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【R-18】 ラブアロー魔法少女ウーミン 【ラブライブ!】
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83 :
第三話 『血みどろ凌辱ショー』
◆lL2WQso4IVQO
[saga]:2016/04/23(土) 23:21:35.64 ID:RW6yyw9no
第三話 『血みどろ陵辱ショー』
84 :
第三話 『血みどろ凌辱ショー』
◆lL2WQso4IVQO
[saga]:2016/04/23(土) 23:22:35.77 ID:RW6yyw9no
……話は、ホワイトバードとブラックバードが地上に降りて来たときまで遡る
―音ノ木坂学院・二年生教室
先生「えーと、サヨナキ鳥は英名でナイチンゲールと言い……」
海未「……」カキカキ
ことり「……」チラチラ
穂乃果(ことりちゃん、さっきから前の海未ちゃんの席、覗き見してる……何だろう?)
ことり(真剣な顔して授業受けてる海未ちゃんもカッコいい♪)ヤンヤンッ♡
シュンッ
ことり「……!?」ビクッ
ことり「う……」クラッ
穂乃果「どうしたの、ことりちゃん? 気分でも悪い?」
ことり「ううん……大丈夫だよ」
海未「ことり」クルリ
海未「無理しない方がいいですよ、声が弱々しいです。顔も少し青ざめて……穂乃果」
穂乃果「うんっ」
穂乃果「せんせーい! ことりちゃんが調子悪いみたい」
先生「ん? おーい保健委員! って、それは南か」
穂乃果「海未ちゃんが一緒に行くみたいです」
海未(ちょっ、穂乃果……)ヒソヒソ
先生「うん、園田なら適役だな。付き添い頼んだよ」
海未「えっ、あっ……はい!」
85 :
第三話 『血みどろ凌辱ショー』
◆lL2WQso4IVQO
[saga]:2016/04/23(土) 23:23:01.42 ID:RW6yyw9no
―保健室
海未「調子はどうですか? 落ち着きましたか?」
ことり「うん……だいぶよくなったみたい。私はもう大丈夫だから、海未ちゃんは先に戻ってて」
海未「はい……そうですね。何かありましたら、私か穂乃果の携帯に連絡をください」
ことり「うん」
海未「それでは……きちんとお休みになってくださいね」
ガラガラ ピシャン
ことり「ふぅ……」
ことり(さっき何かが体の中に入ってくる感じがして……何だったんだろう)
ことり「……!」ドクンッ
ことり(えっ? 何? うぐっ……頭が!)
??『思うままに成せ。欲望を閉じ込めるな』
ことり(うっ……あなた……誰?)
??『我が名は黒鳥 ≪ブラックバード≫、お前の望みを叶えてやる』
ことり(頭の中が、ぐるぐるして……あっ……)
『海未ちゃんを私だけのものしたい』 『誰にも渡さない』 『あなたたちと違ってずっと一緒にいたのに』 『許さない』 『これからもずっと一緒』 『心も体も私のもの』
ことり(何これ……おかしな考えが、どんどん湧き上がって……)
黒鳥『おかしな考え? いいや、違うね。それがお前の本心だ』
ことり(そんなっ! いやっ……! うぅ……)
黒鳥『認めてしまえば楽になれるものを』
ことり(うぐ……私は、私は……)
ガラガラ
穂乃果「海未ちゃんってば授業中もぼんやりしてて……ことりちゃんのことそんなに心配だったんだー」ウシシ
海未「もうっ! また穂乃果はからかって……ことりが寝てるベッドはこちらですよ」
穂乃果「はーい♪」
ことり(この声……穂乃果ちゃん……海未ちゃん!)
黒鳥(ちっ、邪魔が入ったか。まあよい、じっくりと精神を蝕んでいってやろう)
86 :
第三話 『血みどろ凌辱ショー』
◆lL2WQso4IVQO
[saga]:2016/04/23(土) 23:23:56.86 ID:RW6yyw9no
………………
後輩「南先輩、好きです……付き合ってください!」
ことり「えと……お付き合いはできないかな」
ことり「……ごめんね」
後輩「……」
後輩「園田先輩……ですか?」
ことり「……」ピクッ
黒鳥(ほほぅ……)
後輩「園田先輩と一緒にいるときの南先輩、本当に楽しそうで……でもたまに寂しそうな顔して」
ことり「……」
黒鳥(あちらの小娘、心がだいぶ不安定になっているな。どれ、精神干渉ができそうだ)ジジジ……
後輩「……」
後輩「ねえ、知ってますか? 園田先輩って一年生からとっても人気があるですよ」
ことり「うん……」
後輩「みんな園田先輩のことを狙ってます。南先輩が出る幕なんてないですよ」
ことり「っ……!」ビクッ
後輩「だから私と……って、あれ? 私、何てことを、言って……」チラリ
ことり「……」ブルブル
後輩「ごめんなさい! 私、どうかしてました! あ、あの……失礼します!」ペコリ
ダダダッ
黒鳥(ふふふ、さてどうかな。お前には何色の感情が湧く? 『怒り』か、『憎しみ』か?)
ことり(やっぱり……私なんかじゃ、海未ちゃんとは……)
黒鳥(なるほど、『自己卑下』か……これは使える)
87 :
第三話 『血みどろ凌辱ショー』
◆lL2WQso4IVQO
[saga]:2016/04/23(土) 23:24:27.64 ID:RW6yyw9no
………………
黒鳥『おい、長髪女の下駄箱を覗いてみろ』
ことり「……」チラリ
海未「……」コレ ハ ラブレター?
黒鳥『あれは、恋文というものか……先の娘が言っていた通り、海未とやらは後輩たちから慕われているようだな』
ことり「……」ジー
穂乃果「こ、ことりちゃん、なんだか怖い顔になってるよ」アセアセ
ことり「えっ!? ナンデモナイノヨナンデモ」
穂乃果「そ、それならいいけど」
黒鳥(くくっ、感じるぞ……お前の心がかき混ぜられるのを。負の感情がふつふつと湧き上がって来るのを!)
88 :
第三話 『血みどろ凌辱ショー』
◆lL2WQso4IVQO
[saga]:2016/04/23(土) 23:25:04.15 ID:RW6yyw9no
………………
凛「海未ちゃん!!」
黒鳥(あの小娘は……)
海未「何ですか? そのような大声で」
凛「ちょっとこっち来て来て!」グイグイ
海未「わわっ! いきなりぐいぐい引っ張らないでください。穂乃果、ことり、先に行っていてください」
<ドコニイクノデスカ?
<リジチョウシツニャ!
穂乃果「海未ちゃんと凛ちゃん、行っちゃったね」
黒鳥『凛、と言ったか……あの二人、随分と仲がよさそうだな』
ことり「うん……」
黒鳥『同じμ'sのメンバーで、liliy whiteとやらにも共に所属している。どうりで仲がよいわけだな』
ことり「……」
黒鳥『一体、何の用で連れてったのだろうな?』
ことり(やめてっ! さっきからずっと、うるさいよ!)
黒鳥『ふふふっ』
穂乃果「先に部室行ってよっか」
ことり「うん、そうしよっか♪」ニコッ
黒鳥(今のうちにたっぷりと笑っておくがよい。精神への侵食は着々と進んでいる)
穂乃果(ことりちゃん、笑顔がぎこちない……)
89 :
第三話 『血みどろ凌辱ショー』
◆lL2WQso4IVQO
[saga]:2016/04/23(土) 23:25:33.61 ID:RW6yyw9no
………………
海未「はい、朝の練習はここまでです。お疲れ様でした」
黒鳥『さあ、アンチ魔法少女を作り出すのだ。絵里とやらにその梅入りマカロンを食べさせ、弱ったところに『セイレーン・ソング』を聞かせてやれ』
ことり(やだよ……絵里ちゃんまで巻き込むなんて。いい加減にしてっ!)
黒鳥『それが本心でないことくらいわかっているぞ。もしそうなら、なぜそれを作った? なぜ捨てずにここまで持って来た?)
ことり(う……こんなものっ!)バッ
黒鳥『無駄だ。お前はそれを捨て去ることなどできない』
ことり(うぐぐっ……! 腕が、動かない……!)グググ
黒鳥『自分のためなら仲間を利用することも厭わない……それがお前の本性だ!』
ことり(何で……動いてよ! こんなのやだよ……)ググッ
黒鳥(だいぶ侵食も進んだな。精神が不安定になっているときならば、体をちょっと操るくらいなら可能になった)
ことり(うぅ……)グググッ
絵里「あら、ことり。その手に持ってるのって……ふふっ♪ またお菓子を作ってきてくれたの?」
ことり(ダメッ! 絵里ちゃん、こっちに来ちゃ……)
黒鳥『獲物が向こうから来たぞ。さあ、言え! 言うのだ!』
ことり「……!」ピクッ
絵里「ことり……?」
ことり「うん♪ 絵里ちゃんに試食してほしいんだ。こっちに来てっ♪」(何で……口が、勝手に…)
絵里「ええ、いいわよ♪」
90 :
第三話 『血みどろ凌辱ショー』
◆lL2WQso4IVQO
[saga]:2016/04/23(土) 23:26:10.28 ID:RW6yyw9no
………………
エリチカ「はい! 善は急げと言うますし、早速行って来ますね」タタッ
コトリーヌ「行ってらっしゃーい♪」フリフリ
コトリーヌ(ふふっ♪ ウーミンちゃんかぁ……いっぱい苦しめてあげるからね? 今から楽しみだなぁ?)
コトリーヌ「うっ……!」フラッ
コトリーヌ「あれ……? 私、私は何を……して? 私? 私は……誰?」
コトリーヌ「んぐっ……!」シュン
ことり「うぅ……」ガクリ
黒鳥(もう変身が解けたか……まだこんなものだな。そのうち、完全に乗っ取ってやる)
ことり「あ、あっ……! 私、絵里ちゃんに、何てことして……!」
黒鳥(そうだ、もっと苦しめ。お前の心が弱まっていくのを感じるぞ! くくっ、完全支配も近いな)
91 :
第三話 『血みどろ凌辱ショー』
◆lL2WQso4IVQO
[sage]:2016/04/23(土) 23:26:37.08 ID:RW6yyw9no
今回はここまでです
92 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/04/24(日) 16:20:27.35 ID:6iYAX+o60
続き来てたか
ペース上げてもいいのよ
93 :
第三話 『血みどろ凌辱ショー』
◆lL2WQso4IVQO
[saga]:2016/04/29(金) 23:44:22.89 ID:Kyreokb+o
………………
―ウーミンとエリチカ公爵との激闘から翌日の朝、登校中のことり
ことり「……」テクテク
海未「ことり、おはようございます。あの、昨日は……」
ことり「あっ、おはよう海未ちゃ……」クルリ
ことり「……!」ドクン
海未「ことり?」
ことり「あ……う……」
『海未ちゃんがほしい』 『誰にも渡さない』 『私なんかじゃ』 『取らないで』 『苦しい』
ことり(海未ちゃんを、見ただけで……心が、かき乱されて……)
ことり「うぅ……」フラッ
海未「ことり!」ガシッ
海未「大丈夫ですか? 体調がすぐれないのでしたら、今日は休んだ方が……」
ことり「ううん、ちょっと立ちくらみしただけだから……先に学校行ってるから、穂乃果ちゃんに伝えといて」
海未「いえ、私も一緒に行きます。『ことりと先に行っている』と、穂乃果に携帯で連絡して……」
ことり「ん……いいから、私は一人で大丈夫だから」
海未「そんな……心配ですから」
ことり「来ないで!」
海未「……!」ビクッ
ことり「あっ……ごめんね」
ことり「先に行ってるね。ことりは大丈夫だから、心配しないで」タタタッ
海未「ことり……」
海未「……」
穂乃果「あっ! 海未ちゃん、おはよー!」
海未「……」
穂乃果「あれ? 海未ちゃん、どうしたの?」
海未「ほのかぁ……」ウルウル
穂乃果「わわっ、どうしたの!?」
94 :
第三話 『血みどろ凌辱ショー』
◆lL2WQso4IVQO
[saga]:2016/04/29(金) 23:45:03.57 ID:Kyreokb+o
……
海未「……ってわけなんです」
穂乃果「う〜ん、ことりちゃん最近調子悪そうだから、気にしなくてもいいと思うけどなぁ。たまたまだよっ!」
海未「でも、私の顔を見て突然、様子が変に……あんな大きな声を出すなんて、ことりが、昨日も!」
穂乃果「海未ちゃん、何言ってるかわからないから……」
海未「ことりぃ……」
穂乃果「ほらほら、落ち着いて。学校に着いたら、ことりちゃんにどうかしたのか聞いてみよう?」
海未「はい……」
