【ラブライブ】花丸「千歌ちゃんをメロメロに依存させたいずら」【サンシャイン】

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351 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/08/21(日) 14:45:32.70 ID:A+wJqrqbO
今の話って過去話とは別の時間軸?
352 :ちがいます。が、それだけです [saga]:2016/08/21(日) 15:34:56.12 ID:YgyLjc4Eo
>>351

千歌「次は千歌が下ね……ルビィちゃんはイス、座って?♡」

ルビィ「//」コク

ギシ
ストン

千歌「……もう少し、足 ひらいて……ちゅっ♡」

ルビィ「はっ、はずかし……っ!//」プルプル//

ルビィ「ひゃんっ!?♡」ビクッ

千歌「ちゅっ♡ ちゅっ♡」

ルビィ「ふとももぉ……♡ ちゅっちゅしな……!♡」ゾクゾク

千歌「……♡」レロー...♡

ルビィ「ッピ!?♡♡」ビク!

千歌「れろ♡ ちゅ♡ れろれろ♡」モゾモゾ

ルビィ「あっ♡ んっ♡ 千歌♡ ちゃ♡」

千歌「ルビィちゃん、すごい濡れちゃってるね……♡」チュ

ルビィ「はっ!?♡」ガバッ

千歌「うぷ♡ 顔 はさまないでよぉ♡」スリスリ

ルビィ「っ//」カァーッ//

千歌「大丈夫♡ 恥ずかしくなんてないよ♡」

千歌「一緒に気持ちよくなってくれてるんだって♡ すごく うれしいんだ♡」

ルビィ「……ぅ♡」

千歌「ルビィちゃんも、同じ気持ちだとうれしいかも♡」

千歌「だからほら、力 抜いて♡ ちゅぷ……♡ ぱんつも、脱いじゃおうか……♡」

ルビィ「ぅぅ♡」...オズオズ

千歌「ありがと♡ じゃあ、いくね……♡」

千歌「ルビィちゃんの、大切なアソコ……♡」

千歌「千歌がたくさん、ぺろぺろしてあげ……♡」

ルビィ「っ//」

千歌「ぴちゃ……ちゅっ♡」

千歌「ルビィちゃん……♡」カプ

ルビィ「っ!?♡♡♡」ビクンッ!

千歌「はむはむ♡ ぢゅぅぅ♡ ちゅう……ちゅぅ♡」

ルビィ「あ!?♡ なぁ!?♡♡」ビクッビクッ

ルビィ「なにっこれぇ♡♡♡」ガクガクガク

千歌「気持ちいいんだね♡ ちゅぷっ♡ ちゅぱっちゅぱっ♡♡」

ルビィ「あぁっ♡♡♡」

千歌「ルビィちゃんの♡ あふれて……♡ ひくひくしてる……♡♡」

ルビィ「こんにゃ♡ こんなにゃのしらにゃ♡♡♡」ガクガクガク

千歌「じゅぷ♡ ちゅ♡ れろれろ♡」

千歌「ぢゅうぅぅ♡♡」

ルビィ「ぅぅぅっ!!♡♡」ビクビク!!

ルビィ「っ!!♡♡♡」プシャッ!! ショワァァァ...

千歌「あっ……♡」
353 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/08/21(日) 15:54:26.07 ID:YgyLjc4Eo
ルビィ「ごめ♡ ごめんにゃさ……♡」ビクッビクッ チョロロ...

千歌「ううん♡ 気持ちよくなってくれたんだよね♡」ナデナデ

千歌「いいよ♡」

ルビィ「う♡」

千歌「もうちょっと座っててねー♡」フキフキ

千歌「ルビィちゃんのアソコも、拭いてあげないと……♡」クチュ

ルビィ「あ!?♡♡」

千歌「……♡」フキフキ クチュクチュ

ルビィ「ちっ♡ ちかちゃっ♡♡」ビクッ

千歌「んー?♡」グチュグチュ

ルビィ「拭き♡ ふき♡♡」

千歌「あはは……♡ なんか気持ちよさそうだったから♡」

ルビィ「はぁ♡ はぁ♡」

千歌「でもこれで、ふたりとも とっても気持ちよくなれたよね♡」ナデナデ

ルビィ「♡」コクン

千歌「じゃあ、最後。ちゃんと、えっち しよっか……♡」ナデナデ

ルビィ「う、うん……♡」ギュ

千歌「♡」カワイイナァ♡
354 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/08/21(日) 21:04:34.70 ID:YgyLjc4Eo
ルビィ「//」ドキドキ

ギシ

千歌「机、いたくない?」

ルビィ「だ、大丈夫……だとおもう//」

千歌「ルビィちゃん♡」チュ

ルビィ「んむ……♡」

千歌「力いっぱいぎゅーってしていいからね♡」

ルビィ「うん……♡」ギュ

千歌「……っ♡」クチュ...

ルビィ「っ!♡」ビク

千歌「ルビィ、ちゃ」グ...グチュ...

ルビィ「……っ!!♡」ギュッ!

千歌「ルビィちゃん♡」グプ...

ルビィ「ぅ……っん♡ ぃたいよぅ……♡」ギュッ...!!

ルビィ「ぅ……っあぁ♡♡」ポロポロ

千歌「もう、ちょっとだよ……っ♡」ギチ...ググ...

ルビィ「っあ!♡」ビクビク

千歌「ルビィちゃん……っ!♡」ズプンッ!

ルビィ「っ!?♡♡ ぅうああぁーーーっ!!♡♡♡」ギューッ!!

千歌「はい……っ♡♡」キュンキュン

ルビィ「ああぁぁぅ♡♡ うあああぁぁ……っ♡♡♡」ポロポロ

千歌「……がんばったねー♡」ナデナデ

ルビィ「うっ♡ うぅ♡」ギュー♡

ルビィ「ちかちゃんっ♡ ちかちゃん……っ♡」グスグス

千歌「うん♡ 千歌だよ♡ ルビィちゃん……♡」ナデナデ
355 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/08/21(日) 21:31:13.79 ID:YgyLjc4Eo
千歌「動いても、いいかな。ルビィちゃん」

ルビィ「っ♡」コクン

千歌「ごめんね……っ♡ 実は千歌も結構、我慢してて……っ♡」ズ...

ルビィ「ピッ!♡」ビクッ!

千歌「ルビィちゃんの中♡ とっても気持ちいい♡」ズル...ズン...

ルビィ「ぅあ♡ あ♡ んん♡♡」

千歌「うれしいなぁ♡ ルビィちゃん♡ ルビィちゃんが♡」ズン ズン

ルビィ「はぁ♡ ぃたっ♡ あんっ♡」

千歌「千歌のこと♡ とっても好きでいてくれる気持ちがねっ♡ 伝わってくるよ♡」ズンズンズン

ルビィ「は♡ はずかしいよぅ♡♡」フゥフゥ♡

千歌「一生懸命ねっ♡ 千歌の♡ おちんちん♡ きゅんきゅんしてくれてるんだぁ♡♡」パンパン

ルビィ「あぁう♡ だ♡ だってぇ♡♡」

ルビィ「ほんとに♡ 好きなんだもんっ♡ ちかちゃんが♡ だいすきでっ♡♡」ポロポロ

千歌「千歌もだよ……♡♡」ギュ

千歌「だからいま♡ とっても気持ち いいんだぁ♡」パンパン!!

ルビィ「あんっ♡ あんっ♡ ぅ♡ あんっ♡」ギュ

ルビィ「ルビィも♡ きもち♡ 千歌ちゃんとえっち♡ きもちいいよぅ!♡♡」

千歌「……♡」ゾクゾク

千歌「っ!!♡♡」パンパンパンパン!!

ルビィ「っあ!♡ あ!?♡♡」ビクッビクッ

ルビィ「ぅあっ♡♡ あんっ!♡♡」

ルビィ「〜〜っ♡♡」プシャッ♡ プシャッ♡
356 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/08/22(月) 15:24:05.10 ID:h/SJ0fKXo
いい…
357 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/08/22(月) 22:14:33.79 ID:Bv/8vwHso
千歌「ルビィちゃんっ♡ いまっ♡ いっちゃったでしょ♡ イッたよね♡」パンパン!

千歌「いまねっ♡ ルビィちゃんの中っ♡ きゅーっ♡ きゅーってしたよ♡」ハァハァ♡

ルビィ「うあ♡ うあぁ♡」フルフル

ルビィ「千歌ちゃん♡ ルビィ♡ ルビィね♡ おかしいよぅ♡」ガクガク

ルビィ「いたいのに♡ 頭 ちかちかしてっ♡ 千歌ちゃんしか見えなくてっ♡♡」

ルビィ「ひぐっ♡ ぴぎぃ♡♡」ビクッビクッ!!

千歌「……千歌もだよ♡」チュ

ルビィ「んぶっ♡」

千歌「くちくち♡ くちゅ♡ ちゅぱっ♡ ちゅぅぅ……っ♡」ジュルルル♡

ルビィ「ぶっ♡ ぷは♡ んぐっ♡ んぐぅ♡」

千歌「ぷは♡ 千歌も♡ ルビィちゃんが愛しくておかしくなりそう……っ♡」パンッパンッパンッパンッ!!

ルビィ「ーーあぁああああぁぁっ!!♡♡♡」ガクガクガク

千歌「ルビィちゃん♡ 射精していい?♡ ルビィちゃん♡」

ルビィ「はぁっ♡ はぁっ♡」

千歌「ルビィちゃんの大切な腟内にっ♡ 千歌の精液っ♡ 全部っ♡♡」パンッパンッ!!

ルビィ「はぁっ♡ うんっ♡ いいよぅ♡ ルビィ♡ がんばる♡ がんばる♡」

千歌「あっ♡♡」ブルッ...♡

千歌「っ!♡♡♡」ドビュッ!!

ルビィ「ぴっ!?♡♡♡」ビクッ!?

千歌「っああぁ♡♡ 射精っ♡ 射精ちゃっ……っ♡♡」ビューッ! ビューッ!!

