【安価】 勇者「仲間とヌチャヌチャしたいから旅をする」

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198 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/03/10(木) 13:50:10.25 ID:diwD06Rio

女騎士「…………」

勇者「…………」


魔法使いとエルフから話を聞いてみるとどうやら俺が駆け付けるのを信じて一人でトロールに立ち向かったんだそうだ
防具も武器も無く丸腰であんな化け物とやり合うなんて……正直俺だったら願い下げだ

でも女騎士はそれをやってのけた


勇者「本当、すげぇよ女騎士」

女騎士「……信じていたからな」

勇者「……起きてたのかよ」

女騎士「つい今な」

女騎士「全く…… 助けに来なかったらお前を呪い殺してたところだぞ?」

勇者「ちゃんと助けただろうが」

女騎士「そうだな。 まぁ色々言いたいことはあるが」

勇者「冗談。 悪かったよ本当に…… お前がいなかったら今頃みんなは……」

勇者「助けるの送れて、本当にすまなかった。 女騎士を辛い目に合わせちまった」

女騎士「やめろ、お前が頭を下げることなんかないだろう? お前は私を、みんなを救ってくれたんだ」

女騎士「まさに、勇者だったよ」

勇者「…………」

199 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/03/10(木) 13:56:30.28 ID:diwD06Rio

女騎士「まぁ、でも俺だってまだ手を出してない、っていうのはあれはどうかと思ったがな?」

勇者「げっ!? 聞いてたのかよ」

女騎士「なぁ? あれはいったいどーゆーことだぁ? ん? 説明してもらおうか?」

勇者「い、いやぁ……あれは……そのですねぇ……? 言葉の綾といいますか……」

女騎士「ほう? どういうことだ? 言ってみろ?」

勇者「ご、ごめんなさい……」

女騎士「私は何も謝れと言っているんではないが?」

勇者「す、すみませんでした……」

女騎士「お前は私たちに手を出すつもりでいたのか?」

勇者「……心の奥底では期待してました」

女騎士「ふぅん? 本当に心の奥底か? もしそうならばあんなセリフ簡単には出て来ないと思うんだが?」

勇者「…………」

女騎士「汗がすごいぞ? どうした? この部屋そんなに暑いなら裸にでもなるか?」

勇者「え…? あ」

女騎士「なんだ、裸にしてもらいたいのか? それとも私の裸が見たいのか?」

勇者「へっ!? えっ!? いいんですか!?」

女騎士「そうだなぁ…… 『卑しい豚で申し訳ございません』って言ったらいいぞ」

勇者「はい! 卑しい豚で申し訳ございません女騎士様!!」

女騎士「ノリノリでやるなよ……」
200 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/03/10(木) 14:00:59.22 ID:diwD06Rio

女騎士「残念だがそれはお預けだ」

勇者「あぁ女神よ…… 慈悲は無いのですか」

女騎士「だが、まぁ助けてもらった礼だ」

勇者「んぐ!?」


胸元を掴まれ引っ張られたと思ったら唇を乱暴に塞がれる
温もりが唇を通して伝わり、なんともいえない多幸感が胸いっぱいに広がる


女騎士「……私のファーストキスだ。 ありがたく受け取れ」

勇者「……ほあぁぁぁぁ!!!!!」

女騎士「じゃ、おやすみ! もう大丈夫だから自分の部屋で寝てくれ!!」

勇者「ほ、!? 俺のファーストキスFooooooooooo」

女騎士「ちょ! やめろ! 大声で叫ぶな!」

勇者「ねぇ女騎士! もう一回! もう一回しようぜ!」

女騎士「…………」

勇者「ねぇねぇ惚れた? 俺に惚れたの? ねぇねぇ?」

女騎士「調子に……乗るな糞豚ぁ!!」

勇者「馬鹿、剣抜くな!! 死ぬ死ぬ!!」





201 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/10(木) 14:07:21.52 ID:GmGpMxKfo
安価でちん○には勝てなかったよしたい
202 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/10(木) 14:44:26.61 ID:CbWygdWCo
自演失敗を投下で誤魔化す作者の鑑
203 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/10(木) 17:35:21.71 ID:aT1g2k0gO
なんでもいい
はよはよ
204 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/10(木) 17:52:47.82 ID:CHZhXBE30
この勇者は性欲を紺紙ロール出来る伊藤誠ということかな
あいつと違って親がやばいようなやつじゃなさそうだし
205 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/10(木) 20:37:34.55 ID:fcqO/E61o
あ、ID被りだから……(震え声)
末尾oのレア物ID被りだから……(すっとぼけ)
206 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/10(木) 22:51:57.17 ID:49Uxbr4fo
>>1です
萎えたので落とします
もうレスしないでください
207 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/10(木) 22:56:19.83 ID:9m0J4LboO
[ピーーー]カス
208 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/11(金) 00:51:17.11 ID:mlICdhJzo
臭いやつしか湧いてねえな
209 : ◆uXt/gTje0u4r [sage]:2016/03/11(金) 01:22:40.93 ID:X9jNQi8Eo
本当に萎えるからやめろ

そして今書きためてたメモ帳が落ちたからもう心折れたおやすみなさい
210 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/11(金) 01:35:37.97 ID:zeB0OZlV0
乙、よくエタるな
211 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/11(金) 02:10:44.80 ID:HrgHYGOj0
もったいないなー…まあ、仕方がないか
212 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/11(金) 02:36:08.98 ID:s6E2cdP9O
なんか変な人が粘着してるなあ…
213 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/03/11(金) 10:11:00.38 ID:X9jNQi8Eo

女騎士「早く挿れろ」

女騎士「奴隷なら奴隷らしく私にご奉仕することだけ考えていればいいんだ」

女騎士「あぁ、お前は初めてだったな? ゆっくりでいいぞ」

女騎士「そう、焦らず、ゆっくり……」

女騎士「んっ……うぅ…!」

女騎士「あぁっ……お前の結構大きいんだな」

女騎士「はぁっ……大きいのが、入ってきてるっ…!」

女騎士「ば、ばか! 耳元で名前を呼ぶなッ…!」

女騎士「ひっ……ひゃっ! ちょっ…んっ! 激しすぎっ!!」

女騎士「ひゃっ! あん!! 奥当たって! おかしくなっちゃう!!」

女騎士「あぁぁ!! だめぇ!! やっあぁぁん!!」

214 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/03/11(金) 10:14:48.75 ID:X9jNQi8Eo

