、シーズンランドのみんなも、今日こそぜんぶ取り戻すから」ニコッ

シキ「透……!」

シア「シキ!」

シキ「うん!」

透「……それに、あんまり遅いとお母さんに心配かけちゃう」

シア「透……」

透「さっさとぜんぶ終わらせて、夕飯までには帰るよ!!!」

「「「「おー!!!!」」」」
30 : ◆15vHdNAAAEr/ [sage saga]:2023/11/17(金) 00:36:17.70 ID:NpAwJexJo
サクラ「……」テクテク

ライガ「……」ツカツカ

サクラ「…………」

サクラ「………………」

桜野(8さいの誕生日だった)

桜野(その日はパパが帰ってくることになっていた。お誕生日にパパが帰ってくるのは初めてだった)

桜野(人生で初めて、家族みんなで誕生日をお祝いできる。楽しみで楽しみでたまらなかった)

桜野(学校が終わると誰より早く教室を出て、走ってまっすぐおうちに帰った)

桜野(おうちにはバースデーケーキがあって、プレゼントがあって、パパがいるんだ)

桜野(みんなでお歌を歌って、ケーキを食べて、プレゼントを開けるんだ)

桜野(パパもママもニコニコ笑顔で、優しくて、誕生日をお祝いしてくれるんだ)

桜野(わたしは世界で、いちばん幸せな子なんじゃないかとさえ思った)

桜野(一所懸命走ったから、あっという間におうちに着いた)

桜野(楽しみな気持ちが抑えきれなくて、意気揚々とドアを開けた)

桜野(それで、大きな声で元気よく『ただいま』って言おうとした)

桜野(言おうと……したんだ)

ライガ「ここだ」ピタッ

サクラ「……!」
31 : ◆15vHdNAAAEr/ [sage saga]:2023/11/17(金) 00:49:26.06 ID:NpAwJexJo
サァァァ

サクラ「……」キョロキョロ

サクラ「……お墓にしては殺風景」

ライガ「生まれるのさ、今ここで」

サクラ「戯れ言……」ジリッ

ライガ「まあ待てよ」

サクラ「命乞い?」

ライガ「そんなところだ。3人がかりでも、正面からやり合って無事でいられるとは思っていないさ」

サクラ「3人……?」

ババッ

サクラ「!」ピクッ

ライガ「だからとっておきを用意した」

ツナミ「……」ザンッ

カサイ「っとお……!」ダンッ

サクラ「なにを……!?」

ツナミ「……」ピッ

カサイ「へっ……」ピッ

ライガ「楽しんでくれたまえ」ピッ

サクラ「!!?」

「「「三界封陣!!!」」」

ピシィィィンッ!!!
32 : ◆15vHdNAAAEr/ [sage saga]:2023/11/17(金) 00:50:00.01 ID:NpAwJexJo
ここまで
33 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/17(金) 00:50:15.98 ID:QSxlhg5go
敵の方が絆ありそう
34 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/17(金) 00:51:10.70 ID:tcTz7WwG0

急に合体技!
35 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/17(金) 01:02:19.87 ID:Ogv3Y029o
おつ
何だかんだ協力はする敵幹部ズ
36 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/17(金) 16:13:00.65 ID:pJS3Xx400
桜野さんどこら辺に光あるんだよぉ…光判定ガバガバだよぉ…
37 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/17(金) 19:19:12.03 ID:C9ZqmA090

こんな地獄のどん底みたいな境遇の子にさえ戦う運命を課す
お前たちのプリキュアって醜くないか?
38 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/17(金) 19:31:05.57 ID:3RF/yQNvo
どの道ろくに生きられやしねーんだ
見つけ次第プリキュアにして[ピーーー]ぞ!的に選ばれた?
39 : ◆15vHdNAAAEr/ [sage saga]:2023/11/17(金) 23:47:09.37 ID:NpAwJexJo
ここではないどこか

雪菜「うぅぅ……ここが……」

朱「嫌な空気ね……」

透「……」

シア「透?」

透「……ひどいね」

シア「……はい」

透「早く探そう」

朱「でもこんな場所で見つけられる?」

雪菜「闇の気配で桜野さんがどこだか分からなくなったりしませんか?」

シア「確かに闇が濃いですわね……ここから探すのは少し……」

雪菜「じゃあやっぱり……」

シキ「あっち」ピッ

雪菜「!」

朱「分かるのね!」

シキ「シキが桜野の気配を間違えるはずないのです……」

シア「さすがですわね」

透「頼むよ、シキ」

シキ「……」

透「シキ?」

シキ「いつ頃からかな……桜野の気配、少しずつ変わっていってる気がするのです」

透「どんなふうに?」

シキ「……だんだんコスモスやサイカに近くなってる気がする」

朱「!!」

雪菜「え……」

シア「本当ですの!?」

シキ「うん……」

透「……急ごう」

シキ「うん……っ」
40 : ◆15vHdNAAAEr/ [sage saga]:2023/11/17(金) 23:58:14.73 ID:NpAwJexJo
バリィィィンッ!!!

