ぐだ男「マシュ!!僕もう我慢出来ません!!」

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86 : ◆/Pbzx9FKd2 [saga]:2016/12/17(土) 15:08:28.57 ID:Nq1wB3Nu0
士郎「で、どうなんだ?」

「ん?ん?」と言いよって来る。

僕は観念し、吐き捨てるように、「ええありませんよ!!ありませんとも!!」と言い切った。

自分の顔が真っ赤になるのを感じた。

正直言うと僕はオナニーをしたことがない。士郎君が言った通り射精は夢精でしかしたことがない。

士郎「ははは、悪い悪い。でも少し和らいだようで何よりだ」

ぐだ男「え?」

士郎「ランサーも言ってたけどさ。ぐだお、お前会った時からずっと表情硬かったからさ。なんとかリラックスできないかなって思ってたんだ」

そう言われると確かに僕の中で沸き上がっていた緊張、不安が収まっていたような、いや普段通りに戻ったような。

ぐだ男「まさか、そのために?」

士郎「俺、こんな人間だからさ。不器用な方法しか思いつかなかった。ごめんな」

ぐだ男「・・・いいですよ、ありがとうございます」

自然に、僕は笑っていた。
87 : ◆/Pbzx9FKd2 [saga]:2016/12/17(土) 15:19:37.48 ID:Nq1wB3Nu0
すると後ろから、

「ですが、あなたはまだ問題を抱えています」



その声に後ろを向くと、ランサーがいた。

ランサー「不安、緊張を解消しても問題は消えません」

ぐだ男「も、問題ってそんな・・・」

ランサー「表情に出てますよ」

何故分かった、というのを察し言ってきた。

士郎「ここまで来たんだ。全部話しちまえよ」

ぐだ男「・・・分かりました」

この空気、どうや全て話してしまうしかないらしい・・・。

僕は呼吸を整え、最近起きている夢精について話し出した――――――




ぐだ男「――――――と、いうわけです」

士郎「なるほどなあ。些細だけど気にはなるな。ランサー、どうだ?」

ランサー「そうですね。きっかけは些細なことであれ、それをここまで気にかけてる以上それはもう解決するべき問題に当たると思います。

そしてその原因は無意識に何かを避けていることによるものでしょう。ですからあなたはその避けている何かと向き合い、決断しなくてはいけません」

ぐだ男「それは、分かっていますが・・・」

ランサー「早い方がいいのは確かですが、焦る必要はありません。よく考えて結論を出すといいでしょう。その時あなたは今より大きく成長を遂げます

88 :微修正 ◆/Pbzx9FKd2 [saga]:2016/12/17(土) 15:20:38.67 ID:Nq1wB3Nu0
すると後ろから、

「ですが、あなたはまだ問題を抱えています」



その声に後ろを向くと、ランサーがいた。

ランサー「不安、緊張を解消しても問題は消えません」

ぐだ男「も、問題ってそんな・・・」

ランサー「表情に出てますよ」

何故分かった、というのを察し言ってきた。

士郎「ここまで来たんだ。全部話しちまえよ」

ぐだ男「・・・分かりました」

この空気、どうや全て話してしまうしかないらしい・・・。

僕は呼吸を整え、最近起きている夢精について話し出した――――――




ぐだ男「――――――と、いうわけです」

士郎「なるほどなあ。些細だけど気にはなるな。ランサー、どうだ?」

ランサー「そうですね。きっかけは些細なことであれ、それをここまで気にかけてる以上それはもう解決するべき問題に当たると思います。

そしてその原因は無意識に何かを避けていることによるものでしょう。ですからあなたはその避けている何かと向き合い、決断しなくてはいけません」

ぐだ男「それは、分かっていますが・・・」

ランサー「早い方がいいのは確かですが、焦る必要はありません。よく考えて結論を出すといいでしょう。その時あなたは今より大きく成長を遂げるはずです」
89 : ◆/Pbzx9FKd2 [saga]:2016/12/17(土) 15:24:57.81 ID:Nq1wB3Nu0
次回最終決戦。

7章クリアしました。ギルカッコよかったです。次は絆レベル上げなきゃですね。
90 : ◆/Pbzx9FKd2 [saga]:2016/12/28(水) 01:02:04.80 ID:rAxeV7l40
その時だった。

「フォウ!!」と、可愛らしい声と同時にフォウが僕の肩に飛び乗った。

フォウは「あっちあっち」と言わんばかりにその小さな手をドアの方を指す。

ランサー「時間です。行きましょう」



――――――



大空洞へ向かい、その道中。僕は夢のことをずっと考えていた。

ランサーの助言を受け、改めて自分の問題だ、と自覚したのだ。

勿論、マスターとしての仕事も手を抜かない。

道中の敵、シャドウサーヴァントをマシュとランサーが蹴散らし僕らは着実に最深部へと向かっていた。

ランサー「・・・ここからなら分かります。大聖杯はこの奥で間違いないでしょう。そして、セイバーもそこに」
91 : ◆/Pbzx9FKd2 [saga]:2016/12/28(水) 01:02:32.47 ID:rAxeV7l40
マシュ「気になったのですが、ここは元からこの街にあったものなのですか?」

その問いにオルガマリーが答える。

オルガマリー「半分天然、半分人口でしょうね。ところでランサーのサーヴァント。セイバーはどのようなサーヴァントなの?」

ランサー「・・・」

士郎「ランサー、無理するなよ?」

ランサー「いえ、そういう意味では。ただ表現に困ってしまって」

ロマン『ん、それはどういう?』

ランサーは馬から降りて言い出した。

ランサー「今のセイバーは言うなれば私をセイバーのクラスで召喚した存在です」

ロマン『じゃ、じゃあ今この街にセイバーとランサー、二人の君がいる、ということですか?』
92 : ◆/Pbzx9FKd2 [saga]:2016/12/28(水) 01:03:35.77 ID:rAxeV7l40
ランサーは士郎を見る。同時に士郎は頷き返す。

ランサー「はい。ですがセイバーは元は別のサーヴァントでした。なぜ今のような姿になったかは分かりませんがあのセイバーは紛うことなく私――――――アルトリア・ペンドラゴンと同一と見ていいでしょう」

さらっと明かしたその名に僕は不意を突かれたような気持になった。

そして僕は反射的に、聞き返してしまう。

ぐだ男「・・・ペンドラゴン、とはあのアーサー王伝説の?」

ランサー「はい。アーサー王、と名乗った方が分かりやすいでしょうか?」

道理で雰囲気が凄い訳だ、先程の休息時に感じたランサーの気?オーラ?のようなものに僕は自然と納得していた。

ロマン『そうなるとそのセイバーはアーサー王ということになる・・・宝具はやっぱり』

ランサー「『約束された勝利の剣』・・・それが以前見た時に持っていた剣でした」

マシュ「ではランサーの宝具は・・・」
93 : ◆/Pbzx9FKd2 [saga]:2016/12/28(水) 01:04:36.85 ID:rAxeV7l40
ランサー「『最果てにて輝ける槍』、それが私の宝具です。ですが今の私ではこの槍の真価を発揮できません」

