【ソードアート・オンライン】俺「安価の力でデスゲームを生き残る」第2層

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322 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2025/09/18(木) 20:11:30.91 ID:l73q2O+40

夜
森

俺「…ッ！」ﾌﾞｳﾝｯ!ﾌﾞｳﾝｯ!

ロアリングウルフ「」ｻﾞｼｭｯ!ﾊﾟﾘ-ﾝ
ロアリングウルフ「」ｻﾞｼｭｯ!ﾊﾟﾘ-ﾝ

俺(毎晩深夜にレベリングはしてるが…今の俺は現在26レベル…)

俺(しかしアスナは…)

「Asuna Lv31」

俺(この階層が始まって俺が4レベ、アスナは8レベ上昇…)

俺(第3層でアスナとのレベルはかなり開いてしまった…)

俺(俺が色々面倒見てたからか、シリカやリズベットは育ってきてはいるが…)

俺(このペースではフロアボス戦の頃には俺が27へ行く頃には、アスナは33くらいまで行っててもおかしく無い…)

俺「これだと第4層第5層へ行く頃にはレベル差開き過ぎてて経験値引かれるからアスナとはもうパーティー解散するしか無いな…」

俺「……。」

俺(……これ以上のギルドの勧誘とか人間関係系の事は一切せずに、暫くはこの人数でギルドはとどめておいて…)

俺(俺は暫くガチでレベリングした方が良いかもしれん…)

ﾋﾟｺﾝｯ

俺「ん？こんな時間にメッセージ？…アスナ？…あれ？違う…」ｽｯ

俺「サチ？…」

323 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2025/09/18(木) 20:17:15.78 ID:NjsQPtZAO

>>321
確かにボス戦なのに頭脳ヒントが全然無かったな

324 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2025/09/18(木) 20:20:25.38 ID:umu7QD1B0

俺(回復まで耐える場合は、もし失敗したら恐らくリズがやられる…)
俺(担いで逃走した場合はまぁ間違い無く俺がメインで狙われるだろう…)
俺(そして最後の一つは俺の覚悟次第…。今後の事にも色々と影響を与えてしまうだろう……)

これ以上のヒントって何を求めてるんだ

325 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2025/09/18(木) 20:22:45.07 ID:NjsQPtZAO

そこだけ仕様が変更されても

今までは選択肢の横にその後どうなるみたいに書かれてたのにな

326 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2025/09/18(木) 20:54:45.66 ID:l73q2O+40

はじまりの街

川「」ｻｧｧ...

サチ「……。」

俺「サチ」ｽﾀｽﾀ

サチ「あっ…俺、来てくれたんだ…」

俺「どうしたんだこんな夜中に？黒猫団の皆んなは？」ｽ

サチ「……。」

俺「サチ？…」

サチ「ねえ俺。この川に飛び込んだら、私って死ぬのかな…？」

俺「えっ？…」

サチ「ううん。何でも無い…私にそんな勇気がある訳無いから…」

俺「……。」

サチ「黒猫団はね。君が鍛えてくれたお陰で随分強くなったよ」

俺「そうか…」

サチ「今日だって皆んな3レベルも上がって、明日は1層の迷宮区に挑むんだって張り切ってて」

サチ「ケイタも私達のリーダーとして、前よりしっかりしてくれて」

俺「…でもサチは、本当は戦うのが嫌なんだろ？」

サチ「あ…」

俺「…。」

サチ「気付いてたんだ…」

俺「そりゃあな…」ﾁﾗｯ

川「」ｻｱｧ...

サチ「凄いね。攻略組の人って…。ううん、そうじゃ無くて君だからかな…？」

俺「でも、俺も…そこまで踏み込んで指摘して良いのかは…迷ってて言わなかった…」

俺「君にとっての黒猫団がどれほど大事な物かは俺には分からなかったし、黒猫団のサチ以外は…」

サチ「攻略組を目指して頑張ってる」

俺「ああ…。だから…」

サチ「フフッ、君ってやっぱり…優しいんだね」

俺「そうかな…」

サチ「そうだよ。だからきっと、君の所のギルド。女の子達が集まってるんだと思う」

俺「えっ！？…//」

サチ「フフッ、この前ちょっとね。3層まで行って見ちゃったんだ。君の所はどう言うギルドなのか」ﾆｺｯ

327 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2025/09/18(木) 21:33:07.31 ID:l73q2O+40

