穂乃果「ふふ……君も穂乃果の彼女になりたいの?」ことり「その4、なの!?」

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102 : ◆wOrB4QIvCI [saga]:2016/02/02(火) 04:49:52.02 ID:owlfbFgk0


◇――――◇

穂乃果の部屋


穂乃果「……」


穂乃果「んっ……」

海未「ちゅ……ふぁ……」

穂乃果「……」

穂乃果「海未ちゃん、あのね……今雪穂、いないんだ」

穂乃果「泊まりいってて」

海未「そ、そう、なんですか」



ギュッ


穂乃果(今日の海未ちゃん、なんだかいつもと匂いが違う、ような……)


海未「……?」//



穂乃果「えっち、したい」

海未「……/////」




穂乃果「っ……//」


穂乃果(いいってこと、かな……?)

穂乃果(そもそもこんなこと聞く自体がやっぱりおかしかったよね//)


ドサッ



海未「あ、あのっ……」

穂乃果「……」



海未「すみません、今日、は……」


穂乃果「え……?」
103 : ◆wOrB4QIvCI [saga]:2016/02/02(火) 04:50:28.31 ID:owlfbFgk0
穂乃果「ごめん、嫌だったよね。ごめん………」スッ

海未「違うんです、嫌なわけじゃないんです、本当です!」

穂乃果「?」


海未「…………」




海未「今……生理中……なんです」


穂乃果「あ……」


穂乃果(だからなんかちょっと違う匂いしたのかな……?)


穂乃果「ごめんね気がつけなくて」


穂乃果(うぅ、どうしよう……もうその気になっちゃってたよ)ムクムク



海未「……あの」




海未「――今の私に出来ることは、ありますか?」



穂乃果「え……」



海未「…………教えて、ください」



穂乃果「でも」

海未「私はそのようなことが、良くわかりません……。何も出来ないままは……嫌なんです」



穂乃果「じゃ、じゃあ……さ」

104 : ◆wOrB4QIvCI [saga]:2016/02/02(火) 04:51:10.70 ID:owlfbFgk0


◇――――◇


海未「………////」

海未「恥ずかしくて気絶、しそうです……」

海未「これが穂乃果の……」ジーッ



海未「はっ//」プイッ



海未「破廉恥です!!!!」


穂乃果「……」

穂乃果「こっちまで恥ずかしくなるんだけど」//

海未「すみません……。えっと、触ればいいんですか?」

穂乃果「うん」

海未(前見たものと少し形が違うような……)スッ


フニャフニャ


海未(あれ、少し柔らかい?)


海未(な、なるほど……ここから大きくなるということ、なのでしょうか)


穂乃果「んっ……♡」ムクムク

海未「うわ……」

海未(さっきより硬く……)



穂乃果「皮剥いて?」

海未「は、はい」

海未「こう、ですか?」ムニュ



穂乃果「それで、上下に」

海未「……」シュコ…シュコ

穂乃果「はぁぁ……♡」
105 : ◆wOrB4QIvCI [saga]:2016/02/02(火) 04:51:48.44 ID:owlfbFgk0
海未「これで気持ちいいんですか……?」

穂乃果「うん、最初よりおっきくなってるでしょ?」

海未(前みたのと、同じです……)

穂乃果「続けて?」

海未「はい」

穂乃果「はっ……♡んっ♡」ビクッ

海未「痛かったですか!?」

穂乃果「え? 大丈夫だよ、気持ちよかったから」

海未「そうでしたか……」


海未(硬い……)

海未(このさきっぽを触ったら……)ピトッ

穂乃果「ひゃぁ♡」

海未(きっと、気持ちいいってことですよね……?)

穂乃果「うん、その調子」


シコシコ

穂乃果(人にされるの久しぶりだなあ……)


穂乃果(気持ちいいけど、ちょっと刺激が弱い、かなぁ……)


穂乃果(イケるかな……)



穂乃果「海未ちゃん、もう一ついいかな……?」

海未「なんですか?」


穂乃果「口でしてもらいたい、なんて……」

海未「く、くちですか……?」

海未「えっと……わかりました」

海未「くち……くち。えっと」



ペロッ

穂乃果「んんっ♡」
106 : ◆wOrB4QIvCI [saga]:2016/02/02(火) 04:52:30.18 ID:owlfbFgk0
海未「ちゅ、んっ……ぺろ」

穂乃果「うん、気持ちいい……♡」

穂乃果(舌でされるのってこんな感じなんだぁ♡)

穂乃果(必死でかわいいなぁ……)

穂乃果「さきっぽがいい」

海未「ふぁい//」

海未「ちゅる……んちゅ……れろ……♡」

穂乃果「はぁ、あんっ♡」

海未(さきっぽ、こんなに赤く……ぱんぱんに……///)

海未(こんなに反って、血管も浮き出てとっても苦しそうです……なんとかしてあげなければ……)

穂乃果「ハァハァ……❤︎」


穂乃果(気持ちいいけど、舌じゃイケなそう……どうしよう)


穂乃果「咥えて?」

海未「え……」

海未「あ、む」

穂乃果「ふぁ……♡」

穂乃果「ありがとう」ナデナデ

海未「……んー///」

穂乃果「頭動かして?」

海未「……」


ググッ


穂乃果「――いたっっ!!!」

海未「え……あっ」ビクッ


穂乃果「……歯たてないでよぉ……」

海未「ご、ごめんなさいっ、大丈夫でしたか?」

穂乃果「うん……」

穂乃果「ごめん、教えなきゃだったね」

海未「いえ……教えられなくても分かるはずでした……」

穂乃果「……」

穂乃果「口でシテもらうのはまた今度にしようかな?」

穂乃果「手でお願い」


海未「すみません……」

穂乃果「ううん、大丈夫だよ」ナデナデ


穂乃果(痛くてちょっと萎えちゃった……)
107 : ◆wOrB4QIvCI [saga]:2016/02/02(火) 04:53:14.46 ID:owlfbFgk0

◇――――◇


15分後

穂乃果「……そうだ、これ使お」

海未「?」

穂乃果「ローションだよ」





穂乃果(……ことりちゃんて、上手かったんだなぁ……すぐイッちゃってたもん……)

穂乃果(穂乃果早いと思ってたけど、そうでもないのかな……)

穂乃果(ことりちゃんが上手すぎただけ?それとも海未ちゃんが――)


穂乃果(ううん、教えていけば問題ないよっ)

穂乃果「これ垂らすと、ぬるぬるになるの」ベチャァ

海未「……うわ」

穂乃果「これでして?」

海未「はい、がんばり、ます……」

穂乃果「そんな改まらなくても」

穂乃果(これでいけなかったらどうしようかな……)
108 : ◆wOrB4QIvCI [saga]:2016/02/02(火) 04:53:48.49 ID:owlfbFgk0


◇――――◇

20分後

穂乃果「はぁ、はぁ♡」

穂乃果(だめだ、なんかもうちょっと足りない……ちょっと刺激が弱すぎるな……)

穂乃果(どうしよう、もう少しな気がするんだけど、さっきからずっとこんな感じ……)

海未「……」グチュグチュ


穂乃果「……」スッ




ピタッ


穂乃果「――あの、海未ちゃん。今日はもういいや」


海未「え……ま、間違っていましたか?」アタフタ

穂乃果「ううん、なんだか今日は調子よくないみたい……ごめんね?」


海未「そうなんですか」


海未「……」

穂乃果「悪いのは穂乃果だから、大丈夫だよ?」

海未「はい……」

穂乃果「ティッシュで拭いて」

海未「……」ゴシゴシ




穂乃果「――トイレ、行ってくるね?」

海未「あ……」


海未「……」
109 : ◆wOrB4QIvCI [saga]:2016/02/02(火) 04:54:18.99 ID:owlfbFgk0



◇――――◇

トイレ



穂乃果「こんな、かんじかな……んぁぁ♡」グチュグチュ

穂乃果「んっぁ♡」

穂乃果「……ぃ♡」ガクガク


穂乃果「ふぁっぁ♡♡」ビュクッビュクッ


穂乃果「はぁっ♡はぁっ♡♡」

穂乃果「……」

穂乃果「……なんでひとりでしちゃったんだろ」


穂乃果(……海未ちゃんに色々教えよう。海未ちゃんのこと、好きだし)





海未「…………」キキミミ


海未「やっぱり、私じゃ……」

海未「満足させてあげることもできないなんて……」

海未「ことりならきっと……」


海未「っ…………」

ガチャ

穂乃果「……あれ海未ちゃん?」

海未「なんでもないですっ!」

穂乃果「部屋戻ろ?」

海未「はい……」
110 : ◆wOrB4QIvCI [saga]:2016/02/02(火) 04:55:09.34 ID:owlfbFgk0

◇――――◇

穂乃果「……ぎゅー」

海未「ん……痛いですよ//」

穂乃果「二人きりなんだからいいでしょ?」

海未「はい……」


穂乃果「……さっきから暗い顔してる」

海未「だって」

穂乃果「うん」

海未「……私はこれから先、穂乃果のこと、満足させてあげられないのかもしれないと思うと」

穂乃果「……海未ちゃんは穂乃果とそういうことするの、嫌じゃない?」


海未「は、恥ずかしいですけど……嫌では、ないです」///ボソボ



穂乃果「じゃあまた今度しよ? 今度は色々勉強、してから!」

海未「勉強?」

穂乃果「そういうことの!」


海未「……///」

海未「……教えてくれるんですか?」


穂乃果「うん、だって……海未ちゃんと、そういうこと……したいから//」


穂乃果「あ! そ、そういう目でしか見てないってことじゃないんだよ!? ほ、本当に好きだから……」


海未「わかっていますよ」


穂乃果「じゃあもう遅いし、寝よっか!」

111 : ◆wOrB4QIvCI [saga]:2016/02/02(火) 04:56:18.95 ID:owlfbFgk0

◇――――◇

雪穂「……」

穂乃果「おはよう雪穂」

雪穂「うん」

雪穂「行ってきまーす」

穂乃果「……」


穂乃果(雪穂……冷たいな)

穂乃果「はぁ、行ってきまーす」




海未「おはようございます穂乃果」

雪穂「……じゃあ海未ちゃん、またね」

穂乃果「……行ってらっしゃーい」

雪穂「……」タッタッ



海未「まだ仲直りしていないのですね」

穂乃果「だって……」


穂乃果「仲直りしたい、けど。雪穂また違う彼氏作ったみたいで忙しいみたいだし」

海未「でも」




穂乃果「――仲直りしたいに決まってるじゃん!! でも、謝っても許してくれないし!」



海未「……」



海未(……ずっと悩んでいたんでしょうか)


穂乃果「……ごめん」

穂乃果「……海未ちゃん、海未ちゃんを、こんなことに巻き込みたくないけど……力、貸して欲しい」


海未「……」

海未「穂乃果がそう言ってくれるのを、待っていましたよ」

穂乃果「え……」

海未「私は、何度も協力すると言いました」

海未「でも穂乃果は大切なことになるといつも一人で抱え込んで、私たちのことを頼ってくれません」

海未「私はいつも助けられているというのに」

海未「頼ってくれて、ありがとうございます。二人でがんばりましょうね」

穂乃果「海未ちゃん……ありがとう」
112 : ◆wOrB4QIvCI [saga]:2016/02/02(火) 04:56:54.89 ID:owlfbFgk0


☆――――☆


 高坂穂乃果のことが、好きだった。

だらしなくて、喧嘩もたくさんして、でもいつも一緒にいた。誰よりも長い時間を過ごしていたはずだった。兄のことを、心から好きだった。自慢の兄だった。

 ――家族として、好きだった。



 高坂穂乃果のことを、好きになった。

穂乃果が絢瀬絵里さんと付き合い始めた時から、変化を感じていた。二人でどこかへ行くことはほとんど無くなった。私と話していてもすぐに携帯を開いたり、違うことを考えだしたりした。わかりにくいかもしれないけれど、私ははっきりとわかってしまった。強烈な違和感に、なぜか強い不安を当時小学生だった私は感じていた。


