【FEif】セツナ「ヒノカ様…?」

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87 : ◆P2J2qxwRPm2A [saga sage]:2016/10/31(月) 22:16:28.08 ID:p3Iuk3FT0
アクア「そこでサクラの弱点を使ってマークスの動きを見ようと思ったの」

リリス「サクラ様の弱点ですか?」

アクア「ええ、その結果。白夜の離れで百物語ということになったわ」

リリス「……ああ、なるほど、サクラ様が怖い話が苦手という点を利用したんですね」

アクア「ええ、正直死人の透魔兵を相手にしてる時点で、怖い話が苦手というのはどうかと思うけど」

リリス「それは言わないであげてください」

アクア「そうして百物語の席を設けたんだけど、これが少し予想外の出来事が起きたわ」

リリス「もしかして、百物語を怖がらなかったんですか?」

アクア「いいえ。むしろマークスも怖がるくらいの怖い話をしてあげたわ。マークスもサクラの前では声をあげないように努めていたけど」

リリス「それはそれで面白い光景です」

アクア「そんな話をしたからね。サクラがモジモジし始めたわ」

リリス「怖くなってトイレが近くなったんですね」

アクア「ええ、でもその時はおかしかった。いつもなら話が二つ終わるくらいで厠に逃げ込むのに、今日はすでにひとつ目で厠に行きたそうにしていたわ。尿意を抑えながらチラチラとマークスを見つめる姿は、犯罪の予感すらあったかしら」

リリス「そこいりませんよね? いりませんよね!?」
88 : ◆P2J2qxwRPm2A [saga sage]:2016/10/31(月) 22:27:43.01 ID:p3Iuk3FT0
アクア「そこで、私は助け船を出したの」

リリス(流石にそこまで鬼じゃないですか)

アクア「二つ目の話を厠にまつわる怖い話にしてね……」

リリス「思った以上に悪魔ですね」

アクア「ええ、そして二つ目の話をし始めた頃、サクラが目に見えて我慢の限界という顔をし始めたところで、マークスが手を差し伸べたの。足をガクガクにさせながら」

ピエリ「カッコ悪いの……」

リリス「アクアさん、もしかして正座とかさせてませんでしたか?」

アクア「ええ、それが礼儀と教えておいたから。慣れていないマークスなら話が一つ終わる前に堕ちるとわかっていたわ。おかげで足をくねくねさせながらサクラを厠に案内するマークスという図式が出来上がったのよ」

リリス「どこまでも酷い人ですねぇ」
89 : ◆P2J2qxwRPm2A [saga sage]:2016/10/31(月) 22:37:10.78 ID:p3Iuk3FT0
アクア「ええ、そして二人は戻ってこなかったのよ……」

リリス「……え?」

ピエリ「どういうことなの? まさか、マークス様とサクラ様、偽物なの?」

アクア「ピエリのそういう勘違い嫌いじゃないわ。大丈夫、朝二人とも戻ってきたわ、仲良く手を繋いでね?」

リリス「そうなんですか、仲良く手を繋いで朝に――朝に?」

アクア「あの夜は甲高い声が離れの厠から響いていた。私も身を震わせていたわ」

リリス「それって怖いって意味ですよね。そうですよね?」

アクア「歌いたくなってしまうほどにね。何があったのかはわからないけど、二人の距離が恐ろしいほどに急接近したのは間違いないし、私も二人の役に立てて良かったと思っているの」

リリス「厠で生まれる愛って、なんなんですか。どんなものなんですか?」

ピエリ「トイレを出た直後にぶつかる感じだと思うのよ」

リリス「ピエリさんはそのままでいてくださいね?」
90 : ◆P2J2qxwRPm2A [saga sage]:2016/10/31(月) 22:46:34.33 ID:p3Iuk3FT0
アクア「で、その時聞いたの。いつもより厠に行くのが早かったけど、どうしてかって。そしたら水をいっぱい飲んでいたからって答えたわ」

リリス「水をいっぱいって、そんなことしたら余計にトイレ近くなっちゃうんじゃないですか」

アクア「……」

リリス「まさか」

アクア「そう、サクラはそれを狙っていたのよ。トイレが近くなるというリスクはサクラにとってのチャンスだった、ということよ」

ピエリ「なんでトイレに行くとチャンスなの?」

アクア「それはトイレですることといえば――」

リリス「はい、それ以上はストップ、ストップ! というか、私達がするべき話はサクラ様とマークス様の馴れ初めじゃないです。現在進行形のカムイ様の好きな方の話じゃないですか!」

アクア「……そうだったわね。ごめんなさい、このあと怒涛の白夜平原決戦編もあるのだけど」

リリス「なんですかそれ……」

アクア「この後日に、リョウマがちょっと……ね」

リリス「……そう言えばリョウマさん、お二人の結婚に賛成したんですか?」

アクア「賛成すると思う?」

リリス「……」

アクア「そういうことよ」
91 : ◆P2J2qxwRPm2A [saga sage]:2016/10/31(月) 23:13:31.44 ID:p3Iuk3FT0
リリス「でも、今結婚してるじゃないですか?」

アクア「そうね、だからリョウマは責任を取って白夜の王座から身を引いたわ」

リリス「なんだかものすごいことになってませんか!? リョウマ様もなんでそんなことに……」

アクア「だから白夜平原決戦編というわけよ。まぁ、それを話すと長くなるから、今度にしましょう」

リリス「じゃあ、リョウマ様の代わりに誰が白夜を束ねているんですか?」

アクア「ええ、それだけど……」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
―白夜王国・玉座の間―

サイゾウ「こちらが書簡です」

ヒノカ「ああ、ありがとうすまないな。こうして書簡の件を任せることになってしまって」

サイゾウ「いや、その、この頃休まれているのですか?」

ヒノカ「……サイゾウ、休めると思うか?」ニコッ

サイゾウ「申し訳ありません」

ヒノカ「……すまなかった」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

リリス「ヒノカ様、白夜は負けてないのに女王になられてしまったんですか……」

アクア「?」

リリス「いいえ、こちらの話です」
92 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/31(月) 23:15:45.52 ID:0GRuTSIko
こうなるとスレタイが別の意味に
93 : ◆P2J2qxwRPm2A [saga]:2016/10/31(月) 23:30:54.07 ID:p3Iuk3FT0
アクア「それで話を戻すけど、カムイの好きな人の情報はそれだけなのよね?」

リリス「ええ、踊りの得意な人ですか。正直、ラズワルドさんかと思ったんですけど、それは違うようですし」

アクア「さすがにそれはないと思うわ。それに、それが本当だとすれば彼は……」

リリス「?」

アクア「いいえ、なんでも無いわ。どちらにせよ、踊りの得意な人なんて他にいたかしら?」

リリス「ピエリさんは心当たりないんですか?」

ピエリ「ないの。ピエリ、踊りに興味ないの」

アクア「正直、踊っている側としては少し刺さる発言ね」

リリス「……そう言えばアクア様もよく踊りますよね? アミュージアとかで」

アクア「あら、あなた私の踊りを見ていたの?」

リリス「え、ええまあ」

リリス(他の世界のですけど、嘘はついてませんよね?)

アクア「そう。はっ、つまりカムイが好きな人は……私?」

リリス「どこからその自信は来るんですか?」

アクア「冗談よ。でも、そうね、このままじゃ埒が明かないわ」

リリス「そうですね。何か嬉しいことがあれば気が乗ってしゃべってくれるかもしれませんけど……」

アクア「そうね」

「なにか、催し物でもあれば、いいかもしれないわね?」
94 : ◆P2J2qxwRPm2A [saga]:2016/10/31(月) 23:33:13.72 ID:p3Iuk3FT0
今日はここまでで

 厠で始まる愛もある 暗夜王マークス
95 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/01(火) 00:09:12.83 ID:hZUXdveN0
某スレリスペクトか何か?
96 : ◆P2J2qxwRPm2A [saga]:2016/11/08(火) 23:19:30.18 ID:0Jwg22Rj0
◇◆◇◆◇
―暗夜王国・王都ウィンダム『居住区』―

リリス「あの、アクア様」

アクア「なに、リリス?」

リリス「なぜ居住区に? カムイ様はまだお城にいらっしゃると思うんですけど」

アクア「それくらいわかってる。でも、素直に教えてくれるカムイじゃないことはわかっているでしょう?」

リリス「そ、それはそうですけど」

アクア「それにあなたも私もカムイに警戒されていることは間違いないわ。そんな状態で近づいたら、さらに確執が深まりかねないもの」

リリス「だったら、調べるのやめにしたらどうですか? 普通に接してれば自然と関係は改善されると思いますし」

アクア「それは無理ね」

リリス「どうしてですか?」

アクア「私がきちんとカムイを導いてあげないといけないからよ。従姉としてね?」

リリス「アクア様が混じると問題しか発生しませんよ、絶対」
97 : ◆P2J2qxwRPm2A [saga sage]:2016/11/08(火) 23:23:02.29 ID:0Jwg22Rj0
アクア「というわけで着いたわ」

リリス「どういうわけですか?」

アクア「細かいこと気にしないで、そういうことを気にするからペガサスを降りることになるのよ」

リリス「それ関係ありませんよね? 私の初期プロットここで引き出す意味ありませんよね?」

アクア「ええ。関係ないし意味もないわ」

リリス「きっぱり言いますね。もういいです。それでこんな民家に来て何をしようっていうんですか? っていうか、ここは誰の家なんですか?」

アクア「まぁ、それは見てからのお楽しみよ」コンコン

リリス「……」

アクア「……」
98 : ◆P2J2qxwRPm2A [saga sage]:2016/11/08(火) 23:26:47.80 ID:0Jwg22Rj0
 コンコンコン

アクア「……」

 コンコンコンコン

アクア「……」

リリス「誰も出てきませんね。留守じゃないんですか?」

アクア「それはおかしいわね。おかしな気配は感じるのだけど」グッ ガチャガチャ

リリス「あ、鍵掛ってますよ。今は御留守なんですよきっと」

アクア「それはないわ」

リリス「居留守を装う必要はないとおもうんですけど。今はいないみたいですから、時間を改めて――」

 バキィッ

 ギィィィイイイ バタンッ

アクア「ほら、開いたわ。どうやら立て付けが悪かっただけみたいね。それにしても鍵を掛けないなんて、防犯意識が希薄だと思わない?」

リリス「無理やりぶち開けてそれですか……」
99 : ◆P2J2qxwRPm2A [saga sage]:2016/11/08(火) 23:34:43.17 ID:0Jwg22Rj0
アクア「とりあえず、おじゃまするわね」

 ドタドタドタドタ

リリス「ちょ、ちょっとアクア様! 誰もいないのに入ったりしたら怒られちゃいますよ!」

リリス(多分、アクア様がこうやって容赦なく入っているということは、知り合いの家なんでしょうけど……。こんなことをしたらさすがにカンカンになるに決まってます。戻ってきた謝らないと……ん?)

 ……ンッ!

リリス「あれ、明かりが付いてるし、なんだか変な音が奥から……」

 パン……パンッ
 
リリス「え、えっと……アクアさんが入っていったのはこの先の部屋でしたよね」

 パンパンッ!

