【安価】奈緒は生存本能ヴァルキュリアの世界で戦い抜くようです 4

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161 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/10/06(木) 00:30:38.48 ID:OvvpLAqE0
>>160
おっしゃるとおりで

抽出しなおします。
162 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/06(木) 00:32:07.03 ID:HgNlWuZ6o
死亡フラグたてっぱなしだから
163 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/10/06(木) 00:36:34.25 ID:OvvpLAqE0
>>159訂正

>>154
1.美波

――フレイヤ(ブリッジ)

楓「晶葉ちゃんたちの進捗、連絡きましたか?」

P「いえまだ……フレデリカも連れていかれましたけど、やっぱりそれなりに時間は掛かると思いますよ」

楓「夜通し、になると晶葉ちゃんたちが大変ですね……」

P「そうですね。一ノ瀬博士も支援に行っているが……いい報告を聞ければいいが」カタカタカタッ!

ピピッ!

P「さて、すみませんがフレイヤUのほうに行ってきます」

楓「格納庫ですか?」

P「ええ、整備長たちの作業もある程度進んでいると思いますし、少し様子を見に行こうかと」

楓「分かりました。晶葉ちゃんから連絡がきたら通信入れますね」

P「お願いします」

……
…………
164 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/10/06(木) 00:45:32.59 ID:OvvpLAqE0
――数分後、フレイヤU(格納庫)

卯月「うー……NGFの再設定、大変です……」カタカタカタカタッ!!

美波「今度のG型、土星圏で発生した戦闘記録は確認していると思うけど、スティングとは比べ物にならない機動、火力の相手よ」

蘭子「ヴァルキュリアシステムのシステムバランサーを調整して、脳波受信制御装置のレベルを上げておかないと反応できない可能性もあるから……」

未央「はぁ……作戦もこれで最後なのに、クイーンやG型が来るのがねー……」

凛「うん、このタイミングで来ないで欲しいんだけど……」

美波「ビーのフレデリカちゃんたちも反応しているんだから、ほぼ間違いなく来るわ」

美波「G型は戦闘記録から見ても、昔Pさんが苦戦したスティングと同等の戦闘力を持っていると見て間違い無い……せめて準備だけはしっかりやりましょう」

卯月「うううう……不安です。ちゃんと生きて帰ってこれるかなぁ……」


P「ん……なんだ、ニュージェネレーション隊は美波と蘭子が見てくれていたのか……レッスンの休憩時間か」


未央「あ、そういえば私聞いたことありますよ、新田少佐のこと!」

美波「私のこと?」
165 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/10/06(木) 00:51:15.98 ID:OvvpLAqE0
凛「何の話?」

未央「あのね、新田少佐ってプロジェクト・ヴァルキュリアに関わる前は土星圏のノルンに配属されてたみたいでさ」

美波「……もう昔のことね」

蘭子「3年以上前ですよね?」

美波「ええ、大規模戦闘があった後ね……プロジェクトには運用初期から参加していたし」

蘭子(最初は美波さんのこと、カッコイイと思ってたんだけどなぁ……)

卯月「へぇー……土星圏での戦闘、昔は凄く大変だったんですよね?」

美波「そうね。次元振動の観測データもなかった頃で、キラー・ビーや巣が何時出現するか分からなかったもの」

美波「いつ出撃することになるか分からないし……落ち着く時間もあまりなかったわ」


P(昔の話か。復帰してからあまり機会もなかったが、上官らしく皆とコミュニケーションを取っているみたいだが……)


1.話に入る
2.その場を離れる
↓1
166 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/06(木) 00:51:50.39 ID:SCPlSB9ZO
1
167 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/10/06(木) 01:00:32.79 ID:OvvpLAqE0
>>166
1.話に入る

P「昔の話か」

美波「あ、Pさん」タタタッ

ギュッ

P「なんだ……おい、あまりくっ付くな」

美波「ふふっ、いいじゃないですか。レッスンも休憩時間なんですから」

蘭子「あ、私も……」ギュウウウウ……

凛「モテモテだね」

P「茶化さないでくれ……」

未央「それでさー、確か新田少佐、土星圏にいた頃二つ名みたいなものがあったみたいで……」

美波「あっ、や、やめて頂戴! もう……それ言われるの今も恥ずかしいんだから……」

凛「何それ、何て呼ばれてたの?」

未央「えーっと、なんだっけ……前にしまむーと一緒にプロデューサーから教えてもらったよね?」

卯月「あ、確かそんな記憶が……」ウーン……

美波「もうっ! Pさんも変なこと教えないでください!」

P「いや、昔の戦闘記録を掘り返していたときに偶然そんな話しになってな……」

未央「なんて呼ばれていたんだっけ……確か、せ、せい……」

卯月「性感帯の女神……でしたっけ。プロデューサーさんが教えてくれたのって」

P「え」

美波「へぇ……」
168 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/06(木) 01:01:29.74 ID:lXBqZwwBO
PもPだよ(掌返し)
169 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/06(木) 01:03:31.01 ID:YM+B+QXQ0
これは……
170 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/06(木) 01:05:10.58 ID:oDLa4bwM0
島村ァ!
171 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/06(木) 01:11:22.59 ID:2GZdPeK3O
しまむらさんは畜生
172 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/10/06(木) 01:12:37.05 ID:OvvpLAqE0
未央「あーそうそう、確かそんな感じのヤツ!」

凛「何それ、ホントに恥ずかしいっていうか、恥そのものじゃん」

卯月「そうですよね。性感帯の女神って何か全身性感帯の変態って感じですし」

美波「……Pさん?」

P「いや待て、俺はそんなこと教えた覚えは無いぞ。おいお前ら、何だ性感帯の女神って、生還の女神だ」

未央「え? そうでしたっけ?」

卯月「でもプロデューサーさん、前に『美波はホントに恥も何もかも捨てているときがあって、変態というか……正直引くことが多いな。はははっ!』って言ってましたよね?」

P「待てそれは酒を飲んでたときであって……」

美波「そう……」

ギリギリギリギリギリ!!!!

P「いっ、痛っ! お、おいその手を離せ、美波、おい! おい蘭子助け……」クルッ


蘭子「」タタタタターッ!!


