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冬馬「……笑ってはいけないジュピター?」
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1 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2016/07/16(土) 13:21:16.22 ID:vUwLxVQAO
――某月某日 315プロ小会議室
冬馬「って……あれだよな。笑ったらケツしばかれるあの」
翔太「アレだよね」
北斗「アレだね」
山村「はい。今から24時間、ジュピターの皆さんには笑ったら罰としてお尻をバットで叩かれる生活を送っていただくことになっています」
山村賢
http://imepic.jp/20160715/693740
315プロの事務員。要するにMマスにおけるピヨちゃんやちひろと同じポジのキャラ
基本的にポンコツ。実は学生バイトで趣味は釣り
2 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2016/07/16(土) 13:23:53.59 ID:vUwLxVQAO
冬馬「え、ちょっと待ってくれよ。俺は今日は今度出る歌番組の打ち合わせって聞いてたんスけど」
山村「そんなものはないです」
冬馬「!?」
北斗「……あー。見事に騙されたね」
翔太「なるほど、そういうことかー。あれ、ってことはもしかしてこれもうカメラ回ってるの?」キョロキョロ
山村「いえ、そんなものはありません」
冬馬「……ん?」
山村「番組用の撮影じゃなくただのウチの事務所内の個人的な企画なので。
テレビで放送とか一切されないです。ちなみにギャラも出ません」
冬馬「それただの嫌がらせじゃねーか!!」
翔太「んくっ…ww」
デデーン 翔太アウトー
翔太「……うぇっ!?」
3 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2016/07/16(土) 13:28:28.70 ID:vUwLxVQAO
バターンッ! ズダダダダダッ!
―――その時、目の前の扉が勢いよく叩き開けられ全身タイツの屈強な男達が複数人、ジュピターの3人がいる部屋の中に押し寄せたッ!!
翔太「えっ、ちょっ、えっ? な、なに、待っ……!?」
タイツ男「…………」ガシッ!
彼らは戸惑う翔太の肩をがっしり捕まえると……次の瞬間、一切無駄のない動きで容赦なくその手に握るバットを大きく振りかぶる――ッ!!
バチーンッ!!
翔太「あ痛ぁああ゛あああああッッッッ!!!???」
冬馬「〜〜〜〜ッッ…!」
北斗「うわっ……」
そして自らの仕事を終え満足げな屈強な男達は静かに、かつ迅速に一切無駄のない動きで再び扉から部屋を出て行った……。
翔太「なんっ、えっ、はっ!? え、なんなの、まさかもう始まってたの!?
スタートの合図とかあってそれからじゃないの!?」
山村「だから“今から”って言ったじゃないですか。当然あの時点でもう始まってますよ」
翔太「なにそれ……っていうか痛い! 本気で痛い! もっとこう、実はあんまり痛くないソフトな道具とか使うもんなんじゃないの普通!?
あと今僕のケツ叩いたの明らかに誠司さんと道流さんだったよね!?」
冬馬「ああ……マスクで顔は隠れてたがあの体格は間違えようがない」
北斗「315プロ屈指のガチな人選じゃないか……」
4 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2016/07/16(土) 13:30:44.19 ID:vUwLxVQAO
信玄誠司
http://imepic.jp/20160715/693731
みんな大好き信玄ニキ。元自衛官のガチムチ肉体派アイドル。姪っ子のあまね(5歳)を溺愛している
元公務員3人組アイドルユニットFRAMEに所属。っょぃ
円城寺道流
http://imepic.jp/20160715/693720
元柔道金メダリストのガチムチ肉体派ラーメン屋アイドル。面倒見がよく家事全般が得意。趣味は資格取得
武闘派3人組アイドルユニットTHE虎牙道に所属。っょぃ
木星「…………………」
木星(この企画……遊びじゃないッッ!!!!)ゾクッ…
5 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2016/07/16(土) 13:34:32.68 ID:vUwLxVQAO
山村「えー、というわけで順序が逆になってしまいましたがこれから詳しい説明をしていきますね」
山村「まずこの企画が持ち上がった理由としては、最近のあなた達が正直たるんでいると。
