【咲-saki-】京太郎「清澄の怪異?」久「ええ」

Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

299 : ◆pjALZHgaVSgG [sage saga]:2016/03/13(日) 17:58:17.26 ID:rHQ02fwc0




最近、シズの様子がどうもおかしかった。


だから、今日誘ってくれたのはとても嬉しい。



「ねぇ、シズ。 どこか行きたいとこある・・・?」


「うぅ〜ん、 憧とだったら何処でもいいよ。」



ああぁ、可愛い。


愛しい・・・私の・・・シズ。




300 : ◆pjALZHgaVSgG [sage saga]:2016/03/13(日) 17:58:57.31 ID:rHQ02fwc0



最近シズは毎週水曜日の放課後、何処かへ行っているようだ。


私が聞いても、いつも


「ひみつ。」


で誤魔化される。





始めは、シズに男が出来たのかと思った。


でもどうやら、そうではないらしい。



・・・・・気になる。


シズのことを全部知りたい。


そういう思いが、私の心中を渦巻いていた。





301 : ◆pjALZHgaVSgG [sage saga]:2016/03/13(日) 17:59:47.79 ID:rHQ02fwc0



そうした不安定な、どろどろとした日々を過ごしていた中。


今日の放課後、私は職員室に呼び出された。





「ああ、新子さん。 あなたのことで良くない噂を聞いて。 私は全く信じていないけど、教師として確認しなくちゃいけないの。 気を悪くしないで聞いてくれる・・・?」


「っ!!・・・・・えぇ、はい。」


良くない噂・・・!?それって・・・いや、まさか・・・・・


「新子さんが・・・・・援助交際している、って聞いて・・・・・ 気を悪くしないでね、でも、そういう話を聞いた以上、確認をするのが教師の務めなの。」


「え、援助交際!!?? そんな、私・・・・・私そんなことしません!!」



援助交際だなんて、誰がそんなデタラメな噂・・・・・いや、決まっている・・・・・



・・・・・あいつだ!・・・・・こんな噂を流すのは、アイツしかいない・・・・・




302 : ◆pjALZHgaVSgG [sage saga]:2016/03/13(日) 18:00:42.57 ID:rHQ02fwc0




・・・・・あ・・・・・こ・・・・・


・・・・・・・あこ・・・・・・・・


「ねぇ・・・・・憧!!」


「っ!!!」



気が付くと、親友が心配そうな面持ちでこちらを覗き込んでいる。



「んん、ああ、ごめんごめん、考え事してた。」


「私と遊んでるのに、他のこと考えてたんだ。」ムスー


「ごめんってシズ。 お詫びにあそこのラーメン奢るから・・・ね?」


「ホント? わーい、憧大好き!!」ヤッター


「まったく、調子が良いんだから・・・・・」




大好きだなんて・・・そんな、シズ・・・・・




303 : ◆pjALZHgaVSgG [sage saga]:2016/03/13(日) 18:01:23.02 ID:rHQ02fwc0




「・・・ラシソラドレシド・・・・・ラシソラドレシドシ・・・」♪〜


「・・・ラシソラドレシド・・・・・ラシソラドレシドシ・・・」♪〜



シズは、いつものを口ずさみながら楽しそうに歩いてゆく。


私も、そんなシズと夜の街中を・・・雑踏の中を肩を並べて歩く。








と、


「アコちゃん、待った?」


「え?」









...
......
..........
......
...




