【R-18】比企谷八幡は選べない

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416 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/14(土) 21:39:28.65 ID:B1NASsBX0
強く実直なゆきのんいいぞ〜
417 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/14(土) 22:02:30.14 ID:FC7OmJ0Bo
仲直り出来てよかったよかった

そして戸塚はフリーなようだな私が貰っていこう
418 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/14(土) 22:04:52.41 ID:E4ZNX7L70
おつ
ハーレムでもなんでもこいだけど皆がハッピーエンドで頼む
419 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/14(土) 22:10:44.48 ID:UJY0z9h5o
これはもうハーレムルートまっしぐらだよな?
420 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/14(土) 22:13:48.93 ID:0dUWlYK7o
>>415
胸に余分な脂肪が付いてるからじゃないかしら
421 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/14(土) 22:18:40.37 ID:TZdNLY6AO
ゆきのん、優美子と沙希の間に割って入る気満々だな
422 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/14(土) 22:22:08.52 ID:PB1+hV6Ko
乙です!
こういう形もいいね
423 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/14(土) 23:50:04.70 ID:QHW4M6sE0
乙!おもしろかった!これからゆきのんとガハマはハーレムに加わるのか…個人的には友人のポジションであって欲しいがどうなるか楽しみです!
424 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/14(土) 23:50:20.21 ID:bUM1NnGj0
乙でございます
425 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/14(土) 23:53:23.64 ID:QD7IgFkUO
>>420 雪ノ下さん僻まないでください、貴女にもなんかいいとこあるよ
426 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/15(日) 00:46:40.54 ID:ar+cajIVo
一人一晩あるな
427 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/15(日) 01:23:34.93 ID:nAxFMIUTo
いろはす〜
428 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/22(日) 18:57:15.96 ID:kqBxNA+ko
今週はないみたいか…
429 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/22(日) 20:10:26.24 ID:Z8LgQNSMo
「三連休の何処か」だからまだ明日があるさ!
430 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/22(日) 22:53:59.43 ID:sQ7FMHve0
くぅ〜新参だけど楽しすぎるよ。のんびり待ってます!
431 : ◆MbLult/K69fv [saga]:2015/11/22(日) 23:52:06.96 ID:kohiSlA50
こんばんわ、夜分に申し訳ありません、>>1です。

この三連休のどこかに投下出来ればと先週申し上げましたが、申し訳ありませんがこの三連休中に投下出来そうにありません。

拙作を読み続けて頂いている皆様には申し訳ありませんが、次回の投稿は今度の土日辺りに出来るよう努力させて頂きます。

お詫びと言っては何ですが、即興で書かせて頂いた小ネタと言いますか、嘘予告を投下させて頂きます。

今週はこれでどうかご容赦下さいます様、お願い申し上げます。
432 : ◆MbLult/K69fv [saga]:2015/11/22(日) 23:52:36.76 ID:kohiSlA50


『あなたのそのやり方とても嫌い』

『人の気持ちもっと考えてよ』



433 : ◆MbLult/K69fv [saga]:2015/11/22(日) 23:53:21.19 ID:kohiSlA50
八幡(結局俺はそこで『本物』を手に入れることが出来なかった)

八幡(俺が見つけたと思った居場所は俺の行いをきっかけに崩壊を始め、そして後に終わりを迎えた)

八幡(俺に残ったのは後悔と罪の意識)

八幡(そして人ともう必要以上に付き合わないという自分への戒め)

八幡(それを胸にこれから生きていこう)

八幡(そう孤独に生きていく筈だった・・・・・)

八幡(だが・・・・・)
434 : ◆MbLult/K69fv [saga]:2015/11/22(日) 23:53:53.02 ID:kohiSlA50


沙希『あんたは色々と一人で考え過ぎなんだよ。それにいざとなったらあたしたち周りを頼りな』

いろは『先輩、これ以上自分を傷付け過ぎないで下さい。先輩が傷付くとわたしも傷付くし悲しいです』


435 : ◆MbLult/K69fv [saga]:2015/11/22(日) 23:54:47.30 ID:kohiSlA50
八幡(去っていった二人と入れ替わりに現れた二人は、乾ききった俺の心に潤いを与え、氷付いた俺の感情を溶かしてくれた)

八幡(残り僅かとなっていた高校生活、そして大学生活を共に過ごし・・・・・)

沙希『八幡・・・・・これから一緒に幸せになっていこうね・・・』

いろは『先輩・・・沙希先輩を大切にして、先輩自身も大切にしないと許しませんよ・・・・・・・先輩、大好きでした』

八幡(俺は一人を選び一人を選ばなかった)

八幡(それでもその後の3人の関係は円満なまま時が過ぎて行っていた)

八幡(そしてその後もそれが続いていく・・・・・・そう思っていた・・・)
436 : ◆MbLult/K69fv [saga]:2015/11/22(日) 23:55:28.28 ID:kohiSlA50


キキィ―――ドンッ―――ピーポーピーポー

八幡『頼むよ・・・・・頼むから目を開けてくれよ・・・・・・・・沙希ぃぃぃぃぃ―――――!!!』

八幡(破壊は一瞬であった)


437 : ◆MbLult/K69fv [saga]:2015/11/22(日) 23:56:09.86 ID:kohiSlA50


いろは『先輩、先輩!しっかりして下さい!!』

京華『はーちゃん・・・・・はーちゃんがそんな事しても、さーちゃんは喜ばないよ・・・・・』

八幡(堕ち逝く俺を引き留めようとしてくれる二人)



438 : ◆MbLult/K69fv [saga]:2015/11/22(日) 23:56:41.22 ID:kohiSlA50


結衣『あっ・・・・・ヒッキー・・・・・・・』

雪乃『あら、久しぶりね・・・・・比企谷君』

八幡(突如として俺の前に現れた俺の後悔と罪の象徴)

439 : ◆MbLult/K69fv [saga]:2015/11/22(日) 23:57:50.02 ID:kohiSlA50
雪乃『結局、貴方自身が紛い物なのよ。そんな貴方に本物を見つけられる訳がないわ』

結衣『結局さ、ヒッキーってあたしたち自身を見てくれた事、一度も無かったよね』

雪乃『貴方の行いは全て自己満足。その結果は奉仕部を見ればわかるでしょ?』

結衣『ヒッキーみたいな考え方だとさ・・・・・誰も幸せになれないと思う・・・』

八幡(言葉の刃が俺の心の古傷を抉る)
440 : ◆MbLult/K69fv [saga]:2015/11/22(日) 23:58:33.27 ID:kohiSlA50
いろは『先輩、わたしは今でも先輩が大好きです。捻くれて、皮肉屋で、それでもとても優しい先輩が・・・』

京華『さーちゃんが何ではーちゃんを大好きだったか・・・・・あたし、わかったよ』

八幡『俺は・・・・・俺はっ!!』

八幡(そして、俺は)
441 : ◆MbLult/K69fv [saga]:2015/11/22(日) 23:59:58.58 ID:kohiSlA50
====================================================
                     
                     比企谷八幡は歩き出す

                    製作未定・公開時期未定

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442 : ◆MbLult/K69fv [saga]:2015/11/23(月) 00:04:58.57 ID:LOF7EfLf0
投下、以上になります。

