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一護「BLEACHのエロゲー・・・だと・・・?」

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602 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/10/25(火) 02:37:54.66 ID:1XIXqht7O
>>601
あ、ごめん。そうです
603 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/25(火) 02:48:23.57 ID:J4iKWbVnO
【咲】京太郎「…………俺は必ず帰ってみせる」【安価】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1477320276/

京豚は害悪です
あなたが好きな作品とキャラがレイプされるかも知れません
604 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/10/25(火) 02:48:55.68 ID:1XIXqht7O
一護「おーす」


遊子「あ、おはようお兄ちゃん!」ニコニコ


一護「……?随分御機嫌だな」


遊子「まあねー♪」



一護(気のせいか……?なんか遊子が作ってる料理、いつもより多い気が)



夏梨「野菜、これでいい?」



一心「遊子隊長!!鍋の具材の火、通りました!!」ビシッ



一護「な、なんだ……?夏梨に親父まで。今日何かあったか?」


一心「あぁ?なんだ一護、寝惚けてんのか?今日はパーティーの日だろうが」


一護「パーティ……?」



一護「……」



ピリッ、と首筋に嫌な悪寒が走る。
何故だかはわからないが……ここに、いてはいけない気がした。



一心「出掛けるのか?いいけど、夕方までには戻れよー」


遊子「行ってらしゃーい!」


夏梨「早く帰ってきてねー」


3人に、笑顔で送られる。
……何かが、おかしい気がした
605 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/10/25(火) 02:53:12.26 ID:1XIXqht7O
ーーー思わず外へ出てしまったが、別に何か予定があるわけでもない。

ひとまず、誰かに連絡してみよう。


Prrrr


ガチャ


ルキア『一護か?どうした』



一護「あ、あのよ……」



ルキア『なんだ、パーティーのことならちゃんと聞いているぞ!手土産を持っていけと兄様から言われているから、また夕方なっ』



一護「え……?」



ルキア『ではな、一護』プツッ



一護「…………?」




ミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミン



今日に限って、蝉がうるさい
606 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/10/25(火) 03:03:16.77 ID:1XIXqht7O
それから井上、茜雫、リルカにも電話をかけてみたが……
皆、同じく『パーティーには行く』と言って電話を切った。



そんな予定、あったっけ……?






一護「……落ちつかねーな。少し、ブラブラするか」





ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー




ネム「あ、黒崎先輩!」


一護「よお」


ネムだ。
いつもと変わらない足取りでこちらに向かってくる。
……少し、ホッとする。



一護「どうしたんだよ、こんな所で」


ネム「買い物を、少し」


一護「へえ……また親父の研究につかう何かとかか?」


ネム「いえ、実は自分の物なんです」


一護「そうなのか」


最近ネムとも距離を近付けているし、このまま付き合うのも良いかもしれない。


一護「へぇ、迷惑じゃなかったらよ、俺も付いていっていいか?」


ネム「本当ですか?」


一護「ああ。暇だしな」


ネム「嬉しいです……私だけでは、その、何を選んでいいか」


一護「へえ、悩んでるのか。何を買うんだ?」


ネム「その、服を……」


一護「服?」







ネム「黒崎先輩の家のパーティーに呼ばれたので、失礼のないようにと思って」



一護「……!?」
607 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/25(火) 03:09:36.66 ID:YvsS93BLO
ギャルゲーがホラーゲーになってるでござる
608 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/10/25(火) 03:39:04.62 ID:1XIXqht7O
一護「そ、そうか」


一護(ネムまで、パーティーって……)


一護(俺が予定を忘れてるだけか?)



念のため、システムウィンドウを開いて確認してみるか。






ピーッ



今日の予定を




表示ッ&@シマスーーー



一護「?」



1件 該当 スる 予定ガアリマシーーー☆た



一護(調子が悪いな……)



夕方、プレイヤー宅 で イベ{¥$}ントが発生ピーッ





一護「……?」


一護「なあ、そのパーティーってさ、何でやるのか……知ってるか?」



ネム「?先輩の親類の方が、帰国するから……と、聞いていますが」



ドクン


一護「親類……?」


嫌な響きだ。
前に、それに似たことがあったと……


ミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミン


くそ、蝉が……うるさい

609 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/10/25(火) 03:46:54.71 ID:1XIXqht7O

ネム「先輩……?大丈夫ですか?」


余程酷い顔をしていたのだろう。
ネムが顔を覗きこんでくる。



ネム「顔色、悪いですよ。今日は家で休んでいた方が……」



心配されている。
そうだ、ネムは純粋に俺を心配しているんだ。
なのに……なんだ、この嫌悪感は?




一護「ああ、そうだな……今日は、帰るわ」


ネム「そうして下さい」



ネムに見送れながら、踵を返す。
ゲームの中なのに、今日はなんだか調子が悪い。もしかしたら、脳に負担がかかってるのかも知れないな。
治るかどうかはわからないが、一回部屋のベッドに横になってーーー









ネム「せっかく『月島さん』が帰ってくるのに、先輩が具合悪いとパーティーが台無しですからね」ニコッ



一護「ーーー!!」



ミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミン
610 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/10/25(火) 03:54:12.13 ID:1XIXqht7O
今……なんて言った?
いや、聞き間違える筈がない。ネムは確かにーーー




ネム「では、先輩……後ほど」



聞き返そうと思ったが、ネムは……普段とは全く違う、ウキウキとした足取りで去って行く。
その背中を見送りながら、頭の中でずっと先程の言葉が反芻していた。



「ーーー月島さんが帰ってくるのに」





一護「ーーー!!!!」



ミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミン



一護「くそっ……うるせえってんだ……!!」



落ち着け。
落ち着け。
落ち着け!!!!




確かに、過去には月島と色々あった。
けど、あのユーハバッハとの戦いを経て……仲間とはならずとも、あの時のことは水に流したつもりだ。
だから、大丈夫。
俺の知っている人物が、たまたまキャラクターとして出てきただけだ。今までと何も変わりないじゃないかーーー
611 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/10/25(火) 03:59:54.01 ID:1XIXqht7O
一護「大丈夫だ。これは、ゲームだ」



ふぅ、と息を整える。
朝に変な夢を見たせいで無駄に焦っちまった。


大丈夫、大丈夫ーーー








ポンッ


ーーー不意に誰かが、肩を叩いた



一護「ーーー!?」バッ!!


