【ガルパンSS】みぽりんとあれやこれや作戦です!【安価超短編】

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1 : ◆R090gPznyw [saga]:2016/04/27(水) 09:44:48.57 ID:pMCKHt1Q0

https://twitter.com/edimaatto/status/724150449218019328で開始した企画ですが、ツイッターの文字数制限に挫折しましたのでこちらに移動します
 
・安価のキャラがみぽりんに言い寄ったり押し倒したりその逆になったりするとこを書く

・男や雌雄不明なのは除外

・1-5レスぐらいの超短編です

・質より速さがコンセプトなので、展開早かったり説明不足や齟齬についてはご容赦ください

・基本百合だけど西住棒が生えたりすることもある

・地の文あり/会話文オンリー/シリアス/ギャグ/エロなど形式は混合になる予定

・ツイッターで既に書いたやつから投稿します


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1461717888
2 : ◆663LzicDVs [saga]:2016/04/27(水) 09:45:18.71 ID:pMCKHt1Q0
トリップつけ間違えた
3 : ◆663LzicDVs [saga]:2016/04/27(水) 09:46:00.29 ID:pMCKHt1Q0
【逸見エリカの場合】

エリカ「ぜぇ、ぜぇ……これは、どういうこと……?」

みほ「あの、突然飛び込んで来てどうしたの、エリカさん……?」

エリカ「私はぁ、あなたが、お見合いするとか聞いたから、ドラッヘまで飛ばして……」

みほ「確かにそれっぽい和食料亭だけど、華さんのお母さんのお招きで慰労会をしてもらってただけ……だよ?」
4 : ◆663LzicDVs [saga]:2016/04/27(水) 09:46:35.99 ID:pMCKHt1Q0
エリカ「はぁぁ?」

優花里「いやーすみません勘違いしてしまいまして」

エリカ「秋山ぁ!絶対わざとでしょ!」

沙織「だからって何でそんなに慌てて飛んできちゃったのかなぁ、えりぽんは♪」

エリカ「えりぽん言うな!」

麻子「いい加減に素直に西住さんへの気持ちを認めろ、間に入る我々もいい加減面倒くさいぞ」

エリカ「くっ……」
5 : ◆663LzicDVs [saga]:2016/04/27(水) 09:47:34.34 ID:pMCKHt1Q0
華「さあエリカさん。そろそろ覚悟を決めるべきときが来たのでは」

エリカ「うぐっ」

みほ「え、あの……一体、何の話?」

エリカ「う、うう……だからその、私はね、みほ……!」

みほ「?」

エリカ「私はその、本当は、あなたのことが……」

みほ「?」

エリカ「ああもう!いい加減に察しなさいよこの鈍感女!いつもいつもどんくさいんだから!」

みほ「ふぇぇ!?」
6 : ◆663LzicDVs [saga]:2016/04/27(水) 09:48:14.03 ID:pMCKHt1Q0
エリカ「とにかく私はね、あなたを他の人間に渡すなんてまっぴらゴメンなのよっ!さっさと私のモノになりなさいよ!」

みほ「ふぇぇぇーッ!?」

華「期せずして本当のお見合いになりましたね」

麻子「そうか?」

沙織「今度溜まってるゼクシィみぽりんに貸してあげよう」

優花里「西住どのっ…お幸せにっ…!」
7 : ◆663LzicDVs [saga]:2016/04/27(水) 10:06:44.84 ID:pMCKHt1Q0
【井手川菊代の場合】

「もうやだ……西住流も戦車道も全部大っ嫌い! 黒森峰なんて辞めたい……」

ぐずりながら膝に身体を投げかけた私を、菊代さんは優しく抱きしめてくれた。

昔から続く、戦車道のことで怒られたとき、お姉ちゃんにも、もちろんお母さんにも吐き出せない気持ちを抱えちゃったときの、二人だけの秘密の儀式。
8 : ◆663LzicDVs [saga]:2016/04/27(水) 10:08:36.20 ID:pMCKHt1Q0
「辞めて、どうされるんですか?」

