【遊戯王SS】マチリル「貴方が王子様ね!」ルキナ「違う!私は……」

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2 : ◆WKEtq8y72Nvn [saga]:2026/10/01(木) 01:55:29.51 ID:ACZwgbXN0
マチリル「マッチ……マッチは要りませんか……?」

PSYフレームロード・Ω「邪魔だドケェ!!」ゲシッ【制限⇒禁止】

マチリル「キャッ!」

Ω「畜生!捕まってたまるか!俺はまだディスパテルと一緒に――!」

マチリル「…………」


―――――――――――――――――――――――


バタンッ

パーフェクトロン・ハイドライブ・ドラゴン「ッ!何だ、誰かと思ったらΩじゃねえか」【準制限⇒制限】

キラーチューン・レコ「誰かに追われてたりしないでしょうね?」【無制限⇒制限】

Ω「そんなヘマするかよ」

キラーチューン・キュー「あっそ、まあ何でも良いけど」【無制限⇒制限】

パーフェクトロン「また取り締まりのキツい時期になってきやがったからな、だがここに居ればガサ入れの心配も無い筈だ」

マチリル「貴方達……指名手配の方々ですよね……?」

レコ「誰!?」

マチリル「安心して下さい、私は貴方達の味方です」シュボッ

キュー「味方?」

マチリル「そう、貴方達は指名手配犯なんかじゃない……」

マチリル「この火をじっと見て……じっと、じーっと見て……」

マチリル「今から貴方達は"王子様"になるんですよ」

パーフェクトロンの王子様「おうじ……さま……」

マチリル「貴方達は王子様、キラキラしてて、美しくて、カッコいい、私だけの王子様……」

妖精のΩ「王子……違う!俺は――」

マチリル「やがてお姫様と出会って……そして……」

妖精のキュー「二人は……」

妖精のレコ「幸せに……」

マチリル「暮らしましたとさ」フッ

妖精の王子様「貴方こそが私のお姫様です」

マチリル「さあ、行きましょう……私達が暮らす、愛の巣へ――」
3 : ◆WKEtq8y72Nvn [saga]:2026/10/01(木) 02:06:19.07 ID:ACZwgbXN0
―――――――――――――――――――――――


マチリル「ねえ、貴方"王子様"でしょ?"王子様"でしょ貴方?」

ディメンション・アトラクター「テメェ!さてはこの時期になると来るって噂のバスの手先か!?」【制限⇒禁止】

マチリル「……?何の事ですか?私は、ただ"王子様"を探してるだけですよ?」

アトラクター「しらばっくれてんじゃねえ!最近Ωと連絡が付かなくなった!テメェらの仕業なのは分かってんだよ!」

アトラクター「だが残念だったな!私は手札から直接墓地へ行く!そしてフィールドになど出て来ない!テメーが触れる事など不可能だ!!」ポイー

マチリル「やっちゃってくださいアルビオンさん」

真炎竜「よっこいしょういち」釣り上げ

アトラクター「あっ」

マチリル(無言の着火)-500

ディメンションの王子様「あっあっぁっ」

マチリル「貴方が"王子様"ですよね?」

妖精の王子様「はい私が妖精の王子様です」

マチリル「王子様確保完了!」

𝑯𝒂𝒑𝒑𝒚 𝒆𝒏𝒅…


―――――――――――――――――――――――
4 : ◆WKEtq8y72Nvn [saga]:2026/10/01(木) 02:13:39.89 ID:ACZwgbXN0


耀聖の波詩ディーナ「どうしてこんな事に……!」【無制限⇒制限】

耀聖の花詩ルキナ「私達はただ召喚権を使わずにバロネスを立てながらキューを持って来ただけなのに……!」【無制限⇒制限】

ディーナ「私達が居なくなったらフォルトナが悲しむからね……!」

ルキナ「絶対生き延びてみせる……!」

キイィ...

