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【ソードアート・オンライン】俺「安価の力でデスゲームを生き残る」第2層
- 10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2025/09/14(日) 12:37:17.90 ID:0039GnKz0
- >>8
25層までは基本的に毎回ボス戦でキリトがゲスト参加するので俺アスナデュオのままでも問題ありません
見失わない→普通のプレイヤー(シリカお荷物)→ここでキリトの判定後どちらにせよシリカも現れる
更に上げたければキリトクエストに同行せずリズベットシリカと居残り
- 11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2025/09/14(日) 12:41:59.31 ID:0039GnKz0
- >>9
キャラによります(ノーチラス、ヒースクリフ等なら好感度低くても即戦力、ユイの場合アスナの好感度がこの段階で9に上がったり)
レベル低いキャラはレベリング付き合ったり戦い方教えたりすると好感度勝手に高まる(その分俺が他の行動出来ませんが)
- 12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/14(日) 12:46:49.70 ID:f94hULU30
- レベリング手伝って行動できない分を補うほどのメリットはあるの?
ないならぶっちゃけいらないよな
アスナとデュオでもいいみたいだし
- 13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2025/09/14(日) 12:55:57.73 ID:0039GnKz0
- >>12
ボス戦要因になるので居れば後々は楽に(その代わり今が苦しく)
- 14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2025/09/14(日) 12:59:58.59 ID:0039GnKz0
- >>12
あと誰でも良いので3層ボス戦までに4人目は確保しておかないとリズベットPK狙われたりの不穏なイベントはあります
- 15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/14(日) 13:04:40.07 ID:SH2sLEx/o
- 巻き戻って誰狙うのがおすすめ?
- 16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2025/09/14(日) 13:05:22.90 ID:0039GnKz0
- 巻き戻し場所を決めます
指定があった場所から再開(896以降)
- 17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2025/09/14(日) 13:07:39.34 ID:0039GnKz0
- >>896
スカウト成功率高いシリカorユナ
- 18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/14(日) 13:12:40.36 ID:SH2sLEx/o
- 896
- 19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2025/09/14(日) 13:15:44.10 ID:0039GnKz0
- 896から
捜索内容変えるかどうか
1変更する
2このまま行く
多数決下3まで
- 20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/14(日) 13:28:22.11 ID:kDG0NPRAO
- 2
- 21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/14(日) 13:28:26.27 ID:SH2sLEx/o
- 1
- 22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/14(日) 13:29:53.58 ID:+ndqGrYaO
- 2
- 23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/14(日) 13:32:27.93 ID:kDG0NPRAO
- 一応飛行機飛ばしてないです
- 24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2025/09/14(日) 13:38:38.84 ID:0039GnKz0
- 896から
はじまりの街
俺(俺達はギルドクエストを受けてギルドを設立しようと思ったが、どうせなら4人目の仲間を見つけてから一緒にと言う話しになり保留になっている)
俺(その間、リズベットが露店で武具屋を開いた結果…)
俺(開店前から攻略組がめちゃくちゃ集まり、噂を聞きつけた中間層も集まり人が集まり過ぎた)
俺(結局、今日一日はアスナと共に4人目探しをする予定だったがアスナはリズベットの警護及びトラブル防止の睨み役としてリズベットの隣に置くしか無くなった)
俺(恐らくこの世界の武具屋がめちゃくちゃ儲かる事を知って、後追いで武具屋を始める奴も出てくるだろうが…)
俺(この世界はそれ程甘くは無い。20レベルまで行かないと、強化は出来ても新たに剣を造ったり防具に耐性は付けられない)
俺(しかし、これまた戦闘初心者では20レベルまで上げるのがかなりしんどい)
俺(アルゴの見立てでは、このペースでボスを攻略出来てても12層近く迄はこの世界ではリズベットのみしか武具屋は居ないだろうと言う見立てであった)
俺(その頃なってると、もうリズの奴は街丸ごと買えるくらいお金持ちになってんじゃね…)
リズベット『うっはっはっはっ!この世界に金で買えない物は無いわ!』
俺「ちょっと似合いそう」スタスタ
3層
リズベット「はーくしゅんっ!!」
アスナ「リズ?…大丈夫?」
リズベット「風邪でも引いたかしら?」
アスナ「一応、ゲームの中なのよね?…」
リズベット「??」
コンマ下二桁
91以上フィールドで子供を見つけたが直ぐ消えた…
61〜90未だ小学生高学年くらいなのに果敢にフィールドへ出ている女の子を見つけた
60以下特に見つからなかった…
安価下
コンマ下二桁
31以上街を回っていると既に俺の名声も高まっていたのか高校生の同好会グループに逆に声を掛けられた
30以下特に声はかけられなかった
安価下2
- 25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/14(日) 13:43:47.35 ID:iop1KriGO
- ほい
- 26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/14(日) 13:43:56.43 ID:Ma37KC8jO
- おら
- 27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2025/09/14(日) 13:47:34.94 ID:0039GnKz0
- コンマ35
すみません緩和忘れ(40%)
1シリカの範囲で進む
2振り直す
多数決下3まで
- 28 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/14(日) 13:52:16.96 ID:ZhTwtPmIO
- 1
- 29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/14(日) 14:05:24.76 ID:iop1KriGO
- 1
- 30 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2025/09/14(日) 14:08:48.55 ID:0039GnKz0
- 草原
俺(はじまりの街で4人目を探していた俺は珍しい人物を見つけた)
シリカ「うぅ…」スタスタ
俺(あんな小さい子が1人でフィールドに出ようとしてる?…)
俺(あの子、この前見た子供達を保護してるシスターの世話にはならなかったのか?)
俺(でも…)
シリカ服「」
シリカ武器「ダガー「」」
俺「防具ははじまりの街で揃えられそうな最強装備。持ってる赤色のダガーに於いては攻略組の俺でさえ見た事無い武器だ…」
俺「レアドロップって事か?あんな小さい子が?…」
俺「もしかしてあんな小さいが戦闘はアスナみたいに凄え才能ある天才児なのか?」
俺(とりあえず隠蔽スキルで…)ピッ
シリカ「これなら大丈夫かな…」スタスタ
俺(俺は一旦見守りも兼ねて彼女を街から追跡してみた)
グリーンワーム「」
シリカ「これがモンスター…」
グリーンワーム「」ビュッ
シリカ「わあっ!?」ドサッ
グリーンワーム「」クネクネ
シリカ「あ…ぁ、…ッ!ええいっ!」バッ
グリーンワーム「」ドシュッ
グリーンワーム「」パリ-ン
シリカ「や、やった…」
俺(グリーンワームを一撃で倒した。リズベットよりかは才能ありそうだ)
俺(そしてSAO最弱モンスターとは言えグリーンワームを一撃で葬るあのダガーの攻撃力。あのダガーはやはりレアドロだな)
俺(しかし、未だ明らかに戦闘慣れしていない…。レベル1なのは間違い無いだろう…)
俺(どうする?声を掛けてみるか?…)
俺(こんな攻略組の人間がいきなり声を掛けたら怪しまれる可能性高そうだが…)
1レベリングなら手伝おうか?と声を掛けてみる
2もう少し様子を見る
多数決下3まで
- 31 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/14(日) 14:17:48.75 ID:iop1KriGO
- 2
- 32 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/14(日) 14:30:16.26 ID:2vZZr1RnO
- 2
- 33 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2025/09/14(日) 14:31:34.48 ID:0039GnKz0
- 草原
俺(…いや、流石にもう少し様子を見よう)
俺(あのダガーの強さと防具性能のお陰で、今は別に俺が助けなくても困ってる様子は無いしな)
シリカ「えっと、ポーションを飲んで…」キュポッ
シリカ「これでよし」スタスタ
俺(移動しだしたか。いったい何処へ向かってるんだ?)
