心理定規「彼の性癖が理解できない」

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1 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2016/07/13(水) 21:25:34.32 ID:cZWXw7a9O
未元定規
垣根と心理定規さんとゴーグル君中心のアホな話
超電磁砲コミックス未収録ネタ出ます
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2016/07/13(水) 21:27:55.12 ID:cZWXw7a9O


心理定規「彼の性癖が理解できないの」

誉望「なんで俺にそんなプライベートな事を相談するんスか」

心理定規「猟虎ちゃんに相談しろっていうの?」

誉望「別にそんなことは言ってないっスけど……彼って垣根さんっスよね?」

心理定規「そうよ、もう付き合って3ヶ月目くらいなんだけどね」

誉望「何が何でも俺に話を聞かせようとしてますね?」

心理定規「あの……アレをしようとすると彼のアレがアレなの」

誉望「そんなにアレばっかだとちょっと解らないっス」

心理定規「だからベッドで戦をしようとすると彼の槍が攻撃前ギリギリで戦意喪失するの」

誉望「…………何スかねぇ、このビミョーな気持ち」

心理定規「私だって恥を忍んで相談してるんだから、真面目に聞いてくれるかしら?」

誉望「とてもそんな態度じゃないっスよね」
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2016/07/13(水) 21:28:46.05 ID:cZWXw7a9O

誉望「垣根さんが挿入ギリで萎えると」

心理定規「そうなの。毎回」

誉望「童貞だったんスね垣根さん……あんなナリなのに」

心理定規「童貞だろうなぁとは思ってたけどね、私の持論なんだけど素人童貞は身体をジロジロ見てきて
     真の童貞はチラ見した後にずっと視線をズラして見ないようにすると思うの」

誉望「垣根さんは後者だと」

心理定規「えぇ、女の子の身体を意識しすぎるタイプのね」

誉望「……でも付き合ってるんですし、今は普通に見てますよね?」

心理定規「ううん、私がちょっと足組み替えたり屈んだりするとキョドってる」

誉望「三ヶ月目でそんなっスか!?」
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2016/07/13(水) 21:29:36.28 ID:cZWXw7a9O

心理定規「初めて挑戦したときなんだけど、普通にやってて、いざってなったときにリーダーが萎えて」

誉望「はぁ」

心理定規「まぁ、こっちとしては焦るじゃない? ほら、彼ってプライド高いし理不尽にキレられるかもと思って」

誉望「あー」

心理定規「それで、不本意だったけど、おっぱい無くてごめんね?って謝ったの……そしたら」

誉望「そしたら?」

心理定規「彼、泣き出したの」

誉望「ブハッ」

心理定規「あ、今笑ったわね。殺されるわよ」

誉望「俺笑いの沸点低いんス……勘弁してください……」
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2016/07/13(水) 21:30:16.46 ID:cZWXw7a9O

心理定規「なんか私が謝ったことで情けなさに拍車をかけたみたいで、結局ちょっとお酒飲んで一緒に寝たわ」

誉望「気まずくないんスかそれ?」

心理定規「気まずかったわ。ちょっとしたジョークで大丈夫?おっぱい触る?って言ったんだけどそれで更に泣かれたし」

誉望「何故その状況でそのフレーズ」

心理定規「インターネットで流行ってるみたいだったから……でも騙されたわ。使えないフレーズね」

誉望「なんて横暴なんだ」

心理定規「それだけならまだいいんだけど、次に挑戦したときも萎えたの」

誉望「垣根さん…………」

心理定規「そして彼は号泣」

誉望「フフッ……」

心理定規「笑ったわね。はい処刑」

誉望「予想出来てたのに耐えられなかったっス……」
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2016/07/13(水) 21:31:19.67 ID:cZWXw7a9O

心理定規「そこで、出来ないなら無理にしなくてもとか言えば良かったんだけど
     私も焦っちゃって、リーダーの性癖に合わせればいいんじゃないって話をしたの」

誉望「拘束好きなら拘束プレイみたいな?」

心理定規「うん。それで彼はちょっと考えてから」

誉望「号泣しつつ?」

心理定規「そう、号泣しつつ。部屋から出て行ってスプーンとピンポン玉とマジックペンを持ってきたの」

誉望「え?」

心理定規「なんかね、私の口にスプーンを咥えさせて、そこにピンポン玉を乗せて
     ピンポン玉を落としたら罰ゲームで身体に落書きされるっていうシチュエーションでやりたいんだって」

誉望「それはまたずいぶんコアな……」

心理定規「でも、こっちも初めてな訳だし、それはちょっとと思って断ったの」

誉望「まぁそうっスよね」

心理定規「それについては、彼も納得してくれたみたいで、こう言ってきたわ。『じゃあ、俺の性癖で心理定規が妥協できるところを探そうって』」

誉望「んー、まー、妥当じゃないっスか?」

心理定規「別に私もそれはいいんだけど、まったく理解できなくて妥協点がないのよね」

誉望「あー……」
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2016/07/13(水) 21:32:51.95 ID:cZWXw7a9O