ディーナ「誰!?」

マチリル「安心して下さい、私は貴方達の味方です」

シュボッ

マチリル「だって――貴方達は"王子様"ですもの、味方に決まってるじゃないですか」ウフフ

マチリル「この火をじっと見て……じっと、じーっと見て……」

マチリル「貴方達はエルフェンノーツなんかじゃない、私の、私だけの王子様……」

マチリル「そう、貴方達は"王子様"なのよ!」

ルキナ「違う!私は……」

妖ディーナ「私は!……私……は……」

妖精のルキナ「私は……わた……」

妖精の王子様「私は妖精の王子様です」

マチリル「やったー!」

デスガイド(…………)

デスガイド(えっ?誰アイツ?何かヤベェのが居るデス)


―――――――――――――――――――――――
5 : ◆WKEtq8y72Nvn [saga]:2026/10/01(木) 02:20:53.28 ID:ACZwgbXN0
マチリル「ねえ貴方達、"王子様"でしょ?」

The Fallen & The Virtuous「何言ってるんですか!?」【無制限⇒準制限】

閃刀起動−エンゲージ「私達魔法カードですよ!?王子様な訳無いじゃないですか!」【無制限⇒準制限】

マチリル「本当かなあ……?」チラッ

カオスシルクハット「いいやあいつ等はモンスターだぞ」コウカハツドウ

マチリル「ほらやっぱり!貴方達は王子様――」


�@:相手がモンスターの効果・通常魔法・通常罠カードを発動した時に発動できる。デッキからカード名が異なる魔法・罠カード3枚を、カード名を「カオスシルクハット」として扱う通常モンスター(魔法使い族・闇・星8・攻/守0)として、「光と闇の儀式」のカード名が記された自分のメインモンスターゾーンのモンスター1体と合わせてシャッフルして裏側守備表示でセットする。その後、その相手が発動した効果は「相手フィールドの裏側守備表示モンスター1体を破壊する」となる。


�B:500LPを払って発動できる。相手フィールドの効果モンスター1体のカード名を「妖精の王子様」として扱う。。


カード名を「カオスシルクハット」として扱う"通常モンスター"


相手フィールドの"効果モンスター"



マチリル「チッ!!!!!」

ガラガラピシャッ!
ガンッ!ガシャァ!バシャッ!

The Fallen & The Virtuous「何か勝手にキレながら出て行ったんだけど」

閃刀起動−エンゲージ「でもこれで規制される事は――」

シュボッ!

マチリル「王子様じゃないなら燃やすに限りますね」メラメラ

The Fallen & The Virtuous「火が!火が!?」

閃刀起動−エンゲージ「扉が!さっきアイツが蹴っ飛ばしたから歪んで開かない!?」



ギャアアアアアアァァァァァ!!!


𝑯𝒂𝒑𝒑𝒚 𝒆𝒏𝒅...



マチリル「あいつ等は王子様じゃなかった……次の王子様を探しに行かないと……」

デスガイド(こっわ、誰かアイツ逮捕しろよ)
6 : ◆WKEtq8y72Nvn [saga]:2026/10/01(木) 02:27:10.35 ID:ACZwgbXN0
―――――――――――――――――――――――


完全なる世界 トゥーン・ワールド「完全なる世界はデザインに失敗しました」【無制限⇒制限】

トゥーンのもくじ「だから適用時ってテキストは駄目だってあれ程」【無制限⇒制限】

キラーチューン・シンクロ「ターン2なのに制限になったカードがあるらしい、バルブで見た」【準制限⇒制限】

マチリル「お前等王子様じゃないから興味無いですとっとと燃えるです」マッチ着火

絶解なる獄神門−テルミナス「ギャアアアアアァァァァ!!!」【無制限⇒制限】

紅蓮の指名者「紅蓮だけに燃えておりますってか!やかましいわ!」【無制限⇒制限】

マチリル「私の次の"王子様"になってくれる方はどちらかしら?」

マチリル「……!」バッ!

デスガイド「!」ササッ

マチリル「……?気のせいでしょうか?さっきこの辺りから"王子様"の気配がしたんですけど……?」

デスガイド(催眠使いの放火犯とかシャレになってねえデスよ何デスかあの化け物)
7 : ◆WKEtq8y72Nvn [saga]:2026/10/01(木) 02:34:38.37 ID:ACZwgbXN0
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覇王眷竜スターヴ・ヴェノム「俺はただ……ナイチンゲールで皆を笑顔に……」【制限⇒禁止】

