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【R-18】女提督「しませんこと?」【艦これ】
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1 :
◆KY9IyHJerk
[saga]:2016/02/02(火) 03:33:58.95 ID:I3EQcAsVo
女提督(以下、提督)はそう言うと、スカートのジッパーを下ろした。
提督は黒髪のショート。背は低く細身。20代後半なのだが、高校生と言われても違和感がないほどの童顔。
残念ながら、胸と尻は心と同じくらい貧しかった。
BGM:
ふたりの天使 (Concerto pour une voix)
https://youtu.be/BFR2aqzKezk
※R-18
※レズ
※森奈津子先生リスペクト
SSWiki :
http://ss.vip2ch.com/jmp/1454351638
2 :
◆KY9IyHJerk
[saga]:2016/02/02(火) 03:37:49.72 ID:I3EQcAsVo
第一話 クソレズ提督
「しませんわ」
足柄は笑顔で言う。
提督はジッパーを上げた。
「定時も過ぎましたし……。お先に失礼いたします」
足柄は軽い足取りで指令室を出て行った。
ここは小田急線沿いの新百合ヶ丘鎮守府。
海から殺到した深海棲艦に押し込まれ、ここが最前線になったのは今や昔。
現在は物資の備蓄基地として、のんびりと運営されている。
そんな鎮守府に配属された提督だったが……。
3 :
◆KY9IyHJerk
[saga]:2016/02/02(火) 03:40:04.14 ID:I3EQcAsVo
執務を終えた提督が自室に帰ってきた。
「ただいま〜」
「おかえりなさい、提督」
出迎えたのは、Tシャツ、ショートパンツ、エプロン姿の陸奥。
「むっちゃん……」
「あら、どうしたの?」
「また振られたぁ〜〜〜!!!」
ガシっと陸奥に抱き着いて、泣き出す提督。
「あら、あらあら。またなの?」
「ひぐっ……ぐすっ……うん……」
泣きつつも顔を陸奥の胸にうずめ、その感触を味わう提督。
陸奥はノーブラ。その胸をわしづかみする提督。手の動きがいやらしい。
「夕飯もお風呂も用意が出来てますよ」
「……あい……」
「その後で……お話を伺いますわ」
「……うん……むっちゃん大好き……」
4 :
◆KY9IyHJerk
[saga]:2016/02/02(火) 03:43:31.99 ID:I3EQcAsVo
食事と風呂をすませた後、横長ソファーで陸奥は提督に膝枕をした。
「むっちゃんの膝枕……最高だよ……」
「今度は誰に振られたんですか?」
「足柄……」
この提督はレズであった。
美形ぞろいの艦娘とイチャイチャしたい一心で提督になった、筋金入りのビアンである。
「愛のためにこそ強くなれる」のキャッチフレーズのもと、提督は艦娘同士の恋愛を推奨していた。
というわけで、新百合ヶ丘鎮守府では百合の花が満開だったのだが……。
「足柄さんはノンケですよ」
「ノンケがいいんだよ……」
提督はビアンのくせにノンケ好きという救いがたい性癖だった。
5 :
◆KY9IyHJerk
[saga]:2016/02/02(火) 03:45:56.04 ID:I3EQcAsVo
「むっちゃんの……ここ……いい匂い……」
提督が陸奥の内ももに顔を埋める。陸奥の顔が真っ赤になった。
「提督ったら……もう……」
提督と陸奥は、セフレ以上、恋人未満という微妙な関係である。
陸奥には長門という心に決めた相手がいたのだが、陸奥が着任したとき……。
「むっちゃん……わたし、あなたのこと、ずっと心待ちにしていた……。
今、この鎮守府には長門はいない……。だから……長門が来るまででいいから……恋人……いや、セフレでもいい……。
いつ捨ててもいいから……今だけ一緒にいて! お願い! なんなら足を舐めます! いや、むしろ舐めさせてください!」
そう絶叫しながら号泣し、土下座しつつも前進して陸奥に迫る提督。
