【コードギアス】俺「安価の力を使いブリタニアに反逆する」

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9 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2025/08/04(月) 16:23:19.60 ID:hjUR3i260

1

10 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2025/08/04(月) 16:39:56.27 ID:4r3B0qdi0

廊下

ミレイ「はぁ？言えない？〜」

俺「ああ…。別に何でも良いだろ？…」

ミレイ「このアタシにも言えないなんて、なんかイヤらしい事とか始めたんじゃないの？」

俺「そ、そんな訳あるか！？」

ミレイ「隠そうとする所が益々怪しい」

俺「ッ…」

俺(…言える訳が無い。最近はゲットーに出入りして、イレブンと接触してるだなんて)

ミレイ「ハァ…まっ、別に何だって良いけど変な事に手ェ出すのはやめときなさいよ？」

ミレイ「アンタももう直ぐ卒業なんだからさ」

俺「ああ…。それは十分分かってるさ…」

俺(そうだ…。危険な事だと分かっていて俺は行っている…)

俺(しかし、俺がイレブンと接触する理由は…)


1レジスタンスに加担してブリタニアへの嫌がらせ
2アルバイトをする事で武器を流して貰っている
3その他(理由を書いて下さい)


安価下

11 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2025/08/04(月) 16:41:30.70 ID:uNxzrblro

1

12 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2025/08/04(月) 17:07:44.30 ID:4r3B0qdi0

夜
アッシュフォード学園

俺「さてと、今日も行ってくるよ」ｶﾞﾀｯ

ナナリー「俺お兄様。今日もバイトですか？」

俺「ああ。帰りは遅くなるから、しっかり戸締りして寝るんだぞ」

ナナリー「そうですか…。分かりました。頑張って下さいね」

俺「ありがとうナナリー」



廊下

ルルーシュ「兄上、最近深夜バイトを入れ過ぎなのでは？シャーリーも留年の事、心配してましたよ？」

俺「はは…昼間ミレイにも心配されたよ」

ルルーシュ「お金の心配なら、オレもバイトを始めたので、そこから…」

俺「賭けチェスだろ？」

ルルーシュ「ご存知でしたか…」

俺「俺もシャーリーから注意してくれって聞いてるからな」

ルルーシュ「シャーリー……。しかし、それならば…」

俺「ハァ…分かったよ。これからは少しバイトを減らす。だからお前も、そんな賭けなんて危ない橋をあんまり渡るようなバイトはあまりするなよ」

ルルーシュ「そうして下さい。ナナリーも寂しがっていますし…」

俺「ルルーシュは？」

ルルーシュ「お、オレは…別に…」

俺「そっか。それはちょっとショックだな…」

ルルーシュ「あ、いや……オレもそりゃあ…少しは…」

俺「はは。冗談だ。とにかく今日もナナリーの事、頼むぞ」

ルルーシュ「ええ」

ｶﾞﾁｬｯ

俺「それじゃ、後を頼みます」

咲世子「はい。お気を付けて俺様」

俺「ええ。ありがとう」ｽﾀｽﾀ

俺「…。」

俺(ルルーシュとナナリー、咲世子さんには俺は深夜バイトの掛け持ち始めたと言って伝えてある…)

俺(しかし、真実は違う…)

俺(賭けチェスなんかとは比の比べられない危険な事を俺はやってる…)

俺(……俺は、ブリタニアと戦っている)

13 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2025/08/04(月) 17:23:54.88 ID:4r3B0qdi0

道路

バイク「」ﾌﾞｳｳｳﾝ...

俺(俺は…ブリタニアを酷く恨んでいる…)

マリアンヌ『』ﾄﾞｸﾄﾞｸ...

俺(嫉妬で母を殺した皇族や貴族のような階級制度にも…)

シャルル『お前達は産まれた時から死んでおる…。死んでいるお前達に権利など不要！』

俺(…力が無ければ何も得る事が出来無いと、俺達を地獄に追いやったあの男の事も…)

俺(俺は…ブリタニアと言う国を憎んでいる…)

俺(力が無ければ何も得る事なんて出来ない…。ならば、目も足も不自由なナナリーの未来はどうなる？…)

俺(力の持たない、弱者に優しく出来ない世界…)

俺「…そんな世界…ぶっ壊れてしまえば良い」ｸﾞｯ

バイク「」ﾌﾞｳｳｳｳﾝｯ!!

俺(そんな今の世界を認めたくなくて、俺は今でもブリタニアと言う国と戦う組織…イレブンのレジスタンスに手を染めたのだが…)

俺(…イレブンと言う民族もなかなかに差別意識が強かった)

俺(ブリタニア人の俺を加えてくれるレジスタンスは中々見つからず…)

俺(ようやく加えてくれたレジスタンスグループは…)


コンマ下二桁
96以上奇跡的に厳島の奇跡を起こした藤堂が拾ってくれた(藤堂＋四聖剣)
21〜95カレンの兄貴だけは種族に拘らず寛大だった(扇グループ)
20以下サイタマゲットーのグループが拾ってくれた

安価下

14 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2025/08/04(月) 17:24:18.18 ID:hjUR3i260

あ

15 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2025/08/04(月) 18:08:54.96 ID:jNCy3Xcp0

サイタマゲットー

俺「ふぅ、やっと着いた…」ｶﾎﾟｯ

俺(流石に隣のエリアまで行くのは遠過ぎるな…)

俺(まぁでも、ブリタニア人の俺をレジスタンスに入れてくれたのはここのエリアのレジスタンスだけだったから仕方無いんだが…)

俺「しかし、ブリタニアが憎いからと言って…レジスタンスか…」ｽﾀｽﾀ

俺(脳筋タイプの俺でも分かる…。分かっている…)

俺(こんな活動、ブリタニアにとっては唯の嫌がらせでしか過ぎない…)

俺(…幾ら俺がレジスタンスの一人として活動を頑張っても、所詮は自己満足…)

俺(どれだけ背伸びしたって、どうせ…世界は変わらない…)

俺(俺に世界を変えうるくらいの奇跡を起こせるだけの力が有れば…)

俺「…いや、奇跡はそう簡単には起こせないから奇跡なんだよな」ｽﾀｽﾀ



──しかし、この翌日…俺は奇跡を目の当たりにする事になる



チュートリアル編終了

16 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2025/08/04(月) 18:10:16.85 ID:jNCy3Xcp0

このルートのサイタマゲットー所属の場合、ここでチュートリアル編は終わりです

チュートリアルは2度と戻れない為、一度だけ戻る事が可能です
1このまま行く
2最初から始める

安価下

17 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2025/08/04(月) 18:18:38.62 ID:ULRQVEX8o

どうせコンマ判定>>13しかないんだからやり直すにしてもそこからで良いのでは

18 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2025/08/04(月) 18:20:44.44 ID:5m6MO3r4o

特典が無くならないなら2

19 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2025/08/04(月) 18:24:38.53 ID:jNCy3Xcp0

やり直します
特典も振り直し可

1振り直す(※下振れて酷くなる可能性有り)
2振り直さない

安価下

20 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2025/08/04(月) 18:27:25.00 ID:hjUR3i260

2

21 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2025/08/04(月) 18:31:27.08 ID:jNCy3Xcp0

振り直しません

1選択肢も選び直す
2>>13の判定だけやり直す

安価下

22 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2025/08/04(月) 18:33:04.13 ID:1twPbE4Co

2

23 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2025/08/04(月) 18:41:56.46 ID:jNCy3Xcp0

13の判定から
道路

バイク「」ﾌﾞｳｳｳﾝ...

俺(俺は…ブリタニアを酷く恨んでいる…)

マリアンヌ『』ﾄﾞｸﾄﾞｸ...

俺(嫉妬で母を殺した皇族や貴族のような階級制度にも…)

シャルル『お前達は産まれた時から死んでおる…。死んでいるお前達に権利など不要！』

俺(…力が無ければ何も得る事が出来無いと、俺達を地獄に追いやったあの男の事も…)

俺(俺は…ブリタニアと言う国を憎んでいる…)

俺(力が無ければ何も得る事なんて出来ない…。ならば、目も足も不自由なナナリーの未来はどうなる？…)

俺(力の持たない、弱者に優しく出来ない世界…)

俺「…そんな世界…ぶっ壊れてしまえば良い」ｸﾞｯ

バイク「」ﾌﾞｳｳｳｳﾝｯ!!

