【咲-saki-】京太郎「清澄の怪異?」久「ええ」

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98 : ◆pjALZHgaVSgG [sage saga]:2016/03/03(木) 13:56:24.50 ID:266XR6jX0



男、須賀京太郎、この鍛えられた肉体を生かしてせっせとテントを設営してゆく。


テントを立てていると、あることに気が付いた・・・・・

 ーーーー顔のにやけが止まらない。


・・・・・そう、3人向けのテントが二つしかないのだ・・・・・


うひょぉぉぉぉぉ!!


思わず叫びそうになる・・・・・危ない危ない。

此処は紳士であれ・・・・・そう心に言い聞かせ、顔を引き締める。

ここで選択を見誤れば、後で待つ楽園へと行けないだろう。


うわぁ・・・・・和と一緒に寝られるのかぁ・・・・・


いかんいかん、とテント設営へ意識を戻す。


99 : ◆pjALZHgaVSgG [sage saga]:2016/03/03(木) 13:57:17.51 ID:266XR6jX0


〜夜〜




テント(染谷まこ、竹井久)

テント(原村和、宮永咲、片岡優希)




寝袋 (須賀京太郎)


「ですよねぇ〜」





...
......
..........
......
...


100 : ◆pjALZHgaVSgG [sage saga]:2016/03/03(木) 13:58:29.23 ID:266XR6jX0



ドクン、ドクン、ドクン・・・・・



興奮で寝付けない。

周囲はもうとっくに暗闇に包まれている。


時折、

ギャァァァァだとか、グァァァァァだとか、

何者かの鳴き声が聞こえてくる。


その声が、さらに自分の心臓の鼓動を、内なる衝動を加速させる。


モソリ、と起き上がる。



 ギャァァァァ、グァァァァァ

先程よりも一層、大きく聞こえた・・・・・気がした。




...
......
..........
......
...


101 : ◆pjALZHgaVSgG [sage saga]:2016/03/03(木) 14:35:52.63 ID:266XR6jX0


〜翌朝〜




キャァァァァァ

大きな悲鳴? で目を覚ます。

・・・・・寝袋寒い


時計を確認すると、朝6時前だ。

すると、


キャァァァァァ


「ッ!!咲ッ!!!」

慌てて咲たちのいるテントへ向かう。

102 : ◆pjALZHgaVSgG [sage saga]:2016/03/03(木) 14:38:56.29 ID:266XR6jX0


「どうしたっ!?」

激しくテントの入り口を開くと、



「ウ"ォェェ・・・・」

思わず嘔吐してしまった。


・・・・・紅い・・・

  ・・・赤い・・・・・


テントの内側や、咲、和に血飛沫が飛んでいる。


そして、その血は・・・・・あぁぁ・・・・・優希・・・・・


 ・・・・・優希の首には・・・・・斧が・・・・・

 ・・・首と言うより、首の下の地面に・・・・・

手斧が貫通してめり込んでいる・・・・・あぁぁ・・・・・


103 : ◆pjALZHgaVSgG [sage saga]:2016/03/03(木) 14:40:11.34 ID:266XR6jX0


咲はテントの外で激しく嘔吐している。


和は・・・・・意識があるのかないのか、座った状態で、目はどこか一点を見つめている。


よく見ると、テントの内側に血で・・・・優希の血でJ.V.と描かれている。



・・・・・ん?・・・

そこでさらに嫌な予感が頭をよぎった・・・


何故部長たちは起きてこないのか・・・?

・・・あれほどの叫び声、気付かないわけがない。・・・・・まさか

そう思い、急いで隣のテントへ向かう・・・・・

104 : ◆pjALZHgaVSgG [sage saga]:2016/03/03(木) 14:41:20.73 ID:266XR6jX0


・・・・・うわぁぁぁぁ・・・・・

染谷先輩・・・部長・・・

二人・・・・・だった何か・・・は、もはや見る影もない。


 ーーーー紅い、赤い、朱い。


そこにもまた、J.V.の文字が残されていた。




...
......
..........
......
...


105 : ◆pjALZHgaVSgG [sage saga]:2016/03/03(木) 14:43:29.57 ID:266XR6jX0



「はっ、はっ、はっ・・・・」

俺今、一人、ケータイを片手に走っている。

湖付近は山に囲まれており、ケータイの電波が入らなかったのだ。

バスは2時間に一本、電波の通じる場所まで走るしかない。



ありったけ叫んで気絶寸前の咲と、どこか胡乱な面持ちで放心状態の和はテント近くのベンチに残してきた。


早く二人のところに戻らねば、と焦るが、一向に電波が入らない。

「クソッ!!」

祈るように、ケータイの画面を見ながら走る。




「繋がった!!!!」

警察に事情を話し、すぐにキャンプ地へと戻る。


106 : ◆pjALZHgaVSgG [sage saga]:2016/03/03(木) 14:44:16.82 ID:266XR6jX0



 ーーーー待てよ。



先程まで、気が動転していたが・・・・・


"誰が"あんなことを・・・・・

・・・しまった・・・部活仲間が死んだことに驚愕し、考える余裕もなかったが・・・


"何が"起きたかは分かったが、"誰が"やったのか分からない!!


・・・そうだ、あれは動物の仕業ではない・・・・・人間の仕業だ・・・・・




あぁぁ・・・・・この時、二人を置いてきてしまったことをひどく後悔した。




...
......
..........
......
...