「……」

 ……どこにも行くあてなんかない私の頭を、優しく撫でる手。小さな頃からよく知っている、柔らかな感触。

「それなら、逃げてしまいましょうか」

 えっ。

「私と一緒に、どこまでも遠くへ」

「そんなことしたら、菊代さんが……」

「ずっと西住家にお仕えしてきた身ですけれど。……みほお嬢様が望むなら、私は構いません」
9 : ◆663LzicDVs [saga]:2016/04/27(水) 10:10:07.00 ID:pMCKHt1Q0
「……」

 駆け落ち、なんて言葉が頭に浮かんで真っ赤になった私に、

「ふふっ、冗談です。戦車道の履修が無い学校への転校手続き、進めさせていただいても?」

 そう微笑んだ菊代さんの顔が、どこか寂しそう……に見えたのは、私の思い込みかな。

「……うん、お願いします」

 私はぎゅぅっと、いい匂いのする柔らかい胸に顔を押し付けた。

 もうこの家にも黒森峰にも何の未練もないけれど、この人と会えなくなるのだけは寂しかった。
10 : ◆663LzicDVs [saga]:2016/04/27(水) 10:11:41.62 ID:pMCKHt1Q0
 もちろん大洗の内情は分かっている。これから訪れるであろう試練も。

 みほお嬢様は、私をお恨みになるだろうか。

 一人フェリーを見送りながら、私は呟く。

 でも、戦車道は決してあなたを裏切りません。

 嘘つきで、臆病者の私と違って。

 どうか。どうかお元気で、私の愛するお嬢様──
11 : ◆663LzicDVs [saga]:2016/04/27(水) 10:16:54.01 ID:pMCKHt1Q0
【冷泉麻子の場合】

「逃げてるけど逃げきれない感じで走ってください」

「わかった」

「一度右へフェイント入れてから左の道へ入ってください」

「おうよ」

◇◇◇

「沙織さんに朝起こしてもらうのはもうやめてください」

「え、それ困るんだが」

「代わりに私が起こしに行きます、毎朝」

「西住さんが?う……うん」
12 : ◆663LzicDVs [saga]:2016/04/27(水) 10:17:27.16 ID:pMCKHt1Q0
「そど子さんとイチャイチャするのはやめてください」

「別にしてないぞ……」

◇◇◇

「明日は二人っきりでボコミュージアムに行きます。ぼこぼこ作戦です!」

「またか」

◇◇◇

「わ、私にっ、き、キス…してください!」

「こういうのは言い出した方からするもんじゃないのか」
13 : ◆663LzicDVs [saga]:2016/04/27(水) 10:18:05.48 ID:pMCKHt1Q0
「きょ今日はおっお泊りっあの私の部屋で!でも沙織さんたちは呼んでないから二人っきりなんだけどあの」

「わかった」

◇◇◇

「……私まだ、麻子さんに好きだって言ってもらってない」

「……」

「言ってください」

「……」

◇◇◇


「わ…私と、結婚してください、麻子さん!」

「おうよ、みほ♡」
14 : ◆663LzicDVs [saga]:2016/04/27(水) 10:45:41.65 ID:pMCKHt1Q0
【五十鈴華の場合】

みほ「華さん、最近調子悪いみたいですけど、大丈夫ですか?」

麻子「何か顔が赤いし息も荒いな」

みほ「もしかして風邪かな?」ピト

華「ひっ!?触らないでくださいみほさん!」ビクーッ!

みほ「……え?」

華「そばに寄るのも駄目です!近寄らないで……///」ザザッ

みほ「そ、そんなぁ…」
15 : ◆663LzicDVs [saga]:2016/04/27(水) 10:46:22.54 ID:pMCKHt1Q0
みほ「華さんに嫌われちゃった……」グスン

優花里「に、西住殿、泣かないでくださいぃ…」オロオロ

沙織「ちょっと華ぁ……」ジトォ

華「も、申し訳ありません!そうじゃないんです、みほさんを嫌いになったとかじゃなくて、むしろその逆で」

麻子「逆?」

華「ええ、実は……」

カクカクシカジカ
16 : ◆663LzicDVs [saga]:2016/04/27(水) 10:46:57.25 ID:pMCKHt1Q0
沙織「え? みぽりんの匂いを嗅ぐと胸が苦しくなってお腹の奥が熱くなっちゃうの?」

