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シンジ「僕が?」
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289 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/02/22(水) 19:42:06.56 ID:pu4UfFe80
リツコ「シンジくんには興奮剤、つまり媚薬を点滴で投与するからあなたから積極的にいくことはないはずよ」
レイ「…………」
リツコ「子供ができる心配はないし、存分にやらせてあげなさい」
レイ「………あの、赤木博士」
リツコ「なに?」
レイ「弐号機の人は?」
リツコ「……あなたが考えることではないわ」
レイ「…………はい」
リツコ「次は、体位について教えるわね――」
290 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/02/22(水) 19:50:56.78 ID:pu4UfFe80
- 第三新東京都市立 第壱中学校 -
アスカ「ふんふふ〜ん♪」
トウジ「朝からずっとあの調子で気持ち悪いわ〜」
ヒカリ「……はぁ」
ケンスケ「こっちはため息ばっかりだしなぁ〜」
ヒカリ「(……アスカには言えないし、誰に相談したらいいんだろう)」
アスカ「あ! そういえばあんた達!」
トウジ&ケンスケ「な、なんや(だ)?」
アスカ「私とシンジ、付き合うことになりそうだから!」
トウジ&ケンスケ「は、はぁ⁉︎」
ヒカリ「あ、アスカ! あのっ! それはっ!」
トウジ「付き合うってシンジがそう言うたんかいな?」
ケンスケ「昨日はそんな素振りなかったはずだけど?」
アスカ「だからあんた達は鈍感なのよ! 私とシンジにしかわからない世界があるの!」
トウジ&ケンスケ「は、はぁ?」
アスカ「あぁ、はやく退院してこないかなぁ〜」
ケンスケ「まぁ、付き合うなら――」
トウジ「――ワシたちはええけどなぁ?」
ヒカリ「……す、鈴原。相田くん。ちょっと、いい?」
291 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/02/22(水) 19:58:26.01 ID:pu4UfFe80
- 体育館裏 -
トウジ「――な、なんやとぉ⁉︎」
ケンスケ「――勘違いぃ⁉︎」
ヒカリ「そ、そうなの……」
トウジ「ど、どないなっとんねん⁉︎」
ヒカリ「私の言い方がまずかったせいで、アスカ、勘違いしちゃって」
ケンスケ「ありゃ有頂天って感じじゃないけど。天にも昇るっていうか」
ヒカリ「ど、どうしよう⁉︎ アスカに今さら言い出せないのよ!」
トウジ「けど、昨日の今日やろ? 軽い感じで言ってしまえばええんやないか?」
ヒカリ「そ、そんな話じゃないの!」
ケンスケ「けど、このままにしとくのも、なぁ?」
ヒカリ「……うん。それは、わかってるんだけど」
トウジ「ほんまのところ、シンジはなんて言うとったんや」
ヒカリ「まだ、わからないって。きっと碇くんも色々整理したいんだと思う」
ケンスケ「転校してきてまだそんなにたってないしな〜」
トウジ「煮えきらんのー」
ヒカリ「し、仕方ない部分もあるわよ。アスカ、すぐ好きになっちゃったし」
292 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/02/22(水) 20:10:19.14 ID:pu4UfFe80
- 第壱中学校 屋上 -
アスカ「……シンジに会いたいな」
シンジ『アスカ。実は前から僕、アスカのことが……』
アスカ「(な、なによ。シンジ。どうしたの?)」
シンジ『アスカ。もう僕、我慢できないんだ……』
アスカ「(だ、だめよ。バカ。ミサトが帰ってくる)」
シンジ『だけど、アスカを見てるだけで、僕もう、こんなに……』
アスカ「(……あっ……シンジ。シンジのコレ……)」
アスカ「こぉーんなことになったりするわよねぇ〜っ!」バンバンッ
マリ「――ひめぇ? トリップしてるところ悪いんだけど、ちょっといい?」ポリポリ
アスカ「う、うわぁ⁉︎」ビクゥ
293 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/02/22(水) 20:19:54.54 ID:pu4UfFe80
アスカ「……ゴホンッ……いつからそこに?」
マリ「発情期のメスの顔してるところからかにゃ?」
アスカ「……結局いつからなのよ」
マリ「そういう顔ってとこは否定ないんだね」
アスカ「用件を言いなさい。用件を」
マリ「……うん。なんかちょっと不穏な動きがあるからさぁ〜」
アスカ「……っ! シンジになにかあるの?」
マリ「まだわかんないけど、とりあえず、あの霧島マヤって子、戦略自衛隊の子みたい」
アスカ「……どういうこと?」
マリ「有り体に言えば、スパイってやつかにゃ。ワンコくんに取り入ろうとするはずだよ」
アスカ「あいつがっ……!」
マリ「でも、ワンコくんに対して危害をくわえる理由はないから心配いらないと思うけど」
アスカ「近づくのは許せないわ」
マリ「りょ〜かい。あぁ、そうそう。姫のブロマイド、一枚買っちゃったんだ」
アスカ「あぁ……なんか、出回ってるやつね」
マリ「そ。でかでかとハーフドイツ人って書いてあるけど、姫ってクォーターだよね?」
アスカ「なんであんたがそこまで知ってるのよ……シンジも知らないのに」
マリ「細かいことは気にしなぁ〜いのぉ〜♪」
アスカ「……帰国子女でドイツの血が混ざってるって言ってあるだけだから、ハーフだと勘違いしてるんでしょ。どうでもいい」
マリ「そっか。これ貰っとくね♪」
アスカ「女の写真なんか貰ってどうする気?」
マリ「目の保養は必要っしょ。私はワンコくんよりも姫の味方だし」
294 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/02/22(水) 20:31:51.41 ID:pu4UfFe80
- 放課後 学校 校門前 -
アスカ「さてと、それじゃヒカリ――」
トウジ「これから見舞いか?」
アスカ「そうよ?」
ケンスケ「僕たちも一緒にいくよ。な? 委員長」
ヒカリ「うん……」
アスカ「あんた達も暇ね」
トウジ「まぁ、シンジに話したいことがあるからのー」
アスカ「……?」
ケンスケ「まぁまぁ、それじゃ! ご一緒しましょう!」
ブロロロロッ キキーッ
トウジ「うぅーげほっ! げほっ!どこのアホンダラやっ!」
アスカ「……けほっけほっ……砂が目にはいるぅ……」
バタンッ
ミサト「アスカ……。よかった。まだ学校にいたのね。みんなも」
アスカ&トウジ&ケンスケ&ヒカリ「ミサト(さん)⁉︎」
ミサト「シンジくんの体にちょっち異常が見つかったらしいの――」
アスカ「――ど、どういうことっ⁉︎」
295 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/02/22(水) 20:50:11.07 ID:pu4UfFe80
- 車内 移動中 -
トウジ「感染症って大丈夫なんですか?」
ミサト「たいして心配はいらないけど、大事をとってお見舞いは控えてくれると助かるわ。といってもリツコの指示で面会謝絶だけど」
ケンスケ「火傷、やっぱりひどかったんだなぁ」
ミサト「皮膚の再生中が一番敏感らしいのよ」
アスカ「退院がのびたりするの?」
ミサト「どうかしら。少しのびるかもしれないけど、抗生剤を点滴するって話だから」
ヒカリ「……やっぱり、大変なんですね」
ミサト「そうね……。アスカもレイもそうだけど、パイロットは命をかけてるわ」
トウジ&ケンスケ&ヒカリ「…………」
アスカ「少しも会えない? 私、心配なのよ」
ミサト「シンジくんの為を思うなら、今は医師にまかせておくべきよ。心配な気持ちもわかるけど」
アスカ「…………」
ミサト「アスカ? シンジくんと両想いなんでしょ? だったら、焦ることないじゃない」
アスカ「そうね……。でも、シンジになにかあったらすぐに教えて」
トウジ「あ、あの。ミサトさん」
ヒカリ「アスカと碇くんが両想いって……」
ミサト「あぁ。アスカから聞いたわ。まぁ、いつかはこうなると思ってたし」
ケンスケ「あっちゃあ〜〜……」
ミサト「……?」
296 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/02/22(水) 20:55:40.07 ID:pu4UfFe80
ミサト「後部座席、狭いでしょ? 元々そういう車だから」
トウジ「あぁ、まぁ、大丈夫です」
ケンスケ「それより、あの〜……」
アスカ「……どうしたの? あんたたち」
ヒカリ「あ、あのねっ? アスカ、あの、実は」
アスカ「ヒカリも?」
ミサト「――あ! そーだ! シンジくんが帰ってきたら、快気祝い! パーっとやりましょっか?」
アスカ「いいわね。ヒカリ達ももちろん来るでしょ?」
トウジ&ケンスケ&ヒカリ「あぁ……はい」
297 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/02/22(水) 21:01:09.73 ID:pu4UfFe80
- 夜 総合病院 病室 -
シンジ「はぁ……暇だな」
コンコン ガチャッ
看護師「碇さん。点滴のお時間です」
シンジ「はい、わかりました」
看護師「点滴は1時間ほどで終わりますから、終わったらナースコールを押してください」
シンジ「はい」
プスッ
ヒカリ『アスカがどんな気持ちでいるかわかる⁉︎』
シンジ「(……アスカ。今、なにしてるんだろう……)」
298 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/02/22(水) 21:08:26.99 ID:pu4UfFe80
- 総合病院 病室 2時間後 -
シンジ「な、なんだか、暑いな……」
シンジ「(エアコン、はついてるし。なんだこれ。なんか、内からこみあげてくるような)」
シンジ「……はぁっはぁっ……」
シンジ「……あれ、なんで勃ってるんだろ……はぁっはぁっ……」
