【グラブル】ゼタ「今以上親密に……ねぇ」

Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

1 : ◆q0LUVgtwZ6 [saga]:2016/10/26(水) 03:42:22.41 ID:SeL8wsiuO
ベアトリクスとゼタのふたなりもの
生えてないシーンも


 きっかけはなんてことはない。ありふれたこと。狭い人気のない路地で怪しげな露店主に声をかけられたことだった。

?「あのー、そこのお嬢さんー」

 小さな身体にローブをすっぽりと身にまとった,ハーヴィン? どこか聞いたことのある声で彼女はこちらの返答を待たずにこやかに言う。

?「こちらの指輪、いかがでしょうか? 気になる同性の方と異性のように親密になれると話題の……輪だけに」

 ……同性と異性のように?
 あ、怪しい……。

?「今ならお安くしてますよ? いかがですか?」

 うーん……。

>>3 ベアトリクスorゼタ(ここで選んだキャラが視点の主に)

>>4 片想いしてるのはどちらか(ベアトリクスorゼタ。シチュエーションや展開に差が)
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/26(水) 07:04:39.61 ID:d6XjT7lUo
ksk↓
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/26(水) 07:19:22.59 ID:M+p0ObNI0
ベアトリクス
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/26(水) 09:56:01.77 ID:xqe+ko2eO
ゼタ
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/26(水) 17:03:33.98 ID:LToxoQ5NO
ゼタベアいいぞ〜
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/26(水) 20:45:05.70 ID:Jk2RbYoyo
ほう
7 : ◆q0LUVgtwZ6 [sage saga]:2016/10/28(金) 08:00:58.72 ID:IsezdNjbO


 私は頭を悩ませた。

ベアトリクス「と言われてもなぁ……あげる相手なんていないし」

?「またまたー、ご謙遜を。一人や二人いるでしょう?」

ベアトリクス「一人や二人……」

 考えてみる。
 仲良くなりたい同性……。

ベアトリクス「いないな」

?「あれえっ!?」

ベアトリクス「どうしたんだ? 別に驚くこともないだろ」

?「い、いえまあそうなのですが……予想が外れてびっくりしました」

ベアトリクス「なんだそりゃ」

 フードで顔は見えないけど目に見えて焦っている店主。私がその怪しい指輪を買うとでも思っていたのか……。大体、そんなもの何に使えばいいか――

ベアトリクス「……むっ」

 ぴんと思い付く。
 同性と言われて思い浮かんだのは付き合いの長い同僚。紅い服にブロンドの髪、いつも私をからかったり説教してくる余裕に満ちた表情。……半分は怒られるようなことをしたりヘマをする私が悪いんだけど――ちょっと仕返ししてやってもいいかもしれない。
 例えば、
8 : ◆q0LUVgtwZ6 [saga sage]:2016/10/28(金) 08:02:03.00 ID:IsezdNjbO

ベアトリクス『ゼタ。話がある』

ゼタ『なぁに? ベア。またなにかヘマでもした? まったくもう、仕方な――』

 ドンッ

ゼタ『……え?』

 振り向いたゼタへ、さっとその肩を掴み壁へ優しく押し付ける私。ゼタはきょとんと私を見つめる。

ゼタ『え、ちょっ、ベア? なんのつもり?』

ベアトリクス『ゼタ……これを受け取ってくれ』スッ

ゼタ『指輪……? ベア、これって』ドキドキ

ベアトリクス『そうだ……』

 静かに顔を近づける私。恥ずかしさと緊張で目を閉じたゼタへ、私は……ほくそ笑み、彼女の額を小突く。

ベアトリクス『なんてね、冗談だぜ仔猫ちゃん』キラッ

ゼタ『な……も、もう! 無駄にドキドキさせて!』プンスカ
9 : ◆q0LUVgtwZ6 [sage saga]:2016/10/28(金) 08:02:45.47 ID:IsezdNjbO
ベアトリクス「……これだな!」

 ふっふっふ。私でもきちんと身なりを整えればかっこよく見えるだろうし、いつも私の姉的な立場にいるゼタを引き下ろしてやろう。

?「なにやら単純な妄想が見えたような……」

ベアトリクス「気にするな! 指輪買ってやるからさ」

?「本当ですか? ではこれを一つ10000ルピで」

ベアトリクス「い、一万!? なんでそんなに高いんだ?」

?「特殊な品物でして。高度な魔法がかかっているんです」

ベアトリクス「そ、そうなのか……? うーん……けど、見ても分からないし」

?「では安心のクーリングオフシステムをご利用しますか? 使用から三日後まで、商品に満足いただけないときは私に返していただければ代金をお返しします」

ベアトリクス「そんなことができるのか。じゃあ試しに買ってみようかな。お金はギリギリあるし……」

?「はいー。ここに指輪のルールが書いてある紙があるので、大切に保管してくださいー」

ベアトリクス「ああ。じゃ、お金を……ギリギリだな、本当に」ジャラ

?「はい、たしかにー。ではお受け取りください」

ベアトリクス「ん。しっかりしてるな……」

 指輪のケースを受け取り、パカッと開く。中にはピンク色の宝石が一つ付いたシンプルな指輪が。これはもっと値段がしてもおかしくないかな……。尚更怪しいこの商人。
10 : ◆q0LUVgtwZ6 [sage saga]:2016/10/28(金) 08:03:20.47 ID:IsezdNjbO
ベアトリクス「本当にこの値段でいいんだな?」