勇者「あぁぁぁ、イクッ! 出ちま……うぅぅぁああ!?!?」

勇者「…………」

勇者「ぐぁぁぁぁぁやっちまったあああああああ」

勇者「最悪だ…! まさかこの歳で夢精するとは思わなかったああああああ」

勇者「うーわ……朝からテンションだだ下がりなんですけど」

勇者「……パンツ洗おう」

勇者「……はぁ。 死にたい」

勇者「洗ったら二度寝しよ」


ジャバジャバジャバ

215 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/03/11(金) 10:18:14.55 ID:X9jNQi8Eo

女騎士「はぁ……はぁ……」

女騎士「……おい、お前私の奴隷の分際でよくも好き勝手やってくれたな」

女騎士「ばか! まだ抜くな!」

女騎士「……もう少し繋がったままでいろ」

女騎士「……んっ、そう。 もっといっぱいキスして」

女騎士「んっ……むちゅっ……」


魔法使い「……え?」

女騎士「ん?」

魔法使い「……なに、これ」

女騎士「あっ……魔法使い」

魔法使い「……二人はそういう関係だったの?」

魔法使い「……ごめんなさい。 邪魔をした」ダッ

女騎士「…………」



216 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/03/11(金) 10:20:04.64 ID:X9jNQi8Eo

勇者「ま、待て魔法使いぃぃぃぃいい」

勇者「はぁぁっ!!?」ガバッ

勇者「ゆ、夢かぁぁぁぁぁぁ」

勇者「焦ったぁぁぁ!! さっきは下半身がグッショリだったけど今は全身ビッショリだわぁぁぁ」

勇者「うわああああただの夢なのに罪悪感半端じゃねえええ」

勇者「……シャワー浴びて起きよう」

勇者「……はぁ。 昨日のこともあって疲れてるのに全然休んだ気がしねぇよ……」

217 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/03/11(金) 10:23:12.42 ID:X9jNQi8Eo

魔法使い「……あっおはよう勇者」


一人先に起きてきていた魔法使いが、俺を見つけるなりトコトコと走ってくる
なにこれ可愛い

でもなんかさっきの夢のせいで顔を見れない。 ごめん夢の中の魔法使い


魔法使い「……? どうしたの」

勇者「あぁ、なんでもないよ? 清々しいとてもいい朝だなぁと思って!」

魔法使い「……今日はとてもいい天気。 外も暖かい」

勇者「あぁ! だろうな! さっき起きたから知ってる」

魔法使い「……さっき?」

勇者「あぁいや! 洗濯物を思い出してさ!」

魔法使い「……??」

218 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/03/11(金) 10:30:59.37 ID:X9jNQi8Eo

魔法使い「……ところで少しくまが」

勇者「あぁ!? あー……いや元々こういう顔なんだって。 本当嫌になっちゃうよなーあははー」

魔法使い「……?? 今日の勇者は少し変」

魔法使い「……なんでこっちを見ないの」

勇者「え?」


背伸びをしながら俺の顔を覗き込んでくる魔法使い
不思議そうな顔で俺の目をマジマジと見つめてくるもんだからなんだか気恥かしいし、さっきの罪悪感のせいで申し訳ないしでなんとなく魔法使いの視線から逃げてしまう

魔法使いが左から覗き込んでくれば右を向いて逃げ、右から覗きこまれれば左を向いて逃げる
そして背が低い魔法使いが下から覗き込んでくれば、天井を見て、、あぁいい天気だなぁー! と言って誤魔化す

我ながら最高に挙動不審だ


魔法使い「……勇者?」

勇者「な、なんダぁ魔法使い」


声が裏返ってしまった


魔法使い「……私、何かした?」

勇者「へ?」

魔法使い「……なにか嫌われるようなこと、したかな」

勇者「あぁ!? いや、そんなんじゃないって!!」

魔法使い「……ほんと?」

勇者「あぁ本当だ! 昨日のことがあったからな、疲れてるだけだ」

魔法使い「……じゃあ私の目をちゃんと見て」


まさにじーっと俺の目を凝視しながら段々と顔を近づけてくる魔法使いに俺の心臓は爆音を立てていた
や、やべぇ! なんか色々とやべぇ!!

どうする!?



>>219

@唇を奪う

A見つめ返す

B横っぱらをつつく

C自由安価
219 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/11(金) 10:33:35.10 ID:HrgHYGOj0
1かと思った?残念2です
220 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/03/11(金) 10:52:47.19 ID:X9jNQi8Eo

これ以上魔法使いを不安にさせるのもどうかと思うしさすがにそれは可哀そうすぎる
と思い、魔法使いの目を見つめ返す

けどかなりこれが気恥かしい!
見つめろと言われて見つめる辛さを誰が分かってくれようか。 俺の心臓はドラムのように鼓動し、全身の汗腺から汗が噴き出す
今絶対脇汗ヤバい。


魔法使い「…………」

勇者「魔法使い、帽子してないんだな」

魔法使い「……うん。 勇者と二人の時はしないようにするって決めたから」

勇者「そっか」

魔法使い「……うん」

魔法使い「……勇者にはありのままの私を見ていてほしいから」


少し顔を赤くした魔法使いが可愛くて抱きしめたくなる衝動に駆られる!
待て! これはいわゆる童貞殺しのアレだ! 気のあるフリをしておいて、えっやめてマジキモい。 ってなるパターンのあれだ!!


