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【安価】揺杏「侍道4」【咲-saki-】
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234 :
◆9JifO/c2B6
[sage saga]:2016/04/12(火) 23:58:24.25 ID:bSwanLow0
――――夕方、領事館前
揺杏「まぁ、相手探しは夜でもいいか。なんか夕方にチェスやるとか行ってたし領事館に入ろう」ガチャ
――――領事館内、二階の部屋
メグ「どうしたんデスカ、ローラ様」アワアワ
揺杏「なに、どうしたの!?」ダッ
エイスリン「……ダイジョウブ、チョットタチクラミ。ツカレテルダケ」
メグ「そうは言っても、マトモに立つことすら出来ないデショウ……休んデハ?」
エイスリン「……ウン、ソウスル」
メグ「……スミマセンが、薬を買ってきて貰えまセンカ?」
揺杏「薬だね、わかった」
メグ「アリガトウ。助かりマス」
235 :
◆9JifO/c2B6
[sage saga]:2016/04/13(水) 00:04:21.29 ID:Lcw3qfI/0
――――町、薬屋
揺杏「疲労に効く薬、ないかな?」
仁美「疲労に効く薬……今調合する」
仁美「はい……多分、道中ろくな目に合わんよ」
揺杏「え?」
仁美「そのあたりはまぁ……何もかんも政治が悪い……」
揺杏「?? よくわかんないけど急いでるから! あとこれお金ね!」ダッ
揺杏(ろくな目に合わないとかそーゆーの勘弁して欲しいな)
236 :
◆9JifO/c2B6
[sage saga]:2016/04/13(水) 00:08:49.32 ID:Lcw3qfI/0
揺杏「…………」タッタッタッ
浪人「おい、その薬はなんだ?」ガシッ
揺杏「急いでんだ、悪いっ」バッ
宿無し「その薬……」ガシッ
揺杏「あーもーうるさいっ」バッ
揺杏(本当にろくな目に合わないな……ってうわ、攘夷の人たち来たよ……)
般若党1「おい、領事館に何の用だ」
般若党2「ん? 何だその薬は」
般若党3「さては夷人どもに頼まれて買ってきたのだな! 売国奴め、許せん!」
浪人「いた、薬を持っていた奴だな!」タッタッタッ
宿無し「寄越せ!」タッタッタッ
揺杏「うわうわうわ……さっきの人達も来てどんどんと面倒なことになってきたな」
237 :
◆9JifO/c2B6
[sage saga]:2016/04/13(水) 00:15:36.70 ID:Lcw3qfI/0
揺杏「くそっ、もういい。まとめてこいよ!」シャッ
般若党1「死ねぇっ!」シャッ
揺杏「よっ、と」ザシュッ
般若党1「ぎゃあああああっ!!」バタッ
般若党2「今だっ!」シャッ
揺杏「ん、よっと」ガシッ、ドスッ
般若党2「えっ? …………」
揺杏(体術も使いようだな、洋榎さんの真似してみたけど、こりゃ使える)
般若党3「馬鹿め、刀を手放したな!!」シュッ
揺杏「さっきの2人よか早いけど、まぁでも遅いよ」ザクッ
般若党「なっ…………」バタッ
揺杏「刀は1本じゃないからなぁ。それにセンチュリオンは英国の剣だ、リーチが長い」
浪人「く、くそっ」タッタッタッ
揺杏「うわ、逃げた。同じ浪人なのが恥ずかしい……宿無しの人はとっくに逃げたか……って早く薬を渡さなきゃ」タッタッタッ
238 :
◆9JifO/c2B6
[sage saga]:2016/04/13(水) 00:17:28.04 ID:Lcw3qfI/0
揺杏「も、戻ったよ……はい薬……はぁっ」
メグ「お疲れ様デス……何かありマシタ?」
揺杏「まぁ、色々とね……あと走ったからかな……」
メグ「エイスリン様、薬デスヨ」
エイスリン「オサムライサマ、アリガトウゴザイマス……」
239 :
◆9JifO/c2B6
[sage saga]:2016/04/13(水) 00:19:31.97 ID:Lcw3qfI/0
エイスリン「…………」スースー
メグ「眠ったようデスネ……目が覚める頃にはきっと元気になっていマスヨ」
揺杏「うん」
メグ「薬代と報酬、ドウゾ」
揺杏「あぁ、ありがと」
240 :
◆9JifO/c2B6
[sage saga]:2016/04/13(水) 00:25:45.20 ID:Lcw3qfI/0
――――領事館前、夜。
メグ「………明日は剣術大会デスネ。会場を見に行きまセン?」
揺杏(相手を探そうと思ってたけど……まぁ見に行くくらいならそんな時間も取られないしいいか)
揺杏「まぁ、見るだけなら」
メグ「会場は大通りに建てられる仮説闘技場だそうデス。行きまショウ」スタスタ
揺杏「あぁ」スタスタ
241 :
◆9JifO/c2B6
[sage saga]:2016/04/13(水) 00:37:54.66 ID:Lcw3qfI/0
――――大通り
メグ「これは凄い、一晩でこんな立派な物を……日本人もやりマスネ」
咲「ついに完成しましたか」スタスタ
メグ「おや、これはこれは御大老様。明日の剣術大会が待ち遠しいデスネ」
咲「はい……いつだって才能の発掘は楽しいものですよ」
メグ「ちなみに、私の本命はこのサムライデス」
揺杏(えっ、そういうこと言うの)
咲「あなたも出場するんですね」
メグ「この人は優勝しマスヨ……なんなら黒船を賭けてもイイ」
咲「おや、大きく出ましたね……ではもしその侍が勝ったなら、何か望むものを好きにあげましょう。なるべく釣り合いのあるもので、ですけど」
メグ「さすがは御大老様、太っ腹デスネ……デハ、美しいお嬢様方三人を頂く、というのはどうデス?」ニヤニヤ
咲「これはこれは……」
菫「随分な自信だな」
照「はぁ……」
淡「汚らわしい……」
咲「この3人は私の命、黒船と交換だと割に合わないですね」
メグ「なら私の命を賭けろ、デスカ?」
咲「そうですよ」
メグ「フム……いいデスネ、面白い。負けたらこの命、御大老様に捧げマス」
咲「本当に、いいんですか?」