P「逃げた……」

美波「そうですか……私は、引くほどの変態ですか……」ニヤァ……

P「いや、そういうわけじゃ……」

卯月「でもプロデューサーさん、私たちにこの前――」

P「ちょっとお前静かにしろ」

美波「まあ、私は変態みたいですからね。それじゃあ……変態らしくPさんの腰が引くほど、久しぶりに激しくしましょう?」ガシッ!
173 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/10/06(木) 01:20:29.01 ID:OvvpLAqE0
ズルッ、ズルッ、ズルッ……

P「ま、待て! 作戦前だぞお前、分かってるのか! レッスンもあるだろ!」ズルッ、ズルッ……

美波「作戦前だからこそ英気を養って……ああっ、変態の私の場合はPさんのおちんぽから精気を養わないとダメですよね?」グググッ!

美波「それじゃあPさん、ここからだと私の部屋は遠いから……Pさんのお部屋で楽しみましょうね♪」

P「ちょっ、待て……整備長、整備長ー!!」



未央「……行っちゃったね」

凛「うん」

卯月「そのままイッちゃいそうですね」

凛「……」

未央「……設定作業終わらせて私たちも早く休憩しよっか」

卯月「はい、頑張ります!」


……
…………
174 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/06(木) 01:20:30.02 ID:LEN+EO5tO
なんかもう貫禄のド畜生っぷり
175 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/06(木) 01:28:45.44 ID:/yGb26C9O
卯月どうしたんや……
176 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/10/06(木) 01:29:37.69 ID:OvvpLAqE0
――ノルンS-02(加蓮の部屋)

ナオ「それにしても、加蓮の部屋も久しぶりだなー。全然変わってないよな」

加蓮「そりゃあ……私も艦降りて病院生活で、復帰してそのままフレイヤに行ったからね。所属はずっとここだったから荷物は置きっ放しだったけど」

ナオ「……そっか」


菜々「奈緒ちゃん、その仮面ずっと付けたままって疲れませんか?」

奈緒「もう慣れたよ……っていうか、外にいるときはセカンドドライバーって呼んでくれよ……」


ピピピッ! ピピピッ!


加蓮「はい、北条です」ピッ!

時子『そこに菜々もいるでしょう? 全員ブリッジに来なさい』

ピッ!

加蓮「……だってさ」

ナオ「財前大佐か? わざわざ呼び出しって何の用だろ……」

菜々「なんでしょうかねぇ……とりあえずブリッジ行きましょうか」


……
…………

177 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/10/06(木) 01:36:54.09 ID:OvvpLAqE0
――数分後、ノルンS-02(メインブリッジ)

菜々「え……?」

ナオ「菜々さんをフレイヤに出向……?」

時子「そうよ。聞こえなかったかしら?」

奈緒「それは……問題ないのか?」

時子「菜々を送っても運用に手間が掛かるのは事実ね。だけど、いい加減菜々もいい歳だし、他所の艦に行ってもいいと思っただけよ」

菜々「いやですねぇ時子さん、ナナはピッチピチJKの17歳なんですよ? そんないい歳なんて……」

時子「そう……」

菜々「いやあの……そんな哀れんだような目で見られるとナナもダメージが大きいんですけど……」

加蓮「軍に入っているのにJKってところに突っ込まないんだ」

時子「とにかく、そこのセカンドドライバーは指揮系統が違うから制限が無い、ナオも加蓮もフレイヤに所属してしまった身となれば……」

ナオ「ラピッドストライカー隊をまた運用するには、菜々さんをフレイヤに送るしかないってことか」

菜々「む、難しいこといいますね……いまのナナはちょーっと難しいと言うか、黒川重工の方が何と言うか……」

178 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/10/06(木) 01:44:14.44 ID:OvvpLAqE0
奈緒「……それなら、中将は安部中尉はS-02勤務、北条少尉と神谷少尉はフレイヤU勤務で戦闘時のみ合流……にしてはどうだ?」

菜々「うーん、それなら何とか……どうですか時子さん?」

時子「馬鹿ね、そうすると色々と面倒なことになるでしょう? 戦闘時に出撃してから合流する必要も出るんだから、少しは考えなさい」

加蓮「んー……どうしよっか」

菜々「丸ごとナナが移動できればいいんですけどねぇ……でもお2人をこっちに戻せないとなると……」

ナオ「それなら、P少佐と後で相談しておこうか。どうせなら部隊で行動したいしさ」

加蓮「そうだね」

奈緒「……」

時子「……何よ」

奈緒「いや……難しくないかと思ってな」

時子「まあ、そうね。いまの菜々の運用方法を考えたら、単純に部隊として運用することも難しいもの」

奈緒「だよなぁ……」

……
…………
179 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/10/06(木) 01:45:20.17 ID:OvvpLAqE0
短いのは裏でコソコソと最後の仕込み準備を始めたからです。前回と同じく修正マシマシなので面倒臭い状態でして。
遅くなってきたので本日はこれで終了します。お付き合い頂きありがとうございました。
180 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/06(木) 01:50:21.13 ID:QHtuakBzo
乙、いよいよクライマックス感
181 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/06(木) 09:40:47.58 ID:zIvRH9PBO

よくわかんなかったけど奈々さんに何か裏があるのか…?
182 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/06(木) 10:17:29.38 ID:FIQNujd8O
実はウサミン星人だったとか実は37歳だったとか……
183 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/06(木) 12:21:45.74 ID:FOX/+fOmO
黒川重工が〜と言ってるからPみたいに別の会社と兼任してる都合がある可能性
184 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/07(金) 02:13:21.59 ID:f98mGJmuO
ウサミンパワーでメルヘンチェンジして敵をうー、どっかーん!するから
特殊すぎて足並み揃わないんちゃう(適当)
185 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/07(金) 10:10:41.83 ID:4xzGq2OuO
蘭子「」タタタタターッ!!

ここの蘭子は完全に2頭身になってそう
186 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/08(土) 14:51:01.22 ID:hAeBcEi/0
今日でデレステはイベント最終日だし更新あるかな?
187 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/08(土) 20:03:38.48 ID:vQ38eJeh0
藍子が生き残る可能性はどれ位ありますか?(小声
188 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/08(土) 20:07:29.53 ID:Ae9jYQBVO
普通に生きる生きる
189 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/08(土) 20:35:29.99 ID:STOvqFogO
前作の蘭子はミンチにされたんだっけ?
190 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/10/08(土) 21:32:03.89 ID:dmaHqxcz0
どなたかいらっしゃいましたら明日の昼過ぎ辺りから再開します。安価処理もしておきたいので
191 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/08(土) 21:34:10.27 ID:irNgPg0oO
OK
192 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/08(土) 22:35:41.43 ID:FYQzolt1o
ミンチになったのか
193 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/09(日) 06:47:58.44 ID:e1DrtVmu0
おけー
194 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/10/09(日) 14:25:13.52 ID:llIIv1RR0
昼過ぎ辺りから再開すると言ったような気がしますが別件が入ってしまったので19時ごろから再開します。
195 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/09(日) 17:17:44.80 ID:q+LQgaaqO
アクシデントでもあったのか寝てただけなのか
196 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/10/09(日) 19:25:48.68 ID:llIIv1RR0
――数時間後、ホクドウ、軍本部(研究所内)

晶葉「やはり難しいか」

志希「まー、そうだね。旧ECM帯に合わせてアインフェリア隊とビーは思考共有した」

志希「いまのECMフィールドは新仕様だからとはいえ……やっぱ干渉するのは仕方が無いんじゃないかなー」

晶葉「であれば、やはりクイーンとの対話……確実性を取るならばNGFが1機、クイーンに接近するしかないな」カタカタカタカタッ!