 穂乃果が絢瀬絵里さんと別れたら、穂乃果はまた前みたいに戻ってくれた。一緒に買い物をしたり、でもそれも短い間だった。絢瀬絵里さんと別れた後も穂乃果は、少しの感覚を開けて付き合っては別れるを繰り返していた。誰かと付き合う度、最初に感じた違和感が戻ってくる。不安になって、別れてくれたら安心する。そんな生活が続いて、それがなんなのかわからないまま私は穂乃果と同じ中学校に入学することになった。


 そこには私の知らない穂乃果がいた。


 当時付き合っていた……名前はわからないけれど、可愛かった彼女さんと穂乃果は学校でいつもイチャイチャしていた。幸せそうに笑う笑顔は私に向けたことがないもので、それを見てしまった瞬間……私は穂乃果のことを好きだったんだと気がついてしまった。絶対に踏み入れてはいけない領域だとも、その心と一緒にわかった。
113 : ◆wOrB4QIvCI [saga]:2016/02/02(火) 04:58:09.39 ID:owlfbFgk0

 ――それでも私は穂乃果のことを、異性として好きになった。


 お兄ちゃんと呼ぶのをやめたのも、その頃からだったと思う。今まで通りお兄ちゃんて呼んでいたら、私は私の心を否定することになってしまう。気がついた時には心の大部分を占めていた想いを、否定することなんて出来なかった。叶わないって分かっていたのに、認め切れなかった。


 それが悔しくて、今の立場にいたらただの妹でしかないのが辛くて。私は次第に穂乃果に対する当たりが強くなっていった。余計離れるだけって、わかってるのに。





雪穂「えー、なんでそんなことしなくちゃいけないのさ」

雪穂「……つまんない、帰る」



 同じ学校に通っている一つ上の先輩と付き合って二回目のデート。ちょっとかっこいいかなーって思って愛想よくしゃべったら……うまい具合に告白してくれた。うまくいきすぎたかなあって気もするけれど、穂乃果もこんな感じで彼女作ってたのかな。私もやれば出来るじゃん。


 でも、なんかこの人は違うかな。私に見る目はないのかな。

 背を向けて家に帰ろうとすると、彼氏が腕を掴んできた。



雪穂「離してっ」



雪穂「……もういいよ、別れよ」


 穂乃果なら、もっと楽しいとこ連れてってくれる。穂乃果ならもっと楽しい話、してくれる。穂乃果なら、穂乃果なら――。

 今のところ、どんな男の人と居ても頭に浮かんでくるのはそればかり。今は海未ちゃんっていう彼女がいて、私の想いなんて叶うはずもないのに、その呪いから逃れられない。




 ――ただ、逃れよう、と思ってないだけなのかもしれないけれど。
114 : ◆wOrB4QIvCI [saga]:2016/02/02(火) 04:58:50.73 ID:owlfbFgk0


◇――――◇



海未「穂乃果」

穂乃果「んん……」

海未「もう夕方ですよ」

穂乃果「もうちょっとぉ」

海未「そんなにお昼寝をしてたら、夜眠れなくなってしまいます」

穂乃果「うーん……」

海未「ほら」

穂乃果「はーい……」ムクッ

穂乃果「雪穂帰ってきてるかな?」

海未「いえまだ」

穂乃果「そっか」

穂乃果「今日も遊び行ってるのかな」

穂乃果「下降りてよっか」

海未「そうですね」
115 : ◆wOrB4QIvCI [saga]:2016/02/02(火) 04:59:33.91 ID:owlfbFgk0

◇――――◇

雪穂「ただいまー」


ガラッ

穂乃果「お、おかえりー」

海未「お邪魔してます」

雪穂「こんにちは海未ちゃん」

穂乃果「……」

雪穂「」スッ

穂乃果「ちょ、ちょっと待って!」

雪穂「なに?」



穂乃果「……どこ行ってたのかなーって」

穂乃果「ほら最近よく遊びに行ってるでしょ? なにしてるか気になって」

雪穂「別に、関係ないでしょ」

穂乃果「……」ブチ

雪穂「じゃ」



穂乃果「……関係なくないじゃん」



海未「穂乃果……?」


穂乃果「最近の雪穂おかしいよ!! ううん、思い返したら最近じゃないもっと前からだったのかもしれない。一体どうしたのさ!? 穂乃果のことそんなに嫌いなの!?」


雪穂「……なに急に熱くなってんのさ」



雪穂「私がどこで、なにしてたって穂乃果に関係ある!?」

海未「ちょっと二人とも……」


穂乃果「あるよ! 雪穂がもし危ないことしてるんだったら、心配するでしょ!? もし連絡無しで帰ってこないなんてことがあったら大変なんだよ!?」


雪穂「……心配、なんて」




雪穂「――私のことなんて、どうでもいいくせに!!!」
116 : ◆wOrB4QIvCI [saga]:2016/02/02(火) 05:00:16.04 ID:owlfbFgk0



穂乃果「え……?」

雪穂「っ……」

ダッ


穂乃果「雪穂!!」

穂乃果「……わけ、わかんないよ」


海未「……」

海未「私が話を聞いて来ます。穂乃果は待っていてください」


◇――――◇


雪穂「……心配、してくれてたのに」

雪穂「なにしてるんだろ……私」

コンコン

雪穂「……っ」

海未「――雪穂」

雪穂「海未、ちゃん? どうしたの?」

海未「雪穂、入ってもいいですか? 私一人です」


雪穂「……いいよ」


ガチャ


雪穂「ちょっと散らかってるけど」

海未「私でもこのくらいになるときもありますよ」

雪穂「そうなの?」

雪穂「あ、そこ座って」

海未「失礼します」
117 : ◆wOrB4QIvCI [saga]:2016/02/02(火) 05:01:01.56 ID:owlfbFgk0
雪穂「ごめんね、変なとこ見せて」

雪穂「――最近仲悪くて、さ。穂乃果から聞いてるかな」

海未「ええ」

海未「いつからなんですか?」

雪穂「二ヶ月くらい前だったかな、正確には覚えてないけれど」

雪穂「まあ私が変な維持張ってるだけだよ」

雪穂「で、どうしたの?」

海未「はい、実はそのことなんです。――穂乃果と、仲直りしてもらえませんか?」

雪穂「っ」


雪穂「……なんだ、そのことなんだ」

海未「少し前に穂乃果に喧嘩しているという話を聞いてから、しばらく見ていました。……やはり二人には仲の良い兄妹でいて貰いたいのです」

海未「私が口を出していいことではないのかもしれません。でも……辛そうに見えるんです。二人とも」

雪穂「……私は別に」

海未「少なくとも……穂乃果は、辛そうです」

雪穂「そんなわけないよ……だってあいつ楽しそうにしてるじゃん。海未ちゃんと付き合って、嬉しそうだよ」

海未「こんなこと言っていいのかはわかりませんが……私と二人でいるときも雪穂の話をするんですよ」

海未「話しかけたけれど、無視されちゃったって落ち込んでいることもしょっちゅうでした」

雪穂「……」
118 : ◆wOrB4QIvCI [saga]:2016/02/02(火) 05:02:16.33 ID:owlfbFgk0
雪穂「海未ちゃんがそういう話、聞いてくれてたんだ。ありがとう。……やっぱり海未ちゃんは優しいね」

雪穂(自分のことしか考えてない私とは全然違う……)

雪穂「二人が羨ましいな」

海未「?」

雪穂「穂乃果には海未ちゃんみたいな優しい彼女がいて、海未ちゃんは――穂乃果と付き合ってて」

雪穂「本当に羨ましい」

海未「……?」

海未(……? 私が穂乃果と付き合ってることが、羨ましい……?)


海未「穂乃果と付き合ってて、羨ましい……? 」

雪穂「へ」


海未「雪穂もしかして、穂乃果のことが――」

雪穂「ち、違うの! えと、あのっ」

海未「……」

雪穂「はあ」

雪穂「……気持ち悪いでしょ? 海未ちゃんが思ってる通りだよ。――私は穂乃果のことが好きなの」


海未「……それは、異性として、ですよね」

雪穂「うん」

海未「……そうだったんですか」

雪穂「いつからだったかな。穂乃果に彼女が出来始めた時からかな、急に構って貰えなくなってさ、しばらくしてから好きなんだって気付いたの」

雪穂「でもさー私たち兄妹だから、無理なんだもん。それを認めたくなくってさ、お兄ちゃんって呼ぶのもやめた」

海未(なるほど……だから雪穂は、穂乃果に彼氏のことでからかわれたりすると、激怒したんですね)


海未(好きな人から……そんなことを聞かれたら、辛かったでしょうね)

海未「言わないんですか」
119 : ◆wOrB4QIvCI [saga]:2016/02/02(火) 05:03:18.26 ID:owlfbFgk0
雪穂「言えるわけないよ、こんなこと」


雪穂「気持ち悪いじゃん……」

海未「そんなことありません、誰かが誰かを想う気持ちに、気持ち悪いだなんて!」

雪穂「お世辞でも、ちょっと嬉しい」

海未「お世辞じゃありません、信じてください!」

雪穂「……ありがと」

雪穂「でも、さ。今は海未ちゃんの彼氏だよ、海未ちゃんのことだけ考えてくれた方がいいでしょ?」

海未「確かに私のことを見てくれないと、少し辛い時もあります。でも誰に対しても明るく振舞って、笑顔にするのが穂乃果ですから」

雪穂「――じゃあ、穂乃果と別れてよ」

海未「……え」

雪穂「私が伝えるってことは、そういうことでしょ?」

海未「……」

雪穂「ふふっ、冗談だよ。海未ちゃんと穂乃果お似合いだもん」


海未(……嫌味を言ったのと、同じでした)

海未「すみません……」

雪穂「ううん、ありがとね」



雪穂「――私、やっぱり穂乃果と兄妹なんだよ。恋人にはなれない。海未ちゃんにこの話して、やっと自覚出来た」



雪穂「――お兄ちゃんに、謝るよ」

雪穂「……海未ちゃんにも心配かけてごめんね」
120 : ◆wOrB4QIvCI [saga]:2016/02/02(火) 05:03:44.18 ID:owlfbFgk0
海未「雪穂」

雪穂「あー……なんかスッキリしたかも」

雪穂「穂乃果のこと、呼んで来てくれるかな?」

海未「はい」



スッ

ガチャ

雪穂「はぁ」

雪穂「話しちゃった……」

雪穂「でもなんだか楽になったかも。私は誰かに話したいだけだったのかも、ね」

雪穂「お兄ちゃんって呼ぶのちょっと恥ずかしい、な」


〜〜〜〜♪


雪穂「……!?」


雪穂「家の前、来てるって……嘘!?」
121 : ◆wOrB4QIvCI [saga]:2016/02/02(火) 05:04:29.67 ID:owlfbFgk0

◇――――◇


穂乃果「雪穂の部屋に行けばいいの?」

海未「はい、話があるって」

穂乃果「……なに話してたの?」

海未「女性限定のお話です」

穂乃果「なにそれぇ」

海未「とにかく、行きましょう」

穂乃果「うん」


スタスタ

海未「頑張ってください」

穂乃果「うん」

コンコン


海未(私は結局なにもしてあげられませんでした。雪穂が一人で答えを出してくれたから良かったものの……)


海未(穂乃果なら……)


穂乃果「あれ?」



穂乃果「……雪穂ー入るよ?」

ガチャ


穂乃果「――雪穂?」

穂乃果「あれ、いないよ!?」


海未「え!?」


海未「さっきまでここに……」

穂乃果「トイレかな?」

穂乃果「ちょっと待ってみようか」
122 : ◆wOrB4QIvCI [saga]:2016/02/02(火) 05:05:29.98 ID:owlfbFgk0


――――

穂乃果「家の中探してみるね」

海未「私も行きます」


――――

海未「いませんね……電話も繋がりません」

穂乃果「外かな? 玄関から出たならすれ違ってるはずだし……」

穂乃果「――裏口から……?」

海未「なるほど入れ違いで裏口からでていった可能性もありますね」

穂乃果「雪穂あっちにも靴置いてるから見に行こ!!」



ダッタッ


穂乃果「やっぱり無いよ出ていったんだ」

海未「でもどうしてこのタイミングで」

穂乃果「……なんか、嫌な予感する。探しにいこ!!」

海未「はい!」

穂乃果「海未ちゃんその靴頑張ってはいて!」

海未「わかりました」


ガチャ



穂乃果「どっちだろう……」

海未「――穂乃果、これ!!」

穂乃果「雪穂の、携帯……? なんでこんなところに!?」

海未「やっぱり何かあったんじゃ……」

穂乃果「探さないと!」

海未「でもどこへ――」



雪穂「きゃーっ!!! ――んっ」


穂乃果「……雪穂!?」

穂乃果「雪穂の声だ……多分あっちの角から、だよね?」

海未「はい……」


穂乃果「行こう!」
123 : ◆wOrB4QIvCI [saga]:2016/02/02(火) 05:06:32.91 ID:owlfbFgk0
海未「っ……」キュッ