リリス(入りたくない、正直入りたくないし、入ったら後悔する気がする。でも、正直気になって仕方ないし……)

リリス「うううっ、えい!」ダッ





ラズワルド「あぐっ、うあっ……あっ、ふあああっ、ああっ、すごい、すごく、いいよ……」

フェリシア「えへへ、ラズワルドさん。どうですかぁ、とっても冷たいので御尻突かれるの、とーっても気持ちいいですかぁ?」パンパンパンッ

リリス「」
100 : ◆P2J2qxwRPm2A [saga sage]:2016/11/08(火) 23:39:36.86 ID:0Jwg22Rj0
ラズワルド「フェ、フェリシ……ア、だめ、そこ……つよっ、強すぎっ、あっ……今握ったら、うああっ」ビュルルル

フェリシア「うふふっ、ラズワルドさんのミルクいっぱい、いーっぱいでましたよぉ?」

ラズワルド「はううっ、だめ、だめだよ……そんな、ずっと、突きあげられたら、壊れちゃう……壊れちゃうよフェリシア……」

フェリシア「はぁ、んっ……ラズワルドさぁん、もっともっと、ラズワルドさんの可愛いところ見せてください。私だけのラズワルドさんに……なってくださぁい。はぁはぁ」パンパン

ラズワルド「あ、御尻の奥、届いてぇ……。うああっ、フェリシアの手、とっても冷たくて、ひゃっ、まるで氷に包まれてるみたいで、すごくいいよ……」

フェリシア「私の手、ラズワルドさんのおちんちんの熱で溶けちゃいそうですぅ……。指先、とっても厭らしくなっちゃってますぅ……」ヌチョヌチョ

ラズワルド「だ、だめ、そんなに握ったらまた、うあああっ……」ドピュ ビュルルルッ

フェリシア「はああっ、私の手、ほんとに溶けちゃいますよぉ……。もっと、気持ちよくしてあげますからぁ…………あれ……あ?」

ラズワルド「フェ…リシア? どうし――へ?」

アクア「ごめんなさい、おじゃましてるわ」

フェリシア「」

ラズワルド「」

リリス「」

アクア「ほらリリス、いたでしょ?」

リリス「」
101 : ◆P2J2qxwRPm2A [saga sage]:2016/11/08(火) 23:43:19.53 ID:0Jwg22Rj0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 テトテトテト
 
 カチャ カチャ

フェリシア「その、お茶をどうぞ」

アクア「ええ、ありがとう」

リリス「ありがとうございます」

フェリシア「あ、あの、その、先ほどはその……/////」

アクア「いいのよ。勝手に上がり込んだのは私たちよ。ごめんなさい、鍵が掛っていなかったし、声を掛けても誰も来なかったから」

フェリシア「そ、その、あ、あれはですね……。ラズワルドさんとのスキンシップと言いますか……。リリスさん、これはですね」」

リリス「あ、いいです。もういいですから、フェリシアさん。二人が幸せならそれでいいと思いますから」

フェリシア「リリスさん。あ、ミルクお渡ししますね」

リリス「ミルク要りません。今は見たくもありませんので」
102 : ◆P2J2qxwRPm2A [saga sage]:2016/11/08(火) 23:45:53.38 ID:0Jwg22Rj0
フェリシア「そ、そうですか。幸せに見えますか、えへへ。うれしいです」

リリス(さっきまでラズワルドさんを攻めていた人とは思えない変わり方です。可愛く笑って、さっきの恍惚な笑みが嘘のようですけど、さっきまでの光景が濃厚過ぎて逆に不気味に思ってしまいます……)

フェリシア「それにしてもリリスさん、お久しぶりです。その、あまりお変わりないんですね」

リリス「ええ、そういうものですから。それにしてもフェリシアさんは変わりましたね……。いえ、変わってしまいましたね……」

フェリシア「はい、こぼさずにここまで紅茶を持ってこれました。私も成長したんですよ!」

リリス「うん、そこじゃないですねー」
103 : ◆P2J2qxwRPm2A [saga sage]:2016/11/08(火) 23:51:00.18 ID:0Jwg22Rj0
アクア「それよりも、掘られてたラズワルドが中々来ないわね。正直、彼に用があったのだけど……」

リリス「いや、あの直後に顔を出せるとは思えないんですけど。普通の人なら恥ずかしさのあまりに自殺してるかもしれませんよ、あんな格好」

アクア「あんなに体中を愛されているなんてラズワルドはとても幸せものよ。むしろ見せつけて行くべきだと思うわ」

リリス「アクア様って、公開プレイとかが好みなんですか」

アクア「ふふっ、どうかしら? でも、ラズワルドも果報者ね、こんなに可愛いお嫁さんがいるんだもの」

フェリシア「えへへ、そんなこと言われると照れちゃいます////」

リリス(あー、恥ずかしがってるフェリシアさん可愛いです。たしかに、こんなお嫁さんがいたら浮気なんてしなくなっちゃいますよね。フェリシアさんの愛情が、ラズワルドさんの浮気癖を無くしたということなんですね)

リリス「やっぱり、ラズワルドさんは無実だったということですか」

フェリシア「え、ラズワルドさんがどうしたんですか?」

リリス「いいえ、そのカムイ様が好きな人がラズワルドさんじゃないかなーって話があがってて。てっきり、ラズワルドさんがカムイ様にナンパを――」

 ピシッ

リリス(あれ、そこはかとなく寒く……なった?)
104 : ◆P2J2qxwRPm2A [saga sage]:2016/11/08(火) 23:55:22.71 ID:0Jwg22Rj0
フェリシア「うふふ……ちょっと待っててくださいね。ラズワルドさんを呼んできますから」スタッ

リリス「あ、はい」

 スタスタスタ

リリス「なんだか急に寒くなりましたね。これってフェリシアさんの冷気でしょうか?」

アクア「こんなので寒いなんて、鍛え方がなってないわ」

リリス「生憎あまり外には出なかったので。それよりもラズワルドさんに用事って一体何なんですか?」

アクア「ええ、それは本人が来てから話すから。それにしても、あなたって思った以上に空気を読めないのね。それともわざと?」

リリス「え、何がですか? よくわからないんですけど」

アクア「まぁ、面白いことが起きているのはわかるのだけど、なんというかラズワルドを少し不憫に思っただけよ。風評被害というのは恐ろしいわね」

リリス「え、いったいどういう意味ですか? ちゃんと教え――」

 アーーーーーッ!!!!!

リリス「!?」

アクア「……うん、ミルクティーおいしいわね。リリスも飲んだら?」

 ムリムリ、ソレハムリ、フェリシア、ヤメテアテガワナイデ!
 アッ
 アーーーーーーーッ!!!!

リリス「……」ズズッ

「うん、おいしい」
105 : ◆P2J2qxwRPm2A [saga sage]:2016/11/08(火) 23:57:29.12 ID:0Jwg22Rj0
今日はここまで

 アクアの鍵開け(物理)
106 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/09(水) 00:01:12.38 ID:UpKryanLo
こっちも更新嬉しいなあ
しっかしラズワルドは本当に尻に敷かれるタイプだと思う
というか強い女との組み合わせがバッチシくるというか
107 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/09(水) 00:06:29.58 ID:npCfWu8a0
おつ

信じて送り出したアズールがアヘ顔ダブルピー(モロー検閲により削除)
108 : ◆P2J2qxwRPm2A [saga]:2016/11/23(水) 00:08:14.52 ID:E/P63nhB0
ラズワルド「はぁはぁ、すごく痛かった……」ズキズキ

フェリシア「……」

ラズワルド「ねぇ、フェリシア」

フェリシア「……」

ラズワルド「こっちを向いて、可愛い顔が台無しだよ?」

フェリシア「……ラズワルドさん」

ラズワルド「どうしたんだい、すごい顔して入ってきて、そのあんなもの挿入れてくるなんて。もしかして、中途半端だったから――」

フェリシア「……やっぱり、私じゃ嫌だったんですね……」

ラズワルド「いきなり何を言い出すんだ! 僕にはフェリシアしかいないよ。どうして、そんなことを言い出すんだい?」

フェリシア「だってぇ、だって、ラズワルドがカムイ様をナンパしたって」

ラズワルド「」

フェリシア「やっぱり、私みたいな女の子より、カムイ様みたいな女の子の方がいいんですよね。ボッキュボンで、触りがいのある女の子の方がいいですよね!」

ラズワルド「フェリシア……それは絶対にないよ。僕にとってフェリシアは世界で一番の女の子だよ」

フェリシア「そんなので私は騙され――ひゃっ…ラズワルドさ、ふああああんっ」モニュン

ラズワルド「こんなに可愛い女の子がお嫁さんで、僕の体中全部愛してくれる女の子はフェリシアしかいないよ。僕にはもフェリシアしかいないんだ。だから……」スルスル

フェリシア「ら、ラズワルドさんっ、だめ…となりにアクア様とリリスさんが…いる、のにぃ…あっんぅん」

ラズワルド「今はフェリシアに教えてあげるのが先だからね。僕がどれだけ君のことを愛してるかっていうことを……」

フェリシア「ラ、ラズワルドさぁん、したいですぅ……」

 ドサリッ




ラズワルド「ふあああっ、いい、いいよぉ。フェリシアにぃ、あぁ、奥まで突かれて、うあああっ冷たくてすごくいぃい!!」パンパン

フェリシア「いいですぅ、ラズワルドさぁん。はぁはぁ、もっともっとぉ、いっぱい私を感じてくださぁい!」パンパン

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 フアアッデルゥ、フェリシアニオシリイジメラレテ、ボクイッパイイッパイ――
 ダメデスヨォ、イマダシチャダメデスゥ。モットモットパンパンニナッテ、コワレチャウクライマデ、ダサセテアゲマセンカラァ――

アクア「はぁはぁ、女性主権射精管理プレイもいいものね」ニッコリ ツヤツヤ

リリス「もう、帰りたい……」
109 : ◆P2J2qxwRPm2A [saga]:2016/11/23(水) 00:12:15.98 ID:E/P63nhB0
◇◆◇◆◇
―暗夜王国・居住区『ラズワルド邸』―

ラズワルド「それで、説明してもらうよ」ツヤツヤ

アクア「説明。一体何に対しての説明かしら?」ツヤツヤ

ラズワルド「決まってるよ。僕がカムイ様をナンパしてメロメロにしてるとかいう悪質な噂のことについてだよ……。この頃、僕はカムイ様に会ってもいないのに……」

アクア「なるほどね。そのことだけど、私からは何も言えないわ。私はあなたがフェリシアと結婚していることを知っているし、そんなものを流す必要がないもの」

ラズワルド「僕を困らせたいとか、そういうことじゃないの?」

アクア「酷く見られたものね……」

ラズワルド「あ、ごめん……」

アクア「もしもするなら、まず偽造証拠を揃えてからじゃないと……。噂だけなんてそんな粗末な真似はできないわ」

ラズワルド「尚更性質が悪いよね、それ!?」
110 : ◆P2J2qxwRPm2A [saga]:2016/11/23(水) 00:16:53.08 ID:E/P63nhB0
アクア「だから、今回の噂の出所は私じゃないわ。それにフェリシアがあなたのことを愛していることは知っているし、彼女を傷つけたいとは思わないもの」

ラズワルド「じゃあ、一体誰がこんな噂を流して……」チラッ

リリス「……」ズズッ

ラズワルド「ねぇ、リリス」

リリス「な、なんでしょうか。ラズワルドさん」

ラズワルド「その噂をリリスも聞いたから来たんだよね?」

リリス「それはその……あ、この紅茶美味しいですね」

ラズワルド「……」

リリス「……」

ラズワルド「リリス、何か知ってるの? 遠慮せずに言ってよ」

リリス「……その噂の発信源、私です」

ラズワルド「ちょっと、何してくれてるの!?」
111 : ◆P2J2qxwRPm2A [saga]:2016/11/23(水) 00:20:30.93 ID:E/P63nhB0
リリス「ご、ごめんなさい。その私だってカムイ様がラズワルドさんみたいな軽い人を好きになるなんて思ってなかったんです。でも、カムイ様がいう好きな人の特徴が踊りの得意な人とかいうもので、私が知る限りだと――」