ピピッ!

フレデリカ「……」ピッ、ピッ、ピッ……

志希「だけど、現行機のパイロットの大半はG型とまともにやり合えない。コロニー級とはいかなくても、まー大規模級はあるんだからね」

志希「消耗戦になるか、大人しく全滅するか、あるいは……たった1つの希望に託すか」

晶葉「……そうだな、確かに酷な話しだ」

ピッ……

晶葉「だが、希望はある。希望を作る彼女たちと……その希望に導かれた者だ」

志希「いいんじゃなーい? 実績はある、ソレを元に組み上げたプラン、データ、繋げるための力も最低限ある」

志希「まーあたしがホントに狙ってたモノとは、ちょっと違うけどね。だけどコレでもいいんじゃない?」

晶葉「難しいことを言うな。あらゆる次元に存在する私は確かに天才だ。天才だが……」



晶葉「世界その物を理解することは出来ないよ」


……
…………
197 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/10/09(日) 19:40:36.80 ID:llIIv1RR0
――フレイヤ(ブリッジ)

P「ふむ……」カタカタカタッ

楓「何を見ているんですか?」

P「時子から菜々さんの出向提案が来ていたので」

楓「それ大丈夫ですか? ダメじゃないですか?」

P「まあ、難しいですね。ダブル奈緒は問題ないと思いますが……北条少尉が難しい」

P「それに、恐らく足並みも合わないでしょう。単体戦力としてみても3N-VPOは別行動をさせたいが……」

P「ただ2人のモチベーションを考えると、それも難しい」

ピピピッ!

P「通信……こちらフレイヤ」ピッ!

晶葉『助手か』

P「博士か……その様子だと、どうやら検証結果はよろしくなかったか」

晶葉『ああ。軍のほうには先ほど結果を渡したが、どうにもな……やはりECMフィールドを各機が使用した場合、クイーンにアインフェリアの歌が届くかが怪しい』

晶葉『せめて、NGFがクイーンまで接近できればスピーカーで何とかなるかもしれないが……NGFでG型を抜けて接近するのはリスクが高い』

P「……それなら丁度いい。こちらも1つ悩んでいたことがあった」

晶葉『ん?』

……
…………
198 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/10/09(日) 19:49:07.86 ID:llIIv1RR0
――翌日、午前、ノルンM-01(メインブリッジ)

菜々「あ、あぁ安部菜々中尉です!! 古巣のS-02から出向してきましたぁ!!」

ちひろ「あ、あの菜々さん……そんな堅苦しくならずに……大ベテランの中尉にそんな頭を下げられても……」

菜々「い、いえ! 千川ちゅ、中佐とあれば……」

P「出発まで時間が無い。挨拶は程々にしよう」

菜々「あ、P、P少佐、すみません……」

P「というか、知らない顔じゃないだろう」

菜々「そうですけどぉ……土星圏ノルンから離れるのってもう何十年ぶりで……」

加蓮「菜々さん、ずっとS-02勤務だったもんね」

ナオ「まぁ、これでラピッドストライカー隊も復活かな。3人だけだけど……みんなの分まで頑張らないと」

菜々「加蓮ちゃん……ナオちゃん……」

奈緒「部隊運用する際は……私もいるだろう。安部中尉、あまり気負うこともない」

菜々「な……セカンドドライバーちゃん……」

奈緒「ちゃん付けはやめてくれ……」

ありす「ともあれ、同じ作戦に参加しますが、大ベテランの安部中尉がM-01に来てくださるのは私たちにとっては心強いです」

P「ああ、大ベテランの菜々さんなら戦闘も問題ない」

菜々「あの、あなたたちさっきから大ベテランって言いすぎじゃないですかね……」

ちひろ「菜々さんの機体は取り付け作業やらせていますので、出撃する際は加蓮ちゃんたちと合流してくださいね」

菜々「り、了解です!」

199 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/10/09(日) 19:59:35.85 ID:llIIv1RR0
「艦長、S-01から観測データが展開されています」

ちひろ「スクリーンに映してください」

フォン……

P「これか……今朝方届いた次元振動の観測データは」

ちひろ「はい、どうやら初回観測から非常に短い期間で次元断層に移行するようです」

奈緒「作戦宙域への移動ルート上か……戦闘になるな」

ちひろ「ええ、ただレベルは5で中規模クラスの蜂の巣とのことなので……どうします、Pさん?」

P「リサーヴの稼動テストをする。蘭子との連携と、後はラピッドストライカー隊も1度出撃して運用したほうがいいだろう」

菜々「そうですね。正直、マニューバの足並みを揃えるよりかはフォーメーションを決めての固定運用に切り替えたほうがいいと思っていますから」

ナオ「んー、3N-VPOだと無駄に前に出すぎちゃうかもしれないし、難しいなぁ……」

P「そこら辺はシミュレーターである程度合わせておいてくれ。菜々さんはM-01にいる間は好きなときにフレイヤに来てくれて構いませんので」

菜々「了解ですっ! バッチリとキメちゃいますからね! キャハッ!」

奈緒「ハハッ……」


……
…………
200 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/10/09(日) 20:10:30.14 ID:llIIv1RR0
――数十分後、フレイヤU(通路)

P「すまんな麗奈。俺が不在の間、新人たちの相手をしてくれたみたいで」

麗奈「アンタが甘っちょろい鍛え方させてるから、レイナサマが見かねて鍛えなおしてやったのよ。感謝しなさい」

P「新人たちだぞ。あまり無理をさせてやれん」

麗奈「ま、懐かしいのも見れたしいいけど……ねえ、アンタ」

P「なんだ?」


麗奈「……アインフェリア隊のこと、どう思う?」


P「回答に困るな。どう思うかと聞かれても、部隊としては問題なく運用できているとしか……」

麗奈「そういうことを聞いているんじゃないわ。次元振動、次元崩壊……そしてソレを引き起こすキラー・ビーたちと、結果として抑止になったアインフェリア」

麗奈「志希から聞いたんでしょ。ヴァルキュリアシステムの本来の目的と、いまのあの女たちの状態」

P「……人類として、次のステージに立った、か」

麗奈「そうよ。見えるものや、考えること、聞こえること……それはこれまでのヒトとは違うものなのかもしれない」

麗奈「この作戦に成功するかどうかで、この世界の先が決まるなら……アイツらが背負うものは、思ったより大きいものなのかもね」

P「……」

麗奈「そんな中で……アンタが何をするべきなのか、しっかり見極めなさい」ピッ!