穂乃果「大丈夫、穂乃果がついてるから。何かあったら逃げて?」

海未「いえ……大丈夫、です」


タッタッタッ


 角を曲がって袋小路にたどり着くと、制服を着た三人の学生の後ろ姿が見えました。直後、私より前にいた穂乃果が雪穂の名前を叫びます。私には見えませんが、きっとあの中心には雪穂がいるのでしょう。

 私は一歩を踏み出すのでも、怖いのに……穂乃果は恐れなど感じさせず振り向いた男子学生に迫っていきます。……音ノ木中の制服が一つと西高の制服が二つ。音ノ木の制服を着た背の高い人が、雪穂の手をがっしりと掴んでいました。


穂乃果「雪穂になにしてるの、嫌がってるじゃん」

雪穂「穂乃果!?」


 三つの鋭い眼光が穂乃果に向けられ、そのうちの一人が口を開きました。誰? お前には関係ないだろう、と。

雪穂「そ、そうだよその人は関係ない! だから……なにもしないで」

 雪穂の声は、震えていました。掴まれている手を振り回し抵抗するも、音ノ木の生徒が怒鳴りつけ、動きを止めます。



穂乃果「……雪穂の兄だよ」

 聞いたこともないような低い声。

 西校の一人が穂乃果に迫ります。雪穂がわけのわからない理由をつけてその生徒の後輩であろう、音ノ木の生徒を振ったというのです。

穂乃果「……その人に魅力がなかったんじゃない?」
124 : ◆wOrB4QIvCI [saga]:2016/02/02(火) 05:07:17.58 ID:owlfbFgk0
穂乃果「どうでもいいけど、雪穂にひどいことしようとした時点でそっちが悪いよね」

海未「穂乃果……」

 その後も相手の言葉に挑発するような言動で返し続ける穂乃果は、私が知っている穂乃果とは別人のようでした。

 気がつけば西校のもう一人が私の目の前にいました。


海未「な、なんですか……」

 怖い……怖い。



 ――こっちの子もかわいいじゃん、奢るからどっか遊びに行こうよ、と。私に手を伸ばして来た瞬間でした。



穂乃果「やめろっ!!!」


 袋小路に怒号が、響きます。一人が穂乃果の胸ぐらを掴んでぐいっと持ち上げると穂乃果の口から鈍い声が漏れ出します。


穂乃果「うぐ……二人に手……出したら許さない、から」


雪穂「やめてっ!! お兄ちゃんを離して!!」


海未「や、やめてくださいっ……!」


 
 ここで喧嘩なんかしたら、穂乃果が一方的に……。穂乃果の苦しそうな顔を見て笑うと、そのまま穂乃果を地面に放り投げてしまいました。
125 : ◆wOrB4QIvCI [saga]:2016/02/02(火) 05:08:34.79 ID:owlfbFgk0
穂乃果「うっ……」

海未「穂乃果!!」

穂乃果「いった……」


海未「大丈夫ですか!?」


 
 私が駆け寄ると腕を抑えていました。穂乃果は腕をコンクリートに擦ったせいか、皮が剥け少し血も出ています。それでも歯を食いしばって相手のことを貫くような視線で立ち上がろうとします。


 もうやめてください。私が叫ぼうとした時でした。

 急に三人の学生達は、雪穂から離れ私から離れ穂乃果から離れていきました。捨てセリフのように、叫ばれると面倒だからもう行こう、と。確かに今私や雪穂が思いっきり叫び続けたら誰かが来て、この人たちにとっては面倒なことになっていたかもしれません。私たちはその行動によって救われることになったのですが。



穂乃果「待ってよ! 雪穂に手、出したら絶対許さないよ」


 穂乃果は立ち上がり、音ノ木の生徒の背中にそう投げかけます。すると隣にいた西高の生徒は、あんなのよりもいいの紹介してやるから、と音ノ木の生徒の肩を叩きます。それがその人たちの最後の言葉でした。袋小路を右に曲がってしばらくすると途端に私は足に力が入らなくなってその場に座り込んでしまいました。


雪穂「お兄ちゃん、大丈夫!?」


穂乃果「……雪穂こそ、大丈夫だった? 怪我ない?」

雪穂「うん……ごめんねっ、私のせいでっ!」

雪穂「海未ちゃんも、ごめんっ……」
126 : ◆wOrB4QIvCI [saga]:2016/02/02(火) 05:09:47.45 ID:owlfbFgk0


穂乃果「はぁ……怖かった……本当に」

穂乃果「雪穂も、怖かったよね」

雪穂「……うん」

ギュッ

ナデナデ

雪穂「///」

穂乃果「全く、手のかかる妹を持っちゃうと大変だね」

雪穂「い、いつもはお兄ちゃんのほうが……手、かかってるし」


穂乃果「確かにそうかも。じゃあ今までのお返しってことで」

雪穂「……ありがと」

雪穂「あの、お兄ちゃ――」

穂乃果「お兄ちゃんって呼ばれるの、いつぶりかな」

雪穂「///い、いいじゃん別に!!」

穂乃果「うん、嬉しいけど」

雪穂「……あの、ごめんね。最近変な態度取ってて」

穂乃果「穂乃果が変なこと色々言ったから、だよね? 雪穂のことなんにも考えてなかった、ごめん」

雪穂「ううん、お兄ちゃんは謝ろうとしてくれてた……私も、悪いよ」
127 : ◆wOrB4QIvCI [saga]:2016/02/02(火) 05:10:14.37 ID:owlfbFgk0
穂乃果「じゃあどっちも悪いね」

雪穂「そう、だね」


スッ

穂乃果「海未ちゃんも大丈夫?」

海未「はい……なにもできなくてすみません」


穂乃果「ごめんねーもっと穂乃果が頼りになれば怖い想いさせなかったのに」


海未「そんなことありません! かっこよかったですよ」

穂乃果「……じゃ、帰ろっか」

雪穂「うん……」

128 : ◆wOrB4QIvCI [saga]:2016/02/02(火) 05:10:42.08 ID:owlfbFgk0


◇――――◇


穂乃果「いやー……いったいなぁ」

海未「擦りむいただけで終わってよかったですよ」

穂乃果「そうだよね、殴られそうだったし」



海未「――絆創膏貼っておきますね」ピタッ

穂乃果「んっ、ありがとー」

穂乃果「なんだかんだ、雪穂と仲直りできたのかな」

海未「もう大丈夫だと思いますよ」

海未「格好良かったですよ」

穂乃果「そう、かな///」

海未「はい」


海未「……あの、穂乃果。そういえば雪穂のことで話があるのですが」

穂乃果「?」
129 : ◆wOrB4QIvCI [saga]:2016/02/02(火) 05:11:35.34 ID:owlfbFgk0


◇――――◇



穂乃果「雪穂ー!!」

雪穂「なにー?」
 
穂乃果「降りてきてー!!!」

雪穂「……なんだろ一体」


 穂乃果の声のする方に進んでいく。リビングを抜けて、え、どっち?

 縁側?



雪穂「あれ海未ちゃんは?」

穂乃果「もう帰ったよー」

雪穂「泊まっていかなかったんだ」

雪穂(話したいことあったのに)

雪穂「で、どうしたの?」

穂乃果「ふふふ、じゃーん!!」


雪穂「え……」

穂乃果「雪穂、したがってるって聞いたから」


雪穂「線香……花火」


雪穂「海未ちゃんから聞いたの?」


穂乃果「うん、ごめんね毎年買ってくるって言ったのに忘れちゃってて」


穂乃果「夏はもう終わっちゃったけど、やっぱり雪穂とこれ、したいなって」


雪穂「お兄ちゃん……」
130 : ◆wOrB4QIvCI [saga]:2016/02/02(火) 05:12:17.15 ID:owlfbFgk0
穂乃果「ふふっ今年の穂乃果は一味違うんだから!」


 穂乃果はそう言ってロウソクに火をつけて、ばりってちょっと乱暴に袋を開けた。その調子じゃ、またいつもみたいにすぐに落としちゃいそう、なんて考えたら去年のことを思い出して楽しくなってきた。


雪穂「いつの間に?」

穂乃果「さっき走って買ってきた!」

雪穂「無理しないでよ?」

穂乃果「へーきへーき」


 私も線香花火を一本取って、火をつける。ゆらゆら揺れる火花が、まるでさっきまでの私の心を映し出しているみたい。

雪穂「心配かけてごめんね」

穂乃果「大丈夫、何かあったら絶対言うんだよ」

雪穂「うん」


穂乃果「――あっ!」


雪穂「……早いよ落とすの」

穂乃果「ちょっと油断してただけだもん」

雪穂「あっ……」

穂乃果「ほら雪穂だって」

雪穂「感覚、忘れてただけ!」



 もう一本、もう一本。お兄ちゃんと私は次々線香花火に火をつけていく。私の中では毎年の行事で、今年も結局することになった。時期はちょっと違うけれど、必死になって線香花火を見つめるお兄ちゃんの顔が好きだったりする。
131 : ◆wOrB4QIvCI [saga]:2016/02/02(火) 05:13:02.87 ID:owlfbFgk0


 海未ちゃんに聞きたかったな。どうやって告白したんだろうって。私も告白、していいのかなって。


 もちろん海未ちゃんからお兄ちゃんを取る気なんてないし、取れるとも思ってない。でもどこかで愛は一方的に贈るものだって見たんだ。私の気持ちは愛なんて言う大それたものじゃないのかもしれないけれど、お兄ちゃんを想う気持ちだけはきっと本物だから。


 お兄ちゃんって呼ぶのに抵抗が少しずつなくなってきてる。でもお兄ちゃんのこと好きって気持ちはまだあって、でもその好きは……どんな好きなのかは私の中で少しずつ濁り始めている。海未ちゃんにこのこと告白したせいかな、なんだかすっきりしちゃったから。

雪穂「ねえねえ」

穂乃果「ん?」

雪穂「――好き」


 ポトン、と線香花火が落ちる。一瞬の静けさにお兄ちゃんは目を見開いた。


穂乃果「ほ、穂乃果も好きだよ?」


 きっとお兄ちゃんはこのことを言っても軽蔑するような人じゃない。軽蔑されてしまったとしても、私はやっぱり言うことに価値があると思うんだ。付き合うとか付き合わないとか、そんなのはどうでもいいの。


雪穂「私の好きはきっとお兄ちゃんが思ってる好きとは違うよ。お兄ちゃんが、海未ちゃんに向けて思ってる気持ちと、おんなじ」


穂乃果「え……?」


雪穂「兄妹、なのにね。好きになっちゃった」
132 : ◆wOrB4QIvCI [saga]:2016/02/02(火) 05:14:30.74 ID:owlfbFgk0
雪穂「だからお兄ちゃんって呼ぶの、やめた。彼氏作れって言われて怒った。お兄ちゃんに彼女が出来ると、イライラした」


穂乃果「……そう、だったんだ」

雪穂「ごめんねこれで何かしてほしいわけじゃないの。自分勝手だけど、ただ言いたかっただけ。私たちは兄妹だし、今は……お兄ちゃんの妹でよかったって思ってる」

雪穂「だから、またいつも通りよろしくね」

穂乃果「……うん、ちょっとびっくりしてるけど嬉しいよ」

穂乃果「そういえば、買い物付き合ってって言ってたんだよね。それもすっぽかしてたけど」

雪穂「そうだよー楽しみにしてたのに」

穂乃果「じゃあ今度いこっか!」

雪穂「うん」


穂乃果「――ラスト一本もらいっ!」

雪穂「あ、ちょっと!」


 心に羽が生えたみたいだった。とっても軽くて、とっても心地よい。今年の夏は今までと全然違ったなあ、なんて振り返ってみる。大体が怒ってたり不安な気持ちになってた気がするけれど、それでも最後がよかったからいい夏だったのかなって。