コンマ下二桁
21以上順調に冒険して行き、他の冒険者達のパーティーに誘われていた
20以下途中で運悪くモンスターに囲まれ過ぎて流石に助太刀に入った
安価下(21以上なら下の判定へ)
コンマ下二桁
61以上良い冒険者
21〜60普通の冒険者
20以下ロリコンのヤバい冒険者
安価下2
- 34 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/14(日) 14:32:20.86 ID:2vZZr1RnO
- あ
- 35 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/14(日) 14:32:37.24 ID:SH2sLEx/o
- あ
- 36 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/14(日) 20:47:29.38 ID:Dh3oCjabO
- ♡
- 37 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2025/09/14(日) 21:02:50.39 ID:0039GnKz0
- コンマ86
コンマ24
草原
俺(あの後、あの子は持ってるレア武器のダガーの強さに気付いたのか順調に何体か倒して行き…)
男プレイヤー達「「「───」」」
シリカ「───」
俺(ここからじゃ聞こえないが、多分フィールドで出会った男のプレイヤー達にパーティーに入らないかと声かけられてるっぽいな)
俺(パーティーに入るならもう大丈夫っぽいが…一つだけ不安が…)
俺(まぁいい。俺も人を探しに来たんだし1戦だけ見たら街へ戻るか)
─────
────
───
──
─
ダイアウルフ「「「」」」
男性プレイヤー達「「「数が多い!それでもやるしかねえ!」」」
シリカ「ッ…」
俺(基本守られてばかりで全然戦わないな…)
俺(あのパーティー人数、あのダガーの強さなら上手く戦えばやれないモンスターじゃ無い筈だが…)
俺「…!」
ダイアウルフ「」バクッ
男性プレイヤーA腕「」パリインッ!!
男性プレイヤーA「ああぁっ!?オレの腕があぁっ!?」
男性プレイヤーB「ヤバいって!全滅するって!」
男性プレイヤーC「クソッ!クソオッ!」
シリカ「あ…ぁ…」ブルブル...
俺(マズイな。一旦介入して助けるしか無いか?…)スチャッ
俺「あ…」
シリカ「くっ…えいっ!」バッ
ダイアウルフ「」ザンッ!
ダイアウルフ「」パリ-ン
- 38 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2025/09/14(日) 23:20:39.32 ID:0039GnKz0
- 草原
俺(結局、あの子が現れたモンスターを1体倒したのを機に他のプレイヤーも奮起してモンスターを殲滅させた)
俺(俺が助けるまでも無かったが…。しかし…)
男性プレイヤーA「シリカちゃんさ、そんなレア武器持ってたならスイッチくらいは頼むよ」
シリカ「す、すみません…」
男性プレイヤーB「防具も強いんだしさビビってちゃ困るよ。死ぬとこだったじゃん…」
シリカ「すみません…」
男性プレイヤーC「てかあんまり戦いとかしないんだったら、そのダガー俺達に譲ってくんね?」
シリカ「え?…」
男性プレイヤーA「あ、それ良いな」
シリカ「あ…」
男性プレイヤーB「誰が持つ?ダガーならオレ持ちたいんだけど」
男性プレイヤーC「何言ってんだ?1体倒したオレだろ」
男性プレイヤーA「いや、前衛でお前等の事身を犠牲にカバーしたオレだよ」
シリカ「……ッ」
シリカ「ご、ごめんなさい!誰にも譲るつもりありませんから!」タッタッタッ
俺(あらら…。初のパーティーメンバーに恵まれ無かったな…)
俺(まぁ皆んな命掛けだし、確かに基本守られてた子が持っておくのは効率が悪いが…)
俺(でも中層組って攻略法のような全員が自分の腕に自身あるタイプじゃ無いだろうから、今みたいなトラブルって日常茶飯事なんだろうな…)
俺(しかしあの子、今後どうするんだろうか…)
- 39 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2025/09/15(月) 00:01:49.90 ID:1Hrgda4Z0
- 転移門広場
俺(あの子がパーティーから離れて街に戻って行くのを見届けた俺もはじまりの街の方へと戻ってきていた)
俺(結局、4人目のメンバーは見つかりそうも無く一旦3層へと戻ろうと転移門広場へと向かっていた俺はとある集団を見かけた)
俺「今日も収穫無し…。陽もおちて来たしそろそろ帰るか…」スタスタ
「ねえ、迷宮区でレベリングなんてやめようよ」
俺(ん?…)クルッ
テツオ「この人数なら大丈夫だって」
ダッカー「心配性だなサチは」
サチ「だって…」
ケイタ「この辺りの経験値効率の良いモンスターはもう全くポップしなくなってるからさ」
ケイタ「一瞬見て駄目そうなら直ぐ引き返せば良いさ」
ササマル「正直言ってフィールド探索するのも飽きてたしね」
サチ「…。」
俺(あの5人パーティー、迷宮区の探索へ行こうとしてるのか…)
俺(彼等のレベルは分からないが、見かけの装備からして2〜5くらいか?…)
俺(5人パーティーで少し様子見だけ…。確かに、深入りさえしなければ行けるっちゃ行けるレベルだが…)
俺(2ヶ月前の俺とアスナが入口付近に居た経験値の美味しいコバルトトルーパーを狩りまくったからな…)
俺(レベル1のリズベットでもだいぶ奥へ入ってこれるくらいに入口付近は湧きが悪い…)
俺(少しだけ忠告しておいてやるか…)スタスタ
- 40 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2025/09/15(月) 00:11:39.38 ID:1Hrgda4Z0
- 転移門広場
俺「アンタ等、これから迷宮区へ行く気か?」スタスタ
サチ「うん??」
ケイタ「あ、はい…。と言っても、入口を少し様子見するだけですけど…」
俺「やめておいた方が良い。あそこの入口付近にはもうモンスターは湧かない」
ケイタ「え?そうなんですか?」
俺「ああ…」
ケイタ「どうして貴方はそれを知ってるんです?」
俺「それは…」
ダッカー「と言うかこの人って、攻略組のさ…」ヒソヒソ
ササマル「うん。着てる防具も見た事無いし、きっとそうだよ…」ヒソヒソ
俺(ん?…)
テツオ「あ、あの…貴方ってもしかして、攻略組の俺さんじゃないですか?」
俺「え?…」
俺(な、何でバレてる!?しかしこれは…)
俺(バレたらちょっと面倒な事を頼まれるかも…。どうしよう…)
1そうだけど…
2い、いえ、人違いです…
多数決下3まで
- 41 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/15(月) 00:13:05.67 ID:xByKyZU00
- 1
- 42 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/15(月) 00:16:19.14 ID:vPpjEqNSo
- 2
- 43 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/15(月) 00:16:33.56 ID:qD/gmntD0
- 1
- 44 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2025/09/15(月) 00:52:13.04 ID:1Hrgda4Z0
- 転移門広場
俺「そうだけど…」
テツオ「うわー!やっぱそうだ!」
ダッカー「どうしてはじまりの街に!?」
ササマル「攻略組を指揮してるって本当なんですか!?」
俺「あ、あの〜…どうして俺の事を?…」
ケイタ「あ、知らないんですか?はじまりの街では攻略組がフロアボスを倒す度に街に居る皆んなに知らせる為、無料で新聞が配られるんですよ」
俺「新聞?…」
ケイタ「ほら、これです」ピッ
俺「……。」スッ
新聞「攻略組犠牲者無しで第2層フロアボスを撃破。攻略組指揮官の俺が他のプレイヤーの犠牲者をゼロに抑えながらLAを取り討伐した」
俺&アスナがボスにトドメの一撃を入れている写真「」
俺(おいーっ!?何だこれ!?俺が新聞に…肖像権の侵害だろ!!)