はじまりの街

サチ「酒場で皆んな笑ってた」

サチ「アスナさんも、リズベットさんも、シリカちゃんも…君も…」

俺(アスナも戻って来てるって事は、最近の事だよな？…)

俺(ギルドクエストが無事に終わって、酒場でホームを何処に買うかとか、どんな家具を置きたいとか色々談笑してた時かな？)

サチ「私も、君達みたいに仲間と心の底から笑えたらなって思うんだけど…」

俺「サチも仲間に相談してみれば良いじゃないか。私は攻略組になりたく無いって」

サチ「そんなの言える訳ないよ。今更…」

俺「……。」

サチ「皆んな攻略組を目指して、毎日朝から張り切ってるのに…私一人のせいで皆んなの夢を諦めさせるなんて…」

俺「サチ…」

俺(このデスゲームには今も尚、サチのように怖がってはじまりの街から出られ無い人が4千人は居る…)

俺(でもサチはその中の4千人になりたくても、なる事も許されない…)

サチ「私ね…。死ぬの怖い…」

俺「…。」

サチ「君も黒猫団の皆んなも、死ぬかもしれないのによくモンスターと戦えるなって思う…」

サチ「どうして君はそんなに強いの？どうして最前線で戦い続けられるの？」

俺「俺は…」

サチ「？？」

俺「…俺もサチが思ってる程、強い男じゃ無いよ」

サチ「君が強く無い？…」

俺「ああ…」

328 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2025/09/18(木) 21:41:46.79 ID:6Vy1nvrMo

ここから入れる保険があるんですか？

329 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2025/09/18(木) 22:01:46.16 ID:l73q2O+40

はじまりの街

俺「俺は誰かを守りたいからとか、待ってる人が居るとか、英雄になりたいとか…」

俺「…そんな大層な戦う理由は、持っていない」

俺「最初にこの街を出た理由だって、ここでずっと絶望して…ただ腐って行くだけの自分に耐えられなかっだけ…」

サチ「腐って行く？…」

俺「……俺は、いつか終わる日をただじっと待っているのが嫌だったんだ」

俺「誰かが100層を攻略したらこのデスゲームは終わる…。でも、誰も攻略しなかったら？」

俺「攻略する前に、現実世界の俺達の身体に限界が来てしまったら？」

サチ「身体に限界が来るって、どう言う事？…」

俺「俺は最初の1日目や2日目に見てしまったんだ…。恐らく回線切断したプレイヤー達が突然倒れた現象を」

サチ「あ…」

俺「何週間か経った時にも、はじまりの街に居た大量の人達にも発生したって聞いた」

俺「幸い直ぐ復帰した人も居れば、そのまま戻って来なかった人も居ると…」

サチ「…。」

俺「それらは恐らく現実の俺達が病院か何処か専用の施設に移された際にネットへの接続を切断されたから起きた現象…」

俺「つまり、現実世界の俺達は今…何らかの方法でずっと病院で眠らされてるんだと思ってる」

サチ「うん…」

俺「何年もそんな状態じゃ間違い無く筋肉はどんどん衰えて行くだろうし、ナーヴギアに接続しっぱなしの状態が脳にどんな後遺症を残すかも分からない…」

俺「つまり…ひたすら待っていてもリアルの身体に限界が来てしまった時点で、このデスゲームはゲームオーバーなんだ…」

サチ「…！」

俺「このゲームにはタイムリミットがある…。そう考えたら、後はもう自然と前へ進み続けるのみだった…」

俺「まさかこんな早く最前線に追いついて、攻略組の一人になってしまうのは予想外だったけど…」

330 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2025/09/18(木) 22:20:52.88 ID:l73q2O+40