シンジ「(ナースコール押すべき、かな。でも、こんなとこ見られたら……)」
シンジ「…………っ……」モゾモゾ
シンジ「……はぁっはぁっ……ぅっ……」シコ シコ
ガチャ
シンジ「はぁっはぁっ……」シコ シコ
スタスタ
シンジ「……あっ⁉︎」
レイ「――……碇くん」
299 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/02/22(水) 21:16:31.34 ID:pu4UfFe80
シンジ「あ、綾波っ⁉︎」
レイ「なに、してるの?」
シンジ「あっ、これはっ、あのっ」
レイ「……苦しい?」
シンジ「……いや、大丈夫だよ……だから……」
レイ「碇くん。私、手伝ってあげる」
シンジ「え、えぇ⁉︎ いいよ!」
レイ「…………」シュルシュル
シンジ「あ、綾波……?」
レイ「…………」パサッ
シンジ「……っ!」ゴクリ
レイ「男の人は、我慢できない時があるんでしょ?」パサッ
シンジ「だ、だめだよ! 僕たちは、そんなんじゃ!」
レイ「――碇くん。見て。私、もうなにも着けてない」
シンジ「…………っ」
レイ「…………」スッ ギシギシ
シンジ「綾波! ベットにのったら」
レイ「……なに?」ゴソゴソ
シンジ「感染症が……っ⁉︎」
レイ「大丈夫。こわがらなくていい」ニギッニギ
300 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/02/22(水) 21:23:34.36 ID:pu4UfFe80
レイ「どうして、我慢するの?」ニギニギッ
シンジ「…………そこは……僕のっ……」
レイ「気持ちいい?」シコ シコ
シンジ「うあぁっ……はぁっはぁっ……」
レイ「そう。気持ちいいのね」シコ シコ
シンジ「や、やめて。綾波。やめてよ……」
レイ「こんなに勃起してるのに?」ゴソゴソ
ボロンッ
レイ「碇くん。好きにしていいのよ?」
シンジ「だ、だめだよ。……はぁはぁっ……」
レイ「………んっ………」ニチャァ
シンジ「綾波っ⁉︎ なにしてっ――⁉︎」
レイ「んっ……ちゅ……はぁっ……んっんっんっんっ………はぁっ……」
シンジ「(アスカぁ……)」ビクゥ
レイ「んっんっんっ……裏筋、舐められるの好き?………」
301 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/02/22(水) 21:31:45.58 ID:pu4UfFe80
シンジ「(意識が朦朧としてきた……これ、夢なんじゃないかな)」
レイ「………はぁっ……うんっ……んっ……」
シンジ「(綾波がこんなことするはず。上目遣いで僕のをくわえてるなんて)」
レイ「んっ……ちゅ……ちゅ……」
シンジ「(綾波の唾液が暖かくて、舌がすごくて)」
レイ「はぁっ………」シコシコ
シンジ「あやなみっ! 僕、もう!」
レイ「ん、らひて。ちょうらい。舌にだひて」あーん
シンジ「…………くっ!………」ビクンビクン
レイ「…………ちゅ……んっ…んっ……」コク
シンジ「……はぁはぁっ……そんな、僕、まだ……」
レイ「碇くん………」クパァ
シンジ「………っ!」
302 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/02/22(水) 21:37:48.27 ID:pu4UfFe80
バターーンッ!!
マリ「ちょぉ〜〜〜っと待ったぁぁぁっ!!!」
シンジ「………え?」
レイ「………」
マリ「ええぃっ!」タタタタッ
シンジ「だ、誰? ――うわぁ⁉︎」
マリ「――よっと!」バシュ
シンジ「いつっ⁉︎ ……な……な……(なにか、打たれた)……(意識が)……」
レイ「…………」
シンジ「あ……ぁ……」パタッ
303 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/02/22(水) 21:45:16.06 ID:pu4UfFe80
マリ「…………はぁ〜〜〜。ワンコくんの貞操は間一髪セーフ!」
レイ「…………」
マリ「まぁ、一回だしてるみたいだけど、口だからノーカンってことで」
レイ「…………あなた、誰?」
マリ「……3人目の綾波レイね。私は自己紹介するほどでもないよ」
レイ「…………」
マリ「どうする? ワンコくん今日は起きないよ」
レイ「…………」ニギニギ
マリ「なにしてるの……?」
レイ「………確認」フニャァ
マリ「おおー、見かけによらずビックだねー」
レイ「……だめ」
マリ「うんうん。何事も諦めが肝心」
レイ「…………」
マリ「ゲンドウくんも無茶するなぁ。みんな道具なんだね」
レイ「…………」ギシギシ スタスタ
マリ「ちょっと! 服着なくていーのー?」
レイ「……いい。赤木博士が待ってる」ガチャ
マリ「そ。それより、これからどうしたもんかなぁ〜」
304 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/02/22(水) 22:02:03.14 ID:pu4UfFe80
- 翌日 ネルフ本部 ??? -
冬月「失敗に終わったか」
リツコ「はい……。私も眠らされておりました、申し訳ありません」
ゲンドウ「…………」
冬月「しかし……何者だ?」
リツコ「調べておりますが、あの後すぐに姿を消したようで、いまだ……」
ゲンドウ「赤木博士。ご苦労だった」
冬月「サードチルドレンはどうする?」
ゲンドウ「……機会はまたある」
冬月「しばらく時間をおくのか? それでは、セカンドチルドレンと」
ゲンドウ「そうはならない。あの2人は引き離す」
リツコ「賛同できません……。セカンドチルドレンは精神的にサードチルドレンに依存しています。パイロットとして支障をきたすおそれが」
ゲンドウ「…………」
冬月「やれやれ、厄介なことになってしまったな」
ゲンドウ「……しばらく、様子を見る。葛城一尉のマンションに監視カメラを設置しておけ」
305 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/02/22(水) 22:23:00.35 ID:pu4UfFe80
- 登校中 -
アスカ「――まったく!なんでミサトはアラームかけないのよ!」タタタタッ
マリ「姫っ! ちょっとまった!」
アスカ「あっ!――っと!」キキッ
マリ「姫ってば!」
アスカ「……あん? どこ?」キョロキョロ
マリ「こっちこっちぃ〜」チョイチョイ
アスカ「なんでそんな細道から……?」
マリ「そのまま喋って。尾行してたのはあっちでのびてるけど念のため」
アスカ「……なに?」
マリ「ワンコくん、わりとやばいかも」
アスカ「ど、どういうことよ⁉︎ そんなに悪いの⁉︎」
マリ「あぁ、違う違う! 体のことは嘘だったの!」
アスカ「……え?」
マリ「昨日、逆レイプされかかってたよ」
アスカ「――はぁ⁉︎」
マリ「まぁ、興奮剤投与されてるから。あのままいけばワンコくんから襲ってたんだろうけど」
アスカ「ど、どうなってるの⁉︎」
マリ「ゲンドウくんがでばってきてるのがちょっとシャレにならないのよ」
アスカ「ゲンドウくん? 碇司令? シンジのお父さん――⁉︎」
マリ「ゲンドウくんは味方じゃない。自分の息子だろうと、なんだって利用するよ」
アスカ「シンジは大丈夫なの⁉︎」
マリ「大丈夫。監視の目がきついからもう行かないと。代わりがすぐにくる――」
アスカ「……ど、どうしたらいいのよ⁉︎」
マリ「ワンコくんとはやくヤッちゃいなよ! ただし! マンションはだめ!」
アスカ「えぇ……?」
マリ「初体験なんかどーでもいいけど。姫の場合は精神安定剤っしょ!」
アスカ「そ、そーいう問題?」
マリ「それじゃ! こっちに注意引きつけとくから! また今度ね♪」
306 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/02/22(水) 22:39:25.93 ID:pu4UfFe80
- 総合病院 病室 -
シンジ「…………昨日の、なんだったんだろう」
シンジ「夢、なのかな」
シンジ「でも、あんな生々しい夢、見るかなぁ」
ガチャ
レイ「――……碇くん」
シンジ「あ、綾波っ⁉︎」
レイ「…………体調はどう?」
シンジ「あの、少し体がダルいけど、なんともない」
レイ「そう。抗生剤。効いたって話だから」
シンジ「そうなんだ。……あの、綾波」
レイ「なに?」
シンジ「昨日の、ことなんだけど」
レイ「…………」
シンジ「僕のとこにきた?」
レイ「…………学校、もう行かなくちゃいけないから」
シンジ「あ……。そっか」
シンジ「(夢だったのかなぁ)」
307 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/02/22(水) 22:55:14.69 ID:pu4UfFe80
- 第三新東京都市第壱中学校 昼休み -
アスカ「(あぁ〜〜〜〜イライラするぅ!)」
アスカ「(シンジが襲われたってどういうことよ⁉︎ 誰よ相手は!! 聞きそびれちゃったじゃない!)」
アスカ「(相手が分かればそいつ殺して海の藻屑にしてやるのに!!)」
ヒカリ「――あの、アスカ?」
アスカ「(使えないやつね。マリって言ったっけ? なんか色々含みがあるけど! 私にはシンジが全部なのよ!)」
ヒカリ「アスカ? アスカってば」
アスカ「なによっ!!」バン
ヒカリ「――ひっ⁉︎」
マナ「――わぁっ⁉︎」
アスカ「……あれ?」
ヒカリ「……あの、霧島さんも、一緒にご飯食べたいって」
アスカ「はぁ?」
マナ「あ、あのっ。だめ、ですか?」
アスカ「……ちゃあ〜んす」
ヒカリ&マナ「へ……?」
アスカ「(こいつ、スパイだったわね。エヴァのパイロットじゃないし。こいつで憂さ晴らししよ。シンジに近づくメス豚はデストロイよ)」
ヒカリ「いいかな……?」
アスカ「どーぞ」
マナ「よ、よかったぁっ!」
308 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/02/22(水) 23:06:21.53 ID:pu4UfFe80
マナ「――うわぁ。洞木さんのお弁当すごいね! 自分で作ってるの⁉︎」