銀城「おお?どうした!?そんなおっかねえ顔して」


一護「……銀城」

612 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/10/25(火) 04:03:50.46 ID:1XIXqht7O
なんてこった。
こんな時に、よりにもよってお前が……



銀城「なんだなんだ、たまたま見かけたから声かけただけだよ」


一護「本当か……?」



銀城「おう。そーだ、腹、減ってるだろ一護。もうそろそろ昼だし、ラーメン食うか?」


一護「………………」




1 銀城に付いていく


2 家へ帰る

3 とりあえずこの場から離れる



安価下
613 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/25(火) 04:07:55.74 ID:dEgSZojRO
パーティやるって時にそんな腹にたまるもん食ってらんねえよ
614 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/25(火) 04:08:23.40 ID:dEgSZojRO
あ、3です
615 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/25(火) 17:27:29.82 ID:lQZqUBIdO
終わりだ……
616 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/25(火) 20:22:12.85 ID:xIW13qnoo
謝れよ
617 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/25(火) 21:26:31.88 ID:yOKwSHOBO
ケツ出せよ!
618 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/26(水) 01:54:36.99 ID:C8acweWDo
突き島さんが帰ってきたぞ!
619 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/26(水) 08:24:36.88 ID:tD/elju20
なんかひぐらし思い出した…
620 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/04(金) 12:04:03.97 ID:6IQPN8600
まだー?
621 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/11/06(日) 00:28:38.46 ID:fYtzKptSO
一護「そういう気分じゃねぇんだ。悪いな」


銀城「なんだ、つれないねぇ」



一護「…………じゃあな」スタスタ



足早にその場を去る。
さっきから、嫌な予感がまとわりついて離れない。



とにかく、家へ帰っ……いや、落ち着け。
朝の家の様子や、先程のネムの言動からして、このまま家へ帰ればそのパーティーとやらが起こるのは目に見えているはずだ。



この直感に従うならば、このままイベントが終わる時間までどこかに逃げていればいいんじゃないかーーー?



一護「よし、そうしよう」



当てもなく、歩き始めた

622 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/11/06(日) 00:39:50.82 ID:fYtzKptSO
河川敷


一護「久しぶりに享楽さんのとこにでも顔を出すか。おーい、享楽さん」



享楽「あんれぇ?一護クンじゃない、どーしたの?」



享楽「女の子の情報かい?」



一護「あ、ああ。それでいいや」




時間潰しに、ここで現状を確認していくのも良いかも知れない



享楽「どうする?女の子達の好感度でも教えようか」


一護「頼む」


享楽「まずルキアちゃんだね。うーん、彼女とはもうちょっと頑張ったほうがいいねぇ」


享楽「織姫ちゃん。少しずつ親睦を深めているようだね。もっと頑張ろう」


享楽「リルカちゃん。こっちももっと頑張らにゃならんね。彼女の場合は一対一で会ったほうが素直になるんじゃない?」



享楽「茜雫ちゃん。少しずつ親睦を深めているね。おっ、でもリボンのプレゼントはしたみたいだから、関連するイベントがこれから色々起こりやすそうだよ」


享楽「ネムちゃんも、少しずつ親睦を深めているね。彼女は引込み思案な子だから、積極的に連れ出してみると良いよ」
623 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage ]:2016/11/06(日) 00:40:54.42 ID:AtMY1F3Q0
砕蜂はどうかな……?
624 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/11/06(日) 00:48:29.85 ID:fYtzKptSO
享楽「夜一ちゃんは……こりゃ凄い。ラブラブだねえ御両人!!ボクがアドバイスする事もないよ!」


享楽「砕蜂ちゃんは……おお、ずいぶんと仲良くなったんだねえ。あと一歩って所かな」


一護「そんなにか?ふーん、前は嫌われてたみてえだけど、いつの間に」


享楽「遊子ちゃん。ずいぶん仲が良いね。その調子だよ!」


一護「うっ……それは嬉しくねえな」


享楽「夏梨ちゃんも同じくずいぶん仲が良いようだ」



一護(マジかよ……遊子と夏梨、いつの間にそんな好感度上がっちまったんだ?気をつけねーとな)



享楽「卯ノ花ちゃんは、もっと頑張らないとね。彼女はほとんど保健室にいるから、なるべく通ってみるといいね」



享楽「雛森ちゃんとネルちゃん、七緒ちゃんは……うん。まだまだだね」
625 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage ]:2016/11/06(日) 00:49:36.77 ID:AtMY1F3Q0
七緒はなんだかんだで享楽さんとのコンビがあるからなぁ……終盤で明らかになった設定的にも
安価下
626 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/11/06(日) 01:03:57.37 ID:fYtzKptSO
一護「これで全員か……」



享楽「………」


享楽「あ@と#/atd」


一護「享楽さん?」



享楽「月島くんだね。おお、すでにラブラブじゃないか!!彼は君にもう身を捧げる気になってるよ」


一護「!?」



享楽「月島くんだね。おお、すでにラブラブじゃないか!!彼は君にもう身を捧げる気になってるよ」



一護「きょ、享楽さん!!」


享楽「月島くんだね。おお、すでにラブラブじゃないか!!彼は君にもう身を捧げる気になってるよ」


一護「やめろよ……」


享楽「月島くんだね。おお、すでにラブラブじゃないか!!彼は君にもう身を捧げる気になってるよ」


享楽「月島くんだね。おお、すでにラブラブじゃないか!!彼は君にもう身を捧げる気になってるよ」


享楽「月島くんだね。おお、すでにラブラブじゃないか!!彼は君にもう身を捧げる気になってるよ」


一護「おい!!しっかりしてくれよ享楽さん!!」ユサユサ



享楽「月島月島月島月島月島月島月島月島月島月島月島月島月島月島月島月島月島月島月島月島月島月島月島月島月島月島月島月島月島月島月島月島月島月島月島月島月島月島月島月島月島月島月島月島月島月島月島月島月島月島月島月島月島月島月島月島月島月島月島月島月島月島月島月島月島月島月島月島月島月島月島月島月島月島」