ここらで活を入れる必要があるなと、そういうことで立案されました」
翔太「……いや、たるんでないし」
北斗「俺は真面目に仕事してるつもりだったけど……」
冬馬「そうっスよ、俺達はいつでも全力でやってるっつーの!!」
山村「本当にそうですか? 961プロ時代にちょっとキャーキャー言われてたからって実は最近調子に乗ってませんか?」
冬馬「なっ!?」
翔太「え……」
北斗「……」
山村「315プロの他のアイドル達からさすがジュピター、さすジュピさすジュピと持ち上げられて……。
正直なところ315プロ内で先輩としての立ち位置に甘んじ
天狗になってる部分がまったくないと本当に皆さんは言い切れるんですか?」
冬馬「……そんなこと…ッ!」
山村「まあぶっちゃけ実際はただの社長とプロデューサーさんの気まぐれな思いつきなんですけど」
冬馬「おい!!」
山村「とにかくそんな感じで……えー、なんだっけ。そうそう、ですからなんかまあ、はい。
そういう風ななんかアレでジュピターの3人にはこのまま1日しゅご……過ごしていただきます」チラチラッ
翔太「いやもうしょっぱなからグダグダじゃん……思いっきり噛んでるし」
北斗「さっきからチラッチラ手元のカンペ見てるしね」
6 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2016/07/16(土) 13:38:17.48 ID:vUwLxVQAO
山村「ではサクサク行きたいんでここで皆さんにはこちらで用意した衣装に着替えていただきます。どうぞ」ポスッ
翔太「……あー。やっぱここら辺は本家と同じ感じなんだね」ガサガサッ
冬馬「なんかもう既に嫌な予感しかしねえ……」ガサガサッ
北斗「まあ俺はこれでも一応モデル出身だからね。どんな服でも自分のモノにする自信はあるよ。
えっと、そこにある試着室で着替えればいいのかな?」ガタッ スタスタ…
翔太「……あ、よかった。僕のは普通にいつも使ってるレッスン用のジャージだ。冬馬君はどうだった?」
冬馬「……」
翔太「? 冬馬君?」
冬馬「いや……俺のもジャージだったけど」
翔太「なんだ、よかったじゃん。じゃあオチ担当は北斗君かな」
冬馬「ただし両乳首の部分に星型の穴が開いてる」
デデーン 翔太アウトー
翔太「冬馬君てめえこのやろぉぉおおおおおおおッッ!!!!!」
バチーンッ!
翔太「ふぎゃっ!!??」
7 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2016/07/16(土) 13:44:28.95 ID:vUwLxVQAO
冬馬「これは俺のせいじゃないだろ……むしろ一番の被害者だ」
翔太「いやもうなんなの? 冬馬君は僕に何か恨みでもあるの?」
冬馬「割とあるわ。トイレ行ってる間に俺のクリームソーダからさくらんぼ抜き取って代わりに梅干し乗っけてきたこととか」
翔太「ごめん」
冬馬「っつかこれ……マジで着ろと?」
山村「もちろん」
翔太「やめてよ、これはもはや視覚のテロだよ……」
冬馬「だよな。せめてこれが星型じゃなくてハート型だったら楽勝で着こなせたんだが」
デデーン 翔太アウトー
翔太「……冬馬このやろうぶっころすッ!!!!」
バチーンッ!
翔太「ほげえっ!!??」
冬馬「ざまあ」
8 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2016/07/16(土) 13:49:20.02 ID:vUwLxVQAO
翔太「ひっく、痛いよぅ……痛いよぅ……」シクシク…
冬馬「……流石にこれ以上は良心が痛むな。なあ山村さん、ほんとにこれ以外に俺の服ないんスか?」
山村「うーん、しょうがないですねえ。なら妥協してこっちで」ポスッ
冬馬「……いやこれ765の連中の痛パーカーじゃねえか」
※参考画像
http://imepic.jp/20160716/433140
翔太「……もう穴さえ開いてなかったらなんでもいいよ。うん、似合う似合う。冬馬君なら楽勝で着こなせる」
冬馬「ええ……」
9 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2016/07/16(土) 13:52:33.57 ID:vUwLxVQAO
※着替えました
冬馬(痛パーカー装備)「……」
翔太(ジャージ装備)「……」
山村「……」
冬馬「……」
翔太「……」
山村「……」
冬馬「……」
翔太「……」
山村「……」
冬馬「……」
翔太「……なんかさっきから冬馬君のパーカーの春香さんと目が合うんだけど」
冬馬「ふひぇっ…www」
デデーン 冬馬アウトー
冬馬「あああああ、くっそ!!」
バチーンッ!