ルビィ「っ!?♡♡」プシャッ♡ ショワァァァ...♡
358 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/08/23(火) 00:24:19.70 ID:ENy4BV8do
ルビィ「ち♡ 千歌ちゃん……♡」トロン♡

千歌「うぅっ♡ 中に出されながらっ♡ そんなかわいい……っ顔っ♡」ゾクゾク

千歌「ルビィ……ちゃん……っ♡」ドプッ♡

ルビィ「ぴっ♡♡」

ルビィ「千歌ちゃんの♡ あったかいの……♡ とくん♡ とくんって……♡」

千歌「……♡」ギュ

ルビィ「……♡」ギュー♡

千歌「もうちょっとこうしてて、いいかな……♡」ナデナデ

ルビィ「うん……♡」スリスリ♡

〜〜〜〜
359 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/08/23(火) 00:57:32.42 ID:q2KPR0yMO
らぶらぶえっちいいぞ〜
360 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/08/23(火) 01:59:34.84 ID:ENy4BV8do
〜放課後 アイドル部 部室〜

ルビィ「♡」ギュー♡

千歌「えへへ♡」ナデナデ

曜「……」ムスー

梨子「……」

善子「なに……この空気」

花丸「ずら……」

曜「千歌ちゃん」

千歌「えっ、どしたの、曜ちゃん」

曜「ルビィちゃんとえっちしたでしょ」

千歌「」

ルビィ「ピギィ!?//」ボンッ

善子「ぶっ!//」

善子「あ、あ、あなたなに言ってるのよ!//」

花丸「そ、そうなの……?//」ルビィチャン

ルビィ「そ、そりぇは〜……//」チラ

千歌「し、したよっ!?」

千歌「したもんっ!!」

ルビィ「千歌ちゃーん!!//」カオマッカ

曜「ーーちょっとひどいと思う! 今朝……その、私としたばっかりなのに、もうルビィちゃんルビィちゃんって」

梨子「嫉妬ね♡」

花丸「なんだか物凄いことをさらっと言ったずら……//」

曜「……っ//」バンッ

曜「私とのイチャイチャも要求するっ!//」

花丸「あ、それならマルも要求したいずら!」

善子「わ、私は別に……//」チラチラ

梨子「素直になってみーよう♪」ツンツン

善子「リリー!!//」

ギャーギャー!!
361 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/08/23(火) 02:12:57.71 ID:ENy4BV8do
千歌「えっと、それはいいんだけど……」

千歌「千歌のカラダ、もつかなぁ」アハハ//

花丸「鞠莉ちゃんの言ったこと、本当だったずらかぁ」ジィ

花丸「その、千歌ちゃんに……//」

千歌「あー……うん//」

善子「もう無茶苦茶よね」

花丸「……千歌ちゃんが誰かのものになるとか、鞠莉ちゃんは言ってた」ズラ

花丸「そんなことには、ならないよね?」ウルウル

花丸「千歌ちゃんと離ればなれはイヤずら……」

善子「そうよ! 千歌には全員をちゃんと平等に愛する義務があるんだからっ//」

善子「忘れたなんてこと、ないわよね……?」シュン

千歌「……♡」キューン♡

千歌「おりゃー♡」ダキッ

花丸「わ」ムギュ

善子「ちょ//」ムギュ

千歌「大丈夫だよー♡ 千歌は、みんながだいすきだから♡」

千歌「曜ちゃんも、ごめんね♡」

曜「……うん」

梨子「……くすくす♡」

ルビィ「……えへへ♡」
362 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/08/23(火) 02:23:26.00 ID:ENy4BV8do
花丸「そうと決まれば、オラも諸肌を脱ぐずらっ!」

花丸「言葉通りの意味で!」ズラ!!

千歌「えっ」

善子「ちょ、ちょっと待ちなさいよ!//」

善子「わっ、私も!」

曜「おっと曜ちゃんを忘れてもらっちゃ困るよ!」ガタッ

ルビィ「る、ルビィも……」

善子「あなたたちは もうしたんでしょっ!?」

ルビィ「ピギィ!!」

曜「うっ」

梨子「この流れは私も乗っておくべきなのかしら♡」クスクス♡

ワイワイギャーギャー!!

千歌「あの……そんないっぺんには」ヒクッ

みんな「千歌(ちゃん)はどうしたいの!?」

千歌「ひえ……っ//」

千歌「んーと、んーと……あは、あははは……」


千歌「サラバッ!!」ダッ

みんな「逃げた!」

〜〜〜〜
363 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/08/23(火) 16:22:51.32 ID:ENy4BV8do
〜廊下〜

千歌「……っ//」トテトテ

千歌「どうしよう……なんだか、すっごく 顔があつい//」テレテレ

果南「ん? あれ、千歌」ガラッ

千歌「あ、果南ちゃん」

果南「どうしたの? ここ、3年の教室の前だよ?」

千歌「あぁうん。少し考えごとしてたら」コッチ キチャッタ

果南「千歌が考えごとぉ?」ニヤニヤ

千歌「ひどい!?」


〜3年生の教室〜

千歌「なんだかね」

千歌「みんなが千歌のこと好きでいてくれるのが こんなにうれしいことなんだって」

千歌「なんか、改めて? わかっちゃったって言うか……//」

果南「なるほどね。急に恥ずかしくなって逃げちゃった と」

果南「それはきっとときめきってやつだよ!」アハハ

千歌「ときめき?」

果南「みんなのことが 好きで好きでたまらないってこと」

千歌「……っ//」カァーッ//

果南「にやー♡」

果南「ハグ♡」ダキッ

千歌「むぎゅ」

果南「千歌はかわいいなあ♡」ナデナデ

千歌「果南ちゃん//」

果南「千歌はさ。もう誰かとエッチなことしたの?」

千歌「なんでみんな同じこときくの……//」

果南「別にからかうわけじゃないよ♡」

果南「ほら、いまみたいに身体をくっつけてさ。お互いにお互いを感じるでしょ」ナデナデ

果南「気持ちも身体もつながり合えば、もっとお互いに好きになれると思うんだ」

果南「千歌がいま そういう あったかい気持ちになってるのは、きっとそれが原因だよってね♡」

千歌「……そうなのかな//」ギュ

果南「違うとおもう?」

千歌「……♡」

千歌「ううん……♡ 違わない……♡」
364 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/08/23(火) 16:49:28.83 ID:ENy4BV8do
〜翌日〜

千歌(あの後、おちつくまで果南ちゃんに一緒にいてもらった後)

千歌(みんなのところに戻りました。果南ちゃんの助けもあって、普通に練習をはじめることができたんだけど)

千歌(それでも、内心 ドキドキは ちょっとだけどし続けていて)

千歌「…………」

千歌「よし!」


〜果南ちゃンち〜

ピンポーン

千歌「果南ちゃーん!」

果南「あれ、千歌?」

果南「どうしたの? なにか約束してたっけ」

千歌「ううん」

千歌「……なんだか、果南ちゃんに会いたいなーって」ゴメンナサイ

果南「っ」ドキッ

千歌「今日って、忙しいのかな?」

果南「あ、いや。大丈夫だよ」

果南「まさか連絡なしで急に来るとは思わなかったけどね。あがっていきなよ」

千歌「よかったー! おじゃましまーす!」トテトテ

果南「……」

果南「……やば、私、にやにやしてるかも……//」

千歌「ん?」

果南「あー、うん。なんでもないよ。部屋いってて。なんか飲みもの持っていくから」

千歌「うん♡」ニコッ

トテトテ

果南「……〜〜っ//」カワイイ...♡
365 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/08/23(火) 21:13:30.61 ID:5feUy4SOo
果南ちゃん来たか!ロリちかちーと交わったり病まれたりと果南ちゃん恵まれてて嬉しい…
366 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/08/24(水) 04:09:08.26 ID:eQFjMCu+0
作者さんのイチャラブホント好き
367 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/08/24(水) 06:05:02.95 ID:zXuMVege0
このスレのせいで曜推しになっちまったよどうしてくれる
368 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/08/24(水) 14:10:14.99 ID:2l2J2uhbO


果南「なんにも用意してないから、お茶だけだけど。ごめんね」

千歌「ううん、大丈夫っ」

千歌「さっきも言ったけど、果南ちゃんに会いたいだけだったんだー」

果南「も、もう//」

千歌「……♡」ススス

千歌「果南ちゃん、いいにおい♡」ギュ

果南「……千歌からハグしてくれるなんて、私はうれしいぞー♡」ハグ♡

千歌「ぅんっ♡♡」ムギュ

千歌「……果南ちゃん♡」

果南「ん?」

千歌「ちゅ♡」ホッペニ

果南「千歌♡」

千歌「〜♡」スリスリ

果南「今日は一段と甘えただね♡」

千歌「果南ちゃん相手ならいいかもって♡」

果南「仕方ないなあ♡」

千歌「ちゅ♡ ちゅ♡」

果南「んー……千歌」

千歌「なぁに?」

果南「私からもしていい?」

千歌「うんっ♡」

果南「……」ソッ

千歌「え、あ、果南ちゃ、そこはくちびrーー

果南「んむ……♡」

千歌「んっ……♡」

果南「ちゅ♡ ちゅぅ♡」

千歌「かな♡ ちゅ♡ ちゅぱ♡」

果南「千歌の口って、すごい柔らかいよね♡」

千歌「そ、そうなのかな……//」

果南「ずっと、ふにふにしたくなる……ちゅ♡ んむんむ♡」

千歌「ふ♡ んー♡ んー♡」
369 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/08/24(水) 14:33:34.29 ID:2l2J2uhbO
果南「……んぐ♡」

千歌「ふぅっ!?♡」ビク

果南「んぐ♡ ちゅぅ♡ んぶっ♡」

千歌「ぅ♡ ちゅぷ♡ ちゅぱっ♡」

果南「くちゅ♡ ぢゅる♡ じゅるる♡」

千歌「ふー♡ ふー♡ ふー♡」ビクビク

果南「ごく♡ じゅるっ♡ くちゅくちゅ♡ ちゅぱ……っ♡♡」

千歌「ぅ……♡」トロン♡

果南「千歌ー、顔がだらしないぞ♡」

千歌「だ、だって果南ちゃんがいきなり……♡♡」ハフハフ♡

果南「あのさー……//」ハァ...

果南「好きな子がわざわざ会いに家にまで来てくれて、抱き合ったりとかほっぺにちゅーとか」

果南「我慢できるわけないって……//」

千歌「うぅ//♡♡」カァ//

果南「千歌だって、まんざらじゃないでしょ……♡」サスサス

千歌「あっ!?♡♡」ビクッ!
370 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/08/24(水) 15:57:27.11 ID:2l2J2uhbO
果南「キスで興奮しちゃった?♡」サスサス

果南「こんな隠しようがないくらい、盛り上がっちゃって♡」ギュ

千歌「あっ!?♡」ビク!!

果南「♡」ゴシッゴシッ

千歌「ふっ♡ 服のうえ♡ から♡ 扱っ♡♡」ビクッ

千歌「スカートごと♡ ごしごし♡ されちゃってる♡」

果南「♡」パッ

千歌「ぅあ♡」ビクッ!?

果南「そうだ。ねぇ千歌」

千歌「えっ♡ えっ♡」

果南「やってみたいことあるんだよね。鞠莉から教えてもらったんだけどさ♡」
371 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/08/24(水) 16:31:42.92 ID:2l2J2uhbO
ヌギヌギ

果南「ん、しょ……♡」プル

千歌「ごく……っ♡」

果南「んー? そんなに私のおっぱい 気になる?♡」

千歌「……っ♡♡」

果南「本当は別のことしたかったけど……いいか♡」

果南「いいよ♡ おいで……♡」ハグ♡

千歌「あ……♡」クラクラ

果南「……♡」ナデナデ

千歌「かなんちゃ……ん♡」チュ

果南「っ♡」ビク

千歌「ちゅ♡ ちゅぱ……ちゅぱ……♡」

千歌「ちゅーっ……ちゅ……んむぅ……♡」

果南「吸ってもおっぱい♡ でないよ、千歌……っぁ♡♡」

千歌「ふぅ♡ ちゅー♡ ふぅ♡ ちゅぅぅ……♡」

果南「ふふ♡」ナデナデ

千歌「……♡ ちゅぷっ♡ ちゅぱっ♡」モゾモゾ

果南「……あーぁ♡」

果南「えい♡」ニギッ

千歌「んふぅっ!?♡♡」ビクッ

果南「千歌はいいよ♡ そのまま好きなだけおっぱいに甘えてて……♡」

果南「私が千歌を気持ちよくしてあげたいだけだからね……♡」シコシコ

千歌「ふっ♡ ちゅ♡ ふぅっ♡ ちゅうーっ♡♡」

果南「んっ♡ 吸うの、つよっ♡」シコッシコッ!