肩を揺さぶるが、享楽さんは壊れた人形のように……天を仰いで、目を見開いてずっと月島の名前を口にしていた。


一護「あ、ああ……」


その異常な光景に、思わず一歩……また一歩と後ろに下がる。
もうダメだ。
そして、ここを去ろうとぐっと腹に力を入れた瞬間。



享楽「待ってるよ」


享楽「月島くんが待ってる。あは、あはあはあはあはあはあはあはあはあはあはあはあはあはあはあはあはあはあはあはあはあはあはあはあは」


一護「ーーーっ!」ダッ


ケタケタと笑う享楽さんの声から耳を塞ぐように、俺は走り出した。
627 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage ]:2016/11/06(日) 01:05:12.13 ID:AtMY1F3Q0
おのれ、小野D!(違う)
628 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/06(日) 01:09:36.02 ID:hRAQgWLko
いつからこのゲームはホラーになったんだ……!
あ、いやよく考えるとわりと最初からホモにケツ狙われるホラーゲーだったわ
629 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/11/06(日) 01:18:29.65 ID:fYtzKptSO
一護「どうしちまったんだよ……みんな!!」


確信する。
明らかに、おかしい。ここは昨日までの世界じゃない。
原因はわからないがーーー



一護「っ……」



一護「日も、暮れてきたな」


そろそろ家でイベントが始まるであろう時間だ。



一護「帰らないのは、正解だったみたいだな」


先程の享楽の変貌を見るに、家に帰っても間違いなくロクなことにならないだろう



一護「ーーーおい、涅マユリ!!どうなってやがる!!この世界に、何があったんだ!!」



今も様子を見ているだろう、開発者に向けて怒鳴る



マユリ(やれやれ、騒がしいことだ)



一護「てめえ……一体何をしたんだ!?」



マユリ(犯人扱いとは遺憾だネ、黒崎一護。なに、これだけ精密で膨大な装置だ。開発段階で発見出来なかったバグが存在していたようでネ、今現在対応中だヨ)


一護(くそったれ、サラッと言いやがって。本当にバグかどうかも疑わしいぜ)


マユリ(なぁに、そちらの時間で一日もあれば復旧できるだろう。いやいや、開発者として、テストプレイヤーの君には大変申し訳ないことをしたと思っているヨ)ニヤニヤ



一護「一日、あれば治るんだな?」



マユリ(ああ、それは保証しよう。納得いったかな?では、私も忙しいのでネ、これで)ブツッ



一護「……ちくしょうめ」



どうやら、この異常な一日を耐えぬかなければならないのは、決定事項のようだ
630 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/11/06(日) 01:34:18.29 ID:fYtzKptSO

一護「どうすっかな……」




今宵♪月が♪見えないならば♪まぶた女の子閉じる♪それだけでいい♪



一護「」ビクッ


一護「ケータイか」


いきなりの着信音にドキッとする。


画面には、自宅と表示されている。




一護「……出ねぇぞ」



無視をしていると、しばらくの後に音が止んだ。


一護「ふう……っ」



〜〜〜♪〜〜〜♪!!


一護「!?」


が、息をついた瞬間再びメールと電話の着信ラッシュが。



一護「くそっ!」


乱暴に電池パックを引っこ抜き、ケータイの電源を落とした。





一護「さて、どこに行くか……」



1 誰か知り合いの所へ逃げ込む(安価でキャラ指定)


2 このままさまよう(安価のコンマ70以下で月島出現)


安価下



631 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage ]:2016/11/06(日) 01:35:55.98 ID:AtMY1F3Q0
リルカ


こんな時ぐらいだろ。1体1になれるのは
俺はサイフォン狙いだけど
632 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage ]:2016/11/06(日) 01:36:34.71 ID:AtMY1F3Q0
あっ、安価は1で
633 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/11/06(日) 02:10:59.76 ID:fYtzKptSO
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

一護「リルカは、留守か……」



歩いているうちに、リルカのアパートの前まで来てしまった。
インターホンを鳴らしてみたが、反応はない。
時刻はすでに21時を回っている。


一護「仕方ねぇ、違う所へ……」


リルカ「一護!?」



一護「リルカ」


リルカ「あんた何してたのよ!?みんな心配してたのよ!?」


一護「わりぃ。その、色々あってな」


リルカ「……酷い顔。なによ、らしくないじゃない。……上がっていきなさいよ」


一護「……ああ」


リルカの部屋へ通される。
彼女の部屋は、想像通りファンシーなぬいぐるみなどで埋めつくされていた。


一護「すげぇな」


リルカ「ふふん。可愛いでしょ!」



一護「何個か変なやつもあるけどな」ハハッ



リルカ「……それで?何があったのよ」


一護「…………」


リルカ「…………」


一護「なんて、言ったらわかんねぇけど」


リルカ「……うん」



一護「色々、怖くなっちまって」



リルカ「ふーん、一護にも、怖いものとかあるんだ?」


一護「……まあな」



リルカ「……


リルカ「良いわよ、言いづらい事なら。無理に話さなくても」



一護「リルカ……」


リルカ「ま、あたしとしては……その、2人っきりになれて……嬉しい……気もするし……」ドキドキ
634 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/11/06(日) 02:22:16.18 ID:fYtzKptSO
一護「えっ……?」


リルカ「みんなで、騒ぐのも悪くないけどさ……たまには、一護とゆっくり話せる時間があってもいいかなーって」


リルカ「っ!な、何言ってるんだろあたし!!ごめん、やっぱ忘れて!!今のナシ!!」カァァ


一護「リルカ……」


リルカ「ば、見つめないでよ。恥ずかしいじゃないっ」


一護「わ、わりぃ。でも……」


リルカ「?」


一護「可愛いなって、思っちまったから」


リルカ「は、はぁ!?何よいきなり!?」


一護「ほら。そうやって顔赤くしてる所とか」



リルカ「っっ!!み、見ないで!!恥ずかしいからほんと!!」


一護「……」

リルカ「だっから、そんなふうに見つめちゃ……きゃっ!?」



ギュッ……


リルカ「い、いちご……?」



衝動的に、抱きしめてしまっていた。


一護「少しだけ、こうさせてくれ」


リルカ「ーーーうん」



リルカの鼓動が早くなっていくのが伝わる。
何気なくリルカの所へ来てしまったがーーー良かった。
理屈じゃない。彼女の存在が、こうも安心出来るものだと……


先程までの不安から、ついこんなことをしてしまったがーーー
もう少し、もう少しだけ、このままーーー

635 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/11/06(日) 02:29:01.53 ID:fYtzKptSO













月島「嬉しいな。そんなに強く抱きしめてくれるなんて」






一護「ーーーーーー!?」バッ!!




な、なんで!?何故、月島が……!?