俺(そんな今の世界を認めたくなくて、俺は今でもブリタニアと言う国と戦う組織…イレブンのレジスタンスに手を染めたのだが…)

俺(…イレブンと言う民族もなかなかに差別意識が強かった)

俺(ブリタニア人の俺を加えてくれるレジスタンスは中々見つからず…)

俺(ようやく加えてくれたレジスタンスグループは…)


コンマ下二桁
96以上奇跡的に厳島の奇跡を起こした藤堂が拾ってくれた(藤堂＋四聖剣)
21〜95カレンの兄貴だけは種族に拘らず寛大だった(扇グループ)
20以下サイタマゲットーのグループが拾ってくれた

安価下

24 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2025/08/04(月) 18:43:01.65 ID:5m6MO3r4o

あ

25 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2025/08/04(月) 19:49:09.53 ID:GLJTnc890

まーた反逆してるのか

>>7
ミレイは地雷ないけど結構構わなきゃならないのに戦力にならないしハズレだろ
カレン一筋が1番簡単

26 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2025/08/04(月) 19:57:11.23 ID:fXSQVj2Ko

いたら助かるいなくても別にゲームオーバーにはならない、別に目標ではないヒロインとくっつくって要素のために時間とやり直し費やしまくるとまた今までの二の舞になりそうだな

27 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2025/08/04(月) 20:20:03.67 ID:jNCy3Xcp0

コンマ65
シンジュクゲットー

俺「着いたか…」ｶﾎﾟｯ

俺「基本的にはブリタニア人の俺は何処も断られたが…まさかこんな近くのゲットーを拠点にしてたレジスタンスグループが入れてくれるとはな」

俺「しかし、ブリタニアが憎いからと言って…レジスタンスか…」ｽﾀｽﾀ

俺(脳筋タイプの俺でも分かる…。分かっている…)

俺(こんな活動、ブリタニアにとっては唯の嫌がらせでしか過ぎない…)

俺(…幾ら俺がレジスタンスの一人として活動を頑張っても、所詮は自己満足…)

俺(どれだけ背伸びしたって、どうせ…世界は変わらない…)

俺(俺に世界を変えうるくらいの奇跡を起こせるだけの力が有れば…)

俺「…いや、奇跡はそう簡単には起こせないから奇跡なんだよな」ｽﾀｽﾀ

俺(それでも…俺の参加を気軽に認めてくれた他とは器の違う彼ならば…とは思っていたが…)

俺(…しかし、その彼ももう)ｽﾀｽﾀ

千葉「遅いぞ」

俺「すみません。道が込んでまして」

玉城「ったくブリキ野郎は時間すら守れねえのかよ」

杉山「学生時代から遅刻なんかしてると将来もそう言う大人になるぞ」

俺「はぁ…」

扇「あぁっ、いやオレが許可したんだ。集まるのは作戦開始時間の1時間前で良いって」

玉城「はぁ？んなのオレ聞いてねーよ」

井上「まぁまぁこれで皆んな揃ったんだし、さっさと作戦会議を始めましょうよ」

カレン「…。」

全員「「…。」」

カレン「…扇さん？」

扇「あ、ああっ。そうだった、これからはオレがナオトの代わりするんだったな…」

俺(紅月ナオト…このレジスタンスの元リーダーで作戦立案能力や情報収集力に長けて仲間想いでリーダーとしての器もあった)

俺(…しかし、仲間想い過ぎる事が祟って前回の作戦中に一人で囮役を引き受けた結果…彼はこのレジスタンスに2度と姿を現す事は無かった)

28 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2025/08/04(月) 20:22:21.33 ID:hjUR3i260

千葉？

29 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2025/08/04(月) 20:48:25.56 ID:jNCy3Xcp0

シンジュクゲットー

俺(俺達は先日行方不明になったこのグループの元リーダーの作った作戦書通り、ブリタニアから化学兵器を奪う作戦を行う事になった)

扇「質問がある奴は？」

俺「はい」

扇「ん？何だ？」

俺「その化学兵器ってのは、いったいなんです？」

玉城「んなもん化学兵器って言ったら毒ガスに決まってんだろ」

俺「毒ガス？…」

玉城「ブリタニアはその毒ガスでオレ等日本人を虐殺するつもりなんだよ！それを俺達が先に奪って阻止するんだ」

俺「虐殺するのなら、別に毒ガスに頼らなくても色々方法はあると思うけど…？」

南「まさかナオトの情報筋を疑っているのか？」

カレン「…。」

俺「そ、そうじゃ無いが…」

井上「君の言いたい事も分かるけど、毒ガスが使われてからでは遅いのよ」

俺「…分かりましたよ」

俺(…これだ。このレジスタンスグループは確かに支援グループからKMFを1機流して貰えるほど信頼されてる)

俺(しかしそれは元リーダーである紅月ナオトあってのもの…)

俺(このグループも、そしてメンバーも一人の男を信頼し過ぎている…)

俺(新しいリーダーの扇は優男過ぎてレジスタンスのリーダーには向いていないし、ブリタニアが憎いからってこのまま居続けるのもそろそろ本当に危うくなって来たかもな…)

俺(扇はリーダー交代したばかりだし、脱退を伝えるなら今しか…)

カレン「…。」

扇「じゃ、一旦解散で…各自潜入用の服に着替えたら現地にて集合だ」

俺「扇さん」

扇「うん？」

俺「ちょっと話g───」

俺手「カレン手「」」ｶﾞｼｯ

俺「…？」

カレン「扇さん。じゃあアタシこいつと現場まで向かっとくね」

扇「あ、ああ…」

俺(…は？)

30 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2025/08/04(月) 20:49:05.88 ID:jNCy3Xcp0

千葉はミスです
南です

31 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2025/08/04(月) 21:13:15.51 ID:jNCy3Xcp0

東京租界

バイク「」ﾌﾞｳｳﾝ

俺「今回の作戦、KMFをもう一機用意してくれたら作戦成功率はもっと上がっただろうにな」

カレン「誰が乗るのよ？」

俺「そんなの俺しか居ないだろ」

カレン「…お兄ちゃんはお人好しだから、その言葉を信じて今後頼りにするつもりだったみたいだけど」

カレン「アンタ、本当に操縦出来るの？ただのブリタニアの学生なんでしょ？」

俺「一応自信はある」

カレン「…。」

カレン「自信があったとしても、まぁ駄目ね」

俺「どうして？」

カレン「アンタ未だアタシ達のグループに入って日が浅いじゃない。分からなかった？未だ誰からも信用されてないのよ」

俺「…。」

俺「…フッ、小さいなぁ」

カレン「小さい？」

俺「ブリタニアと言う強大な国と戦おうってのに、そんな人種や信用なんて口にしてるようじゃ…このグループはいつか壊滅するだけだって言ってるんだ」

カレン「皆んなの悪口はやめて。殺すわよ」

俺「…俺は、神聖ブリタニア帝国と言う国の強さを嫌と言う程見てきた」

カレン「見てきた？…」

俺「ああ、そうだ。悪いが俺は、そんなごっこ遊びの馴れ合いグループで命を落とすつもりは無い…」

カレン「…だからこのレジスタンスから脱退する気？」

俺「俺の事を認めてくれたのはお前の兄である紅月ナオトだ」

俺「その兄が居なくなった今、ブリタニア人の俺が居ても不和の原因を作るだけだろ？」

カレン「…。」

俺「だから、この作戦を最後に…」

カレン「…別に、アタシはブリタニア人が今更一人増えたくらいで何とも思わないけどね」

俺「へえ、意外だな。俺はてっきりお前も…」

カレン「フッ、そういやアンタとこうやってサシで話すのは初めてだったっけ」

俺「ああ…そういやそうだったな…」

俺(この女は紅月ナオトの妹、紅月カレン…。このグループの最年少にしてKMF担当らしい)

俺(実際の腕は見た事無いが、最年少なのにKMFを託されると言う事は結構やれるんだろ)

32 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2025/08/04(月) 21:17:12.98 ID:x9FHetxso

ブリタニアのせいでこんな目に遭った以上ブリタニア人を見る目は厳しくなるの当たり前やろ…
客観的に自分を見れないのかこいつ

33 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2025/08/04(月) 21:26:41.99 ID:SaiQYDYs0

?人の心は発言では動かない、人の心を動かすのは行動よ

34 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2025/08/05(火) 03:43:09.54 ID:h0CLvMCQ0

高速道路

カレン「そういや聞きたかったんだけどさ」

俺「うん？」

カレン「アンタはブリタニア人なのに、どうしてブリタニアと戦ってるの？」

俺「…そんなの、理由は一つしか無いだろ」

カレン「一つ？」

俺「ブリタニアって国が嫌いだからだよ」

カレン「…アンタ自身がブリタニア人なのに？」

俺「関係無いさ。力が有れば何をしても許される国…。そして力の無い弱者は、全てを諦めるしか出来ない」

俺「弱肉強食のこの世界そのものを認めたく無いんだ…」

カレン「ふぅん…」

カレン「それじゃあ日本を取り戻したいって訳では無いのね」

俺「共通の敵を持っている…。ただ、それだけだ」

カレン「そっ。まぁお兄ちゃんがそれでも構わないって認めて入れたんだし、あたしも今更とやかくは言うつもりは無いけど」

俺「…。」

俺(未だ時間もあるしこのレジスタンスの事も聞いておくか)


1扇の事を聞く
2玉城の事を聞く
3井上の事を聞く
4カレンの事を聞く


安価下

35 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2025/08/05(火) 03:52:50.08 ID:Kbkh+74qo

4

36 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2025/08/05(火) 10:47:57.68 ID:jGyF2YMx0

高速道路

俺「お前は兄の事、どう思ってたんだ？」

カレン「え？」

俺「好きだったのか？」

カレン「な、何よ急に？//」

俺「外見で判断するが、お前は俺と同年代くらいだろ？」

カレン「…。」

俺「俺達と同世代の子は大抵は学校に行ったりして平和に過ごしている」

カレン「…大抵はって、じゃあ私達はおかしいって事？」

俺「そうは言って無い…。しかし、こんな危険な事をしてまで戦うにはそれ相応の理由が必要だ」

俺「俺にはブリタニアを憎む理由があるが、お前はどうなんだろうと思ってな」

カレン「…。」

俺「紅月ナオトが居た頃なら未だ分かる。しかし、彼はもう居ない」

カレン「…。」

俺「お前が戦う理由なんかもう残って無いんじゃないか？」

カレン「…まさか、私の事を心配をしてくれてる訳？」

俺「いいや、純粋に疑問に思っただけだ」

カレン「だったら心配無用だわ。お兄ちゃんが居なくなっても、アタシはこのグループの一員として戦い続ける」

俺「それは兄の為に？」

カレン「お兄ちゃんもそうだし…お兄ちゃんが信じた仲間の皆んなも大事だから」

俺「……そうか」

カレン「それから、もうあんただって仲間の一人なんだからお前って呼び方はやめて」

俺「じゃあ何て呼べば良い？」

カレン「…カレンでいいわよ。他の皆んなもそう呼んでるし」

俺「分かったよ。カレン」

カレン「…。」

カレン「…なんかムカつく」

俺「何でだよ」



カレンの好感度が上がった

37 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2025/08/05(火) 11:16:06.13 ID:jGyF2YMx0

ブリタニア研究所前

俺拳「」ﾌﾞﾝｯ

ブリタニア兵士「グハッ！？」ﾊﾞｷｯ!!ﾄﾞｻｯ...

