【ソードアート・オンライン】俺「安価の力でデスゲームを生き残る」第2層

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84 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2025/09/15(月) 20:57:01.38 ID:1Hrgda4Z0
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85 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2025/09/15(月) 20:58:06.08 ID:1Hrgda4Z0
現れ無いので1で行きます


俺(結局俺は、今は攻略組としてレベリングを優先してキリトアスナと共に美味いと言うクエストをやりに行った)

俺(ちなみにシリカの面倒は今日中に帰ると言う事で、リズベットに投げた)

アスナ「本当にこんな森の中でクエストが受けられるの?」スタスタ

キリト「ああ、だが気を付けろよ。もし迷ったりしたら3日は出て来れないからな」スタスタ

俺「流石に3日は困るな…」スタスタ

アスナ「うん。3日もお風呂入れないなんて考えられないわ…」

俺「いや、心配する所そこじゃ無いんだけど…」

キリト「そろそろ聞こえて来る筈だけど…俺かアスナって、耳良かったりする?」

俺「耳?」

アスナ「……は?」俺背後「」ススス...

俺「アスナ?…」
アスナ「悪いけど、キリト君のフェチを私達に押し付けないで下さい」

キリト「あ、いや…そう言う意味じゃ無いんだが…」

俺「そもそも、全員ナーヴギアを通して音を拾うんだから特定の人間だけが耳が良いとかあるのか?」

キリト「あ、そっか」

アスナ「ほらやっぱりキリト君が耳フェチなだけじゃん…」

キリト「い、いやいや…」

俺「まぁFNCだったりするとそう言う違いもあるみたいだが、ここに居る3人は先ずそれは無いだろ」

キンッキンッ!

俺「ん?でも本当に何か聞こえるな」チラッ

キリト「って事はクエスト開始地点に着いたんだ。ほら、アレ見てみろ」


森エルフ「!」ブンッブンッ
ダークエルフ「!」カキンッカキンッ!!


俺(2人の細剣使いが…戦っている?…)
86 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2025/09/15(月) 21:07:07.02 ID:1Hrgda4Z0


アスナ「あ、あの尖った耳…まさかエルフ!?特殊メイクしたハリウッド俳優とかじゃなくて!?」

キリト「ハリウッド俳優がこのデスゲームの中に居る訳無いだろ…」

俺「でも、プレイヤーキャラでは無いよな…?」

キリト「ああ違う。あの2人の頭の上に!マークあるだろ?アレがクエスト開始地点の合図だ」

アスナ「見かけは本当に人間みたい…」

俺「ああ…。NPCだって言われなきゃ分からないな…」

キリト「だろ?しかもこのクエストは今までのの単発モノと違って、SAO始まって以来層を跨ぐ大型キャンペーンの長期クエストなんだ」

俺「層を跨ぐっていったいどれくらいの?」

キリト「聞いて驚け。第9層まである」

アスナ「きゅーーっ!!?」俺手「アスナ口」グッ

アスナ「お、おでく…むぐぐ…ぶはっ!」スッ

俺「しっ…」

アスナ「う…」

キリト「良いぞ。未だクエスト説明前に彼等に見つかりたく無いからな」

俺「しかし、第9層って随分長いクエストだな…」」

キリト「ああ。しかも途中でミスったら受け直し不可。対立ルートへの変更も不可」

キリト「最初に選んだ道を第9層まで走り続けるしか無いんだ。その分経験値も、達成した時の報酬もかなり美味い」

キリト「今はログオフして公式サイトとかを見る方法がないから、大型キャンペーンと言っても、このクエストの存在を知ってるのは一部のβテスターだけなんだ」

キリト「オレはもうβ時代にやったし、流石にこれを独り占めはどうかと思ったから2人を誘ったんだ」

俺「そっか。こんな美味いクエストタダで教えてくれてサンキューなキリト」チラッ

キリト「あぁ、いや…お前には普段結構色々世話なってるからさ…//」

俺「キリト…」

俺とキリトの間「アスナ「…。」」ガバッ

アスナ「いちいち男同士でイチャイチャ挟まなくて良いから気持ち悪い。さっさと説明してくれるキリト君?」

キリト「あ、ああ…」

俺(こわ)
87 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2025/09/15(月) 21:16:46.71 ID:1Hrgda4Z0