一護「り、リルカはーーー?」




月島「?」



月島「何を言っているんだい?」




月島「さっき家に君をあげたのも……君が、今抱きしめていたのも……他でもない、僕じゃないか」




一護「!?」




月島「そうだろう?一護」




一護「え……俺、は……」




違う。
俺は確かにリルカと……



記憶を遡る。俺を、この部屋に迎え入れてくれたのはーーー




月島『みんな心配していたんだよ。どうしたんだい?ーーーいや、ずいぶん酷い顔をしている。……上がっていきなよ、一護』




一護「月…………島?」




うあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
636 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/11/06(日) 02:42:19.34 ID:fYtzKptSO
月島「大丈夫だよ一護」



月島「怯えることはない」




月島「これからは僕がーーー」




月島「君を護るからね」






一護「ーーーはい。月島、さん」




月島「ふふふ……おいで、一護。君は、僕のものだ」








637 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/11/06(日) 02:46:36.59 ID:fYtzKptSO


一緒に数えてくれるかい


君についた


僕の歯形を





BADEND6 『アナル・オブ・ジ・エンド』
638 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2016/11/06(日) 02:47:55.25 ID:fYtzKptSO
次回は正規ルートで続きを書きます
639 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/06(日) 02:53:27.63 ID:WunQ/SSBO
ひええ
640 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/06(日) 02:54:25.52 ID:AtMY1F3Q0
ごめん。俺のせいでバットに入ってしまって……>>630は2の方がよかったね
641 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/06(日) 04:13:35.09 ID:hRAQgWLko
何をいっているんだ
月島さんがいるのにバッドなはずないだろう?
642 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/06(日) 04:23:41.05 ID:ApzzCuAJO
月島さんのバットでホームランされる一護の玉
643 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/06(日) 05:14:07.31 ID:NgbdFYgn0
2を選んでも7割月島さん出現ではある
644 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [稽古でも覗いてみるかsage]:2016/11/06(日) 05:32:46.80 ID:G6KX3jero
いわゆる詰み、と言うやつか?
645 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/06(日) 08:50:42.49 ID:nFE0A9Ebo
>>享楽「月島くんだね。おお、すでにラブラブじゃないか!!彼は君にもう身を捧げる気になってるよ」

いつもは一護が掘られる側だけど月島さんの場合は掘る側になったのか
646 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/06(日) 10:04:37.17 ID:C34MUbXNO
逃げだけ考えるなら夜一さんも可能性有りそう
コンマ判定は普通に分が悪いし割と詰んでそう
647 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/06(日) 10:57:14.78 ID:K43i1bNXo
今宵月が見えずともの歌詞ちげえ
648 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/06(日) 12:20:55.07 ID:imBgmnYIO
今宵月が見えないならば
尻を捧げる それだけでいい

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓   /|_
┃いい男専用しおり                           ┃ / __/
┃   | │                    〈   !           ┃ ( ( ̄
┃   | |/ノ二__‐──ァ   ヽニニ二二二ヾll ,'⌒ヽ         ┃ /)
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┃                         ここまであまさず読んだ┃
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649 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/06(日) 17:06:06.27 ID:V5IQEhCso
どうやっても月島エンドになった可能性がでかいから誰も気にしてないと思うぞ。自分が安価引いてたらと思うとゾッとするし
650 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/06(日) 20:22:16.40 ID:M2B6Npb5o
というか仮に間違った選択肢選んだとしてもそんな気に病む必要ないんやで むしろ周りも取りにくくなるから気にしないでくれ
原作時みたいに月島さんも喜んでるよ!みたいな感じかと思いきやよりホラーでびっくり
651 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/06(日) 21:39:11.29 ID:hRAQgWLko
真面目に考えるならおそらくコンマ判定のないところは全部バッドくらいの勢いだったと思う
ホモエンドも見たいし問題ない
652 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/07(月) 01:33:17.04 ID:OXhc/0pco
これはこれでいいもんだな(調教済み)
653 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/07(月) 15:47:23.55 ID:FJ8m+Te2O
バッドエンドもエレガントだな
654 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/07(月) 15:49:36.25 ID:FJ8m+Te2O
バッドエンドもエレガントだな
655 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/08(火) 10:11:12.83 ID:55R7LcaFo
乙乙
月島さんは綺麗なホモだから問題ないな!
656 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/08(火) 10:39:37.31 ID:xf/WK5/QO
一週間待ってホモエンドとはたまげたなぁ…
657 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/11/08(火) 21:44:38.32 ID:4t2FaWPUO
>>647
申し訳ない。ていうか寝惚けてたのか見直したらめちゃくちゃだな


では>>630の続きから




658 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/11/08(火) 21:48:19.48 ID:4t2FaWPUO



一護「考えろ。今、俺が頼れるのはーーー」



記憶を巡る。
今絶対に信用が出来る人間。……悲しいことに、ルキア達はすでに電話で『パーティーに行く』と言っていたから、今彼女達に頼るのは危険だ。


なら……



一護「ーーーあの人しか、いねぇ。これでダメなら、もう好きにしろってんだ」




659 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/11/08(火) 22:00:35.51 ID:4t2FaWPUO
夜一「一護?いきなりどうしたんじゃ?」


一護「…………」


俺は、夜一さん宅に足を運んでいた。


一護「今日だけ、厄介になりてえんだけど……いいか?」


夜一「?それは構わんが……」




一護「助かる」



夜一さん。俺にとって、この世界で初めて結ばれた女性。
彼女にその記憶は無いが……。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

夜一「いったいどうしたんじゃ?ずいぶんと辛気臭い顔をして」


一護「あのさ……」


まず、ここが安全だと確認するためには……聞かなければならない。



『月島さんが迎えにきてくれたぞ』ニッコリ


『ーーー!!』


あの時と同じ事にならないためには



一護「夜一さんは、その……」


一護「月島ってやつ、知ってるか?」



夜一「月島?」


一護「…………」

夜一「…………」


怖い。


怖い。


答えを聞くのが。



もしも夜一さんすらダメだったら、俺はーーー



夜一「いや…知らない名じゃの」


一護「!!」
660 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/11/08(火) 22:23:06.78 ID:4t2FaWPUO
一護(良かった……夜一さんはまだ大丈夫みてえだ)




夜一「それがどうかしたか?」



一護「いや、知らないならいいんだ。あと……もしかしたら、ここに誰かから俺がいるかどうか電話がかかって来るかもしれねぇ。その時は、いないって言ってほしいんだ」



夜一「む……それはまた、奇妙な頼みじゃの」


一護「頼む……!もしそれが砕蜂でも、誰でも……」


夜一「まあつまりはだ、匿ってほしいと……そういうことじゃな?」


一護「ああ。信じられねえかもしんねーけど、今、月島ってやつのせいで皆おかしくなってて……多分、俺を探そうとしてると思うんだ。だから……!!」


夜一「ーーーわかった」


一護「え?」



夜一「わかったと言ったんじゃ。もう良い。好きなだけウチにいるといい」


一護「でも、いいのか?夜一さんからしたら、俺は支離滅裂なことばっかりーーー」


夜一「確かに少しばかり混乱したが……一護。お主が嘘をつくような男ではないと、儂は知っておる。お主がそう言うなら、信じるよ」



一護「夜一さん……」




661 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/11/08(火) 22:32:51.66 ID:4t2FaWPUO
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

もうすぐ日が変わる、という30分前。
予想通り夜一さんの元に何度も電話がかかってきたが、それら全てを夜一さんが上手く対応してくれていた。


あと、少し。





ドンドンドン!!