俺「こっちは片付け終わったぞカレン！」ﾁﾗｯ

カレン「そう。でもあたしの方が早かったわね」ｸﾞｸﾞｯ

ブリタニア兵士B首「ﾌﾞｸﾌﾞｸ...」ｸﾞｸﾞｯ...ﾄﾞｻｯ

扇「見張りをやったか2人とも！」ﾀｯﾀｯﾀｯ

井上「いつも2人を率先して危ない目に遭わせてすまないわね」ｽﾀｽﾀ

カレン「いえ、これくらいは…」

玉城「ヘッ、ブリキの兵士の一人や二人。オレでもやれたんだかな」ｽﾀｽﾀ

扇「こいつの積荷の中見はどうだ？」

南「ナオトの残した情報通りだ。化学兵器のような物が入ってる」

大きなカプセルのような機械「」

永田「クソッ！ブリタニアめ。何て物を使う気だったんだ！」

杉山「後はこいつを最初のポイントまで運ぶだけだな」

玉城「おい見ろよ。こっちのトラックには武器が積まれてある。折角だしこれも貰って行こうぜ」

杉山「待てよ玉城。ナオトの作戦だと奪うのはこいつだけだって…」

玉城「ヘッ、どうせバレねーよ。乗ってけよ杉山」

永田「良いのか？扇？」

扇「え？ああ、まぁ多分大丈夫じゃないか？…とりあえず次の見張りが来る前にさっさとここを離れよう」

カレン「じゃああたしはグラスゴーをこのトラックに積むわね」

南「俺、KMFを乗せる為に場所を空けたい。そっちのコンテナをこっちに動かしてくれ」

俺「分かりました」ｽﾀｽﾀ

俺(しかし、本当に化学兵器か…)ﾁﾗｯ

大きなカプセルのような機械「」

俺(俺でも分かるぞ…。こんな物を使ってレジスタンスを弾圧しても、余計に反発を招くだけだって…)

俺(クロヴィスはそんな事も分からなくなったのか？…)

大きなカプセルのような物「」


コンマ下二桁
71以上カプセルから何か緑の光のような物が見えた…
70以下コンテナをずらした俺は、最初の作戦通り検問へと先に向かった


安価下

38 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2025/08/05(火) 11:20:27.86 ID:RUzyYq9J0

ゾロ目

39 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2025/08/05(火) 11:46:14.07 ID:jGyF2YMx0

コンマ86
荷台内

俺(とりあえずこれをどかして…)

ｼｭｳｳｳ...

大きなカプセルのような機械「」

俺「…ん？」

俺(目眩か？…いや…)

「見つけた。私の…」

俺「何だ？…声？どっから？…」ｷｮﾛｷｮﾛ

大きなカプセルのような機械「」

俺「…？」

俺(聞こえなくなった？…)

扇「どうした俺？」

南「場所を空けたならオレ達もさっさと配置に着くぞ」

俺(何か、嫌な予感がするな…)

俺(情報が完璧過ぎるのも…毒ガスなんて最高機密だろう物を守る見張りが、たったの2人しか居なかったってのも怪しいし…)

俺「……扇さん」

扇「うん？」

俺「俺、やっぱりこっちの運搬チームに加わっても良いですか？」

扇「え？…」

俺「念の為です」

扇「まぁ、別に検問の見張りは南一人でも出来るが…そっちは優先して狙われる。危険だぞ？」

俺「一応俺もレジスタンスの一員ですよ。危険な所ばかり誰かに任せてばかりも居られませんよ」

俺「それに俺が白兵戦に優れてる事は知ってるでしょう？」

扇「それは、まぁ…いつも頼りにはしているが…」

カレン「でもこっちに加わるって、アンタ何処に乗る気よ？あ、扇さん。あたしのKMF積み終わりました」ｽﾀｽﾀ

俺「ん、カレンはいざとなった時用に必須だし…永田さん運転変われます？」

永田「馬鹿お前。大型トラックを運転するのは免許が必要なんだぞ」

永田「普通の車とは勝手が違うんだからな。お前に任せたら予定ポイントに到着する前に事故って逮捕オチが見えてるよ」

俺(じゃあ運転にも永田が必須か…。それじゃあ俺は…)


1カレンの隣に座る
2良いよ荷台の中に入っとく
3諦めて予定通り検問の見張りをした後、シンジュクゲットーへ先に向かう


安価下

40 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2025/08/05(火) 11:52:44.43 ID:AC1R5gdkO

2

41 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2025/08/05(火) 13:07:30.82 ID:jGyF2YMx0

ブリタニア研究所前

俺「良いよ。荷台の中に入っとく」ｽﾄｯ

カレン「そんな所入って…しっかり捕まっとかないと怪我するわよ」

永田「おいおい事故る前提で話すのやめろよ」

俺「ブリタニアに見つからなかったら大丈夫でしょう？なるべく安全運転でお願いしますよ」ｶﾁｯ

荷台「」ｳｲ-ﾝ...

俺「とは言ったものの、パネルを閉めたら中は真っ暗だな…」

大きなカプセルのような機械「」

俺(本当にこいつ毒ガスなのか？…)

俺(さっきの声の正体は…？まぁそれは、ゲットーまでこいつを運べば後々分かる事か…)

俺(とりあえず作戦通りに上手く行けば、朝方にはクラブハウスへ帰って朝の1限には間に合うだろうが…)

俺「はぁ…」ｽﾄｯ


──────
─────
────
───
──
─

42 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2025/08/05(火) 13:32:16.56 ID:jGyF2YMx0

10時間後
高速道路

大型トラック「」ﾌﾞｳｳｳﾝ!!!

軍事ヘリ「」ﾊﾞﾗﾗﾗﾗ...



トラック荷台内

俺「ああ…ごめんナナリー。思っていたよりバイトが長引いちゃってさ…」

俺「ルルーシュ？いや、俺は知らないな。ん、大丈夫。俺はちゃんと夕食までには帰るから…それじゃ」

俺携帯「」ﾋﾟｯ

俺「チッ…」ｽｯ

通信機「」

俺「おい、未だ振り切れないのか？そろそろコイツのガソリンも切れるんだろ？」

カレン『無理だ。何時間も走ってるが、ピッタリ付けられてる。こうなったら地下鉄のルートを使うしか無い』

永田『クソッ！玉城の奴が、ナオトの作戦通りに動かないから！』

俺(確かに事前の作戦だとこの化学兵器を盗むだけだったが、あのおっさんが武器まで盗んでブリタニアに見つかった)

俺(しかし本当にそれだけか？…見張りの兵士の少なさ、あからさまな武器…)

大きなカプセルの機械「」

俺(もしかするとブリタニアは最初からこいつを盗ませる為に罠を張ってたんじゃないか？…)

俺「はぁ……本当に危険な事になって来たな。どうする？こんな時ルルーシュならどうやって知恵を使う…」

俺「…いや、あいつは今頃また賭けチェスでもやって遊んでる。戦争とは関係無いな」

俺(こんな時の為に鍛えて来たんだろ。ここは俺自身の力を使って切り抜けるしか無い…)ｸﾞｯ

通信機「永田『クソッ！呑気に走りやがって！』」

俺「あ？…」

カレン『やめろ！そっちは！？』

トラック「」ｸﾞﾗｯ!!

俺「なっ！？」ｸﾞﾗｯ

大型トラック「」ｽﾞｻﾞｻﾞｻﾞｻﾞｯ!!!

壁「俺身体「」」ﾄﾞﾝｯ!!

俺「がはっ！？」

俺(何が起きた！？マズイ！？ここではシートベルトが…)

工事現場「」ﾄﾞｶﾞ-ﾝ!!!

俺「う……」ﾊﾟﾁﾘ

俺(……生きてるのか？俺は……)



コンマ下二桁
71以上俺はまた咄嗟に聞こえた声に導かれたお陰でなんとか無事だった
31〜70俺は事故により左手を骨折していた
11〜30俺は事故により頭から出血しており、そのまま意識を失った…
10以下俺死亡


安価下

43 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2025/08/05(火) 13:43:12.55 ID:RUzyYq9J0

むーりー

44 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2025/08/05(火) 14:27:49.22 ID:jGyF2YMx0

コンマ55(巻き戻し権利＋)

1範囲格上げ(ルルーシュと再会)
2負傷して額から出血していたが、助手席にてカレンから赤いバンダナを借りて止血した(カレン好感度上昇＋後日カレンイベント追加※ルルーシュ、C.C.とはニアミスで会わない)


安価下

45 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2025/08/05(火) 14:29:21.98 ID:RUzyYq9J0

2

46 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2025/08/05(火) 14:46:48.79 ID:jGyF2YMx0

コンマ55
荷台内

俺「くっ…事故ったのか？…」ﾑｸﾘｯ...

俺(エアバッグも無しにぶつけまくったせいか、身体中の節々は痛むが激痛って程じゃ無い…)

俺「ハァ…ハァ…。何処も折れたりして無いのは、不幸中の幸いか…」ﾌﾙﾌﾙ

天蓋「」ﾋﾟｶｯ

俺「今の事故で天井の蓋が外れてる…」

俺「そうだ。永田とカレンは？…」ｽﾀｽﾀ

扉「」ﾋﾟﾋﾟｯｳｲ-ﾝ



運転席

俺「あ…」

エアバッグ「永田「」」
エアバッグ「カレン「」

俺「おい、2人とも生きてるか！くっ！」ﾋﾟｯ

エアバッグ「」ﾊﾞｯｸﾞ

カレン「ッ…」

俺(カレンは無事か。永田の方は…)

俺「おい、永田！しっかりしろ！」

永田「うっ…」

軍事ヘリ「」ﾊﾞﾗﾊﾞﾗ

カレン「マズイ。追手が…早く出さないと！」

俺「永田！おい、運転出来ないのなら俺に変われ」

永田「だから、こいつを運転するには免許が必要だって言ったろ！」ｷﾞｱ「」ｶﾁｩ

アクセル「」ｸﾞﾝｯ




荷台の上

ルルーシュ「おい！そこにいるのか？」

大型トラック「」ｷｲｲｯ!!ﾌﾞｳｳﾝｯ!!