華「はい…おかげで練習にも集中できなくて」ハァ

麻子「ふむ。嗅神経はせいよ……様々な衝動に関係する大脳旧皮質と繋がっている。そして五十鈴さんは嗅覚が鋭敏だ」

華「私、前々よりみほさんのことをお慕い申し上げていますから……///」

優花里「大好きな西住殿の匂いで抑制が外れてしまうようになったんですね、なるほどであります」

みほ「ふぇ……ふぇぇ!?///」
17 : ◆663LzicDVs [saga]:2016/04/27(水) 10:47:57.27 ID:pMCKHt1Q0
優花里「しかし困りましたね…これでは戦車道なんてとても無理であります」

みほ「えっあのみんな、その理屈はともかくとしてお、お慕いとか好きとかって私今初めて聞いて///」

沙織「ねー麻子、対処法とかは無いの?」

麻子「幸い嗅覚と言うのは慣れるものだ。始終一緒にくっついていれば何とかなるんじゃないか」

優花里「なるほど、さすが冷泉殿!」

沙織「よーしみぽりん、じゃあ今からできるだけ華にくっついて!後夜は華の部屋にお泊りするようにして、解決するまで!」

みほ「だ、誰も聞いてくれてない……というかこの流れでそれやらないとダメなんですか!?」

華「あの……よろしくお願いします、みほさん///」モジモジ

みほ(うっ……こんな恥ずかし嬉しそうな華さん初めて見た……華さんが困ってるのも確かだし……)

みほ「わ、わかりました……がんばります///」
18 : ◆663LzicDVs [saga]:2016/04/27(水) 10:48:44.75 ID:pMCKHt1Q0
翌朝

麻子「顔色良いな、五十鈴さん」

華「はいっ、夜の間、みほさんとくっついて匂いを存分に堪能させて頂いたので、今日一日ぐらいなら何とか我慢できそうです♪」ツヤツヤ

沙織「みぽりんは?」

みほ「……わ、私は寝不足……」

みほ(一晩中華さんに抱っこされてすんすん匂い嗅がれて恥ずかしかったし……逆に私も華さんのお花みたいないい匂いとかが気になるようになってきちゃって……)

優花里「何だか本末転倒のような気がするであります」

翌週

麻子「最近はどうなんだ?」

華「はい、少しずつみほさんの匂いにも慣れてきましたけどまだまだ離れてしまうと耐えられなくて……もう少しお時間を頂きたいです」

みほ(ううっ、本当なのかなぁ……でもでも、華さんに限ってウソなんてついたりとか!……まあ、あとちょっとなら、私もそんな嫌じゃないし……///)

沙織「みぽりん何百面相してんの?」

翌月

華「結局、どれだけ一緒にいても駄目でした。みほさんと離れて半日経つともう我慢できなくて……///」

沙織「ええーっ!? それまずくない?」

みほ「でも大丈夫、心配しないで」

みほはな「「一生ずーっと一緒にいれば何の問題もありませんから♡」」

解決しました♪
19 : ◆663LzicDVs [saga]:2016/04/27(水) 11:56:48.53 ID:pMCKHt1Q0
【鶴姫しずかの場合】

「御身に夜戦を申し込む!」

「うにゅ……はぇ……やせん……?」

 いきなり夜中に起こされて、私はしょぼしょぼする目を何度も擦った。

ええと、タンカスロン大会は昼間に終わったはずで……ここは私のベッドのはずで…

なのに何で浴衣姿の鶴姫さんにのしかかられてるんだろう、私。

「みほ殿には責任を取ってもらわねばならぬ故」

「責任…?」
 
 鶴姫さんは私の両肩を押さえつけて組み敷いたまま、刺すような眼光を突き付けてくる。

 よく分からないけど、何だかまずい雰囲気……
20 : ◆663LzicDVs [saga]:2016/04/27(水) 11:58:23.84 ID:pMCKHt1Q0
「あの日、てれびもにた越しに御身の姿を一目見て以来、如何なる敵と刃を交えても…どれだけの戦を経ても、この胸を焦がす炎は収まらぬのだ」