―――
――
―


心理定規「それで、今日はどういう恰好がいいの?
     前みたいに下着でネックレスは外さないで髪も結ってるこの格好でいいの?」

垣根「あぁ。あと、これ履いて欲しい」

心理定規(黒ニーソ……まぁ許容範囲かな)

垣根「あと、このテディベア足に挟んで抱いてくれるか?」

心理定規「これはまた、ずいぶん大きい人形ね……」

垣根「……うん、いいぞ。今日こそイけそうな気がする!」

心理定規「前も言ってなかったそれ?」

垣根「…………悪い」

心理定規「あ、ごめんなさい。別にいいんだけれど、この紫とピンクの天蓋付きベッドのセンスはどうにかならないかしら?」

垣根「ダメかこれ?」

心理定規「普通のベッドがいいかなって思うけど……まぁそこは我慢できるレベルかな
     でもこの周りの溢れんばかりのぬいぐるみは何?」

垣根「心理定規が大切にしてるぬいぐるみって設定で『ダメっ、あの子たちが見てる!』って感じでヤりたい」

心理定規「…………そう」
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2016/07/13(水) 21:34:12.91 ID:cZWXw7a9O

垣根「あと俺は吸血鬼で」

心理定規「なんて?」

垣根「俺は吸血鬼であの窓から入ってくるから」

心理定規「どういうこと?ねぇ?」

垣根「設定としては心理定規は厳しい家のお嬢様で許嫁との結婚が決まり
   明日結婚式というところなんだが実は心理定規がお忍びで街へ行った際俺と恋仲になっていて、そのテディベアに悩んでいることを打ち明ける」

心理定規「…………」

垣根「そうすると俺はなんと吸血鬼で窓から入って来て『今宵、君を攫いに来た』って言うから……アレ、鳥肌すげぇけど寒いのか?」

心理定規「…………せめて吸血鬼の設定は無くして欲しいんだけど?」

垣根「そこがメインなんだがな……じゃあ隣国の王子って設定で窓から……」

心理定規「違うわ。そういうことじゃない、そういうことじゃないの」
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2016/07/13(水) 21:34:57.47 ID:cZWXw7a9O

心理定規「窓から入ってきてほしくないのよ」

垣根「……仕方ねぇ。じゃあ俺は執事で」

心理定規「…………ごめんなさい、そういう凝ったイメージプレイはちょっと無しにしてほしいの」

垣根「…………そうか」

心理定規「…………えぇ」

垣根「…………じゃあ、今日は無理だ」

心理定規「え?」

垣根「さっきまでずっとそういう流れで考えてたし……。そうなったら、もう……無理だ」

心理定規「…………」
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/07/13(水) 21:36:59.84 ID:nC9qgboj0
ワロタ
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2016/07/13(水) 21:37:51.37 ID:cZWXw7a9O
―――
――
―

心理定規「何でよ! なんでその設定が無いと出来なくなるのよ!」

誉望「…………」

心理定規「男の人ってみんなそうなの?」

誉望「まぁ水差されるとちょっとなって気持ちは解りますけど、そんな極端じゃないと思うんスよ」

心理定規「そうよね、彼がおかしいのよね?」

誉望「てか設定凝りすぎっスよね」

心理定規「でも、あんまり彼のアイディアを否定ばっかりするのも何だし、自分で考えてみようと思って」

誉望「いいんじゃないっスか?」

心理定規「でも、ホラやっぱりこういうのは同じ男の子の意見を取り入れたいじゃない?」

誉望「…………」

心理定規「考えてくれない? 彼が萎えないプレイ」

誉望「いや……いやいや」

心理定規「ほら、君はちょっと彼と思考が似てるところがあるし?」

誉望「でも俺吸血鬼になってプレイとか考えたことないっスからね?」

心理定規「あんまり変なプレイじゃないとイけなくなったとか言われても困るし
     できるだけノーマルな感じで考えていきましょう」

誉望「ここに俺の意思は無いんスかね……。つーか、垣根さんってそこまで変なプレイじゃないとイけないんスか?」
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2016/07/13(水) 21:40:34.02 ID:cZWXw7a9O

心理定規「イけないっていうか、そこまで至らないっていうか
     彼はちょっと感性がズレてるから……着衣プレイとかならどう?って聞いてみたけど……」

誉望「あー、セーラー服とかいいっスよね」

心理定規「ふぅん。君はそういうイメプレがいいんだ?」

誉望「いやいや俺学生ですから。イメージじゃないでしょ、リアルっスよ」

心理定規「まぁでも彼はセーラー服は微妙らしくて」

誉望「確かに心理定規さんはセーラー服ってキャラじゃないっスよね」

心理定規「ブレザーの方が似合う?」

誉望「イヤ、なんかこう受付嬢みたいなカッチリした制服の方が似合うと思うんスよ」

心理定規「そう? 大人びてるからかしら」

誉望「自分で言います?」

心理定規「でも彼は着衣プレイだったら全裸にポンチョとブーツがいいんだって」

誉望「う、うぅん……」

心理定規「でも私はそんなアホみたいなのは絶対嫌なの」
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