ラズワルド「それも結構失礼だよね?」

リリス「え?」

ラズワルド「え?」

リリス「あ、そうですね、ごめんなさい」

ラズワルド「はぁ……。とりあえずどうしてそうなったのか、説明してもらうよ。フェリシア、すごく落ち込んでるんだから」

リリス「は、はい。実は――」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

リリス「ということでして、その私の中ではラズワルドさんしか浮かばなかったというわけで、本当にすみません」

アクア「この悲しい出来事は、リリスが暴走してしまった所為なの。でも、リリスもカムイが心配で仕方無かった。だから許してあげて」

ラズワルド「あの話を聞いててわかったんですけど。結局、アクア様の所為じゃないですか! なにリリスを巻き込んでるんですか!」
112 : ◆P2J2qxwRPm2A [saga]:2016/11/23(水) 00:24:53.08 ID:E/P63nhB0
アクア「それは心外ね。私はカムイのことが心配で仕方無かったの。でも、こんな悩み誰にも相談できない、そこで同じくらいカムイのことを大切に思ってると思うリリスに話を持ちかけたのよ。カムイがどこの馬の骨ともわからない男に調教されてしまうかもしれないって。ちゃんと証拠にカムイが料理を始めたことも伝えたわ」

リリス「今考えると、それだけで動いてしまった私も問題なんですけど。普通そんなことで動いたりなんてしませんよね……」

ラズワルド「そんな……。あのカムイ様が料理を始めたなんて、それじゃ動かざるを得ないね」

アクア「わかってくれたようで助かるわ。それくらい事は重大だったのよ」

ラズワルド「みたいだね」

リリス「流石にそれはカムイ様に失礼じゃありませんか?」

ラズワルド「ねぇ、カムイ様って料理上手なのかい?」

リリス「いいえ、すごい下手です。今、ピエリさんと一緒に料理の修行中だと思いますけど……」

ラズワルド「そうなんだ。ピエリ、大丈夫かな。食べてとか言われたら、泣き叫んで逃げ出しそうだけど……」

リリス「多分大丈夫だと思いますよ。たぶん……」
113 : ◆P2J2qxwRPm2A [saga]:2016/11/23(水) 00:26:37.06 ID:E/P63nhB0
ラズワルド「で、まさかその噂を僕に話すためだけに来たわけじゃないよね」

アクア「ええ、それだけじゃないわ。むしろ、私としてはとても満足できる光景が見れて良かったから……」

ラズワルド「わ、忘れてくれないかな!////」

アクア「忘れられないわ。私達を忘れて第二ラウンドを始めてしまうんだもの。耳に残っているわ、あなたの喘ぎ声がね。友達の二人にも聞かせてあげたいくらいよ」

ラズワルド「そ、それはやめて……」

アクア「誰もバラすなんて言ってないのに、おかしなラズワルドね」

リリス「あくどいですね……。アクア様」

ラズワルド「な、何が目的なんだい?」

アクア「私もリリスもね。別にカムイの好きな相手を不幸にしたいっていうわけじゃないのよ。ただ、あのカムイが好きになった相手が誰なのか知りたいだけなの」

ラズワルド「それで、何をしようっていうんだい?」

アクア「簡単よ。実はあることを考えていてね、あなたに協力してもらおうと思っているのよ」

ラズワルド「正直、気が乗らないんだけど」

アクア「考えてみなさい。カムイの好きな人がわかれば、噂は跡形もなく消滅する。そうなればフェリシアもきっと元気になるはずよ」

ラズワルド「……」

リリス「あ、あのラズワルドさん」

ラズワルド「フェリシアは僕にとって大切な人だよ。こんな悪い噂、早く否定するに越したことはないからね。わかった、その件に協力するよ」
114 : ◆P2J2qxwRPm2A [saga]:2016/11/23(水) 00:27:50.57 ID:E/P63nhB0
リリス「いいんですか?」

ラズワルド「その変な噂がなくなるために協力するだけだよ。フェリシアをこれ以上悲しませたくないからね」

リリス「……本当にフェリシアさんを愛してるんですね」

ラズワルド「もちろんだよ。僕のことをお茶に誘ってくれて、ヤキモチも妬いてくれた初めての女の子だから……」

リリス「ふふっ、ごちそうさまでした」

アクア「ええ、本当にね。お尻を開発してくれる可愛いお嫁さんとの惚気話、ご馳走様」

ラズワルド「そこ言う必要ないよね!?」

リリス「あははは」ササッ

ラズワルド「さりげなく距離とらないでくれないかな?」
115 : ◆P2J2qxwRPm2A [saga]:2016/11/23(水) 00:30:19.52 ID:E/P63nhB0
リリス「それで、アクア様。一体何をするんですか」

アクア「カムイの好きな相手を探すためのヒントがそれしかないなら、それで探ればいいのよ」

ラズワルド「踊りで探るってことかい?」

アクア「そういうことになるわね。そこでアミュージアを貸し切って行う、ある計画を思いついたわ」

リリス「アミュージアを貸し切りって、一体何をするつもりなんですか?」

アクア「アミュージアですることといえば、一つしかないでしょ?」

ラズワルド「……もしかして」

リリス「そういうことですか?」

アクア「ええ――」

「つまり、そういうことよ」
116 : ◆P2J2qxwRPm2A [saga]:2016/11/23(水) 00:32:45.28 ID:E/P63nhB0
今日はここまで

 ラズワルドは受けだから、仕方無いね
117 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/23(水) 11:12:44.06 ID:NKtG+c8SO
つまりどういうことだってばよ?
118 : ◆P2J2qxwRPm2A [saga]:2016/11/29(火) 22:57:55.98 ID:DNFWNKu20
◇◆◇◆◇

パンッ……パンパンッ!

パンッ……パンパンッ!!

リリス「……本当にやるんですね」

ラズワルド「……そうみたいだね」

二人『……』

リリス「まぁ、そのために今日まで色々と作業してきたんですけどね」

ラズワルド「僕は会場設営と基本的な点数算出方法の手解きだったから楽だったけど、リリスの指タコすごいね」

リリス「気が遠くなるくらいいっぱい招待状を書きましたから。もう今なら恋文だっていっぱいかけますよ。『冬の寒さの中に春の訪れを感じる季節となりました』っていう感じで」

ラズワルド「すごい畏まったラブレターだなぁ」

リリス「……それにしても」

ラズワルド「うん……」

リリス「一週間の突貫作業で、よく開催できましたね……」




『暗夜王国プレゼンツ ダンスカーニバル in ミューズ!!! 〜最高の踊りをあなたに〜』




ラズワルド「でも一週間は早すぎるかな」

リリス「ですね……」
119 : ◆P2J2qxwRPm2A [saga]:2016/11/29(火) 23:09:33.88 ID:DNFWNKu20
―暗夜王国・ミューズ公国アミュージア『シティホール』―

リリス「踊り、そしてアミュージアですることと聞いて予想はしてましたけど……」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

アクア『ダンス大会を行うわ。そこでカムイが気になった相手こそ、その好きな人ということになるはず』

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ラズワルド「アクア様、ああ言ってたけど、そのカムイ様が好きな相手がこの大会に参加する保証ってないよね」

リリス「どこから確実に参加するという自信が湧いてくるのかさっぱり分かりません。でも、その方が参加しなくてアクア様が落胆しても、経済効果は期待できそうですので問題はありません」

ラズワルド「ところで、招待状はどういう人に送ったんだい?」

リリス「今は王都を離れてるカムイ様のお知り合いがほとんどですね。アクア様の指示で男性には問答無用で送るように言われましたので……」

ラズワルド「なるほどね、もしかしたら久しぶりに会える人もいるかもしれない」

リリス「あとはフェリシアさんとフローラさんのお父様でありフリージア族長のクーリア様に。それと白夜の各所に暗夜王からの親書という形で送らせていただきました」

ラズワルド「そ、そうなんだ……。どうしよう……」

リリス「?」

ラズワルド「いや、なんでも無いよ。うん、なんでもないから……」
120 : ◆P2J2qxwRPm2A [saga]:2016/11/29(火) 23:17:47.02 ID:DNFWNKu20
リリス「それにしても一体どこにこんな催しを行える資金があったんでしょうか。さすがに盗賊や遺跡漁りをボコボコにした貯えだけでどうにかなる金額では無いと思うんですけど」

ラズワルド「ミューズ公国の公王が全面的に支援してくれているんだよ。さすがにこれくらい大きな催しとなると、ミューズの協力は不可欠だからね」

リリス「え、ミューズと暗夜の間には、まだ蟠りが残っているんじゃ?」

ラズワルド「ははっ、リリスって思った以上に世間に疎いんだね」

リリス「わ、悪いですか。そもそも、出てくる予定なんてなかったんですよ私? 知らなくて当然じゃないですか」

アクア「だからラズワルドが教えてあげてるんじゃない?」ヌッ

リリス「うわっ!!! アクア様、突然声を掛けないでくださいよ! びっくりするじゃないですか」

アクア「ふふっ、あなたの驚いた顔とても面白かったわ」

リリス「なんですかそれ、少しは申し訳なさそうな顔をするとかしてくれませんか?」

アクア「……それでミューズの話に戻るけど」

リリス「ひどい……」
121 : ◆P2J2qxwRPm2A [saga]:2016/11/29(火) 23:27:15.71 ID:DNFWNKu20
アクア「長い戦いの中で多くの人々が疲れ果てていることもあってね、ミューズ公国は人々を元気付けるために催しを数多く行っていたの。そしてマークスはその成功のために援助を惜しまなかったわ。その手厚い体制もあって、両国の関係はとても穏やかになっていったの」

リリス「そうだったんですか……。ふふっ、なんだか嬉しくなってしまいますね」

ラズワルド「なんでリリスが嬉しくなるんだい?」

リリス「だって、カムイ様と皆さんが世界を救ったことが、こうしてちゃんと花開いてるんです。一世代掛っても、そう簡単に傷は拭えないんじゃないかって、そんなことを考えていたから。ごめんなさい、私消極的なことを考えてばかりで……」

アクア「その不安はわからないでもないわ。でも、そういった不安を払拭していくことで、人は人を信じていけるのよ」

リリス「暗夜の王であるマークス様が率先してそれを行うことで国と国……そして民と民の繋がりが確かなものになっていったんですね……」

アクア「ええ、そして今はサクラと確かな繋がりを感じているのよ」フフッ

リリス「なんで、いい話のまま終わらせられないかなぁ……」
122 : ◆P2J2qxwRPm2A [saga]:2016/11/29(火) 23:30:16.84 ID:DNFWNKu20
リリス「でも、良くできましたね。正直、できるとは思ってませんでしたから」

アクア「当り前よ。会場の準備なんて朝飯前よ、私がミューズの公王の前でステップを踏めば、それだけで場所を提供してもらえるから」

リリス「いえそっちじゃなくて……いや、確かに一踊りだけでこの会場設営を可能にするとかすごすぎますけど、私の言ってることはカムイ様のことです。私達のことを警戒してるのは火を見るより明らかだったじゃないですか」

ラズワルド「ああ、それ僕も気になってたんです。どうやって説得したんですか?」

アクア「審査員のことね? ええ、私もそこは危惧していたの。リリスの探りがとてつもなく下手くそだったから、すでに警戒心バリバリなカムイにどうやって切りだすべきかをね」

リリス「そ、そこまで言わなくてもいいじゃないですかぁ!!!」

アクア「事実だから仕方ないわ。あなた、隠しておくのは得意なのかもしれないけど、相手を探ったりするのはとてつもなく下手くそだと思うから」

リリス「ううっ、そ、そんなことぉ……」

ラズワルド「リリス、涙拭いて」

リリス「な、泣いてませんから!!! 泣いてませんからぁ……」

アクア(……案外虐めがいのある子ね。涙を我慢してでも流してるのは可愛い、どことなくカムイに似てる気もするわ)ゾクゾク
123 : ◆P2J2qxwRPm2A [saga]:2016/11/29(火) 23:41:58.86 ID:DNFWNKu20
リリス「それで何をしたんですか?」

アクア「文を認めてということも考えたけど面倒が勝ってしまって……正面から乗り込むことにしたの」

ラズワルド「やっぱり力技……」

アクア「失礼ね。ちゃんとドアをノックしてから優しい声で入っていいかも聞いた。ちゃんとお茶菓子も持って警戒を少しでも和らげる工夫も怠らなかったわ」

リリス「意外にも正攻法ですね。てっきりドアをぶち破って、脅しをかけるのかと」

アクア「そういうことしか考えられないから、リリスはダメなのよ」

リリス「」

ラズワルド(ボロクソに言われてて不憫だなぁ)