ヒカリ「ヒカリでいいよ。うん。私、お姉ちゃんと妹のもあるから。えへへ」
マナ「えらいんだねっ! おかず、取り替えっこしない⁉︎」
アスカ「…………」ジトー
ヒカリ&マナ「…………」
アスカ「はぁ。演技って疲れない?」
ヒカリ「え?」
マナ「……っ!」
アスカ「私もちょぉっと前まで演技しまくってたからあんまり人のこと言えないけど」
マナ「…………」
アスカ「――あんた、気に入らないわ」
ヒカリ「アスカ? どうしたの?」
アスカ「友達になれそうにない」
ヒカリ「ちょ、ちょっとアスカ」
マナ「……いいんです。いきなり馴れ馴れしくした私が悪いですよね」
アスカ「……はん。よくもまぁぬけぬけと。何枚舌があるの?」
マナ「……そんな、私はただ……」
アスカ「なにもかも騙せると思わないことね」
マナ「…………」グスッ
アスカ「今度は泣きの演技?」
ヒカリ「アスカっ! 言い過ぎよ!」
アスカ「ヒカリ。ちょっと黙ってて」
マナ「私、転校してきたばかりだから、仲良くなれたらと思って……」
アスカ「そうなんだー? でも無理ね。私はあんたが無理」
マナ「…………」
309 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/02/22(水) 23:15:18.52 ID:pu4UfFe80
アスカ「シンジに手を出したら、後悔させてやる」コショコショ
マナ「――……っ⁉︎」
アスカ「あんた、男子達に輪姦させてやるから」コショコショ
マナ「――っ!」
ヒカリ「……アスカ! よく聞こえない! なに言ってるの⁉︎」
マナ「い、いいんですっ! お邪魔しました!」ガタタッ
ヒカリ「え? でも……」
マナ「私が全部悪かったの! だから洞木さんも気にしないで!」
アスカ「(ふぅ。ちょっとスッキリした)」
タタタタッ
ヒカリ「アスカ……。今のはひどいわよ」
アスカ「ん〜? そうね。ヒカリ、ごめんなさい」
ヒカリ「私じゃなくてあの子に謝らなくちゃ」
アスカ「ヒカリも嫌な気分にさせたでしょ? だから、謝ってるの」
ヒカリ「んもうっ!」
310 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/02/22(水) 23:32:20.26 ID:pu4UfFe80
レイ「(碇くんを守るって言ったのに)」ぼーっ
レイ「(でも、碇くん、口では嫌って言ってたけど気持ちよさそうだった)」
レイ「(守らなければいけないのは、なに?)」
レイ「(繋がること、それはとても気持ちいいことなのね)」
レイ「…………」スンスン
レイ「碇くんの、匂いがする」
311 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/02/22(水) 23:34:13.16 ID:GawEjaDv0
アスカ甘々なのもうざったいけどこれはこれでクズすぎて最早別人だな
312 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/02/22(水) 23:42:04.65 ID:pu4UfFe80
二次創作なので別人は別人ですね
原作沿いでやってますが色々といじってるので、原作沿いでもなくなってきてますけど
合わなかったら回れ右をおすすめします
313 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/02/22(水) 23:44:05.89 ID:lVVfp+IFO
ヤンデレならしかたない。はやく続けたまえ
314 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/02/22(水) 23:46:37.22 ID:pu4UfFe80
とりあえず時間的な都合で今日はここまでです
一線は超えず、ということで
315 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/02/22(水) 23:49:23.53 ID:CGMk6WbSO
乙
元々アスカは作品毎に名前含めてキャラ変わるからな
316 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/02/22(水) 23:56:36.81 ID:lVVfp+IFO
つうか鋼鉄のガールフレンドでは霧島のことをアスカは嫌ってたしな
317 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/02/23(木) 00:00:21.04 ID:dtsfhq/9O
嫌ってたと言ってもこんな陰湿な感じではなかったと思うがまあなんにせよとりあえず乙
318 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/02/23(木) 00:05:22.97 ID:rQxvUoWIO
そりゃそうだ全年齢版なんだしこんな台詞言えないだろ
319 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/02/23(木) 00:08:58.63 ID:fsVqEKwiO
なんにせよレスに律儀にかえす必要ないよ
キャラ改変もSSの醍醐味なんだから好きにやればいい
原作と一緒がいいなら原作見てろっていうぐらいの気持ちでやれ
320 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/02/23(木) 00:31:40.83 ID:pxeg2dfK0
どうもです
やっていいのかな?悪いのかな?という読む人側から考えているつもりな時もありました
好きにやると決めてから反応があったなぐらいしか捉えてないのですが注意だけはひとつ
このまま進行するとみなさんが思う〇〇ってこうだろとか〇〇はこんなことしない
そんなイメージとはさらに離れていくかもしれません
元々離れてたっていうのがない場合ですけどw
個々の持つキャライメージの中で許せる範囲かどうか
この線引きを各自でして頂いて無理だったら見ない方がいいと思います
余計なことかもしれませんがこれでお願いします
321 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/02/23(木) 00:46:52.68 ID:0H7Z66cf0
かまわん、好きにしたまえ
君には期待している
322 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/02/23(木) 00:49:11.50 ID:r1L8lnKuO
うむ
好きにやればいい
台本SSで魔改造言い出したら9割が死滅してしまう
323 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/02/23(木) 01:27:11.52 ID:mctYJcC/O
まあアスカヤンデレだしで納得はできる。
安易にアスカに行かずに綾波にしたのは意外で面白いよ。
ただゲンドウのレイに対する認識がよく分からん。シンジに対しては漫画版かな。
ああ、返信は結構です。
324 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/02/23(木) 01:35:50.70 ID:FtiT4ylLO
エヴァSSはただでさえないから文章さえしっかりしてれば多くは望まんよそれだけで貴重
読ませるのはできてる
325 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/02/23(木) 02:32:59.44 ID:3fwEXVg/O
SS系スレでこんだけレスつけばたいしたもん
326 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/02/23(木) 03:41:04.33 ID:yuJxS95uo
いちいち聞く必要なんてない、どんなssでも叩く人は叩くし
むしろそういうの聞きまくると読者がイライラし始めて叩かれる理不尽
327 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/02/23(木) 14:29:49.17 ID:6eRUfaho0
好きなように書いてくれ
あんまり読者の意見を間に受けるのはモチベに関わるのでNG
328 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/02/23(木) 14:35:29.71 ID:pxeg2dfK0
俺まとめサイトでしかSS見てなかったんで
他の投下してる人たちがどうしてるのかいくつかスレ見てみたんですけど
投下してる方たちはあんまり辺レスしてないんですね
俺もそういう風にして以降は辺レスをしない方向でいきます
では、続けます
329 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/02/23(木) 14:45:42.96 ID:pxeg2dfK0
- 1週間後 総合病院前 -
シンジ「どうも、お世話になりました」
看護師「いえいえ、こちらこそ。お大事にしてくださいね」
シンジ「はい」
ブロロロ キキッ
バタンッ
ミサト「おっまたせぇ〜〜っ!」
シンジ「ミサトさん、どうも」
ミサト「1週間ぶりね! シンジくん! 私と会えなくてさみしかった?」
シンジ「からかうのはやめてください。部屋の掃除できてたんですか?」
ミサト「うっ……。ま、まぁ、とりあえず行きましょうか。アスカも首をなが〜くして待ってるし」
330 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/02/23(木) 15:14:52.62 ID:pxeg2dfK0
- 車内 移動中 -
ミサト「身体の具合はどぉ?」
シンジ「だいぶいいです」
ミサト「みんなから聞かれるから答え飽きちゃってるか」
シンジ「いえ、そんな」
.