千歌「っ♡ ふーっ♡ ふぅっ♡ ふーっ♡」ビクッビクッ

果南「♡」シコシコッ! シコシコッ!

千歌「んちゅっ♡ ちゅぱっ!♡ んっ♡ ちゅぱっ!♡♡」
372 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/08/24(水) 16:34:37.83 ID:EiCGU53SO
授乳手コキとかええやん?
373 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/08/24(水) 21:16:03.99 ID:2khE7jt40
千歌と曜って82もあるのか
ことりよりでかいとかいう謎
そうは見えんけどさ
374 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/08/24(水) 21:40:40.74 ID:fKXdX/cWo
おいいいいパイズリ未遂かよおおおおお
375 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/08/25(木) 01:12:30.18 ID:iTT9OvZ9o
果南「っ♡ んっ♡ 千歌……もう射精るでしょ♡ 腰がびくびく浮いてるよ♡」シコシコシコシコ!!

千歌「ふぅっ♡ ちゅっ!♡ ふぅっ!?♡♡」ビクッビクッ

果南「はいはい♡ んっ♡ ちゃんとしてあげるから♡ 落ち着いてー♡ いっぱい射精しようね♡」

千歌「んぶっ♡ ぶちゅっ♡ ぢゅうううっ!!♡♡」ドピュッ!!

果南「あっ♡」

千歌「ぢゅぷっ♡ ぢゅぱっ♡ ふーっ♡ ふーっ♡」ドピュッ!! ピュッ!!

果南「気持ちよさそうだね、千歌♡」シコシコ

果南「身体が弓なりになるくらい身体ががくがくしてる……♡」シコッ

千歌「っ♡っ♡」ピュル...ピュッ!!

果南「……♡」

千歌「ぷは♡ ぷはぁぁ……♡♡」

果南「たくさん射精たね♡ 千歌♡」ニコ

果南「私のおっぱいも、こんななっちゃった♡」ジンジン

千歌「は♡ はぁ♡ はっ♡」

千歌「は……っ♡」ソッ

果南「んっ♡」

千歌「んちゅ♡ ちゅ♡」チュパチュパ

千歌「ん♡ ちゅ♡」クリクリ モニュモニュ

果南「もっとしてほしいの?♡」

千歌「ふぅ♡ ちゅー♡ ちゅぱ♡」コクコク

果南「しょうがないなぁ……千歌は♡」...ニチャニチャ

千歌「っう♡」ビクッ

果南「精液まみれの千歌のおちんちん、いっぱいずりずりしてあげるよ♡」ゴシッゴシッ!!

千歌「〜〜っ♡♡♡」ガクガクガク
376 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/08/25(木) 14:47:41.46 ID:iTT9OvZ9o
千歌「あ♡ あ♡ またいく♡ あ♡ あ♡」ヘコヘコ

果南「はいはい♡ ちゃんとしてあげてるよー♡」シコシコ

千歌「あ♡」ピュッ!! ピュッ!!

果南「……私の手、千歌の精液でベトベトだよ♡」ニチャッ ニチャッ

千歌「……♡」アヘアヘ

果南「ちゅる……♡」

果南「……まず」チュル♡ ゴクッ♡ ゴクッ♡

千歌「かなんちゃん♡」

果南「ん?」

千歌「ちゅー……♡」

果南「いま私 千歌の飲んじゃったばかりなんだけど……」

果南「ま、いいか……♡」

千歌「んー♡」チュ

果南「千歌も幸せそうだしね♡」チュ

千歌「えへへ……♡」ギュー

果南「だいすきだよ、千歌♡」

千歌「ちかもー♡」

果南「今日はもうできなさそうだけど、また今度……ね♡」

千歌「……うん♡」

377 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/08/25(木) 15:28:04.33 ID:Fwg7GhWLO
かなまんに挿入はないんですかー!
378 :ID変わります [saga]:2016/08/25(木) 16:12:29.26 ID:UaN/ZrK7O
突然ですがここで箸休め的な番外編です

・続きは善子ちゃんの予定でしたが、
シチュが思つかないので、思いつくまで番外編で繋ぎます

・元ネタありますが、独自解釈いれてます

・今回は千歌ちゃんではなく、梨子ちゃんが主役です、が……

よろしくお願いします
379 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/08/25(木) 17:01:26.39 ID:JAD1EzrSO
期待
380 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/08/25(木) 17:31:50.65 ID:AwL6G12oO
よっちゃんとするなら、ゴスロリ衣装使ったりカメラ回しながらのプレイとかどうでしょう…
381 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/08/25(木) 17:56:49.45 ID:DXJ3KimoO
果南ちゃんの処女もちかちんで散らして欲しいずら

よっちゃんは個人的アナル弱そうランキング2位だからそれも見てみたい。1位はダイヤさん
382 :ID変わります [saga]:2016/08/25(木) 18:04:48.05 ID:UaN/ZrK7O
〜はじまりはじまり〜


〜海色ゲートな海の中〜

トン カタ カタ トン ポン

梨子「〜♪♡」

ルビィ「梨子ちゃ〜ん」スイスイ

梨子「あ、ルビィちゃん」

ルビィ「ーーまた『ぴあの』にさわってるの?」

梨子「えぇ」

ルビィ「梨子ちゃん、それ、お気に入りだよね……音 全然ならないのに」

ルビィ「ルビィ、いつも思ってたんだけど……」

梨子「うん?」

ルビィ「このぴあのって、地上から落ちてきたのでしょ? 地上じゃないと音はうまくならないんだよね……?」

梨子「そうね」トン カタ

ルビィ「でも梨子ちゃん、いつもとっても楽しそうにぴあのにさわってる……」

梨子「そうね」クスクス

梨子「これ、地上じゃないと音がでないのはきっとそうなんだろうけど、そんなことはどうでもいいの」

ルビィ「……?」

梨子「なんだかね、わかるの。このピアノってものは、とっても素敵な音がなる って」

梨子「水の中でも、ほんの少しだけなる音……だけでも、こんな澄んでいるのに」カタ カタ

梨子「1度でいいから、ピアノの、本当の音を、聴いてみたい……」

ルビィ「梨子ちゃん……」

梨子「そして、こんな素敵なものをつくれる『人間』って言う生き物にも、会ってみたいの……!」

梨子「地上に出れば、それが叶うのかしら……」

ルビィ「る、ルビィはやだなぁ……こ、こわいよ、地上ーー人間なんて」オロオロ

梨子「人間 か」

梨子「私ね、こうも思うの。もしこのピアノがとても優しい音がするなら、それをつくれる人間もまた」

梨子「心やさしい生き物なんじゃないかって」

ルビィ「そ、そうなのかな……」

梨子「ーーそれで? ルビィちゃん、なにか私に用事があったんじゃないの?」

ルビィ「あっ、そ、そう!」

ルビィ「お姉ちゃんたちが、梨子ちゃんに大切なお話があるから」

ルビィ「お城に戻ってきて、って」

梨子「大切な……?」ナンダロウ

ルビィ「う、うん。だから迎えにきたの」

梨子「そっか。ありがと、ルビィちゃん」ナデナデ

ルビィ「あ……♡」

ルビィ「……♡」

梨子「それじゃ戻りましょうか」パッ

ルビィ「あ……う、うん」シュン

383 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/08/25(木) 18:11:56.37 ID:UaN/ZrK7O
〜マリンブルーなお城〜

ダイヤ「来ましたわね」

鞠莉「シャイニー☆」

梨子「えっと、ダイヤちゃんたちが 私に話があるって」ルビィチャンガ

果南「うん。まー……そうだね。大事な話かな」

鞠莉「梨子ちゃん、そろそろ誕生日デショ?」

梨子「そういえば……」

鞠莉「誕生日といえばー?♡」

梨子「えっと……? あっ!?」

ダイヤ「はぁ……察しがついたようですわね」

果南「正直、不安だけどねー……」

鞠莉「誕生日を迎えれば、梨子ちゃんは掟もクリアできるし、地上に遊びに行けることができるようになるわけだけどー☆」

ダイヤ「あなたは少々、地上……いえ、人への憧れが強すぎるように思えますわ」

ダイヤ「私たちは人とは違う。文字通り、住む世界が違うのです」

果南「地上へ行けるのだって、有事の時に行けるように、ってだけで」

果南「普段は誰も行かないからいいけど、梨子はきっと止めても行ってしまう気がしてね」

梨子「…………だから、私には行くな、と?」

果南「あはは、違う違う」

鞠莉「あんまり無茶はダメよー☆ ってコト♡」

ダイヤ「果南さんっ、鞠莉さんっ、そんな軽々しいお話では!」

鞠莉「もー、ダイヤ細かい。イソギンチャクになっちゃえば?」

ダイヤ「」ピキ

果南「はーい、ストップストップ」

果南「……で、梨子?」

梨子「……はい」

果南「人に見つかったら、きっと人は私たちの世界を壊す。人魚なんて地上にとっては珍しいモノでしかないからね」

果南「人はね。こわい生き物なんだよ」

果南「そんなことになれば、梨子だけじゃない。私たちや……まだ幼いルビィや花丸、善子だって きっと無事じゃいられない」

梨子「…………」

果南「それを理解した上で、満足するには遠いかもしれないけど……」

果南「じゅうぶん気を付けて。地上への好奇心を満たすといいよ♡」

ダイヤ「…………」ハァ...

鞠莉「ま、だてに掟があるわけじゃないってことよね☆」

梨子「うん……わかった」

梨子「ありがとう」

果南「よろしい♡」

果南「ダイヤも鞠莉も、もういいよね?」

ダイヤ「えぇ」

ダイヤ「本当に、無茶はいけませんわよ」

梨子「」コクン

384 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/08/25(木) 19:51:26.21 ID:fhWDrZVSO
元ネタがわからぬ
385 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/08/25(木) 20:12:09.87 ID:H/Kl22RK0
人魚姫かな
386 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/08/25(木) 20:39:54.79 ID:UaN/ZrK7O
〜梨子ちゃんの誕生日から数日後〜

ルビィ「梨子ちゃん、本当に行くの?」オロオロ

善子「別にリリーがどうなろうと知らないけど!」

善子「ど、どうしても行かなきゃダメなわけ!? ぜ、絶対危ないわよ!」

花丸「地上か〜……マルはこわくて無理ずら」

梨子「みんな心配してくれるのね♡」ナデナデ

善子「なでないでっ!」

花丸「鼻の下伸びてるずら」

善子「」バッ

ルビィ「梨子ちゃん……」

梨子「そんなずっといるわけじゃないわ。ちょっとだけ……ほんのちょっと見てくるだけよ」

花丸「梨子ちゃん」

梨子「なぁに?」

花丸「地上は海の中じゃないずら。プカプカできないずらよ」

梨子「え、えぇ、知ってるわ」

花丸「……地上で動くには足がいるずら」

梨子「あ……」

花丸「たとえ行ったとしても、たぶん梨子ちゃんの望みは叶わないと思う……」ギュ

花丸「それでも、いくの?」

梨子「…………」コク

善子「んもー!!」

善子「絶対に帰ってきなさいよね!!」

梨子「本当に ちょっと見てくるだけよ♡ 大丈夫」ナデナデ

梨子「ありがとう」

よしまるびぃ「…………」ギュー

387 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/08/25(木) 20:42:46.57 ID:UaN/ZrK7O


梨子(そもそも私たちは、地上を知らなすぎる)

梨子(伝聞としてのことでしか、上の世界を知らないんだから……)

梨子(だから行くの)

梨子(本当に私の望みが、叶わないものなのか)


梨子「行ってきます」


梨子(だから……)

梨子(だから私は……!)