メグ「それだけ価値のある賭け、乗りマスヨ。御大老様こそ、いいんデスヨネ?」
咲「もちろんですよ……あすの剣術大会が楽しみですね」スタスタ
メグ「まぁ、あまり私のことは気にセズ、普通に明日は頑張ってくだサイネ」
揺杏「もとより優勝するつもりだけどさ……まぁ負けるわけにはいかなくなったね」
メグ「私はもう領事館へ戻りマス」
揺杏「私はやることあるから、ここで別れよう」
メグ「そうデスカ」スタスタ
242 :
◆9JifO/c2B6
[sage saga]:2016/04/13(水) 00:42:23.06 ID:Lcw3qfI/0
揺杏(さて、夜の町に来たけど、まぁそりゃ人通りは昼ほど多くないよね)
郁乃「…………」スタスタ
娘「…………」
揺杏(こんだけか……あぁ、そういや道場にいる師範代の人も美人だって噂だし、その人でもいいかもな)
揺杏(……よし、
>>244
に決めた)
243 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/04/13(水) 00:44:31.07 ID:2YXW2pg/0
郁乃
244 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/04/13(水) 00:45:10.28 ID:f+dKJ+bEo
そりゃいくのんよ
245 :
◆9JifO/c2B6
[sage saga]:2016/04/13(水) 00:57:46.93 ID:Lcw3qfI/0
揺杏「…………」ドンッ
郁乃「あっ、ごめんなぁ〜」ペコッ
揺杏「いや、大丈夫」
郁乃「むぅ…………」
揺杏「? 何か悩み?」
郁乃「いや、結婚した人がおるんやけど……病気で倒れてから、ずっと入院しっぱなしなんよ〜。せやから寂しくてな〜」
揺杏(人妻で結婚相手が今いなくて寂しい……いけるな)
揺杏「ねぇ、あのさ」
郁乃「ん〜?」
揺杏「はっきり言って、『惚れた』」
郁乃「え〜? でも私、結婚しとるよ〜」
揺杏「それをふまえてだよ。寂しいんでしょ?」
郁乃「え〜、でもなぁ〜……」
揺杏「……優しいなぁ、その人を裏切らないようにしてて。でも……寂しいんでしょ?」
郁乃「せ、せやけど……うぅ……」
揺杏「大丈夫だよ、私は酷くしない。むしろ優しくするよ。別に、その結婚相手があなたの1番で構わない、私が2番でいい。その相手の人がいない間の、かわりみたいなので構わない」ニコッ
郁乃「でもそれ、君に申し訳ないし〜……」
揺杏「私は構わないよ?」
郁乃「………………」
揺杏「……無理強いはしない、最後はそっちが決めることだからさ」
郁乃「………………あとで、この地図のとのにきてな〜」
揺杏「うん、ありがと」ニコッ
郁乃「そ、それじゃあ後でな〜」スタスタ
揺杏(よっしゃ、成功)
246 :
◆9JifO/c2B6
[sage saga]:2016/04/13(水) 01:02:11.36 ID:Lcw3qfI/0
――――家の中
揺杏(さて、今回も行くか……)
男「ややっ、お主は先日の」
揺杏「またいる!?」
男「やれやれ、ここは人妻の家でござるぞ?」
揺杏「口説いてから来てるよ」
男「おぉ、人妻も口説くとはなかなかやり手でごさるな? 夜這い初心者なのに随分な実力でござる」
揺杏「頭はある程度回るからね」
男「口説いてきたならばこの家もお主に譲るとして、拙者は別の家を求めるでござるよ。ではさらばっ」
揺杏(あの人何軒家回ってんだろ……今度会ったら聞くかな)
247 :
◆9JifO/c2B6
[sage saga]:2016/04/13(水) 01:03:16.29 ID:Lcw3qfI/0
家の人に見つかる? 見つからない?
>>249
248 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/04/13(水) 01:10:28.41 ID:gS0uv6Tto
見つからない
249 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/04/13(水) 01:11:34.53 ID:KxJN15aA0
見つかる
250 :
◆9JifO/c2B6
[sage saga]:2016/04/13(水) 01:13:58.39 ID:Lcw3qfI/0
家人「誰だお前は! 怪しいやつめ!」
揺杏「うわっ、マジかよしくじった」
岡っ引き「御用だぁ!!」ゲシッ
揺杏「うわっ」ドサッ
岡っ引き「引っ捉えたり〜!!!」
251 :
◆9JifO/c2B6
[sage saga]:2016/04/13(水) 01:27:50.44 ID:Lcw3qfI/0
――――代官所
揺杏「…………」
菫「…………時間だ、お仕置きのな」ギィィ
――――拷問部屋
揺杏「いきなり水車にはりつけ!? え、なに!?」
菫「水車だ、下の方は水がたまってるから、通る時は息を止めるよう努力しろ。まぁ死なない程度に耐えろよ」ギィィ
人間豚達「ワァァァァァァァ!!!!」
揺杏「何そのハンドル!? 回される!? 回ってるの!? しかも騒いでる人たち何!?」
菫「うるさいぞ。騒いでるのは人間豚、ここの拷問を好きな奴等だ。あと、気分で顔が水の中でも回転を止めたり殴ったり蹴ったりするからな」ギィィ
揺杏「げほっ、げほっ……うわ水飲んだ」
菫「うるさいぞ、まったく」ゲシッ
揺杏「痛っ、がぼっ、げほっ」
菫「…………」
揺杏(マジで水中なのに止めたぞ……てか息吸ってなかったからやばいんだけど!?)
菫「…………」
揺杏(やっ、死ぬ……これやばいって…………)
菫「死ぬなよ」ゲシッ
揺杏(いやもう、痛がる余裕もない……)
菫「やれやれ」ギィィ
揺杏「ぶはぁっ…………はぁっ……はぁっ……げほっ」
菫「まったく、情けないな」ベシッ
揺杏「ったぁ!」
菫「終わりだ、取り敢えず降ろしてやる」
揺杏「死ぬかと思った……はぁ……はぁ……」
菫「………」ジー
揺杏(なんだ、顔に手をつけてきて……まだ何かあるのか?)