一護「何だ!?」


夜一「誰かが玄関を叩いているな」






織姫「黒崎くーん!!月島さんが、月島さんが呼んでるよ!!月島さんが!!ねえ、どうして出てきてくれないの!?わかってるんだよ、わかってるんだよ!?黒崎くんってば!!」



一護「井上……!!」



夜一「気にするな。お主の話だと、日を跨ぐまで待てば全て元に戻るんじゃろ?」



一護「そのはずだが……」




ドンドンドンドン!!


チャド「一護ぉ!何をしているんだ!!月島さんが待ってるぞ!!」



ルキア「貴様の恋人だろう!?ほら、早く出てこい一護!!」



遊子「おうちに帰ってこないなんて悪いお兄ちゃんだねー!!シュウちゃん、ずっと待ってたんだよ!?」



一護「くそ……みんな来てやがんのか」
662 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/11/08(火) 22:41:24.88 ID:4t2FaWPUO

リルカ「こんなに呼んでるのに、無視をするなんてバッカみたい!!今すぐ出てきて月島に謝りなさいよ!!」



茜雫「一護……謝って」


ネム「謝ってください」


砕蜂「謝れ」







「謝れ」 「謝れ」 「謝れ」 「謝れ」 「謝れ」



「謝れ」 「謝れ」「謝れ」「謝れ」「謝れ」




一護「くっ……!!」



夜一「一護、大丈夫だ。儂が、ついている」ギュッ


夜一さんの手の暖かさが、俺に冷静さを取り戻させる。
……そうだ。確か……夜一さんと結ばれたあの日の後、プログラムが『夜一さんと結ばれた後の世界』にいつでも行けるって言ってなかったか!?




一護(……どうなんだ!?セーブシステムを起動!!)




ピー


ヒロイン

四楓院夜一との、


個別ルートへ飛ぶ


pjgamwpが できa@amkpマス




一護「くそ……また変な表示がされてやがる。今飛ぶのはマズイか……」





663 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/11/08(火) 22:45:56.74 ID:4t2FaWPUO
夜一「ーーーぐっ!」ガクッ


一護「夜一さん!?どうしたんだ!?」



夜一「わからない……頭が、痛い……」



夜一「知らない人間のことが……頭に、入ってくるんだ。これは……月島……違う、儂は知らない……!!うぐっ!!」


夜一「儂の記憶が、汚染されていくーーー!!」



一護「!!」




ドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドン!!!!


こうしている間にも、玄関は叩かれ……外からは、皆の狂気に満ちた声が聞こえてくる。



夜一「一護……逃げろ……もうすぐ、儂は儂では無くなってしまう……その、前にーーー!!」



一護「夜一さん!!」



俺は。
俺は。
俺は!!
664 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/11/08(火) 22:51:55.40 ID:4t2FaWPUO

1 夜一さんを信じる


2 世界を跳ぶ




一護「……夜一さん」



一護「ごめんな」ギュッ



夜一「いち、ご……?」



一護「悪いけど、あんたのその頼みは……聞けねぇ」



夜一「っ!」




一護「俺は、逃げねぇ。俺を受け入れてくれた、あんたを信じる。だから、負けるな夜一さん!!あんたがそうしてくれたみたいに、今度は俺があんたを護る!!」



一護「だから……負けるな!!」



夜一「一護……だが、このままでは……」


一護「大丈夫だ。もし、記憶が変わってしまってもよ。俺に悔いはねえ!惚れた女を信じねえぐらいなら、ここで死んだほうがマシだ!!」


夜一「一護ーーー!!」


一護「頑張れ、夜一さん!!」




665 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/11/08(火) 22:59:44.68 ID:4t2FaWPUO
『……一護』

『ん?』

『愛してる』


『……俺も』




夜一「!?」



夜一「この、記憶は……!?」




その時。
汚染されつつある記憶の上から……もっと、暖かい。幸せな記憶が、夜一の頭に広がった。




夜一「こ、れ……は……!!」



それは、今の夜一が知りえない記憶。
2人が結ばれた、あのーーー




夜一「っ!ああああ!!」


バチィン!!


一護「夜一さん!!」


夜一「はぁ、はあ……大丈夫、じゃ」


夜一「一護……」


一護「?」


夜一「今、儂の中に……お主と交じ合った、幸せな記憶が入ってきたーーーこれは、本当のことか?それとも、夢なのじゃのうか……?」



一護「!!夜一さん、覚えて……いや、思い出したのか!?」


夜一「ふふ……そうか。これは、本当にあったこと、なのか……」

666 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/11/08(火) 23:07:52.06 ID:4t2FaWPUO
ピー


『世界が再構築されるまで、1分を切りマシタ』


一護「!!」


マジかよ。
夜一さんが、思い出してくれた。月島の記憶に負けず、思い出してくれたというのに!!




夜一「いち、ご……」



一護「なんだ?」



夜一「……何となくだが、わかっておる。多分、この記憶も……もう、消えてしまうのだろう?」


一護「ああ。でも……」


夜一「儂は大丈夫だ。だから……消えてしまう前に」



夜一「もう1度……お主と、口付けがしたい」


一護「夜一さん!!」ギュッ!!