梨子(行ってみたい、あの なににも遮られない本当の光の向こうに……未だ聴こえない旋律のために……)

梨子(本当に、人が恐ろしいものなのか、確かめるために)





ゴポゴポ...

梨子「……!」

梨子(迷路のような洞窟を潜って、上へ、上へ)

梨子(少し上にあがるだけで、こんなにも水がキラキラして……)

梨子「水が……あつい……」

梨子(もうすぐ……もうすぐでーー)

ーーーーバシャ!!

梨子(外にーーーー!)
388 :ID変わります [saga]:2016/08/25(木) 22:28:24.09 ID:iTT9OvZ9o
梨子「ぷは……っ!」

梨子「……!!」


そこは、私の知らない……そう、別世界、だった


梨子「まぶしい……」


最初に思ったことは なんでもないことだった


梨子「これが……外の世界」

梨子(波の音……風の音……鳥の声)

梨子「これが……空」


とても濃い空気が身体に入ってくる感覚

ただ知識として知っているだけの様々なこと。それを目で 耳で 全身ではじめて経験すると同時に……


梨子「……ぁ」


真上に広がる青に圧倒されて魅了されて

こわくなった


梨子「…………」


とんでもないところに、私はきてしまったと


梨子「…………ぅ」


どれだけ見上げても、果てなく続く綺麗すぎる青と

透明すぎる光が、押しつぶして来るようで


梨子(心はこんなにも、空を見上げて、穏やかなのに、なんでだろう)


それは、地上を隔て、海と対極にある空への潜在的な、本能的な恐怖なのか

うごけない


梨子(帰ーー)

梨子(いや、ダメね。ここで帰ったらたぶん、二度と、来れない……)


上をあえて見ないように、少し遠くを見る


梨子「あのおっきく浮かんでる?のが地上よね」

梨子(周りに人はいないようだけど)

梨子(少しなら近づけるかしら……)
389 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/08/26(金) 02:51:37.45 ID:U5IZiKd0o
パシャパシャ

梨子「……!?」バシャ!!

梨子(なにか来る……!? ひ、人なの……!?)コソッ


千歌「うーん……うーん」プカプカ

千歌「海の音、聞ければまた変わると思ったんだけどなぁ」

梨子「……人、間」

千歌「ん?」クル

梨子「」ビクビク

千歌「声が聴こえた気がしたけど……」

千歌「気のせいか……わっ!?」バシャ!!

梨子「!」

千歌「わぷっ! あ! 足がーー」

千歌「ぇ……!!」バシャバシャ!!

梨子(えっ、えっ)

千歌「ごぼっ! ……!? ……!!」バシャ!! バタバタ!!

梨子(溺れ……!? た、助けなきゃ……!!)

梨子(で、でも)

梨子「……〜〜っ!!」ガシッ

千歌「っ!!」ガクッ

梨子「とりあえず、寝かせれる方へ……!」グイグイ

千歌「……」


390 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/08/26(金) 03:08:31.78 ID:U5IZiKd0o

梨子「よいしょ……よいしょ!」ズルズル

梨子(足がないのって、こんなにうごきづらいのね……!)

梨子「寝かせて……!」

千歌「……」

梨子「ど、どうしよう……!」

梨子「あぁ……!」

梨子「い、息よね。息させないと」

梨子「ご、ごめんなさいっ!!」ブンッ

ドゴッ!!

千歌「え゛ほ゛っ゛!!」ゴボッ

千歌「っげほっ!! げほっ!!」

梨子「あっ!」ソソクサ

千歌「げほ……えほっ……」

千歌「っ……すー……すー……」

梨子「」コソコソ

梨子「」ドキドキ

梨子(よかった……もう、無事、よね?)

梨子「……」ソーッ

梨子「……」ジィ

梨子「これが、人間」

梨子「……私たちと、外見はあまり変わらないのね……足以外」チラ

千歌「……」

梨子「……//」ドキドキ

梨子「無事でよかった……//」ナデナデ


チカチャーン!!
オーイ!! チカチャーン!?


梨子「!」ハッ

梨子「……!」ズルズル バシャ!!

梨子「べ、別の人間……!?」コソコソ
391 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/08/26(金) 03:24:27.55 ID:U5IZiKd0o

曜「千歌ちゃーん」キョロキョロ

曜「あっれぇ……ここにいるって言ってたのに。千歌ちゃーん」

曜「ちk」ハッ

曜「ちっ、千歌ちゃん!?」タタッ

曜「千歌ちゃん! 千歌ちゃん!」ペシペシ

千歌「ぅ……」ボーッ

曜「千歌ちゃん!」

千歌「ぁれ……曜、ちゃん……」

曜「千歌ちゃん! 大丈夫!? なにかあったの!?」

千歌「あれ、千歌……なんで」

千歌「千歌、溺れて……」

曜「溺れたの!?」

千歌「曜……ちゃん」ジワッ

千歌「曜ちゃん……助けてくれたんだ……」ギュ

曜「い、いや私は」

千歌「ぐすっ、怖かったよぉ……ひっく……」ギュ

千歌「うぇ……ぐすっ」グスグス

曜「千歌ちゃん……」

曜「……うん。もう、大丈夫だよ」ナデナデ

曜「もう安心していいからねー」ヨシヨシ
392 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/08/26(金) 06:56:03.32 ID:U5IZiKd0o
梨子(目を覚ましたのね……よかった)

梨子(…………)

梨子(あの子の名前、ちかちゃん って言うのね)

梨子(ちかちゃん……か)


ようちゃんと呼ばれている女の子に抱かれて、泣きじゃくるちかちゃん

その姿を見ていたら

なぜだか少しだけ、心がざわついているように感じた

この心のざわめき、いままで経験したことのないものだったけれど

いまは 置いておこう

そう思えるくらいには、それこそ なぜだか無性に晴れやかな気分だから


梨子(もう、帰ろうかな)

梨子(……また来ようって気持ちには、なれたし)

梨子「……」ジィ


見上げた空は まだ こわいままだったけれど

ほんの少しだけ それも薄れたように思った


梨子「」チラ

ようちか「」グスグス ナデナデ

梨子「…………」

梨子「また、会えるかな」

...バシャ


〜〜〜〜

幕間

〜〜〜〜
393 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/08/26(金) 13:23:35.58 ID:F7dZ4reSO
題材が恐ろしいな…
394 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/08/26(金) 18:39:46.07 ID:U5IZiKd0o
〜数日後 海の世界〜

梨子「……」ボー

花丸「梨子ちゃん?」

梨子「……」トントン カタカタ

花丸「梨子ちゃ〜ん」

花丸「…………」

花丸「ずらぁーーーー!!」

梨子「きゃあっ!?」ビクー!

花丸「無視するなんてひどいずら……」シュン

梨子「えっ、無視……?」

花丸「梨子ちゃん、なんど呼んでもぼーっとして、ピアノをトントン叩いてるだけだったずら」

梨子「あ……」

梨子「ごめんなさい、花丸ちゃん」

花丸「……」ムゥ

花丸「この前、地上に行った時 なにかあったずらか……?」

梨子「」フルフル

梨子「危ないことはなかったわ……ただ」

花丸「ただ?」

梨子「見られたわけじゃないのよ。ただ、溺れてる人を助けて、なんだかその人のことが頭から離れなくて」

花丸「人にさわったずらか!?」

梨子「え、えぇ……」

花丸「うわぁ〜……すごいずらぁ」キラキラ

花丸「どんな感じなの!?」

梨子「え……っと」

梨子「すごく可愛らしくて、優しそうな感じで……」

梨子「声もね、すごく安心する声って言うか……//」

梨子「ふれた手のひらがね、すごく熱くなるの……//」

花丸「……ん?」ズラ

花丸「チラッと見ただけだけど、すごく綺麗な目をしていてね。まるで宝石の……//」カァ//

花丸「ちょ、ちょっと待って、梨子ちゃん」

梨子「うん?」

花丸「その……マルは人がどうのって話、で」オズオズ

花丸「梨子ちゃん……まるで、その、人こと、好きだって言ってるようにきこえるずら……」

梨子「……!」

花丸「ダメずら!!」ギュ!!

梨子「わっ、花丸ちゃん!」

花丸「人間なんてダメずら。無理に決まってるずら!!」

花丸「梨子ちゃんがつらい思いをするだけって さすがのオラでもわかるずらよ!」ギュー!!

梨子「は、花丸ちゃ……」
395 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/08/27(土) 01:37:38.52 ID:EZ8AqZF+o
梨子「ーー大丈夫よ」スッ

梨子「ありがとう」ナデナデ

花丸「……」ウツムキ

梨子「…………」

梨子(好き……? 私が、あの子のことを?)


心が、途端にはねた気がした


梨子(いやいや、そんな)

梨子(人間相手に、そんなことあるわけ……)

梨子(でも もし 私が人間だったら)

梨子(あの子と普通に会えるのかしら)

梨子(話したり。ふれあったり)


動悸が する


梨子(ちかちゃん……)

梨子(一目惚れなんて、馬鹿らしいじゃない)

梨子(そもそも、ちかちゃんに会うためには足がいる。地上で動くための。そうよ。ただはじめて会った人間だからーー)


花丸「梨子ちゃん」

梨子「」ハッ

花丸「…………マル、もう行くね」

梨子「えっ、あ……」

花丸「」ジワ

花丸「っ!」

梨子「花丸っ……ちゃん」

梨子「…………」

〜〜
396 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/08/27(土) 01:39:54.98 ID:EZ8AqZF+o
〜お城〜

ダイヤ「はぁ……」

果南「なぁに? 梨子のこと?」

ダイヤ「わかっているのなら果南さんも少しは……」

果南「いやいや、でもそればっかりは梨子の意思だもん。むやみにダメとは言えないよ」

ダイヤ「……それは そうですけど」

鞠莉「ダイヤの言ってるのは単に梨子ちゃんの行動のことじゃないでしょ」ウエニイキタイー ッテコトジャナクテ

果南「……?」

鞠莉「鈍感」

果南「えぇ……なにさ」

鞠莉「ズバリ、あれは恋をしているのよっ!☆」

果南「はぁ」

鞠莉「実際に上に行って、たぶん……人間? 相手に恋しちゃったんじゃないのかなーって私は見てるけど」

果南「いやいや、まさか」

ダイヤ「だといいのですがね」

ダイヤ「無事に帰ってきたと思えば、逆に物静かに惚けてることが多くなりましたわ」

ダイヤ「あれだけ楽しそうに叩いていたピアノも、力なく叩くばかり」

ダイヤ「それなのに時折突然、とても素敵な笑顔を浮かべて」

果南「ちょ、本当に?」

ダイヤ「思い過ごしだといいのですけど」

ダイヤ「あの表情、よく見るものですから」チラ

鞠莉「(・ω<)-☆」

ダイヤ「はぁ」
397 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/08/27(土) 02:07:27.60 ID:EZ8AqZF+o


梨子(相談にきたら、なんだか入りづらい……)コソ



ダイヤ「本当ならば、地上へ行くことを禁止したいのですが」

果南「うーん……」

鞠莉「掟とかバカバカしいわよねー。ダイヤがそう思うなら行くなって言えばいいのよ」

ダイヤ「それをして、梨子さんが目を盗んで行くようなことになる方が心配ですわ」

果南「そこまで無茶は……あー……」スルカモ

果南「とりあえず、当面は行動がエスカレートしないように注意しててあげることだね」

鞠莉「って、あれ以来 行ってないんでしょう?」

鞠莉「そこまで心配することかなぁ?」

ダイヤ「万が一の話ですわよ」

ダイヤ「それにそろそろ、あの魔女が城に戻ってくる頃ですわ」

果南「あ、もうそんな時期か」

ダイヤ「よくも悪くも、あの方は望みを聞き入れすぎる」

ダイヤ「梨子さんほどの本気の思いがあれば、それに手を貸してしまうでしょうから」

ダイヤ「それだけは……絶対にさせない」ギリッ...

