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【アイマス】例えばこんなプロデューサーとアイドルのお話【安価】
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370 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/04/27(水) 22:54:14.55 ID:jbU4OEWp0
>>277
371 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/04/27(水) 22:55:56.30 ID:MfvH7tq8O
>>201
372 :
◆EV1LK7n6Hk
[saga]:2016/04/27(水) 22:59:08.60 ID:S8eLqEPX0
>>369
把握しました
設定
>>331
は構想しながら執筆中です
それでは次回の報告をお待ちください
373 :
◆EV1LK7n6Hk
[saga]:2016/05/10(火) 11:35:00.69 ID:M5bw3+Uf0
設定
>>331
を明日11日の21:00を目安に投下します
安価を取りたい方は準備しておくことを推奨します
374 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/05/10(火) 17:34:48.80 ID:BLmbjdrX0
どうやって直下安価取ってるかしりたいな
375 :
時間になったので始めます
◆EV1LK7n6Hk
[saga]:2016/05/11(水) 21:00:20.68 ID:K208z8Fs0
設定は
>>331
『タイトル未定』
「お疲れ様です楓さん!」
第一印象は元気な青年。
青年と言うほどの歳ではないかもしれないが、彼は20代前半と若く、プロデューサーとしては若すぎるほどだ。
そんな彼は、レッスンの終わった担当アイドルの高垣楓にタオルとドリンクを手渡した。
まるでマネージャーのような仕事もこなす。
しかし担当アイドルが彼女一人だから、Pの業務状況は厳しいものであるはずがない。
「ありがとうございます、プロデューサーさん」
「いえ、これも俺の務めです」
爽やかな笑顔が快活な雰囲気の彼にはぴったりだ。
「えっと、次のお仕事がモデルの撮影と、ロケですね!」
嬉しそうに仕事の話をするものなので、楓は彼のそんな期待を裏切れないなと思った。
376 :
◆EV1LK7n6Hk
[saga]:2016/05/11(水) 21:01:02.17 ID:K208z8Fs0
「プロデューサーさんっていつも楽しそうですね」
「そりゃもちろんです! 自分のプロデュースで一人のアイドルが陽の目を浴びてるなんて、こんなに嬉しいことは他にないですから!」
「ふふっ、いっつも美味しい思いさせていただいてます♪」
「あはは、今日のロケも良さそうな旅館ですからねー。正直羨ましいです。俺も今度行ってみようかな?」
「プロデューサーさんの行きたい場所増えちゃいますね」
「楓さんが悪いんですよー。お料理はいつも美味しそうに召し上がりますし、温泉は気持ちよさそうに入りますし、お酒だって美味しそうに飲むんですから」
「だって本当に美味しいんですよ? プロデューサーも飲んでみたらいかがですか?」
「俺はいいですって! 本当に弱いし、迷惑かけられませんから」
「気にせずに迷惑かけてください。プロデューサーと飲みたいですし」
「それだけは絶対ダメですってば」
「いいじゃないですか。少しだけでいいんですよ?」
「少しでもきついですよ……。去年の忘年会では5杯しか飲んでないのに、気が付いたら当時マネジメントしてたアイドルの部屋のベッドで寝てたんですよ……? 何も無くて良かったですけど、それ以来怖くて飲めません……」
今年からプロデューサー業務を任されたPは、とにかくスキャンダラスなことには敏感だ。
その時は本当に何にも無かったらしいが、すっかりトラウマになってしまったようだ。
377 :
◆EV1LK7n6Hk
[saga]:2016/05/11(水) 21:01:59.17 ID:K208z8Fs0
「えっと、その子って誰でしょうか?」
楓の目の色が変わったような気がして、Pは若干たじろいだ。
「そ、その子の名誉のためにも黙秘です!」
「本当に何にも無かったのならいいですけど……」
ムスッとしたり心配そうな表情を浮かべたりと、意外にも豊かな感情表現をすることに、Pも最初の頃は驚いていたが今では慣れた。
その豊かな表情に気が付いたのは担当を受け持ってから二ヵ月くらい経った後だ。
同期や先輩にそのことを話しても嘘だと言われてしまうのが、Pがちょっと不思議に思ってるところでもある。
「ありませんよ。俺もスーツのままでしたし。でもなぁ……何にもしなかったのは幸いですけど、男としてはどうなのかなって思いますよね」
「誠実で良いことだと思いますよ?」
「……楓さんがそう言うなら、プラスに受け止めますけど」
「もし何かあったら、それこそ軽蔑してると思います」
「ですよねー」
378 :
◆EV1LK7n6Hk
[saga]:2016/05/11(水) 21:02:52.62 ID:K208z8Fs0
「……飲みに行かなくてもいいですから、今度ご一緒にお食事でも行きませんか?」
楓が話を戻し、そう切り出した。
彼女の心拍数はぐっと上がるが、Pには気付く術があるはずもない。
「ええ、ぜひ行きましょう。今日でもいいですよ?」
笑顔で応えるPに、楓はホッと安堵した。
「今日はお仕事あるじゃないですかぁ……」
「旅館でご一緒に……」
「……」
「……なーんて冗談です」
楓は一瞬硬直したが、冗談なんて言われては少し複雑な気分だ。
「どうしました?」
「何でもありません」
「じゃあまた今度にしましょう。明日とかどうですか?」
「早い日程がいいんですか?」
「いえ、そういうわけじゃないですけど……早い方がいいじゃないですか?」
「私はいつでも構いませんよ?」
「そうですか」
379 :
◆EV1LK7n6Hk
[saga]:2016/05/11(水) 21:04:10.40 ID:K208z8Fs0
どうやら追々決めていくことになりそうだったが、この二人はこういった約束をする話を必ず忘れる。
それで時が経てば、そんな話してましたねー、などと掘り返しはするもののまた約束し忘れるのだ。