221 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/03/11(金) 10:59:38.52 ID:X9jNQi8Eo

魔法使い「……勇者?」

勇者「ん? あぁっ…… ありがとう魔法使い」

魔法使い「…………」コクリ


そういえばここまでマジマジと魔法使いの顔を見たのは初めてだな
目がくりっと大きくて……ふふっと笑うと覗いてくる八重歯が愛らしい

本当に顔立ちが可愛くて、絶対モテるだろうに。 あんなバカでかい帽子を被って顔を隠してるからなぁ


勇者「……かわいいのになぁ」

魔法使い「……!?」ボンッ

勇者「ん?」

魔法使い「……い、いきなり何」

魔法使い「……恥ずかしいから帽子被る」

勇者「え、おいおい待てって」


逃げ出そうとした魔法使いの腕を咄嗟に掴んでしまい、こちらに引きよせてしまった
驚いた魔法使いが目をまん丸にしているが、それでも振りほどこうとしたり逆らおうとはせずこちらに向き直り、自然と目と目が合う

先ほどとは違い、自然と視線を交えられ不思議なことに段々と愛おしい気持ちが湧きあがってくる
抱きしめたい、キスをしたい。 そんな感情がやましいことはなしに膨れ上がってくる不思議な感覚だった

222 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/03/11(金) 11:05:09.11 ID:X9jNQi8Eo

魔法使い「……ん」


小さな声が喉の奥から漏れ、唇を自然と突き出して目をつむる魔法使い

このままキスをしていいのか? と一瞬頭が冷静になるが、許されるなら俺だって魔法使いにキスをしたい
もう自分の気持ちは抑えられなかった

俺も顔を近づけ、目をつむる

そして唇と唇がぶつかり合うその瞬間……


女騎士「おはよー!」

エルフ「おはよー」

エルフ「ってあれ?」


二人の声に驚いた魔法使いがビクッと身体を跳ねさせ、図らずともおでこで俺の顎を強打する
痛みの俺は床を転げ回り、魔法使いは顔を真っ赤にしながらおでこをさすっている


エルフ「どうしたの二人とも」

勇者「いってぇ!! あぁぁぁぁぁ……!」

魔法使い「……なんでもない! 本当になんでもないから」

エルフ「そう? 変な勇者と魔法使い」

女騎士「…………」

223 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/03/11(金) 11:05:48.31 ID:X9jNQi8Eo

あ、あれ魔法使いを書いてる時が一番楽しい。
女騎士のキャラが定まらない誰か助けて
224 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/11(金) 11:07:56.05 ID:HrgHYGOj0
一言で言うとドSのお姉さんでいいんじゃない?
あと処女だけど経験ありのように振る舞っていると○
225 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/11(金) 11:22:03.26 ID:oIPBoR/Ko
SとMは表裏一体
SはサービスのS

なんてよく言うし、Sだから〜ってのに拘る事もないんじゃないか多分
226 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/03/11(金) 11:43:18.30 ID:X9jNQi8Eo

女騎士「で、今日はどうするんだ?」

勇者「どうするって?」

魔法使い「……もう旅を再開する?」

エルフ「それとももう少し装備を整えたりする? 旅はなにかと必要なものが多いし…」

女騎士「特にそれが4人分ともなるとな」

勇者「あー…… そうだなぁ……」

勇者「でも疲れが取れてなくて……1日ゴロゴロしたーい」

女騎士「まだ寝るのか!? だらしがない勇者だな」

勇者「うっせぇな…… 俺はお前らと違って爺さんなんだよ」

女騎士「なにが爺さんだ。 私らと対して変わらない……ってあれ?」

魔法使い「……勇者がいくつなのか私知らない」

エルフ「確かに」

勇者「言ってなかったっけ?」

勇者「俺は>>227
227 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/11(金) 11:43:50.72 ID:36CdXQzvo
18
228 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/11(金) 11:46:24.29 ID:HrgHYGOj0
すごく……普通です
229 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/03/11(金) 11:49:09.04 ID:X9jNQi8Eo

勇者「俺は18だぞ」

女騎士「まぁそんなもんだな」

魔法使い「……ちょっと年上」

エルフ「勇者が爺さんだったら私は仙人になっちゃいそうだねー」

勇者「なんだよ。 お前らがっかりしたような反応しやがって」

女騎士「普通すぎるだろ。 実は1000年間魔王に封印されていましたとかいうネタがあってもよかっただろう」

勇者「それこそ伝説すぎるだろ俺」

魔法使い「……勇者はいたって平凡」

勇者「悪かったな」

エルフ「その返し方が平凡だよねー」

勇者「ブッ飛ばすぞマジで」

230 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/03/11(金) 11:56:09.85 ID:X9jNQi8Eo

女騎士「で? 今日は結局どうする? 買い物か? ごろ寝か?」

エルフ「私はどっちでもいいなー」

魔法使い「……あ、そういえばさっき店主から聞いた話がある」

勇者「お、なんだよ?」

魔法使い「……村の外れの方に桜というとても綺麗な木が植えられている公園があるらしい」

魔法使い「……酒を飲みながらお花見なんていい、と言っていた」

勇者「へぇいいじゃん!」

女騎士「ごろ寝したいとか言って奴が一番乗り気なんだが」

エルフ「お酒! いいねぇ! 飲もう飲もう!!」

勇者「エルフはほどほどにしろよ。 酒癖悪いんだから」

エルフ「えぇー!? 勇者のケチんぼ!」

魔法使い「……そもそもお酒は18歳からしか飲めない。 私と女騎士はまだ未成年」

エルフ「いいのよ魔法使い! お酒はいいものよー? そんなこと気にしてちゃダメなんだから!」

魔法使い「……法律は守るためにあるもの」

女騎士「ん? 私はもう12くらいから飲んでたぞ?」

魔法使い「…………」

勇者「お前、それはそれでどうかと思うぞ?」

女騎士「ん??」



結局なにする?
>>232

@花見酒盛り盛り

A買い物デート(?)