ライガ「!!?」

ツナミ「なっ……!?」

カサイ「おいお……」

キュインッ!

サクラ「ひとつ」

カサイ「は?」

ドッ…ガガガガァンッ!!!

ライガ「カサイ!?」

サクラ「聞いておきたいことがあるんだけど」シャッ

ライガ「っ!?」

ツナミ「くっ……!」

ズガガガガァンッ!!!

ライガ「かはっ……!?」ボロッ

ツナミ「ぅ、ぐっ……!」ボロッ

サクラ「あなたがこの話を持ちかけてきた日……あの時ね、タイミングがすごく良かったの」パンパンッ

ライガ「タイ、ミング……?」ヨロッ

サクラ「うん。最低で最悪で、最高のタイミングだった。あれって偶然? それともわざと?」

ライガ「なんの話か分からないな。偶然だろう……」

サクラ「そう。ならいいの」

カサイ「げほっ、んだよそれ……偶然じゃなかったらなんだってんだ……ってえ……」ズキズキ

サクラ「偶然じゃなかったら、か……」

サクラ「あの時ね、シキにすっごい怖い思いさせちゃったばかりだったからさ。もしあれがあなたたちの仕業だったら……」

サクラ「とっくに全員殺してるよ」

ツナミ「ふ、ふふっ……いくら貴方でもそう簡単に……」

サクラ「できないとでも?」ギロッ

ツナミ「うっ……」ゾワッ
41 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/17(金) 23:59:30.74 ID:rNiyNDfCo
新技を初見で破るのは可哀想だよぉ!
42 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/18(土) 00:00:33.17 ID:RUGqeZbO0
やっぱ仲間いらないんじゃ…
43 : ◆15vHdNAAAEr/ [sage saga]:2023/11/18(土) 00:09:09.20 ID:Vf7IxlCOo
サクラ「まあどっちみちやっつけるからあんまり変わんないかもだけど……」

ライガ「ちぃ……」

サクラ「てゆーかさっきのなに? なにしようとしてたの?」

カサイ「おい、どうすんだ。今ので捕まえらんなかったの、結構ヤバいんじゃねェか……?」

ライガ「本来は4人で使う技だからな。縛りが不完全だったか……」

ツナミ「やはりコスモスさんを消したのは失敗だったんじゃ……」

カサイ「今さら言ってもしゃーねェだろ! とにかくこっからどうすっかだ……」

ライガ「さっきのは縛りが完成する前に抜け出されただけだ。完璧に決まれば拘束できるはず……」

ツナミ「もう一度ですか……」

ライガ「ああ、隙を見つけるなり無理やり作るなりして、今度こそ完璧に当てる」

カサイ「隙を作るって……」

サクラ「……」ペキペキ

カサイ「アレにか?」

ツナミ「……」

ライガ「ど、どっちにしろ、これしかアレをどうこうする手段がない。正念場だ」

ツナミ「はぁ……」

カサイ「だよなぁ……」

サクラ「おしゃべり終わったぁ?」グルグル

ライガ「……わかってると思うが、2人では無理だ。あの技には最低3人要る」

サクラ「ふー……っ」パンッ

ライガ「……死ぬなよ」

カサイ「ああ」

ツナミ「元より」

サクラ「来い」ニヤッ



安価下3まででコンマ最大
どうする?
"三幹部側の"行動安価
みんなで力を合わせてキュアサクラに殺されないように注意しながら技を撃つ隙を作ろう!
44 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/18(土) 00:15:35.00 ID:44VY6W/Io
サクラさんがあまりにも強すぎて悪者の癖に安価にすがりおった…

「おやおや、これはお早いご到着で…キュアクリアとそのご一行!」と騙し討ち
45 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/18(土) 00:18:07.74 ID:0R/w0JH90
突然変なこと言い出して動揺させる
今日はずいぶんと気が立ってるじゃないか
あ、もしかして生理か?www
46 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/18(土) 00:21:22.11 ID:69g+L6VV0
ツナミさんが全力で引きうち津波攻撃連射して一瞬でも視界を遮ることが出来たらみんな隠れる
47 : ◆15vHdNAAAEr/ [sage saga]:2023/11/18(土) 23:02:48.24 ID:Vf7IxlCOo
バリリリッ!
ザバァァァッ!!
ボアアアアッ!!!

サクラ「はっ!!!」ビュオッ

カサイ「うおっ!」ズザッ

ツナミ「そう簡単にはいきませんか……!」

ライガ「だろうな……だが、私にいい考えがある」

ツナミ「考え?」

ライガ「突然変なことを言い出して動揺させてやるんだ」

ツナミ「変なこととは……」

ライガ「キュアサクラ!」

サクラ「あ?」ギロッ

カサイ「いちいち怖ェよ……」

ライガ「今日はずいぶんと気が立ってるじゃないか! あ、もしかしてせい……」

ギュインッ

ライガ「りぶがっ!??」ズゴオッ!