アクア「で、その甲斐もあってカムイはちゃんと話に応じてくれたわ」

リリス「そ、そうですか……」

ラズワルド「具体的にはどんな感じだったんです?」

アクア「ソワソワしてこちらをチラチラと見ながら、私の挙動の度に身構えると言った感じね」

ラズワルト「完全に怯えてますよね、それ!」

リリス「危険人物として認識されてるだけじゃないですか……」

アクア「でも、ああして怯えている姿もなかなかのもので可虐心をそそられたわ。こう、手を振り上げただけでびくっとする人を見る気持ちかしらね?」

リリス「さわやか笑顔で下衆発言しないでくださいよ!」
124 : ◆P2J2qxwRPm2A [saga]:2016/11/29(火) 23:55:41.34 ID:DNFWNKu20
リリス「そんな人から、大会で審査員をしてくれないかなんて頼まれて、頷くとは思えないんですけど」

アクア「それが少しおかしくて……」

ラズワルド「?」

アクア「カムイはある条件さえ飲んでくれれば、なってもいいと言ってくれたのよ。そうじゃなきゃ、絶対になりませんって」

リリス「なんですか、その条件って?」

アクア「それが私も審査員として同席することだったのよ。私としてはカムイの様子を調べられるから丁度よかったのだけど」

ラズワルド「それって、アクア様が変なことをしないように監視するという意味も込めてるんじゃないですか?」

リリス「あー」

アクア「失礼ね。私もこの催しを成功させるために努力はするつもりよ。失敗したら暗夜にも色々と迷惑が掛るから私だけが責任を取れるわけじゃない。私も暗夜の一員だから」

リリス「アクア様……。ごめんなさい、そんなふうに考えていたのに私……。カムイ様の監視をほどほどにして真面目に審査してくれるってこと――」

アクア「それとこれとは話が違うわ。諦めてちょうだい」

リリス「さっきの言動、忘れたとは言わせませんよ」
125 : ◆P2J2qxwRPm2A [saga]:2016/11/30(水) 00:08:08.37 ID:cozfCjk00
リリス「まったく、本当に大丈夫なんですよね?」

アクア「任せておきなさい」

リリス「はぁ、それで大会の開始までまだ時間がありますけど、お二人はどうするんですか?」

ラズワルド「僕はそろそろ会場に戻ろうと思うけど、アクア様はどうします?」

アクア「私はここで人を待っているから問題ないわ」

リリス「え、誰ですか?」

アクア「それはね……」

???「おーい」

リリス「ん? この声は」

???「おーい、アクアー!」

アクア「噂をすれば影ね。こっちよ、ヒノカ」

ヒノカ「ああ、すまないな。少し遅れてしまったか?」

アクア「そうね、少し遅れたかもしれないけど、リリスで暇つぶしをしていたから何の問題もないわ」

リリス「すっごい失礼ですね」
126 : ◆P2J2qxwRPm2A [saga]:2016/11/30(水) 00:14:19.03 ID:cozfCjk00
ヒノカ「それにしても本当に久しぶりだな、アクア」

アクア「こっちも久しぶりね、ヒノカ。わざわざこんな遠くまで来てくれてうれしいわ」

ヒノカ「なに気にするな。親書はちゃんと受け取ったよ」

アクア「そう、リリスの親書、ちゃんと届いていたようね」

リリス「その届かない可能性のほうが高いみたいなニュアンスの言い方やめてもらえませんか?」

ヒノカ「あの親書はおまえが書いたものなのか?」

リリス「は、はい。そのもしかして、なにか失礼な書き方を……」

ヒノカ「いや。暗夜王からの親書ということで、あのマークス王のことだ、堅苦しいものかと思っていたからな。読んでみたが柔らかくて読みやすいもので、気が楽になった」

リリス「そ、そんな私は仕事でしたから。その、硬くない文章になってたみたいで安心しました」

ヒノカ「ははっ、公書以外の手紙をもらったのは久々だったからな。いつもいつも堅苦しくて改正を求めるものばかりで……ほんと、つらいというか、ははっ、はははっ」

リリス「あの、暗い流れは止めましょう、ね? ね?」
127 : ◆P2J2qxwRPm2A [saga]:2016/11/30(水) 00:16:33.51 ID:cozfCjk00
ヒノカ「実のところを言うと本当は来るべきか悩んでいたんだ。というよりも仕事が多く残っていたこともあってな、見送ろうかとも考えていたのだ」

リリス「もしかして、無理されて?」

ヒノカ「いや、私にも休息が必要だと二人に催促されたのでな。こうして足を運ばせてもらった」

リリス「二人?」

スズカゼ「」フラフラ

サイゾウ「」フラフラ

リリス「え、なんだか今にも倒れそうな顔をしてるんですけど」

ヒノカ「ああ、まともに眠っていない身でな。かくいう私も船に揺られている間、執務に耽っていた」フラ

リリス「あの、そんな仕事しなくてもいいと思うんですけど……」

ヒノカ「だから二人に手伝ってもらい、昨日から一睡もしないで仕事を終わらせながらここに来た」フラフラ

リリス「へぇ、昨日から一睡もしないで……。え、それって……」

スズカゼ「はい、つまりですね――」フラフラ

サイゾウ「残念なことだが――」フラフラ

ヒノカ「辿りついて早々にすまない――」フラフラ

三人『もう駄目だ』ドサササッ

 ヒュオオオオーーーーッ

リリス「……」

「無理してるじゃないですか!!!!!」
128 : ◆P2J2qxwRPm2A [saga]:2016/11/30(水) 00:21:27.01 ID:cozfCjk00
今日はここまで

 New3DSでトラキア配信ですか……。
 あとカミラ姉さん、立体化おめでとう
129 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/30(水) 19:18:56.08 ID:2Ay0wkVBo
純粋に心が痛む
130 : ◆P2J2qxwRPm2A [saga]:2016/12/03(土) 22:39:35.75 ID:KeE5Yi660
◇◆◇◆◇
―ミューズ公国・アミュージア『来賓客室』―

 コトッ

リリス「いきなり倒れないでください。さすがに驚きますから」

ヒノカ「ああ、すまない。さすがに仕事を外に持ち出すのはよくないことだったな。それにしてもリリスと言う名前、あの星海にいた竜と同じ名前なんだな。あの子はあれから姿を見ていないが、元気でやっているのだろうか……」

リリス「いえ、それ私本人です」

ヒノカ「……ははっ、まさか」

リリス「いいえ、私ですから。なにか確かめたいことがあったら聞いてみてください」

ヒノカ「そうだな……。最終決戦の前に食べたごはんは――」

リリス「魚です。生魚を、その新鮮でしたから、食べられました。その竜の時は雑食で」

ヒノカ「火は通さないのか?」

リリス「カムイ様が調理したら、どうなるかヒノカ様はわかってますよね?」

ヒノカ「たしかに。私も人のことなど言えないが、焼かないで新鮮なままのほうがダメージも少なそうだ」

リリス「ええ、でもしばらくは魚料理は見たくないですね……」

ヒノカ「?」
131 : ◆P2J2qxwRPm2A [saga]:2016/12/03(土) 22:59:57.23 ID:KeE5Yi660
ヒノカ「しかし、本当にあの竜なんだな」

リリス「だからそういってるじゃないですか。でも、私のこと竜の姿でも覚えてる人がいるのは、なんだか嬉しいです」

ヒノカ「何を言ってるんだ。同じ世界を救った仲間同士じゃないか、忘れるわけもない。リリスがいなければあの空間はなかった。あそこで傷を癒すことができたからこそ、私達は最後まで戦い抜けたんだ」

リリス「ヒノカ様……」

ヒノカ「お前はちゃんと皆の力になれていた。だから、自信を持つんだ。お前はちゃんとみんなに覚えてもらっているはずだからな」

リリス「……そうなんでしょうか」

ヒノカ「で、ものは相談なんだが、私にあの空間を貸してくれないか。あそこなら仕事の時間がいっぱい取れる。追い込まれることもなくなるはずだ」

リリス「まずは、その仕事漬けになっている頭を治しましょう?」
132 : ◆P2J2qxwRPm2A [saga]:2016/12/03(土) 23:13:51.93 ID:KeE5Yi660
ヒノカ「ところで、この催し物はアクアが企画したそうだな」

リリス「え、どうして知っているんですか?」

ヒノカ「ふっ、マークス王が考えたにしては、少し違う気がしてな。それに今はサクラと一緒に過ごすことの方が何よりも楽しいはずさ」

リリス「あ、そ、そうですね……」

ヒノカ「ふっ、あのサクラがあんなに女らしくなっていくとはな。だが、可愛らしさの中に見え隠れするあれが私には全くわからない」

リリス「多分わからない方がいいと思います」

ヒノカ「そうか? ああいうものが必要になるかもしれないと、この前アクアが言っていたのだが」

リリス「それは多分、アクア様にとって必要なことだと思います」

ヒノカ「ははっ、アクアは皆のために奔走してくれてる。たぶん、今回の催しものもその一環だと思っている」

リリス「そこまでわかるんですか?」

ヒノカ「ははっ、これでも家族思いだと自負しているからな。その、いろいろとから回ってしまうこともあるが、家族には幸せになってもらいたい。私はそう思ってるからな」

リリス(うわぁ、まぶしい……)
133 : ◆P2J2qxwRPm2A [saga]:2016/12/03(土) 23:28:00.50 ID:KeE5Yi660
ヒノカ「……」ウトウト

リリス「ヒノカ様?」

ヒノカ「ん、ああ、すまない。やはり……まだ……疲れが取れていないようで……」

リリス「ゆっくり休んでください。催しは夜からで、まだまだ時間はありますから」

ヒノカ「ああ、すまないな。その隣の部屋で眠っているサイゾウとスズカゼには」

リリス「はい、まだしばらく眠っているとお話ししておきますから。今はゆっくり休んでください」ポンポン

ヒノカ「んっ……こうやって布団を掛けられるのは久しぶりだ。そもそも、布団で横になって眠るのも久しぶりなのか」

リリス「聞いてると心が不安になりそうなことを言い続けないでください。本当に頑張りすぎたら倒れてしまいますよ?」

ヒノカ「ははっ、サイゾウにもスズカゼにも同じようなことを言われているな。しかし、そういったことを全て任せるわけにもいかないだろう?」

リリス「その全部一人でどうにかしようとするのもどうかと思いますよ」

ヒノカ「……さすがに任されてしまったからな、リョウマ兄様に白夜を頼むと言われてしまった、だから力は抜けないさ」

リリス「国を妹に任せて隠居するって、どうなんですか?」

ヒノカ「まぁ、カムイも国を亡くしたからな。兄妹は似るということだ」

リリス「あの血は繋がってませんよ」
134 : ◆P2J2qxwRPm2A [saga]:2016/12/03(土) 23:40:34.88 ID:KeE5Yi660
ヒノカ「すぅ……すぅ……」

リリス「……ふふっ、カムイ様ほどじゃありませんけど、穏やかな寝顔です」

リリス(確か今日の料理の総合担当はピエリさんでしたね。あとでヒノカさんとスズカゼさん、それにサイゾウさんに宛てに軽い夜食を作ってもらいましょう。眠ったはいいですが、このままでは栄養失調で倒れそうですし……)

ヒノカ「ふふっ、よかったな、カムイ……。それにアクアも……」ムニャムニャ

リリス「夢の中でも家族のことだなんて、本当に家族思いなんですね……」ナデナデ

ヒノカ「……」

リリス「さて、私はキッチンにむか――」

 ガチャ 

サイゾウ「……」ピタッ

スズカゼ「……」ピタッ

リリス(なんか壁に張り付いてる何かがいる……)
135 : ◆P2J2qxwRPm2A [saga]:2016/12/03(土) 23:45:47.94 ID:KeE5Yi660
今日はここまで