Bごろ寝

C自由安価
231 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/11(金) 11:56:55.85 ID:HrgHYGOj0
1
232 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage ]:2016/03/11(金) 11:58:58.89 ID:ioT9IiYN0
4 野生のオークとイチャイチャする
233 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/11(金) 12:00:48.03 ID:rlDxsKsEO
ふえぇ勇者が皆殺しにしちゃうよそれぇ
234 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/11(金) 12:03:01.81 ID:HrgHYGOj0
オーク([ピザ]や性格が悪いとは言っていない)
ああいうのって子供は普通にマスコットレベルで可愛いかもしれない
235 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/11(金) 12:07:37.51 ID:36CdXQzvo
どこから出てきたんだよwwww
236 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/11(金) 12:16:38.22 ID:iqK3CjxLO
オーク(巨乳のお姉さん)
237 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/11(金) 12:20:49.43 ID:HrgHYGOj0
緑色の綺麗なお姉さんというオチも……というかみんなオーク=[ピザ]とかイメージ囚われすぎないか?
238 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/11(金) 12:45:17.17 ID:3Mw2jho9O
オークがどうこう以前に脈絡なさ過ぎて何コレって感じだが
別に鬼畜でもNTRでも好みだから一向に構わんけど自由安価にわけわからないのぶち込むの勘弁してくれ
239 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/11(金) 12:51:04.11 ID:s6E2cdP9O
お花見にオークのお姉さんをお誘いするのかな
240 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/11(金) 12:57:15.58 ID:rlDxsKsEO
そこでイッチーの腕の見せどころってわけですよ
241 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/11(金) 13:06:09.01 ID:oIPBoR/Ko
俺の中でオークはマッチョな熱血漢だが家では恐妻家

樫の木の方のオークなら、木の精でワンチャン?
242 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/11(金) 13:10:16.44 ID:X9jNQi8Eo
このすば見てハマっちゃったからちょっと待っててね
243 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/11(金) 14:13:08.60 ID:ysjUknmrO
オーク(このすば)
244 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/11(金) 14:50:07.47 ID:luxDKaCb0
唐突なオークにクソワロタ
245 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/11(金) 14:54:06.28 ID:pzwiVp8ho
これぞ安価というべきか
唐突にリンクやマリオを出させられないだけマシだが
246 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/11(金) 14:57:31.95 ID:rlDxsKsEO
マリオ出てきてもあいつメラしか使えねえぞ
247 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/11(金) 15:00:59.13 ID:36CdXQzvo
あのサイズのクッパをぶん投げる膂力がある時点でオークとかちぎっては投げちぎっては投げの大活躍だけどなマリオ
248 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/11(金) 15:10:45.17 ID:sNln6zQ10
一時期暴れていたおねしょのやつよりましジャン
249 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/03/11(金) 18:01:20.26 ID:X9jNQi8Eo

エルフ「で、結局どうしようか?」

女騎士「私は、強くなりたい」

エルフ「え?」

女騎士「昨日トロールたちに捕えられた時に本当にそう思ったんだ」

女騎士「もし私がトロールを倒せるだけの実力があれば、あんなことにはならなかった」

女騎士「みんなを危険な目に合わせることも、勇者の助けに縋ることもせず自分の力だけでどうにか出来たなら…… あんな無力感を感じたのは初めてだ」

魔法使い「……私だって同じ」

エルフ「えぇ……そうね」

女騎士「だから私は強くなりたい! そのために今もっともっと修行をするべきなんじゃないかと思ってる!」

女騎士「どうだろうか?」

250 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/03/11(金) 18:03:17.48 ID:X9jNQi8Eo

エルフ「うん、賛成!」

魔法使い「……私もです」

女騎士「よし、じゃあせっかくだしな! この宿屋を拠点にして魔物を倒しまくろう! たくさん修行をして強くならなくてはな!」

エルフ「おー!」

魔法使い「……おー」


勇者(宿屋で寝てていいかって言いだせない雰囲気…)

251 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/03/11(金) 18:09:30.08 ID:X9jNQi8Eo

俺ら一行は装備を整えた上で村から外れ、森の中へと入り込む

旅をする中では森などには極力入らず、視界の開けた平原や街道を突き進むのが常識だ
森は人間ではないものが多く住みつくもの
つまり魔物が多く生息するものなのだ

だからこそ今やる気に満ちた俺たちはその魔物たちを少しでも多く倒そうと森の中へと来た次第だ


足場が悪く、陽が当たらないために薄暗い世界はどこか気味が悪いものだ

そして早速、魔物が現れた


252 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/11(金) 18:10:36.89 ID:ptCc0A0x0
人外娘かガチ魔物か
253 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/03/11(金) 18:20:07.62 ID:X9jNQi8Eo

人間の大人とほぼ同じくらいの身長だが、全身を獣毛に包みはち切れんばかりに膨らんだ筋肉と、特徴的な豚のような鼻


女騎士「オークだ!!」


ふごっ、ふごっと豚のような鳴き声をあげながら歪に削った石の槍を構えるオーク
俺達もそれぞれ剣や弓などを構え戦闘態勢を整えた


勇者「来るぜ?」


オークの戦車のような身体から放たれた横薙ぎ
かわすことも出来ただろうがあえて剣でその攻撃を受け、その隙に女騎士に攻撃をしてもらおうと考える


大きな風斬り音を響かせる槍の一撃を真っ向から受ける


ガギィィィン!!!


