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奴隷「ご主人、様」
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107 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/06/09(木) 10:28:46.37 ID:ra9SMKL7o
冷静でないと文は書けないし冷静すぎると淡々としてしまってエロい文章から遠ざかる難しさ
108 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/06/09(木) 10:29:18.72 ID:ra9SMKL7o
おつおつ。頑張〜
109 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/06/09(木) 10:44:15.71 ID:KRr64dOhO
どきどきした
乙
110 :
◆9W6PAVDo7.
[saga sage]:2016/07/03(日) 03:00:56.51 ID:7E2ulTNg0
生存報告というか、執筆してますよ報告。今度の連休辺りにエロシーンぶち込めればいいんだけど…。
111 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2016/07/03(日) 09:26:05.96 ID:ZimA+o04o
楽しみにしてるで
112 :
◆9W6PAVDo7.
[saga]:2016/07/09(土) 02:50:17.59 ID:JXwmSVRd0
主人に掴まれた手を、もう片方の手で握る。失った温もりを、自分の体温で代用しても全く違う。主人は夕食を終えられ、本日最後の書き物をされている。
この椅子から主人が見える後姿が、とても遠い。触れられた温もりが欲しくて、心がざわめいて。立ち上がって主人に触れるのを、意志の力で抑えていた。
もう少し夜伽の時間になる。その時に主人の体温を感じることができる。この触れたいと言う欲求もその時に満たすことができる。
「ふぅ…」
筆を置く音と、椅子の背もたれが軋む音。いつの間にか高鳴っていた胸の鼓動が、少し跳ねた。
113 :
◆9W6PAVDo7.
[saga]:2016/07/09(土) 02:50:59.39 ID:JXwmSVRd0
主人は立ち上がり、ゆっくりとこちらに向かってくる。喜びに高鳴る鼓動を無視するように、努めて、努めて無表情を取り繕う。
「今日は慣れない外出で疲れたろ。ゆっくり部屋で今日はもう休むといい」
え、と声が漏れた。本当にそんなことを言われるなんて思いもしない。主人は私の反応を予想していたのか、そんな日もあっていいだろうと肩を軽く触れて、私室に向かわれようとした。
その触れた体温がなければ、きっと、誤魔化せたかもしれない。けれど、だから、私はいつの間にか主人の裾をそっと掴んでしまっていた。
114 :
◆9W6PAVDo7.
[saga]:2016/07/09(土) 02:51:35.97 ID:JXwmSVRd0
主人は振り向く、その顔は疑問ともとれるのと驚きもあったように見える。まずいと思っても遅い、裾越しに感じる体温を離せない。
「何かあったか?」
こんなことをしても、主人はお怒りになることはない。今でも手を離さない私に、優しく諭すような顔をしている。
言葉を出そうにも、何と言えばいい。貴方に触れたかったと言って、拒絶されたら。もしそうなったら、私は。
その思考を奪うように、顎に主人の指が触れ、いつの間にかうつむいていた自分の顔を向けさせた。
115 :
◆9W6PAVDo7.
[saga]:2016/07/09(土) 02:52:04.10 ID:JXwmSVRd0
顔が熱い。主人のまなざしを受け、前ならば抑えられた高鳴りが、止められない。裾を掴む手はすでに離れ、ただその視線だけを受け止めた。
ちゅっと音だけが聞こえる。唇と唇が触れる、フレンチキス。そうだと理解して、身体が動かせなくなった。幸福感で。
「そういう気分じゃないんだけど、まぁ、部屋に来るか?」
きっと、今まで主人と過ごす中で一番素早く。私は頷いただろう。それを見た主人の顔は苦笑を浮かべていた。
116 :
◆9W6PAVDo7.
[saga sage]:2016/07/09(土) 03:01:38.87 ID:JXwmSVRd0
>>107
そうだねぇ。興奮してなんぼなんだろうけど
>>108
ありがとう
>>109
次はどきどき以上になるにせんとねぇ
>>111
楽しみにして後悔しても知らんぞー
さて、結局エロシーンいけず。次のシーンも浮かんでますが、非エロです。
あ、こういうシチュいいなというのがあったのでそれでも書こうかと。
117 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2016/07/10(日) 03:24:40.02 ID:wAgakv3m0
乙!
118 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2016/07/10(日) 10:20:28.49 ID:em0bIHYr0
イイな
119 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2016/07/22(金) 10:31:14.44 ID:JrUNBTe6O
乙
こっちに移転してるの知らんかったわぁ
120 :
◆9W6PAVDo7.
[saga sage]:2016/08/04(木) 00:10:51.62 ID:VQhwOMqC0
>>117
!
>>118
ありがと
>>119
気付いたら移転されてたよ。
まぁ、いつもの生存報告というか、執筆してますよ報告です
121 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2016/08/14(日) 09:28:52.73 ID:QPVjYARpO
保守
122 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2016/08/14(日) 20:24:45.09 ID:0P837LSyo
な?もしもしだろ?
123 :
◆9W6PAVDo7.