304 : ◆pjALZHgaVSgG [sage saga]:2016/03/13(日) 18:02:13.60 ID:rHQ02fwc0




春。


そうだ、春だ。


あの頃はまだ、暑くなかった。


・・・・・あぁ







「いらっしゃいませ。」


私は店番をしていた。


「あ、玄。 なに? 冷やかし・・・?」


そこへ突然やってきたのが、松実玄だった。


「・・・・・」


何やら玄のまとう雰囲気がいつもと違う。




305 : ◆pjALZHgaVSgG [sage saga]:2016/03/13(日) 18:03:06.17 ID:rHQ02fwc0



「ねぇ、灼ちゃん家のボウリング場さぁ。 先月分、払ってないよねぇ。」


思わず背筋がゾクリとした。


玄が今までにない表情をしていた・・・・・気がした。



「先月分? ごめん、玄。 何のことか分からな・・・」



「へぇ〜、はぁ〜? ふぅ〜ん、そうなんだぁ。


 ・・・・・おばあちゃんから何にも聞いてないんだぁ・・・・・


 ・・・・・ふぅ〜ん・・・・・


 ・・・まぁ、でもぉ・・・・・


 死人に口なしって言うしねぇ。」




「っ!!!玄っ!!何のつもり!!!」


そう、私の祖母は先週亡くなったばかり、だった。


玄の意図が読めない。


私はキッと、玄をにらみつける。




306 : ◆pjALZHgaVSgG [sage saga]:2016/03/13(日) 18:03:40.58 ID:rHQ02fwc0




「だぁからぁ、此処で商売するにはうちの"旅館"の許可が必要なんだよぉ。」


「それでぇ、先月分のショバ代もらってないってわけぇ。」


「ホントは利息込で今すぐ払って欲しいんだけどぉ、まぁ、灼ちゃんは友達のよしみでぇ・・・・・」


「・・・・・体で払ってくれればぁ・・・・・チャラにしてあげるけどぉ・・・?」



307 : ◆pjALZHgaVSgG [sage saga]:2016/03/13(日) 18:04:28.68 ID:rHQ02fwc0




「・・・え・・・?」


あまりの展開に、頭がついていかない。


今までの玄の姿と、今自分の前に立っている玄の姿が同じとは到底思えない。



半ば夢見心地でいると、突然視界が真っ暗になった。




・・・どこかへ運ばれる






頭に被せられた袋が外されると、私は小さな部屋にいた。


後のことは覚えていない。



・・・・・いや、思い出したくない。







それ以来、玄は何かあれば私を・・・・・私の体を要求するようになった。


その度に、大勢の・・・・・








〜〜〜〜




308 : ◆pjALZHgaVSgG [sage saga]:2016/03/13(日) 18:05:13.58 ID:rHQ02fwc0




体を渡すか、金を渡すか。


迫られた私は、金を渡すことにした。


しかし、とても高校生に払える金額ではない。





何度かこの吉野から逃げ出そうとした。


警察に駆け込んだ。


でも・・・・・駄目だった。






そして今、その金を稼いでいる。


文字通り、体を張って・・・・・




309 : ◆pjALZHgaVSgG [sage saga]:2016/03/13(日) 18:05:51.25 ID:rHQ02fwc0




しかし、それも今この瞬間、崩れ去ろうとしている。


「アコちゃん、待った?」




あぁ・・・・・なんというタイミングで話しかけてくるのだろう。


・・・・・もうおしまいだ・・・・・あぁ・・・・・





能天気な顔をしたタケシが、私に声をかけてくる。


そのタケシのすぐ後方で、二人組が振り返る。



私のよく知る幼馴染の二人組、穏乃と・・・・・憧が。



310 : ◆pjALZHgaVSgG [sage saga]:2016/03/13(日) 18:06:36.60 ID:rHQ02fwc0




次の瞬間、私は思わず駆けだしていた。


「お、おい! アコちゃん!!」


タケシの声が遥か後ろで聞こえた・・・・・気がした。




ーーーーねぇ、気持ちいい?


ーーーー嫌、やめて!!



玄の言葉が走馬灯のように脳内を駆け巡る。




その思考を振り切るように、さらに速く走る。


心臓がはち切れてしまいそうだ。



ーーーーホントは楽しいんでしょう?


ーーーーなわけない!!




311 : ◆pjALZHgaVSgG [sage saga]:2016/03/13(日) 18:09:52.97 ID:rHQ02fwc0




「っ・・・・・はぁ、はぁ・・・」


どのくらい走っただろう。


人にぶつかるのも気にせず、ただただ夜の街を闇雲に走った。


息が苦しい、肺が潰れてしまったみたいだ。



電柱にもたれ、呼吸を整える。






すると、


「みーつけた。」



「っ!!・・・・・」





312 : ◆pjALZHgaVSgG [sage saga]:2016/03/13(日) 18:10:36.20 ID:rHQ02fwc0




二つの影が近づいてきた。



一人は元気な声で、どこか楽しそうに話しかけてくる。


「もう、灼さんったら、、急に逃げちゃうんだから。 どうしたんですか?」




もう一人の方へ、恐る恐る目を向ける。


私が名前を借りていた人物・・・新子憧はどこか悲し気な、そして私を見下すような目でこちらを見ている。






そうして・・・・・







...
......
..........
......
...