今度の土日に本編投下出来るよう鋭意努力させて頂きますが、もし諸事情により投下出来そうにない場合、投下出来る場合のどちらでもこちらでアナウンスさせて頂きます。

最後に、今週本編を投下出来ない事を改めてお詫び申し上げます。

443 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/23(月) 00:06:17.63 ID:5deyXIe8o
あーしさんがログアウトして
しれっといろはすが出てて草
444 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/23(月) 00:09:27.63 ID:FYkwFStWo
スレ間違えたかと思った、頑張って下さい
445 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/23(月) 00:10:08.65 ID:yEQdqG6to
乙です!
八幡といろはと沙希か
この組み合わせ素敵ですね
446 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/23(月) 00:15:37.27 ID:E9DD0P8AO
乙!
447 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2015/11/23(月) 00:49:01.92 ID:1fwtin7A0
あれ、さーちゃん死んでね?
448 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/23(月) 01:38:32.26 ID:mxttrZbEO
これはこれで良いんだけど同時にこの労力を本編に回して欲しかったとも思わずにいられない
449 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/23(月) 09:18:59.65 ID:EjOl7vjFO
同じ文量でいいから本編読みたかったよ
450 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/23(月) 16:22:19.47 ID:4Tr4QNf8o
この話も読んでみたい
451 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/24(火) 13:12:28.01 ID:xkpnXpk7o
>>441
書くよね(威圧感)
452 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/27(金) 02:13:59.37 ID:IqfdfTxv0
わがままですが無関係な小ネタとか完結後に別スレ立ててしてほしいです。
453 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/27(金) 08:02:55.59 ID:GWAWGk160
八幡を目で楽しませるための濃厚レズプレイはよ
454 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/27(金) 19:46:23.69 ID:MH0UWssAO
今日は投下あるかな?
455 : ◆MbLult/K69fv [saga]:2015/11/27(金) 20:32:13.41 ID:MQ51JEXh0
皆さん、こんばんは。

まず始めに、先週本編を投下出来なかった事を深くお詫び申し上げます。

申し訳ありませんでした。

そして皆さん・・・・・2週間、待たせたな(CV.大塚○夫)。

・・・・・・・・調子こいてすいません>>1です。

明日、投下させて頂きます。

あと、ありのまま起こった事を話させて頂きます。

キリのいい所まで書き終わって、文字数カウントしたら38000字を超えていた。

・・・・・・・・・どうしてこうなったんでしょう?

P.S. 7.5巻、購入しました。

現在、読んでいる途中です。

表紙のあーしさんかわいい。

なお静ちゃ(ry
456 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/27(金) 20:38:00.38 ID:+VsLMt2iO
遅かったじゃないか(CV杉田)
457 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/27(金) 20:38:54.54 ID:lTt5+pu+o
うおお!
大期待!
458 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/27(金) 20:42:57.91 ID:iuv6BOI3o
明日は全裸待機ですか?
459 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/27(金) 20:44:30.25 ID:MH0UWssAO
待ってた。もしかして、逆襲の雪乃&結衣編?
460 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/27(金) 21:00:32.66 ID:gniJkMMk0
ん?明日ってことは0時こえたらすぐに投下するんだよね?
461 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/27(金) 21:05:00.08 ID:NCUTMvMYO
楽しみ!
462 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/27(金) 21:29:28.14 ID:norUX/Emo
期待してます!
463 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/27(金) 22:45:42.75 ID:GWAWGk160
八幡を目で楽しませるための川崎と三浦の濃厚なレズプレイはよ
464 : ◆MbLult/K69fv [saga]:2015/11/28(土) 10:04:35.10 ID:62Wb03dN0
こんにちは、>>1です。

まもなく投下させて頂きます。

さて、昨日も触れさせて頂きましたが本日の投下数はかなり多いです。

第1回目の投下時の文字数、41500字には及びませんが長時間の投下になると思います。

正直女子さんぽが始まるまでには終わらせたいものです。

それに比例してギャグも多めです。

同時に様々なネタも多めに含まれておりますが、見る方によっては不快に感じることもあるかもしれないのでご注意下さい。

どうかよろしくお願いします。
465 : ◆MbLult/K69fv [saga]:2015/11/28(土) 10:05:10.67 ID:62Wb03dN0

【8月12日・千葉のとあるカフェ】

結衣「あっ、ゆきのん!優美子と沙希来たよ!!お〜い、優美子!!!やっはろ〜!!!!!」

雪乃「由比ヶ浜さん、だから声が大きいからもう少し静かに・・・・・」

優美子「結衣・・・・・さすがに店内であの大声は無いわ・・・」

沙希「そうだね・・・・・他のお客さん見てるよ」

結衣「えっ・・・・・その・・・ごめん」シュン

優美子「はぁ・・・・・今度から気を付けな」

結衣「へへっ・・・ごめん、優美子・・・でも何か、久しぶりだね!」

優美子「久しぶりって・・・八幡の誕生日に会ったばかりだし」

結衣「えっと・・・そうだけど・・・・・何か気分的に・・・ね?」

優美子「まぁ・・・・・いいけどね」

雪乃「コホンッ・・・それでは始めていいかしら?」

沙希「・・・・・ああ、いいよ」
466 : ◆MbLult/K69fv [saga]:2015/11/28(土) 10:05:40.76 ID:62Wb03dN0
雪乃「二人には、今日はわざわざご足労頂いて感謝しています」

優美子「別にいいし。どの道、お盆辺りには帰省するつもりだったし」

沙希「そうだね・・・・・別に気にする事は無いよ」

雪乃「そう・・・・・ありがとう」

優美子「ま、出来るなら八幡と一緒に帰省したかったけど、あいつ今日は夜までバイトだし」

沙希「帰りに一緒に戻ればいいじゃない、優美子?」

雪乃「・・・・・二人は、こちらでも比企谷君と会うのかしら?」

沙希「・・・・・そのつもりだけど」

優美子「ちょっと渋られたけど、ちょうど八幡の家に家族がいないし・・・あいつん家行って一緒に過ごしたり泊るつもり・・・・・流石にずっと泊まり込みは無理だけど・・・」

雪乃「・・・・・そう・・・」

結衣「・・・・・」

優美子「・・・・・で?何の用があって、あーしたちを呼んだ訳?」

沙希「電話やメール、それにLINEとかじゃ駄目だったの?」

雪乃「ええ、出来ることなら二人に直接会って話をしたかったから・・・・・」

沙希「そう畏まられても、こっちも困るんだけど・・・・・」

優美子「で、話って何だし?」

結衣「そ、そのねっ・・・・・実は・・・・・・・・」

雪乃「・・・・・・・・・・・・二人に相談したい事が有るのだけれど」
467 : ◆MbLult/K69fv [saga]:2015/11/28(土) 10:06:12.61 ID:62Wb03dN0

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比企谷八幡は選べない
Part2 Sadistic Summer Vacation-3
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468 : ◆MbLult/K69fv [saga]:2015/11/28(土) 10:06:54.68 ID:62Wb03dN0
【8月13日・比企谷家】

八幡「あ〜・・・終わったぁ・・・・・」

八幡(リビングの掃除を終え、俺はソファーに腰を掛けた)

八幡(何故俺が掃除をしたかと言うと、この帰省中に沙希と優美子が来訪するからだ)

八幡(だがここで一つの問題が生じる)

八幡(優美子は問題ないのだが、沙希は猫アレルギー持ちである)

八幡(そんな沙希を、何の用意もせずに家に入れることは出来ない)

八幡(そこで俺は、午前中に帰省しコンビニで買った昼食を食ったあと、大掃除を開始)

八幡(アレルゲンを徹底的に駆逐するために、カーペット等を片付け部屋の隅々まで気合を入れて掃除・片付けを敢行)

八幡(クイッ○ル、ファブ○ーズ、空気洗浄機、掃除機などを総動員して事に当たり、掃除機に関しては2回がけを徹底した)

八幡(これで大丈夫ならいいが・・・・・)

八幡(既に時計の針は午後の4時に迫ろうとしている)

八幡(二人の言葉によると、夕方に来るとの事だったが・・・)