マシュ「それはどういうことですか?」

士郎「俺が魔術師として未熟なんだ。だからランサーは全力で戦えねえんだ」

「本当にすまねえ・・・!!」、そう言って士郎はランサーに土下座した。

土下座で悲壮感MAXなのに士郎は今全裸なのでその上限値をさらに突破させている。

ランサー「士郎、顔を上げて下さい」

士郎「ランサー・・・」

ゆっくりと顔を上げた士郎の眼には涙が溜まっていた。そして頑張ってランサーのスカートの中を見ようとする。

ランサー「あなたは確かに未熟です。ですがこれまでの戦いであなたは魔術以外の全てで他のマスターを圧倒しました。

それはあなたの強みであり私も助けられ救われました。この後もあなたの力を必要とするでしょう。ですから、そう卑下しないで下さい。それに――――――」

マシュを一瞥し、「勝つ見込みは十分にあります」と笑って見せた。
94 : ◆/Pbzx9FKd2 [saga]:2016/12/28(水) 01:05:52.28 ID:rAxeV7l40
マシュ「私、ですか・・・?」

ランサー「ええ、あなたのその盾の力なら聖剣を防げるでしょう。お互い連携がしっかり出来れば倒せるはずです」

マシュ「分かりました、頑張ります!!」

マシュが防御、ランサーが攻撃という布陣だ。

っ・・・。

一瞬、視界がグラついた。

オルガマリー「顔色悪いわね、ぐだ男」

ぐだ男「いえ、大丈夫です。問題ありません・・・」

オルガマリー「ドクター、ぐだ男のバイタルチェックしているの!?」

僕の言葉をスルーしてロマンに体調をチェックさせられる。

ロマン『使われなかった魔術回路がフル稼働して脳に負担になってるね。ここで一息いれた方がいい』

ぐだ男「・・・すいません、僕のせいで」

オルガマリー「あなたの役目は生き残って任務を全うすることよ。キツイならそういいなさい」

ぐだ男「分かりました・・・」

決戦前の最後の休息へ入った。

すると士郎が僕の隣に座った。

士郎「俺今ランサーのおっぱいで抜いてきたんだ」
95 : ◆/Pbzx9FKd2 [saga]:2016/12/28(水) 01:07:47.70 ID:rAxeV7l40
FGOいいラストでしたね
96 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/12/29(木) 13:12:02.22 ID:lxzuQksp0
良い
97 : ◆/Pbzx9FKd2 [saga]:2017/01/01(日) 19:26:59.61 ID:wnNNDczy0
ぐだ男「へ?」

何言ってるんだこいつは。

士郎「俺なりに考えたんだけどさ。ぐだ男の夢精の原因はオナニーにあるんじゃねえか?」

ぐだ男「・・・僕はオナニーなんてしません」

士郎「つまりな、その夢はお前に性的興奮を与える人との出会いを示唆してるんじゃねえかと思ったんだ。

いわゆる予知夢ってやつだな。ぐだ男はこれまでの人生で自分を勃起させる女に会ったことはあるか?」

ぐだ男「ありませんよ・・・」

正直言うと僕はそこまで下ネタにはかなり疎い。だからかすぐに自分の顔が赤くなっていくのを感じ取った。

士郎「なら俺は予知夢説を推してえ。夢を見始めたのは最近、つまりカルデアに行く前だ」
98 : ◆/Pbzx9FKd2 [saga]:2017/01/01(日) 19:28:14.27 ID:wnNNDczy0
ぐだ男「・・・つまり、マシュ達がそうだと?」

段々苛立ってきた。

何故こんな話に付き合わなくてはいけないのか、そんな気持ちが脳裏を過ぎった。

確かにマシュや所長は人格、ルックス全てが魅力的だ。だがそれとこれとは違う。

マシュや所長、フォウ、ロマンみんなが頑張っているのに自分一人がみんなをそう言った眼で見るのは失礼だ。

自分で言えたことではないがその辺は割り切っているつもりだ。

士郎「そういう意味で言ったんじゃねえけどよ・・・悪かった、今のはダメだったな――――――」

どうやら分かってくれたらしい。

士郎「あれ?」
99 : ◆/Pbzx9FKd2 [saga]:2017/01/01(日) 19:28:40.81 ID:wnNNDczy0
士郎が反応した。

その眼は信じられないものを見るような眼だった。

ぐだ男「どうしました?」

士郎「お前、勃起してるぞ・・・」

ぐだ男「――――――え?」












ぐだ男「え?」

恐る恐る下を向いた。

僕は無意識に、反射的にギンギンに反り立った一物を見て呟いた。

ぐだ男「え、なんで?」

100 : ◆/Pbzx9FKd2 [saga]:2017/01/01(日) 19:35:38.84 ID:wnNNDczy0
武蔵のCVあやねるでしたね。

『彼女のファンとしてぜひゲットしたい』、そんな気持ちで僕は持っている石、札計5、60回分全て祈りを込めてぶん回しましたが現実は非情でした。

欲しいですね。
101 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/01/01(日) 21:14:13.81 ID:A35KFvePo
やっぱり渋いよな
あけおめ、今年も楽しみにしてるよ
102 : ◆/Pbzx9FKd2 [saga]:2017/01/02(月) 00:55:17.18 ID:z37eae8r0
ぐだ男「っ・・・!!」

その時、脳裏をズキッと電流が走った。

――――――これ以上は進んではいけない。

僕の中の本能のようなものが警告してきているようだった。

この先に答えがあるが、それは自分のイメージするそれではないことを訴えかけてくる。

士郎「ぐだ男、大丈夫か・・・!?」

ぐだ男「ええ。段々見えてきましたが、まだその真実を受け入れられるほど僕は強くないようです」

そう、その警告はまるでパンドラの箱を開けるような恐怖であった。

そして僕はその恐怖に屈してしまった。

ランサー「ですが、その気持ちも課題の一つです」
103 : ◆/Pbzx9FKd2 [saga]:2017/01/02(月) 00:55:54.55 ID:z37eae8r0
マシュとランサーが僕らの前に来た。

マシュ「先輩、そろそろ時間です」

その肩に乗っているフォウも「フォーウ!!」と呼びかけてくる。

何故だか心が晴れる感覚がした。

僕は自然と笑顔になり、

ぐだ男「分かりました、行きましょう」

軽やかな足取りで歩きだした。



――――――――――――



しばらく歩いた先に、それはあった。

オルガマリー「これが、大聖杯・・・」
104 : ◆/Pbzx9FKd2 [saga]:2017/01/02(月) 00:56:45.36 ID:z37eae8r0
ランサー「そして、すぐそこにいます」



僕達の向かいから、剣を持った騎士が現れた。

ぐだ男「あれがセイバー、ですか・・・」



セイバー「――――――」



マシュ「あれはランサーさん、なんですよね?」

ランサー「はい。ですが基本的には変わりません。先程私と戦った時と同じく魔力放出を限りなく使用してきます。気を抜かないように」

マシュ「はい、全力で応戦します」

その時、セイバーが口をにやけさせた。

セイバー「ほう、面白いサーヴァントがいるな」

ランサー「それには私も賛成です。さあ、お願いします」
105 : ◆/Pbzx9FKd2 [saga]:2017/01/02(月) 00:57:17.43 ID:z37eae8r0
そう言ってマシュを見た。

セイバーの剣に膨大な魔力が集う。

マシュはランサーにうん、と頷き盾を構えた。

セイバー「その守りが真か、確かめてやろう――――――『約束された勝利の剣』!!」

魔力が集った剣を薙ぎ払った。そしてそれは強大な一撃としてマシュとランサーを襲う。

マシュ「宝具、展開します!!」

その手の盾を地面に突き刺しその真価を解放する。

盾はより大きな盾となり『約束された勝利の剣』を防いだ。

マシュ「――――――うああ、っ・・・凌いだ・・・!!」

防ぎ切りはしたが、数メートルほど後退してしまう。

同時に馬に乗ったランサーがマシュの前に立ち、言った。

ランサー「よく今の一撃を防ぎました。ここからは私の仕事です」

セイバー「ふん、いいだろう――――――!!」

106 : ◆/Pbzx9FKd2 [saga]:2017/01/02(月) 01:08:54.71 ID:z37eae8r0
少し遅れましたがあけましておめでとうございます。今年もまたよろしくお願いします。今年で5年目だったかな?

