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善子「股間に生えたリトルデーモン」 - SS速報R 過去ログ倉庫

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1 : ◆ZTPjpycbhE [saga]:2017/03/07(火) 19:25:26.66 ID:jrxrAw3u0
ラブライブ!板で書いてたやつ
最初はコピペ
荒らされたのでまったりこっちでやらせてください
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君が望む永遠〜Latest Edition〜 @ 2024/04/24(水) 00:17:25.03 ID:IOyaeVgN0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713885444/

笑えるな 君のせいだ @ 2024/04/23(火) 19:59:42.67 ID:pUs63Qd+0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713869982/

【GANTZ】俺「安価で星人達と戦う」part10 @ 2024/04/23(火) 17:32:44.44 ID:ScfdjHEC0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713861164/

トーチャーさん「超A級スナイパーが魔王様を狙ってる?」〈ゴルゴ13inひめごう〉 @ 2024/04/23(火) 00:13:09.65 ID:NAWvVgn00
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713798788/

【安価】貴方は女子小学生に転生するようです @ 2024/04/22(月) 21:13:39.04 ID:ghfRO9bho
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713788018/

ハルヒ「綱島アンカー」梓「2号線」【コンマ判定新鉄・関東】 @ 2024/04/22(月) 06:56:06.00 ID:hV886QI5O
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713736565/

【安価】少女だらけのゾンビパニック @ 2024/04/20(土) 20:42:14.43 ID:wSnpVNpyo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713613334/

ぶらじる @ 2024/04/19(金) 19:24:04.53 ID:SNmmhSOho
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2 : ◆ZTPjpycbhE [saga]:2017/03/07(火) 19:25:52.24 ID:jrxrAw3u0
善子「ふわぁ、また儀式の途中で寝ちゃったみたいね……」

善子「うーん……?」チラッ

善子「……んん???」

善子「ヨハネのズボンがまるでテントのように膨れ上がってるわ」

善子「一体なぜ……?」

善子「こ、怖いけど中を見てみましょう」ゴクリ

リトルデーモン「」ビンビン

善子「…………はああああああああああ!?」
3 : ◆ZTPjpycbhE [saga]:2017/03/07(火) 19:26:18.37 ID:jrxrAw3u0
善子「なんか生えてる怖い怖い!」

善子「なんでこんなことに――」チラッ

善子「そういえば昨日やってた儀式ってリトルデーモン召喚の――」バッ

善子「なになに、リトルデーモンはいわゆる男性器ですぅ!?」

善子「なんでこんな重要なことが隅っこに小さく書いてあるのよ!」

善子「なくすためには、8人の女性と性行為をする必要があるぅ!?」

善子「……詰んだわ、私は一生このリトルデーモンと過ごしていかなきゃならないのね」
4 : ◆ZTPjpycbhE [saga]:2017/03/07(火) 19:26:48.92 ID:jrxrAw3u0
――

善子「とはいえ最初の方休んでたから出席日数危ないし学校には行かないと……」

善子「こんなことなら不登校になんてなるんじゃなかったわ」ハア

梨子「あ、よっちゃんおはよう」

善子「っ!」ビクッ

梨子「……? よっちゃん?」

善子「お、おはようリリー」

梨子「前かがみだけど体調悪いの?」

善子「べ、べべ、別にそんなことないけど!?」

梨子「うーん……?」ジーッ

善子「」サーッ
5 : ◆ZTPjpycbhE [saga]:2017/03/07(火) 19:27:24.44 ID:jrxrAw3u0
梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/07(火) 19:27:26.34 ID:xN2hathnO
海未「ラブアロー」

凛「もうさせないにゃあああ!」


 花陽を狙う私を阻止すべく、凛が突進してきました。
 ですが想定内です。
 弓を引く構えを解いて、迫りくる凛へと自ら踏み込み、肩を捻じ込むようにして当て身を喰らわせました。


凛「がっ! はっ……」

海未「工夫の無い特攻では止められませんよ」


 凛が崩れ落ちるのを確認して、改めてライフル弾の射出を狙います。
 が、当て身の衝撃で落としてしまったのか、手元から銃弾が消えていました。


海未「おや? どこに行ったのでしょう……仕方ありません。何か代用品を……お。いいですね」


 辺りを見渡すと、鉄パイプが無造作に転がっているのを見つけました。
 近付いて拾い上げると、直径三センチ程、長さ九十センチ程の鉄パイプは、銃弾よりも射やすそうに思えました。
 やはり射るなら長物に限るという持論を持っているんですよね。完全に好みの問題でしょうけれど。
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/07(火) 19:27:34.36 ID:EBiCLp5zO
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/07(火) 19:27:42.91 ID:a5OuZFpeO
海未「がっ、あっ、あっ、」


 打撃による痛覚以上に、脳が揺れ平衡感覚が狂ったことが問題でした。
 歪む視界に屈しそうになりながら、足を止めてはならないとステップを踏み続けます。
 追撃を防ごうと足を振り回して蹴りを繰り出しますが、既に凛は距離を取っていました。


海未(追撃する絶好の機会に身を退いている、ということは……!)


 勘だけを頼りに脇へと飛び込み地面を転がりました。
 同時に鳴り響く銃声。
 予測も何もありませんでしたが、被弾していないことから狙撃を躱せたことを察しました。

 床を一回転してから立ち上がり、銃声が鳴った八時方向へと顔を向けると、私を狙う銃口が大型フォークリフトの陰から覗いていました。


花陽「これでも当たらない……!」

海未「避けたのは完全に運です。っつう……狙撃の方角を予測したわけではありません」

凛「初めて海未ちゃん騙せたのにぃ」

海未「視線のフェイントは見事でした。ちなみに脳を揺らすなら、厚手のグローブで顎を狙うと尚良いですよ」

凛「次はそうするよっ!」


 決定打を回避したことに安堵する一方、完璧に設計された一連の攻撃に思わず舌を巻きました。
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/07(火) 19:27:51.68 ID:k7RifodjO
 窮屈な通路を縫って進んだ先には、数十メートル四方の開けたスペースがぽっかりと空いていました。
 密集した大型機器類が壁の様になって周囲を取り囲む、視界の悪いリングです。

 スペースに出て、物陰や死角を探っていると、いつの間にか花陽の姿が消えていました。
 高台にでも通じているのでしょうか、金属製の階段を上るカンカンという足音だけが物陰となったタンクの裏側から聞こえてきます。


凛「戦いはもう始まっているのだあ!」

海未「なるほど。花陽が身を隠せる物陰の多い戦場を選んだわけですか」

凛「自分たちに有利な戦場を選びなさいっていつも言われてたからね!」

海未「教えを素直に取り入れるのが二人の長所です。その辺り、にこも素直なら良いのですが」

凛「にこちゃんは居ないけど……二人でも、勝つから」


 一秒前の談笑モードはどこへやら。
 マフィア界で並ぶ者無しと称されていた私相手にたった一人で相対する凛からは、微塵も気後れする様子どころか、妥当する気満々の気概を感じます。


海未「……良い意気込みです。三人同時に相手する以上の圧力を覚えますよ」


 教え子たちの成長は嬉しいものですね。
 弟子に負かされることが師匠の夢と言う方もいますけど、私もその口かもしれません。
10 : ◆ZTPjpycbhE [saga]:2017/03/07(火) 19:27:58.10 ID:jrxrAw3u0
――

梨子「はあ、はあ……。やっと追い詰めた」

善子「うぅ……」

梨子「なんで逃げたの?」

善子「……。言えない」スカートギュッ

梨子「……スカートの中に何かあるの?」

善子「っ!?」ギクッ

梨子「見せて」ズイッ

善子「ひっ……」
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/07(火) 19:27:59.56 ID:FMOABexCO
 ところで私の秘蔵の武器である弓についてですが。

 秘蔵と言えど、誰にも披露したことがないというわけではありませんし、試しに射てみたいとの申し出に応じて貸したことだってあります。
 しかしながら「弦が硬すぎて数ミリも引けない」「そもそも重すぎて持てない」「こんなの扱える人間はいない」等、散々文句を言われる始末。
 これまでまともに射れた方は一人もいませんでした。

 確かに少々頑丈な作りとはいえ、そんな言うほどでもないと、毎回お手本を見せる羽目になるのですが……。


 ギチ ギチ ギチッ
 ギヂッ  ギヂッッッ
 ギ  ヂ  ッ


 今もまたお手本の場面さながらに、弦を限界いっぱいまで引き絞りました。
 耳元からは、両端に繋がれた弦に引っ張られて弧をしならせる弓のギヂギヂギヂという苦し気な呻き声が鳴り続けます。

 狙いを定め、体勢を整え、呼吸を止めて。
 何時からか、射る時に口にするようになっていたお決まりの台詞が、今回も自然と出てきました。


海未「ラブアロー……」


 ギ


 シュート、と呟くと同時に右手を離し、弦に添えていたバレットを射出しました。
12 : ◆ZTPjpycbhE [saga]:2017/03/07(火) 19:28:59.22 ID:jrxrAw3u0
梨子「その中に、スカートの中に何隠してるの?」ジリジリ

善子「何も隠してない!」タジタジ

梨子「……そっか」シュン

善子「え」

梨子「よっちゃんは私を信用してくれてないんだね……」

善子「そ、そういうわけじゃなくて――」

梨子「じゃあ、見せて。何を持ってきてようと誰にも言わないから」

梨子「あ、でも危険なものだったらちょっと怒るかも」

善子「持ってきたとかじゃないんだけど……」
13 : ◆ZTPjpycbhE [saga]:2017/03/07(火) 19:29:26.56 ID:jrxrAw3u0
梨子「ね? よっちゃん? お願い」ウルウル

善子「……後悔するわよ?」

梨子「よっちゃんのこともっと知りたいの!」

善子「もう、どうにでもなれ……!」ピラッ

梨子「いったいなにが――え?」

梨子「な、なにその膨らみ」

善子「り、リトルデーモンよ!」カアアアアアアア

梨子「リトルデーモン!?」ビクッ
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/07(火) 19:29:50.28 ID:NZora05YO
海未「ラブアロー」

凛「もうさせないにゃあああ!」


 花陽を狙う私を阻止すべく、凛が突進してきました。
 ですが想定内です。
 弓を引く構えを解いて、迫りくる凛へと自ら踏み込み、肩を捻じ込むようにして当て身を喰らわせました。


凛「がっ! はっ……」

海未「工夫の無い特攻では止められませんよ」


 凛が崩れ落ちるのを確認して、改めてライフル弾の射出を狙います。
 が、当て身の衝撃で落としてしまったのか、手元から銃弾が消えていました。


海未「おや? どこに行ったのでしょう……仕方ありません。何か代用品を……お。いいですね」


 辺りを見渡すと、鉄パイプが無造作に転がっているのを見つけました。
 近付いて拾い上げると、直径三センチ程、長さ九十センチ程の鉄パイプは、銃弾よりも射やすそうに思えました。
 やはり射るなら長物に限るという持論を持っているんですよね。完全に好みの問題でしょうけれど。
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/07(火) 19:29:58.12 ID:er8iB0QEO
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
16 : ◆ZTPjpycbhE [saga]:2017/03/07(火) 19:30:00.01 ID:jrxrAw3u0
リトルデーモン「」ムクッ

梨子「下着の中で動いた……!?」ビクッ

善子「昨日リトルデーモン召喚の儀式しててこうなっちゃって」グスン

梨子「それ生きてるの……?」

善子「生きてないというか、ヨハネに取り付いてるというか――」

梨子「取り付いてる!? それってすっごく危ない状態なんじゃない!?」

リトルデーモン「」ムクムクッ

梨子「で、出てくるっ……?」ビクビク
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/07(火) 19:30:05.99 ID:zVCgebaiO
海未「がっ、あっ、あっ、」


 打撃による痛覚以上に、脳が揺れ平衡感覚が狂ったことが問題でした。
 歪む視界に屈しそうになりながら、足を止めてはならないとステップを踏み続けます。
 追撃を防ごうと足を振り回して蹴りを繰り出しますが、既に凛は距離を取っていました。


海未(追撃する絶好の機会に身を退いている、ということは……!)