ルルーシュ「わっ！？うわっ！？」荷台内「」ﾄﾞｻｯ

47 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2025/08/05(火) 15:34:39.98 ID:jGyF2YMx0

大型トラック運転席

俺「ガソリンは？」

永田「もうあんま走れないよ！」

俺「カレンの言う通り、やはり一旦地下鉄を使って……うっ」ﾌﾗｯ

カレン「ああっ！アンタ、額から出血してるじゃない！」

俺「え？…あっ…」

俺額「」ﾂ-....

俺「そうか。さっきの事故で…」

永田「大丈夫なのか？ゲットーまで行けば簡単な治療は出来るが…」

俺「あ、ああ…。大丈夫だ。これくらいなら押さえてれば何とか…」ｸﾞｯ

カレン「…。」

俺血「」ﾂ-...

俺(思ったより血が流れてくる…。意外と傷が深かったのか？…)

カレン「ハァ…ほらもうこれ使いなさい！」ｽｯ

俺「え？」

カレン赤いバンダナ「」

カレン「ちょうどこれなら傷の部分抑えられるし、これから戦争になるかもしれないのに片手使えないのは不便でしょ？」

俺「あ…いや、しかしこれ。大事なもんじゃ？…」

カレン「…お兄ちゃんが居なくなって無かったら、どの道今回の任務が始まる前にアンタにも渡されてたもんだから」

俺「カレン…」

俺「ありがとう。助かるよ」ｽｯ

カレン「か、貸すだけだからね！絶対返しなさいよ！」

俺「それはもちろ───」

軍事ヘリ「」ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞｯ

俺＆カレン「「！？」」

ブリタニア兵士『今ならば弁護人を付ける事が可能である！直ちに停車せよ！』

永田「軍まで出て来た！どうする！？」

カレン「その為に、アタシが居るんでしょ！」ｽﾙｯ

カレン「俺、交代して。アンタはここで永田を麻布ルートから地下鉄へナビしてあげて」

俺「分かった。カレンも、気を付けろよ。相手は軍だ。長引けばお前でもどうしようも無いぞ」

カレン「分かってるわよ。アンタにそのバンダナも返して貰わないといけないしね」ｽﾀｽﾀ

扉「」ｳｲ-ﾝ


カレンの好感度が上昇した

48 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2025/08/05(火) 15:41:33.73 ID:wFF8gKU7o

これカレンじゃなくてどっちかというと俺君からカレンへの好感度上がるイベントのような

49 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2025/08/05(火) 16:27:55.23 ID:jGyF2YMx0

高速道路

俺(軍事ヘリに対してカレンは最初こそ優勢に戦っていたが…)

サザーランド「」ｽﾞｼ-ﾝ!!

俺「アレはサザーランド？…ブリタニアの最新鋭のナイトメアまで投入して来るのか！？」

俺(あの化学兵器はそんなにも重要なのか…？)



ジェレミア「何処から流れたのは知らんが、旧型のグラスゴーではこのサザーランド止められぬ！」ｸﾙｯ

ジェレミア「ましてや、皇帝陛下の寵愛を理解できぬイレブン風情ではな！！」ﾄﾞｼｭｯ

グラスゴー「グレネード「」」ﾄﾞｵ-ﾝ!!

俺「カレン！」

俺(あのサザーランドのパイロット。相当やる…まさかクロヴィスの親衛隊か？…)

永田「カレン！共倒れはマズイ！お前は逃げろ！」

カレン『でも！』

ｷｭﾙﾙﾙｯ

俺(この音は…)

俺「永田！下だ！下からナイトメアが来る！伏せろ！」

永田「えっ？…」

サザーランドB「」ｽﾞｼ-ﾝ!!ﾀﾞﾀﾞﾀﾞｯ

トラックガラス「」ﾊﾞﾘ-ﾝ!!

永田「ッ…」ｸﾞｲｯ

大型トラック「」ｷｲｲｯ

俺「くっ…」

トンネル内「大型トラック「」」ｺﾞｵｵｵｯ

50 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2025/08/05(火) 16:51:31.99 ID:jGyF2YMx0

地下鉄

俺(予定通り、俺達は化学兵器を麻布の地下鉄に運び出す事は出来たが…)

俺「お、おい。大丈夫か永田！？」

永田「くっ…うっ…」ｸﾞｯ

永田左肩「真っ赤」ｼﾞﾜ...

俺「ッ…」

俺(俺は咄嗟に屈んだから助かったが…俺の額の擦り傷と違って、出血が酷過ぎる…)

俺(しかも、場所が心臓付近で…こいつは…)ｺﾞｸﾘ...

俺「扇さん！永田がかなりマズイ！今直ぐに手当てが必要だ！おい、応答しろ！」

通信機「」

俺「チッ。圏外か…」ｽｯ

大型トラック「」ｽﾞｼ-ﾝ...

俺「うっ…」ｸﾞﾗｯ

タイヤ「土」ｷﾞｭｲｲﾝｯ

俺「何だ？エンストした？クソッ、こんな時に…」

永田「ハァ…ハァ…」ｸﾞｯ

俺「永田。とりあえずお前も一旦止血しよう。その傷では…」ｽｯ

永田「お…お前は…ここから離れて…扇達に増援を……」

俺「永田…」

永田「こ、これを……」

俺「あ…」

永田家族写真「」

俺「お前、結婚してたのか…。しかも、産まれたばかりの子供も…」

永田「ハハ…う、羨ましい…だろ？…」

俺「…。」

俺「…ああ」ｸﾞｯ

永田「これを……家族…に…」ｽｯ

赤いバンダナ「」

俺「馬鹿お前…。産まれたばかりの子供の為にも、これはお前自身の手で…」

永田「た…頼む……」

俺「ッ……」ｸﾞｯ

永田「もし、先にブリタニアに見つかったら…この毒ガスごとトラックを…爆破する…」

永田「うっ…ごほっ…そうすりゃ…時間は…稼げる筈だ…」

俺「……分かった。俺は扇達を連れて直ぐ戻って来る。それまで、死ぬなよ」

永田「ふっ……」

ﾊﾞﾀﾝｯ...

俺(永田…)

俺「くっ…！」ﾀｯﾀｯﾀｯ

51 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2025/08/05(火) 17:06:08.37 ID:jGyF2YMx0

地下鉄

俺(トラックがエンストして永田と別れてから、5分くらい経ってからだった)

俺(クロヴィスは化学兵器の回収にサザーランドまで出して来ている)

俺(なら既に、この地下鉄にも捜索隊を出してる筈…)

俺(慎重に行かないとな…)ｽﾀｽﾀ

グラスゴー「」

俺「あの赤に塗装されたグラスゴー？もしや」ﾀｯﾀｯﾀｯ

俺「カレン！カレンか！？」

グラスゴーハッチ「」ﾌﾟｼｭｯ

カレン「俺！？無事だったの？何で一人で？…永田は！？」

俺「トラックがエンストしたんだ」

カレン「エンスト？…」

俺「こんな旧型の通信機じゃここだと使えなくて…。だがちょうど良かった。永田は向こうで───」

轟音「」ﾄﾞｵ-ﾝ!!!

俺「！？」ﾌﾞﾜｯ

カレン「えっ？…な、何？…」

俺(今の爆発……)

永田『もし、先にブリタニアに見つかったら…この毒ガスごとトラックを…爆破する…』

永田『うっ…ごほっ…そうすりゃ…時間は…稼げる筈だ…』

俺「永田…」

カレン「永田さん、どうかしたの！？」

俺「多分…自爆して死んだ…」

カレン「えっ…」

俺「…これを、俺に託して」

永田家族写真「」

カレン「嘘…」

52 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2025/08/05(火) 19:15:12.25 ID:h0CLvMCQ0

地下鉄

グラスゴー「」ｳｲ-ﾝ
グラスゴー手「俺「」

扇『そうか…。永田が死んだか…』

俺「…。」

扇『化学兵器…毒ガスはどうなったんだ？』

俺「恐らく、ブリタニアに回収される前に永田が毒ガス諸共一緒に自爆した」

扇『地下鉄内は大丈夫なのか？』

俺「ああ。現場から離れては居るが今の所毒ガスがこっちに届いて来るような事は無い」

扇『なら良かったが…』

俺「扇さん、あの化学兵器って…本当に」

杉山『扇！マズイぞ！』

俺「？？」

杉山『ブリタニアの奴等、ナイトメアや戦車を投入して来てる！』

俺「何？…」

南『奴等！関係無い民間人を撃ってる！』

井上『このゲットーに住んでる人達を虐殺してるわ！』

扇『な、何だって！？』

俺「虐殺！？」

カレン「嘘！？ち、地上に出るわよ俺！＊

俺「あ、ああ」

俺(どう言う事だ？…あの化学兵器を取り戻す為に、俺達だけじゃ無くまさかこのゲットーの人全てを？…)

53 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2025/08/05(火) 19:28:47.49 ID:h0CLvMCQ0

新宿ゲットー

俺(地下鉄から地上に上がると、新宿ゲットーは地獄と貸していた…)

サザーランド「」ﾀﾞﾀﾞﾀﾞｯ

日本人老人「うわあっ！？」ﾊﾞｼｭｯ!!