菫「…………」ベシッ
揺杏「わっ」
菫「もう帰っていいぞ」スタスタ
人間豚達「おおおおお!!!」
揺杏「えぇ……」
252 :
◆9JifO/c2B6
[sage saga]:2016/04/13(水) 01:33:14.78 ID:Lcw3qfI/0
揺杏「出れた……はぁ、散々だな。しかも今日は剣術大会じゃんか……」
揺杏(あーくそ、あの口説いた人結構タイプだったんだけどなぁ……リベンジしたい)
揺杏(剣術大会、勝ち抜いたときの相手を誰か探すかな。もしまたあの夜這いに失敗した人にリベンジするなら場所は町だけど…………よし、場所は
>>255
、時間は
>>257
だな)
253 :
◆9JifO/c2B6
[sage saga]:2016/04/13(水) 01:35:51.52 ID:Lcw3qfI/0
いくのんとかはもしやるなら戯れとか本番とかガチでやりたいなぁと思ふ
1回目みたいなのも悪くは無いんだけど
254 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/04/13(水) 01:36:48.79 ID:Bf8IwVBLo
領事館
255 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/04/13(水) 01:37:30.48 ID:2YXW2pg/0
じゃあ町で
256 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/04/13(水) 01:41:16.18 ID:4WJXgcX9o
昼
257 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/04/13(水) 01:45:37.78 ID:hit1mLU4o
昼
258 :
◆9JifO/c2B6
[sage saga]:2016/04/13(水) 01:50:54.12 ID:Lcw3qfI/0
揺杏「行動するなら、今すぐだよね。町に行こ」タッタッタッ
――――町
揺杏「夜よりもやっぱ人通りはあるなぁ」
娘「…………」スタスタ
女中「…………」
郁乃「…………ハァ」スタスタ
揺杏(まぁ道場の師範代の人を攻めてみるってのもありだけど、こないだ失敗した人もいるしなぁ……よし、
>>260
にしよう)
259 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/04/13(水) 01:55:22.39 ID:f+dKJ+bEo
娘
260 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/04/13(水) 01:56:37.14 ID:gS0uv6Tto
いくのんリベンジ
261 :
◆9JifO/c2B6
[sage saga]:2016/04/13(水) 02:08:35.79 ID:Lcw3qfI/0
郁乃「…………むぅ」スタスタ
揺杏(もっかい、あの人に…………失敗して拷問は勘弁したいな)
揺杏「…………わっ」ドンッ
郁乃「ごめんなさ…………あっ、あぁっ」
揺杏「や。まぁ……ごめんね、この間は」
郁乃「……岡っ引きに、見つかったんやってね〜」
揺杏「やー面目無いなぁ…………寂しいんでしょとか言っといて、結局寂しい思いさせて、ごめん」
郁乃「悪気はなかったんやろ〜? なら仕方ないわ〜」
揺杏「……ごめん」
郁乃「…………」
揺杏「あのさ、私は剣術大会に出るんだ。それでもし、ちゃんと勝ち抜いて生き残ったら……」
郁乃「うん、その時は来てな〜」
揺杏「うん、今晩ね。絶対行くから」
262 :
◆9JifO/c2B6
[sage saga]:2016/04/13(水) 02:10:09.89 ID:Lcw3qfI/0
今回はここまでにしようと思いますー
263 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/04/13(水) 02:17:33.72 ID:gS0uv6Tto
乙
264 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/04/13(水) 02:17:47.47 ID:2YXW2pg/0
乙です
265 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/04/13(水) 02:21:19.38 ID:4WJXgcX9o
乙
死亡フラグっぽいんですが
266 :
◆9JifO/c2B6
[sage saga]:2016/04/13(水) 17:17:56.06 ID:Lcw3qfI/0
――――剣術大会会場(大通り)
受付「参加を希望する者か」
揺杏「うん」
受付「控室はこの奥だ。控えておけ」
揺杏(般若党の奴もいるな……国籍も性別も本当に関係なしだな)スタスタ
咲「壮観だね」
菫(さて、控室の奴ら、どんな心境なのか……考える必要もないか)
末原「皆、立身出世を夢見て浮き立っとるな……これで不満不平が解消されて町も静かになるな……」
末原「御大老様の深慮遠謀には感服や」
咲(確かに、町の浄化にはつながるよね)
エイスリン「ミテ、ラレルカナ……」
メグ「まぁエイスリン様には、少々刺激が強すぎるかもしれまセン」
末原「これより剣術大会を開始する! 参加者は籤で選んだ相手と戦い、先に一本取ったもんが勝ちや。見事三回戦を勝ち抜いた者が魔鱗組の一員になるんや」
末原「得物は問わへん。真剣勝負や!!」
267 :
◆9JifO/c2B6
[sage saga]:2016/04/13(水) 17:29:00.49 ID:Lcw3qfI/0
末原「これより、第一試合を始める。両者入場せよ」
亦野「…………」スタスタ
揺杏(釣り竿……?)スタスタ
亦野「…………そう驚くなよ」シャッ
揺杏「釣り竿とか驚くよ……素手より珍しいし」シャッ
末原「…………始めっ!」
268 :
◆9JifO/c2B6
[sage saga]:2016/04/13(水) 17:40:29.82 ID:Lcw3qfI/0
亦野「…………そこだ」シャッ
揺杏「読みにくいな…………いったぁ!」ザクッ
亦野「ヒット」
揺杏「ったぁ……投げて戻すときに当てるのが本命だったか」
揺杏(ならまずは距離を詰めて体術だな)ガシッ
亦野「……体術、使えるのかよっ、離せっ」バッ
揺杏「……そっちも体術使えるのかぁ、面倒だな」
亦野「くらえっ!」
揺杏「…………よっ」スッ、ドン
亦野「っ!?」
揺杏(軽い力でも上手く回せば投げれる……これも洋榎さんの真似だけど、すごいなこの技)
揺杏「よっしゃ、喰らえっ!」ザシュッ
亦野「くそっ…………」バタッ
末原「一本! それまで!」
揺杏(洋榎さんの体術を見といてよかった、体術できなきゃ負けてたかもな……)
269 :
◆9JifO/c2B6
[sage saga]:2016/04/13(水) 17:46:35.73 ID:Lcw3qfI/0
末原「これより第二試合を開始する。両者入場せよ」
純「……………………」スタスタ
揺杏(伯爵くらいでかいな……武器はあのクズリ爪か)
純「さって、いっちょ殺すかな」サッ
揺杏「…………」シャッ
末原「……始めっ!」
270 :
◆9JifO/c2B6
[sage saga]:2016/04/13(水) 17:51:43.57 ID:Lcw3qfI/0
純「おらっ!」シャッ
揺杏「くっそ、クズリ爪あるかないかでかなり違うなっ」
揺杏(距離をとるしかないよな……突きで上手く倒すしかない)
純(離れれば勝てる、と思ってんだろうな)
純「これでどうだよっ!」シャッ
揺杏「危なっ!」サッ
揺杏(こいつ、クズリ爪を投げてきやがった)
純「隙あるぞっ、そこ!」ザクッ
揺杏「いったぁ……いけど、勝った」ザシュッ
純「あ? ………………マジかよ」バタッ
末原「一本! それまで!」
揺杏(カウンター……これもまたここに来てから見た人の技だな)
271 :
◆9JifO/c2B6
[sage saga]:2016/04/13(水) 18:23:53.28 ID:Lcw3qfI/0
末原「これより第三試合を開始する。勝ち抜いた者は晴れて魔鱗組の一員や。両者入場せよ!」
白望「…………」スタスタ
揺杏「……あんたか」スタスタ
白望「……結局、敵になったね」
揺杏「あのときの続きってことで」
白望「………………」スッ
揺杏(とは言ったものの、この人が相手なのはちょいきついかも)シャッ
末原「…………始めっ!」
272 :
◆9JifO/c2B6
[sage saga]:2016/04/13(水) 18:44:13.07 ID:Lcw3qfI/0
白望「…………」シャッ
揺杏(これは牽制…………当てにきてない)
白望「…………」ジー
揺杏(さっきまでとか、他の人たちの試合と違ってこれは……読みの勝負だな。一発で決まるような戦いだ)
白望「…………ッァ!」シャッ
揺杏「そこか?」シュッ
白望「…………違う、それは当たらない」
揺杏(まーた牽制からの逃げか……それとも何か別の?)