麗奈「そろそろ出航だし、アタシは戻るわ。じゃあね」

パシュンッ!


……
…………
201 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/09(日) 20:17:34.88 ID:RN6fngQz0
何十年ぶりって……いったい何歳なんだ……
202 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/10/09(日) 20:23:37.66 ID:llIIv1RR0
――数時間後、ノルンM-01(食堂)

ナオ「それにしてもなー……ホクドウから出航した後で、食堂で普通のご飯が食べてるようになるとは思わなかったな」モグモグ

加蓮「NGFの配備で、昔と状況も変わったからね。美味しいもの食べないとテンション上がらないでしょ?」パッ、パッ

奈緒「北条少尉……塩を振りすぎだ。身体に悪い」

凛「あのさ奈……セカンドドライバー、仮面つけた状態でそういうこと言わないでよ」

未央「なんか、シュールだし……」

夕美「それにしてもいいのかな? 戦闘予定ポイントまでまだ距離があるけど、みんなでM-01の食堂に来ちゃって」

美波「いいのよ。少しくらい、気分を変えてリフレッシュしましょう」

ありす「おばちゃんのご飯も勿論美味しいですけど、せっかくちひろさんが住居ブロックに部屋を用意してくれましたから、利用しておきませんとね」

藍子「……」

文香「……藍子さん、どうか……なされましたか? あまり……食事に手がついていないようですが」

藍子「え? あ……」ピクッ!

卯月「お疲れですか? やっぱり、レッスン大変ですよね?」

藍子「そ、そういうわけじゃないけど……だ、大丈夫ですよ」モグモグ

美波「……」

菜々「食事はしっかりと取りませんとね。1食抜くだけでもその後の体調も変わってきますし……あ、食べ過ぎたらリバースしちゃいますから程々に、ですよ?」

ナオ「ご飯食べながら言うなよ……」


……
…………
203 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/10/09(日) 20:34:34.92 ID:llIIv1RR0
――フレイヤU(食堂)

整備長「はー! 疲れた疲れた……あーしんど……」

P「すまなかったな整備長。博士も、リサーヴの仕上げてくれて助かった」

晶葉「何、私は天才だからな。これくらい問題は無い」

整備長「にしても、機体サイズが大きくなっちまって新規パーツばかりで整備するのも骨が折れるってもんで……」

晶葉「整備性に関しては今後の課題だな。許せよ」

整備長「まっ、少佐が乗る機体だし仕方ねえかぁ……旧フレイヤに置いたままの3N、どうしますかい?」

P「とりあえず置いておこう。こちらにはニュージェネレーションの機体もあるし、わざわざ作業を増やすこともない」

おばちゃん「はいよ整備長、定食ね」

整備長「ん、悪いな。せっかく少佐が食券切ってくれるって言うからよ」モグモグ

楓「整備班はいつまでもブラックですね」モグモグ

晶葉「前線に出るよりかは楽だろう。まあ、前線に出てるヤツらにとっては後方の作業の辛さは分かり難いかもしれんが」

整備長「……別に、そうでもねえかな」

P「まあ、そこは人それぞれだな」

204 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/10/09(日) 20:47:53.57 ID:llIIv1RR0
フレデリカ「プーローデューサー♪」フワッ

P「ん、フレデリカか」

智絵里「あ、み、みなさん……集まってお食事していたんですね」

楓「ええ、移動中はM-01におんぶしてもらってますし……でも、智絵里ちゃんはS-02に戻らなくてよかったんですか?」

フレデリカ「アタシがコッコ隊にいるからお守りしてもらうの」

智絵里「コ、コンコルディア隊ですっ! その、時子さんから、菜々さんもM-01にきたから、もうしばらくはフレデリカちゃんと一緒にって……」

P「そうか……残念だったな」

智絵里「い、いえっ! そんなこと……こ、こっちには……少佐も、いるから……」ボソボソ

おばちゃん「あら智絵里ちゃん、まかないあるけど食べるかい? 食券切らなくてもいいからさ」

智絵里「いいんですか? それじゃあ、い、頂きます」

フレデリカ「いいなー。アタシも食べていい?」

おばちゃん「なーに言ってんの。智絵里ちゃんは食堂手伝ってくれてたから特別なんだよ。アンタはしっかり食券買いなさいね」

フレデリカ「ひいきだぞー! ビー差別だー!」

P「俺たちだって食券くらい切ってるぞ」モグモグ

フレデリカ「じゃいいや。アタシも何か食べよーっと」
205 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/10/09(日) 21:06:22.89 ID:llIIv1RR0
整備長「んっとに賑やかな嬢ちゃんだことで……」

楓「Pさん、騒がしい子と変態淫乱な子ならどっちがいいですか?」

P「それを比べろと言うのか?」

楓「ごもっともですね。それにしても……」モグモグ

P「はい?」

楓「こうして食堂でみんなでご飯を食べていると……昔のこと、思い出しちゃいますね」



楓『いいですかPさん、艦が港に停泊中のときしか通常食が出ないんですよ?』

美優『そ、そうです。楓さんの言う通りです……』

P『そりゃあ、移動中はペースト食しかないし……』

楓『なのでこの時間はとっても貴重なので……はい、あーん』

美優『わ、私のほう……食べて、ください……』

P『ちょっ、や、やめ……あ、あっつ! 麻婆豆腐が頬に……あっつ!!』

黒井『貴様等上官の目の前で何をイチャついている!!』

楓『あ、大佐も食べたいですか? 食券ならあっちで切れますよ』

黒井『おちょくってるのか貴様は!!』



P「……昔のこと、か」

楓「昔は昔で、私は楽しかったんですけどね」

P「……」

……
…………
206 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/10/09(日) 21:12:13.04 ID:llIIv1RR0
――数時間後、フレイヤ(艦長室)

P「……」カタカタカタッ!