 お兄ちゃんはラスト一本も、案の定すぐに落としちゃって頭を抱えた。――ふふ、来年こそは私よりも上手くなってよねお兄ちゃん。



http://i.imgur.com/ZlLg3yn.jpg
133 : ◆wOrB4QIvCI [saga]:2016/02/02(火) 05:15:21.35 ID:owlfbFgk0

◇――――◇


ことり「穂乃果ちゃんその腕どうしたの!?」

穂乃果「え、あはは……昨日ちょっと色々あってさ」

穂乃果「ね?」

海未「はい」

――――

ことり「大丈夫だったの!?」


穂乃果「なんとか」


ことり「ほえー……穂乃果ちゃん凄いね」

ことり「見てみたかったな」

穂乃果「もうああいうのは二度とごめんだよ……怖いもん、うん」

ことり「怖くても逃げなかったの、かっこいいよ」

穂乃果「そう、かな?」

海未「ではことり、私たちはこれで」

ことり「うん、ばいばい!」
134 : ◆wOrB4QIvCI [saga]:2016/02/02(火) 05:16:08.28 ID:owlfbFgk0
◇――――◇



穂乃果「うーみちゃん♡」ギュッ

海未「い、いきなりどうしたんですかっ」///

穂乃果「なんか最近大変なこと多かったから、こういうこと、してないなーって」

海未「た、確かにそうですが」

穂乃果「前言ったこと、覚えてる?」

海未「?」

穂乃果「――えっちなこと、一緒に勉強しようねって♡」

海未「なっ///あ、あれは!!」

穂乃果「ね、いまからしよ?」

海未「具体的に何をするんですか?」

穂乃果「うーんそうだなあ」

穂乃果「あっ! 海未ちゃんて、えっちな動画とか見たことある?」

海未「ない、です……」

穂乃果「だよね、じゃあ一緒に見よう!」

海未「いまからですか!?///」

穂乃果「さっきからそう言ってるじゃん」


ポチッ

海未「うぅ……」

穂乃果「どういうのがいいかな?」

海未「知りません!//」

穂乃果「じゃあこういうので」




海未「……ほ、本当に見ないとダメですか?」

穂乃果「ダメだよ」

海未「うぅ」

チュル……チュンッ


海未「ひっ……」
135 : ◆wOrB4QIvCI [saga]:2016/02/02(火) 05:16:37.60 ID:owlfbFgk0
穂乃果「キスしてるだけだよ。穂乃果達もこういうこと、してるんだよ?」

海未「そうですけど」

海未(な、なんというか生々しいといいますか……穂乃果はこういうのをいつも見ている、のでしょうか)


ア……ン……ビク


海未「!?!?」//////



海未「む、無理ですもうこれ以上は見れませんっ!!!!」

穂乃果「……」


海未「限界です、穂乃果ぁ……」ウルウル

穂乃果(可愛い……けど嫌なら続けちゃダメだよね)


穂乃果「そ、そっか……ごめんね?」シュン

ピタッ

海未「……」

海未(ここでやめたらまた穂乃果に我慢させてしまうことになるんですよね……。考えてみたら毎回毎回私は自分のことばかり……)

海未「や、やっぱり見ます!」

穂乃果「でも」
136 : ◆wOrB4QIvCI [saga]:2016/02/02(火) 05:17:09.25 ID:owlfbFgk0
海未「大丈夫です、大丈夫ですから」カァァアアアア


ポチッ


穂乃果(大丈夫、なのかな?)


チュル…レロ…チュププ

海未「な……///」

海未(女の人が男の人のモノを口で……)

海未「は、破廉恥ですこんなの!!」

穂乃果「そ、そうだね」

穂乃果(海未ちゃんやってくれてたよね……)

海未「……/// 」ジーッ


海未(なるほど、裏側をこのように舌で……)



海未「――はっ//」プイッ

穂乃果「くす……大丈夫だよ、穂乃果以外見てないから」

海未「……ぅぅ」


穂乃果「ほらよく見て」



海未(そ、そうにゅう……というもの、ですよね)

ニュル……ズズ……アンッ……ギシギシ

海未(あ、あんな簡単には、入るのですか///)
137 : ◆wOrB4QIvCI [saga]:2016/02/02(火) 05:17:50.74 ID:owlfbFgk0
海未(男の人も、女の人も……とても幸せそうです)

海未(見ているのはとても恥ずかしいですけれど、破廉恥の一言で片付けるのは、よくないのかもしれませんね……)

チラッ

穂乃果「はぁ……ハァ//」

海未(私も穂乃果とこんな風に抱き合えば、幸せな気分になれるのでしょうか)

ギシギシ……グチュグチュ



海未「……」ムラ…ムラ

海未(なんだか、変な気分です)


穂乃果「もうちょっと、くっつくね」ズイッ

海未(穂乃果の身体、少し熱いです。私も同じかもしれませんが……//)


ビュッビュッ

海未「!?」

海未(こ、これが男の人の射精……もっと声を出すのかと思っていました)

海未(穂乃果も、こんな風にびくびくって……)//


穂乃果「はい、終わりだよ」

穂乃果「どうだった?」

海未「はい……あの、とても恥ずかしいですけれど、学ぶものは……あった、と思います」
138 : ◆wOrB4QIvCI [saga]:2016/02/02(火) 05:18:39.23 ID:owlfbFgk0
穂乃果「全部見れたね、顔真っ赤だけど」

海未「仕方ないじゃないですか!//」

穂乃果「……」

海未「……」ギュッ

穂乃果「……海未ちゃん//」


海未「穂乃果……苦しく、ないですか?」

穂乃果「え?」


海未「……その、こういうのを見たら苦しくなるもの、じゃないんですか?」

穂乃果「……そう、だけど」ビンビン

穂乃果(いい匂い……)

海未「協力、させてください」サワッ

穂乃果「あ……」ビク

海未「わ、私がんばりますから」

139 : ◆wOrB4QIvCI [saga]:2016/02/02(火) 05:19:31.34 ID:owlfbFgk0


◇――――◇

穂乃果「ハァハァ……♡んっぅ」

海未「れろ……れろ」

穂乃果「さっきの、見たからかな。上手くなったね♡」

穂乃果「あー、気持ち……ぃ」ナデナデ

穂乃果「一旦やめて?」

海未「?」

穂乃果「あの、さ……挿れたい、な」


穂乃果「でも、前は痛かったでしょ、怖いよね? だから今日は違うことしない?」

海未「違う、こと?」

穂乃果「うん、海未ちゃん前にさ――一人でしたことあるって、言ってたよね?」


◇――――◇


海未「自分で服を脱ぐのが、こんなに恥ずかしいなんて……」


穂乃果「やっぱり綺麗だね、海未ちゃんは」

海未「もう……すぐそういうこと、言うんですから」

海未「あの、本当にしなくちゃダメですか……?」

穂乃果「みたい」

海未「ぅぅ、でも二回したことないですし……本格的にしたことなんて……」

穂乃果「自分の身体のこと、知っておいた方がいいと思わない?」

海未「……わかり、ました」

穂乃果「穂乃果も一緒にするから、恥ずかしくないよ」


穂乃果「ね?」

海未「……」
サワサワ…
140 : ◆wOrB4QIvCI [saga]:2016/02/02(火) 05:39:00.54 ID:owlfbFgk0
穂乃果「胸からなんだ♡」

海未「いちいち言わないでくださいっ」

穂乃果「ごめんごめん♡」

海未「はぁはぁ……んっ♡」

海未(前した時は、どんな感じだったん、でしょうか……)


モニュモニュ

海未「んっ♡」

穂乃果「ブラジャー、とって?」

海未「はい……」

ハラリ

穂乃果「……♡」ジーッ

穂乃果「ハァハァ……♡んっ♡ぁっ♡」シュコシュコ


穂乃果「隠さないでっ」

海未「……」



穂乃果「続けて?」


海未「……ひゃっ♡」コリッ

海未(さきっぽ……ビリビリ、します)

海未(こんな間近で見られていると、なんだか)ジワ


穂乃果「気持ちいい?」

海未「変な感じ、です」ビク♡ビク♡
141 : ◆wOrB4QIvCI [saga]:2016/02/02(火) 05:39:41.17 ID:owlfbFgk0
穂乃果(海未ちゃんが自分で乳首コリコリってしてる……すっごいいやらしい♡)

海未「穂乃果、これでいいんですか?♡」

穂乃果「うん、気持ちよくなってきたら――下、触ってみて?」

海未「……し、た///」スッ

穂乃果「んぐっ♡海未ちゃんのみてたら、本当に、興奮してきちゃったよぉ♡」グチュグチユ

海未「はぁはぁ……穂乃果ぁ//」


クチ…

海未「あっ♡」

海未(恥ずかしいのに、ここ……触れるだけで身体が……おかしくなっていきそうです)クニ…クニ…クチュゥ

海未「……//」

穂乃果「えっちな音、したね?♡」

海未「穂乃果だって、す、すごいことになってるじゃないですかっ」ウルウル

穂乃果「だって、海未ちゃんかわいいんだもん」ハァハァ//

穂乃果「もっと見せて?♡」

海未「あっ、んっ♡ほの、か♡ふぁっ♡」グチュ……クチュ

穂乃果「下着、脱いで。邪魔でしょ?」

海未「こ、こんな明るい中でですか?」

穂乃果「お願いっいいでしょ?ね?」

海未「ぅ……」


スルル…

穂乃果「わ♡」
142 : ◆wOrB4QIvCI [saga]:2016/02/02(火) 05:40:29.82 ID:owlfbFgk0
海未「も、もうだめですっ! 見せませんっ」//

穂乃果「やーだ、見せてっ♡」グイッ

海未「ひゃっ」


穂乃果「きれー」

海未「そんなとこきたない、ですから」


海未(あたま……ぼーっとします)

穂乃果「触ってみせて」ササヤキ

クチュゥ

ゾクゾク


海未「んんぁっ♡」


クニュクニュ

海未「だめ……おかしく、なりそうです」

穂乃果「そこ、クリトリスって言うんだよ。女の子が気持ちよくなれる場所なんだって」

海未「そ、うなんですか」


海未「あぁ♡んぅぅ♡」

海未(きも、ちいい……)


穂乃果(どんどんのめり込んでる♡)


海未「ハァハァ……ほの、か……ほのかぁ」ビクビク

穂乃果「イキそう?」

海未「わ、かりません……なんかふわふわして♡」

穂乃果(そっか、イッたことないんだね)

穂乃果「じゃあ、手伝ってあげるね」

ギュッ


穂乃果「穂乃果はこうやって、後ろから抱きしめててあげるから……がんばって?」ササヤキ


穂乃果「そうさっきみたいに自分の気持ちいいとこ、触って」
143 : ◆wOrB4QIvCI [saga]:2016/02/02(火) 05:41:14.05 ID:owlfbFgk0
穂乃果「そう……可愛いよ。うん、大丈夫穂乃果がついてるからね」

海未「はっ、あっ♡ほの、かぁ♡」ビクビク

コリコリ

海未「!? あっ、ん……♡」

穂乃果「手伝ってあげるって言ったもん」

海未「そんな、うしろから、なんて」

穂乃果「はむっ」チュピチュピ……コリ…クニッ


海未「はっ、はっ♡〜〜〜!?!?」ビクビクビクビクピーン…♡



海未「はっ、あ……はぁ……はぁ」

穂乃果「イっちゃったね♡……どうだった?」

海未「わけが、わかりません……♡」グッタリ

穂乃果「海未ちゃんすごい気持ちよさそうだったよ」ナデナデ

海未「……///」

海未「……そういえば穂乃果、自分もすると言っていたのに最後の方は私を責めていただけじゃないですか!」

穂乃果「そ、それは……海未ちゃんが可愛いから、ね?」

海未「褒めてもだめですよ」

海未「し……」

穂乃果「し?」

海未「し、仕返しですっ!」///

キュッ
144 : ◆wOrB4QIvCI [saga]:2016/02/02(火) 05:42:14.64 ID:owlfbFgk0
穂乃果「ひ……♡」

海未「しゃ、しゃせー……させますからね」/////

穂乃果「うん?」

穂乃果(なんで鬼気迫ってるの……負けず嫌いだからなのかな)


穂乃果「あっ♡」

穂乃果(あぁもうっ、興奮しすぎてる……すぐイっちゃいそう♡)


海未「れろ……ちゅる……」シュッシュ

穂乃果「……海未ちゃん♡んっ♡イケそう♡」

海未「ほんと、れすか? もっとがんばります」グチュ…グチュ

穂乃果「あっ、でるっ♡んんっぅ♡」ビュッビュルルッ

海未「きゃっ」

穂乃果「はぁはぁ……」

海未「これが……射精……べとべとなんですね」

海未(動画でみたものより、すごい量です……)


穂乃果「気持ちよかったよ、ありがと」

海未「あの、これを出すときが気持ちいいんですよね?」

穂乃果「そ、そうだけど……」

海未「へぇ……」ベチョ

穂乃果「海未ちゃん、動画みただけなのに大分上手くなったね?」

海未「本当ですか?」

穂乃果「うん、最初なんていくらやっててもイケそうになかったもん」

海未「……ひどいですよー」


穂乃果「今が大事なんだからいいでしょ?」


穂乃果(海未ちゃん負けず嫌いだし、なんだか向上心も持ってくれたみたいだし……ことりちゃんより上手くなれる、かも?)


