【R-18】エロSS投稿スレ【R-18G】

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79 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga sage]:2017/01/30(月) 01:00:16.07 ID:5xMfCisA0
身体の上にかかる重みに、ふと眠りから覚めた。

重いまぶたを薄く開けると、女と目が合う。

……誰だっけ。

頭がぼうっとして状況がよく呑み込めない。

女はにんまりと笑みを浮かべ、ゆっくりと私の下腹部からへその方へ、そして腹から胸へと、にじり寄ってきた。

必要以上に身体を密着させ、まるでナメクジのように私の上を這い進んでくる。

……誰だっけ、この女。

……ああ、眠い。意識がはっきりしない。

……私は眠りたいのだ。

胸まで達した女は、そこで私に向かって、また笑みを浮かべ。

お名前は? と尋ねてきた。

……なんだ。この女。

名前も知らない相手の身体にまたがって。

……しかも、それは私の身体だ。

……頭がぼうっとする。……ああ、眠くてたまらない。

口を開いて名前を告げようとしたが、うまく声が出てこない。くぐもった声が漏れたような気もするが、ちゃんと発声できたか、自分でも定かでなかった。

「……○○△?あなた、○○△って言うのね?」

女の声が聞こえたような気もするが、自分の事をなんと呼んだのか、それさえもはっきりしない。

再度くぐもった声で名乗ろうとしたような気もするが、ちゃんと相手に届いたかどうか、意識がどうにもぼんやりしている。

「……○○△♪」

「……○○△♪」

歌うように女が呼びかけて来るが、霞がかったような私の意識には届かない。

……私は、眠りたいのだ。

……ああ、それなのに。

女は私にまたがり、私の上に寝そべり。

しまいには私の上でまどろみはじめた。

……なんなのだ。この女は。……私の方が眠りたいのに。

かすかな苛立ちも感じたが、それよりも今はただ、眠たくて仕方がない。

胸の上に女の重みがかかっている。

息苦しいというほどではないが、どうにも気になってしまう。

……私は、眠りたいのに。

胸の上に、女の身体のぬくもりを感じる。

規則正しい寝息のリズムとともに、女の背中が上下する。

吸って、吐いて。また吸って、吐いて。

いつしか、女の重みは意識から薄れ。

私自身も、まどろみの中に沈んでいった。

……この女が何者か。

……私のことをなんと呼んでいたのか。

……今はもう。

それもどうでもいい。

……私は、眠りたいのだ。


――――以上、トトロの心の呟きでした。

fin.
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