最終的に、今日なら空いてますー、と言って計画性も無くその日にお出かけする。
「そろそろお仕事に行きますか!」
「そうですね。プロデューサーなんだか元気ですね」
「元気だけが取り柄ですから!」
「ふふっ……! なんだか私まで元気貰っちゃいます」
「おお、それなら良かったです! 楓さんが元気無いままじゃファンも悲しくなっちゃいますからね。もちろん俺もですよ」
「まあ、それは大変です。高垣楓、今日も元気にやっていきまーす」
とかなんとか、まるで学生のノリで出発していくのだ。
現場までは、車を使う時もあれば、電車を使う時もあり、歩く時だってある。
駅まで行くのに歩くだろう、とかそういう野暮なことは抜きとして。
380 :
◆EV1LK7n6Hk
[saga]:2016/05/11(水) 21:05:15.98 ID:K208z8Fs0
Pはこの時間が結構好きだ。
車の中ではお互いの好きな曲を流しながら、ラジオを聞きながら、テレビを見ながら、絶えずお喋りして現場まで……。
電車と徒歩では、変装に二人で試行錯誤したり、旅行気分でゆったり特別車両に乗ったり、初めての場所で初めて入るカフェやレストランも新鮮で、会話のネタが尽きない。
知らない道で迷子になるのも時には一興。
そこらの屋台で買い食いするのも楽しい一時。
帰りに寄り道するのだって心躍るものがある。
今日は歩いて、撮影所まで足を運んだ。
「あ、あそこのクレープ屋さん美味しいですよ」
「私も食べたことあります。生地がパリパリで美味しいですよね」
「楓さんも経験者でしたか!」
「今度一緒に食べますか? クレープを二つクレー……なんて、ふふっ……!」
「はははっ! クレープの『プ』はどこ行っちゃったんですか?」
「おしゃれな雰囲気を出すために略してみました」
「おしゃれも何もありませんよ」
ますます可笑しいなと笑うP。
他の人が聞いたらまず愛想笑いか苦笑いだろうが、彼はこんなくだらない会話にも面白そうに笑って返すのだ。
381 :
◆EV1LK7n6Hk
[saga]:2016/05/11(水) 21:06:15.94 ID:K208z8Fs0
「あ! おしゃれとシャレでかけてたんですね!?」
「そこに気付くなんて、さすがはプロデューサーです」
「そのドヤ顔なんですか!?」
それでもやっぱり会話の内容はくだらない二人だった。
そんな楓もモデルの仕事となればキャラクターが変わる。
どんな女性も憧れるような細くて美しい肢体とキリリとカッコいい表情に誰もが心を奪われる。
自分で決めるポーズも様になっている。
たまに変なポーズをとるが、周りは苦笑いで、Pだけがクスクスと笑っている。
この前は、フリフリなドレスに似合わない敬礼を決めてPは腹を抱えていた。
しかし周囲は目を疑ったような反応ばかりだった。
そんな写真はもちろん没。
その後、可愛く写った写真がしっかり選ばれた。
つまるところPは笑いのツボが浅いのかもしれない。
それともPだけが楓が悪ふざけしてることを知っているのか。
お仕事は真面目に……よりも楽しく! がモットーのプロデューサーなので、多少のおふざけも許容しているのだろうが、楓がやると真面目なのかふざけてるのかよくわからない。
それでP以外が混乱してしまうこともしばしばあるのだった。
382 :
◆EV1LK7n6Hk
[saga]:2016/05/11(水) 21:07:34.40 ID:K208z8Fs0
「楓さん。今日の撮影もお疲れ様です。とっても良かったですよ! あの悲劇のヒロイン風が俺的には特に良かったです!」
そう言っては思い出して笑う。
「やっぱりプロデューサーはわかってくれました?」
「ええ、あり余るあの不幸のオーラ……ていうかどうやって不幸成分出してるんですか?」
「実は簡単ですよ? こう、日本酒を飲もうと思って瓶を手に取ったらほとんど空っぽだったことに気付いた時の気持ちで……」
「それおっさんの気持ちじゃないですか!?」
「おっさんの気持ちになるですよー」
「あはははっ! やめ、やめてください……!! くくっ……! 仁奈ちゃんそんなこと言わないですからね絶対……!」
「でも私、この前仁奈ちゃんが『ミズキお姉さんの気持ちになるですよー!』って言って『わかるわ』と『わかりやがりますか?』を交互に連発してた時はさすがに笑っちゃいました」
「何ですかそのエピソード? 想像したらじわじわ来るんですけど……」
「エセ、エスパーゆっこの気持ちになるですよー!」
「ちょっ、今噛んでないですよね!? わざとですよね、わざとエセって言いましたよね!?」
383 :
◆EV1LK7n6Hk
[saga]:2016/05/11(水) 21:08:41.01 ID:K208z8Fs0
「ムムムーン!」
「地味に他の子の真似上手いですね。仁奈ちゃんはさすがに無理がありますけど……」
「ムムムン! ムムムン! ウーサムン!」
「ぷふーっ! ゆっこちゃんからの菜々ちゃんはずるいです! ウサムンって、何かが蒸れてそうな名前じゃないですか」
「ムムムン……ムム……ムフッ! いきなりそんなこと言わないでください……ウサムン……ふふっ!」
「自分で言って自分でウケないでくださいよぉ……」
この時、周囲は思った。
こいつら仲良いなぁ……と。
【ロケのお仕事にて】
本日、二本目のお仕事は旅番組のロケと見せかけた旅館紹介番組だった。
楓が旅館に取材に行き、お食事と温泉を楽しんで一泊するだけの企画。
これが意外にも人気が出ている。
端的に言えば、視聴率が右肩上がりであると言うことだ。
そんな番組に影響されたのはテレビを見ているファンやお茶の間だけではなく、案外近くにも潜んでいた。
「……」
撮影の様子を黙って見守るのはPだ。
この時ばかりは笑ったりせずに見入ってしまうのだ。
楓のタオル一枚の姿にではない。そもそも下着も着てるし……。
楓のリアクションに見入ってしまうほど、とても気持ちよさそうに温泉に浸かるのだ。
384 :
◆EV1LK7n6Hk
[saga]:2016/05/11(水) 21:09:25.74 ID:K208z8Fs0
「はふぅ……とっても気持ちいいですねぇ……」
立ち昇る湯煙、透き通るような白い肌を滑らかに伝う滴、程よく紅潮した頬、恍惚とした表情に、落ち着いた吐息。
その一挙手一投足が自身を宿へと導かんとする甘美な誘惑を秘めている。
Pはごくりと息を飲む。今すぐスーツを脱いで温泉に入りたい……。
しかしそれは許されない……!