145 : ◆wOrB4QIvCI [saga]:2016/02/02(火) 05:44:24.44 ID:owlfbFgk0


◇――――◇

一ヶ月後


穂乃果「あっ♡あっ、ちょっと待って♡」

海未「……出ちゃいそうでしたか?」ピタッ



穂乃果「もうっ、今日こそは挿れるって言ったのに」ギュッ




海未「すみません。穂乃果が気持ちよさそうにしているのを見ていたら少しだけ楽しくなってきてしまって」

穂乃果「はぁぁ……もう」


穂乃果「――ごめんね、痛い思いばっかりさせて」


海未「いえ……穂乃果は悪くありません。私が悪いんです」


バサッ

海未「……//」

穂乃果「ちゅっ……んっ」

海未「ほの、か……」

穂乃果「いくよ?」

海未「は、い」

ピトッ

海未「んっ♡」

海未(穂乃果の、熱い……)

穂乃果「あっ♡」ニュル…ググ

海未「っっ」

穂乃果「大丈夫?」

海未「は、い」
146 : ◆wOrB4QIvCI [saga]:2016/02/02(火) 05:45:04.58 ID:owlfbFgk0
穂乃果「力抜いて? 大丈夫だから、ね?」ググ

海未「ひっ……いっっ」ウルウル

穂乃果「大丈夫!?」

海未「大丈夫、大丈夫ですから……お願いしますっ」ハァハァ

海未「私のせいで何度も失敗して……穂乃果にもどかしい思いばっかり、させたと思います」

海未「でも穂乃果はそれでも……私に付き合ってくれて、諦めないでいてくれました」

海未「……何度も言っているように、私も穂乃果と一つになりたい、です///」


穂乃果「っん♡……は、海未ちゃんは可愛いなぁ♡」

穂乃果「がんあろうね?」


海未「ハァっ……んっぅ♡」レロ…クチ


グググ

海未「っ……!!」ウルウル

穂乃果(もうちょっと、もうちょっと……♡)

ズンッ

海未「かっ……♡あっ゛……♡」
147 : ◆wOrB4QIvCI [saga]:2016/02/02(火) 05:46:10.67 ID:owlfbFgk0
穂乃果「はぁぁ……♡」

穂乃果(はいっ、た♡ せまくて、にゅるにゅる、してて……♡)トローン

穂乃果「はいったよ、海未ちゃんがんばってくれて、ありがとう。痛い?」

海未「そ、うですね……はっきり言うと痛い……です」

穂乃果(血……)

穂乃果「あはは……そうだよね。今日は無理だと思うけど、少しずつ慣れてくと思うから」

穂乃果(さっき海未ちゃんにイキそうになるまで手と口でされててよかった)

穂乃果(これなら今日はあんまり苦しめなくて良さそうだね)

穂乃果「動くね、痛かったらすぐ言ってね」

ギシ…ギシ

穂乃果「あぁぁ……♡」


海未「あっ♡っぁ♡」ギリリ


穂乃果「海未ちゃ♡やばっ……♡」ズプッパチュ…グチュ

海未(卑猥な、音が……っ)

海未「////」



穂乃果「だい、じょぶ?///」ハァハァ♡


海未(穂乃果の顔……すごいです。こんな気持ちよさそうな顔して……初めてみました)

海未「は、い」


海未(穂乃果が嬉しいなら、私はそれで)


ギュッ


穂乃果「ハァハァ……海未、ちゃん……♡」ズプッ‼︎ジュピッ‼︎グビュッ
148 : ◆wOrB4QIvCI [saga]:2016/02/02(火) 05:46:55.70 ID:owlfbFgk0
穂乃果「ごめ、ん♡もう……イっちゃい、そ♡」ハァハァ//




海未「は……ンっ、穂乃果♡遠慮、しないでくださいっ♡」ジュッチュ…グチュルゥ

穂乃果「ふぁっ♡海未ちゃん……かわいいっ♡」




穂乃果「あ♡イクっ♡イッッッ〜〜〜!!!♡////」ドピュ‼︎‼︎ビュルルルッビュクッビクッ

海未「あ゛いっぅ♡」フルル…♡

海未(膣内でびくびく、跳ねてます♡)

穂乃果「ぅ……/////」


穂乃果「はぁ、はぁ……♡」ピュ……ピュ……


穂乃果「すっごい、よかったよ」グッタリ


海未「私も、幸せでした」


ニュル…ヌプ

海未「っ♡」


穂乃果「……今日は久しぶりで全然余裕、無かったけど今度からは海未ちゃんも気持ちよく出来るように頑張るね?」

海未「私は穂乃果が幸せそうな顔を見せてくれるのでしたら、それで満足ですよ」

穂乃果「海未ちゃん、いっつもそんなことばっかり言うんだもん」
149 : ◆wOrB4QIvCI [saga]:2016/02/02(火) 05:47:34.39 ID:owlfbFgk0
海未「本当のことですから」

穂乃果「もう」

ウト…ウト

海未「眠くなってきちゃいましたか?」

穂乃果「う……射精すと、眠くなるんだ」ウト…ウト

海未「そういうもの、なんですね」

海未「そろそろ眠らないと、明日の練習に響きますもんね」

海未「電気、消しますね」

海未(私達……電気思いっきりついてる中で、してたんですね)

海未(少し前なら、恥ずかしくて倒れていたかもしれません。私……淫乱になってしまったんでしょうか)


穂乃果「どうしたの?」

海未「いえ」

パチッ

ゴロン

穂乃果「もっと近く来てよ」

海未「……///」スリ

海未(でも……穂乃果がそれを望んでくれるのなら、それでも、いいのかもしれません)

海未「穂乃果、おやすみなさい」
150 : ◆wOrB4QIvCI [saga]:2016/02/02(火) 05:48:05.16 ID:owlfbFgk0

◇――――◇


海未「……」ヨタヨタ


ことり「むむ」

海未「こ、ことり?」

穂乃果「どうしたの?」

ことり(歩き方……変、ちょっとガニ股……)


ことり(普段の海未ちゃんがこんな歩き方するわけないよね)

ことり(てことは……)

ことり「うふふ」

海未「な、なんですか!?」

ことり「んー」

ことり「こういう時って、お赤飯?」


ヨタヨタ



穂乃果「え!?」

151 : ◆wOrB4QIvCI [saga]:2016/02/02(火) 05:52:19.56 ID:owlfbFgk0
ことり「――気持ちよかった?」コソッ




穂乃果「……な、なに言ってるの!!?!///」



海未「ことり! 何を言ったんですか!?///」


ことり「冗談だよ♡」

海未「なんとなくわかる気がするのが、なんだか悔しいです……」

ことり(ちょっとずつ教え込まれてるなぁ……)

穂乃果「はぁぁ、ことりちゃんに全部見抜かれてる気がする」




穂乃果「――まあそんなことよりさー!」

ことり「?」


穂乃果「これからどこか食べに行こうよ!」


海未「こ、これからですか!?」

穂乃果「そうだけど?」


海未「なにを言っているんですか! あなたは急すぎるんですよ!」

ことり(……お邪魔かなあ?)


穂乃果「えーいいじゃん! 行こうよ!」


穂乃果「ことりちゃんは行くでしょ!」


ことり「え!?」



ことり(いい、のかな?)
152 : ◆wOrB4QIvCI [saga]:2016/02/02(火) 05:53:34.54 ID:owlfbFgk0
海未「ことりが行くなら……私も行きますけれど」

ことり「こ、ことり……?」


穂乃果「いやー久しぶりだねー。そもそも付き合ってから一度もごはんとか食べに行ってないしねー」

ことり(もう行くことは確定したんだ……)

海未「そういえば……」

ことり「遊びにも行ってないの?」


穂乃果「そう、だよね?」

海未「ええ」

ことり「……どうして?」


穂乃果「なんでだろう……うーん、忙しかったのもあるけど」


海未「――きっと、ことりもいないと落ち着かないからだと思います」


ことり「え……?」


穂乃果「うん、きっとそうだね!!」


海未「三人でいたいって、言ったでしょう?」


ことり「海未ちゃん……」



ことり(だからなのかな。二人が付き合っても、あんまり居辛さとか感じなかったの)



ことり(時々二人が会話してる時も、ことりが二人は付き合ってるからって色眼鏡で見てた、だけなのかも)

153 : ◆wOrB4QIvCI [saga]:2016/02/02(火) 05:55:46.88 ID:owlfbFgk0
ことり「……穂乃果ちゃんごめんね」


穂乃果「へ?」


ギュッ


海未「ひゃっ!? ことり!?」

ことり「――海未ちゃんのこと、もらっちゃう」



穂乃果「え!? それはだめっ!」


ことり「んー……っ」

海未「ひゃぁぁ」


チュッ



穂乃果「あーーっ!」



海未「あぅ///」ヘロヘロ…ペタン



ことり「えへへ、初めて海未ちゃんに勝っちゃったかも♡」





穂乃果「あはは、やっぱりことりちゃんには敵わないね……」



海未「うぅ……」///









◇――海未ルート――◇
154 : ◆wOrB4QIvCI [sage]:2016/02/02(火) 05:59:51.51 ID:owlfbFgk0
終わりです。見てくださった方はありがとうございました。当初は雪穂と海未ルート分けるつもりでしたので、◆雪穂◆で極度のマグロ海未ちゃん書きたくて仕方なかったのですが、合併にあたって泣く泣く中止に…機会があればどこかで。




次は◇希◆ルートです。
このルートを先に書いたせいでかなりネタ切れして正直◆ことり◆ルートで書くことがなくなってしまいました…。書き終わっているので今日中には始めたいです。
155 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/02/02(火) 06:21:43.43 ID:wG8ZvTL+o
おつおつ
156 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/02/02(火) 06:45:36.94 ID:L3l2BXIe0
書くな
157 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/02/02(火) 07:50:00.80 ID:iOYSF3hp0
1、おかえり。また読めて凄く嬉しいし思わず一気読みしてしまいました。◆雪穂◆また読める機会をお待ちしてます
158 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/02/02(火) 07:56:45.69 ID:lSTkQ8MAO
もっとエロエロなの期待してたのに…
159 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/02/02(火) 12:21:13.10 ID:0LdJNuC5O
はい、次のほのうみ厨
160 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/02/02(火) 16:43:38.59 ID:QGeLy5knO
楽しみ
161 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/02/02(火) 21:32:53.90 ID:wuGamJgoo
あと誰が残ってたっけ?
162 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/02/02(火) 21:54:58.24 ID:2l4KV+Xno
ほの俺
男とのやつもくれよ
163 : ◆wOrB4QIvCI [sage]:2016/02/03(水) 00:59:15.40 ID:NestyGsu0
>>158
たたでさえワンパターンなのにエロはさらにワンパになるので…難しいんです…。白ことりは逆にエロしかないのでお許しください…
164 : ◆wOrB4QIvCI [sage]:2016/02/03(水) 01:01:36.53 ID:NestyGsu0
◇希ルート◆



キャラ崩壊今までのルートよりもご注意ください


エロあり


若干の胸糞ご注意ください







165 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage ]:2016/02/03(水) 01:39:19.37 ID:jze9oBzR0
残りは、凛とことりと希と絵里の4人だね

凛以外は分岐前に関係持ってるな...