 次回、リリス忍者に会う
136 : ◆P2J2qxwRPm2A [saga]:2016/12/09(金) 23:54:15.14 ID:w45DN0U90
リリス「……」

サイゾウ(む、部屋から出てきたようだな)

スズカゼ(そのようです。ですが、ここは去るまでジッとしていましょう。いろいろと姿を見せると厄介なことになりそうなので)

サイゾウ(ああ、そうしよう)

リリス「……」

サイゾウ「……」チラッ

スズカゼ「……」チラッ

リリス(あ、目があってしまいました。イベントの日くらい、のんびりさせてくれてもいいのに……どうして変な人ばかり見掛けてしまうんですか……)

リリス「はぁ……もう、そこで何をしているんですか?」

サイゾウ「むっ、俺たちに気づいた? 隠れ蓑を使っていたというのに!?」

スズカゼ「なぜこのようなことが……はっ! 兄さん大変なことに気づきました」

サイゾウ「どうした!?」

スズカゼ「隠れ蓑を忘れていたようです」

サイゾウ「……くっ、それにこの頭がクラクラとする感覚、これもフウマの仕業か」

リリス「単に疲れてるだけですよね!?」
137 : ◆P2J2qxwRPm2A [saga]:2016/12/10(土) 00:01:15.82 ID:FeVsBKSP0
 シュタッ
 シュタッ

スズカゼ「恥ずかしいところを見られてしまったようですね。私はスズカゼ、と言ってもすでに知っているとは思います」

リリス「はい、そちらの方はサイゾウさんでよろしかったですね?」

サイゾウ「……」

リリス「えっと、間違ってましたか?」

サイゾウ「すでに戦争が終わり、和解していることに感謝しておけ。未だに戦争中であったなら、お前を殺していたところだ」

リリス「……私が敵だったら、もうお二人とも生きてませんよ」

スズカゼ「ははっ、そうかもしれませんね。ですが、あなたのような方にそんなことをさせるわけにはいきませんよ」

サイゾウ「それ以前に、お前のような奴にやられるとは到底思えないがな」

リリス(……サイゾウさん、取りつく島もない)
138 : ◆P2J2qxwRPm2A [saga]:2016/12/10(土) 00:11:22.41 ID:FeVsBKSP0
リリス「それで、二人揃って何をされていたんですか?」

サイゾウ「見ての通りだが、わからないか?」

リリス「いや、見ての通りと言われても。壁に貼りついてる不審人物としか思えなかったんですけど」

スズカゼ「たしかに初めて見る人にはそう見えるかもしれません」

リリス「いや、誰が見てもわかりませんから。なんでそんな自信満々に胸を張ってるのか理解できません」

サイゾウ「己の術に自信を持つのは当り前だろう。己を信じなければ、サイゾウの名を継ぐことはできん」

リリス「それにしては隠れ蓑を忘れたりと、おっちょこちょいですね……」

サイゾウ「なっ、これは偶々――」

スズカゼ「ははっ、これは一本取られましたね」

リリス「うまくとれちゃいました」

スズカゼ「ええ、本当に。要人の暗殺なら問題なかったのですが、残念ですね」ニッコリッ

リリス(あれ、ひょっとして脅されてます、私?)
139 : ◆P2J2qxwRPm2A [saga]:2016/12/10(土) 00:17:24.48 ID:FeVsBKSP0
サイゾウ「しかし……」ジーッ

リリス「な、なんですか。人の体をジロジロと見て……」

サイゾウ「……これがあの竜とは、にわかに信じられん」

リリス「あ、あははははっ。やっぱり信じてもらえまえんよね」

サイゾウ「ああ、変身できるのであれば信じないでもないが」

リリス「そ、それは……その……」

スズカゼ「兄さん、いきなりそれはマズいと思いますよ」

サイゾウ「どうしてだ?」

スズカゼ「彼女も女性です。私達は男性、見られながら竜の姿に変身するというのは、流石に恥ずかしいものがあると思います」

リリス「スズカゼさん……」

スズカゼ「身体に自信を持っているというわけではないようですから」

リリス「フォローになってないなぁ」
140 : ◆P2J2qxwRPm2A [saga]:2016/12/10(土) 00:20:04.29 ID:FeVsBKSP0
リリス「で、本当はなにをしていたんですか」

サイゾウ「諜報活動だ。お前がヒノカ王女に何かするのではないかと思ってのことだ」

リリス「ストレートに言ってくれますね」

スズカゼ「私達にとってヒノカ様は今の主、注意することに越したことはありません。リリスさんにもこの気持ちはわかっていただけると思いますが」

リリス「……それもそうですね。すみません、確かに守るべき主に何かあってからでは遅いですもんね」

サイゾウ「……そういうことだ」

リリス「最初からそう言ってくれればいいのに、なんて言うか意地悪な人ですね」

サイゾウ「ふんっ」

スズカゼ「ははっ、兄さんはこういう方ですからご了承をお願いします。これでヒノカ様のことをとても心配していますから」

サイゾウ「主を心配するのは当然のことだ」

リリス「……でしたらちゃんと休んだ方がいいですよ。ヒノカ様は今御休みになられていますし、ここの防犯はとても心強いですから、安心してください」

サイゾウ「その必要はない。すでに疲れは取れている」

リリス「え、だってまだここに到着して二三時間くらいしか経ってませんし、ヒノカ様よりも休めてないと――」

スズカゼ「大丈夫です。今もちゃんと休息を取らせていただいてますので、お気遣いは不要です」

リリス「どう見ても絶賛活動中ですよね?」

サイゾウ「写し身人形が代わりに休んでいる。だから問題はない」

スズカゼ「そういうことです」

リリス「そういうことかでしたかー」





「……すみません、意味がわかりません」
141 : ◆P2J2qxwRPm2A [saga]:2016/12/10(土) 00:23:33.98 ID:FeVsBKSP0
今日はここまでで

 リリスサイファに来た。はじめなきゃ(使命感)
142 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/12/10(土) 23:14:00.01 ID:3s49nG2Po
おめでとう
143 : ◆P2J2qxwRPm2A [saga]:2016/12/14(水) 23:58:33.47 ID:7iLl1Zxc0
◇◆◇◆◇
―ミューズ公国・アミュージア『特別室』―

タクミ「ふああぁぁあ。だ、駄目だよ、エリーゼ王女……。そそこ、弄らないで……」

 コリコリ シュッシュ

エリーゼ「ふふっ、タクミさんの乳首、すごく硬くなってる。男の人でも感じちゃうんだね。何時もね、あたしこうやって気持ちよくなってるから、タクミさんもどうかなって思ったけど、えへへ、タクミさんのお○んちん、とっても大きくなってる」ナデナデ

タクミ「うああっ、だめ、だめだから、そんな両方触るなんて、駄目うああっ」ビュルルルッ ビュルルッ

エリーゼ「あははっ、タクミさん、もう出しちゃってる……。でも、今はこっちの方がとっても……はむっ」

タクミ「!!!」

エリーゼ「ん、ちゅる、はぷっ、んんっ」

タクミ(え、エリーゼ王女が僕の、僕の乳首、吸ってる。舌で、コロコロされて……)

 ビクンビクンッ

エリーゼ(んふっ、お腹に当たってる、タクミさんのお○ちんちん、すごくビクビクしてる。お臍に先端入っちゃうよぉ……)

タクミ(うあっ、エリーゼ王女の臍に僕の先端、触れてる。だめ、こんなこんなの耐えられ――)

エリーゼ「はむっ」カリッ

タクミ「んはあああっ」

 ビュルルルルッ

エリーゼ「はぁんっ、はあっ、タクミさんの熱いせーし、おへそに、いっぱい……」ベトベトッ

エリーゼ(はぁ、タクミさんのせーし……もっと体で感じたいよぉ)
 
 ダキッ

 ヌルヌルッ

タクミ「え、エリーゼ王女。何、して……」

エリーゼ「タクミさぁん、もっともっとあたしの体に、お○ちんちんせーし掛けて、ドロドロにしてよぉ」

タクミ「……あ、だめ、そんな体全体で扱いたら、あぅ、だめ、だめだから!!!」

エリーゼ「はぁ、はぁ。タクミさん、タクミさん」ズリュズリュズリュ




スズカゼ(皆さんの様子が気になって見に来ましたが)

サイゾウ(ヒノカ様に二人は仲良く本を読んでいたと伝えておこう)
144 : ◆P2J2qxwRPm2A [saga]:2016/12/14(水) 23:59:39.40 ID:7iLl1Zxc0
タクミの誕生日ネタのみ
 続きは明日
145 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/12/15(木) 00:09:31.19 ID:4tPoOPFoo
あっちとここのタクミの差に笑う
146 : ◆P2J2qxwRPm2A [saga]:2016/12/15(木) 22:32:44.59 ID:3KskoTe30
◇◆◇◆◇
―ミューズ公国・アミュージア『シティホール・キッチンエリア』―

リリス(あのあと、軽い食事をヒノカ様、サイゾウさん、スズカゼさんに届けましたけど、あの二人終始無言でしたね。何かあったんでしょうか……)

ピエリ「リリス、これの盛り付けもお願いなの」

リリス「はい、わかりました」

ピエリ「お料理どんどんできるのに盛り付けしてくれる人いなかったから、とっても助かっちゃうの」

リリス「作りすぎなんですよ。キッチンの処理能力を軽く超えちゃってるじゃないですか」

ピエリ「こんなにすごいキッチンだから隅々まで使ってあげないと罰が当たっちゃうの。マークス様言ってたの、添え膳食わぬは男の恥って、流石はマークス様なのよ」

リリス「ピエリさん、それ絶対違います」
147 : ◆P2J2qxwRPm2A [saga]:2016/12/15(木) 22:47:55.75 ID:3KskoTe30
リリス「でも、どうして肉料理ばっかりなんですか。バランスを考えたら、もっといろいろな種類の料理があったほうがいいと思います」

ピエリ「ピエリ、お肉叩くの大好きなの。バシュバシュに切ってカッコ良くしてあげてるのよ」

リリス「だとしても、肉が8割占めててダンス大会とは思えないくらい油ギッシュでは?」

ピエリ「みんな踊るから問題ないの。お肉食べて激しく踊ればいいのよ」

リリス「確かにそうかもしれませんが、こんなお肉ばっかりで見てるだけでお腹いっぱいになりそうです。もっと野菜とか果物とか増やした方がいいと思うんですけど。……あれ、魚料理が一品もない? 白夜の方もいますから、魚料理があってもいいとは思うんですよね」」

ピエリ「……ふぇ?」

リリス(できれば魚は見たくはありませんけど。あー、魚って考えたら口の中にあの苦味がよみがえってきました……)

ピエリ「……」

リリス「ん、ピエリさん?」

ピエリ「」カタカタカタカタ

リリス「あのなんで震えて――」

ピエリ「……いやっ」ガタガタガタガタッ

リリス「え」

ピエリ「いや……いやなの! もう食べられないの! やっ、カムイ様、だめっ…だめなのぉ、その真っ黒な物体近づけないでなのぉ!!! うええええええん!!!!」ブンブンッ

リリス「ちょっと、ピエリさん!? ピエリさん!?? あぶっ、ちょっと包丁置いて!」
148 : ◆P2J2qxwRPm2A [saga]:2016/12/15(木) 22:58:10.07 ID:3KskoTe30
リリス「そうでしたか、あのあと私と同じように真っ黒魚を……」

ピエリ「うえええん、思い出したくなかったのに、ピエリお嫁にいけなくなっちゃたのぉ……」

リリス「そんなレベルですか!?」

ピエリ「そうなの。……ここはリリスが責任を取るべきなのよ」

リリス「え!?」

ピエリ「ピエリに辛い思いさせたの。ちゃんと責任取るべきなの……」

リリス「あ、あの、私にはそういう趣味は無いので他を当たってくれませんか?」

ピエリ「嫌なのぉ。リリスじゃなきゃ駄目なのぉ……」

リリス「」




ピエリ「ピエリ、少しここで休んでるの。その間、リリスが料理を運ぶのよ」

リリス「あ、そういうことですか」
149 : ◆P2J2qxwRPm2A [saga]:2016/12/15(木) 23:12:29.74 ID:3KskoTe30
ピエリ「? リリスは何を考えてたの?」