デスガイド「何かカスみてぇな寝言言ってるヤツが居るデスね」

マチリル「やっと見付けた――!貴方が私の"王子様"ね!」

スターヴ「あっやべっ!」コウカハツドウ

スターヴ(マチリル)「貴方が"王子様"ね!」

マチリル「違うよ貴方が"王子様"だよ!」シュボッ

スターヴ(マチリル)(妖精の王子様)「そうかな……そうかも」

デスガイド「最早お前は一体誰なんデスか」

マチリル「あっ」

デスガイド「あっ」

マチリル「待って逃げないでちょっとこのマッチの火を」シュボッ

デスガイド「全速退避ィィィィィ!!!」




【遊戯王SS】マチリル「貴方が王子様ね!」ルキナ「違う!私は……」
                                    ┼ヽ  -|r‐、. レ |
                                    d⌒) ./| _ノ  __ノ

8 : ◆WKEtq8y72Nvn [saga]:2026/10/01(木) 03:00:20.14 ID:ACZwgbXN0
それは寒い寒い夜の事でした

マチリル「マッチ……マッチは要りませんか……?」

少女はマッチを売って生計を立てていました
しかし一日中売り歩いても、誰もマッチを買ってくれません
少女はおなかが減りました
寒さが身に染みて、ブルブルと震えが止まりません

マチリル「このままでは凍えてしまうわ」

少しでも暖を取れればと、少女はマッチを一本取り出して、シュッ!と擦りました

LP-500

マッチがメラメラと燃えだしました!
温かくて、明るくて、本当に不思議な火でした


―――――――――――――――――――――――


ロタリー「手札見ーせてっ」ヒョイッ

エンゲージ
エンゲージ
一滴
サンダーボルト
ヴァーチャス

キュー「はー!おもんな!!遊戯王上手いですね!!!」ポッポー!

レイ「いやーwww御相手さん温まってますねえwww」


―――――――――――――――――――――――


と、そのとき!
マッチの火は消えて、キレてるキラーチューン使いもパッとなくなってしまい
手の中に残ったのはマッチの燃えカスだけでした
9 : ◆WKEtq8y72Nvn [saga]:2026/10/01(木) 03:07:07.09 ID:ACZwgbXN0
マチリル「もっかい」

LP-500


―――――――――――――――――――――――


神碑「どうしました?貴方にはまだデッキという可能性が残されているじゃありませんか」

神碑「そのドローで逆転のカードが引けるかもしれません、さあ最後の1枚まで諦めてはwwwいけませぇーんwwww」

神碑「さあwww貴方のターンですよwww」(裂け目割拠センサーフギン泉を置きながら)


―――――――――――――――――――――――


その時、またマッチが消えてしまいました
少女の目の前に、下品な笑みを浮かべた神碑使いはいませんでした
10 : ◆WKEtq8y72Nvn [saga]:2026/10/01(木) 03:13:18.30 ID:ACZwgbXN0
マチリル「もっかい」

少女はもう一つマッチをすりました
LP-500


―――――――――――――――――――――――

🚫🚫🚫🚫🚫
🚫🚫🚫🚫🚫

―――――――――――――――――――――――


今度はあっという間もありませんでした
カスみてえなクシャ使いの盤面が一瞬見えたかと思うと、炎はふっと消えてしまいました

マチリル「もっかい」
LP-500

今度はマッチの束を全部出して、残らずマッチに火をつけました
そうしないとデュエリストが温まってる姿を見れないからです
11 : ◆WKEtq8y72Nvn [saga]:2026/10/01(木) 03:26:56.47 ID:ACZwgbXN0
朝になると、みすぼらしい服を来た少女が、動かなくなっていました

マチリル「な……なんだ?体のうごきがに……にぶいぞ」

マチリル「ま……まったく……か……体が動かん!?」

アルカナフォース「おれが時を止めた……9秒の時点でな……」

アルカナフォース「これからッ!てめーをやるのに!1ターンもかからねーぜッ!」

マチリル「ザ……!ザ・ワールドッ!」

アルカナフォース「てめーの敗因はたったひとつの単純な答えだ……」

アルカナフォース「流石にマッチの束全部はライフ払い過ぎ」

マチリル「デスヨネー」

少女は座ったまま、死んでかたくなっていました
遊戯王的に墓場は休憩所みたいなもんです
めでたしめでたし
12 : ◆WKEtq8y72Nvn [sage]:2026/10/01(木) 03:30:51.06 ID:ACZwgbXN0
フェアリーテイルは完全に趣味で構築したのに世界大会で活躍して実は最強格のデッキだった事に驚愕してる
お前等……強かったんだな……
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