[saga]:2016/08/16(火) 16:40:55.11 ID:zuGjlih+0
寝間着に着替え、ベッドへ横になる。娘もとりあえず自分の横になっていた。言ってしまえば、添い寝の様な状態だろうか。
そういう行為は疲れもあり断っている。珍しく、娘はどうすればいいのかわからない様子で視線があちらこちらに動いていた。
奉仕がしたいと言う感じではなく、一緒に居たいと言う態度と思えるあの頷きを思い出し、嬉しさで微笑む。求められたというのもあるが、娘が意思を表明してくれたことが嬉しかった。
嬉しいついでに、ちょっと困った表情がまた見たくなって、あることを思いついた。
124 :
◆9W6PAVDo7.
[saga]:2016/08/16(火) 16:41:43.98 ID:zuGjlih+0
「奴隷、もうちょっとこっちに来なさい」
望み通りの困り顔を見せてから、おずおずと娘は近づいてきた。こちらにすぐ触れられそうな位置で止まり、これでいいかと表情が訴えている。
言葉ではなく、頭を優しくなでることで答えてみる。触れた瞬間に、緊張からかピクリと体を震わせ、意図はすぐわかったのか抵抗することもなく撫でられていた。
少し乱れた娘の呼吸音と、指から伝わるなめらかな娘の髪の質感。それはどちらも心地が良い。
125 :
◆9W6PAVDo7.
[saga]:2016/08/16(火) 16:42:48.59 ID:zuGjlih+0
その心地よさをもっと味わいたくなって、顎で挟むように胸の位置へ娘の頭を抱き寄せる。娘は抵抗しない、だが身体を硬直させているのはわかった。
右手で頭を抱き寄せたまま、左手で緊張をほぐさせるために、優しく背中をポンポンと叩く。それで簡単に緊張がほぐれる訳もなかったが、少しだけ弛緩した空気を感じた。
穏やかな時間を感じている。誰かが側にいるというだけの状態、昔は落ち着かなさを覚えていた。だが、娘といる時間が当たり前になったからか。不快はない。
126 :
◆9W6PAVDo7.
[saga]:2016/08/16(火) 16:43:27.02 ID:zuGjlih+0
聞こえてくるのは互いの吐息だけ、胸に当たる熱を帯びたい気が妙に心地よかった。そして、その心地よさがあの時、手を握って帰った夕方を思い出させる。
ここは戦場ではない、娘も自分が手放さなければ側にいるだろう。でも、その保証はどこにあるのか。漠然とした不安が、冷たい寒気のように心の中へ紛れ込む。
少しだけ、娘を強く抱きしめる。彼女は当然のように抵抗はしない。ゆっくり、目を閉じる。見えなくなった世界では娘が与えてくる温もりと吐息だけがすべてだった。
今この時だけは、一緒に入れる。そう感じてから睡魔が訪れたのは、そう遅い事ではなかった。
127 :
◆9W6PAVDo7.
[saga sage]:2016/08/16(火) 16:47:52.70 ID:zuGjlih+0
>>121
ありがと
>>122
?
しかし、この程度の文章量でこんな期間空けるとは精進が足らん。次はもっと早めにできるようにならねば。
まぁ、言い訳するなら添い寝って細かく書いたことないかな、思っていろいろ参考になるもの漁ってたり。
128 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2016/08/16(火) 19:23:06.18 ID:Lf+KSzgMO
もひとつの方が日々更新だからな
多少待たされるのは仕方ない
えたらなければね
129 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2016/08/16(火) 20:47:41.69 ID:QHVZjJf/o
乙です
ゆっくりでいいからエタらないでぇ
130 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2016/08/16(火) 23:26:10.86 ID:w9EOODbMo
な?もしもしだろ?
131 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2016/08/16(火) 23:35:01.41 ID:C8p9o6Fr0
おつ
132 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2016/09/02(金) 18:21:52.62 ID:nVR2MruoO
乙
133 :
◆9W6PAVDo7.
[saga sage]:2016/09/14(水) 05:20:43.98 ID:XyvMLocz0
書いてますよ報告。別のがあんな執筆量増えなかったら今日更新できる予定だったのだけれど。すまぬ
>>128-129
ファンタジーだけど風呂敷広がらないとは思うからエタらないとは思う。よ。
>>130
前はね。
134 :
◆9W6PAVDo7.
[saga]:2016/09/21(水) 03:59:45.81 ID:D6UgnAGm0
「主人……?」
強く抱きしめられた後、緊張で動けなかった。ただ、主人がそれ以上の動きはなく、少し荒く感じていた息が規則正しいものになってから、起きていらっしゃるのか確認する為、お声をおかけした。
反応はない。なんであれ、ゆっくりお眠りになられたようで、胸をなで下ろすのと、少し、少しだけもやもやした気持ちが残る。
抱きしめる力も弱まっていたこともあって、ゆっくり主人の方に体を向ける。穏やかな寝顔が、闇の中でも見えるのは、自分の思い込みでないと思いたい。
135 :
◆9W6PAVDo7.