その動きはバッテリーが切れかかったルンバのようだった――後に陸奥はそう語ったという。
提督は背が低く、貧乳、貧尻。手足は短く、顔は童顔。心に余裕がなく、甘えん坊。
一方、陸奥は背が高く、スタイル抜群。手足は長く、顔は大人っぽくて美人。いつも優しく、穏やかで優雅なお姉さま。
提督にとって、持って無い物を全て持った憧れの艦娘だった。
6 :
◆KY9IyHJerk
[saga]:2016/02/02(火) 03:48:33.99 ID:I3EQcAsVo
「長門が来るまでなら……いいわ……お姉さんに甘えても……恋人にはなれないけど」
「……やったぜ……」
ニタリと笑う提督。
「ん? 今、何かおっしゃいました?」
「なにも言ってないよ……ありがとー、むっちゃん! 大好き!」
優しい陸奥は断れないだろうと読んだ上で関係を迫った提督。己の欲望のためには手段を選ばない、まさにクソレズであった。
「でも条件があるの。月に一回、私の立ち合いのもと大型建造をしてね♪」
「」
長門が来ないように大型建造を止めようと思ってた提督の目論見は崩壊した。
この鎮守府が内陸の補給基地にもかかわらず、戦艦、正規空母であふれることになったのは、これが原因である。
……というわけで、提督と陸奥は同棲していた。
7 :
◆KY9IyHJerk
[saga]:2016/02/02(火) 03:51:02.90 ID:I3EQcAsVo
陸奥に膝枕をされて、トロ顔の提督。
「むっちゃん……慰めてよ……なでなでして?」
「はい……」
陸奥の手が提督の頭を撫でると、甘い息が漏れる。
「あふん……むっちゃんの手で撫でられると……とっても気持ちいい……」
「ふふっ……提督の髪、綺麗ですよ」
頭を撫でられて、すっかりご満悦の提督。
「むっちゃん……愛してる……」
「提督……」
「いいんだ……いつわりでも嘘でも……なでなでしてくれるむっちゃんが真実……」
「そんなこと……おっしゃらないで……」
陸奥が提督の体を起こし、恋人つなぎで指を絡めたまま、ソファーに押し倒した。
8 :
◆KY9IyHJerk
[saga]:2016/02/02(火) 03:52:25.26 ID:I3EQcAsVo
「ん……」
ぽってりとして艶のある陸奥の唇が、提督の唇と重なる。
提督が僅かに息を漏らした。
陸奥が指で首筋を愛撫すると、肩がぴくんと跳ねる。
「あっ……んんっ……」
どちらともなく舌を出し、絡めだした。
ちゅぷちゅぷと淫靡な水音が部屋に響く。
互いの舌が粘膜をなぞると、ゾクゾクっとした快感が脳を走った。
「むっちゃんのキス……気持ち良すぎて頭がクラクラしゅる……」
「お姉さんに任せて……もっと気持ち良くなって……」
「うん……」
9 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/02/02(火) 03:56:14.72 ID:gxbDploVo
待ってた
10 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/02/02(火) 03:56:34.47 ID:pKpHldA3o
新百合ヶ丘鎮守府キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
11 :
◆KY9IyHJerk
[saga]:2016/02/02(火) 04:02:38.90 ID:I3EQcAsVo
陸奥がTシャツの上から提督の胸を、じんわりと揉みほぐす。
「んん……ああ……」
「ここ……硬くなってますよ……」
ノーブラなので、硬くなった先端がくっきりと浮き上がった。
陸奥の指が硬い蕾をこりこりっとこねると、鋭い快感が胸を突き抜ける。
提督の息が荒くなった。
「はぁ……ううんっ……むっちゃん……」
「提督は……お姉さんの胸……好きでしょ?」
陸奥がTシャツを脱ぎ、豊満で白い乳房をあらわにすると、桜色の先端を提督の口にあてがった。
提督はちゅっと軽くキスをして、口に含む。