カサイ「ライガーッ!?」

サクラ「なにこいつ……」ガッ

ライガ「やめっ……! 踏むなぁぁぁ!!」

サクラ「うるさい」グリッ

ライガ「あがっ! ちょ、見てないでなんとか……」

ツナミ「今のは貴方が悪いかと」

ライガ「なんっ……!?」

サクラ「あなたも踏む?」

ツナミ「え? あ、はい」

ライガ「え?」

グシャッ
48 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/18(土) 23:05:50.75 ID:Ha5P7uQ8o
し、死んだ…
49 : ◆15vHdNAAAEr/ [sage saga]:2023/11/18(土) 23:06:15.98 ID:Vf7IxlCOo
余談ですが
桜野さん、おそらくもう子供産めない体になってる。なんなら生理未経験の時点で機能自体が死んだ可能性もあるため、まあまあ笑えない
50 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/18(土) 23:08:02.17 ID:PhdcFi0Io
いや重い重い………
51 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/18(土) 23:09:25.13 ID:drjV4UF70
タイガー道場行きになってもおかしくない選択だった
52 : ◆15vHdNAAAEr/ [sage saga]:2023/11/18(土) 23:17:10.34 ID:Vf7IxlCOo
ライガ「やめっ……ヤメロォー!」

カサイ「……」

ライガ「カサイッ!!! 助けてッ!!!」

カサイ「んあ? お、おう!!!」ボボボボッ

ボガァンッ!

サクラ「っと……」タタンッ

ライガ「うっ……げふっ、けほけほ……酷い目にあった……」プスプス

カサイ「何やってんだお前……」

ライガ「だってツナミが……おいツナミ、お前味方だよな?」

ツナミ「先ほどだけは敵でした」

ライガ「気をつけろカサイ。こいつ危ないぞ」ピッシ-

カサイ「意外と余裕あんなお前ら……」ユビサスナ

サクラ「ほんとにねー」シャッ

カサイ「いっ!??」

ヒュンッ
ザッパァンッ!

サクラ「んっ、ちっ……! 結局あれが厄介……!!」ズザザッ

カサイ「げほえほ……すまん、助かった……」

ツナミ「いえ、ギリギリでした……」

ライガ「味方だった!!」ズブヌレ

ツナミ「そろそろ黙らないとぶっ飛ばしますよ?」

ライガ「やっぱり敵かもしれん!!」

カサイ「うるせェな!! いい加減こっちからも仕掛けんぞ!!」



安価下3まででコンマ最大
どうする?
"三幹部側の"行動安価
みんなで力を合わせてキュアサクラに殺されないように注意しながら技を撃つ隙を作ろう!
53 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/18(土) 23:18:47.69 ID:10Xf1erc0
ツナミがスタミナ全て費やす覚悟で本物そっくりな水分身3人分を作る
54 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/18(土) 23:22:07.80 ID:p9hgqCfo0
ツナミが辺り一面水浸しにする
ライガが雷流して自分達諸とも感電させる
カサイが感電してるツナミライガを根性で回収
55 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/18(土) 23:30:43.50 ID:sShOhCjso
>>44みたいなこういう時出る00は特に意味なし

誰だって水の中なら動きも鈍って呼吸もできないと考えてツナミが自分達も巻き添えにする覚悟で最大出力の津波で周囲を覆う
56 : ◆15vHdNAAAEr/ [sage saga]:2023/11/18(土) 23:45:47.94 ID:Vf7IxlCOo
>>55
0は0ってことで最低値として不採用でした
ゾロ目ではあるけど敵側だし特典ってもねぇ……
57 : ◆15vHdNAAAEr/ [sage saga]:2023/11/18(土) 23:46:32.27 ID:Vf7IxlCOo
ライガ「生半可な攻撃ではダメだな。少し無茶をするぞ……!」ヒソヒソ

ツナミ「無茶って……え」

カサイ「うーわ、マジか……」

ライガ「自分の雷だからな、私は少しくらい動ける。お前はツナミの回収を優先しろ!」ダッ

カサイ「わァーったよ!!」ダッ

ツナミ「気が引けますが……」ザバババッ!

サクラ「!」

ドッパァァァンッ!!!

サクラ「うくっ……!」ズブヌレ

ライガ「くらえっ……!!!」バリッ!

サクラ「!!」

バヂヂヂヂッ!!!

サクラ「あがっ!? あ゛あ゛あ゛っ!?!??」ヂヂヂヂッ!

カサイ「ぬぅぅ……!」グググッ

ライガ「……っ」

ツナミ「ぐっ……ぁぁあ……!!」

カサイ「うおらァ!!!」ガシッ

ビョ-ン!
58 : ◆15vHdNAAAEr/ [sage saga]:2023/11/18(土) 23:56:09.60 ID:Vf7IxlCOo
ダァンッ!