?「はいー。半分クーリングオフされないかのテストですので、利益はお気になさらず」

ベアトリクス「そういうもの……なのか」

 商売についてはさっぱり分からない。でも安い値段で指輪を買えるなら買うしかない。不満という曖昧な理由で返せるのならば文句はないだろう。

ベアトリクス「わかった。じゃあ有効活用させてもらうからな」

?「はいー。くれぐれも悪用にはお気をつけてー」

ベアトリクス「くくく……見てろよゼタ」

 ポケットにケースをしまっておきニヤニヤと笑う。恨みはないがちょっとしたイタズラの餌食になってもらおう。
 私はさっきよりも少し足早にグランサイファーを目指した。
11 : ◆q0LUVgtwZ6 [sage saga]:2016/10/28(金) 08:05:23.62 ID:IsezdNjbO


 さてグランサイファーである。

ゼタ「おっ、ベア。帰ってきたんだ」

 部屋に戻って作戦会議……などと思っていたら、どこからともなくゼタが現れた。いつも通りの気さくな笑みを浮かべヒラッと手を振り挨拶をしてくる。

ベアトリクス「ゼタ。今帰ってきたんだ、ただいま」

ゼタ「おかえり。で、何して来たの? 一人で街行って」

ベアトリクス「別に何も。ただの散歩だ」

 できるだけボロは出さないようにっこりと笑顔で答える。指輪のことは勿論秘密だ。

ゼタ「ふーん。まぁ暇よねー、最近」

ベアトリクス「だな。仕方ないけどなぁ」

ゼタ「あたし最近やることなくて。組織からの依頼もないじゃない?」

ベアトリクス「うん、そうだな」

 頷く。最近、正確に言うなら2日前から現在まで。私たち団員は調べものをしている団長たちに待機を伝えられ、退屈な時間を過ごしている。

ゼタ「……」ジー

ベアトリクス「……? なんだ? ジッと見て」

ゼタ「……そうよね」ハァ

ベアトリクス「何がだ?」

ゼタ「何でもない。気にしないで」
12 : ◆q0LUVgtwZ6 [saga]:2016/10/28(金) 08:06:16.23 ID:IsezdNjbO
ゼタ「ね、ベア。暇なら夜に二人で飲まない? ワインがあるの」

ベアトリクス「ワイン? 二人で?」

ゼタ「うん。量が少ないからね。甘いお菓子でも食べながら。どう?」

ベアトリクス「いいな。ゼタの部屋に行けばいいのか?」

ゼタ「そ。待ってるからね」

 お菓子とワインを混ぜたお菓子は食べたことがあるけど、ワインをお菓子をつまみながら食べるなんて初めてだ。
 どんな味がするのだろうか。

ゼタ「よっし、ベアならお菓子出せば頷いてくれると思った……」

 ルンルンなご機嫌な様子でゼタが私を通り過ぎ、部屋のある方向へと歩いていく。去り際そんな台詞が聞こえてきたが……私をお菓子で釣ってまで一人呑みは寂しいということか。私にはよく分からない。




今回はここまで
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/29(土) 00:41:08.26 ID:AYRnQt44O
ゼタベア良い、、、
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/29(土) 16:31:16.27 ID:aLpnUYwFO
ベア子いいですわゾ〜^
15 : ◆q0LUVgtwZ6 [saga]:2016/10/29(土) 18:25:40.91 ID:aiX5XEzBO

ベアトリクス「でもこれでゼタに会う口実はできたんだよな……」

 自室に戻った私はふと気がつく。
 二人でゼタの部屋で呑む。イタズラを仕掛けるならばこれ以上ないシチュエーションだ。

ベアトリクス「こういう時は運がいいんだな、私」

ベアトリクス「さてと……」ポスッ

 ベッドに腰掛けポケットを漁る。取り出したケースを開いて指輪を確認。うん、なくしてない。

ベアトリクス「あとはこれをゼタにかっこよくはめるだけなんだけど……」

 よく分からない指輪をいきなりゼタにはめるのも悪い気がしてきた。いやまあイタズラなんだからどっち道悪いんだけど、変な力でも込められてたらどうなるか。

ベアトリクス「……」ウーン


 >>17 自分で確かめてみる? 確かめない?
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/10/29(土) 18:28:55.24 ID:KakaXNbc0
確かめる
43.76 KB Speed:0   VIP Service SS速報R 更新 専用ブラウザ 検索 全部 前100 次100 最新50 続きを読む
名前: E-mail(省略可)

256ビットSSL暗号化送信っぽいです 最大6000バイト 最大85行
画像アップロードに対応中!(http://fsmから始まるひらめアップローダからの画像URLがサムネイルで表示されるようになります)


スポンサードリンク


Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

荒巻@中の人 ★ VIP(Powered By VIP Service) read.cgi ver 2013/10/12 prev 2011/01/08 (Base By http://www.toshinari.net/ @Thanks!)
respop.js ver 01.0.4.0 2010/02/10 (by fla@Thanks!)