冬馬「あべしっっ!!!!」
翔太「ざまあ」
10 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2016/07/16(土) 13:57:45.86 ID:vUwLxVQAO
冬馬「……っつか忘れてたけど北斗の奴はたかが着替えにどんだけ時間かかってんだよ」
翔太「んー、まあそろそろ出てくるんじゃない?」
北斗「やあ、お待たせ」カチャッ
翔太「あ、来た来t……」クルッ
北斗「チャオ☆」
※画像はあくまでイメージです
http://imepic.jp/20160716/450780
デデーン 冬馬、翔太、アウトー
冬馬「ちくしょう、こんな古典的なネタでぇぇえええええっっ!!!!!」
バチーンッ!
翔太「やめてよ北斗君は大体何やっても面白いんだよぉおおおおああああっっ!!???」
バチーンッ!
北斗(白鳥)「冬馬もなかなか攻めた恰好してるね」
冬馬「いや、お前の恰好に比べたら足下にも及ばねえわ……」
翔太「え、まさかほんとにこれでいくの? この後24時間も僕は北斗君のこの姿を見続けなくちゃならないの?」
山村「皆さんとってもお似合いですよ!」
冬馬「うるせえよ」
山村「それでは全員着替えたところでぼくはこの辺で一度失礼しますね。
次の指示があるまで皆さんはここで待機していて下さい。頑張って下さいね!」
スタスタスタ… バタンッ
冬馬(痛パーカー)「……」
翔太(ジャージ)「……」
北斗(白鳥)「……」
11 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2016/07/16(土) 14:05:38.35 ID:vUwLxVQAO
冬馬「なんか普通に出てったし……」
翔太「ねえ、ひとつ確認しておきたいんだけど僕たちってアイドルだよね? お笑い芸人じゃないよね?」
北斗「俺はそのつもりだったけど正直不安になってきたよ」
冬馬「やめろよ……大体個人的な企画ってことは仕掛け人は誰がやるんだよこれ」
北斗「そこはやっぱり賢や執行人と同じでウチの事務所の人達なんじゃない?」
翔太「もし黒ちゃん出てきたらどうしよう……」
冬馬「オッサン来たらその時点で笑う自信あるわ俺」
北斗「やめよう冬馬。そういうのはフラg」
バターンッ!
雪歩「あなたの遺伝子が呼んでる……!」キリッ
デデーン 全員アウトー
12 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2016/07/16(土) 14:11:04.34 ID:vUwLxVQAO
バタンッ! ズダダダダダッ!
冬馬「こんなんアリかよクソがああああああああッッ!!!!!」
バチーンッ!
翔太「トップバッター雪歩さんとか予想つくわけないdんぎゃあああああああッッ!!!!!」
バチーンッ!
北斗「765プロのエンジェルちゃんに会えたのは嬉しいけどどうせならもっと運命的なぁがあああああああッッ!!!!!」
バチーンッ!
雪歩「よ、よかった……滑らなかった……」ホッ
冬馬「いや、よくねえから。こっちは全然よくねえんだよ」
雪歩「ご、ごめんなさいぃぃ……!」ビクビクッ
冬馬「あ、悪ぃ。別にお前を責めてるわけじゃねえんだけどよ。
というかなんでそこは我那覇じゃねえんだよ。まああいつだったら多分笑ってねえけど」
千早「……」
冬馬「って、うおっ!?」ビクッ
千早「……」
冬馬「なんだ、如月もいたのかよ……」
千早「……」ジッ…
冬馬「……? なんだよ?」
千早「……」ジーッ
冬馬「……」
千早「……」ジーーッ…
冬馬「……だから何なんd」
千早「チッチチッチ、ちーっぱーい、無いん無いーん♪」ボソッ
冬馬「ッ!?」
翔太「ッ!?」
北斗「ッ!?」
13 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2016/07/16(土) 14:16:04.31 ID:vUwLxVQAO
千早「チッチチッチ〜、ちーっぱーい、無いん無い〜ん♪」フリフリ…
冬馬「……ぐっ…!」プルプルッ…
翔太「っ!…っ!」プルプルッ…
北斗「……!」プルプルッ…
千早「もげ! もげもげ! 乳をもg……あっ、そもそももぐほどなかったわ」
木星「グフッ…」
デデーン 全員アウトー
冬馬「……ふざけんなああああああああ!!!! こんなもん卑怯だろうがあああああ!!!! 山村ァ!!!!」
バチーンッ!
翔太「出オチにも程があるでしょ勘弁してよもぉぉおおおおおお!!!!!」
バチーンッ!
北斗「女性の身体的特徴を笑うなんて……俺はなんて最低な男なんdあ゛あ゛ああああ!!!!」
バチーンッ!