まだ撮影中だからである。
楓が浴場を出て、食事をする時になっても誘惑は続く。
部屋に用意された料理の数々。
小さな鍋に、魚のお造り、鮮やかな見た目の食事に思わず涎が流れそうになる。
「いただきます」
手を合わせてそう言うと、目を輝かせてお箸を手に取った。
「う〜ん、美味しいですねぇ……」
うっとりとした表情を見せて舌鼓を打つ。
もうカメラがあることなんか忘れているようで、ビールを飲み、日本酒を飲み、焼酎を飲み……とやりたい放題。
385 :
◆EV1LK7n6Hk
[saga]:2016/05/11(水) 21:10:04.84 ID:K208z8Fs0
そんな内容の番組だが、だからこそ人気が出たのかもしれない。
楓に宛てられるお手紙は、だいたいこの旅館番組の内容だったりするからだ。
『飲みっぷりが気持ちいい』
『温泉すごく気持ちよさそうに入りますね』
『こんな料理一度食べてみたい』
とかそんな感じだ。最後のやつは楓のことと関係ないじゃないかと思わなくもない。
撮影が終わったとなるとスタッフたちもようやく一息つける。
朝になるまで機材調整や早朝撮影の打ち合わせ……いろいろと仕事は山積みだ。
そんな中ゆったりとお酒を飲み、旅館の中をブラブラし、眠くなったら寝る。
実に自由な楓だった。
「ふわぁ……朝、起きれるかなぁ」
対照的に翌朝のことを心配するのはPだった。
打ち合わせも長引いてしまい、楓よりも早く起きなければならないのだから睡眠時間は4時間かそこらだろうか。
なかなかきついなー、と思いながらPは大きく欠伸をした。
それでも結局、時間通りに起きて、予定通りに事は運んでいくのだった。
386 :
◆EV1LK7n6Hk
[saga]:2016/05/11(水) 21:11:06.04 ID:K208z8Fs0
「お疲れ様でしたー」
楓はとてもご満悦なようだ。
彼女の仕事の風景とはこんなものなのである。
そんな彼女の悩みは人気が出てき始めてPとの時間が少なくなってきたこと。
彼といるのは楓も楽しいと感じているのだった。
あとできればPと一緒にお酒を飲みたい。
彼女は無類の酒好きだった。
しかしPは飲めないときたものだ。
うぅむ……と頭を悩ます彼女。もっと別のことを心配する必要がありそうなものだが……。
そもそも彼はガード(?)が堅く、一緒に居酒屋に行っても飲んでくれないし、宅飲みなんかもってのほかだ。
アイドルの部屋に入ることなんて絶対しないし、アイドルを部屋に招くことも絶対しない。
楓はそのことを考える度に、一度お持ち帰りしたアイドルを深く羨ましく……というより妬ましく感じるのだった。
妬むと言っても、くっ……そのアイドル羨ましい、と拳を握って震わせるくらい。
考えに考えた結果、楓は事務所飲みというのを企画しやがった。
「ほら、プロデューサー。これならいくら飲んでも記事には載りませんよ?」
「そういう問題じゃないんですけど……」
缶ビールと缶チューハイの山。
387 :
◆EV1LK7n6Hk
[saga]:2016/05/11(水) 21:12:22.16 ID:K208z8Fs0
これを二人で飲むつもりだったのかと思うと、飲んでもないのにPはすでに気持ち悪くなってきたような気がした。
「私は開けますよー♪」
楓がタブを引くと、カシュッ! と小気味のいい音が部屋に広がる。
「んくっ……んくっ……!」
かつん、と缶をテーブルに置いて満足げにむふーっと息を漏らす。
そして屋台で買ってきた焼き鳥の盛り合わせに手を付けると、はむっと豪快に頬張った。
「ん〜っ♪ ビールに合いますねー♪」
あんまり美味しそうに食べるものだからPもついついごくりと喉を鳴らした。
Pは業務も終わったのでさっさと帰ればいいのに、楓が酔った時のための付き人、あるいは帰りの足として待機しているのだ。
曰く、アイドルを危険な目に合わせられないとか……。真面目な人間だ。
「プロデューサーはいらないんですかぁ?」
Pの前で焼き鳥をフリフリさせる。傍から見れば嫌な女に違いない。
「俺も食べたいっす」
「ビールがよく合いますよ?」
楓は早くも二本目を開けた。
焼き鳥を頬張って、ビールを飲む。
388 :
◆EV1LK7n6Hk
[saga]:2016/05/11(水) 21:13:05.89 ID:K208z8Fs0
「ぷはぁっ! 焼き鳥のタレ、塩、両方に合いますね! この広がる香ばしさをビールで流して喉越しに伝わる瞬間が溜まりません!」
何の宣伝企画だと言わんばかりの猛アピールに、Pの牙城は崩壊寸前だった。
「ここなら朝まで過ごせますし、誰に見られることも無いんですよねー」
独り言のような口調でPの方をチラチラ、チラチラ、としつこいほどに見る楓。
彼女の手には未開封の缶ビール。
しかもその手はPに向けられている。
「……」
「女一人で飲むなんて何だか寂しいです……」
「も、もう……どうなっても知りませんからね?」
Pから顔を背けて、計画通り、と影を帯びた表情をしつつも瞳がきらりと光る。
それから二人で飲んでいく。
Pは飲み始めたと言えどセーブしてるみたいで、あまりお酒が進まない。
「もっとぐいっと行っちゃってー♪」
唐突に始まるコールにPは吹き出しそうになる。
「な、なんでそうなるんですか!? ……しかも二人なのに」
笑いが抑えきれない。
389 :
◆EV1LK7n6Hk
[saga]:2016/05/11(水) 21:14:09.06 ID:K208z8Fs0
「Pのいいとこ見てみたーい♪」
「ていうか宴会のノリですからねそれ!?」
と言いつつ気分が乗ってきていたPは残りの200mlくらいを一気に飲み干した。
「はいどうぞ」
手渡された新たな缶ビール。
「ちょ、無理です!」
「無理じゃないです!」
完全に厄介者と化した楓。
こんな先輩がいたらヤだなーと思いながらPは少しだけビールを煽った。
「全部いかないんですか?」
「辛くなるのは目に見えてますから」
それでも楓はPがお酒に手を付けてくれただけでご満悦らしく、テンションは上がる一方だった。
「プロデューサーって女性経験ありますかぁ?」
「え? なんですか急に……」
「女の子とちゅーとかしたことあります?」
「……そりゃありますけど」
「どんな風にするんですか?」
「えっと……普通に……」
390 :
◆EV1LK7n6Hk
[saga]:2016/05/11(水) 21:15:12.13 ID:K208z8Fs0
「普通じゃ分かりませんよぉ……ちょっと私にやってみてください」
「はい?」
「だからプロデューサー早く私にちゅーしてみてくださーい」
「しませんよ……」
「えー? けちけち〜」
「あははは……! ちょっと酔っ払いすぎですよ楓さん」
「王様ゲーム!」
突然叫ぶ楓にPはびくりと震える。
「な、なな何ですかいきなり?」
「王様ゲーム!」
「わ、わかりました! でも二人で王様ゲームってどうなんですか?」
「私がずっと女王様〜」
「ええええ…………?」
「プロデューサーは私のほっぺにちゅー」
「いや、だからしませんって……」
これにはPも苦笑い。
391 :
◆EV1LK7n6Hk
[saga]:2016/05/11(水) 21:16:15.87 ID:K208z8Fs0
「ちゅー!」
「しない」
頑なに拒んでいると、うるうると瞳を潤ませて上目使いで覗き込んできた。
「私のこと嫌いなんですか?」
「いや、そうじゃないですよ全然……」
「じゃあしてもいいですよね?」
「それとこれとは話が違いますから」
「…………ちっ」
「あ、今舌打ちしましたね?」
「してませーん」
「しましたよ」
「してないもーん。人を疑ってばっかのプロデューサーにはお仕置きが必要ですね」
「お仕置きってなん……!」
楓はPにすっと近づくと、キスをした。
