シンジ「僕が?」

Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

765 : ◆y7//w4A.QY [sage]:2017/03/12(日) 22:51:56.57 ID:ThtKAN8m0
- 翌日 第三新東京都市立第壱中学校 昼休み 屋上 -

シンジ「マナ、聞きたいことがあるんだ」

マナ「……?」

シンジ「どうして、マナに戦自は執着するの?」

マナ「どういうこと?」

シンジ「考えてもどうしてもわからなかったんだ。裏切った相手を取り戻したいって思う理由が。ネルフに有利につけられてもなぜマナを取り戻したいと戦自は思うの?」

マナ「あぁ……」

シンジ「なにか、心当たりあるんだね?」

マナ「シンジくんは慣例って知ってる?」

シンジ「当たり前に行われてること?」

マナ「うん、ずっと続くしきたりみたいなこと。戦自はね、少し変わってるんだ」

シンジ「……?」

マナ「脱走兵に対して地の果てまで追っかけてくるの。ずっと昔から。敵前逃亡や裏切りは、死ぬよりも罪が重い」

シンジ「だから、マナを取り戻すためなら、ネルフに有利になってもいいの?」

マナ「きっと、交渉を重ねて行く上で落とし所があると思う。私なんか個人だもの。ネルフもきっと私に対した価値がないことわかってる」

シンジ「…………」

マナ「でも、なにも引き換えにできなければ、ネルフの保護下から外れた瞬間、私は戦自に拉致される。そうなれば、ネルフにとって得られるものはなにもない」

シンジ「最初から、お互いに限度が見えてる交渉だってこと?」

マナ「うん。戦自が提示する条件もさして痛手にならず、ネルフが提示する条件もあったらいいなぐらいのもの。予定調和なのよ。それが、理由なんだと思う」

シンジ「(じゃあエヴァに対する恐怖心を植えつけてもロボットを無力化しても、マナは……裏切り者は許されることはない……)」

マナ「私、どうなりそう?」

シンジ「まだわからない。今は色々と手を尽くしてる」
766 : ◆y7//w4A.QY [sage]:2017/03/12(日) 23:12:42.45 ID:ThtKAN8m0
マナ「ありがとう……」

シンジ「いいよ」

マナ「ムサシやケイタを助ける前に、私が、ダメになりそうだね……」

シンジ「そうはならない。マナは友達に会って普通に生活したい。それだけじゃないか」

マナ「うん……」

シンジ「なんとか、してみせるよ」

マナ「ありがとう。本当に、ごめんなさい」

シンジ「(やっぱり、交渉のテーブルにつけるようにするのは必要ってことか……)」

シンジ「ん……?」

マナ「……?」

シンジ「マナ、ロボットの予算てどこから降りてるの?」

マナ「予算? ええと国防費から特別会計されてるはずだよ」

シンジ「国防費の枠の中でやりくりしてるわけじゃないんだ?」

マナ「うん、別に予算が組まれてる」

シンジ「どうしてかな? 国がロボットの製作を援助してるってこと?」

マナ「そうみたい、かなりの金額が動いてるみたいだよ」

シンジ「へえ……ロボットの計画が失敗すれば、それだけ動いてるなら、誰かが責任とらなきゃいけなくなるね」

マナ「……それは間違いないと思うけど。責任のなすりつけ合いがはじまると思うよ」

シンジ「なるほどね……」

マナ「……?」
767 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/12(日) 23:48:06.16 ID:ThtKAN8m0
- 教室 昼休み -

女子生徒F「あ、やっともどってきた。霧島、邪魔」

マナ「きゃっ」

女子生徒D「ねぇねぇ碇くん、たまには私たちと食べようよ」

シンジ「あぁ、うん、でも」

マナ「あの、私、ヒカリ達と食べるね」


タタタッ


トウジ「モテ期到来やな〜」

アスカ「…………」もぐもぐ

ケンスケ「アスカはいい気しないんじゃないか?」

アスカ「別に」

ヒカリ「……アスカと碇くん、なにかあったの?」

アスカ「ん?」

ヒカリ「なんか、アスカ、碇くんに冷たい」

マナ「……?」

アスカ「(シンジが洗脳されてるふりだから、とは言えないわよね。本当は昨日、エッチしちゃってるし。あ、ちゃんとサイン送ってくれてる。もう、シンジったら……)」

ヒカリ「喧嘩でもした?」

アスカ「あいつは、ファーストがいるでしょ」

ヒカリ「え? 綾波さん」

アスカ「…………」もぐもぐ

ケンスケ「おぉ、シンジって綾波を選んだのか?」

ヒカリ&マナ「えぇ⁉︎」

ケンスケ「今のってそういうことじゃ?」

アスカ「そうとは言ってないわよ。だけど、なんとなくそう思っただけ」

ヒカリ「あ、アスカ……」
768 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/13(月) 00:24:51.99 ID:eF8qQWge0
- 授業中 -

シンジ「(まいったな……マナにそれほど価値がないのはネルフも戦自も折り込み済みなのか)」

シンジ「(だから、ネルフ内でもこのまま保護解除するか、取り引きするかで意見が割れてるんだ。取り引きしたところでメリットは微々たるものだから)」

シンジ「(ううん……)」

トウジ「おい、シンジ」コショコショ

シンジ「ん?」

トウジ「アスカとなんかあったんか?」

シンジ「はぁ……トウジ。悪いけど今はそれどころじゃないんだ」

トウジ「……?」

シンジ「マナのこと考えなくちゃいけないから」

トウジ「マナ⁉︎ おまっ! マナやったんか?」

シンジ「……?」

ケンスケ「ダークホースのご登場か……」
769 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/13(月) 00:46:01.24 ID:eF8qQWge0
- 放課後 教室 -

ケンスケ「碇は?」

トウジ「シンジなら、もうネルフに行きよったで」

ケンスケ「ふーん、それにしても碇がマナをねぇ」

マナ「なんの話っ?」

トウジ&ケンスケ「わあっ⁉︎」

ヒカリ「また悪だくみしてるんでしょう?」

トウジ「そんなことするか!」

ケンスケ「あれ? アスカは?」

ヒカリ「ネルフに行ったよ。テストがあるんだって」

トウジ「……なぁ、霧島。シンジのこと、どう思ってる?」

マナ「シンジくん? え、なに、どして?」

ケンスケ「実は! シンジの頭の中はマナのことで一杯なんだよ!」

マナ「…………あぁ」

ヒカリ「…………」

トウジ「あぁって! なにかシンジから言われたんか⁉︎」

マナ「たぶん、あのことだと思うよ」

ケンスケ「愛の告白か⁉︎」

マナ「あはは。ちが――」

ヒカリ「……そんなわけないじゃない」

トウジ「……?」

ヒカリ「マナに碇くんがそんなこと言うはずない」

マナ「むっ! そりゃないかもしれないけどー」

ヒカリ「わかってるならいいんだ、えへへ」

マナ「だけど! 絶対ないってことも言い切れないと思うけどなー」

ヒカリ「ううん、ないよ。だって、マナはずっと後だもの。アスカよりも私よりもずっと後」

マナ「……? 仲良くなったのが?」

ヒカリ「(好きだって気がつくのに決まってるじゃない! 私にだってわかるよ! 碇くんのこと好きでもなんでもないくせにっ!)……そうだね」

マナ「うーん……そうかもね」

ケンスケ「なんだぁ、碇の告白て話でもないのか」
770 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/13(月) 20:45:03.99 ID:eF8qQWge0
- ネルフ本部 発令所 -