穂乃果(ことりちゃんの事になると海未ちゃん、情けなくなっちゃうんだから……でも、ことりちゃんの様子がずっとおかしいのは気になる。希ちゃんに伝えとこうっと)
95 :
第三話 『血みどろ凌辱ショー』
◆lL2WQso4IVQO
[saga]:2016/04/29(金) 23:45:43.37 ID:Kyreokb+o
………………
―音ノ木坂学院・二年生教室 ≪一限目後の中休み≫
海未「あ、あの、ことり?」
ことり「ごめんね、海未ちゃん。ちょっと……」ササッ
海未「あっ……」
海未「ほのかぁ……」クルリ
穂乃果「うっ、うん! ねえ、ことりちゃん!」
ことり「えと……何かな?」
穂乃果「海未ちゃんと何かあったのかな?って、ホームルームのときも避けてるみたいだったし」
海未「私に悪いところがあったら直しますからぁ……」
ことり「ううん、海未ちゃんは全然悪くないよ。全部ことりのせいだから」メソラシ
海未「昨日の事ですか? 空き教室で凛と不純同性交遊なんてしてませんからぁ……」
ことり「わかってる……わかってるよ、凛ちゃんとは何もないって」ウツムキ
海未「ことり……こちらを向いてください。目を合わせてください」
ことり「ごめんね……私、用事があるから」タタッ
海未「あっ、ことり……」
海未「ほのかぁ……」ウルウル
穂乃果(わっ、海未ちゃん今にも泣き出しそう。ほんとにショックを受けてるみたい……)
穂乃果「私からもことりちゃんに聞いてみるから。ほらそんな顔しないで、落ち着こうっ!」
海未「うぅ……ことりぃ」
穂乃果(一昨日からことりちゃんの様子がおかしい。絶対何か原因があるはずなんだけど、一体なんなんだろう? 海未ちゃんに関係があるのは間違いないと思うんだけど……)
96 :
第三話 『血みどろ凌辱ショー』
◆lL2WQso4IVQO
[saga]:2016/04/29(金) 23:46:12.93 ID:Kyreokb+o
………………
ことり「……」テクテク
黒鳥『“わかってる”だと? 思ってもない事を口にする。本当は猜疑心でいっぱいだというのに』
ことり(お願い、静かにして……お願いだから)
黒鳥『私が黙ったところで、お前の心の中が変わるわけではないぞ。それがお前の深意だ。認めてしまえ』
ことり(海未ちゃんは、嘘なんて……私は、信じて……)
黒鳥(ふふっ、その疑念は私が膨らましたのだがな。このまま、じわじわと負の感情で満たしていってやろう)
希「おーい! ことりちゃん、そんな深刻そうな顔してどうしたん?」
ことり「あっ……希ちゃん」
希(穂乃果ちゃんから連絡があったから来てみたけど……ことりちゃん、声も弱々しいし段々やつれてってるみたい。このままだと……思い切って聞き出してみよか)
希「ことりちゃん最近辛そうだけど、何かあったん?」
ことり「……」
希「ウチじゃ力になれないかもしれへんけど、悩みを吐き出すだけでも気が楽になるで」
ことり「うん……」
希「二限目は休むって、ウチから穂乃果ちゃんに連絡しとくから、じっくり話し合おう?」
………
ことり「……って事なの」
希「う〜ん、ユニット練習のときとかも、そんな素振りなんて全然ないんやけど……そもそもあの二人がそういう事を隠すなんて器用な真似できるかなぁ?」
ことり「そうかも……」
希「特に海未ちゃんなんて、ババ抜きのときでさえあんなに表情がコロコロ変わるくらいやからね」ウシシッ
ことり「ふふっ、笑ったら悪いよぉ」クスクス
希(おっ! 笑顔が戻った。このまま、ことりちゃんの心をほぐしていってと)
黒鳥(ちっ、余計な事を。また無駄に魔力を使うはめになるとはな)ズズズッ
ことり「……!」ビクッ
希「ことりちゃん?」
ことり「あっ……ダメっ! また……なんで!? うぐっ……!」ヨロッ
希「ちょ、ちょっと! どうしたの!?」ガシッ
ことり「私は……信じて、でも、なんで……疑う気持ちが、止まらなくて……」
希「ことりちゃん! 肩かすから、保健室行こな? 大丈夫? 歩ける?」
ことり「あ……うぅ……」フラフラ
97 :
第三話 『血みどろ凌辱ショー』
◆lL2WQso4IVQO
[saga]:2016/04/29(金) 23:47:12.78 ID:Kyreokb+o
………………
―保健室
海未「ことりっ!」ガラッ
保険医「園田さん、心配なのはわかるけど保健室ではお静かにね」
海未「あっ……すみません」
希「海未ちゃん、こっちやで」
海未「はい」スタスタ
希「あれ? 穂乃果ちゃんにも連絡しといたはずなんやけど」
海未「穂乃果でしたら、そろそろ……」
穂乃果「失礼します」ガラッ
海未「……来ましたね」
穂乃果「もうっ! 海未ちゃんってば、授業中なのに何も言わないで、いきなり走って教室を出て行くんだもん。先生びっくりしてたよ」
海未「すみません……」
穂乃果「穂乃果がちゃんと説明しておいてあげたからね」
海未「ありがとうございます、面目ないです……」
穂乃果「それで、ことりちゃんは……」
ことり「……」スヤスヤ
希「今は落ち着いて、寝付いてるよ」
穂乃果「取りあえず、一安心ってとこかな」
海未「ええ……」
希「じゃあ、ウチは教室に戻ってるよ。穂乃果ちゃんと海未ちゃんがいれば安心やしね」
海未「はい、今は授業中ですものね」
希「それに、ウチがいなくてえりちが寂しがってるかもしれへんしね♪」
海未「ふふっ……希、ことりを介抱していただき、ありがとうございました」
穂乃果「希ちゃん、ありがとう」
希「じゃあなー♪」
98 :
第三話 『血みどろ凌辱ショー』
◆lL2WQso4IVQO
[saga]:2016/04/29(金) 23:47:39.95 ID:Kyreokb+o
ガラガラ ピシャン
海未「……」
海未「では、私も教室に戻っていますね」
穂乃果「えっ!?」
海未「ことりは……私の顔を見ると辛そうにするんです。それではかえって体調を崩してしまうでしょうから」
穂乃果「海未ちゃん……」
海未「ことりの事、よろしくお願いしますね」ニコリ
ガラガラ
海未「……」チラリ
ことり「……」スヤスヤ
海未「ことり……」
ピシャン
99 :
第三話 『血みどろ凌辱ショー』
◆lL2WQso4IVQO
[saga]:2016/04/29(金) 23:48:13.63 ID:Kyreokb+o
………………
―二年生教室 ≪二限目後の中休み≫
穂乃果「ことりちゃん、無理してない? まだ休んでた方が……」
ことり「ううん、もう大丈夫。私は元気いっぱいだよ」ニコリ
穂乃果「また体調が悪くなったら言ってね」
ことり「うん。海未ちゃんにも心配かけちゃって、ごめんね」
海未「いえ……ことりの身に何もなければ、私はそれで……」メソラシ
黒鳥『お前と目を合わそうとしないな。あれだけ露骨に避けられたら愛想も尽きるというものだな』
海未「それでは、私はちょっと外に出ていますね」
ことり「う、うん……」
穂乃果「ちょっとちょっと! 海未ちゃん、ちゃんと説明しないと」
海未「え……あっ! これは、ことりを避けてるわけではないんです。あの、その、ことりは……私と顔を合わすと調子が悪くなってしまうので」
ことり「うん、わかってるよ……」
海未「では……」スタスタ
黒鳥『顔を合わせると調子が悪くなる? 海未とやらもそんな事を本気で信じているわけではあるまい。さぞかし不快に感じているだろう。まあ向こうも、お前を相手にしなくもよい理由ができて好都合だと思っているかもしれないがな』
ことり「……」
穂乃果「ことりちゃん……」
100 :
第三話 『血みどろ凌辱ショー』
◆lL2WQso4IVQO
[saga]:2016/04/29(金) 23:48:44.76 ID:Kyreokb+o
………………
―空き教室 ≪昼休み≫
海未「それでは、前回の戦いの反省会を始めましょうか」
凛「その前に聞きたい事があるんだけど」
海未「何です?」
凛「海未ちゃんがなんで『空き教室に入るのは時間をずらして別々に入るように』って言ったのかなって」
海未「あぁ、それはですね。昨日ここを出るとき、ことりと鉢合わせしたでしょう?」
凛「まだ、凛と海未ちゃんが『破廉恥です!』な関係だって疑われてるの?」
海未「いえ、そんな関係ではないとわかってる、と言ってくれているんですが……でも、何だかことりの様子がおかしくて」
海未「あと、何ですかその『破廉恥です』の言い方。私の声真似ですか? どうやら凛はもっとたくさん練習がしたいようですね」
凛「にゃっ!? ご、ごめんなさい!海未ちゃんなんか元気なかったら笑わそうと、許してっ!」
海未「ふふっ、冗談ですよ。後輩に気を使わせてしまって……でも、その気持ちは嬉しいです。ありがとうございます」
凛「にゃー!μ'sは先輩後輩は無しだよ!」
海未「ふふふっ、そうでしたね」
……
海未「では雑談はここまでにして、反省会を始めましょうか」
凛「そうするにゃー」
海未「昨日の対アンチ魔法少女戦……はっきり言って私の完敗でした」
凛「えっ……そんなことないと思うけど。もうちょっとで、エリチカなんとかってのをやっつけられそうだったよ」
海未「いえ……凛も本当はわかっているのでしょう? にこと花陽の助けがなければ、衆目の中で正体をばらされていました」
凛「でも、途中までは勝ってたもん」
海未「確かにそうでしたが、私の魔力の低さが露呈した今、相手も戦い方を変えてくるでしょう……例えば、雷をひたすら連発するとか。そうなったら勝ち目はありません」
凛「でもでもっ!」
海未「凛が気にやむ事ではありません。すべては私の弱さのせいです」
凛「そんな……」
海未「私にできるのは、次の魔法少女が生まれるまで精いっぱい役目をまっとうする事です。そこまで耐え切れば二人がかりで敵に立ち向かう事ができますから」
凛「海未ちゃん……」
海未「ほら、そんな悲しそうな顔をしないでください。笑顔の凛に応援された方が私も嬉しいですから」ニコリ
凛「そうだよね……」
凛「うん! 凛も元気いっぱいでサポートするからねっ! 海未ちゃんを勇気りんりんにしてあげるよ!」
海未「ふふっ、頼もしいです」
101 :
第三話 『血みどろ凌辱ショー』
◆lL2WQso4IVQO
[saga]:2016/04/29(金) 23:49:30.29 ID:Kyreokb+o
………………
―その頃、廊下を進み歩くことり
ことり「……」テクテク
黒鳥『こっちの方向は……やはり、あの二人が気になるか』
ことり「……」
黒鳥『口先では信じていると言いながら、本当は猜疑心にまみれている。うわべをつくろった、実に姑息な事だ』
ことり「……」ピタッ
黒鳥『着いたか。さてさてどうなるか、見物させてもらおうか』
102 :
第三話 『血みどろ凌辱ショー』
◆lL2WQso4IVQO
[saga]:2016/04/29(金) 23:50:32.99 ID:Kyreokb+o
………………
―再び、空き教室
海未「それでは、今日はここまでにしましょうか」
凛「じゃっ、出よっか」
海未「あっ、凛が先に出てください。私はその後に退出しますので」
凛「あー、わかったにゃー! じゃあ、お先に」
ガラガラ ピシャン
海未「ふぅ……」
海未(あと五分ほど経ったら私も出ましょう)
103 :
第三話 『血みどろ凌辱ショー』
◆lL2WQso4IVQO
[saga]:2016/04/29(金) 23:51:10.94 ID:Kyreokb+o
………………
凛「♪」ガラガラ ピシャン
ことり「……!」
黒鳥『ほう、例の小娘が出て来たな』
ことり「……」サッ
凛「……♪」スタスタ
ことり(行っちゃった。海未ちゃんは……)チラリ
シーン……
ことり(……いないみたい)ホッ
黒鳥『何を安心している。お前は人間の小ずるさというものをわかってないな』
ことり(どういうこと?)
黒鳥『いいからそこで待っていろ』
黒鳥(人間の生体反応が一つ……おそらく、あの娘であろうな。実際に何をしていたのかはどうでもよいが、この機会をしっかりと利用させてもらおうか)
104 :
第三話 『血みどろ凌辱ショー』
◆lL2WQso4IVQO
[saga]:2016/04/29(金) 23:51:38.42 ID:Kyreokb+o
……
―五分後
ことり「……」ソワソワ
黒鳥(時が経つごとに不安がどんどん大きくなっていくのを感じるぞ。だが、その中に微かな期待も残っている。その期待さえ砕かれたとき、お前の心はどうなるかな?)