テツオ「前回は1層フロアボスを攻略したって見出しだけだったんですけど、今回からは写真も添えられてて」
俺(……いや、もうそれだけで分かる。前回居なくて今回居た…。この新聞作ってるの絶対アルゴじゃん)
サチ「私達と年齢あんま変わらなさそうなのに攻略組なんだ…」
テツオ「攻略組の指揮官なんてマジすげーっす!」
俺(2層のボス戦は主力がほぼ全員麻痺してたから臨時で指揮取ってただけで指揮官じゃ無いんだけど…)
ダッカー「この横に居る人も閃光さんだっけ?凄えなぁ」
俺(しかし、攻略組紅一点で中でもトップレベルの閃光のアスナとこの世界随一のプレイヤー武具屋のリズベットが目立ってるのは知ってたが…)
俺(まさか俺まで……)
- 45 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/15(月) 03:47:14.89 ID:cEaLMw9YO
- このスレ見てSAO読み始めたけど思ってた万倍キリトいいやつじゃん
- 46 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/15(月) 08:22:32.12 ID:cTuiPDHwO
- このスレのキリトも普通に良い奴だし積極的に他の人とも関わる辺り普通に原作よりコミュ力高いぞ
- 47 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/15(月) 08:35:03.28 ID:1Uk0Zl0CO
- この世界だとビーター事件でも俺くんが普通に絡んでるし黒猫死んでないからな
- 48 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2025/09/15(月) 10:48:52.32 ID:8AI7LH9EO
- 転移門広場
ケイタ「実は僕達、高校のパソコン研究部の集まりなんですよ」
俺「じゃあ全員リア友でこのデスゲームに巻き込まれたって事か」
ケイタ「はい…。それで恥ずかしながら、最初は怖くて碌にフィールドにも出なかったんですが、僕達と同じくらいの年齢の人達が攻略組の最前線で頑張ってる新聞見て勇気貰ったんです」
ケイタ「僕等もいつか攻略組に合流出来るのを目指して、外へ出てみなかいかって」
テツオ「と言っても5人足しても未だ平均3レベのビギナーだけど」
俺「別に良いんじゃないか?急がなくても、自分達のペースでレベリングすれば」
俺「最信頼出来る仲間が最初から5人も居るってのは心強いと思う…」
ケイタ「はい。でも未だ何処の場所がレベリングに適してるかとか、誰がどのロールに向いてるかとかこのゲームの勝手が分かって無くて…」
俺「そうだよな…。このゲームは経験値の美味いMobやクエストのリソースには限りがある…」
俺「〜の場所のモンスターはもう湧きませんとかのアナウンスがあったりする訳でも無いから、情報も出回らないし後発で街を出れば出る程このゲームは初心者に厳しくなる…」
ケイタ「そうなんですよ…。だからさっき止められたみたいに迷宮区の入口まで様子見に行こうとしても、無駄足だったり…」
ケイタ「それでその…これは相談なんですが…」
俺「うん?相談?」
ケイタ「俺さんって未だギルドには入ってませんよね?」
俺「あ、ああ…」
ケイタ「僕等、誰かが8レベになって受注条件満たしたらギルドを立てようと思ってるんです」
俺「そうなのか」
サチ「うん。もうギルド名も決めてあるんだ」ニコッ
俺「もう名前も?その辺の決断の速さは流石にリア友の集まりだけあって早いな」
ケイタ「ええ。そんでもし良かったら、俺さんもウチのギルドに入ってくれたら嬉しいんですけど…」
俺「え?…」
- 49 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2025/09/15(月) 11:05:06.85 ID:YjXXz+ZFO
- 転移門広場
ダッカー「そりゃ良いな」
サチ「皆んな君の事尊敬してるし」
俺「え、えっと…」
ケイタ「そんでもし良かったら攻略組の指揮官として狩場や戦い方のアドバイスとか貰えたらって思ったんですが…やっぱ駄目ですかね?」
俺(まさか逆にギルドに誘われるとは…)
俺(しかし、昨日なら了承してたかもしれないが今日の朝キバオウやリンドに俺がギルドマスターとして第3勢力になるって言った手前もあるしな…)
俺(名前まで決めて方針も決まってるのに、逆にウチへ誘うのもおかしいだろうし…)
俺「ごめん。実は俺もうギルドは内定してて…」
ケイタ「あぁ、やっぱそうですよね」
俺「すまない…」
ケイタ「いえ、駄目元で聞いただけですから気にしないで下さい」
俺「それに俺、本当は攻略組の指揮官じゃ無くてただの攻略組の一人なんだ」
ササマル「え?でも新聞には…」
俺「それはボスが麻痺属性で指揮官達が麻痺ったから臨時で指揮取っただけだ」
ケイタ「そうだったんですか」
俺「うん。だからあんまり俺に期待されても…」
ケイタ「分かりました。それじゃあギルドに誘うのは諦めます」
俺「ああ。そうしてくれると…」
ケイタ「その代わり、ギルドには入らなくても良いんで僕等に戦闘について助言してくれませんか?」
俺「助言?」
ケイタ「はい。さっきも言った通り、攻略組を目指す志はあっても僕等今の所全員このゲーム初心者で…序盤のコツさえ分かったらもう大丈夫なんで…」
ケイタ「俺さん。明日とか空いてたりしませんか?」
俺「明日…」
ケイタ「良かったら色々アドバイス貰えたらなって」
俺(意外とグイグイ来るな…。まぁ街を出たばかりのビギナーにとったら俺みたいな奴はかなりの情報源か…)
俺(そして明日…。今の所、これと言った明日の予定は無いが…)
俺(いや、でもそろそろアスナと次のフロアボスへ向けてのレベリングをして行こうかとは考えてはいたが…)
1まぁいいか…。いいよ、明日だけで良いなら色々見てやる
2ごめん。俺も忙しくて…基本的な情報なら道具屋でガイドブックが無料で買えるし、他の情報も売ってくれる奴が居るからそいつを紹介するよ
多数決下3まで
- 50 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/15(月) 11:15:40.26 ID:8zcbcJQEO
- 2
カリスマが上がってれば受け入れられたけどな
- 51 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/15(月) 11:16:22.49 ID:6Do5IKCeo
- 2
- 52 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/15(月) 11:19:41.69 ID:zZQuXLtHo
- 選んどいて見捨てるなよ
- 53 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/15(月) 11:24:46.05 ID:8zcbcJQEO
- 25層までは基本的に毎回ボス戦でキリトがゲスト参加するので俺アスナデュオのままでも問題ありません
見失わない→普通のプレイヤー(シリカお荷物)→ここでキリトの判定後どちらにせよシリカも現れる
更に上げたければキリトクエストに同行せずリズベットシリカと居残り
このキリトの判定ってこの後起こるのか?