リリス「いえ、気にしないでいいですよ。わかりました、それくらいならお安いご用です。ところで、あれは持って行った方がいいですか?」

ピエリ「どれのこと?」

リリス「あそこに置いてあるボトルですよ。もう会場に他の飲み物は持ってかれてるのに残っているみたいですから」

ピエリ「あ、あれは頼まれたものだから大丈夫なのよ」

リリス「頼まれものですか」

ピエリ「そうなの。これはピエリの特注品なのよ」

リリス「そうなんですか、でも一体誰がこんなものを――」

 ガチャッ

アクア「あら、リリス。こんなところで何をやっているの?」

リリス「あ、アクマ様。お疲れ様です、どうですか会場のほうは」

アクア「思ったよりも盛り上がっているわ。開演までもう少しなのに待ち切れないみたい」

リリス「これは本番はすごいことになりますね」

アクア「ええ、男たちは今か今かとダンサーを視姦する準備に励んでいるわ」

リリス「視姦って表現やめてください」
150 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/12/15(木) 23:15:14.95 ID:4tPoOPFoo
アクマ様で草
151 : ◆P2J2qxwRPm2A [saga]:2016/12/15(木) 23:19:38.11 ID:3KskoTe30
ピエリ「あ、アクア様やっと来たの、ちょっと遅いのよ」

アクア「ピエリ、待たせてごめんなさい。それで例の物は出来てる?」

ピエリ「はいこれなの。ピエリ特性果汁ジュースなの」

アクア「ありがとう。うん、とってもいい香りよ」

ピエリ「甘さが足りないならお砂糖入れてあげれば甘くできるの、お口に合うように調整してみてほしいの」

アクア「ふふっ、ありがとう。これはとても必要なものだから……」

リリス「……」

アクア「どうしたのかしら? 人をそんな疑いの混じった瞳で見るなんて……別に媚薬を入れたり睡眠薬を入れたりするわけじゃないのよ?」

リリス「何も言ってないじゃないですか……。まぁ疑ってるのは否定しませんけど」
152 : ◆P2J2qxwRPm2A [saga]:2016/12/15(木) 23:25:32.91 ID:3KskoTe30
アクア「これはカムイにふるまってあげようって思っているの。ほらあの子、果汁系の飲み物が好きでしょう? それに思ったよりもお酒に弱いから、こういうのがいいと思ってね」

リリス「たしかにお酒より果汁ジュースばかり飲んでますよね」

アクア「ええ、審判を引き受けてくれたこともあるし、飲み物くらいはこちらで手配しないと、できれば気分よく審判ができるようにしてあげたいから」

リリス「そんなにカムイ様の事を考えてくれてるなんて……」

アクア「当り前じゃない」



アクア「お酒でベロンベロンに酔われて倒れられたりしたら、カムイの好きな人を探れなくなる。それが一番困る。思い人を見つけ出したら、あとは行くとこまで行かせるつもりよ」

リリス「結局それなんですか……」

アクア「安心しなさい、カムイの寝室は最高級のものを手配した、アフターも万全。それに天井裏も完備してる。人一人入り込める天井裏をね」

リリス「天井裏を強調する理由が知りたい」
153 : ◆P2J2qxwRPm2A [saga]:2016/12/15(木) 23:33:31.42 ID:3KskoTe30
リリス「それで、今回の参加者に知り合いの方はいるんですか?」

アクア「カミラとレオンが出るみたい。あとはわからないわ」

リリス「カミラ様もそうですけど、レオン様も出場されるんですか。別に踊る必要性なんてないと思うんですけど」

アクア「いえ、ここで踊る理由はあるわよ」

リリス「あるんですか?」

アクア「レオンはカムイが好きだからよ」

リリス「えっ」

アクア「えっ」

リリス「……え?」

アクア「え? じゃないわ」

リリス「それ、本当なんですか!?」

アクア「はぁ、あなたってどこまでも鈍感なのね。こればっかりは多くの人が知ってることだし、この頃のことでもないわ。まぁ、本人はバレてないと思っているみたいだけど」

リリス「……全然気付きませんでした。というかカムイ様って、レオン様にとってお姉さんじゃないですか」

アクア「ええ、義理の姉に思いを寄せる弟、定番といえば定番ね。それにレオンの蔵書を確認したけど圧倒的に姉ものが多かった。駄目な姉を躾ける弟的な物がね」

ピエリ「姉ものってなんのことなの?」

リリス「はーい、この話はおしまいですよー」
154 : ◆P2J2qxwRPm2A [saga]:2016/12/15(木) 23:42:37.92 ID:3KskoTe30
 テトテトテト
 カチャ フキフキッ キラーンッ

リリス「ふぅ、これで料理はすべて運び終えましたし、テーブルも奇麗になりました。あとは席に向かって開演を待つだけですね」

カムイ「リリスさーん」タタタタッ

リリス「あ、カムイ様。会場内を走ったら危ないですよ。それに仮にも一国の王だったんですから、身の振り方も考えてください」

カムイ「すみません、姿が見えたので、つい。今後気を付けます」

リリス「それで、どうされたんですか? もうそろそろ開演ですよ」

カムイ「リリスさんに頼みたいことがありまして。もう、リリスさんだけが頼りなんですよ」

リリス「そ、そうですか。嬉しいです、カムイ様。それで一体何をすれば……」

カムイ「はい、開演前に私が作ったこのお弁当の試食をしてもらおうと思いま――あれ、リリスさん、走ってどこに行こうとしてるんですか? リリスさん?」


「リリスさーん」
155 : ◆P2J2qxwRPm2A [saga]:2016/12/15(木) 23:45:06.85 ID:3KskoTe30
今日はここまで

 アクマ様とアクア様は似ているから問題ないな(誤字、ごめんなさい)
156 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/12/16(金) 00:02:16.93 ID:Ju7sYQkSO
実際アクマだから問題ないな
157 : ◆P2J2qxwRPm2A [saga]:2016/12/19(月) 23:16:59.92 ID:67WzMH3/0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

クーリア「……」

ラズワルド「……」

フェリシア「父さん、私の恋人のラズワルドさんです。とっても素敵な人です」

クーリア「ほう、君がラズワルドですか。フェリシアの父のクーリアといいます。よろしく」

ラズワルド「は、はい。娘さんとは、け、健全なお付き合いをさせていただいてます」

ラズワルド(というか、そういうしかない。すでにもう、いろいろとおかしいことになってるなんて言えるわけないじゃないか)

クーリア「そうかそうか、この大会で審判長を務めるとは中々に有望な男とお見受けした。フェリシアは人見知り、異性と打ち解けるなどできないかもと心配をしていたのですよ」

フェリシア「ひどいですぅ。私だってやればできるんです」

クーリア「はははっ、ところで、フェリシア。私はこれから彼と話があります。直接したい大事な話、すこし席を空けてくれますか?」

フェリシア「ら、ラズワルドさんに何かするんですか?」

クーリア「なに、そんな顔をしなくても取って食べたりなどしない。すぐに終わるだ、気にするほどのことではありませんよ」

フェリシア「わ、わかりました。ラズワルドさん、その――」

ラズワルド「大丈夫だよ。クーリアさんと少しお話しするだけだからさ」

フェリシア「……はい。わかりました。外で待ってますね」

ラズワルド「うん。すぐに行くから、待っててね」

 ガチャ バタンッ
158 : ◆P2J2qxwRPm2A [saga]:2016/12/19(月) 23:25:55.66 ID:67WzMH3/0
ラズワルド「……」

クーリア「……」

ラズワルド「……」

クーリア「ところでラズワルドくん」

ラズワルド「は、はい。な、なんでしょうか」

ラズワルド(まずは当り触りの無い返しをしよう。さすがに直球的な質問をすぐにしてくるなんてことは)

クーリア「娘とはどこまでイったのですか?」

ラズワルド(いきなり直球!!!??? なんなんだこの人、どうしていきなりそんな踏みこんでくるんだ。さすがに想定外だよ……)

ラズワルド「え、ど、どこまでと言いますと……」

クーリア「決まっています。どこまで手を出したのかと聞いているのですよ」ハァハァ

ラズワルド(娘の性事情に興味持ち過ぎじゃないかな……)

ラズワルド「そ、それはその……」

ラズワルド(い、言えない。実はまだフェリシアにはしてなくて、僕の初めてだけ奪われてるなんて、そんなことは……)

クーリア「……まさかだとは思うが、娘に――」

ラズワルド「そ、その僕は娘さんに――」

クーリア「攻められてばかりではないでしょうね?」

ラズワルド「」
159 : ◆P2J2qxwRPm2A [saga]:2016/12/19(月) 23:36:39.45 ID:67WzMH3/0
クーリア「その顔、どうやら図星のようですね」

ラズワルド「いや、そ、そんなことは」

クーリア「そう恥ずかしがることはありません。あなたを見た時、懐かしさに似たものを感じました。どうやら、私とあなたは似ているようだ」

ラズワルド「い、一体何の話ですか?」

クーリア「ははっ、私の家内も攻め上手でしてね、それが遺伝しているのではないかと思っていたのですが、やはりそうでしたか。フェリシアにもあるったのでしょう、私のようなM男を見抜く目というものが」

ラズワルド「あの、クーリアさん」

クーリア「ふっ、他人行儀でなくてもいいですよ。お義父さんと呼んでもらっても構いません。なにせ、君からは感じるのです。私と同じMの気質を――」テクテク

ラズワルド「すみません、近寄らないでもらえませんか」

クーリア「ふっ、そんなことを言っていても君は娘との行為に愛情を感じてしまっているのでしょう。私には何もかもお見通しです」

ラズワルド「恋人のお父さんに見抜かれたくないんですけど!!!」
160 : ◆P2J2qxwRPm2A [saga]:2016/12/19(月) 23:54:42.85 ID:67WzMH3/0
クーリア「だが、君がフェリシアの恋人になってくれたこと、私はとてもうれしく思っていますよ」

ラズワルド「さっきまでの話のおかげで、全然喜べないんですけどね」

クーリア「ラズワルド殿」

ラズワルド「殿!?」

クーリア「これからもフェリシアのことおよろしく頼みますよ」

ラズワルド「……もちろんです。娘さんは必ず、幸せにしてみせます」

クーリア「ふっ、その言葉裏切らないでくださいね」

ラズワルド「それだけは誓いますよ」

クーリア「それは良かった。それで君はどれくらいのものを入れられたことがあるかな?」

ラズワルド「え、何の話?」

クーリア「決まっている。もう君も体験済みのはずだ。ちなみに私は――」

ラズワルド「やめて、やめてください。ほんとお願いします」

クーリア「遠慮することはない、君もこれからは私の家族だならね」



 チナミニワタシハカナイニコレホドノモノヲイレラレタコトガッテダナ
 イヤボクニソンナノハイリマセンカラ!ソノ、マダハイリマセンカラ……

フェリシア「……ラズワルドさん、そんなに大きいの入れられたいんですね。夫の要望に応えるのも妻の役目、い、いっぱい頑張っちゃいます!」

フローラ「頑張らないで。フェリシア、おねがいだから頑張らないで……」
161 : ◆P2J2qxwRPm2A [saga]:2016/12/20(火) 00:02:24.43 ID:EOFEZ5O10
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

リリス「えっと、席はたしかここら辺のはず――」

ヒノカ「リリス、こっちだ」

リリス「あ、ヒノカ様。もう大丈夫なんですか?」

ヒノカ「ああ、十分に休ませてもらったからな。おかげ様ですこぶる快調だよ」

リリス「それは良かったです。でもよかったんですか?」

ヒノカ「? なんのことだ?」

リリス「いえ、このような一般席ではなくて来賓者用の個室席も用意できたのに……」

サイゾウ「その娘の言う通りですヒノカ様。やはり、ここは安全な来賓席に移動しましょう。まだ戦争が終ったばかり、どこになにがいるか……」

ヒノカ「サイゾウ。私はこの暗夜にいる者たちを疑ってなどいない。暗夜と白夜は共に手を取り歩んでいくことを決めたのだ。それに水を差すようなまねはできない」

サイゾウ「しかし――」

ヒノカ「お前の気持ちは嬉しい。こんな形だけの女王に尽くしてくれているのだからな、たとえリョウマ兄様からの命令だとしても、私はとてもうれしいよ。だから、私の甘い考えに事付けをしたくなる気持ちもわからないわけでは無い」

サイゾウ「わ、私は、そのようなつもりでは……」

スズカゼ「兄さんもヒノカ様もそこまでにしてください。そろそろ開演のお時間、こうして声をあげるのはマナー違反です。マナーには一切の壁はありませんから」スッ

リリス「……スズカゼさん」

スズカゼ「すみません、兄さんがご迷惑をおかけし――」

リリス「天井にぶら下がってないで、ちゃんと椅子に座ってください。バルコニーのお客さんの迷惑になります」

サイゾウ「その通りだな」

ヒノカ「スズカゼ、着席せずに見るのはマナー違反だ」

スズカゼ「……はい、わかりました」シュタッ
162 : ◆P2J2qxwRPm2A [saga]:2016/12/20(火) 00:08:26.81 ID:EOFEZ5O10
 ボッ ボッ ボボボボボボッ!!!!