カレン「ブリタニア！？な、何で関係無い民間人まで！？」

俺(ブリタニア軍がKMFや兵器を投入して、このゲットーに住む人々を皆殺しにしている…)

俺「まさか、口封じの為か？…うん？」

子供「うわぁんママー！！」
母親らしき人物「」ﾄﾞｸﾄﾞｸ...

サザーランド「」ｶﾁｬｯ

カレン「やめろおっ！！」ｳｲ-ﾝ

サザーランド「グラスゴーハーケン」ﾄﾞｶﾞｯ!!

俺「カレン！」

サザーランド「」ｽﾞｼ-ﾝ!!

カレン「クソッ！私は一人でも多くの日本人を助ける！アンタは扇さん達と合流して！」ｳｲ-ﾝ

俺「…。」

俺(合流してって、こんな状況で気軽に…)

54 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2025/08/05(火) 19:40:05.53 ID:h0CLvMCQ0

新宿ゲットー

戦車「」ｳｲ-ﾝ...
軍事ヘリ「」ﾊﾞﾗﾊﾞﾗﾊﾞﾗ...
サザーランド「」ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞｯ

ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞｯ!!
ﾄﾞｶﾞ-ﾝ!!

俺(…まさか、俺達のせいなのか？俺達が、ここに逃げ込んだから)

俺(化学兵器の一つや二つくらいで、まさかここまでして来ないなんて思っていたから…)

俺「あ…」ｶﾞｯ

幼い子「」ﾄﾞｸﾄﾞｸ...

俺「子供すら……」

俺「…。」

俺(いいや…何を今更…)

俺「ッ…」

俺(そうだ…。だって俺は、昔から知ってたじゃないか…)

日本人子供遺体「」ﾄﾞｸﾄﾞｸ...

俺(彼奴等は、こう言う事も平気でする。力を持たない弱者なんか…ゴミ同然にしか思っていない国だと…)

俺「これが…ブリタニアのやり方だ…」

俺「だから、俺は……」

俺手「永田家族写真「」」ｸﾞｯ...





チュートリアル編終了

55 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2025/08/05(火) 19:41:04.11 ID:h0CLvMCQ0

チュートリアル編終了
巻き戻し権利を@1

1使用する
2このまま次の編へ行く(ここより前には戻れなくなります

安価下

56 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2025/08/05(火) 19:41:32.39 ID:+bI4eO2Yo

2

57 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2025/08/05(火) 19:41:39.61 ID:RUzyYq9J0

2

58 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2025/08/06(水) 01:00:22.71 ID:aDpnOBOh0

このまま行きます
新宿ゲットー

俺「さてと…このままここに居ても仕方ない。そろそろ移動しないとな」

戦車「」ﾄﾞｵ-ﾝ!!!
装甲車「」ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞｯ
サザーランド「」ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾝｯ!!

俺(とは言え、この地獄の中だ…。慎重に進まないとあっと言う間にその辺で殺されてるイレブンと同じ末路を辿る事になる)

俺(それだけは絶対に避けなくてはならない…。さてどうするか…)

俺(最悪、俺の名を使えばこの場は切り抜けられるだろうがブリタニアに俺達兄妹が生きていた事が漏れる…)

俺(それに…)

カレン『か、貸すだけだからね！絶対返しなさいよ！』

永田『もし、先にブリタニアに見つかったら…この毒ガスごとトラックを…爆破する…』

永田『うっ…ごほっ…そうすりゃ…時間は…稼げる筈だ…』


俺「…。」

俺(……あんだけ世話になったのにここで俺だけが助かっても、これじゃ後味が悪いか)

サザーランド「」ｳｲｲﾝ

俺(しかし相手はナイトメアや戦車…このまま生身のままで扇達と合流した所で俺達もジリ貧だ)

俺(ブリタニアからナイトメアさえ奪えたら…方法が思い付かないが…)

俺(とにかく先に扇達と合流か、ナイトメアを奪う独自に動くか…どっちを優先するか先ず決めないとな…)


1先に扇達と合流する
2奪えそうなナイトメアが無いか探しながら慎重に進む


安価下

59 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2025/08/06(水) 01:11:36.26 ID:T0UGflyMo

1

60 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2025/08/06(水) 01:31:21.25 ID:aDpnOBOh0

新宿ゲットー

俺「先ずは扇達と合流するか」ｽｯ

通信機「」ﾋﾟｯ

俺「扇さん。今何処だ？一先ずそっちに合流したい」

扇『こっちはポイントC-3で民間人の避難を手伝ってる！』

俺「ポイントC-3？確か向こうの線路の方面か。遠くは無いな」

線路「」

俺(今俺が携行してる武器は服の中にあるオートマチックの銃のみ…)

俺(ブリタニア軍に見つかれば幾ら俺でもどうしようも無い…)

俺(何とか見つからないように上手く隠れながらポイントまで進もう)ﾀｯﾀｯﾀｯ


コンマ下二桁
91以上途中で危機一発の井上を助けた
81〜90途中で危機一発の玉城を助けた
16〜80無事に扇と合流した
15以下途中でサザーランドに見つかった(死亡判定へ)

安価下

61 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2025/08/06(水) 01:37:00.14 ID:SJfmj9hZ0

は

62 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2025/08/06(水) 08:57:12.98 ID:K0ulup5oO

コンマ14
新宿ゲットー

装甲車「」ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞｯ

日本人達「「ぎゃあぁっ！」」


瓦礫の影「俺「」」ｻｯ

俺(クソッ、通りたい道に装甲車が居る…)

俺(遠回りしてる暇は無い。あの装甲車の連中は虐殺に満足したら直ぐに移動する筈…)

俺(少しここで身を潜めて…)

大きな影「」ｽｯ

俺「…ん？」

俺「この影、まさか……」ｸﾙｯ

サザーランド「」ｶﾁｬｯ

俺「ッ…！」

俺(マズイ！今一番見つかってはいけない相手に見つかった！？)

アサルトライフル銃口「」ｷﾗﾝ...

俺(ルルーシュ…！ナナリー！！)ｺﾞｸﾘｯ...


コンマ下二桁
99ジェレミア「そのお姿…もしや！？」
91以上更にもう一機サザーランドが来て、絶対絶命かと思いきや…
51〜90俺は持ち前の身体能力を活かして何とか逃れた(白兵能力スザク並みに)
50以下俺死亡


安価下

63 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2025/08/06(水) 08:58:59.51 ID:LP/Hr7dyo

あ

64 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2025/08/06(水) 09:21:24.20 ID:eGVYn1OfO

コンマ51
新宿ゲットー

サザーランド「」ｶﾁｬｯ

俺(死ぬのか？…俺は、こんな場所で……何にも成せないまま…)ｺﾞｸﾘ...

アサルトライフル「」ｶｯ!!

俺「ッ…！」ﾊﾞｯ

地面「」ﾄﾞｵｵﾝｯ!!

俺「くっ！」ｺﾞﾛｺﾞﾛｺﾞﾛ

サザーランド「」ｳｲ-ﾝ

俺(未だだ！俺は未だこんな所で死ぬ訳には！)ﾀｯﾀｯﾀｯ

サザーランド「」ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞｯ

俺(ルルーシュとナナリーを残しては、逝け無い！！)ﾋﾟｮﾝｯ

ビル2階「」ｺﾞﾛｺﾞﾛｯ

ビル「」ﾄﾞｵ-ﾝ!!!

サザーランド「モニター」ﾋﾟｺ-ﾝ

入口付近が崩れたビル「」

サザーランド「」

65 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2025/08/06(水) 09:31:06.32 ID:sonXj8A3O

廃ビル内

瓦礫「」ﾓﾜｯ...

俺「フゥ…フゥ…。間一髪だった…」

俺(入口が潰されてここから出られ無くなったが、一応サザーランドから逃れる事は出来たか…)

俺「扇さんすまない。サザーランドに見つかって、そっちに合流出来なくなった」通信機「」

扇『何？大丈夫なのか？…』

俺「ああ。何とか生きてはいる…。だが逃げ込んだ廃ビルの入口を潰されて閉じ込められた」

扇『そうか…。なら良かった』

俺「しかし、ここから出る事が難しいかもしれない」

扇『そのビル、周りに何が置いてある？』

俺「何って…果物とか野菜とかか？」

扇『旧ショッピングモールか？線路の近くだし、もしかしたらそこには地下鉄に通じる階段があるかもしれない』

俺「地下鉄に通じる階段？」

扇『ああ、探してみてくれ。無理そうなら後でカレンを向かわせる』

俺「分かった…」ﾋﾟｯ

俺(幾らカレンとは言え、この状況でナイトメア1機で無事にいられるとは思えない…)

俺「扇の言ってた地下鉄へ通じる階段とやらが見つからなかったら、ここで餓死だな…」ｽﾀｽﾀ



コンマ下二桁
81以上直ぐに地下鉄へ通じる階段が見つかった
31〜80時間は経ったが何とか階段を見つけた
30以下階段は見つからずに見た事の無い白いKMFが壁をブチ抜いて現れて…(新宿編END)


安価下

66 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2025/08/06(水) 09:36:51.32 ID:jFFbs8A8o

あ

67 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2025/08/06(水) 09:43:54.32 ID:SJfmj9hZ0

狂犬フラグか
1はロススト履修してるのか？

68 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2025/08/06(水) 10:17:26.81 ID:qY3GfApWO

地下鉄構内

俺(階段も瓦礫で少し塞がっていたせいでそこそこ時間は経過したが、扇の言っていた通り地下鉄へ通じる階段を何とか発見する事は出来た)

俺(後は、未だ出口がちゃんとある場所へと出るだけだが…)