カサイ「ぜぇぜぇ、ってえ……」

ツナミ「ど、どうです……?」

ライガ「はぁはぁ……ああ、動きが止まっている。今なら……!」

サクラ「は……ぅあ……」プスプス

サクラ「ぁ……」フラッ

ドサッ

カサイ「おい、倒れたぞ!!」

ライガ「チャンスだ! ツナミ、行けるな!?」

ツナミ「はい……!!」グッ

バババッ!

サクラ「」シ-ン

「「「三界……!!!」」」

サクラ「う゛あ゛あ゛あ゛っ!!!」グアッ

ライガ「!?」ビクッ

ギュンッ!

サクラ「う゛う゛っ!!!」ギュオッ!

ライガ「くっ……!」バヂヂッ!

ズガガガッ!

カサイ「なっ……! バケモンかよ!!」

ツナミ「加勢をっ……!!」タタッ
59 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/19(日) 00:06:09.30 ID:Nq3ns9wVo
もはや主人公の強さじゃねえなあ
60 : ◆15vHdNAAAEr/ [sage saga]:2023/11/19(日) 00:10:41.62 ID:tMLK9MQJo
サクラ「うああ゛あ゛っ!!!」ガガガガッ!

ライガ「は、ははっ、ボロボロだなっ……! 立っているのもやっとじゃないのか……!」

サクラ「だったら……どうした!」ガガッ

ライガ「うくっ……! はぁはぁ……さっきの話じゃないが、ずいぶんと荒っぽいなぁ!!!」バチチッ!

サクラ「ひとつっ……約束を破ることにしたっ……!!」

ライガ「約束……?」

サクラ「だぁ!!!」ドガッ

ライガ「ぬぐっ!?」ガクッ

サクラ「はぁはぁ……」

サクラ「……」グッ

サクラ「初めて変身した時にね、透ちゃんと約束したんだ。絶対死なないって、ずっとそばにいるって……」

サクラ「でもあれ、もう守れそうにないから……だから破ることにした。透ちゃんには悪いけど、でも透ちゃんは大丈夫だから……」

ライガ「くっ……」ヨロッ

サクラ「今まではね、けっこう力を抑えてたの。もしかしたら、捨て身でやればあなたたちを倒すことも出来ていたかもしれない。でも抑えてた。だってわたしは絶対に死んじゃいけないから。そういう約束だから」

カサイ「……っ」

サクラ「わたしは、自分の力のてっぺんが分からなかった。わたしの身体がどこまで耐えられるか分からなかった。どこまでやったら死ぬかなんて分からなかった」

ツナミ「……」ジリッ

サクラ「もしかしたら必要以上に抑えていたかもしれない。そのせいで、あなたたちを倒すチャンスを見逃していたかもしれない」

サクラ「でも、それももう……終わり」

ライガ「……!」ゾクッ

サクラ「死んでいいなら本気でやれる」
61 : ◆15vHdNAAAEr/ [sage saga]:2023/11/19(日) 00:21:22.20 ID:tMLK9MQJo
サクラ「インパクトハート……」ググッ

ツナミ「あれは……!」

シュビッ

カサイ「やべェ!!」

フッ

ツナミ「っ!??」

サクラ「フラップ!」タタンッ

ライガ「ツナミ!」

ツナミ「っ……!」ザバッ

サクラ「ショック!!!」バッ

ドックン

ツナミ「っ!!?!?」

ツナミ「がふっ……!!!」ブシュッ

ツナミ「う゛……が……」バタッ

サクラ「くぅ……!」ビキビキ

カサイ「ツナミっ……!!!」

サクラ「とどめ……っ」ギュンッ

ライガ「カサイ!!!」

カサイ「おうよっ!」ボボボボッ!

サクラ「っ……!」

カサイ「オラァ! 焼け死にてェならかかって……!」

サクラ「っ!!!」ギュインッ

カサイ「!?」

ボガァァァンッ!!!
62 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/19(日) 00:22:26.11 ID:S8ErP45qo
まさかのパクり
63 : ◆15vHdNAAAEr/ [sage saga]:2023/11/19(日) 00:22:26.14 ID:tMLK9MQJo
どこかのだれかが使っていた内臓破裂系でござい(前スレ>>239)
64 : ◆15vHdNAAAEr/ [sage saga]:2023/11/19(日) 00:32:53.39 ID:tMLK9MQJo
カサイ「テンメェ……! ちったァビビれよっ……!!!」ガッ

サクラ「っ……!!」ググッ

カサイ「で、どーするよ! このまま力比べすっかァ!? 熱いじゃすまねェぜ!!」ゴオオオッ!

サクラ「ちぃっ……!」ジュウウウ

カサイ「オラオラァ!!!」ゴアアアアッ!!!

サクラ「お前がっ……!」ギュルルッ!

カサイ「うおっ!?」

サクラ「先に死ね!!」ドガァッ!

カサイ「がはっ……!?」

サクラ「らぁっ!!!」ドッ…!

カサイ「っ!」

ガッガガガァンッ!!!

カサイ「うぐっ……! でぁ……」ガバッ

カサイ「はあはあ……ぬぅぅ……!!」グラッ

シャッ

カサイ「っ!?」

サクラ「だぁぁっ!」ギュオオッ

ドスッ!