白望「…………」スタスタ
揺杏(今度は歩き出した……なんか雰囲気がやばいけども)
白望「…………」スタスタ
揺杏(十中八九カウンターだろうな…………ならっ!)ゲシッ
白望「脛を蹴るかな普通…………くそっ」ザクッ
揺杏「いったぁ……それでもカウンターはきっちり決めてくるとかっ!」ザシュッ
白望「っつ…………」
揺杏「立てないくらい痛いだろ……私もかなり喰らってるけどね」
白望「…………ァ!」シャッ
揺杏「やっと隙が出たか」ザクッ
白望「…………………………………………」バタッ
末原「一本! それまで!」
揺杏(終わりか……これで優勝だな)
273 :
◆9JifO/c2B6
[sage saga]:2016/04/13(水) 18:45:30.36 ID:Lcw3qfI/0
末原「これにてすべての試合が終了した。只今より表彰を行う。見事に三つ勝ち抜いた者たちは、速やかに表彰台に上がれ」
揺杏(表彰……それを受けた人は魔鱗組か)
揺杏「…………」
末原「どうしたんや、アンタ。表彰やから早く行きや」
揺杏「あぁ…………表彰なら
>>275
」
274 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/04/13(水) 18:48:12.99 ID:f+dKJ+bEo
辞退
275 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/04/13(水) 18:49:40.16 ID:jnlupomro
辞退する
276 :
◆9JifO/c2B6
[sage saga]:2016/04/13(水) 18:51:56.53 ID:Lcw3qfI/0
末原「なに、本気かいな!? ここまで来て名誉を捨てるんか!?」
揺杏「……………………」スタスタ
末原「訳のわからん奴や……」
咲「皆さん、勝ち抜きおめでとうございます。私は感動しました。君たちこそ武士の中の武士、真の侍です」
咲「約束通り魔鱗組に取り立てますが……この場で私自ら褒美があります」
優勝者1「聞いたか、褒美だ、金が出るぞ!」
優勝者2「やったなぁおい!」
優勝者3「ところで、何か熱くねえか?」
咲「もう隠しておかなくていいですよ。幕を下ろして皆に見せてください」
魔鱗組「はっ」
メグ「表彰台の下に……釜、デスカ」
末原「…………釜!? しかも湯気がたっとるっちゅうことは!」
咲「落としてください」
魔鱗組「はっ」
優勝者達「うわあああああああああああああ!!!!!!!!!!!!」
咲「欲に目の眩んだ愚か者共、罠とも知らずにわざわざ殺されにやってきましたね」
末原「……っ」
エイスリン「……………………」クラッ
メグ「おっと………………サムライは、上も下も野蛮人ばかりデスネ」
末原「……………………」
揺杏(マジか……………………何考えてんだあの大老)
277 :
◆9JifO/c2B6
[sage saga]:2016/04/13(水) 19:03:58.20 ID:Lcw3qfI/0
――――夜、町
揺杏(ハァ……拷問だの剣術大会だの釜ゆでだの、頭にくることばっかだな)
揺杏「……もしまた拷問でもされたら、色々参ってるから逆に拷問が嫌じゃなくなるんじゃないかってくらいだ」
男「ややっ、お主は先日岡っ引きに捕まった口説きスタイルの者でござるな?」
揺杏「ちゃんと服を着てる!?」
男「そりゃあ、普段は一般人ですからな……まぁこれからまた夜這いに行くでござるよ。お主もでござるか?」
揺杏「あぁ…………うん」
男「さては、先日失敗したご婦人にリベンジですな!?」
揺杏「何その察しのよさ……」
男「夜這いに関してはスペシャリストでござるからな」
揺杏「…………それじゃ、私行くから」
男「今度こそ成功するよう祈ってるでござるよ」
揺杏(いい人なのか……いやでも人の家に勝手に入って夜這いしてる時点でいい人じゃないし……)
――――町、家の中
揺杏(さて、今回失敗したらやばいな……メンタルが)
278 :
◆9JifO/c2B6
[sage saga]:2016/04/13(水) 19:04:36.33 ID:Lcw3qfI/0
家の人に見つかる? 見つからない?