107 : ◆pjALZHgaVSgG [sage saga]:2016/03/03(木) 14:45:52.53 ID:266XR6jX0



「咲っ、和っ!!!」

決死の思いで駆け戻ってきた。

心臓は爆発しそうだ、息が出来ない、視界も霞んでしまっている。


「咲っ、何処だ!? 和っ!!」

辺りを見渡す。


「!!」

この瞬間悟った・・・・・遅かった・・・・・

 ・・・俺が・・・・・二人を置いていったばかりに・・・


「ふらふらとした足取りで、二人のもとへ駆け寄る。」



あぁぁぁ・・・・・何かで切り刻まれたようなあと・・・・・

・・・赤い、紅い、朱い


傍には、"マチェット"が転がっている。


和の顔には・・・・・薄汚れた"ホッケーマスク"が被せられていた・・・・・


・・・・・うああああぁぁぁ!!!・・・・・

108 : ◆pjALZHgaVSgG [sage saga]:2016/03/03(木) 14:47:04.74 ID:266XR6jX0


もう気が狂いそうだ、いや既に狂ってしまっていたのかもしれない。


「そこに居るんだろ!! 俺も殺せよ!!! 殺してくれ!!!」

湖を背に、森へ向かって叫ぶ。


どこからか、チェーンソーの音が聞こえた・・・・・気がする。



「っはぁ、はぁ・・・・・」

未だに心臓が痛い。

野鳥のさえずりが聞こえる。

風がさわさわと木々を撫でる。


109 : ◆pjALZHgaVSgG [sage saga]:2016/03/03(木) 14:48:01.37 ID:266XR6jX0



 ーーーー変だ。




此処には、J.V.の文字がない。

・・・・・そう思った



それに、・・・ホッケーマスクは被害者の顔に被せる為のアイテムではない。

"殺される側"ではなく"殺す側"のシンボルだろう。


・・・・・そうだ・・・もちろんそうだ。


110 : ◆pjALZHgaVSgG [sage saga]:2016/03/03(木) 14:48:36.35 ID:266XR6jX0


近くで がさっ、と音がする。


・・・・・あぁ・・・・・


血だまりの上に倒れていた"彼女が"、おもむろに身を起こすのが見えた。


・・・・・まさか・・・・・


ホッケーマスクを顔に付け直し、投げ出されたマチェットに手をかける。


そして・・・・・。


111 : ◆pjALZHgaVSgG [sage saga]:2016/03/03(木) 14:49:20.99 ID:266XR6jX0


J.V.のメッセージがここに無いのは当然だった。


殺人はもう一つ起こるのだから。


 ーーーーJ.V.を署名するのは、俺を殺してから・・・か・・・・・





 〜J.V. ジェイソン・ボーヒーズ〜






...
......
..........
......
...



112 : ◆pjALZHgaVSgG [sage saga]:2016/03/03(木) 14:50:08.48 ID:266XR6jX0


心臓が今にも口から躍り出てきそう。


「ふふん。」

来週の金曜日は13日、そして結晶湖・・・クリスタルレイク・・・

「ふふっ、楽しみになってきました。」カチャカチャ

持っていく荷物を選ぶ。 ゴソゴソ

手斧、マチェット、ホッケーマスク・・・・・カチャカチャ



「ふふっ」


楽しそうな・・・・・凶器に満ちた声が部屋に木霊する。





カン


113 : ◆pjALZHgaVSgG [saga]:2016/03/03(木) 14:51:02.73 ID:266XR6jX0



以上「ずっと待ってた」でした。

副題は「-Friday the 13th-」です。

和が初登場だったので、"ハッピー"エンドにしました。



レスありがとうございます。

ネタ切れなので、少し溜めてきます。

114 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/03(木) 16:17:09.98 ID:PAFgBzUCo

まってるぞ
115 : ◆pjALZHgaVSgG [saga]:2016/03/03(木) 22:38:03.64 ID:266XR6jX0


>>1です。いくつかネタがあるんですが・・・・・





@「タイトル未定」・・・エロに挑戦

 1.無エロ  激グロ

 2.微エロ  激グロ

 3.激エロ  グロ激激


1.2.3のどれが良いですかね?

また、京太郎の"相手"を募集中・・・A or B。

 A. 竹井久

 B. 原村和




A「アコ」・・・プロット作成中。


B「ホモ熊嵐」・・・内容未定、没になる可能性あり。


C「」・・・ネタ、要望等々募集中。



少々猶予が必要ですので、

お時間がある方はレスして下さると嬉しいです。


希望があれば、グロシーンのみ、全員分作りますね・・・ヒヒッ・・・




それでは・・・・・



116 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/04(金) 00:28:29.75 ID:8accKOC/o
A
117 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/04(金) 07:29:14.51 ID:YHiQyOpSO
壊れてる…壊れてるよアンタ!!

安価は2
118 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/04(金) 09:25:36.99 ID:r8vFdmY/o
面白かった
119 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/04(金) 09:39:22.00 ID:6ph2rBDLo
乙です
@2B
120 : ◆pjALZHgaVSgG [saga]:2016/03/04(金) 12:34:38.92 ID:VWDg+cHy0


>>117 >>119に捧ぐ。
 「あい -what a broken world-」






・・・・・静かな夜だな。


ふわふわとした浮ついた頭で、俺は思った。


月明りだけが辺りを照らす。



麻雀部に入部した時から、和・・・原村和の存在が気になっていた。


・・・・・いや逆か、気になったから入部した。



121 : ◆pjALZHgaVSgG [sage saga]:2016/03/04(金) 12:35:58.27 ID:VWDg+cHy0


才色兼備とは、正に彼女のことを言うのであろう。・・・・・あぁ、いい女だ・・・・・


俺の幼馴染・・・宮永咲が可哀想に見えるくらい、彼女はその全身から、若くて美しい女性としての魅力を放っていた。


俺以外の男もその甘美な空気に、取り込まれるのは当然だろう。





・・・・・まぁ、今となってはどうでも良い。


その和ともこうして今夜、早くも二人きりになるチャンスが訪れていたのだから。




...
......
..........
......
...



