【ソードアート・オンライン】俺「安価の力でデスゲームを生き残る」

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454 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2025/09/09(火) 10:58:57.38 ID:mHSjgCAQO
草原

アスナ「あの迷宮区に篭ってから、私も俺君のレベルにかなり追い付いて来たね」スタスタ

アスナ「あんまりウカウカしてると、俺君の事ももう直抜かしちゃうかもよ?」

俺「むしろ、それくらいの心意気で頑張ってくれる方が俺としては嬉しいな」スタスタ

俺(迷宮区はβテスター達ですら未だ立ち入るのを恐れる程高難度ダンジョンの為、レベリングの狩場としては擦れて無い絶好の場所だった)

俺(奥へと入り込まなければ、俺とアスナのデュオでもなんとかなり)

俺(コボルトを倒した際に獲得出来る経験値もフィールドでモンスターを狩り続けるよりかなり美味く効率も良い為、俺達はここを独占状態で使っていた)

俺(それにより、アスナは俺が最初の5日間頑張った努力をたったの2日で埋める速度でメキメキ強くなっている)

俺(入手出来るコルも多いし、序盤のレベリングを効率のみで考えるならば恐らくここが最適解の場所だろう…)

俺(…それでも勿論、俺とアスナにも一瞬の油断が死へと繋がる隣り合わせの緊張感もある)

俺(四方からダメージを喰らって一気に残りHP僅かの赤バーまで行ったり、武器をスキルで叩き落とされて死にかけた事も多々あったが何とか生き残って来た)

俺(腕が無くなったりしても、死を恐れずに戦い続ける事の出来る勇気…)

俺(冷静に立ち回り相手のウィークポイントを見抜く頭脳…)

俺(そして抜群の身体能力を持ったアスナだからこそ通用出来ているだけで他の初心者プレイヤーなら間違い無く即死んでいる場所だ)

俺(ゲーマーとしての経験だけでは得られない…恐らく、生まれ持った潜在能力。アスナはポテンシャルが高過ぎる…)

アスナ「何よ急に黙って見て?…」

俺「い、いや。なんでも無い…///」

俺(オマケに超美少女…。この女、つまり全てを持っている…)

俺(絵に書いたような異世界転生系のチート主人公タイプだ…。俺、絶対いつか追い越されると思う…)
455 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2025/09/09(火) 11:00:19.90 ID:mHSjgCAQO
草原

アスナ「でも俺君も凄いよね」

俺「何が?」

アスナ「だって、ゲーム初心者は最初皆んな大パニックだったのに初日から経験者に混ざって強くなろうとしてたんだし…」

アスナ「それからもずっとソロで頑張ってた…」

俺(…それにはまぁ色々理由があっただけだが…)

アスナ「それにこんな美味しい狩場も見つけて来るし、ゲーマーとしての才能あるんじゃない俺君?」

俺(これは嫌味じゃ無く、純粋な気持ちで言ってるな…。そもそもアスナはそう言うタイプじゃ無いか…)

俺「だったら嬉しいが…」

アスナ「もしかしたら私達で第1層のボス倒しちゃう事になるんじゃない?」

俺「流石にこのゲームはそこまで甘く無いさ…。βテスター達は俺達なんかよりもっと最前線に居る筈だし」

俺(…かと言って今日で1週間、今の所βテスターがボスを倒したと言う噂は愚か、何ならボス部屋も見つけたと言う話しも聞かない)

俺(しかも1週間と言う事は、初期コルが尽きるのは早いと今日中……もしかするとはじまりの街は大パニックになってるのかもしれない…)


1はじまりの街へ戻ってみる
2…いや、戻ったとしてもいったい俺に何が出来る?パニックに巻き込まれるだけだ。このままここで無心にアスナと共にレベルを上げ続けよう


多数決下3まで
456 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/09(火) 11:03:51.52 ID:LsfJ7qclo
2
457 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/09(火) 11:05:15.16 ID:EsX4YSJmO
2
458 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/09(火) 11:13:44.12 ID:oZ1MAysIO
大丈夫かな?
459 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/09(火) 11:20:47.97 ID:gsAXfeA10
こういうパターンはどちらにもメリットデメリット用意してるからどちらでもいいんじゃない

460 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2025/09/09(火) 11:30:31.86 ID:T8clTBanO
草原

俺(…いや、戻ったとしてもいったい俺に何が出来る?)

俺(パニックに巻き込まれるだけだ…)

俺(今はこのままここで、無心にアスナと共にレベルを上げ続ける事が最適解だ)

俺(…しかし、かと言ってここに篭りきりで外界の情報が何も無いと言うのは、それはそれで不安になる)

俺(アスナが俺以外と関わろうとしないのも気になるし…)

俺「なあアスナ…」

アスナ「どうしたの?」

俺「この世界はどうだ?少しは慣れたか?」

アスナ「…。」ムスッ!

俺「慣れてないのか?…」

アスナ「当たり前でしょ。ご飯は美味しく無いし、何よりお風呂にすら入れないし」

俺「お風呂?…」

アスナ「だってこのゲームの宿屋って、何処も部屋は一つのみでベッドがあるのみなんだよ!?」

俺「RPGゲームの宿屋って、基本的にそんなもんじゃないか?…ド○クエとかもそうだし」

アスナ「何それ?そんなルール知らない」

俺「それに俺達は一応ゲームの世界に居るんだし、お風呂に入らなくても汗の匂いとかは発生しないと思うが…」

アスナ「分かって無い!俺君は何も分かってない!!」クワッ

俺「え、ええ…?」

アスナ「俺君。そんなんじゃ現実世界で女の子とお付き合いなんか一生出来ないよ!?」

俺「」グサッ
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