ミサト「ネルフの医療スタッフ達が万全の状態で待機してるから、サポートはまかせといて」
シンジ「すみません」
ミサト「あらぁ? なんだか元気ない?」
シンジ「そ、そんなことないですよ。いつも通りです」
ミサト「シンジくんとこうやって2人なのも久しぶりになるわね。アスカが来てからは」
シンジ「そう、ですね。あの、ミサトさん。学校はどうなりますか?」
ミサト「本来なら入院していなきゃいけないところを無理に退院させてるんですもの。シンジくんにおまかせするわ」
シンジ「はい」
ミサト「シンちゃんは学校行きたいの?」
シンジ「……そうですね。みんなお見舞いに来てくれたし。お礼も言いたいから」
ミサト「わかった。放課後はネルフに通ってもらうことになるけどいい?」
シンジ「はい、わかりました」
ミサト「まったく〜、もうちょっと気楽にやんなさいよっ!」ウリウリ
シンジ「う、うわ、ちょ、ミサトさん」
ミサト「アスカを惚れさせるなんて! そんなスケコマシ野郎だとは思わなかったわよ!」ウリウリ
シンジ「や、やめてくださいよっ! ……っ! ミ、ミサトさん! 前っ!」
ミサト「ん……? ――っ⁉︎」キキーッ
プーップーッ
ミサト「なに……渋滞……事故?」
シンジ「……なんだか、おかしいですよ。信号のランプが消えてる」
パタパタパタッ
ミサト「上に飛んでるあれは? 戦自のヘリ? ――っ!」
シンジ「…………」
ミサト「シンジくん! 飛ばすわよ! しっかり掴まっててっ!」
331 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/02/23(木) 15:21:23.79 ID:pxeg2dfK0
- 戦自 基地 -
戦自「索敵レーダーに正体不明の反応あり! 予想上陸地点は旧熱海方面!」
副司令官「おそらく、8番目の奴ですか」
司令官「ああ、使徒だろう。一応、警報シフトにしておけ。決まりだからな」
副司令官「どうせまた奴の目的地は、第3新東京市ですね」
司令官「そうだな。俺達がすることは何も無いさ」
副司令「なんでいつもネルフばかり……」
司令官「お上の決定だ。仕方ないさ」
332 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/02/23(木) 15:29:45.45 ID:pxeg2dfK0
- ネルフ本部 発令所 -
冬月「――どうなっている⁉︎」
マヤ「だめです! 正・副・予備の三系統、完全に落ちています!」
冬月「同時に落ちるとは考えられんな……」
ゲンドウ「と、すればやはり――」
冬月「――落とされた。と考えるべきだろうな」
ゲンドウ「…………」
冬月「ネルフの中枢はすべてMAGIに頼りっぱなしだ。電気が使えないとなると、外部から完全に孤立してしまうぞ」
ゲンドウ「……通信手段の確保は必要だ。モールス信号に切り替えろ」
シゲル「も、モールス信号ですか?」
冬月「どうした? はやくやりたまえ」
シゲル「り、了解!」
333 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/02/23(木) 15:36:52.05 ID:pxeg2dfK0
- 戦自 基地 -
司令官「――どうしたっ⁉︎ なぜネルフは沈黙している⁉︎」バンッ
戦自オペレーター「原因不明! ――使徒! 以前進行中! 第二防衛ライン突破されます!」
司令官「あらゆる通信手段を使って連絡を試みろ!」
副司令「俺たちの出番ですかね?」
司令官「それもありうる! 第壱師団から順次、戦闘警戒態勢! 準備を急がせろ!」
副司令「了解!」
司令官「それと、情報もかき集めろ! 潜入しているものも全て使え!」
戦自オペレータ「了解。緊急警報。緊急警報。警戒レベル最大。これは訓練ではない。繰り返す――」
334 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/02/23(木) 15:47:06.29 ID:pxeg2dfK0
- ネルフ本部 ゲート前 -
カシュ
アスカ「……?」
カシュ
アスカ「あ、あれ?」
カシュ カシュ カシュ
アスカ「もぉ〜! なんで反応しないのよ! ぶっ壊れてんじゃないのぉこれぇ⁉︎」
『皆様の、皆様の、よい街づくりを提案し、住みやすい社会を――』
アスカ「うっさいなぁ! 市議選とか他所でやりなさいよ!」
アスカ「…………。どうしよう」
ブロロロッ キキーツ
ミサト「――とうちゃくっ! アスカ! ちょうどよかった!」
アスカ「ミサト? ――シンジッ⁉︎」
335 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/02/23(木) 15:56:14.81 ID:pxeg2dfK0
シンジ「……う、うっぷ」
ミサト「シンちゃん、ちょっと胃が弱ったんじゃない?」
アスカ「シンジっ! よかった! 退院できたのね!」
ミサト「アスカにサプライズしようと思って言わなかったのよ」
アスカ「ちゃんと言いなさいよ! でも、よかった……」
シンジ「……アスカ、面会謝絶になってたから、1週間ぶりだね」
アスカ「あ……。うん(あ、あれ? なんだか、まともに顔見れない)」
ミサト「感動の対面はあとあと! アスカ、ゲートはどうなってる?」
アスカ「あ、そうだった。IDカードが反応しないのよね」
ミサト「やっぱり! 異常事態だわ! レイは⁉︎」
アスカ「学校は終わってるからこっちに向かってると思うけど」
ミサト「よしよし! アスカとシンジくんは非常用通路から先におりて! レイが来たら私も急いで後を追うわ」
336 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/02/23(木) 16:03:38.15 ID:pxeg2dfK0
- 非常用 通路 -
シンジ「アスカ、暗いから気をつけて」
アスカ「う、うん」
シンジ「どうしたの? 暗いのだめだったっけ?」
アスカ「そ、そんなわけないじゃない! ちょっと、慎重に進んでるだけ」ドッキンコドッキンコ
シンジ「そっか。……いつっ」ガンッ
アスカ「……? ――シンジッ⁉︎ 大丈夫⁉︎」
シンジ「ごめん。少し右手に痺れが残ってて」
アスカ「そ、そうなの? ご、ごめんなさい。私、気がつかなくて」
シンジ「気にすることないよ。アスカと会えて嬉しいよ」
アスカ「…………」ドサッ
シンジ「あ、アスカ⁉︎」
アスカ「……不意をうたれて、ちょ、ちょっと力が、膝に力が入らなかっただけ」
シンジ「大丈夫⁉︎ どこか悪いの⁉︎」
アスカ「シンジ、いつからそんなこと自然に言えるようになったの?」
シンジ「えっ?」
アスカ「……な、なんでもないっ!」
337 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/02/23(木) 16:12:06.50 ID:pxeg2dfK0
アスカ「……あの、シンジ」
シンジ「うん?」
アスカ「ドイツ語でありがとうってなんて言うか知ってる?」
シンジ「うぅん、なんだろう」
アスカ「……ダンケ。Danke schÖn」
シンジ「……」
アスカ「浅間山のお礼。まだちゃんと言えてなかったから」
シンジ「あぁ、こちらこそお見舞いありがとう」
カランカラン
アスカ「……? 誰? 誰かいるの」
シンジ「……ミサトさん?」
シーン
アスカ「シンジ。隠れて」ヒソヒソ
シンジ「えっ、でも」
アスカ「いいから。言う通りにして」
338 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/02/23(木) 16:21:31.93 ID:pxeg2dfK0
シンジ「……アスカ、急がないと」
アスカ「しっ。黙って。誰かいる」
シンジ「えっ?」
スタスタスタ
シンジ「ほんとだ。誰かくるっ」
アスカ「…………」ジー
シンジ「アスカ。もうちょっとそっち詰めて」
アスカ「……えぇっ⁉︎ ちょ、ちょっとシンジ、や、やだ」
シンジ「このままじゃ向こうから見られるよ」グイグイ
アスカ「ぁ……っ」
シンジ「………なんだろう。あたりを警戒してるね」
アスカ「ぁ……ぅん……(シンジの胸に、シンジの胸に、顔うずめてる)」
シンジ「…………」ジー
アスカ「すぅー……はぁー……(消毒液の匂い。包帯の匂いもする)」トロン
スタスタスタ
アスカ「(ちょ、ちょっと舐めてもいいかな)」
シンジ「アスカ。くるよ」ギュウ
アスカ「あ、ぁん……だめっ……こんなとこで……はぁはぁ……」
シンジ「……アスカ?」
アスカ「ふぁ……シンジぃ……」
339 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/02/23(木) 16:30:59.83 ID:pxeg2dfK0
シンジ「……ど、どうしたの? アスカ?」
アスカ「シンジぃ……シンジ……シンジ……シンジ……」ギュゥ
シンジ「ちょ、ちょっと?」
アスカ「…………だめ……匂い嗅いでると……だめなの……」
シンジ「あの」
アスカ「内股の奥がジンジンするの……シンジ……」
シンジ「うわっ……んんっ……⁉︎」ブチュウ
アスカ「んっ………」
シンジ「……………っ」
アスカ「……っ……ちゅ……」
シンジ「……ぷはぁっ…あ、アスカ……んっ」
アスカ「……はぁっ……シンジっ……もっと……舌絡ませ……んっ………」
シンジ「ん……ちゅ……んっ………」
スタスタスタ
ネルフ作業員「あれー。ナットここらへんで落としてなかったかなー」
340 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/02/23(木) 16:39:22.20 ID:pxeg2dfK0
- ネルフ本部 ゲート前 -
レイ「…………」スタスタスタ
ミサト「レイっ! 待ってたわよ!」
レイ「……?」
ミサト「なんだか様子がおかしいの! シンジくんとアスカは非常用通路から降りてるから私たちも行きましょう!」
レイ「……はい」
ブロロロッ
マコト「ミサトさぁ〜〜〜んっ!」スピーカー
ミサト「……? 日向くん⁉︎ 選挙カーに乗ってなにやってるの⁉︎」
マコト「戦自より通達あり! 現在! 使徒接近中!」
ミサト「――やっぱりね!」
341 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/02/23(木) 16:49:18.64 ID:pxeg2dfK0