122 : ◆pjALZHgaVSgG [sage saga]:2016/03/04(金) 12:37:01.05 ID:VWDg+cHy0



「山登り行くわよ!!」



またか。 部員全員がそういう表情をしていた・・・・・ように思う。


部活も終わり、外はとうに真っ暗。


皆いそいそと帰宅の準備をしている・・・・・そんな時だった。


麻雀部の部長・・・竹井久は突然そんなことを言った。



「行きましょう!! 登山!!」



二度も言わなくても聞こえてる・・・。



「それで・・・、何処に行くんじゃ?」


染谷先輩・・・染谷まこは観念した様に、部長の方を見る。


もう、ああなっては、誰も部長を止められない。



123 : ◆pjALZHgaVSgG [sage saga]:2016/03/04(金) 12:38:31.54 ID:VWDg+cHy0



「かざこしの 嶺のつづきに 咲く花は いつ盛とも なくや散るらむ」



部長は続けて、



「風越山よ・・・! 風越山!」


と言う。


「かざこしやま?」


咲が不思議そうに尋ねる。



「あぁ、そういうことですか。」


「どういうことじゃ?、和。」


和には、部長の言わんとすることが分かったのだろうか・・・・・


染谷先輩が説明を求める。



124 : ◆pjALZHgaVSgG [sage saga]:2016/03/04(金) 12:39:47.78 ID:VWDg+cHy0



「かざこしのみね・・・です。 所謂、歌枕ですね。・・・で、その基となったのが風越山。」



「流石、和、詳しいわね。」


和はすごいなぁ・・・・・俺も感心した。



「で、何処にあるんじゃ・・・その風越山とやらは。」


「天竜川の支流を遡った所にあるんだけど、・・・・・ほら、風越女子の近くに川が流れてるでしょ・・・あれよ。 ・・・で、その風越女子の裏に見える大きな山が風越山って訳。」




山登り・・・かぁ・・・・・。


どうせ荷物持ちだろうなぁ・・・・・。




...
......
..........
......
...