 勘だけを頼りに脇へと飛び込み地面を転がりました。
 同時に鳴り響く銃声。
 予測も何もありませんでしたが、被弾していないことから狙撃を躱せたことを察しました。

 床を一回転してから立ち上がり、銃声が鳴った八時方向へと顔を向けると、私を狙う銃口が大型フォークリフトの陰から覗いていました。


花陽「これでも当たらない……!」

海未「避けたのは完全に運です。っつう……狙撃の方角を予測したわけではありません」

凛「初めて海未ちゃん騙せたのにぃ」

海未「視線のフェイントは見事でした。ちなみに脳を揺らすなら、厚手のグローブで顎を狙うと尚良いですよ」

凛「次はそうするよっ!」


 決定打を回避したことに安堵する一方、完璧に設計された一連の攻撃に思わず舌を巻きました。
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/07(火) 19:30:14.79 ID:gNnLLT3NO
 窮屈な通路を縫って進んだ先には、数十メートル四方の開けたスペースがぽっかりと空いていました。
 密集した大型機器類が壁の様になって周囲を取り囲む、視界の悪いリングです。

 スペースに出て、物陰や死角を探っていると、いつの間にか花陽の姿が消えていました。
 高台にでも通じているのでしょうか、金属製の階段を上るカンカンという足音だけが物陰となったタンクの裏側から聞こえてきます。


凛「戦いはもう始まっているのだあ!」

海未「なるほど。花陽が身を隠せる物陰の多い戦場を選んだわけですか」

凛「自分たちに有利な戦場を選びなさいっていつも言われてたからね!」

海未「教えを素直に取り入れるのが二人の長所です。その辺り、にこも素直なら良いのですが」

凛「にこちゃんは居ないけど……二人でも、勝つから」


 一秒前の談笑モードはどこへやら。
 マフィア界で並ぶ者無しと称されていた私相手にたった一人で相対する凛からは、微塵も気後れする様子どころか、妥当する気満々の気概を感じます。


海未「……良い意気込みです。三人同時に相手する以上の圧力を覚えますよ」


 教え子たちの成長は嬉しいものですね。
 弟子に負かされることが師匠の夢と言う方もいますけど、私もその口かもしれません。
19 : ◆ZTPjpycbhE [saga]:2017/03/07(火) 19:30:20.59 ID:jrxrAw3u0
リトルデーモン「」ボロン

梨子「きゃあああああああああああ!」

梨子「ま、待ってなにそのグロテスクなの!? 全然リトルじゃないし!」

善子「魔術書によるといわゆる男性器らしいけど」

梨子「そんなの知らないこわいこわいこわいいいいいいい」ウワアアアアアアン

善子「だから見ない方がよかったのに……」

梨子「そ、それはどうやったら消えるの……?」

善子「えっと――」アセアセ

梨子「……なくならないの?」
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/07(火) 19:30:33.55 ID:ei7B8DElO
善子「ふわぁ、また儀式の途中で寝ちゃったみたいね……」

善子「うーん……?」チラッ

善子「……んん???」

善子「ヨハネのズボンがまるでテントのように膨れ上がってるわ」

善子「一体なぜ……?」

善子「こ、怖いけど中を見てみましょう」ゴクリ

リトルデーモン「」ビンビン

善子「…………はああああああああああ!?」
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/07(火) 19:30:40.86 ID:2RgZgi6zO
――

善子「とはいえ最初の方休んでたから出席日数危ないし学校には行かないと……」

善子「こんなことなら不登校になんてなるんじゃなかったわ」ハア

梨子「あ、よっちゃんおはよう」

善子「っ!」ビクッ

梨子「……? よっちゃん?」

善子「お、おはようリリー」

梨子「前かがみだけど体調悪いの?」

善子「べ、べべ、別にそんなことないけど!?」

梨子「うーん……?」ジーッ

善子「」サーッ
22 : ◆ZTPjpycbhE [saga]:2017/03/07(火) 19:30:41.81 ID:jrxrAw3u0
善子「方法はあるけど、なんというか……」

梨子「あるなら教えて! そんなのついてて、一番苦しいのはよっちゃんだもん!」

梨子「私にできることならいくらでも手伝うから!」ギュッ

善子「っ!」

リトルデーモン「」ビクンッ

梨子「ひゃっ!?」

善子「ご、ごめんなさい。急に手を握られたから……」

梨子「びっくりすると動いちゃうんだ、不便ね……」
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/07(火) 19:30:48.18 ID:Aws/9MN2O
梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/07(火) 19:31:00.32 ID:na4nMtHDO
海未「ラブアロー」

凛「もうさせないにゃあああ!」


 花陽を狙う私を阻止すべく、凛が突進してきました。
 ですが想定内です。
 弓を引く構えを解いて、迫りくる凛へと自ら踏み込み、肩を捻じ込むようにして当て身を喰らわせました。


凛「がっ! はっ……」

海未「工夫の無い特攻では止められませんよ」


 凛が崩れ落ちるのを確認して、改めてライフル弾の射出を狙います。
 が、当て身の衝撃で落としてしまったのか、手元から銃弾が消えていました。


海未「おや? どこに行ったのでしょう……仕方ありません。何か代用品を……お。いいですね」


 辺りを見渡すと、鉄パイプが無造作に転がっているのを見つけました。
 近付いて拾い上げると、直径三センチ程、長さ九十センチ程の鉄パイプは、銃弾よりも射やすそうに思えました。
 やはり射るなら長物に限るという持論を持っているんですよね。完全に好みの問題でしょうけれど。
25 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/07(火) 19:31:07.60 ID:hpzutfRYO
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
26 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/07(火) 19:31:15.27 ID:FqrjhVUmO
善子「ふわぁ、また儀式の途中で寝ちゃったみたいね……」

善子「うーん……?」チラッ

善子「……んん???」

善子「ヨハネのズボンがまるでテントのように膨れ上がってるわ」

善子「一体なぜ……?」

善子「こ、怖いけど中を見てみましょう」ゴクリ

リトルデーモン「」ビンビン

善子「…………はああああああああああ!?」
27 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/07(火) 19:31:23.56 ID:xtfS9UdOO
――

善子「とはいえ最初の方休んでたから出席日数危ないし学校には行かないと……」

善子「こんなことなら不登校になんてなるんじゃなかったわ」ハア

梨子「あ、よっちゃんおはよう」

善子「っ!」ビクッ

梨子「……? よっちゃん?」

善子「お、おはようリリー」

梨子「前かがみだけど体調悪いの?」

善子「べ、べべ、別にそんなことないけど!?」

梨子「うーん……?」ジーッ

善子「」サーッ
28 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/07(火) 19:31:30.39 ID:e21Act4wO
梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」
29 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/07(火) 19:31:38.24 ID:SgUfZVq4O
海未「ラブアロー」

凛「もうさせないにゃあああ!」


 花陽を狙う私を阻止すべく、凛が突進してきました。
 ですが想定内です。
 弓を引く構えを解いて、迫りくる凛へと自ら踏み込み、肩を捻じ込むようにして当て身を喰らわせました。


凛「がっ! はっ……」

海未「工夫の無い特攻では止められませんよ」


 凛が崩れ落ちるのを確認して、改めてライフル弾の射出を狙います。
 が、当て身の衝撃で落としてしまったのか、手元から銃弾が消えていました。


海未「おや? どこに行ったのでしょう……仕方ありません。何か代用品を……お。いいですね」


 辺りを見渡すと、鉄パイプが無造作に転がっているのを見つけました。
 近付いて拾い上げると、直径三センチ程、長さ九十センチ程の鉄パイプは、銃弾よりも射やすそうに思えました。
 やはり射るなら長物に限るという持論を持っているんですよね。完全に好みの問題でしょうけれど。
30 : ◆ZTPjpycbhE [saga]:2017/03/07(火) 19:31:40.61 ID:jrxrAw3u0
梨子「それで、方法は?」

善子「……ること」

梨子「へ?」

善子「は、8人の女性と性行為することっ!」カアアアアアアアアア

梨子「せ、性行為!?」カアアアアアアアア

善子「無理に決まってるじゃないそんなこと!」

善子「ヨハネの不幸もここに極まれりって感じよ……」グスン

梨子「……やろう」

善子「え……?」
31 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/07(火) 19:31:46.54 ID:80jPGPP7O
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
32 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/07(火) 19:31:54.18 ID:R7LpuUsoO
善子「ふわぁ、また儀式の途中で寝ちゃったみたいね……」

善子「うーん……?」チラッ

善子「……んん???」

善子「ヨハネのズボンがまるでテントのように膨れ上がってるわ」

善子「一体なぜ……?」

善子「こ、怖いけど中を見てみましょう」ゴクリ

リトルデーモン「」ビンビン

善子「…………はああああああああああ!?」
33 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/07(火) 19:32:04.04 ID:zSCjt3/VO
――

善子「とはいえ最初の方休んでたから出席日数危ないし学校には行かないと……」

善子「こんなことなら不登校になんてなるんじゃなかったわ」ハア

梨子「あ、よっちゃんおはよう」

善子「っ!」ビクッ

梨子「……? よっちゃん?」

善子「お、おはようリリー」

梨子「前かがみだけど体調悪いの?」

善子「べ、べべ、別にそんなことないけど!?」

梨子「うーん……?」ジーッ

善子「」サーッ
34 : ◆ZTPjpycbhE [saga]:2017/03/07(火) 19:32:11.10 ID:jrxrAw3u0
梨子「いきなり8人は無理でも、その1歩を踏み出すことはできるよ!」

梨子「0を1にしよう!」

善子「だから無理だって――」

梨子「私がいるじゃない!」

善子「っ!?」

善子「だ、ダメよ! リリー初めてなんでしょ!?」

梨子「初めてだけど、いいよ」

善子「ダメだって! そんな好きでもない人と初めてするなんて――」

梨子「好きだよ?」

善子「は?」
35 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/07(火) 19:32:11.54 ID:kjJYxC5uO
梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」
36 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/07(火) 19:32:18.49 ID:T3Rc4B/BO
海未「ラブアロー」

凛「もうさせないにゃあああ!」


 花陽を狙う私を阻止すべく、凛が突進してきました。
 ですが想定内です。
 弓を引く構えを解いて、迫りくる凛へと自ら踏み込み、肩を捻じ込むようにして当て身を喰らわせました。


凛「がっ! はっ……」

海未「工夫の無い特攻では止められませんよ」


 凛が崩れ落ちるのを確認して、改めてライフル弾の射出を狙います。
 が、当て身の衝撃で落としてしまったのか、手元から銃弾が消えていました。


海未「おや? どこに行ったのでしょう……仕方ありません。何か代用品を……お。いいですね」


 辺りを見渡すと、鉄パイプが無造作に転がっているのを見つけました。
 近付いて拾い上げると、直径三センチ程、長さ九十センチ程の鉄パイプは、銃弾よりも射やすそうに思えました。
 やはり射るなら長物に限るという持論を持っているんですよね。完全に好みの問題でしょうけれど。
37 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/07(火) 19:32:26.62 ID:rYy8H2LhO
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
38 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/07(火) 19:32:34.83 ID:5PCxClSCO
善子「ふわぁ、また儀式の途中で寝ちゃったみたいね……」

善子「うーん……?」チラッ

善子「……んん???」

善子「ヨハネのズボンがまるでテントのように膨れ上がってるわ」

善子「一体なぜ……?」

善子「こ、怖いけど中を見てみましょう」ゴクリ

リトルデーモン「」ビンビン

善子「…………はああああああああああ!?」
39 : ◆ZTPjpycbhE [saga]:2017/03/07(火) 19:32:39.83 ID:jrxrAw3u0
梨子「私、よっちゃんのこと好きだよ?」

善子「う、嬉しいけど、ほら好きの意味が違うし」

梨子「……よっちゃん」カベドンッ

善子「……え?」ビクッ

梨子「私は、そういう意味でよっちゃんが好きだよ?」アゴクイッ

善子「あ、え、ええっと――」ドキドキ

梨子「よっちゃんは私のこと好きじゃない?」

善子「っ!」キュンッ
40 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/07(火) 19:32:40.21 ID:Asi6D6r+O
>>14
荒らしはしね
41 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/07(火) 19:32:43.24 ID:izlEyZBSO
梨子「それで、方法は?」

善子「……ること」

梨子「へ?」

善子「は、8人の女性と性行為することっ!」カアアアアアアアアア

梨子「せ、性行為!?」カアアアアアアアア

善子「無理に決まってるじゃないそんなこと!」

善子「ヨハネの不幸もここに極まれりって感じよ……」グスン

梨子「……やろう」

善子「え……?」
42 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/07(火) 19:32:50.98 ID:cXCvB2osO
――

善子「とはいえ最初の方休んでたから出席日数危ないし学校には行かないと……」

善子「こんなことなら不登校になんてなるんじゃなかったわ」ハア

梨子「あ、よっちゃんおはよう」

善子「っ!」ビクッ

梨子「……? よっちゃん?」

善子「お、おはようリリー」

梨子「前かがみだけど体調悪いの?」

善子「べ、べべ、別にそんなことないけど!?」

梨子「うーん……?」ジーッ

善子「」サーッ
43 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/07(火) 19:32:59.11 ID:7rPd+2spO
梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」
44 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/07(火) 19:33:08.80 ID:16iUv8deO
海未「ラブアロー」

凛「もうさせないにゃあああ!」


 花陽を狙う私を阻止すべく、凛が突進してきました。
 ですが想定内です。
 弓を引く構えを解いて、迫りくる凛へと自ら踏み込み、肩を捻じ込むようにして当て身を喰らわせました。


凛「がっ! はっ……」

海未「工夫の無い特攻では止められませんよ」


 凛が崩れ落ちるのを確認して、改めてライフル弾の射出を狙います。
 が、当て身の衝撃で落としてしまったのか、手元から銃弾が消えていました。


海未「おや? どこに行ったのでしょう……仕方ありません。何か代用品を……お。いいですね」


 辺りを見渡すと、鉄パイプが無造作に転がっているのを見つけました。
 近付いて拾い上げると、直径三センチ程、長さ九十センチ程の鉄パイプは、銃弾よりも射やすそうに思えました。
 やはり射るなら長物に限るという持論を持っているんですよね。完全に好みの問題でしょうけれど。
45 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/07(火) 19:33:16.53 ID:LT3YvoOwO
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
46 : ◆ZTPjpycbhE [saga]:2017/03/07(火) 19:33:18.59 ID:jrxrAw3u0
梨子「よしこ」ボソッ