リアルが忙しくかなり鈍足でしたが次でぐだ男の成長まで書けそうです。

武蔵引いた方、使用感とかどうでしょうか?何十回で引けましたか?よろしければ教えて下さい。
107 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/01/02(月) 15:21:44.85 ID:MS4IGOHd0
あけましておめでとうございます
武蔵ちゃんはうちのカルデアには来てないです…その代わり福袋で孔明来たんで頑張って育てます
108 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/01/02(月) 15:32:52.56 ID:LNzcFDmQO
ageんなハゲ
109 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/01/02(月) 17:17:11.58 ID:MS4IGOHd0
すいません、うっかりしてました
110 : ◆/Pbzx9FKd2 [saga]:2017/01/03(火) 02:41:57.94 ID:JJuvwYCy0
ランサーとセイバーは魔力をフルスロットルで吹かし、その力を衝突させた。

ぐだ男「マシュさんはランサーの後ろでサポートを!!」

その時だった。

士郎「おい!!所長がいねーぞ!!」

マシュ「!?」

ぐだ男「なっ、馬鹿な!?」

所長がいない!?まさか、さっきのセイバーの一撃の余波で!?

僕はひたすたに周囲を見返したが、所長は見当たらなかった。

「フォウ!!」

フォウが僕達を呼ぶ。その方を向くとフォウがいてその先に小さな空洞があった。
111 : ◆/Pbzx9FKd2 [saga]:2017/01/03(火) 02:42:28.13 ID:JJuvwYCy0
見てくれから推測するとそう大きくはないだろう。

マシュ「その先に、所長が?」

フォウ「フォウ!!キャーウ!!」

その場でピョンピョン跳ね、「そうだ」と主張する。

僕はマシュのマスターでありマシュの戦いを見届けなくてはならない。

だがここで所長を見捨てるという選択も出来ない・・・!!

ぐだ男「・・・仕方ありません。マシュさんは今言った通りお願いします。所長は僕が行きましょう」

マシュ「分かりました、マスターの指示に従います」

そう言ってマシュはランサーを追った。

士郎「ぐだ男、気をつけろよ」
112 : ◆/Pbzx9FKd2 [saga]:2017/01/03(火) 02:43:00.49 ID:JJuvwYCy0
ぐだ男「分かってます。二人を頼みます」

士郎君とハイタッチし、僕の肩に飛び乗ったフォウと共に空洞へと向かった。

その際中、ロマンにナビゲートしてもらいつつ道を進み、オルガマリーを見つけた。

ぐだ男「所長!!」

オルガマリー「あなた・・・」

所長が僕の方に振り返る。

その時、所長の先に誰かがいるのが見えた。

僕は所長の側まで駆け寄り、相手を見る。深緑のコートを着た男性だった。

すると僕より先にロマンが口を開いた。

ロマン『君は、レフ・・・教授か・・・?』
113 : ◆/Pbzx9FKd2 [saga]:2017/01/03(火) 02:43:36.35 ID:JJuvwYCy0
オルガマリー「レフ!!生きてたのね!!あなたがいないと私――――――」

ぐだ男「しょ、所長!!」

フォウ「フォウ!!フォーウ!!」

ふらふらと、レフの方へと歩む所長の僕は困惑していた。

一方でフォウは「それ以上進んではいけない」と言わんばかりに、声を荒げている。

だがそんな声には一切反応することなくオルガマリーはレフの側へと到着した。

そしてレフはオルガマリーに呆れたような表情で言った。

レフ「爆弾は君の足元に設置していたんだがねえ」

オルガマリー「え・・・?」



ぐだ男「!?」
114 : ◆/Pbzx9FKd2 [saga]:2017/01/03(火) 02:44:06.03 ID:JJuvwYCy0
衝撃の真実、とはまさにこのことだろう。

僕と所長はレフの言葉に動揺で動けなくなっていた。そしてレフはさらに淡々と述べ始める。

今回の全てがレフの筋書きだったこと、所長が既に故人だったこと――――――

オルガマリー「ぅ、嘘、嘘よこんなの!!」

レフの言葉によってオルガマリーは限界を迎えていた。

発狂し、頭を抱え僕に気に掛けることもなく来た道を走り去って行った。

ぐだ男「所長!!」

レフ「おっと、君にはここで死んでもらうよ」

ぐだ男「え――――――」

直後だった。レフが一瞬で目の前に現れた。その手には殺意が籠っている。
115 : ◆/Pbzx9FKd2 [saga]:2017/01/03(火) 02:46:43.51 ID:JJuvwYCy0
フォウ「フォーウ!!」

フォウが僕の顔面にタックルし、僕を転倒させレフの一撃を回避した。

僕は即座にフォウを抱きかかえ、立ち上がろうとするがレフの足蹴りによって再び倒されてしまう。

そして倒れた僕の手から強引にフォウを奪い地面に叩きつきた。

フォウ「ギャッ!!」

ぐだ男「フォウ!!っ・・・お前えええええ!!!!」

フォウの悲鳴に僕の何かが切れた。僕は自分で自分を制御できず、レフに拳を振り上げていた。

レフ「ほおすごいな。眼だけで君の怒りがよく伝わってくるよ」

だがあっけなく再び倒されてしまう。

レフ「君は随分この小動物に入れ込んでいるようだな」
116 : ◆/Pbzx9FKd2 [saga]:2017/01/03(火) 03:07:56.86 ID:JJuvwYCy0
嫌味のある目で倒れた僕を見ながら、フォウを足で踏みつける。

ぐだ男「やめろ!!やめろよ!!っぐ・・・!!」

――――――これ以上は進んではいけない。

さっきの警告が僕を襲った。

同時に、走馬灯のようにさっきの言葉が流れ込んできた。



『そしてその原因は無意識に何かを避けていることによるものでしょう。ですからあなたはその避けている何かと向き合い、決断しなくてはいけません』



ぐだ男「・・・」

そうだ。分かってたじゃないか。

あの時、僕があなたに会ったあの瞬間から、僕はあなたに恋をした。

あなたをとても可愛いと思った。

そして、心を奪われた。

僕の思考、眼は無意識にあなたを第一に捉えていた――――――。
117 : ◆/Pbzx9FKd2 [saga]:2017/01/03(火) 03:14:07.52 ID:JJuvwYCy0
武蔵!!武蔵!!来てくれ・・・来てくれェッ!

来てくれ・・・来てくれェッ!!武蔵!!武蔵!!!来てくれェッ!!!!

武蔵!!武蔵!!武蔵さん!!武蔵様ぁっ!!来てくれっ!来てくれよぉおおおおおおっ!!

俺は呼ばなくちゃいけないんだ、俺のカルデアに!!

(マナプリに帰す諭吉)!!・・・・・・いやだ・・・・・・いやだァッ!!来てくれよ・・・・・・来てぇえええええええええ!!