ガラガラ
ことり「……!」ピクッ
海未「……」ススッ
ことり「あ……」
黒鳥『想い人のご登場だ』
ピシャン
海未「……」テクテク
ことり「あ……ああっ……」ペタンッ
黒鳥『わざわざ教室を出る時間をずらして、念の入ったことだ。余程お前にばれるのが嫌だと見える』
ことり「うぅ……」
黒鳥『これでもまだ、奴の言い分を信じるか?』
ことり「あっ……う……」
『どうして?』 『わざわざそんなことして』 『やっぱり……』 『嘘つき』 『信じてたのに』 『悲しい』 『苦しい』
黒鳥『さえ使えるようになれば、奴の心も自由にすることができるぞ。そのためには、より魔力を蓄えて成長する必要がある。魔法少女を倒し、魔力を吸収するのだ! さすれば貴様の望みは達せられる!』
『私なんかじゃ』 『それでも』 『海未ちゃんが私だけのものに?』 『本当に叶うの?』 『ダメ』 『そんなので』 『心を操るなんて』 『でも』 『辛い』 『苦しい』 『楽になれるなら』
黒鳥『お前はもう充分苦しんだ。これ以上我慢する必要がどこにある? 自己の欲求のままに振る舞え! さあ!』
……私の意識はここで途切れた。
105 :
第三話 『血みどろ凌辱ショー』
◆lL2WQso4IVQO
[sage]:2016/04/29(金) 23:52:07.19 ID:Kyreokb+o
今回はここまでです。
106 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/04/30(土) 00:07:23.26 ID:wMtxpZKGo
乙
107 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/04/30(土) 01:32:02.32 ID:42kPsxm8o
わくわく
108 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/05/07(土) 19:57:54.37 ID:A7IdDsbU0
続きを……
109 :
第三話 『血みどろ凌辱ショー』
◆lL2WQso4IVQO
[saga]:2016/05/12(木) 23:04:22.74 ID:pCj3Vv/0o
―二年生教室
海未「ただ今戻りました」
穂乃果「あっ、海未ちゃん、おかえりー」
海未「ことりは……?」キョロキョロ
穂乃果「ことりちゃんなら、ちょっと前に出てったよ」
海未「そうですか……ことりの様子は相変わらずですか?」
穂乃果「う〜ん、やっぱり調子が悪いみたい」
海未「心配ですね……」
穂乃果「ことりちゃんはもちろん。穂乃果は海未ちゃんの事も心配かなぁ」
海未「私が、ですか?」
穂乃果「うん。だって海未ちゃん、いつもより元気がないもん」
海未「……うわべに出ていましたか。私もまだまだ修練が足りませんね」
穂乃果「いやいや! 海未ちゃん、けっこう感情が表に出てるから!」
海未「えっ……! そうだったのですか!?」ガーン
穂乃果「やっぱり気づいてなかったんだ。海未ちゃんって抜けてるとこもあるもんね」
海未「むぐぐ、穂乃果に言われるとは」
穂乃果「ちょっと海未ちゃん、それどういう……」
< ウミチャアァァン!! ダダダダッ
穂乃果「んん? この声……」
海未「凛、ですね」
< タイヘンダヨッ!! ダダダッ
穂乃果「大変って、何かあったのかな?」
海未「おそらく、理事長先生から頼まれている仕事関連のことでしょう。ちょっと行って来ますね」
穂乃果「行ってらっしゃーい」フリフリ
110 :
第三話 『血みどろ凌辱ショー』
◆lL2WQso4IVQO
[saga]:2016/05/12(木) 23:04:55.45 ID:pCj3Vv/0o
……
凛「た、大変だよっ!」
海未「また出たのですね。怪人ですか? それともアンチ魔法少女?」
凛「違うよ! 今度のは!」
白鳥『ブラックバードよ!』
凛「またホワイトバードさんが割り込んで来たにゃ」
海未「敵の本丸のご登場ですか……早速駆けつけましょう。凛、相手の居場所はどこです?」
凛「え、えと、それは……」
海未「凛、私の事はいいですから。先ほど、応援すると言ってくれたじゃないですか」
凛「でも、やっぱり……」
白鳥『海未、今のあなたじゃ、とてもじゃないけどブラックバードには勝てないわよ。それでも行くの?』
海未「ええ。ホワイトバードさんが止めたとしても行きますから」
白鳥『あなたがそう言うんなら私は止める気はないけど、南理事長がちょっとね……今替わるわ』
理事長『海未ちゃん、本当に行く気なの? いいのよ、ホワイトバードさんなんかに気を使わなくても。ここで止めたとしても誰も文句は言わないわ』
白鳥『なんかってひどいわ! 私だって頑張ってるのに!』
理事長『言葉の綾ってやつよ』
海未「お気遣い頂きありがとうございます。それでも、魔法少女の役目をまっとうしたいのです。私が役目を放棄する事によって、もし誰かが被害を受けるなら、そちらの方が嫌ですから」
理事長『そう……わかったわ。ちゃんと考えた上での決心なら私も止めない。凛ちゃん、ブラックバードが居る場所を教えてあげて』
凛「うん……」
海未「ほら、凛も元気を出して。あなたは優しい子ですから心配になるのはわかりますが……私を励まして勇気りんりんにするのでしょう? そんな顔では私の気分まで沈んでしまいます。いつもみたいに元気に笑っていてください」
凛「……」
凛「魔法少女をサポートするのがマスコットの役目だもんね。海未ちゃんが『戦う』って言ってるんだから、凛だってしっかりしないと……うん! 凛も応援するから! 頑張って、ウーミン!」
海未「はい! 頑張ります」ニコリ
凛「それじゃあ、ブラックバードのとこに出発にゃー!」
111 :
第三話 『血みどろ凌辱ショー』
◆lL2WQso4IVQO
[saga]:2016/05/12(木) 23:05:21.61 ID:pCj3Vv/0o
……
―二年生教室
穂乃果「あっ、希ちゃん! 何か、ご用?」
希「うーんと、ことりちゃんの様子を見にな」
穂乃果「ことりちゃんは出て行ってて、今はいないよー。それと、やっぱり調子は悪いみたい。笑ったりとかも全然しないで……」
希(う〜ん、風向きは悪いままか)
希「あれ? 海未ちゃんもいないんだ」
穂乃果「さっき凛ちゃんがやって来て、一緒に出てっちゃったよ。たぶん理事長先生の仕事のことでじゃないかなぁ?」
希「ふーん、一体どんな仕事を頼まれてるんやろ?」
穂乃果「わかんない。海未ちゃんってば『秘密です』って言って教えてくれないんだもん」
希「おっ、海未ちゃんのモノマネ似てるなぁ。その言い方、本人そっくりやん!」
穂乃果「えへへ、海未ちゃんの真似には自信があるんだ! でも、目の前でやると『やめてください///』って怒るんだけどね」
希「あはは、照れた感じもそっくり……」
『ピンポンパーン♪ 理事長室より緊急の連絡です』
穂乃果「あれ? 昨日のお昼も緊急放送なかったっけ?」
希「もしかして、またアンチ魔法少女ってのが現れたんかな?」
『秋葉原大通りにて敵の親玉……ブラックバード! が出現しました。午後からの授業は休講にします。皆さんの声援が魔法少女の活力の源です。そして今度の敵は強大です!ぜひぜひ、応援に行きましょう! 声が枯れるまで声援を送り続けましょう!』
穂乃果「理事長先生……今日の放送はずいぶんと気合いが入ってるね」アハハ
希「理事長がここまで言ってるんやから応援しに行ってもいいんやけど……今はことりちゃんと話したいかな。それでな、穂乃果ちゃんも一緒に来てくれる?」
穂乃果「うん、もちろん! それじゃ、ことりちゃんに連絡しとくね」
希「返事来るまで、なんか話でもしてよっか」
穂乃果「いいね! リリホワでの海未ちゃんとか気になるし」
希「おっ! 幼馴染としてはやっぱり気になる? そうそう、この前こんな事が……」
112 :
第三話 『血みどろ凌辱ショー』
◆lL2WQso4IVQO
[saga]:2016/05/12(木) 23:06:05.52 ID:pCj3Vv/0o
―秋葉原大通り
コトリーヌ「うふふ♡」
< あれが……ブラックバード!?
< 凄まじい気迫を感じるっ……!
コトリーヌ「みなさん、こんにちは♪ 私はブラックバードさんの宿主で、コトリーヌって言います。アンチ魔法少女ちゃん達からはコトリーヌ総統って呼ばれてるんだぁ♡」
< うっ!? 何て、ふわふわした甘い声なの!
< 脳がとろけそうだわ!
< 恐るべしコトリーヌ……! さすがはブラックバードの宿主だけあるわね
花陽「なんだか、声も見た目も優しい感じだけど……」
にこ「ああいうのに限ってほんとは恐ろしいやつだったりするのよ」
コトリーヌ「う〜ん、ウーミンちゃんなかなか来ないなぁ、退屈だなぁ……よーし♡ ここにいる可愛い女の子をおやつにして時間を潰してよっと♪」ギラリ
< ひっ! 今、目が光った!
< 残忍な猛禽類の目だわ!
< ハラショォ……雪穂ぉ……
< 亜里沙、狙われちゃう! 逃げないと!
113 :
第三話 『血みどろ凌辱ショー』
◆lL2WQso4IVQO
[saga]:2016/05/12(木) 23:06:36.13 ID:pCj3Vv/0o
「待ちなさい!!」
コトリーヌ「あれぇ? このお声って♪」
ウーミン「罪無き人々に対する悪行は、この魔法少女ウーミンが許しません!」
コトリーヌ「ふふっ♪ 待ってたよ、ウーミンちゃん♡ 凛々しくて綺麗で可愛いなぁ♪ コトリーヌのおやつにしてあげますっ♡」
ウーミン「ラブ・ブレード!」
魔法の剣を現出させ、勢いよくコトリーヌへと斬りかかる。
コトリーヌ「やんやんっ♡ ウーミンちゃんはせっかちさんだね♪」
しかしコトリーヌが身をそらすだけで、ウーミンの猛攻は容易にかわされてしまう。
ウーミン「何の!」
すかさず二撃目。
コトリーヌ「当たらないよー♪」
刃先が空を斬る。またもや易々と回避される。
ウーミン「それならもう一度です!」
ウーミン「はっ……!」
コトリーヌ「ふふっ♡」
だが、三撃目、四撃目もコトリーヌを捉える事はできない。
コトリーヌ「ほらほら、頑張って♪」
ウーミン「くっ……!」
何度も何度も刀を振るうが、かすりさえしない。只々、もて遊ばられるだけのウーミン。
コトリーヌ「もう避けるのも飽きちゃったかな。よーし……えいっ♪」
ウーミン「……!」
バシンと両手を打って、ラブ・ブレードを白刃取りにする。
ウーミン「くっ、この……!」
刀を引き抜こうとするがびくともしない。
コトリーヌ「ウーミンちゃんって元々の身体能力が高いんだね。貧弱な強化魔法しかかかってないのに、そんなに動けるんだもん」
ウーミン「ぐっ……! 抜けない……!」
コトリーヌ「でもね……」
114 :
第三話 『血みどろ凌辱ショー』
◆lL2WQso4IVQO
[saga]:2016/05/12(木) 23:07:19.41 ID:pCj3Vv/0o
ボキンッ!!
鈍い音。コトリーヌが少し力を込めただけで、ラブ・ブレードはいとも容易く折られてしまう。
コトリーヌ「強力な身体強化の魔法をかけちゃえば、ウーミンちゃんなんて敵じゃないんだよっ♪」
ウーミン「ならば!」
拳をきつく握り、正拳突き。だがコトリーヌは他愛もなくそれを制し、手首をつかむ。
コトリーヌ「だからムダだってば」
ウーミン「この……!」グイグイ
コトリーヌ「わわっ、暴れちゃダメだよ♪ そんな悪い事しちゃう子にはお仕置きですっ♡」グイッ
コトリーヌが腕を引き上げる。
ウーミン「えっ……?」フワッ
宙に浮くウーミンの体。勢いよく腕を振り切り、そのまま投げ捨てる。
ウーミン(何て腕力……!?)
放り上げられたウーミンは空中で姿勢を立て直し、難なく足裏から着地する。
ウーミン「さすがに……強いですね」
リン「ウーミン!」タタッ
リン「ラブ・アロー・シュートを使うニャ! それしか勝ち目はないニャ!」
ウーミン「ええ、それしか勝つ手段はないでしょう。しかし、無闇に射つ事はできません。射ててもせいぜい二発まででしょうから。何とか隙を作る事ができれば……」
リン「それじゃ、これを使うニャ」ヒソヒソ
ウーミン「それは……ブラックバード相手に効きますかね?」ヒソヒソ
リン「他に方法もないんだし、取りあえずやってみるニャ」ヒソヒソ
コトリーヌ「いつまでお話してるのかな? もう攻撃しちゃうよ♪」
コトリーヌの背中から突如生える天使の様な、しかし漆黒の一対の翼。
コトリーヌ「頑張って避けてね♡ フェザー・カッター♪」
二つの翼から一斉に羽根が飛び散り、黒い雲となってウーミンへと襲いかかる。
115 :
第三話 『血みどろ凌辱ショー』
◆lL2WQso4IVQO
[saga]:2016/05/12(木) 23:08:10.19 ID:pCj3Vv/0o
リン「来たニャ!」
ウーミン「やってみるしかなさそうですね」ダッ
前斜めへと走り出すウーミン。
コトリーヌ「回り道して避けようとしてもダメだよ。それっ♡」
斬撃の嵐が左右に広がる。さらに上からも覆い被さり、行く手を完全に遮る。
ウーミン(弾雨がだいぶ薄くなりましたね……これならば!)
ウーミン「ラブ・ブレード!」
剣を片手に嵐の中へと突っ込む。
コトリーヌ「さぁて♡ ウーミンちゃんはコトリーヌのもとまで無事にたどり着けるのでしょうか♪」
走りつつ身を反らし、四方八方から飛ぶ羽の刃を紙一重でかわしていく。
ウーミン「むっ……!」ガキンッ
避け切れない攻撃は刀で斬り落とし、足を止めることなく進み続ける。
ウーミン(敵のもとに到着するのが先か、刀身が壊れるのが先か……あまり多用はできませんね)
コトリーヌ「ふふ〜ん♪」チョイチョイ
コトリーヌが指先を動かすと、それにつられて刃の雲は形を変え、一気にウーミンへと押し寄せる。
ウーミン「くっ……」ガキッ
弾幕は濃密さを増し、もはや体をずらす程度では対応しきれない。やむを得ずに刀を振るう。
コトリーヌ「そんな魔力不足の武器で、どこまで耐えられるかな?」
ウーミン「あなたを一刀両断するまで!」
コトリーヌ「へぇ……」クイッ
116 :
第三話 『血みどろ凌辱ショー』
◆lL2WQso4IVQO
[saga]:2016/05/12(木) 23:09:09.14 ID:pCj3Vv/0o
勢いを増して迫る猛撃。回避できずに二度目、三度目の剣撃を行う。
コトリーヌ「ふふふ♡ そんなに使っちゃって大丈夫?」
ウーミン(多少のケガは覚悟しなくてはなりませんね)
コトリーヌ「そぉれ♪」
ウーミン「ぐっ……」
羽刀が太ももをかする。肌に赤い線が引かれ、血がにじみ出す。
コトリーヌ「やんやん♡ 綺麗なお肌に傷が付いちゃったね。もっといっぱい付けてあげるね♪」
ウーミン「うっ……!」
今度は二の腕をかすめる。
ウーミン「うぐっ……!」
コトリーヌ「あぁっ♡ 白いお肌に赤のアクセント、最高だよ♡」
さらに脇腹を切られる。だが少しも怯む事なく突き進む。
ウーミン(直撃さえしなければ構う事などありません。しかし……)
ウーミン「ちぃっ!」ガキンッ
四度目の剣撃。
ウーミン(回避するだけで全ての攻撃をいなすのは無理がありますね。剣は、もって後一振りというところでしょうか)
コトリーヌとの距離をグングン詰める。残り十メートル。
ウーミン(もう少し……!)
コトリーヌ「このままだとウーミンちゃんに斬られちゃう♪ 困ったなぁ、そうだ! えいっ♡」シュッ
ウーミン「……!」
手の中に隠し持っていた羽刀が飛ばされる。
ウーミン(かわし切れない!)
ウーミン「くっ……!」ブンッ
バキリッ!!