善子「す、好きです」ボンッ

梨子「くすっ、じゃあ両想いだよね」ニコッ

善子「ん、そ、そうね」ドキドキ

梨子「好き同士ならしても問題ないでしょ?」

善子「それはそうだけど、いいの……?」

梨子「? なにが?」キョトン

善子「だ、だって、ヨハネのがリリーに入るのよ……?」

梨子「それが?」
47 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/07(火) 19:33:23.36 ID:oxD82Oa3O
善子「ふわぁ、また儀式の途中で寝ちゃったみたいね……」

善子「うーん……?」チラッ

善子「……んん???」

善子「ヨハネのズボンがまるでテントのように膨れ上がってるわ」

善子「一体なぜ……?」

善子「こ、怖いけど中を見てみましょう」ゴクリ

リトルデーモン「」ビンビン

善子「…………はああああああああああ!?」
48 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/07(火) 19:33:31.28 ID:7bl2EX/YO
梨子「それで、方法は?」

善子「……ること」

梨子「へ?」

善子「は、8人の女性と性行為することっ!」カアアアアアアアアア

梨子「せ、性行為!?」カアアアアアアアア

善子「無理に決まってるじゃないそんなこと!」

善子「ヨハネの不幸もここに極まれりって感じよ……」グスン

梨子「……やろう」

善子「え……?」
49 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/07(火) 19:33:38.73 ID:55REjx+/O
――

善子「とはいえ最初の方休んでたから出席日数危ないし学校には行かないと……」

善子「こんなことなら不登校になんてなるんじゃなかったわ」ハア

梨子「あ、よっちゃんおはよう」

善子「っ!」ビクッ

梨子「……? よっちゃん?」

善子「お、おはようリリー」

梨子「前かがみだけど体調悪いの?」

善子「べ、べべ、別にそんなことないけど!?」

梨子「うーん……?」ジーッ

善子「」サーッ
50 : ◆ZTPjpycbhE [saga]:2017/03/07(火) 19:33:42.12 ID:jrxrAw3u0
善子「そ、その、膜が破れちゃうのよ……?」

梨子「よっちゃんがもらってくれるなら本望だよ?」

善子「それに初めては痛いって――」

梨子「大丈夫」

梨子「好きな人と一つになって、それが幸せじゃないわけないでしょ?」

善子「……うん」

善子「あ、で、でも!」

梨子「まだ何かあるの?」
51 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/07(火) 19:33:45.61 ID:KnIpfSTeO
梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」
52 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/07(火) 19:33:53.26 ID:dWMgyf0TO
海未「ラブアロー」

凛「もうさせないにゃあああ!」


 花陽を狙う私を阻止すべく、凛が突進してきました。
 ですが想定内です。
 弓を引く構えを解いて、迫りくる凛へと自ら踏み込み、肩を捻じ込むようにして当て身を喰らわせました。


凛「がっ! はっ……」

海未「工夫の無い特攻では止められませんよ」


 凛が崩れ落ちるのを確認して、改めてライフル弾の射出を狙います。
 が、当て身の衝撃で落としてしまったのか、手元から銃弾が消えていました。


海未「おや? どこに行ったのでしょう……仕方ありません。何か代用品を……お。いいですね」


 辺りを見渡すと、鉄パイプが無造作に転がっているのを見つけました。
 近付いて拾い上げると、直径三センチ程、長さ九十センチ程の鉄パイプは、銃弾よりも射やすそうに思えました。
 やはり射るなら長物に限るという持論を持っているんですよね。完全に好みの問題でしょうけれど。
53 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/07(火) 19:34:01.45 ID:lzLFRXJVO
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
54 : ◆ZTPjpycbhE [saga]:2017/03/07(火) 19:34:07.99 ID:jrxrAw3u0
善子「両想いのリリーとしたら、それ以降できなくなっちゃう……」

梨子「へ?」

善子「リリーとは、す、好き同士だからいいけど、それ以外の人とするのはヨハネ的にもリリー的にもダメって言うか――」

梨子「……許可します!」

善子「え?」

梨子「私以外の7人とそういうことをすることを許可します!」

善子「ええっ!?」ビクッ

梨子「ただし1回ずつだけね?」ニコッ
55 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/07(火) 19:34:08.99 ID:qEpHsK1VO
善子「ふわぁ、また儀式の途中で寝ちゃったみたいね……」

善子「うーん……?」チラッ

善子「……んん???」

善子「ヨハネのズボンがまるでテントのように膨れ上がってるわ」

善子「一体なぜ……?」

善子「こ、怖いけど中を見てみましょう」ゴクリ

リトルデーモン「」ビンビン

善子「…………はああああああああああ!?」
56 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/07(火) 19:34:16.94 ID:CErfH3B7O
梨子「それで、方法は?」

善子「……ること」

梨子「へ?」

善子「は、8人の女性と性行為することっ!」カアアアアアアアアア

梨子「せ、性行為!?」カアアアアアアアア

善子「無理に決まってるじゃないそんなこと!」

善子「ヨハネの不幸もここに極まれりって感じよ……」グスン

梨子「……やろう」

善子「え……?」
57 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/07(火) 19:34:25.17 ID:sLoWhZvfO
――

善子「とはいえ最初の方休んでたから出席日数危ないし学校には行かないと……」

善子「こんなことなら不登校になんてなるんじゃなかったわ」ハア

梨子「あ、よっちゃんおはよう」

善子「っ!」ビクッ

梨子「……? よっちゃん?」

善子「お、おはようリリー」

梨子「前かがみだけど体調悪いの?」

善子「べ、べべ、別にそんなことないけど!?」

梨子「うーん……?」ジーッ

善子「」サーッ
58 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/07(火) 19:34:33.25 ID:Fb4PLIkJO
梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」
59 : ◆ZTPjpycbhE [saga]:2017/03/07(火) 19:34:36.62 ID:jrxrAw3u0
善子「いやいや、リリーが許可してもヨハネが嫌だもん!」

梨子「よっちゃん、よく考えて」

善子「よく、って何を?」

梨子「よっちゃんは海で溺れています」

善子「はあっ!? 人を勝手に溺れさせないでよ!」

梨子「例え話だから」

善子「うーん……。わかった」

梨子「助け出されたよっちゃん、しかし息をしていません」

善子「……不幸ね」
60 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/07(火) 19:34:41.30 ID:99f+uf1pO
海未「ラブアロー」

凛「もうさせないにゃあああ!」


 花陽を狙う私を阻止すべく、凛が突進してきました。
 ですが想定内です。
 弓を引く構えを解いて、迫りくる凛へと自ら踏み込み、肩を捻じ込むようにして当て身を喰らわせました。


凛「がっ! はっ……」

海未「工夫の無い特攻では止められませんよ」


 凛が崩れ落ちるのを確認して、改めてライフル弾の射出を狙います。
 が、当て身の衝撃で落としてしまったのか、手元から銃弾が消えていました。


海未「おや? どこに行ったのでしょう……仕方ありません。何か代用品を……お。いいですね」


 辺りを見渡すと、鉄パイプが無造作に転がっているのを見つけました。
 近付いて拾い上げると、直径三センチ程、長さ九十センチ程の鉄パイプは、銃弾よりも射やすそうに思えました。
 やはり射るなら長物に限るという持論を持っているんですよね。完全に好みの問題でしょうけれど。
61 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/07(火) 19:34:51.60 ID:s4Y8UF+zO
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
62 : ◆ZTPjpycbhE [saga]:2017/03/07(火) 19:34:57.34 ID:jrxrAw3u0
梨子「私以外の人がよっちゃんに人工呼吸してよっちゃんは助かりました」

善子「助かったのね、よかった……」ホッ

梨子「ここで質問です!」

善子「!?」

梨子「よっちゃんは他の人とキスしました、これはいけないことでしょうか?」

善子「キスって、人工呼吸でしょ?」

梨子「それがなきゃよっちゃんは死んでました」

善子「じゃあ何も悪いことはないじゃない」

梨子「それと同じだよ?」

善子「……え?」
63 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/07(火) 19:35:03.74 ID:rYIHO7n0O
善子「ふわぁ、また儀式の途中で寝ちゃったみたいね……」

善子「うーん……?」チラッ

善子「……んん???」

善子「ヨハネのズボンがまるでテントのように膨れ上がってるわ」

善子「一体なぜ……?」

善子「こ、怖いけど中を見てみましょう」ゴクリ

リトルデーモン「」ビンビン

善子「…………はああああああああああ!?」
64 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/07(火) 19:35:19.37 ID:KiWGejD+O
梨子「それで、方法は?」

善子「……ること」

梨子「へ?」

善子「は、8人の女性と性行為することっ!」カアアアアアアアアア

梨子「せ、性行為!?」カアアアアアアアア

善子「無理に決まってるじゃないそんなこと!」

善子「ヨハネの不幸もここに極まれりって感じよ……」グスン

梨子「……やろう」

善子「え……?」
65 : ◆ZTPjpycbhE [saga]:2017/03/07(火) 19:35:20.41 ID:jrxrAw3u0
梨子「よっちゃんにはリトルデーモンがついてて、それを取るためには8人とする必要がある」

梨子「浮気をするためにするんじゃなくて、リトルデーモンをなくすためにしてるんだから人工呼吸と一緒」

善子「うーん……?」

善子「で、でもほら。他に7人相手してくれる人なんていないし」

梨子「いるじゃない」

善子「どこに」

梨子「Aqours」

善子「Aqours!?」

善子「いやいやいや、みんな絶対初めてでしょ!? ヨハネが全員のはじめてをもらうわけ!?」

梨子「うん」
66 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/07(火) 19:35:27.79 ID:jjXDPNX7O
――

善子「とはいえ最初の方休んでたから出席日数危ないし学校には行かないと……」

善子「こんなことなら不登校になんてなるんじゃなかったわ」ハア

梨子「あ、よっちゃんおはよう」

善子「っ!」ビクッ

梨子「……? よっちゃん?」

善子「お、おはようリリー」

梨子「前かがみだけど体調悪いの?」

善子「べ、べべ、別にそんなことないけど!?」

梨子「うーん……?」ジーッ

善子「」サーッ
67 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/07(火) 19:35:35.45 ID:14OR0W4tO
梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」
68 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/07(火) 19:35:43.01 ID:sxfNLe6WO
海未「ラブアロー」

凛「もうさせないにゃあああ!」


 花陽を狙う私を阻止すべく、凛が突進してきました。
 ですが想定内です。
 弓を引く構えを解いて、迫りくる凛へと自ら踏み込み、肩を捻じ込むようにして当て身を喰らわせました。


凛「がっ! はっ……」

海未「工夫の無い特攻では止められませんよ」


 凛が崩れ落ちるのを確認して、改めてライフル弾の射出を狙います。
 が、当て身の衝撃で落としてしまったのか、手元から銃弾が消えていました。


海未「おや? どこに行ったのでしょう……仕方ありません。何か代用品を……お。いいですね」


 辺りを見渡すと、鉄パイプが無造作に転がっているのを見つけました。
 近付いて拾い上げると、直径三センチ程、長さ九十センチ程の鉄パイプは、銃弾よりも射やすそうに思えました。
 やはり射るなら長物に限るという持論を持っているんですよね。完全に好みの問題でしょうけれど。
69 : ◆ZTPjpycbhE [saga]:2017/03/07(火) 19:35:44.15 ID:jrxrAw3u0
善子「そ、そんなの悪戯にメンバーを傷つけるだけじゃない!」

梨子「うーん、じゃあそうだ!」

善子「何よ、初めてじゃない人を見つけてしてこいって?」

梨子「ううん、Aqoursみんなと両想いになればいいんだよ」

善子「……はあ?」

梨子「そうすればみんな幸せ!」

善子「それヨハネがただの8股かけてるクズよ?」

梨子「8股とかじゃなくてよっちゃんハーレム」

善子「いや無理だから」
70 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/07(火) 19:35:50.61 ID:1NDxxXF9O
善子「ふわぁ、また儀式の途中で寝ちゃったみたいね……」

善子「うーん……?」チラッ

善子「……んん???」

善子「ヨハネのズボンがまるでテントのように膨れ上がってるわ」

善子「一体なぜ……?」

善子「こ、怖いけど中を見てみましょう」ゴクリ

リトルデーモン「」ビンビン

善子「…………はああああああああああ!?」
71 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/07(火) 19:35:58.46 ID:lAEFoIs8O
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
72 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/07(火) 19:36:07.10 ID:Co3nyKf9O
梨子「それで、方法は?」

善子「……ること」

梨子「へ?」

善子「は、8人の女性と性行為することっ!」カアアアアアアアアア

梨子「せ、性行為!?」カアアアアアアアア

善子「無理に決まってるじゃないそんなこと!」

善子「ヨハネの不幸もここに極まれりって感じよ……」グスン

梨子「……やろう」

善子「え……?」
73 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/07(火) 19:36:15.65 ID:wDTg5NSvO
――