なあ・・・・・・なんでこうなるんだよ・・・・・・俺は・・・・・・おれは・・・・・・ あやねるの声 が聞きたかっただけなのに・・・・・・・・・・・・
118 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage ]:2017/01/03(火) 07:55:57.04 ID:oSTGtWbBO
乙。そうか。そっちだったのか・・・
119 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/01/03(火) 11:32:56.15 ID:lGC63rBbO
お前ケモナーかよぉ(大歓喜)
120 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/01/03(火) 11:39:28.49 ID:G30AwG+Io
たまげたなぁ…
121 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/01/03(火) 11:52:55.67 ID:yRV7UsJwo
こんなド直球の欲望向けられて姿保てるわけないだろ!いい加減にしろ!
122 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/01/03(火) 12:27:25.05 ID:Ax40UNebO
こんなんフォウくん悪堕ち不可避やんけ
123 : ◆/Pbzx9FKd2 [saga]:2017/01/03(火) 14:54:42.77 ID:JJuvwYCy0
レフが足を引き、サッカーボールを蹴るような体制になる。

その姿目に入った瞬間、僕の身体が勝手に動いていた。

ぐだ男「やめろおおおおおおおおおおおおおお!!!!」

フォウ「・・・!?」

フォウ目掛けて蹴ろうとするレフの足に飛び込んでいたのだ。

レフ「なっ・・・!?」

蹴りは胴体に直撃し、その痛みが身体を走る。

同意に僕は痛みを堪えレフの足を両腕で抱き締めた。

レフ「っこの離せ!!」

ぐだ男「ぐあっ!!」

だがレフの力は通常の人間のそれではなく、掴まれた足を払うように動かしただけで僕の両腕が離された。
124 : ◆/Pbzx9FKd2 [saga]:2017/01/03(火) 14:58:49.87 ID:JJuvwYCy0
そして改めて狙いをフォウに定め、サッカーボールを蹴るように蹴るが――――――



ぐだ男「っ・・・!!」

僕は即座にフォウを胸の中で抱きしめレフの蹴りからかばった。レフの蹴りは強く、僕とフォウは数メートル先まで飛ばされる。

レフ「はっ、美しいですねえ。ですが、それもいつまで持つやら」

楽し気に言うがレフの表情には苛立ちがあった。

今度は丸まっている僕の背中をいたぶるように蹴った。頭部を蹴られ、丸まっている背中に踵落としをもらい、脇腹をピンポイントに狙われもした。

レフ「そんな生物のために何があなたを動かすのやら・・・ああ、逃げるなら見逃しますよ。私はその小動物を蹴りたいのでね」

ぐだ男「・・・嫌、ですね。僕はここを絶対に動きません・・・!!」

その場から動かずに言った。

レフはああそうですか、と言わんばかりに再びフォウをかばうぐだ男を蹴り出した。
125 : ◆/Pbzx9FKd2 [saga]:2017/01/03(火) 15:00:27.43 ID:JJuvwYCy0
何が僕を動かす、ですか・・・。そんなの決まってる。僕は、僕は――――――!!!!



――――――



ベッドの上で、僕はフォウと愛し合っていた。

フォウを抱きしめた状態で濃密なキスを交わし、密着させた口の中で互いの舌をねっとりと絡め合わせる。

そして互いの唾、涎がびちゃびちゃといういやらしい音が僕とフォウしかいない無音の空間を支配した。

「ん・・・」

下半身のもう一人の僕が噴火の準備を始めた。身体に溜まっていた白いマグマが沸き上がり、今にも大噴火しようとしている。

それを察したフォウは、キスを中断し可愛らしくぴょこぴょこと僕の下半身へと向かい、もう一人の僕を口に加え込んだ。

フォウの舌がもう一人の僕を優しく愛撫する。

「っ・・・出るよ・・・!!」

火山が噴火した。彼女の口内に僕の無数の遺伝子が解き放たれた。

同時に彼女はペースを上げ、もう一人の僕から遺伝子を吸い上げそのまま飲み込んでいく。

全てを吸い尽くし、もう一人の僕を綺麗に下で掃除してから再び僕の胸に飛び乗った。

「フォーウ♪」

フォウが口を開け、口内を僕に見せた。全部飲み込んだ、綺麗にしたことを証明するかのように。

そんなフォウに僕は「ありがとう」と言って微笑んで頭を撫でた。そしてそれに応えるようにフォウも微笑んだ――――――



――――――



ぐだお「大丈夫です。僕が、あなたを、守ります!!」

フォウ「キュウ・・・///」
126 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/01/03(火) 15:08:08.73 ID:AJcvkPiTO
こんなに欲望に晒されたらあっという間にビースト化しそう
127 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/01/03(火) 15:11:31.76 ID:Zw1C8wmI0
そうきたかぁ・・・
128 : ◆/Pbzx9FKd2 [saga]:2017/01/03(火) 15:13:10.72 ID:JJuvwYCy0
だがこのままレフに蹴られ続ければ僕も持たないだろう。

どうする・・・?

その時、再び走馬灯のように言葉が脳裏を過ぎった。



――――――



『自分自身の思考を一新させて新しい視線で物事を見るんだ』

『オナニーしてスッキリすることで新たな視点で戦局を見直すんだ!!』



――――――


士郎君の言葉だ。

・・・やってみる価値はある、か。

129 : ◆/Pbzx9FKd2 [saga]:2017/01/03(火) 15:15:15.21 ID:JJuvwYCy0
レフ「もういい、死ね」

ぐだ男に手を向け、魔術で止めを刺そうとする。

瞬間、





ぐだ男「――――――今だ!!」

僕はさっと仰向けに寝がえり、出しておいたペニスから精液を射精。レフの口内を貫いた。

生まれた十数年間一度もオナニーしてないペニスから放たれる性欲MAXの射精、初の射精と言えど振れた瞬間に射精してしまうのは当然の事。

僕の読み通り、指先が触れただけで僕は射精に至った。

レフ「うわああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!」

レフはせき込み、喉を鳴らし苦悶の表情で僕の精液を吐き出していた。

その隙に僕は逃げた。

元々フォウを逃がす作戦だったが思いの外効果てきめんだったらしい。
130 : ◆/Pbzx9FKd2 [saga]:2017/01/03(火) 15:26:11.92 ID:JJuvwYCy0
FGOだからこそ出来ること、初めはアルトリアによるジャックちゃんアナル・ザ・リッパーくらいしか思いつきませんでしたがフォウ君の中の人を知ってこの展開を考えつきました。後、フォウ君とえっちするSSあったら教えて下さい。参考にしたいと思います。
131 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/01/03(火) 18:04:08.59 ID:wnOpRgIkO
[田島「チ○コ破裂するっ!」]はしてなくても獣姦してるんだよなあ
132 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/01/03(火) 18:34:15.88 ID:FLBCFaw4O
なんでレズセイバーじゃなかったんだ(血涙)
133 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/01/03(火) 19:21:49.77 ID:cWICpdE80
>>130
乙。あってたまるかそんなSS。
134 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/01/03(火) 22:00:52.25 ID:Lwl4pEXE0
相変わらずのマジ基地っぷり(誉め言葉)
135 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/01/04(水) 01:18:49.68 ID:13lZPC59o
乙乙
僕もフォウ君とエッチするSS読みたいです
136 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/01/04(水) 16:47:45.52 ID:wRUnvANro
「ぴょこぴょこと」は伏線だったのか・・・
137 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage ]:2017/01/04(水) 23:19:38.87 ID:z2zF1KJoO
つーかこれ終章が別の意味でやベーよ。約束された絶望のドロドロだよ
138 : ◆/Pbzx9FKd2 [saga]:2017/01/05(木) 00:18:37.91 ID:smVhTUCY0