>>280
279 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/04/13(水) 19:10:16.72 ID:Bf8IwVBLo
見つからない
280 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/04/13(水) 19:10:46.94 ID:kSEBFOYD0
見つからない
281 :
◆9JifO/c2B6
[sage saga]:2016/04/13(水) 19:24:12.64 ID:Lcw3qfI/0
揺杏(さて…………私の亀さんを頼りに進んできたけど)
家人「…………ん?」
揺杏(うわっ、いたのかよっ)ドスッ
家人「…………」バタッ
揺杏(あぶね…………えっと、この布団だな。私の亀さんがそう言っている)バッ
揺杏「当たりだ……うん、迎えに来たよ」ニコッ
郁乃「……待っとったで〜、旅籠、いこうな〜」
揺杏「うん」
282 :
◆9JifO/c2B6
[sage saga]:2016/04/13(水) 19:41:27.87 ID:Lcw3qfI/0
さて、R18全開でいくか憩ちゃんのときみたいにするか、何か別に策があるか……
>>284
にこのスレの命運を委ねますねー
283 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/04/13(水) 19:44:44.44 ID:YYkq1pDWo
全開でいくべし
284 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/04/13(水) 19:46:48.71 ID:gS0uv6Tto
R18全開
285 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/04/13(水) 19:49:04.68 ID:4WJXgcX9o
しかし凄いカプだいいないいな飯梨川
286 :
◆9JifO/c2B6
[sage saga]:2016/04/13(水) 20:04:50.48 ID:Lcw3qfI/0
地の文ありかなしか悩むので参考程度にどっちがいいかレスお願いします
287 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/04/13(水) 20:07:13.87 ID:KxJN15aA0
ここまで地の文なしだったからなしでいいんじゃね
288 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/04/13(水) 20:09:07.90 ID:4WJXgcX9o
あまり長くなってもなんだし無くていいかな
289 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/04/13(水) 20:10:28.54 ID:jnlupomro
確かにエロだけ地の文が入ったらビビるかも?
290 :
◆9JifO/c2B6
[sage saga]:2016/04/13(水) 20:17:13.53 ID:Lcw3qfI/0
では初めてですが地の文無しのR18全開で行こうと思います
【注意】これより先はR18(エロ)含む展開になります。読む場合、自己責任でお願いします。
291 :
◆9JifO/c2B6
[sage saga]:2016/04/13(水) 21:32:43.25 ID:Lcw3qfI/0
――――旅籠、とある一室
郁乃「……………………」ヌギヌギ
揺杏「…………そういうしっかりした着物ってさ、面倒じゃない?」
郁乃「一応、人妻やから……あんま無防備なんはあかんし〜」ヌギヌギ
揺杏「なのに私にはついてきちゃったんだ」
郁乃「うぅ〜……あっ、でっ、でもアンタみたいに無防備なんもどうかと思うで〜?」
揺杏「いや私はどうせ口説く側だからいいんだよ」
郁乃「そういう理由ってどうなん〜?」
292 :
◆9JifO/c2B6
[sage saga]:2016/04/13(水) 21:41:11.08 ID:Lcw3qfI/0
揺杏「……………………」ジー
郁乃「え、どうしたん〜、そんなに見て〜?」カァァ
揺杏「……いや、さすが肌とか綺麗だなって思ってさ」
郁乃「…………そんなでもないよ〜、最近は不健康な生活ばっかやし〜」
揺杏「それはやっぱ、結婚相手が家に居なくて?」
郁乃「…………うん。でも今は、アンタがおるから」ダキッ
揺杏「わっ…………ねぇ、呼び方はアンタじゃなくて揺杏。私の名前ね」ナデナデ
郁乃「……うん。揺杏、やね」
揺杏「………………さらし、とろっか」
郁乃「う、うん」シュルシュル
揺杏「……恥ずかしがってない?」
郁乃「そりゃ、恥ずかしいに決まっとるやん〜……」
揺杏「いいよ、胸見せて」
郁乃「…………うん」ボロン
揺杏「おぉ……さらしと着物でわかんなかったけど、胸おっきいね」モニュ
郁乃「ひゃぁっ……そんな、んっ、いきなり……」
揺杏「……胸、敏感なんだね」モニュモニュ
郁乃「んっ……はぁっ…………」
293 :
◆9JifO/c2B6
[sage saga]:2016/04/13(水) 22:08:25.25 ID:Lcw3qfI/0
揺杏(うなじ……綺麗だな)ペロ
郁乃「んんっ……ん……」
揺杏「……可愛いなぁ、もう」ピチャッ
郁乃「あっ……耳舐め……んっ、だめっ」
揺杏「……胸、先っぽ触るから」
郁乃「うん……ええよ〜」
揺杏「ん、耳真っ赤だよ?」
郁乃「〜〜〜〜ッ! ええから、早く〜」モジモジ
揺杏「乳首、そんなに触って欲しかったの?」キュッ
郁乃「あぁっ! んっ、ふっ…………」
揺杏「ふふっ、すごい感じてるなぁ……舐めるけど、大丈夫?」クリクリ
郁乃「んんぅ…………」コクコク
揺杏「舐めるから、イかないように我慢してね?」クリクリ
郁乃「わ、わかっ、んっ……わかったで〜」
294 :
◆9JifO/c2B6
[sage saga]:2016/04/13(水) 22:34:33.44 ID:Lcw3qfI/0
揺杏「んっ…………」ピチャピチャ
郁乃「ふっ! んんっ……!」ビクンビクン
揺杏「…………今、イった?」ピチャピチャ
郁乃「んんっ……はぁっ……」フルフル
揺杏「ならもうちょっと刺激強くても、いいよね? ちょっと噛むよ」カリッ
郁乃「あぁっ! あっ……あぁ……」ビクッビクン
揺杏(確実にイってる……けどやめないよ。もういっこの胸は空いてるんだから、そっちは手で)ギュッ
郁乃「ひゃっ、んぅ……!!」ビクンビクン
揺杏「……ね、もう何回もイったでしょ? いいよ、もうそろそろ私も気持ちよくなりたいからさ」