- 54 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/15(月) 11:44:18.77 ID:6Do5IKCeo
- シリカの好感度上げるイベントと被るかもと思って
第3層までに確実に仲間にしたいし、黒猫死ぬまでまだまだ時間あるかなって
- 55 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/15(月) 11:47:58.22 ID:Ie0Uaa5IO
- まあシリカと重なるだろうな
- 56 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2025/09/15(月) 11:52:42.96 ID:hCtpyHtdO
- 転移門広場
俺「ごめん。俺も忙しくて…」
ケイタ「そ、そうですよね…」
サチ「もう諦めなよケイタ…。これ以上は彼にも失礼だよ…」
ケイタ「あ、ああ…」
俺「基本的な情報なら道具屋でガイドブックが無料で買えるし、他の情報も売ってくれる奴が居るからそいつを紹介するよ」
ケイタ「はい…」
俺「…。」
俺(このデスゲーム中に他のギルドの初心者達の面倒見まで抱え込める程…この世界は甘くは無い…)
俺(…そして俺自身の存在も、彼等が期待してるような大層な器の人間で無い事も分かってるつもりだ)
俺(思い上がりは身の破滅を招く。しかし…)チラッ
ケイタ達「「「「…。」」」」
俺(下手に関わり期待させて拒むのは、何だか余計に申し訳無い事をした気分になったな…)
サチの好感度が1に上昇した
カリスマが下がった
- 57 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/15(月) 11:55:46.32 ID:8zcbcJQEO
- こんなの初見でわかるわけないわ
- 58 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/15(月) 11:59:49.94 ID:/C2rNiwj0
- 1だとキリトとアスナとのイベントが起こらないし
リズベットとPKとアスナの敵対イベントとかいう不穏なイベントになっただろうしここだ関わるべきじゃなかったな
- 59 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/15(月) 12:00:20.16 ID:Ie0Uaa5IO
- 黒猫くん地雷イベすぎる
- 60 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/15(月) 12:01:15.16 ID:kJrmaolFo
- 定期的に変な推理して失敗して文句言ってるやつは無能って自覚くらい持て
- 61 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/15(月) 12:03:25.73 ID:/C2rNiwj0
- 実際シリカイベントの後でキリトから誘われてるから
質問でその誘いに乗らないとそのイベントが起こると言われてるから
- 62 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/15(月) 12:06:10.65 ID:IpaojE7VO
- ここで初心者見捨てる奴にカリスマなんかがある訳ないわな
- 63 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/15(月) 12:06:46.76 ID:8zcbcJQEO
- ここで関わったからキリトとの判定ってやつも無くなってる可能性あるな
まだわからないけど
- 64 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/15(月) 12:07:29.95 ID:YF4O6T0DO
- 死ぬ気で巻き戻し手に入れろ
- 65 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/15(月) 12:17:13.29 ID:8zcbcJQEO
- カリスマが普通以下になったしここの1のことだから質問で聞かなかったことをしてきそうなんだよな
- 66 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/15(月) 12:17:44.61 ID:qD/gmntD0
- そこらへんのメリットデメリットありきで40で関わることを選んだ話と
関わる方向の選択をしたのに49で中途半端に日和った話と
中途半端で後味悪いことしてプラスなわけないんだから選んだやつは受け入れろよってのは別の話
- 67 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2025/09/15(月) 12:26:13.36 ID:GwECp+1oO
- ズムフト
酒場
俺「えっと…」スタスタ
リズベット「」グッタリ
アスナ「」グッタリ
アスナ「あーお帰り俺君。どうだった?…」
俺「悪い。とくに見つからなかったよ」
アスナ「そっかー…まぁそんなもんだよね〜…」
俺「そ、そっちは相当忙しかったらしいな…」
リズベット「本当にね〜…」グデ-
アスナ「武具の強化以外にも、新規で造ってくれって客が多過ぎだわ…」
俺「それ程、今のこの世界で唯一のプレイヤー武具店は希少価値のあるんだろうな…」
リズベット「NPCの鍛冶屋で頼むよりも、8割の価格、強化成功率大幅上昇、半分の素材、防具への耐性付与可能…」
リズベット「確かにプレイヤーにとっちゃ良い事ずくめかもしれないけど、一生金槌振らされるこっちの身にもなって欲しいわ…」
俺「流石に明日は休むか…」
リズベット「当たり前よ。こんなのが毎日なんて無理に決まってるわ」
俺「アスナはどうする?」
アスナ「私はそろそろ俺君とレベリングしたいかな」
俺「レベリング…確かに、昨日今日って特に出来てないしな」
俺「ちょうど俺もそろそろレベリングしなきゃって思ってたし、明日は一日フィールドに出てみるか」
アスナ「うん。そうしよう」
俺(4人目のギルドメンバーも探さなきゃだが、攻略の方も疎かに出来ない)
俺(どっちも両立しなければいけないのは思ってたより大変だ…)
コンマ下二桁
31以上またキリトが来ただけじゃ無く、更に別の客が…
30以下キリトは現れなかったが、予想外の客が…
安価下
- 68 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/15(月) 12:26:43.89 ID:pcPcwnHCo
- おや?
- 69 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/15(月) 12:30:47.62 ID:uQY8aZ03O
- このイベントが起こるなら黒猫団に中途半端に関わっただけで−にしかならなかったな
サチの好感度が上がったけどこれがどう影響するか
- 70 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2025/09/15(月) 12:34:16.13 ID:YsNMDvJzO
- ズムフト
酒場
キリト「よう、相変わらず3人一緒だな」スタスタ
俺「キリト…?」
アスナ「キリト君?…」
リズベット「また出たわね…」
キリト「おいおいまたって何だよ…」スタスタ
アスナ「でもキリト君って、よく私達と居るよね」
キリト「そ、そうか?…」
アスナ「ハァ…もうウチのギルド入ったら?」
キリト「い、いいや、オレはソロだ…。悪いが何処にも所属する気は無いさ」
アスナ「…あっそ」
俺&アスナ((この感じ、絶対攻略会議の時にソロでいじられた事、根に持ってる…)よね…))
俺「それで、今日はどうしたんだ?」
キリト「いや、実は紹介したい面白いクエストがあってさ。良かったら一緒にやらないかって思って」
アスナ「紹介したい面白いクエスト?」
俺「どんなクエストなんだ?」
キリト「それは行ってからのお楽しみさ。でも経験値も報酬も美味いクエストだから、皆んなも絶対やっておいた方が良いと思ってさ」
俺「キリトにしては珍しく有益な情報持って来たな…」
キリト「おい、珍しくってなんだ…?まぁいいや、どうする?無理強いはしないけど」
リズベット「私は良い。明日はゆっくり休みたい…」
キリト「そっか。じゃあ俺とアスナは?」
アスナ「どうする俺君?」
俺「明日は元々レベリングしようと思ってたし、そんな美味いクエがあるのなら勿論そっちに───」
シリカ「あ…あの、すみません…。武具屋ってもう、閉店しました?…」スタスタ
キリト「うん?」チラッ
アスナ(小学生?)
俺(あれ?この子、今日の昼間の…)
- 71 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2025/09/15(月) 13:02:26.09 ID:hirD39K3O
- 酒場
リズベット「悪いけど、今日の受付はもう2時間前に閉店したわ」
シリカ「ぁ…そうですか…。それじゃあ次の開店日って?…」
リズベット「それも未定。こっちも鍛冶用の素材を全部使っちゃって、また採りに行かなきゃだかろ」
シリカ「そうですか…」シュン...
キリト(防具的に未だ初心者レベルか?でもダガーは見た事無い奴だな)
アスナ「君、そのダガーの強化を頼みに来たの?」
シリカ「はい…」
アスナ「素材は持ってる?」
シリカ「素材?コルなら結構ありますけど…」
アスナ「ううん。コルも必要だけど、武器を強化するのにそれぞれ素材が必要なのよ」
シリカ「あ…そうだったんですか…」
キリト(強化方法も知らないガチのビギナーだったか。でも色々と変だな…)
アスナ(教えてくれるパーティー仲間とかも居ないのかな?…)
俺「……。」
シリカ「私何も……すみません。また出直します…」ペコリッ
アスナ「あ…」
俺「待て」スッ
シリカ肩「」ガシッ
シリカ「ぁ…」
アスナ(俺君?…)
俺「武器を強化して、いったいどうするつもりだ?」
シリカ「え…」
俺「君みたいな初心者がパーティーも組まずに今後ソロでやって行くつもりなら、オススメは出来ない」
シリカ「で、でも私…」
俺「…厳しい言い方をするが、間違い無く途中で死ぬぞ」
シリカ「…ッ」ビクッ
キリト「そうだな…。君の事情は知らないが、オレもソロは……オススメは出来ないな…」
リズベット「…。」
リズベット(何かそう言う雰囲気じゃ無いけど、アンタのその発言には色々とツッコミたい…)
- 72 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2025/09/15(月) 13:55:00.87 ID:+N/P4Kb40
- 酒場
アスナ「ちょっと俺君もキリト君も言い過ぎだよ。こんな小さい女の子を怖がらせて…」
俺「いいや、逆だアスナ」
アスナ「逆?…」
俺「確かにここがただのゲームの世界ならそうだが今の俺達が居る世界は、この世界の死は現実世界の本当の死に繋がるデスゲーム…」
俺「ちゃんと現実を突き付けないと、この子の死は免れないから言ってるんだ」
アスナ「それは…」
シリカ「…。」
俺「はじまりの街でいつか終わる日が来るのを待つだけが嫌なのなら、その意思を止めはしない…」
俺「だが、それならばちゃんと誰かとパーティーは組むべきだ。武器の強化からじゃ無い。先ずはそこから始めるべきだ」
シリカ「ッ…」ブルブル
俺「ちゃんと信頼できる仲間探し…。それが──」
リズベット肘「俺腰「」」ドンッ
リズベット「ちょっと…」ヒソヒソ
俺「あ?…」チラッ
シリカ「ッ…」ポロポロ...
俺「あ…」
俺(やってしまった…。こんな子供相手に正論を振り翳し過ぎた…)
シリカ「私だって、パーティーで組んだ方が良いって言うのはちゃんと分かってるんです…」ポロポロ...