金属がぶつかり合う不快な音を立て、つばぜり合いに持ち込むはずだった


勇者「なっ……!?」


鍔迫り合いに持ち込むどころかオークの勢いを緩めることすら叶わず吹き飛ばされ、木に打ちつけられる
そのあまりの衝撃に息が止まり、身体が言うことを利かずに地べたに這いつくばる


エルフ「勇者!!」


回復魔法の心得を多少持っているエルフが近づいてくる
しかしそれはすなわちオークの相手をするのが女騎士だけとなる

弓からの援護が期待出来ないまま女騎士だけがオークの足止めをするのは正直言って難しいと判断せざるを得ない


勇者「く、来るなエルフ……」

エルフ「え…?」

254 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/03/11(金) 18:26:15.27 ID:X9jNQi8Eo

オーク「ふごごっ……ふごっ!」

女騎士「かかって来い! 昨日とは違ってレイピアもある! 魔物ごときに遅れは取らん!!」


オークの荒っぽいが当たれば強烈な一撃となる槍の横薙ぎをさっと回避して素早く懐に潜り込む

このフットワークの軽さは女騎士の大きな武器だが、しかし女性として生まれたハンデである筋力の弱さはどうしても付きまとってしまう


女騎士「疾風突き!!」


レイピアが放つ非常に素早い突きがオークが武器を持っていた右腕に炸裂する

だが鋼のように鍛えられたオークの隆々とした筋肉には刃が深くまで突き刺さらない
それどころか筋肉の繊維がレイピアを絡め取り、引き抜くのすら難しくなっていた



255 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/03/11(金) 18:31:31.04 ID:X9jNQi8Eo

女騎士「くっ…! 抜けない!!」

勇者「……に、逃げろ女騎士」


息が詰まった俺の声は女騎士に届かない
懐に入り込んだまま棒立ちとなってしまった女騎士をオークが羽交い絞めにするように抱きつく


女騎士「ぐあぁぁぁあああ!!!」


今にもミシミシと言いそうなほどの残酷な抱擁に苦痛な表情を浮かべる女騎士
あの怪力から女騎士が自力で脱出するのは不可能だろう

しかし魔法使いの魔法やエルフの弓では女騎士を巻き込んでしまう危険性が高い
唇を噛みしめ、魔法を放つタイミングを伺うしかない魔法使い
弦を引き、照準を合わせようとするも矢を放てないエルフ
そして重い一撃に動くことが出来ない俺

状況は速攻で最悪なものとなっていた

256 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/03/11(金) 18:33:49.53 ID:X9jNQi8Eo

女騎士「は、離せ…! ぐあぁぁぁっ!!」


尚も強い力で絞められる女騎士

それを見ていることしか出来ない俺はひとつのことに気がついた

奴の露出されていた陰部が大きくなっている…!

257 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/11(金) 18:34:37.07 ID:36CdXQzvo
やはり女騎士はオークにて最弱
258 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/03/11(金) 18:38:29.15 ID:X9jNQi8Eo

勇者(おいおいおいおい!? 待てよおい!?)


嫌な予感はあっさりと的中する

女騎士を地面に叩きつけたと思ったらそのまま馬乗りになり、腰を振り始めたのだ


女騎士「ひっ!?」

エルフ「えっ…!?」

魔法使い「……!!」


オーク「ふごっ! ふごごっ!!」

女騎士「き、気持ち悪い!! やめろぉ!!!!」


女騎士の悲痛な叫びも虚しく、女騎士のミニスカートを引き裂かれる


女騎士「きゃぁぁぁ!!!」

259 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/03/11(金) 18:43:31.86 ID:X9jNQi8Eo

露となった淡いピンクの下着にもオークが手を伸ばそうとしたその瞬間、勇者がオークの顔面を殴り、先ほどのお返しだと言わんばかりに吹き飛ばす

『力』を使った瞬間的な爆発力を用いて女騎士からオークを引きはがすことに成功した


女騎士「ゆ、勇者!」


涙目になりながら下着を手で隠す女騎士に「ナイス!」と声援を送りたくなる気持ちを堪え、オークにガンを飛ばす


勇者「おいてめぇ、よくも女騎士に卑猥なことをしようとしてくれたなぁ?」

勇者「俺なんかまだパンツだって見たことも無かったのに…… そんな腰まで振ってくれやがってよぉ?」

勇者「しかも女騎士とヤってるって思ったら実は夢で夢精までしたんだぞゴルァ」

勇者「でもなぁそんなことより気にくわねぇことがあんだよ」

勇者「てめぇのイチモツ、俺よりデケエじゃねえかアンコラアアアア!!!!」

260 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/03/11(金) 18:46:56.03 ID:X9jNQi8Eo


俺の魂の叫びを受け、のっそりと立ち上がるオーク

そして武器を捨て、面と向かい合う二人


勇者「おい魔物畜生。 真の漢はどっちか、勝負つけようぜ」

オーク「ふごっ」

勇者「いくぞゴルァァァァァァ!!!」

オーク「ふごごごご!!!」


お互いの手と手をがっちりと掴み合う押し合い。 どちらの筋力が上か、男気が上かを決めるシンプルにて最凶の戦いが始まった

261 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/03/11(金) 18:52:15.00 ID:X9jNQi8Eo

勇者「ぐ、ぐおぉおおおぉぉぉ!!!」


『剛力』

文字能力にて筋力を大幅にドーピングした俺の力とまともにやり合うオークに驚きを隠せない


勇者「やるじゃねえかデカ短小!!」

オーク「ふごッ!!」


拮抗した力に地面の方が耐えられず、二人を中心に円形に大地がひび割れていく


勇者「ぶっ殺す!!!」

オーク「ふごっ! ふごごごごおおお!!!」


筋肉がはち切れるのではないかと感じるほどの極限の状態!
額の血管が怒張しまさにお互いが鬼の形相をしていた
いや、鬼どころの話ではない

まさにこれは龍と虎

自分たちのもてる全ての力を一点に集中し、相手を貪り食わんとするその闘気に女性陣は息をするのも忘れて見入っていた

262 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/11(金) 18:54:18.64 ID:iqK3CjxLO
長文荒らしは黙っててくれ
俺は安価スレが見たいんだ
263 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/03/11(金) 18:57:09.38 ID:X9jNQi8Eo

勇者「おめぇなんかに俺の女共は渡さねえ!!!」

勇者「俺の、女なんだよおおおおお!!!!」

オーク「ふごぉぉっ!!?」


力、気迫を超えたまさに覇気とも言える力
限界を超えた力に腕や足、全身の至る筋肉がブチブチと悲鳴をあげる

しかしそんなことはお構いなしにただ目の前の強敵を倒す!
それだけを胸に勇者はオークを押した


勇者「うおおおおおお!!!!」


拮抗していた力が徐々に傾き始める

オークの足が段々と下がり、勇者の力に押し負け上体が反り始める


勇者「これで、終わりだああああああ!!!!」


自分の全ての力をこの一秒に込める
その決死の力にオークは押し負け、勇者がオークを地面にひれ伏せさせた

264 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/03/11(金) 19:00:55.26 ID:X9jNQi8Eo