- 非常用通路 -
アスカ「……んっ……ちゅ……」さすさす
シンジ「……んっ⁉︎……アスカっ……そこは……」
アスカ「だ…だまっ…んっ……て……ちゅ……」ジィー
シンジ「……ぷはっ……ズボンのチャックおろしたら……んっ……」
アスカ「……んっ……もっとぉ…あむっ……シンジの唾飲ませて……私の飲んで……ちゅ……」シコシコ
シンジ「……ちゅ……んっ……ぼ、ぼくたち……」
アスカ「……はぁっ……はぁっはぁっ……」
シンジ「あ、アスカ。はやすぎるよ……」
アスカ「停電してるんだよ。きっと」
シンジ「えっ?」
アスカ「……今なら、機能がマヒしてるはず」
シンジ「だ、だから急がないと……」
アスカ「違う。今しかないんだわ……。シンジ……」
342 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/02/23(木) 16:55:25.20 ID:pxeg2dfK0
シンジ「どうしたんだよ……」
アスカ「シンジ……」スッ
シンジ「――っ⁉︎(アスカの胸に手が……や、やわらかい)」
アスカ「シンジ、私もシンジのことが大好き。好き。好き。好き。ねぇ、心臓ドキドキいってるのわかるでしょ」
シンジ「……っ」
アスカ「――シンジだけにしかこんなことしない。ねぇ、シンジぃ……ここで抱いて……」
343 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/02/23(木) 17:04:26.81 ID:pxeg2dfK0
- ネルフ本部 発令所 -
シゲル「マヤちゃん、そっち、氷ない?」
マヤ「もう全部溶けてるわよ」
ゲンドウ「……………」
シゲル「しっかし、たまんないね、この暑さ」
マヤ「碇司令と副司令を見ならいなさい」
シゲル「ん〜?」
マヤ「お二人とも暑いはずなのに、いつも通りなのよ。さすがね」
ゲンドウ「…………暑いな。水バケツの水をかえるか」
冬月「……そうだな」
344 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/02/23(木) 17:20:09.75 ID:pxeg2dfK0
- 非常用通路 -
シンジ「アスカ……でも、僕、アスカを傷つけたくないんだ、もっとゆっくり……」
アスカ「女の私が抱いてって言ったのよ……? 恥、かかせる気?」シコシコ
シンジ「……うっ……だ、だけど……アスカを軽く……」
アスカ「……シンジ……シンジならいいの……わかってる……軽くなんかないってわかってるから……」シコシコ
シンジ「(な、流されちゃ……)」
アスカ「……シンジの見せて……っ⁉︎」ボロン
シンジ「……っ!」
アスカ「……シンジ。あんた顔に似合わずおっきいのね……」
シンジ「アスカ! や、やめよう!」
アスカ「……はじめては私、シンジがいい。シンジ襲われかけたんでしょ」
シンジ「なっ何言って――」
アスカ「………たべちゃう」あ〜む
シンジ「……っ」
アスカ「……あむっ……ちゅっ……んっ……おいひぃっ……シンジの……んちゅぅ……」
シンジ「あ、あすかぁ」
アスカ「もっと? ……もっと舐めてほしい? ……んっちゅ……んっ、んっ、んっ……」ジュポジュポ
シンジ「……だめだよ。こんなの絶対だめだっ!」ビクンビクン
アスカ「んっ、んっ、んっ」
シンジ「――あ、アスカ。でるっ!」
アスカ「――っ⁉︎」
シンジ「………はぁはぁ、僕って最低だ」
345 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/02/23(木) 17:34:36.72 ID:pxeg2dfK0
アスカ「んっ。んっ……」コク
シンジ「あ、アスカ? 飲んだの?」
アスカ「……ん。ティッシュと味違うのね」
シンジ「ティッシュ?」
アスカ「…………」シュルシュル パサッ
シンジ「……っ」
アスカ「ねぇ、シンジ。さわって」
シンジ「…………(き、綺麗な胸だ)」
アスカ「ここ……私の胸、どう?」スッ
シンジ「…………」ゴクリ
アスカ「つまんで……ぅんっ……あっ……だめぇっ」
シンジ「…………(アスカ、少しさわっただけで背筋が伸びてる)」
アスカ「シンジ。好き。好き。もっと……もっとしてぇ……」トロン
シンジ「あ、アスカぁ」ぱくっ
アスカ「ひゃん⁉︎ 舐めちゃ……ぁあんっ! ばかっ! そんなに……がっつかない……でぇっ……⁉︎」
シンジ「……ちゅ……んっ……」
アスカ「……そんなに舌で転がしたら……感じすぎるからぁっ……シンジぃ……あっ……あっ……」
346 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/02/23(木) 17:49:08.71 ID:3WVV//u+o
こういうの見ると子供に世界守らせるとか正気かみたいな海外の意見がよくわかる
347 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/02/23(木) 17:51:40.92 ID:pxeg2dfK0
アスカ「……だめぇっ……やばいぃっ……私……シンジに触られてると……やばいっ」
シンジ「アスカ、アスカ……」
アスカ「はぁっはぁっ……シンジ……私さっきから小さくイッてる…………」
シンジ「(あの夢よりも、我慢ができない)」
アスカ「――……クスッ。そんなにしたいの? いいわよ。シンジ。ひとつになろう」スルスル
シンジ「アスカぁ……」
アスカ「シンジはまだ病み上がりだから。私が上になる」
シンジ「…………」ドッキンコドッキンコ
アスカ「……私も濡れすぎちゃってる。パンツに染みできちゃった……」
シンジ「…………(はやく、はやく)」
アスカ「んっ……いくよ。んっ……ちょ、ちょっとこわい……先、あたってる?」
シンジ「う、うん」
アスカ「……ふぅふぅ……エヴァに比べれば……んっ……あっ――……」ミチミチ
シンジ「うわ、アスカ、なんだか、暖かくて」
アスカ「〜〜〜っ! ごめん、シンジっ……いまかえせる余裕ないっ……!」
シンジ「はいってってるっ」
アスカ「……もう少しぃっ!」プチュン
シンジ「アスカ。……大丈夫?」
アスカ「ぜ、全部はいったわよ。どう? 気持ちいい? ぜーぜーっ」
シンジ「アスカの中あったかくて……でも大丈夫?」
アスカ「んっ、ちょ、ちょっとまって今動くから……いつっ」
348 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/02/23(木) 17:58:34.53 ID:pxeg2dfK0
シンジ「う、うん。でも、無理しなくても」
アスカ「せっかく繋がったんだから……。あ、あんたも気持ちよくなりたいでしょ」
シンジ「アスカ……」
アスカ「痛っ」
シンジ「…………」スッ
アスカ「シンジ⁉︎ ちょ……やっ……そこクリ……」
シンジ「アスカ。僕も手伝うよ」グリグリ
アスカ「ちょ、ちょっと……まってっ……だめ……」
シンジ「――動くよ。アスカ」
アスカ「……あっ、あっ、あっ……だめ、突き上げっ、シンジ、なんか変……」
349 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/02/23(木) 18:07:41.49 ID:pxeg2dfK0
- ネルフ本部 発令所 -
冬月「――それで、今使徒はどこだ?」
マコト「到達推定時刻は不明ですが、近いのは間違いありません」
ゲンドウ「エヴァ、発信準備。急がせろ」
ミサト「シンジくんたちはまだ来てない?」
マヤ「まだ見てません。非常用通路ならもうついてないとおかしいんですけど――」
ミサト「迷ってるのかしら……」
ゲンドウ「……葛城一尉、サードチルドレンとセカンドチルドレンの捜索チームをすぐに編成しろ」
ミサト「了解!」
冬月「何事もなければいいがな。あの年頃の男子はすぐに恋慕にハマりやすい」
ゲンドウ「…………そうなったら考えがある」
冬月「碇。……息子とセカンドチルドレンでもかまわんのではないか?」
ゲンドウ「冬月。何度も言わせるな。初号機の覚醒はレイと行ってもらう」
冬月「しかし、レイ以上の存在がサードチルドレンにできれば事実上、困難だろう」
ゲンドウ「……心配は無用だ」
350 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/02/23(木) 18:17:22.46 ID:pxeg2dfK0
冬月「レイに固執しすぎではないか? 私達の目的がなんなのか忘れちゃおるまいな」
ゲンドウ「……理由がある」
冬月「それで納得しろというのかね」
ゲンドウ「冬月。レイは器だ。器には器の役目がある。近く、アレの移植手術を行う」
冬月「ま、まだ早すぎるのではないか⁉︎」
ゲンドウ「遅かれ早かれだ。初号機の覚醒。そして魂の解放。レイは必要なピースなのだよ」
冬月「――君の息子もかね」
ゲンドウ「アレはおまけにすぎん。初号機のパイロットとしての役目だけだ」
冬月「わかったよ。この老いぼれでよければ付き合おう」
351 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/02/23(木) 18:30:29.96 ID:pxeg2dfK0
- 非常用通路 -
シンジ「――はぁはぁっ……アスカ、大丈夫?」
アスカ「………う、うん……シンジ……凄かった……」
シンジ「あ、ごめん。途中から夢中で動いちゃったから」
アスカ「気失いかけたわよ……でも、すごく、幸せだった……気持ちよかった……」
シンジ「僕も。気持ちよかったよ」ムクムクッ
アスカ「もぉ……まだしたいの?」
シンジ「う、ううん。……みたい」
アスカ「シンジが好きなだけさせてあげる。でも次はゴムするわよね」
シンジ「あ、うん」
アスカ「まだタレてきてる……」
シンジ「あっ、その」
アスカ「3回も中だししたこと、ミサトには内緒よ」
シンジ「アスカ。……先にこんな関係になってしまったけど、僕、ちゃんと責任とるよ」
アスカ「バカね。中学生に責任なんてとれるわけないじゃない」
シンジ「アスカのことは、守ってみせる」
アスカ「ん……。でも、服きましょ。そろそろ行かないと本当にやばいかも」
352 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/02/23(木) 18:37:48.72 ID:pxeg2dfK0