冬月「昨日キール議長から、計画遅延の文句が来たぞ。相当苛ついてたなぁ。仕舞いにはおまえの解任も仄めかしていたぞ」

ゲンドウ「エヴァ計画もダミープラグに着手している。ゼーレの老人は何が不満なのだ」

冬月「肝心の人類補完計画が遅れてる」

ゲンドウ「全ての計画はリンクしている。問題はない」

冬月「日本政府から支払いはどうなっていると矢の催促も止まらんよ」

ゲンドウ「充分に割り当てられてるはずだが」

冬月「ハゲタカどもはな、金の匂いのするところにはたかるものだ」

ゲンドウ「そういったことは冬月にまかせる」

冬月「また仕事が増えるのか」

ゲンドウ「…………」

冬月「そういえば、明日か。ユイくんの命日は」
771 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/13(月) 20:57:58.65 ID:eF8qQWge0
- ネルフ本部 ラボ -

アスカ「あ〜ぁ、テストテストばっかりで肩がこるわね〜」

リツコ「平和を喜んだら?」

アスカ「退屈なのもつまんないじゃない。停滞は」

シンジ「…………」

リツコ「シンジくん? どうかした?」

シンジ「……いえ。少し考え事を」

リツコ「あまり考えすぎないようにね」

レイ「赤木博士、今日はもうテストは終わりですか?」

リツコ「あなた達3人のアンケートをとったら終わり。その為にここに呼んだのよ」

アスカ「アンケートぉ?」

リツコ「チェックシートに該当する項目にレ点をいれていってちょうだい」

アスカ「どれどれぇ……なんだ。なにかと思えば健康チェックシートじゃない」

リツコ「なんだと思ったの?」

アスカ「意外なの期待しただけ」

リツコ「遊びじゃないのよ。終わった子から帰っていいわ」

シンジ「…………」カキカキ

リツコ「シンジくん? 明日は碇司令と会うの?」

アスカ「…………」ピクッ

シンジ「え? 父さんと?」

リツコ「お母様の命日でしょう?」

シンジ「あ、そうか……ありがとうございます。リツコさん」

リツコ「いいえ、ただの確認よ」
772 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/13(月) 21:06:33.93 ID:eF8qQWge0
- ミサト宅 夜 -

プルルルルッ プルルルルッ

アスカ「ミサトー? 電話ー」

ペンペン「クェー」

アスカ「あ、まだ帰ってないのね」

ガチャ

アスカ「ヘロー、じゃなかった。はい、もしもし」

ヒカリ『もしもし。洞木といいますが……』

アスカ「ヒカリ?」

ヒカリ『あ。……アスカ?』

アスカ「えぇ、そうよ」

ヒカリ『よかった。アスカに電話するの初めてだから少し緊張しちゃった』

アスカ「どうしたの?」

ヒカリ『あのね、明日ってアスカ暇してる?』

アスカ「明日? そうね、明日はなにもないけど」

ヒカリ『よ、よかった。お願いがあるんだけど』
773 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/13(月) 21:13:10.21 ID:eF8qQWge0
アスカ「――えぇ〜〜⁉︎ ダブルデートぉ⁉︎」

ヒカリ『うん、コダマお姉ちゃんにどうしてもって頼まれちゃって』

アスカ「断ればいいじゃな〜い」

ヒカリ『それが、バイト先で良くしてもらってる人だからって……』

アスカ「これだから日本人は……」

ヒカリ『私とアスカと2人なんだけど』

アスカ「妹を売る姉ってのもどうなのよ」

ヒカリ『そんな、深刻な話じゃないよ。ちょっとお茶して帰るだけ。もちろんお金は男の子達持ち』

アスカ「はぁ……」

ヒカリ『アスカには、碇くんがいるのはわかってるけど、お願い』

アスカ「……わかった。ヒカリの頼みなら。お茶するだけよね」

ヒカリ『ありがとう! うん! そうだよ!』
774 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/13(月) 21:24:56.00 ID:eF8qQWge0
- 夜 リツコ宅 レイ部屋 -

シュルシュル パサッ

レイ「…………」

シンジ『綾波。はいるよ』

レイ「……っ!」

ガラガラ

シンジ「ん? どうしたの? 手を隠して」

レイ「……見られたくないから」

シンジ「(そうか。アダムのことだな)」

レイ「少し、出ててもらえる」

シンジ「いや、そのことできたんだ」

レイ「……?」

シンジ「手、見せてみて」

レイ「……い、嫌」ギュ

シンジ「大丈夫だよ」スッ

レイ「あっ……」

シンジ「…………」ジー

レイ「あの、碇くん、気持ち悪くない?」

シンジ「そんな。綾波の手じゃないか」

レイ「あ、ありがとう」

シンジ「おまじないはうまくいったみたいだ」

レイ「……?」

シンジ「綾波は少し、気味がわるい模様だと思えばいいよ」

レイ「え……?」

シンジ「それじゃ、確認しにきただけだから」スッ

レイ「(碇くんの手が離れるのが、さみしい?)」

シンジ「おやすみ、綾波」

レイ「……おやすみなさい」
775 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/13(月) 21:50:43.21 ID:eF8qQWge0
- 翌日 墓地 -

『IKARI・YUI 1977〜2004』

シンジ「…………」

ゲンドウ「三年ぶりか。2人でここに立つのは」

シンジ「父さん。来たんだね」

ゲンドウ「ああ。毎年きている」

シンジ「そう、来なかったのは僕だ」

ゲンドウ「…………」

シンジ「今日は少し、父さんと話がしたい」

ゲンドウ「なんだ」

シンジ「母さんのこと、覚えてないんだ。どんな人だったの?」

ゲンドウ「人は思い出を忘れることで生きている。だが、決して忘れてはならないこともある。ユイはそのことを教えてくれた」

シンジ「確認をするために来てるんだね」

ゲンドウ「そうだ。……シンジ。思い出は心の中にある。今は、それでいい」

シンジ「僕は母さんの思い出なんかない。だけど、今の学校で仲の良い友達ができたんだ。だから、思い出が大切だってことも、忘れちゃいけないことがあるのも、わかる気がする」

ゲンドウ「…………」

シンジ「……父さん。お願いがあるんだ」

ゲンドウ「…………」

ピリリリリッ ピッ

ゲンドウ「私だ……あぁ……わかった」

シンジ「…………」

ゲンドウ「シンジ、時間だ」

シンジ「わかったよ……わかった」


シンジ「(なにを期待しようとしてたんだ。僕は)」
776 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/13(月) 22:03:22.16 ID:eF8qQWge0
- 第三新東京都市 繁華街 -

