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【オリジナル】男「没落貴族ショタ奴隷を買ったwwww」
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◆OfJ9ogrNko
[sage]:2013/12/18(水) 00:38:47.54 ID:+YyZKnXG0
「気になるか?」
「いいえ、大丈夫です」
「そうか?」
祖父は怪訝な顔をすぐさま引っ込めて、慣れた様子で大通りを進んで行った。
カラカラと音が鳴る。祖父の足元の下駄と言う履物が奏でる音だ。
彼の服装は着物、足元は下駄と言う、近頃流行している和装姿であった。
大昔の日本でよく身につけられていたらしいそれは、近頃日本ではブームのようで、
老いも若いもこぞって着物や下駄を好んでいた。タカシはと言えば、一度だけ着てみたものの、
あの動きづらさに辟易し結局シャツにスーツと言う何の変哲もない服装に落ち着いている。
タカシは依然鳴り続ける小気味のいい音を耳にしながら、
みっともなくはない程度に視線を方々へと移動させ花街の景色を楽しんでいた。
「もう少しで着く。今日の店はそんじょそこらの店とは違うから期待しておけ」
やけに嬉しそうに言う祖父に、タカシは『この人もまだ現役なのか』と妙な感慨が浮かんだのだった。
タカシも女を知らぬわけではない。
星の数ほど抱いた、などと言うだらしがない自慢話をするほどにこなしたわけではないが、
年相応にそれなりの経験をしていたし、女をわざわざ金で買うほどに飢えているわけでもない。
遊女や、もっと低俗な売女を買うこともあったが、それほど『イイ』と言うわけでもなかった。
人間の体の構造など大した違いはない。首の上についているものが美しいか否かで
やる気に差異はでるものの、行為の最中の快感については顔立ちに左右されるものではないだろう。
祖父には気に入りの花魁がおり、週に何度かこの花街を訪れているというが、
そこまで女一人に夢中になれる彼のことをいっそ『可愛らしい』と思えた。
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