はじまりの街

俺「これが俺の戦う理由…」

サチ「それが君の…」

俺「勿論、俺のこの予想が当たってるって保証は無いし他の人に戦えとも強制はしない…」

俺「ただ俺は俺自身の考えに基づいて、ただ明日を求めてるだけだから…」

サチ「それでも、そこで直ぐ前を向けた君はやっぱり私は強いと思う…」

俺「そうかな…」

サチ「だって…もし私が君の立場だったら、頭ではそう理解しててもきっと直ぐには動け出せないと思うもん…」

サチ「ううん。絶対動けない…それで動けるなら今も私はこうして怯えたままじゃ無い筈だから…」

俺「…。」ﾁﾗｯ

サチ手「持ち手」ﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

サチ「でも今日は君と話せて良かった」

俺「そうか？…」

サチ「うん。君の戦ってる理由が聞けて、こんな人も居るんだってちょっと勇気貰えたと思う」

俺「それなら良かったが…」

サチ「逆にごめんね。こんな時間に呼び出して…」

サチ「本当は皆んなこんなに成長したんだよって感謝を伝えたかったんだけど、愚痴ばっかり聞いて貰って」

俺「いや、そんな事は…」

サチ「またいつか私が挫けそうになったら、愚痴聞いてくれる？」

俺「ああ。俺なんかで良かったら…」

サチ「ありがと。それじゃおやすみ」ﾆｺｯ

俺「…。」

俺(サチがわざわざ、他のギルドマスターの俺を呼び出した理由…)

俺(それはきっと、本当は欲しかった言葉があったから……)

俺(しかし、今の俺に…彼女を抱え込む余裕なんかがあるのか？……)

俺「……。」


1サチ！気休めかもしれないけど、いつか必ず君の事を守ってくれる人が現れると思う！だから…頑張れ！！
2サチ…良かったら、ウチのギルドへ来るか？…


多数決下3まで

331 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2025/09/18(木) 22:37:08.74 ID:3od0Gm5Uo

2

332 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2025/09/18(木) 22:40:41.92 ID:bcN/UEyU0

2 ここで勧誘しとかないとサチの所属する所がトラップ踏んでモンスターハウスを発動させて全滅する事に

333 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2025/09/18(木) 22:45:25.60 ID:QVeJh25hO

ユナを断っておいてどうなんだろうとは思ったけど
サチは戦闘がしたくないのだからユナとは状況は違うのか？

334 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2025/09/18(木) 23:05:03.16 ID:l73q2O+40

はじまりの街

俺(……確かに今の俺にも、サチの事まで救ってやる余裕は…正直無い)

俺(でも、サチはこのまま自分に嘘を付いたまま戦い続けるといつか壊れるか………最悪の場合…死ぬと思った…)

俺(それが分かってて、俺は彼女の事を放っておける訳が無い……)

俺「サチ…良かったら、ウチのギルドへ来るか？…」

サチ「え？…」ｸﾙｯ

俺「ケイタには俺から説明する…。サチにはウチのギルドのリズベットの武具屋を手伝って貰うって」

サチ「ぁ…」

俺「そうすればもう、サチが戦う事も無い！だから…」

サチ「…。」

サチ「ありがとう俺…。でも、ダメだよ？」

俺「え？…」

サチ「私、君が思ってる以上に臆病だから…もし君のギルドに入ったら、きっと君に沢山甘えちゃう…」

サチ「君とずっと組んでるアスナさんまで困らせちゃうと思う」

俺「えっ？アスナ？…な、なんで？」

サチ「そっか…。未だそんなになんだ」

俺「？？」

サチ「でも今は意味が分からなくても、きっといつか分かると思うから…」

俺「…。」

サチ「だから、その気持ちだけ貰っておくね。ありがと」ﾆｺｯ

俺「サチ…」

俺(何でここでアスナが関係あるんだ？…)


1ただこの返答は…彼女の俺への優しさだと感じて、俺にはもう何も言えなかった…
2アスナは関係無い。どれだけ甘えてくれたって良い！俺は君の事を助けたいんだ！

多数決下3まで

335 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2025/09/18(木) 23:06:08.19 ID:vcp3IwuIO

なんかもうあからさまに駄目そうな選択なんだが大丈夫？

336 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2025/09/18(木) 23:09:11.87 ID:QVeJh25hO

2

337 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2025/09/18(木) 23:20:43.07 ID:onoqDrIa0

2

338 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2025/09/18(木) 23:35:42.20 ID:lYOJDqO/O

ここで2は荒らしだろ
アスナの好感度かなり下がる

339 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2025/09/18(木) 23:52:45.88 ID:bcN/UEyU0

このままだとキリトルートに

340 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2025/09/18(木) 23:52:57.26 ID:EtdGCUOAo

一途属ルートだけどどうなるんだ？