ヒカリ「今日はありがとね」

アスカ「まぁ、ちょっとお茶して帰るだけなんだし」

男A「お、きたきた」

男B「待ってたよーん」

ヒカリ「おはようございます」

男A「おはよ、そっちの子も」

アスカ「……おはよう」

男B「とりあえず自己紹介は後にして店はいろっか。ほら、あそこ。すぐ目の前にあるとこだよ」

ヒカリ「あ、近いんですね」

男A「まぁね。移動させるのも悪いから近場でセッティングしたんだ」

男B「それじゃはいろー」グイ

アスカ「……っ!」

ヒカリ「あの! 会ったばかりでいきなり手は!」

男B「あ、馴れ馴れしかった? ごめんごめん」パッ

ヒカリ「アスカ、大丈夫?」

アスカ「……平気。行きましょ。店はいるんでしょ」
777 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/13(月) 22:11:02.00 ID:eF8qQWge0
- 1時間後 喫茶店 -

男B「――やっちゃってさぁ」

男A「ぎゃはは、それお前が悪いんじゃん!」

ヒカリ「あ、そ、そうなんですね」

アスカ「……はぁ」

男B「ちょっと俺ら、トイレ行ってくるわ」

男A「お。そうだな、ちょっと失礼♪」

ガタッ

ヒカリ「……ちょっと、疲れちゃったね」

アスカ「私、あいつらの笑い方嫌い。見てよ、ケーキ、食べ方も汚い」

ヒカリ「うん……。でも、もう少しだと思うから」

アスカ「…………」

ヒカリ「――あれ? 碇くん?」

アスカ「え、えぇ⁉︎」

ヒカリ「ほら、窓の外、歩いてるの……」

アスカ「し、シンジ⁉︎」ガタッ

タタタタッ

ヒカリ「えぇっ⁉︎ アスカ⁉︎ 待って!」

タタタタッ
778 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/13(月) 22:16:26.11 ID:eF8qQWge0
- 喫茶店 外 -

アスカ「シンジッ!」

シンジ「……?」

アスカ「あんた、こんなとこでなにやってるの?」

シンジ「アスカじゃないか。僕は母さんの墓参りの帰りだよ」

ヒカリ「ちょ、ちょっとアスカ! ……はぁ……はぁ……」

シンジ「洞木さんも?」

ヒカリ「碇くん、こんにちは。あの、アスカ、戻らないと」

アスカ「……嫌」

ヒカリ「えぇ? もうちょっとだから……」

シンジ「どうしたの?」

ヒカリ「ええと、あのう……」

アスカ「……ヒカリと遊んでただけ」

ヒカリ「あ、アスカ……」

シンジ「だったら、僕のことは気にしなくていいよ」


男A「――なんで外にいるんだよ?」

男B「いないから焦っちゃったよ、俺ら」


シンジ「え?」


アスカ「ちっ……」

ヒカリ「あぁ……」
779 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/13(月) 22:28:07.26 ID:eF8qQWge0
男A「どっか別のとこいく?」

男B「そいつは友達?」

シンジ「(あぁ、そういえばこんなこともあったようななかったような……)」

アスカ「もうおしまい! 私こっちと遊ぶから!」

ヒカリ「あ、あの、その……」

男A「えぇ? だってまだ1時間だぜ?」

男B「この後もどっか行こうよー」

シンジ「…………」

アスカ「しつこい! タイプじゃないのよ!」

男A「なんだと?」

アスカ「……」キッ

男B「うひゃひゃ、タイプじゃないとか言われてやんの」

アスカ「あんたもよ、このサル」

男B「……あぁん?」

ヒカリ「アスカ! ご、ごめんなさい、私たち、次の予定があるから……」

男A「いいじゃん、別にさ」グイ

ヒカリ「えっ、あのっ、やめて」

男B「そうそう、これからこれから」グイ

アスカ「……っ! 私になに触って」


シンジ「あの、そこまでにしといた方が」


男A&男B「……あぁん?」

アスカ&ヒカリ「…………」


シンジ「2人とも嫌がってますし」


男A「ぷっ、ぎゃははっ」

男B「あー、はいはい。良いとこ見せたいよなぁ〜」

シンジ「はぁ」

男A「わかった、わかった。ちょっとそこの路地裏行こうか」

シンジ「いいですよ」

男B「強がるねー、さっさと済ませようぜ」


スタスタ


ヒカリ「……アスカ!」

アスカ「……え?」

ヒカリ「なにボーっとしてるのよ! 碇くんが!」

アスカ「あっ、だって、シンジが入ってくるなんて思わなくて、ヒカリこそ、目が点になってたじゃない」

ヒカリ「男の人2人相手に声かけるなんて思わなかったんだもん!」

アスカ「追いかけるわよ!」

ヒカリ「うん! あ、警察大丈夫かな?」

アスカ「あんなの2人ぐらい私がいれば楽勝よ!」
780 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/13(月) 22:38:08.10 ID:eF8qQWge0
- 第三新東京都市 繁華街 路地裏 -

アスカ「――シンジッ!」

ヒカリ「碇くん!」

男A「ちょっと待っててねー、すぐ終わるからさ」

アスカ「男2人でなんて卑怯とか思わないの⁉︎」

男B「別にー」

ヒカリ「……っ!」キッ

アスカ「ヒカリ、あんたの姉さんには悪いけど……」

ヒカリ「ううん、いいよ。アスカ、やっちゃって」

男A「なんだぁ?」

タタタタッ

アスカ「このっ!」ブンッ

男A「――ぐっ⁉︎」

男B「うぉ⁉︎ なんだこいつ⁉︎」

アスカ「シッ!」ゴンッ

男B「がはっ!」ドテン

アスカ「……あっけない、シンジ、平気?」

シンジ「まぁ……」ポリポリ

アスカ「あんたねぇ、弱いんだから――⁉︎」


バチバチッ


ヒカリ「アスカッ!!」

アスカ「……っ⁉︎」

男A「……へ、へへ。持っててよかったスタンガン」

男B「いでー」

男A「ほら、立てよ」

アスカ「くっ……雑魚のくせに。油断した」
781 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/13(月) 22:47:26.24 ID:eF8qQWge0
男A「やってくれたな」

男B「ちっ、高いのにこのズボン。泥ついてるじゃん」

アスカ「ヒカリ、足に力がはいらない、誰か呼んで――」

スッ

男A「逃がすわけないだろー」

ヒカリ「アスカ……」

アスカ「わかった……。私を殴っていいけど、2人のことは……」

男B「殴るだけじゃなぁ?」グイ

ヒカリ「……っ! いや! 離して!」

アスカ「クズね」


シンジ「あの……」


男A「まぁ、俺らもこんなつもりなかったよなぁ」

ヒカリ「……離してってば!」

男B「離さな――あいだだだだっ⁉︎」


シンジ「そこらへんで」グイ


ヒカリ「え?」

男A「なにやってんだよ! はやくふり払え!」

シンジ「洞木さん、アスカのとこに」ググィ

男B「ち、ちが。すげぇ力で」

ヒカリ「あ、う、うん」
782 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/13(月) 22:52:17.45 ID:eF8qQWge0
タタタタッ

ヒカリ「アスカ? 大丈夫?」

アスカ「…………」

ヒカリ「アスカ?」

アスカ「……あれ、誰?」



ドゴッ バキッ


男A「――ぐはっ!」

男B「」

シンジ「どうします?」



ヒカリ「碇くんって……凄いんだね。前に痴漢から助けてもらったことあるんだけど」

アスカ「……そうなの?」

ヒカリ「うん、だけど、喧嘩、強かったなんて知らなかった」

アスカ「私だって、知らなかったわよ……」
783 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/13(月) 22:59:56.03 ID:eF8qQWge0
男A&B「」