扇『おい、今何処だ？』ﾋﾟﾋﾟｯ

俺「うん？言ってた通り地下鉄への階段を発見して、地上へ向かってるが？」

扇『そうか。ならお前は間に合わなさそうか…。KMFが大量に手に入ったから、ナオトも信頼してたお前の力も欲しかったんだが…』

俺「KMFが大量に手に入った？いったいどう言う事だ？…」

扇『オレ達の協力者が現れたんだよ』

俺「何！？その協力者ってのは？…」

扇『いいや、直接は会ってないから未だ正体は分からない。だが、こいつが有ればブリタニアに勝てるかもしれない』

俺「ま、待て！直接会って無いって、それは罠の可能性も…」

扇『その可能性もあるが、このままだとどの道全滅だ』

俺「それはそうだが…」

扇『罠だったとしても、このゲットーでこの事態を引き起こしたのはオレ達にある…。だからこの責任は取るつもりだ』

俺「扇さん…」

扇『とにかくお前も地上へ出たらまた連絡してくれ』

俺「あ、ああ。分かった」ﾋﾟｯ

俺(クロヴィスの…しかもナイトメアを扱える幹部レベルの者がサザーランドを複数機持って離反した？…)

俺(このゲットーの惨状を見て？…)

俺(…いや、そんな訳は無い。ブリタニア軍はイレブンにそんな感情が湧く連中では無い)

俺(だったら何故…？)

俺「分からないが、とにかく地上を目指さないと…」

階段「光」ｽｯ　

俺「…！外からの光だ。あそこからなら出られそうか！」ﾀｯﾀｯﾀｯ

69 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2025/08/06(水) 10:21:32.14 ID:YwrmDPIXO

何処かの倉庫

俺(階段を上がってみたが…)

俺(ここは何処かの倉庫か？)ﾁﾗｯ

俺(よし。誰も居ないみたいだな…)

俺(いや、誰か居る？…)ｽｯ

ヴィレッタ「…。」

俺(何だあの女？パイロットスーツを着てる…。ブリタニアの兵士？…)

俺(しかし、どうしてこんな場所で何もせずに一人で佇んでる？…まさかイレブンの死体を見過ぎで気でも当てられた？…)

俺(そんな訳無いか…。しかし、何だ？パイロットスーツを着てる癖に奴のサザーランドは付近に見当たらない…)

俺「まるで目を開けながら寝てるみたいだ…」

俺(不気味だな…)


1いざとなれば女一人くらいならどうにか出来るだろうし、一応心配して声を掛けてみる
2余計な事をせず、あの女がここを離れるまで階段に隠れておく


安価下

70 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2025/08/06(水) 10:26:54.02 ID:f16BEJWto

2

71 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2025/08/06(水) 12:05:25.89 ID:mWEG45aI0

倉庫内

俺(あまり時間も無いが、かと言って寝てるのかどうか確証は得られないしあの女の横を通るのもリスクが高い…)

俺(少し様子を見ておくか…)

ヴィレッタ「…。」

ヴィレッタ「…！私は…」

俺(目を覚ましたのか？隠れて様子を見ていて正解だったな。もし急いで横を通ろうとしたら見つかっていた)

俺(後はあの女が何処かへ行ってくれれば…)

ヴィレッタ「……私のナイトメアは何処だ？」ｷｮﾛｷｮﾛ

俺(うん？…あの女、やはりナイトメアに乗って来ていたのか？しかし、それをここで奪われた？…)

扇『KMFが大量に手に入ったから、ナオトも信頼してたお前の力も欲しかったんだが…』

俺(そういやさっき扇の奴、協力者がKMFを大量に用意してくれたって…何か関連性があるのか？…)

ヴィレッタ「しかし、私は何故こんな場所に…」ｽﾀｽﾀ

俺(げっ、こっちに近付いてくる…)ｽｯ

ヴィレッタ「クソッ！思い出せない…」ｷｮﾛｷｮﾛ

ヴィレッタ「そう言えば学生のような、何かが…」

俺(近いな…。一応通信機の電源は落としておこう)ｶﾁｯ

俺(時間が無いんだ。さっさと何処かへ行ってくれ)


コンマ下二桁
21以上暫く隠れていると何処かへ行ってくれた(シンジュク編終了)
20以下…しかしこんなタイミングで携帯の方が鳴り、見つかってしまった(ミレイ好感度上昇)


安価下

72 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2025/08/06(水) 12:09:53.49 ID:pmjcKTKHo

あ

73 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2025/08/06(水) 12:14:51.70 ID:ulJI+1LoO

何だかんだで主人公何もやってなくて草

74 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2025/08/06(水) 12:22:13.85 ID:mWEG45aI0

コンマ49(後は勝手に停戦命令が出ます)
巻き戻し権利を使用しますか？@1

1使用する
2このまま行く

安価下

75 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2025/08/06(水) 12:26:09.06 ID:QegaN6cVo

2
狂犬だってぶっちゃけ何もしてなかったしな

76 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2025/08/06(水) 13:00:59.24 ID:mWEG45aI0

コンマ49
倉庫前

ヴィレッタ「クッ…」ｽﾀｽﾀ

俺(やっと何処かへ行ったか…)ﾁﾗｯ

俺(しかし、あの女が散々ここを調べていたせいで随分時間を食ってしまった…。扇達は未だ無事なのか？)

俺「扇さん。聞こえるか？」ｶﾁｯ

通信機「」ｻﾞ-...

俺(うん？…反応が無い…)

俺「おい！扇さんじゃ無くても良い！誰か応答しろ！」

通信機「」ｻﾞ-...

俺「俺のこれが壊れてる訳…じゃ無いよな？だとしたら、まさか…」

俺(全滅した？…扇達だけで無く、カレンまで…)

俺「チッ…やっぱり言っていた協力者ってのは罠だったんだ」ｸﾞｯ

俺(しかし、全員が死んだとなると厄介だな…)

俺(ここから俺一人でどうやって検問を突破する？…)

俺(ここに隠れていても、何れ守備部隊に見つかるのは時間の問題…)

俺(こう言う時ルルーシュならば色々と策が浮かぶんだろうが、俺には何も思い浮かばん…)

俺(なら投降するか？…いや、まさか…ありえない…)

俺(もし俺が捕まれば、ルルーシュとナナリーまで巻き込む事になってしまう…)

俺(…それだけは、絶対に避けなくてはいけない)ｽﾀｽﾀ

死んでいるブリタニア兵「」

俺「…。」ｽｯ

ライフル「」ｶﾞｼｯ

俺(かくなる上は、一人でも多くのブリタニアの兵を道連れ覚悟で検問を強行突破するしか…)

日本人の大量の死体「」

俺「…。」

俺(いいや、それでは何も解決しない…)

俺(……この事態を引き起こしたのは俺達にあるんだ)

通信機『おい…えるか？…』

俺「ん？扇さん？無事だったのか？…」

77 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2025/08/06(水) 13:15:16.42 ID:SJfmj9hZ0

ブリタニア人らしくない情の熱さ
まぁそういう風に選択肢で誘導したんだけどな

78 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2025/08/06(水) 13:19:24.59 ID:mWEG45aI0

シンジュクゲットー

俺「ブリタニアのサザーランドは全滅させたが、敵の新型1機に…？」

扇『ああ…こっちも全員やられた。皆んなは何とか脱出したがな…』

扇『さっき言ってた協力者も通信が繋がらない。多分新型にやられたんだろう』

俺「…。」

扇『皆んなは避難場所に集まって隠れてる。今さっきカレンも合流した。お前もこっちに…』

俺「行ってどうする？」

扇『え？…』

装甲車「」ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞｯ
戦車「」ﾄﾞｵ-ﾝ!!

俺「サザーランドを全滅させても、結局ブリタニア軍は未だ戦力を残してる」

俺「この戦争は俺達の負けだ」

扇『そ、それはそうだが…』

俺「俺がそっちへ行っても、死の時間が来るのを待つだけだ…」

俺「…だが、未だ逆転の目が無くなった訳じゃ無い。幸い俺の位置からG-1ベースへの位置はそう遠く無い」

俺「サザーランドも居ないのなら、今なら簡単に乗り込める」

カレン『アンタ！一人で何をする気よ！？』

俺「カレンか。皆んなの事を頼む」

カレン『はぁ！？』

俺「俺はこれから…クロヴィスの首を獲る」

カレン『な、何言ってんの！？アンタ生身なんでしょ！？しかも一人で』

俺「お前に貰ったこのバンダナは冥土の土産に貰ってくよ」

カレン『ふ、ふざけんな！？それはちゃんと──』通信機「」ｶﾁｯ

俺「やっぱ制圧されたのか…なら時間は無いな」

俺(ブリタニアが扇達の所に踏み込む前に、さっさと行かなければ)ﾀｯﾀｯﾀｯ

79 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2025/08/06(水) 13:38:20.57 ID:mWEG45aI0

G-1ベース付近

俺(扇達がブリタニアの戦力を削り、こっちの戦力を前線へと投入した
からか思っていたより簡単に近づけたが…)ｽｯ

双眼鏡「」

G-1ベース周り「大量のブリタニア兵「」」

俺「お、多いな…。予想の5倍の兵が居るんだが…」ｺﾞｸﾘ...