「きゃっ! い、痛っ!」

 ぐにゅっ!と胸をわしづかみにされて、私は悲鳴を上げた。

「す、済まぬ! その……あまりこういう事には通じておらぬ故……」

 鶴姫さんはひるんだように言って、すぐ手を離してくれた。結構いい人なのかも……

 と思ったけど、すぐにその目にぎらぎらした光が戻ってきた。

 昼間に戦車上で見た殺伐とした光とはちょっと違って、どこか潤んだ、なんていうかそのいやらしい目的をうかがわせる感じというか……

「この情欲の炎を鎮めるには、御身の貞操を頂戴するほかに無し。そう思い詰めて参った次第也……!」
 
 や、やっぱり私、ピンチです!

 ぐいぐいと乱暴にパジャマを脱がそうとしてくる鶴姫さん。

「だ、ダメです! これボコプリント入りのお気に入りのなので! 破けちゃう!」

「す、済まぬ……」
 
 でもまたすぐ手を離してくれる鶴姫さん。気まずい沈黙が降りてきて、でも向こうも今さら引けないという感じで、膠着状態に……

 しかたないです。

「ええと、あの……どうしてもっていうなら、自分で脱ぎますから……」

「忝い」

 何か変な展開になってきちゃったけど、鶴姫さん明らかに慣れてなさそうだし……乱暴にされるよりはいいよね。
21 : ◆663LzicDVs [saga]:2016/04/27(水) 12:00:24.12 ID:pMCKHt1Q0
 翌朝。鶴姫さんはぐったりとベッドに横になっていた。

「はぁ、はぁ……流石は、西住流。閨でも見敵無双とはな……あまたの夜戦を潜り抜けてきたと御見受けする也……」

「誤解です!私だって初めてだったのに!」

 ただ鶴姫さんよりずっと落ち着いてて人並みに知識があっただけです。

「みほ殿……一つ、頼みがある……」

 いまわの際のような声を上げる鶴姫さん。

「何ですか?」

「これからは……しずかって呼んで……」
 
 リボンの武者に、完全に懐に入られてしまったみたいです……。
22 : ◆663LzicDVs [saga]:2016/04/27(水) 12:06:05.29 ID:pMCKHt1Q0
【宇津木優季の場合】

「わたしぃ、本当はぁ、彼氏なんかいなかったんですぅ〜」

「う、うん、それは知ってた、かな、あはは……」

「わたしぃ、本当はぁ、男の子だったんですぅ〜」

「ええっ!?」

「わたしぃ、本当はぁ、西住センパイのことが、大好きなんですぅ♡」

「!?」
23 : ◆663LzicDVs [saga]:2016/04/27(水) 12:07:02.75 ID:pMCKHt1Q0
「わたしぃ、1個だけウソついちゃったんですけどぉ、どれだかわかりますかぁ?」

「え、ええと……」

 確かめれば正解はすぐわかる気がするんだけど……

 確かめたりしたら、宇津木さんの作戦通りになっちゃうような……

 ああ、悩んでたら目が回ってきた。

「あんまりグルグル考えてるとぉ〜、バターになっちゃいますよぉ?」
24 : ◆663LzicDVs [saga]:2016/04/27(水) 12:09:48.68 ID:pMCKHt1Q0
【丸山紗希の場合】

「……」

「あ、あの…丸山さん?最近よく私にくっついてくるけど、何か言いたいことがあるの?」

 こくこく

「ええと…戦車道のこと?」

ふるふる

「体調が悪いとか?」

ふるふる
25 : ◆663LzicDVs [saga]:2016/04/27(水) 12:10:15.98 ID:pMCKHt1Q0
「困りました、ウサギさんチームがいないと通訳してくれる人が…あの、丸山さん。何かわかりやすくジェスチャーとか、してもらえないかな?」

