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勇者(Lv99)「誰が僧侶を殺したか」
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1 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2016/07/18(月) 19:22:20.42 ID:cFv/wKjw0
残酷な表現があります。
2 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2016/07/18(月) 19:23:05.45 ID:cFv/wKjw0
目次
第1話 幸せな世界
第2話 世界の求めること
第3話 最終決戦
第4話 魔人族
第5話 決着の後
第6話 魔物のいない世界
第7話 始まり
第8話 新しい世界
第9話 世界平和
第10話 女神問答
第11話 勇者の剣
第12話 魔王城
第13話 迷宮魔王城
第14話 33回目
第15話 魔王城の罠
第16話 闇の中で
第17話 最後の団欒
第18話 第一の殺人
第19話 仲間と世界と仲間
第20話 炎の残響
第21話 不可思議な仕掛け
第22話 最後の選択
第23話 真相仮理解
第24話 確信の確認
第25話 想い違い
第26話 殺害方法のみ
第27話 勇者
第28話 真相との対峙
第29話 33回目の決着
第30話 そして歴史は繰り返す
3 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2016/07/18(月) 19:23:35.23 ID:cFv/wKjw0
第9話 世界平和
世界に≪魔王≫が現れ200年、人類は平和を謳歌していた。
4 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2016/07/18(月) 19:24:06.44 ID:cFv/wKjw0
第10話 女神問答
あなたにとって しょうりとは 戦うことで えられるものですか?
――はい
剣で 戦うより まほうで 戦う方が 好きですか?
――はい
空をとべたら どんなにいいだろうと 思ったことが ありますか?
――いいえ
うらないを しんじる方ですか?
――はい
もし 生まれ変われるなら 王子さま あるいは おひめさまに 生まれたいですか?
――はい
何か しっぱいをしても あまり 気にしない方ですか?
――はい
たとえ 人といけんが ちがっても いいあらそうのは あまり 好きでは ありませんか?
――いいえ
体をうごかすのは 好きですか?
――いいえ
イヌよりネコの方が かわいいと 思いますか?
――はい
しんゆうの こい人を 好きになってしまうことは いけないことだと 思いますか?
――はい
人から ほめられるのは てれくさいですか?
――いいえ
体をうごかすのは 好きですか?
――はい
それでは最後の質問です――
―――
――
―……
……あなたは、選ばれました
視界に、始まりの国の人々の顔が次々と浮かび上がる。
あなたと共に旅するなかまを えらんでください。
――……はい
5 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2016/07/18(月) 19:25:51.33 ID:cFv/wKjw0
第11話 勇者の剣
始まりの国、商業的にも、人口的にも、地理的にも、諸外国と比較し圧倒的な優位性を誇り、世界の中心とされる国である。
100の農村と5の町、そして1つの城からなり。人口300万を有するその国は、年中温暖な気候に恵まれ、周囲に発生する魔物も弱く、国民の100%が文字の読み書きができる。
恵まれ、育まれたのその国が、栄華を極めた大きな理由として、一本の剣と四つの眷属器からなる女神の法具の安置場として選ばれたことがあげられる。
勇者足りえる人間のみに扱える聖剣、勇者の剣、その眷属足り得る者に授けられる眷属器、戦士の斧、僧侶の槍、魔法使いの杖、魔物の心。
勇者の剣は始まりの国の首都であるユーリ城の中庭に設けられた祭壇に突き刺さっており、誰にでも引き抜く機会が与えられていた。
勇者足りえる素質を持つ者――500万人に1人とも言われる狭き門を超え、この日剣を引き抜いた青年は33代目勇者として産声を上げた。
6 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2016/07/18(月) 19:31:54.70 ID:cFv/wKjw0
第12話 魔王城
「これが……魔王城……」
豪雨と共に雷鳴が轟く荒れ狂う海を越え、魔王城を構える島にたどり着いた勇者一行は、吹きすさぶ風と雨に目を細めながら、目の前の魔王城を見上げた。
魔王城は一言でいえば巨大であった。 約10 km²の大きさを誇る島の外周を添うように立つ外壁。 その外壁から延びる天井が島のすべてを覆い尽くしている。 空からでも内部をうかがい知ることのできない超巨大な建造物である。
魔法使い「でけぇ……」
魔法使いの男は、呆然とそうつぶやく。
戦士「勇者」
彼女は長い髪をなびかせながら、背後に立つ勇者へ促す。
勇者「ああ」
勇者の男は応じると手を天高く掲げ口を開いた、 戦士、僧侶、魔法使いの三人が勇者から距離を取る。
勇者「極大雷撃呪文」
勇者の詠唱と共に雨を落とす黒雲の一部、勇者のかざした手の延長線の先が光り輝く。
勇者は手を振り落とす、その動きに連動して、勇者の目の前、魔王城の城壁に稲妻が落ちた。
耳をつんざく雷鳴と光、刹那爆裂した大地が粉塵となり、もうもうと空間を埋め尽くす。
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