希はビターっぽいな...期待
166 : ◆wOrB4QIvCI [saga]:2016/02/03(水) 01:50:10.69 ID:NestyGsu0
◇――東條希――◆


 私はいつも少しだけ人と違っていた。だから、目立たないように面白そうなことがあっても、我慢してた。したいことも、してこなかった。


 でもそれじゃあダメだって、高校生になる時に決意をした。

 ウチになって、少しだけ世界が開けたような気がした。えりちと出会って、それで満足してた。


 そしてみんなに出会って、本当の意味での楽しさを知った。


 最後に穂乃果ちゃんのおかげで、恋を知った。少女漫画にあるような純粋な始まりではなかったけれど、心から穂乃果ちゃんが欲しいって気持ちだけあれば始まりなんてどうでもいいと思う。


 ……昔のことを考えれば、贅沢言ってるのは分かってる。友達すらほとんどいなかったのに、高校生になって友達も出来て――そして恋人まで欲しがるなんて。






絵里「希?」


希「え、うーん……ごめんぼーっとしてた」


絵里「まあ……ぼーっとしたくなる気持ちもわかるけどね?」

希「そうやんなあ。ことりちゃんのあんな話聞かされたら」
167 : ◆wOrB4QIvCI [sage]:2016/02/03(水) 01:51:50.00 ID:NestyGsu0
>>164
読み返したらなんというか正直胸糞要素が若干ではありませんでした。申し訳ありません。
168 : ◆wOrB4QIvCI [saga]:2016/02/03(水) 01:52:32.77 ID:NestyGsu0
希「しかも途中でお預け、あんなところで中断なんて酷いよね?」


絵里「そうね、ことりわざと過激に話したわね」

希「?」

絵里「ほら過激に話せば海未が再起不能になることがわかってたからよ」

希「な、なるほど……おそるべし」


希「それにしても……世の中ってさ、男の方が"そういうこと"仕掛けてくるんじゃなかったっけ?」

絵里「まあ、そうね……」

絵里「ことりは見掛けによらず、凶暴ね……」

希「人のこと言えないとおもいまーす」

希「えりちは中学生で穂乃果ちゃんを襲い、ことりちゃんは小学生で穂乃果ちゃんを襲い……近頃の子供の性教育は一体どうなってるん?」

絵里「私もことりも、お、襲ったわけじゃないでしょ?//」



希「まあそうやけどでも……小学生でするって……」

絵里「まあ、凄いわよね……」

絵里「話し方がなんというか艶めかしいというか……」

希「うん……」///



絵里「――そういえばさっきにこが言ってた、μ'sのサイトのプロフの充実のことなんだけど」


希「?」

絵里「……チャームポイント、なににする?」
169 : ◆wOrB4QIvCI [saga]:2016/02/03(水) 01:53:51.25 ID:NestyGsu0
希「あー……」

希「えりちは?」

絵里「悩んでる」

希「顔! でいいんやない?」

絵里「なによそれ……もうっ」

絵里「はぁ」

希「ウチもどうしよう……」

絵里「胸! とか?」

希「えぇ……それはなんか」タユン

希「そもそも自分の胸好きやないし……」


絵里「……」

絵里(改めて見るとおっきいわね……)

絵里(そういえば私、触ったことないかも……)



絵里「ねえ……仮によ、仮になんだけど、希の胸触らせてって言ったら……?」

希「え……」ドンビキ

絵里「なにその反応!?」
170 : ◆wOrB4QIvCI [saga]:2016/02/03(水) 01:54:41.23 ID:NestyGsu0
希「い、いや……なんかえりちが言うと、なんかやばそうというか……」

絵里「ええ……なんで」


希「どうして急に?」

希「……もしかして、触りたいん?」


絵里「他のメンバーにはよく触らせてるのに、そういえば私だけ……って」

希「……しょうがないなあ」

希「いいよ?」


絵里「本当? ならさっそく失礼させて――」

希「待ったあ!」

絵里「?」

希「その代わり、ウチにもえりちのおっぱい、触らせて?」

絵里「えぇ……希の場合触るじゃすまない気がするんだけど」

希「いいやん、にこっちの触ってばっかりで飽きちゃった」

絵里「にこに聞かれたら酷い目に会うわよ……」

希「うふふ」

希(誤魔化せたかな?)

絵里「……」スッ

希(え?)

絵里「じ、じゃあいくわね」

希「ほ、ほんとに?」

絵里「いいって言ったじゃない」

希「いやでもほら」

絵里「……」
171 : ◆wOrB4QIvCI [saga]:2016/02/03(水) 01:56:54.06 ID:NestyGsu0
希(もうダメなやつやん……!)


希「そのかわりえりちのも触らせてよ」

絵里「わかってる」

希「じゃあ……どうぞ///」

絵里「……ごく」スッ……

ムニュゥ


希「んっ……//」

希(あかん、なんか……いつもと感じ、違う……)


絵里「……すごい」カァァァアアア////

絵里(私とそんなにサイズ自体はそんなに変わらないはずなのに……全然違う……)

サワ…サワ



希「ふぁ……♡」

絵里「っ……///」

絵里「変な声出さないでよ/// 他の人に聞こえちゃう」

希「だ、だって……」ウルウル


絵里「あ、あと少しだけ……ね? もう少しだけこうさせて?」

希「もういいでしょ? もう戻ろう?」



モゾモゾ





穂乃果「――二人ともな、なに……してるの?」////
172 : ◆wOrB4QIvCI [saga]:2016/02/03(水) 01:58:30.80 ID:NestyGsu0


◇――――◇




絵里「違うのよ穂乃果信じてっ!」

穂乃果「いや、うん……大丈夫だよ」

穂乃果「その、女の子同士ってのも……素敵だと思う」

絵里「違うのっ!」

絵里「魔が差したというかなんというか……っ」


絵里「ねえ希?」

希「穂乃果ぢゃぁーん、えりちに犯されたー!」

穂乃果「ほらーっ!」




ワーワーギャーギャー





真姫「……もう、さっきからうるさいんだけど」
173 : ◆wOrB4QIvCI [saga]:2016/02/03(水) 02:00:24.54 ID:NestyGsu0

◆――――◇


穂乃果「みんな寝ちゃったかな……」ソワソワ

穂乃果「……」

穂乃果「――希ちゃん、寝ちゃったかな」


穂乃果「……」

穂乃果「ちょっと下降りてみよ」


タッタッタッ




ことり「――眠れないんだ?」


穂乃果「!?」



穂乃果「ことりちゃん……?」


ことり「ん、なんとなく降りてくるんじゃないかって思ってた」


穂乃果「……」


ことり「ふふ、なあにその顔?」


穂乃果「いや、なんでもないよ?」

ことり「そっかあ」

ことり「……」


ことり「――穂乃果ちゃんの好きな人、当ててあげよっか」


穂乃果「……え?」


ことり「さっき眠る前、みんなで話してたでしょ? そこでね穂乃果ちゃんのこと見てたんだ」


ことり「そしたらね、ある人のことを見てることが極端に多かったんだ。……多分誰でもわかるってくらい」


穂乃果「……」
174 : ◆wOrB4QIvCI [saga]:2016/02/03(水) 02:07:03.29 ID:NestyGsu0
ことり「希ちゃん、だよね?」



穂乃果「!? ほんと、なんでもお見通しなんだね」

ことり「そんなことないよ」

ことり「……」


穂乃果「あ、あのことりちゃ……」

ことり「――んぅー、そろそろ眠くなってきちゃったな。ことりはそろそろ眠るね?」


穂乃果「あ、うん……」

ことり「希ちゃんのところ、行ってあげて?」

ことり「それと、こんなことりだけどこれからもよろしくお願いします」ペコリ

ことり「えへへ」


ことり「おやすみなさい」



ことり「がんばってね?」


穂乃果「うん……ありがと」
175 : ◆wOrB4QIvCI [saga]:2016/02/03(水) 02:08:39.62 ID:NestyGsu0

◇――――◇




穂乃果「本当に入ってる……」

穂乃果「待ってよう」

穂乃果(……なに話そう)


穂乃果(どうやって、好きって言おう……)

穂乃果(あんなひどいことしたのに、いいのかな。穂乃果でいいのかな……)

穂乃果(とりあえず、もっと謝らなきゃ)




ガラッ

穂乃果(あがってきた!!)


バッッ

穂乃果「希ちゃんっ!」




希「――ひゃ……」////




穂乃果(バスタオル……!?)



穂乃果「ご、ごめんっ!!」



バタン
176 : ◆wOrB4QIvCI [saga]:2016/02/03(水) 02:12:03.73 ID:NestyGsu0
穂乃果(はぁ……もうっ。またやっちゃった……裸じゃなくてよかった……)


穂乃果(……胸、おっきかった……)


穂乃果(だめだめっ!!!)



希「――穂乃果ちゃん……?」


穂乃果「ごめんね、あの……ちょっと希ちゃんと話がしたくて」

穂乃果「だからドアの前で待ってたんだけど」

穂乃果「……ごめん」

希「ううん、いいんよ。ウチが油断してバスタオル姿で出てくのがダメだったの」

希「家じゃ裸でウロついちゃうから、癖が出ちゃって……」

穂乃果「……//」

希「待っててな、すぐに服着るから」



モゾモゾ

穂乃果(……扉の向こうで着替えてるんだ//)
177 : ◆wOrB4QIvCI [saga]:2016/02/03(水) 02:13:23.36 ID:NestyGsu0
穂乃果「っ……」


穂乃果(……反省したつもりなのに、変なことしか思い浮かばないよ……。なんで、なんでこんなことばっかり……)


希「今日はお疲れさま。穂乃果ちゃんも疲れたでしょ?」


穂乃果「ん、穂乃果は……みんなに比べたら全然疲れてないよ」

穂乃果「希ちゃんこそお疲れさま」

穂乃果「眠くないの?」

希「なんだか眠れなくて」

穂乃果「……そっか」


希「本当は眠らなきゃ明日に響くんやけど……」


希「だから早く眠りたくて、もう一回お風呂入りにきたんよ」

穂乃果「そうだったんだ。お風呂入ると眠くなるもんね」

希「うん」


ガチャ


希「おまたせ」ヒョコ


穂乃果「あ……うん」

穂乃果(うわ……髪の毛縛ってないの初めてみた……可愛い)



希「穂乃果ちゃんも早く寝ないとあかんよー?」

穂乃果(いい匂い……)


希「?」
178 : ◆wOrB4QIvCI [saga]:2016/02/03(水) 02:14:38.97 ID:NestyGsu0
穂乃果「……///」

希「さっきからちょっと変やね?」

希「ウチがお悩み、聞いてあげる」



穂乃果「大丈夫だよ! 悩みとかじゃなく、て」

希「――でも、何か話があるんでしょ?」

穂乃果「……うん」

穂乃果「あの、謝ろうと思って」


希「……謝る?」

穂乃果「前のこと思い出すの、嫌かもしれないけど……ちゃんと謝ってなかったから」


穂乃果「自制がきかなくてごめん……。希ちゃん、その――初めて……だったんだよね? 本当にごめん……」


穂乃果「今の穂乃果にはこれしか言えないけど……でも希ちゃんが望むなら、何か他のことだって――」


希「……もうっ。思い出させたくないなら、初めてとかそういうこと、言っちゃダメやん?」

穂乃果「あ……あのっ」

希「はぁ……。ねえ穂乃果ちゃん、君は感違いしてるよ?」

希「ウチはそのこと思い出したくないわけやない、むしろ思い出したくなるくらいなんよ」


希「なんでやと思う? ……前も言ったみたいに、穂乃果ちゃんのことが好きだから。好きな人に初めて、あげられたならこれほど嬉しいことはないかもって思うの」


希「だから、もう謝らないで?」



希「ね?」
179 : ◆wOrB4QIvCI [saga]:2016/02/03(水) 02:21:37.22 ID:IQFjEZeXO
希「ほーら、もう寝ないと明日に響くよ」