八幡(俺は自分の臭いを嗅ぐ)

八幡(夏場という事もあり、だいぶ汗をかいた)

八幡「・・・・・シャワーでも浴びるか」

八幡(俺は汗を流しに風呂へと向かった)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
469 : ◆MbLult/K69fv [saga]:2015/11/28(土) 10:07:20.60 ID:62Wb03dN0
八幡(インターホンが鳴ったのは、丁度俺が風呂場から出てきた時だった)

八幡(俺はパンツと部屋着の上下を着ると頭を拭きながら玄関へと向かい、扉を開いた)

八幡「はい、どちら様・・・」

優美子「八幡、来たよ」

沙希「お邪魔しても大丈夫?」

八幡「あ・・・ああ、大丈夫だが・・・」

八幡(俺は視線を二人の後ろへと移す)
470 : ◆MbLult/K69fv [saga]:2015/11/28(土) 10:07:52.30 ID:62Wb03dN0
八幡「雪ノ下と由比ヶ浜が来るとは聞いてないんですけど・・・」

八幡(そこには5日前に壮絶な舌戦を繰り広げ、和解し、俺の誕生日の食事会で大暴れした雪ノ下雪乃と由比ヶ浜結衣がいた)

雪乃「比企谷君、急に押しかけて申し訳ないのだけれど、お邪魔してもよろしいかしら?」

結衣「その・・・・・いいかな?」

八幡「はぁ・・・・・ここまで来てるのに追い返せる訳無えだろ」

八幡(俺はそう言いながら優美子と沙希に視線を送る)

優美子「大丈夫、ちゃんとあーしらが許可を出したし」

沙希「そういう事だから」

八幡「そういう事はちゃんと伝えてくれませんかね?」

沙希「大丈夫でしょ?だって八幡優しいし」

優美子「そうそう、あーしたちが許可したことなら大概許してくれるし」

八幡「・・・・・今夜、泣くまで苛めてやる」ボソッ

沙希優美子「「!!!?」」

471 : ◆MbLult/K69fv [saga]:2015/11/28(土) 10:08:38.42 ID:62Wb03dN0
雪乃「・・・?どうかしたのかしら?比企谷君が何か呟いた様に聞こえたのだけれども?」

沙希「な、ななななな何でもないよっ!!」

結衣「えっ・・・でも優美子と沙希、何か様子が・・・・・」

優美子「ほほほほら、結衣!さっさと中に入るしっ!!」

結衣「あ、ちょっと、優美子?」

沙希「ほっ、ほら雪ノ下も、早く入ってっ!!」

雪乃「え・・・ええ、わかったわ」

八幡(4人をリビングに通すと、各々が持ってきた荷物を床に置いた)

八幡(その荷物を見て、俺は違和感を覚える)

八幡(沙希と優美子の荷物の大きさは分る)

八幡(恐らく泊る事を想定してきたのだろう)

八幡(それを考えれば妥当な大きさだ)

八幡(優美子のが心なしか沙希のより少し大きい気がするが許容の範囲だろう)

八幡(だが・・・・・)
472 : ◆MbLult/K69fv [saga]:2015/11/28(土) 10:09:09.47 ID:62Wb03dN0
沙希「八幡、夕ご飯どうする?」

八幡(思考の途中で沙希に声を掛けられた)

八幡「・・・・・そうだな、冷蔵庫見たが碌なもの無かったからな・・・・・」

優美子「じゃあ皆で買い出し行くし」

八幡「この面子でか?」

雪乃「気にする様な事かしら?」

八幡「まぁ・・・・・一応地元で有るからな・・・」

結衣「それがどうかしたの、ヒッキー?」

八幡「いや・・・地元でお前らみたいな綺麗どころを連れて歩いていて、もし元中の奴らなんかに会うと・・・・・間違いなく絡まれるからな・・・」

雪乃「気にする必要あるのかしら?もし絡まれたとしても言い負かすか、もし手を出されても・・・」

八幡「使えないんだよ、そういう手段が。地元でそういう事をする奴らは悪知恵だけは回る。もしその場を切り抜けたとしても、そこ以外で報復に出てくる可能性が高い」

沙希「そこ以外って・・・」

八幡「例えば謂れのない噂に始まり、次に家への落書きや投石なんかの嫌がらせ。そして・・・」

八幡(そこで俺は口籠ってしまう)

結衣「・・・ヒッキー?」

八幡「・・・・・それが家族や・・・果てには本人の周辺・・・・・俺の場合は一緒にいるお前たちにも及ぶ可能性もある」

沙希優美子雪乃結衣「「「「!!?」」」」
473 : ◆MbLult/K69fv [saga]:2015/11/28(土) 10:09:44.89 ID:62Wb03dN0
八幡「噂程度なら気にする必要はない。それと固まって行動している分には平気だろう。それに昼間からする事も恐らく無い。だが・・・」

雪乃「・・・・・夜間か、若しくは一人になった時にやられる、という事ね」

八幡「そういう事だ。しかも時期が帰省シーズンだ。地元を離れた奴らも帰ってきている可能性が高い」

八幡「それに俺がやられる分にはまだいい。だがお前たちや家族・・・特に小町が標的にされるのは避けたい。小町が俺の妹だという事をは地元の連中にとっても周知の事実だからな・・・」

沙希「小町に危険が及ぶかもって事?」

八幡「その可能性は否定出来ない。それに俺たちはこの帰省シーズンが終われば下宿先に戻るから何処に住んでるかわからなくなるだろうし、お前たちの実家が知られている事は恐らく無いが小町は違う。俺はあいつに余計な負担を掛けたくない」

八幡(4人は押し黙ってしまう)

八幡「・・・・・悪いな、情けない事言って」

沙希「いいよ・・・・・妹の事が心配なのはあたしもわかるし・・・」

結衣「それにあたしたちの事も心配してくれてるし・・・」

八幡「・・・・・ああいう連中は自分たちより弱い奴、若しくはそう決めつけた奴の人生やその周辺を平気で破壊する。暇潰しの感覚で罪の意識など微塵も感じずに、まるで虫を捕えては笑いながら殺す子供の様にな・・・」

優美子「・・・・・だから八幡、最初はあーしたちがここに来るの渋ったんだ・・・」

八幡「ああ、そういう連中が家の周辺に来る可能性はあまり高くないがゼロでは無いからな。今までそういう連中を家の周辺で見た事は無いが・・・・・」

雪乃「それがスーパーなどでは話が違ってくると?」

八幡「この時期かつ近所で人が集まるような場所だとエンカウントする可能性がそれなりに有る。だから・・・・・」

八幡(俺は一呼吸置いて、4人に言い放つ)
474 : ◆MbLult/K69fv [saga]:2015/11/28(土) 10:10:20.13 ID:62Wb03dN0


八幡「車使って隣の市のスーパーに行こう」

475 : ◆MbLult/K69fv [saga]:2015/11/28(土) 10:11:00.40 ID:62Wb03dN0
沙希優美子雪乃結衣「「「「・・・・・・・・・・・・・はい?」」」」

八幡「幸い母ちゃんが通勤で使ってる車が置いたままだし、まぁ・・・何とか5人乗れるだろう」

沙希優美子雪乃結衣「「「「・・・・・・・・・・・・・・・・・」」」」

八幡「まぁ、俺もそんなに運転したことが有るわけじゃ無いからあまり遠くには・・・」

結衣「・・・・・ねぇ、ヒッキー」

八幡「・・・?どうした・・・・・?」

雪乃「そういう結論に至るなら、もっと簡略化して言うべきでは無いかしら・・・」

優美子「そう・・・・・最初からそう言えし」

沙希「そうだね・・・・・そんな重い話を枕詞に置く必要はないでしょ」

八幡(4人の視線が俺に突き刺さる)