「むっちゃんの胸……白くて……大きくて……柔らかくて……本当に癒される……」
じっとりと吸い舐める提督。
「ん……ふっ……提督……んん……」
陸奥が甘く切ない息を漏らす。
12 :
◆KY9IyHJerk
[saga]:2016/02/02(火) 04:10:04.25 ID:I3EQcAsVo
「提督……脱ぎ脱ぎしましょうね……」
陸奥がショートパンツごと提督のショーツを脱がした。
細く白い指で、割れ目をそっとなぞる。
提督の下腹部に快感のさざ波が起こった。
「もう濡れてますね……」
中指で蜜をすくうと、顔を出した花芯に塗りつけ、円を描くように指でこね潰した。
「ああん……感じる……むっちゃんの指……いいよ……」
快感のあまり、提督が体をよじる。
「んん……いくっ……むっちゃん……いってもいい……?」
「お姉さんの指で……イって……」
提督の体がぴくんぴくんと震えだした。
「ふわぁああ……いくっ……あん……ああ……あっ……」
ギュッと背中をのけ反らせ、腰をびくびくっと痙攣させながら、提督は絶頂を迎える。
体が甘く切ない緊張から解放されると、安らかな快感に酔いしれた。
13 :
◆KY9IyHJerk
[saga]:2016/02/02(火) 04:12:08.31 ID:I3EQcAsVo
一息ついた提督は上体を起こし、陸奥にキスをした。
「次は、わたしがむっちゃんを気持ちよくさせたいな」
「なんなりと……」
顔を赤らめる陸奥を、提督が押し倒す。
「むっちゃんの胸……先っぽがピンクで可愛い……あむっ……」
「ああっ……舌で転がさないで……」
提督が陸奥の胸を揉みながら、口で先端に吸い付いた。
すでに硬くなっていた蕾を舌で転がすと、陸奥が甘い嬌声をあげる。
14 :
◆KY9IyHJerk
[saga]:2016/02/02(火) 04:13:59.77 ID:I3EQcAsVo
「むっちゃんの割れ目……もう真珠が顔を出してる……」
「ふうん……だめっ……」
提督が秘裂に顔を近づけ、濡れた真珠を舐めだした。
「ああ……提督……」
「むっちゃんのここ……とてもきれい……」
ちゅぷっ、ちゅぷっと音を立てて舐めると、陸奥が恥ずかしそうな顔をする。
それを見た提督が、いやらしく笑った。
「むっちゃんの白い肌が赤く火照って……あそこの栗毛もツヤツヤして……割れ目もピンクで……可愛すぎだよ……。
あたしのむっちゃん……切ない顔して……気持ちいいの……?」
「ふっ……んっ……はい……気持ちいいです……」
15 :
◆KY9IyHJerk
[saga]:2016/02/02(火) 04:16:25.88 ID:I3EQcAsVo
陸奥の腰がぴくぴくと震えだした。
「いきそうなの……?」
「んっ……んっ……はい……」
「うれしい……むっちゃん、もっと乱れて……思いっきり、いっていいよ……」
提督が舌のペースを上げる。
ちゅぷっちゅぷっちゅぷっちゅぷっ……
「ふっ……んっ……んーーーーっ……んーーーーっ……いきます……」
腰をがくがくっと痙攣させ、つま先をぎゅっと握り、腹筋をうねらせ、陸奥は絶頂に達した。
「むっちゃん……あたしの天使……イキ顔が可愛すぎて、生きるのがつらい……キスしちゃう……」
二人はキスをして、いつ果てるともなくイチャイチャし続ける。
このように提督と陸奥は、セフレ以上、恋人未満という互いに都合の良い、曖昧な関係だった。
16 :
◆KY9IyHJerk
[saga]:2016/02/02(火) 04:17:47.00 ID:I3EQcAsVo
そんなある日、提督は性懲りもなくノンケの艦娘を口説いていた。
「しませんこと?」
「……うん……那珂ちゃん……頑張る……」
提督は平静を装っていたが、内心では動揺していた。
(ちょ……どういうことなの? ついにモテ期が来た? 式場予約しないと!)
「わ、わかったわ! シャワー先に浴びる?」
「うん……」
「わたし、仮眠室で待ってるから……」
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