勇者「はぁ……はぁっ……はぁっ……!」


己の全てを出し切り限界をとっくに超えている身体が、サイレンを響かせる

だが俺はこのライバルの勝者
地を這いつくばる敗者の前で情けない姿を見せることは許されない


勇者「……おいオーク」

オーク「……ふご」

勇者「いい戦いだった」

勇者「ナイスガッツだ!!」


俺が差し出した手を取り、オークは立ちあがる

そして堅い漢同士の握手を交わし、お互いの健闘を称え抱き合った

265 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/03/11(金) 19:03:16.20 ID:X9jNQi8Eo


昨日の敵は今日の親友

激しい闘いを乗り越えた漢同士に友情が芽生えた


ゴンッ!!!!


石を叩いたような鈍い音を響かせたのは二体目のオーク
涙目になりながら頭をさする漢のオークの首根っこを掴み、その新たに現れたオークは森の中へと消えていった


勇者「……お前、嫁いんのかよ」

266 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/11(金) 19:03:20.48 ID:HrgHYGOj0
イイハナシカナー( ;∀;)
267 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/03/11(金) 19:04:07.10 ID:X9jNQi8Eo

休憩

(勇者が)野生のオークとイチャイチャする、でした
くっだらねぇ
268 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/11(金) 19:05:43.68 ID:HrgHYGOj0
お疲れ。
自由安価を排除するか考えておいた方がいいよ
269 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/11(金) 19:06:43.66 ID:rlDxsKsEO
マジでくだらなくてワロタ
270 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/11(金) 20:02:23.94 ID:KGeBI5NyO
いざとなれば巨根の文字能力結べばオーク超えられるな
271 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/11(金) 20:22:00.84 ID:7vjtyig70
嫌いじゃない
272 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/11(金) 20:50:34.97 ID:oIPBoR/Ko
わろたw

乙!
273 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/11(金) 22:19:41.39 ID:VvC22innO
デカ短小に負けてるんですかね
274 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/12(土) 00:22:07.98 ID:Vd0dft94O
よー捌いたな
275 : ◆uXt/gTje0u4r [saga]:2016/03/12(土) 00:44:12.22 ID:JVBCJ/VJo
明日の夜、もしくは日曜日に更新します
童貞力高すぎてセックス出来る気がしません
276 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/12(土) 00:48:24.51 ID:xGyIkcIi0
ナニ焦る必要はないさ
個人的には今の関係が好きだし
277 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/12(土) 01:07:19.14 ID:TIbBYveL0
それより>>1が飽きないか心配
278 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/12(土) 01:41:31.71 ID:G/aV7naAO
1番くだらないのはバレバレなお前の自演だぞ
279 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/12(土) 02:16:19.53 ID:Vd0dft94O
そう…(無関心)
280 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/12(土) 10:00:44.60 ID:Lazz40eLo
いうて>>157以外に自演っぽいのあるか?
281 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/12(土) 13:49:42.67 ID:T/SbgDnbO
俺が読みたいのはssであってお前らのコメントなんて読みたくない
282 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/12(土) 20:54:18.82 ID:n5qeQ0tmo
マダカー
283 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/03/13(日) 11:13:47.04 ID:nAMowm5ko

オークとの漢同士の戦いを終え、その後も魔物との戦闘を行い続け、村に戻ってきた頃には日も沈み始める時間となっていた

太陽の代わりに月がひっそりと顔を出し始め、1日の終わりを告げる美しい夕日が空を赤く染める

勇者の隣を歩く魔法使いから視線を感じ、何の気にも無しに魔法使いの顔を覗く


勇者「どうした?」

魔法使い「……ううん。 なんでもない」


夕日のせいか、はたまた一日戦い通して充実感があるのか。 顔を少し赤くした魔法使いがニッコリと優しい笑顔を見せてくれる
少し垂れ目のその可愛らしい笑顔に俺の心は浄化されていくようだ

あーかわいい


エルフ「それで今日はどうしよっかー?」

女騎士「たくさん戦って魔物の素材も手に入ったしな。 換金すればそれなりの金にはなりそうだぞ」


倒した魔物からは素材が手に入る
先日倒したメタルスライムもその体が素材となったように、例えば一角ウサギなどはその角や暖かい毛皮などが素材となる

それを素材屋の店に売れば冒険者には報酬として金が手に入り、その売られた素材は様々な日用品や装備品などに幅広く利用されるのだ

これが世の中の最も基本的な流れのひとつであり、冒険者が金を稼ぐ手っ取り早いものだった


勇者「まぁメタルスライムの素材のおかげで今は金に困ってないしな。 換金は明日でいいだろ」

魔法使い「……同意。 換金するのに鑑定などで少し時間を取られてしまうのがネック」

エルフ「じゃあどうする? お酒でもパーっと飲む?」

魔法使い「……お腹がペコペコ」

女騎士「うーん私はもう少し修行をしてきてもいいが…」

勇者「ヤりてぇー。 娼館とかないの? まぁいったことねえけど」


なにする? 自由安価
>>284

※よほどひどいものでない限り安価はやっていきます
本当にこれは出来ないと思った場合は再安価させていただきます
284 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/13(日) 11:15:19.00 ID:78xGCODk0
女騎士と修行
285 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/13(日) 11:16:31.59 ID:YQ/R4a8J0
>>230の1でタイミング逃してもうできない?
それとも後々でもできる?できないなら>>232を一生恨む
286 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/03/13(日) 11:27:14.22 ID:nAMowm5ko