シリカ「でも…でもっ!」
俺(そうだよな…。少し言い過ぎたか…。そう簡単に信頼出来る仲間なんか見つかれば…)
シリカ「私なんかがパーティーに入ったら、きっとパーティーメンバー達に迷惑をかけてしまうから…!」ポロポロ...
アスナ「え?…」
リズベット「はい?…」
俺「……ん?」
俺(あ、あれ?そっちなの?…)
キリト(あぁ、ビーター名乗ってるオレと真逆なタイプか…)
- 73 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2025/09/15(月) 14:23:02.78 ID:+N/P4Kb40
- 酒場
シリカ「今日の昼間もそうでした…」
シリカ「フィールドで出会ったプレイヤーにパーティー組まないかって誘われて組んだんですが…」
シリカ「私…ずっと守られてるばかりで、皆んなからお荷物だって思われて…」
シリカ「だから、私が迷惑かけちゃうから…パーティーは…」
俺「ハァ、なんだ…。そう言う事だったのか…。そう言う事なら最初から…」
シリカ「そう言う事?…」
俺「君さ、名前は?勿論そのアバターの」
シリカ「えっ?シリカ…ですけど…」
俺「シリカか。じゃあシリカさえ良かったら、ウチのギルドに入るか?」
シリカ「え?…」
アスナ「うん。私もそれ、ちょうど言おうと思ってた」
リズベット「私も構わないわ〜」
俺「だってさ、どうするシリカ?」
シリカ「えっ…と…?どう言う事…ですか?…」
アスナ「だから、分かりやすく言うと私達は貴女とパーティー組んでも迷惑になんか思わないからシリカちゃんも仲間にならないかって」ニコッ
シリカ「えっ…で、でも私…」
リズベット「何ならちょうど一人探してた所だったから、逆にシリカが入ってくれたら迷惑どころか有難いのよね」
シリカ「ええ…?」
俺「シリカと俺達とじゃレベル差も20くらいあるし、もしシリカが何らかの迷惑をかけられたって俺達はそう簡単に死ぬ訳じゃ無い」
シリカ「でも…」
- 74 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2025/09/15(月) 14:28:12.61 ID:+N/P4Kb40
- 酒場
俺「それに初心者なんて最初は皆んな誰だって誰かに迷惑かける。彼女なんて最初5レベ差あってもグリーンワーム倒すのに苦労したレベルだったんだ」
リズベット「ちょっ…!?そのエピソード持ち出すの禁止!!///」
キリト「グリーンワームってSAO最弱モンスターだったよな…」
リズベット「わ、悪かったわねー!戦う才能が無くて!!///」スッ
キリト首「」グイッ
キリト「お、おいっ!?うえええっ!?」グラグラ
シリカ「その…さ、誘いは…嬉しいのですけど…」
俺「大丈夫。少し見たが君は戦いの才能ある方だ。俺が保証する」
シリカ「本当に?…」
アスナ「…。」
アスナ(ん…?何で俺君それ知ってんの?)
俺「今から鍛えて行けば、もしかしたら何れは最前線攻略組に入れるかもしれない」
シリカ「……。」
俺「どうする?…」
シリカ「…。」
シリカ「そ…それじゃあ、本当に迷惑じゃ無いのなら…//」
俺「決まりだな」
アスナ「仲良くしてねシリカちゃん」
リズベット「宜しくシリカ〜」
シリカ「は、はい…こちらこそ…//」ペコリッ
俺(こう見えて加害妄想の強い系のタイプの子だったとは思って無かったな…)
シリカの好感度が4に上昇した
シリカがギルドに加わった(Lv3:短剣使い)
- 75 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2025/09/15(月) 14:53:50.80 ID:+N/P4Kb40
- 酒場
俺(結局、4人目どうするか問題はこれでクリアか)
俺(いや、未だクリアしたとは言え無いが…)
キリト「ふぅ…それで話し脱線したけど、明日どうする?」
俺「そうだな…」
シリカ「話し?…」
リズベット「シリカが来る前、明日この層のクエストやらないかって誘われてたのよ」
シリカ「あ…」
俺(確かに行きたい…。俺個人としては行きたい所だが…)
キリト「ごめん。このクエスト受けれるの20レベからだからシリカは…」
シリカ「あっ!い、いえ!私の事は気にせず行って来て下さい…」
俺(しかし、シリカを荷物扱いしないって言った手前…。ギルドマスターの俺がここで放置するのも気まずくなるよな…)
俺(仲を深めるのは最初が肝心だって言うし…)
俺(…だがそうなってくると、今日の1層で彼等の願い断る必要無かったんじゃ無いか?)
俺(同じ3レベなんだし、初心者6人で組ませて纏めて面倒見ておけば……。いや、これはもう終わった話しか…)
俺(レベリングを優先するか、シリカを見てやるかどっちにする…)
1ここはレベリング優先だ(キリトアスナと共にクエストへ行き、シリカはリズベットに任せる)
2キリトアスナでクエストに行かせて、俺が直々にシリカを見てやる
多数決下3まで
- 76 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/15(月) 14:56:23.70 ID:uQY8aZ03O
- いやらしい書き方するよな相変わらず
1
- 77 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/15(月) 14:57:10.33 ID:mKOnajTBO
- 2
受け入れたらシリカと一緒に面倒見れたっぽいぞ
- 78 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/15(月) 14:57:57.50 ID:cOE1uXTzO
- 2
- 79 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/15(月) 15:03:17.58 ID:/C2rNiwj0
- 明らかに飛行機で草
- 80 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/15(月) 15:05:38.86 ID:/C2rNiwj0
- 1
- 81 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/15(月) 15:19:58.02 ID:cOE1uXTzO
- 2
- 82 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2025/09/15(月) 17:37:42.16 ID:1Hrgda4Z0
- 77が現れれば2
現れ無ければ1
- 83 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/15(月) 18:55:44.61 ID:rttDAmXao
- 2
- 84 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2025/09/15(月) 20:57:01.38 ID:1Hrgda4Z0
- undefined
- 85 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2025/09/15(月) 20:58:06.08 ID:1Hrgda4Z0
- 現れ無いので1で行きます
森
俺(結局俺は、今は攻略組としてレベリングを優先してキリトアスナと共に美味いと言うクエストをやりに行った)
俺(ちなみにシリカの面倒は今日中に帰ると言う事で、リズベットに投げた)
アスナ「本当にこんな森の中でクエストが受けられるの?」スタスタ
キリト「ああ、だが気を付けろよ。もし迷ったりしたら3日は出て来れないからな」スタスタ
俺「流石に3日は困るな…」スタスタ
アスナ「うん。3日もお風呂入れないなんて考えられないわ…」
俺「いや、心配する所そこじゃ無いんだけど…」
キリト「そろそろ聞こえて来る筈だけど…俺かアスナって、耳良かったりする?」
俺「耳?」
アスナ「……は?」俺背後「」ススス...
俺「アスナ?…」
アスナ「悪いけど、キリト君のフェチを私達に押し付けないで下さい」
キリト「あ、いや…そう言う意味じゃ無いんだが…」
俺「そもそも、全員ナーヴギアを通して音を拾うんだから特定の人間だけが耳が良いとかあるのか?」
キリト「あ、そっか」
アスナ「ほらやっぱりキリト君が耳フェチなだけじゃん…」
キリト「い、いやいや…」
俺「まぁFNCだったりするとそう言う違いもあるみたいだが、ここに居る3人は先ずそれは無いだろ」
キンッキンッ!
俺「ん?でも本当に何か聞こえるな」チラッ
キリト「って事はクエスト開始地点に着いたんだ。ほら、アレ見てみろ」
森エルフ「!」ブンッブンッ
ダークエルフ「!」カキンッカキンッ!!