[saga]:2016/09/21(水) 04:01:13.15 ID:D6UgnAGm0
「お眠りで、ございますか?」
眠っているのはわかっている。ただ、わがままにも名残惜しい気持ちになってしまった。もう少し、主人の意思で自分をお触れいただきたかった。その気持ち。
その気持ちに押されたように、自分の手を主人の寝顔まで持っていってから、元に戻す。許可もなく私から触れることはおこがましいことだ。
ただ、今日強く感じていた主人の体温を感じたいという欲求が抑えられず、そのまま顔を胸元にうずめる。
136 :
◆9W6PAVDo7.
[saga]:2016/09/21(水) 04:02:06.60 ID:D6UgnAGm0
体温のほか、主人の匂いが強く感じられるのと、穏やかな心音も聞こえてくる。私は、とても幸福な人間なのだと思えてならない。
「私も、ゆっくりと闇に降ります。夢の中で、またお会いしましょう。そちらでもお仕え致します」
心からの言葉、夢の中で穏やかに過ごされているであろう主人を、より快適に過ごしてもらう為にも、私は闇の中へ意識を傾けた。
穏やかな主人に包まれた私が、その中に入るのはそう遅くはなかった。
137 :
◆9W6PAVDo7.
[saga sage]:2016/09/21(水) 04:03:32.02 ID:D6UgnAGm0
いろいろエロシーンに持ってくのは諦めたぜ。まぁ、その練習なわけだから次当たりは書かないとなぁ。
こうやって穏やかに寝れるって、いいよね。
138 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2016/09/21(水) 12:38:36.24 ID:k5dxHyVlO
続きキター
139 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2016/10/11(火) 17:22:56.41 ID:EaLEEkyLO
続きマダー
140 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2016/10/11(火) 17:37:10.99 ID:ChKLiY8yo
な?もしもしだろ?
141 :
◆9W6PAVDo7.
[saga sage]:2016/10/23(日) 14:50:18.18 ID:AMMIF5u40
>>138-139
いろいろ申し訳ない。書いてはいるものの、まだ投稿できる状態ではなく。とりあえず次の休みを目処には少しでも更新したい…。
一応の生存(?)報告までに。
142 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2016/10/23(日) 22:30:51.89 ID:dfAJH2KIo
ええんやで
143 :
◆9W6PAVDo7.
[saga]:2016/10/28(金) 03:40:35.47 ID:zllImxq10
夢の中にあることを、おぼろげながら理解している。この場所は、そう、幼少を過ごした孤児院。
擦り切れたシーツ、ガタついたテーブルと椅子、そしてみんなの笑顔。
次に見えてきたのは、上流の衣装をまとった人間が、品定めする目であたりを見回し、私を指さす。
そう、あの時から孤児ではなく世話役になった。
144 :
◆9W6PAVDo7.
[saga]:2016/10/28(金) 03:41:38.93 ID:zllImxq10
迎えられた屋敷。もはや孤児院があった地域でもなく、私は独りになった。
雇い入れた貴族の方、ご家族は厳格であり優しいとは言い難かった。
しかし、その分最低限必要な教養や世話役としての技能をお教えいただけた。
それが今、主人のお役に立つため役立てられる。お亡くなりになられた貴族の方々には、とても感謝している。
145 :
◆9W6PAVDo7.
[saga]:2016/10/28(金) 03:42:23.66 ID:zllImxq10
暗転する。まどろみの中にいるのだと思っていた私に、しばらくして聞こえてきたのは。
悲鳴。
。
。
。
嫌だ。これ以上は見たくない。夢なら、覚めて。夢なら。どうしてこんな。
146 :
◆9W6PAVDo7.
[saga]:2016/10/28(金) 03:43:39.48 ID:zllImxq10
暖かさに包まれる。心が穏やかになる優しく懐かしい暖かさ。
暗闇のはずの夢に光が入る。あぁ、そうだ私は捕らえられていた。奴隷として。
しばらくの怒号の後、扉は開けられた。誰が入ってきたのか、パニックの中で見えた人。
あぁ、そこには確かに主人がいた。
147 :
◆9W6PAVDo7.
[saga sage]:2016/10/28(金) 03:50:51.37 ID:zllImxq10
>>142
ありがとうやで
そろそろエロシーンいかなね・・・。練習になっとらんよこれじゃ。
148 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2016/11/07(月) 17:45:36.18 ID:YEdSSzhGo
まってるで
149 :
◆9W6PAVDo7.
[saga]:2016/11/13(日) 04:47:04.55 ID:esuOe+g80
娘の様子が不安になり覗き込んでいると、いきなり目を開けた。しばらくぼんやりしていたが、目の前に俺の顔があるとわかると、今度はホッとした表情を見せた。
「うなされていた。夢見が悪かったようだな」
少し間を置いてはいと娘は頷く。最初は感情に動きがないと感じていた娘だが、ここのところ徐々にそう言ったところを見せてくれることは喜ばしい。だからこそ、どのような夢だったのかも知りたくなってしまう。
「何を見たんだ?」
命令、とはつけられなかった。今でも夢を思い出してか、つらそうな表情をする娘に対して強制じみたことをする気はなかった。
奴隷に対してこう接する雇用主もいないだろうが、娘のことを奴隷などと本気で思ったことはない。だから、甘いということだろう。
150 :
◆9W6PAVDo7.