- 非常用通路 移動中 -
アスカ「シンジ? 大丈夫?」
シンジ「身体のことなら心配ない。アスカこそなんか歩き方変だけど平気?」
アスカ「うぅ〜! まだ入ってる気がするぅ〜」
シンジ「えーと」
アスカ「嫌じゃないんだけど。なんかゴワゴワするってゆーか」
シンジ「……な、なんて言ったらいいか」
アスカ「なにも言わなくていいの。またしたいんでしょ?」
シンジ「う、それはまぁ」
アスカ「――私も」
シンジ「うん?」
アスカ「私もしたいって言ったの! バカシンジ!」
353 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/02/23(木) 18:49:38.87 ID:pxeg2dfK0
- ネルフ本部 発令所 -
ミサト「――アスカたちまだぁっ⁉︎」
シゲル「発進準備、完了しています!」
マヤ「レイだけ、先に行かせますか?」
ミサト「う〜ん。電気が回復していないから通信手段がないのよね〜。3人揃って個々の判断にまかせようと思ったんだけど」
リツコ「……はぁ」
ミサト「リツコ⁉︎ 今までいないと思ってたらどこに行ってたのよ⁉︎」
リツコ「エレベーター」
ミサト「はい?」
リツコ「閉じこめられてたのよ」
ミサト「あぁ〜。なるほど」
タタタタッ
アスカ「――ミサト! ごめん迷っちゃった!」
シンジ「…………あの、すいません」
ミサト「待ってたわよ! すぐにエヴァに乗って! 人力で準備してあるから!」
アスカ「やっぱ、使徒?」
ミサト「レイはすでにエヴァ内で待機してる。急いで!」
アスカ「了解!」
シンジ「あの、アスカ」コショコショ
アスカ「ん? どうしたの?」
シンジ「あの僕の精子とLCL大丈夫かな」
アスカ「あぁ」
シンジ「なんで、アスカはそんな堂々としてるの?」
アスカ「女は演技者なのよ。シンジこそビクビクしてちゃだめ。私を守ってくれるんでしょ」
シンジ「……っ!」
アスカ「いこっ!」
354 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/02/23(木) 19:02:20.63 ID:pxeg2dfK0
ミサト「エヴァとの起動バイパスは?」
マヤ「ノートパソコンから接続します」
オペレーター「マイクテスト、マイクテスト。聞こえますか?」
作業員「聞こえてるよ! うっせーな!」
オペレーター「了解。手動でハッチ開け。パイロットは速やかに搭乗してください」
作業員「いよーいしょ! いよーいしょ!」
オペレーター「――パイロットの搭乗を肉眼で確認」
リツコ「全機補助電源で起動開始」
オペレーター「了解。起動開始。シンクロスタート」
マヤ「………あれ?」
リツコ「どうしたの? マヤ」
マヤ「こ、これはっ⁉︎ し、信じられません! 弐号機&初号機ともにシンクロ率75%を超えています!」
リツコ「――機器の故障?」
シゲル「いえっ! こちらでも同等の数値を示しています!」
リツコ「…………(この変化は……)」
ゲンドウ「……赤木博士。今は発進を急がせろ」
355 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/02/23(木) 19:09:15.04 ID:pxeg2dfK0
- 第三新東京都市 市街地 -
マナ「――なんで⁉︎ 必要な情報は渡したじゃない! ムサシッ! ケイタァッ!」
ブロロロッ
マナ「………うっ……うぐっ……」ゴシゴシ
マナ「助けなきゃ! 泣いてる暇なんてないっ!」
タタタタッ
マリ「ふむふむ。にゃるほど〜。そういうことね」
356 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/02/23(木) 19:20:52.40 ID:pxeg2dfK0
- 初号機 プラグ内 通信 -
シンジ「LCLって火傷にも大丈夫なんだな」
アスカ『なに呑気なこと――シンジっ! あんた! 顔っ!』
レイ『どうしたの? ………っ」
シンジ「どうしたの? 2人とも」
アスカ『顔半分! 皮膚の色が違うじゃない!』
シンジ「あぁ。エヴァに乗るために包帯をはずしたから。えっと色素がまだ回復してないらしいよ」
アスカ『回復するのっ⁉︎』
シンジ「後は残るから、完全には回復しないみたいだけど」
アスカ『――ご、ごめん。シンジ。私のために』
レイ『…………』
シンジ「いいよ。それでよかったって思えるから」
357 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/02/23(木) 19:30:59.95 ID:pxeg2dfK0
- ネルフ本部 発令所 -
オペレーター「第1ロックボルト、外せ」
作業員「いよーいしょ! いよーいしょ!」
オペレーター「2番から36番までの油圧ロック、解除」
マヤ「圧力ゼロ。状況フリー」
ミサト「使徒は?」
マコト「戦自よりモールス信号を受信! 現在、この真上にて停止の模様!」
ミサト「くっ! 間に合わないわよ!」
リツコ「――作業急いで!」
ゲンドウ「かまわん。各機、自力でハッチを開けろ」
リツコ「補助バッテリーは⁉︎」
オペレーター「――搭載完了」
リツコ「ミサト!」
ミサト「ようやくね! 発進!」
358 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/02/23(木) 19:40:08.53 ID:pxeg2dfK0
- 弐号機 プラグ内通信 -
アスカ「なぁ〜にが発進よ。この四つん這い歩行が発進なんてダサすぎる」ズシンズシン
シンジ『アスカ、仕方ないよ』
レイ『……目標は真上にいるって話だったわ』
アスカ「てことは、こっちね。よっと」バコン
シンジ『気をつけて』
アスカ「ううん、心配いらない。なんだかいつもの弐号機と違う気がするの。優しく、包み込んでくれてるみたいな。今ならなんでもできる気がする」
レイ『…………』
シンジ『わかった。もうすぐ、縦穴にでるよ』
アスカ「(本当に、暖かい。ママを思い出す……)」
アスカ「(なんだろう、ママのこと思い出すのこわかったのに、不思議)」
シンジ『アスカ! 危ないっ!』
アスカ「――えっ?」
359 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/02/23(木) 19:49:09.70 ID:pxeg2dfK0
シンジ『くっ! 間に合えっ!』
第9使徒マトリエル「…………」デロデロデロ
ジュウッ
パキーーーーンッ!
アスカ「………あれ?」
シンジ『は、はじいた? す、すごい。アスカがやったの?』
アスカ「わ、私じゃない。シンジがやったの?」
レイ『目標は、強力な溶解液で本部を直接攻撃するつもりね』
アスカ「……なに。この感じ。………ママ? ママなの?」
360 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/02/23(木) 19:53:41.23 ID:pxeg2dfK0
シンジ『どうする? フォーメーションを組んだ方がいいかな』
レイ『背中の予備電源は3分を切ってる』
アスカ「2人とも。……私にやらせてくれない……」
シンジ『アスカ? 危ないよ』
アスカ「確かめたいことがあるの。お願い」
レイ『…………』
シンジ『…………わかった。僕はいいよ』
アスカ「ファースト。あんたとも色々あったけど、今はお願い」
レイ『自信、あるの?』
アスカ「あったりまえよ」
レイ『……了解。バックアップにまわる』
アスカ「……ありがと! さぁ! いくわよ! 私の弐号機!」
361 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/02/23(木) 20:09:36.65 ID:pxeg2dfK0
- ネルフ本部 発令所 -
マヤ「――っ! そんなバカなっ! 弐号機!シンクロ率が……ひゃ、100パーセント⁉︎」
リツコ「なんですって⁉︎」
ミサト「どうなってるの⁉︎」
シゲル「数値の変化が凄まじすぎますっ! この端末では追いつけません! 解析不能!」
冬月「データはたしかなのか⁉︎」
マヤ「ま、間違いありませんっ!」
冬月「まさか……⁉︎」
ゲンドウ「…………」
冬月「碇! 弐号機とパイロットが覚醒してるんじゃないのか⁉︎」
362 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/02/23(木) 20:33:41.74 ID:pxeg2dfK0
冬月「いかん! いかんぞこれは! 我々にもゼーレにもないシナリオだ!」
ゲンドウ「…………使徒の殲滅を最優先とする」
マヤ「シンクロ率、いまだ上昇を続けています!」
リツコ「モニタリングは⁉︎」
シゲル「電力がないのでできません!」
ミサト「……アスカっ!」
ガガーピピッ
加持「耳いてぇ〜。この盗聴器、感度悪いなぁ。………しかし、これで俺たちのシナリオはようやく軌道にのったと言えるかな」
マリ「まだスタートラインって感じけどねー。ヤッちゃったらすぐって姫ったらゲンキンだねぇ」
加持「精神安定的なものが大きいんだろう。ヤるだけじゃ意味ないさ。充実してないとな」
マリ「……ワンコくんのお手柄ってやつかな」
加持「あぁ……たいしたもんだよ。シンジくんは」
マリ「でも、なんでワンコくんに興奮剤投与したんだろ、ゲンドウくん」
加持「ん?」
マリ「別に興奮剤投与しなくても、あの年頃だと流されちゃうもんじゃん?」
加持「シンジくんの性格を考慮したんだろう。興奮剤と幻覚。それに伴う恋愛感情を引き出そうとしたのかもな」
マリ「…………」
加持「あの歳には、恋愛なんてものは偶像なのさ。周囲の影響やちょっとしたきっかけで好きだと感じる。思いこむ。俺たち大人も人のことは言えないがね」
マリ「まぁ、なんにせよ、これでゼーレと碇司令が黙っちゃいませんな」
加持「……そうですか」
363 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/02/23(木) 20:50:47.36 ID:pxeg2dfK0
- 弐号機 プラグ内 通信 -
アスカ「――わかる! こうすればいいのね!」
第9使徒マトリエル「…………」デロデロデロ
ジュウジュウ
パキーーーーンッ!