アスナ「それで対立って言うのは何なの?」

キリト「このクエストは最初にどっちかの陣営に加勢してクエストを開始するんだ」

キリト「白い方が森エルフ、黒い方がダークエルフだ」

俺(おじさんとお姉さんの方が覚えやすいな)

俺(しかし、あのダークエルフ…)


おじさん「」キンッキンッ
お姉さん「」キンッキンッ


アスナ「対立した方はどうなるの?…」

キリト「そりゃあ倒す…よ?…」

アスナ「殺す…じゃないのよね?…」

キリト「あ、ああ…」

キリト「オレはβ時代に1回やってるから、どっちに着くかは2人が選んでくれていいぞ」

アスナ「どうしよっか俺君?森エルフとダークエルフ…どっちでも良いらしいけど」

俺「ん、と言うかあのダークエルフ…なんか微妙にアスナに似てるな…」

アスナ「そ、そう?…///」

キリト(似てるか?…)

俺「俺はアスナと…」

アスナ「えっ?…///」


1一緒に戦いたい
2…戦ってみたい


多数決下3まで
88 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/15(月) 21:28:32.36 ID:Qj/ktPuwO
1
89 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/15(月) 21:47:51.20 ID:/C2rNiwj0
1
90 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/15(月) 21:51:03.36 ID:fTf3try5O
2
91 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2025/09/15(月) 22:15:34.95 ID:1Hrgda4Z0


俺「一緒に戦いたい」

アスナ「アスナ…///」

俺「よし決めた。俺はダークエルフに着くよ」

アスナ「じゃ、じゃあ私も…俺君と同じ方に着こうかな…///」

俺「キリトはどうする?」

キリト「いや、ここでオレだけ森側は流石に無いだろ…」

俺「でもβテストの時もダークエルフ側だったんだろ?」

キリト「え?オレ、そんな事一言も…」

俺「俺も男だからな。分かるさ…。出来れば女の子は斬りたく無いよな」

ダークエルフ顔「」胸「」ボインッ

キリト「うっ……///」

キリト「いや、だけどそもそもオレ達はどうあってもあのMobには勝てないんだ」

俺「うん?勝てない?…」

キリト「彼等は第7層のエリートMobだ。レベル差でも今のオレ達とは10近く離れてる」

キリト「だからオレ達はあの森エルフには絶対に勝てない」

アスナ「勝てないって、じゃあどうやって攻略するのよ?私達こんな所で死にたく無いわよ!?」

キリト「防御に専念するんだ。そうしたらHPが半分以下に減った時点で加勢した側のエルフが自爆攻撃で相打ちになってくれる筈だから」

アスナ「…。」

俺「なるほど…。要は絶対倒せないし勝手にバトルも終わるイベントバトルって感じか。その辺りはちゃんとゲームっぽい挙動なんだな」

キリト「ああ、そんな感じで捉えてくれていい。そんでオレ達にも7層のエリートMobを倒した経験値が入る」

俺「確かに防御してるだけで今の俺達にとっては、は○れメタルみたいなの倒した事になるならかなり得か」

キリト「ああ」

アスナ「…自爆攻撃なんて嫌だわ」

俺「アスナ?…」

キリト「そうは言ってもこの光景はこれから先9層まで何度も目にする事になる。割り切った方がいい」

キリト「これは所詮VRMMO。人の作ったゲームなんだ」

アスナ「ゲームだとしても、私達が強ければダークエルフのお姉さんの方は助けれるんでしょ?」

俺(もしかして、強制敗北系のバトルの道理を破ろうとしてる?…)
92 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2025/09/15(月) 22:26:17.32 ID:1Hrgda4Z0


森エルフ「人族がこのような場所に何用だ!?」

ダークエルフ「介入不要!邪魔立てすると言うのなら貴様も斬るぞ!?」

俺(俺達が話しかけるまでずっと打ち合ってたのに、近く寄ったらどっちも手止める…)