「……」

……ちゅっ♡

「!?」

「……すき」
26 : ◆663LzicDVs [saga]:2016/04/27(水) 12:10:43.72 ID:pMCKHt1Q0
まだツイッター分消化し終わってないですがまた夜にやります
27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/27(水) 12:14:49.36 ID:1dHkp+QfO
乙です。
他の藻待ってます
28 : ◆663LzicDVs [saga]:2016/04/27(水) 19:59:59.43 ID:pMCKHt1Q0
【澤梓の場合】

「はい西住隊長。新入生の子たちから預かったラブレターとプレゼントです」

 私の部屋の床に、封筒やリボンでデコレートされた包みやらが満載された段ボールがどさっと置かれる。

「あ、あの…怒ってるの、梓?」

「別に怒ってないです。後輩たちに囲まれて鼻の下伸ばしたりして、情けない隊長だなとは思いますけど!」

 や、やっぱりめちゃくちゃ怒ってる……!

 というか鼻の下を伸ばしたりなんかしてないです、ひどい。

 あんなにもみくちゃにされてたんだから、せめて助けてくれたっていいのに……
29 : ◆663LzicDVs [saga]:2016/04/27(水) 20:01:05.97 ID:pMCKHt1Q0
「良かったですね、隊長目当ての不純な動機でいっぱい戦車道希望者が増えて」

「全然良くないよ…多分練習始まったらほとんど辞めちゃうと思うな…」

「私みたいな可愛くない後輩はもう要りませんよね?」

「梓ったら……話聞いてよ」

 そっぽを向いている彼女を抱き寄せる。
30 : ◆663LzicDVs [saga]:2016/04/27(水) 20:03:14.39 ID:pMCKHt1Q0
「わかってるでしょ。私にとって一番可愛い大事な後輩は、梓だけなんだよ?」

「…じゃあ、ちゃんと証明してください」

 目を閉じて唇を尖らせる梓。

 ああもう、あの真面目で素直な梓がこんなにヤキモチ焼きになっちゃうなんて、考えてもみなかったな…
31 : ◆663LzicDVs [saga]:2016/04/27(水) 20:06:37.53 ID:pMCKHt1Q0
 私はため息をついて、その可愛い唇にキスをする。

 もう何百回もしてる行為なのにいまだにドキドキしてしまうのは、私に度胸がないからなんだろうか?

「こ、これでわかってくれた……?」

「ん……えへへ。じゃあ特別に、今回は許してあげます♡ でも次にデレデレしてたら怒りますからね? みほさん」

 だから、デレデレなんかしてないって言ってるのに……

 大洗女子学園戦車隊現副隊長にして、次期隊長にして、更には私の恋人であるところの彼女は、もちろんそんな抗議を聞いてくれる様子もなく。

 ただにっこりと、どこか威圧的な笑顔を浮かべるのだった。
32 : ◆663LzicDVs [saga]:2016/04/27(水) 20:13:04.73 ID:pMCKHt1Q0
【ヤイカの場合】

「お得意のタンカスロンで完敗した感想はどうですか、ヤイカさん?」

「こ、この私が、ポンブルが、まさか、こんなっ……!」

「試合前の約束、覚えてますよね? “勝った方の言う事を一晩何でも聞く”」

「ぐっ……分かっているわよ!」
33 : ◆663LzicDVs [saga]:2016/04/27(水) 20:18:15.07 ID:pMCKHt1Q0
「良かったぁ。最近は戦っても物足りない相手ばっかりで、西住棒もストレス溜まってたんです」ボロンッ

「ひいっ!?なな何よそれ…!?」

「本物の戦車戦を教えてあげる、でしたっけ?じゃあ今度は私が本物の西住流を教えてあげます」ズイッ…

「で、できるものならやってみなさい……誇り高き有翼重騎兵の末裔は、絶対に西住流なんかに屈したりしないんだから!」
34 : ◆663LzicDVs [saga]:2016/04/27(水) 20:19:46.00 ID:pMCKHt1Q0
1時間後