125 : ◆pjALZHgaVSgG [sage saga]:2016/03/04(金) 12:40:46.04 ID:VWDg+cHy0



ベンチに腰掛ける二人。


妖しい月の光を浴びながら、誘うように髪を束ね上げた和の、うなじの白さが、京太郎の心を侵食してゆく。


ほのかに甘い・・・甘美妖艶な香りが漂っている・・・・・気がする。


126 : ◆pjALZHgaVSgG [sage saga]:2016/03/04(金) 12:41:35.01 ID:VWDg+cHy0



「・・・・・して」




いきなりそう言われた。


京太郎は狼狽えながら、和の顔色を窺う。


彼女は、何処か遠くを見つめている。


 ・・・その瞳は、艶やかに光っている。


127 : ◆pjALZHgaVSgG [sage saga]:2016/03/04(金) 12:42:29.23 ID:VWDg+cHy0



「キス・・・して」



和はうっとりとした表情で、こちらへと視線を移す。


・・・ああ・・・・・なんて甘い・・・




「ねえ・・・・・」


と細く呟き、京太郎の左腕に両手を絡ませる。


甘い香水の香りが、鼻をくすぐる。


・・・・・甘い・・・・・



急な展開に落ち着かず、京太郎は目線を泳がす。


    ・・・・・あまい・・・



128 : ◆pjALZHgaVSgG [sage saga]:2016/03/04(金) 12:43:19.31 ID:VWDg+cHy0



「ねぇ・・・須賀くん・・・・・」


あだっぽい笑みをふくよかな唇に浮かべて、和は囁く。



「だめ・・・?」


「でも、俺たち・・・そんな、」


「今はただ、須賀くんが・・・・・欲しい、それだけ・・・」


和と目が合う。


妖しい光を放つ・・・・・甘い・・・・・目。


129 : ◆pjALZHgaVSgG [sage saga]:2016/03/04(金) 12:44:07.23 ID:VWDg+cHy0




「抱いて・・・・・んっ」


柔らかな唇を京太郎の口が塞ぐ。


・・・・・あまい・・・・・あまい・・・・・


もうそれしか頭にない。




130 : ◆pjALZHgaVSgG [sage saga]:2016/03/04(金) 12:44:58.52 ID:VWDg+cHy0




「・・・・・ん」


いったん唇を離す。


和は満足げに目を閉じる。


「んっ・・・・・」


そしてまた、口を塞ぐ。





首筋へ向かって舌と唇を這わせながら、ゆっくりと・・・優しく胸をまさぐる。


「んんっ・・・・・」



喘ぎ声が高まる。



131 : ◆pjALZHgaVSgG [sage saga]:2016/03/04(金) 12:45:56.01 ID:VWDg+cHy0





ー愛ー


・・・・・は、夜の闇を身にまとい、その行為を見る。


ー哀ー





132 : ◆pjALZHgaVSgG [sage saga]:2016/03/04(金) 12:47:17.36 ID:VWDg+cHy0




俺たちはもはや、欲望を満たす為だけの、獣となった。


いきり立った俺のペニスをズボンの外へ引き出すと、和はいったん身を離し、自ら下半身の衣服を脱ぎ捨てる。


はだけた下着から白い乳房がこぼれだし、俺の興奮を煽る。


「・・・・・ふぅ・・・んん・・・・・」




133 : ◆pjALZHgaVSgG [sage saga]:2016/03/04(金) 12:47:55.50 ID:VWDg+cHy0



ベンチに腰かけた俺の膝の上に、和は自分から跨ってきた。


和の恥丘へと指を這わし、小刻みに手を動かす。



「・・・ああ・・・・・そこ・・・・・」


和は切なそうに声を震わせる。



 ーーーー二人はただただ快楽を貪る。




134 : ◆pjALZHgaVSgG [sage saga]:2016/03/04(金) 12:48:57.02 ID:VWDg+cHy0




「何だか・・・・・変なんです・・・・・私・・・」


和の性器はさっきからの愛撫によって、もう十分潤っていた。


恥丘に触れるたびに、中から中から液が溢れてくる。





俺が上半身を抱き支えると、和はペニスに片手を添え、ゆっくりと腰を下ろす。


「・・・あっ・・・・・」


喘ぎ声がさらに高まる。


「んん・・・・・」


・・・・・あぁ・・・・・あぁ・・・・・





135 : ◆pjALZHgaVSgG [sage saga]:2016/03/04(金) 12:49:56.58 ID:VWDg+cHy0




腰に絡みついてきた和の両足を持ち上げ、局部の結合を保ったまま、ベンチから立ち上がる。


和は俺の首に両手でしがみつきながら、


「あっ」


悲鳴のように、小さく叫んだ。



そのまま一歩、歩く。


ずんっ、と振動が腰に伝わり、和を突き上げる。



「ああっ・・・・・」




136 : ◆pjALZHgaVSgG [sage saga]:2016/03/04(金) 12:50:43.80 ID:VWDg+cHy0




俺と和では30センチ程、身長差がある。



「・・・凄い。 あ、あ、すごい・・・・・」



歩みを進めるたびに、和は妖艶な・・・悦びの声をあげる。


「・・・・・あああぁ、・・・いい・・・・・」



俺の首にぶら下がるような体勢で、大きく上半身をのけ反らせる。


「・・・・・あぁ・・・・・んん・・・・・」




137 : ◆pjALZHgaVSgG [sage saga]:2016/03/04(金) 12:51:40.57 ID:VWDg+cHy0




俺は和を抱き上げたまま、座っていたベンチの周りをゆっくりと回る。



「・・・・・んんっ・・・ああっ・・・・・あっ・・・・・」



その後ろ側には、緩やかな斜面があった。



汚れるのも気にも懸けず、俺は和の背中をその斜面に押し付ける。


「・・・・・んっ・・・・・」


138 : ◆pjALZHgaVSgG [sage saga]:2016/03/04(金) 12:52:21.97 ID:VWDg+cHy0




頭を振り動かしながら、和は息を弾ませる。


「い、いい・・・?」


喘ぎ声の狭間で、和が問いかける。



「・・・・・気持ちいい?・・・」


「・・・・・あ、あぁ・・・・・」


体の芯から止めどなく生まれてくる快楽に浸りながら・・・・・耐えながら、俺は短く答える。



139 : ◆pjALZHgaVSgG [sage saga]:2016/03/04(金) 12:53:07.30 ID:VWDg+cHy0




「・・・・・はっ・・・・・はっ・・・・」


「・・・あっ・・・・・んんっ・・・・・」






月が雲で隠れ、闇が木々を覆う。


二人の動きは次第に加速し、高みへと向かっていく。


「あぁっ、あ、・・・私・・・もう・・・・・」



和が絶頂を迎えようとした、・・・・・その時、






140 : ◆pjALZHgaVSgG [sage saga]:2016/03/04(金) 12:53:44.87 ID:VWDg+cHy0





背後の闇の中から、杭を持った影・・・の様なものがすごい勢いで突進してくる。






「・・・・・ああ・・・・・・もう、・・・いく・・・・・」


「・・・・はっ・・・・・はっ・・・・・」





141 : ◆pjALZHgaVSgG [sage saga]:2016/03/04(金) 12:54:44.78 ID:VWDg+cHy0




 ズドンッ





「ああああああぁっ!!」


和は絶頂を迎え、大きく背を反らせる。


「えっ・・・?」







杭は京太郎の腰に深く突き刺さった。


腸を貫き、凶器の尖端は勢いを保ったまま京太郎の腹から飛び出し、和の下腹部も突き破った。


和の体内で激しく動いていた京太郎のペニスをえぐる。


杭は和を貫通し、後ろの斜面に突き刺さって止まった。







142 : ◆pjALZHgaVSgG [sage saga]:2016/03/04(金) 12:55:36.24 ID:VWDg+cHy0




「えぇっ! なんだ?」


初めは何が起きたのか分からなかった。


和は大きく体を反らせている。




俺は、体に違和感を感じた・・・・・と同時に・・・・・


「!!!!!」


激痛。


言葉が出せない。


和と密着した部分が、黒々と濡れている。





 ーーーー意識が闇に吸い込まれていった。






...
......
..........
......
...