咄嗟の出来事に一瞬困惑するも、すぐさま距離を離そうとするPだが、覆いかぶさるようにして楓がソファに押し倒す。
392 :
◆EV1LK7n6Hk
[saga]:2016/05/11(水) 21:17:19.79 ID:K208z8Fs0
抵抗しようにも若干ぐるぐると回る視界のせいで上手く力が入らない。
「……!!」
舌まで入ってきて、さっきまでも赤かったPの顔は最高に紅潮した。
ていうかキス上手いんですけど……などと考えつつ、もはや抵抗する気さえなくなった涙目の彼。
楓はようやく口を離した。
とても楽しそうな、満足そうな笑みを浮かべるものだから、Pは彼女を魔女みたいだと思った。
「きゃ、か、か楓さん……」
「何ですか〜?」
「……お酒臭い」
「……」
「わーっ! 嘘です! ごめんなさい! ごめんなさいっ!!」
無言でまた顔を近づける楓がちょっと怖かったらしい。
「もう、そんな反応されたらちょっと傷付きますよ?」
「俺だってあんな無理矢理されたら嫌にもなりますって」
393 :
◆EV1LK7n6Hk
[saga]:2016/05/11(水) 21:18:35.05 ID:K208z8Fs0
「ふふっ……ごちそうさまです」
「もうそのセリフがちょっとお年寄りっぽいですよね」
「……」
「違います! 大人の魅力を感じますっ!!」
「ならいいですよね?」
「ちょっと待っ……む〜!」
また捕まってまうP。
逃げようとするPと追う楓。二人ともソファから転げ落ちた。
Pは倒れたまま後退るが、楓の舌はPの舌を絡めとる。
結局壁に押し付けられる。
もはや何もできないPは、楓さんの顔綺麗だなーとか、楓さんキス上手いなーなどと考えるしかなかった。
「ふあぁ……どうですか?」
口を離してまず聞いたことがそれ。
「……」
正解の答えが見出せずに黙るP。
「悪くないね」
ぐるぐる廻る思考が導き出した答えは、上から目線の偉そうなものだった。
「やった。悪くないですか」
それでいいのか楓さん、と思いつつ自分はお酒飲むのやめようと改めて思うPだった。
394 :
◆EV1LK7n6Hk
[saga]:2016/05/11(水) 21:19:11.53 ID:K208z8Fs0
翌日になって目が覚めればそこは事務所。
寄り添う楓を見て昨日の出来事が夢じゃないと確信すると大きなため息が出た。
昨日のことを思い出しただけで胸がどきどきする。
この人はまったく俺の気持ちも知らないで、と寝ている彼女を軽く睨んだ。
とりあえず他の人に見られる前に片付けよう。
ささっと掃除と換気をして元通りにしておいた。
本日、楓に仕事は入っておらず、Pは心底ほっとした。
そういう部分はメリハリがあってやはり大人だなぁと感じる。ハメの外し方が上手いと言うか何と言うか……。
「うぅ……プロデューサー……」
「はい? ……寝言?」
全く起きる気配が無いのでどうやらそうらしい。
「……いつもお疲れですし、今日くらいはゆっくりさせてあげます」
そう言えば彼女、以前こんなことを言っていたのを思い出した。
395 :
◆EV1LK7n6Hk
[saga]:2016/05/11(水) 21:19:39.01 ID:K208z8Fs0
『女は好きでもない相手と一宿したりしませんよ』
旅番組の時だっただろうか?
どういうシチュエーションで言ったのか思い出せないが、今聞くと、どうしてなかなか
意味の深い言葉に思えてきた。
「俺だって同じです。好きでもない人と一緒にお酒なんて飲みませんよ」
昨日の仕返しとばかりに、彼女の頬にキスしてやった。
「……」
しっかりと目が合った。
「うわぁ!!」
後ろに思いきりよろけるP。
「な、何してるんですか?」
ふらりと寝ぼけ眼で、頭を押さえながら起き上がる楓。
「え、いや、昨日の仕返し?」
「昨日、私何かしました?」
「……えっ?」
「……えっ?」
おしまい
396 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/05/11(水) 21:22:42.95 ID:tuW2raUG0
>>278
397 :
◆EV1LK7n6Hk
[saga]:2016/05/11(水) 21:22:49.41 ID:K208z8Fs0
反省
ほとんどのお話を通してオチが弱い気がします
次回はもうちょっと考えて書きたいと思います
このあとPは楓さんを一日中無視したんでしょうね
安価は↓1です
どうぞよろしくお願いします
398 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/05/11(水) 21:22:51.57 ID:FlIPi5tro
プロデューサー:【彼女持ちで婚約中】
担当アイドル:【橘ありす】
アイドルとの関係:【ありすは自分が大人になったらPと付き合うつもりだったのに待ってもらえなかった、Pはありすを恋愛対象とは見れない】
399 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/05/11(水) 21:22:56.24 ID:oybLzqK20
>>277
400 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/05/11(水) 21:23:44.02 ID:tuW2raUG0
予想外した
401 :
◆EV1LK7n6Hk
[saga]:2016/05/11(水) 21:25:39.09 ID:K208z8Fs0
>>398
把握しました
執筆の速度が遅くなってますので気長に次回の報告をお待ちください
402 :
スレッドムーバー
★
[sage]:2016/05/17(火) 23:59:05.68 ID:???
このスレッドは一週間以内に次の板へ移動されます。
(移動後は自動的に移転先へジャンプします)
SS速報R
http://ex14.vip2ch.com/news4ssr/
詳しいワケは下記のスレッドを参照してください。。
■【重要】エロいSSは新天地に移転します
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1462456514/
■ SS速報R 移転作業所
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1463139262/
移動に不服などがある場合、
>>1
がトリップ記載の上、上記スレまでレスをください。
移転完了まで、スレは引き続き進行して問題ないです。
よろしくおねがいします。。
403 :
真真真・スレッドムーバー
:移転
この度この板に移転することになりますた。よろしくおながいします。ニヤリ・・・( ̄ー ̄)
404 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2016/05/24(火) 21:57:55.71 ID:408ejHz20
移転しちゃったか...
>>1
把握しているかな
405 :
◆glNTfT9PXg
[sage]:2016/06/04(土) 02:59:29.39 ID:Y8T6Fa/F0
>>1
です。
最近忙しくてあまり書き溜められてない状況です。
最低でも、いただいた設定のものは書き終えるつもりではいます。
スレが落ちる前に生存報告ということで書きこみ来ました。
向こうにスレが無かったので多少驚きましたが……移動してんたんですね。
406 :
◆EV1LK7n6Hk
[sage]:2016/06/04(土) 03:00:30.00 ID:Y8T6Fa/F0
ID間違えてますね
407 :
◆EV1LK7n6Hk
[sage]:2016/06/04(土) 03:00:58.01 ID:Y8T6Fa/F0
OK!
