【ソードアート・オンライン】俺「安価の力でデスゲームを生き残る」第2層

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37 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2025/09/14(日) 21:02:50.39 ID:0039GnKz0
コンマ86
コンマ24
草原

俺(あの後、あの子は持ってるレア武器のダガーの強さに気付いたのか順調に何体か倒して行き…)


男プレイヤー達「「「───」」」
シリカ「───」


俺(ここからじゃ聞こえないが、多分フィールドで出会った男のプレイヤー達にパーティーに入らないかと声かけられてるっぽいな)

俺(パーティーに入るならもう大丈夫っぽいが…一つだけ不安が…)

俺(まぁいい。俺も人を探しに来たんだし1戦だけ見たら街へ戻るか)

─────
────
───
──



ダイアウルフ「「「」」」
男性プレイヤー達「「「数が多い!それでもやるしかねえ!」」」
シリカ「ッ…」


俺(基本守られてばかりで全然戦わないな…)

俺(あのパーティー人数、あのダガーの強さなら上手く戦えばやれないモンスターじゃ無い筈だが…)

俺「…!」

ダイアウルフ「」バクッ

男性プレイヤーA腕「」パリインッ!!

男性プレイヤーA「ああぁっ!?オレの腕があぁっ!?」

男性プレイヤーB「ヤバいって!全滅するって!」

男性プレイヤーC「クソッ!クソオッ!」

シリカ「あ…ぁ…」ブルブル...


俺(マズイな。一旦介入して助けるしか無いか?…)スチャッ

俺「あ…」



シリカ「くっ…えいっ!」バッ

ダイアウルフ「」ザンッ!

ダイアウルフ「」パリ-ン
38 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2025/09/14(日) 23:20:39.32 ID:0039GnKz0
草原

俺(結局、あの子が現れたモンスターを1体倒したのを機に他のプレイヤーも奮起してモンスターを殲滅させた)

俺(俺が助けるまでも無かったが…。しかし…)



男性プレイヤーA「シリカちゃんさ、そんなレア武器持ってたならスイッチくらいは頼むよ」

シリカ「す、すみません…」

男性プレイヤーB「防具も強いんだしさビビってちゃ困るよ。死ぬとこだったじゃん…」

シリカ「すみません…」

男性プレイヤーC「てかあんまり戦いとかしないんだったら、そのダガー俺達に譲ってくんね?」

シリカ「え?…」

男性プレイヤーA「あ、それ良いな」

シリカ「あ…」

男性プレイヤーB「誰が持つ?ダガーならオレ持ちたいんだけど」

男性プレイヤーC「何言ってんだ?1体倒したオレだろ」

男性プレイヤーA「いや、前衛でお前等の事身を犠牲にカバーしたオレだよ」

シリカ「……ッ」

シリカ「ご、ごめんなさい!誰にも譲るつもりありませんから!」タッタッタッ


俺(あらら…。初のパーティーメンバーに恵まれ無かったな…)

俺(まぁ皆んな命掛けだし、確かに基本守られてた子が持っておくのは効率が悪いが…)

俺(でも中層組って攻略法のような全員が自分の腕に自身あるタイプじゃ無いだろうから、今みたいなトラブルって日常茶飯事なんだろうな…)

俺(しかしあの子、今後どうするんだろうか…)
39 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2025/09/15(月) 00:01:49.90 ID:1Hrgda4Z0
転移門広場

俺(あの子がパーティーから離れて街に戻って行くのを見届けた俺もはじまりの街の方へと戻ってきていた)

俺(結局、4人目のメンバーは見つかりそうも無く一旦3層へと戻ろうと転移門広場へと向かっていた俺はとある集団を見かけた)

俺「今日も収穫無し…。陽もおちて来たしそろそろ帰るか…」スタスタ


「ねえ、迷宮区でレベリングなんてやめようよ」

俺(ん?…)クルッ

テツオ「この人数なら大丈夫だって」

ダッカー「心配性だなサチは」

サチ「だって…」

ケイタ「この辺りの経験値効率の良いモンスターはもう全くポップしなくなってるからさ」

ケイタ「一瞬見て駄目そうなら直ぐ引き返せば良いさ」

ササマル「正直言ってフィールド探索するのも飽きてたしね」

サチ「…。」


俺(あの5人パーティー、迷宮区の探索へ行こうとしてるのか…)