[saga]:2016/11/13(日) 04:47:42.08 ID:esuOe+g80
結局、娘が話さないなんて言う選択肢を選ぶわけもなく、修道院から隣国に捕らえられるまでの間を、夢で見たという内容を聞かされた。
恐らく、本当の奴隷とされた期間を見て、うなされたのだろう。どんな扱いを受けたのかはわからないが、その奴隷商にふつふつと怒りを覚える。
「もう、過ぎたことでございます」
それが表情に出ていたのか、自分のことは気にしなくていい、そんな意味合いをもって娘は俺に言う。納得はできないが、この内容で娘を困らせるのもまた、気が引けた。
「今は、主人といられます。それだけでよいのです」
そんなことを言われてしまえば、そのまま胸に抱きしめてしまうのが、自然に思えてならなかった。
151 :
◆9W6PAVDo7.
[saga]:2016/11/13(日) 04:48:28.30 ID:esuOe+g80
娘は当然のように、どぎまぎしている。頬を赤らめ、抱きしめられたと言う以外は何も理解できないことで起きる可愛らしい困惑の表情。あぁ、そうだな。俺は娘がこういう表情を見るのが、今の一番の楽しみだ。
更にその表情が崩れないか、小鳥のようなついばむキスをを娘にする。ますます顔は赤くなり、俺の笑みはきっと下卑たものが混じっているだろう。
「ど、う。されました、か?」
何とか絞り出した言葉さえも愛おしさを含んで、耳をなぞるようだ。このまま娘を大きな鳥かごに入れて自分の目だけに触れたい。なんて独占欲も湧いてくる。
「どうしてかは、わかっているんじゃないか?」
あぁ、ダメだな。鏡を見なくてもわかる。今の笑みは、誰にも、娘以外に見せられないものになっているのは、間違いなかった。
152 :
◆9W6PAVDo7.
[saga]:2016/11/13(日) 04:49:06.18 ID:esuOe+g80
「その、無礼を、お許しください。主人は、その……、意地悪で、す…」
言葉は徐々に尻すぼみになり、注意して何とか聞き取れた。意地悪か、全くその通りだろうな。俺は意地が悪い。なぜか、娘に対してだけ。
「さて、そろそろ食事の準備を頼む」
ゆっくりと娘を離す。その行為にさえ、とても名残惜しい気もしたが、すべきことはしなければいけない。一日は、始まったばかりなのだ。
だがしかし、娘は、俺の指示を聞いて、ようやっと調子が戻せたのか。いつもの無表情に戻って、答えたのが少し癪に触ったこともあって。
「そして、今夜だが、本格的な夜伽をしてもらおうかな」
それに対しての回答となる。本日一番となる真っ赤な顔で満足しつつ、今日の夜が楽しみで仕方なくなった。
153 :
◆9W6PAVDo7.
[saga]:2016/11/13(日) 04:51:05.49 ID:esuOe+g80
>>148
何と殊勝な。まったりとお願いします。
さて、次か次の次当たりにはエロシーン行けそうかな。
154 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2016/11/13(日) 17:15:38.34 ID:leo9UhRNO
乙
155 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2016/11/13(日) 18:32:09.83 ID:9laVRGQGO
楽しみで仕方なくなった
156 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2016/11/24(木) 23:02:54.54 ID:GAaj0NsvO
ほ
157 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2016/11/24(木) 23:10:36.34 ID:qH55qAFto
な?もしもしだろ?
158 :
◆9W6PAVDo7.
[saga]:2016/12/08(木) 19:35:03.75 ID:HON5+BMx0
胸が高鳴っている。この先に、主人がいる。今日の夜伽に関しては、その、本格的なものを望まれていると本日言われた。つまり、普段の口淫よりも、先に進んだものを。
そのことを想像すると、体が震える。決して、嫌悪感などではない。湧き上がっているのは光の様な喜びを含む幸福と、混じるのは身分による立場の違い。
主人が私を奴隷と認識していないことは、嬉しくもあり気がかりでもある。ましてや、その者と性交することはよろしいとは言い難い。立場が穢れてしまう。
高鳴りのまま、ノックすべきか逡巡をし続けていた。それでも湧き出てくる欲(こうふく)に抗うことは難しく、ついにはそれを許してしまう。
『遅かったな、入って』
その言葉さえ、今の私にはもう十分すぎるほどの愛撫だった。
159 :
◆9W6PAVDo7.
[saga]:2016/12/08(木) 19:50:23.85 ID:HON5+BMx0
許可をもらい、入室した後の礼を行ってから主人に近づく。最近、自分に向けて出される笑みで、ベッドに腰かけられている。
人から見たらその笑みはけして良いものではないだろう。そういった事を行う時に、人が獣に戻っていくかのような、あえて言うなら下卑た表情。にも拘らず、私は嬉しくて仕方がない。
知っているから。主人は私を手荒く扱うことはないを。知っているから。主人はとてもお優しいことを。知っているから。下卑などではなく、私を素直に求めていることを。
身体に熱がともる。胸の動悸はとても激しく、下腹部が痺れたように感覚を纏い、すべてがうるんでいく。
160 :
◆9W6PAVDo7.