八幡「言葉足らずって言われたから、詳細を話したらこれだよ」ガクッ

優美子「それだったら雪ノ下さんが言った様に簡潔に言えば済む事だし」

八幡「まぁ・・・確かにそうかもしれないが・・・・・」

沙希「そうかもしれないじゃなくて、そうなんだよ」

八幡「いや・・・・・でも沙希と優美子には追々話さなけりゃならない事だったんでな・・・」

優美子「どういう事?」
476 : ◆MbLult/K69fv [saga]:2015/11/28(土) 10:11:44.64 ID:62Wb03dN0
八幡「さっきも言った様な事が無いとも限らない。特にお前たちは俺の彼女な上に容姿的にも上位に入る。そんなのが知れたら間違い無く畜生以下の連中が寄って集って来る」

八幡「俺はお前たちを全力で守るつもりだが、如何せん俺だ。それに数の暴力で来られたらどうなるかわからない。だから自分を守る術や、すぐに行動を起こせる様にしといて欲しいんだ」

優美子「行動って・・・・・何だし?」

八幡「・・・・・具体的に言うとすぐに逃げれる様にしといて欲しい」

沙希「っ!!八幡・・・・・ひょとしてあんた!!!」

優美子「あーしたちにあんたを置いて逃げろっていうの!!!?」

八幡(優美子と沙希はすぐに俺の意図を理解した様だ)

八幡「勘違いしないでくれ、俺が時間を稼いでいる間に安全な所から警察とかを呼ぶために逃げるって事だ」

優美子「八幡・・・・・・・」

沙希「・・・・・あんたはそれでいいの?」

八幡「いいとは思わない。だが、これが万が一の場合の最適解だと俺は思ってる」
477 : ◆MbLult/K69fv [saga]:2015/11/28(土) 10:12:18.92 ID:62Wb03dN0
沙希「・・・・・・・わかったよ・・・でもね」

沙希「あたしたちを逃がしたら、あんたは自分の身を第一に考えてよ」

八幡「いや・・・でも、そんな事してお前らを追いかけようとしたら」

優美子「いいから、自分を大事にして」

優美子「あんた、あーしたちが傷付くのが嫌とか考えてんでしょ?」

八幡「・・・・・そうだ」

沙希「そう・・・・・八幡、あんたがあたしたちの事を第一に考えてくれてるのは素直にうれしいよ」

優美子「でもね、あーしたちはあんたが傷付くの見たくないし。いくらあーしたちの為とはいえ・・・」

八幡「・・・・・・・」

優美子「だから、八幡の言う通りにあーしたちは何かあったら全速力で逃げて、助けを呼んで来る」

沙希「だからそれまで、あんたは自分の事を第一に考えてよ・・・」

八幡「優美子・・・・・沙希・・・・・」
478 : ◆MbLult/K69fv [saga]:2015/11/28(土) 10:13:14.23 ID:62Wb03dN0
八幡(俺は二人が大切だ)

八幡(それは言葉では言い表せない程に・・・・・)

八幡(だからこそ、それを最善手と思い二人に提示した)

八幡(納得してもらえるとは思わない)

八幡(それでも俺は二人を守りたい)

八幡(理屈や理性なんてものでは説明できない)

八幡(俺のそういうものと違うところ・・・そう感情がそう求めて止まないからだ)

八幡(だが二人はある程度納得した上で俺の事を心配し、それに新たな提案をしてくれている)

八幡(そう、それはまるで・・・・・)
479 : ◆MbLult/K69fv [saga]:2015/11/28(土) 10:14:08.10 ID:62Wb03dN0
結衣「あの〜・・・・・優美子、沙希、ヒッキー・・・」

雪乃「見つめ合うのはいいのだけれど・・・・・そろそろ私たちがいる事を思い出してもらえるかしら?」

八幡沙希優美子「「「・・・・・・・・あ」」」

八幡(シリアスだった雰囲気が一気に霧散した)

結衣「ちょっと!何この雰囲気!!」

雪乃「そうね・・・・・何だか居た堪れなくなってきたわ・・・」

八幡(頬を膨らませた由比ヶ浜と、頭を押さえた雪ノ下がそこにいた)

八幡沙希優美子「「「・・・・・・・・・」」」

八幡「さぁて、車出すから準備してくれ」

沙希「わかったよ」

優美子「ねぇ、八幡。どうせ行くならコス○コとか行かない?」

沙希「いいね。人数も多いし」

八幡「あそこは交通量が馬鹿みたいに多いし初心者にはハードルが高いから勘弁してくれ。安全第一で行こう」

優美子「え〜、じゃあどこ行くの?」
480 : ◆MbLult/K69fv [saga]:2015/11/28(土) 10:14:34.74 ID:62Wb03dN0
結衣「何事も無かったかのように再起動したっ!!?」

雪乃「・・・・・はぁ・・・」

八幡(俺は車のカギを手に取ると4人を外に出る様に促す)

八幡(そんな中、雪ノ下が俺に近寄って来る)

八幡「・・・・・?どうかしたのか?」

雪乃「・・・・・その・・・いいえ、後でいいわ」

八幡「?」

八幡(そう言うと雪ノ下も玄関へと向かった)

八幡(・・・・・何かを話そうとしてたが・・・)

優美子「八幡、早く行くし!」

八幡「あ、ああ。ちょっと待ってくれ」

八幡(俺は玄関を出て、車に乗り込んだ)

========================================
481 : ◆MbLult/K69fv [saga]:2015/11/28(土) 10:15:05.57 ID:62Wb03dN0
八幡(隣の市のスーパーで買い物を済ませ家に着くと、時計は6時を指そうとしていた)

八幡(現在、台所では沙希と雪ノ下が夕食の支度をしている)

八幡(一方の優美子、由比ヶ浜、俺の3人はリビングで暇を持て余していた)

優美子「八幡〜〜〜暇だし〜〜〜〜〜」

八幡(優美子がそう言いながら俺の背中に抱きついてきた)

八幡(背中に当たる双丘が俺の背中に押し当てられる)

八幡「あ〜・・・優美子さん?」

優美子「何?」

八幡「その〜・・・当たってるんですけど・・・・・」

八幡(俺がそう言うと優美子は後ろから手を回し、俺を抱きしめた)

八幡(振り向くと、優美子の顔が当たりそうな所に有った)

八幡(その表情はいつも通り自信に溢れたものである)

八幡(だが同時に挑発的な色も醸し出しており、俺の顔を見るなりニヤリと笑みを浮かべる)

優美子「当ててんに決まってんじゃん?だって八幡、これ大好きでしょ?」

八幡(これ・・・・・即ち、おっぱいの事である)
482 : ◆MbLult/K69fv [saga]:2015/11/28(土) 10:15:36.24 ID:62Wb03dN0
八幡(確かに、俺はおっぱいが好きだ)

八幡(沙希と優美子とセックスしている時に俺の掌が一番触れているものはおっぱいと言っても過言ではない)

八幡(騎乗位の時にダイナミックに揺れるおっぱいも好きなら、後背位の時に後ろから揉むおっぱいも好きだ)

八幡(パイズリの時に俺の逸物を包むおっぱいも好きだし、乳首の先から谷間までおっぱいに関わるものが大好きだ)

八幡(童貞を捨てるまでは、ここまでおっぱいが好きだとは思わなかったが、これも優美子と沙希の影響が大きい)

八幡(沙希も優美子も、俺の主観であるが、平均よりも大きいバストを持っている)

八幡(だが、それだけではない)

八幡(お椀型で形が良く、柔らかさ抜群で俺の掌の中で自在に形を変える優美子のおっぱい)