千早「……」
冬馬「痛ってぇ……くっそ。っつかこれまさかお前らの方もノーギャラなのか!?」
雪歩「そうですぅ」
冬馬「何やってんだよ!? マジで断れよ、他事務所のためにこんなことまでやる必要ねえから!
真面目か! 身体張るとこ間違え過ぎだお前ら!!」
千早「私は常に胸を張って生きていたいから。まあ張るほどないんだけれど」
翔太「おっふwwwww」
北斗「コポォwwwww」
デデーン 北斗、翔太、アウトー
翔太・北斗「あ゛あ゛あああ゛あ゛ああああああ!!!!!」
バチーンッ!
14 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2016/07/16(土) 14:22:40.45 ID:vUwLxVQAO
千早「ペッチャパイ♪ この小さな胸で♪ ペッチャパイ♪ 夢が育ってる♪ 如月ちっぱいやです」
冬馬「いやもう自虐も大概にしとけよ!? いいからそういうの!
もっと自分を大事にしろ! 逆にこっちの胸が抉られるわ!!」
翔太「ぶふっ! ちょ、冬馬君そういう上手いこと言うのやめ……」
デデーン 翔太アウトー
翔太「……あっ!」
バチーンッ!
翔太「ん゛に゛ゃあああああああ!!!!!」
千早「やった、ウケた……」グッ!
翔太「しかもむしろ本人は結構嬉しそうだった!」
雪歩「千早ちゃんお笑い好きだから……」
北斗「そんなところも素敵だよ千早ちゃん……」
冬馬「頼むからもうお前ら帰れよマジで」
15 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2016/07/16(土) 15:20:08.12 ID:vUwLxVQAO
千早「それじゃあ帰る前に最後に記念写真を撮りたいんだけれど。
ポラロイドだからすぐに出てくるわ」
冬馬「はあ……? いや、なんの記念だよ。何ひとつ思い出に残したいものがねえんだが」
千早「実は私、最近カメラに凝っていて……」
雪歩「千早ちゃんの趣味の充実のためにも協力していただけると嬉しいですぅ」
北斗「なるほど、そういうことなら喜んでお受けするよ。可愛いレディのお願いは断れないしね」
翔太「……この北斗君と冬馬君と並んで写真撮りたくないんだけど。まあいいけどさ」
千早「ありがとう。じゃあ萩原さんも一緒に並んでもらえるかしら?」
雪歩「えっ、私も!? あ、あうう……ごめんね、男の人の隣はちょっと……」
千早「大丈夫よ。これはもはや男とかじゃなく人間とは何か別の種類の生き物だと思えばいいわ」
冬馬「……悔しいがまったく言い返せねえ」
雪歩「そういうことなら……」
冬馬「いや、お前も納得すんなよ」
千早「はい、じゃあそこに……ええ、窓辺のところに全員一列で立って……」
千早「……んー、ちょっと違うわね。光の入射角が……ピントの調整が……」
千早「何かしら、何かが違う……気分が乗らない……写真の神が私にインスピレーションを与えてくれない……?」ブツブツ…
冬馬「……この素人のくせにやたらプロ気取ってる感じも若干イラつくんだが」
翔太「いちいちツッコんでたらキリがないよ冬馬君。相手の罠に自ら飛び込まないでよ」
16 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2016/07/16(土) 15:31:37.58 ID:vUwLxVQAO
千早「ん……オーケー、イケるわ。それじゃあ撮るわね。みんな笑ってくれる?」
雪歩「は、はいっ」
冬馬「誰が笑うか」
翔太「変態みたいな恰好して真顔で写る男3人っていうのもシュールな図だけどね」
北斗「……これでいいかな? ハハッ☆」ニコッ
デデーン 北斗アウトー
冬馬「……」
翔太「……」
バチーンッ!
北斗「ふん゛もっふ!!!!」
冬馬「北斗……」
翔太「北斗君……」
北斗「……エンジェルちゃんの頼みならば例え叩かれても悔いはないよ」フッ…
冬馬「……お前がナンバーワンだよ」
翔太「っていうかいいからさっさと撮って終わらせようよ……」
千早「それじゃ仕切り直して今度こそ撮るわね。はい、チーズ」
パシャッ!
北斗「……ちゃんと撮れたかな?」
千早「ええ。出てきたわ」ピラッ
冬馬「改めて酷ぇ恰好だな……あ? ちょっと待て。
これなんか背景に明らかにUFOっぽいもんが写ってんだけど」
北斗「ああ……そういえば確か雪歩ちゃんはUFOアイドルとか言われてるんだっけ?」
翔太「え、あれってガチだったの? え? なに、本物?」
雪歩「あ、それは四条さんのご親族の方です」
デデーン 全員アウトー
冬馬「……やめろよこれだから四条の奴は苦手なんだよぉぉおおおおおおッッ!!!!!」
バチーンッ!
