【R-18】由比ヶ浜結衣はレベルが上がりやすい

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1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/09/01(火) 00:02:11.81 ID:POkv/Uvq0
このスレは『やはり俺の青春ラブコメは間違っている』の二次創作スレッドです

・ヒッキーとガハマさんがイチャイチャエッチなことをするスレです

・初SSです

・独自解釈や妄想設定バリバリなので突っ込みは無用です

・R-18ですが何分初物なので夜食目的には向かないかもしれません

・初めてでイけると思ってんじゃねぇよこの童貞野郎ッ


以上了承出来る方のみ本編へお進み下さい。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1441033331
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/09/01(火) 00:05:01.72 ID:POkv/Uvq0
めちゃり。

ぴちゃり。

ぬちゃり。

くぐもった水音が静かに響き渡る。

「はむ、はふん、ふむぅ……」

水音に紛れて押しとどめた吐息のように漏れ出す声が内から外から耳朶を侵す。

生々しい吐息の香りと唾液の交換が音の正体。

距離を零まで近づけんと押し付けられた唇と唇、絡まる舌と舌。それは親愛情愛を示す作法だが、数多あるそれ≠フ中で最も情欲に濡れた行為であることを経験と本能が知っている。

「んむ、んぅ……あふ、あん……」

押し付けるだけでなく擦りつけるように、擦りつけるだけでなく吸い付くように。

俺と彼女の心の距離が限りなく近くとも別々の身体に別たれているように、どれだけ欲し、どれだけ近づこうともその距離は零にならない。

激しくねちっこく繰り返されるキスは、その根源が真っ直ぐな欲求ながら決して100%望んだ通りには叶わないもどかしさの証明であるようだった。
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/09/01(火) 00:08:47.97 ID:POkv/Uvq0
性愛は汚れたものだと大人は言う。

でもその欲望は、その心の本懐はひたすら純粋で真っ直ぐなものだ。けれどそこに孕むリスクやマイナスは純粋なものを綺麗なままにはしておかない。社会という集団がそれを許さない。

ああ、今胸を頭を満たす感情はこんなにも直裁なのに。

恥じる事など何も無いのだと、こんなにも雄々しく真っ直ぐそそり立っているのに。文字通り。

「んぅ……」

名残惜しむような吐息と共に唇は離され、糸引く唾液が未練たらしく先までの繋がりを示した。

かつてはキス一つ、抱擁一つでも胸中の感情を処理しきれず大粒の涙を零していた彼女は、幾多の体験を経て今や愛も欲も当然の物だと言わんばかりに受け入れ緩んだ表情で俺の目を真っ直ぐ見つめている。

そして、そんな彼女を見つめ返し湧き上がる俺の感情も至って当然のものだ。

可愛い。

美しい。

いやらしい。

汚したい。

汚したい。

未だ少女性を色濃く残す彼女の全てを、俺の欲望の色で余さず塗りつぶしたい。
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/09/01(火) 00:08:51.31 ID:4n36mD0uO
材木座「はふん、ふむぅ」
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/09/01(火) 00:09:31.79 ID:ewUsidRfo
これは期待
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/09/01(火) 00:12:07.59 ID:POkv/Uvq0
そんな俺の胸中を察したのか、彼女は

「ね……ヒッキー……」

掠れたように甘く囁いて、

「……いいよ」

一刻も早く昇り詰めんと張り詰める俺の逸物を手で淡く握り擦り上げた。

今宵既に一度彼女の中に侵入した俺自身は彼女の蜜に塗れており、手が上下する度にちゃにちゃと粘付いた音を立てる。

「あ……ぐ……」

音と同期して下半身に走る淡い電流が、足先を甘く痺れさせ、脊椎を伝って脳に伝わった快楽の情報は俺の意思と関係無く呻き声を上げさせる。

電流は熱を伴い、氷で出来た鎖の如き理性を確実に融かしている。

しかしこれは本気ではない。ただ掠めるように擦っただけで、絶頂させる気など毛頭無い牽制のような責め。

これは俺を煽るための一手だ。

俺の本能を縛る理性の鎖を俺自身に引き千切らせる為の合図だ。

未だ自身の獣性を好きに解き放てない弱い俺への、彼女なりの求めなのだ。
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/09/01(火) 00:15:18.79 ID:POkv/Uvq0
そして、

「気持ち良くなって、いいよ」

出会った時と変わらないあどけなさはそのままに、彼女は妖しく微笑んだ。

少女と毒婦を両立させるその矛盾は、俺が彼女を喰らって良い理由へとすり替わって理性と本能を反転させた。

「ゆ、結衣ッ」

切羽詰まってどもった自身を恥じるヒマも無いと、彼女を押し倒し正常位の形で彼女の入り口に自身をあてがった。

「あ……!」

そこまで俺の行動が一瞬で、彼女が強引さに驚いたのも一瞬。

唐突さに驚いた彼女は、しかし一瞬でその瞳を期待で暗く輝かせ――

ぐちゅり

「んあッ!!」

躊躇無く体内に押し込まれた衝撃で、容易く身体の自由を放棄した。
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/09/01(火) 00:18:27.97 ID:POkv/Uvq0
「あ、あぅ、んん、んあぅ、ああ あ、ふあッ」