143 : ◆pjALZHgaVSgG [sage saga]:2016/03/04(金) 12:56:57.72 ID:VWDg+cHy0






雲が流れ、月が露わになる。






重なる二人を見下ろす影・・・・・


「大好きだよ。キョウチャン・・・・・、 これでもう、ずうっと一緒だね・・・・・」


少女の声が、妖しく漂う。








季節は春。


嶺には風が吹きすさび、桜の花が舞う。


まるで風越山の嶺に立つ少女を歓迎するかの如く。








カン、嶺上開花




144 : ◆pjALZHgaVSgG [saga]:2016/03/04(金) 12:58:18.71 ID:VWDg+cHy0




以上「あい -what a broken world-」でした。


"愛"の形は人それぞれ、京太郎は少女の"愛"を受け取れたのでしょうか。





和歌によくある"かなし"には"悲"、"哀"、"愛"色んな字を当てますね。


 ーーーー昔の人はどの様に"かなし"かったのでしょう。






あぁ、◯ロシーンに力を入れすぎて、SAN値がやばいです。


本来の◯ロシーンは、今の数倍の文量あったのですが・・・・・流石に公開できないと思いカットしました。




それでは・・・・・・・ふぅ・・・・・




145 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/04(金) 13:06:46.57 ID:aba6YmrAO
絢辻さんの殺人鬼を思い出した
146 : ◆pjALZHgaVSgG [saga]:2016/03/04(金) 13:35:07.40 ID:VWDg+cHy0



>>145
あぁ、そう、それ!「殺人鬼」です。
セ◯ックスからの串刺しシーンだけが嫌に頭に鮮明に残っていたので、今回書きました。





>>1です。


只今のネタ在庫


@「あい -what a broken world-」の没ネタという名の、和以外との◯ロシーン抜粋。

 ジャ◯キー・チェン映画のNG集みたいなものです。


A「アコ」・・・エロホラーではなくエロのみの可能性あり。やや難航中。


B「ホモ熊嵐」・・・タイトルで察して下さい。


C「タイトル未定」・・・在庫なし。ネタ、要望等々ありましたら、レスいただけると嬉しいです。



実は未公開分の虐殺シーンを書いたせいで、割とガチSAN値ピンチなんで、休んできます。

(お気に入りの高校、人物、カップリングがあれば"出演"させますよ・・・・・イヒヒ・・・・・)



それでは・・・・・


147 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/04(金) 16:17:00.40 ID:rQF9vAY40
地味に3が気になる
148 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/04(金) 17:50:58.70 ID:ZFrl0OBwO
せっかくだし1も見たいな
149 : ◆pjALZHgaVSgG [saga]:2016/03/04(金) 17:52:08.90 ID:VWDg+cHy0



ふぅ・・・・・では、いきます。


「あい -what a broken world-」




 〜NG集〜


お口直し。気楽に見て下さい。


150 : ◆pjALZHgaVSgG [sage saga]:2016/03/04(金) 17:53:47.95 ID:VWDg+cHy0



〜TAKE1〜





ベンチに腰掛ける二人。


月の光を浴びながら久は、怪しげな、しかし甘美な雰囲気を醸し出す。




「抱いて。」



いきなりそう言われた。


京太郎は狼狽えながら、久の表情を窺う。


艶やかな光を灯す目でこちらを見据えている。


151 : ◆pjALZHgaVSgG [sage saga]:2016/03/04(金) 17:54:55.36 ID:VWDg+cHy0



「ねぇ・・・抱いて・・・」


と細く呟き、京太郎の体に腕を絡ませる。


久の髪が京太郎の頬をくすぐる。


・・・・・あまい・・・


甘美な香りが京太郎の情欲を駆り立てる。




「ねぇ・・・須賀くん・・・・・」


妖艶な笑みを唇に浮かべて、久は囁く。



152 : ◆pjALZHgaVSgG [sage saga]:2016/03/04(金) 17:55:34.17 ID:VWDg+cHy0



「・・・須賀くんの体が・・・・・欲しいの・・・」


再び久と目が合う。


妖しげな光を放つ目・・・・・




何と答える間もなく、柔らかな赤い唇が京太郎の口を塞ぐ。


どこかで、理性のタガが外れる音が聞こえた・・・・・気がした。



153 : ◆pjALZHgaVSgG [sage saga]:2016/03/04(金) 17:56:31.78 ID:VWDg+cHy0




俺はいきり立ったペニスをズボンの外へ出すと、服を剥ぎ取り、久の下半身を露わにさせる。


久の性器にむしゃぶりつく。


「・・・・・んん・・・・・・あっ・・・・・」


じんわりと生温かいものが溢れてくる。





「やらしい。こんなにねっちょり・・・・・」


「いや・・・・・」



羞恥の為か、久は両手で顔を覆う。




俺は目の前の地面へ久を四つん這いにさせる。


「・・・いいよ・・・きて・・・・・」


久は先程よりも一層、甘い声で呟く。




俺は自分の腰を下げ、久に近づく。





154 : ◆pjALZHgaVSgG [sage saga]:2016/03/04(金) 17:57:25.21 ID:VWDg+cHy0








「須賀君。 そこ、お尻なんだけど・・・・・」




「えっ!!?」






ハイ、カットー

チョットー、シッカリシテヨ、キョウチャン!!