善子「とはいえ最初の方休んでたから出席日数危ないし学校には行かないと……」

善子「こんなことなら不登校になんてなるんじゃなかったわ」ハア

梨子「あ、よっちゃんおはよう」

善子「っ!」ビクッ

梨子「……? よっちゃん?」

善子「お、おはようリリー」

梨子「前かがみだけど体調悪いの?」

善子「べ、べべ、別にそんなことないけど!?」

梨子「うーん……?」ジーッ

善子「」サーッ
74 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/07(火) 19:36:24.74 ID:oMYFO+PWO
海未「ラブアロー」

凛「もうさせないにゃあああ!」


 花陽を狙う私を阻止すべく、凛が突進してきました。
 ですが想定内です。
 弓を引く構えを解いて、迫りくる凛へと自ら踏み込み、肩を捻じ込むようにして当て身を喰らわせました。


凛「がっ! はっ……」

海未「工夫の無い特攻では止められませんよ」


 凛が崩れ落ちるのを確認して、改めてライフル弾の射出を狙います。
 が、当て身の衝撃で落としてしまったのか、手元から銃弾が消えていました。


海未「おや? どこに行ったのでしょう……仕方ありません。何か代用品を……お。いいですね」


 辺りを見渡すと、鉄パイプが無造作に転がっているのを見つけました。
 近付いて拾い上げると、直径三センチ程、長さ九十センチ程の鉄パイプは、銃弾よりも射やすそうに思えました。
 やはり射るなら長物に限るという持論を持っているんですよね。完全に好みの問題でしょうけれど。
75 : ◆ZTPjpycbhE [saga]:2017/03/07(火) 19:36:31.24 ID:jrxrAw3u0
梨子「ふーん、堕天使なのにできないの?」

善子「っ!」ムッ

梨子「堕天使ヨハネの魅力ってたった8人の女の子を魅了することもできないんだ」クスクス

善子「……やってやるわ」

善子「Aqoursをヨハネハーレムにしてやるんだから!」

梨子「うんうん、その意気だよよっちゃん」ニコニコ

梨子「まあ、よっちゃんの初めては私がもらうけど」

善子「とはいってもどこでしようかしら……」
76 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/07(火) 19:36:33.61 ID:9K+sYSDZO
梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」
77 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/07(火) 19:36:42.00 ID:WkRvpfO6O
善子「ふわぁ、また儀式の途中で寝ちゃったみたいね……」

善子「うーん……?」チラッ

善子「……んん???」

善子「ヨハネのズボンがまるでテントのように膨れ上がってるわ」

善子「一体なぜ……?」

善子「こ、怖いけど中を見てみましょう」ゴクリ

リトルデーモン「」ビンビン

善子「…………はああああああああああ!?」
78 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/07(火) 19:36:51.00 ID:A1ZGNyfPO
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
79 : ◆ZTPjpycbhE [saga]:2017/03/07(火) 19:36:57.54 ID:jrxrAw3u0
梨子「ここでいいんじゃない?」

善子「はあ!? ま、待ってここ外!」

梨子「でも人気もないし」

善子「誰か来るかも!」

梨子「こんなところ誰も来ないよ」

梨子「それに、よっちゃんのリトルデーモンも苦しそうだよ?」

善子「……。あ、あとでちゃんとしたところでしましょう?」

梨子「うん。あ、よっちゃん、あっちむいてて」

善子「? うん」クルッ
80 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/07(火) 19:36:58.44 ID:BQQY6fubO
梨子「それで、方法は?」

善子「……ること」

梨子「へ?」

善子「は、8人の女性と性行為することっ!」カアアアアアアアアア

梨子「せ、性行為!?」カアアアアアアアア

善子「無理に決まってるじゃないそんなこと!」

善子「ヨハネの不幸もここに極まれりって感じよ……」グスン

梨子「……やろう」

善子「え……?」
81 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/07(火) 19:37:08.57 ID:oEB1PxmeO
――

善子「とはいえ最初の方休んでたから出席日数危ないし学校には行かないと……」

善子「こんなことなら不登校になんてなるんじゃなかったわ」ハア

梨子「あ、よっちゃんおはよう」

善子「っ!」ビクッ

梨子「……? よっちゃん?」

善子「お、おはようリリー」

梨子「前かがみだけど体調悪いの?」

善子「べ、べべ、別にそんなことないけど!?」

梨子「うーん……?」ジーッ

善子「」サーッ
82 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/07(火) 19:37:15.50 ID:V3ANZGoxO
海未「ラブアロー」

凛「もうさせないにゃあああ!」


 花陽を狙う私を阻止すべく、凛が突進してきました。
 ですが想定内です。
 弓を引く構えを解いて、迫りくる凛へと自ら踏み込み、肩を捻じ込むようにして当て身を喰らわせました。


凛「がっ! はっ……」

海未「工夫の無い特攻では止められませんよ」


 凛が崩れ落ちるのを確認して、改めてライフル弾の射出を狙います。
 が、当て身の衝撃で落としてしまったのか、手元から銃弾が消えていました。


海未「おや? どこに行ったのでしょう……仕方ありません。何か代用品を……お。いいですね」


 辺りを見渡すと、鉄パイプが無造作に転がっているのを見つけました。
 近付いて拾い上げると、直径三センチ程、長さ九十センチ程の鉄パイプは、銃弾よりも射やすそうに思えました。
 やはり射るなら長物に限るという持論を持っているんですよね。完全に好みの問題でしょうけれど。
83 : ◆ZTPjpycbhE [saga]:2017/03/07(火) 19:37:20.72 ID:jrxrAw3u0
梨子「いいよ。こっち向いて」

善子「ん……」クルッ

善子「っ!? な、なんでスカートとパンツ脱いでるの!?」

梨子「こうすればしたくなるかなって」

梨子「ほら、私はもうこんなに準備できてるんだよ?」クチュックパァ

善子「……」プツッ

善子「もうどうなっても知らないから!」ガバァッ

梨子「きゃっ♪」
84 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/07(火) 19:37:23.22 ID:73zskLtSO
梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」
85 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/07(火) 19:37:30.86 ID:ysRpDeg0O
善子「ふわぁ、また儀式の途中で寝ちゃったみたいね……」

善子「うーん……?」チラッ

善子「……んん???」

善子「ヨハネのズボンがまるでテントのように膨れ上がってるわ」

善子「一体なぜ……?」

善子「こ、怖いけど中を見てみましょう」ゴクリ

リトルデーモン「」ビンビン

善子「…………はああああああああああ!?」
86 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/07(火) 19:37:37.77 ID:QBZ2I07bO
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
87 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/07(火) 19:37:57.70 ID:gFXFeSdkO
梨子「それで、方法は?」

善子「……ること」

梨子「へ?」

善子「は、8人の女性と性行為することっ!」カアアアアアアアアア

梨子「せ、性行為!?」カアアアアアアアア

善子「無理に決まってるじゃないそんなこと!」

善子「ヨハネの不幸もここに極まれりって感じよ……」グスン

梨子「……やろう」

善子「え……?」
88 : ◆ZTPjpycbhE [saga]:2017/03/07(火) 19:37:57.89 ID:jrxrAw3u0
善子「リリーのここ、もう大洪水じゃない」クチュッ

梨子「よっちゃんとできるって思ったら嬉しくて」フフ

梨子「よっちゃんは――」

リトルデーモン「」ギンギン

梨子「聞くまでもないか」ギュッ

善子「んっ……!」ビクンッ

梨子「どっちも準備はできてるんだから、ね?」

善子「う、うん……!」ドキドキ
89 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/07(火) 19:38:05.02 ID:eo+l5JE/O
――

善子「とはいえ最初の方休んでたから出席日数危ないし学校には行かないと……」

善子「こんなことなら不登校になんてなるんじゃなかったわ」ハア

梨子「あ、よっちゃんおはよう」

善子「っ!」ビクッ

梨子「……? よっちゃん?」

善子「お、おはようリリー」

梨子「前かがみだけど体調悪いの?」

善子「べ、べべ、別にそんなことないけど!?」

梨子「うーん……?」ジーッ

善子「」サーッ
90 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/07(火) 19:38:13.01 ID:Y3HP2n7NO
海未「ラブアロー」

凛「もうさせないにゃあああ!」


 花陽を狙う私を阻止すべく、凛が突進してきました。
 ですが想定内です。
 弓を引く構えを解いて、迫りくる凛へと自ら踏み込み、肩を捻じ込むようにして当て身を喰らわせました。


凛「がっ! はっ……」

海未「工夫の無い特攻では止められませんよ」


 凛が崩れ落ちるのを確認して、改めてライフル弾の射出を狙います。
 が、当て身の衝撃で落としてしまったのか、手元から銃弾が消えていました。


海未「おや? どこに行ったのでしょう……仕方ありません。何か代用品を……お。いいですね」


 辺りを見渡すと、鉄パイプが無造作に転がっているのを見つけました。
 近付いて拾い上げると、直径三センチ程、長さ九十センチ程の鉄パイプは、銃弾よりも射やすそうに思えました。
 やはり射るなら長物に限るという持論を持っているんですよね。完全に好みの問題でしょうけれど。
91 : ◆ZTPjpycbhE [saga]:2017/03/07(火) 19:38:17.66 ID:jrxrAw3u0
善子「い、入れるわよ……?」グッ

梨子「うん」ドキドキ

善子「ふっ……!」ツプッ

梨子「んぅ……」

善子「っ!」ズンッ

梨子「っつ」

善子「っ! だ、大丈夫?」

梨子「う、うん。大丈夫、よっちゃんが優しくしてくれたから」

梨子「もう全然痛くないよ?」ニコッ
92 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/07(火) 19:38:20.58 ID:boJOBRE5O
梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」
93 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/07(火) 19:38:28.54 ID:e0K/G6ouO
善子「ふわぁ、また儀式の途中で寝ちゃったみたいね……」

善子「うーん……?」チラッ

善子「……んん???」

善子「ヨハネのズボンがまるでテントのように膨れ上がってるわ」

善子「一体なぜ……?」

善子「こ、怖いけど中を見てみましょう」ゴクリ

リトルデーモン「」ビンビン

善子「…………はああああああああああ!?」
94 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/07(火) 19:38:40.24 ID:Dp9V13oBO
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
95 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/07(火) 19:38:47.62 ID:3qqfjtZTO
梨子「それで、方法は?」

善子「……ること」

梨子「へ?」

善子「は、8人の女性と性行為することっ!」カアアアアアアアアア

梨子「せ、性行為!?」カアアアアアアアア

善子「無理に決まってるじゃないそんなこと!」

善子「ヨハネの不幸もここに極まれりって感じよ……」グスン

梨子「……やろう」

善子「え……?」
96 : ◆ZTPjpycbhE [saga]:2017/03/07(火) 19:38:47.84 ID:jrxrAw3u0
善子「ほんとに……?」ドキドキ

梨子「疑り深いなぁ……」

梨子「よっちゃんが動かないんだったら私が動くから」グイグイ

善子「んぅっ……!」

善子「わ、私が動くから! リリーはじっとしてて!」

梨子「うん、じゃあお願い」ニコッ

善子「こ、こうかな……?」カクカク

梨子「ん、ふっ……。もっと激しくて大丈夫だよ?」

善子「う、うん……」ズチュッ

善子「リリーのなかすっごく熱くて、とろとろ」ジュプッグチュッ

梨子「あっ、よっちゃんのも、私のなかですっごく大きくなって硬くなってるよ……?」グチュッヌプッ
97 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/07(火) 19:38:56.12 ID:TScMNAMXO
――

善子「とはいえ最初の方休んでたから出席日数危ないし学校には行かないと……」

善子「こんなことなら不登校になんてなるんじゃなかったわ」ハア

梨子「あ、よっちゃんおはよう」

善子「っ!」ビクッ

梨子「……? よっちゃん?」

善子「お、おはようリリー」

梨子「前かがみだけど体調悪いの?」

善子「べ、べべ、別にそんなことないけど!?」

梨子「うーん……?」ジーッ

善子「」サーッ
98 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/07(火) 19:39:05.46 ID:t+YRUrPzO
海未「ラブアロー」

凛「もうさせないにゃあああ!」


 花陽を狙う私を阻止すべく、凛が突進してきました。
 ですが想定内です。
 弓を引く構えを解いて、迫りくる凛へと自ら踏み込み、肩を捻じ込むようにして当て身を喰らわせました。


凛「がっ! はっ……」

海未「工夫の無い特攻では止められませんよ」


 凛が崩れ落ちるのを確認して、改めてライフル弾の射出を狙います。
 が、当て身の衝撃で落としてしまったのか、手元から銃弾が消えていました。


海未「おや? どこに行ったのでしょう……仕方ありません。何か代用品を……お。いいですね」


 辺りを見渡すと、鉄パイプが無造作に転がっているのを見つけました。
 近付いて拾い上げると、直径三センチ程、長さ九十センチ程の鉄パイプは、銃弾よりも射やすそうに思えました。
 やはり射るなら長物に限るという持論を持っているんですよね。完全に好みの問題でしょうけれど。
99 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/07(火) 19:39:13.86 ID:mLU467tAO
梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」
100 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/07(火) 19:39:20.94 ID:FU1WptT2O
善子「ふわぁ、また儀式の途中で寝ちゃったみたいね……」