313 : ◆pjALZHgaVSgG [sage saga]:2016/03/13(日) 18:11:25.77 ID:rHQ02fwc0




「はぁ・・・・・」


季節は夏も終わり。


この辺りは山に囲まれている為、時折吹く風が肌寒く感じる。



「・・・・・ふぅ」


退屈な授業も終わり、部室へと向かう。


このところ部員は全員、部活に来ている。





教室や部室には、もう冷房は付いていない。


「・・・・・」


廊下には誰一人いない。


私は一人、部室へと続く廊下を進む。





314 : ◆pjALZHgaVSgG [sage saga]:2016/03/13(日) 18:12:17.80 ID:rHQ02fwc0




こうしていると、あの暑かった・・・・・最悪の夏を思い出す。






あの日、穏乃と憧に私のことがバレた日。


私は死を覚悟した。


そして、二人に洗いざらい話した。


これでもう、玄に殺される。そう思った。




・・・すると、どうやら、憧も玄に脅されていたらしい。






それを聞いていた穏乃が、いきなりこう言いだした


「クロ豚の焼肉食べたいなぁ。」


その翌日、どうやら穏乃は一人で焼き肉を食べに行ったらしい。






その日以来、松実玄は見ていない。





315 : ◆pjALZHgaVSgG [sage saga]:2016/03/13(日) 18:13:02.35 ID:rHQ02fwc0




過去に浸っていると、いつのも・・・彼女の調べが聞こえてきた。



「・・・ラシソラドレシド・・・」 ♪〜

「・・・ラシソラドレシドシ・・・」♪〜

「・・・ラシソラドレシド・・・」 ♪〜

「・・・ラシソラドレシドシ・・・」♪〜




どうやら、今日も部室に来ているようだ。





316 : ◆pjALZHgaVSgG [sage saga]:2016/03/13(日) 18:13:44.03 ID:rHQ02fwc0




部室の前に立ち、ゆっくりと部室の扉を開ける。


二人の顔が同時に、こちらを向く。






私たちは麻雀部だ・・・が、特に麻雀をするわけでもなく、それぞれが気ままに過ごす。


部員は、部長の私、1年の穏乃と憧の3人しかいない。











そして私は今日も、夜の街へ赴く。







カン





317 : ◆pjALZHgaVSgG [saga]:2016/03/13(日) 18:14:30.58 ID:rHQ02fwc0





以上「アコ -episode of side Arata- 」でした。


鷺森灼は何故、未だに、夜の街へ行くのでしょうかね。


お金の為でしょうか、それとも・・・・・





怪異というより、狂気、猟奇でしたね。


この話は色々と、派生?外伝?があるので、忘れた頃にぼちぼち投下していきます。





それでは・・・・・




318 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/13(日) 20:50:19.28 ID:DAVhBXS+O
怖くしようと努力してるのはわかるけど
描写が下手くそでいまいち怖くない
319 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2016/03/13(日) 22:17:05.91 ID:CDSlY8Gy0
世にも奇妙なとか、笑うセールスマン系のブラックユーモアに怖い怖くないは無いだろ。
ホラーを求めているなら他行けよ
320 : ◆pjALZHgaVSgG [saga]:2016/03/14(月) 15:53:02.97 ID:sAIdbwnt0





>>1です。


少々立て込んでいるので、更新遅れます。ペッコリン








その間に・・・・・


清澄、龍門渕、阿知賀女子、姫松、千里山女子


のメンバーで、"出演"希望者を募りますね。キヒヒ









あぁ、後、参考までに・・・・・


ラシソラドレシド♪ラシソラドレシドシ♪


https://www.youtube.com/watch?v=FN6jIvKiYOs







それでは・・・・・ラシソラ♪~・・・







321 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/15(火) 13:36:09.99 ID:ZtHIO8sSO
ウェヒヒ
322 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/15(火) 18:31:06.34 ID:uGTsggdbo
323 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/16(水) 07:31:06.91 ID:fFqOcO5zo
乙乙
324 : ◆pjALZHgaVSgG [saga]:2016/04/03(日) 12:45:58.40 ID:W75ZMGOo0