スガクン・・・・・




「え、・・・えっ!?」



155 : ◆pjALZHgaVSgG [saga]:2016/03/04(金) 18:01:04.96 ID:VWDg+cHy0
>>1です。

>>147 「んっふ、そんなに愉しみですか。」まだ時間がかかります。ペッコリン

>>148 TAKE2はもう少しかかります。エロッエロナノヲ
156 : ◆pjALZHgaVSgG [saga]:2016/03/04(金) 19:14:13.18 ID:VWDg+cHy0



〜TAKE2〜





・・・・・静かな夜だな。


ふわふわとした浮ついた頭で、俺は思った。


月明りだけが辺りを照らす。




隣には、染谷先輩が座っている。







あぁ・・・・・隣に居るのが和だったらなぁ・・・


そう思うと何故か興が冷めてしまった。


 ーーーー帰るか。




...
......
..........
......
...




157 : ◆pjALZHgaVSgG [sage saga]:2016/03/04(金) 19:15:16.68 ID:VWDg+cHy0




ハイ、カットー


「って、なんでじゃ!!!」


「なんでわしじゃ、ダメなんじゃ、おおう!!?」


マアマア、マコ、オチツイテ・・・ネ?





158 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/04(金) 19:26:32.40 ID:ZFrl0OBwO
>>155
エロはどこですか?(すっとぼけ)
159 : ◆pjALZHgaVSgG [sage saga]:2016/03/04(金) 19:31:47.73 ID:VWDg+cHy0



>>158

〜TAKE3〜






腰に絡みついてきた優希の両足を持ち上げ、二人は繋がったまま、ベンチから立ち上がる。


優希は俺の胸に必死でしがみつきながら、



「んあっ」


悲鳴のように叫び、大きく背中をのけ反らせる。



そのまま一歩、歩く。


ずずんっ、と振動が腰に伝わり、優希を突き上げる。




「ああんっ・・・・・」


160 : ◆pjALZHgaVSgG [sage saga]:2016/03/04(金) 19:32:43.99 ID:VWDg+cHy0




俺と小柄な優希とでは、大人と子供ほども体格差がある。



「・・・凄い。 あ、あ、すごいじょ・・・・・京太郎・・・・・」




一歩、歩くたびに、優希は悦びの声をあげる。


「・・・・・あああぁ、・・・いくっ・・・・いくっ・・・・」



俺の首にぶら下がるような体勢で、何度も何度も大きく全身を反らせる。



「・・・・・あぁ・・・・いい・・・・んんっ・・・・・」




161 : ◆pjALZHgaVSgG [sage saga]:2016/03/04(金) 19:33:30.06 ID:VWDg+cHy0




俺は優希を抱き上げたまま、座っていたベンチの周りをゆっくりと回る。



「・・・・・いくっ・・・ああっ・・・・・いいっ・・・・・」



優希は俺の腕の中で、何度も何度も絶頂に達している。




162 : ◆pjALZHgaVSgG [sage saga]:2016/03/04(金) 19:35:43.25 ID:VWDg+cHy0




「きょ、京太郎・・・・あぁっ・・・・・ちょっと・・・・・ああん・・・・・」


喘ぎながら、優希が何か訴えかける。



「・・・・・少し・・・ああぁっ・・・・・あん・・・・・降ろして・・・・・」


優希をベンチへと寝かせ、優希から離れる。



ぬるぬるとしたものが糸を引き、月明りでてらてらと光って見える。




163 : ◆pjALZHgaVSgG [sage saga]:2016/03/04(金) 19:36:33.21 ID:VWDg+cHy0




「はぁ、はぁ、・・・・・んん・・・はぁ、はぁ・・・・・」


優希は時折、ビクンと震えながら肩で息をしている。





俺は辺りを見渡す。


月がやや陰りかけている。



164 : ◆pjALZHgaVSgG [sage saga]:2016/03/04(金) 20:30:59.35 ID:VWDg+cHy0




優希はムクリと起き上がると、俺のペニスへと顔を近づける。




頭を振り動かしながら、優希は息を弾ませる。


「・・・どう・・・・・気持ちいいか?・・・京太郎・・・・・」


「・・・・・あ、あぁ・・・・・」


体の芯から止めどなく生まれてくる快楽に浸りながら・・・・・耐えながら、俺は短く答える。




165 : ◆pjALZHgaVSgG [sage saga]:2016/03/04(金) 20:32:09.78 ID:VWDg+cHy0





「・・・・・京太郎の・・・・んっ・・・んっ・・・・・」


俺は快楽に身を任せる。





優希は頭を動かしながら、投げ出された鞄の中を漁っている。


何をしているのだろうと思ったが、今は快感に溺れ、何も分からない。





優希は何かを取り出した・・・・・トルティーヤだ!!




166 : ◆pjALZHgaVSgG [sage saga]:2016/03/04(金) 20:32:52.35 ID:VWDg+cHy0




トルティーヤで俺のペニスを挟み・・・・・





優希の動きは次第に加速し、高みへと向かっていく。


「あぁっ、あ、・・・俺・・・もう・・・・・優希っ・・・・!」


俺が絶頂を迎えようとした、・・・・・その時、





167 : ◆pjALZHgaVSgG [sage saga]:2016/03/04(金) 20:33:40.21 ID:VWDg+cHy0




ーーーーいつの間にか手にしていたマスタードを、今にも俺特製のタコス♂にかけようとしている。





「・・・・・んっ・・・・・んんっ・・・・・」


「・・・・はっ・・・・・はっ・・・俺・・・・もう・・・」







ぶちゅっ







168 : ◆pjALZHgaVSgG [sage saga]:2016/03/04(金) 20:34:42.05 ID:VWDg+cHy0




「!!!!!!!」


激痛。


当たり前だ。




「ああああああああああああぁ!!」


俺の絶叫が闇に響いた。





ハイ、カットー


キョッ、キョウチャン!!!、ダイジョウブ?