「はぁ、はぁ……♡」

「一晩だけって約束でしたけど…もうしばらく滞在してってもらえますよね?」ナデナデ

「は……はいぃ、みほ様がお望みならぁ……」

「良かったぁ。沙織さんたちも毎晩毎晩でさすがにそろそろ限界だったし。チームのみんなの健康を気遣うのも車長の役目だもんね♪」 ニコニコ

(西住棒には勝てなかったわ……)ガクッ
35 : ◆663LzicDVs [saga]:2016/04/27(水) 20:36:23.79 ID:pMCKHt1Q0
【園みどり子の場合】

「西住隊長!最近あなたの周り、風紀が乱れすぎよ!」

「そ、そうですか?」

「そうよ!サンダースの隊長には巨大輸送機で戦車ごと誘拐されそうになるし、プラウダには最果ての収容所に監禁されそうになるし、聖グロリアーナには紅茶に怪しげな薬を盛られそうになるし、盾無高校の子には夜中に部屋に押し入られそうになるし!」

「うう……全部私一方的な被害者なんですけど……」

「毎回毎回私が風紀的に阻止してなかったらどうなってたと思ってるの?」

「それについては本当に感謝してます……いつもありがとうございます、そど子さん」

「とにかく、この私が風紀委員の腕章を付けてるうちはこの学校でわいせつ事件なんて起こさせないわ!これから卒業まで、隊長に24時間付きっきりで監視させてもらうから!」

「え…ええーっ!24時間って……」
36 : ◆663LzicDVs [saga]:2016/04/27(水) 20:37:37.16 ID:pMCKHt1Q0
◇◇◇

「そど子さんって、お料理上手なんですね」

「和食は料理の基本よ?あなただって一人暮らししてるんだからこれぐらい覚えなさい」

「でもきゅうりが毎回献立に入ってるのは何で?」

「……」


◇◇◇

「ほらっ、ここ埃残ってる!四角い角を丸く掃くんじゃないの!」

「ふぇぇ……そど子さんお姑さんみたいです……」

「何か言った……?」

「い、いえっ! イエスマム!」

◇◇◇

「ペース落ちてますよ、そど子さん!体力付けないと大学生活乗り切れませんよ!」

「ぜぇ、ぜぇ……誰かさんと違って早起きなのはいいことだけど……毎朝ジョギング10kmに付き合わされる羽目になるなんて…」

◇◇◇

「スクールリングっていうのがあるらしいんですけど……あの、良かったらお互いに交換しませんか?そど子さん」

「……まあいいけど。学校に装飾品付けていくのは禁止だからね?」

「それじゃスクールの意味が無い気が……」
37 : ◆663LzicDVs [saga]:2016/04/27(水) 20:46:26.21 ID:pMCKHt1Q0
◇◇◇

 無事卒業式の日を迎え、私は風紀委員としての全ての役目を全うした。

 だというのに心が晴れないのは……目の前でぽろぽろと涙をこぼしている、この子のせい。

「泣いちゃだめでしょ、あなたは隊長なんだから」

「そど子さんだって、泣いてる、のにっ……」

「……私はもう、風紀委員じゃないものっ……ぐしゅっ」


「絶対絶対、すぐにまた遊びにきてください」

「……わかったわ」

「明日来てください」

「気が早過ぎよ!」

「来てくれないと……私、全力で大洗の風紀を乱しちゃいますからっ……!」

「わかったわ……」


 学校に付けてくるのは禁止だけど、今日だけは特別。

 春の陽光に煌めくお揃いのリングを触れ合わせ、私たちはお互いの頬に慎ましやかなキスを交わす。

 こっこれは再会を誓うためのキスなんだから!いかがわしい、風紀を乱すような類のじゃないんだから!

 そうちゃんと説明したにも関わらず、何故か周りのみんなからは無言で盛大な拍手が浴びせられたのだった。
38 : ◆663LzicDVs [saga]:2016/04/27(水) 20:51:31.04 ID:pMCKHt1Q0
・次はしほお母様の予定

・その次の安価>>40 エリカ菊代麻子華しずか優季紗希ヤイカそど子しほ以外でお願いします
39 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/27(水) 20:52:53.08 ID:dVP1Hk2Do
チョビ子
40 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/27(水) 20:53:16.22 ID:ubgWpvPWo
まほ
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