『世界の再構築まで、あと二十秒』


一護「ありがとう……ありがとうな、夜一さん」


夜一「バカタレ……当然じゃ。儂は、いつでも……お主の味方で……」


2人はゆっくり、唇を近付け……


『あと十秒』


キスを、したーーー



一護(ありがとう、夜一さん。勇気をくれて。俺、頑張るからな)




『ウイルスが取り除かれマシタ。世界を、再構築しますーーー』



目の前が、真っ白になった
667 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/11/08(火) 23:13:12.30 ID:4t2FaWPUO
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


一護「ーーー!!」



一護「俺の、部屋……?」



時計の針は、0時を回っている。
バグが取り除かれて、戻ってきたのか。



一護「…………」


夜一さんの唇の感触が、まだしっかりと残っている。
あれは、夢じゃない。夜一さんはこの世界を侵食するモノにすら打ち勝ち、俺をーーー護ってくれた。




一護「聞いてるか、涅マユリ」



一護「何が起きても俺は……負けねえぞ。最後まで足掻いてやる。悪いな、テメェを喜ばせることにはならねーよ」



マユリ(ふん……何の話かは知らないが、せいぜい頑張りたまえヨ)






15日目が終了しました
668 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/11/08(火) 23:15:48.28 ID:4t2FaWPUO

現実世界



マユリ「くそ……またもあの男の霊圧が仮想世界の駒に干渉したか」



マユリ「ウイルスにまで打ち勝つほどの影響を与えるとは……黒崎一護、つくづく憎たらしい男だヨ」




マユリ「……っ!!」ダンッ!!



マユリ「……」イライラ
669 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/11/08(火) 23:25:29.50 ID:4t2FaWPUO
と、言う訳で正規ルートです。攻略がわかり辛くて申し訳ありませんでした。
ちなみに>>664の選択肢で2を選んだ場合一護がオカリンばりに「跳べよぉぉぉぉぉぉ!!」して月島BADですが、すでに1度月島BADを見ているので省略。


なんだか夜一さんが正ヒロインみたいな扱いになってしまっていますが、別にそんなことはなくこのポジションは1人目の攻略キャラになる予定でした。
書いてるうちにガチで夜一さんが好きになってきたのは内緒。


ちなみに>>1の推しキャラは茜雫とリルカです。
むしろこの2人とラブラブさせたいがあまりにこのSSを書き始めたくらいで


次回からまた普通の流れに戻りますが、気長にお付き合い下さい





670 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/08(火) 23:30:21.31 ID:zzoSl7yao
おつおつ
夜一さんはやっぱりいい女だなぁ
671 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/09(水) 00:06:37.35 ID:DWO25H3YO

バグこわすぎぃ
672 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/09(水) 00:13:48.06 ID:wZmW16/pO
たつきを........たつきを........
673 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/09(水) 01:50:32.43 ID:CGY+jcdRO

夜一さん正ヒロインでいい気がしてきた
674 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/09(水) 02:40:38.21 ID:hyUMg5Yv0
乙!
ここの一護はほんと主人公しててかっこいいな
675 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/11/09(水) 03:27:39.38 ID:hOuNVad+O
ごめん、読み直してて矛盾発見した。
ユーハバッハ後なのに現実にネムがいるのはおかしいな
映画でよくあるパロディ世界ってことにしといて下さい
676 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/09(水) 13:22:48.07 ID:FxbI1LpYO
夜一さんの記憶を犯すとか興奮するな
677 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/09(水) 14:37:14.80 ID:iKffqcSro
ほんと月島さんが便利すぎて…
678 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/09(水) 19:27:37.11 ID:ejhwCvHrO
リルカとイチャイチャするの期待してるからな…
679 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/11/15(火) 00:29:34.20 ID:JQX3zV+OO
ハロー ハロー
ぼくからアナルへ 応答願います
アナルのローションは正しく塗られていますか ぼくの肉棒は正しく反り勃っている模様
システムオールグリーン アナルセックスは不全ーーー



ハロー ハロー
ぼくから新しいアナルへ ぼくは君と繋がれてうれしい
ぼくらのコードは正しくつながりそうですか ぼくの肉棒は正しく射精できていますか


システムオールホワイト アナルセックスは良好ーーー






16日目を開始します
680 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/11/15(火) 00:36:57.93 ID:JQX3zV+OO

一護「なん……だと……?」




動揺の色を隠せない一護は、もう1度尋ねた。



一護「男の気持ちを知りたいって……何だそりゃ!?」



この日、ネムからの呼び出しで一護はネムの家に来ていた。
出てきたネムは、ジーンズにタンクトップ、野球帽と何とも男らしい格好でーーー




ネム「ええ。ですから、黒崎先輩にこの薬を飲んで頂きたい、と」



妙な薬で「男の身体」になったネムは、女体化の薬を差し出して来たんだーーー





681 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/11/15(火) 00:42:32.15 ID:JQX3zV+OO
BLEACH



another



16日目




『sexchange&Wonderdate』
682 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/11/15(火) 00:52:12.20 ID:JQX3zV+OO

一護「うう……スカートって落ち着かねぇんだな……」



ネム「とても可愛いらしいですよ、黒崎先輩」



一護「……知り合いに会っても気付かれねぇよな?」



ネム「ええ。今の先輩は、とても綺麗で華奢な、女の子です」




ネムの場合は、一見女性とも見える中性的な容姿……つまり、その女の出る所が全部引っ込んだ細身の男性となっている。
顔とかに特に変化は無いってことだ。

しかし、俺の場合はーーー




ネム「先輩の場合は、険しい顔をした美人という感じですね」



鏡で見せて貰ったが、俺の場合はかなり変化がある。
オレンジの髪が長髪になったのはともかくーーー



一護「いや、顔とかこれ俺じゃねぇだろ」



ネム「そうですか?パーツは全て先輩そのままですけど。元々顔立ちが良い方ですからね、黒崎先輩は」


一護「……む」カァァ


とにかく、女性らしくなってしまった俺の身体は……出る所もしっかり出ており、なんだか妙な気分。
683 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/15(火) 01:00:58.04 ID:L7ioFpVno
TSの需要にも答えてるとか流石だな
684 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/11/15(火) 01:06:03.36 ID:JQX3zV+OO
ネム「では黒崎先輩。こういう時は、男性が主導権をとると本で読みましたが……具体的に、どうすれば良いのでしょうか」



一護「って言ってもなぁ……俺もそんなに経験があるわけじゃねえし……」



一護「……まずは、昼飯じゃないか?」



ネム「なるほど。では、男女のデートに最適な場所を今から考えます」






ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


一護「結構小洒落た店だな」


ネム「はい。スマートフォンで検索をかけたところ、どうやらこの洋食店がデートでも雰囲気が良く、人気があると」



一護「そうなのか」ソワソワ


ネム「?どうかしましたか?」


一護「いや……まさか、女の身体でこういう所に来るとは思わなかったから……落ち着かなくてな」


ネム「なるほど。それは、男性の身体の時もそうなのでしょうか?」



一護「ん……?ま、そうだな。慣れるまでは」



ネム(黒崎先輩はこういう雰囲気が得意ではない、と……)