アスカ「ATフィールドの使い方! こんなに近くにママを感じるなんて! ずっと! ずっと一緒にいたのね!」ダンダンダンッ
シンジ『か、壁を』
レイ『……駆け上がってる』
アスカ「ママ! 私はここよ! うんっ! そっちにやればいいのね!」
第9使徒マトリエル「…………」
アスカ「邪魔っすんなゴルァァッ!」グシャ
第9使徒マトリエル「」
シンジ『ナイフも、ライフルも使わずに、パンチだけで……』
レイ『…………』
アスカ「はぁはぁっ……」
弐号機「…………ヴゥウウ………」
364 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/02/23(木) 21:05:42.19 ID:pxeg2dfK0
- ネルフ本部 発令所 -
シゲル「し、使徒、活動を停止」
マヤ「エヴァの補助電源、切れました」
リツコ「――弐号機の最終的なシンクロ率は?」
マヤ「…………」
リツコ「マヤ、報告して」
マヤ「に、250%、です」
リツコ「はやめに使徒を殲滅できたのが幸いね。あのまま上昇を続ければ人に戻れなくなるところだった」
ゲンドウ「……赤木博士、後は頼む」
リツコ「セカンドチルドレンはどのようにいたしますか?」
ゲンドウ「追って知らせる。それまでは現状維持だ。冬月。行くぞ」
冬月「…………」
ミサト「リツコ! これってどういうことなのよ⁉︎」
リツコ「…………」
ミサト「エヴァのシンクロ率に上限はないの⁉︎ アスカはなんであそこまで⁉︎」
リツコ「わからないわ」
ミサト「あ、あんた。私になにか嘘ついてない?」
リツコ「なにもついてないわよ」
ミサト「ならなんでそんなに冷静でいられるのよ! 一歩間違えばアスカが!」
リツコ「私にだってわからないことはあるのよっ!」バンッ
365 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/02/24(金) 01:38:57.15 ID:jjjddQJyo
乙
吹っ切れたアスカは強いなぁ、色んな意味で
366 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/02/24(金) 07:23:27.04 ID:l/RqJD2KO
乙
おもろい
367 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/02/24(金) 20:04:32.53 ID:etwe8kYs0
- ネルフ本部 医務 -
医療スタッフ『メディカルチェック異常なし』
医療スタッフ『脳波、及び主要な器官に異常は確認できません』
リツコ「…………」カキカキ
アスカ「もーっ! なんともないってばぁ!」
リツコ「あなたのシンクロ率は異常よ。必要な検査は受けてもらいます。それとも、理由、説明できる?」
アスカ「……はぁ」
リツコ「次、エコーかけて」
医療スタッフ『了解』
368 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/02/24(金) 20:12:34.98 ID:etwe8kYs0
- ネルフ本部 ラボ -
アスカ「それでぇ? 今度はなに?」
リツコ「ヒアリング。当時の状況を詳しく話てちょうだい」
加持『リッちゃんには少し気をつけておいてくれ』
アスカ「ん……なんかフワッとした感じがしたから。それに身を任せただけ」
リツコ「フワッと、ねぇ。空中に浮いてるような浮翌遊感。それとも眠気を感じたの?」
アスカ「よく、覚えてない。無我夢中だったから」
リツコ「ふん……記憶の混乱が見受けられるということね」カキカキ
アスカ「はぁ……ねぇ、もう帰っていい? 疲れてるのよ」
リツコ「まだよ。シンジくんとはなにか進展があった?」
アスカ「――なにも。シンジはまだ私の気持ちに気がついてない」
リツコ「どうして言わないの?」
アスカ「私からは、言いにくいわよ。それに、そんなのガラじゃない」
リツコ「そうかしら? アスカ、シンジくんに対して冷たくなってない?」
アスカ「そんなことない。シンジは私にとって大切な人だもの。話はそれだけ?」
リツコ「――ひとつ、話をしておくわ」
アスカ「なに……? めんどくさいのはパスよ」
リツコ「心理学の初歩的なことなんだけれど、なにかを隠したい時は冷たくするのよ」
369 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/02/24(金) 20:16:50.98 ID:etwe8kYs0
アスカ「どういう意味……?」
リツコ「いいえ。なにも思い当たる節がないのならかまわないわ」
アスカ「そう。それなら問題ないわね」
リツコ「えぇ、そうね。今日はお疲れ様」
アスカ「リツコ」
リツコ「なに?」
アスカ「私こう見えて大卒なのよ。だから初歩的な心理学なら学んでる」
リツコ「……そうだったわね」
アスカ「お疲れ様とか普段言わないくせに。人が優しくする時は、なにを引き出したい時かしらね」
リツコ「ふぅ……。さがっていいわ」
370 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/02/24(金) 20:26:40.49 ID:etwe8kYs0
- ネルフ本部 ??? -
冬月「まったくどうなっている! エヴァ全機のドライブレコーダーはどこにいったんだ!」
リツコ「技術班が回収しようとした時には既に持ち去られていました」
冬月「だからそれが誰の仕業かと聞いているんだ!」バンッ
リツコ「……おそらくではありますが、思い当たる人物が1人おります」
冬月「誰かね?」
リツコ「……加持リョウジ」
冬月「ちっ、まったく! こんなことならもっと早めに始末しておくべきだった!」
ゲンドウ「……セカンドチルドレンの様子はどうだ?」
リツコ「外傷など身体的損傷は見られません。精神もかなり安定しております」
冬月「弐号機のコアに気がついたんじゃないのか?」
リツコ「可能性としては高いかと。しかし、一時的な暴走状態にあったと考えられなくもありせん」
冬月「他のパイロット達はなんと言ってる」
リツコ「レイやシンジくんはアスカが興奮していたということだけ」
ゲンドウ「…………」
冬月「気がついたと考えるのが妥当だろうな。しかし、これは厄介だぞ。今はまだ弐号機は必要な戦力だ」
ゲンドウ「……あぁ。残りの使徒も多い」
冬月「コアの書き換えはどうかね?」
リツコ「候補は何名かおりますが、すぐにというわけには……」
371 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/02/24(金) 20:34:55.60 ID:etwe8kYs0
冬月「あの男、電力が切れた時を狙ってきおって!」バンッ
リツコ「…………」
冬月「奴からはシナリオがあるとしか聞いていないのだろう?」
リツコ「はい、申し訳ありません。元々、言葉遊びをする間柄だったのでそれ以上のことは……」
冬月「ちっ……」
ゲンドウ「……とりあえず、様子を見る」
冬月「しかし、電力を落としたのもやつの根回しではないのか?」
ゲンドウ「冬月。手はまだある。万策尽きたわけではない」
冬月「はぁ……。委員会にはどう報告する」
ゲンドウ「ありのままだ。こちらにとっても想定外の出来事だった」
372 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/02/24(金) 20:46:31.91 ID:etwe8kYs0
- 翌日 ミサト宅 -
ピピピッ
シンジ「ん……朝か。うぅー、まだ眠い」
ピピピッ カチ
シンジ「……あれ? 目覚まし、僕、止めてないのに――」
アスカ「グッモーニン! シンジ!」
シンジ「ふぁ?」
アスカ「なに寝ぼけてんのよ! もう朝よ」
シンジ「あれ? アスカ? 今何時……?」
アスカ「まだ5時30分」
シンジ「……あぁ、今日は早起きなんだね」
アスカ「ほら、しゃきっとしなさい」
シンジ「え? あの?」
アスカ「着替え! 制服そこに畳んでおいてあるから」
シンジ「はぁ……」
アスカ「着替えたら顔洗ってリビングにきなさい」
シンジ「あぁ……はい……」
アスカ「私、キッチンでやることあるから」
トタトタトタ
シンジ「はぁ……なんだぁ……?」
373 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/02/24(金) 20:51:14.58 ID:etwe8kYs0
- ミサト宅 リビング -
シンジ「ふぁ〜ぁ……」
トタトタトタ
シンジ「アスカ……なにやって……えぇ?」
コトコトコト タンタンタン
アスカ「シンジ。もう顔洗ったの?」
シンジ「……まだ、です……」
アスカ「はやく顔洗ってきなさい。朝、お味噌汁でいいわよね」
シンジ「はい……」ぼけー
アスカ「まだ寝ぼけてるの?」
シンジ「あ……いえ……顔、洗って、って、僕顔洗えないんで、手洗ってきます」
アスカ「あぁ、ごめん。そうよね。それじゃ手洗って。なにか手伝うことある?」
シンジ「いえっ! ぜんぜん!」
374 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/02/24(金) 20:57:50.70 ID:etwe8kYs0
- ミサト宅 リビング -
ミサト「…………」
シンジ「…………」
アスカ「どうしたの? 2人とも。さ、食べるわよ」
ミサト「あの、これ。アスカが作ったの?」
アスカ「そうよ。他に誰がいるっていうのよ」
シンジ「アスカ、料理、作れたんだ?」
アスカ「いいえ。ヒカリに教わったの。1週間通いづめちゃったから」
ミサト&シンジ「そ、そうですか」
ミサト「……っは! いけない、危うく現実逃避しそうになったわ!」
アスカ「どういう意味?」
ミサト「いや、あははっ。――シンちゃんの為?」
アスカ「それもあるけど、途中からは楽しくなっちゃって」
シンジ「……そっか。よかったね。アスカ」
アスカ「そうじゃないでしょ! 味みてよ!」
シンジ「あぁ、ごめん。……いただきます」
ズズズッ
シンジ「――うん。お味噌も塩加減もちょうどいい。おいしいよ」
ミサト「あらっ! どれどれぇ? ――ほんとぉ! おいしいじゃないアスカぁ!」
アスカ「まぁ、当たり前よね」
375 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/02/24(金) 21:02:58.04 ID:etwe8kYs0
- ミサト宅 リビング 30分後 -
アスカ「シンジ、私教科書忘れたのあるから、あんた少し玄関で待ってて」
シンジ「うん。わかったよ」
アスカ「それと、鞄は私が持ってあげるから」
シンジ「えぇ? そんな。そこまでさせちゃ悪いよ」
アスカ「怪我人なんだから当たり前でしょ。なに遠慮してんのよ」
シンジ「でも、アスカ女の子だし」
アスカ「持てる人が持てばいいの。そういうもんなのよ」
ミサト「シンちゃん。アスカの好意に甘えておきなさい。まだ痺れ、残ってるんでしょ」
シンジ「あぁ……はい」