善子「うーん……?」チラッ

善子「……んん???」

善子「ヨハネのズボンがまるでテントのように膨れ上がってるわ」

善子「一体なぜ……?」

善子「こ、怖いけど中を見てみましょう」ゴクリ

リトルデーモン「」ビンビン

善子「…………はああああああああああ!?」
101 : ◆ZTPjpycbhE [saga]:2017/03/07(火) 19:39:26.94 ID:jrxrAw3u0
善子「はあ、はあ、リリー……♡」ジュプッパンパンパン

梨子「ひぁんっ……♡ よっちゃん激しいよ……ぉ♡」パンパンパンパン

善子「だって! リリーのなかきもちよくてぇ♡」パンパンパンパンパンパン

梨子「あんっ♡ 私で気持ちよくなってくれて嬉しい♡」クスッ

善子「リリー! リリー!」パンパンパンパンパンパン

梨子「あっ♡ あっ♡ あっ……♡ よっちゃん、リリーじゃなくて、んっ、梨子って呼んで……?」パンパンパンパンパンパン

善子「っ! 梨子っ♡ 梨子梨子ぉっ♡」パンパンパンパンパンパンパンパン

梨子「よっちゃん、よしこちゃんぅっ♡」パンパンパンパンパンパンパンパン
102 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/07(火) 19:39:28.48 ID:QRIG8BQ9O
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
103 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/07(火) 19:39:36.46 ID:agyjdjO1O
梨子「それで、方法は?」

善子「……ること」

梨子「へ?」

善子「は、8人の女性と性行為することっ!」カアアアアアアアアア

梨子「せ、性行為!?」カアアアアアアアア

善子「無理に決まってるじゃないそんなこと!」

善子「ヨハネの不幸もここに極まれりって感じよ……」グスン

梨子「……やろう」

善子「え……?」
104 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/07(火) 19:39:44.11 ID:PDWL0G70O
――

善子「とはいえ最初の方休んでたから出席日数危ないし学校には行かないと……」

善子「こんなことなら不登校になんてなるんじゃなかったわ」ハア

梨子「あ、よっちゃんおはよう」

善子「っ!」ビクッ

梨子「……? よっちゃん?」

善子「お、おはようリリー」

梨子「前かがみだけど体調悪いの?」

善子「べ、べべ、別にそんなことないけど!?」

梨子「うーん……?」ジーッ

善子「」サーッ
105 : ◆ZTPjpycbhE [saga]:2017/03/07(火) 19:39:50.76 ID:jrxrAw3u0
善子「なんか出ちゃう! 出ちゃうぅ……♡」パンパンパンパンパンパンパン

梨子「いいよ、いっぱい出して♡」パンパンパンパンパンパンパン

善子「梨子――っ!」ドピュゥッビュルビュゥッ

梨子「んんぅ――っ♡」

善子「はっ、はっ……!」ヌポッ

梨子「ん……♡」トロッ

善子(白いのが垂れて――あれヨハネから出てきたのよね……?)

善子「そ、その、ごめんなさい」

梨子「はあ、はあ……。なんで?」

善子「だ、だってなかに出しちゃって、妊娠とか」
106 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/07(火) 19:39:51.64 ID:XppN1sLZO
海未「ラブアロー」

凛「もうさせないにゃあああ!」


 花陽を狙う私を阻止すべく、凛が突進してきました。
 ですが想定内です。
 弓を引く構えを解いて、迫りくる凛へと自ら踏み込み、肩を捻じ込むようにして当て身を喰らわせました。


凛「がっ! はっ……」

海未「工夫の無い特攻では止められませんよ」


 凛が崩れ落ちるのを確認して、改めてライフル弾の射出を狙います。
 が、当て身の衝撃で落としてしまったのか、手元から銃弾が消えていました。


海未「おや? どこに行ったのでしょう……仕方ありません。何か代用品を……お。いいですね」


 辺りを見渡すと、鉄パイプが無造作に転がっているのを見つけました。
 近付いて拾い上げると、直径三センチ程、長さ九十センチ程の鉄パイプは、銃弾よりも射やすそうに思えました。
 やはり射るなら長物に限るという持論を持っているんですよね。完全に好みの問題でしょうけれど。
107 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/07(火) 19:39:59.34 ID:HEh/ZnAvO
梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」
108 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/07(火) 19:40:08.12 ID:63cr6NSzO
善子「ふわぁ、また儀式の途中で寝ちゃったみたいね……」

善子「うーん……?」チラッ

善子「……んん???」

善子「ヨハネのズボンがまるでテントのように膨れ上がってるわ」

善子「一体なぜ……?」

善子「こ、怖いけど中を見てみましょう」ゴクリ

リトルデーモン「」ビンビン

善子「…………はああああああああああ!?」
109 : ◆ZTPjpycbhE [saga]:2017/03/07(火) 19:40:14.67 ID:jrxrAw3u0
梨子「よっちゃんのだったら、私はほしいな」

梨子「むしろこぼれちゃってるのがもったいないくらい」クスッ

梨子「このお腹の中の熱さがよっちゃんの愛だと思うとすごく幸せ」ニコッ

善子「……っ!」ガバッ

梨子「ひゃっ!? もう一回するの?」

善子「り、リリーが悪いんだからね」ギラギラ

梨子「……。うん、いいよ」ニコッ

善子「リリーっ!」ジュプッ

梨子「あんっ♡」

なしこおわり
110 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/07(火) 19:40:15.46 ID:WAEoSmAlO
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
111 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/07(火) 19:40:23.22 ID:n/KG8+PxO
梨子「それで、方法は?」

善子「……ること」

梨子「へ?」

善子「は、8人の女性と性行為することっ!」カアアアアアアアアア

梨子「せ、性行為!?」カアアアアアアアア

善子「無理に決まってるじゃないそんなこと!」

善子「ヨハネの不幸もここに極まれりって感じよ……」グスン

梨子「……やろう」

善子「え……?」
112 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/07(火) 19:40:31.38 ID:QfGGkq0cO
――

善子「とはいえ最初の方休んでたから出席日数危ないし学校には行かないと……」

善子「こんなことなら不登校になんてなるんじゃなかったわ」ハア

梨子「あ、よっちゃんおはよう」

善子「っ!」ビクッ

梨子「……? よっちゃん?」

善子「お、おはようリリー」

梨子「前かがみだけど体調悪いの?」

善子「べ、べべ、別にそんなことないけど!?」

梨子「うーん……?」ジーッ

善子「」サーッ
113 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/07(火) 19:40:38.92 ID:Pe785KKlO
海未「ラブアロー」

凛「もうさせないにゃあああ!」


 花陽を狙う私を阻止すべく、凛が突進してきました。
 ですが想定内です。
 弓を引く構えを解いて、迫りくる凛へと自ら踏み込み、肩を捻じ込むようにして当て身を喰らわせました。


凛「がっ! はっ……」

海未「工夫の無い特攻では止められませんよ」


 凛が崩れ落ちるのを確認して、改めてライフル弾の射出を狙います。
 が、当て身の衝撃で落としてしまったのか、手元から銃弾が消えていました。


海未「おや? どこに行ったのでしょう……仕方ありません。何か代用品を……お。いいですね」


 辺りを見渡すと、鉄パイプが無造作に転がっているのを見つけました。
 近付いて拾い上げると、直径三センチ程、長さ九十センチ程の鉄パイプは、銃弾よりも射やすそうに思えました。
 やはり射るなら長物に限るという持論を持っているんですよね。完全に好みの問題でしょうけれど。
114 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/07(火) 19:40:46.60 ID:XkDj7F9kO
梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」
115 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/07(火) 19:40:53.62 ID:RnH8JsqwO
善子「ふわぁ、また儀式の途中で寝ちゃったみたいね……」

善子「うーん……?」チラッ

善子「……んん???」

善子「ヨハネのズボンがまるでテントのように膨れ上がってるわ」

善子「一体なぜ……?」

善子「こ、怖いけど中を見てみましょう」ゴクリ

リトルデーモン「」ビンビン

善子「…………はああああああああああ!?」
116 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/07(火) 19:41:01.29 ID:/ZQ8dH/zO
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
117 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/07(火) 19:41:08.36 ID:r1MrtIhFO
梨子「それで、方法は?」

善子「……ること」

梨子「へ?」

善子「は、8人の女性と性行為することっ!」カアアアアアアアアア

梨子「せ、性行為!?」カアアアアアアアア

善子「無理に決まってるじゃないそんなこと!」

善子「ヨハネの不幸もここに極まれりって感じよ……」グスン

梨子「……やろう」

善子「え……?」
118 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/07(火) 19:41:15.43 ID:zglzpU1FO
――

善子「とはいえ最初の方休んでたから出席日数危ないし学校には行かないと……」

善子「こんなことなら不登校になんてなるんじゃなかったわ」ハア

梨子「あ、よっちゃんおはよう」

善子「っ!」ビクッ

梨子「……? よっちゃん?」

善子「お、おはようリリー」

梨子「前かがみだけど体調悪いの?」

善子「べ、べべ、別にそんなことないけど!?」

梨子「うーん……?」ジーッ

善子「」サーッ
119 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/07(火) 19:41:22.54 ID:W84zKExZO
海未「ラブアロー」

凛「もうさせないにゃあああ!」


 花陽を狙う私を阻止すべく、凛が突進してきました。
 ですが想定内です。
 弓を引く構えを解いて、迫りくる凛へと自ら踏み込み、肩を捻じ込むようにして当て身を喰らわせました。


凛「がっ! はっ……」

海未「工夫の無い特攻では止められませんよ」


 凛が崩れ落ちるのを確認して、改めてライフル弾の射出を狙います。
 が、当て身の衝撃で落としてしまったのか、手元から銃弾が消えていました。


海未「おや? どこに行ったのでしょう……仕方ありません。何か代用品を……お。いいですね」


 辺りを見渡すと、鉄パイプが無造作に転がっているのを見つけました。
 近付いて拾い上げると、直径三センチ程、長さ九十センチ程の鉄パイプは、銃弾よりも射やすそうに思えました。
 やはり射るなら長物に限るという持論を持っているんですよね。完全に好みの問題でしょうけれど。
120 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/07(火) 19:41:30.17 ID:v5pBj9GbO
梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」
121 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/07(火) 19:41:38.00 ID:cZOMgIVqO
善子「ふわぁ、また儀式の途中で寝ちゃったみたいね……」

善子「うーん……?」チラッ

善子「……んん???」

善子「ヨハネのズボンがまるでテントのように膨れ上がってるわ」

善子「一体なぜ……?」

善子「こ、怖いけど中を見てみましょう」ゴクリ

リトルデーモン「」ビンビン

善子「…………はああああああああああ!?」
122 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/07(火) 19:41:46.06 ID:Ut2/yXTLO
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
123 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/07(火) 19:41:53.79 ID:qH825GP4O
梨子「それで、方法は?」

善子「……ること」

梨子「へ?」

善子「は、8人の女性と性行為することっ!」カアアアアアアアアア

梨子「せ、性行為!?」カアアアアアアアア

善子「無理に決まってるじゃないそんなこと!」

善子「ヨハネの不幸もここに極まれりって感じよ……」グスン

梨子「……やろう」

善子「え……?」
124 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/07(火) 19:42:04.20 ID:kwqjdv5hO
――

善子「とはいえ最初の方休んでたから出席日数危ないし学校には行かないと……」

善子「こんなことなら不登校になんてなるんじゃなかったわ」ハア

梨子「あ、よっちゃんおはよう」

善子「っ!」ビクッ

梨子「……? よっちゃん?」

善子「お、おはようリリー」

梨子「前かがみだけど体調悪いの?」

善子「べ、べべ、別にそんなことないけど!?」

梨子「うーん……?」ジーッ

善子「」サーッ
125 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/07(火) 19:42:40.77 ID:VlKQhldRO
海未「ラブアロー」

凛「もうさせないにゃあああ!」


 花陽を狙う私を阻止すべく、凛が突進してきました。
 ですが想定内です。
 弓を引く構えを解いて、迫りくる凛へと自ら踏み込み、肩を捻じ込むようにして当て身を喰らわせました。


凛「がっ! はっ……」

海未「工夫の無い特攻では止められませんよ」


 凛が崩れ落ちるのを確認して、改めてライフル弾の射出を狙います。
 が、当て身の衝撃で落としてしまったのか、手元から銃弾が消えていました。


海未「おや? どこに行ったのでしょう……仕方ありません。何か代用品を……お。いいですね」


 辺りを見渡すと、鉄パイプが無造作に転がっているのを見つけました。
 近付いて拾い上げると、直径三センチ程、長さ九十センチ程の鉄パイプは、銃弾よりも射やすそうに思えました。
 やはり射るなら長物に限るという持論を持っているんですよね。完全に好みの問題でしょうけれど。
126 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/07(火) 19:42:47.96 ID:ekze60g3O
善子「ふわぁ、また儀式の途中で寝ちゃったみたいね……」

善子「うーん……?」チラッ

善子「……んん???」

善子「ヨハネのズボンがまるでテントのように膨れ上がってるわ」

善子「一体なぜ……?」

善子「こ、怖いけど中を見てみましょう」ゴクリ

リトルデーモン「」ビンビン

善子「…………はああああああああああ!?」
127 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/07(火) 19:42:56.66 ID:xMUECJsbO
梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」
128 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/07(火) 19:43:05.92 ID:qEyFm1WDO
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
129 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/07(火) 19:43:13.14 ID:uC5xgDbCO
梨子「それで、方法は?」