郁乃「ほんまに?」
揺杏「意地悪し過ぎたのはごめんって、信じて?」
郁乃「……気持ちよくさせるよう頑張るから、私も気持ちよくさせてな」モジモジ
揺杏「可愛いなぁ、もう! ほら、それじゃあ舐め合いっこしようか。胸じゃなく、下の方ね」
295 :
◆9JifO/c2B6
[sage saga]:2016/04/13(水) 22:59:34.92 ID:Lcw3qfI/0
揺杏「んっ、ココも可愛いね」ピチャピチャ
郁乃「はぁ……ぁん……ぅんぅ……」ピクッピクッ
揺杏「感じすぎて舐めるの止まってるよ? 私のもちゃんと舐めて欲しいな」クプッ、クチュ
郁乃「んんぅ……ん……」ピチャピチャ
揺杏「小陰唇ってとこの……んぅっ……上のやつ、ちょっと舐めてから軽く噛んで」
郁乃「ん……れろっ……こ、ここ〜?」ペロ
揺杏「ふぅん……ぅあ……そこで合って、る」ピチャピチャ
郁乃「か、噛むで〜」カリッ
揺杏「んぁあっ!! ふあぁ……ごめんっ、出るっ!」ショワァァァ
郁乃「んっ、んくっ」ゴクゴク
揺杏「やっ、ちょっとそれ……恥ずかしい」カァァ
郁乃「んくっ……大丈夫、私は嬉しいで〜」
揺杏「あぁ、恥ずかしいなぁ、もぉ……」カァァ
郁乃「やっと可愛いとこ見せてくれたな〜」ニコッ
揺杏「〜〜〜ッ! 仕返し、するからね」ズプッ
郁乃「っぁあ! んぁぅ…………」
揺杏「中、あったかいよ」クチュクチュ
郁乃「ふっ……んぅ」
揺杏「ん、中までちゃんと濡れてるね。私ももうグチャグチャだからさ、合わせよう?」
郁乃「合わせる?」
揺杏「今お互いに舐め合って濡らしたところ同士を擦り合せるんだよ。ほら。こっちに向かって脚開いて」
郁乃「……こ、こう〜?」
揺杏「うん、それで私がここに脚をやるだけ。ほら、ココ同士で触れ合ってるよ」
郁乃「……なんか、すっごい恥ずかしいわ〜。でも揺杏の、柔らかくてあったかいなぁ〜」ニコッ
揺杏(いちいち可愛いのずるいなぁ……結婚相手が羨ましいや)
296 :
◆9JifO/c2B6
[sage saga]:2016/04/13(水) 23:10:13.03 ID:Lcw3qfI/0
揺杏「……じゃあ、動くよ」グチュグチッ
郁乃「あぅ……んんっ」グチュッ
揺杏「あっ、ふぅっ、ぅん……!」クプッ、クチャッ
郁乃「あぁっ…………あ、はぁっ」ヌチュッヌチュッ
揺杏「ふっ、んっ……!」ヌチュッ
郁乃「はぁっ、あっ、あうぅ」ヌチュッヌチュ
揺杏「あぅ、も、もうっ、イきそう……」ヌチュヌチュ
郁乃「私も、もうっ……限界や、あぁ、んぅう!」ビクッビクン
揺杏「ふぅぁあ……んっ……ああぁぁっ!」ビクンビクン
297 :
◆9JifO/c2B6
[sage saga]:2016/04/13(水) 23:16:08.78 ID:Lcw3qfI/0
郁乃「はあっ……はぁ…………い、一緒にイったなぁ〜」
揺杏「うん…………ね、キスしていい?」
郁乃「……」コクッ
揺杏「ん、んっ」チュッ
郁乃「んぅ……ふぅっ」チュッ
揺杏「ふぅっ、んぅ」レロッ
郁乃「ん、んむぅっ…………ぷはぁっ」
揺杏「ありがと……あぁ、もうこんな時間かぁ……帰んないとまずいんじゃない?」
郁乃「…………結婚相手はまだしばらく家に帰ってこんし、帰らんとあかん理由はないで〜」
揺杏(……二回戦、突入するか、しないか……
>>299
)
298 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/04/13(水) 23:19:36.37 ID:KxJN15aA0
する
299 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/04/13(水) 23:21:00.20 ID:Bf8IwVBLo
する
300 :
◆9JifO/c2B6
[sage saga]:2016/04/13(水) 23:59:28.77 ID:Lcw3qfI/0
揺杏「…………いいんだよね、まだ」
郁乃「昼には用事とかあるから……朝までやけど」
揺杏「朝までぶっ通しはきつそうだなぁ……途中で寝ちゃいそうし」
郁乃「…………まだ、やるんやろ〜?」
揺杏「もちろん。次はさっきやってないこととかしよ?」
郁乃「そのつもりやで〜」
301 :
◆9JifO/c2B6
[sage saga]:2016/04/14(木) 00:39:07.69 ID:8XNZ8pv00
揺杏「じゃあ……乳首、舐めてくれる?」
郁乃「うん〜…………んちゅ」ペロッ
揺杏「ふっ、んぁ…………」ピクッ
郁乃「揺杏も、ここが弱いんやね〜」ピチャピチャ
揺杏「はっ……ん…………」
郁乃「……こーゆーんは、どう〜?」クニュクニュ
揺杏「ふあぁ……乳首と乳首を擦るの、いい、ねっ……んぅあ……」ピクンッ
郁乃「んぅ……はぁっ」ビクン
揺杏「やっぱそっちの方が敏感だね…………あっ、ふうぅ」
郁乃「はぁ……はぁ……こういうんもええやろ〜?」
揺杏「そうだね……さて次はどうしようかな…………」ジー
郁乃「? どうしたん〜?」
揺杏(鎖骨、綺麗だな……)カプッ
郁乃「ひゃうっ」ビクッ
揺杏「…………」ピチャピチャ
郁乃「んぅあ………ふっ……ん」
揺杏「…………また、濡れてきた?」
郁乃「……揺杏やって、とっくに準備万端やろ〜?」
302 :
◆9JifO/c2B6
[sage saga]:2016/04/14(木) 00:53:47.12 ID:8XNZ8pv00
揺杏「でも、今度はちょっと違うやり方で擦り合せよっか。仰向けに寝て脚広げて」
郁乃「……こ、こう〜? 何かこれも恥ずかしいわ〜」カァァ
揺杏「で、この上に私が覆いかぶさるようにして……このまま後は私が動くだけ」
郁乃「私は、ええの〜?」
揺杏「うん、だからその分私のペースになるから」
郁乃「また、焦らすつもり〜?」
303 :
◆9JifO/c2B6
[sage saga]:2016/04/14(木) 00:57:15.25 ID:8XNZ8pv00
揺杏「んー……逆」ヌチュッ
郁乃「ひゃぁっ、あぁ! そんな、いきなり、んぅっ!」ビクッ
揺杏「今度は思いっきり激しくやるから、覚悟してね」グチョッグチョッ
郁乃「ああぁ、あっ、イくっ、あああぁっ!」ビクンビクン
揺杏「イったけど、まだまだ」グチュッグチュッ
郁乃「イったばか、りぃっ、ああぁっ!」ビクンビクン
揺杏「……私もそろそろイきそう」グチュッグチュッ
郁乃「んっ、キス……キスしながら一緒にっ」ビクンッビクン
揺杏「ん……んむっ」チュッ
郁乃「〜〜〜〜〜ッ!!」ビクンビクン
揺杏「んん〜〜〜っ!」ビクンッビクンッ
郁乃「んむっ、ぷはっ」
揺杏「はあっ……はぁ……」
304 :
◆9JifO/c2B6
[sage saga]:2016/04/14(木) 01:13:40.16 ID:8XNZ8pv00