八幡(優美子のより大きく、少し先の尖ったロケット型で張りが有り揉み応え十分な沙希のおっぱい)

八幡(両方とも、俺にとっては勿体ない位の逸品であり、これをいきなり味わってしまったのだ)

八幡(これに魅了されない訳がない)

八幡(おかげで俺の嗜好に『おっぱいフェチ』が追加されてしまった)
483 : ◆MbLult/K69fv [saga]:2015/11/28(土) 10:16:07.71 ID:62Wb03dN0
結衣「ちょっと、ヒッキー!顔が何かエロいし!!」

八幡(背中の感触を楽しむ俺を由比ヶ浜が糾弾する)

八幡(一方の優美子はどこ吹く風で、俺の股間に自分の手を持っていく)

優美子「何、八幡?あーしのおっぱいに欲情しちゃった?」

八幡(優美子が俺の耳元で呟いた)

八幡(その声色には艶やかな色が含まれている)

結衣「もうっ!ヒッキーも優美子もは・な・れ・て!!」

八幡(由比ヶ浜が俺に抱きつく優美子を剥がしにかかる)

優美子「ちょっ・・・ちょっと、結衣!?」

結衣「まだご飯食べてないんだよ!それなのに・・・・・」

優美子「わかった、わかったから・・・・・あーしが悪かったし」

八幡(由比ヶ浜が優美子を叱る。普段では見られない様な光景だ)

八幡(だがその会話に微妙な違和感を覚えてしまう)

八幡(何なんだろうか?)
484 : ◆MbLult/K69fv [saga]:2015/11/28(土) 10:16:37.21 ID:62Wb03dN0
結衣「って言うかヒッキー、何か暇潰せるものって無いの?」

八幡「あ?ああ・・・・・DVDプレイヤーならあるが・・・」

八幡(俺はテレビの下に備え付けられたDVDプレイヤーを由比ヶ浜に勧めた)

八幡(まぁ、部屋に行けばマンガなりが有るのだが、それに託けて家探ししないとも限らない)

八幡(下手に藪を突く事も無いだろう・・・・・)

結衣「じゃあ、それで何か見ようよ!」

八幡「そうだな」

八幡(俺はDVDプレイヤーの電源を入れた)

優美子「あれ?何か読み込みされてるし?」

八幡「ああ?多分、家族の誰かが見て入れっぱなしにしたんだろうな・・・・・」

結衣「何が始まるんだろ・・・・・」
485 : ◆MbLult/K69fv [saga]:2015/11/28(土) 10:17:04.38 ID:62Wb03dN0


テレビ『水曜どう○しょう』デケデケデケデケデデン

486 : ◆MbLult/K69fv [saga]:2015/11/28(土) 10:18:00.15 ID:62Wb03dN0
結衣「・・・・・」チャーンチャンチャンチャンチャンチャラララ~

優美子「・・・・・・・・・・・・」チャララララーン、チャーン、チャララララーン

八幡「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」チャーン、チャララララーン

結衣「・・・・・これってヒッキーの?」メーリークリスマスッ!ドカッ!!

八幡「いや・・・俺のではない」

結衣「じゃあ誰の?」

八幡「・・・・・多分、小町のだ」

優美子「わざわざDVD買ったって事?」

八幡「恐らくな。受験の頃にチバテレビやMX流し見してたらハマったらしくて・・・・・」

結衣「へぇ・・・小町ちゃんが・・・・・あ、ヒッキー!これがそのジャケットじゃない?」

八幡「どれどれ・・・」
487 : ◆MbLult/K69fv [saga]:2015/11/28(土) 10:18:30.48 ID:62Wb03dN0
DVDジャケット『日本全国絵は○きの旅、シェフ大○車内でクリスマス・パーティー、東北2泊3日生○地獄ツアー』

八幡優美子結衣「「「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」」」

八幡「・・・・・・・・・・取りあえず、見るか?

優美子「・・・・・うん」

結衣「・・・・・そうだね」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
488 : ◆MbLult/K69fv [saga]:2015/11/28(土) 10:19:09.09 ID:62Wb03dN0
大○洋『ピストル大○へようこそ!打ち抜くぞっ!!打ち抜くぞっ!!!』

結衣「うわぁ〜・・・・・すごく若いね〜・・・」

八幡「番組自体が始まったのが俺たちが生まれる前だからな・・・・・」

優美子「へぇ・・・・・あれ?この人どっかで見た事ある!?」

安○顕『人の誕生日夜中に呼び出してよぉ・・・』

八幡「ああ・・・・・ヤス○ンさんか・・・この人結構ドラマや映画とか出てるからな・・・」

優美子「どんなの?」

八幡「えーと・・・SP○Cや変態○面とか・・・・・」

結衣「変態って・・・・・ヒッキー何言ってんの!?キモイッ!!?」

優美子「結衣・・・・・」

八幡「お前は何を言っているんだ」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
489 : ◆MbLult/K69fv [saga]:2015/11/28(土) 10:19:45.60 ID:62Wb03dN0
沙希「雪ノ下、そっちはどう?」

雪乃「ええ、もう少しで出来るわ。そろそろテーブルの準備を」

八幡「雪ノ下」ヌッ

雪乃「ひっ・・・・・ひ、比企谷君、いきなり驚かさないでくれるかしら」

八幡「ああ、悪い。それより聞きたいことがあるんだが・・・」

雪乃「えっ・・・何かしら?」

八幡「さっき、スーパーでエビ買ってたよな?」

雪乃「ええ、買ったけれど・・・・・」

八幡「それ使って、エビチリとか作らないよな?」

沙希雪乃「「・・・・・・・・・・・はい?」」

雪乃「・・・・・いいえ、パエリアに使う積りだったのだけれども・・・・・・・」

八幡「そうか・・・・・・ならいいんだ・・・」スタスタ

雪乃「・・・・・・・・・川崎さん?」

沙希「・・・・・何?」

雪乃「比企谷君って、エビ嫌いなのかしら?」

沙希「いや・・・・・前にあたしが作ったエビ入りのかき揚げ、美味い美味いって食べてたけど・・・・・」

雪乃「そうよね・・・・・私が高校時代に作ったパエリアに入ったエビも、普通に食べていたわ・・・・・」

沙希「だよね・・・・・」
490 : ◆MbLult/K69fv [saga]:2015/11/28(土) 10:20:24.36 ID:62Wb03dN0
八幡「何故だか聞きたいか?」ヌッ

沙希「ひゃあっ・・・・・は、八幡・・・まだいたの!?」

雪乃「だ、だからいきなり出てこないでとあれ程・・・」

八幡「・・・・・・・・・エビチリ・・・」

沙希雪乃「「・・・・・・・はい?」」

八幡「・・・・・・・おにぎりの鶏包み・・・・・和風ハンバーグ・・・・・」

沙希「・・・・・えっと、八幡?」

八幡「・・・・・・・黒いクッキー・・・・・・ジョイフル本○・・・・・」

雪乃「ひ、比企谷君・・・・・どうかしたのかしら?」

八幡「・・・・・シェフ大○・・・・・シェフ由比ヶ浜・・・・・」

結衣「ちょっと、ヒッキー!ゆきのんと沙希に何言ってんの!!?」プンスコ、ガシッ!