408 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2016/06/28(火) 02:05:02.30 ID:6S83S3Gzo
気長に待ってるわ
409 :
◆EV1LK7n6Hk
[sage]:2016/07/04(月) 20:10:07.11 ID:rig8atA/0
生存報告です
投下する場合は予告します
410 :
◆EV1LK7n6Hk
[saga]:2016/07/30(土) 01:40:57.56 ID:drlZXDQ50
ようやく一本書き溜めたので投下します。
本日30日の22:30を予定。
設定は
>>369
です。投下後、安価も取ります。
411 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
:2016/07/30(土) 05:15:58.79 ID:SlbPfCGd0
このスレいいなぁ
>>1の書く話おれはどれも好きだよ
412 :
◆EV1LK7n6Hk
[saga]:2016/07/30(土) 22:30:44.84 ID:nT6c8aO70
時間になったので始めます
413 :
◆EV1LK7n6Hk
[saga]:2016/07/30(土) 22:31:41.54 ID:nT6c8aO70
『タイトル未定』
アイドル『五十嵐響子』が軽快に歩く姿は珍しくない。
「おはようございます!」
事務所のドアを叩いて部屋に入ると、快活に挨拶をする。
彼女の声に複数人が返事をする。
複数人とは部屋にいる事務所のメンバー全員。
それだけで部屋の雰囲気が明るくなった。
響子はみんなのムードメーカーなのだ。
「ああ、おはよう」
響子はテキパキと仕事をこなす一人の女性に近づいた。
さらりとした長い黒髪を一つに纏めており、眼鏡とスーツがやけに似合っている美人さんだ。
414 :
◆EV1LK7n6Hk
[saga]:2016/07/30(土) 22:32:34.60 ID:nT6c8aO70
「プロデューサーさん」
「どうした響子?」
デスクトップから目を離さず、動かす手を止めもしない。
「今日も決まってますね!」
「うん、何だよ? アイドルの貴女が決まってないと意味無いんだけど?」
Pは手を止めて椅子を少し引くと、足と腕を組んだ。
響子を品定めするかのごとく上から下まで見ると、視線を画面に戻して眼鏡の位置を正した。
「私だってばっちりですよ!」
415 :
◆EV1LK7n6Hk
[saga]:2016/07/30(土) 22:33:13.38 ID:nT6c8aO70
「そうみたいだね。てか、私の身だしなみ気にしすぎだから」
「いいじゃないですか」
「世話焼き」
「世話焼きですよ?」
小首を傾げて柔らかい笑みを浮かべる響子。
Pは集中を欠いたのか、ぐしっと自分の髪に触れたあと、胸ポケットに手を伸ばす。
煙草とライターが入ってるのを確認すると席を立った。
「あ、またタバコ……」
「いいだろ、迷惑かけてないんだし」
「ヤニ臭くなっちゃいますよ?」
「アフターケアはしてるって。……そもそも貴女がするように言ったんでしょう」
「でも禁煙してくれるのが一番ですから」
416 :
◆EV1LK7n6Hk
[saga]:2016/07/30(土) 22:34:04.48 ID:nT6c8aO70
「そりゃ無理な相談だわ」
こっ、こっ、とヒールを鳴らして部屋から出るP。
喫煙スペースに向かったようだ。
自分にはあまり関係ないと理解しつつも頬を膨らませる響子。
Pの身を特に案じていることが窺えた。
「私も成人したら吸ってみようかな?」
身体に悪いと知りつつも、Pの喫煙姿を知ってる響子からすれば、それは少しばかりの憧れだった。
「でも税金とか高いし……」
響子は口を結んで考え込む。まるで家計を管理する奥さんのようでもある。
「そう言えば……最近プロデューサーさんの家に行ってないかも」
部屋の掃除が心配だ。食生活も廃れていないだろうか。
気になりだすとどうも止まらない。
ふとデスクの上にあったPの鞄を見ると、コンビニの袋が顔を覗かせていて、響子は口と同じように目も結び、何とも言えない表情をした。
417 :
◆EV1LK7n6Hk
[saga]:2016/07/30(土) 22:34:46.69 ID:nT6c8aO70
昼時になるとPの横ではレッスンを終えた響子が弁当を二つ取り出していた。
「貴女よく食べるのね」
無関心なのだろうが皮肉っぽく言うPに、響子は眉間にしわを寄せることもなく二つある弁当箱の一つをPの前に置いた。
Pは眉間にしわを寄せた。
「私はお昼あるけど?」
「栄養偏ってますよ?」
「美味しけりゃいいじゃない」
「プロデューサーなんですから、自己管理もしっかりしないとダメですよ!」
「余計なお世話……」
「世話焼きですから」
「……まあ、ありがと」
「ふふっ! どういたしまして!」
418 :
◆EV1LK7n6Hk
[saga]:2016/07/30(土) 22:35:18.71 ID:nT6c8aO70
Pはコンビニで買った弁当を袋に戻して響子の作った弁当を開けた。
「……」
「ちゃんとお掃除してますか?」
「……響子の料理、やっぱ美味しいね」
「ありがとうございます! それで……」
「これなら毎日作ってほしいくらいだけど、そんな迷惑かけるわけにもいかないからなぁ……」
「いえ、毎日作ってもいいですよ? 二人分も三人分も大して変わりませんし……それで……」
「ええ、そんなのやっぱり悪いよ。私も自炊しようか……」
「お掃除!!」
前のめりに尋ねる響子に若干気圧されたP。
目線を響子から外しながら眼鏡の位置を正す。
419 :
◆EV1LK7n6Hk
[saga]:2016/07/30(土) 22:36:07.31 ID:nT6c8aO70
「いや、そんな時間無いですし……」
「ありますよね?」
ずいっと迫る響子に、Pはびくりと震えた。響子の冷たい笑顔にPも冷たい汗を流す。
「もうっ! 部屋が不衛生だと体調も悪くなっちゃうんですからね!」
「いや、分かってるけどさ……」
「面倒くさがってるだけじゃないですか」
「……」
図星をつかれて複雑に表情を歪めるP。響子の方を見ようとしない。
「今度行きますからね」
「ええええ〜……」
たまらず響子を見たP。げんなりしている。
「そんな顔したってダメです!」
「響子だって弟たちの世話とか大変だろ? 無理しなくっていいって!」
「もう決めちゃいました」
420 :
◆EV1LK7n6Hk
[saga]:2016/07/30(土) 22:37:53.70 ID:nT6c8aO70
「まだ取り消せる」
「何ですか? 私に見られて困るものでもあるんですか?」