揺杏「まだ……やれるよね?」
郁乃「限界やって言うても、やるんやろ〜?」
揺杏「まあね。まだいくよ」ヌチュッ
郁乃「んっ、ぅんぅ」
揺杏「はっ……ふぅっ」グチュッグチュッ
郁乃「んっ…………今やっ」ゴロン
揺杏「わっ!」
郁乃「油断してたな〜、形勢逆転やで」
揺杏「……こりゃやられたな。す、好きにしていいよ」
305 :
◆9JifO/c2B6
[sage saga]:2016/04/14(木) 01:14:51.90 ID:8XNZ8pv00
郁乃「もちろん遠慮なく〜」グチュッグチュッ
揺杏「ああぁっ! あっ、んんんっ!」ビクンビクン
郁乃「乳首も一緒に責めたら、どう〜?」クリクリ
揺杏「はっ、あっ、イくっ、あああぁっ!」ビクンビクン
郁乃「胸弱いのはお互い様やな〜」グチョッグチョッ
揺杏「またイく、あっ、あ、あっ……」
郁乃「2回目はまだだーめ。我慢してもらうで〜」チュッ
揺杏「んぅ……んむ……」
郁乃「あむっ、んぅ……」レロ
揺杏「んっ…………んんぅ」
郁乃「ぷはぁっ……」
揺杏「はぁっ、はぁっ……」
郁乃「揺杏、イきたい〜?」
揺杏「…………」コクコク
郁乃「ちゃ〜んと、声に出して〜?」
揺杏「……イきたい。郁乃と擦り合せてイきたい」
郁乃「うん、私も」ヌチュッ
揺杏「はぁあっ! ふあぁ……ぁぁああ!」
郁乃「一緒に、イこうな?」
揺杏「はっ、あっ、あ、あああああぁぁぁぁ!!!」ビクンビクン
郁乃「〜〜〜〜〜〜ッッ!!」ビクンビクンン
揺杏「はあっ……はぁっ…………しゅ、主導権握られるのも悪くなかった、なぁ」
郁乃「私も、どっちも楽しかったわ〜」
306 :
◆9JifO/c2B6
[sage saga]:2016/04/14(木) 01:22:35.57 ID:8XNZ8pv00
揺杏「さすがに疲れた……」
郁乃「私も〜」
揺杏「……最後にさ、主導権とかなしに1回」
郁乃「うん、抱き合って一緒にな〜」
揺杏「…………ん」ダキッ
郁乃「動こか〜」
揺杏「ゆっくり優しく、ね」ヌチュ
郁乃「んっ……ふっ…………」グチュッ
揺杏「あっ、クリが擦れて……んっ、気持ちい」ヌチュッ
郁乃「優しいのも、なんかええなぁ〜」ヌチュヌチュ
揺杏「はぁっ、やばいもうイきそう。ごめん早くて」ヌチュッ
郁乃「大丈夫、私ももうイきそうやから」グチュッグチュッ
揺杏「キス、しよ」
郁乃「んむっ」チュッ
揺杏「んむっ、んっ、ん、んんんっっ!!」ビクンッビクンッ
郁乃「ん、んんぅぅぅぅぅぅ!!!!」ビクンッビクンッ
揺杏「…………ぷはぁっ……はぁっ………………なんかさ、一番優しかったのに一番気持ちよかった」
郁乃「私も……一番気持ちよかったわ〜」
307 :
◆9JifO/c2B6
[sage saga]:2016/04/14(木) 01:27:33.22 ID:8XNZ8pv00
郁乃「このまま、一緒に寝よ〜」
揺杏「服着ないと風邪ひくよ?」
郁乃「ええの〜、ほら、一緒の布団入って〜。どうせ片方の布団はもう濡れちゃったやろ〜?」
揺杏「…………わかったよ。ただ、本当に疲れたし時間も遅いからちゃんと寝てね」
郁乃「うちももうへとへとやからすぐ寝ちゃうと思うけどな〜」
揺杏「…………おやすみ」
郁乃「…………おやすみ〜」
揺杏「や、やっぱ最後に1回軽くキスして」
郁乃「ふふ、ええよ〜」チュッ
揺杏「ん……ありがと。それじゃ今度こそおやすみ」
郁乃「おやすみ〜」ダキッ
揺杏「ちょっ……まぁ、いいか」ギュッ
郁乃「ふふ〜♪」
308 :
◆9JifO/c2B6
[sage saga]:2016/04/14(木) 01:28:58.29 ID:8XNZ8pv00
今回はここまでにしようと思います
慣れない台本形式のエロは難しいですね……
309 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/04/14(木) 01:36:07.97 ID:MFppChxH0
乙
妙に幸せそうで善野さんカワイソス
310 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/04/14(木) 01:39:21.59 ID:Wqdd5dnTo
乙ですすばらです
311 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/04/14(木) 01:41:45.34 ID:o4y+EJmRo
乙
亀さんいなくなったなww
312 :
◆9JifO/c2B6
[sage saga]:2016/04/14(木) 01:50:20.01 ID:8XNZ8pv00
>>309
善野さん別ルートで夜這い相手にしようと思ってるの
>>311
亀さんは心の中さ……
313 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/04/14(木) 02:25:22.30 ID:2LcPPUn4o
岡っ引きさんこっちです
314 :
◆9JifO/c2B6
[sage saga]:2016/04/14(木) 21:30:39.31 ID:8XNZ8pv00
――――翌朝、領事館
メグ「最近また、般若党の動きが激しいデスネ」
エイスリン「ケンジュツタイカイ、ノセイ……」
メグ「町では魔鱗組と般若党がバトルを繰り返し、戦争状態デス」
エイスリン「イツ、リョウジカンガネラワレテモオカシクナイ……」
メグ「少々スリリングなほうが、刺激があって楽しいデスヨ?」
エイスリン「マタソウイウ……」
揺杏「……………………」スタスタ
メグ「ン、来てたんデスネ。何はともあれ、優勝おめでとうございマス」スタスタ
メグ「私は外で一服してきマス。その間エイスリン様の相手をお願いしマスネ」
315 :
◆9JifO/c2B6
[sage saga]:2016/04/14(木) 21:36:21.00 ID:8XNZ8pv00
――――領事館前
メグ「賭けには勝ちまシタ、あの三姉妹が手に入ります……私は幸福デスネ」スパー
武士「あのー……あっしにも、一本下さい」
メグ「いいデスヨ、私は今気分がイイ」
武士「へへ、どうもっ!」ザクッ
メグ「……!?」
攘夷二人「今だっ!!」タッタッタッ
メグ「…………っ」
攘夷二人「死ね」ザシュッ
揺杏「…………!」タッタッタッ
エイスリン「キャアアアアアアアァァァァァァ!!!」
揺杏(悪い予感がして外に来たら……まじかよ)
揺杏「おい、大丈夫!?」
メグ「ハハ……攘夷に、やられまシタ…………」バタッ
316 :
◆9JifO/c2B6
[sage saga]:2016/04/14(木) 21:40:02.73 ID:8XNZ8pv00
――――領事館