斬って落としたと同時に刀身が砕け散る。残り二メートル。
117 :
第三話 『血みどろ凌辱ショー』
◆lL2WQso4IVQO
[saga]:2016/05/12(木) 23:10:04.54 ID:pCj3Vv/0o
ウーミン「ラブ……」
右手を掲げて武器の名を唱える。
コトリーヌ「ムダだよ。剣を作った瞬間にすぐ壊しちゃうんだから♪」クイッ
舞い飛ぶ羽の軌道を変えて、ウーミンの右手へと集中砲火。
だがウーミンはにやりと笑い、右手を引っ込める。
ウーミン「グレネード!」ブンッ
服に隠していた物を取り出し、左手でコトリーヌ目がけて放り投げる。
コトリーヌ「他にも武器があったんだ。でもムダだよ♪」
飛び交う羽に、投擲物はあっけなく真っ二つにされる。
嘲りの笑みを浮かべるコトリーヌ。しかしウーミンはそれを意に介することなく、指先に魔力を込める。
ウーミン(今です!)クイッ
ボフンッ
中から粉塵が飛び出し、コトリーヌを包み込む。
コトリーヌ「うっ……! こ、これって!?」
リン「『ケホケホ爆弾』ニャ!」
※『ケホケホ爆弾』 (お手玉の中に、ウーミンの魔力を込めたコショウと唐辛子パウダーを詰めて封をした物。リンが手作りした特製品)
118 :
第三話 『血みどろ凌辱ショー』
◆lL2WQso4IVQO
[saga]:2016/05/12(木) 23:10:54.10 ID:pCj3Vv/0o
コトリーヌ「あぅ……目が! うぐっ……」ケホケホ
両手で顔を覆い、苦しそうによろめき歩く。
縦横無尽に飛び交っていた羽刀も魔力を失い、ただの羽毛と化して舞い落ちる。
リン「効いてるニャ! ウーミン、今ニャ!」
ウーミン「はい! ラブ・アロー!」
コトリーヌ「うぅ……魔力を、早く、痛っ!」ゲホゲホ
弓を引き絞る。的はふらふらとよろめくコトリーヌ。
ウーミン「ラブ・アロォ・シュゥゥート!!」
怒濤のごとく射出される轟音と閃光。コトリーヌを光と熱の爆発が包み込む。
リン「やったかニャ!?」
ウーミン「……!」
光の霧が晴れると……そこにあるはずの人影がまったく見えない。
ウーミン「くっ……どこに!?」
リン「ウーミン後ろニャー!」
振り向くと、加虐の笑みを浮かべたコトリーヌの姿。
コトリーヌ「ナイト・ヘロン♪」
※『ナイト・ヘロン』 (青白く輝くレーザー光線を手から放出する。威力を調整すればレーザーポインターにもなって便利)
119 :
第三話 『血みどろ凌辱ショー』
◆lL2WQso4IVQO
[saga]:2016/05/12(木) 23:11:30.57 ID:pCj3Vv/0o
コトリーヌ「一応魔力を込めてたんだね。ちょっと目が痛いかな」
ウーミン「う……」
コトリーヌ「あんな弱いエンチャントでもこうなっちゃうなんて、私もまだまだ成長が足りてないみたいだね。早く魔力を蓄えないと♪」
自然治癒の魔法により負傷した部分が回復する。意識もはっきりとして来る。
戦意はまだ失われていない。コトリーヌを見据えて武器の名を唱える。
ウーミン「ラブ……」
コトリーヌ「ダーメ♡」シュッ
ウーミン「がっ……!」
羽刀がウーミンの右手のひらを貫く。
砕ける骨、流れる鮮血。突き刺す激痛。
ウーミン「んぐっ……!」
唇を噛んで耐える。魔力を使い、必死に痛みを打ち消す。
コトリーヌ「ふふっ……左手でも武器を握れるよね」シュッ
ウーミン「あがっ……!」
左手も貫かれる。
疼く手の平。神経が焼け切る。両手が震える。
ウーミン(痛みが、抑えないと、はやく、痛い)
コトリーヌ「苦しそうに悶えるウーミンちゃんのお顔、とっても可愛いよ♡ もっと見てみたいなぁ」
ウーミン「あ……! ぐっ……!」
コトリーヌ「戦いの真似っ子はここまでにして、今度はウーミンちゃんをいじめて遊んじゃいますっ♪」
120 :
第三話 『血みどろ凌辱ショー』
◆lL2WQso4IVQO
[sage]:2016/05/12(木) 23:12:02.92 ID:pCj3Vv/0o
今回はここまでです
121 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/05/13(金) 14:15:42.63 ID:/GBF5AU+o
いいですねえ
122 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/05/13(金) 16:47:18.85 ID:xpgYv7ZjO
えりょなすき
123 :
スレッドムーバー
★
[sage]:2016/05/13(金) 22:39:57.14 ID:???
このスレッドは一週間以内に次の板へ移動されます。
(移動後は自動的に移転先へジャンプします)
SS速報R
http://ex14.vip2ch.com/news4ssr/
詳しいワケは下記のスレッドを参照してください。。
■【重要】エロいSSは新天地に移転します
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1462456514/
■ SS速報R 移転作業所
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1463139262/
移動に不服などがある場合、
>>1
がトリップ記載の上、上記スレまでレスをください。
移転完了まで、スレは引き続き進行して問題ないです。
よろしくおねがいします。。
124 :
真真真・スレッドムーバー
:移転
この度この板に移転することになりますた。よろしくおながいします。ニヤリ・・・( ̄ー ̄)
125 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/05/27(金) 01:17:23.23 ID:wPAxR4+fo
つまんね[
ピーーー
]ゴミ
126 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/05/27(金) 20:21:48.61 ID:cOnwKOde0
運営を批判するとは不忠なるぞ
127 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/05/31(火) 23:56:41.22 ID:580qo+Ed0
続きはまだなのか
128 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/06/01(水) 02:11:45.79 ID:e38bH0ysO
移った事に気づいてないとか…?
129 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/06/12(日) 22:19:01.27 ID:fNBuX5KRo
.
>>118
と
>>119
の間が抜けてました
ウーミン「がっ……!」
直撃。紙くずのように吹き飛ばされ、ビルの壁に叩きつけられる。
コトリーヌ「あんなの効くわけないよ。簡単に騙されちゃったね♪」
ウーミン「うぐ……」
背中を強打した痛み。内臓への損傷。焼けた皮膚。視界が点滅する。目まいがする。
130 :
第三話 『血みどろ凌辱ショー』
◆lL2WQso4IVQO
[saga]:2016/06/12(日) 22:21:25.90 ID:fNBuX5KRo
ウーミン(何とかして……逃げない、と。隙を見て、走れば……まずは、痛みを、はやく)
コトリーヌ「さぁて♪ どうやってウーミンちゃんをいじめてあげようかなぁ♡」
ウーミン(逃げるチャンスは、必ず来るはずです。今は耐えて……)
コトリーヌ「あっ! その前に……」クイッ
ウーミン「がぁ……!」
両手の痛みをろくに抑えられてないままに、左足の甲まで数本の羽刀で貫かれる。
走る激痛。悲痛な呻き声が漏れる。
ウーミン「ぐっ……ひっ……!」
ウーミン(痛みを……痛みを抑えて)
コトリーヌ「ああぁ♡ ウーミンちゃんの苦しむ姿、最高だよぉ♡ 可愛らしい悲鳴をもっと聞きたいなぁ」スッ
宣告を下すように、人差し指をウーミンへと向ける。
ウーミン「や、やだ……」
コトリーヌ「それっ♪」クイッ
ウーミン「がっ……!あぐぐっ……」
さらに右の甲も貫かれる。
ウーミン「ひっ……うぐっ……」
ウーミン(痛い痛いイタイ! はやく魔力を使って、いたい、おさえて、はやく、痛みを)
あまりの痛みに頭をかき回され、魔法に集中もできずに、痛覚を遮断する事もままならない。
131 :
第三話 『血みどろ凌辱ショー』
◆lL2WQso4IVQO
[saga]:2016/06/12(日) 22:22:23.79 ID:fNBuX5KRo
コトリーヌ「悶え苦しんじゃう可愛い可愛いウーミンちゃん♪ でもコトリーヌは、そんなウーミンちゃんに一つだけ不満があります」クイッ
ウーミン「ひぐっ……!」
数枚枚の羽がウーミン目掛けて飛びかかり、衣服ごとその肌を切り裂く。
コトリーヌ「なんであなたがその衣装を着てるの?」クイッ
ウーミン「うぐっ……! や、やめっ……!」
さらに肌を切り刻まれる。傷口から鮮血がにじみ出し、生地を赤く染める。
コトリーヌ「おかしいよね?」クイッ
ウーミン「あぐっ……!」
コトリーヌ「う〜ん……決めましたっ♪ フェザー・カッターでウーミンちゃんを衣装ごと、ずたずたに引き裂いちゃいます♡」
ウーミン「ひっ……! や、やだっ……」
腕を使って地面を這い、必死にその場から逃れようとする。
コトリーヌ「あはは♪ なにその格好、おもしろーい♪」
ウーミン「うっ……あうぅ……」ズリズリ
逃げることだけで頭はいっぱいになる。身体を走る痛み、這いつくばる自分の惨めな姿など意に介さずにひたすら腕を動かす。遅々とした、逃げ切れるとは思えない速さで、がむしゃらに体を前に運ぶ。
コトリーヌ「ウーミンちゃんがみじめに逃げてる姿を見てるのも楽しいんだけど、その衣装をいつまでも着られてるのは嫌だからもうやっちゃうね♡」スッ
舞い上がる鳥毛。黒き雲はもくもくと広がり、ウーミンを取り囲む。
コトリーヌ「もう逃げ場はないよ♪」
ウーミン「や、やめて……」
コトリーヌ「ウサギさんみたいにぶるぶる震えちゃってかわいそー。でもね……」
ウーミン「うぅ……」
コトリーヌ「やめてあげませーん♪ 怯えきってるウーミンちゃん、とっても魅力的なんだもん♡ 大丈夫だよ、お顔は傷つけないから」
ウーミン「嫌です……お願いします……やめて……」
コトリーヌ「ウーミンちゃんのお願いは聞けませんっ♪ ずたずたにしてあげるね……それっ♡」スッ
コトリーヌが指し示した途端、羽刀が四方八方からウーミン目掛けて飛びかかる。
132 :
第三話 『血みどろ凌辱ショー』
◆lL2WQso4IVQO
[saga]:2016/06/12(日) 22:22:55.56 ID:fNBuX5KRo
ウーミン「ひっ……!」
けたたましい風切り音。迫る墨染めの塊。押さえ付けられる心臓。震える身体。怖気。諦め。
斬撃の嵐が到達する一瞬間に、頭の中が目まぐるしく回る。だがそれも束の間……
ウーミン「ぎっ……! がっ……! いぃっ……!」
焼け悶える痛み。
背中を、二の腕を前腕を、脇腹を、太腿を、滅茶苦茶に切り裂かれ、全身の神経が信号を発する。
ウーミン(痛い痛い痛い痛い痛い痛い)
それだけで頭がいっぱいになる。
ウーミン「ひっ……! あぁぅっ……!」
コトリーヌ「ウーミンちゃんの悲鳴、心地いいよぉ♡ もっと、もーっと、聞かせてっ♡」
荒れ狂う黒風に何度も何度も切り刻まれる。
ウーミン「あぐっ……! がっ……ぐっ……!」
無数の風切り音とウーミンの呻き声が辺りに響く。
皮膚に赤い線を刻まれ、鮮血が滴り、衣装を染めていく。
コトリーヌ「ふふっ♡ ウーミンちゃんにはその色がお似合いだよ。でも、時間が経ったら茶色になっちゃうかぁ♪」
ウーミン「うっ……あ……ぐっ……!」
背中を丸め、頭を抱えててその場にへたり込む。逃げる意志さえなくし、辛苦の息を漏らしながら、悶え、責め苦が過ぎ去るのをただひたすらに耐え続ける。
コトリーヌ「あぁっ♡ あなたが苦しんでる姿を見ると、なんだかとってもドキドキします♪ もっともっと痛めつけてあげるからねっ♡」
133 :
第三話 『血みどろ凌辱ショー』
◆lL2WQso4IVQO
[saga]:2016/06/12(日) 22:23:59.74 ID:fNBuX5KRo
< ちょっとちょっと! やり過ぎじゃない!?
< いくらなんでもこれは……
< 残忍な猛禽類よ! ブラックバードは残虐非道の猛禽類!!
花陽「いくらブラックバードが悪者だからって……こんなに残酷なことするなんて……」
にこ「こんなことするなんて本に載ってる記録にもなかったわ。降臨したばかりなのにアンチ魔法少女を生み出したことといい、こいつは異常よ!」
< このままじゃウーミンが死んじゃう!?
< この人殺し! 魔法少女殺しの猛禽類!
< これ以上はやめてー!!
< そだそだ!
コトリーヌ「うるさいなぁ……魔法少女は頑丈なんだから、これくらいじゃ死なないよ。そ・れ・に♪ ウーミンちゃんはアンチ魔法少女にして私の仲間にするんだから、間違っても殺しちゃったりはしないよ♡」
< 残忍な猛禽類のいうことなんて信用できるかー!
< どっちにしても、もうやめてっ!
< そだそだ!