カサイ「ご、お……!!?」ミシミシ

サクラ「くっ……!」ジュウウウッ!

サクラ「ぅぁぁああああっ!!!」ググッ

ドッゴォォォンッ!!!

カサイ「あ、がっ……ぐふっ……!!」
65 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/19(日) 00:35:15.73 ID:e4b6fhk3o
仲間との絆とかチームワークなんていらないどころか邪魔な主人公…
66 : ◆15vHdNAAAEr/ [sage saga]:2023/11/19(日) 00:39:44.25 ID:tMLK9MQJo
サクラ「っっっ……あっぢぃ……!!!」ジュワァァァ

サクラ「あ、そーだ」シャッ

ツナミ「げふっ、がは……!」

サクラ「水」グアッ!

ツナミ「!?」

バッシャァァァンッ!!!

ツナミ「はぁっはぁっ……う、ぐっ……!」ゴロゴロッ

サクラ「あ゛ー……冷えた」

バチッ!

サクラ「!?」サッ

ガッ!!!

ライガ「うぉぉおおおっ!!」バヂヂヂヂッ!!

サクラ「う、ぐぅぅ……!!」ググッ

サクラ「そのくらいっ……! 押し返して……!」グッ

サクラ「っ……!」ヨロッ

ライガ「右腕もらっ……」

サクラ「!」

ベキャアッ!!!

ライガ「っ!??」

サクラ「くれてやるよっ!!!」グイッ

バギャァァァンッ!!!

ライガ「がっ、はっ……!!?」ドガッ
67 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/19(日) 00:42:20.67 ID:s5m2gVL40
この凶暴さ
母親やおじさんおばさんの血をちゃんと継いでるね
68 : ◆15vHdNAAAEr/ [sage saga]:2023/11/19(日) 00:50:55.01 ID:tMLK9MQJo
ギュルルルッタタンッ
ズザザザッ

サクラ「はー……」

サクラ「……」チラッ

ダランッ

サクラ「……」グッグッ

シ-ン

サクラ「動かない……」

サクラ「……」

サクラ「まあいっか」



ライガ「生き、てるか……?」フラッ

ツナミ「なんとか……」ボロッ

カサイ「お、おお……」ヨロッ

ツナミ「どうします……これ……相手は右腕が使えないとはいえ……」

カサイ「このままじゃ先にやられちまうぜ……?」

ライガ「分かっている……なにか策は……」

ライガ「!!」

ツナミ「どうしました……?」

ライガ「私にいい考えがある」

カサイ「またかよ……」

ライガ「突然変なことを言い出して動揺させてやるんだ」

ツナミ「ぶっ飛ばしますよ? 残った力全て込めてぶっ飛ばしますよ?」

ライガ「信じろ。これなら確実に一瞬動きを止められる」

カサイ「……マジだろうな?」

ライガ「ああ。お前たちは右腕側を重点的に狙え。隙を見て仕掛ける。次がラストチャンスだ」

ツナミ「はぁ……分かりました」

カサイ「あいよ」

ライガ「行くぞっ……!」
69 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/19(日) 00:53:31.55 ID:PTRD57Pd0
「私に良い考えがある」ってこの世で最も成功するか不安になる台詞だ
70 : ◆15vHdNAAAEr/ [sage saga]:2023/11/19(日) 00:58:35.14 ID:tMLK9MQJo
ズガガガガッ!

サクラ「っ……!」

カサイ「うおらァ!!!」ゴオッ!

サクラ「ちっ……!」ギュルッ!

ツナミ「はっ!」ザバッ!

サクラ「うくっ……!」

ライガ「左腕だけでは動きにくそうだなキュアサクラァ!!!」バチッ!

サクラ「んくっ……! ご心配どうもっ……!!」ガガッ!

ライガ「そんなお前にいいことを教えてやろう!!」ガッ

サクラ「後にしてくれるとありが……!」グググッ

ライガ「お友だちが来ているぞ」



サクラ「………………え?」ピタッ



ライガ「今だ!」

ババッ!

サクラ「っ!? しまっ……!」

「「「三界封陣!!!」」」

ピシィィィンッ!!!
71 : ◆15vHdNAAAEr/ [sage saga]:2023/11/19(日) 01:00:28.96 ID:tMLK9MQJo
ここまで

>>44の0ゾロ目もったいなかったんでトドメに再利用しました みなさまのおかげさまでキュアサクラ拘束封印完了ですありがとうございます
こっから先の運び方まったく思いついてないので時間かかったらすいません!!
72 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/19(日) 01:03:45.35 ID:ATr7vybYo

あらら…またもやお友達が足を引っ張ってしまった
73 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/19(日) 01:06:11.16 ID:537p7iml0

キュアサクラさん色んな意味でやりすぎでデッキに入れちゃいけない禁止カードだよぉ
74 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/19(日) 01:13:50.05 ID:NmL/jGFa0