俺(クロヴィスめ、どんな布陣だ？…歩兵をこんなに手厚く外の守りに置く意味はあるのか？…)

俺(プライドの高いブリタニアらしからぬ配置だぞ…)

俺(もしかして、苦し紛れの逆転狙いで俺みたいな奴が現れると予想してのこの配置なのか？…)

俺(だとしたらブリタニアらしからぬ最適解…)

俺(クロヴィスって、そんな切れ物だったっけ？…)

俺(俺の知ってるクロヴィスは…。いや、まぁそっちの方が殺りやすいが…)

俺(てかよく見たら…アレ？…)ｼﾞｯ

衛生兵「…。」

俺(あの白衣。G1の衛生兵だよな？それにその横に居る彼奴は…)

バトレー「…。」

俺(…おいおいどうなってる？将軍まで外の監視役やってるよ！)

俺(いったい何が起きてるんだ？…と言うか、あの数相手に俺一人で暗殺は難し過ぎる…)

俺(いやしかし…それでも行くしか…)

俺「フゥ…フゥ…よし。行くk」ｸﾞｯ

G-1ベース『全軍に告ぐ。直ちに停戦せよ！』

俺「あ？…」ﾋﾟﾀｯ


クロヴィス『エリア１１総督にして第三皇子、クロヴィス・ラ・ブリタニアの名の下に命じる！』

クロヴィス『全軍、直ちに停戦せよ！建造物などに対する破壊活動を止めよ！負傷者はブリタニア人、イレブンに関わらず救助せよ！』

クロヴィス『クロヴィス・ラ・ブリタニアの名の下に命じる！直ちに停戦せよ！これ以上の戦闘は許可しない！』


俺「な、何が起きてる？…」

80 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2025/08/06(水) 14:13:00.06 ID:mWEG45aI0

クラブハウス

俺(あの後、シンジュクゲットーで生き残っていた者達は全員解放された)

俺(負傷者はブリタニアに一時的に保護される事になっていたので、俺は扇達を待つ事無くゲットーを離れた)

俺(救助されて、俺の存在をブリタニアに知られる訳にはいかなかったから)

俺(結局、協力者ってのも誰か分からなかったし…)

俺(あの催眠にでもかかったかのような、立ちながら寝てた女も意味分からなかったし…)

俺(クロヴィスのあの布陣も分からなかったし…)

俺(クロヴィスが何故停戦したのかも分からなかった…)

俺「…。」

俺(アレほど大規模な戦争を経験したのは初めてだったが、何か腑に落ちない事が多過ぎて奇妙な感覚だな…)

俺(でも…一つだけハッキリしてるのは…)

ナナリー「俺お兄様。何処か具合でも？」

俺「あ、いや…疲れてるだけだよ」

ナナリー「丸一日お仕事をされてたんですよね…。なら疲れても仕方ありませんね」

俺「大丈夫。ナナリーを見て今癒されてるから」

ナナリー「え？ふふ、もう///」

俺(もしナナリーの目が見えていたら、俺のこの額の傷の事…聞かれていたんだろうな…)

俺「ルルーシュは未だ？」

ナナリー「はい。今日の帰りは遅くなると」

俺(そういや俺のバイトを心配して、自分も荒稼ぎするとかなんとか言ってたな…)

俺「そっか。じゃあ今日は俺が寝かしつけてあげないとな」

ナナリー「本当ですか？ありがとうございます」

俺「ああ…」

俺(俺はもう一度ナナリーに会えて、ようやく落ち着きを取り戻しつつあった)

俺(一時は死ぬ覚悟をしていたが、無事に生きて帰れたんだな…)



新宿編END

81 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2025/08/06(水) 14:22:42.81 ID:mWEG45aI0

一応確認します
巻き戻し権利を使用しますか？@1

1使用する
2このまま行く(これより前には戻れなくなります

安価下

82 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2025/08/06(水) 14:33:30.47 ID:5wHDxeHuo

2

83 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2025/08/06(水) 15:03:09.14 ID:mWEG45aI0

このまま行きます
翌日
生徒会室

ﾍﾟｼﾝｯ!!

ミレイ「こーら、ルルーシュ！今、寝てたでしょー！手が止まってた！」

ルルーシュ「だからって、叩かないでくださいよ」

リヴァル「オレを置きざりにした罰だって」

ルルーシュ「いやいや…罰なんか。オレなんかよりも完全に手が止まってる人がそこにいるだろ？」

俺「ZZZ…」

ミレイ「…。」教科書の角「」ﾌﾞﾝｯ

俺「ぐえっ！？」ﾊﾞｺｯ!

ミレイ「あら起きた？1日学校をサボった挙げ句生徒会でも爆睡とは良いご身分ね。副会長さん」ﾆｺｯ

俺「あ、あえ？あ…生徒会？…」

シャーリー「涎、垂れてますよ？」

俺「うっ…///」ｸﾞｼｯ

俺(流石に24時間近く戦争行った後にまた朝イチから生徒会は俺でもしんどいな…)

ミレイ「ハァ。全く、アンタ等は兄弟揃って居眠りばっかり…」

ミレイ「今は部活の予算審査の時間よ？とっとと済ませないと！どこも予算が下りないでしょー？」

ニーナ「そんなことになったら…」

リヴァル「馬術部なんかマジ怒り。またここに突入してきたりして！」

ミレイ「リヴァル！　あんたも一応生徒会メンバーなんだから！」

84 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2025/08/06(水) 15:10:51.94 ID:mWEG45aI0

生徒会室

シャーリー「せめて、もう一日早く思い出してくれていればよかったんですよ！」

リヴァル「もう一日遅くが正解。諦めがつく」

俺「そうか。諦めてたらこんな朝早くに俺達が召集される必要も無かったのか」

ルルーシュ「それなら今からでも」

ミレイ「ガーーッツ！！」

リヴァル「またガッツの魔法ですかぁ！？」

ミレイ「はぁ〜い、あなた方は頑張りたくなりま〜す！」

ルルーシュ「かかりませんよ。そんなインチキ魔法じゃ」

シャーリー「会長！私、かかったことにしま〜す」ｽｯ

ミレイ「うん、肉体派は素直で宜しい」

シャーリー「鍛えてるって言ってくれないと！」

ミレイ「そうじゃなくてさぁ〜？」

シャーリー「？？」

ミレイ「立派じゃん！この間、女子寮のバスルームで確かめた。トップとアンダーのバランスがいいよね〜」

リヴァル「ほほ〜」

シャーリー「な…何言ってるんですか！？変態！！///」ﾊﾞｯ

俺「…。」


1シャーリー。今度2人きりの時に見せてくれ
2俺はミレイも負けてないと思う
3(そう言えば意識してなかったが、カレンもシャーリーに負けないかそれ以上の…)
4そうか。もう少し歳を取ったらナナリーも大きく…
5(ん……。何か、昔の事思い出せそうだ…)


安価下

85 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2025/08/06(水) 15:11:31.15 ID:SJfmj9hZ0

3

86 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2025/08/06(水) 15:11:39.06 ID:OnBb2WMJ0

4

87 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2025/08/06(水) 15:38:29.06 ID:mWEG45aI0

生徒会室

俺((そう言えば意識してなかったが、カレンもシャーリーに負けないかそれ以上の…)

俺(そういや彼奴、あの後どうなったんだろうか…)

俺(結局、シンジュクゲットーからは早目に抜け出したから連絡は取って無かったが…)

俺(ちゃんと生きてるよな…？)

俺(…うん？と言うか何で俺あいつの事を心配してるんだ？)

俺(あ、そっか。借りたバンダナ未だ返して無かったから…)

ルルーシュ「…。」ｼﾞｯ...



廊下

ルルーシュ「兄上、昨日は一日中バイトだったんですか？」ｽﾀｽﾀ

俺「え？」ｽﾀｽﾀ

ルルーシュ「しかも、集中力を欠いて額に怪我まで負うなんて兄上らしくも無い…」

俺「いやいや、俺も一人の人間だぞ？疲れたら傷ぐらい負うって」

ルルーシュ「何処でバイトをしてるんです？」

俺「何処って…東京租界のあるバーの手伝いだよ」

ルルーシュ「バーテンダー？…兄上が？…」

俺「ああ。何なら今度ルルーシュも連れてこうか？」

ルルーシュ「ああ、いえ…。別に興味は…」

ルルーシュ「バーのバイトってのはそんなにも忙しいのですね」

俺「まぁな。バイトも俺しか居ないし…俺もお前みたいに頭が良かったらもっと楽出来るんだろうけど…」ｽﾀｽﾀ

ルルーシュ(昨日のテロリストの使っていた通信機…。その中に一人、兄上の声と似た人物の声が聞こえてきた…)

ルルーシュ(兄上の帰っていなかった時間とシンジュクの事変の時間は一致する…)

ルルーシュ(しかし、あの時はまさかと思いサザーランドに乗り込むテロリストの連中を見ていたがそこに兄上の姿は無かった…)

ルルーシュ(その後、テロリスト同士が仲間間で連絡を取る時は周波数を変えられたから分からなかったが……)

ルルーシュ(…フッ、流石に考え過ぎか)

俺(こう言う事を詳しく聞かれた時用に、俺は南さんの店でバイトとして働いてる事になっている…)

俺(しかし、気をつけないとな…。俺がこんな馬鹿な事してるなんて、ルルーシュ達に知られる訳には絶対にいかない…)

88 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2025/08/06(水) 15:52:33.69 ID:mWEG45aI0

教室

俺「んっ…これで今日の授業は全部終わりか。今日はもう、朝集まったから放課後の集まりは無いよな？」

ミレイ「助かったわね〜。今日は朝頑張ったので生徒会の集まりはありません」

俺「よっしゃー！」ｸﾞｯ

ミレイ「ま、そもそも今日は念の為に全部活休みなんだけどね」

俺「うん？念の為？」

ミレイ「アンタ知らない？シンジュクの毒ガス事件の事」

俺「え？あ、あー…そういやなんか今日皆んな噂してたな…」


男子生徒A「おい！画像アップされてっぞ！うわっ！イレブンの死体だ！」

男子生徒B「マジ！？見せて見せて！」


ミレイ「全く、死体なんか見ても何も面白く無いでしょうに」

俺「…平和なんだよ。この学園は」

俺「平和過ぎて外の出来事の刺激を求めてしまう」

ミレイ「学生の間は平和じゃ無くちゃ困るわよ。大人になったらそうはいかなくなるんだから」

ミレイ「モラトリアム出来るウチは、ちゃんと楽しんでおかないと」

俺「ああ…」

俺「…。」

89 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2025/08/06(水) 16:04:17.57 ID:mWEG45aI0