アスカ&ヒカリ「…………」

シンジ「2人とも、平気?」パンッパンッ

アスカ「あ、はい」

ヒカリ「う、うん」

シンジ「痺れはどう? アスカ」

アスカ「……うぅん、まだ少し痺れるけど、あんまり」

シンジ「洞木さんは、腕、どう?」

ヒカリ「わ、私は、強めに掴まれただけだから」

シンジ「それなら、少し休めば平気そうだね」

アスカ「…………」

シンジ「(やりすぎたかな。でも、保安部はどこまで助けてくれるかわからないからな)」

アスカ「シンジ、あんた、格闘技やってたの?」

シンジ「いや、違うよ。僕は、護身術みたいなもの(ということにしておこう)」

ヒカリ「そうなんだ……かっこいい」

アスカ「……もっとはやく言ってよね。そんなに強いなら」

シンジ「ごめん、隠してるつもりはなかったんだけど」ポリポリ

アスカ「いい。助けてくれてありがと」

シンジ「うん、いいよ」
784 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/13(月) 23:08:04.29 ID:eF8qQWge0
- 1時間後 繁華街 -

アスカ「疲れた」

ヒカリ「ほんとね。でも碇くんがいてくれてよかった」

シンジ「(あ、思い出した。たしかアスカと誰かがデートした日だったな。でもこんなことにはなってないし、また、ズレてるのか)」

アスカ「……まぁ、そうね」ひょこひょこ

シンジ「アスカ、まだ足痺れてるならおぶろうか?」

アスカ「えぇ?」

ヒカリ「(アスカ、いいなぁ)」

アスカ「い、いい。別に」

シンジ「遠慮することないよ、さ、どうぞ」スッ

アスカ「…………」

ヒカリ「アスカ、甘えたら?」

アスカ「ふん……」ギュウ

シンジ「よっと」

アスカ「おんぶしたりして洗脳のこと、大丈夫なの」コショコショ

シンジ「……いいんだ。アスカの方が大事だから」

アスカ「…………」ギュウ

ヒカリ「あ、そうだ、2人とも、私のうちにこない?」
785 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/14(火) 12:06:14.94 ID:NUocTCpBO
よく続くな
786 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/14(火) 13:18:51.87 ID:4prqPJ6so
楽しみにしてる
787 : ◆y7//w4A.QY [sage]:2017/03/16(木) 19:26:29.84 ID:KWdk4OjR0
続けるのが楽しくなくなってきたので、急にですが風呂敷をたたみはじめます。

でははじめます。
788 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/16(木) 19:45:04.13 ID:KWdk4OjR0
- 三ヶ月後 芦ノ湖 -

カヲル「久しぶり、シンジくん」

シンジ「…………」

カヲル「変わらないね、キミは。あの時のまんまだ」

シンジ「やっぱりカヲルくんも覚えているんだね」

カヲル「僕がキミのことを忘れるはずないじゃないか。そして、キミの中に何があるのかも」

シンジ「だったら、どうして! またこっちに来てしまったんだよ!」

カヲル「言ったはずだよ。今度こそ、君だけは幸せにしてみせると」

シンジ「僕の中にアダムとリリスの魂があることは知ってるんだろ⁉︎」

カヲル「わかっているよ」

シンジ「カヲルくんと綾波はもう、縛られる必要なんかないんだ!」

カヲル「残念ながら、そうはならない。キミが消えてしまったら、残された人達はどうなるんだい?」

シンジ「……僕はどうなったっていいんだ」

カヲル「シンジくん、それじゃ残されたヒトがあまりにもかわいそうだ。思い出は枷となって生き続ける。なにより、キミが幸せになれない」
789 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/16(木) 19:48:51.08 ID:IYCUCbOpo
ええ…
790 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/16(木) 19:51:40.72 ID:KWdk4OjR0
シンジ「どうしてだよ!」

カヲル「ヒトは哀れだね。純粋な願いの為におおくのものを犠牲にして、悲しみの連鎖を生み出してしまう」

シンジ「僕が完全に融合すれば、人類補完計画ははじまってしまう。アダムのリリスの融合はきっかけにすぎない」

カヲル「完全なる個体を生み出すための人類補完計画。それはもはや完成しているんだよ、キミこそが、完全な個体なんだ。綾波レイや僕のような片割れとは違ってね」

シンジ「僕がいたってなにも変わらなかったじゃないか!」

カヲル「霧島マヤを鈴原トウジを救えたじゃないか」

シンジ「でも! 融合してしまえば、なにもかも意味がなくなってしまう! マリさんの言った通りだったんだ!」

カヲル「それは違うよ。きっかけは始まりにしか過ぎない。さぁ、フィナーレをはじめよう。すべての願いのために」
791 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/16(木) 19:57:57.13 ID:KWdk4OjR0
- ネルフ本部 発令所 -

ビーッビーッ

ミサト「なにっ⁉︎」

マコト「この信号は……⁉︎ パターン青! 使徒です!」

シゲル「データ受信! 発生源は芦ノ湖です!」

ミサト「そんな⁉︎ 使徒は全部倒したんじゃなかったの⁉︎」

ゲンドウ「…………」

冬月「ゼーレが送りこんだやつか?」

ゲンドウ「老人達は急ぎすぎているようだ」

マヤ「そ、そんな、嘘でしょ⁉︎」

リツコ「マヤ、どうしたの?」

マヤ「この識別信号と登録番号は、い、碇シンジくんのものです」

リツコ「まさか⁉︎」
792 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/16(木) 20:13:36.77 ID:KWdk4OjR0
- 芦ノ湖 -

マリ「ちょぉーっとまったー!」

カヲル「イレギュラーか……」

マリ「気を失ってるワンコくんをどうするつもり?」

カヲル「ボクたちは、人の価値を、可能性を見出さなければならない。その為に、シンジくんの助けが必要だ」

マリ「ワンコくんは自分を犠牲にしようとした! 自分のためにね! このままの幕引きは許さないよ!」

カヲル「キミもわかっているんだろう? ヒトの進化の可能性は行き詰まっていると」

マリ「…………」

カヲル「政治闘争、諸外国で起きる紛争、人類の歴史は血で染め上げられている。限界を感じたのはヒトそのものじゃないか?」

マリ「たしかに、私たちは未熟よ。でも、それでも次の世代に託して不器用でも生きてる!」

カヲル「僕も前回はキミたちに、シンジくんにバトンを託した。だから、その気持ちはわからないでもない」

マリ「だったら、もう一度チャンスちょーだいよ! くれたっていいじゃん!」

カヲル「完全たる個体であるシンジくんがやり直したいと強く願い、実現した世界ですら不可能だったんだよ」

マリ「今のワンコくんなら、きっと次、だいじょーぶ! だから、もう一回サードインパクトを起こす!」

カヲル「……愚かだね、ヒトは同じ過ちを繰り返す」

マリ「考えたけど、世界がそういう流れで出来ちゃってんだもの! ……やっぱり、話だけじゃ通じないかぁ……」
793 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/16(木) 20:19:52.89 ID:KWdk4OjR0
- 芦ノ湖 上空 -