[saga]:2016/12/08(木) 20:36:22.48 ID:HON5+BMx0
この状態を主人ははしたないと、おっしゃられるだろうか。それは、事実であって、仕方のないこと。私は、とても幸せな者だから。
仕える主に求められること、従者としてこれ以上に望むことはあるのだろうか。私は知らない、主人に求められること以上のことはない。
主人の手招きで、隣に座らせていただく。もう、これだけでも十分だというのに、これ以上の続きがあることを思うと。何も、考えられない。
そうなる前に、私は、本当はそうするのを心が拒否しても、聞かなければいけない。
「私は、奴隷の身です。本当に…、その…、よろしい、の、です、か?」
口がうまく回らない。
161 :
◆9W6PAVDo7.
[saga]:2016/12/08(木) 20:50:53.19 ID:HON5+BMx0
気付けば、主人の腕の中にいた。
「くだらないことを言うのは、この口か?」
食べられる。あぁ、食べて欲しい。口の中を狼のように、私のすべてを蹂躙していく。意識も、何もかも。
「あぁ、は、あ…」
名残惜しい、この方から離れて感じていたもの、全てが。求めすぎている、離れたくない。口を、奪ってしまう。
主人の中は暖かく、神秘の味が麻痺させていく。入れた舌は吸われ、そのまま吸収されてしまう気がした。構わないそれで、1つになれるならなんだっていい。
それが叶わなくとも、ただ、貴方の所有物(もの)でいい。
162 :
◆9W6PAVDo7.
[saga sage]:2016/12/08(木) 20:53:32.91 ID:HON5+BMx0
>>155
まぁ、突っ込みどころだーねー。
>>156
保守かな。ありがとう。
ようやっと次でエロシーン行けるねぇ…。興奮できるものにできるか、不安だけども。
163 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2016/12/08(木) 23:29:42.65 ID:G0a+DhVGo
乙
取り敢えずパンツ脱いだ
164 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2016/12/10(土) 03:58:17.95 ID:YVkmWsHd0
待ってた
165 :
155
[sage]:2016/12/10(土) 08:27:32.83 ID:6CYbm/2gO
続きが楽しみだという意味だったんだ。からかうつもりではなかったんだが、言葉が足りなかったようだ
166 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2016/12/10(土) 08:33:44.66 ID:EiavOMIAO
もう勃った
167 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2016/12/10(土) 16:40:43.11 ID:NelwmyjAo
な?もしもしだろ?
168 :
155
[sage]:2017/01/07(土) 00:22:47.20 ID:uchoi2BGO
保守
169 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/01/07(土) 01:11:00.34 ID:mJw7QOqzo
>>168
いつまでレス番で自己主張すれば気が済むの?
170 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/01/07(土) 06:16:12.64 ID:GfYJ0FRQ0
レス番だったのか
アルファロメオでも乗ってるのかと思ってた
171 :
◆9W6PAVDo7.
[saga sage]:2017/01/10(火) 04:44:32.50 ID:ZX78MKPb0
>>163
こっちは遅筆故、履いておくれやす
>>164
まだしばらくお待ちくれい
>>165
自分的に表現がん〜と思ってた個所だっただけさね。気にしないでおくれ
>>166
お、おう
相変わらず、生存報告というか書いてます報告。もちっと精進せねば。
172 :
◆9W6PAVDo7.
[saga sage]:2017/01/10(火) 04:47:30.09 ID:ZX78MKPb0
更新したはずなのに、なんでこっちのコメ出てなかったんだろう。
>>168
ども
>>169
まぁまぁ
>>170
車ということしかわからんかった。
173 :
◆e6bTV9S.2E
[saga]:2017/01/16(月) 06:15:37.00 ID:giAWJxU10
娘は自分のものだ。その思いは確信をまとって俺を支配している。荒々しく奪った口から離れ、唾液の橋が重力によって途切れる。娘のうるんだ瞳と上気した顔、そして所有者としての証を刻もうとした口が、少しだらしなく開けられている。
その口さえも、艶めかしい性器にしか俺は捉えられなかった。思わず、人差し指を入れる。当惑した様子の娘に、しゃぶるよう命じると、恐る恐るという様子で指先を娘の舌が這う。
耳に息を吹きかけると、驚きから指が軽く歯で挟まれる。噛まないように命令しながら、俺はそのまま娘の耳を舐めた。舌先でなぞる度にピクリと軽く跳ねる身体、指先から感じる、口内の感触、なぞる舌、軽い吸い込み。何より、噛まないように努力する為だろう。目を閉じて集中しながら、震える身体。その様子はまるで幼子を思い起こさせる。
無表情を通す娘が、こんな醜態を晒すと知っているのは俺だけだと思うと、もはや何もどうでもよくなる。騎士の矜持、自身の家系。娘がいれば何もいらない。
