【ソードアート・オンライン】俺「安価の力でデスゲームを生き残る」第2層

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688 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2025/09/21(日) 17:14:26.14 ID:2VUMUSqD0
コンマ75
地下洞窟

水滴「」ピトッ

俺「…!」

黒ポンチョのプレイヤーB「え?うおっ!?」

黒ポンチョのプレイヤーA「あ?」クルッ

俺(アレは…)

キリト「…。」

俺(キリト?…)

黒ポンチョのプレイヤーA「いったいいつからそこに居たんですか?」

キリト「たった今だよ。アンタ等のお喋りが聞こえたんでな」

黒ポンチョのプレイヤーA「いやぁ、参りましたねえ」

黒ポンチョのプレイヤーA「メインの通路までは届かないボリュームで喋ってたつもりなんですけど…レア武器のドロップでテンション上がっちゃったみたいですね。あっはっはっはっ」

キリト「そのレア武器だけど、さっきスタウドプラウドって言ってたよな?間違いないか?」

黒ポンチョのプレイヤーA「へぇ、よく1回聞いただけで覚えましたねえ〜。それがどうかしたんですか?」

キリト「その直剣はオレの友人が装備してた物だ」

黒ポンチョのプレイヤーA「へえ、つまりアレですか〜。お友達の武器だから返せと?」

キリト「…いいや、そんな難癖をつけるつもりは無いさ」

キリト「だけど、アンタがオレの友人にデュエルPKを吹っ掛けて…その剣を手に入れたかもしれないだろ。モルテ!」スチャッ

モルテ「あは〜…成る程そう来ましたか。私が以前貴方にそうしたみたいに…キリトさん?」フード「」スッ

俺(ポンチョの中に更にフード…)

俺(だが、あいつがキリトが第3層で戦ったと言うモルテと言う奴か…)
689 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/21(日) 17:38:57.45 ID:ms9LW8SWO
このスレでカッコいいキリト初めて見た
690 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2025/09/21(日) 17:49:12.76 ID:2VUMUSqD0
地下洞窟

キリト「…。」スチャッ

モルテ「しかし、あの時と違って今は2対1…。この状況で勝てると思いますかキリトさん?」スチャッ

黒ポンチョのプレイヤーB「…。」

俺「…いいや違うな。これで2対2だ」スタスタ

モルテ「おやあ?これはこれは」スチャッ

キリト「無事だったか…」スチャッ

俺「ああ、俺の剣は奪われたが…」

黒ポンチョのプレイヤーB「はぁ〜?何言ってやがる?これはオレがモンスターからドロップした剣だ」

黒ポンチョのプレイヤーB「アンタの物って証拠は無いだろう?俺さんよお」

俺「そうだな…。それが俺の物だと言う証拠は無いが…でも直接話してみて、アンタの事は思い出したよ…」

黒ポンチョのプレイヤーB「あぁん?」

俺「アンタ、第1層じゃ一般プレイヤーCみたいな顔してまさかそっち側の人だったとはな…」

俺「ALS所属のジョニー・ブラックさんよ」

ジョニー・ブラック「へっ…へへっ、アッハッヒャッヒャッ!まさかバレてるとはぁなぁ〜」フード「」スッ
691 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2025/09/21(日) 17:52:27.69 ID:2VUMUSqD0
地下洞窟

俺「アンタの事は前から調べてたんだ…」

ジョニー・ブラック「なぁんで調べられてたのかなぁ〜?第1層でキリトさんをビーターに堕としたからぁ?」ニヤッ

キリト「ッ…」スチャッ

ジョニー・ブラック「それとも、第1層でアンタと口論になったからかなぁ〜?俺さんよぉ?」

俺「…。」スチャッ

ジョニー・ブラック「あっはっはっ、まさかそんな店売りの剣でこのオレと殺る気ぃ〜?」

ジョニー・ブラック「ほら、アンタの剣はないよっ!」

ジョニー・ブラック「メインの剣、ないよぉ〜?」スッ「スタウドプラウド」

俺「ッ……」

俺(確かにPK戦の思い切りも、メインの剣が無いのも枷になる。だがこいつを倒さなければ……)グッ

「わ〜〜〜〜〜〜!!!!」

俺「なっ!?」ビクッ

ジョニー・ブラック「うおっ!?」ビクッ!!
スタウドプラウド「」カランッ!!

鼠型モンスター「スタウドプラウド「」」ガシッタッタッタッ

ジョニー・ブラック「なっ!?」

アスナ「…!」ブンッ  

鼠型モンスター「」ドシュッ!!パリ-ン!

俺「アスナ!」

アスナ「俺君!これを!」スタウドプラウド「」ポイッ

俺「サンキュー!!」ガシッ

俺背中「スタウドプラウド「」」シュウンッ
692 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2025/09/21(日) 18:32:05.08 ID:2VUMUSqD0
地下洞窟

ジョニー「ど、どっから出てきやがった!?」

モルテ「まさか未だ居たとは、貴方達はかくれん坊が得意なんですねえ」

アスナ「…。」スチャッ

モルテ「あららダンマリですか〜。背後から驚かされてこっちは寿命が3秒縮んだんですよ〜?」

ジョニー「あのさぁ、オレ。マジムカついてんだけど…つかもうくっちゃべってる場合じゃねえじゃん」

モルテ「短期は損気ですよ。それにあの直剣のスペック見たでしょ?数でも不利ですし」

ジョニー「舐めんなってマジで。お前はそっちでβテスター同士やってろや」

ジョニー「こっちのバカップルはオレがサクっと処理すっからよお」シャキンッ

俺「…。」スチャッ

アスナ「…。」スチャッ

モルテ「2人と言っても、この2人はヘッドも殺し損ねたトップ層。2人も同時に相手出来るんですか?」スチャッ

ジョニー「馬鹿。PvP素人の奴等なんかに負けるか」

ジョニー「それに、オレのバリモンの直剣取られたまま帰れっかよ」短剣「」シャキンッ!!

俺&アスナ「「…。」」スチャッ

ジョニー「…。」スッ

キリト「2人共、今直ぐここから離れろ!」バッ

俺「…!そうか!」タッ

ジョニー&モルテ「「あ?…」」

アスナ「何で!?私達なら───」

俺「アスナ!」ガシッ

アスナ「あっ!?」グイッ

大量のモンスター「「「「「」」」」」オオオオッ!!ワオオオッ!!

アスナ「…!」

ジョニー「クソッ!?こんな洞窟で大声出して、大量のMob擦りつけるなんてきたねーんだよやり方が!」

モルテ「はっはっ、それ言いますか〜。でもこりゃいかん。今はここを離れましょ」タッタッタッ
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