376 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/02/24(金) 21:11:33.14 ID:etwe8kYs0
- ミサト宅 アスカ部屋 -
アスカ「ええと……」ゴソゴソ
ポトッ
アスカ「……あっ」
人形「……」
アスカ「けっこう汚れ、ひどいね。あ、糸もほつれてる」
アスカ「……もう少ししたら綺麗になおしてあげるから。待ってて。ママ」
コンコンッ
アスカ「ん……? 窓?」
マリ『やっほー! ひぃめぇー!』フリフリ
ガラガラッ
アスカ「あんた。ここ何階だと思ってんのよ……いつからベランダにいたの?」
マリ「ついさっき。それよりも、ここ監視されてるから、はいこれ」
アスカ「……なに? イヤホン」
マリ「そそ。有効範囲は狭いんだけど、私が喋ってる声は聞こえるから。つけてね♪」
アスカ「はぁ……。わかった」
マリ「それじゃ、はやく行って。怪しまれない内に」
377 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/02/24(金) 21:21:04.08 ID:etwe8kYs0
- 登校中 -
マリ『感度はどうかにゃー? 問題なかったら髪さわってもらっていい?』
アスカ「……シンジ、歩き大丈夫?」サワッ
マリ『おっけーおっけー♪ それじゃ報告したいことがあったのでそのことなんだけど』
シンジ「うん……。大丈夫だよ、ありがとう」
マリ「いやー、実は、あの転校生の霧島マナって子なんだけど、どうやら友達が人質にされてるみたいだよー』
アスカ「それじゃ、行きましょうか」
シンジ「うん」
マリ『それで、パイロットの情報を渡すことが友達の解放に繋がると信じてるみたい。泣けてきちゃうなぁー』
アスカ「…………」スタスタ
マリ『私達ができることと言ったらたいしてないんだけど、できないこともないんだよねぇー』
シンジ「まだ時間には余裕があるね」スタスタ
マリ『でも! ちょっと味方に引きこんでおいた方が後々助かるかなーって打算もあったり! なんだけどー? 姫どうしたい?』
アスカ「そうね。ゆっくり行きましょ」スタスタ
マリ『コンタクトとるかは姫にまかせるね! それじゃまた今度♪』
アスカ「……はぁ」
378 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/02/24(金) 21:34:59.79 ID:etwe8kYs0
- 第三新東京都市第壱中学校 昼休み -
トウジ「シンジ、あらためまして、退院おめでとさん」
シンジ「トウジ、ケンスケもお見舞いありがとう」
ケンスケ「いいっていいって」
ヒカリ「鈴原達、なんか一緒に食べるのが普通になってない?」
トウジ「なんや、細かいこと言いなさんな! 委員長!」
ケンスケ「そーそー。大人数で食べた方がおいしいじゃないか!」
シンジ「僕が休んでる間に仲良くなったの?」
アスカ「気がついたら、いつのまにかこいつらがいただけ」
トウジ「女ばっかりじゃ寂しい思うてなぁ!」
アスカ「はぁ。はいはい」
ケンスケ「そ、それよりシンジ、後で話たいことが」
シンジ「ん? なに?」
トウジ「まぁまぁ。後で話するから」
シンジ「……?」
アスカ「もう1人、呼んでもかまわない?」ガタガタッ
ヒカリ「え? アスカ? 誰呼ぶの?」
スタスタ
トウジ「なんや? どこ行く――って」
マナ「…………あの、えっと」
アスカ「お昼休み中にごめんね」
マナ「いえ……」
アスカ「よかったら、一緒にお昼どう?」
マナ「え……でも、この前……」
アスカ「あれは私が悪かった。言いすぎよね。ごめん」
マナ「あ……」
アスカ「友達から、またやり直さない?」
379 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/02/24(金) 21:40:10.84 ID:etwe8kYs0
マナ「あの……本当にお邪魔じゃないですか?」
トウジ「あぁ、かまへんかまへん! なぁ! シンジ」
シンジ「うん、僕は休んでたし」
ケンスケ「そこに座りなよ」
ヒカリ「アスカ……」
マナ「どうもありがとうございますっ」
アスカ「敬語もやめやめ!」
マナ「あっ……うんっ!」
アスカ「私のことはアスカって呼んで」
マナ「私っ、マナでいいよ!」
ヒカリ「えへへ……」
380 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/02/24(金) 21:47:32.36 ID:etwe8kYs0
アスカ「シンジ、フォークつけておいたからこれ使って」
シンジ「ありがとう」
アスカ「あと、これお茶」スッ
シンジ「あ、うん」
アスカ「飲める?」
シンジ「大丈夫」
ヒカリ&トウジ&ケンスケ&マナ「…………」
アスカ「口元ご飯粒ついてるわよ」
シンジ「え? どこ?」
アスカ「そっちじゃない。こっち」ヒョイ パク
ヒカリ&トウジ&ケンスケ&マナ「お、おぉ」
トウジ「――お前らなんか雰囲気が変わってないか?」
アスカ「そう?」
シンジ「いつも通りだと思うけど」
ケンスケ「介護、なのかなぁ?」
381 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/02/24(金) 21:51:34.38 ID:etwe8kYs0
トウジ「ゴリラ女がこんなに世話をするとは……ってやば!」バッ
ヒカリ「(鈴原もこりないわねー)」
ケンスケ「(殴られにいってるんじゃないのかなぁ?)」
マナ「……ご、ゴリラ女?」
シンジ「あ、これおいしい」もぐもぐ
アスカ「うん。これもヒカリに教えてもらったの。ね? ヒカリ」
トウジ「――あ……あれ?」
ヒカリ「へぇっ? あ、あぁ! うん! そうだね!」
ケンスケ「…………な、なにがどうなってるんだぁ?」
382 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/02/24(金) 21:57:56.10 ID:etwe8kYs0
アスカ「あんたも、ガキみたいなこといつまでも言ってるんじゃないわよ」
トウジ「は、はぁ……」
ヒカリ「アスカ? 熱ない?」
アスカ「ん? ないわよ?」
シンジ「どうしたの? みんな」
ケンスケ「こ、これが……シンジパワーだとでも言うのか……」
マナ「あの……あはは……」
アスカ「――それはそうと、マナって親の転勤だったわよね」
マナ「そうだよ?」
アスカ「こっちはもう慣れた?」
マナ「……うん。少しだけ。あ、そうだ! アスカと碇くんってパイロットなんだよね⁉︎」
シンジ「そうだけど?」
マナ「かっこいいなぁーっ! 憧れちゃう!」
383 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/02/24(金) 22:06:15.29 ID:etwe8kYs0
シンジ「そうかな? 憧れることなんて何もないよ」
マナ「でも、みんなを守ってるから、そういうのってかっこいいよ」
シンジ「そうかな」
マナ「碇くん、今、怪我してるんだよね? 私もなにかあったら協力するから言ってねっ」
シンジ「シンジでいいよ。霧島さん」
マナ「……あ、うん。私もマナでいいから」
ヒカリ「…………」ゴクリ
トウジ「今度こそ雷が落ちるで」
ケンスケ「さて、避難避難――」ガタッ
アスカ「助かる。シンジもなにかあったらマナに――」
トウジ「――だ、誰やお前はっ!!」ビシッ
アスカ「はぁ?」
トウジ「そこはシンジに近づくのは! とか言うんちゃうんかい!」
アスカ「なんでそんなこと言わなきゃいけないのよ?」
ケンスケ「はぁ……?」
ヒカリ「どうなってるの……」
384 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/02/24(金) 22:17:06.75 ID:etwe8kYs0
ヒカリ「アスカ……。なにか悪いものでも食べたんじゃ?」
ケンスケ「もしかしてこれは……っ!」
トウジ「相田参謀! なにかわかったんか!」
ケンスケ「いかりぃ! 辛いな! 女心と秋の空って言うよなぁ!」
シンジ「……?」
ケンスケ「きっと心変わりしたんだよ! な⁉︎ そうだ――ぐへっ」ドサッ
アスカ「今のは殴るべきとこよね。……はぁ。なんだそんなこと。シンジのことは好きよ」
トウジ「す、好きってお前、シンジの前で……」
シンジ「あぁ、うん。ありがとう。アスカ」
ヒカリ「――えっ? 碇くん?」
アスカ「この話はこれでおしまい」
ヒカリ「えっ? でも、ちょっとっ」
アスカ「ま、ヤキモチばかりも妬いてられないしね」
385 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/02/24(金) 22:41:20.44 ID:etwe8kYs0
- 第三新東京都市 市街地 -
加持「ちょっと慌ただしくなってきたな」
マリ「そぉ? そんなこと感じないけど。平和な日々は心安らぐねぇ」
加持「刺激は好きだろう?」
マリ「むふふ。だぁいせぇかい♪」
加持「もう少し面白くしてやろうじゃないか?」
マリ「わぁぉ! それは誰に? ゲンドウくん? それともゼーレ?」
加持「さて、戦自なんてのはいかがな?」
マリ「なぁるほど〜!」
加持「ちっと荒くなるかもしれないが」
マリ「――……面白いなら、いいっ!!!」
386 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/02/24(金) 23:29:47.57 ID:etwe8kYs0
- 第壱中学校 屋上 放課後 -
マナ「……はい……はい……あの、今日、登校してきました……はい……」
マナ「了解しました」
プツ
マナ「私がやらなくちゃ――」
マリ「なにを?」ヒョイ
マナ「わきゃぁっ⁉︎」
マリ「あれぇ〜? そんなに驚かせちゃった?」
マナ「あ、あなた、い、いつから……」
マリ「いつからがい〜ぃ? いや、それにしても名前が1文字違うだけって紛らわしいね」
マナ「……?」
マリ「どうしよっかなぁ〜。なんて呼ぼう?」
マナ「――っ!」チャキ
マリ「おぉー。それ戦自の支給品かにゃ?」
マナ「う、動かないで! 動いたら撃つわよ!」
387 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/02/24(金) 23:37:51.61 ID:etwe8kYs0
マリ「……君、おもしろいね」
マナ「あなた! 一体何者! 名を名乗りなさい!」
マリ「それはちょっとできないな〜。少年兵のお友達はいいのー?」
マナ「――な、なんでそれを知ってるの⁉︎」
マリ「ネタバラシってギリギリまで引っ張った方が面白くない?」
マナ「ふざけないでっ!」
マリ「父親は病院勤務ってことになってるけどそれはウソ。転勤もウソ。あれもこれも……」
マナ「う、撃つわよ!」
388 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/02/24(金) 23:40:47.32 ID:etwe8kYs0
だめだ眠い今日はここまで
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