リリス「あ、始まったみたいですよ」

???「レディースエンドジェントルメーン。ようこそ、ミューズシティホールへ!」

 パァンッ

ヒノカ「おおっ、すごい!!! こんな催し、白夜でも行いたいものだ」

リリス「そうですね」」

アンナ「私は司会を務めさせてもらう、アンナよ。みんなよろしくねー!」

 ヨロイクーーーーー!!!!
 アンアンアンナーーーー!!!

アンナ「うふふっ、元気のいい子たちばっかりでお姉さん嬉しくなっちゃうわ。みんな、いっぱいおかねをおと―――じゃなかった。楽しんでって頂戴!!!」

 ワーーーーッ

リリス「今、本音出ましたね」

スズカゼ「そうですね。ですが、商売となればそうなるのも不思議はありません。特に商いを行っている以上、常に――」

サイゾウ「スズカゼ、お前は少し仕事と仕事以外の切り替えをした方がいい」

ヒノカ(まだかなー)ワクワク
163 : ◆P2J2qxwRPm2A [saga]:2016/12/20(火) 00:15:21.08 ID:EOFEZ5O10
 パァンッ パパァンッ

 ズオオオオオッ

リリス「あ、ここからデモンストレーションで、アミュージアの踊り子さん達が躍ることになってるんです」

ヒノカ「そうなのか。とても華麗な舞だな、女の私でもドキドキしてしまうほどだ」

リリス「そうですね」

ダンサー「」クルクルッ シュタッ

リリス「すごい、きれい…」

ヒノカ「……ああ、とても――」

ダンサー「」オムネボインボイン

リリス「……」サスサス

ヒノカ「……」サスサス

ダンサー「」ムネプルルンッ

リリス(大丈夫、遺伝、遺伝、カムイ様と同じものを遺伝してるはず……。全部お父様だとしても、もう少し時が経てば、私にもかならず実りがくるっ!)ペッタリッ

ヒノカ(やはり肉料理を好んで食べる必要があるのだろうか。しかしオロチは白夜育ちだというのに、あんなに大きい。どこで差が付いたというのか……)サスサスッ

サイゾウ(見てはだめだ、見てはだめだ。そう、心を無に無にする。精神を統一しろ。俺は五代目サイゾウ、熱く爆ぜる男五代目サイゾウ!!!)

スズカゼ(ヒノカ様、揉んでも大きくはならないと知っているはずですが――)

ヒノカ(スズカゼ、あとで話をしようか?)

スズカゼ(!?)
164 : ◆P2J2qxwRPm2A [saga]:2016/12/20(火) 00:22:52.49 ID:EOFEZ5O10
アンナ「ふふっ、さぁ前座はおしまい。ここからは刺激的なのものがいっぱい出てくるから、目を離さないで見てなさいよっ」

 ウオオオオオオオオッ

リリス「はぁ〜、とってもきれいでした」

ヒノカ「ああ、これだけでも来てよかったと思えるよ。ところで、次から参加者の披露になるのだろう? 順番はわからないのか?」

リリス「その、誰が出るかとかは把握していないんですよ、私。ずっと手紙を書いてばかりでしたので」

サイゾウ「本当にこの大会の関係者なのか?」

リリス「い、一応は……。その巻き込まれたようなものですし、その元々あまり興味はありませんでしたから」

ヒノカ「ははっ、でも今は少し興味を持っているのだろう?」

リリス「ええ、まぁ」

リリス(今さらになってアクア様がカムイ様の好きな人が出てると言っていたのが気になってるんですよね。根拠はないはずだったんですけど……)

カムイ『私が作ったこのお弁当の試食を――』

リリス(カムイ様がお弁当を準備していたということは、好きな人がここに来てるってことの証明でもあるんですよねぇ…)
165 : ◆P2J2qxwRPm2A [saga]:2016/12/20(火) 00:36:46.37 ID:EOFEZ5O10
ヒノカ「それでだ、会場でこれが配られていたので一つもらってきた。パンフレットというのか?」

リリス「へぇ、そんなものがあるんですね。知りませんでした」

ヒノカ「ああ、みんなで見よう。サイゾウもスズカゼも」

サイゾウ「ヒノカ様がそうおっしゃるのでしたら」チラッ

スズカゼ「では、失礼させていただきますね」チラッ

リリス「えーっと、一番手の人は……」チラッ





 1番 暗夜王国第一王女カミラ





リリス(いきなりですかぁ……)

ヒノカ「カミラ王女か……一体どんなダンスを踊るのだろうか……」

リリス「さ、流石にさっきまでのデモンストレーションの流れがありますから。大丈夫だとは思います。それにこれってダンス大会ですから、ダンス大会」

ヒノカ「ああ、この会場には子供連れも多い、流石にカミラ王女も見に付けるものは考えるはずだ」

アンナ「それでは最初の方に入場していただきましょう!」

リリス「!」

アンナ「暗夜王国の王女にして、その美貌と妖艶さで性別問わず視線をくぎ付けにする女性! 暗夜王国第一王女、カミラ様です!!!」

 

 サーーーーーツ



カミラ「ふふっ……」

リリス(ほっ、よかった。マントをしてるし、思ったより普通――」

 バサアッ

 闇の衣

リリス(…………)

(流れ、終わってしまいましたね……)
166 : ◆P2J2qxwRPm2A [saga]:2016/12/20(火) 00:40:50.42 ID:EOFEZ5O10
今日はここまで

 闇の衣のマントがなくなったら、ものすっごくエロイと思うんだ
167 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/12/20(火) 10:53:35.75 ID:cqjmLzoSO
(こいつ直接脳内に)
168 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/12/21(水) 18:51:57.92 ID:QfBlrULWo
ちじょすき
169 : ◆P2J2qxwRPm2A [saga]:2017/01/05(木) 22:07:08.24 ID:dM8wlTn30
リリス「なんで、そんな刺激的な格好で出てくるんですか……」

ヒノカ「あ、ああ。しかし、あの零れんばかりの胸、女として非常に羨ましく思ってしまう。くっ、となりの芝生は青く見えるというが……」

アクア「そこは紫だと思うけど?」

リリス「アクア様!?」

ヒノカ「アクア、何時の間に!?」

アクア「どうしたの? その幽霊でも見たかのような驚き方、安心して、わたしはちゃんと生きているわ」

ヒノカ「だとしてもいきなり現れないでくれないか。驚きで心臓が止まるかと思ったぞ」

リリス「そうですよ、何の前触れもなくいきなり私の隣に現れるなんて」

サイゾウ「それに、全く気配を感じなかった」

スズカゼ「ええ、ふと現れました。生き霊の類とも思えませんが……」

アクア「皆揃って失礼ね。リリスの隣が空いていたから、現れただけのことよ」
170 : ◆P2J2qxwRPm2A [saga]:2017/01/05(木) 22:18:45.38 ID:dM8wlTn30
リリス「えっと、何を言っているのかわからないんですけど……」

ヒノカ「ああ、まるでとなりに空き地があるなら、どこにでも現れると言っているようだが……」

スズカゼ「水場なら、どこにでも現れる透魔兵のようですね……」

サイゾウ「で、実際はなにをしたんだ?」

アクア「ただ、ワープしただけのことよ。難しく考えることじゃないわ」

リリス(つまり、私はアクアさんにとって仲間判定ということですよね)

リリス(……)

リリス(それはそれで嫌だなぁ……)

ヒノカ「ところでアクア、さっきの紫というのは?」

アクア「カミラの芝生だから紫というだけの話だけど?」

ヒノカ「カミラ王女の芝生、それはどういう――」

リリス「あっ、だれかもう一人でてきましたよ!」
171 : ◆P2J2qxwRPm2A [saga]:2017/01/05(木) 22:28:24.13 ID:dM8wlTn30
カミラ「ふふっ、みんなの視線がたっぷり……特にいやらしいのがいっぱいね」

???「か、カミラ様……」フルフル

カミラ「ふふっ、そんな恥ずかしがってないで出て来なさい。私のためなら何でもするって言ってくれたでしょう?」

???「で、でも、これは……私が得意なことじゃない。シャーロッテとかのほうが得意なこと……」

カミラ「何言ってるのよ。私のダンスにはベルカのお手伝いが必要なの」

ベルカ「……でも、こんな、こんな衣装……」

 E.歌姫の服(黒)

カミラ「ふふっ、ベルカの太ももがくっきり見えちゃう。顔を隠している分、みんなの視線がそこに注がれるかもしれないわ」ツンツン

ベルカ「……っ!」
 
 サッ

カミラ「あらあら、感じちゃったのかしら?」

ベルカ「は、早く終わりにしましょう……」

カミラ「ええっ、それじゃ、ちゃちゃっと優勝しちゃいましょう?」
172 : ◆P2J2qxwRPm2A [saga]:2017/01/05(木) 22:37:24.76 ID:dM8wlTn30
リリス「あれは誰でしょうか? というよりも二人出てますけどいいんですか?」

ヒノカ「ああ、大会規定でエントリーは一名までと書いてあったはずだ……」パラパラ―

アクア「エントリーが二人は違反だけど、あれはルール違反にならないわ」

リリス「……何か条件があるんですね」

アクア「ええ、顔を隠すことを条件に演目道具として参加することができるようになっているの。一人で出来ないことでも、こういった形で表現するのはいいことになっているわ」

スズカゼ「なるほど、白夜の歌舞伎などで見る黒子的な存在ということですね」

アクア「まぁ、顔だけ隠せばいいから、顔以外全裸でも問題ないけど」

ヒノカ「そんな姿で転んで怪我でもしたら大変じゃないか!」

リリス「ヒノカ様、突っ込むのそこじゃないと思います」
173 : ◆P2J2qxwRPm2A [saga]:2017/01/05(木) 22:51:50.33 ID:dM8wlTn30
サイゾウ「力を合わせて行うか。だが俺は一人でやってこそだと思わなくもない」

スズカゼ「兄さんらしい考えですね」

ヒノカ「だが、サイゾウの言うとおり私も早く一人で色々とできるようにならなくてはいけないな。白夜のことを任された身、いつまでもおんぶに抱っこされ続けるわけにはいかないからな」