P(アルヴィスの履歴に更新があるか……また戦闘記録が増えているが……)

P「ネシマ方面での戦闘が多いとなると、リトットと同様にレアメタルの輸送ルートでの戦闘が多ければ黒川重工も大変だろうな」

P「……もうこんな時間か」


安価選択(会いに行くアイドルを下記から選択してください)
1.文香
2.ありす
3.夕美
4.フレデリカ
5.奈緒
6.ナオ
7.加蓮
8.卯月
9.凛
10.未央
11.他のことをする

このレスの投下から5分後の最初のレス(コンマ分含む)
↓1
207 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/09(日) 21:17:13.95 ID:4sDwtZHn0
4
208 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/09(日) 21:17:14.05 ID:4MK19j0iO
11
209 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/09(日) 21:17:17.09 ID:s6Swb6LA0
2
210 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/10/09(日) 21:27:08.77 ID:llIIv1RR0
>>207
4.フレデリカ

――フレイヤ(ブリッジ)

パシュンッ!

フレデリカ「あっ、プロデューサー!」フワッ

P「フレデリカか。レッスンしている皆はどうした?」

フレデリカ「まだ頑張ってるよー。アタシ疲れちゃったから戻ってきたんだ」

P「そうか。まあ、フレデリカは前線任務だから、あまり無理はするなよ」

フレデリカ「うん。ねえプロデューサー」

P「なんだ?」

フレデリカ「元気?」


1.P「元気だぞ」
2.P「元気だが……」
3.P「いや、少し……」
↓1
211 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/09(日) 21:28:23.30 ID:uqdZzQv3O
3
212 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/09(日) 21:29:32.96 ID:4MK19j0iO
2
213 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/10/09(日) 21:37:01.20 ID:llIIv1RR0
>>211
3.P「いや、少し……」

※今後特定のアイドルに対してシナリオ分岐が発生する可能性があります。


P「いや、少し……」

フレデリカ「へー……」






フレデリカ「なんで?」






214 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/09(日) 21:39:18.56 ID:E1V9chuvO
殺ったか?
215 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/10/09(日) 21:50:45.17 ID:llIIv1RR0
P「なんで、と言われてもな……その日の調子や、任務で色々ある」

フレデリカ「なんで? それで元気じゃないの?」

P「任務続きだと疲労も溜まる。特に最近は色々あったからな」

フレデリカ「元気じゃないの? 幸せじゃない? この前アタシとセックスしたのに?」

P「最後の発言については何も言えんが……」

フレデリカ「ねえ、プロデューサー、ねえ、なんで元気じゃないの?」

P「何でと言われても……」


ピピピッ!



志希『ねーねー』

P「一ノ瀬博士か。どうした?」

志希『フレちゃんいる?』

フレデリカ「いるよー?」

志希『ちょっと来てー』

フレデリカ「はいはーい♪ フレちゃんダーッシュ!」フワッ

パシュンッ!

P「……なんだったんだか」


……
…………
216 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/10/09(日) 21:56:30.24 ID:llIIv1RR0
――数日後、フレイヤ(ブリッジ)

奈緒「そろそろ次元振動の観測ポイントか?」カタカタカタッ

楓「そう……ですね。断層発生まではまだ時間がありますけれど……」

P「とはいえ、そろそろ戦闘準備に入ったほうがいいか」

楓「そうですね。ちひろさんに繋げますか?」

P「ええ。俺はアインフェリア隊の様子を見に行ってきます。戦闘の話も改めてしておきたいので」フワッ

奈緒「あー……この時間くらいならレッスン終わってるかもしれないな」

P「それなら風呂場かもしれんな……まあ、少し行ってきます」

楓「わかりました。ちひろさんには連絡しておきますね」

P「すみません、お願いします」

パシュンッ!

……
…………
217 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/10/09(日) 22:09:57.24 ID:llIIv1RR0
――数分後、フレイヤ(通路)

P「レッスン場にはいなかったか……となれば、風呂場か休憩所か……」



藍子「あ……」フワッ

P「藍子……」


藍子「……お、お疲れ様です」

P「ああ、そちらも疲れているだろう。レッスンの調子はどうだ?」

藍子「……はい、大丈夫です」

P「そうか……」

藍子「……」ギュッ……


藍子(Pさん、この前のこと……ごめんなさい)

藍子(言わないと……Pさんに、ちゃんと言わないと……)


藍子『私のこと、見損なわないでください』


藍子(だけど、私……あんなこと言って……)


P「なあ、藍子――」
218 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/10/09(日) 22:22:44.14 ID:llIIv1RR0
ビーッ! ビーッ! ビーッ!


P「警報……!?」

藍子「え……!」

ピピピッ!

P「ブリッジ、何があった?」

楓『戦闘予定ポイント付近にスティングがいるみたいです。あと民間船が1隻……』

P「民間船だと!?」

楓『恐らく元々この宙域付近にいたスティングかと思います。S-01とM-01からNGF小隊を出撃させるみたいです』

P「俺も出る。千川中佐には俺と奈緒、ラピッドストライカー隊の出撃を連絡してくれ。ニュージェネレーション隊は待機だ」

楓『分かりました。お願いします』

ピッ!

藍子「戦闘……あの、Pさん……」

P「民間船が襲われているなら急がねばならん。藍子、後で話しがある」フワッ

P「戻ってきたら艦長室まで来てくれ。他の皆には話しておいてくれ」

シュッ!


藍子「Pさん……」


……
…………

219 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/09(日) 22:24:36.50 ID:IEDXnKWHo
これ戻れないな
220 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/09(日) 22:25:31.27 ID:4jfuJqjBo
あっあっあっ
221 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/09(日) 22:25:58.44 ID:9W5OU5cco
(アカン)
222 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/09(日) 22:31:47.03 ID:PeIUUdoio
アカン(オカン)
223 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/10/09(日) 22:34:02.73 ID:llIIv1RR0
――数分後、フレイヤ、カタパルト(機体内)

P「標準兵装確認……内臓ビームランチャー、多関節複式ビーム砲塔……」カタカタカタカタッ!

パチパチパチパチッ!

P「各駆動系統異常なし、全システム起動完了……!」

ピピピッ!

奈緒『Pさん!』

P「奈緒、コンコルディア隊は待機だがラピッドストライカー隊が出撃する。出撃後はそちらとマニューバを取れ」

奈緒『分かってるけど、急がないと!』

P「ああ、詳細は来ていないが、民間船の保護が優先だ。行くぞ』

ピピピッ!

晶葉『助手よ、リサーヴは初回出撃だが実装予定の全ての機能を使用できる状態だ。VPOと同様に動かせるだろうから、頼むぞ』

P「分かっている。使わせてもらうさ……!」

奈緒『よし、ブリッジ! 出撃するぞ!』

P「出撃する!」キュオオオオオオ……

ドシュウウウウンッ!!!!