「ああああああああああああぁ・・・・・」


ユウキ・・・・・


169 : ◆pjALZHgaVSgG [sage saga]:2016/03/04(金) 20:35:56.12 ID:VWDg+cHy0




〜TAKE4〜





ベンチに腰掛け、夜空を見上げる二人・・・・・


月明りが優しく二人を照らしている。


まるで、俺たちの為の舞台を用意してくれている様だ。



170 : ◆pjALZHgaVSgG [sage saga]:2016/03/04(金) 20:36:40.87 ID:VWDg+cHy0



と、唐突に


「月が、きれいですね。」


と言われた。




何と答えれば良いのだろうか、暫し言葉に詰まる。


「えぇ、 そうですね。・・・・・でも、あなたの方が美しい。」


今の返答で正解か・・・?



横目で相手の反応を伺う。




171 : ◆pjALZHgaVSgG [sage saga]:2016/03/04(金) 20:37:51.66 ID:VWDg+cHy0




隣の相手は、頬をやや紅く染めている・・・・・ように見えた。




夜風が気持ちいい。


二人の間に多くの会話はないが、それでも、気まずい空気があるわけでもなく、むしろ、何かしら温かい空気が流れている。


それこそが二人の仲の良さ、信頼関係を表しているのだろう。



172 : ◆pjALZHgaVSgG [sage saga]:2016/03/04(金) 20:38:54.35 ID:VWDg+cHy0



空の一点をぼうっと見ていると・・・・・キラッ


「あっ!!」


キラッ


まただ、・・・・・流れ星!!


横へ声を掛けようとすると、もう既に空を見上げていた。



何処か宇宙の彼方で星が爆発したのだろうか・・・?


 ・・・自分たちの星は無くならないで欲しい・・・


俺たちは離れ離れになりたくありません・・・と心の中で流星に祈る。




173 : ◆pjALZHgaVSgG [sage saga]:2016/03/04(金) 20:39:54.23 ID:VWDg+cHy0




俺は意を決して、自分の言葉で・・・伝える。



「キ、キスしてもいいですか・・・?」


沈黙。



二人の間には、先程とは違う妙に緊張した、しかし、それでいてぽかぽかとした雰囲気が漂っている。



俺は相手の返事を待つ。



174 : ◆pjALZHgaVSgG [sage saga]:2016/03/04(金) 20:40:55.63 ID:VWDg+cHy0




どのくらい時間がたったか、隣で動く気配がした。



横を見ると、・・・・・俺の胸に目を閉じてもたれてきた。


「温かい・・・・・。もっと温かくして・・・・・。須賀君・・・・・。」


俺の腕の中にすっぽりと抱かれて、心地よさそうにしている。




「はい・・・・・。」




俺はそう答えて、ゆっくりと唇を重ねる。




175 : ◆pjALZHgaVSgG [sage saga]:2016/03/04(金) 20:43:02.89 ID:VWDg+cHy0










「温かいですね。・・・・・ハギヨシさん」


「えぇ、 もっと熱くなりましょう・・・・・須賀君・・・んっふ」


二人は再びキスをする。








ハイ、オッケーデース!!


「・・・んっふ」





二人は幸せなキスをして、・・・


・・・(NG集は)・・・


終了。






176 : ◆pjALZHgaVSgG [sage saga]:2016/03/04(金) 20:46:51.34 ID:VWDg+cHy0



以上「あい -what a broken world- 〜NG集〜」でした。


やっぱエロは難しいですね。んっふ。



この話は、あと一つだけ・・・・・未公開シーンがあります。


177 : ◆pjALZHgaVSgG [saga]:2016/03/04(金) 21:23:13.48 ID:VWDg+cHy0



〜未公開シーン・舞台裏篇〜






ガサッ、ガサッ


「うーん、出番はまだかなぁ・・・・・」


月明りの当たらない・・・森の・・・木々の中で、静かに待機する。



・・・・・アァ・・・アン・・・・・



「まだかなぁ・・・」



・・・・・ウッ・・・ソロソロ・・・・





178 : ◆pjALZHgaVSgG [sage saga]:2016/03/04(金) 21:24:14.12 ID:VWDg+cHy0



「よし、スタンバイしよう。」


杭を握る手に汗がにじむ。





その時、・・・・・背筋にぞわり、と大きく鳥肌が走る。


ガサッ、ガサッ


後ろから誰かが歩いてくる足音がする・・・・・


「誰・・・?」


暗闇で全く見えない。





ガサッ、ガサッ





...
......
..........
......
...



179 : ◆pjALZHgaVSgG [sage saga]:2016/03/04(金) 21:25:49.56 ID:VWDg+cHy0




〜部室〜





「咲ちゃんは最近どうしたんだじぇ?」


優希が尋ねる。


「心配ね、 須賀君は何か聞いてない・・・?」


部長が俺に尋ねる。


「いえ、俺も知らないんですよ。 なんで学校休んでいるのか。」


そう、咲はここ数日学校へ来ていない。


それに、麻雀部の部員の誰にも連絡が言ってないらしい・・・・・


「和は・・・? 和は何か聞いてるか?」


「・・・いいえ、 私も心配で・・・」


「うーむ、 それは心配じゃのう〜。」


皆して難しい顔をする。




180 : ◆pjALZHgaVSgG [sage saga]:2016/03/04(金) 21:27:35.76 ID:VWDg+cHy0




「仕方ない、取り敢えず明後日は助っ人を呼ぶわよ。」


部長が一言言い、その日はそこで解散となった。






〜二日後、朝〜



いよいよ今日が撮影の日だ。


と言うのも、文化祭の出し物として麻雀部は映画を作ることにしたのである。


タイトルは「清澄の怪異」である。



 ーーーー何と適当な名前だろう。流石は部長のセンスだ・・・・・



181 : ◆pjALZHgaVSgG [sage saga]:2016/03/04(金) 21:28:32.74 ID:VWDg+cHy0




今日も咲は来られない・・・・・連絡がつかない・・・・・らしく、代役として・・・・・




「久しぶり、京ちゃん」


咲の姉、宮永照がやってきた。




そうして、風越山での撮影会が始まった。






...
......
..........
......
...