コトリーヌ「さっきからゴチャゴチャうるさいよ! お客さんたちは黙って見ててよ。おしゃべりはやめてほしいなぁ……」
リン「やめるのはお前の方ニャ!」
いつの間にやら、こっそりと近づいて来ていたリンが果敢に突進。爪をふりかざして飛びかかる。
コトリーヌ「おっとっと♪」グイッ
リン「ふにゃっ!?」
だが、あっけなく首根っこをつかまれ捕らえられる。
コトリーヌ「襲いかかるときに声を出しちゃバレバレだよ。まあ、どっちにしてもマスコット程度じゃ私に引っ掻き傷もつけられないだろうけどねっ♪」
リン「ニャニャニャ! ウーミンを傷つけるをやめるニャ!」
コトリーヌ「そんな格好で命令されてもなぁ……あなたの言うことなんて素直に聞くと思ってるの?」
リン「うにゃにゃ……」
コトリーヌ「うんっ! もうウーミンちゃんを切り刻んで遊ぶのはやめます♪」
リン「にゃっ!?」
コトリーヌ「別の方法でいじめてあげますっ♡」
リン「ふにゃっ!? このっ、ろくでなしバード!」ジタバタ
コトリーヌ「わわっ!? 暴れちゃダメだよ。おとなしくして、おねがぁい♡」
リン「うにゃっ!?」カチンコチン
134 :
第三話 『血みどろ凌辱ショー』
◆lL2WQso4IVQO
[saga]:2016/06/12(日) 22:24:31.24 ID:fNBuX5KRo
< あっ! あの猫ちゃん、ぬいぐるみみたいに動かなくなっちゃった!?
< これもブラックバードの能力!?
< 持って帰って家に飾りたい♪
コトリーヌ「あなた達もうるさいから、黙って見ててね。おねがぁい♡」
(!?)
(こ、声が……)
(体も全然動かない……)
コトリーヌ「魔力がない普通の人には効果抜群だね。一気に全員にかけることができちゃった♪」
ウーミン「あぁ……ぐっ……! うぅ……」
コトリーヌ「ああ、ごめんね。ほったらかしになっちゃってたね」
ウーミン(うぐっ……傷をふさいで、早く、逃げて……体勢を立て直さないと……)
コトリーヌ「衣装はズタズタになっちゃったし、身体中も血みどろだね♡ ウーミンちゃんは今どんな気持ち? 辛い? 苦しい?」
ウーミン「うぅ……」ズルズル
コトリーヌ「こらこら♪ 逃げちゃダメだよ」ゲシッ
ウーミン「がはっ……!」
蹴り飛ばされ宙に浮くウーミン。そのまま放物線を描いて落下、硬い地面にしたたか打ちつけられる。
ウーミン「がっ……! ぐっ……」
コトリーヌ「さてさて、そろそろおしまいにしよっか♪」
135 :
第三話 『血みどろ凌辱ショー』
◆lL2WQso4IVQO
[sage]:2016/06/12(日) 22:25:26.36 ID:fNBuX5KRo
短いですが今回はここまでです
更新が遅くなってしまいすみません
136 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2016/06/13(月) 22:12:19.20 ID:L25L6O3SO
生きてて良かった
期待
137 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2016/06/18(土) 13:27:17.43 ID:ciO2UfYSO
すれ違いアンジャッシュ
138 :
第三話 『血みどろ凌辱ショー』
◆lL2WQso4IVQO
[saga]:2016/07/09(土) 17:40:44.98 ID:pOkgRa71o
コトリーヌ「エリチカちゃんから借りてきたこれを使ってと……」ポイッ
マトリョシカ人形を三体、懐から取り出し放り投げる。
ボフンッ!!
人形たちが白い煙に包まれたかと思うと、瞬く間に怪人へと変化する。
マトリョシカ怪人s「「「ハラショー!!!」」」
コトリーヌ「それじゃぁ、ウーミンちゃんを抑えつけてね♪」
マトリョシカ怪人「ダー!」グイッ
怪人たちの一体がウーミンを強引に起こし立たせる。
ウーミン「ぐっ……」
さらに後ろから羽交い締めにし、宙ぶらりんに吊るし上げる。
ウーミン「う……あ……」
コトリーヌ「ふふっ♪」
マトリョシカ怪人s「「ハラショー!!」」
次には二体のマトリョシカが片足ずつ持ち上げて、ウーミンの脚を左右に広げる。
ウーミン「いったい……なにを……」
コトリーヌ「こうするんだよっ♡」ビリッ
スカートごとウーミンのショーツを引きちぎる。
ウーミン「ぐっ……///」
コトリーヌ「これぐらいで照れてちゃダメだよ。これからウーミンちゃんはもっともっと恥ずかしい目にあうんだから♪」
ウーミン「もう……いやです……やめてください!」ジタバタ
マトリョシカ怪人「アスタナビーティシ!」ガシリ
コトリーヌ「暴れてもムダだよ♪ マトリョシカちゃん、あれを出して」
マトリョシカ怪人「パニャータナ!」
一体のマトリョシカの頭がパカッと割れて、棒状のものが飛び出す。
コトリーヌ「おっとっと……」キャッチ
コトリーヌが受け取ったのは……ディルド。しかしそれは、ウーミンの腕よりも太い。
ウーミン「それは……」
コトリーヌ「これ? もちろんこうするんだよ♡」
膣口にそれをあてがう。
139 :
第三話 『血みどろ凌辱ショー』
◆lL2WQso4IVQO
[saga]:2016/07/09(土) 17:42:02.53 ID:pOkgRa71o
ウーミン「じょ……冗談ですよね。そんなもの、入るわけ……」
コトリーヌ「魔法少女の身体は頑丈なんだから、ちょっとくらい無理しても大丈夫だよっ♪」
ウーミン「そ、そんな……い、いやです! 離してください!」ジタバタ
渾身の力を振り絞ってマトリョシカたちを払いのけようとするが、がっしりと固定されたままで全く逃れられない。
コトリーヌ「悪足掻きなんてしちゃダメだよっ。おとなしくして、ねっ♪」
ウーミン「そんなものを入れられそうになってるのに、おとなしくなんてできますか!?」ジタバタ
腰をくねくねと動かして必死に抵抗する。
コトリーヌ「うぅ〜ん……そんなに暴れられると、ちゃんと入らないよ。どうしよう……そうだ!」
コトリーヌ「えいっ♡」ドンッ
ウーミン「ぐっ……!」
空いた方の手を、ウーミンのみぞおちに叩きつける。
コトリーヌ「えいえいっ♡」ドンドンッ
ウーミン「げっ……! ごっ……!」
何度も何度も、執拗に腹部を殴る。拳を振り下ろす度にカエルが潰れたような声が漏れ出る。
コトリーヌ「ふふっ、変なお声♡ おもしろーい♪」ドンッドンッ
ウーミン「がっ……! や、やめ……ぐっ……!」
繰り返し繰り返し……ウーミンが目に見えて弱ってきて、ようやく叩くのをやめる。
ウーミン「え……うっ……」
コトリーヌ「やっとおとなしくなったね。それじゃ、入れちゃうよっ♪」
ウーミン「や……やめて……はじめては……こと」
コトリーヌ「よっと♡」ググッ
ウーミン「ぎっ……!!」
自身の腕よりも太いディルドを力まかせに押し込められる。
ウーミン「あがっ……! ひぐっ……!」
辛苦の呻きを絞り上げる。目は見開かれ、指先はわなないて、四肢がぶるぶると震える。
コトリーヌ「うーんと、奥にまで入ったかな?」グイグイ
ウーミン「ぐがっ……! けひっ……!」
コトリーヌ「苦しそうなお顔♪ 痛いよね、辛いよね」グイグイ
ウーミン「ああぅ……ぐうぅ……!!」
コトリーヌ「悶えるウーミンちゃん可愛いよぉ♡ もっと痛くしてあげるね♡」
握っているディルドを荒々しく前後に動かす。
140 :
第三話 『血みどろ凌辱ショー』
◆lL2WQso4IVQO
[saga]:2016/07/09(土) 17:42:40.70 ID:pOkgRa71o
ウーミン「あぐぅぅ……! やめっ……! しんじゃ……がっ!! ごふっ……!」
コトリーヌ「だから、これくらいじゃ死なないよー♪ まだまだいじめてあげるからねっ♡」グニグニ
さらに、上下左右にぐりぐりと乱暴に動かし回す。
ウーミン「ひぐっ……! あああぁっ……!!」
コトリーヌ「ああっ♡ マケミンちゃんかわいいよぉ♡♡ もっともっと悲鳴を聞かせて♡」グリグリ
ウーミン「ううぅぅ……!! あがっ……!」
コトリーヌ「あっ♡ 血が垂れてきたよ。こんなにいっぱい♡」グイグイ
ウーミン「ぐっ……! あっ……ああっ!!」」
コトリーヌ「さっき『はじめては』とか言ってたから、ウーミンちゃんはまだ経験がないんでしょ♪ これは膜が破れた血かなぁ?」グニグニ
ウーミン「ああぁっ……!!」
コトリーヌ「こんなにいっぱい出てるのは中が裂けちゃったせいだと思うなぁ♡ 魔力不足のマケミンちゃんのことだから、これくらい乱暴しただけでも膣壁が傷ついちゃってるんだよ♪」ググッ
力を込めて奥にまで無理やり押し込む。
ウーミン「あがあぁぁっ……!!」
苦悶の絶叫。その叫びを聞き、コトリーヌは恍惚とした笑みを浮かべ、動かす手をさらに荒々しく速める。
ウーミン「うぐぁぁ……!! あがっ! ああぁぁっ……!!」
コトリーヌ「身体の次は、中をグチャグチャの血だらけにしてあげるね♡」
暴れ狂うディルド。次から次へと血が滴り落ちる。
ウーミン「ああっ! ああっ……!! ひぐっ……!」
コトリーヌ「あはは♡ マケミンちゃん苦しい? 辛いよね?」
ウーミン「ぐがっ……! ううぅぅ……!!」
コトリーヌ「うんうんっ♪ そうだよね、苦しいよね。かわいそうだから、もうやめてあげるね♡」ズボッ
ウーミン「ぎっ……!?」
一気に引き抜く。血染めのディルド。ウーミンの膣口から溢れ出る鮮血。
141 :
第三話 『血みどろ凌辱ショー』
◆lL2WQso4IVQO
[saga]:2016/07/09(土) 17:43:10.82 ID:pOkgRa71o
ウーミン「かはっ……けひっ……!」
コトリーヌ「次は〜フェザー・カッターを中に入れてみようかなぁ♡」
ウーミン「ひっ……!」
コトリーヌ「心配しなくても大丈夫だって♪ 私からも魔力を送ってあげるから、ショック死とかになったりしないよ。気を失わないようにも、ちゃーんとしてあげるから♡」
ウーミン「そんな……! やだ……いやですっ!」ジタバタ
コトリーヌ「わっ、まだそんなに力が残ってたんだ。でもムダだよ……そんなに嫌がられると、よけいにしたくなっちゃいます♡」
ウーミン「ひっ……! やっ、やめて!! おねがいですから!」
コトリーヌ「ふふふ♡」
にこ(もうこんなの見てられないわよ! くっ……体が動けば……!)
花陽(せめて、声だけでも出せれば……気をそらせるのに……)
「ウーミンを……いじめるな……これ以上は……許さないニャ……」
コトリーヌ「あれれ? マスコットちゃん、しゃべれるようになっちゃったんだ。やっぱりまだまだ魔力が弱いのかなぁ……」
ウーミン「リン……!」
リン「ウーミン……今……助けるニャ……」
コトリーヌ「『助ける』って……体を動かせないで、しゃべることもろくにできないのに何ができるのかなぁ♪」
リン「黙るニャ……おまえなんかの好きには……させないニャ……」
コトリーヌ「黙るのはあなたの方です♪ おとなしく黙って見てて、おねがぁい♡」
リン「……!」ムグムグ
コトリーヌ「あはは♪ 残念! マスコットちゃんはなんにもできませんでした♪
」
リン(ウーミン、役に立たなくてごめんニャ……)ウルウル
ウーミン「リン……」
コトリーヌ「邪魔が入っちゃったね。それじゃぁ、今度こそ……ん?」
142 :
第三話 『血みどろ凌辱ショー』
◆lL2WQso4IVQO
[saga]:2016/07/09(土) 17:44:02.18 ID:pOkgRa71o
< ことりちゃん、ここにいるかな?
< 海未ちゃんに魔法少女の格好させて喜んでたくらいだから、見に来てるかもしれへんよ
< あれれっ? みんな固まっちゃってるよ!
< スピリチュアルなことになってるやん!?
コトリーヌ「新しいお客さんが来たみたいだね。あの娘たちにもバード・ソングをかけてあげなきゃ♪ ……って、あれ? あの二人どこかで……」
※『バード・ソング』(コトリーヌの甘い声を聞かせて、相手の身体と精神を操る。魔力が弱い者に対しては特に効き目があるが、それとは関係なくウーミンには効果抜群)
穂乃果「みんながこうなってるのって、ブラックバードっていうのの仕業なのかなぁ……?」
希「せやろなぁ……魔法少女がこんなことするはずないし……んんっ? 穂乃果ちゃん、あれ!」ユビサシ
穂乃果「えっ、何?」クルッ
振り向いた先には、こちらを見て絶句しているブラックバードと、怪人たちに拘束されている血まみれの魔法少女の姿。
穂乃果「……!!」ダッ
希「ちょっ……穂乃果ちゃん!?」
考えるよりも先に体が動く。まっすぐに駆け抜け、ウーミンから剥がし取ろうとマトリョシカの腕を力いっぱい引っ張る。
穂乃果「はなせー!!」グイグイ
マトリョシカ怪人「アスタナビーティシ!」アセアセ
コトリーヌは、穂乃果の顔をじっと見つめたまま考え込んでいたが、ようやく口を開く。
コトリーヌ「あなた……どこかで……」
コトリーヌの声に応えて穂乃果が振り向く。その顔には静かな怒りを湛えている。
コトリーヌ「あっ……」ズキリ
コトリーヌ(なんで……胸がちくりってして……)
希「穂乃果ちゃん! ウチも手伝うよ!」
ウーミン「二人とも……危ないですから、離れて……」
にこ「なーに言ってるのよ、危ないことになってるのはあなたでしょ。さっきまであんな散々な目にあったってのに」
花陽「あんなにむごいことをするなんて……許せません……!」
希「やっぱり二人も来てたんやね!」
マトリョシカ怪人「パマギー」チラチラッ
助けを求めてコトリーヌに視線を送るマトリョシカたち。しかしコトリーヌは全くそれには気付かずに、目も虚ろにぼんやりと佇ずんでいる。
コトリーヌ(頭がぼやけて……目の前がもやもやして……私は一体……私? 私は、コトリーヌ……違う。私は……私は、『南ことり』)
143 :
第三話 『血みどろ凌辱ショー』
◆lL2WQso4IVQO
[saga]:2016/07/09(土) 17:44:51.32 ID:pOkgRa71o
ズキンッ
脳裏に、今さっきまでウーミンにしてきた行いが浮かんでは巡り周る。自らのしてきた事に恐怖し、心臓が押しつぶされて、手が震える。
ことり(あ……あぁ……わ、わたし、なんてことして……)
視界がかすむ。魔法少女を取り囲む四人が遠くにいるように感じる。
ことり(こんなこと……もう、いや……ごめんなさい、たすけて……そうだ。わたしがことりだって、正体を明かせば……)
コトリーヌ「……っ……ぅ……!?」
ことり(なんで……!? 声が、出ない……!)