雪乃「ゆ・・・由比ヶ浜さん?」

沙希「ちょっと、優美子。八幡と由比ヶ浜に何かあったん?」

優美子「あ〜・・・・・その・・・・・」

雪乃「?・・・随分と歯切れが悪いわね?」
491 : ◆MbLult/K69fv [saga]:2015/11/28(土) 10:21:11.21 ID:62Wb03dN0
優美子「いや・・・・・DVDで大○洋の料理の不味さに色んな人がノックアウトされてるの見てたら、昔結衣に料理をお見舞いされたトラウマが蘇ったらしくて・・・」

沙希「・・・・・料理でノックアウトに、お見舞いって・・・」

雪乃「・・・・・あ!?・・・あの時の・・・」

沙希「雪ノ下はわかるの?」

雪乃「ええ、奉仕部の活動の一環で作ったから・・・・・私もそこにいたのだけれど・・・クッキーに和風ハンバーグ・・・・・どちらも由比ヶ浜さんが作ったメニューよ」

沙希「何、そんなに酷かったの?」

雪乃「ええ、特に和風ハンバーグは一緒に食べた・・・・・えーと・・・その・・・・・ざ・・・ざい・・・・・男子生徒がその味で倒しているわ」

沙希「倒しているって・・・・・料理・・・だよね?」

優美子「てか、一緒に食べた男子生徒っていうのが気になるんだけど・・・・・」

雪乃「でも、それで何でエビチリが・・・」

優美子「他の出演者を一番ノックアウトさせてた大○洋の料理がエビチリでさ・・・・・こっからはあーしの推測なんだけど、結衣の料理のトラウマが蘇った状態で、他の人が作ったとはいえ大勢の人をノックアウトさせたのを観て、それと同じ料理食べたいと思う?」

沙希雪乃「「・・・・・・・・・・・」」
492 : ◆MbLult/K69fv [saga]:2015/11/28(土) 10:21:42.78 ID:62Wb03dN0
沙希「・・・・・あ〜・・・ちょっと・・・」

雪乃「・・・・・流石に、躊躇してしまうかもしれないわね・・・・・」

優美子「で、沙希、あんた大丈夫なの?」

沙希「・・・・・何が?」

優美子「いや、前に結衣に料理教えるとか言ってたっしょ?」

沙希「あー・・・・・自信無くなってきた」

雪乃「川崎さん・・・・・もし何なら私も手伝うわ・・・」

結衣「ヒッキー!どーゆー事なのっ!!」

八幡「あうあうあー」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
493 : ◆MbLult/K69fv [saga]:2015/11/28(土) 10:22:21.60 ID:62Wb03dN0
八幡「ふぅ・・・・・美味かったな・・・ご馳走様」

沙希「そう、ならよかった」

雪乃「ふふっ、お粗末さま」

八幡(俺たちは食事を終えた)

八幡(流石に実家という事もあってノンアルコールだったが・・・)

八幡(それでも沙希と雪ノ下が作った料理はどれも美味で、正直これを味わってしまうと自分の手料理では満足で出来なくなってしまうのではないかという不安に駆られる位だ)

八幡(まぁ沙希が結構な頻度で作ってくれるから大丈夫だろうか・・・・・)

八幡(それに優美子も沙希の指導もあって、その腕前をメキメキと上げてきている)

八幡(前に作った生姜焼きと味噌汁も中々のものだった)

結衣「うぅ〜〜〜・・・やっぱり料理できた方がいいのかな・・・・・」

優美子「まぁ沙希と雪ノ下さんも教えてくれるって言いうから・・・・・大丈夫?」

結衣「何で疑問形なの!?」
494 : ◆MbLult/K69fv [saga]:2015/11/28(土) 10:23:06.35 ID:62Wb03dN0
八幡(そうこうして、俺たちは片づけを始め、そして終えた)

八幡(流石に5人で役割を決めて行うと、かなりの速さで終わる)

八幡(食器や調理器具を棚に返し終わると俺はソファーへと腰を掛けた)

雪乃「お疲れさま」カチャリ

八幡(雪ノ下がテーブルに俺の分の紅茶を置く)

八幡(既に全員分配り終えたらしく、各々が紅茶を楽しんでいる)

八幡(俺は一口、その紅茶を口に含む)

八幡(懐かしい香りが鼻孔を刺激し、慣れ親しんだ味が口に広がった気がした)

八幡(奉仕部が終わったあの日以降、俺は紅茶を口にしていなかった)

八幡(元々、奉仕部以外ではあまり口にしていなかったが、その存在が奉仕部を連想させるため無意識に避けていたのかもしれない)
495 : ◆MbLult/K69fv [saga]:2015/11/28(土) 10:23:41.02 ID:62Wb03dN0
雪乃「味はどうかしら?」

八幡「ああ、美味いよ。それに・・・・・ひどく懐かしい」

雪乃「あら、随分気障ったらしい科白を言うのね」クスクス

八幡「・・・・・悪いかよ。男の子はな、気障な科白を言いたくなる時があるんだよ」

雪乃「そう・・・・・そういう事にしておきましょう」フフッ

八幡(そう言うと、雪ノ下は笑みを浮かべた)

八幡(ふと、俺は部屋の時計を確認する)

八幡(間もなく時間は午後十時になろうとしている)

八幡(俺はカップの中の紅茶を眺めながら、口を開いた)

八幡「・・・・・・・・雪ノ下、由比ヶ浜」

雪乃「何かしら?」

結衣「どうかした、ヒッキー?」

八幡「その・・・・・お前たち、そろそろ帰らなくて大丈夫なのか?」
496 : ◆MbLult/K69fv [saga]:2015/11/28(土) 10:24:14.29 ID:62Wb03dN0
八幡(この言葉によって和やかだった空気が張り詰めていくのを俺は感じた)

八幡(沙希と優美子が帰ろうとしないのは理解出来る)

八幡(二人は二股とはいえ、俺と付き合っている)

八幡(俺と夜を共にしても何ら不自然な事は無い)

八幡(しかし雪ノ下と由比ヶ浜は親しいとはいえ別に付き合っている訳では無い)

八幡(流石に付き合ってもいない男の家に泊まるのいうのは体裁が悪い)

八幡(まぁ、圧倒的に多い女性陣を家に連れ込み、俺たちが二股交際している時点で体裁も外聞もへったくれも無いのかもしれないが・・・・・)

八幡(俺は視線を正面に向ける)

雪乃「・・・・・・・・・・・」

結衣「・・・・・・・・・・・・・/////」モジモジ

沙希「・・・・・・・・・・」

優美子「・・・・・・・・・・・・・・」

八幡(・・・・・どこか4人の様子がおかしい)

八幡(覚悟を決めた様子の雪ノ下)

八幡(緊張の面持ちであるが顔が赤い由比ヶ浜)

八幡(優美子と沙希は何故がその様子を、固唾を飲んで見守っている印象だ)
497 : ◆MbLult/K69fv [saga]:2015/11/28(土) 10:24:54.81 ID:62Wb03dN0
結衣「あ、あのね・・・ヒッキー・・・・・」

八幡(由比ヶ浜がそれまでの沈黙を破った)

八幡「・・・・・どうした?」

結衣「あのね・・・・・あたしたちのお願いっていうか・・・その、話を聞いてほしいんだけど・・・・・」

八幡(どうも歯切れが悪い)

八幡(俺はその意図を聞くために返答する)

八幡「何をして欲しいんだ?出来るならはっきり言って欲しいんだが」

結衣「え〜っと・・・・・その・・・・・」

八幡(駄目だ、要領を得ない)

八幡(俺が更なる追求を由比ヶ浜にしようとした時だった)

雪乃「由比ヶ浜さん・・・・・私に任せてくれるかしら?」

結衣「ゆきのん・・・」

八幡(雪ノ下が会話に割って入った)

八幡(先に述べた様に、その表情は決意を内に秘めた凛としたものに思える)

雪乃「比企谷君・・・・・お願い有るのだけれど・・・・・」

八幡「な、何だ、畏まって・・・・・」

八幡(まるで俺の奥深くに何かを問いかけるような視線に俺は思わず一瞬たしろいでしまった)