穂乃果「待って、まだ話があるの」

希「?」

穂乃果「――穂乃果と、付き合って」

希「へ?」

希「え、え?」

穂乃果「本気だよ」



穂乃果「……希ちゃんの気持ちに応えたい」



穂乃果「応えたいってだけじゃないよ。見た目も声も、優しくてなんだか一緒にいると安心できるし、時々一緒にふざけたりするところも……とにかく、全部好き!」


希「あ、あの……///」


穂乃果「どう、かな? 本当に、好きだよ? し、信じてもらえないなら――」


希「ちょ、ちょぉーっと……待って?」

穂乃果「……?」


希「ウチにも、話させて?」

穂乃果「うん……」


希「ウチな、前も言ったけど穂乃果ちゃんのこと好きになったんの、えっちしてる最中なんよ」


希「それまでも気になってはいたんやけど、えりちや他の人もいるし……ってどこか抑えてたんやと思う」


希「――穂乃果ちゃんを好きになった決定的なことがね、求めてくれたからなの」
180 : ◆wOrB4QIvCI [saga]:2016/02/03(水) 02:22:33.52 ID:IQFjEZeXO
希「ウチはワガママやから……人に求められるのが大好きみたい。だからいろんな人のサポートして、色んな関係持って……」


希「――なんでかな、親とあんまり一緒にいなかったから、かな」



希「ほら……ウチは穂乃果ちゃんが思うみたいな優しさなんて、持ってない」


希「無意識に利害関係で動いてただけ……」

穂乃果「……」

希「……」

穂乃果「関係ないと思うよ」

穂乃果「何を思ってたって、してきた行動自体は変わらないもん。それに、みんなもきっと無意識にしてることだよ」


穂乃果「希ちゃんだけ悪いこと思ってる、だなんてそんなことないから」


希「……怖いの」


穂乃果「え?」


希「そんな、穂乃果ちゃんに選んで貰ったなんてなったら……ウチ、きっと調子にのっちゃう。もっと求められたくて、もっと甘えたくなって……」











希「――おかしくなっちゃいそうで」
181 : ◆wOrB4QIvCI [saga]:2016/02/03(水) 02:24:38.32 ID:IQFjEZeXO


希「……ごめん、ウチから告白したのにこんなこと言いだして」



穂乃果「もぉ……そしたら穂乃果も一緒におかしくなるよ」



希「出来れば止めて欲しい、かなあ?」

穂乃果「うーん、できるかなあ」

希「えー……」

穂乃果「冗談っ!」



穂乃果「――オッケーってことで、いい?」

希「……」


希「うん」


希「よろしくお願いします」
182 : ◆wOrB4QIvCI [saga]:2016/02/03(水) 02:26:17.29 ID:IQFjEZeXO

◇――――◇


4日後

穂乃果「のーぞみちゃん!」

穂乃果「一緒に帰ろ?」

希「え、でもウチら家の方向……」

穂乃果「うん。だから、希ちゃんち行っていい?」

希「掃除してへんよ!」


希「服とか、ちょっと散らかってる……」

希「汚いのなんて、みたくないやろ?」


穂乃果「穂乃果は全然大丈夫だけど……どうしてもダメっていうなら、やめるけど……」

希「……」


希「だ、大丈夫! そのかわり玄関のとこでちょっとだけ待っててくれんかな?」

穂乃果「やった! ありがと!!」



ギュッ

希「……//」

穂乃果「いこー!」

希「うん……」//


希(手汗いっぱい出たらどうしよう)


希(でも……幸せ)
183 : ◆wOrB4QIvCI [saga]:2016/02/03(水) 02:29:14.79 ID:IQFjEZeXO
希(穂乃果ちゃんのこと好きな人はウチなんかより魅力的な人ばっかりやった、えりちだっていたし……。それでも選んでくれたこと、こうして隣で歩いてること……なんか今でも信じられない)


希(やば……ニヤけてなかったかな? ニヤけてたらウチ、相当気持ち悪いやん……)


穂乃果「……なにか楽しいことあった?」


希(うぅ、さいあく……!)

希(ていうかウチが年上なんやから、リードはウチがしなきゃ!!)


希「ううん、なんでもない」

希「あ、そっちよりもこっちから行った方が近いんよ」

穂乃果「あ、そうなんだ!」

穂乃果「さすが希ちゃん!」


希「ふふっ」


希「ウチな……こうして手を繋いで歩くの、憧れだったっていうんかな」


希「周りはみんなお母さんと手を繋いで歩いてるけど、ウチの親は仕事があってそういう機会も極端に少なくて。見るたび羨ましいって思ってた」


希「……この年になっちゃうと親と手なんて繋げないし……」



希「あ、興味なかったよね! ごめんな?」


穂乃果「ううん、希ちゃんのこと知れて嬉しいよ? ふふ、もっと教えて?」



希「……」キュン
184 : ◆wOrB4QIvCI [saga]:2016/02/03(水) 02:32:09.68 ID:NestyGsu0

◇――――◆

希「い、いいよ?」

希「ほんと、汚いから、ね?」

希「掃除しとくんやったー!!!」

穂乃果「お邪魔しまーすっ!」

穂乃果「全然綺麗じゃん!!」


希「うう……」


希「はぁ、じゃあ座るのベッドと椅子どっちがいい?」

穂乃果「んー、ベッドの方がいいな! 柔らかいし!」

希「ふふっ、うんわかったよ」


希「今クーラーつけるなー」

希「飲み物は何がいい?」




穂乃果「なんでもいいけど、お酒以外で!!」


希「わ、わかってるってー。もう穂乃果ちゃんは心配性なんやから」


穂乃果「だってー……わかるでしょ?」

希「ふふっ、飲んだらまた楽しいことになるかもな?」

穂乃果「……//」


希「はい、お茶やで」

穂乃果「ありがとー」


穂乃果「思ったんだけどさーこの部屋、一人で住むにはちょっと広いよね?」


希「そうやねー、周りも大体夫婦が多いし」


穂乃果「だよね。穂乃果だったら寂しくて……なんかすぐ嫌になっちゃうかも」

穂乃果「希ちゃんはすごいや」
185 : ◆wOrB4QIvCI [saga]:2016/02/03(水) 02:34:49.59 ID:NestyGsu0
希「――ウチだって寂しいんよ?」


穂乃果「え?」


希「寂しくないように見えた? それならよかった」


穂乃果(……なんか、雰囲気変わった……?


穂乃果「我慢、してたんだ……そうだよね。寂しいよね……」


希(また……話したくもない自分のこと話して……心配させちゃった)



希「……ウチ、多分ほんとに……めんどくさい、と思う」

希「ごめん」



穂乃果「なんで謝るのさ。寂しいなら言ってよ、穂乃果そはにいるから」

穂乃果「面倒だなんて、思わないよ?」


希「……//」




希「穂乃果ちゃんて、不思議や」


希「今まで自分のことなんて、人にほとんど話さなかったのに……自然と話しちゃう」


希「穂乃果ちゃんになら、弱い部分見せても恥ずかしくないっていうか」


穂乃果「信頼、してくれてる?」
186 : ◆wOrB4QIvCI [saga]:2016/02/03(水) 02:36:07.97 ID:NestyGsu0
希「うん……」


穂乃果「でもね、希ちゃんは強いよ。自分の弱いところを知ってる。それを理解したうえで人に見せないようにして、みんなの頼りになってる」


希「……」


穂乃果「そんなのが弱いなんて言っちゃったら、世の中の大半の人は弱い人になっちゃう」

穂乃果「みんな、上手く隠してるだけなのかもしれないけどね?」


穂乃果「じゃあお互い、隠しっこはなし! 全部話そ?」


穂乃果「穂乃果も思ってること、感じたこと、全部話す! 悩みも相談して、いい?」









希「――ウチ、だけ?」








穂乃果「え?」

希「穂乃果ちゃんの悩みとか、秘密とか、きけるの、ウチだけ?」

穂乃果「う、うんそうだよ! 希ちゃんは恋人だもん、特別だよ」

希「嬉しいなぁ、ウチは年上やし何か力になってみせるで」

穂乃果「ありがとう!」


希「あ、ねえねえ……」

穂乃果「?」


希「――良かったら今日、泊まっていかん?」
187 : ◆wOrB4QIvCI [saga]:2016/02/03(水) 02:39:27.14 ID:NestyGsu0

◇――――◇


にこ「希ちゃんの家に行くんだーーって飛び跳ねてたわよ」


絵里「まあ穂乃果らしいというか……」


にこ「幸せそうでなによりね」


絵里「でもね、希がね、希の惚気話がね……」

にこ「まだ4日くらいでしょ? この調子だとどうなるんだか」

絵里「本当ね……」

にこ「希は惚気とかしないのかなーって思ってたんだけどね」


絵里「あんまり自分のこと、話さないものね」


にこ「……穂乃果と二人でいる時の希ってどんな感じなのかしら」


にこ「やっぱり穂乃果のこと、思いっきり甘えさせてあげる感じかしら」


絵里「いや……違う気がするわ」

にこ「え?」


絵里「希が甘えるのよ……!!」

にこ「でも……」


絵里「知ってるかもしれないけれど希、ああ見えてかなり寂しがり屋なの」


絵里「親との事情もあるみたいだし……思いっきり甘えられる相手が出来たんだから、多分希が甘える側になると思うわ」




絵里「――一見、穂乃果が甘えてるように見えるかもしれないけれど、ね?」
188 : ◆wOrB4QIvCI [saga]:2016/02/03(水) 02:41:06.54 ID:NestyGsu0
にこ「へえ……寂しがり屋なのは知ってるけど、なるほど、確かにそうかも」




にこ(なーんか、嫌な予感)







絵里「――まあ、本当の希なんて……多分誰も見たことないと思うんだけどね」




にこ「?」



絵里「だから、どうなるかなんてわからないわ」



◇――――◆



希「髪の毛乾かすの、すっごい時間かかるんよ」

穂乃果「確かに……大変そう」

希「よーし終わり」

穂乃果「でも穂乃果、希ちゃんの髪の毛綺麗だから好きだなー」

希「ありがと、髪の毛だけは自分の中でも気に入ってるとこなん」



穂乃果「そうなんだ!! ねえねえ、時々さ希ちゃんの家に泊まりきていい?」

希「うん、大歓迎。毎日でもいいくらいや」

穂乃果「やった!」

穂乃果「あ、あの……寝るときどうしたらいい?」

希「ん? 一緒に、寝る?」

穂乃果「いいの?」

希「もちろんや」


穂乃果「じゃあ……もうベッド入らない?」


希「もう疲れたん?」
189 : ◆wOrB4QIvCI [saga]:2016/02/03(水) 02:45:58.18 ID:NestyGsu0
穂乃果「ううんそうじゃないんだけど……」

穂乃果「その……希ちゃんともっとくっつきたいっていうか」

希「もう、穂乃果ちゃんは甘えんぼさんやね」


ギュッ

穂乃果「……//」

穂乃果「なんか……安心する」

希「そう? ずっとこうしててもいいんよ」

穂乃果「じゃあ、しばらくこうしてる」

穂乃果「いい匂い……」


ムニュゥ

穂乃果「……////」

穂乃果「あ、あの……」ムラムラ

穂乃果(触りたい……で、でも……あんなことしたし……)


希「んー?」


穂乃果「む、胸が……」

希「――触りたいなら触ってもええよ?」

希「もうウチら、恋人なんやから、ね?」


穂乃果「ごくっ……」ソーッ

希「……ん♡」
190 : ◆wOrB4QIvCI [saga]:2016/02/03(水) 02:47:14.74 ID:NestyGsu0
穂乃果「」ビク

穂乃果「ハァ……ハァ」


サワサワ

ムクムク

穂乃果(おっきい♡おっぱい、最高ぉ……)