女騎士「勇者、私と少し修行に付き合ってくれないか?」

勇者「はぁ!? なんでだよめんどくせぇ!! さっきまで気がおかしくなるほど修行してたじゃねえか!!」

女騎士「…………」


少し不満そうな顔をし、なぜか俺に近づいてきて耳元で囁く女騎士


女騎士「お前と二人っきりになりたいんだ。 察しろ」

勇者「んぉ!?」

女騎士「分かったなら早く来い」

勇者「ったくよぉ……しょうがねえなぁ」

エルフ「勇者たちはご飯いかないの?」

勇者「あぁ後で合流するかもしんねぇ。 魔法使いと食っててくれ」

エルフ「うん、分かったー」

魔法使い「……エルフ、いこ? お腹ペコペコで倒れそう」

エルフ「あーはいはい。 すきっ腹にお酒は周るわよー?」

魔法使い「……お酒は18歳からだからダメ」

287 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/03/13(日) 11:39:52.51 ID:nAMowm5ko

女騎士「手加減はしない。 勇者も遠慮なく頼むぞ」

勇者「へいへーい。 どっからでもどうぞー」

女騎士「……ふざけすぎて死ぬんじゃないぞ?」

勇者「はぁ? おめぇ俺を誰だと思ってくれちゃってるわけ? 勇者サマだからね? 強いから俺」

女騎士「そうだな。 ならばその実力、私に見せてみろ!」


女騎士のあまりにも素早い踏みこみに一瞬反応が遅れてしまう
滑らかに動くその動きは芸術的とも感じてしまうほどに洗礼された型

そしてそこから放たれた一突きをなんとか剣の腹で弾き距離を取る

あまりの一瞬の出来事に自分でもよく防げたと思ってしまうが、後退したところで女騎士の速度からは逃れられない


女騎士「逃がすかッ! 五月雨突き!!」

勇者「うぉぉ!?」


さらに速度を増した連撃が迫る
一突き目を防いでも、二突き目が。 二突き目を防いでも間髪いれずに三撃目、四撃目と目にもとまらぬ速さで炸裂する

このままではまずい!
ジリ貧となり連撃に捕えられてしまう前に、剣を上段に構え女騎士の突きのタイミングを計る

しかし身体がガラ空きとなったその瞬間を女騎士が見逃すはずもなく、渾身の突きを繰り出してくる

288 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/03/13(日) 11:52:06.03 ID:nAMowm5ko

女騎士「ここだぁ!」

勇者「待ってたぜ?」


勇者の身体を目掛けて放たれた突きに対して上から剣を振り下ろす
集中し、この一振りに力を注いだそれはレイピアの腹を叩き落とした

ガァン! と女騎士のレイピアは地面へと叩きつけられ、当然それを持っていた女騎士の手にはものすごい衝撃が走り顔を歪める


勇者「よく手放さなかったじゃねえか」

女騎士「くっ…!」


完全に無防備となった女騎士へと今度はこちらが反撃を開始する
剣を握る手に力を入れ直し、横一文字に振るう

自分でも決して遅くないと思うその剣閃を身軽な女騎士はいとも容易く避けてみせた
その後も袈裟斬り、縦斬りなど連撃を見舞うもヒラリヒラリと宙に舞う鳥の羽のように踊り、避け続ける


勇者「はえぇなぁおい!!」

女騎士「くっ…! しつこい!!」


例え女騎士が俺の攻撃を避け続けようと、距離はひたすらに詰め続けた
いや、正確に言えば剣を振るい、一撃を当てることよりも距離を詰めることに重きを置き続けたのだ

女騎士が使うレイピアの基本的な戦い方はひたすら攻撃に特化した突きのみ
それは踏み込んだ分なども合わさり普通の剣よりも間合いが長くなることが特徴だ

だが逆に言えば踏みこみ、手を伸ばすことが出来なければ攻撃手段は潰れたと言って等しい
そのために女騎士が踏みこむことが出来ないほどに接近し続ければ、レイピアの強烈な突きは使えなくなるのだ

そして接近されたレイピアが取れる行動は、細身すぎる剣での防御か、避け、距離を取るほかなくなる

289 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/03/13(日) 12:02:14.68 ID:nAMowm5ko

女騎士「くぅっ…!!」

勇者「おらおらおら!! 逃がさねえぞゴルァ!!」


素早く突くのが目的に作られたレイピアはその軽さが致命的となり、剣閃を防ぐ度に大きく剣が揺れてしまい、防御がお粗末なものとなってしまう

だからこそその弱点を補うためにスピードで翻弄することを第一にした女騎士のバトルスタイルは間違っていないのだ
攻められれば一度距離を置き、再び強烈な速さの猛攻をお見舞いする。 実に敵に回すと厄介なものだ

だが所詮それは普通の敵相手ならではの話だ
今の俺のように足を早く立ち回ってくる敵がいたのなら…… 女騎士の戦い方は崩壊してしまう


女騎士「くそぉっ!!」


俺の剣閃を回避した後の女騎士の突き
カウンターとも呼べるその突きは確かに常人に比べれば遥かに早いものだった

だが俺はやはりそれを待っていた


踏み込めない状態での突きは女騎士の持つスピードを最大限に活かせない
それどころかその一突きに力など入るはずがないのだ


勇者「悪手だぜ? それはよぉ」


レイピアの突きをギリギリのところで身を翻すことでかわす
そして伸びきったレイピアの腹を再び剣で大きく叩く


女騎士「うわっ!?」


その衝撃でバランスを崩し、脇が開き、肘が伸びきる女騎士の隙しかないその身体に俺は左手でタッチした


勇者「はい、俺の勝ちね」


290 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/03/13(日) 12:10:05.33 ID:nAMowm5ko

女騎士「わぁっ!?」


たたらを踏みバランスを崩した女騎士を抱き止める

汗をかいているその身体が少し……イイ


女騎士「くっ……悔しい!」

勇者「残念でしたー俺様の勝ちね」

女騎士「もう一度だ!! もう一度やろう!」

勇者「何度やったって無駄だっての。 闇雲に戦うより自分の弱点を知るってのも大事だぜ?」

女騎士「……弱点?」

勇者「そ。 女騎士の攻撃は確かに早くて鋭い。 しかも逃げるのも早くてすぐに状況をリセット出来る」

勇者「だけど、それだけだ。 簡単に言えば器用さがない」

女騎士「……器用さ?」

勇者「そうだ。 さっきの俺は女騎士の攻撃をカウンターで返すことを考えていた。 素早い刺突は確かに脅威だけど、それを横から叩いたらバランスを崩れるのが分かっていたからな」