……
…………
224 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/10/09(日) 22:38:40.18 ID:llIIv1RR0
――フレイヤ(ブリッジ)

パシュンッ!

美波「楓さん!」フワッ!

楓「みんな……フレイヤは出撃しませんが、文香ちゃんとありすちゃんは管制席にお願いします」

ありす「分かりました。文香さん、他艦との通信はお願いします」カタカタカタッ!

文香「わかりました……」

夕美「でもスティングなら戦闘は大丈夫だろうけど……民間船はどうなってるの!?」

楓「ノルン艦隊からレーダーの観測結果が送られてくるまで待っていてください」ピッ、ピッ……

ありす「フレイヤU聞こえますか。ニュージェネレーション隊は待機ですが、もう少しで次元断層も発生します、いつでも出撃できるようにしてください」ピピピッ!

藍子「Pさん……」

……
…………
225 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/10/09(日) 22:42:45.72 ID:llIIv1RR0
――フレイヤU(ブリッジ)

未央「了解です! みんな、ありす中尉の言うとおり構えておこう!」

凛「うん、分かってる!」カタカタカタッ!

卯月「ナオちゃん、加蓮ちゃん、フレイヤのハッチとM-01のハッチ開いてますよ!」

加蓮『了解っ!』

ナオ『菜々さんはどうしている?』

蘭子「菜々さんもM-01のほうで出撃準備をしているから大丈夫。2人とも、気をつけてね」

愛梨「作戦前ですけど民間船の救出を優先してください、ラピッドストライカー隊、出撃ですっ!」

ナオ『ああ、出撃する!』


ピピピッ!

蘭子「M-01から通信……!」


……
…………
226 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/09(日) 22:43:35.11 ID:hdmKaJEgO
終わったか
227 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/10/09(日) 22:48:04.79 ID:llIIv1RR0
――戦闘宙域

P「奈緒、S-01からGNS-004、005小隊が出撃している。俺たちも急ぐぞ」ギュンッ!!

ピピピッ!

奈緒『ああ! レーダー確認……スティングは14匹か……!』

P「接近しつつロングライフルで狙撃を行う。奈緒、先頭を頼む」カタカタカタッ!!

ガションッ!!

奈緒『了解!』

P「民間船までは距離があって確認できん……ターゲット、ロック!」ピピッ!

P「ロングライフル、ガラティーンのロックを解除……狙撃する!」

ドギュウウウウウンッ!!

白蜂「!?」ギュンッ!

ドガアアアアアアンッ!!!!

P「よし、いけるか……ロック範囲のスティングを落としてからGN形態で進行する。奈緒、あと少し待て」

……
…………
228 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/10/09(日) 22:54:02.94 ID:llIIv1RR0
――戦闘宙域

ズドォンッ!

早苗「もうっ、しつこいのよこいつらっ!!」ギュンッ!

ドガガガガガガガッ!!

白蜂「!」

ドガアアアアアンッ!!

早苗「ちょっと船長、そっち大丈夫!?」

ピピピッ!

志乃『難しいわね……4匹に、ちやほやされているわ』

瑞樹『こっち戻ってこれる!? この装備だと……あああっ!?』

美優『れ、レーヴァテイン破損……ブリンガー1番から3番破損……このままだと迎撃が……』

早苗「チッ……護衛仕事の帰りだっていうのに……っ!?」

ドガアアアアアンッ!!

早苗「ああああああっ!?」ビビビビビッ! ビビビビビッ!

瑞樹『早苗ちゃん!』

早苗「しまった……NGFの背面ユニットにダメージ、GN形態に変形できないじゃないの……!!」

白蜂「……!」ドシュシュシュッ!!

早苗「誰が落とされるもんですか!」ギュンッ!!


……
…………
229 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/10/09(日) 23:00:01.02 ID:llIIv1RR0
――フレイヤU(ブリッジ)

凛「あれ……何、海賊船?」

未央「ここら辺の宙域で仕事してたのかな……たまたまスティングと鉢合わせしちゃったとか」

蘭子「あ、あの船……!」

愛梨「酒場……蘭子ちゃん!」フワッ

卯月「えっ!? と、十時大尉!?」

未央「どうしたの!?」

愛梨「蘭子ちゃん、艦をお願いします! 整備長に連絡して私のTG4の準備を!」

蘭子「はい!」カタカタカタッ!

愛梨「間違いない……あの船、酒場……お姉さんたちっ!」

……
…………
230 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/10/09(日) 23:03:26.34 ID:llIIv1RR0
――戦闘宙域

ピピッ!

奈緒「フレイヤUから索敵結果の映像が来た……!」

ピッ!

奈緒「これ……」


キィィィィン……


奈緒「なんだ……なんだ、この船……」

奈緒「見たこと、ある……なんで……どこ、で……」


キィィィィン……


早苗『おっ、悪いわね。それじゃヨロシク! 美優ちゃん』

美優『はい……』


奈緒『生きてた……』


奈緒「あ……あ、ああああ……なんで、なんであたしは、こんな大事なコト……!!」


……
…………
231 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/09(日) 23:04:39.32 ID:PdP3m6EWO
いやほんとなんでなんでしょうね
232 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/09(日) 23:10:10.71 ID:BjEQ3RSAO
理由はちゃんとあるはずなんだろうが
明かされないかもしれないな
233 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/10/09(日) 23:11:25.56 ID:llIIv1RR0
――フレイヤ(ブリッジ)

ありす「これは……高垣中佐、次元断層です! 予定より早い……レベル4、中規模クラスです!」カタカタカタッ!

美波「このタイミングで……!」

楓「M-01、応答してください。NGF小隊の増援はまだですか!」

ピピピッ!

ちひろ『いま各艦で順次出撃させています! フレイヤは現状のままで!』

ピピピッ!

ありす「S-01から来ているレーダーの索敵結果、画像出します」

フォンッ……

夕美「これ……海賊船、だよね……?」

藍子「そう、ですね……見た目も、エイルじゃありませんし……」

ピピッ!

文香「フレイヤからTG4が出撃……なぜ……」

ありす「P少佐、セカンドドライバー応答してください! 次元断層が発生します、中規模の蜂の巣が来ますよ!」

ピピピッ!