八幡(同時に凛然としたその表情は美しく、思わず見惚れてしまう)

雪乃「・・・・・今晩、私と由比ヶ浜さんもこの家に泊めて貰えないかしら?」

498 : ◆MbLult/K69fv [saga]:2015/11/28(土) 10:25:29.99 ID:62Wb03dN0
========================================

【8月12日・千葉のとあるカフェ】

雪乃「・・・・・ということなのだけれど・・・貴女達の許可は頂けるかしら?」

沙希優美子「「・・・・・・・・・・・・・・・・」」

結衣「流石に、無理かな?」

優美子「いや・・・・・そういう事じゃあ無いんだけど・・・」

沙希「うん・・・・・ただ、あんたたち・・・特に雪ノ下からそんな提案があるとは思いもしなかったからさ・・・・・」

優美子「正直、結衣と一緒になってあーしたちに挑んでくる位の事考えてたからさ・・・何か、拍子抜けしたって言うの?」

結衣「あはは・・・・・優美子、それは・・・」

雪乃「いえ・・・・・貴方達から話を聞く前の私ならば由比ヶ浜さん無しの一人でも挑んでいたと思うわ・・・恐らくだけど・・・・・」

沙希「・・・・・それがどういう心境の変化で・・・」

雪乃「・・・・・・・・恋愛を勝負に例えるのは自分でもどうかと思うのだけれども・・・敢えて言わせてもらうわ」

499 : ◆MbLult/K69fv [saga]:2015/11/28(土) 10:25:57.70 ID:62Wb03dN0


雪乃「私が、貴女達に負けたからよ」

500 : ◆MbLult/K69fv [saga]:2015/11/28(土) 10:26:36.65 ID:62Wb03dN0
沙希優美子「「・・・・・・・・・・・・・」」

雪乃「少なくとも、あの時まで私、それと多分由比ヶ浜さんには彼、比企谷君を一番理解して、そして最も距離の近い異性という自負があったわ」

優美子「そう・・・・・それで・・・?」

雪乃「だからこそ、あの日の彼の発言には失望し、そしてわからなくなってしまったわ・・・彼という人間が・・・・・」

雪乃「だから由比ヶ浜さんと同じで、私も彼に近付くことが出来なくなっしまった」

雪乃「そして貴方達の話を聞いて、自分が驕っていた事を実感したの」

沙希「驕ってたって・・・どういう事?」

雪乃「私が、彼の事を何でも理解していると思い上がっていた事よ」

雪乃「でも冷静に考えれば不可能な事なのよ。だって私は彼ではないのだから」

結衣「ゆきのん・・・・・・・」

雪乃「それなのに、彼に必要以上に期待して・・・そして苦しんで出した答えに失望して・・・・・私は自分自身にこれ程失望したのは生まれれ初めてだったわ・・・」
501 : ◆MbLult/K69fv [saga]:2015/11/28(土) 10:27:32.34 ID:62Wb03dN0
優美子「・・・・・まぁそれは八幡にも非は有った訳だし・・・あいつ、ヘタレだから・・・・・」

雪乃「そうね・・・でもその考えを理解しているとしていないのでは、雲泥の差があるわ」

沙希「・・・・・・・・・」

雪乃「私にはそれが出来なかった・・・・・そして貴女達にはそれが出来た・・・・・」

優美子「・・・・・・・」

雪乃「そのヘタレた答えの奥に有った彼なりの優しさやその想いを、私は・・・わかってあげられなかった・・・・・」

結衣「ゆきのん・・・・・それはあたしも同じだよ。ヒッキーだって苦しかったはずだもん。それに・・・」

優美子「結衣・・・・・」

結衣「あたしね、ヒッキーの答えにはがっかりしたけど、安心した部分もあったんだ。これでゆきのんと友達でいられるって・・・」

雪乃「由比ヶ浜さん・・・・・」

結衣「ヒッキーの予想は、きっと当たってたのかもしれない・・・・・もしどっちかが選ばれたらあたしとゆきのんは友達ではいられなかったと思う・・・」

雪乃「・・・・・それは私も同じかもしれないわ、由比ヶ浜さん」

雪乃「私はこんな性格だから、由比ヶ浜さんと出会うまで肝胆相照らせる友人がいなかったの。だから思ったわ・・・・・どうして私と由比ヶ浜さんは同じ人を好きになってしまったのかって・・・・・」

沙希「・・・・・・・・・」

雪乃「だから・・・・・彼が受け入れる事の出来る答えを導き出せた貴女達が羨ましたっかった・・・・・そして・・・悔しかった・・・・・」

雪乃「これが私が貴女達に負けたと思った根拠よ」

502 : ◆MbLult/K69fv [saga]:2015/11/28(土) 10:28:10.37 ID:62Wb03dN0
沙希「・・・・・・・そう」

優美子「大体はわかったし・・・・・」

雪乃「だから、一回だけでいいの。お願いできないかしら・・・・・」

沙希優美子「「・・・・・・・・・・・」」

沙希「多分だけど・・・それじゃあ、あいつは首を縦には振らないと思う・・・・・

結衣「そんなっ・・・・・」

雪乃「・・・・・・・・そう」

優美子「一回だけならね・・・・・・」

雪乃結衣「「!?」」

優美子「あいつの事だから、多分一回こっきりって事じゃあダメだと思うし」

沙希「まあ何だかんだ言って、あいつ情が深いからね・・・・・」

雪乃「じゃあ・・・・・・」

沙希「言っとくけど、それでもあいつが首を縦に振るとは限らない。ひょっとしたら友達のままでもいられなくなるかもしれない・・・・・それでもやる?」

雪乃「友達・・・・・」

優美子「この前、八幡があんたち二人の事をそう言ってた・・・」
503 : ◆MbLult/K69fv [saga]:2015/11/28(土) 10:28:54.51 ID:62Wb03dN0
結衣「・・・・・・・あたしは、嫌」

雪乃「由比ヶ浜さん?」

結衣「友達のまんまなんて、嫌。もっと、もっとヒッキーに近づきたい・・・」

雪乃「・・・・・・・・由比ヶ浜さん・・・」

沙希「で、あんたは?どうするの?」

雪乃「私は・・・・・・・・・私も、比企谷君に・・・・・寄り添いたい・・・・・」

優美子「ふぅん・・・・・じゃあいいんじゃない?」

雪乃結衣「「・・・・・・・・・・え!?」」

優美子「そこまでの決意持ってんのに、ダメって言うほどあーし野暮じゃないし」

沙希「まあ、結局は決めるのはあいつだけどね。少なくとも妨害はしないよ」

雪乃「えっと・・・・・そんなにあっさりと・・・いいのかしら?」

沙希「まぁ・・・・・あたしからしたら、あんたらが八幡から遠ざかった隙を突いてモノにした様なものだからね」

結衣「沙希・・・・・」

優美子「まあ、あんたたちの事だから、ダメって言ってもどの道その事言っちゃいそうだし、どうせならあーしたちの目の届くところで、ね」

雪乃「三浦さん・・・・・」

優美子「で、あーしたちは明日八幡の家に行くけど、二人は?」

雪乃「ええ・・・・・・・・ご一緒させて頂くわ」

========================================
504 : ◆MbLult/K69fv [saga]:2015/11/28(土) 10:29:23.13 ID:62Wb03dN0
八幡「は?」

八幡(最初、俺は雪ノ下が言った事が理解できなかった)

雪乃「だから、今晩私と由比ヶ浜さんをこの家に泊めてほしいと言っているのだけれど・・・」

八幡「いや・・・いやちょっと待て」

八幡(改めて言い直した雪ノ下に俺は質問を試みた)

