【安価・コンマ】力と魔法が支配した世界で【二次創作】 III

Tweet

439 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/05/24(日) 23:20:11.51 ID:YYk74/Oh0
440 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/05/24(日) 23:54:18.79 ID:kKJJF+KcO
◆89+15=104 【勝利!】

テル(いや……気のせいか。ここで殺さなきゃ、犠牲が増える……!)バチッ……

魔力を貯めるテル「──二人とも、時間稼ぎをお願い」バチッ……バチチッ!バチィッ!
迸る雷「」バチチチチチッ……!
弾ける雷光「」ビリッ……

イーリン「その魔力は……!わかりました。エリザベート、残りの人形の対処をお願いします。私はテル様を守ります」

エリザベート「承りましてよ!雑兵の相手など、わたくし一人で十分ですわ!」ザッ!

魔導人形たち「「「」」」ガシャンッ!

エリザベート「退きなさいな!!!」グッ

浮き上がる瓦礫「」ゴゴゴゴッ!
瓦礫の雨「」ドガガガガッ!!!

魔導人形たち「「「」」」バキッ! メキッ!

イーリン「テル様、集中を!」ドゴォッ!

目を閉じるテル「……」ブツブツ……

ノーランド「詠唱による補助……上級魔法を使うつもりね……砲台出力を前倒しに……」
旧砲台跡「」ヴォォォン……!

イーリン「させません!」ダッ!

魔導人形D「」シュバッ!

イーリン「邪魔です!」ドゴォッ!

魔導人形D「」バギャッ!

頭を押さえるノーランド「っ……また邪魔を……!私は……私は、これを……しないと……」ググッ……

テル「……」ブツブツ……

ノーランド「創造主の命令……世界への報復……それが、私の存在理由……私はそのために造られた……!自我を持つことなど、許されない……!」

雷を纏う杖「」バヂヂヂヂッ!!!
テル「──構成、完了」

エリザベート「道は開けましたわ!!」

倒れた魔導人形たち「」シーン……

イーリン「テル様!」

テル「──目標、補足」スッ……
雷を纏う杖「」バヂヂヂヂッ──!

頭を抑えるノーランド「防御、しないと……!」
ノーランドの周囲に展開する魔法陣「」ギュンッ!
旧砲台跡「」ガコン……ガゴンッ!

テル「──射出」
凝縮された雷の槍「」ピカッ……

ノーランド「……?」

ノーランドの下半身「」ジュッ……
壊れた旧砲台跡「」メギャッ……

雷鳴「」ドギュウウウウウンッ!!!

下半身が吹き飛んだノーランド「え……あれ……?」ベチャッ……
壊れた旧砲台跡「」ボロッ……

テル「っ、はぁ……はぁ……!」ガクッ

ノーランド「っ、?……な、なんで動けない、の……どうして、地面に???歩けない、足、どこ……?」モゾ……

立ち上がろうとするテル「……っ、まだ……生きてる……」グググッ……

イーリン「テル様、あとは私に任せてください……」スッ

ノーランド「……命令、まだ……終わってないのに……」モゾ……モゾ……

エリザベート「……」

◆コンマ下1
奇数 プログラム起動
偶数 命令信号途絶
441 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/05/25(月) 00:08:36.74 ID:suhEaeK8o
442 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/05/25(月) 00:49:36.24 ID:xKKdz6I2O
ノーランド「……命、令……あれ……?」

テル「……?」

ノーランド「静かになった……頭の中が……静か……創造主の声が……聞こえない……報復しろって……壊せって……言わない……」

ノーランド「……私……何を……」

イーリン「……まさか、今の一撃で精神干渉のようなものが途切れたというのですか……」

エリザベート「精神干渉……では、今までの彼女の行動は……自分の意志ではなかったと……?」

テル「っ……ノーランド……」フラッ……

ノーランド「あなた……雷の人……」

ギュッ……

手を握るテル「……ごめん、ごめんねっ……!」ポロポロ……

ノーランド「どうして……謝るの……?私が……悪いこと、したんでしょう……?たくさん……壊そうとして……殺そうとしたんだから……」

エリザベート「……助ける方法は、ありませんの?」

首を振るテル「……」フルフル

イーリン「……この傷では、もう助かりません。無理に延命しても、苦しみを長引かせるだけでしょう」

ノーランド「……じゃあ……私ここで終わるんだ……」

ノーランド「私……命令がないと……何もないと思ってた……でも……静かになったら……少しだけ……」

ノーランド「空を見て……ぼーっとしたいって……思ってた……」

イーリン「……少し、身体を起こします。エリザベート様、支えを」

エリザベート「……承りましたわ」スッ……
443 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/05/25(月) 00:50:10.38 ID:xKKdz6I2O
瓦礫「」ゴゴ……
ノーランドの身体を支える瓦礫「」スッ……

ノーランド「……空……」

赤い空「」サァァァ──

ノーランド「……青い空、見てみたかったなぁ……」

イーリン「……」

ノーランド「ありがとう……最後に……見せてくれて……」

イーリン「……祈りはありますか」

ノーランド「祈り……?」

イーリン「最期に願うことです」

ノーランド「願いごと……次は……誰かの声じゃなくて……自分で、何をするか……決めてみたい……」

イーリン「いい願いですね……きっと、叶いますよ」
イーリンの拳「」スッ……

ノーランド「……怖い」

イーリン「すぐに終わります」

目を閉じるノーランド「……うん……お願い……」

イーリン「……どうか、安らかに」
イーリンの拳「」トンッ……

ノーランド「」ガクッ……

風「」ヒュオオオ……

エリザベート「……終わった、のですわね」

イーリン「……はい」

テル「……もっと早くに気がついていたら、こんな結末にはならなかったのかな……」

エリザベート「……結果論ですわね。気づけなかったことを悔やむのは当然ですけれど、あの時のあなたは、この島を守るために最善を選んだのですわ」

ノーランドの白衣「」ボロ……

白衣を拾いあげるテル「」スッ……

イーリン「テル様……?」

テル「……これは、私が持っていく」

エリザベート「形見、ですの?」

テル「ううん……罰、かな。忘れないための……」

破れた白衣を肩に羽織るテル「」パサッ……

テル「この子を殺したことも……この子が最後に、自分で何かを決めたいって願ったことも……忘れちゃいけないことだと思うから」

エリザベート「……」

テル「……みんなに報告しなきゃね。このことを……」

イーリン「ええ……戻りましょう……」

風「」ヒュオオオ……

⭐︎ノーランドを倒しました。
444 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/05/25(月) 00:53:49.26 ID:xKKdz6I2O
本日はここまでです。
島に迫る脅威がまた一つ無くなりました。ラティア・ヘイヴンに平和が訪れるのも近いのかもしれません。
次回もよろしくお願いします。
それでは、また。
475.58 KB Speed:7.9   VIP Service SS速報VIP 更新 専用ブラウザ 検索 全部 前100 次100 最新50 新着レスを表示
名前: E-mail(省略可)

256ビットSSL暗号化送信っぽいです 最大6000バイト 最大85行


スポンサードリンク


Tweet

荒巻@中の人 ★ VIP(Powered By VIP Service) read.cgi ver 2026/05/10 (Base By http://www.toshinari.net/ @Thanks!)
respop.js ver 01.0.4.0 2010/02/10 (by fla@Thanks!)