3人がどんだけ頑張ってもサクラ1人にすら勝てなくて「お友だち」に頼ってようやく勝てる
もしかして戦闘面に置いてはクリア達は常にサクラの役にまるでたってない?
75 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/19(日) 11:12:22.68 ID:IyNTCG6R0

子供「おまえがさきにしねー!(キャッキャ」
すいませんサクラさんこれプリキュアなんでちょっと抑えてもろて…アッハイスイマセン
76 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2023/11/19(日) 12:51:17.71 ID:KQTozPPl0
味方もサクラぶちのめさないと戦いにならないんじゃないこれ
77 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/19(日) 19:24:24.46 ID:IQ8iVomB0
なにいってんだこいつ
78 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/20(月) 21:00:36.65 ID:m81ma21i0
次のプリキュアはパワーバランス調整されてるのかな
79 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/22(水) 01:16:40.37 ID:tpNMVTl9o
流石に時間かかってるか
80 : ◆15vHdNAAAEr/ [sage saga]:2023/11/23(木) 04:22:46.20 ID:ySeGV69Uo
>>72
結果的にお友だちに動揺したせいでやられちゃったけど、ここで動揺しない場合BADEND以外の√完全消滅どころかそもそものキャラメイクが間違ってたことになるからしょうがないのです

>>74
戦闘能力だけならサクラがぶっちぎっちゃってますね ただ現状のサクラだと相打ち以外の勝ち方基本的に存在しないので……

>>78
実は構想初期では戦闘面は弱い主人公書くつもりでした……でもストーリーがそれを許してくれなかった 作ってくうちに主人公が強くないと動かせなくなっちゃったのでパワーバランスが崩壊しました
次作のパワーバランスはストーリーに寄るとしか
81 : ◆15vHdNAAAEr/ [sage saga]:2023/11/23(木) 04:28:17.20 ID:ySeGV69Uo
朱「戦闘痕……まだ続いてるわね……」

雪菜「は、はい……」

シア「独りでどれだけ……」

シキ「!!」ビクッ

雪菜「シキちゃん?」

シキ「あ……あ……」カタカタ

透「どうしたの!?」

シキ「……消えた」

朱「え……」

雪菜「消えたって……まさか……」

シキ「桜野が……消えたっ……!」

透「!!!」

シキ「そんな……そんなはずっ……! 桜野、どこ……どこっ……!」

シア「シキ、1度落ち着いて……」

シキ「落ち着いてなんかいられないのですっ!!!」

透「シキ……」

シキ「だってずっと一緒にいたんだよ……! なのに今は……なにも感じないっ……!!」

シキ「たしかに桜野を遠くに感じたこともあったのです……冷たく感じたことも鋭く感じたこともあった……!」

シキ「でも、それでもなにも感じなかったことは1度だってなかった……! 暗くても小さくてもっ、桜野はたしかにそこにいたっ……! それだけは感じてたっ……!!」

シキ「それだけがっ……! シキのっ……!!」ギュウウウ
82 : ◆15vHdNAAAEr/ [sage saga]:2023/11/23(木) 04:39:01.90 ID:ySeGV69Uo
透「シキ」ギュ

シキ「うぅ……!」

透「大丈夫だよ。桜野はそう簡単にやられたりしない」

シキ「透……」

雪菜「そうです。桜野さんがどうしようもなく強いのは、シキちゃんが1番よく知っているはずです」

シキ「だから心配なのです……」

朱「はやく攫いに行かなきゃね」

シキ「うん……っ」

透「それに桜野は今、ウィッシュスターを持ってる」

シキ「うん……桜野なら奪われる前に使うはずなのです。きっと、死んでも……」

朱「今なにも起こっていないのが、桜野ちゃんが無事な証拠でもあると……」

シキ「……うん」

雪菜「でも桜野さんの身に何かあったのは間違いないんですよね……?」

シキ「うん……本当に何も感じられないのです……」

透「急がなきゃ。最後に桜野の気配を感じたところに行こう。絶対大丈夫だから」

シキ「うんっ……あっちなのです」

シア「あっち……」

透「なにか分かりそう?」

シア「………………ええ。戦う準備を」
83 : ◆15vHdNAAAEr/ [sage saga]:2023/11/23(木) 04:43:17.99 ID:ySeGV69Uo
カサイ「だァァ……どっと疲れた……」グタッ

ライガ「なんだカサイ……強いヤツと戦えて満足じゃないのか……?」

カサイ「なんでもいいわけじゃねェんだ……アレはシャレになんねェ……」

ツナミ「意外と臆病なんですね……」

カサイ「こいつと違ってな……」クイッ

ライガ「ん、私か?」

カサイ「なんでもいいならとっくの昔に大将に喧嘩ふっかけて消し炭にされてるよ……」

ツナミ「火葬の手間が省けそうです……」

カサイ「言ってろ……」
84 : ◆15vHdNAAAEr/ [sage saga]:2023/11/23(木) 04:53:16.97 ID:ySeGV69Uo
カサイ「ンなことより……ライガよォ、さっきの……」