ネム「……」


一護「?」



一護(ネムが何を考えてんだかわかんねえ)
685 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/11/15(火) 01:18:04.73 ID:JQX3zV+OO
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

一護(飯の味もよくわからなかったぜ……)


ネム「黒崎先輩」


一護「はいっ!」


ネム「食事は済みましたが……黒崎先輩なら、次は何処に行きたいですか?」


一護「お、俺か……?」



一護「そりゃ、映画とか……そういう所になるんじゃねえかな、デートなら。うん」


ネム「映画、ですか。でしたら先に食事を済ませたのは失敗だったかも知れませんね、申し訳ありません。本では映画後の食事中に感想を言い合ったりするのが良いと書いてありましたので」



一護「そ、そうか?なら、少し買い物しにブラブラするとか……カラオケとか、だな。俺なら」



ネム「なるほど」



ネム(黒崎先輩の好きな曲を知るチャンス……)



ネム「では、カラオケに行きましょう」グイッ


一護「お、おうよ」


一護(華奢だと思ってたけど……男のネムの手って、なんか、たくましいんだな)ドキッ


一護(……て、なんで俺は男の手にときめいてんだよ!?女の身体だからか!?)


686 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/11/15(火) 01:39:11.11 ID:JQX3zV+OO
一護「〜♪」


ネム「〜♪」



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


一護「ふう!二時間でも結構歌えたな!」


ネム「そうですね」クスクス


一護「あまり歌ってなかったけどネムは楽しめたのか?」


ネム「楽しかったです……」


一護「そっか」



ネム(黒崎先輩のデータがまた1つ取れた……)



一護「次は何処に行くんだ?」



ネム「……」スッ


一護「ネ、ネム……いきなりどうした!?」


ネム「いえ……流行りの壁ドンというのをやってみました」


一護「へ、へぇ……」




『ねー、見て、あのカップル大胆〜』



一護「ひ、人に見られてるぞ?」



ネム「黒崎先輩は、嫌ですか?」



一護「嫌ってわけじゃ……」



ネム「……では、黒崎先輩が逆の立場でしたら……壁ドンというものはしてみたいと思いますか?」



一護「したくないとは思わねえけど、その、場所を考えるかな」


一護「その、雰囲気とかも大事だろ?」



ネム(……黒崎先輩は、雰囲気を……では、そういう流れにならないとしてくれない、と)


ネム「わかりました」


一護(マジで、何を考えてんだ!?わかんねえ!!)
687 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/11/15(火) 01:48:08.99 ID:JQX3zV+OO
ネム「日が暮れて来ましたね」



一護「ああ……」



ネム「黒崎先輩……」



一護「なんだ?」



ネム「もし、身体が元に戻っても……こうして、また一緒に出掛けてくれますか?」



一護「当たり前だろ」



ネム「…………」ホッ



ネム「良かった……黒崎先輩の迷惑になってしまっているのではないかと」


一護「迷惑だなんて思ってねえよ」


一護(女体化の薬には驚いたけど)


一護「ネムなりに、何か考えがあったんだろ?……その、お前は大事な後輩なんだから。何か悩んでることがあるなら、いくらでも付き合うよ」


ネム「黒崎先輩……」ドキッ


一護「なあ、ネムは何で今日……」



ネム「ーーー!!」ギンギン


一護「どうした?」


ネム「いえ、薬の副作用でしょうか……男性器が、おかしいです」


一護「はっ!?」


ネム「あの……鎮め方を、教えて下さいませんか?」



一護「」
688 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/11/15(火) 02:01:07.12 ID:JQX3zV+OO
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ネムの家


一護(どうしてこうなった)


ネム「では……お願いします」


ちょこん、と正面で正座するネム。



一護(奥ゆかしい態度だ。けど、今は男なんだよな)



ネムのジーンズは、立派なテントを張っている。


ネム「っん……勃ったまま、というのは以外と苦しいんですね……黒崎先輩、早く……」



一護「あ、ああ……じゃあ、そのズボンを脱いで……直接、握るんだ」



スルッ パサっ


ネム「こう、ですか……?」



ネムが自らのそれを露出し、拙い仕草でそれを握る



一護(男の身体だけど……ネムのだって思うと、そんな嫌悪感はねえな)



ネム「それで、どうすれば……?」



一護「上下に、ゆっくり擦るんだ。慣れてきたら、早くしていい」




ネム「は、はい……んっ」シコシコ



一護「どうだ?」


ネム「何か……妙な感覚です……もどかしいような……けど、やればやるほど……手が止まら……」シコシコ
689 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/15(火) 07:48:34.83 ID:so1N1yYpO
マユリ様が見てる前でTS寝取りとかレベル高過ぎィ!
乙乙
690 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/15(火) 08:28:33.62 ID:9PRUCmujo
このネムなら有りだと思っちゃうのは作者の思う壺なんだろうか
691 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/15(火) 12:23:56.08 ID:AdQHq+pA0
ぶっちゃけネムは両性具有でもおかしくないと思う
692 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/15(火) 17:17:18.09 ID:/7Z7pC2PO
改造されてそうだからな
693 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/16(水) 16:04:56.00 ID:QM5LqNzdO
オサレポエムが汚すぎる、訴訟(きそ)
694 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/21(月) 08:37:11.54 ID:ZDQdEkdoo
プログラムの人間を生きてるって考え始めたら終わりだよな…
藍染や月島みたいなごく一部の精神系チート能力者ならともかく、現実世界の人間が
ちょろっと設定弄っただけでメチャクチャになる世界なんてやっぱり作り物だと思わんと
695 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/11/22(火) 22:17:13.07 ID:MpooL9rtO
ネム「っ……」シコシコ


一護(顔を赤くして……か、可愛いな……。男の身体だけど、顔はネムのまんまだし……)ヌルッ


一護(お、おおお!!?なんだ……下半身が、もどかしいぞ!?)


一護(勃起とは違う感覚……くそっ、鎮まれ!)



ネム「黒崎……せんぱいっ……」シコシコ


一護「お、おお!?何だ!?」


ネム「その、コツというのでしょうか……上手く掴めなくて……」


ネム「なかなかイケないんです……」


ネム「ーーー申し訳ありませんが、あの……お手本を、見せていただけませんか?」


一護「」
696 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/11/22(火) 22:27:02.94 ID:MpooL9rtO
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


一護「……力加減、大丈夫か?」シコシコ



ネム「はい……気持ち……い……です」カァァ



一護(これって……手コキだよな!?うう、なんか妙な気分だ)


ネム「せんぱ……」


一護(でも……可愛い、よな)



ネム(黒崎先輩の手……暖かくて……でも、繊細な手つきで……)


ネム(こう触ったら、黒崎先輩は……喜んでくれる……?)