「鈴虫」








ハッ、ハッ、ハッ、ハッ・・・・・




今日も、日課のジョギングに勤しむ。



いつもよりハイペースで走ったせいで、呼吸が乱れる。




ハッ、ハッ、ハッ、ハッ・・・・・






「ふぅ。少し休むか。」





325 : ◆pjALZHgaVSgG [saga]:2016/04/03(日) 12:49:13.18 ID:W75ZMGOo0



天竜川沿いに敷かれた遊歩道は、春になると桜が美しく。



地元の人々の間では、ひそかに花見スポットとして親しまれている。



その歩道沿いのベンチに腰掛け、一息つく。



326 : ◆pjALZHgaVSgG [saga]:2016/04/03(日) 15:20:48.46 ID:W75ZMGOo0





鉛色の厚い雲が空を覆っている。



こりゃ、今晩はひと雨降るな・・・そう思いながらベンチに深くもたれる。




・・・・・良くないわねぇ・・・・・



部長のいつもの口癖が、ふと脳裏をよぎる。





人通りのない遊歩道に一人。



なんだかこちらの気分まで沈みそうになる。




「いかん、いかん。」



そう自分に言い聞かせ、ベンチから立ち上がる。






327 : ◆pjALZHgaVSgG [sage saga]:2016/04/03(日) 15:21:21.98 ID:W75ZMGOo0




すると、










・・・・・がらん





と音が鳴った・・・・・気がする。






328 : ◆pjALZHgaVSgG [sage saga]:2016/04/03(日) 15:21:52.93 ID:W75ZMGOo0





周囲に目を向ける。



しかし、そこには既に早朝の静けさが戻っていた。



聞こえるのは、川のせせらぎと野鳥の微かなさえずり、そして自分の息遣いだけである。





329 : ◆pjALZHgaVSgG [sage saga]:2016/04/03(日) 15:22:32.49 ID:W75ZMGOo0





がらっ、がららん・・・・・







ベンチを挟んで後ろから・・・生い茂った木々の中から、今度ははっきりと聞こえてきた。



「ッ」



思わず息をのむ。




注意深く、木々の生い茂った場所へ目を凝らす。




すると、鬱蒼とした木の葉に隠れるように、小さな色褪せた鳥居が立っている。



毎日のように、此処をジョギングしているが、はて、今までこのようなものがあっただろうか・・・・・





330 : ◆pjALZHgaVSgG [sage saga]:2016/04/03(日) 15:23:17.19 ID:W75ZMGOo0





鳥居の奥から覗く闇に吸い寄せられるように、歩みを進める。






・・・・・


京ちゃん、・・・・・って知ってる?


・・・・・? なんだそれ・・・


えっとね。・・・・・


・・・・・









昨日、咲と交わした会話を思い出しかける。





・・・・・あれ、何話したっけ?