善子「……ること」

梨子「へ?」

善子「は、8人の女性と性行為することっ!」カアアアアアアアアア

梨子「せ、性行為!?」カアアアアアアアア

善子「無理に決まってるじゃないそんなこと!」

善子「ヨハネの不幸もここに極まれりって感じよ……」グスン

梨子「……やろう」

善子「え……?」
130 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/07(火) 19:43:20.93 ID:R7qa1zuCO
――

善子「とはいえ最初の方休んでたから出席日数危ないし学校には行かないと……」

善子「こんなことなら不登校になんてなるんじゃなかったわ」ハア

梨子「あ、よっちゃんおはよう」

善子「っ!」ビクッ

梨子「……? よっちゃん?」

善子「お、おはようリリー」

梨子「前かがみだけど体調悪いの?」

善子「べ、べべ、別にそんなことないけど!?」

梨子「うーん……?」ジーッ

善子「」サーッ
131 : ◆ZTPjpycbhE [sage]:2017/03/07(火) 19:43:52.55 ID:jrxrAw3u0
もういい、このSSの存在が忘れられた頃、どこかで書く
132 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/07(火) 19:46:15.90 ID:gS8gJzkO0
スレッド一覧の勢いが異常だったからなんだどうしたと思ったが荒らしかどんまい
133 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/07(火) 20:02:02.45 ID:QuP+5A7xo
>>131
こっちに書いてたのかと思ったらこっちも荒されてるとかご愁傷様としか言いようが無い
134 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/07(火) 20:02:50.05 ID:PIfVzuLBo
内容が悪い
135 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/07(火) 20:05:07.41 ID:QuP+5A7xo
向こうではエロ禁止のルール違反だったがこっちはなぁ
136 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/07(火) 20:07:07.28 ID:PIfVzuLBo
生やしてハーレムとか死んだ方がいいよ
137 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/07(火) 20:27:56.09 ID:svpl9N4go
したらばいけよ
138 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/07(火) 21:48:11.20 ID:mSLjiJ4x0
おや〜?

この荒し方は懲りてないようだなぁ
末尾oとOの二刀流

通報しておく
139 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/07(火) 21:51:46.38 ID:Asi6D6r+O
荒らしにとって内容は関係ないんだな

荒らすなら本当に面白くないssで荒らしてくれよ
140 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/07(火) 22:13:27.37 ID:d01rCv1b0
こんなん荒らされて当然だろ
141 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/07(火) 22:22:46.66 ID:mSLjiJ4x0
まぁ落ち着けよ、この話題は止そうや
忙しいだろうから見てくれるか分からんが管理人に今通報メール送ったから
それで固定回線特定なり規制してくれるならいいさ、付け上がるだろうから無視しな。
142 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/07(火) 22:38:48.73 ID:OJwpFSFJO
>>1も規制されるといいね
143 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/07(火) 22:42:29.98 ID:8a5UG46GO
運営はこの板放置してるから規制なんてないぞ
144 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/07(火) 22:48:35.27 ID:mSLjiJ4x0
あ、大丈夫大丈夫
こいつ表で暴れてた糞野郎だから、やり口も文体もまんま同じで今日の朝方も某クロススレ荒らしてたわ
表もやるから人離れが起きて最終的に管理人の収入源が減る事の示唆したんで
目を通してくれるなら顧客を減らして損益にする屑をガチで潰すわ、表だけやるならまだ目を瞑ってやったがなww
145 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/07(火) 22:55:48.91 ID:Mtuu0kdIO
>>131
したらばなら荒らしすぐ規制してくれるからおすすめ
146 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/08(水) 01:59:50.44 ID:I+oF0IK0O
>>144
あ、こいつ某スレの糞野郎か
147 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/08(水) 02:06:12.08 ID:TlLP9h4HO
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1471885621/のことか

あれどうみても擁護側が日本語おかしいな
148 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/08(水) 15:58:08.43 ID:dKzkTH96o
海 をNGすれば全部消えた
149 : ◆ZTPjpycbhE [sage]:2017/03/08(水) 17:47:07.66 ID:/tv3LpFw0
もしもう荒らされないようだったら書こうかな
150 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/08(水) 18:01:29.10 ID:4IJ6sDamO
見てるからがんばって!
151 : ◆ZTPjpycbhE [sage]:2017/03/08(水) 18:04:18.63 ID:/tv3LpFw0
>>150
ありがとう
19時くらいから続き書いてみる
昨日みたいに荒らされたら今度こそしばらく潜伏する
152 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/08(水) 18:09:41.57 ID:0r5R4AYG0
最近変なのが粘着してるからな…

一気に書き貯めて投下するなり根気よくスレを建て直し続けるとかも手やな
後できるとすれば相手がどの時間帯に来るか研究しておくとか
153 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/08(水) 18:11:50.72 ID:0r5R4AYG0
内容は好みだったし期待してる
154 : ◆ZTPjpycbhE [saga]:2017/03/08(水) 19:15:00.02 ID:/tv3LpFw0
善子「はあ、結局遅刻しちゃったし……」

善子「このまま進級できないなんてことないわよね……?」

善子「そんなことになったらずら丸とルビィが先輩に――」ドンッ

善子「きゃっ、ご、ごめんなさい考え事してて」

ダイヤ「こちらこそ少し不注意で、ってなんだ善子さんですの」

善子「なーんだダイヤか、謝って損したー」

ダイヤ「むっ、謝って損したとはなんですか。大体今朝遅刻をしたと聞いていますわよ、出席日数もギリギリなんですから――」クドクド

善子「……」コソコソ

ダイヤ「なに逃げようとしてますの?」ガシッ

善子「ひっ……」
155 : ◆ZTPjpycbhE [saga]:2017/03/08(水) 19:18:42.04 ID:/tv3LpFw0
ダイヤ「大体あなたのそういう不真面目な所が――」

善子(ダイヤめんどくさいなあ……)

ダイヤ「聞いてます?」

善子「聞いてる聞いてるー」

ダイヤ「ならいいですわ、なんの話でしたっけ? あぁ、そうそう――」

善子(……こうしてみるとダイヤってやっぱり綺麗ね)

善子(脚だってすらりと長いし、太ももの肉付きも健康的で……)

リトルデーモン「」ムクッ

善子「っ!」ビクッ
156 : ◆ZTPjpycbhE [saga]:2017/03/08(水) 19:21:40.89 ID:/tv3LpFw0
ダイヤ「ですから、って善子さん?」

善子「な、何よ」

ダイヤ「なぜ前かがみですの?」

善子「あ、ちょ、ちょっとね」アセアセ

ダイヤ「もしかして体調が……?」オロオロ

善子「そういうわけじゃないんだけど……」アセアセ

ダイヤ「……ならなぜ前かがみですの?」

善子「なぜって聞かれると困ると言うか……」

ダイヤ「何もないなら背筋をピンとなさい!」

善子「無理!」

ダイヤ「なぜですの!?」

善子「言えない!」
157 : ◆ZTPjpycbhE [saga]:2017/03/08(水) 19:24:18.85 ID:/tv3LpFw0
ダイヤ「あ、もしや持ち込み禁止のものをお腹に隠しているとか?」

善子「何も隠してない!」

ダイヤ「なら背筋を伸ばしなさいな」

善子「……」ダラダラ

ダイヤ「………」ムッ

ダイヤ「こうですわ、こう伸ばせと言っているのです!」グイッ

善子「あぁっ!」

ダイヤ「そのスカートの膨らみ、やはり何かを隠していましたわね」

善子「これは違くて――」アセアセ

ダイヤ「何が違うんですの?」
158 : ◆ZTPjpycbhE [saga]:2017/03/08(水) 19:27:05.15 ID:/tv3LpFw0
ダイヤ「出しなさい」

善子「無理だってば!」

ダイヤ「聞けないというなら無理矢理にでも……!」ムニュッ

善子「――っ!」

ダイヤ「ん? 柔らかいような固いような……」ムニュムニュ

善子「ん……」

ダイヤ「これは一体何を隠していますの!?」バッ

善子「あぁっ!」

リトルデーモン「」ビンビン

ダイヤ「………は?」

善子「え、えっと……」オロオロ

ダイヤ「来なさい」グイッ

善子「ちょ、ちょっと!」
159 : ◆ZTPjpycbhE [saga]:2017/03/08(水) 19:29:35.72 ID:/tv3LpFw0
――

生徒会室

ダイヤ「……なんですの、それ」

善子「は、話せば長くなるというか」

ダイヤ「こんなおもちゃを持ち込んで!」ギュッ

善子「あっ……!」ビクン

ダイヤ「う、動きますのね、それに温かくて身体の一部みたい――」

善子「……ヨハネに本当についてるのよ」

ダイヤ「そんなわけっ……!」

リトルデーモン「」ピクピク

ダイヤ「っ!」ビクッ
160 : ◆ZTPjpycbhE [saga]:2017/03/08(水) 19:32:32.30 ID:/tv3LpFw0
ダイヤ「よくお見せなさい……!」ガバッ

善子「ちょ、ちょっと!」カアアアアアアアア

ダイヤ「本当についてるみたいに見えますわ……。よくもまあこんなに手の込んだことを――」ジーッ

善子「あ、あんまり見ないで……!」カアアアアアアアア

ダイヤ「それで、どうやって動かしてますの?」ツンツン

善子「あっ……。だめっ……!」ビクビク

ダイヤ「……変な声を出さないでくださいます?」ツンツン

善子「それ、だめっ……!」ブルブル
161 : ◆ZTPjpycbhE [saga]:2017/03/08(水) 19:35:17.74 ID:/tv3LpFw0
ダイヤ「ですから変な声を――」ギュッ

善子「――っ!」ドピュゥッ

ダイヤ「ぴぎぃっ!?」ビクッ

善子「あ、ご、ごめんなさい!」

ダイヤ「おもちゃの先から白いどろどろとした液体が……?」

ダイヤ「温かくて、くんくん」

善子「っ!」ドキッ

ダイヤ「なんの匂いでしょう、粟の花……?」

ダイヤ「塩素の匂いにも近いような――」クンクン

善子(ダイヤがヨハネの嗅いでる……)ムラッ
162 : ◆ZTPjpycbhE [saga]:2017/03/08(水) 19:37:48.91 ID:/tv3LpFw0
ダイヤ「それにしても、どろどろで気持ち悪いですわね……」

ダイヤ「顔にも少しついてしまいましたわ」

ダイヤ「善子さん、悪戯もほどほどにそろそろ種明かしをしては?」

善子「だ、だから本物なのよ!」

ダイヤ「本物とは?」

善子「本物の男性器!」

ダイヤ「へ? 小さな頃に見たお父様の男性器はこのような形では――」

リトルデーモン「」ビンビン

ダイヤ「……っ! そういえば性的興奮を覚えると大きくなると聞いたことがありますわ……」
163 : ◆ZTPjpycbhE [saga]:2017/03/08(水) 19:40:29.56 ID:/tv3LpFw0
ダイヤ「善子さん、あなた男性だったんですの!?」

善子「違うわよ! 大体一緒に着替えたこともあるでしょ!?」

ダイヤ「確かにそのようなものを見た記憶はないですわね……。ということは」

善子「そうよ、急にはえt」

ダイヤ「あなた、善子さんの双子の弟とかそんな感じですわね!?」

善子「ヨハネは一人っ子よ!」

ダイヤ「ですが、だとするとその男性器はなんですの?」

善子「今朝起きたらはえてたの!」

ダイヤ「そんな非現実的なことがあるわけ……」

善子「あるからこうなってるんじゃない!」
164 : ◆ZTPjpycbhE [saga]:2017/03/08(水) 19:42:37.58 ID:/tv3LpFw0
ダイヤ「では、あなたは正真正銘の善子さんで、それが急に生えてきたと」

善子「そうよ!」

ダイヤ「そんなわけないでしょう!?」グイッ

善子「ひゃうっ!」ビクッ

ダイヤ「どうやったら取れますの!?」グイグイッ

善子「いたい! 痛いからやめて!」

ダイヤ「……取れませんわ」サーッ

善子「だから本物なのよ!」

ダイヤ「………一から説明してください」

善子「説明しようとしてるのにダイヤがさせなかったんじゃない……」
165 : ◆ZTPjpycbhE [saga]:2017/03/08(水) 19:45:07.61 ID:/tv3LpFw0
――――

ダイヤ「魔術書とやらに書いてあった通りに儀式をしたら生えたと」

善子「えぇ」

ダイヤ「俄かには信じがたい話ですが、それを見てしまうと……」

リトルデーモン「」

ダイヤ「……で、なくす方法は? 当然あるんでしょう?」

善子「あるにはあるんだけど」

ダイヤ「一緒に活動する仲間にそんなおぞましいものがついていると思うとぞっとしますわ」

ダイヤ「わたくしに協力できることがあれば協力しますので、教えてくれます?」

善子「気持ちはうれしいんだけど、協力してもらうにもらえないっていうか……」

ダイヤ「? では話だけでも」
166 : ◆ZTPjpycbhE [saga]:2017/03/08(水) 19:47:51.37 ID:/tv3LpFw0
善子「せ、性行為をすること」ボソッ