黒鳥『無駄だ、お前には≪ブラックバードの呪い≫がかかっている。正体を明かす事は決してできない』
ことり(そんな……!)
黒鳥(これ以上はもう無理だな。そろそろ潮時か……)
のぞほの「はなせー!!」グイグイ
にこ「はなしなさい、この化け物!」グイグイ
花陽「はなしてくださーい!」グイグイ
マトリョシカ怪人「パマギーチェ!」アセアセ
黒鳥『おい、聞こえるか? マトリョシカども』
マトリョシカ怪人「!?」キョロキョロ
黒鳥『探しても無駄だ、テレパシーで話しかけているからな。いいか、コトリーヌを抱えて走って逃げろ。魔法少女? 今はそんなもの放っておけ。この場を離れる方が先だ」
マトリョシカ怪人「ハラショー!!!」ポイッ
ウーミン「うぐっ……!」ドテンッ
ウーミンを放り投げて、コトリーヌのもとに駆け寄るマトリョシカたち。そのまま三人がかりで担ぎあげると一目散に逃げて行く。
ウーミン「ま……待ちなさい……」
弱々しい声を絞り出し、よろよろと立ち上がろうとするが、穂乃果に制される。
穂乃果「そんなにボロボロじゃ追いつけないよ。もう無理しないで……」
希「傷の具合をちょっと見してな」
血まみれの破れた服を捲る。素肌には痛々しい傷口が幾重にも刻まれている。
ウーミン「うぅ……ぐっ……」
花陽「ひどい……傷だらけになってます」
にこ「下のほうもめちゃくちゃにされたみたいね……」
144 :
第三話 『血みどろ凌辱ショー』
◆lL2WQso4IVQO
[saga]:2016/07/09(土) 17:45:52.60 ID:pOkgRa71o
リン「ウーミーン!!」タタッ
花陽「あっ……マスコットの猫ちゃん」
にこ「あんたも動けるようになったのね」
リン「強力な魔法をかけられたせいでなかなか動けなかったニャ。ウーミンの様子はどうかニャ?」
希「全身傷だらけで、下も……むごいことになっとるね」
穂乃果「こんなになるまで痛めつけるなんて……許せないよ」
にこ「傷まみれね。回復魔法かなんかで治したりできないの?」
花陽「でも……魔法少女ちゃんぼろぼろで、苦しそうで……魔法なんて使えるのかな……?」
希「せやなぁ……」
にこ「う〜ん……」
穂乃果「どうしよう……」
リン「大丈夫ニャ!!」ピョーン
花陽「あわわ……!? 猫ちゃん急に飛び上がっちゃって、どうしちゃったの?」
リン「かよ……そこの炊き立てのお米みたいなお胸と柔肌で、中身も見た目もとってもかわいい高校生ちゃん、ちょっといいかニャ?」
穂乃果(なんだかよくわからないけど、花陽ちゃんのことすっごくほめてる……)
希(マスコットちゃんは花陽ちゃんがお気に入りみたいやね)
にこ「花陽、呼んでるわよ」
花陽「……えっ? わ、わたしのこと!?」
リン「そんなにかわいい高校生なんて、ほかに誰がいるニャ! かよ……花陽ちゃん! リンの首輪についてる宝石を取ってニャー!」
花陽「は、はい……!」プチリ
日の光を受けて、摘まみ取った輝石が琥珀色にきらめく。
穂乃果「なんか高そう……!」
希「トパーズやね。それをどうするん?」
リン「ウーミンの体の上に置いてニャー!」
花陽「こ、こう?」スッ
体の上に載せた途端、宝石から光の雲が溢れ出してウーミンの全身を包み込む。
にこ「う……まぶしい。これは、何が起きてるのよ?」
リン「いざって時のために、リンの魔力をこの宝石に少しずつ溜め込んでたんだニャ。今のウーミンの傷を治すくらいのことはできるはずニャ!」
穂乃果「あっ、見て見て!」
花陽「傷がみるみるふさがっていきます……!」
希「マスコットって、単なる魔法少女の飾りじゃなかったんやね。ちゃーと役に立ってるやん♪」ニシシ
リン「リンのこと、バカにしないでほしいニャー! ほら、見てみてよ! 服までもと通りになってるニャ」エッヘン
にこ「はいはい、ウーミンが目を覚ますわよ」
145 :
第三話 『血みどろ凌辱ショー』
◆lL2WQso4IVQO
[saga]:2016/07/09(土) 17:47:10.07 ID:pOkgRa71o
ウーミン「ん……うぅ……」
リン「ウーミン、体の調子はどうニャ?」
ウーミン「ええ……大丈夫です。コトリーヌは……」
にこ「もういないわ。ほんと、あのマトリョシカの化け物たち、あんな図体してすばしっこいわね」
ウーミン「う……また、私は……」
リン「ウーミン……」
にこ「なーにくよくよしてるのよ!」
リン「ふにゃ!?」
にこ「過ぎたことで悩んでもしょうがないでしょ。あんたはできるだけのことをした……あんなやつ相手に正面から立ち向かったんだから」
花陽「そうです!ウーミンさん、とってもカッコよかったです。見てる人たちもそう感じてます……みんなの声を、聞いてみてください」
< ウーミン、大丈夫!?
< よくやったよ……あんな凶暴なの相手によくやったよ
< ウーミンがまた撃退したんだっ!
希「こんなに声援をもらって、ウーミンちゃんは人気者やね♪」
にこ「魔法少女がいつまでも落ちこんだ顔してたら、みんなも不安になっちゃうわ。大事なのはにっこり笑顔よ、にっこにこにー♪」
希「おっ? にこっちの十八番やね。ウチだって負けへんよ?……希パワーたーっぷり注入! はーい、プシュッ☆」
穂乃果「穂乃果だって……! ウーミンちゃんファイトだよ!」グッ
花陽「え、えと……花陽は……ダレカタスケテー!」
希「花陽ちゃん、それはちょっと違うんやない?」ニシシ
リン「かわいいからどっちでもいいニャー☆」
146 :
第三話 『血みどろ凌辱ショー』
◆lL2WQso4IVQO
[saga]:2016/07/09(土) 17:47:36.77 ID:pOkgRa71o
ウーミン「ふふっ……」
ウーミン「皆さん、ありがとうございます。元気を貰えました。私はもう大丈夫です! 次こそはブラックバードを倒しますね!」
リン「その調子ニャー!」
ウーミン「それでは……リン、行きますよ!」
リン「わかったニャ」ピョンッ
穂乃果「あっ……! ウーミンちゃん……」
何かを言いかけて口をつぐむ穂乃果。ウーミンはそれにぎこちない微笑みで応える。
ウーミン「私は大丈夫ですから……では、またお会いしましょう」
ウーミン「リン、しっかりつかまっているのですよ」
リン「言われなくてもわかってるニャー☆」
ウーミン「はっ……!」ダッ
路面を蹴り上げ、宙に舞い上がる。
ウーミン「……」クルリ
最後にもう一度、歪に微笑んで手を振り、そのまま飛び去る。
その後ろ姿はみるみると小さくなっていく。
147 :
第三話 『血みどろ凌辱ショー』
◆lL2WQso4IVQO
[saga]:2016/07/09(土) 17:48:02.66 ID:pOkgRa71o
希「なんか、無理して笑ってるみたいやったね。やっぱりまだ……」
にこ「そりゃそうよ。体中を切りきざまれて、下もあんな……口にできないようなこともされたんだし、身体の傷がなおっても心の中までは……」
穂乃果「ウーミンちゃんのために何かできることってないのかなぁ……」
花陽「あんな怪物相手じゃ私たちにはどうしようもないです……でもっ! ウーミンさんを応援することはできます。ひとりだけじゃ大して魔力を送れないかもしれませんけど、たくさん人が集まれば大きな力になるはずです……!」
にこ「次からは希と穂乃果も一緒に応援しに来なさいよー」
希「もちろんやん♪ ウチのスピリチュアル・エールをたーっぷりと注いであげる!」
穂乃果「学校のみんなも誘わないとね!」
148 :
第三話 『血みどろ凌辱ショー』
◆lL2WQso4IVQO
[saga]:2016/07/09(土) 17:48:33.89 ID:pOkgRa71o
………………
リン「にゃにゃ☆ 空を飛ぶのって気持ちいいニャー」
リン「どこで降りて変身解除しよっか?」
ウーミン「……」
リン「ウーミン?」チラリ
不思議に思って顔を覗いてみる。映ったのは、潤んだ眼をして唇を噛むウーミン。
ウーミン「すみません、みっともないところを」スッ
視線に気づいて顔を逸らす。
リン「海未ちゃん……」
リンも顔を曇らせて言葉に詰まるが、思い直して元気よく呼びかける。
リン「ウーミンウーミン、リンのオススメのラーメン屋さんがあるんだ。一緒に行こうよ!」
ウーミン「ふふっ、リンは本当にラーメンが好きですね。案内してください。そこまで飛んで行きますよ!」
リン「あっちニャー!」
149 :
第三話 『血みどろ凌辱ショー』
◆lL2WQso4IVQO
[saga]:2016/07/09(土) 17:49:15.33 ID:pOkgRa71o
………………
―路地裏
ことり「あ……うぅ……私、あんなひどいこと……」
黒鳥『なかなか面白いショーだったな。邪魔が入らなければ、もっと面白いものが見られたというのに……実に残念だ』
ことり「あんなに……血だらけで……私が……私が、あんなになるまでして……うぷっ……!」
ことり「おぇっ……」
黒鳥『やれやれ、お前がえずいてどうする。相手の方が肉体も精神も傷をつけられたというのに』
ことり「うっ……おぇっ……」
黒鳥(お前の心が罪悪感と自己嫌悪で満ちていくのを感じるぞ。実に心地よい。完全に精神を乗っ取れるまでもう間近だ。さてさて、いつまで持つかな?)
150 :
第三話 『血みどろ凌辱ショー』
◆lL2WQso4IVQO
[saga]:2016/07/09(土) 17:49:41.21 ID:pOkgRa71o
次回予告!
コトリーヌの非道な行いにより、身も心もズタボロにされたウーミン! 身体の傷は治っても、心の傷までは治らない! さらに、ことりとの関係もギクシャクしたまま! そんなウーミンにうねうねした魔の手が迫る!!
第四話 『触手にまみれて』に続く!
エリチカ「次回の魔法少女陵辱ショーもお楽しみにね♪」
151 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2016/07/09(土) 18:33:57.47 ID:Z3MpJ0MPo
まってた
152 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2016/07/10(日) 09:24:44.01 ID:saw+2dHSO
触手先輩ほんと好き
153 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2016/07/16(土) 17:15:11.79 ID:V3xvnPoa0
触手いいぞ
154 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2016/08/18(木) 06:45:49.01 ID:7sE67Fmeo
まだ?
155 :
第四話 『触手にまみれて』
◆lL2WQso4IVQO
[saga]:2016/08/19(金) 23:52:01.60 ID:87rW0fIko
―――――――――
『痛い痛い痛い痛い!』
『もう……嫌です……魔法少女なんて……』
『でも、私が頑張らないと……皆が……』
『ことり……』
―――――――――
< PiPiPi♪ PiPiPiPi♪
海未「……」ガバッ
海未「朝ですか……嫌な夢でしたね……」ゴシゴシ
海未「ん……?」
目をこすると、温かく濡れたものが触れる。
海未「あはは……これしきのことで……私もまだまだ修行が足りませんね」
156 :
第四話 『触手にまみれて』
◆lL2WQso4IVQO
[saga]:2016/08/19(金) 23:52:48.19 ID:87rW0fIko
第四話 『触手にまみれて』
157 :
第四話 『触手にまみれて』
◆lL2WQso4IVQO
[saga]:2016/08/19(金) 23:53:20.82 ID:87rW0fIko
………………
―通学路
穂乃果「海未ちゃん、おはよー!」
海未「はい、おはようございます」
穂乃果「え、ええと……ことりちゃんのことなんだけど、今日も一人で登校するみたい……」
海未「ええ、知ってますよ。私の方でも携帯電話に連絡が入っていました」
穂乃果「ねえ、海未ちゃん」ジー
海未「何です? 私の顔に何か付いてますか?」
穂乃果「うーんとね、昨日よりもっと辛そうっていうか、悲愴……って言うのかな?そんな感じがする」
海未「……いえ、昨日と変わりありませんよ。私は大丈夫ですから」
穂乃果「そうかなぁ……」
海未「そんなことより、早くしないと遅刻しますよ!」スタスタ
穂乃果「ちょっとちょっと、まだまだ時間あるってば! 海未ちゃん、歩くの早すぎるよ。待ってよー!」タタッ
158 :
◆lL2WQso4IVQO
[sage]:2016/08/20(土) 00:02:12.87 ID:1fjp7G2Ko
すみません。パソコンの調子が悪いので、また明日に続きを更新します
159 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2016/08/20(土) 05:51:23.54 ID:4hiKUXkSO
期待
160 :
第四話 『触手にまみれて』
◆lL2WQso4IVQO
[sage]:2016/08/20(土) 23:58:37.29 ID:ehnE5uODo
………………
―音ノ木坂学院・二年生教室
穂乃果(もうお昼休みなのに二人とも話すどころか、顔を合わそうともしないよ!)