もしかしたら、何かの薬や暗示の類を娘に施されているのか。そう思っても、それでいいとしか思えない。
174 :
◆e6bTV9S.2E
[saga]:2017/01/16(月) 06:16:21.26 ID:giAWJxU10
興奮は冷めることは知らず、まるで沸き立つ湯のようだ。指示に従い、自分の人差し指を、おどおどとしゃぶり続ける娘から、ゆっくりと指を放す。
「よろしい…の、ですか?」
良い訳などない。そのまま指に付着した娘の涎を味わってから、服に手をかける。興奮で乱暴に引きはがしかねない衝動を抑えて、丁寧に脱がせる。出てくるのは綺麗な肌、潤み心地よい生地を思わせる触り心地。
ゆるゆるとゆるゆると、手で娘を食べるように滑らせる。首筋、わき腹、二の腕、ふともも、本当に指の先でわずかに触れるように動かしていく。触れるたび、身体を震わせることが楽しくて仕方ない。
眼はすでに涙目と言ってもいい状態で、何かを訴えている。太ももをもじもじさせて、何かを待っている。だが、まだ足りない。自分の五感を使って娘を味わい尽くしたい。
まるで枯れることのない、自分の興味を引かせ続けさせる娘のすべてを食べたい(しりたい)。
175 :
◆e6bTV9S.2E
[saga sage]:2017/01/16(月) 06:18:14.25 ID:giAWJxU10
もうちょっと書き溜めて投稿したかったが、あまりにも進まないので、一応ある分だけ。
あ、別で書いてる作品で酉を晒したので変えました。
176 :
155
[sage]:2017/01/19(木) 17:49:54.68 ID:tP4hj7MOO
全裸待機
177 :
◆e6bTV9S.2E
[saga]:2017/02/03(金) 21:05:06.71 ID:opus3Pj50
指で味わうことを止め、舌先で娘の柔肌を味わうことにした。まだ食べ足りないのだ、メインディッシュに向かうにはまだ前菜が不足している。
舌から流れてくる味は、勘違いを起こして甘さのようなものを感じる。もしかしたら、美味しいのではないかという勘違いが、少し強めに娘の肉に歯を立てる。痛さを感じているはずなのに、少しだけ身じろぎする娘の姿が、自分のしていることを肯定されている。そう感じてしまう。
「お前は、俺を狂わせて楽しいのか?」
狂わされても構わないと思っている。だからこそ、あえて聞いた。わざとか、それとも。
「そのようなことは…!」
快楽が回り淀んできていたはずの瞳が、光を持って俺の問いを否定した。なるほど、それなら娘は天性の悪女ということだ。でなければ、自分がこの娘にここまで思い込む理由はない。
178 :
◆e6bTV9S.2E
[saga]:2017/02/03(金) 21:06:20.82 ID:opus3Pj50
もう一度口を奪う。もはや食べる勢いで、それでも娘は自分を捧げようとする。先ほどの答えが真実であることを示す為に、だがそれが俺の心を刺激することを知らない。
あった当初の、氷のような無関心の振る舞い。しかし、それでいて足に障害を持つ自分の身の回りを、献身的に世話をしてくれていた。
商人の息子時代、使用人はいた。だが、仕事に対しての義務というように感じられ、家族も疎遠と言っていいものだった。騎士の時代、仲間はいた。だが、いつか会えなくなる。その思いが、親しくさせなかった。部下を持っても、距離を置いた。非情な決断を下せるように。
1人だったと思う。俺の心はいつもどこか一人だった。それが辛かったわけでもない。慣れてしまったというのが、正しい。
そんな俺に、親父の差し金とはいえ使用人としてやってきた娘は、スッと俺の心に入ってきた。それが、悪女でなくてなんだというのだろう。
「命令だ。お前は、俺のものだ」
そして、予想通りで、当然というように娘は喜んだ表情で頷いた。
179 :
◆e6bTV9S.2E
[saga sage]:2017/02/03(金) 21:07:44.48 ID:opus3Pj50
>>176
服を着ましょうね。まだまだ冷えるよ。
ちょっとでも、わずかでも、進められるときは進めるよ…。
180 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/02/06(月) 20:24:52.18 ID:e27Hv5s7o
話の間ってものがあるから進めず書き貯めた方が良い事もあるよ
181 :
◆e6bTV9S.2E
[saga]:2017/02/21(火) 19:32:53.27 ID:zyqmnHAm0
身体が自分のものではないと肯定するように、熱く。意識は淀み、それでも、それでも主人の命令(ことば)がはっきりと自分を支配している。
私は、彼のものなのだ。
喜び、喜びが漏れでる。無表情を努めることなど出来ない。笑みを浮かべているのがわかる、主人は、それを見て、捕食者のような笑みを向けてきた。
もし本当に食べられたとしても、私は喜んでいるだろう。この方と共に在れるなら、それ以外に必要なことは1つもない。
「いい子だ。じゃあ、俺に向けて両足を開くんだ」
もはや、何を言われても命令だと思うと、身体が心から疼いた。
182 :
◆e6bTV9S.2E
[saga]:2017/02/21(火) 19:33:38.54 ID:zyqmnHAm0
身体が指示を忠実に従おうとするのと、意識がぶつかり合う。顔が焼けるのではないかという熱さを感じる。
局部を人に見せることなんてない。羞恥心が心を乱れさせる、それなのになぜか、いや、なぜかではない。身体は喜びに震えているのは、ひとえに主人に見ていただける。だから、恥ずかしい。