俺(彼等のレベルは分からないが、見かけの装備からして2〜5くらいか?…)

俺(5人パーティーで少し様子見だけ…。確かに、深入りさえしなければ行けるっちゃ行けるレベルだが…)

俺(2ヶ月前の俺とアスナが入口付近に居た経験値の美味しいコバルトトルーパーを狩りまくったからな…)

俺(レベル1のリズベットでもだいぶ奥へ入ってこれるくらいに入口付近は湧きが悪い…)

俺(少しだけ忠告しておいてやるか…)スタスタ
40 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2025/09/15(月) 00:11:39.38 ID:1Hrgda4Z0
転移門広場

俺「アンタ等、これから迷宮区へ行く気か?」スタスタ

サチ「うん??」

ケイタ「あ、はい…。と言っても、入口を少し様子見するだけですけど…」

俺「やめておいた方が良い。あそこの入口付近にはもうモンスターは湧かない」

ケイタ「え?そうなんですか?」

俺「ああ…」

ケイタ「どうして貴方はそれを知ってるんです?」

俺「それは…」

ダッカー「と言うかこの人って、攻略組のさ…」ヒソヒソ

ササマル「うん。着てる防具も見た事無いし、きっとそうだよ…」ヒソヒソ

俺(ん?…)

テツオ「あ、あの…貴方ってもしかして、攻略組の俺さんじゃないですか?」

俺「え?…」

俺(な、何でバレてる!?しかしこれは…)

俺(バレたらちょっと面倒な事を頼まれるかも…。どうしよう…)


1そうだけど…
2い、いえ、人違いです…

多数決下3まで
41 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/15(月) 00:13:05.67 ID:xByKyZU00
1
42 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/15(月) 00:16:19.14 ID:vPpjEqNSo
2
43 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/15(月) 00:16:33.56 ID:qD/gmntD0
1
44 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2025/09/15(月) 00:52:13.04 ID:1Hrgda4Z0
転移門広場

俺「そうだけど…」

テツオ「うわー!やっぱそうだ!」

ダッカー「どうしてはじまりの街に!?」

ササマル「攻略組を指揮してるって本当なんですか!?」

俺「あ、あの〜…どうして俺の事を?…」

ケイタ「あ、知らないんですか?はじまりの街では攻略組がフロアボスを倒す度に街に居る皆んなに知らせる為、無料で新聞が配られるんですよ」

俺「新聞?…」

ケイタ「ほら、これです」ピッ

俺「……。」スッ


新聞「攻略組犠牲者無しで第2層フロアボスを撃破。攻略組指揮官の俺が他のプレイヤーの犠牲者をゼロに抑えながらLAを取り討伐した」

俺&アスナがボスにトドメの一撃を入れている写真「」


俺(おいーっ!?何だこれ!?俺が新聞に…肖像権の侵害だろ!!)

テツオ「前回は1層フロアボスを攻略したって見出しだけだったんですけど、今回からは写真も添えられてて」

俺(……いや、もうそれだけで分かる。前回居なくて今回居た…。この新聞作ってるの絶対アルゴじゃん)

サチ「私達と年齢あんま変わらなさそうなのに攻略組なんだ…」

テツオ「攻略組の指揮官なんてマジすげーっす!」

俺(2層のボス戦は主力がほぼ全員麻痺してたから臨時で指揮取ってただけで指揮官じゃ無いんだけど…)

ダッカー「この横に居る人も閃光さんだっけ?凄えなぁ」

俺(しかし、攻略組紅一点で中でもトップレベルの閃光のアスナとこの世界随一のプレイヤー武具屋のリズベットが目立ってるのは知ってたが…)

俺(まさか俺まで……)
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