海未「お昼は向こうで食べてきますね。では……」スタスタ
穂乃果「あっ、海未ちゃん! 今日は一緒に……って、もう出てっちゃった」
穂乃果「じゃあ、ことりちゃん。二人で食べよっか」
ことり「……うん」
穂乃果(ことりちゃんもだんだん元気がなくなってるし、ここは穂乃果がどうにかしないと……!)
穂乃果「ねえねえ、ことりちゃん。 昨日、魔法少女ちゃんとブラックバードの戦いを見てたの?」
ことり「……!」ピクッ
ことり「なんで……そう思ったのかな?」
穂乃果「えっ? え、えと……昨日のお昼に、ことりちゃんのスマホに連絡を入れといたんだけど、なかなか返事が来なかったから……」
穂乃果(うぅ……ことりちゃん、また怖い顔になってる。ことりちゃんには笑っていてほしいよ。そのためには……ファイトだよ、私!)
穂乃果「魔法少女ちゃんを見るのに夢中になってて気づかなかったのかなぁって思って……ほら、この前海未ちゃんに魔法少女の衣装を着せて喜んでたし」
ことり「ごめんね、お家に帰るまで気づかなかったんだ」
穂乃果「あっ、そうなんだ……ことりちゃん最近体調が悪いみたいだから気づかなくてもおかしくないよね!」
ことり「そんなことより、『話したいこと』って何かな?」
穂乃果「それは希ちゃんが一緒にいるときに……」
161 :
第四話 『触手にまみれて』
◆lL2WQso4IVQO
[sage]:2016/08/20(土) 23:59:31.80 ID:ehnE5uODo
「失礼しまーす」
穂乃果「ん? この声……」
「あっ、 東條先輩!」
「 二年生の教室に来たってことは……」
「リリホワ……」
「やっぱり、海未ちゃんに何か用事があってですか?」
希「ん〜……今日は海未ちゃんじゃなくて」
穂乃果「おーい、希ちゃーん!」
希「やっほー、穂乃果ちゃん。ちゃんと、ことりちゃんもおるね」
穂乃果「希ちゃん、何かご用?」
希「二年生のみんなと親睦を深めるんために、一緒にお昼を食べようかなって思ったんやけど……海未ちゃんはおらへんね」
穂乃果「うーんと……いろいろあってね」
希「海未ちゃんとはリリホワでわちゃわちゃして、もう十分仲良うなってるしね。巷では、凛ちゃんと合わせてリリホワ三姉妹とか呼ばれとるんよ」
穂乃果「リリホワ漫才トリオじゃなくって?」
希「おっ、穂乃果ちゃん。言うようになったやん」
穂乃果「えへへ♪」
穂乃果(希ちゃんの本当の目的はことりちゃんのことだよね。穂乃果じゃ自信ないけど、希ちゃんだったらことりちゃんの悩みを聞き出せるはず……精いっぱいサポートするよ!)
希(穂乃果ちゃんもウチの目的に気づいとるようやね。よし、まずは雑談でもして場をあたためて……)
希「そういえば、ことりちゃん。昨日の魔法少女ちゃんの戦いを見てたん?」
穂乃果「見てなかったみたいだよ」
ことり「……」
希「今度はことりちゃんも一緒に応援しに行こう♪ ここだけの話……あの魔法少女ちゃん、海未ちゃんに似とるんよ」
穂乃果「そっくりだったよね!」
希「せやろ? 海未ちゃんに魔法少女のカッコをさせても恥ずかしがってうつむいたままやけど……なんと! あの魔法少女ちゃんはノリノリで戦ってるみたいなんよ!」
穂乃果「へー、それはぜひ見ないとだね! 海未ちゃんそっくりの魔法少女ちゃんがあのカッコで戦うと思うと……カメラで撮って、海未ちゃんにも見せてあげようっと」ウシシ
希「そんなんしたら、きっと海未ちゃん怒るでー。どうなっても知らんよー」ニシシ
穂乃果「大丈夫だよ! そうなったら、ことりちゃんの『お願い』で鬼の海未ちゃんの怒りを鎮めてもらうから。ねっ、ことりちゃん!」
ことり「うん……そうだね」
穂乃果「……」
希「……」
162 :
第四話 『触手にまみれて』
◆lL2WQso4IVQO
[sage]:2016/08/21(日) 00:00:07.97 ID:RnJPejmQo
穂乃果(うっ……魔法少女海未ちゃんっていう、ことりちゃんが大好きな話をしてるのに、食いついてくるどころかろくに話も聞いてないみたい)
希(これは重症やね……この雰囲気、ウチには荷が重いんよ。でも雑談を続けんと……)
希「あー……でも、またあんなことになるんやとしたら、ことりちゃんには見せられへんかなぁ。にこっちから魔法少女ちゃんが何をされたのか聞いたんやけど……」
穂乃果「あれは酷すぎるよ! あんなのことりちゃんが見たらショックで寝込んじゃう!」
ことり「……」
希「穂乃果ちゃんかなり怒ってたもんなぁ。あんなおっかない顔したとこ初めて見たよ」
穂乃果「ブラックバードは許せないよ! 穂乃果も魔法少女になれたら一緒に戦うのに」
ことり「……」カタカタ
のぞほの「……!」ビクッ
希「ことりちゃん……?」
穂乃果「こ、ことりちゃん、どうしたの? 膝が震えて……」
ことり「ごめんね、私ちょっと調子が悪いみたい。保健室に行ってくるね……」
穂乃果「え、えと……それじゃ、一緒に行こっか」
ことり「ううん、一人で行けるから」
穂乃果「でも……」
希「穂乃果ちゃん、ことりちゃんがこう言ってるんやから」
穂乃果「そう、だね……じゃあ、何かあったらスマホに連絡してね!」
ことり「……ごめんね」カタンッ
ことり「……」スタスタ
163 :
第四話 『触手にまみれて』
◆lL2WQso4IVQO
[sage]:2016/08/21(日) 00:00:51.09 ID:RnJPejmQo
穂乃果「ことりちゃん……」
希「ことりちゃん、ずいぶんと表情が強張ってたね。何かまずいことでも言ったんかなぁ……」
穂乃果「う、うぅ……ことりちゃんが何を悩んでるのかさっぱりわからないよ。ごめんなさい、幼馴染みなのに……全然ことりちゃんを助けてあげられなくて。海未ちゃんも元気がないし……こんなのじゃ幼馴染み失格だよ……」ショボン
希「ちょ、ちょっと、穂乃果ちゃんまでそんなんなったら……!」
穂乃果「でもぉ……」
希「大丈夫やって! 海未ちゃんとことりちゃんほどじゃないけど、ウチだって穂乃果ちゃんをサポートできるんやから!」
穂乃果「希ちゃん……!」
希「穂乃果ちゃん……!」
のぞほの「もっぎゅー!」ダキッ
「穂乃果ちゃんと東條先輩……何してるの?」
「美しい友情愛だよ!」
「えっ!? のぞほの漫才の練習じゃないの?」
164 :
第四話 『触手にまみれて』
◆lL2WQso4IVQO
[sage]:2016/08/21(日) 00:01:36.09 ID:RnJPejmQo
………………
―同時刻・理事長室
理事長「昨日のことについてなんだけど……」
海未「先日の戦いは私の圧倒的な敗北でした……いえ、勝負にさえなってませんでしたね。コトリーヌにただ弄ばれているだけでした」
凛「……」
理事長「いいえ、わたしが言いたいことはそうじゃなくってね。もう魔法少女はやめてほしいの」
海未「何故ですか? 確かに私は力不足ですが。それでも……」
理事長「違うわ。もうこれ以上あんな目に遭ってほしくないのよ。ブラックバードがあんなに凶暴なんて……ホワイトバードさんはそんなこと言ってなかったのにね」ジロリ
白鳥「ちょっとちょっと! あんな凶悪なブラックバードが生まれたのは今回が初めてよ。わざと隠してたわけじゃ、間違ってもないんだから!」
理事長「それもそうね。あなたは嘘付きじゃなくて、能力不足なだけですものね。今更、役立たずのホワイトバードさんを責めても仕方がないし」
白鳥「能力不足に役立たずって……反論できないけど」ショボン
理事長「とにかく、これ以上うちの生徒をあの様な酷い目に遭わすことはできません」
凛「凛も……理事長と一緒の考えかな」
海未「凛、昨日は『応援する』と言ってくれていたではないですか」
凛「だって、あんなことになるなんて……海未ちゃんが傷つくなんて、もうやだよ!」
海未「凛……」
理事長「私も、個人的なことを言わせてもらえば、海未ちゃんがあんな惨いことをされるなんて嫌なのよ。あなた達三人が小さい時からずっと見てきたのですから」
海未「しかし……!」
165 :
第四話 『触手にまみれて』
◆lL2WQso4IVQO
[sage]:2016/08/21(日) 00:02:23.23 ID:RnJPejmQo
??『アーアー……聞こえてる?』
凛「にゃっ!?」
海未「何奴!?」
??『誰かいないの? 聞こえてるならテレパシーで返事しなさい。魔翌力を持ってる人間なら受信できてるはずよ』
白鳥「聞こえてるわ……」
??『ちゃんと聞こえてるみたいね。送信も受信もできる。アンテナの電波に魔翌力を載せた、広域テレパシーの実験は成功ね!』
理事長「あなたは一体……?」
??『私? 私はプロフェッサー・マキ、アンチ魔法少女よ』
凛「何の用だニャ!」
マキ『あら、そんなの決まってるじゃない。ウーミンも聞こえてるんでしょ。何か言ってみなさいよ』
海未「宣戦布告……というわけですか?」
マキ『ふふっ、わかってるじゃない。二回も横槍があったんだから、今度は邪魔が入らないように戦いの場所を事前に教えてあげるってわけ』
海未「いいでしょう、受けて立ちます。決闘の場はどこですか?」
凛「ちょっと待ってよ、ウーミン! 相手の言うことなんて聞いちゃダメだよ!」
白鳥「リンの言う通りよ! 声援がないと魔翌力供給もされないのよ。それにどんな罠があるかわかったもんじゃないわ」
マキ『断るっていうなら、こっちにも考えがあるわ。そうね……これから指定する時間から十分遅れる毎に、人間どもを一匹ずつ捕らえて人体実験でもしようかしら。もちろん、このことを外に漏らしたりしちゃダメよ。そんなことしたら、集まった人間どもを一網打尽にして実験室送りにしちゃうんだから』クスクス
凛「にゃにゃ!? 何てことする気ニャ、この悪魔! アンチ魔法少女!」
白鳥「今度のブラックバードは手下のアンチ魔法少女まで残忍ね!」
マキ『初めからあなた達に選択権はないわ。正義の魔法少女が罪もない人間を見殺しにするわけないでしょうからね』クスクス
海未「もとより、私はあなたと一戦交えるつもりです」
凛「ウーミン!?」
マキ『そうこなくっちゃね。西木野病院って知ってるわよね。そこのすぐ近くの花猫倉庫っていう場所で待ってるわ。時間は……電波が届く範囲から考えると、遠くに居たとしても一時間あれば着く距離ね。今から一時間以内に指定場所まで来なさい、遅れたらどうなるかはさっき言ったわよね』
海未「しかと受け取りました。私は決して逃げません」
マキ『ふふっ、楽しみにまってるわ。それじゃあ、また後で会いましょう』プツンッ
166 :
第四話 『触手にまみれて』
◆lL2WQso4IVQO
[sage]:2016/08/21(日) 00:02:56.57 ID:RnJPejmQo
海未「西木野病院の近く……すぐそばですね。凛、一緒に来てくれますか?」
凛「凛はマスコットだもん。魔法少女の海未ちゃんが戦うって言うんだったら、ちゃんとサポートするよ! ……でも危なくなったら、ちゃんと逃げてね」
海未「ええ、善処します」
理事長「行くのね」
海未「すみません……」
理事長「いえ、いいのよ。海未ちゃんは昔から正義感の強い子だったもの。罪もない人が酷い目に遭うのを放っとけるわけないでしょうし。だけど……無事に帰って来てね」
海未「はい!」
海未「行きますよ、凛!」
リン「リンはもう準備万端だニャ!」
海未「ラブアロー魔法少女ウーミン参上!」ボフンッ
ウーミン「それでは……」クルリ
ウーミン「行ってきますね」ニコリ
理事長「ええ……気を付けてね」
ウーミン「とうっ!」ダッ
リン「あっ! ちょっと待ってニャ! 置いてかないでニャー!」ピョンッ
< ウーミンはいっつも先走りすぎニャー!
< す、すみません!