奈緒『Pさん、先に行け! 早く!!』

P『何だ奈緒、どうした!?』

美波「ちょっと2人とも、何言い合ってるんですか!?」

奈緒『Pさんが行かなきゃならないんだよ! Pさんが、Pさんが……!』


奈緒『Pさんが助けなきゃならない人があそこにいるんだよぉ!!』


……
…………
234 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/10/09(日) 23:16:32.27 ID:llIIv1RR0
――戦闘宙域

奈緒『Pさん!』

P「モニター……あれは、酒場か!? しかし奈緒!!」ガションッ!


G型「!」ギュォンッ!

G型「!」ギュォンッ!


P「蜂の巣からG型だ! 数は……7か!」ギュオオオオオッ!!

G型「……!!」ヒュカカカカッ!!

ズドドドドドドォン!!

『がああああっ!?』

『隊長……がああああっ!!』

P「味方が……くっ、ガンダルヴ!!」ガショガショガショガションッ!!

ドシュシュシュシュシュッ!!

ドガアアアアアアンッ!!!!


G型「!」ギュォンッ!


ピピピッ!

愛梨『Pさん!』

P「愛梨!? 何故来た!!」

愛梨『酒場のみなさんが大変なんです! 私も助けに……!』

235 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/10/09(日) 23:23:43.63 ID:llIIv1RR0
ナオ『落ちろ!!』

ドシュンッ! ドシュンッ! ドシュンッ!

加蓮『少佐! 奈緒!!』

奈緒『加蓮! ナオも来たか!』

ナオ『G型か……! P少佐、機体は問題ないのか!?』

P「問題ない。だがG型と海賊たちの距離が近い……この状態で接近するのは……」

奈緒『でも!!』

G型「!!」ズドォンッ!!

愛梨『えええいっ!!』

ボシュシュシュシュッ!!

ドガガガガガガガッ!!!!

P「貴様等……リサーヴを使ってようやく速度勝負は互角か……!!」ギュオオオオッ!!

ガションッ!

G型「!?」ギュンッ!

P「逃がすか! ドラウプニル!」

ドガガガガガガッ!!

奈緒『ダメだ、Pさん!!』


菜々『大丈夫です!』


ズドドドドドドドドドドォンッ!!!!


愛梨『いまの砲撃!?』

P「いまのは……ARGTか!」
236 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/10/09(日) 23:31:03.73 ID:llIIv1RR0
加蓮『え、菜々さん!?』

ナオ『な、なんだぁその機体!?』

菜々『ふっふっふ……黒川重工が開発した対スティング用の大型機動戦闘機ARGT-R1……!』

菜々『深夜アニメ風に言うとスーパーロボット、ウサミンロボです! いやー、運用体系が違いすぎてNGFと上手く連携取れなくて……』

愛梨『お、大きいNGFですねぇ……』

菜々『だーかーらー! NGFじゃないです! ARGT-R1です!』

P「何でも構わん! ラピッドストライカー隊はここを頼む、俺は選考して酒場の救助に行く!」

奈緒『早く行けPさん! ナオ、あたしたちもドッキングだ!』

ナオ『な、何焦ってるんだ……まあいい、分かった!』

菜々『ウサミンロボは面制圧力に優れています! 十時大尉!』

愛梨『はい! 弾幕を張ってG型の機動を制限、奈緒ちゃんたちと加蓮ちゃんはその間にG型を!』

加蓮『了解です! 菜々さん、ナオ!』

奈緒『Pさん……間に合ってくれよ……!』

……
…………
237 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/10/09(日) 23:37:35.52 ID:llIIv1RR0
――フレイヤ(ブリッジ)

晶葉『なんだあの機体は!? 黒川重工も変な物を作ってるな……』

楓「それにしても大きい戦闘機ですねぇ……NGFみたいに人型ですよ」

ありす「ホントにアニメに出てきそう……いや、そういう話ではなくてですね」

美波「あとはPさんたちがG型相手にどれだけ戦えるか……」

夕美「でも、RTVの速度でもG型と同じくらいで……Pさん……」

文香「S-02、J-01からもNGF小隊が出撃しています……S-03、陽電子砲の展開を行っています」

ありす「あとは海賊船を救助できれば……あれ?」


パシュンッ!


ありす「……藍子さん?」キョロキョロ


……
…………
238 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/09(日) 23:40:20.56 ID:ZKLQEfmkO
え、美優と藍子を秤にかけろって?
239 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/10/09(日) 23:45:24.59 ID:llIIv1RR0
――戦闘宙域

菜々『ウサミンミサイル!』

ボシュンッ! ボシュンッ! ボシュンッ!

G型「!!」ギュンッ!!

愛梨『ターゲットロック……バルムンク、ガンダルヴ……発射ですっ!』

奈緒「ナオ、あたしたちも接近するギリギリまで弾幕を張るぞ! 加蓮はあたしの後ろでスティングのほうを頼む!」

加蓮『うん!』

ピピピピッ!

ナオ『待て奈緒、レーダーに後方から反応……M-01、いやフレイヤから3Nが……!』

奈緒「ええっ!?」

……
…………
240 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/10/09(日) 23:47:45.23 ID:llIIv1RR0
――戦闘宙域


藍子「……」ハァ……ハァ……



奈緒『Pさんが助けなきゃならない人があそこにいるんだよぉ!!』



藍子「Pさんが……Pさんが、助けなきゃならない人……」ハァ……ハァ……

藍子「Pさんが……」



P『美優のことは愛している。俺がユミルにいた頃から、ずっと……』



藍子「Pさんが愛している……美優さん……!」



……
…………
241 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/09(日) 23:48:00.15 ID:BjEQ3RSAO
えぇ……
242 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/10/09(日) 23:54:59.02 ID:llIIv1RR0
――戦闘宙域

P「見えた、酒場……1機NGFがいる……あれは初期型か!」ギュンッ!

白蜂「!」ギュンッ!

P「邪魔だ!」ズドォンッ!!

ドガアアアアアアンッ!!

P「通信……おい、そこのNGF、なんでもいいからチャンネルを拾え! 聞こえるか!」

ピピピッ!

早苗『うっ……そ、その声……』

P「このチャンネルか。映像通信を送るぞ」

ピピピッ!

早苗『アンタ……い、イケメン!?』

P「やはりお前たちか、助けに来たぞ。よく頑張ったな」

早苗『ア、アタシのことより……船長たちが……!』

P「分かっている。酒場は大分やられているか……はこちらに任せろ。お前は落ちるなよ!」ギュンッ!!

P「以前の回線が使えれば……おい、聞こえるか酒場、応答しろ! 映像通信を送ってるぞ!!」

ピピピッ!

志乃『……ええ、あなた……久しぶり、かしら……』

P「話は後だ。艦内部も破損が見える……艦内映像を映せ、被害状況を見せろ」

志乃『悪い、わ……ね……』

ピピッ!