――――――



セイバー「終わりだ!!」

聖剣が輝き出した。あの一撃を再び放つべく構える。

ランサー「っ・・・!!」

ランサーは劣勢に立たされていた。

ステータスが万全のセイバーと比べマスターの未熟さによってリミッターが掛かりステータスが1ランク下がっているランサー。

戦いの最中で愛馬はセイバーの手によって消滅しており、その劣勢さが際立っている。

だが、だからこそマシュの存在が大きかった。

ランサーは思う、

(あなたがいてくれてよかった、マシュ。私と士郎だけではあのセイバーには勝てなかったでしょう)

と。
139 : ◆/Pbzx9FKd2 [saga]:2017/01/05(木) 00:19:06.28 ID:smVhTUCY0
ランサー「お願いします!!」

マシュ「はい!!」

マシュがランサーと前後を交代し、盾を構え宝具を展開した。

マシュの背後でランサーが士郎に呼び掛ける。

ランサー「士郎!!」

士郎「ああ!!いくぜランサー――――――」

士郎の手の甲にある令呪、その最後の一画が消えた。

同時に槍を天に掲げ、ランサーは大きく跳び跳ねた。

ランサー「最果てより光を放て、其は空を裂き、地を繋ぐ!!嵐の錨!!」

ランサーの槍が光、輝いた。セイバーの黒く、禍々しい光ではなく白く、神々しい光――――――
140 : ◆/Pbzx9FKd2 [saga]:2017/01/05(木) 00:20:06.13 ID:smVhTUCY0
セイバー「あの光は・・・!!」

マシュ「これならっ行ける・・・!!」

マシュが『約束された勝利の剣』を凌ぎ切った。

そして、その上でランサーがセイバー突き放つ。

ランサー「『最果てにて輝ける槍』!!」

『約束された勝利の剣』と同等の光の波がセイバーに向かう。

セイバーは何も言わず、納得したような笑みを浮かべ光に飲み込まれ消滅した。



マシュ「お、終わったんですか・・・?」

ランサー「ええ。あれがその証拠でしょう」

ランサーの視線の先にそれはあった。
141 : ◆/Pbzx9FKd2 [saga]:2017/01/05(木) 00:20:32.00 ID:smVhTUCY0
その時だった。

ロマン『やっと繋がった!!』

マシュ「ドクター?今まで―――」

ロマン『―――そんなこと言ってる場合じゃない!!早くぐだ男君を――――――』

ロマンの言葉を悲鳴が遮った。

マシュ「所長!?」

オルガマリーが発狂しながら空洞から出てきた。

士郎「おいおいどうした!?」

士郎がオルガマリーによるが聞き入れられることはなかった。
142 : ◆/Pbzx9FKd2 [saga]:2017/01/05(木) 00:21:39.57 ID:smVhTUCY0
ぐだ男「所長!!」

フォウ「フォーウ!!」

ぐだ男とフォウが続いて空洞から出てきた。

マシュ「先輩!!」

ロマン『ぐだ男君!!』

レフにやられ、ボロボロになったぐだ男を見て、マシュが駆け寄った。

マシュ「大丈夫ですか先輩!!」

立つことすら限界のぐだ男をマシュが支えた。

ぐだ男「僕は大丈夫です・・・どうやらセイバーは倒したみたいですね、よかった・・・」
143 : ◆/Pbzx9FKd2 [saga]:2017/01/05(木) 00:24:59.78 ID:smVhTUCY0
ランサー「誰だ貴様は」

その言葉に全員が振り返った。

レフ「これはこれは、この世界のランサーですか。セイバーが倒れ、強制帰還が実行されているのに・・・」

セイバーが消滅した所にレフがいた。

そしてその手には、セイバーが残した聖杯がある。

オルガマリー「ね、ねえ、レフ、さっきの嘘よね?ねえ、ねえってば!!」

オルガマリーははっとしたようにレフに駆け寄った。

士郎が慌てて行かせないよう手を掴むも振り払われてしまう。

レフ「君は本当にうっとおしいなあ」

(何故だか残っているあのランサーがいる以上うかつに動けない、か)、と考えをまとめ、

レフ「このまま時空に呑まれるがいい」

そう言うと、レフの足元が崩れ落ちて行った。
144 : ◆/Pbzx9FKd2 [saga]:2017/01/05(木) 00:54:05.69 ID:smVhTUCY0
同時に空洞全体の崩壊が起こり出した。地面が割れ、時空に呑まれていく。そしてレフの側に寄っていたオルガマリーも時空に落ちて行ってしまった。

ぐだ男「所長!!所長おおおおおおおおおおおおおおお!!!!」



――――――



その後、マシュに連れられ外へと抜けた。

マシュ「ドクター、この街に敵は残ってますか?」

ロマン『いや、ないね。この街はもう安全だ』

ランサー「後は私がこのまま消滅し、あなた達カルデアに帰還すれば終わりと言っていいでしょう」

士郎「ら、ランサー、お前・・・身体が・・・」

ランサーの身体が光の粒子と化していた。

ロマン『セイバーが死に、聖杯もなくなった。だから・・・』
145 : ◆/Pbzx9FKd2 [saga]:2017/01/05(木) 01:29:02.91 ID:smVhTUCY0
ランサー「はい。もう限界です。なので手短に、士郎――――――」

ランサーが士郎を抱きしめた。

ランサー「ありがとう、あなたに会えてよかった」

「ですが――――――」、ランサーが士郎に耳打ちをする。

士郎「ばれてたか・・・でも、でも・・・!!」

士郎はランサーの胸に顔を埋め、泣き出した。それをランサーはなだめるように士郎の頭を優しく撫でる。

もうランサーの姿は透けていた。

ランサー「ぐだ男、マシュ。後は進むだけです」

一度だけ僕とマシュを見て言った。そして士郎を胸から離し、笑顔でその顔を見つめランサーは消滅した。

ぐだ男「士郎君・・・」
146 : ◆/Pbzx9FKd2 [saga]:2017/01/05(木) 01:35:35.94 ID:smVhTUCY0
士郎「へへっ、あいつ。俺があいつのおっぱいでオナニーしてること全部知ってやがった」

ぐだ男「そ、そうですか・・・」

士郎「お前らももう元の世界に戻るのか?」

マシュ「はい、そうなります」

マシュがロマンを見る。ロマンは「いつでも帰還出来る」と、言う。

士郎「そうだ、ぐだ男達の話を聞く限りだと向こうでサーヴァント召喚出来るんだろ?」

ロマン『まあそうだね』

士郎「ならちょっと頼まれてくれよ。ランサーが好きだったご飯のレシピを教えたいんだ。もし召喚出来たら作ってやって欲しい」



士郎「――――――っよし!!ぐだ男、頑張ってランサー召喚してくれよ!!」

ぐだ男「ええ、やれるだけやってみましょう」
147 : ◆/Pbzx9FKd2 [saga]:2017/01/05(木) 01:40:18.70 ID:smVhTUCY0
最後に、士郎とぐだ男が握手する。

ぐだ男「たった一晩だけでしたがとても長い間一緒にいた気がします」

士郎「ああ。俺もだ。でもなんつーか、俺またお前に会うような気がする」

ぐだ男「会えますよきっと、士郎君」

そしてロマンの一声と同時に僕達は帰還した。だがその時、僕は意識を失った――――――



――――――



眼を覚ますとベッドの上だった。

マシュ「先輩、目が覚めたんですね」

ぐだ男「無事、帰って来たみたいですね」

フォウ「フォーウ!!」

フォウが仰向けに寝ている僕の身体に飛び乗った。
148 : ◆/Pbzx9FKd2 [saga]:2017/01/05(木) 02:01:25.79 ID:smVhTUCY0
マシュ「フフ、フォウさん。先輩が倒れてからずっと側にいてくれたんですよ」