167 :
第四話 『触手にまみれて』
◆lL2WQso4IVQO
[sage]:2016/08/21(日) 00:03:25.87 ID:RnJPejmQo
白鳥「ウーミン……無理に笑顔を作ってたわね」
理事長「……そうね」
白鳥「……ごめんなさい」
理事長「いえ……あんなのが出て来たのは今回が初めてなんでしょ。それじゃ仕方ないわよ」
白鳥「けれど……」
理事長「それに、あなただけじゃなくて私にも責任があるわ。謝るんだったら海未ちゃんによ。ブラックバードを倒したら一緒に謝りましょうね」
理事長「それよりも今後のことを考えましょう。 次に契約ができるようになるまで何とか耐え切らないとね」
白鳥「南理事長……」ウルウル
白鳥「厚意が身にしみて……涙が溢れちゃうわ! このホワイトバード、ウーミンのためだったら一皮どころか羽毛を全部むしってあげるわ!」
理事長「ちょ、ちょっと……頭が濡れてきてるんだけど。どこから涙が出てきてるの!? ああっ、もう! いいから泣き止んでー!」
168 :
第四話 『触手にまみれて』
◆lL2WQso4IVQO
[sage]:2016/08/21(日) 00:04:07.58 ID:RnJPejmQo
今回はここまでです
169 :
第四話 『触手にまみれて』
◆lL2WQso4IVQO
[saga]:2016/08/21(日) 00:07:15.76 ID:RnJPejmQo
>>165
を再投稿します
??『アーアー……聞こえてる?』
凛「にゃっ!?」
海未「何奴!?」
??『誰かいないの? 聞こえてるならテレパシーで返事しなさい。魔力を持ってる人間なら受信できてるはずよ』
白鳥「聞こえてるわ……」
??『ちゃんと聞こえてるみたいね。送信も受信もできる。アンテナの電波に魔力を載せた、広域テレパシーの実験は成功ね!』
理事長「あなたは一体……?」
??『私? 私はプロフェッサー・マキ、アンチ魔法少女よ』
凛「何の用だニャ!」
マキ『あら、そんなの決まってるじゃない。ウーミンも聞こえてるんでしょ。何か言ってみなさいよ』
海未「宣戦布告……というわけですか?」
マキ『ふふっ、わかってるじゃない。二回も横槍があったんだから、今度は邪魔が入らないように戦いの場所を事前に教えてあげるってわけ』
海未「いいでしょう、受けて立ちます。決闘の場はどこですか?」
凛「ちょっと待ってよ、ウーミン! 相手の言うことなんて聞いちゃダメだよ!」
白鳥「リンの言う通りよ! 声援がないと魔力供給もされないのよ。それにどんな罠があるかわかったもんじゃないわ」
マキ『断るっていうなら、こっちにも考えがあるわ。そうね……これから指定する時間から十分遅れる毎に、人間どもを一匹ずつ捕らえて人体実験でもしようかしら。もちろん、このことを外に漏らしたりしちゃダメよ。そんなことしたら、集まった人間どもを一網打尽にして実験室送りにしちゃうんだから』クスクス
凛「にゃにゃ!? 何てことする気ニャ、この悪魔! アンチ魔法少女!」
白鳥「今度のブラックバードは手下のアンチ魔法少女まで残忍ね!」
マキ『初めからあなた達に選択権はないわ。正義の魔法少女が罪もない人間を見殺しにするわけないでしょうからね』クスクス
海未「もとより、私はあなたと一戦交えるつもりです」
凛「ウーミン!?」
マキ『そうこなくっちゃね。西木野病院って知ってるわよね。そこのすぐ近くの花猫倉庫っていう場所で待ってるわ。時間は……電波が届く範囲から考えると、遠くに居たとしても一時間あれば着く距離ね。今から一時間以内に指定場所まで来なさい、遅れたらどうなるかはさっき言ったわよね』
海未「しかと受け取りました。私は決して逃げません」
マキ『ふふっ、楽しみにまってるわ。それじゃあ、また後で会いましょう』プツンッ
170 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2016/08/21(日) 07:02:08.41 ID:0ypr9MSSO
まきちゃん
171 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2016/08/21(日) 08:54:31.14 ID:PtEbxyeAO
かわいい
172 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2016/08/23(火) 15:57:48.11 ID:u9ebObUAO
か
173 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2016/08/24(水) 16:38:54.77 ID:T2ff6NGAO
き
174 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2016/08/25(木) 14:38:29.10 ID:SVALL8tAO
く
175 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2016/08/26(金) 11:03:21.90 ID:RrAfHHqAO
け
176 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2016/08/27(土) 12:44:05.25 ID:hk04fphAO
こ
177 :
第四話 『触手にまみれて』
◆lL2WQso4IVQO
[saga]:2016/08/27(土) 23:19:41.25 ID:7wO/QE9Ao
………………
―花猫倉庫・エントランス前
ウーミン「人の気配がまったくないですね。雑草も生え放題ですし」
リン「最近、社長が夜逃げしたみたいだニャ。『西木野病院の近くの倉庫会社が潰れた』って真姫ちゃんから聞いたことあるニャー!」
ウーミン「ふむ……」ガチャリ
ウーミン「ドアは開けっ放しのままですね……いえ、プロフェッサー・マキとやらが開けておいたのでしょうか」
マキ『逃げ出さずにちゃんと来たみたいね』
スピーカーからマキの声が響く。
リン「ふにゃ!?」
ウーミン「約束通り、遅れることなく到着しましたよ」
マキ『随分と早かったわね、いい心がけだわ。おかげで時間を無駄にしなくて済んだわ』
リン「なんでリンたちが来たってわかったニャ!?」
マキ『監視カメラで見てたからよ。電気の代わりに魔力を流して機械を動かしてるの。あなたたちの動きは筒抜けだから妙なことをしても無駄よ』
ウーミン「私は初めから正々堂々と勝負を挑むつもりです」
マキ『さすがは正義の魔法少女ね。清々しいほどだわ』クスクス
マキ『入って来なさい』
ウーミン「言われなくても」カツン
リン「気をつけるニャ、ウーミン。絶対罠があるはずニャ!」
マキ『信用されてないわね……大倉庫で待ってるから早く来なさいよ』プツンッ
リン「切っちゃったニャ。勝手な奴だニャ!」
ウーミン「戦いの前にお喋りなんてしてもしょうがないですから、それはいいでしょう」
ウーミン「大倉庫ですか……ええと、こっちですね」カツンカツン
リン「にゃにゃ!? そんなに速く歩いて!? もっと慎重に進むニャー!」
ウーミン「大丈夫ですよ。先ほどから魔力探知を行っていますが何の反応もありません」
ウーミン「そこの扉の先を除いては」
一人と一匹の前には両開きの重厚な扉。不穏な空気をまといながらどっしりと構えている。
178 :
第四話 『触手にまみれて』
◆lL2WQso4IVQO
[saga]:2016/08/27(土) 23:20:19.04 ID:7wO/QE9Ao
リン「この先はどんな罠があるかわからないニャ。武器を用意してた方がいいニャ」
ウーミン「そうですね……ラブ・ブレード!」チャキンッ
剣を構えたまま、扉を少しだけ開いて中の様子をうかがう。
倉庫の中は明りが点いており、棚や箱などといったものもなくがらんとしている。扉の反対側の壁には白衣姿のプロフェッサー・マキの姿が。そしてその横には、うねうねと触手を動かしている植物の化け物が陣取っている。
マキ「そんところでぼやぼやしてないで早く入って来なさいよ。よく調べてみなさい、罠なんてないでしょ?」
リン「ああ言ってるけど……ウーミンどうかニャ?」
ウーミン「ええ、あのアンチ魔法少女とその隣の魔物から以外、どこからも魔力を感じませんね」
マキ「だから、さっきから言ってるでしょ。ここに罠なんてないわ」
ウーミン「行きましょう」スッ
リン「にゃっ!」テクテク
倉庫内へと体を滑り込ませ、警戒しつつ歩みを進める。
マキ「ほんとに疑り深いわねぇ……」
ウーミン「相手の陣地に入って行くのですから、これくらいは当然の用心です」
リン「アンチ魔法少女の言うことなんて信用できないニャ。きっと隠れたところに罠があるはずニャ!」
マキ「だから、ここにはないって言ってるでしょ……ここにはね」スッ
マキが袖の中にしまっていたスイッチを取り出す。。
ウーミン「何を……!?」ダッ
それを見たウーミンが一気に駆け寄ろうとするが、
マキ「もう遅いわ」ポチッ
179 :
第四話 『触手にまみれて』
◆lL2WQso4IVQO
[saga]:2016/08/27(土) 23:21:06.39 ID:7wO/QE9Ao
『マキチャン カワイイ カキクケコ!!』
『マキチャン カシコイ カキクケコ!!』
大音量でスピーカーから合成音声が流れる。
ウーミン「なっ……!?」ガクリ
リン「にゃっ!?」ステン
その場にへたり込む一人と一匹。
ウーミン「足に力が……!?」ググッ
リン「体に力が入らないニャ!?」
マキ「トマト怪人、やってしまいなさい」
トマト怪人「うねうねっ!」シュッ
マキの真横にいる触手の化け物……トマト怪人が先端に針の付いたツタをうねらせ、ウーミン目がけて一斉に射出する。
満足に体も動かせないウーミンに乱れ飛ぶ棘針が容赦なく襲いかかる。
ウーミン「ぎっ……!!」
リン「ウーミン!?」
木綿針のような棘が、腕に足に何か所も突き立てられる。
マキ「もういいわね。スピーカーをオフに、と……」ポチリ
ウーミン「ぐ……体が……痺れて……」
マキ「あなたの負けよ、魔法少女。エリチカ公爵もコトリーヌ総統も、馬鹿正直に正面から挑まないで初めからこうすればよかったのよ」
ウーミン「あ……う……」グタリ
ウーミンの四肢から力が抜け切り、仰向けに崩れ落ちる。
マキ「あっけないわ。話に聞いてたどおりの弱さね」
リン「ウーミンは弱くないニャ! そうにゃ、あのおかしなスピーカーのせいで……何をしたニャ!?」
マキ「何をしたっかって? 簡単な話よ。さっき『電気の代わりに魔力を流して機械を動かしてる』って言ったでしょ? 魔力の発生装置を放送室に置いといてマイクへと流し込む。そして電線を伝って流れきた魔力を、スピーカーから出てくる音波に乗せたのよ。それを聞いたあなた達は拘束魔法にかかって、体が動かせなくなったってわけ」
トマト怪人「うねっ♪」
マキ「このトマト怪人は耳がないから自由に動ける……簡単な話よ」
リン「最初から罠にはめる気だったのかニャ!? 卑怯ニャ!」
マキ「私は魔法少女の駆除に来たのよ。掃除をするのに卑怯も何もないでしょ?」
リン「うにゃにゃ……ろくでもないやつニャ!」
マキ「ふふっ♪ 勝手に言ってなさい」
トマト怪人「うねうね♪」
180 :
第四話 『触手にまみれて』
◆lL2WQso4IVQO
[saga]:2016/08/27(土) 23:22:03.37 ID:7wO/QE9Ao
ウーミン「う……あ……」
マキ「あら、魔法少女がほったらかしになってたわね。こっちに引っ張ってきなさい」
トマト怪人「うねっ!」ヒュッ
ウーミン「あ……」ガシッ
ウーミンの片足にツタをからませ、ずりずりと引きずり始める。
マキ「トマト怪人については、実演しながら説明してあげるわ」
ウーミン「う……」ズルズル
マキ「あらあら、針が痛々しいわね。これだけ刺さってればしゃべることもできないはずだわ。これからする遊びに邪魔だから抜いてあげる」サッサッ
ウーミン「ぐ……」
手足に突き刺さった棘針を手際よく抜いていく。
マキ「まずはこの針について教えてあげる。トマト怪人、あの猫を捕まえなさい」
トマト怪人「うねねっ!」シュッ
リン「うにゃ!?」タタッ
マキの言葉を耳にして逃げ出すも、たやすく触手でぐるぐる巻きにされてしまう。
リン「何する気ニャー!? 動物虐待はダメだニャー!!」ジタバタ
マキ「この怪人はミニトマトの苗を改良して造ったの。ツタを自由自在に動かせるのよ」
リン「放すにゃっ! 放さないとこうだニャ!!」バリバリ
マキ「細胞の一つ一つに魔力が込められてるの。細胞壁だって魔法で硬化されてるんだから、猫に引掻かれたくらいじゃ傷ひとつ付かないわ」
マキ「そして攻撃方法はこれよ!」
トマト怪人「うねっ!」ピュッ
リン「ふぎゃっ!!」プスリ
注射針ほどの針がリンの尻に刺し込まれる。
マキ「ツタの先端から撃ち出す毒針。これをくらうと全身が麻痺して発声もできなくなるのよ。猫程度の大きさだったらこれくらいの量でも充分みたいね」
リン「にゃ、にゃ……」グタリ
マキ「ふふっ、危ないから抜いてあげるわ」スッ
リン「にゃ……」
181 :
第四話 『触手にまみれて』
◆lL2WQso4IVQO
[saga]:2016/08/27(土) 23:22:42.89 ID:7wO/QE9Ao
マキ「さて、ここからが本番。麻痺毒で体が動かなくなった相手をどうするか?」
ウーミン「く……」
マキ「心も身体も壊れるまで触手で遊んであげるのよ」
トマト怪人「うねうね」グッ
触手を持ち上げてウーミンを片足逆さ吊りにする。
ウーミン「う、あ……」
両腕と、ツタに絡まれていない方の足をだらりと垂らし、口をぱくぱくさせながらマキを睨みつける。
マキ「その目……まだあきらめてないのね。まあいいわ、強情な方が壊しがいがあるもの」
トマト怪人「うねね!」スッ
さらにウーミンへと触手を伸ばし、両腕と残りの片脚に絡める。ツタを器用に動かし、ウーミンをくるりと回して大の字にさせ、手足をきつく引き伸ばす。
トマト怪人「♪」ギチギチ
ウーミン「い……ぐ……」
マキ「ふふ……痛いでしょう。このまま手足を引きちぎっちゃおうかしら」
ウーミン「あ、あ……」
マキ「そんな怯えた顔をしなくても大丈夫よ。生きたまま連れて来いって総統に命令されてるからね」
ウーミン「う……」
マキ「その前に、たっぷりと可愛がってあげるわ。えーと、カメラを……」モゾモゾ
白衣のポケットをまさぐって、
マキ「あったわ。あとはこれも……」
ポケットの大きさとは不釣り合いのカメラと三脚をぐぐいと取り出す。
ウーミン「い……あ……」
マキ「魔法少女が苦しみよがるところを撮って、総統のおみやげにするのよ」
口を動かしながら、手際よく三脚を設置してその上にカメラをしっかりと取り付ける。
マキ「立ったままだと疲れるから」
またもや白衣から、今度は手すり付の立派な椅子を取り出し、ゆったりと腰掛ける。
マキ「さて、それじゃあそろそろ始めようかしら。『魔法少女の触手凌辱ショー』をね」
182 :
第四話 『触手にまみれて』
◆lL2WQso4IVQO
[sage]:2016/08/27(土) 23:23:55.11 ID:7wO/QE9Ao
今回はここまでです。
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