俺(2人の細剣使いが…戦っている?…)
- 86 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2025/09/15(月) 21:07:07.02 ID:1Hrgda4Z0
- 森
アスナ「あ、あの尖った耳…まさかエルフ!?特殊メイクしたハリウッド俳優とかじゃなくて!?」
キリト「ハリウッド俳優がこのデスゲームの中に居る訳無いだろ…」
俺「でも、プレイヤーキャラでは無いよな…?」
キリト「ああ違う。あの2人の頭の上に!マークあるだろ?アレがクエスト開始地点の合図だ」
アスナ「見かけは本当に人間みたい…」
俺「ああ…。NPCだって言われなきゃ分からないな…」
キリト「だろ?しかもこのクエストは今までのの単発モノと違って、SAO始まって以来層を跨ぐ大型キャンペーンの長期クエストなんだ」
俺「層を跨ぐっていったいどれくらいの?」
キリト「聞いて驚け。第9層まである」
アスナ「きゅーーっ!!?」俺手「アスナ口」グッ
アスナ「お、おでく…むぐぐ…ぶはっ!」スッ
俺「しっ…」
アスナ「う…」
キリト「良いぞ。未だクエスト説明前に彼等に見つかりたく無いからな」
俺「しかし、第9層って随分長いクエストだな…」」
キリト「ああ。しかも途中でミスったら受け直し不可。対立ルートへの変更も不可」
キリト「最初に選んだ道を第9層まで走り続けるしか無いんだ。その分経験値も、達成した時の報酬もかなり美味い」
キリト「今はログオフして公式サイトとかを見る方法がないから、大型キャンペーンと言っても、このクエストの存在を知ってるのは一部のβテスターだけなんだ」
キリト「オレはもうβ時代にやったし、流石にこれを独り占めはどうかと思ったから2人を誘ったんだ」
俺「そっか。こんな美味いクエストタダで教えてくれてサンキューなキリト」チラッ
キリト「あぁ、いや…お前には普段結構色々世話なってるからさ…//」
俺「キリト…」
俺とキリトの間「アスナ「…。」」ガバッ
アスナ「いちいち男同士でイチャイチャ挟まなくて良いから気持ち悪い。さっさと説明してくれるキリト君?」
キリト「あ、ああ…」
俺(こわ)
- 87 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2025/09/15(月) 21:16:46.71 ID:1Hrgda4Z0
- 森
アスナ「それで対立って言うのは何なの?」
キリト「このクエストは最初にどっちかの陣営に加勢してクエストを開始するんだ」
キリト「白い方が森エルフ、黒い方がダークエルフだ」
俺(おじさんとお姉さんの方が覚えやすいな)
俺(しかし、あのダークエルフ…)
おじさん「」キンッキンッ
お姉さん「」キンッキンッ
アスナ「対立した方はどうなるの?…」
キリト「そりゃあ倒す…よ?…」
アスナ「殺す…じゃないのよね?…」
キリト「あ、ああ…」
キリト「オレはβ時代に1回やってるから、どっちに着くかは2人が選んでくれていいぞ」
アスナ「どうしよっか俺君?森エルフとダークエルフ…どっちでも良いらしいけど」
俺「ん、と言うかあのダークエルフ…なんか微妙にアスナに似てるな…」
アスナ「そ、そう?…///」
キリト(似てるか?…)
俺「俺はアスナと…」
アスナ「えっ?…///」
1一緒に戦いたい
2…戦ってみたい
多数決下3まで
- 88 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/15(月) 21:28:32.36 ID:Qj/ktPuwO
- 1
- 89 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/15(月) 21:47:51.20 ID:/C2rNiwj0
- 1
- 90 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/15(月) 21:51:03.36 ID:fTf3try5O
- 2
- 91 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2025/09/15(月) 22:15:34.95 ID:1Hrgda4Z0
- 森
俺「一緒に戦いたい」
アスナ「アスナ…///」
俺「よし決めた。俺はダークエルフに着くよ」
アスナ「じゃ、じゃあ私も…俺君と同じ方に着こうかな…///」
俺「キリトはどうする?」
キリト「いや、ここでオレだけ森側は流石に無いだろ…」
俺「でもβテストの時もダークエルフ側だったんだろ?」
キリト「え?オレ、そんな事一言も…」
俺「俺も男だからな。分かるさ…。出来れば女の子は斬りたく無いよな」
ダークエルフ顔「」胸「」ボインッ
キリト「うっ……///」
キリト「いや、だけどそもそもオレ達はどうあってもあのMobには勝てないんだ」
俺「うん?勝てない?…」
キリト「彼等は第7層のエリートMobだ。レベル差でも今のオレ達とは10近く離れてる」
キリト「だからオレ達はあの森エルフには絶対に勝てない」
アスナ「勝てないって、じゃあどうやって攻略するのよ?私達こんな所で死にたく無いわよ!?」
キリト「防御に専念するんだ。そうしたらHPが半分以下に減った時点で加勢した側のエルフが自爆攻撃で相打ちになってくれる筈だから」
アスナ「…。」
俺「なるほど…。要は絶対倒せないし勝手にバトルも終わるイベントバトルって感じか。その辺りはちゃんとゲームっぽい挙動なんだな」
キリト「ああ、そんな感じで捉えてくれていい。そんでオレ達にも7層のエリートMobを倒した経験値が入る」
俺「確かに防御してるだけで今の俺達にとっては、は○れメタルみたいなの倒した事になるならかなり得か」
キリト「ああ」
アスナ「…自爆攻撃なんて嫌だわ」
俺「アスナ?…」
キリト「そうは言ってもこの光景はこれから先9層まで何度も目にする事になる。割り切った方がいい」
キリト「これは所詮VRMMO。人の作ったゲームなんだ」
アスナ「ゲームだとしても、私達が強ければダークエルフのお姉さんの方は助けれるんでしょ?」
俺(もしかして、強制敗北系のバトルの道理を破ろうとしてる?…)
- 92 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2025/09/15(月) 22:26:17.32 ID:1Hrgda4Z0
- 森
森エルフ「人族がこのような場所に何用だ!?」
ダークエルフ「介入不要!邪魔立てすると言うのなら貴様も斬るぞ!?」
俺(俺達が話しかけるまでずっと打ち合ってたのに、近く寄ったらどっちも手止める…)
俺(やっぱゲームだな…)
アスナ「こうすれば良いんだっけ?」スチャッ
キリト「あ、ああ…。そうやって森エルフの!マークに向かって剣を向けるんだ」
森エルフ「ダークエルフに加勢するなど愚かな事を…。よかろう4人纏めて我が剣の錆にしてくれる!!」スチャッ
俺「うわ、マジで強そう…」
キリト(あ、オレもこっち側居たから仲間判定なんだ…まぁいいけど…)
ダークエルフ「人族の中にも分かる奴は居ると言う事か…」
アスナ「俺君、キリト君スタンバイして!自爆なんかさせない!あの森エルフを私達でやっつけるわよ!」シュタッ
俺「マジ?ガチで強制敗北イベントに勝ちに行く気か…。いや、アスナがそれで納得するのなら付き合うけども…」スッ
キリト「面白そうっちゃ面白そうだけど…でもそんなセオリー無視、どうなるか知らねえぞ〜…」スッ
キリト「最悪クエスト失敗を覚悟しとけよ…」スチャッ
俺「まぁその時はその時か…。とりあえずやるだけやってみよう」スチャッ
- 93 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2025/09/15(月) 22:43:59.54 ID:1Hrgda4Z0
- 森
俺(俺とアスナとキリトは森エルフに防御じゃ無く攻撃を加えたが…)
俺「でやあっ!」ブンッ!!
森エルフ腹「」ドスッ!!
森エルフHP「」ヒュ-...
俺「直撃を与えても、たったの1割か…」
キリト「そりゃレベル差が酷いからな…」
アスナ「せやあぁっ!!」シュンッ
森エルフ「」ドシュッ!!
アスナ(クリティカルでも全然減らない…)
森エルフ「ええい!先ずは貴様からだ!」クルッ
アスナ「あっ…」
俺「アスナ!一旦距離を取って逃げ──」
ダークエルフ「この私に背中を見せるとは!」ブンッ
森エルフ「がああっ!?」ザンッ!!
森エルフHP「」ヒュ-ン...