俺(やっぱゲームだな…)

アスナ「こうすれば良いんだっけ?」スチャッ

キリト「あ、ああ…。そうやって森エルフの!マークに向かって剣を向けるんだ」

森エルフ「ダークエルフに加勢するなど愚かな事を…。よかろう4人纏めて我が剣の錆にしてくれる!!」スチャッ

俺「うわ、マジで強そう…」
 
キリト(あ、オレもこっち側居たから仲間判定なんだ…まぁいいけど…)

ダークエルフ「人族の中にも分かる奴は居ると言う事か…」

アスナ「俺君、キリト君スタンバイして!自爆なんかさせない!あの森エルフを私達でやっつけるわよ!」シュタッ

俺「マジ?ガチで強制敗北イベントに勝ちに行く気か…。いや、アスナがそれで納得するのなら付き合うけども…」スッ

キリト「面白そうっちゃ面白そうだけど…でもそんなセオリー無視、どうなるか知らねえぞ〜…」スッ

キリト「最悪クエスト失敗を覚悟しとけよ…」スチャッ

俺「まぁその時はその時か…。とりあえずやるだけやってみよう」スチャッ

93 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2025/09/15(月) 22:43:59.54 ID:1Hrgda4Z0


俺(俺とアスナとキリトは森エルフに防御じゃ無く攻撃を加えたが…)

俺「でやあっ!」ブンッ!!

森エルフ腹「」ドスッ!!

森エルフHP「」ヒュ-...

俺「直撃を与えても、たったの1割か…」

キリト「そりゃレベル差が酷いからな…」

アスナ「せやあぁっ!!」シュンッ

森エルフ「」ドシュッ!!

アスナ(クリティカルでも全然減らない…)

森エルフ「ええい!先ずは貴様からだ!」クルッ

アスナ「あっ…」

俺「アスナ!一旦距離を取って逃げ──」

ダークエルフ「この私に背中を見せるとは!」ブンッ

森エルフ「がああっ!?」ザンッ!!

森エルフHP「」ヒュ-ン...

俺「お姉さんの攻撃だと5割も削った…」

ダークエルフ「フン…」チャキンッ

俺「なるほど…。敵が敵なら、このお姉さんも7層相当の強さなのか…」

キリト「てかあれ…?マジで倒しちゃった…。この後どうなるかオレ知らねえぞ〜…」

森エルフ「ぐふっ…。ダークエルフごときに…まさか貴様に功を譲る事になるとは…」ピンッ

俺「ん?なんだ?…変な小瓶みたいな物を落とした?…」

キリト「アレこそがこのクエストのキーアイテム。本来なら自爆したダークエルフの代わりに秘賢を入手して行くのがオレ達の役目なんだけど…」

キザなエルフ「やれやれ。これだから騎士と言う者は嫌いなんです」パシッ

ダークエルフ「…!貴様!」

俺「あの…キーアイテム取れなかったどころか何か更にヤバそうなイケメン風の森側のエルフ出たし、このお姉さんも普通に生き残ってんだけど?…」

キリト「いや、オレももう何が何やら…」

鷲「キ-!!」 足「アスナ「わあっ!?」」ガシッ

俺「なっ…!アスナ!?」
94 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2025/09/15(月) 22:55:52.79 ID:1Hrgda4Z0


鷲「アスナ「きゃああっ!?」」ヒュ-ン

キザなエルフ「数の上で負けてるんですから、先ずは奇襲して一体ずつね」

俺「アスナ!くっ…!」

俺(アスナを助ける為には奴の背後まで行かなければ…しかし、行けるのか?…)

俺(明らかにさっきよりも強いMob…。第9層相当の強さを持った敵の横を通るなんて…)

俺「…いいや…それでもこのままむざむざアスナがやられるくらいなら」グッ

ダークエルフ「いいや、心配しなくても大丈夫だ」スッ

俺「お、お姉さん?…」

俺(何かNPCに止められた〜?)