ぐちゅぐちゅと湿った音を立てながら、俺の肉と彼女の穴が上下左右と接し擦られていく。

先の一回目は俺の方が快楽に耐えきれず彼女が達する前に絶頂を迎えてしまった故、今の行われている二戦目は彼女を絶頂させる為のリベンジだ。

既に一度……否、一度目の途中彼女の口内に吐き出したのを含めれば三度目のストロークであり、普段我慢弱く落ち着きのない俺の逸物もそれなりに保ってくれる筈だ。

……筈なのだが。

「はひっ、ひ、ひっきー! ひっき、あぅ、きもちいい、きもちいいよぉ!」

彼女が、俺の名前を呼んでいる。

俺の動きに合わせて、快楽で鳴いている。

俺に貫かれながら、俺の名前を啼いている。

既に一度目の挿入で大きく昂ぶっている彼女の心と身体は、既に異性と快楽を受け入れる為の雌の心身へと代わっていた。
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/09/01(火) 00:22:27.29 ID:POkv/Uvq0
掠れた甘い声は俺の脳を迅速に融解させ、彼女の嬌声に合わせてうねって絡みつく彼女自身と相俟って抵抗しようもないほど俺自身が昂ぶる。

「ぐふ、んぅ……!」

俺の口からも耐えきれず荒い吐息が喘ぎ漏れる。

ヤバイ、もう、そんなに、保たない。

頭の奥底、そして逸物は「我慢する必要は無い」「我慢は身体に悪い」「出せば良くなる」そんな甘言を絶え間なく垂れ流す。

「ひっきぃ、んぉッ、ひっきぃのお、おちんちんが、ああ、あぃ、あつく、て、きもちいい……!」

意識してか天然か、熱に浮かされたような彼女の淫蕩な睦言は更に深度と濁りを増していく。

くちゅくちゅぐちゅぐちゅと、接合部から漏れる水音のスパンも細かく激しくなっていく。

既に俺の下半身の半分は、理性のコントロールから外れ独自に快楽を貪らんと動きを激しくしている。

出して良い、出せば良い。

それが一番俺に良い。

五月蠅い。そんなことは分かってる。

それでも俺が、俺だけが気持ちいいだけなら、そんなものは手前で握って擦るだけの自慰と何が違う。
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/09/01(火) 00:25:29.23 ID:POkv/Uvq0
「あひ、はひ、ひ、ひぅ、ひっきぃ、あ、んむッ!」


押さえきれない衝動を無理矢理に縛り付け、彼女と唇を合わせ、閉じる前に無理矢理舌を口内へねじ込む。

驚いて固まったままの彼女の歯をなぞり、舌を強引に絡め取り、唾液を流し込んで混ぜ合って交じ合う。

せめて絶頂に向かってひた走ろうとする下半身の感覚を誤魔化し抑えんと言うせめてもの抵抗だが、効果は精々が意識を僅かに逸らす程度。

「んん、ん、んん、むは、むぅ……」

寧ろ、次第に自ら口中の交合を求めて行く彼女の動きが徐々に、確実に楔を解き放ちつつある。

じゅる、じゅるり、じゅるじゅる、唾液の混じり合う音。

ぐちゃ、ぐちゅり、ぐちゅぐちゅ、粘膜の擦れ合う音。

どちらも周囲に飛沫を飛ばして濡れに濡れ、肌同士の触れ合いにすら何かのフィルターを通してしまったような錯覚に陥り、胸中の焦燥ともどかしさが一層増す。

それを受けて悦楽に浸り刺激され尽くす逸物も、早く出せ早く出せ疾く出せと内側から本懐を溢れさせんとする。

もう本当に余裕が無い。
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/09/01(火) 00:29:08.97 ID:POkv/Uvq0
「んちゅ、んむ……ふはッ、ひ、ひっきぃ!」

深い口づけを強引に引きはがした彼女の声。

「ひっきぃ!ひっきぃ!んひ、ひぃ!ひっきぃ!あたし、あたし、もう……!」

俺の名前を何度も呼び、それに合わせて細かく痙攣するように震える膣内……彼女も、もう幾ばく耐えられない。

「おれ、も……ぐ、ヤバイ……もう、出そう、だ……!」

最早加減する必要も無い、加減の仕方が分からない。

途切れなく響く交合の音は既に止まれなくなったことの証左。

互いに限界が近い。

ようやく出せる。

気持ち良くなれる。

今よりもっとずっと気持ち良くなれる。

待ちに待った瞬間への期待を同じくした俺の頭と下半身、そして苦しげで切なげに高まっていく彼女の顔はそんな根源的な欲望を俺と共有していることを理解させた。

しかし、

「い、いいよ、ひっきぃ!だして!あたしできもちよくなって!」

先に俺を受け止めることを彼女は主張し、

「ダ、ダメだ!さっきは俺だけだったから、今度はお前が先に!」

俺は彼女を先に上り詰めさせることを主張した。
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/09/01(火) 00:32:37.83 ID:POkv/Uvq0
「やだ!やだぁ!ひっきぃだして!そしたら、あ、あたし、そのあとでいいからぁ!」

「おれも、イヤだ……結衣がさきに、イってくれよ……!」

すれ違い。

こんな時でも、目指す先が近くて明白で、もう動きなんて止められないのに、それでもズレる。

俺は彼女を気持ち良くしたい。

彼女は俺を気持ち良くしたい。

ただ相手を気遣ってというだけではなく、彼女は俺が果てるのを中で感じながら達するのが気を失いそうになるほど気持ちいいと言う。

俺も、彼女が達したのを肉の蠢動で感じながら果てると気が狂いそうになるほど気持ち良くなれる。

相手を気遣い悦んで欲しいのは同じで、でもその先には自分の喜悦があって、お互い目指す極致はそこにある。

偽善なのだろう。

醜い自己満足なのだろう。

だがそれで噛み合い絡み合って、ここまで俺達は続いてきた。

付き合う前から、それこそ出会った当初から変わらずすれ違い続けるのが俺達の在り方だった。

きっとこれからも、何より今この瞬間も。
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