ダイヤ「え? 今なんと?」

善子「性行為するの! 女の子8人と!」カアアアアアアアアアアア

ダイヤ「せ、性行為!? 破廉恥ですわ!」カアアアアアアアアアアアア

善子「仕方ないじゃない! そういう条件なんだから!」

ダイヤ「しかも8人だなんて! 不潔ですわ!」

善子「私だって8人とするなんて嫌なんだから! 本当は好きな人としかしたくないの!」

ダイヤ「……あなた好きな人がいますの?」

善子「い、いるけど?」

ダイヤ「っ!」
167 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/08(水) 19:47:59.60 ID:9ullPpymO
>>151
まず荒らされると思うから荒らされたら潜伏よりもしたらばで書いてほしい
続き気になるし潜伏した人って大抵復活しないし埋め立て相当長くいるから落ち着いて書けるのいつになるかわからんし
168 : ◆ZTPjpycbhE [saga]:2017/03/08(水) 19:49:56.09 ID:/tv3LpFw0
善子(そういえばリリーには売り言葉に買い言葉でAqoursをヨハネのハーレムにするとか言っちゃったのよね)

善子(でも、そんなこと絶対ダイヤが許してくれないし)チラッ

ダイヤ「そ、そうですのね……」テレテレ

善子「ん?」

ダイヤ「そ、その、わたくしもその……」

ダイヤ「あなたが好き、ですわ」モジモジ

善子「ちょ、ちょっと待って」アセアセ

ダイヤ「なんですの?」

善子「なんでヨハネがダイヤのことを好きな前提なの?」

ダイヤ「だって! それは性的興奮を覚えると大きくなるのでしょう?」

善子「まあ、そうみたいだけど」
169 : ◆ZTPjpycbhE [saga]:2017/03/08(水) 19:52:28.07 ID:/tv3LpFw0
ダイヤ「性的興奮というのは、そういう対象に覚えるもので」

ダイヤ「わ、わたくしを見て大きくしたということはそういうことですわよね……?」モジモジ

善子「あっ……」

ダイヤ「ですから、わたくしも善子さんが好きですわ」

ダイヤ「痛々しい発言も多いですが、仲間想いで、根はとても良い人で」

ダイヤ「自分に素直で、真っ直ぐなあなたのことが――」

善子「すとっぷ! すとーっぷ!」アセアセ

ダイヤ「……なんですの? 人が折角想いを伝えているというのに」

善子「えっと、言い辛いんだけどね」

ダイヤ「?」キョトン
170 : ◆ZTPjpycbhE [saga]:2017/03/08(水) 19:55:06.61 ID:/tv3LpFw0
善子「ヨハネの好きな人ってダイヤじゃないの」

ダイヤ「は?」

善子「そりゃあダイヤも好きなんだけど、そういう好きじゃなくて」

ダイヤ「……っ!」カアアアアアアアア

善子「その、ごめんなさい」ペコッ

ダイヤ「ではなぜ大きく……?」ワナワナ

善子「ダイヤのふとももが健康的だから……?」

ダイヤ「はあ!? なんですのそれ!?」

善子「ヨハネだって知らないけど反応しちゃったの!」
171 : ◆ZTPjpycbhE [sage]:2017/03/08(水) 19:57:11.46 ID:/tv3LpFw0
>>167
ありがとう、次埋め立てがきたらしたらばいく
172 : ◆ZTPjpycbhE [saga]:2017/03/08(水) 19:57:59.03 ID:/tv3LpFw0
ダイヤ「……誰ですの?」

善子「え?」

ダイヤ「その好きな相手って誰ですの!?」ズイッ

善子「り、リリーだけど」ビクッ

ダイヤ「梨子さんですのね……」

ダイヤ「スクールアイドルとして、恋愛はご法度」

ダイヤ「でも女の子同士なら別に大丈夫! と、かの穂乃果さんもおっしゃっていました!」

善子「えっと……?」
173 : ◆ZTPjpycbhE [saga]:2017/03/08(水) 20:00:03.19 ID:/tv3LpFw0
ダイヤ「普通であれば、想い人の幸せを願って、背中を押すもの……」

ダイヤ「しかし、わたくしはそこまで人ができていません!」

ダイヤ「ですから、梨子さんには悪いですが、善子さんをわたくしの魅力で落とし、略奪します!」

善子「はあ!?」

善子「いや、だからヨハネはリリーが好きで」アセアセ

ダイヤ「関係ありませんわ。わたくしのことを好きにしてみせます」

ダイヤ「それくらい、あなたのことが好きなんです」ボソッ

善子「……」

善子「ねえ、ダイヤ。最低なこといってもいい?」

ダイヤ「はい?」
174 : ◆ZTPjpycbhE [saga]:2017/03/08(水) 20:03:24.79 ID:/tv3LpFw0
善子「私はリリーが好き」

善子「リリーの好きとは少し違うけど、ダイヤが好き、Aqoursのみんなが好き」

善子「クラスメイトとか、他の知り合いとかとは比べ物にならないくらい好き」

善子「だからね、ヨハネはAqoursのみんなと性行為をして、これをなくしたいって思うの」

ダイヤ「……」

善子「もちろん、そんなの許されることじゃないし、リリーは人工呼吸みたいなものだって言ってるけどヨハネはそうは割り切れない」

善子「だから、責任を取るわ」

善子「リリーがハーレムを提案して、売り言葉に買い言葉でやるなんて言っちゃったけど、ダイヤの気持ちを聞いてそんな覚悟じゃいけないってわかった」

善子「ヨハネは、本気でダイヤを、みんなを好きになる!」

善子「みんなと本気で両想いになる!」

ダイヤ「…………」
175 : ◆ZTPjpycbhE [saga]:2017/03/08(水) 20:05:43.84 ID:/tv3LpFw0
ダイヤ「さいってーですわ!」

ダイヤ「みんなを好きになるって、8股をするってことでしょう?」

善子「ま、まあそういうことね」

ダイヤ「でも、一番は梨子さんなんでしょう?」

善子「今のところは」

ダイヤ「そんなことを言われて『はいそうですか』と言うとでも?」

善子「嫌いになりたいならなればいいわ。ヨハネはそれくらい最低なこと言ってるんだから」

ダイヤ「……なれるわけないでしょう!?」

善子「っ!」
176 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/08(水) 20:07:23.74 ID:I824qxgf0
頑張れ。
177 : ◆ZTPjpycbhE [saga]:2017/03/08(水) 20:08:08.48 ID:/tv3LpFw0
ダイヤ「善子さんがどんな想いでその決断をしたのかは、痛いほど伝わってきます」

ダイヤ「本気でわたくしたちを好きになってくれようとしてるって、わかりますわ」

ダイヤ「ですが、わたくしはあなたの一番になりたい」

ダイヤ「わたくしは、こう見えてわがままなんですのよ?」

善子「……いいわ」

善子「そんなダイヤでも、私は好き」

善子「だから、こんなヨハネでもよければ、ヨハネとしてください!」ペコッ

ダイヤ「……絶対後悔させてあげますわ」

善子「へ?」

ダイヤ「なんでわたくし一人にしなかったんだろうと後悔させてあげますわ!」

善子「……うん」
178 : ◆ZTPjpycbhE [saga]:2017/03/08(水) 20:10:36.21 ID:/tv3LpFw0
ダイヤ「それで、どうすればいいんですの」

善子「えっと……。性行為っていうのはこれをダイヤに入れて――」

ダイヤ「そんなことはわかってますわ!」

ダイヤ「その前に前戯というものがあるでしょう!?」

善子「あ、あぁ! そうね!」

ダイヤ「で? これを触ればいいんですの?」サワッ

善子「っ!」ビクッ

善子「じゃあ、ヨハネも――」クチュッ

ダイヤ「あっ♡」ビクッ

善子「っ!」
179 : ◆ZTPjpycbhE [saga]:2017/03/08(水) 20:12:46.38 ID:/tv3LpFw0
ダイヤ「善子さんの、なんだかすごく大きく……? どうしてですの?」サワサワ

善子「だ、ダイヤがかわいい声出すからっ!」クチュクチュッ

ダイヤ「んぅっ♡ か、かわいいだなんてそんな――はぁんっ♡」

リトルデーモン「」ビクンビクン

善子「ね、ねえダイヤ。早いけど、その、もう――」

ダイヤ「……いいですわよ」

ダイヤ「わたくしの純潔、あなたに捧げますわ」

善子「じゃ、じゃあ、その……。壁に手をついて」

ダイヤ「? こうですの?」
180 : ◆ZTPjpycbhE [saga]:2017/03/08(水) 20:16:17.76 ID:/tv3LpFw0
善子「それで、お尻を突き出して――」

ダイヤ「こ、こうですの? なんだか恥ずかしいですわ……」カアアアアアアアアアア

善子(あのダイヤがヨハネにお尻を突き出して……!)ムラッ

善子「い、入れるわよ!」ガシッ

善子(ついでに太もも揉んでおきましょう)モミッ

ダイヤ「っ! きなさい!」

善子「っ!」ズプッ

ダイヤ「っつぅ……!」

善子「だ、大丈夫?」オロオロ

ダイヤ「痛いけど、相手があなただからか、幸せな痛みですわ」ニコッ

善子「ダイヤの痛みがマシになるまで、こうしていてもいい?」

ダイヤ「善子さん……。はい」
181 : ◆ZTPjpycbhE [saga]:2017/03/08(水) 20:18:37.51 ID:/tv3LpFw0
――

善子「どう?」

ダイヤ「痛みは大分マシになりましたわ、動いてください」

善子「う、うん」ジュプッ

ダイヤ「んっ……♡」

善子「痛くない? 大丈夫?」グチュッズチュッ

ダイヤ「んっ、ふっ……♡ 心配には及びませんわ」

ダイヤ「きちんと気持ち良いです♡」ニコッ

善子「ダイヤっ……!」ガシッ

ダイヤ「? よ、善子さん……?」
182 : ◆ZTPjpycbhE [saga]:2017/03/08(水) 20:20:52.29 ID:/tv3LpFw0
善子「なんで、ヨハネは最低なのに、そんなに尽くしてくれるのよ!」パンパンッ

ダイヤ「ぴぎっ♡ だって、善子さんが好きだから、ぁっ♡」パンパンパンッ

善子「好きっ! ダイヤのこと好きっ!」パンパンパンパンパン

善子「リリーも好きだけど、ダイヤも本当の本当に好きになっちゃう!」パンパンパンパンパンパン

ダイヤ「んぅっ♡ そのうち、梨子さんよりも好きになりますわ♡」パンパンパンパン

善子「ダイヤ、ダイヤぁっ♡」パンパンパンパンパンパンパンパンパン

ダイヤ「あっ♡ あっ♡ うれしいですわ、これが善子さんの愛ですのね♡」パンパンパンパンパン

善子「出ちゃう、出ちゃうぅっ……!」パンパンパンパンパン

ダイヤ「出してくださいっ! 善子さんの愛を……♡」パンパンパンパンパンパン
183 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/08(水) 20:21:08.82 ID:NTd5ReM3O
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
184 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/08(水) 20:21:17.60 ID:Le+tVadXO
――

善子「とはいえ最初の方休んでたから出席日数危ないし学校には行かないと……」

善子「こんなことなら不登校になんてなるんじゃなかったわ」ハア

梨子「あ、よっちゃんおはよう」

善子「っ!」ビクッ

梨子「……? よっちゃん?」

善子「お、おはようリリー」

梨子「前かがみだけど体調悪いの?」

善子「べ、べべ、別にそんなことないけど!?」

梨子「うーん……?」ジーッ

善子「」サーッ
185 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/08(水) 20:21:24.73 ID:BfHHUknQO
善子「ふわぁ、また儀式の途中で寝ちゃったみたいね……」

善子「うーん……?」チラッ

善子「……んん???」

善子「ヨハネのズボンがまるでテントのように膨れ上がってるわ」

善子「一体なぜ……?」

善子「こ、怖いけど中を見てみましょう」ゴクリ

リトルデーモン「」ビンビン

善子「…………はああああああああああ!?」
186 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/08(水) 20:21:32.06 ID:eAzqOnrCO
梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」
187 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/08(水) 20:21:39.40 ID:J6R3AvWAO
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
188 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/08(水) 20:21:46.52 ID:fxI9BavqO
――

善子「とはいえ最初の方休んでたから出席日数危ないし学校には行かないと……」

善子「こんなことなら不登校になんてなるんじゃなかったわ」ハア

梨子「あ、よっちゃんおはよう」

善子「っ!」ビクッ

梨子「……? よっちゃん?」

善子「お、おはようリリー」

梨子「前かがみだけど体調悪いの?」

善子「べ、べべ、別にそんなことないけど!?」

梨子「うーん……?」ジーッ

善子「」サーッ
189 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/08(水) 20:21:53.50 ID:e98IQsXJO
善子「ふわぁ、また儀式の途中で寝ちゃったみたいね……」