フォウ「ファ!?フォウ、フォーウ!!」

「違う!!違うよ!!」と言わんばかりベッド隣のテーブルにピョンピョン跳び跳ねる。

その愛らしい動作に僕は、

ぐだ男「マシュ!!僕もう我慢出来ません!!」

と、言ってフォウを抱きしめた。

フォウ「キャッ、キャーウ!!」

フォウはもがく動作をとるが実際に離れようと言う意思は感じなかった。

マシュ「では後で管制室に来てください」

ぐだ男「分かりました」
149 : ◆/Pbzx9FKd2 [saga]:2017/01/05(木) 02:15:34.89 ID:smVhTUCY0
マシュが部屋を出た。今この部屋には僕とフォウしかいない。

僕はベッドを操作し背を少し起こし、フォウを腹部の上に置いた。

直後、

フォウ「フォーウ!!」

フォウが跳び跳ね僕の頬をビンタした。勢いのある、怒りの籠ったビンタだった。

そしてフォウは僕がビンタに反応する前に僕の胸に顔を埋めていた。

フォウが、声を押し殺して泣いていた。同時に僕の胸をぽかぽかと叩いている。

痛みはない。だがフォウの気持ちが、重く僕の心に響いた。

僕はフォウを持ち上げ、微笑む。
150 : ◆/Pbzx9FKd2 [saga]:2017/01/05(木) 02:31:04.27 ID:smVhTUCY0
ぐだ男「そうですね。何故そこまでと言われたら、僕は廊下であなたに起こされた時から無意識にあなたに惹かれ、その気持ちが分からないでいました。

ですがレフと対峙し、あなたがレフに蹴られる瞬間にその無意識は確信に変わりました。僕は、あなたに恋をしていたんです」

フォウ「フォッ!?」

ぼっとフォウの表情が赤くなった。そしてプイっとそれを隠すように顔を横に向け僕から逸らす。

だがすぐにフォウはもじもじとした表情で正面を向いた。少し恥ずかし気味に目を合わせず下を向いている。

僕のペニスが勃起した。

ぐだ男「フォウ君・・・」

フォウに顔を近づけた。何がしたいという訳ではない。が、ただ僕はフォウの顔が見たかった。

その瞬間、フォウが顔を上げ器用に跳び跳ねた。

フォウ「・・・///」

ぐだ男「あ・・・」

ほんの一瞬、僕の頬に生暖かい感触が走った。軽く触れる程度のキスだ。僕は射精した。

そしてフォウは器用に床に着地し、しっぽを激しく振りながら部屋を出て行った。



ぐだ男「・・・これから大変だな」

フォウを見届け、僕はその場で3回オナニーしてみんなが待つ管制室へと向かった。



151 : ◆/Pbzx9FKd2 [saga]:2017/01/05(木) 02:43:12.01 ID:smVhTUCY0
くぅ〜疲れました!!一応の本編は終わりです。今作はかなりのスロースタートになってしまった、という感じがしますね。

近いうちにフォウ君とのえっち、武蔵フレ募集、サーヴァント召喚編など書こうと思います。

聞いてみたいのですが乳上の扱いどうでしょうか?一応ほどほどの無双感で書いてみましたが・・・。

SS見て回ってると乳上は中々扱いが難しいキャラな気がします。一歩間違えたら一気にヘイトを集めてしまうような。

後福袋回してカルナ引きました。エルキ乳上はまだ引けてません。☆5でダブった時の虚無感がヤバいですねこのゲーム。
152 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/01/05(木) 12:42:19.01 ID:5shrAfMuO
乙。まあこのゲームだとよくあることだから(白目)
153 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/01/05(木) 23:56:36.86 ID:0e5c5VU5O
乙様
次回作も楽しみにしてるよ
154 : ◆/Pbzx9FKd2 [sage saga]:2017/01/11(水) 01:28:17.54 ID:TGnOepzp0



――――――



「あなたが好きです」

冬木での戦いを終え数日後、僕は自室のベッドの上で改めてフォウに告白した。

今は深夜、みんなが寝静まっているような時間だ。

フォウ「・・・///」

フォウはあの時のようにもじもじとしている。

だが僕は動かず、言わずフォウを見つめた。答えを聞くために。

僕がフォウに惚れていることは冬木でレフに襲われた時既にばれている。そしてその上で僕は告白したのだ。

後はフォウの返事のみ。
155 : ◆/Pbzx9FKd2 [sage saga]:2017/01/11(水) 01:28:52.06 ID:TGnOepzp0
フォウ「・・・フォゥ」

少しして、ほんの僅かに頷いた。恥ずかし気に、だがはっきりとその意思が僕に流れ込む。

その瞬間、僕は止まらなかった。

フォウ「フォウ!?」

服を脱ぎ捨て全裸になりフォウを抱きしめた。

ぐだ男「ありがとうございます、フォウさん」

フォウ「・・・///」

フォウは何も言わなかった。

だがフォウの眼を見ると次にするべきことがおのずと分かっていた。
156 : ◆/Pbzx9FKd2 [sage saga]:2017/01/11(水) 01:30:48.78 ID:TGnOepzp0
僕はフォウにキスをした。ほんの一瞬、触れる程度のキスだがお互いの膨れ上がった思いが確かに交わっていたのだ。



フォウ「――――――ンッ、キュゥ・・・」

ぐだ男「んっ・・・!!」

続いて二度目のキス。

今度はフォウから僕にキスをし、そのまま舌を僕の口内へと侵入させ舌を貪る。

ぐだ男「・・・!!」

すっ、すごい・・・!!

初めての感覚に僕は戸惑いを感じていた。だがその戸惑いもフォウのキステクによって無に帰す。

フォウ「フォゥ・・・」

しばらくして、フォウが口を離し僕を見た。その表情には「自分が優位なんだぞドヤァ・・・」という笑みが透けて見える。

僕はそんなサディスティックなフォウに興奮していた。

157 : ◆/Pbzx9FKd2 [sage saga]:2017/01/11(水) 01:44:31.58 ID:TGnOepzp0
ID 455,966,461 送って一言書き込んでくれればOKすると思います

次回ぐだ男童貞卒業編後編

皆さんが気持ち良くなれるように頑張ろうと思います。次は召喚編、隠姦、発情期などを考えています。

158 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/01/11(水) 23:45:25.19 ID:kAMojCOho

ガイアの獣も型なしだな
159 : ◆/Pbzx9FKd2 [sage saga]:2017/01/12(木) 01:59:34.83 ID:+brp8/gs0
ぐだ男「フォウさん!!」

フォウ「フォッ!?」

僕はフォウをベッドに押し倒し、ギンギンに反りだったペニスをフォウの足元にチラつかせた。

もう我慢できません。僕に、全てを任せて下さい。

訴えるような眼でフォウを見た。

「・・・フォーウ」とため息をつき、フォウは仰向けに寝そべった。

そして足を大きく開脚し、腰を浮かせ秘部に僕のペニスを乗せる。

ぐだ男「あああっ!!」

その生暖かい感触で僕のペニスがさらなる進化を遂げる。
160 : ◆/Pbzx9FKd2 [sage saga]:2017/01/12(木) 02:00:17.78 ID:+brp8/gs0
当たってる部分に小さな割れ目があり、そこから溢れる汁が潤滑油の役割を果たし僕のペニスがフォウの秘部からスライドされる。