「へっ? い、いやぁ……ま、そんなもの、おおお、置いてるわけないんだけどさ……」
「……怪しい」
「無いってば!?」
「じゃあ行ってもいいですよね?」
「ぐ……い、いや、それとこれとは話が違うというか……」
「行きますからね!」
「うぅ……はい」
そう言い、響子はさっさと事務所を後にする。
内心、というか思いっきりPは焦っていた。
見られたら困るものだらけな気がしてならない。
この日、Pは早めに勤務を終え急いで家に帰る。
421 :
◆EV1LK7n6Hk
[saga]:2016/07/30(土) 22:39:17.34 ID:nT6c8aO70
アパートで一人暮らしの生活は、三十路を過ぎた女性にとってはいささか寂しいものだと思われるが、彼女に事関しては特段そうでもなかったりする。
彼氏すらいない仕事人間のせいで、いや、おかげで給料はほとんど貯蓄。
たまにする贅沢は、休みの日に飲んだくれ、自分の欲望に忠実に過ごすこと、というダメ人間臭の漂うものなのだ。
彼女の行動は仕事か、その(彼女にとっての)贅沢かのどちらかであるので掃除なんかしないし、家事に関しては響子か母に任せっきりだったりするだらしない女性だ。しかし金はある。
家政婦でも雇えば……と思わなくもないが、彼女は家を探られるのを良しとしない。
単純に恥ずかしいのだ。
「ただいまー」
人様に見せられないような恥ずかしい汚部屋に、誰に言うでもなく挨拶をする。
部屋の隅には脱ぎ散らかした衣服。テーブルの上には洗いも捨てもしないで置いてある弁当の容器。飲んだ後のグラスやコップはシンクの中に置きっ放しで、酎ハイやビールの缶も捨てずに山積み状態だ。
422 :
◆EV1LK7n6Hk
[saga]:2016/07/30(土) 22:41:23.77 ID:nT6c8aO70
「……ちょっと片付けようかな」
一人暮らしも長くなれば独り言も増えてくる。
メンタルを保つための秘訣だったりする。
ちなみに彼女は有言実行の女性なので、口に出したことは大抵やる。
なのでちょっと片付けをした。
大量のゴミや散乱した衣服は健在だ。
そのうち虫も産卵しそうな部屋のままである。
「明日は休みか……」
早々に掃除に飽きた彼女は冷蔵庫を開ける。
中にはお酒やおつまみが十分に補充されている。
仕事や、こういうところだけしっかりものなのはどういうことなのか。
まあ欲望に忠実な彼女らしいと言えばらしいのだが……。
彼女は缶とおつまみをいくらか取り出すとテ−ブルの上のものを手で除けて、空いたスペースに置いた。
テレビをつけると表示されたのは『入力1』の画面。
423 :
◆EV1LK7n6Hk
[saga]:2016/07/30(土) 22:42:28.85 ID:nT6c8aO70
リモコンで操作すると画面はライブの映像に切り替わる。
さすが仕事熱心なPだと思いきや、画面に映ってるのは今人気沸騰中の315プロのアイドル達。
「はぁ〜〜〜〜! ジュピター、かぁっこいいなぁ〜〜!!」
にまーっとした、とろけたようなニヤケ顔は彼女の仕事ぶりからは到底想像できない。
実はこれも彼女の趣味なのだ。
アイドル好きな三十代独身。
「うーん、315プロって今何人くらい抱えてるのかな? 輝くんは男らしくてカッコいいし、薫くんだって知的な雰囲気が素敵! 涼くん、咲くんも可愛いなぁ〜」
恍惚な表情を浮かべるP。
「ああ、315プロに転職してぇ」
あと一歩で発言がおばさんらしさを助長しそうだが見た目が美人なので、彼女を何とかおばさんたらしめずに済んでいた。
あと転職は怖いので言うだけであって、しようとは思ってない。
そうやって飲みながら時間は過ぎていく。
一通りライブ映像を見終えると、酔いも回り、気分も高まる。
そして決まって押し入れから取り出す物がある。
「みんなカッコいいし可愛いし……最高ね」
取り出したものは大人の玩具。
三十代前半独身貴族の性欲値は高い。
424 :
◆EV1LK7n6Hk
[saga]:2016/07/30(土) 22:43:32.41 ID:nT6c8aO70
お酒を飲みながら男性アイドルのライブ映像を見た後、ディスクを取り出し、別の映像のディスクをデッキに入れた。
それはいかがわしい映像を流すためのディスクであったりするのだが……。
それを見ながらおもむろに脱ぎだして自慰行為をするのが休み前の彼女の行動パターンとなっている。
ちなみに休みの日は一日中ライブ視聴と自慰行為をしている。
この前、朝方訪問してきた母に見つかり軽く修羅場った。
一通りいたして、満足すればそのまま寝る。
次の朝起きていろいろと後悔するのだが、これがなかなかやめられない。
この日も彼女はいわゆる寝落ちをした。
そして次に気が付いたのはインターホンが鳴った翌朝だった。
その音で目を覚ました彼女は面倒くさかったのか、下のジャージとYシャツだけ着て「はいはーい」と玄関に向かう。
「……どちらさま〜?」
扉を開ければそこには響子が立っていた。
425 :
◆EV1LK7n6Hk
[saga]:2016/07/30(土) 22:44:25.65 ID:nT6c8aO70
「……何て格好してるんですか」
「げ、響子……」
「『げ』ってなんですか!? 行きますって言いましたよね?」
「え、ええ〜? 来るの今日だったの?」
「だって休みですよね?」
「そうだけどさぁ……」
「じゃあお邪魔しますね」
響子が玄関に一歩踏み込んだその刹那……Pは気付いた。
アイドルグッズと大人の玩具が出しっ放しであることに。
響子にはどちらもばれていない趣味であるから彼女にとってはまあ不味い。
「ん……やっぱり臭いますよこの部屋」
少し頬を引きつらせるのは響子。
そりゃ、酒の匂いに、体液の匂いに、煙草の匂いと来れば顔もしかめたくなるものであろう。
「じゃじゃじゃあ、ちょっと換気するから、ちょっと外に出ててよ!」
「いえ、すぐに片づけなきゃいけません」
「いいから出て! 3分だけだから!!」
「え? いえ、ですから……わっ、押さないでくださいっ!」
すぐに響子を締め出した。
426 :
◆EV1LK7n6Hk
[saga]:2016/07/30(土) 22:45:02.50 ID:nT6c8aO70
「……やばいやばいやばいやばい」
とにかく見られたら困るアイドルグッズと、大人の玩具とビデオだけをすぐに片づけ、押し入れに閉まおうとしたが上手く入らない。
『もう三分経ちましたよ〜!』
どんどん! と響子がノックする。
焦りは募ってPは終ぞベッドの下にそれらを閉まった。
この時は絶対バレないと思い込んでいたPである。
「ご、ごめん……お待たせ」
「遅いですよ……あんまり匂い変わってないじゃないですか」
「あれ〜? そうかな〜?」
窓を開けても、換気扇を回してもないので当然である。
「それに相変わらず汚いですよ!」