俺「お姉さんの攻撃だと5割も削った…」
ダークエルフ「フン…」チャキンッ
俺「なるほど…。敵が敵なら、このお姉さんも7層相当の強さなのか…」
キリト「てかあれ…?マジで倒しちゃった…。この後どうなるかオレ知らねえぞ〜…」
森エルフ「ぐふっ…。ダークエルフごときに…まさか貴様に功を譲る事になるとは…」ピンッ
俺「ん?なんだ?…変な小瓶みたいな物を落とした?…」
キリト「アレこそがこのクエストのキーアイテム。本来なら自爆したダークエルフの代わりに秘賢を入手して行くのがオレ達の役目なんだけど…」
キザなエルフ「やれやれ。これだから騎士と言う者は嫌いなんです」パシッ
ダークエルフ「…!貴様!」
俺「あの…キーアイテム取れなかったどころか何か更にヤバそうなイケメン風の森側のエルフ出たし、このお姉さんも普通に生き残ってんだけど?…」
キリト「いや、オレももう何が何やら…」
鷲「キ-!!」 足「アスナ「わあっ!?」」ガシッ
俺「なっ…!アスナ!?」
- 94 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2025/09/15(月) 22:55:52.79 ID:1Hrgda4Z0
- 森
鷲「アスナ「きゃああっ!?」」ヒュ-ン
キザなエルフ「数の上で負けてるんですから、先ずは奇襲して一体ずつね」
俺「アスナ!くっ…!」
俺(アスナを助ける為には奴の背後まで行かなければ…しかし、行けるのか?…)
俺(明らかにさっきよりも強いMob…。第9層相当の強さを持った敵の横を通るなんて…)
俺「…いいや…それでもこのままむざむざアスナがやられるくらいなら」グッ
ダークエルフ「いいや、心配しなくても大丈夫だ」スッ
俺「お、お姉さん?…」
俺(何かNPCに止められた〜?)
ダークエルフ「あの女剣士はお前の妻か?」
俺「へ?…///」
俺(な、何言ってんだこの女!?何でそんな単語が…本当にNPCなのか?…//)
キリト「そうか!森側が鷲使いなら…ダークエルフ側は…」
狼「鷲」ガバッ!!
アスナ「わあぁっ!?」ストッ
狼使い「妻の仇!!覚悟おおぉっ!!」バッ!!
鷲使い「やれやれ、貴方まで来るとは…」スッ
俺(何か更に濃いNPC出て来たぞ…)
- 95 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2025/09/15(月) 23:10:27.00 ID:1Hrgda4Z0
- 森
狼使い「ようやく見つけたぞ!今日こそここで貴様を討つ!」ブンッブンッ!!
鷲使い「また貴方ですか。前に戦場で会った時に殺しておくべきでしたね。あの時の女のように」シュタッ
狼使い「貴様ァっ!!」バッ
俺「あの…。あの復讐に血走ってる濃い男の人は…?」
ダークエルフ「私の弟だ」
アスナ「お、弟?…」
ダークエルフ「と言っても、あいつは義理の弟だが…」
俺「義理のって事は…」
ダークエルフ「ああ。私の実の妹は奴の手により殺されたんだ…」
アスナ「あ…」
俺「なぁ、何かめっちゃドロドロしてるんだけど…?これ本当にNPC同士よな?…」
キリト「いや、だからオレももう分からないって…」
鷲使い「しかし1対5ですか。これでは流石に不利ですね」木の上「」タッタッ
鷲使い「ですが、此方としては既に目的の物は回収しました」秘賢「」グッ
鷲使い「後は森エルフのキャンプまで逃げるだけで良いのですが…」
俺(クエスト初の俺でも分かる。このまま奴にキーアイテムを持ったまま逃げられると恐らくクエスト失敗だ…)
鷲使い「」パシンッ
アスナ「あっ!?」
俺「こいつらは…」
ダークエルフ「チッ…」
鷲使い「貴方達の相手は私の親衛隊にして貰いましょうか」
狼使い「貴様!絶対に逃さぬ!!」
森のエルフ達「「「」」」バッ
- 96 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2025/09/15(月) 23:23:06.74 ID:1Hrgda4Z0
- 森
俺(俺達はダークエルフの姉弟と協力しながら親衛隊として現れた森エルフを倒しながら、奴を追った)
ダークエルフ「せやっ!」ブンッ
狼使い「フン!」ブンッ
森エルフ達「「「」」」ズバズバッ!!
俺(と言っても、俺達は基本敵の攻撃を弾いているだけで良い。この2人が次々と倒してくれる)
俺(なのに彼等の倒した経験値は俺達に入る。おいこのクエストめちゃくちゃ美味えぞ、レベルガンガン上がる…)
狼使い「貴様、そこの女とツガイなのか?」
俺「えっ?///」
アスナ「なっ…!?///」ボッ
俺「な、何なんですか?///」
アスナ「…ッ///」ゴクリ...
俺(さっきも聞かれたが、この姉弟なんなんだ?…なんでそう見える?…と言うか今クエスト中!)
猪使い「否定しないと言うのならば、そう言う事か」
俺「い、いや…///」
俺(否定しても良いが、それはアスナが否定してからにしようかと思ったが…)チラッ
アスナ「」タッタッタッ
俺(いや、加速して逃げたー……)
猪使い「ならば一つ助言をしてやる…。オレのようにはなるな…」
俺「え?…」
猪使い「妻を大事だと思うのならば、必ず守り抜くのだ…何があっても…」
俺「……。」
俺(本当にただのNPCなのか?…俺にはこの復讐鬼の猪使いが本当に人間にしか…)
コンマ下二桁
71以上俺はNPCの言葉でも深く受け止め、その後絶対絶命だったアスナを助けた(新しい剣入手)
70以下だが、その猪使いの男は罠にハマったアスナを守って殺されてしまった…
安価下
- 97 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/15(月) 23:26:28.72 ID:+L6ov1rT0
- はい
- 98 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/15(月) 23:32:00.14 ID:3UIzN4pw0
- 強
- 99 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/16(火) 00:06:37.21 ID:PCXaAbNIo
- よくやった
- 100 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2025/09/16(火) 10:35:17.84 ID:V3P+NOYw0
- コンマ72
森
俺「なあキリト、あのダークエルフの2人のNPCって本当にNPCだよな?」タッタッタッ
俺「実は中に人が入ってるとか無いよな?…」タッタッタッ
キリト「流石に無いだろ…。でもNPCに発言や挙動、感情がある所とかはβテストの時と違い過ぎる…」
俺「βテストの時はどうだったんだ?」
キリト「もっと機会的で、いかにもゲームですって感じだったんだが…」
俺「……。」
俺「なら、アップデートしたにしては随分と作り込まれてるな…。まるで人工知能を持ったAIみたいだ」
俺(アスナなんてもう本物のプレイヤーと協力してる感じで必死だし…)チラッ
ダークエルフ「奴の気配を感じる!警戒しろ!」タッタッタッ
アスナ「は、はい!」タッタッタッ
キリト「AIか…あっ!」
狼使い「追い付いたぞ!妻の仇ィッ!!」ダッ
鷲使い「全くしつこいですねえ。これだから野蛮なダークエルフは…」
鷲使い「しかし、こうすればどうでしょう?」ピンッ
鷲足「秘賢「」」バッサバッサ
狼使い「なっ…!?」
鷲使い「目の前の仇と任務…貴方はどちらを優先します?」ニヤッ
狼使い「くっ…!卑怯な!」
俺「なぁ、俺達はここからどうすりゃ良いんだ?…下手に介入して良いのか?…」
キリト「さ、さぁ…?もうオレにも何が何やら…」
アスナ「ッ…!」タッタッタッ
俺「ん?アスナ?…」
木「」ダンッダンッダンッ
俺(木を足場にして空に?まさか…?)