パイロット「投下準備、スタンバイ」

加持「座標は?」

通信士「問題ありません」

加持「それなら、いい。さぁ、五年間、準備してきたものをお披露目する機会だ。俺たちも総力戦を開始するぞ」

パイロット「了解! F-01から0Bへ、目標は芦ノ湖にて視認。繰り返す」

通信士「試作4号機投下、カウント、スタートします。5.4.3」

加持「震えるが来ちまうな。笑っても泣いてもこれで人類の行く末が決まるのか」
794 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/16(木) 20:25:03.04 ID:KWdk4OjR0
- ネルフ本部 -

ミサト「アスカ! レイ! 聞こえてるわね! 目標は現在、芦ノ湖にいるわ!」

アスカ「わかってるわよ!」

レイ「…………」

アスカ「くっ! ラスボスがシンジってわけ⁉︎ そんなのありえないわよ!」

ミサト「わかってる。私たちも、碇司令でさえも驚きを隠せないわ、だから、自分の目で確かめてきて」

レイ「……零号機、でます」

マヤ「了解! カタパルト解放!」

ミサト「頼んだわよ、レイ、アスカ!」ギリっ
795 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/16(木) 20:28:27.13 ID:KWdk4OjR0
>>789
すまない
かなり強引に幕引きします
796 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/16(木) 20:42:12.37 ID:KWdk4OjR0
- 芦ノ湖 -

カヲル「試作4号機か。アダムとリリスより生まれしエヴァンゲリオンシリーズ、リリンもわかってるんだろう? オリジナルには勝てないと」

ドォンッ

ドォンッ

マリ「……動きが、重いっ!」

加持『すまないな、4号機をパクる。それが精一杯だ』

パキーーン

カヲル「…………」

マリ「人類が諦めたら終わる! だったら! 私たちは諦めるわけにゃいかないんだよっ!」

カヲル「悲しいね、君も何十年も変わらない姿のままで……」キュイーーン

マリ「ぐっ!」
797 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/16(木) 20:53:39.54 ID:LvlRv7tAo
まあssなんてモチベ第一だしちゃんと畳むだけありがたい
798 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/16(木) 21:12:03.03 ID:KWdk4OjR0
- ??? -

委員会04「NERV。われらSEELEの実行機関として結成されし組織」

委員会03「われらのシナリオを実践するために用意されたモノ」

委員会02「だが、今は一個人の占有機関と成り果てている」

委員会06「さよう。われらの手に取り戻さねばならん。

委員会01「契約と約束の日は来た」

キール「アダムとの契約を守る為にNERVとEVAシリーズを本来の姿にしておかねばならん。碇、SEELEへの背任、その責任は取ってもらうぞ」
799 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/16(木) 21:19:22.37 ID:KWdk4OjR0
- ネルフ本部 発令所 -

冬月「どうなっている! 息子が使徒だとはどのシナリオにもないぞ!」

ゲンドウ「慌てることはない。我々人類も使徒だ」

冬月「だが! 俺はこんなことは聞いていない! 碇シンジは何番目の使徒なのだ⁉︎」

ゲンドウ「ゼーレのマテリアルであるロンギヌスの槍は月の外周をまわっている。回収は不可能だ。シンジが何者であれ、殲滅すればいい」

冬月「……ううむっ……」

ゲンドウ「我々に残された時間はもう少ない。シンジが最後の使徒だというのならば、消せば願いが叶う。もうすぐだよ、ユイ……」

オペレーター「目標は移動を開始! 芦ノ湖からこちらに向かっています!」

マコト「これは……⁉︎」

冬月「今度はなんだ?」

シゲル「所属不明機が続々と集結しています、これは、アメリカ、ドイツ?」

ゲンドウ「各ゲートを緊急閉鎖しろ」

マヤ「は?」

ゲンドウ「急げ。全ユニットを緊急閉鎖だ」
800 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/16(木) 21:31:58.51 ID:KWdk4OjR0
- 第三新東京都市 -

アスカ「どぉぅりやぁああ〜〜っ!」ドォンッ

パキーーン

カヲル「惣流アスカラングレー、君もシンジくんに救われたんだったね」

レイ「くっ!」

カヲル「そして、君も。三人目の綾波レイ」

マリ「ATフィールドが中和できない!」

カヲル「EVAは僕と同じ体でできている。僕もアダムより生まれしものだからね。しかし、僕のATフィールドは強力だ。リリンも知っているんだろう? ATフィールドは心の壁だという事を」

マリ「ひめぇっ!」

アスカ「ちっ! フィフスが使徒だったのね! シンジをどうするつもり⁉︎」

カヲル「……それを教えるつもりはない」


キィーーン


マリ「やばっ!」
801 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/16(木) 21:39:49.51 ID:KWdk4OjR0
- ネルフ本部 発令所 -

リツコ「フィフスの少年が使徒⁉︎ シンジくんは⁉︎」

シゲル「光波、電磁波、粒子も遮断しています! 何もモニターできません!」

ミサト「まさに結界か……」

マヤ「目標およびEVA弐号機、零号機、不明機共にロスト、パイロットとの連絡も取れません!」

ミサト「目指すのはここしかないわ! 防御機能は⁉︎」

シゲル「既に各ユニットは閉鎖済みです!」

冬月「まだ、終わらないか」

ゲンドウ「あぁ。老人達は予定を繰り上げるつもりのようだ」

冬月「まったく、老人には変化についていけんよ」

ゲンドウ「ありのままだ。我々は選択するだけに過ぎない」
802 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/16(木) 21:48:42.23 ID:KWdk4OjR0
カヲル「シンジくん、キミの背負った十字架は僕が引き継ぐ。もうなにも苦しまなくていい」

シンジ「……かはっ……」ビクンッ


アスカ「シンジ⁉︎ ファースト! フィールド全開!」

レイ「零号機、フィールド全開!」

マリ「いったぁ〜」

アスカ「メガネ! ぐずぐずするな! 援護!」

マリ「まったく、人使い荒いんだからさぁ〜……でも、生きてるって、楽しいから、いい!」


ドンドンドンッ


カヲル「喜び、それは、美しき神々の閃光。見てごらん、シンジくん。キミを助けた人達が君を助けようとしている。キミには未来が必要だ」

シンジ「うぅぅ……」ビクン

カヲル「キミの中のアダムとリリスを僕に渡すんだ」
803 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/16(木) 22:00:19.52 ID:KWdk4OjR0
加持『マリ、ゼーレが動いてきてるぞ。いよいよ本チャンがはじまりそうだ』

マリ「了解! そっちで足止めして!」

加持『長くはもたない! 量産機もそちらに移動している!」

マリ「カシウスの槍は⁉︎」

加持『ロンギヌスと同様、輸送中だ」

マリ「急いでね!」

加持『……マリ』

マリ「なに⁉︎ こっち今それどころじゃないんだけど!」

加持『エヴァの研究者としていた頃の君は、こうなることを望んでいたのか?』

マリ「はぁっ?」

加持『教えてくれ、碇司令と碇ユイ、彼らと同期だったんだろう?』

マリ「私のはじまりは……」

加持『エヴァの呪縛、その真実を知りたい』

マリ「…………」

加持『イレギュラーとして別の時間軸から入りこんだ君は、この世界の全てを知っていた、なぜ知り得た?』
804 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/16(木) 22:07:42.47 ID:KWdk4OjR0
マリ「その話は、生きて帰れたら教えてあげるよ!」