ライガ「ああ、ただのハッタリじゃない」

ツナミ「これが完成した時点でこちらの勝利はほぼ確定なんですよね……?」ペチペチ



サクラ(in結界)「」



ライガ「そうだ。あとペチペチするな」

ツナミ「……」ペチペチ

ライガ「……」

カサイ「で、どーすんだよ。こっから先は自由時間か?」

ライガ「まあな」

カサイ「……」

ツナミ「……」

ライガ「……」

カサイ「オレぁ決着つけさせてもらうぜ」

ライガ「好きにしろ」

カサイ「おう」

ライガ「お前はどうする?」

ツナミ「……サイカ様はなにをお望みになるでしょう」

ライガ「さあな」

ツナミ「プリキュアの首でもとってくればお喜びになるでしょうか」

ライガ「やってみないと分からんな」

ツナミ「……植物園ちゃんいただきます」

ライガ「呼び方……」
85 : ◆15vHdNAAAEr/ [sage saga]:2023/11/23(木) 04:55:23.12 ID:ySeGV69Uo
三界封陣について
本来は4人で行う封印術。4人でやると四界封陣になる。今回は3人での発動だったため三界。
三角錐型の結界が生成されて対象を閉じ込める。術者が死んでも解除されないらしい
86 : ◆15vHdNAAAEr/ [sage saga]:2023/11/23(木) 05:06:27.46 ID:ySeGV69Uo
ライガ「しかしそうなると私は……」

ザッ

ライガ「福はあるかな」

シキ「桜野っ!!!」

雪菜「なんでしょうあれ……!」

朱「結界? みたいね……!」

透「ライガ、ツナミ、カサイ……! 桜野になにしたのっ……!!!」

ライガ「気にするな。もう終わっている」

透「っ……! 桜野は返してもらう!! 朱、雪菜っ!!」

朱「ええ!」

雪菜「はい!」

「「「プリキュア・カミングシーズン!!!」」」

ヒュオンヒュオンヒュオンッ
ビュオオオッ!!!

ライガ「一応、結界からは遠ざけろ。それから……」

カサイ「……」

ツナミ「……」

フワワワッ!

クリア「全てを透き通らせてあげる! キュアクリア!」

ブーケ「美しい花よ、あたしに力を貸して! キュアブーケ!」

クリスタル「儚く脆い心でも何度だって奮い立たせる! キュアクリスタル!」

ライガ「好きに暴れろ!!!」

カサイ「おうよ!」

ツナミ「はい!」

クリア「行くよ!!!」

ブーケ「はぁぁっ!!」

クリスタル「たあっ!」

クリア「だぁぁぁっ!!!」
87 : ◆15vHdNAAAEr/ [sage saga]:2023/11/23(木) 05:15:59.42 ID:ySeGV69Uo
ババババッ
シュガガガッ
ドドドッ



バキィンッ!!!



クリスタル「ふー……」

カサイ「はっははァ!! 久しぶりだな小動物! 決着つけてやるぜェ!!!」ボボッ

クリスタル「先週、遊園地で……」

カサイ「あれはノーカン!!!」



─────



ツナミ「はっ!!」ザパッ

ブーケ「たぁっ!!!」ドドドドドッパァンッ!!!

ツナミ「ふふっ」スタッ

ブーケ「今日こそ倒すっ……!」

ツナミ「できますか?」ザババッ!



─────



ライガ「くはははっ!」

クリア「はぁぁああっ!!」

ライガ「さあキュアクリア! 大好きなキュアサクラも失って、今度はなにに縋るんだ!」

クリア「今までの私とは……違うっ!!」



ガキィンッ!!!

ガガガガッ
ズドドド…
88 : ◆15vHdNAAAEr/ [sage saga]:2023/11/23(木) 05:24:15.49 ID:ySeGV69Uo
サクラ「はっ!」ガバッ

サクラ「あぐっ……!?」ドサッ

サクラ「あぁ……右腕動かないの忘れてたぁ……」ムクッ

サクラ「いったた……なにがあったんだっけ……」

サクラ「そうだ! みんなが!」

サクラ「嘘かもしれないけど、もし本当なら……!」

サクラ「……」

サクラ「あれ、ここどこ?」

サクラ「誰もいないし……なんにもない……」キョロキョロ

サクラ「さっきの場所ではなさそうたけど……なんか変な場所……」

サクラ「ま、まさかずっと遠くに飛ばされてたりし……」

サクラ「!」ビクッ

サクラ「だれっ!?」バッ

サクラ「っ!!!」

サクラ「そんな……あなたは……!」ジリッ
89 : ◆15vHdNAAAEr/ [sage saga]:2023/11/23(木) 05:28:44.94 ID:ySeGV69Uo
ここまで

余談ですが
名乗り口上コピペしてこようと思ったら桜野さんと透ちゃんは2スレ目で一度も名乗っていないことが判明しました



ここからvs幹部戦になるんですが、流れの都合上透ちゃんはトリとして朱さんとゆきにゃどっちからやります?
下3まで多数決で よろしくお願いします
90 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/23(木) 07:03:25.63 ID:Z5vuznrFo