ダークエルフ「あの女剣士はお前の妻か?」

俺「へ?…///」

俺(な、何言ってんだこの女!?何でそんな単語が…本当にNPCなのか?…//)

キリト「そうか!森側が鷲使いなら…ダークエルフ側は…」

狼「鷲」ガバッ!!

アスナ「わあぁっ!?」ストッ

狼使い「妻の仇!!覚悟おおぉっ!!」バッ!!

鷲使い「やれやれ、貴方まで来るとは…」スッ

俺(何か更に濃いNPC出て来たぞ…)
95 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2025/09/15(月) 23:10:27.00 ID:1Hrgda4Z0


狼使い「ようやく見つけたぞ!今日こそここで貴様を討つ!」ブンッブンッ!!

鷲使い「また貴方ですか。前に戦場で会った時に殺しておくべきでしたね。あの時の女のように」シュタッ 

狼使い「貴様ァっ!!」バッ

俺「あの…。あの復讐に血走ってる濃い男の人は…?」

ダークエルフ「私の弟だ」

アスナ「お、弟?…」

ダークエルフ「と言っても、あいつは義理の弟だが…」

俺「義理のって事は…」

ダークエルフ「ああ。私の実の妹は奴の手により殺されたんだ…」

アスナ「あ…」

俺「なぁ、何かめっちゃドロドロしてるんだけど…?これ本当にNPC同士よな?…」

キリト「いや、だからオレももう分からないって…」

鷲使い「しかし1対5ですか。これでは流石に不利ですね」木の上「」タッタッ

鷲使い「ですが、此方としては既に目的の物は回収しました」秘賢「」グッ

鷲使い「後は森エルフのキャンプまで逃げるだけで良いのですが…」

俺(クエスト初の俺でも分かる。このまま奴にキーアイテムを持ったまま逃げられると恐らくクエスト失敗だ…)

鷲使い「」パシンッ

アスナ「あっ!?」

俺「こいつらは…」

ダークエルフ「チッ…」

鷲使い「貴方達の相手は私の親衛隊にして貰いましょうか」

狼使い「貴様!絶対に逃さぬ!!」

森のエルフ達「「「」」」バッ
96 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2025/09/15(月) 23:23:06.74 ID:1Hrgda4Z0


俺(俺達はダークエルフの姉弟と協力しながら親衛隊として現れた森エルフを倒しながら、奴を追った)

ダークエルフ「せやっ!」ブンッ

狼使い「フン!」ブンッ

森エルフ達「「「」」」ズバズバッ!!

俺(と言っても、俺達は基本敵の攻撃を弾いているだけで良い。この2人が次々と倒してくれる)

俺(なのに彼等の倒した経験値は俺達に入る。おいこのクエストめちゃくちゃ美味えぞ、レベルガンガン上がる…)

狼使い「貴様、そこの女とツガイなのか?」

俺「えっ?///」

アスナ「なっ…!?///」ボッ

俺「な、何なんですか?///」

アスナ「…ッ///」ゴクリ...

俺(さっきも聞かれたが、この姉弟なんなんだ?…なんでそう見える?…と言うか今クエスト中!)

猪使い「否定しないと言うのならば、そう言う事か」

俺「い、いや…///」

俺(否定しても良いが、それはアスナが否定してからにしようかと思ったが…)チラッ

アスナ「」タッタッタッ

俺(いや、加速して逃げたー……)

猪使い「ならば一つ助言をしてやる…。オレのようにはなるな…」

俺「え?…」

猪使い「妻を大事だと思うのならば、必ず守り抜くのだ…何があっても…」

俺「……。」

俺(本当にただのNPCなのか?…俺にはこの復讐鬼の猪使いが本当に人間にしか…)


コンマ下二桁
71以上俺はNPCの言葉でも深く受け止め、その後絶対絶命だったアスナを助けた(新しい剣入手)
70以下だが、その猪使いの男は罠にハマったアスナを守って殺されてしまった…


安価下
97 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/15(月) 23:26:28.72 ID:+L6ov1rT0
はい
98 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/15(月) 23:32:00.14 ID:3UIzN4pw0
99 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/16(火) 00:06:37.21 ID:PCXaAbNIo
よくやった
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