P「状況は……なっ――」

……
…………
243 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/10/09(日) 23:57:47.24 ID:llIIv1RR0
――戦闘宙域

藍子「私が……守らないと……Pさん、だから……!」

白蜂「!」ギュンッ!

藍子「ええいっ!」ドシュンッ! ドシュンッ!

白蜂「……!」ブブ……

ドガアアアアアンッ!!

藍子「だって……Pさんの、大切な……」



白蜂「!!」ギュンッ!

ズドォンッ!!



藍子「あ……」



……
…………
244 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/09(日) 23:58:21.55 ID:b2wW09dxo
ここでお別れですかね
245 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/09(日) 23:58:58.78 ID:nhrdQu1Q0
まじですか(白目)
246 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/09(日) 23:59:36.80 ID:ndB+rAxwO
でぇじょうぶだ仙豆がある
247 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/10/09(日) 23:59:36.90 ID:llIIv1RR0
――戦闘宙域

ピピピッ!

瑞樹『う、うううう……』


P「な……」



美優『……』


P「美、優……?」



……
…………
248 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/10/10(月) 00:04:29.31 ID:GlIp9cL80
――フレイヤ(フレデリカの部屋)


フレデリカ「……悲しいのかな」

フレデリカ「でも、アタシたちは生きることができて嬉しかったんだよね」

フレデリカ「毎日ご飯を食べることができてー、ちゃんとした場所でスヤスヤ寝ることができてー……」

フレデリカ「うーん……生きることが出来ないのは……悲しいことだけど……」


フレデリカ「生きることができていたのに、悲しいなんて……どうしてなのかなー?」


……
…………
249 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/10/10(月) 00:08:16.93 ID:GlIp9cL80
――戦闘宙域


ドガアアアアアアアンッ!!!!


ナオ『後方で爆発……!?』

G型「!」ヒュカカカカッ!!

ドシュシュシュッ!!

奈緒「針が……加蓮!」ギュオオオオオッ!!

ドガガガガガガッ!!

加蓮『あ、危ない……! だ、大丈夫だから!』

菜々『ウサミーン……拡散ビーム砲!!』

ズドドドドドドドドドッ!!!!

ナオ『機体が損傷していないならいい! まだやれるか!?』

加蓮『う、うん! だけど、後ろが……!』

愛梨『後ろのレーダーの反応……が……』


……
…………
250 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/10/10(月) 00:09:27.67 ID:GlIp9cL80
ちょっと安価までやろうと思ってたんですが思ったより処理出来てないな……
もうちょっとだけ進めようと思うのですが少し飯を食べてきますので3、40分ほど中断します。
251 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/10(月) 00:13:35.55 ID:eWY2z7XAO
黙祷の用意して待ってます
252 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/10(月) 00:14:41.59 ID:sX1pDx88O
無理に悲観しておいてその後のよっしゃー生きてるーに備えなくてもいいんすよ
253 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/10(月) 00:17:18.34 ID:jSxbr5zNO
さよならドラム缶
254 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/10(月) 00:42:30.19 ID:qY17SGepO
にょわ…にょわ…
255 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/10/10(月) 00:58:08.62 ID:GlIp9cL80
――戦闘宙域

藍子「……わ、私」ハァ、ハァ、ハァ……

ピピピッ!

ありす『……な、に……やってるんですか!』

藍子「ありすちゃん……!」

ありす『勝手に出撃して、ヴァルキュリアシステムも積んでない3Nで出撃なんて……!』

ピピピッ!

美波『ありすちゃん! 藍子ちゃん!』

藍子「美波さん……」

ありす『私は大丈夫です。ギリギリのところでシールドが間に合いました……すみませんがスティングのほうを!』

美波『ええ! 藍子ちゃん、Pさんのことは……ひとまず後で、いまは帰艦して!』

藍子「で、でも……Pさん……美優、さんが……」

美波『命令です!』

藍子「……」


……
…………
256 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/10(月) 01:00:54.70 ID:qY17SGepO
闇に飲まれてる…
257 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/10(月) 01:02:35.14 ID:sZTse8LiO
藍子と書いてランコと読む
258 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/10/10(月) 01:08:49.89 ID:GlIp9cL80
――戦闘宙域

ありす「美波さん、左からスティング3、G型は愛梨さんたちが相手をしています!」

美波『了解、コンビネーションマニューバI02で行くわよ!』

ありす「実戦を積んだ私に合わせられますか……!」ギュオオオオオッ!!

美波『前線から離れていたとはいえ、私だって土星圏で戦っていたのよ……ミョルニル!』

ボシュシュシュッ!!

白蜂「!」ギュンッ!

白蜂「!」ギュンッ!

白蜂「……!」ブブゥッゥゥゥンッ!!

ありす「1匹離れた……! 1匹にビフロスト! 美波さん、C.T.S.Mで私のほうに2匹誘導します!」カタカタカタッ!

美波『ええ、1匹は撃破するわ……ヴァルキュリアシステム、起動!』

ありす「はい!」

ガションッ!!

『―Valkyria System Start Up―』 ピシィッ!

パシュウンッ!!

ありす「2匹、ターゲットロック……ニフルヘイム発射!」

ボシュシュシュッ!!

白蜂「!」ギュンッ!

白蜂「!」ギュンッ!

ありす「これくらいは……!」

……
…………
259 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/10/10(月) 01:15:17.43 ID:GlIp9cL80
――戦闘宙域

美優『……』

P「美優……生きて……」

G型「!!」ギュォンッ!

G型「!!」ギュォンッ!

白蜂「!」ブブゥゥゥンッ!!

白蜂「!」ギュンッ!


P「……貴様等!!」ガションッ!! カタカタカタカタッ! ピッピッピッピッ!!

『―Hyper Maneuver Mode Migration―』


P「やらせるかああああああ!!!!」ドシュウウウウウウンッ!!!!

P(美優……美優……!)


……
…………
260 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2016/10/10(月) 01:25:08.65 ID:GlIp9cL80
――十数分後、フレイヤ(ブリッジ)

文香「……S-03の陽電子砲……蜂の巣を撃破しました」カタカタカタ……

楓「……」

文香「空間転移により出現したG型と宙域にいたスティング、全て撃破しています……」

文香「海賊船も、救出できています……RTVが、こちらに誘導しています……」カタッ……

文香「藍子さんの3N……美波さんとありすちゃんに、回収されました」



夕美「……あの、人」

楓「……」

文香「はい……三船、美優さん……Pさんの……」

楓「そんな……どう、して……」

……
…………
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