希「もう興奮、しちゃったん?」クス

穂乃果「だってぇ」

穂乃果「ずるいよ、穂乃果が希ちゃんのおっぱい好きなの、知ってるくせにぃ……」

希「ごめんごめん」

希「穂乃果ちゃんの好きなようにしていいよ?」


バサッ


穂乃果「……大好き」

穂乃果「ちゅっ……んぅ♡」

希「んぁ、ちゅぁ……ちゅるる」

穂乃果「希ちゃんて唇厚いよね。だからかな、気持ちいいよ♡」

穂乃果「あむっ、れろ……じゅるぅ♡」



希「ハァっん、いきなり、はげ……しっ❤︎」

穂乃果「しゅき、なんらもん……くちゅぅ」


プチッ…プチ

希「……身体だらしないから……あんまみんといて」//


穂乃果「穂乃果、希ちゃんの身体誰よりも好きだよ」モニュモニュ




希「んぁ……っ❤︎」///
191 : ◆wOrB4QIvCI [saga]:2016/02/03(水) 02:48:46.53 ID:NestyGsu0
穂乃果「」ゾクゾク

希「だって……えりちの身体とか、見てるんでしょ? 比べられたら、ウチ……」

穂乃果「比べないって。比べても、希ちゃんの方がいいよ」

希「……///」



穂乃果「ハァハァ……もう、可愛いなぁっ……♡」

希「んんっ♡」


希「穂乃果ちゃんに触られると、ウチ……なんか、変になっちゃうのぉ♡」

穂乃果「ここ、すっごい綺麗な色」クリッ…

希「ひゃぅ……///」ビク//

穂乃果「こりこりってかたくなってるよ」ササヤキ

希「言わないでよぉ……♡」

穂乃果「乳首気持ちいいんだ?」

穂乃果「教えて?」

希「〜〜〜♡」

穂乃果「教えてくれないと触ってあげない」

希「いじわる、しないでっ」

穂乃果「じゃあ教えて」

希「……乳首、ウチの乳首……さわっ、て?」

希「ふぁぁっ、や、舐めるなん……ら、めっ♡」
192 : ◆wOrB4QIvCI [saga]:2016/02/03(水) 02:49:27.03 ID:NestyGsu0
穂乃果「ちゅぅ……れろ……なんか穂乃果、赤ちゃんになった、みたい? ふふ」

希「んっぅ……きも、ち……♡」


穂乃果「ねえ、穂乃果のも触って……?」


希「うん、任せて」

希「ウチの膝あたりに頭、のっけて?」

穂乃果「え? こ、こう……?」ヒザマクラ


希「そうそう」


希(ウチもちょっとくらい優位に立たんと……!)


希「よしよし」ナデナデ

穂乃果「なんか、恥ずかしい……」//

希「穂乃果ちゃんは今ウチの子供やからね」

穂乃果「ええ!?」

希「ほーら、好きなだけ甘えていいんよ」

穂乃果「うぅ……//」

穂乃果「じゃあ……」



チュゥゥ

希「あ♡んぅ♡ んんっ、もう……赤ちゃんみたいやん♡」


希「穂乃果ちゃんのここ、元気になってるみたい。脱がすね?」



ボロン

希「わぁ……」
193 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/02/03(水) 03:00:06.68 ID:RyJzXw2sO
>>163
ほのうみiPhoneに触れちゃダメ
194 : ◆wOrB4QIvCI [saga]:2016/02/03(水) 03:04:24.29 ID:NestyGsu0
穂乃果「れろ……ちゅぅ……♡」

希「はぁ、はぁんっ♡ お返しっ」ニギッ

穂乃果「っ♡♡」


シュコ…シュコ

穂乃果「〜〜〜♡♡」

希「気持ちいい?」

希「ウチは、気持ちいい……♡」ジュワァ

希「穂乃果ちゃんの、どんどんかたくなってる♡」


穂乃果「ひゃぅ、ひもひぃよぉ……♡♡」ビクビク♡♡


穂乃果(希ちゃんの手、結構上手い……気持ちいぃ)


希「このままイク? それとも……やめとく?」

穂乃果「ん……やめとく」

希「?」

穂乃果「早く、挿入れたい……一回目がやっぱり一番気持ちいいから」


希「うん、ええよ」

希「ウチ、多分もう準備オッケーやから」

穂乃果「でもまだ前戯……」

希「確認してみて? 多分、穂乃果ちゃんの見てたら……興奮……しちゃった」

バサッ




穂乃果「……」ソーッ


グチュゥ…

穂乃果「うわ……♡」
195 : ◆wOrB4QIvCI [saga]:2016/02/03(水) 03:04:57.84 ID:NestyGsu0
希「////」

穂乃果「えっちだね、希ちゃんは」

希「ウチ、悪くないもん……//」

穂乃果「うん、可愛い」

希「もうっ!//」

穂乃果「腰浮かせて?」

希「うん……」スルリ

穂乃果「ごくっ……」

穂乃果「ハァハァ……♡」


穂乃果(希ちゃんの膣内……挿入れられる♡ またあのきもちーの、味わえる♡)

穂乃果(ゴム、ゴム……)

キュッ



穂乃果「じゃあ挿入れるね? 痛かったら言ってよ?」

希「大丈夫」

ヌチッ

穂乃果「んっ」

希「穂乃果ちゃんの、あつ……♡」

ニュルニュル

希「焦らさないでよぉ♡」


穂乃果「ハァ♡はっ……んっ、ごめ♡」


穂乃果「いく、よ」



ニュルル…ググッ
196 : ◆wOrB4QIvCI [saga]:2016/02/03(水) 03:05:41.85 ID:NestyGsu0
穂乃果「はぁぁぁ………♡♡♡」

希「んんぁっ♡♡」ガシッ


穂乃果「やば……これ、やばい、よぉ♡♡」

穂乃果(やっぱり、他の人のと、全然違うっっ……)///

穂乃果(ゴムしてるのに……こ、これじゃすぐ、でちゃう……)ガクガク

穂乃果「希ちゃ、声……抑えないとっ」

希「ちょっとくらいなら大丈夫……壁そんな、薄くないから」

穂乃果「ほんと?」

穂乃果「んんっ♡希ちゃんの膣内、気持ちよすぎて……すぐいっちゃいそう……」

穂乃果「違う、生き物みたい♡すっごいいっぱいの、ヒダヒダがぐにゃぐにゃって♡♡」


グチュグチュ

希「ほのかひゃ、や、ん♡♡」

穂乃果「好き、大好き♡」パンパンッ


ウネウネ グニュグニュ

穂乃果「んんっ♡♡」


穂乃果「なに、これぇ♡♡」ビクビク

穂乃果「ごめんっ、もう……イク……♡♡」
197 : ◆wOrB4QIvCI [saga]:2016/02/03(水) 03:12:35.85 ID:NestyGsu0
希「いいよっ我慢しないで♡いっぱい、出して?♡♡」

穂乃果「あっっ♡んぅぁっ♡♡」ビュクッビュルッ

ビクビク

穂乃果「はぁ、はぁ……♡」ピュ……ピュ


バサッ

穂乃果「ごめ……♡いっちゃった……」

ヌプ

希「わ、溢れそうやん……」

穂乃果「//」

穂乃果「でもこれね溢れないように出来てるんだってすごいよね」


希「そうなんや……そんなに気持ちよかったん?」


穂乃果「うん……あの、満足出来なかったよね」

希「大丈夫やって、無理せんで?」

穂乃果「……」

穂乃果「なんでこんな早く……。希ちゃんの膣内、他の人と違いすぎて……」


穂乃果「ほんと、きもちよくて」

希「我慢する必要なんてないんよ。ウチ、穂乃果ちゃんが気持ちよくなってくれれば本当に満足やから。あと、ウチだって……その、普通に気持ちよかったし///」

穂乃果「そっか……今度はもっとしようね? がんばるから」

希「そうやね!」

穂乃果「それにしても……希ちゃんの膣内みたいになかのヒダヒダがぐにゃぐにゃーってするの……メイキって、いうのかな?」


希「名器?//」
198 : ◆wOrB4QIvCI [saga]:2016/02/03(水) 03:21:07.69 ID:NestyGsu0
希「そう、なんかなあ」

穂乃果「前からなんか人と違うって思ってたんだ。でも、最初にした時は酔ってたし、それ以降も外とか……あんまり良い環境じゃなかったからよくわからなくて」

希(人と、違う……また)

穂乃果「?」

希「……人と違って、良かったんかな」

穂乃果「え、良かったに決まってるよ! これは希ちゃんにしかないものだよ、穂乃果すっごい嬉しい!」

希(喜んでくれてる……)


希「も、もう一個聞いていい?」

穂乃果「なあに?」

希「ウチの胸、どう思う?」

穂乃果「え? どうって」

希「……」

穂乃果「自分の胸……嫌い、なの?」

希「あんまり……」

希「無駄におっきいし、目立つし、人と違うし……脱いでも綺麗やないし」

穂乃果「そんなことないよ!! 自信もって!」

希「……」


希「穂乃果ちゃんにそう言われると……なんだか自信が持てる気がするね」

希「穂乃果ちゃんが好きって言ってくれるなら、ウチも自分のこと……好きになれそう」


穂乃果「えへへ、よかった!!



希「最後にもう一個話させて?」


穂乃果「うん?」
199 : ◆wOrB4QIvCI [saga]:2016/02/03(水) 03:21:51.94 ID:NestyGsu0
希「誰にも話してない、えりちにもにこっちにも話してない話」

穂乃果「……」




希「――ウチの親な、転勤族なん。確かµ’sに入れてって電話した時に話したよね」

穂乃果「……だから一人暮らしなんだね」

希「そう。これはえりちには話してあるんやけど」

希「小さい頃からそうだったん。だから色んな人を見てきたつもり。色んな人を見て、大体その人が考えてることがなんとなくだけどわかるようになった」

希「ウチはね、本当は関西弁じゃないんよ。ちょっとだけ変でしょ? 中学までは普通に私って言ってたし、こんな口調してなかった。――演技、なんだ」


穂乃果「そう、なんだ……。どうしてそんなことを?」

希「――友達、出来なかったんよ」

希「最初の頃は出来たんよ? いろーんなところでいろーんな友達が。でもねだんだん……怖くなっちゃったの。友達作っても、また友達じゃなくなるんだって」

希「そしたら……友達の作り方わかんなくなってた。変な時期に転校することも多くて、珍しがられるのも嫌で……長い間、塞ぎ込んでた」



希「本当に嫌だったの。人と違うことが。親を恨んだことはないけれど、周りの人みたいに、私も普通になれたらってずっと思ってた」



希「……高校に入って親に話してね、一人暮らしさせてもらうことになった。普通に高校生活がしたくてさ。憧れだったから……」
200 : ◆wOrB4QIvCI [saga]:2016/02/03(水) 03:22:32.28 ID:NestyGsu0
希「でもねー困ったことに私、友達の作り方を忘れちゃってた。でも友達出来ないなんて悲しいから……だから――人と違うことを武器にした」

希「皮肉だよね。いやだって思ってたものが……一番の武器になるなんて」


希「色んなところで、人より色んなこと経験してきたつもり。変な関西弁だってその一つ」

希「必死で演技して、友達もできて高校生活はそれでも人と違うってことに自信を持てなくて……ここまで来た」

希「みんなに話したら幻滅されそうで……演技なんて知られたら私……怖くて。騙してるの、申し訳なくて……」




穂乃果「……」



希「――これが本当の東條希」



希「……ここまで話したの、初めて」


希「弱いとこばっか、見せてごめんな?」

ギュッ


穂乃果「いいよ、そう約束したもん」


穂乃果「そんなに信頼してくれて、ありがとう」


希「……」

希「実は穂乃果ちゃんに言うのも、ちょっと怖かった……」
201 : ◆wOrB4QIvCI [saga]:2016/02/03(水) 03:23:09.70 ID:NestyGsu0
希「だって穂乃果ちゃんが好きになったのは……お姉さんみたいなウチでしょ? でも今のウチ、きっとそんなイメージとかけ離れてる……嫌われるって」


希「せっかく穂乃果ちゃんがくれた新しい居場所……失いたくない」



穂乃果(……震えてる)

穂乃果「希ちゃんが優しいからだよ」


穂乃果「演技とかそういうのどうでもいいと思う。もうそれは希ちゃんだよ。騙してるなんて言わないで?」

希「……ウチも、これ本当の自分だって思いたい。だから……穂乃果ちゃんにも、これで行くね? そしたら、きっと……本物になるから」

穂乃果「うん」




穂乃果「希ちゃんはさ自分に自信がないっていうけど、さっき言ったよね。穂乃果が好きっていい続ければ、希ちゃんも自分のこと好きになってくれるって」

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