「はは……」
乾いた笑い。それどころかベッドの下が徐々に気がかりで仕方なくなってきた。
427 :
◆EV1LK7n6Hk
[saga]:2016/07/30(土) 22:46:20.85 ID:nT6c8aO70
「じゃあ早速片付けしちゃいますね!」
「わ、私も手伝う!」
「当たり前じゃないですか。それにプロデューサーさんは手伝ってもらってる側ですよ」
「あはは、そう言えばそうだったね……」
自宅から持ってきたであろうエプロンと三角巾、さらに軍手とマスクを身に付けてテキパキと動き始める。
「まずは窓を開けましょう」
響子は窓を開け、換気扇を回した。
「ゴミはまとめて片付けましょう」
「あ、私はこっちの方やっとくよ」
ベッド周辺を陣取るP。響子からは何とかして遠ざけたい。
「ベッドの下のゴミもしっかり片付けてくださいね」
「……はーい」
あっぶねー! と心の内で叫ぶP。
響子に任せていたら完全にアウトだったと思われる。
それから数十分、響子の力添えもあり、Pの部屋は自分でも感動するほどすっきりと片付いた。
428 :
◆EV1LK7n6Hk
[saga]:2016/07/30(土) 22:47:07.48 ID:nT6c8aO70
「ゴミをまとめただけでこんなに違うんだ」
「プロデューサーさんはさすがにため過ぎだと思います」
「今日はありがとー」
「はい? 何言ってるんですか? ゴミをまとめただけじゃないですか」
「え、まだやんの?」
「もちろんです! むしろここからが本番ですよ! 掃除機、食器洗い、洗濯、カビとか生えてますし……」
「あー、それなら後でやっておくよ」
「それはやらない人の言葉ですよ……」
多分やらないが、今本人はやる気に満ちていると錯覚している。
「それより、プロデューサーさんはお風呂入ってきたらどうですか? 部屋のせいかと思ってましたけど、プロデューサーさんも少し臭う気がします」
そういえば入ってなかったかも、汚な〜……。
どうやら汚い自覚はあるらしい。
「じゃあお言葉に甘えて……」
「掃除機かけておきますね」
「お願いします」
429 :
◆EV1LK7n6Hk
[saga]:2016/07/30(土) 22:47:44.43 ID:nT6c8aO70
てきとーな服装をてきとーに脱ぎ散らかしてまた響子に怒られる。
「お母さんかっての……」
ざーっとシャワーで身体を流していると、風呂場の外からは掃除機の音が聞こえてきた。
「まー、ありがたいんだけどね」
結局、彼女は響子に頼りっきりになってしまうのだった。
最初嫌がっていた態度は消え、今ではなぜ来るのを嫌がっていたのかも忘れてしまうほどであった……。
「……」
何で嫌だったんだっけ?
「……まあいっか」
部屋が綺麗になって、今はとにかく機嫌がいい。
綺麗な部屋は綺麗な心を作るのか……と一人納得をして風呂場を出る。
バスタオルで髪を拭き、身体を拭い、滴る水を取っていく。
掃除機の音が消えていたことに気付いたので、Pはもう終わったのかと感心した。
掃除くらい自分でやれという話ではあるが……。
「ありがとー、早いね響子」
彼女はプロポーションも良いし、ルックスも良い、こうした風呂上がりの後だと美人がより美しく映える。……あとはせめて下着さえ着れば。
気持ちよくシャワーを浴びたPだったが、響子を視界にとらえて悲鳴を上げた。
「ほびゃあ!!」
響子が眺めているのはアイドルグッズや、大人の玩具……。
それはPがベッドの下に隠していたものだ。
430 :
◆EV1LK7n6Hk
[saga]:2016/07/30(土) 22:48:24.32 ID:nT6c8aO70
「へえ、プロデューサーさんって……」
「え、いや、その、違うんだそれは……」
「お勉強熱心なんですね!」
「それには海より浅く、山より低い訳があって……別に私が315ファンとかそういう……はぇ?」
「私勘違いしてました! プロデューサーさんって本当にだらしない人だって思ってましたけど……いえ、実際だらしない人なんですけど……そうじゃなくて、私たちのためにしっかり他のアイドルを研究してアドバイスをくれていたんですね!」
「……は? ……え? ………………そうだよ☆」
乗っかった。
助かった……と汗を拭う。
失礼なことを言われたような気がするが、この際気にしない。
「へー、これ応援用の団扇ですか……こっちはサイリウム……抱き枕? まあいろいろあるんですね」
「……あ、ああ、なかなか奥深いだろ?」
「そうですねー。こっちは何に使うんですか?」
ああ、それはナニに使うんだよ。……なんて言えるわけもない。
「それはアイドルグッズじゃなくてマッサージグッズ」
上手いウソとは少しばかりの真実を混ぜることだと、何かで読んだのをPは思い出した。
間違ったことは言ってないぞ……と自身に言い聞かせる。
431 :
◆EV1LK7n6Hk
[saga]:2016/07/30(土) 22:48:59.19 ID:nT6c8aO70
「へえ、どうやって使うんですか?」
「あ、あー、あれだよ……その、下半……じゃなくて肩凝りとかの解消に……あー、後は疲労を感じてる場所に当てたりかな?」
響子が多少興味を持った様子で機械をいじると、カチッと音がして、機械はぶぅんと振動を始めた。
「あ、震えてますね」
試しにと自分の肩に当てる響子だったが、あんまり効かなかったのか渋い表情をした。
「あんまりですね」
「まあ響子は若いからねぇ」
「プロデューサーさんだって十分若いですよ!」
フォロー入れてくれるときは入れてくれるんだよね。
でも今は要らないなー。
効果の薄いマッサージ機には特にこれ以上興味を惹かれる様子も無く、掃除が再開される。
「じゃあベッドの下も掃除機かけますねー」
そうして響子がベッドの下に手を掛けようとする。
ベッドの下にはまだアダルティなビデオがあったような……。
「ちょっと!! 待ったああああ!!!!」
「ど、どどどうしました!!?」
響子とベッドの間に滑るように割り込む。
432 :
◆EV1LK7n6Hk
[saga]:2016/07/30(土) 22:49:59.32 ID:nT6c8aO70
「待て、響子」
「な、何ですか? この下に何かあるんですか?」
「この下は……」
「この下は……?」
「……埃がすごい」
「知ってます」
「だぁかぁらぁ……! 響子が汚れるとダメだからね! 下の物は私が取り出すよ!」
「いえ、別に気にしませんけど……それにプロデューサーさんは今お風呂から上がったばかりですよね?」
「ゴキブリ出るかも」
「ゴ……お願いします」
あっさり引き下がる響子。
Pは本当に出てこないことを祈りながら下のもう一つの段ボールを取り出した。
あっぶねー! ……ていうか、ゴミ掃除した時に掃除機かけてもらえばよかったよ!