エイスリン「メグ、ネハイイヒトデシタ。ドウシテ……ドウシテコンナコトニ」
揺杏「伯爵の仇をとろう」
エイスリン「デモ……ホウフクハ、ホウフクシカウミマセン…………コノテガミ、ハンニャトウニトドケテクダサイ」サッ
揺杏「わかった」
エイスリン「カイダンニオウジルナラ、オオドオリデトカイテアリマス」
317 :
◆9JifO/c2B6
[sage saga]:2016/04/14(木) 21:41:30.04 ID:8XNZ8pv00
――――神社前
揺杏「この手紙、臼沢に届けてくれない?」
般若党「怪しい物じゃないだろうな……まぁいい、渡しておこう」
揺杏「どーも」
318 :
◆9JifO/c2B6
[sage saga]:2016/04/14(木) 21:46:24.43 ID:8XNZ8pv00
――――大通り
ハオ「…………」
兵隊達「…………」
エイスリン「ハナシアイハシマス……デモ、モシダメダッタラオネガイシマス」
揺杏「うん、その時はね」
塞「…………」スタスタ
般若党達「…………」スタスタ
揺杏(来たな……正直、応じてくれるとは思えない)
エイスリン「…………テガミ、ヨンデイタダケマシタカ!?」
塞「…………話す必要ないね。あんたらがこの国に来なけりゃいいだけだ!」シャッ
般若党達「行くぞおおおおお!!!」シャッ
揺杏(やっぱりな……)シャッ
塞「あの金髪の娘を狙え!」
319 :
◆9JifO/c2B6
[sage saga]:2016/04/14(木) 21:46:54.53 ID:8XNZ8pv00
エイスリンを守るのは成功か失敗か
>>321
320 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/04/14(木) 21:49:10.04 ID:Wqdd5dnTo
成功
321 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/04/14(木) 21:49:29.82 ID:gu0ZEO0Jo
成功
322 :
◆9JifO/c2B6
[sage saga]:2016/04/14(木) 21:58:41.10 ID:8XNZ8pv00
塞「クソッ、この売国奴が…………」
揺杏「あんたの負けだよ」ザシュッ
塞「…………」バタッ
揺杏(これで攘夷どもは全滅か……)
エイスリン「…………マタ、オオクノチガ」
咲「…………これでこの町は静かになりますね、ありがとうございます」スタスタ
揺杏「……大老が何でここに」
咲「外国人が襲われたら全て攘夷の仕業と思う、とんだ早とちりでしたね」
揺杏「あぁ……あの伯爵を殺したのは攘夷じゃなく、あんたの手先か」
咲「目的の為に手段は選びません。それに生憎、私は人が血を流すのに抵抗はありませんから」
咲「そして公使様。あなたはここで起こった紛争に巻き込まれ死んだことになるんですよね、伯爵と同じように」
魔鱗組達「……………………」タッタッタッ
咲「さようならお嬢さん、あの世で伯爵が待ってますよ」
揺杏(多いな、くそっ)シャッ
魔鱗組「死ね」シャッ
エイスリン「キャァッ!」
揺杏(こいつらも狙いは1つか……)
323 :
◆9JifO/c2B6
[sage saga]:2016/04/14(木) 21:59:18.87 ID:8XNZ8pv00
エイスリンは守れたか
>>325
324 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/04/14(木) 22:01:35.79 ID:6mK7ovGxo
守れた
325 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/04/14(木) 22:02:01.37 ID:o4y+EJmRo
守れた
326 :
◆9JifO/c2B6
[sage saga]:2016/04/14(木) 22:07:29.43 ID:8XNZ8pv00
揺杏「よっしゃ今だ、逃げるよ!!」
エイスリン「ハッ、ハイ!」ダッ
――――翌朝、領事館
エイスリン「……アマリニモ、アマリニモオオクノチガナガレマシタ」
揺杏「…………」
エイスリン「メグガシンデカラ、ミンナカエリジタクヲハジメマシタ。ソシテ、キカンメイレイガワタシニ」
揺杏「…………国に、帰るんだね」
エイスリン「ヒトツ、オネガイガ…………コレカラモ、ソバニイテクレマセンカ。イッショニ、ワタシノクニヘキテクレマセンカ」
揺杏「………………私は
>>328
」
327 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/04/14(木) 22:11:11.18 ID:n2wZeJMRo
行くか
328 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/04/14(木) 22:13:42.46 ID:MFppChxH0
行かない
329 :
◆9JifO/c2B6
[sage saga]:2016/04/14(木) 22:21:56.16 ID:8XNZ8pv00
エイスリン「ソウデスカ…………デモ、ナンデ」
揺杏「理由は
>>332
、だよ」
330 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2016/04/14(木) 22:22:32.55 ID:8XNZ8pv00
安価連続で申し訳ない
331 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/04/14(木) 22:26:29.37 ID:2LcPPUn4o
ksk
332 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/04/14(木) 22:28:14.03 ID:r9iSb0R7o
このまま逃げるわけにはいかない
333 :
◆9JifO/c2B6
[sage saga]:2016/04/14(木) 22:34:56.34 ID:8XNZ8pv00
揺杏「あんな大老、放っておくわけにはいかないから」
エイスリン「…………ワカリマシタ」
――――代官所前
門番「…………ん?」
揺杏「悪いね、どいてもらう」ザシュッ
魔鱗組1「おい、何をしている!!」
揺杏「何してるって、普段のあんたらよりマトモなことしてるんだよ」ザシュッ
魔鱗組2「狼藉者だ!!!」シャッ
魔鱗組3「あの大通りのときの侍か!」
揺杏「喋ってる暇あんならさっさとかかってくりゃいいのに」ザシュッ
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