確か・・・・・がらん・・・・・





331 : ◆pjALZHgaVSgG [sage saga]:2016/04/03(日) 15:23:57.79 ID:W75ZMGOo0





唐突に蘇ってきた曖昧な記憶を探りながら、・・・些か不吉な予感めいたものを抱きながら、・・・鳥居をくぐり細い石段を登ってゆく。




苔むした石段を登り切ると、前方にすぐ建物が見えた。





廃神社。



そんな言葉が思い浮かんだ。



半ば朽ちかけたようなささやかな社と、賽銭箱。



そして、賽銭箱の手前上方にぶら下がっている、人の頭ほどの大きさの・・・・・鈴。





332 : ◆pjALZHgaVSgG [sage saga]:2016/04/03(日) 15:24:33.16 ID:W75ZMGOo0





そろそろと建物の手前まで進むと、その退廃具合がいっそう際立つ。



誰も管理するものがおらず、捨てられた小さな神社・・・・・





そんなことを思っていると、










がらん。








「え?」



自分の頭上で鈴が鳴った。




333 : ◆pjALZHgaVSgG [sage saga]:2016/04/03(日) 15:25:07.48 ID:W75ZMGOo0





目の前にぶら下がった鈴緒が大きく揺れている。



当然、自分が触れたわけではない。



恐る恐る、顔を上へと向ける。







と同時に、がぁぁぁん、と頭に強い衝撃が走った。



「うぅ・・・あぅ・・・・・」



後頭部を殴られたような衝撃。



最近、こんな頭痛が多い・・・・・ような気がする。







334 : ◆pjALZHgaVSgG [sage saga]:2016/04/03(日) 15:25:56.66 ID:W75ZMGOo0





両手で頭を抱えながら、片膝を地面につき、何とか上を見ようと顔をあげる。







がららん。








また、頭上で鈴が鳴る。




「うぅ・・・・ッ!」




鈴が独りでに・・・・・がらん・・・・・揺れている。



そんな、馬鹿な・・・・・





335 : ◆pjALZHgaVSgG [sage saga]:2016/04/03(日) 15:26:39.63 ID:W75ZMGOo0





がんがんと痛む頭で、必死に状況を整理しようとする。







がらっ、がらん。







不自然に大きな、丸い鈴は一層激しく鳴りだす。




いや・・・・・ああぁ。



・・・・・まさか、そんな・・・・・



鈴の音に呼応するかのように、頭痛と眩暈が激しくなる。





336 : ◆pjALZHgaVSgG [sage saga]:2016/04/03(日) 15:27:25.28 ID:W75ZMGOo0





・・・・・京ちゃん、レイチュウって知ってる?・・・・・







恐ろしいことが起こってしまった気がして、必死に鈴緒を掴み、動きを止めようとする。



しかし、・・・・・がらん・・・・・



幾ら緒を押さえつけても、鈴は鳴りやまない。








・・・・・えっとね。鈴の虫って書いて、レイチュウって読むんだけど・・・・・








「あぁ。」



そこでようやく悟った。




"あの中"なのだ・・・と。






337 : ◆pjALZHgaVSgG [sage saga]:2016/04/03(日) 15:28:06.29 ID:W75ZMGOo0







がらん。








あの人の頭ほどの大きさの鈴の中に・・・何かがいて・・・・・




「そんな。」




その時、ぐらぁぁ・・・・・ひと際大きい眩暈に襲われる。




その場に仰向けに倒れ伏し、薄れゆく意識の中でその丸い鈴を見ていた。




338 : ◆pjALZHgaVSgG [sage saga]:2016/04/03(日) 15:28:44.81 ID:W75ZMGOo0






丸い鈴の黒い隙間から・・・・・がらん・・・・・



何だろうか、黒い、いや紫色の・・・見るからに異様な・・・



・・・"そいつ"がやおら、穴から這い出してきて・・・・・








「うわぁぁぁぁ。」








...
......
..........
......
...






339 : ◆pjALZHgaVSgG [sage saga]:2016/04/03(日) 15:29:19.83 ID:W75ZMGOo0





気が付くと、俺は天竜川沿いの遊歩道に設置されているベンチに腰掛けていた。




「あれ?」





いつの間にか、ベンチで寝てしまっていたのだろうか。



何故だろう、凄く恐ろしいことが・・・・・がらん・・・・・あった気がするが、良く覚えていない。






340 : ◆pjALZHgaVSgG [sage saga]:2016/04/03(日) 15:30:28.06 ID:W75ZMGOo0





「うーむ。さぁ、続きを走るか。」



もやもやとした雰囲気を振り払うかのように、勢いよく立ち上がる。




・・・・・とたん、







がらん。









微かにではあるが、神社の鈴の様な音が鳴った・・・・・ような気がした。







俺のこの、ぼんやりとした頭の中で。








カン



341 : ◆pjALZHgaVSgG [saga]:2016/04/03(日) 15:31:26.46 ID:W75ZMGOo0





以上「鈴虫」でした。



天竜川沿いのジョギングのせいで、須賀京太郎は色んな目にあってますね。






それでは・・・・・がららん



342 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/06(水) 12:39:21.12 ID:cjMkfaVrO
>>46
思いっきり綾辻行人のパクリだな
343 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/06(水) 16:14:32.66 ID:J8OoMKtBo
乙です
344 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [age]:2016/04/26(火) 22:48:28.25 ID:DUWURtvP0
age
345 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/28(木) 22:45:34.89 ID:66sag8tFo
346 :スレッドムーバー [sage]:2016/05/17(火) 23:58:46.70 ID:???

このスレッドは一週間以内に次の板へ移動されます。
(移動後は自動的に移転先へジャンプします)

SS速報R
http://ex14.vip2ch.com/news4ssr/

詳しいワケは下記のスレッドを参照してください。。

■【重要】エロいSSは新天地に移転します
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1462456514/

■ SS速報R 移転作業所
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1463139262/

移動に不服などがある場合、>>1がトリップ記載の上、上記スレまでレスをください。
移転完了まで、スレは引き続き進行して問題ないです。

よろしくおねがいします。。
347 :真真真・スレッドムーバー :移転
この度この板に移転することになりますた。よろしくおながいします。ニヤリ・・・( ̄ー ̄)
348 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2016/09/15(木) 08:22:19.78 ID:VtfOUpRnO
【名前】 秋田 美羽 あきたみう
【性別】 女
【容姿】 長身だが胸はそんなにない
【性格】 常に余裕ぶっており超然としている
【学年】 2年
【高校】 清澄
【特記】観察力が強く相手の考えを予測できる
177.48 KB Speed:0   VIP Service SS速報R 更新 専用ブラウザ 検索 全部 前100 次100 最新50 新着レスを表示
名前: E-mail(省略可)

256ビットSSL暗号化送信っぽいです 最大6000バイト 最大85行
画像アップロードに対応中!(http://fsmから始まるひらめアップローダからの画像URLがサムネイルで表示されるようになります)


スポンサードリンク


Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

荒巻@中の人 ★ VIP(Powered By VIP Service) read.cgi ver 2013/10/12 prev 2011/01/08 (Base By http://www.toshinari.net/ @Thanks!)
respop.js ver 01.0.4.0 2010/02/10 (by fla@Thanks!)