ダイヤ「梨子さんは……皆は必ず守って見せますわ」


梨子(魔女……?)コソ

梨子(手を、貸す……?)

梨子(なにか……)


鞠莉「どうするの?」

鞠莉「あの子と梨子を会わせないわけには行かないでしょう?」

鞠莉「地上にあがれる年齢に達したんだから。そういう掟だものね」

ダイヤ「…………掟は 守ります」

鞠莉「ふぅん……ま、ダイヤがそう言うならいいけど」

果南「梨子が地上にあがったことは内緒、梨子には地上にあがったことを話さないように言っておけばとりあえずはいいかな?」

ダイヤ「えぇ」

鞠莉「おっけー☆」


梨子(望みを聞き入れる……?)

梨子(ピアノの音を聞くことも)

梨子(ちかちゃんに会うことも)

梨子(そのための、足を手に入れる、ことも……?)

梨子(…………)


〜〜〜〜

幕間

〜〜〜〜
398 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/08/27(土) 02:18:11.08 ID:EZ8AqZF+o
〜更に数日後お城〜

梨子「会わせたい……人魚?」

ダイヤ「人魚ではありませんが……まぁ、そうですね」


梨子(それって、この前言っていた、魔女……よね)


ダイヤ「普段は外の……地上で人と暮らしているんですの」

梨子「えっ!?」

果南「ある意味、私たちを守ってくれてるの」

鞠莉「外の世界を監視して、なにかあったら教えてくれるためにね☆」

梨子「それが……私となんの関係が?」

ダイヤ「まぁ、ご意見番みたいなものですわ」

ダイヤ「梨子さんも誕生日を迎え、立派な人魚として認められたわけですから」

果南「そういう存在がいるということを知る……それも人魚の大切な掟のひとつだよ」

鞠莉「私たちが私たちを守るためにね」

梨子「……そう、なんだ」

ダイヤ「じゃあ呼んできますわね」

梨子「は、はい」

399 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/08/27(土) 02:22:28.51 ID:Og0Dkl6No
誰なんだろう…
400 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/08/27(土) 02:35:56.59 ID:EZ8AqZF+o


う○っちー「……」ドーン!

梨子「」ヒクッ

うち○ちー「……」

ダイヤ「うちっ○ーですわ」

梨子「いや、見ればわかります……」カイテアルシ

果南「こう見えてもいろいろ知ってるんだよ」

果南「不思議な力も使えるし。ずっと昔から人魚の国を守ってくれてるんだ」

鞠莉「だから魔女さんって呼んでる人魚もいるわね♡」

鞠莉「相変わらずプリティボンバヘねうちっちー♪」ギュ

うちっちー「……」ナデナデ

鞠莉「〜♡」

梨子「もう伏せなくなってるんですけど!?」

ダイヤ「こちらは梨子さんですわ」

うちっちー「……」スッ

梨子「えっ、あ……どうも 」アクシュ

うちっちー「……」チョイチョイ

梨子「え、っと……なにか?」

うちっちー「……」ナデナデ

梨子「な、なんなの……//」

鞠莉「仲良くしようね。だって」

梨子「わかるの?」

鞠莉「なんとなく☆」

うちっちー「……」コクン

梨子「」アハハ...

401 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/08/27(土) 02:37:52.89 ID:an7TtgLZo
魔女…じょ…?
402 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/08/27(土) 03:28:16.24 ID:EZ8AqZF+o



〜回想〜

ダイヤ『とりあえず、今日は顔見せですから』

果南『しばらくいるんだよね、うちっちー』

うちっちー『……』コクン

鞠莉『またお話したくなったらここにおいでよ☆』

ダイヤ『うちっちーなら 私たちと一緒に、ここに居ますからね』

〜回想おわり〜



梨子(期待して損した)トン カタ トン

梨子(ダイヤちゃんたちがあそこまで言うんだもの。すごい……人?魚?なんだろうけど)

梨子(望みを聞き入れる……叶う、そんなこと、できるとは思えーー)ハッ

梨子(……!?)

梨子(期待してた……私、期待して、た……?)

梨子(望みが叶うことがあれば、それを、願うつもりで、いた……?)

トントン

梨子「…………っ!?」ビクッ

うちっちー「……」スッ

梨子「え……ぁ……うちっちー、さん?」

うちっちー「……」チョイチョイ

梨子「え……見ろってこと?」ナニコレ

うちっちー「」ペラッ

うちっちー《これはスケッチブックって言うんだよ》

梨子「これで会話する、つもりなの?」

うちっちー「……」コクン

ペラッ

《地上にでたい?》

梨子「っ!?」ドウシテ...

《さっき握手したとき、ボクの心に痛いほど伝わってきたよ》

梨子「……」

《叶えてあげようか?》

梨子「えっーー」

《できるよ》

梨子「…………っ」ドクンドクン

《それほどに強い想いがあるなら、ボクは叶えてあげたい》

《ただし、叶えてあげられるのは、足をあげることだけだよ》

梨子「なっ」

《ピアノの音を聞くために、自由に陸を歩ける足を貸してあげる》

《でも、ちかちゃんとは結ばれちゃいけないよ》

梨子「ど、どうして」ドクン ドクン
403 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/08/27(土) 03:44:43.73 ID:EZ8AqZF+o
《悲しい結末になるから》

《梨子ちゃんと、梨子ちゃんの周りのみんなが悲しむ姿は見たくないんだ》

梨子「だからっ、どうして!」

《人魚は人にはなれないから》

梨子「っ!」

《それだけじゃないよ》

《人魚は地上に心を縛られると、消えてしまうんだ》

梨子「消え……?」

《人魚は海の世界でしか生きられないから》

《空に近づきすぎると、泡になって空に消えちゃうんだ》

梨子「空ーー」ゾクッ

梨子「あの、広すぎる、空に……」

《だから、ちかちゃんとは決して結ばれないで》

《想いを消すことは難しいだろうけど》

《だからこそ、梨子ちゃんが決めて欲しい》

《泡になってしまうかも知れない上で、それでも望みを叶えたいのなら》

《明日、ここで待っててね》

梨子「明日!?」

《急だけど明日、帰らなきゃ行けなくなったんだ》

梨子「そ、そんな……そんな すぐに」

《ごめんね》

《お仕事なんだ。文句なら三○シーに言ってね》

梨子「ーー雰囲気台無し!?」ガーン!!

404 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/08/27(土) 04:03:26.68 ID:EZ8AqZF+o
〜翌日〜

梨子「……」ドクン ドクン

梨子(手が 震える……)

梨子(私、選んじゃうんだ。怖いのに、願いを、叶えたいって、心が)

梨子(ちかちゃん……!)

梨子「……っ」ギュ


ーー泡になって空に消えるーー

ーー空 にーー


梨子「っ」ブルブル

梨子(ここで待っていれば……!)


衝動的に去りたくなる

心が願いを望んで、私をここにいさせるのに、
心が恐怖で、私をここから去らせようとする

長い ながい 時間

それでも私はここに いた


トントン

梨子「ひっ!!」ビクッ

うちっちー「……」コクン

ペラッ

《おまたせ。本当に良いんだね?》

梨子「え、えぇ……」ドクンドクン

うちっちー「……」ナデナデ

《みんなには伝えた?》

梨子「」フルフル

《良かったの?》

梨子「言えないわ……」

梨子「いいの。必ず帰ってくるから、それまで」

うちっちー「……」

《わかったよ》

梨子「よろしくお願いします」

うちっちー「……」コクン

梨子「さようなら」


さようなら


〜〜〜〜

幕間

〜〜〜〜
405 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/08/27(土) 07:06:21.15 ID:EZ8AqZF+o
〜千歌ちゃンち〜

千歌「曜ちゃ……んっ!!♡」

曜「ふご♡ 千歌ちゃん♡ ここ♡ なぞられるのぉ〜……」レロー...

千歌「くひぃ♡ あーっ♡」ビクッビクッ

曜「好きだよね♡ すごいびくびくしてるよ♡」グプ

曜「んぐっ♡ じゅぽっ♡ じゅぽっ♡」

千歌「よ♡ ちゃ……っ♡ くちのなかっ♡ 気持ち……!!♡♡」ブルブル

曜「ふぅ♡ じゅぶぶぶ♡ ぢゅうぅぅ♡♡♡」

千歌「っあ!!♡♡♡」ドビュッ!!

曜「ーーっ!!♡♡」ビクン

千歌「あー!♡ あー!♡ あー!♡」ドビュル!! ビュクッ!! ビュッ!!

曜「ふぅ♡ ふぅ♡ ふぅ♡」チュゥ...チュゥ...

千歌「うぅぅ……そんな♡ 射精にあわせ♡ やさしくっ♡ ちゅうちゅう……っ♡」ガクガクガク

曜「……ごきゅ♡ ごくっ♡ ごくっごくんっ♡♡」

千歌「……っ!♡」ゾクゥ

曜「ちゅるるるる〜〜っぷぁ!!」

千歌「っ♡♡」ビク!!

曜「朝からいっぱい射精たねー♡ すっきり、できた?♡」

千歌「はぁ♡ う、うん♡」
406 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/08/27(土) 09:10:11.67 ID:Og0Dkl6No
うーん梨子ちゃんがこの光景みたらどうなってしまうんだ…ww
407 :ID変わります [saga]:2016/08/27(土) 11:43:34.94 ID:bfDlKmeIO
〜登校中〜

千歌「こうやって朝から一緒にいれるのって久しぶりな気がする」

曜「あー……そうかも。ごめんね」

千歌「あっ、ううん!」ワタワタ

千歌「そういう意味じゃないの、こっちこそ ごめん」

曜「あははっ、わかってるよ」

曜「水泳の大会がもうすぐだからね。毎日練習がきつくって……」ハァ

千歌「仕方ないよ」

千歌「曜ちゃんは期待のホープってやつだもん。いまや廃校の危機を救うエース!」

千歌「千歌も幼馴染みとして鼻が高いっ!」

曜「あんまり期待されても困るけどね〜」アハハ

千歌「それでもすごいよぉ」

千歌「千歌はなにもできそうにないし……」

曜「千歌ちゃん……」

千歌「だから曜ちゃんの応援は精一杯するんだ!」

曜「……うんっ♡ 千歌ちゃんが来てくれたら百人力だよ!」

千歌「えへへ……♡」テレテレ

曜「今日も放課後は練習だから……先に帰ってて大丈夫だよ」

千歌「うん」ワカッター

曜「終わったら電話するね」

千歌「うん♡」

408 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/08/27(土) 21:09:06.63 ID:EZ8AqZF+o
〜夕方の海〜

ザザーン...