初登場順に朱さんの方で
91 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/23(木) 07:21:44.45 ID:HPoqP9rm0

朱さん
92 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/23(木) 07:33:11.12 ID:2rgsN6jw0
朱さん
93 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/24(金) 14:03:58.39 ID:WdXCgPnto
この空間でブーケが技に使う植物育つのだろうか?
94 : ◆15vHdNAAAEr/ [sage saga]:2023/11/25(土) 21:01:28.31 ID:YxD1F2hIo
ちょっと待ってね
95 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/25(土) 21:48:05.57 ID:GVDmSOIAo
あいよ
96 : ◆15vHdNAAAEr/ [sage saga]:2023/11/27(月) 12:31:54.87 ID:bI0Qml3NO
ドガガガッ
バジャァァァンッ!!

ツナミ「ふふっ」ザパパパッ

ブーケ「はぁっ……はぁっ……!」タタタッ

ツナミ「はっ!」ザバァッ!

ブーケ「ガーテンシュートっ……!!」ポポポッ

ドッパァァァンッ!!

ツナミ「っ……!」

ブーケ「ツナミっ!!」バッ

ツナミ「!」

ガッ

ツナミ「ずいぶんご立腹みたいで……!」ググッ

ブーケ「桜野ちゃんに何したのっ……!!」ググッ

ツナミ「簡単な話です……!」ガッ

ブーケ「うくっ!?」グラッ

ツナミ「はあっ!」ドカッ

ブーケ「あぐっ!」ズザァッ

ツナミ「彼女は私たちにとって最大の障害ですからね……」

ブーケ「はぁはぁ……けふ……」

ツナミ「眠ってもらうんですよ、永遠に」ニヤッ

ブーケ「っ……!」

ブーケ「そんなことさせない……絶対!!」



安価下3まででコンマ最大
どうする?
こういう技使ってこうする等
植物はプリキュアパワーで育ちます
97 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/27(月) 12:37:25.30 ID:ep6nhzhgo
ブーケ
ヴァインウィップ
素早く自在に動き長く伸びる蔓のムチ
で足捕まえて
ブーケ
シードマシンガン
手から種をマシンガンのように発射
威力はそこそこ 出が早く弾速も速い
98 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/27(月) 12:43:14.96 ID:enlOQcN80
前スレ463スプラッシュネクター当ててしばらく攻防
頃合いを見てやられたふりして絶対水で身体洗いたくなるからその隙に飛びかかって絶対離さずに殴り続ける
99 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/27(月) 12:48:19.64 ID:kxJgsJX70
サクラの結界と敵の直線状に位置取るように立ち回り、敵に攻撃しつつ結界の破壊を試みる
100 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/11/27(月) 12:49:46.67 ID:zcAV4ALz0
アースビーンズに乗ってひたすら頭上から攻める
大質量の水はその重さ故に真上に放つと勢いが落ちる 重力で自分が水を被ると踏んで
101 : ◆15vHdNAAAEr/ [sage saga]:2023/11/27(月) 16:51:45.44 ID:RuyHMIAko
ブーケ「プリキュア!」バシュッ

グググッ…
ボンッ!

ツナミ「巨大な花!? なにを…………お?」

ブーケ「スプラッシュネクター!!」バッ

ツナミ「えちょ……」



ブシャアアア



ツナミ「……」ネトネト

ブーケ「……」

ツナミ「……これは?」ネバネバ

ブーケ「動きを止めようと思って」

ツナミ「……最悪です」ヌト-

ブーケ「美味しいわよそれ」

ツナミ「いやそんなことはどうでも……あ、ほんとだ」ペロ

ブーケ「隙あり!」

ツナミ「せい」バシッ

ブーケ「あぅっ」ズシャァ

ツナミ「さすがに甘すぎません?」

ブーケ「つ、次はもっと甘さ控えめに……!」

ツナミ「そうではなくて」
102 : ◆15vHdNAAAEr/ [sage saga]:2023/11/27(月) 17:10:44.11 ID:RuyHMIAko
ブーケ「でも動きは制限できた!」

ツナミ「かなり癪ですが確かに動きにくい……」ネトネト

ブーケ「覚悟!」

ツナミ「ちっ……!」ザッ

ブーケ「はぁぁぁぁっ!!」ドガガッ

ツナミ「くっ……! はぁっ!」グッ

ヌルッ

ツナミ「お?」カクッ

ブーケ「たっ!」ドカッ

ツナミ「うあっ……!」ドシャッ

ブーケ「まだまだ!」ダッ

ツナミ「ったく、粘つくし滑るし痒いし無駄に美味しいし……いい加減うっとうしいですね……!」ヨタッ

ブーケ「はぁっ!!」ギュオッ!

ツナミ「貴方も……っ」サッ

ブーケ「!?」スカッ

ツナミ「召し上がれっ!!」バキッ

ブーケ「あぶっ!?」ドカァッ
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