- 101 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2025/09/16(火) 10:36:49.54 ID:V3P+NOYw0
- 森
上空
鷲「」バサッバサッ
アスナ「はああぁぁぁっっ!」ビュンッ
鷲「」ザンッ
アスナ(取った!これがあの人達の大事な…)秘賢「」ガシッ
鷲使い「馬鹿な女が引っ掛かりましたね」ビュオッ
アスナ「…!」
アスナ(背後を取られた!?しかも自由落下中のソードスキルは発動出来ない…)
鷲使い「先ずは一人目」ビュオッ
レイピア「」ビュンッ
アスナ「うっ…」
狼使い「もうオレの前で2度と誰も失わさせない!今度は必ず守ってみせる!」バッ
アスナ「あっ…」
アスナ(NPCが私を庇って、盾に…)
鷲使い「フッ、馬鹿な男だ」ビュオッ
ダークエルフ「よ、よせーっ!!」
アスナ「あぁ…」
キリト(そうか。向こうが一体減ったのに、ダークエルフ側で減って無ければ戦力差が産まれてしまう…)
キリト(だからここで辻褄合わせを……)
俺「させるかあぁあっ!!」ブンッ
レイピア「」カキンッ!!
鷲使い「ん?」
キリト(ってえええっ!?ここでお前も更にイレギュラー生んでく!?)
- 102 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2025/09/16(火) 11:01:15.91 ID:V3P+NOYw0
- 空中
鷲使い「チッ、人族の分際で邪魔を…」ビュビュビュッ
俺「うっ…」カキンッカキンッカキンッ!!
俺(マズイ。自由落下しながらこいつと一騎打ち…)ググッ
俺HP「」ヒュ-ン
俺(レベル差あり過ぎて、ちゃんと弾いてもHPが削られるどころか…しかもこいつ…)
鷲使い「フフッ…」ニヤッ
ビュビュビュッ俺剣「」ガガガッ
俺「ッ…」
俺(あえて加減して、俺の剣の耐久値を……だが今の俺には防いで耐える事しか…)カキンッカキンッ!!
アニールブレード耐久「赤色」チカッチカッ
俺「あ…」
鷲使い「終わりですよ」ビュッ
俺アニールブレード「」パキ-ン!!
俺「あぁ……」ゾクッ
アスナ「お、俺君!」
キリト「俺!クソッ!地面に降りて来たら加勢出来るのに…」
鷲使い「フフッ、良い顔だ。死ぬ前の恐怖と絶望に震えるその顔が見たかった!」ビュンッ
俺(こいつも…本当にNPCか!?こんなドSでPKまでしようとするNPC、初めて…)
俺(いや、一応Mobの種類に該当するのならPKじゃ無く普通にモンスターに敗北して死亡する事に?…)
俺(って呑気に解説してる場合じゃ無い。まさかここで俺、イベント死…?)ゴクリ...
- 103 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2025/09/16(火) 11:04:45.13 ID:V3P+NOYw0
- 空中
レイピア「」ビュオッ
俺「ッ…!」
ブスウッ!!
俺(あ…れ?…)
狼使い「誰も失わさせんと言っただろうが!」
俺「あ…」
狼使い右肩「レイピア」ドシュッ!!
鷲使い「…!」
俺「あ、アンタ…」
狼使い「オレの背中の剣を使え!」スッ
俺「アンタの剣…」スッ
ソードオブイヴェンタイド「」グッ
俺(何だこの剣!?これは第3層相当の剣じゃ無い。と言うかそもそも…)
俺(いや、イベント戦闘ならばこれでも…)
鷲使い「チィッ…こいつ、邪魔を!」ズシュッ
狼使い右腕「」ボトンッ!!
狼使い「ぐあぁっ!」
狼使いHPの「赤色」ヒュ-ン...
俺(マズイ。急がなければこのNPCが死ぬ…)
俺「はああああっ!」ブウンッ
鷲使い「」ザンッ!!
俺「や、やった?…」
鷲使い「フッ、この程度では…」ニヤッ
俺「なっ…!?未だ生きて…」
鷲使い「しかし、ここは一度撤退させて貰いましょうか…」バッ
狼使い「ま、待て!貴様は…」シュタッ
狼使い「うぐっ…」クラッ
ダークエルフ「深負いは無理だ。その怪我では」
狼使い「姉さん、しかし……うっ…」ドクドク...
ダークエルフ「先ずは野営値でお前の傷の手当てを行う。人族の者達にも礼がしたい。付いて来て貰えるか?」
- 104 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2025/09/16(火) 11:29:31.60 ID:V3P+NOYw0
- 野営地
俺(あの後、俺アスナキリトはダークエルフの野営地に招待された)
俺(秘賢を取り戻したアスナは俺達の代表として、あのダークエルフのお姉さん…キズメルに案内されてこの野営地のリーダーに挨拶へ行った)
俺(狼使いの方は一命は取り留めたものの…)
俺『あの…この剣返します』
狼使い『それはお前にくれてやる』
俺『え?…』
狼使い『右腕を失い、オレの戦士としての寿命は尽きた。お前がオレの代わりに仇を討ってくれ』
俺『……。』
俺(俺達はゲームのデータだから戦闘で何処かの身体を欠損しても、時間が経てば回復して再び生えてくるが、この世界に実際に住んでいるNPC達は違う…)
俺(身体を欠損した場合はそのままらしい…)
俺「これじゃ、いったいどっちが本物の人間なのか分からないな…」
キリト「全くな…。しかもあんなβの時と全く違うクエストになるのはオレの予想には無かったよ」
キリト「でも良かったんじゃないか?結果として第7層〜10層以上まで使えるレア物の剣が手に入ったんだから」
俺「これ、やっぱそんなに代物なのか…」スッ
ソードオブイヴェンタイド「」
キリト「こいつは本来ならダークエルフ側のクエストの第6層の報酬になる筈だったんだ」
キリト「それがまさか第3層で手に入るなんてな。しかもそいつだけは従来の報酬の物と違い最大強化回数3回が8回まで可能な唯一無二の性能」
俺「でも流石に今のレベルではこいつの性能を引き出せない…。後4レベ必要だ」
キリト「それでよくあのキザな森エルフ倒したな?…」
俺「アレがイベント戦闘って事を逆手に取って攻撃したんだ。こいつでの攻撃が終わりに繋がるのなら性能を引き出せなくてもイベントは進むってな」
キリト「そ、そうか…」
キリト(アスナは元々地頭が良いけど、こいつの場合は咄嗟にゲームシステムを理解して動く事の出来る順応性の高さ…それだけで言えばオレやアスナをも抜いてるな…)
- 105 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2025/09/16(火) 11:43:07.46 ID:V3P+NOYw0
- 野営地
キリト「それでアニールブレードはどうなんだ?折れたと言っても、この前教えたアイテム結晶化の方法を使えば1時間半以内なら修復可能だろ?」
俺「ああ、後残り20分は残ってるが…」
折れたアニールブレード「」
俺(ここはイベント用の拠点だから転移は出来ない。かと言って今からダッシュで主街区の元へ帰っても1時間近くはかかる…)
俺(そして森の奥地へ行き過ぎてるせいで、リズも呼び出せない…)
俺「この野営地にも鍛冶屋があるにはあるらしいが…」
キズメル『ここの野営地に居る鍛冶屋はかなり気紛れだ。引き受けてくれれば良いが…』
キリト「なんだそれ?NPCが客を選ぶってか?…」スタスタ
俺「あ、あの…。すみません…」スタスタ
ダークエルフ鍛冶屋「…なんだ?」チラッ
キリト(うおっ!マジで気紛れそうな鍛冶屋だ…)
俺「け、剣の修理をお願いしたいのですが…」スッ
折れたアニールブレード「」
ダークエルフ鍛冶屋「……。」
俺「…。」
俺(新しい剣は強過ぎて今の俺には未だ装備出来ない…。暫くはこの剣が無いと俺は戦力にならなくなるが…)
コンマ下二桁
51以上アニールブレードが戻って来た
50以下断られた…
安価下
- 106 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/16(火) 11:43:52.83 ID:MCcsDnESo
- あ
- 107 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/16(火) 11:54:39.71 ID:6yB6s0L80
- 機嫌が良かったのかな?
- 108 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/16(火) 11:55:04.93 ID:I8Hrzg7YO
- やるやん
- 109 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/16(火) 11:57:06.20 ID:PCXaAbNIo
- 良くやった!
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