八幡「いや・・・その・・・・・何だ?今夜は何かの事情があって家に帰れないのか?」

雪乃「いいえ、私は特に事情は無いわ」

八幡「えっと・・・じゃあ由比ヶ浜は・・・・・」

結衣「あたしも・・・・・その・・・特には・・・・・」

八幡「はぁ!?じゃあ何で俺ん家に泊まる必要が・・・」

505 : ◆MbLult/K69fv [saga]:2015/11/28(土) 10:29:55.74 ID:62Wb03dN0
八幡(俺の頭が益々混乱していく)

八幡(それと同時に頭の隅で一つの可能性が浮かぶが、俺の理性がそれを否定する)

雪乃「はぁ・・・・・じゃあはっきりと言わせてもらうわ。比企谷君」

八幡(雪ノ下が意を決した様子で口を開いた)

雪乃「私と、由比ヶ浜さんを抱いてほしいの。勿論、男女的な意味で」

八幡(流石に言葉が出なかった)

結衣「えっと・・・・・ヒッキー・・・ダメ、かな?」

八幡(次の句も出てこない)

八幡(確かに俺は沙希と優美子と二人と肉体関係を持っている)

八幡(最初こそ躊躇ったが、二人の気持ちを打ち明けられ俺はそれを受け入れた)

八幡(だがこの二人は・・・・・)
506 : ◆MbLult/K69fv [saga]:2015/11/28(土) 10:31:10.72 ID:62Wb03dN0
雪乃「・・・・・・・・・そう言えば貴方にはっきりと言った事が無かったわね・・・」

八幡(雪ノ下が俺の正面に座る)
507 : ◆MbLult/K69fv [saga]:2015/11/28(土) 10:31:39.25 ID:62Wb03dN0


雪乃「比企谷君・・・・・私は貴方の事が好きです。私を貴方の恋人にして下さい」

508 : ◆MbLult/K69fv [saga]:2015/11/28(土) 10:32:08.04 ID:62Wb03dN0
八幡(そう発した雪ノ下の声は決して大きいものでは無かった。だがその声はまるで俺の心に直接語り掛けるかの様に澄み切っていた)

八幡「はっ・・・はあっ!?」

八幡(あまりの出来事に俺は狼狽してしまう)

結衣「あっ・・・あたしもっ!!」

八幡(続いて由比ヶ浜が大声で叫んだ)
509 : ◆MbLult/K69fv [saga]:2015/11/28(土) 10:32:34.04 ID:62Wb03dN0


結衣「あたしもっ、ヒッキーが好きっ!あたしをヒッキーのカノジョにしてっ!!」

510 : ◆MbLult/K69fv [saga]:2015/11/28(土) 10:33:02.70 ID:62Wb03dN0
八幡「・・・・・・・・・」

八幡(自分の置かれている状況が理解出来なかった)

八幡(俺には優美子と沙希という彼女がいて、でも雪ノ下と由比ヶ浜は部活の大切な仲間だったわけで、そして友達で・・・・・)

八幡(駄目だ、思考が上手く回らない)

八幡(そもそも、二人は今の俺の状況を理解しているのか?)

八幡(沙希と優美子がいる前で告白してるという事に・・・・・)

八幡(俺は優美子と沙希に視線を送る)

八幡(だが二人は俺たちの様子を、固唾を飲んで見守っているだけだ)

八幡(そもそも、何で二人は雪ノ下と由比ヶ浜の同行を許したんだ?)
511 : ◆MbLult/K69fv [saga]:2015/11/28(土) 10:33:29.82 ID:62Wb03dN0
雪乃「比企谷君・・・・・その・・・貴方は私達の事が好きでは無いのかしら?」

結衣「ヒッ、ヒッキー・・・・・?」

八幡「いっ、いや!そんな事はっ!!」

八幡(思わず本心が出てしまう)

八幡(確かに、俺は雪ノ下と由比ヶ浜に好意を持っていた)

八幡(いや、訂正しよう。今も少なからずの好意を持っている)

八幡(もし、俺が誰とも付き合っていなければ俺は多少迷っていただろうが、最終的にはイエスと言ってしまっただろう)

八幡(だが俺には沙希と優美子がいる)

八幡(二人は俺が奉仕部を壊してしまい、その罪の意識に苦しんでいる時に共にいてくれた大切な存在だ)

八幡(それを裏切ることは出来ない)

八幡(その意を伝えようとしたその時だった)
512 : ◆MbLult/K69fv [saga]:2015/11/28(土) 10:34:14.83 ID:62Wb03dN0
優美子「八幡、あーしたちの事は気にしなくていいから」

八幡「なっ!・・・・・優美子、何言って」

沙希「これはあたしたちも同意の事だから・・・・・正直な気持ちを伝えてあげて」

八幡「・・・・・・・そういう事か・・・」

八幡(俺の中で全てが繋がった)

八幡(沙希と優美子の荷物と同じくらいの量の雪ノ下と由比ヶ浜の荷物)

八幡(DVDを見ると前に優美子といちゃついた時の由比ヶ浜の言動に対する違和感)

八幡(この事は最初から仕組まれていたのかっ!!)

513 : ◆MbLult/K69fv [saga]:2015/11/28(土) 10:34:49.63 ID:62Wb03dN0
結衣「ヒッキー・・・・・」

雪乃「比企谷君・・・・・」

八幡(俺は正直に二人に俺の気持ちを伝える決意を固めた)

八幡「・・・・・正直、二人の気持ちは嬉しい・・・それに俺は二人に少なからず好意を抱いてるのは・・・確かだ」

八幡(由比ヶ浜の表情に笑みが浮かぶ)

八幡(一方の雪ノ下はまるで俺の次の句を予想しているかの様な表情だ)

八幡「だけど・・・・・」

八幡(俺は躊躇いながら、続きを述べる)

八幡「俺には沙希と優美子がいる・・・・・二人を差し置いて、お前たちと付き合うことは出来ない」
514 : ◆MbLult/K69fv [saga]:2015/11/28(土) 10:35:17.26 ID:62Wb03dN0
八幡(俺は確かに雪ノ下と由比ヶ浜に好意を抱いている)

八幡(しかし、それは優美子と沙希への気持ちに勝るものではない)

八幡(確かに雪ノ下と由比ヶ浜は俺にとっては特別な存在だ)

八幡(だが今、二人が俺の中で沙希と優美子を差し置いて恋人にカテゴライズされる事は無い)

八幡(それが俺の出した結論だった)

雪乃「・・・・・・・・そう」

結衣「・・・・・・・・・・・」

八幡(雪ノ下の表情は相変わらず澄ましたものだ)

八幡(一方の由比ヶ浜は顔を両手で覆っているため見て取る事が出来ない)
515 : ◆MbLult/K69fv [saga]:2015/11/28(土) 10:35:46.46 ID:62Wb03dN0
雪乃「比企谷君、まだ聞きたい事があるのだけれど」

八幡「・・・・・何だ?」

雪乃「貴方は私と由比ヶ浜さんに好意が有るのは確かかしら?」

八幡「それは・・・・・確かだ」

雪乃「その好意が川崎さんと三浦さんには及ばない、という事でいいのね?」

八幡「・・・・・・・そうだ」

雪乃「じゃあ、少し卑怯な言い方をするわね。もし、貴方が三浦さんと川崎さんと交際していなっかったとして、私と由比ヶ浜さん、両方と付き合う可能性は有ったかしら?」

八幡「それは・・・・・」

八幡(否定できなかった)

八幡(そもそも俺があの日、雪ノ下と由比ヶ浜のどちらかを選べなかったのは、どちらも同じくらい好意を持っていたのも一つの要因だ)

八幡(もしも・・・・・もしもそのやり方を提示されていたのならば、俺は・・・)
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