主人を見ることをできず、顔を横に向け、けれど命令は従わなければならない。意志の力で、羞恥心で閉じる足の、その両ひざに手を置きゆっくりと左右に開いていく。
恥ずかしい、嬉しい。自分が何を考えているかもわからない。でも、これは主人の望むこと。
183 :
◆e6bTV9S.2E
[saga]:2017/02/21(火) 19:34:33.51 ID:zyqmnHAm0
高ぶる感情で息を乱して、目は開けられず、次の命令を待つ。主人が、自分の開いた足の真ん中に移動したのがシーツのすれる音でわかる。
「やっぱり、お前のその表情を見るのが、たまらないな」
閉じた瞼の上から、舐められる感触。身が震える。けれど、意図がわかって目を開けた。目の前は主人とその吐息。そして、自分でも濡れそぼることを自覚しているそこに、何かが触れた。
目を下す。まるで、自分の身体から生えてきたように、愛おしき剛直した主人の性器が、そこにある。
「…改めて命令だよ。入れてほしいか、答えるんだ」
「お、願い…。しま、す」
自分の局部に、それがあてがわれた。胸の高鳴りが、最高潮に高鳴る。いくぞという合図とともに、内部を引きちぎるように私の中に入ってきた――。
184 :
◆e6bTV9S.2E
[saga sage]:2017/02/21(火) 19:39:32.42 ID:zyqmnHAm0
ここまで。次にようやっとそのシーンに行けるねぇ。女の子が恥ずかしながらも行動するってよくね? が浮かんだまでは良かったもののそのシーンから遠ざかったのは秘密。
あとはもうちょっと、遅くても1週間ぐらいに更新できるようにせな
>>180
うんまぁ、細切れにして出すつもりはないよ。ある程度まとまった分量こんな感じではやってく。
185 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/02/21(火) 19:46:18.17 ID:wONz2itAo
乙
強要してないあたり最高
186 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/02/21(火) 20:59:26.12 ID:H6noIjfNO
乙
187 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/02/21(火) 22:40:51.50 ID:G4jm3vQ7O
イイ!
188 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/02/23(木) 07:13:55.53 ID:GmAAprUD0
めっちゃおっきした
189 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/02/24(金) 20:11:38.42 ID:Prl06E2N0
ええなぁ奴隷というよりメイド感あるけど
190 :
◆e6bTV9S.2E
[saga]:2017/02/26(日) 14:58:31.02 ID:xNyV81DF0
「ん、んんぅぅ……!」
娘の声は苦しさを含んでいた。俺も縛り上げられる感覚で接合部に目をやると、血液が滲み、陰茎などを通してゆっくりとシーツに染み込んでいく。
「ど…、どう、ぞ。お願い、します…」
どこまでも娘は忠実だった。俺が動かなくなったのは、自分が求めを訴えていないからだと、それが言葉に出ている。
どこか、すでに散らしているのだろうと思っていた純潔。雄の本能として、征服欲が満たされていくのを感じる。この雌の全てを支配しているその実感。
だから俺は、娘に優しく口づけをした。快楽ではない、苦悶を帯びた表情、見たくなかった。
191 :
◆e6bTV9S.2E
[saga]:2017/02/26(日) 14:59:32.27 ID:xNyV81DF0
薄い涙を湛え、フルフルとわずかに震わせる身体。なぜ、娘が俺をここまで信頼しているのかわからない。わからないが、俺は少なくても、娘を欲し、そして大切にしたい。
「動くぞ…」
動かそうとすると、ギチリと音を立てるようにしっかりと絡み合っている。腰の重心を落として、ゆっくり、ゆっくりと抽送する。
血液を俺のカリが娘の膣壁から掻きだし、俺に快楽を与えてくる。経験の少ない俺には、乱暴に味わいたいという本能を抗うには、理性を総動員するしかない。
「どうか…」
か細い声で、娘が何か言おうとしている。腰は止められない、けれど可能な限り速度を抑えて、それを待つ。
192 :
◆e6bTV9S.2E
[saga]:2017/02/26(日) 15:00:16.89 ID:xNyV81DF0
血液と粘液が混ざりあい、そして増していく。膣壁を補強し、陰茎にまとわりつく抽送がスムーズになっていく。
「…どうか」
耐える娘のその一言を待つのが、とても長い。頭を支配しつつある快楽のせいか、それとも、愛おしいからか、慣れないことをしているからか。いや、違う。そのどれもだ。
「どうした…?」
響き始める、粘着質なそれをかき混ぜる音。匂いも、どこか甘いものが室内に充満するような、全てを勘違いさせていく。
「お、好きに…、うごい、て、ください…」
あぁだから、それさえも勘違いしなければ、ならないじゃないか。言葉の代わりに、強く、突き入れた。
193 :
◆e6bTV9S.2E
[saga sage]:2017/02/26(日) 15:05:05.98 ID:xNyV81DF0
>>185
羞恥はさせるけど、強制させないって難しいねぇ。
>>187
ドモ!