梨子「……」

梨子「これが、足……」ペタペタ

梨子「歩くのって、不思議な感覚なのね……身体が重い……」

梨子「ここまで来ておいてなんだけど……本当に、あっけなく足が」

梨子(なにかするでもなく、連れられて地上に着いたと思ったら、尾が足に変わってるし、実感が……)

梨子(ここにいる間はうちっちー、さんの家に住まわせてもらえるし、トントン拍子で、理解が追いついていかない……)

チャプ...

ザザーン...

梨子「海って、冷たいのね」

梨子「知らなかった……」

チャプ...チャプ...

ザザーン...

梨子「…………夕焼けって言うのよね」

梨子「怖いくらい。真っ赤……」

チャプ...チャプ...チャプ...

ザザーン...

梨子「…………これから、どうしよう」

オーイ!!

梨子「えっ?」クルッ

千歌「服のままあんまり進むと危ないよー!!」

梨子「え、あ」

梨子「ち、ちか……ちゃん?」ドクン

ツルッ

梨子「あっ!」

千歌「あっ!!」

バシャア!!
409 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/08/27(土) 21:34:52.28 ID:EZ8AqZF+o
〜砂浜〜

梨子「くしゅん!」

千歌「大丈夫?」タオル ソッ

梨子「あ、ありがとう」

千歌「海に入りたければ着替えないと。あっちにダイビングショップもあるよ」

梨子「……海、と。ちか……づきたくて」

千歌「近づく?」コンナニチカイノニ?

梨子「うん」

千歌「どうして?」

梨子「…………」

千歌「……」ムーン...

千歌「……実は水の中でも息ができるとか!」

梨子「くすっ」

梨子「……私ね、遠いところから来たの」

梨子「海を見てたら、そこのことを思い出しちゃって」

千歌「へぇ……どこからきたの?」

梨子「……?」

梨子「……あっち」ユビサシ

千歌「あははっ、あっちじゃわからないよー」

千歌「海外とか? こんなところにわざわざすごいねぇ!」

千歌「そうだっ、ねぇねぇ、曜ちゃん知ってる?」

千歌「うんっ、渡辺 曜! 聞いたことある?」

千歌「水泳のね、高飛び込みがすごくてね!」

千歌「全国選抜で、時々海外とかも行ったことあるんだよ!」

梨子「……知らないわ。ごめんなさい」

千歌「そっかー……知らないかぁ」

千歌「曜ちゃんも言ってたけど、まだまだ学生ってことなのかなー」
410 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/08/28(日) 01:28:01.93 ID:Ku33Duzeo
ザザーン...


千歌「曜ちゃんってね、すごいんだよ!」

千歌「きっかけは千歌もよく覚えてないけど、なんだったかなぁ」

千歌「いつの間にか水泳ですごい選手になってて」

千歌「それ以外でもね。千歌なんか足元にも及ばないくらいなんでもできてね!」


ザザーン...


梨子「そう……なの」


ザザーン...


千歌「えっと、あなたは……」

梨子「あっ、私……梨子」

千歌「梨子ちゃん!」

千歌「千歌は千歌だよ!」ニコッ

梨子「千歌、ちゃん……//」ドキドキ

千歌「梨子ちゃんはどうしてここに来たの?」

梨子「……どうしても叶えたい夢が、あって」


ザザーン...


梨子「でも、無我夢中で来ちゃったこと、後悔してるのか、してないのかもわからないくらい、よくわからなくて」

千歌「そっか」

千歌「ここまで来ちゃったのには変わりないし、夢があるなら叶えるべきだよ!」

梨子「そう、かな……」

千歌「うん♡ 千歌は羨ましいよ♡」

梨子「えっ」

千歌「千歌はそういう夢とかも、ないからさー」アハハ


ザザーン...


411 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/08/28(日) 03:15:40.51 ID:Ku33Duzeo
千歌「私ね、普通なんだ」

ザザーン...

千歌「普通星にうまれた普通星人なんだー」

千歌「どんなに変わっても普通なんだって、そんなふうに思ってて」

千歌「それでもなにかあるかも、って、思ってたんだけど……気づいたらもう高2」アハハ...

千歌「それで今も、なにもないままでね」


ザザーン...


千歌「だからねっ!」ズイッ

梨子「わっ」

千歌「夢があるとか、すごいことができる人を応援して、お手伝いできたらいいなって言うのが、いまの私の夢かな」


ザザーン...


千歌「えへへ……なんでかな」

千歌「はじめて会った梨子ちゃんにこんなこと……ごめんね」

千歌「なんだかはじめて会った気がしないって、こう言うことなのかな?」

梨子「……くすっ。変な人なのね、あなた」

千歌「むぅっ!?」

梨子「……ありがとう//」ニコッ

千歌「っ//」ドキ

梨子「……私ねーー


〜〜〜〜

幕間

〜〜〜〜
412 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/08/28(日) 03:16:44.29 ID:Ku33Duzeo
〜夜〜

TELLLLLLLLLLLL

曜「あっれー……千歌ちゃん、寝ちゃってるのかな」

曜「出ないなんて珍しいな」

曜「せっかく明日 練習 丸一日休みになったのに。しかも休日に」

曜「うーん……」ゴロゴロ

曜「千歌ちゃんとあそびたかったけど……」

曜「また明日の朝、電話しようっと」

413 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/08/28(日) 07:40:20.67 ID:T2nfWW4SO
はえてるのか
414 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/08/28(日) 08:08:59.07 ID:JQ/hMsRd0
人魚姫と現実?の平衡描写かな
415 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/08/28(日) 17:25:58.92 ID:Ku33Duzeo
〜翌日の朝〜

曜「おはヨーソロー! ってね」

曜「千歌ちゃん まだ寝てるんだろうなぁ」アハハ

曜「よしっ、昨日、誘えなかったし曜ちゃんのモーニングコールでもしてあげましょうかね〜」ニヤニヤ


TELLL プチッ

千歌『あっ 曜ちゃん! 起きてたんだね!』

曜「あれ、千歌ちゃんこそ起きてたんだね」チョットザンネン

千歌「うんっ」

千歌「あ、ごめんね曜ちゃん。昨日、電話でれなくて……寝ちゃってたんだ」

千歌「曜ちゃん起こすの悪いかなーって電話できなかったんだ」

曜「あははっ、いいよ♡」

曜「ところでさ千歌ちゃん今日って予定はいってる?」

曜「今日ねーー」

千歌「あっ……ごめんね、今日、千歌、用事があって」

曜「えっ」

曜「ーーあ、あぁ、なんだ。そっかぁ、家のお手伝い?」

千歌「ううん、違うよ」

千歌「昨日知り合った女の子とちょっと約束をしてね!」

曜「……え?」

千歌「すごい変な子でね! それでね、その子ーーーー」

千歌「ーーーー」

曜「………………」

千歌「曜ちゃん?」

曜「あ。えっと、ごめん、スマホおとしちゃって」

千歌「えっ大丈夫?」

曜「う、うん」

千歌「そっか。だからごめんね、千歌、今日は用事が……」

曜「それじゃ私mーー」

曜「……ううん、そっか。わかったよっ!」アハハ...

曜「いきなりごめんね! それじゃ!」プチ


曜「女の子……? とお出かけ……ってこと?」

曜「…………」

〜〜
416 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/08/28(日) 18:39:05.60 ID:Ku33Duzeo
〜海岸〜

千歌「梨子ちゃん! おまたせ!」

梨子「あ、千歌ちゃん」

千歌「来てくれたんだ♡ よかったー!」

千歌「昨日の今日でいきなりお出かけなんて、嫌かなーって思ってたんだけど」

梨子「強引に誘ったくせに♡」

千歌「むぅっ!」

梨子「……ありがとう、千歌ちゃん」

梨子「見ず知らずの私のために」

千歌「いいよぉ♡ 言ったでしょ! なんかはじめて会った気がしないって!」

千歌「なんか梨子ちゃんのためにしてあげたいの。押し付けがましかったかな……迷惑?」

梨子「そんなことない」フルフル

梨子「ありがとう」ニコ

千歌「う//」ドキドキ

千歌「そ、それじゃ行こう!」


千歌「ーー学校に!」





曜「……」コソッ

曜「……………………」ジィ...
417 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/08/28(日) 18:59:40.55 ID:6m256vH2o
(あかん)
418 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/08/28(日) 19:35:41.25 ID:Ku33Duzeo
〜学校〜

梨子「ここに……ピアノが?」

千歌「うん!」

千歌「梨子ちゃんがあんな真剣な表情で言うんだもん」


梨子「私ね、ピアノの音が聴きたいの……」


千歌「って」

千歌「仰々しく言うからキョトンってしちゃったよー」タハハ

梨子「…………」

梨子「千歌ちゃん、それ聞いた時、すぐに学校ならって……」

梨子「ここに……あるの?」プルプル

梨子「本当に? そんな簡単に見つかるの?」ドクン ドクン

千歌「梨子ちゃん……」

千歌「千歌、梨子ちゃんの事情はわからないけど……」

千歌「そんな真剣になるほど、ピアノを探してたんだね」ギュ

梨子「あっ//」テヲ...

千歌「確かにここら辺じゃ見つけづらいかもだけど」

千歌「学校なら、音楽室に置いてあるんだ」

梨子「……!」ギュ

千歌「梨子ちゃん、学校の生徒じゃないけど……内緒♡ 行こう♡」

梨子「えぇ……えぇ!」ダッ



曜「手……つないでたね」

曜「ふぅん……」
419 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/08/28(日) 20:49:07.33 ID:Ku33Duzeo
〜音楽室〜

ガラッ

梨子「ぁ……っ」ドクン

梨子「あった……本当に」

千歌「……」

梨子「さわっても、いいの?」

千歌「いいと思うよ♡」

梨子「……っ」ギッ...カタン

千歌「…………」


シーン...


梨子「……本当に、ならすわよ?」

千歌「うん」

梨子「ーー……」...トン


ポロン……♪


梨子「……っ!」ゾワッ...!


トン ポロン♪
トン ポロン♪


梨子「……っ」ジワ

梨子「ぅ……」ポロ..

千歌「え゛っ゛!?」

千歌「り、梨子ちゃん!?」ナクホド!?

梨子「……」ポロポロ

千歌「梨子ちゃん……」


ギュ


梨子「ちか、ちゃん」ポロポロ

千歌「やっぱりよくわからないけど……」ギュ

千歌「千歌もね、泣いちゃった時にこうやって抱きしめてもらうこと 多かったから」

梨子「違うの……違うの」

梨子「うれしくて……」ポロポロ

千歌「うん。わかってるよ♡」ナデナデ

千歌「夢が叶ったんだよね?」

千歌「おめでとう、梨子ちゃん♡」

梨子「……ぅん」ポロポロ



曜「……」ギリ

曜「……千歌ちゃん……」
420 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/08/28(日) 22:01:52.37 ID:Ku33Duzeo


キラリトキメキガー♪

千歌「ん? メール……」

千歌「ごめんね、梨子ちゃん」スッ

梨子「えぇ、こちらこそ……ごめんなさい」フキフキ

千歌「曜ちゃん……?」ナンデ?