加持『お、おい』


プチッ


アスカ「くっ!」

レイ「……っ!」


マリ「姫達も頑張ってるけど、このままじゃ勝てないないなぁ〜。弐号機に乗ってればよかったかにゃ? ま、いってもしかないか。さぁて、こっちも機体捨てる覚悟で突貫するよー!」
805 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/16(木) 22:17:30.84 ID:KWdk4OjR0
シンジ「……か、カヲルくん……⁉︎」

カヲル「気がついたかい? もうすぐ全てが終わる。ボクが世界を作り変えてあげるよ。その世界では、シンジくんは幸せに暮らせる」

シンジ「な、なにを……っ⁉︎」

カヲル「気がついたんだ。ボクがやらなければキミは罪の意識に潰されてしまう。キミはなにも悪くない」

シンジ「……だめだ、カヲルくんの肉体じゃ耐えられい……」

カヲル「あぁ、そんなに悲しまないで。きっとまた会えるよ」



アスカ「シンジィーーっ!!」

シンジ「アスカ⁉︎」


パキーーン


カヲル「キミもしつこい」

アスカ「ふざけんじゃないわよ! こちとら黙って引き下がるような女じゃないんだからぁっ!」ガンッガンッ

カヲル「だが、ボクはキミ達を拒絶する。何者にも邪魔はさせない!」ググッ

レイ「碇くんが、もう! 戦わなくていいようにする!」

カヲル「……っ!」
806 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/16(木) 22:29:24.91 ID:KWdk4OjR0
- ネルフ本部 発令所 -

マコト「大気圏外より高速で飛来する物体を確認!」

冬月「ばかなっ! まさかロンギヌスの槍か!」

ゲンドウ「…………」

冬月「いかんぞ! このままでは、我々の計画は破綻する!」

ゲンドウ「冬月、あとは頼む」

冬月「どこへ行く⁉︎」

ゲンドウ「4人目のレイの元へだ」

冬月「……そうか。ついにその時がきたのだな」

ゲンドウ「ああ。予定より早いが、合わせればいい」

冬月「ユイくんによろしくな」

ゲンドウ「……ありがとうございます……冬月先生」
807 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/16(木) 22:34:07.09 ID:KWdk4OjR0
- ??? -

委員会05「アダムより生まれし存在、分身たる渚カヲル」

委員会03「ロンギヌスの槍もオリジナルが還る」

委員会02「リリスと禁断の融合を。我ら人類に福音をもたらす真の姿に。等しき死と祈りを以て、人々を真の姿に」

キール「人類の可能性はその先にある」

委員会全員「祈りを持って、全てをひとつに」

キール「タブリス。約束は果たした。初号機による遂行を願うぞ」
808 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/16(木) 22:40:29.94 ID:KWdk4OjR0
シンジ「うああああぁぁぁーーーっ!!」ビクンッ

アスカ「シンジィっ! なんで破れないのよ! フィフスからはほとんど攻撃してこないのに!」

レイ「とてつもなく強力、このままじゃ破れない!」

マリ「どいて、どいて!」

アスカ「メガネ⁉︎」


マリ「ゼロ距離ならばっ!」

カヲル「……っ!」

マリ「ぐぅぅっ! こんちくしょぉぉおぉっ!」


ビー、ビー


『自爆装置、作動します』


マリ「ひめぇ! あとよろしくー!」


アスカ「やばい! フィールド全開!」

レイ「……っ!」



ドドォーーーンッ!!
809 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/16(木) 22:52:26.86 ID:KWdk4OjR0
- ネルフ本部 発令所 -

ブーッブーッ

ミサト「なんの警報⁉︎」

マコト「01番ケイジにて初号機が起動!」

リツコ「パイロットもいないのに⁉︎」

マヤ「第1ロックボルト解除! S2機関による起動です! このままでは」

ミサト「作業員を緊急退避させて!」

シゲル「初号機より-値の次元測定値を確認! 数値化できません!」

冬月「アンチATフィールドか。身の丈を過ぎた望みを抱えたのかもしれんな」

ミサト「モニターは⁉︎」

初号機『ウオオオオオォオォオオ』

冬月「我々はどうすればよかったのだ」
810 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/16(木) 23:05:00.11 ID:KWdk4OjR0
アスカ「……メガネは⁉︎」

レイ「プラグの射出を確認してる」

アスカ「よかった、ていうか、シンジまで巻き込まれたらどうするつもりよ!」

レイ「その心配は杞憂」

アスカ「……っ!」


モクモクッ

カヲル「…………」


アスカ「そんな……」


カヲル「もうすぐ初号機と量産機がここにくる。キミたちはそれで終わりだ……!」
811 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/16(木) 23:30:15.29 ID:KWdk4OjR0
- ネルフ本部 地下 -

ゲンドウ「欠けた心、人は心の穴を埋めることはできない」

レイ(4人目)「…………」

ゲンドウ「人類は一つになるべきだ。しかし、それは初号機による遂行ではない」

レイ「…………」

ゲンドウ「サルベージに成功した、ユイの魂がお前の中にある」

レイ「…………」

ゲンドウ「行くぞ。セントラルドグマにリリスがいる」
812 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/16(木) 23:48:44.65 ID:KWdk4OjR0
ベートーヴェン 交響曲第9番 歓喜の歌

Freude schöner Götterfunken,
Tochter aus Elysium,
Wir betreten feuertrunken,
Himmlische dein Heiligtum!

歓喜よ 美しき神々の御光よ
エリュシオン(楽園)の乙女よ
我等は情熱と陶酔の中
天界の汝の聖殿に立ち入らん

|:Deine Zauber binden wieder,
Was die Mode streng geteilt;
Alle Menschen werden Brüder,
Wo dein sanfter Flügel weilt.:|

汝の威光の下 再び一つとなる
我等を引き裂いた厳しい時代の波
すべての民は兄弟となる
汝の柔らかな羽根に抱かれて


アスカ「なに? この曲? どこから?」

カヲル「あぁ、やっぱり、歌はいい」

シンジ「…………」スゥ

レイ「いけない! 碇くんが消えてしまう!」

アスカ「はぁ⁉︎」

レイ「……っ!」キィーーン

カヲル「……そうだったね。キミはボクと同じだった。ボクがアダムの分身であると同様に、キミもリリスの」

レイ「碇くんは、私が守る!」ググッ
813 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/17(金) 00:00:30.78 ID:aPFJMFhj0
かなり雑&端折ってるのに終わらないというね
眠いんで完結は明日に持ち越し
モチベがなくなっちゃってるんでどうしても気分乗らなかったら最悪ダイジェストにします
814 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/17(金) 01:10:40.44 ID:Rg+1CaO4o
結構楽しみだっただけに残念だ…
815 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/17(金) 02:46:59.51 ID:yr2MC1wwo
オーケー。今はなんも言わんから好きなようにやってくれ。