182 : ◆pjALZHgaVSgG [sage saga]:2016/03/04(金) 21:29:42.63 ID:VWDg+cHy0




ガサガサッ


「ひっ・・・・・だ、誰かいるの・・・?」


森の中は完全に暗闇に閉ざされている為、何も確認できない。


「まったく、咲が逃げたせいで私が代わりにこんなことを・・・・・」ブツブツ




ガサッ


「ひっ・・・・・・うぅ、怖いよぉ〜。」


麻雀の高校生チャンピオンらしからぬ弱気っぷりだ。




手に持った杭も、がたがたと震えて、今にも落っことしてしまいそうだ。




183 : ◆pjALZHgaVSgG [sage saga]:2016/03/04(金) 21:30:33.06 ID:VWDg+cHy0



次の瞬間、ひと際大きい音が ・・・・ガサッ・・・・ したかと思うと、暗闇の中から、さらに漆黒の・・・・・何かかが飛び出してきた。


ドサッ



「うっ・・・・・」



184 : ◆pjALZHgaVSgG [sage saga]:2016/03/04(金) 21:31:17.83 ID:VWDg+cHy0




何者かは、目の前で倒れ伏している人物 ・・・喉に杭が刺さっている・・・ を見下ろしている。


その目は酷くゆがみ、実の姉を見る目とはとても思えない。




そうして、


グシュッ


姉の首から杭を抜き、月明りのもとへ向けて駆け出す。




185 : ◆pjALZHgaVSgG [sage saga]:2016/03/04(金) 21:32:21.62 ID:VWDg+cHy0




ズドンッ






「ああああああぁっ!!」


あの泥棒猫は大きな叫びをあげ、大きく背を反らせる。


「えっ・・・?」


京ちゃんは何が起こったか分からない、という風だ。





杭は京太郎と泥棒猫の二人を貫いている。




186 : ◆pjALZHgaVSgG [sage saga]:2016/03/04(金) 21:33:18.21 ID:VWDg+cHy0



「えぇっ! なんだ?」


何だと思う・・・?


ふふっ、京ちゃんはこれからずぅっと私のモノになるんだよ・・・・・





「!!!!!」


あれ、もしかして京ちゃん喜んでくれているの・・・?


ふふっ、 嬉しくて声も出ないんだ・・・・・


 ・・・・・それに涙まで流して・・・ふふっ





「大好きだよ。キョウチャン・・・・・、 これでもう、ずうっと一緒だね・・・・・」


少女は妖しく囁く。

187 : ◆pjALZHgaVSgG [sage saga]:2016/03/04(金) 21:34:10.72 ID:VWDg+cHy0




ガサガサッ


気が付くと周りには3つの影が・・・・・恐怖で皆足がすくんでいる様だ。


あ〜あ、見られちゃったぁ・・・









季節は春。


嶺には風が吹きすさび、麻雀部員たちの悲鳴と血飛沫が舞う。


まるで風越山の嶺に立つ少女を畏怖するかの如く。








カン、嶺上開花



188 : ◆pjALZHgaVSgG [saga]:2016/03/04(金) 21:34:57.83 ID:VWDg+cHy0



以上「あい -what a broken world- 〜真実篇〜」でした。


もう何も言うまい。






それでは・・・・・ふふっ・・・・・

189 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/05(土) 05:43:57.82 ID:suZ0+OP3o
すばら
190 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/05(土) 06:20:28.42 ID:SxPLaotZo
乙です
191 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/03/05(土) 08:41:46.09 ID:I4lxblj60
スラッシャーものから怪奇性と恐怖性を無くした、咲キャラのスナッフフィルムみてーなSSだな
192 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/05(土) 11:54:00.15 ID:+Ql/J17SO
ヒッ
193 : ◆pjALZHgaVSgG [saga]:2016/03/05(土) 14:22:11.58 ID:hpBRyRsk0



>>1です。

レスありがとうございます。





さて、今あるネタですが・・・

「アコ -episode of side A- 」・・・難航中。

「ホモ熊嵐」・・・熟成(意味深)中。

「」・・・恋愛ホラーに挑戦したい。

・・・書き出してみると、ネタがないですね。




もし希望があれば、いつでもレス下さい。
1:ホラー風百合
2:ホラー風ギャグ
3:ホラー風感動
4:ホラー風サスペンス
5:ホラー風日常
6:ホラー風ホモ




・・・・・イヒヒ。



194 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/05(土) 15:15:07.22 ID:rGPbrgzOo
2
195 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/05(土) 15:35:41.24 ID:MUT5Vxd50
5
196 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/05(土) 16:05:12.31 ID:d5FKyEAFO
怪談でも何でもないよな
197 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/05(土) 17:01:47.81 ID:+Ql/J17SO
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