梨子「?」

千歌「ごめんっ、ちょっと行ってくるね!」ダッ

梨子「えぇっ!?」


ソコデマッテテネー!!


梨子「ぁ……」ポツーン

梨子「……っ//」ボンッ//

梨子(ちっ、千歌ちゃんと抱き合っちゃった……!)カァー//

梨子「……//」スッ


トン ポロン……♪


梨子「心臓が……心地いい……」トクン... トクン...

421 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/08/28(日) 22:13:55.20 ID:Ku33Duzeo
〜トイレ〜

タッタッタ

千歌「曜ちゃーん」

曜「ごめんね千歌ちゃん、急に呼び出しちゃって」

千歌「それはいいけど……」

千歌「どうして曜ちゃんが学校に? 水泳部の練習……じゃないよね?」

曜「うん。まぁ……」

曜「千歌ちゃん、こっち来て」グイ

千歌「えっーーうわっ!?」グイッ


バタン!! ガチャ!!


千歌「よ、曜ちゃん……?」ビクビク

千歌「こ、個室にふたりは……なんだか恥ずかしいよ……」

曜「ーー千歌ちゃん」

曜「んむ……っ!」

千歌「んんっ!?」

曜「はぁはぁ、千歌ちゃん……んちゅっ♡ んむっ♡ ちゅっちゅっ♡」

千歌「ちょ、曜ちゃ♡ んぐっ♡ ぶっ♡ んぶぶ♡♡」ビクン!

曜「じゅるるるるっ♡♡ ぢゅるるるっ♡♡♡ はぁ♡」

曜「くちゅくちゅ♡♡ ちゅぅぅぅ……っ♡♡」

千歌「ふぅ?♡ ふぅ?♡ じゅぅぅ♡ ちゅ♡ ふぅ♡」ビクッ
422 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/08/28(日) 22:59:23.21 ID:zpXwNp7po
エロssなのに普通に面白いし続き気になるぞ
423 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/08/28(日) 23:55:55.86 ID:Ku33Duzeo
曜「千歌ちゃん」グイ

千歌「ひゃ♡」

曜「飲んで」モゴモゴ

千歌「んぶっ!!♡」

曜「くちゅ……じゅる……っ、ぶぢゅ……っ♡♡」

千歌「ふぅ♡♡ んぶ♡ んぐっ♡♡♡」ビクビク

千歌「ごく……♡ ごく……♡ ごく……♡」

曜「ぢゅ……る♡」プハ

千歌「はぁっ♡ はぁ♡ 曜、ちゃ♡ なぁ♡ なにぃ……♡」ピクピク

曜「……」サワッ

千歌「ひっ!?♡♡」ビクッ!!

曜「私とのちゅーでおっきくしちゃったんだ♡」ギュ!!

千歌「っあ!?♡」ビクン!

曜「…………」ゴシュッゴシュッ

千歌「ぅあ!♡ あ!♡♡」ビクッビクッ

千歌「服ご、とっ♡ ごしごしっ♡ しな♡」

曜「…………じゃあ脱いでくれる?」

千歌「そ、それはっ♡ あんっ!♡」

曜「……」ギュ!!

千歌「ぬ♡ ぬぐ♡ ぬぐよぉ♡♡」

スルスル

千歌「うぅ……♡」ビンビン

曜「千歌ちゃんのおちんちん、まだ直接さわってないのに……」

曜「くんくん♡♡」

曜「よかった……今日はまだ射精してないみたい♡」

千歌「よ♡ ようちゃ……♡♡」

曜「いただきまー……♡」カプ

千歌「っ♡♡」ビクッ

曜「ぐぷっ♡ じゅっ♡ じゅるっ♡」

曜「ぐぶっ♡ じゅぽっ!♡ じゅぽっ!♡ じゅぽっ!♡」

千歌「っあぁぁぁ!!♡♡ はげしっ♡♡ 最初からっ♡♡ はげしいよぉ!♡♡♡」ガクガクガク

424 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/08/29(月) 01:27:51.66 ID:TtyaemRDo
千歌「うあっ♡ 射精る♡ 射精ちゃ!!♡」ビクン!!

曜「おっと♡ ……っちゅぷ♡」プハ

千歌「よ♡ 曜ちゃん!?♡ なんで♡ 千歌!♡ 千歌もう!♡」ビクビク

曜「……♡」シコシコ

曜「千歌ちゃんのバキバキだね♡」チュッ

千歌「うっ!♡」ビク

曜「射精したい?」シコシコ

千歌「しっ♡ したいっ♡ したいよぉ!♡♡」ガクガク

曜「じゃあ、ちゃんとしてほしいって言えるよね?♡」

曜「言えない?♡♡」シコシコ!!

千歌「はぁ♡ はぁっ♡」

千歌「ちっ♡」

千歌「千歌のおちんちんっ♡ 曜ちゃんで♡ 曜ちゃんの手で♡」ガクガクガク

千歌「射精したいですっ!♡♡♡」

曜「うん♡」グリッ!!

千歌「あーーーーっ!!♡♡♡」ドピュッ!! ビュッ!! ビュクビュク!!

曜「ふふっ♡♡」シコシコッ!!

千歌「あーーっ!!♡♡ あーーっ!!♡♡」ビクッビクッ!! ブピュッ!!

曜「いっぱい射精したねー♡」

千歌「あぁ♡ あぁぁぁ……♡♡」ビクッ ビクン
425 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/08/29(月) 01:40:25.30 ID:TtyaemRDo

曜「あーあ……学校なのにこんな射精しちゃったね♡」

曜「精液こんな撒き散らして……あはは♡」

千歌「よ♡ 曜ちゃ……♡」ピクピク

曜「あの子のところに戻るんでしょ?」

曜「精液の匂い身体に染み込ませて」

千歌「うぅ……♡」

曜「いいよ♡ 戻っても♡」

曜「千歌は呼び出されてえっちなことして、そのにおいのまま 戻ってきたよ、って」

曜「ね♡」ニコッ

千歌「っ♡」ビクッ

曜「ついでに私も行っていいかな。紹介してほしいんだっ♡」

曜「あ、でも私も精液くさいかも」クンクン

曜「このまま ふたりであの子のところに行けば……」

曜「ふたりがえっちしたってバレちゃうかも♡」

千歌「そっ……!」

曜「うん?」ギロ

千歌「ぁ……」


...シーン


曜「ーーどうする?」

曜「……どうするの?」


〜〜

下1:千歌だけで戻る or ふたりで戻る

選択です。よろしくお願いしますm
426 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/08/29(月) 01:42:25.72 ID:SaymMz1So
ふたりで
427 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/08/29(月) 03:33:06.45 ID:OLNpQMYj0
梨子ちゃん応援したい…
428 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/08/29(月) 03:54:24.69 ID:01b+bmyO0
いいぞ
429 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/08/29(月) 11:51:03.31 ID:otP7nu6Ro
曜ちゃんがヤンデレズに…
430 :ID変わります [saga]:2016/08/29(月) 14:56:40.35 ID:Vx46I6LSO
〜音楽室〜

梨子(千歌ちゃん、どこまで行ったのかしら……)チラッ


窓から見た景色

それは、立って見る景色よりも、また少し空に近くて


梨子(そう言えばここ、上……)チラ


下を覗き込む。無論、窓は閉めたままだけど

実際はそうでもないのに、遥か下に地面がある様な錯覚すら覚えた


梨子「っ!? 落ちーーーー」クラクラ

梨子「あっ」フラ ペタン


吸い込まれそうな距離感に、思わず座り込んでしまったけど、
それ以上に不思議な感覚が私を包んだ

恐怖ではない。恐れが全くないと言えば嘘になっちゃうけどーー

それは、自分が思っている以上に、自分が恐怖を感じなかった違和感


梨子「…………」チラ


空を見上げる

あれほど恐怖でしかなかった青の空も

射抜かれる感覚すら味わった光も

いまは、怖いなりに見ていられる

慣れというには不自然なほど早く、
恐怖が払拭されつつあることを私は自覚した


梨子「…………なんで」


人魚は人間にはなれないーー

それでも海からあがり、地上に立ち、空に近づいたーー


梨子「……!」ゾクッ


一瞬 頭を過ぎったことーー

振り払う


梨子「……っ」ドクン ドクン

梨子「ち、千歌ちゃん……」キョロキョロ
431 :ID変わります [saga]:2016/08/29(月) 18:36:06.32 ID:TtyaemRDo


ガラッ

梨子「っ! 千歌ちゃーーえっ!?」ビクッ

千歌「た、ただいま……ごめんね、遅くなって……//」モジモジ

曜「ヨーソロー!」ビシッ

曜「私、渡辺 曜! よろしくっ!」ニコ

梨子「えっ、あ……」

梨子(あの時の人……。曜ちゃんって、やっぱり)

千歌「昨日言ってた曜ちゃんだよ。近くまで来てたみたいだから、梨子ちゃんにも紹介したくて」

曜「うん♡」

曜「千歌ちゃんが新しい友だちができたーってうれしそうに話すから 来ちゃたのであります」

梨子「ぁ、あの」ビクビク

曜「…………」

曜「梨子ちゃん……だよね?」

曜「あの……迷惑だった?」

梨子「えっ!?」

曜「いや、なにか……」

曜「すごい 怯えてるみたいだから」アハハ...

千歌「梨子ちゃん、大丈夫?」

梨子「ごっ、ごめんなさい! 私、ちょっと人になれてなくて……」

曜「人? 人見知りってことかな……」タハハ

曜「ごめんね」

梨子「いっ、いえ、そういうわけじゃ……でも、あの……っ」

梨子「ごめんなさいっ!」ダッ

千歌「あっ!」

ガラッ

タッタッタ...

曜「……」

曜「……行っちゃったね」

千歌「り、梨子ちゃん……」オロオロ

曜「バレちゃったかな?」グイ

千歌「あっ//」ギュ

曜「すんすん♡ やっぱり千歌ちゃん、えっちなにおい……♡」ギュ!!
432 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/08/30(火) 03:15:45.55 ID:dIMDftqF0
まだ?
433 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/08/30(火) 03:37:25.00 ID:bgJgEJV3o
>>432

曜「こんなえっちなにおい振りまいて、しかもふたりして」

曜「確実にバレちゃったよね♡」

千歌「曜ちゃん……なんで嬉しそうなの」

曜「?」キョトン

曜「いや、だって千歌ちゃんは私のものだもん」

曜「こんなに可愛い千歌ちゃんを、私は好きにできるんだ って自慢できたんだよ?」クンクン♡

曜「嬉しくなるに決まってるよね♡」

千歌「ごめんね」

曜「ん?」

千歌「梨子ちゃんとはなんでもないんだよ。本当に……」

千歌「ただ、仲良くなりたいって思っただけだもん」

千歌「心配させてごめん。千歌は……」ソッ

曜「千歌ちゃん♡」

千歌「千歌は曜ちゃんが好きだから……」チュ

曜「♡」

千歌「だからもう こういうことはやめようよ。もし曜ちゃんに変な噂が……」

曜「いいのいいの♡ それはそれ、これはこれ、ってね!」ヨーソロー!