望むのは完結だけだ
816 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/17(金) 08:06:04.62 ID:G8lqrYQg0
終わらないで投げられるよりどんな形でも終わらせてもらった方がずっといい……
817 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/17(金) 14:22:46.24 ID:aPFJMFhj0
カヲル「惣流アスカラングレー。キミも覚えているはずだよ」

アスカ「なに言ってんのこいつ!」

カヲル「ただのヒトには、断片的にしか、デジャヴュという形でしか思い出せないんだね。魂に刻まれている記憶をボクが呼び起こしてあげよう」スッ

レイ「させない! ……きゃぁ⁉︎」ガガン

アスカ「ファースト⁉︎」

カヲル「過去を見ずに前には進めない」

レイ「碇くんが積み上げてきたものを、壊させない!」

カヲル「救済と言ってくれ。ボクたちは皆、シンジくんの為に行動しているということを忘れてもらっちゃ困るね」

アスカ「フィフス! さっきからことあるごとにシンジ、シンジって言ってるけど! シンジがなにしたって言うの⁉︎」

カヲル「彼は完全な個体だよ。ボク達、全ての生命体にとって母なる、そして父たる存在」

アスカ「神だとでも思ってんの⁉︎」

カヲル「それ以上さ」

アスカ「だったら! 神様なんてのは万能なんかじゃない! だってシンジは悩んでいたもの! あんたみたいなのが神だって言うほうがしっくりくる!」

カヲル「…………」

アスカ「うらやましいんでしょ⁉︎ 人間らしさを捨てきれない、捨てないことを選んでいるシンジのことが! あんたはうらやましくて、シンジのことがまぶしくて」

カヲル「な、なにを……」

アスカ「シンジの方がよっぽど人間くさいって言ってんのよ! どこからどう見ても不完全じゃない! 試行錯誤してる! あんたみたいにひとつのことが正しいととらわれているわけじゃない!」

カヲル「だまれ」

アスカ「完全なる個体? はんっ! だからなんだっていうの? そんなのは記号よ! 神というモノだって記号だわ! だって神が本当に万能なら私たちがなぜこんなにも悩むの⁉︎」

カヲル「だまれぇ!」
818 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/17(金) 14:34:27.00 ID:aPFJMFhj0
アスカ「シンジを私たちに返して!」

シンジ「…………」

カヲル「ヒトは、時にこんなにも情熱を見せる。生への執着、他人への執着。だが、それでも傷つけ合う」

シンジ「…………」

カヲル「ヒトがそれぞれ違う世界。それがシンジくんの望んでいた世界なのかい?」

シンジ「か、カヲル……」

カヲル「振り上げた拳はおろさなければならない。賽は投げられたんだ」

アスカ「シンジを殺したら私があんたをヤルわよ!」

カヲル「できもしないのに?」

アスカ「ぐううぅぅっ」ボコボコ

カヲル「……暴走させる気か!」
819 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/17(金) 14:43:55.02 ID:aPFJMFhj0
- ネルフ本部 発令所 -

マコト「地下より新たなフィールドが発生!」

ミサト「地下⁉︎ ここから⁉︎」

シゲル「こ、これは……パターン青! 使徒です!」

ミサト「2体目⁉︎」

マヤ「セントラルドグマからです!」

ミサト「まずい! 場所が近すぎる!」

マコト「もう間に合いません!」

ミサト「本部の自爆装置は⁉︎」

リツコ「ミサト⁉︎」

マヤ「そ、そんな⁉︎」

ミサト「みんなごめん……冬月副司令……よろしいですね?」

冬月「……好きにしたまえ」

シゲル「最終安全装置、解除!……ヘブンズドアが開いていきます」

ミサト「日向くん、カウントスタートして」

リツコ「ここまでね」

マコト「……カウントスタートします、マヤちゃん」

マヤ「……うっ……ぅ……」グスグス
820 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/17(金) 14:57:02.64 ID:aPFJMFhj0
- ネルフ本部 セントラルドグマ -

ゲンドウ「レイ、いや。綾波ユイ。リリスと同化して乗っ取れ」

ユイ「…………」

ゲンドウ「そうすれば全てが終わる」

ユイ「…………」スゥ

ゲンドウ「……どうした」

ユイ「あなた、言わなくてごめんなさい。私の身体にはリリスの魂のかけらはない」

ゲンドウ「……っ⁉︎ ユイ⁉︎」

ユイ「行かなくちゃ。シンジが待ってる」



ドドーンッ!!
821 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/17(金) 15:41:50.01 ID:aPFJMFhj0
ゼーレ、連合軍がネルフに向け侵攻開始。

同時刻
ネルフ本部の自爆装置を起動。しかし、MAGIの否決により作動せず。

地下から初号機とリリスが浮上。

第一使徒タブリス(渚カヲル)ロンギヌスの槍を入手。
弐号機、暴走状態へ移行を確認。

量産機6体が第三新東京市上空に現れる。ダミープラグによりオートパイロット化に成功。
ダミープラグの思考回路は渚カヲルをベースにしている。

カシウスの槍が渚カヲルのATフィールドを貫き同目標と量産機は沈黙。EVAシリーズ、並びに初号機を依り代にするゼーレの計画は頓挫する。
カシウスの槍とロンギヌスの槍が揃うことにより碇シンジは完全に融合。同体内に槍を取り込みサードインパクトは起こらず。
822 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/17(金) 15:58:03.48 ID:aPFJMFhj0
弐号機、並びに零号機は激戦の末沈黙。
パイロットの脱出は確認。

碇シンジ、生命の樹になり、再び選択を迫られる。
リリス(ユイ)、碇シンジと同化。トランジスタシスとホメオスタシス(変わろうとする力と維持しようとする力)は崩壊し、魂の均衡は崩れる。

加持率いるレジスタンス部隊も同時に撤退を開始。
823 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/17(金) 16:14:57.08 ID:aPFJMFhj0
- 第三新東京都市 -

シンジ「アスカ、今日から学校だよね」

アスカ「えぇ、そうね」

シンジ「そっか」

アスカ「なぁ〜にしみったれた顔してんのよ」

シンジ「いや、そんなつもりは……」

アスカ「あんたは選んだんでしょ、続けること」

シンジ「うん……」

アスカ「それならそれでいいじゃない。私たちはそれでいいの」

シンジ「そうかな」

アスカ「そういうもんなのよ、ほら、さっさと歩く!」
824 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/17(金) 16:19:15.73 ID:aPFJMFhj0
- 第三新東京市 大学 -

リツコ「……ふぅ」

ミサト「あー、どうしよぉ〜再就職先」

リツコ「はやく決めたら? 私の研究室に入り浸ってないで」

ミサト「簡単に言わないでよぉ〜。今さら事務員なんかしたくないし」

リツコ「軍にでもはいったらいいじゃない。経歴から見れば引く手数多だと思うけど。あぁ、実務能力は別としてね」

ミサト「ぐっ……」

リツコ「もうひとつ、道があると言えばあるわよ」

ミサト「なぁに?」

リツコ「結婚よ。加持くん、待ってるんでしょ?」

ミサト「ぶっ」

リツコ「加持くんは新聞社に決めたんですって? 収入は安定してるんじゃない?」

ミサト「だ、だぁ〜れが! あんなやつと!」
825 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/17(金) 16:26:57.35 ID:aPFJMFhj0
- 第三新東京都市 某所 -