取り出したダンボールの口は開きっ放しで、パッケージが晒されている。
冷静に、だが急いで段ボールの口を閉め、ガムテープで確実に塞いだ。
433 :
◆EV1LK7n6Hk
[saga]:2016/07/30(土) 22:50:51.37 ID:nT6c8aO70
「それ、何だったんですか?」
「いいや、ちょっとね……」
何とか誤魔化し、事なきを得たのだった。
「ふぅ……。終わりましたー!」
「お疲れさまー」
「って、プロデューサーさんは何もやってないじゃないですか!」
「え、ええ〜……」
「仕事できる女性は素敵ですけど、女子力を磨かないとプラスマイナスゼロですよ」
「はぁ……女子力って何さ? 何をもって女子力と呼ばれるのか私にはわっかんね」
「きっとそういうのが女子力低いってことなんですね……」
響子が呆れを通り越して可哀想な人を見る目でPを見る。
何でそうなる。
「頭悪そうな言葉だなぁ……」
「あー! そうやって他人を見下すのはどうかと思います!」
「響子だって女子力低いって言って見下しただろ?」
「見下してませんよ。掃除くらいできた方がいいんじゃないですか? って意味で言ったんです」
「できなくても困らないからなぁ」
「何をドヤ顔で……。結婚したら大変ですよ? 旦那さんが」
「その倒置法はやめてくれ。的確過ぎて笑えない」
「でも私はプロデューサーさんのこと信頼してますからね。本当はやればできるんですよね!」
何で急に持ち上げてくるんだ。と言いたかったがやめた。
434 :
◆EV1LK7n6Hk
[saga]:2016/07/30(土) 22:51:27.12 ID:nT6c8aO70
やろうと思ってもできないです、はい。
一人で男性アイドルの映像とか写真集とか見たり、AV見てオナったりしてます。すみません。
あー、男が出来ない(むしろ寄ってすら来ない)のはもしかして女子力が原因?
何て力なんだ女子力……侮れない。
まあまだ女子力が原因と決まったわけではないですし?
でも響子はアイドル以前からモテてたしなぁ……。
やはり女子力とは存在するのだろうか?
まあどうでもいいか……私今楽しいし。強がりじゃないぞ。
そんな思考にまで発展したものの、響子からの信頼は確かなものであることに変わりはなく、Pはそれを不思議に思うこともある。
「いっつもプロデュースありがとうございます」
「……どうした改まって? 何か欲しいものがあるのか?」
「ち、違います!! 本当にデ……」
顔を真っ赤にして声を荒げる響子。
あ、今デリカシーが無いって言いかけた。
435 :
◆EV1LK7n6Hk
[saga]:2016/07/30(土) 22:52:05.05 ID:nT6c8aO70
「欲しいものはありません。プロデューサーさんが私の欲しいもの全部くれました」
「……」
「だから今度は私がプロデューサーさんにあげる番です! お節介になったとしてもやめてあげません」
「あっそう。掃除はしなくていいよ。私が欲しいのは一人の時間だから」
「不衛生なのはダメです」
こんな口ぶりでしか話せないひねくれ者のPだったが、口元は緩んでしまい響子に顔を向けることができなかった。
これからも彼女をプロデュースしていく。
それは私の役目だ。
他の誰にだって譲ってやらない。
彼女は私が育てたアイドルだ。
決意を新たにしたPは、だらしのない生活をやめようかなと考える。
ま、本気を出すのはまた今度でいいかな?
しばらくはプロデュースに専念したいし……。
おそらく、Pが掃除をする日は一生こないだろう。
436 :
◆EV1LK7n6Hk
[saga]:2016/07/30(土) 22:52:35.28 ID:nT6c8aO70
「ちょっとテレビ付けていいですか? 天気予報が気になっちゃって」
「ああ、いいよ」
にこっと微笑んで響子はテレビの電源を入れた。
画面が付くのににしばらく時間がかかる。
響子は傍の椅子に腰かけて画面を注視していた。
『あっ……あっ……あ、ああああ〜〜〜〜♡』
「……」
「……」
響子は放心し、固まった。
Pは昨日寝る前のことを思い出し、終わりを悟った。
やべえ、ディスク入れっぱなしだった。
響子は無言で立ち上がり、テレビの電源を落とした。
顔は真っ赤だ。
どれだけレッスンしても、ライブを何時間やっても見たことないくらい、頭の上から鎖骨あたりまで茹でだこ状態だった。
そのまま黙って口を閉めた段ボールまで一直線で向かい、持ちあげる。
「まだゴミ収集車は来てなかったはず……」
437 :
◆EV1LK7n6Hk
[saga]:2016/07/30(土) 22:53:03.17 ID:nT6c8aO70
そんな独り言が聞こえたのでPは慌てて響子を引き留める。
「捨てなきゃ……!」
「待て待て待て!!」
いくらしたと思ってんだ! とは言いづらい。
「こんな汚物は捨てなきゃダメなんです!」
こいつ完全に正気を失ってやがる!!
Pは響子の目を見て多少怯んだ。そしてちょっと引いた。
「プロデューサーさんが汚れちゃう!」
もう汚れてます。響子は純粋過ぎる。
「ほら、待て。私は勉強熱心なんだ。響子に枕営業をさせないためにも必要だったんだ(?)」
「……そ、そうだったんですね! ありがとうございますプロデューサーさん!(?)」
その後、響子は記憶を抹殺するかのようにベッドにダイブして、糸が切れた人形のように寝た。
それから一週間は響子との心の距離が遠かったような気がする。……気がする。
おしまい
438 :
◆EV1LK7n6Hk
[saga]:2016/07/30(土) 22:53:44.63 ID:nT6c8aO70
安価は↓1です。
お疲れさまでした。
439 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2016/07/30(土) 22:53:59.86 ID:ObetBPH70
>>277
440 :
◆EV1LK7n6Hk
[saga]:2016/07/30(土) 22:56:48.16 ID:nT6c8aO70
>>439
把握しました。まず野球について知識を得なければいけないようですね。
>>411
これ以上にないお言葉ありがとうございます。
441 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
:2016/08/02(火) 23:11:11.30 ID:aS8hGA4t0
お疲れ様です
442 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2016/09/10(土) 15:58:09.82 ID:0nfFPLUY0
ほ
443 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2016/11/02(水) 18:40:49.54 ID:Djkmyt6n0
ほ
444 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2016/12/29(木) 23:18:30.55 ID:HeML5KNk0
し
445 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
:2017/02/07(火) 19:48:18.70 ID:iihIWjgt0
ほ?
446 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/03/19(日) 02:54:16.49 ID:B6xTvRpJ0
ほ?
447 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/04/19(水) 02:30:58.04 ID:V4UnrRX10
エタ?
448 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
:2017/05/06(土) 07:37:10.61 ID:0sJsusMz0
ほ?
449 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/07/16(日) 19:45:58.54 ID:zCgOCDnv0
ほ
450 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/10/27(金) 23:47:34.84 ID:EyFnSHp90
エタ・・・
451 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/04/22(日) 03:44:58.02 ID:ELOYMqIE0
もう無いのだろうか?
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