翔太「もうホント家帰らせてよぉぉおおお!!! っ痛ぁあああああッッ!!!??」
バチーンッ!
北斗「そんな神秘的なところも魅力的だよ貴音ちゃんんん゛んん゛んんんんッッ!!!??」
バチーンッ!
17 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2016/07/16(土) 15:48:02.51 ID:vUwLxVQAO
※千早と雪歩は帰りました
北斗「ふぅ……ひとまずのところは落ち着いたね」
翔太「そうだね」
北斗「しかしなんというか……千早ちゃんに大分持っていかれたよね」
翔太「うん……」
冬馬「……あっ!」
北斗「ん?」
翔太「どうしたの冬馬君」
冬馬「やべえ、今の北斗の発言で『まあ胸の脂肪は最初から全部持っていかれてるんだけれどね』っていう如月の声が脳内で再生された」
翔太「フヒュッ…」
デデーン 翔太アウトー
翔太「ちょっ、もぉぉぉおおおおおおお!!!!!」
バチーンッ!
翔太「ぎに゛ゃあ゛あああああああ!!!??」
冬馬「……すまん。悪気はなかった」
北斗「翔太は中学生だからね。この手のネタには弱いよね、しょうがないね」
翔太「ぐすっ、痛い……もぅまぢムリ。。」ヒリヒリ…
冬馬「……翔太のためにもとりあえず如月の話題は今から一切禁止ってことにするか。
っつかこれやっぱ収録じゃなくて正解だったな。
仮に放送されてたら絶対あいつらのファンから剃刀レター届くわ」
北斗「そうだね」
翔太「最初からそうしてよ……そもそも男子中学生のケツがシバかれるって絵面的にかなりギリギリだよ?」
北斗「まあまあ、落ち着いて翔太」
冬馬「……」
冬馬「中学生は山へケツをシバかれに、四条は川へケツを洗濯に行きました」ボソッ
翔太「…………」
北斗「…………」
18 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2016/07/16(土) 15:53:38.39 ID:vUwLxVQAO
冬馬「四条が川で巨大なケツを洗濯していると川上から巨大なケツがどんぶらこ、どんぶらこ、と流れてきます」
翔太「……」
北斗「……」
冬馬「“なんと面妖な巨大おけつでしょう!”
四条はその巨大なケツを巨大なケツで支えながら家まで持ち帰ることにしました」
翔太「……」
北斗「……」
冬馬「そしてその巨大なケツに一気に包丁を入れると………なんと中から玉のような巨大なケツが!!」
翔太・北斗「んふっ…www」
デデーン 北斗、翔太、アウトー
翔太「あああああもうっ!! 冬馬君ほんと後で覚えてでぇぇえ゛えええええっ!!!??」
バチーンッ!
北斗「待ってちょっとこれは卑怯……う゛ぁいっっ!!!!!」
バチーンッ!
冬馬「っしゃ!」グッ!
19 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2016/07/16(土) 16:01:51.80 ID:vUwLxVQAO
冬馬「……」
翔太「……」
北斗「……」
※口を開くと笑ってしまうので沈黙が続いています
翔太「……ていうかさ」
北斗「ん?」
翔太「これってやっぱり一番叩かれた回数の多い人が罰ゲームとかあるの?」
冬馬「さあ……」
北斗「今のところ一番叩かれてるのは翔太かな?」
翔太「えー、ちょっとほんと勘弁してよ。この状況が既に罰ゲームみたいなもんなのに」
北斗「そうだなあ」
翔太「―――このままじゃ僕のお尻に穴が開いちゃうよ」
北斗「ッ!?」ピクッ…
冬馬「まあ穴は既に開いてるんだけどな」
翔太「あ、そうだった」
北斗「っっ!?」ピクピクッ…
翔太「はあ……それにしても叩かれ過ぎてなんか穴の入り口のところが痒い」
冬馬「まあそこは入り口じゃなくて出口なんだけどな」
北斗「っっ…!!」プルプルッ…
翔太「ねえ、どうしよう冬馬君。このままもうひとつ穴開いて穴が2つになっちゃったら」
冬馬「なんと奇遇な!!」
北斗「ぐほぁっwwwww」
デデーン 北斗アウトー
北斗「ぐああああああああッッッッ!!!!」
バチーンッ!