女騎士「…………」

勇者「レイピアにはそんな戦い方は出来ないだろう? 予想外の状況に対応することが出来ないのが弱点とも言える」

291 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/03/13(日) 12:15:30.74 ID:nAMowm5ko

勇者「そして極めつけが間合いの狭さだ」

女騎士「間合いが狭い? それはないだろうレイピアは槍並みの間合いはあるぞ」

勇者「確かに有効な攻撃の範囲は長いだろうな」

勇者「でもそれは攻撃できる間合いがその長さの一点しかないってことだ」

女騎士「……どういうことだ」

勇者「レイピアは踏み込んで、肘を曲げたところから攻撃範囲の最短距離が始まり、肘を伸ばしきったところまでが攻撃範囲になる」

勇者「確かに縦には間合いが広くて普通の剣では攻撃出来ない長さまで攻撃出来るのは強い」

女騎士「……そうだ。 そうやって幾人もの剣士に勝ってきたからな」

勇者「だがそれに対して剣は自分の身体から、踏み込んで剣を振ったところ全ての範囲が剣の間合いなんだ」

勇者「レイピアほどの長さまで攻撃範囲はないが、剣が届く所なら全てが間合いになる。 これは大きな違いだぜ?」

女騎士「……何が言いたい?」

勇者「レイピアを使っていて相手に接近されたら女騎士は一環の終わりってことだ」

292 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/03/13(日) 12:25:46.53 ID:nAMowm5ko

勇者「そうしたら女騎士は逃げの一手しかなくなる」

勇者「それでもさっきみたいに俺が距離を詰め続けたら?」

勇者「もしそこで力の乗っていない苦し紛れの刺突をしてしまったら?」

勇者「さっきみたいにガラ空きのところをやられて死亡だ」

女騎士「ならどうすればいい? 間合いを常にキープするのが大事なことは分かった。 だが現実としてそれが出来なかったらどうすればいいのだ」

勇者「……そのためにこれだろ?」

女騎士「短剣?」

勇者「そ。 これさえ持っておけば何かあった時に対処する方法はかなり増えると思わないか?」

勇者「レイピアの間合いは自分の正面の縦長の丸型。 もしそこを敵がぐぐりぬけてきたとする」

勇者「その時に左手にダガーがあったらどうする?」

女騎士「……カウンターでダガーを突きつけられる」

勇者「そうだ、その闘い方も出来る。 更に言えばダガーで自分の急所だけを守り、身を削りながら強引にレイピアの間合いを作ってレイピアの突きを活かすことも出来る」

勇者「ほら、案外出来ることはあるだろ?」

女騎士「そうだな…… 考えてみたことも無かった」

勇者「戦いは喧嘩とは違う。 柔軟に頭を使わねえとな?」

女騎士「分かった。 しばらくこれを練習してみる」

女騎士「……付き合ってもらえるか?」

勇者「もちろんだぜ? その代わりあとでご褒美くれな?」
293 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/03/13(日) 12:39:54.88 ID:nAMowm5ko

…………………………………………


女騎士「はぁっ……はぁっ……」

勇者「よし、こんなもんでいいだろ。 お疲れ女騎士」

女騎士「……ありがとう、ございました……」フラ

勇者「……っ!」


糸が切れた人形のようにフラっと力なく倒れる女騎士
慌てて受け止め、その真っ白になった顔を見て後悔の念を覚える


勇者「悪い女騎士。 無茶させ過ぎちまったな」

女騎士「……いや、私がやってくれと頼んだんだ。 すまない身体に力が入らなくてな」


女騎士を抱きしめる形のまま、そのまま息を整えさせる
まっすぐに癖一つなく綺麗に伸びたブロンズの髪を優しく撫で、お疲れ様と声をかけた


女騎士「すまないな汗臭いだろ」

勇者「いや? んなことねえよ」

女騎士「ば、ばか! そんなところを嗅ぐな!」


俺の胸を強く押して離れる女騎士
自然と見つめ合い、そのまま再び俺の胸へと顔をうずめてくる


女騎士「もう少し抱きしめろ」

勇者「……はい」

女騎士「頭も撫でろ」

勇者「……俺は下僕かなにかか」

女騎士「下僕にそんなことさせるわけないだろ」

294 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/03/13(日) 12:49:28.54 ID:nAMowm5ko

俺の背にがしっとしがみつくように手をまわし、抱きついてくる女騎士
上腹部に感じる柔らかなふたつの感触に心中穏やかではない


女騎士「……剣の修行、頑張ったぞ」

勇者「あぁ、そうだな」

女騎士「だから今はいっぱい甘やかしてくれるか?」

勇者「おう。 なんでも言うこと聞いてやるぞ」

女騎士「本当か?」

勇者「あぁ。 今だけはお姫様扱いだ」

女騎士「ふふ、そうか。 なら…… 耳を貸せ」

勇者「あぁん?」


言われた通りに抱きしめたまま少し身をかがめ、耳を貸す


女騎士「はむっ…」

勇者「うぉわ!!?」


女騎士の唇が優しく俺の耳を甘噛みした
あまりの出来事に驚いて思わず逃げてしまう


女騎士「こら、逃げるな」

勇者「びっくりしたわ! なにすんだよ」

女騎士「……なんでも言うことをきくっていったじゃないか」

勇者「えぇー……」

女騎士「ほら、もう一回抱きしめろ」
295 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/13(日) 12:50:14.33 ID:YQ/R4a8J0
もうABCのBにいっていいんじゃないか?
296 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/13(日) 12:51:15.70 ID:o6ta+2myo
まずはAからでしょ
297 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/13(日) 12:52:47.61 ID:DpO0/GslO
>>280
そもそも1回あるのが普通じゃないわ
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