――――――気持ちいい。



それが第一に抱いた感想だった。

僕は更なる刺激を求め、ペニスを前後に動かし擦って行く。

フォウ「っ・・・」

ビクッとフォウが跳ねた。

ぐだ男「!!」

これは、感じているのか・・・?生まれてこの方AVすら見たことない僕はあまり理解できていない。だが今はそう思って進むしかない。

僕のペニスの先端は既に自身の我慢汁で濡れている。
161 : ◆/Pbzx9FKd2 [sage saga]:2017/01/12(木) 02:01:11.01 ID:+brp8/gs0
僕は腰を浮かせフォウの秘部にその先端を当てた。

ぐだ男「では、行きます・・・!!」

フォウ「・・・///」

フォウがコクリと頷いた。

同時に僕は腰を動かし、ペニスをゆっくりとフォウの秘部――――――おまんこに挿入する。

フォウ「キュ・・・ゥッ・・・!!」

ギチギチと、ゆっくりとペニスを進める。フォウは堪えるように歯を食いしばっていた。

ゆっくり、ゆっくり・・・、そう唱えながらペニスを奥へ、奥へと進む。

そして、

ぐだ男「は、入りました、よ・・・」

フォウ「フォウ・・・」

僕のペニスは全体の3/4ほど入っていた。
162 : ◆/Pbzx9FKd2 [sage saga]:2017/01/12(木) 02:15:50.21 ID:+brp8/gs0
ぐだ男「う、動きます!!」

腰を動かし、不器用ながらペニスを前後にゆっくり優しくピストンする。

フォウ「ファッ!?キュッ・・・ウゥ・・・!!」

声を漏らさないように、堪える。そんなフォウに僕は言った。

ぐだ男「今は無理しないでください、僕がいます」

そして改めて「好きです。大好きです。愛してます」、とそっと囁いた。同時にペニスを最小限に動きフォウの中をえぐる。

しばらくそれをゆっくりと繰り返し、やがてフォウの声が痛みを堪えるような声から、小さな嬌声に変わっていた。

フォウ「ファゥッ、キュウ・・・!!ファ・・・キャッ・・・!!」
163 : ◆/Pbzx9FKd2 [sage saga]:2017/01/12(木) 02:29:28.51 ID:+brp8/gs0
ぐだ男「うあっ・・・やばい!!」

フォウの初々しい嬌声に、僕のペニスは限界を迎えた。

そして本能に抗えず、ほんの少しだけと腰を強く振った。

フォウの中の締まりがいい気に強まり僕のペニスから精液を絞る。

もう、出る・・・!!

ぐだ男「イキます!!フォウ!!」

フォウ「ファッ!?キュウッ!!キャーウ!!!!」

ぐだ男「ああああああああああああああああああ!!!!!!!!」

ドピュ!!ドピュルルルルルルルルル!!!!ビュクククッッッ!!!!



――――――



――――



――



フォウ「ンキュ・・・ンキュ・・・」

初の性行が終わり、仰向けで横になっている僕のペニスをフォウが可愛らしい口で頬張っていた。

ぐだ男「あ〜、気持ちいいです・・・」

フォウ「フォウ!!」

残った精液を全て吸い上げられ、ぴょこぴょこと元気に僕の顔の側に駆け寄った。

ぐだ男「げ、元気ですね」

フォウ「フォウフォーウ!!」

「あたぼーよ!!」と言わんばかりに元気に鳴いた。

フォウ「フォウ・・・///」

軽く頬にキスし、僕の胸に乗っかり身体を丸くした。

そして同じく僕もフォウの温かさを確かに感じながら眠りについた――――――。
164 : ◆/Pbzx9FKd2 [sage saga]:2017/01/12(木) 02:44:04.53 ID:+brp8/gs0
まずは、ぐだ男童貞卒業編後編 完と言ったところでしょうか。

ぐだ男は童貞、フォウは(生物構造的に)処女のない処女というのを意識しました。フィニッシュ後、フォウはすごいので疲れたぐだ男に余裕を示している、といった感じです。

とりあえず次は召喚編を書きたいですね。

後ID入力した方なら分かると思いますが武蔵引きました。回転数は200後半、とだけ。もう絶対課金しない。
165 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/01/13(金) 01:05:28.40 ID:cIsDuTA3o

課金額もSSもぶっ飛んでるぜ
166 : ◆/Pbzx9FKd2 [ saga]:2017/01/13(金) 02:41:09.48 ID:8umXnqL+0
冬木から帰還して数日後、僕らはロマンから戦力増強にサーヴァント召喚を行うことになった。

召喚は聖晶石を用いて行う。

フォウ、マシュ、ロマン、ダヴィンチに見守られながら聖晶石を召喚サークルに設置する。

そして終わるとすぐにその場を離れた。

ダヴィンチ「じゃあ初の召喚、いっくよ〜」

そう言ってスイッチを推すとサークルが輝き出した。

マシュ「こ、これは!?」

驚くような声で言う。

僕もその光景には驚いていた。
167 : ◆/Pbzx9FKd2 [ saga]:2017/01/13(金) 02:41:39.74 ID:8umXnqL+0
何故ならサークルの輝きが更に大きく輝き出したのだ。

その光景に誰もが「大物が来る」という期待を上げていた。

そして、光の中からその新たなサーヴァントが現れた。

「問おう。貴方が私のマスターか?」

それがそのサーヴァントの第一声だった。

ぐだ男「はい。ぐだ男と申します。まだまだ未熟ですが、共に戦って頂けますか?」

「勿論です、共に世界を救いましょう。私はセイバーのサーヴァント、名をアルトリア・ペンドラゴンと言います」

そう言って互いの手を握り合った。

その後ろで、召喚サークルが再び輝いた。
168 : ◆/Pbzx9FKd2 [ saga]:2017/01/13(金) 02:55:03.66 ID:8umXnqL+0
ロマン「も、もう一体!?」

二体目のサーヴァントが

「サーヴァント・アーチャー。召喚に応じ参上した」

そう言って現れたアーチャーのサーヴァントは全裸だった。

セイバー以外はアーチャーを奇異な目で見ていた。

一方セイバーは真顔で「またお前か」という目で見ていた。

こうして僕の初召喚が終わった。



セイバーとアーチャーを召喚して数日。

セイバーは冬木でのこともあり取っ付き辛いイメージがあったが話してみたらむしろフランクで離しやすい人だった。

アーチャーもただ全裸なだけでそれ以外は普通だ。むしろカルデア内の施設修理から家事全般全てを器用にこなしてくれている。マシュは全裸の男性ということで初めは頻繁に顔を赤くしたりしていたが三日もすれば普通に接していた。

169 : ◆/Pbzx9FKd2 [ saga]:2017/01/13(金) 03:07:38.40 ID:8umXnqL+0
送って一言書き込んでくれれば〜というのは誰がここから送ったのかを判別するためです。名前の頭文字、オール枠のサーヴァントなりで分かると思います。

依頼は結構来てて驚いてます。皆さん本当にすごいですね。☆5鯖の宝具レベルがすごいことになってる方とかキャラクター愛がよく表れている方とか特に。

170 : ◆/Pbzx9FKd2 [ saga]:2017/01/13(金) 03:10:32.27 ID:8umXnqL+0
参考がてらに聞きたいのですが皆さんの好きなえっちのシチュエーション、プレイ等教えて下さい。今後の参考にします。
171 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/01/13(金) 06:36:39.27 ID:4iytbH3P0
>>169
フレ申請させていただきました
頭文字Z オール枠はジャンヌオルタです
172 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/01/13(金) 21:38:37.93 ID:pm51FHssO
沖田さんの授乳手コキが好きです...
173 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/01/13(金) 23:15:19.81 ID:LXefOrST0
マシュに性活の全てを管理されたい
174 : ◆/Pbzx9FKd2 [ saga]:2017/01/22(日) 01:53:34.92 ID:nLG+P5v00
冬木からの帰還、童貞卒業、サーヴァントの召喚から数日が過ぎた。



ぐだ男「ふあっ!!あああああああああああああああああ!!!!」

シコココッッッ!!シコシコシコシコ!!!!