冬馬・翔太「はい、たーっち。いぇい」パンッ
北斗「………やられたよ。いい連携プレーだった、掛け値なしに」
20 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2016/07/16(土) 18:06:23.86 ID:CARX9qCP0
イメピクだと一月で画像が見れなくなるからな
21 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2016/07/16(土) 23:46:55.87 ID:sYyIBEkeo
白鳥の首そこにいくんだwwwwww
765の痛ジャージもなかなかキツいな
22 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2016/07/17(日) 04:21:25.51 ID:Iv/TJirAO
コンコンッ
冬馬「ん?」
北斗「ノックの音?」
ガチャッ!
涼「し、失礼しまーす……」ヒョコッ
翔太「あ、涼さんだ」
冬馬「今度はお前か……」
秋月涼
http://imepic.jp/20160717/125100
元女装アイドル。現在は女装をやめ、かっこいいアイドルを目指してジュピターと同じ315プロに所属
兜大吾、九十九一希の2人とともにF-LAGSという3人組ユニットを組んでいる
涼「……」テクテク
木星「……」
涼「……」ピタッ
木星「……」
涼「……」スゥーッ
木星「……?」
涼「―――秋月涼の!! 自虐一発ギャグ!! “落とし物”」
木星「……」
涼「……あれ?」キョロキョロ
涼「おかしいなあ……うーん、どうしよう……あれー?」
木星「……」
涼「見つからない……どこに行っちゃったんだろう?」
涼「うーん、うーん……いくら探してもないなあ。
はあ……やっぱりどこかに落としてきちゃったのかな?」
木星「……」
涼「どこに落としてきちゃったんだろう……?」
涼「僕のおち○ち○」
デデーン 全員アウトー
23 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2016/07/17(日) 04:28:28.58 ID:Iv/TJirAO
冬馬「ああ、分かってた! 分かってたよ!
最初からなんとなくオチは分かってたのに……ッ! アッ――――!!!!」
バチーンッ!
翔太「あのさぁ、だから僕ほんとこういう系弱いんだってぇええ!! アッ――――!!!!」
バチーンッ!
北斗「ちゃおおおおおおっっ☆ アッ――――!!!!」
バチーンッ!
涼「あああああ、恥ずかしい……」カァ〜ッ
冬馬「ならなんでやったんだよ……」
翔太「まあ少なくとも僕の中の涼さんの好感度は上がったけどさ……」
北斗「あのネタをやる度胸があるって意味では漢らしかったね」
涼「えっ、ほ、ほんとですか!? わあ、エヘヘ……やったあっ!」ピョンッ
冬馬「悪い。やっぱりどっちかっつーと可愛い」
翔太「うん」
北斗「とても女の子らしいね」
涼「ぎゃおおおおおおおおん!!??」
24 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2016/07/17(日) 04:46:08.61 ID:Iv/TJirAO
冬馬「……」
翔太「……」
北斗「……」
※涼ちんも帰りました
冬馬「……ハァ。なんかもう既に大分体力と精神力がやべぇんだけど」グッタリ…
北斗「同じく……」グッタリ…
翔太「スタミナお化けの冬馬君ですらやばいんだからこっちはもっとやばいよ……」グッタリ…
冬馬「まったく、このままじゃマジでケツが四条並みに腫れ上がっ…」
翔太「冬馬君。黙れ」ギロッ
冬馬「はい」
ガチャッ!
山村「皆さんお疲れ様でーす! 調子の方はどうですか?」ニコニコ
冬馬「見ての通り最悪だよ」チッ
翔太「とりあえずこのふざけた企画が終わったら速攻で賢君と社長とプロデューサーさんに
思いっきり肩パンしようと考えてるくらいにはキレてるよ僕は」
北斗「プロデューサーだけはやめようよ翔太」
山村「うんうん! いい感じに楽しんで下さってるようですね!」
冬馬「あんたの耳は腐ってんのか?」
山村「それでは次に皆さんには場所を移動していただきます。
さあ、早く立ってぼくの後に付いて来て下さい。ウェイクアップ、ボーイズ」チョイチョイッ
冬馬「ああもうウゼェ……」
翔太「移動? どこに?」
山村「それは教えられません。着いてからのお楽しみです」
北斗「あ、これ確実にヤバいルートだ」
冬馬「切実に行きたくねえ……」
25 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2016/07/17(日) 11:32:31.68 ID:LPsAvELJo
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