サイゾウ「い、いえ、ヒノカ様。そんなに急ぐことはありません」

ヒノカ「いや、そういうわけにも――」

サイゾウ「大丈夫です。ゆっくりと精進していきましょう。このサイゾウ、ヒノカ様を支えていく所存、急ぐ必要はありません」

ヒノカ「……そうか。なんだか嬉しいものだ。ありがとう、サイゾウ、頼りにしているぞ」

サイゾウ「い、いえ、御気になさらず……/////」

アクア「……なんだか胃がムカムカするわ」

リリス「ということは、少なからず幸せな人がいるということですね」
174 : ◆P2J2qxwRPm2A [saga]:2017/01/05(木) 23:03:51.05 ID:dM8wlTn30
踊り子(ベルカ)(私がすることは最初に少しだけ踊るだけ、言われた通りに踊るだけ……)

 シャキンッ

 タタタタッ クルクルクルッ

リリス「ハルバードですね。あ、すごい、あんなに器用に動き回ってますよ」

ヒノカ「ああ。あのような斧槍を器用に動かしながら、おおっ、その場で回るとベールが揺れて奇麗さが際立つな」

リリス「ええ、とっても素敵です。とっても素敵ですけど……」

カミラ「ふふっ……」

リリス(まったく微動だにしないカミラ様がとても不気味です)

アクア「それじゃ、私は戻るとするわ」

リリス「あ、はい。それにしても、一体何をしに来たんですか。カムイ様と一緒に見る約束をしていたんじゃ?」

アクア「ええ、カムイが果物欲しいって言うから、ちょっとピエリからもらってきたところ。早く帰らないと機嫌を損ねちゃいそうだから。それじゃ」シュオンッ

リリス「わっ、消えた……。まったくもう、本当に神出鬼没なんですから……?」

サイゾウ「」

ヒノカ「」

リリス「あれ、どうしたんですか二人とも……」

サイゾウ「/////」

ヒノカ「だ、だめだ、私には、刺激が……」

リリス「え? 一体何が――」

踊り子(ベルカ)「ひゃふっ…んんっ…はぁあ……」

リリス「!?」
175 : ◆P2J2qxwRPm2A [saga sage]:2017/01/05(木) 23:08:28.31 ID:dM8wlTn30
ベルカ「はぁ……ふにゅ、ふっ、んはぁああ」モニュモニュ

カミラ「ふふっ、どうしちゃったの、こんな声をあげちゃって」ヌチヌチ

ベルカ「か、カミラ様、ひゃふんっ、そんなにさわ、らないで………」プルプル

ベルカ(カミラ様の手が、私の体中、弄って、だめ、変な声が出、ちゃう……)

カミラ「ふふっ、さぁ、腰を下して、それをゆっくりと持ち上げるのよ」

ベルカ「やっ、ちから、はいらな――ふあっ、あああっ!」ペタリッ

カミラ「こんな人がいっぱいいる前で、そんな可愛い声をあげちゃってベルカはいけない子ね。そんな風にされちゃうと、もっと、もっと弄ってあげたくなっちゃうわ」

ベルカ「カミラっ、さまぁ……あ、だめっ、そこ、そんなとこに手なんて――」

 サスサス コスコス

ベルカ「…っ!!!!」ビクッ
176 : ◆P2J2qxwRPm2A [saga sage]:2017/01/05(木) 23:12:30.22 ID:dM8wlTn30
カミラ「イケない子。ちゃんと、言う通りにするって言ってくれたじゃない?」

ベルカ「はぁ、だめ、みら、見られちゃう…からぁ……」

カミラ「ならちゃんとしなさい?」スッ

ベルカ「カ、カミラ様――」

ベルカ(だめ、そこ、弱いってカミラ様、知っているのに……。あ、だめ、そこ入れちゃ駄目……)

カミラ「ふふっ、厭らしい目、いっぱいいっぱいベルカに降り注いでるわよ?」ボソッ

ベルカ「!!!」

カミラ「これ以上見られたくなかったら、ゆっくりとそそり立たせなさい」モミモミ

ベルカ「は、はぃ…カミ……ラ様ぁ……」フラフラ
177 : ◆P2J2qxwRPm2A [saga sage]:2017/01/05(木) 23:17:06.08 ID:dM8wlTn30
リリス「踊り子さんへたり込んでますよ。しかもカミラ様の手の動き方、あれ、完全に――」

スズカゼ「いえ、まだ挿入れてはいません。焦らしているだけのようですから」

リリス「なんでわかるんですか?」

スズカゼ「ステージ真上の天井に分身がいますので。大丈夫です、特にやましいことは行われていません」

リリス「どう見たら、あれがやましく見えていないと言えるんですか?」

ヒノカ「そうか、つまりこれは見る者がどれだけ清らかかも試しているということか。くっ、目をそらしてしまった私は……」

スズカゼ「そういうことになりますね」

リリス「あれ、そういうふうにしか見えませんから」

スズカゼ「つまり、リリスさんは自分がスケベだと自覚しているということですね」

リリス「どうしてそうなるの!?」
178 : ◆P2J2qxwRPm2A [saga sage]:2017/01/05(木) 23:21:40.10 ID:dM8wlTn30
ベルカ「はぁ、んっ、はぁ……」

カミラ「ふふっ、ベルカの立派にそそり立ったわね……」

ベルカ「わ、私のじゃないわ……」

カミラ「ふふっ、それじゃ、いっぱい弄ってあげるからね。はっ、れろぉ、んちゅっ……」



カムイ「カミラ姉さん、なんでハルバードをあんなにぺろぺろと舐めているんでしょうか? 確かにハルバードを中心に激しく上下しながらダンスはしていますけど…。舐める必要があるとは――」

アクア「甘いわ、カムイ。あれはカミラの官能表現よ」

カムイ「アクアさん?」

アクア「これは主に男性審査員に大きな影響を与える……官能表現ね」

カムイ「官能表現ですか? しかも男性審査員に影響っていうのは……」

アクア「そうね、ラズワルドを見てみなさい」

カムイ「?」チラッ

ラズワルド「……」ソワソワ
179 : ◆P2J2qxwRPm2A [saga sage]:2017/01/05(木) 23:25:59.66 ID:dM8wlTn30
カムイ「なんだか、落ち着きがありませんね」

アクア「多分想像しているのよ。あの踊りの中心にあるハルバードを自身の息子に見立てているのと思うわ」

カムイ「息子?」

アクア「そう、あれは間接的であるけど濃厚な愛撫表現なのよ」

カムイ「そうなんですか……」

 モニュンモニュン

カムイ「あ、胸でハルバードを挟んで上下に胸をゆさゆさと。パートナーの踊り子さん、すごく顔を真っ赤にしてる。厭らしいけど……すごいです、カミラ姉さん」

 チラッ

カムイ「あっ、今カミラ姉さんが私たちのほうを見てくれた気がします」

アクア「見てくれたと言うか、私たちのほうをずっと見てる気がするけどね?」

カムイ「ふふっ、カミラ姉さん。とっても素敵ですよー」テヲフルー

アクア「……」
180 : ◆P2J2qxwRPm2A [saga sage]:2017/01/05(木) 23:32:28.89 ID:dM8wlTn30
アクア(ここまで観察したけど、どうやらカムイの好きな人というのはカミラではなさそうね。ひょっとしたらそういうこともありえるかと思ったけど……)

 ワアアアアアーーーッ

カムイ「あ、終わりました。そろそろ得点を書かないといけませんね。最後に私たちのほうをすごく見てくれましたから、なんだかすごく熱意が伝わってきた気がします。そう思いませんでしたか、アクアさん!」

アクア「……」じーっ

カムイ「? アクアさん、どうしたんですか、私のことをそんなにじっと見て……」

アクア「な、なんでもないわ」

カムイ「いいえ、今のは何かある目ですよ」

アクア「え、えっとその……」

カムイ「ふふっ、喉が乾いちゃったんですか。それなら、どうぞ」

アクア「その果汁ジュースはあなたのじゃない」

カムイ「いいんですよ。それにアクアさんが準備してくれたものじゃないですか、だから飲んでください」トクトクトク

アクア「そう、それじゃ頂くわね」ゴクゴクッ

カムイ「……ふふっ」
181 : ◆P2J2qxwRPm2A [saga sage]:2017/01/05(木) 23:35:27.51 ID:dM8wlTn30
カムイ「……ふふっ、おいしいですか?」

アクア「ええ、果汁ジュースも悪くないわね。さてと、採点だけど一人当たり最大10点だったかしら?」

カムイ「はい、私は……これです! 10点満点!」

アクア「ふふっ、あなたならそうすると思ったわ。私はそうね、男だったら反応せざるを得なかったと考えて7点……」




アンナ「さぁ審判員の点数出ました! 10点、7点、7点、8点、6点! 合計38点です!!」

リリス「どうにか点数半分超えましたね」

ヒノカ「ああ、舞や踊りにも圧倒的な情熱を感じられるものだった。そう考えればこの点数は妥当だろう」

リリス「そ、そうでしょうか?」

ヒノカ「ああ、カミラ王女には誰かに届けたいものがあったように感じる。そ、その、私が言うのもなんだが、その愛というものじゃないだろうか////」

スズカゼ「愛ですか。とても素晴らしいことだと思います。ですが、あの演武内容で愛と考えると性愛以外になにも浮かびません」

リリス「それは言わないであげてください」
182 : ◆P2J2qxwRPm2A [saga sage]:2017/01/05(木) 23:41:01.80 ID:dM8wlTn30
 ワーーーーー

リリス「これで三人終わりましたね。でも、カミラ様の点数を越える方はなかなかいないみたいです」

ヒノカ「そうだな。しかし、カムイは誰にでも満点か」

リリス「なんだかカムイ様らしいです。えっと、次はレオン様番ですね」

ヒノカ「そうか、レオン王子もカミラ王女と同じで誰かに届けたいものがあるのかもしれないな」

リリス「……」

リリス(カムイ様の好きな人っていうのはレオン様のことなんでしょうか? ここまで出てきた中で初の男性参加者ですし……。それにレオン様自体がカムイ様を好きという話だそうですから、ある意味順当ですよね……)

アンナ「では、ここで初の男性参加者の登場です。暗夜王国の現王を支え、クラーケンシュタイン大改装事業で多大な活躍をされました。レオン様です、どーぞ!!!」

 プシューーー

リリス「うわっ、すごい煙です」

サイゾウ「煙玉の一種のようだが、なるほど演出に力を入れているということか」

ヒノカ「ここまで女性ばかりだったから、こうやって視覚的に興味を向けさせる。なるほど、レオン王子らしい工夫だな」

リリス「煙が晴れるまで、なんだかドキドキわくわくしますね」

リリス(カミラ様とはちがって、レオン様なら真面目にやってくれるはずですし、ようやく安心できそうです)
183 : ◆P2J2qxwRPm2A [saga sage]:2017/01/05(木) 23:43:01.93 ID:dM8wlTn30
ヒノカ「リリス。どうやら、煙が晴れて来たようだぞ」

リリス「そうみたいですね。えーっとどんな姿なんでしょうか……」

ピエリ「何の話をしているの?」

リリス「わっ、ピエリさん。びっくりさせないでください」

ピエリ「ごめんなのよ。でもリリス、ピエリの席空けておいてくれてありがとうなのよ。それで、今は誰の番なの?」

リリス「はい、今はレオン様の番ですよ」

ピエリ「………レオン様?」

リリス「はい、今中央にいると思うんですけど」

ピエリ「あれ、レオン様なの?」

リリス「」

リリス(なんだろう、ステージ見たくない……。でも、いずれ見ることになるなら、もう……)

 チラッ

レオン「//////」

 E.魔女の服

リリス「」

(な、何があったんですか。レオン様……)
184 : ◆P2J2qxwRPm2A [saga sage]:2017/01/05(木) 23:47:05.99 ID:dM8wlTn30
今日はここまでで

 あけましておめでとうございます。

 ベルカみたいなクール系女の子の喘ぎ声って、結構えっちぃよね
185 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/01/05(木) 23:51:28.20 ID:KEf8GCKjo
あけおめ
レオンはフォレオくんにごめんなさいしなきゃいけないよね
186 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/01/06(金) 17:04:58.96 ID:vV7PpAFVo
レオン…
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