千歌「曜ちゃん……」

曜「それよりさ、梨子ちゃん帰っちゃったし」

曜「これから私と遊びに行こうよ!」

千歌「えっ、でも……探さないと」

曜「じゃあ探しながら近くを散歩! それならいいでしょ?」

曜「私は千歌ちゃんと一緒にいられるだけで良いから全然大丈夫だよっ!」

千歌「う、うん……」

千歌(梨子ちゃん……)


曜「………………」


434 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/08/30(火) 03:46:56.42 ID:bgJgEJV3o


梨子「はぁっ……はぁっ……!」タッタッタ

梨子(なんで、私、逃げて……!)

梨子「はぁっ……はっ!」

梨子(息が苦しい……身体が重い……)

梨子(水の中なら、こんなこと、ないのに……!)チラ

梨子(身体があつい……!)

梨子「はぁっ……はぁっ……あっ!」ズルッ

ドテッ!

梨子「う……」

梨子「いっ……た」ジワ

梨子「うぅ……」ムクリ

梨子(海……海……行きたい……)

梨子「は……はぁ……!」ズルズル

435 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/08/30(火) 03:55:00.72 ID:bgJgEJV3o
〜海岸〜

梨子「いたっ……う……」ズルズル


ザザーン...


梨子「……」トテトテ

梨子「…………」ペタン


ザザーン...


梨子「う……」ジワ

梨子「……っ」ポロポロ

梨子(自分の気持ちがわからない……)

梨子(なんで私は逃げて……泣いてるの?)

梨子(ついさっきまで、あんなに心が高なって、満たされて)

梨子(しあわせだったのに)

梨子(わからないよ……千歌ちゃん)

梨子(千歌ちゃん……)

梨子「……っ」ポロポロ


ザザーン...


436 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/08/30(火) 05:07:29.46 ID:fGrK1Z4Yo
梨子ちゃん…
437 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/08/30(火) 05:55:19.10 ID:dIMDftqF0
こういうのが読みたかった
438 :ID変わります [saga]:2016/08/30(火) 16:00:01.81 ID:y9AWicD3o
〜海岸 夜〜


千歌「……」ナデナデ

梨子「…………」


ザザーン...


梨子「…………ぅ」パチ...

千歌「……起きた? おはよっ」ニコ

梨子「ちか……ちゃん……?」

梨子「わたし……」

千歌「こんなところで寝るなんて風邪引くよー」ナデナデ

千歌「あ、怪我してたみたいだから、勝手だけど手当てしちゃったよ」

梨子「…………」ボーッ


ザザーン...


梨子「……っ!?」ガバッ

梨子「ぃたっ!」

千歌「あ、ダメだよ、擦りむいた傷、結構大きいんだから」

千歌「はい♡ 座って♡」ポンポン

梨子「っ//」カァ//


ザザーン...


梨子「……」

千歌「……」


ザザーン...


梨子「……あの」

千歌「ーーごめんね、さっき」

梨子「えっ」

千歌「梨子ちゃんがあんなに人見知りなの知らなくて」

梨子「あっ、違」

千歌「……あの後、曜ちゃんと探したんだけど、見つからなくて」

千歌「曜ちゃんと別れて家に帰ってきたら、この海岸に梨子ちゃんがいてね」

千歌「……びっくりした」エヘヘ


ザザーン...
439 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/08/30(火) 16:11:52.03 ID:y9AWicD3o

梨子「…………嫌で逃げたわけじゃないの」

千歌「そうなの?」

梨子「おかしなこと、言ってもいいかしら」

千歌「うん?」

梨子「千歌ちゃんが曜ちゃんと一緒にいるところを見て、モヤモヤしちゃったの」

千歌「え……」

梨子「私、空がちょっと苦手で」

梨子「高いわよね、空……なんだか、ふわって浮いて、そのままどこまでもあがっていっちゃいそうな……」

千歌「う、うーん?」

梨子「ピアノの部屋、上にあったでしょ? 窓の外を見てたらなんだか不安になっちゃって」

梨子「そこに千歌ちゃんが帰ってきてくれたと思ったら、今度はまたモヤモヤしちゃって」クス

千歌「…………」

梨子「よくわからなくなっちゃって」


ザザーン...


千歌「それで、泣いてたの?」

梨子「えっ」

千歌「梨子ちゃん……泣きながら眠ってたから……」

梨子「あ……」


ザザーン...


千歌「……曜ちゃんはね、幼なじみなんだ」

千歌「昨日も言ったけど、本当にすごい人なんだよ!」

千歌「なんでこんな千歌の幼なじみなんだー? って思うくらい、まぶしくてキラキラしてて」

千歌「……こんな千歌のこと好きだーって言ってくれるんだ」

梨子「……っ」ズキ

千歌「ときどき強引だけどねー」エヘヘ

梨子「……そう、なんだ」

千歌「そんな曜ちゃんが千歌のこと求めてくれるなら、千歌はそうしてあげたいの」

千歌「千歌が嫌だって言って、曜ちゃんがキラキラできなくなる方が嫌だから」

梨子「えっ?」


ザザーン...
440 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/08/30(火) 16:38:24.20 ID:y9AWicD3o

梨子「そんな言い方……まるで」

千歌「あっ! ううん、嫌とかじゃないよ! 曜ちゃんのことは大好きだもん!」

千歌「ただ、だんだん千歌を優先することが多くなってきてる気がして」

千歌「ときどきそれで強引になったり」


ザザーン...


千歌「千歌が足かせになるのはいやだなーとか思ったり」

梨子「……どうして、それを私に?」


ザザーン...


千歌「なんでだろ」エヘヘ

千歌「……なんか梨子ちゃんにはなんでも話せる気がしちゃうんだ」

梨子「…………」

千歌「……なんてね」ギュ

梨子「あっ//」

千歌「あんな態度だと、さすがに千歌でもわかるよー」

千歌「これで違ってたら恥ずかしいっ!?」ギャー!!

梨子「えっ、あ、あの……」

千歌「梨子ちゃんも、千歌のこと、好きになってくれたのかなーなんて」

千歌「うぬぼれ? えへへ……だから曜ちゃんのこと話したの」

梨子「ーーえ……私……千歌ちゃんが好きなの?」


ザザーン...


千歌「……へ?」


ザザーン...
441 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/08/30(火) 19:16:06.65 ID:bgJgEJV3o

千歌ちゃんの顔を見る

少し困惑したような表情をして、
夕焼けのそれよりも綺麗な赤い瞳が揺れていた

千歌ちゃんが好き

そう、そうだ

私は千歌ちゃんが好き

私は人魚で 千歌ちゃんは人間だけど、
そんなもの どうでもよくなるくらい

千歌ちゃんと一緒にいる間の、この心臓の鼓動とか

ピアノの旋律よりも心を穏やかにしてくれる、この気持ちとか

見ないふりをしても、どうやっても誤魔化しきれないこの想い

千歌ちゃんの言葉を受けて、
よりはっきりと、漠然とした想いが形になっていくのを感じた

この想いが辿り着く先、
それがきっとーー悲劇だとしても、
嘘なんてつけるはずがない
442 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/08/30(火) 19:16:43.72 ID:bgJgEJV3o
梨子「なんてね……♡」ギュ

千歌「え」

梨子「千歌ちゃんの真似♡」

千歌「なぁっ!?//」

梨子「ありがとう、千歌ちゃん……」


ザザーン...


千歌「えぇ……今度はなに//」

梨子「ううん、気づかせてくれて」

梨子「本当に人を好きに……こんなに早く好きになるなんて、ちょっとおかしくて」ジワ

梨子「うふふ……♡」ポロポロ

千歌「梨子ちゃん……//」ドキ


ザザーン...




下1:

1:千歌「私には曜ちゃんがいるから……」

2:千歌「梨子ちゃん……!」ダキッ

選択です。よろしくお願いしますm
443 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2016/08/30(火) 20:42:29.83 ID:dIMDftqF0
1
444 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/08/30(火) 21:16:55.47 ID:g8WYxJdso
1選べば梨子ちゃんは消えないけど、だが……

2を選べば消えちゃうし、悲しい…
445 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/08/30(火) 23:41:27.68 ID:bgJgEJV3o

千歌「……っ、あのね、千歌には」

梨子「」フルフル

梨子「いいの。わかってるから……」ニコ

梨子「わざわざ千歌ちゃんが、曜ちゃんとのことを 話してくれたんだもの」ポロポロ

千歌「梨子ちゃん……」

梨子「うふふ……」ポロポロ


ザザーン...


千歌「曜ちゃんには内緒……//」ギュ

梨子「あ……」

千歌「いまだけ、いまだけ」

千歌「梨子ちゃんが泣いてもいいように。千歌がそうするのは、ちょっとどうかなって 思ったんだけど」

梨子「千歌……ちゃん」ポロポロ

千歌「…………」ギュ

梨子「うっ……ひっく……」ポロポロ


ザザーン...


〜〜
446 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/08/30(火) 23:48:09.03 ID:bgJgEJV3o
〜翌日 学校〜

梨子「……わがまま言って ごめんなさい」

千歌「ううん、いいよぉ♡」

梨子「もう一度ちゃんと、ピアノの音を聴きたくて……」

梨子「これで最後にするから」

千歌「梨子ちゃん……」

梨子「だから、今日は、ちゃんとそばにいてくれる?」ニコ

千歌「うん……♡ 梨子ちゃんが満足するまで付き合うよっ!」

梨子(そう、最後)

梨子(もう一度聴いたら、帰ろう)

梨子(みんなのところへ)


447 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/08/31(水) 00:59:53.57 ID:xyP+lfqe0
せつない…
448 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/08/31(水) 01:23:10.32 ID:BM4GziIRo
〜音楽室〜

梨子「〜♪」


トン

ポロン♪

トン

ポロン♪


梨子「♪」ジワ

千歌「……」ニコニコ

梨子「ふふ♡」ポロ...

梨子「……なにか弾ければよかったんだけどな」ゴシゴシ

千歌「……千歌も弾けないしな〜」エヘヘ


トン

ポロン♪


千歌「……次」

梨子「え?」

千歌「最後なんて言わないでさ。また次 来ようよ!」

千歌「探してるくらいだから練習……できないのかも知れないけど……」

千歌「最後なんて……言うから、どこか行っちゃうのかも知れないけど……」

千歌「千歌、梨子ちゃんのピアノ、聴きたいな!」

梨子「……」パチクリ

梨子「ふふっ♡」ジワ

梨子「あなた、結構 残酷なこと言うのね」ゴシゴシ

梨子「フった相手に、そんな約束みたいなこと……♡」

千歌「あっ……」

梨子「でも、そうね、弾けるようになったらきっとーー」

梨子「きっとまた、会いにくるわ」

千歌「やっぱり……」

梨子「えぇ……ピアノの音も聴けたし」

梨子「帰ろうと思うの……」

千歌「そっか……」

梨子「…………」

千歌「…………」


ポロン...♪


〜〜
449 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/08/31(水) 01:35:19.69 ID:BM4GziIRo

失恋と言うには自覚するのが遅くて、
それで、あっけなく散っちゃったけど

それでもよかった

ピアノの音も聴けたし

千歌ちゃんと素敵な約束までできた

空もこんなの晴々と澄みきって……
私の心もこんな感じなのかな、と自分で思ったりした

この三日間でたくさんの思い出ができたんだもの

後悔なんてあるわけない

それに、二度と来れなくなるわけじゃないもの
450 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/08/31(水) 01:35:49.72 ID:BM4GziIRo

そう、思っていたーー
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