朝、起きてすぐに僕はオナニーをしていた。

おかずは当然童貞を卒業したあの感覚。

セックスを通し、射精の素晴らしさを知った僕はすっかりオナニーにのめり込んでしまっていたのだ。

フォウ「フォーウ」

ぐだ男「うおああああああああああああああああああ!!!!!!」

シュッシュッシュッ!!!!

気持ちいい。士郎君がハマるのも分かる。あああ精液が込みあがってくる・・・!!
175 : ◆/Pbzx9FKd2 [ saga]:2017/01/22(日) 02:05:42.80 ID:nLG+P5v00
射精――――――噴火が来る!!

その時だった。

フォウ「フォウ!!」

ぐだ男「うわあっ!!」

フォウが顔面にダイブした。

僕は驚いて、ベッドに倒れ込んだ。

フォウ「キュ〜ゥ・・・!!」

気の立った目で僕の頬をこね回す。「フォ、フォウさん・・・?」と、返すとフォウが苛立ってるかのように声を上げた。

フォウ「フォウ!!フォウフォーウ!!」

今の鳴き声には「一生妄想でシコってろうんこが!!」、というニュアンスが含まれている。

ぐだ男「・・・す、すいません」

僕は大きな過ちを犯した。すぐそばにいるフォウに目もくれず空想のフォウでオナニーしていた自分に。
176 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/01/22(日) 02:13:54.73 ID:TZl1bYfu0
寝取られたマシュのビデオレターを鑑賞しながら
ビッチになったマシュに恨み言を言われながら無様に搾り取られる
という脳内設定でやる倒錯寝取られごっこプレイやりたい
177 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/01/22(日) 02:24:25.96 ID:nIfm6lRPO
これはフォウさんおこですわ
178 : ◆/Pbzx9FKd2 [ saga]:2017/01/22(日) 02:26:31.81 ID:nLG+P5v00
フォウはぴょんと床に飛び降り、「みんなが呼んでるよ」と伝え部屋を出て行った。

僕はズボンを履いて立ち上がった。

オナニーはしない。出来るわけがない・・・。

そして一人で管制室へ向かい席に着いた。

ロマン「朝からいきなりごめんね。これからの計画、方針について話そうと思ってね」

ぐだ男「大丈夫です。早起きには自信があります」

ロマン「ははは、なら安心だ」

会議が始まった。

僕の隣の席にマシュが座りその向かいにロマンとダヴィンチちゃんがいる。セイバーとアーチャーは遊んでるらしい。

179 : ◆/Pbzx9FKd2 [ saga]:2017/01/22(日) 02:41:47.81 ID:nLG+P5v00



――――――



会議が始まって数十分。

僕はオナニーを中断したことを悔いていた。

勃起が収まらないのだ。

まずい。ムラムラして会議に集中できない・・・。

実質寸止めなのだから当然と言えば当然、だが・・・。

ピト―――ビクン!!

マシュ「あっ・・・」

ぐだ男「えっ」

僕とマシュの手が触れたのだ。僕らは同時に「すいません!!」と慌て気味に手を放した。

ぐだ男「・・・!!」

まずいなこれは・・・。

マシュの温かさに触れ、あの時のフォウの温かさを思い出し、よりペニスは更なる真価を遂げていた。
180 : ◆/Pbzx9FKd2 [ saga]:2017/01/22(日) 02:56:56.86 ID:nLG+P5v00
その時だった。

ぐだ男「・・・!?」

僕のズボンのチャックが降ろされ、ギンギンに勃起したペニスが表舞台へと上がる。

そして僕のペニスを生温かい感触が包み込んだ。

この覚えのある感触、まさか!!

チラッと下を向くと、フォウと目が合った。

さっき以上の気の立った目――――――いや、嫉妬のような気持ちの籠った目で僕を上目遣いで見つめていた。

もしかして、僕がマシュで勃起してしまったことに嫉妬を・・・?

そう思った瞬間に「可愛い」という気持ちが過った。

フォウ「ンッキュ・・・ンッキュ・・・」

同時にフォウは僕のペニスを頬張りながら、その口内でペニスの味を堪能しだした。
181 : ◆/Pbzx9FKd2 [ saga]:2017/01/22(日) 03:24:25.47 ID:nLG+P5v00
どうでしょうか、普段ドSなフォウ君の嫉妬搾性こっそりフェラ。興奮しませんか?

このカップリングはいかんせんマイナーなジャンル、カップリングなので資料となるSSも見つからなく今もなお手探りで書いてます。



僕は所謂「ヘソフェチ」のような所がありメイヴ様のお中にはとても興奮させられています。最近気づいたのでですがメイヴ様のイラストを見ていると、意外と腹筋があるように思え、淫乱ビッチという風潮の彼女とのギャップにとても興奮しました。

最終開放のイラストのうっすらとした白い霧、赤い頬が暗に彼女の発情と淫らな熱を表現しているのがとても素晴らしいと思います。そしてその一枚絵はそれだけで騎乗位、足コキ、女王様感を表しているのです。

そのうちメイヴ様の使い方解説でも書こうと思います。
182 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/01/22(日) 11:54:43.83 ID:9yD74FCfO

相変わらず>>1の作品はぶっ飛んでる(褒め言葉)
そしてマシュや他女性鯖がぐだ男(ケモナー)に好意を持ったりしたら残酷だよなこれ…
183 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/01/24(火) 01:50:22.12 ID:MzeIrOT9o
おつー
184 : ◆/Pbzx9FKd2 [ saga]:2017/01/26(木) 16:53:25.99 ID:d/rjx3Fu0
ぐだ男「んん”っ!!」

突然のフェラに驚きで身体がビクンと跳ねた。

そのまま反射的に僕はテーブルに頭を伏せてしまう。

マシュ「せ、先輩!?どうしました!?」

マシュがだっと音を立てて席を立ち上がった。同時にロマン達も慌てこっちへ向かう。

僕は咄嗟に顔を上げ口を開けた状態で、

ぐだ男「し、したをあんでしまって・・・!!」

185 : ◆/Pbzx9FKd2 [ saga]:2017/01/26(木) 17:06:23.47 ID:d/rjx3Fu0
ロマン「なんだよかった〜・・・」

ロマン達が席に戻った。

僕はマシュとロマン達に謝罪する。フォウのディープ・スロートを堪えながら。

ロマン「まあ休憩時かな?少し休憩しようか」

マシュ「分かりました。ではお茶を用意します」

マシュが経ち部屋を出た。そして同時にフォウがフェラを中断し、テーブルの下から出てくる。

フォウ「フォーウ」

そしていつものようにさりげなくマシュに飛び込んだ。

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