ボーカロイドやボイスロイドとイチャイチャするスレ

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10 : ◆5JKMvKhc2Y [saga]:2017/03/04(土) 23:57:06.32 ID:TuKorhXl0
>>3
お待たせしました


「げほっ、えほっ!」

咳が止まらない。
血を吐くのすら、もう当たり前。
苦しい。
どうして僕が、こんな目に。

「マスター、お見舞い来たよー」

「······ああ、マキ姉······うつっちゃうから、来ちゃダメって言ったのに」

「だいじょぶだいじょぶ。私はボイスロイドだからねー」

······まぶしい。
今や白い病室が世界の全てなのに、マキ姉は外で明るく笑ってる。

「······えって」

「ん? なーに?」

「帰って! もう来ないで!」

その明るさが、息苦しい。
毎日死に怯える僕とは関係ない、純粋な笑顔が疎ましい。
何よりも······マキ姉と過ごす時間が増えるたび、恐怖が増すんだ。
死にたくない。マキ姉と離れたくない。
嫌だ。嫌だ。死ぬのは、嫌だ。

······次の日から、マキ姉はお見舞いに来なくなった。

そして、一週間後。

僕の症状は日に日に悪化した。
いままでが天国に思える激痛を強力な鎮痛剤で押し込んで、今にも消えそうな命を繋ぐ。
せめて、マキ姉に、一言謝りたかった。
大好きだよって、伝えたかった。

「······会いたいよ。マキ姉」

「呼んだー?」

「―――マ、マキ姉!!」

「ふっふっふー、私はボイスロイドだよん? 会いたいときに会えるのさー」

「ぁ、その、僕」

「······いいよ。言わなくて。ずっと知ってたもん。マスターが永くないって」

「え······」

「だから、一秒でも長く一緒にいたかった。大好きなマスターだから」

「マキ姉······」

「マスター、死なないで······お願いだから、まだ死なないで!!」

「僕だって······僕だって、死にたくないよ!!」

マキ姉が身体を寄せてくる。
スタイル抜群のマキ姉に押し倒された。

「······マスターの身体、冷たい」
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