夜
クラブハウス前

携帯「」

扇『シンジュクの事件で仲間もかなりやられたし、未だ負傷してる奴も多い』

扇『暫くはレジスタンス活動は無しだ。ゲットーにも顔を出さなくて良い』

扇『今ブリタニア人がゲットーに顔を出すのは目立つだろうからな』

俺「分かりました…」

扇『また何かあったら連絡する』

俺「あっ、扇さん」

扇『うん？』

俺(シンジュクの時も思ったが、紅月ナオトが居なくなったウチのレジスタンスの穴は大きく未来は暗い…)

俺(そして、未だ俺はルルーシュとナナリーの事を置いて死ぬ訳にはいかない…)

俺「…。」

ミレイ『モラトリアム出来るウチは、ちゃんと楽しんでおかないと』

俺(共倒れしてしまう前に、このレジスタンスからは足を洗うつもりだったんだが…)


1レジスタンスを抜けたいとちゃんと伝える
2……いえ、やっぱり何でもありません


安価下

90 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2025/08/06(水) 16:06:33.71 ID:inKcqfGYo

2

91 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2025/08/06(水) 16:06:40.89 ID:SJfmj9hZ0

2

92 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2025/08/06(水) 16:17:20.50 ID:mWEG45aI0

クラブハウス前

俺「…。」


永田『これを…家族……に……頼む…』

カレン『貸すだけだからね！絶対返しなさいよ！！』



俺「ッ……」

扇『お〜い？どうした？』

俺「……いえ、やっぱりなんでもありません」

扇『ん？そうか。とりあえずお前も傷を早く治すんだぞ。じゃあまた連絡する』ﾋﾟｯ

俺「ええ…」

俺「……。」

俺(正直、もう扇のグループじゃ無くても俺はブリタニアと戦う事は出来た筈…)

俺(しかし……)

俺「……言えなかった」

紅いバンダナ「」ﾋﾗﾋﾗ...

俺「クソッ…。あの2人、こんな重たい物渡しやがって…」ｸﾞｯ

93 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2025/08/06(水) 16:43:22.03 ID:mWEG45aI0

翌日
生徒会室

俺(あのレジスタンスに残る以上は、抱えている問題を解決しないとな…)

俺(次の集会の時に話してみるか)

ミレイ「ねえ、ちゃんと聞いてる俺？」

俺「え？な、何だっけ？」

ミレイ「だから〜今日から生徒会一人増やす事になったから」

俺「何でいきなり？現状人数はもう足りてると思うけど…」

ミレイ「お爺ちゃんに頼まれちゃってね〜」

俺「それなら断れないか」

ミレイ「そっ。その子カレンって言う子なんだけど」

俺「カレン？…」ﾋﾟｸｯ


カレン『あたしが日本人だから』


俺「…カレン、何て言うんです？」

ミレイ「おやおや気になる〜？フッ、何とあの名家シュタットフェルト家のご令嬢よ」

俺「名家？そりゃ凄い」

ミレイ「なんか身体が弱いらしくてね。それで部活も無理だろうから生徒会にって」

ミレイ「学校もずっと休んでたんだけど、今日から復学するらしくて」

俺「へえ、身体良くなったのか」

ミレイ「だから今日の放課後、早速歓迎会開くから授業終わったらクラブハウス集合ね」

俺「ん、分かった」

俺(ま…彼奴な訳無いか。そもそもあいつは日本人だしな)

94 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2025/08/06(水) 17:39:14.27 ID:aDpnOBOh0

アッシュフォード学園

教師「それじゃ3年は今日この授業で終わりだ」

俺(学校が終わった)

ミレイ「じゃ、私は先に歓迎会の食事の用意してくるから」

ミレイ「皆んなにはアンタの方から伝えといてね」

俺「了解」

俺(と言っても、皆んなを誘うなんて携帯一つあれば直ぐ終わるんだが)

俺(2年の授業終わり待ちで、歓迎会まであと3時間…暇だな)

俺(さて、何をして時間を潰すか)



自由行動
1俺もミレイの手伝いでもするかね
2またいざと言う時の為に身体でも鍛えておくか
3メールじゃ無く直接皆んなに伝えに行ってやろう


安価下

95 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2025/08/06(水) 17:39:41.63 ID:VbupaSlwo

3

96 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2025/08/06(水) 21:16:40.72 ID:aDpnOBOh0

アッシュフォード学園
クラブハウス

ナナリー「歓迎会…ですか？生徒会とは関係の無い私が参加しても大丈夫なのでしょうか？」

俺「勿論。俺とルルーシュも生徒会やってんだし、ナナリーも次期生徒会確定だしな」

ナナリー「フフ、そうなんですね。では参加させて頂きます」

俺(やはり俺の妹。可愛い)




生徒会室

ニーナ「ぁ…分かりました。じゃあこの実験データを纏めたら向かいます」

俺(ニーナの実験。俺にはさっぱりだったが、何か凄い事やってんだろうな)



廊下

リヴァル「会長の手料理！？うひょー楽しみー！」

俺「後はルルーシュとシャーリーだが、2人は何処に？」

リヴァル「あーシャーリーなら移動教室だから先に向かったかも？ルルーシュの方は中庭の辺り行きましたけど…？」

俺「じゃあ先シャーリーから当たってみるよ」ｽﾀｽﾀ

97 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2025/08/06(水) 21:29:10.59 ID:aDpnOBOh0

廊下

シャーリー「…。」ｼﾞｯ

俺(あ、いた)

俺「シャーリー」ｽﾀｽﾀ

シャーリー「あ…お、俺さん！何ですか？」

俺「会長から今日の放課後歓迎会開くから伝えて欲しいって頼まれてさ」

シャーリー「歓迎会？…」

俺「ああ。カレンって子を生徒会に入れるらしい」

シャーリー「あの子を！？」ﾁﾗｯ

俺「うん？」ﾁﾗｯ



中庭

ルルーシュ＆カレン「「」」

俺(ルルーシュと…あの子がカレン？後ろ向いてて顔は見えないが…)

シャーリー「生徒会に入るんだ…」

俺「なんだ？嫌なのか？」

シャーリー「や！？そんな全然！？」

俺「うん？てか、何でこんな所からあの2人を見て？…」

シャーリー「べ、別に見てませんよ！？そんな気になるとか全く無いですから！」

俺「…。」

俺(怪しい…)


1(もしかしてルルーシュの事取られそうとか思ってる？ならここは俺が助けてあげるか)
2(もしかしてシャーリー。カレンって子の事、そんなに気になってるのか…？)
3大丈夫。俺はシャーリーの方が可愛いと思うぞ


安価下

98 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2025/08/06(水) 21:31:33.63 ID:w7qP3HXdo

2

99 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2025/08/06(水) 21:45:38.63 ID:aDpnOBOh0

廊下

俺(もしかしてシャーリー。カレンって子の事、そんなに気になってるのか…？)

俺「シャーリー」

シャーリー「はい？」

俺「多様性の時代だからな…。うん、無しだとは言わんが…」

シャーリー「はい…？何の話しです？…」

俺「まぁ、上手く行くと良いな…」

シャーリー「だから何が？」

俺「いや、だからあのカレンって子の事気になってるんだろ？」

シャーリー「んな訳無いでしょ！」

俺「えっ？あれ、違う？…」

シャーリー「もう！違いますよ！」

俺「違うのか…俺はてっきり…」

シャーリー「私はちゃんと普通です！ノーマルですから…ってこんな事言わせないで下さいよ！？///」

俺「いや、それはシャーリーが勝手に…」

シャーリー「と、とにかく！違いますからね！///」

俺「あ、ああ…分かった分かったから…」ﾁﾗｯ

中庭「」

俺(あれ？いつの間にかルルーシュ達は居なくなってる…。まぁまた後で伝えれば良いか)

シャーリー(俺さんはルルとは反対で運動神経はこの学園一でこっちもモテるのに、なのに一向に彼女とか作らない理由が少し分かったかも…)



鈍感系になった

100 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2025/08/06(水) 22:14:22.35 ID:SJfmj9hZ0

鈍感とかいらない
最後までいったら戻るしかない

101 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2025/08/06(水) 22:16:16.47 ID:YpqxphZRo

こんなことで戻ってたら終わらんだろ
これは失敗とか間違いだからとか一々言ってたらまたぐだるぞ

102 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2025/08/06(水) 22:18:32.46 ID:PvkfoOX80

下手に察し良いより鈍感のがめんどくさい展開無さそうだしな
女のこと気にしまくって延々と戻ループはもうごめんだ

103 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2025/08/06(水) 22:19:32.94 ID:fYoyXPvh0

それをするゲームだから
大体ぐだろうが何だろうがどうせ途中で放り投げるんだから関係ない

104 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2025/08/06(水) 22:24:26.50 ID:RP/ZbnH7O

ループどころか今すら参加してないやつが偉そうに指示するなよ

105 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2025/08/06(水) 22:26:06.40 ID:gnS62j+80

参加してようがしてまいが偉そうに指示するなよ
>>100みたいに

106 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2025/08/06(水) 22:28:33.80 ID:SJfmj9hZ0

別に指図なんてしてないけど

107 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2025/08/06(水) 22:30:26.75 ID:k2xgVfqqO

参加してるやつは言う権利あるだろ
むしろちゃんと方針知らせてくれてるんだから感謝しろよ、無言で勝手に進めてもいいんだから

108 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2025/08/06(水) 22:31:56.32 ID:SJfmj9hZ0

どこをどう捉えたら指示してるように見えるんだ？
自分がそう思ったことを言っただけなのに
誰かに向けて言ったわけじゃないんだけどな