一護「どうだ?」


ネム「はい、気持ち良い……です……もう少しで……イケそうなんですけ、ど……」ハァハァ


一護「なんか余計なこと考えてないか?雑念があると、中々イケねぇぞ、男の身体は」


ネム「そ、そうなんですか?」


一護「……待ってろ。今、何も考えなくさせてやる」


ネム「えっ?」ハァハァ


一護「恥ずかしいから、これしててくれ」キュッ


ネム(タオルで目隠しを……!?)
697 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/11/22(火) 22:35:21.39 ID:MpooL9rtO
ネム「な、に……?」


ジュポッ!!


ネム「ひゃあ!?」ビクンッ


ネム(暖かい何かに……包まれてる!?)


ネム「せ、せんぱいっ……!まさか、私……先輩の中……に?」ハァハァ


ネム(凄い……絡みついてくる……!!)



一護「中じゃねぇ……『口だ』」ジュプッ!ジュプ!



ネム「っああ……!そんな……これが、口……!?」ビクンッ



一護(まさかフェラまでしちまうとは……ダメだ、俺も身体が熱くて……何も、考え……)



一護(愛おしい……この、ネムの……逞しいモノが……)



ネム「はうっ!せんぱいっ……そんな激しくされたら……やっ……!」


一護「まだだぜ」


一護(最後に、ここを舌先で攻める!!)


一護「亀頭……天ッ衝ぉぉぉぉぉ!!」ペロペロペロペロペロペロペロペロ



ネム「はぁん……!だめです、らめぇぇぇぇ!!」ビクンッビクンッ!!



ドピュッ!!ドピュッ!!


698 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/11/22(火) 22:43:32.22 ID:MpooL9rtO
一護「んっ……」


ネム「せん、ぱい……?」グッタリ


一護「……」ゴクンッ


ネム「の……飲んだ……のですか……?」


一護「……ああ」


一護「……」スッ


ネム「あ……そこ、また触ったら……ダメですっ……敏感になってて……っ」


一護「はぁ、はあ……!」


ネム「黒崎先輩?」



一護(女の身体ってのは、熱くなるとこうまで……昂ぶるのかよ!?)


一護(精液を飲むのに抵抗なかったし……まだ、身体が疼いて……)


ネム「欲しい……のですか?」


一護「うっ……」


ネム「先輩」


一護「ああ……お前が、欲しい……ネム!!」



ネム「!!」



ネム(私は、どうしたら……)


ネム(黒崎先輩の気持ちを知りたくて……女のままで、先輩をデートに誘うのが恥ずかしくて……失敗したくなくて……まずは練習のつもりで、男性の身体になった……)


ネム(先輩とこうして結ばれるのは予定外……)


ネム(でも……)



ネム「先輩が、望むなら……」スッ
699 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/11/22(火) 22:49:59.12 ID:MpooL9rtO
ネムが優しく……一護を、押し倒す。


一護「ネム……」ハァハァ……


ネム「脱がし、ます……」


一護「いいのか?……その、お前のは……」チラッ



ネム「大丈夫です……」


ネムが、ゆっくり一護のスカートをめくり……大きなシミを作った、下着に触れる。



ネム「すごく、濡れてます……」


一護「可愛いかった……からな」


ネム「男性の、姿でも……ですか?」


一護「ああ」


ネム「嬉しい……っ」


一護「んっ!」ビクンッ


下着越しに、ネムの指先がなぞるように触れる。


ネム「先輩が男性器の扱いに慣れているように……私も、女性器の扱いには……慣れているんですよ?」スリスリ



一護「あっ……!」


ネム「切なそうです、ね……今……脱がします……」



スルッ……



ネム「これが、黒崎先輩の……キレイ……」ムクムク


一護「は、恥ずかしいな……結構……」

700 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/11/22(火) 22:56:00.14 ID:MpooL9rtO
きっと、2度はこんなシチュエーションを経験しないだろう……
ネムの顔を見上げながら、受け入れる覚悟をーーー



ボンッ!!



一護「ーーーえ?」


ネム「……あ」



一護「ネムのチンコが……消えたーーー?」


ネム「……ッ!!」カァァ!!


と、ネムが手近にあった物で下半身を隠す。


一護「ネム?」

ネム「も、申し訳ありません……何故か、急にその……恥ずかしく、なってしまい……」


一護(まさか、薬の副作用か?そうだよな、さっきまで男の身体だったわけだし……女に戻ったら、その……見られるのも恥ずかしいか)


一護「!!」


一護(やべぇ……俺も男に戻ったんだって自覚したら……急に、さっきの精液への嫌悪感が……)


ネム「せ、先輩!?」



一護「だ、大丈夫だ……」
701 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/11/22(火) 23:09:15.81 ID:MpooL9rtO
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
それからなんだか気まずくなってしまって、お互いに服を着替えた。




一護「……」


ネム「あの……申し訳ありませんでした。こんな、ことになってしまって……」



ネム(黒崎先輩に……嫌われた……かも……しれない……)グスッ


一護「いや、俺も暴走しちまったし……悪かった」



一護「やっぱり、初めては……ちゃんと自分の身体がいいもんな」


一護「すまんっ!」


ネム「そんな、黒崎先輩が謝ることは……!!」


一護「ーーーだから、今度は、普通に……デートしようぜ」


ネム「えっ?」


一護「嫌だったらごめんな。けど、今日は何だかんだ楽しかったし」


ネム「先輩……!」


一護「こういうのも新鮮で面白かったけどな。でも、今度は」


ネム「私で、良いのですか?」


一護「あたりめーだろ。ネムと、またデートがしたい」


ネム「黒崎、先輩……!」


一護「……一護でいいぜ」


ネム「い、一護……せんぱい」


一護「おうっ!」ナデナデ


ネム「……!」カァァ


一護「じゃあ、またな!」



ネム「は、はいっ」ボー


ネム(そうか……私は、ただ……自信が無かっただけ……)

ネム(勝手に思いつめて……回りくどいことをして……)


ネム(でも、次は……このままの私で……1歩、勇気を出した私で……)


ネム(黒崎先輩に好かれたい。普通の、恋を……貴方と)


ネム「一護、先輩」
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