加持「結局、俺たちの計画通りにはならなかったな」

マリ「まぁいいんじゃん? ゼーレもゲンドウくんの計画も潰れたんだしさ」

加持「俺たちは、サードインパクトを再び起こそうとした。次にバトンを託してな」

マリ「ゲンドウくんとゼーレはワンコくんが自分たちの望んでいた可能性そのものだと知らなかったもんね」

加持「……この先どうなる?」

マリ「それこそ神のみぞ知るってやつじゃん? わかってたら面白くないし」

加持「俺たちで作っていかなくちゃな」

マリ「人間ってのはね、高め合うこともできるけど、足を引っ張り合うこともできる」

加持「…………」

マリ「なにものにも干渉されない、完璧な世界なんてものは個人の中でしかありえないんだよ」

加持「そうだな……」

マリ「なにが言いたいか本当にわかってんの?」

加持「全てはわからないさ。それも人間、だろ?」

マリ「ふふん、まぁいいよ」



826 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/17(金) 16:35:09.62 ID:aPFJMFhj0
加持「エヴァの呪縛、その答えを聞かせてくれないか」

マリ「んー?」

加持「これからマリはどうするつもりだ」

マリ「さぁて、どうしよっかなー」

加持「おいおい、約束だったじゃないか」

マリ「約束したつもりはないよ?」

加持「……はぁ」

マリ「ひとつ言えることは、ここでの私はイレギュラー。だから私も選ばなくちゃいけない」

加持「なにを?」

マリ「この世界で生きていくかどうか」

加持「はぁ?」

マリ「可能性のひとつってやつだよ♪」
827 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/17(金) 16:44:25.59 ID:aPFJMFhj0
- 第三新東京都市立 第壱中学校 昼休み -

アスカ「ヒカリ、ちょっとそっち詰めて」

ヒカリ「う、うん」

レイ「あ、あの……」

マナ「綾波さんこっちこっち。よいしょ、この並びでいいかな」

トウジ「しっかし、なんでいきなり記念写真なんか」

ケンスケ「碇、もっと笑えよ、かたいぞー」

シンジ「あ、う、うん」

アスカ「まぁ、いいでしょ。私たち大人になってくんだもの。思い出作りは必要よ」

トウジ「たまにはいいか」

ケンスケ「冬休みもどっかいくんだろ?」

アスカ「それはそれ、これはこれよ。思い出はいくつあってもいいじゃない」

トウジ「とかなんとか言いながら、忘れるんちゃうやろな」

アスカ「…………」

トウジ「図星かいっ!」

アスカ「あぁ、細かいことうっさい!」

ケンスケ「そろそろタイマーセットするぞ」


全員「はい、チーズ!」カシャ
828 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/17(金) 16:51:45.88 ID:aPFJMFhj0
これで完結です。
最後は予定していた形ではなかったのでかなり説明不足&雑になりましたが全部回収するとまだ終わらないので割愛します。

長く続けるのはモチベ管理が難しいですね。
次エヴァネタでSSを書くことがあれば100レスぐらいで終わるものを書きたいと思います。

これまで読んでいただきありがとうございました。
829 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/17(金) 17:41:44.07 ID:ZfbfCvs7O
内容についての質問とか答えてくれますか?
830 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/17(金) 17:53:49.49 ID:aPFJMFhj0
いろいろ消化不良あるので答えますよ
831 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/17(金) 19:54:29.82 ID:ZroeMHuNO
おっつー
832 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/17(金) 22:30:45.62 ID:LmRrGZSpO
かまわん
ご苦労だった
833 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/17(金) 22:42:27.65 ID:yr2MC1wwo
一応の完結おめでとう。パチパチ
文章も読みやすかったし内容も良かったよ
834 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/17(金) 23:19:45.20 ID:XDTgbN98O
完結してくれた事への感謝しかない
お疲れさまです
835 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/17(金) 23:28:14.31 ID:LgLYFs6SO
なんでマナ出した?イレギュラーならマリだけでもじゅうぶんだろうに
836 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/18(土) 00:28:30.96 ID:DVZ4HbeIO
割愛した部分てなに?
837 : ◆y7//w4A.QY [sage]:2017/03/18(土) 00:52:23.30 ID:S2MCS6nN0
>>835
マナはPC版からの登場なのでTV版では登場していませんが、旧の設定なのは共通項目なのです
なので、イレギュラーというよりはゲストですね
同様にセカンドインプレッションの山岸マユミともこのシンジくんは会ったことがあるということになります

このSSでのイレギュラーはマリのように式波アスカや使徒の設定そのものが違う世界からきた人のことを指しています

だした理由についてはシンジくんの内面の成長過程に必要だと判断したからです


>>856
様々ありますが、思い浮かぶのはラストまでの間の話と山岸マユミが登場しなかったことです
マナの話やターニングポイントだったはずの三号機についても放り投げたまま終わりました
やりながら入れようと思っていたネタを数えたらかなりあります
エヴァの面白さの核は人間模様や葛藤にあると個人的には個人的に思っているので、
シンジくんスゲェ一辺倒になると書いてて面白くないとボヤいてたのもそのせいです
しかし、シンジくんはヒトではなかったので常人と違う完璧さを強調する部分を書く必要性は感じていました
838 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/18(土) 03:23:10.43 ID:aj1GLJyoo
やはりシンジsugeeeで飽きてしまったか。
そこでなお山場が作れるかが難しいところだね。
839 : ◆y7//w4A.QY [sage]:2017/03/18(土) 10:02:19.08 ID:S2MCS6nN0
>>838
そうですね。
もう少しすれば山場を作れそうだったんですが、持っていくまでにモチベをガリガリとドリルで削られていきました。
最初からある程度TV版をなぞる大筋とラストは決まっていてそこに入れたいことを+αでつっこむという形式で進行してました。

シンジくんスゲーを含み、こういう持っていきかたをする予定だったのですが書いてみないとわからないことってやっぱりあります。
今回ははじめて台本SSを書いてみてそれが実感としてわかりました。

みなさん色々と暖かいレスありがとうございました。
返レスもこれにて終了とさせていただきます。
840 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/23(木) 00:10:27.18 ID:pDJWYllVo
おつおつ
841 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/07/22(土) 23:57:16.61 ID:D9qsT4R7o
おつ
758.42 KB Speed:0.2   VIP Service SS速報R 更新 専用ブラウザ 検索 全部 前100 次100 最新50 新着レスを表示
名前: E-mail(省略可)

256ビットSSL暗号化送信っぽいです 最大6000バイト 最大85行
画像アップロードに対応中!(http://fsmから始まるひらめアップローダからの画像URLがサムネイルで表示されるようになります)


スポンサードリンク


Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

荒巻@中の人 ★ VIP(Powered By VIP Service) read.cgi ver 2013/10/12 prev 2011/01/08 (Base By http://www.toshinari.net/ @Thanks!)
respop.js ver 01.0.4.0 2010/02/10 (by fla@Thanks!)