>>188
そうか!
>>189
経歴的に 孤児→世話役(メイド)→奴隷→奴隷兼世話役 だからどちらでも間違いないとは思うんだ。
これぐらいのペースで更新維持しないとなぁ。
194 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/02/26(日) 22:04:50.77 ID:rymjRdEY0
パンツ爆発した
195 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/02/27(月) 06:13:54.69 ID:zx2WFt2T0
乙
196 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/03/13(月) 16:28:02.59 ID:FbuUCLAG0
全裸で待機しても寒くない時期になってしまった
197 :
◆e6bTV9S.2E
[saga sage]:2017/03/23(木) 22:43:49.97 ID:YaAMBeID0
>>194
どこぞの国かな
>>196
今日は冬に戻ったように寒いから服を着よう
仕事が繁忙期に入ったのはあるけれど、こちらは相変わらず鈍行でスマヌ。執筆自体はしてますよ報告。
198 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/03/23(木) 22:50:15.31 ID:0GwQFamho
>>197
生存報告だけでもありがてぇありがてぇ
199 :
◆e6bTV9S.2E
[saga]:2017/04/22(土) 02:05:11.31 ID:9EqJ1MJV0
侵しているのは痛みのはず、けれど満たされている。主人が私を満たしている。その理解が全てを取り払って、埋めていく。幸福というものに。
「あ…、ん、ふぅ…!」
突き立てられるたびに、身体が揺れて、そのこと自体がどこか夢のよう。幸福が理性を崩そうとしている。
「主人…、主人…!」
怖い。とても怖い。私はここではないところへ、行ってしまう。この幸福も、この快楽も、何よりも、何よりも、この主人の温もりが消えてなくなるような。
200 :
◆e6bTV9S.2E
[saga]:2017/04/22(土) 02:06:03.96 ID:9EqJ1MJV0
怖さが冷たさに変わる。幸福も、快楽も氷漬けにするようで、主人の広い胸に抱き着き、離したくなくて指先にさえも力が入る。
「怖い…、こわ、い…!」
気付かない。ゆっくりと、現実が帰ってきた。ずっと私は奔流の中にいると思っていた。でも今は、優しいせせらぎの中で、頭を撫でられていた。
ぼやけていた視界が、戻り、感覚の次に見えたのは優しい主人の顔。冷たさは薄れていき、暖かな気持ちが溢れて、その頬に気づかず手を添えていた。
201 :
◆e6bTV9S.2E
[saga]:2017/04/22(土) 02:06:59.80 ID:9EqJ1MJV0
「…嫌だったか?」
私達が繋がったまま、主人は動かれずいたのだろう。その言葉も、気の迷いを起こさせた私の罪。与えられている幸福は、二の次のもの。奴隷の私は、主人の欲求を満たすことが何より大事。
「違い、ます。お情けを、ください。次は何を言っても、お止めにならなくて、問題ございません」
それでもやはり、離れてしまうのが嫌で、背中に回した手に力を入れてしまう。
「わかった…。俺も、我慢には限界だ」
意識が飛ぶ、強烈な感覚がまた、私を奔流の中に紛れ込ませていく。
202 :
◆e6bTV9S.2E
[saga sage]:2017/04/22(土) 02:16:51.41 ID:9EqJ1MJV0
>>198
遅くなってすまねぇ。
まぁ、繁忙期も抜けた感じだし、多分これよりは早くできると思う。思う。
203 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/04/22(土) 03:35:55.42 ID:ZlSj5afro
乙
楽しみにしてるやで
204 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/05/16(火) 20:53:32.02 ID:VmzACKrJo
まだかなー?
205 :
◆e6bTV9S.2E
[saga]:2017/05/25(木) 04:32:14.35 ID:XHhm8Rd80
もう何も考えられなかった。快楽で頭が回らない、訳ではない。ここまで献身的な娘が、ただ欲しい。
「…ん、はぁ…!」
娘から漏れ出る声。
「あ、あ…あぁ」
滴り落ちる汗、攪拌される愛液。
「……ふ、ん。あっ」
室内を満たしているのは、娘のもの。まるで、娘を欲する俺が、実は逆で俺を包み捕らえるような気分。
「しゅ…じん…!」
あぁ、そんな目で見るな。離せなくなってしまう、お前を。
206 :
◆e6bTV9S.2E
[saga]:2017/05/25(木) 04:43:04.26 ID:XHhm8Rd80
背中に爪が食い込み、舌が絡み合い。腰を叩きつけるかのように娘へ差し込み続ける。もはや、騎士、いや人の矜持すらない。俺はただ、娘を求めるだけの獣。
「ちゅ、は、ん、あ…!」
息継ぎで口を離そうとすると、娘がそれを許さない。息が出来ず、頭が白んだように霞がかる。なのに、俺を見つめる眼だけが鮮明で。
「…………あ…!」
傾国の美女という話を聞いたことはある。きっと娘のことだ。
「しゅ……んぅ…!」
何故ならお前は、俺の心をここまで乱してくれるのだから。
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