善子「うーん……?」チラッ

善子「……んん???」

善子「ヨハネのズボンがまるでテントのように膨れ上がってるわ」

善子「一体なぜ……?」

善子「こ、怖いけど中を見てみましょう」ゴクリ

リトルデーモン「」ビンビン

善子「…………はああああああああああ!?」
190 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/08(水) 20:22:00.45 ID:lzJgyjASO
梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」
191 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/08(水) 20:22:07.21 ID:Gyb1z09lO
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
192 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/08(水) 20:22:14.17 ID:rcjBxV4TO
――

善子「とはいえ最初の方休んでたから出席日数危ないし学校には行かないと……」

善子「こんなことなら不登校になんてなるんじゃなかったわ」ハア

梨子「あ、よっちゃんおはよう」

善子「っ!」ビクッ

梨子「……? よっちゃん?」

善子「お、おはようリリー」

梨子「前かがみだけど体調悪いの?」

善子「べ、べべ、別にそんなことないけど!?」

梨子「うーん……?」ジーッ

善子「」サーッ
193 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/08(水) 20:22:28.01 ID:sYgRO6gQO
善子「ふわぁ、また儀式の途中で寝ちゃったみたいね……」

善子「うーん……?」チラッ

善子「……んん???」

善子「ヨハネのズボンがまるでテントのように膨れ上がってるわ」

善子「一体なぜ……?」

善子「こ、怖いけど中を見てみましょう」ゴクリ

リトルデーモン「」ビンビン

善子「…………はああああああああああ!?」
194 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/08(水) 20:22:34.88 ID:HRQXF3rkO
梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」
195 : ◆ZTPjpycbhE [saga]:2017/03/08(水) 20:22:36.47 ID:/tv3LpFw0
善子「ダイヤぁっ♡」ドピュッビュルゥビュウッ

ダイヤ「あついですわぁ……♡」トロン

ダイヤ「お腹の中が、善子さんので満たされて……」

善子「あぁっ!」

ダイヤ「なんですの?」

善子「また中に出しちゃった……」ガクッ

ダイヤ「……責任、取ってくれるんでしょう?」

善子「それは、そうだけど」

ダイヤ「……。ふふっ、まだ大きいですわね」ギュッ

善子「あ、ちょ、ちょっと!」

ダイヤ「もっと、ほしいですわ……♡」

善子「っ! 本当にできても知らないんだからぁ!」ガバッ

ダイヤおわり
196 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/08(水) 20:22:42.03 ID:oh2UkcOmO
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
197 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/08(水) 20:22:49.09 ID:YLm5aX2hO
――

善子「とはいえ最初の方休んでたから出席日数危ないし学校には行かないと……」

善子「こんなことなら不登校になんてなるんじゃなかったわ」ハア

梨子「あ、よっちゃんおはよう」

善子「っ!」ビクッ

梨子「……? よっちゃん?」

善子「お、おはようリリー」

梨子「前かがみだけど体調悪いの?」

善子「べ、べべ、別にそんなことないけど!?」

梨子「うーん……?」ジーッ

善子「」サーッ
198 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/08(水) 20:22:57.28 ID:pPVVA6npO
善子「ふわぁ、また儀式の途中で寝ちゃったみたいね……」

善子「うーん……?」チラッ

善子「……んん???」

善子「ヨハネのズボンがまるでテントのように膨れ上がってるわ」

善子「一体なぜ……?」

善子「こ、怖いけど中を見てみましょう」ゴクリ

リトルデーモン「」ビンビン

善子「…………はああああああああああ!?」
199 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/08(水) 20:23:09.05 ID:DMG7tX2XO
梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」
200 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/08(水) 20:23:16.90 ID:CnoZ+LqtO
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
201 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/08(水) 20:23:23.73 ID:o6+J0/LyO
――

善子「とはいえ最初の方休んでたから出席日数危ないし学校には行かないと……」

善子「こんなことなら不登校になんてなるんじゃなかったわ」ハア

梨子「あ、よっちゃんおはよう」

善子「っ!」ビクッ

梨子「……? よっちゃん?」

善子「お、おはようリリー」

梨子「前かがみだけど体調悪いの?」

善子「べ、べべ、別にそんなことないけど!?」

梨子「うーん……?」ジーッ

善子「」サーッ
202 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/08(水) 20:23:31.28 ID:zaizOGo9O
善子「ふわぁ、また儀式の途中で寝ちゃったみたいね……」

善子「うーん……?」チラッ

善子「……んん???」

善子「ヨハネのズボンがまるでテントのように膨れ上がってるわ」

善子「一体なぜ……?」

善子「こ、怖いけど中を見てみましょう」ゴクリ

リトルデーモン「」ビンビン

善子「…………はああああああああああ!?」
203 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/08(水) 20:23:38.10 ID:V5Z7y+foO
梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」
204 : ◆ZTPjpycbhE [sage]:2017/03/08(水) 20:23:39.43 ID:/tv3LpFw0
今日はここで終わり
明日以降また書く
205 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/08(水) 20:23:46.51 ID:O9zBO9ssO
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
206 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/08(水) 20:23:58.68 ID:ejtU79mZO
――

善子「とはいえ最初の方休んでたから出席日数危ないし学校には行かないと……」

善子「こんなことなら不登校になんてなるんじゃなかったわ」ハア

梨子「あ、よっちゃんおはよう」

善子「っ!」ビクッ

梨子「……? よっちゃん?」

善子「お、おはようリリー」

梨子「前かがみだけど体調悪いの?」

善子「べ、べべ、別にそんなことないけど!?」

梨子「うーん……?」ジーッ

善子「」サーッ
207 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/08(水) 20:24:05.77 ID:LmbPalh0O
善子「ふわぁ、また儀式の途中で寝ちゃったみたいね……」

善子「うーん……?」チラッ

善子「……んん???」

善子「ヨハネのズボンがまるでテントのように膨れ上がってるわ」

善子「一体なぜ……?」

善子「こ、怖いけど中を見てみましょう」ゴクリ

リトルデーモン「」ビンビン

善子「…………はああああああああああ!?」
208 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/08(水) 20:24:14.15 ID:aygh3VndO
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
209 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/08(水) 20:24:21.20 ID:lPLzzJbSO
――

善子「とはいえ最初の方休んでたから出席日数危ないし学校には行かないと……」

善子「こんなことなら不登校になんてなるんじゃなかったわ」ハア

梨子「あ、よっちゃんおはよう」

善子「っ!」ビクッ

梨子「……? よっちゃん?」

善子「お、おはようリリー」

梨子「前かがみだけど体調悪いの?」

善子「べ、べべ、別にそんなことないけど!?」

梨子「うーん……?」ジーッ

善子「」サーッ
210 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/08(水) 20:24:28.44 ID:iqD3m2mdO
梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」
211 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/08(水) 20:24:35.47 ID:xKB0A48NO
善子「ふわぁ、また儀式の途中で寝ちゃったみたいね……」

善子「うーん……?」チラッ

善子「……んん???」

善子「ヨハネのズボンがまるでテントのように膨れ上がってるわ」

善子「一体なぜ……?」

善子「こ、怖いけど中を見てみましょう」ゴクリ

リトルデーモン「」ビンビン

善子「…………はああああああああああ!?」
212 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/08(水) 20:24:42.44 ID:6xmtNbP/O
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
213 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/08(水) 20:24:55.38 ID:URkZTUq1O
――

善子「とはいえ最初の方休んでたから出席日数危ないし学校には行かないと……」

善子「こんなことなら不登校になんてなるんじゃなかったわ」ハア

梨子「あ、よっちゃんおはよう」

善子「っ!」ビクッ

梨子「……? よっちゃん?」

善子「お、おはようリリー」

梨子「前かがみだけど体調悪いの?」

善子「べ、べべ、別にそんなことないけど!?」

梨子「うーん……?」ジーッ

善子「」サーッ
214 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/08(水) 20:25:02.63 ID:03IPR8zDO
梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」
215 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/08(水) 20:25:14.66 ID:TYodTd/yO
善子「ふわぁ、また儀式の途中で寝ちゃったみたいね……」

善子「うーん……?」チラッ

善子「……んん???」

善子「ヨハネのズボンがまるでテントのように膨れ上がってるわ」

善子「一体なぜ……?」

善子「こ、怖いけど中を見てみましょう」ゴクリ

リトルデーモン「」ビンビン

善子「…………はああああああああああ!?」
216 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/08(水) 20:25:27.16 ID:Ckc5GIPHO
――

善子「とはいえ最初の方休んでたから出席日数危ないし学校には行かないと……」

善子「こんなことなら不登校になんてなるんじゃなかったわ」ハア

梨子「あ、よっちゃんおはよう」

善子「っ!」ビクッ

梨子「……? よっちゃん?」

善子「お、おはようリリー」

梨子「前かがみだけど体調悪いの?」

善子「べ、べべ、別にそんなことないけど!?」

梨子「うーん……?」ジーッ

善子「」サーッ
217 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/08(水) 20:25:45.77 ID:TxU5fHScO
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
218 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/08(水) 20:25:53.81 ID:Kit2oQwTO
梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」
219 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/08(水) 20:26:00.62 ID:TGuk3FClO
善子「ふわぁ、また儀式の途中で寝ちゃったみたいね……」

善子「うーん……?」チラッ

善子「……んん???」

善子「ヨハネのズボンがまるでテントのように膨れ上がってるわ」

善子「一体なぜ……?」

善子「こ、怖いけど中を見てみましょう」ゴクリ

リトルデーモン「」ビンビン

善子「…………はああああああああああ!?」
220 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/08(水) 20:26:07.78 ID:ir+mpwTGO
――

善子「とはいえ最初の方休んでたから出席日数危ないし学校には行かないと……」

善子「こんなことなら不登校になんてなるんじゃなかったわ」ハア

梨子「あ、よっちゃんおはよう」

善子「っ!」ビクッ

梨子「……? よっちゃん?」

善子「お、おはようリリー」

梨子「前かがみだけど体調悪いの?」

善子「べ、べべ、別にそんなことないけど!?」

梨子「うーん……?」ジーッ

善子「」サーッ
221 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/08(水) 20:26:14.90 ID:CUjre2kYO
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
222 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/08(水) 20:26:21.95 ID:2ljllyypO
梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」
223 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/08(水) 20:26:30.54 ID:gX8pLCkCO
善子「ふわぁ、また儀式の途中で寝ちゃったみたいね……」

善子「うーん……?」チラッ

善子「……んん???」

善子「ヨハネのズボンがまるでテントのように膨れ上がってるわ」

善子「一体なぜ……?」

善子「こ、怖いけど中を見てみましょう」ゴクリ

リトルデーモン「」ビンビン

善子「…………はああああああああああ!?」
224 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/08(水) 20:26:37.59 ID:HCwRAJBaO
――

善子「とはいえ最初の方休んでたから出席日数危ないし学校には行かないと……」

善子「こんなことなら不登校になんてなるんじゃなかったわ」ハア

梨子「あ、よっちゃんおはよう」

善子「っ!」ビクッ

梨子「……? よっちゃん?」

善子「お、おはようリリー」

梨子「前かがみだけど体調悪いの?」

善子「べ、べべ、別にそんなことないけど!?」

梨子「うーん……?」ジーッ

善子「」サーッ
225 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/08(水) 20:26:44.38 ID:JyqWDp5zO
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
226 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/08(水) 20:26:50.91 ID:EX468zmNO
梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」
227 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/08(水) 20:27:03.19 ID:7QpDy7JKO
善子「ふわぁ、また儀式の途中で寝ちゃったみたいね……」

善子「うーん……?」チラッ

善子「……んん???」

善子「ヨハネのズボンがまるでテントのように膨れ上がってるわ」

善子「一体なぜ……?」

善子「こ、怖いけど中を見てみましょう」ゴクリ

リトルデーモン「」ビンビン

善子「…………はああああああああああ!?」
228 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/08(水) 20:27:11.71 ID:pjjLZqQ0O
――

善子「とはいえ最初の方休んでたから出席日数危ないし学校には行かないと……」

善子「こんなことなら不登校になんてなるんじゃなかったわ」ハア

梨子「あ、よっちゃんおはよう」

善子「っ!」ビクッ

梨子「……? よっちゃん?」

善子「お、おはようリリー」

梨子「前かがみだけど体調悪いの?」

善子「べ、べべ、別にそんなことないけど!?」

梨子「うーん……?」ジーッ

善子「」サーッ
229 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/08(水) 20:27:18.24 ID:7yKIcX2HO
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
230 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/08(水) 20:27:24.87 ID:Z01lrSHWO
梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」
231 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/08(水) 20:27:33.56 ID:xMlqctBqO
善子「ふわぁ、また儀式の途中で寝ちゃったみたいね……」

善子「うーん……?」チラッ

善子「……んん???」

善子「ヨハネのズボンがまるでテントのように膨れ上がってるわ」

善子「一体なぜ……?」

善子「こ、怖いけど中を見てみましょう」ゴクリ

リトルデーモン「」ビンビン

善子「…………はああああああああああ!?」
232 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/08(水) 20:27:40.55 ID:Q3t7+epsO
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善子「とはいえ最初の方休んでたから出席日数危ないし学校には行かないと……」

善子「こんなことなら不登校になんてなるんじゃなかったわ」ハア

梨子「あ、よっちゃんおはよう」

善子「っ!」ビクッ

梨子「……? よっちゃん?」

善子「お、おはようリリー」

梨子「前かがみだけど体調悪いの?」

善子「べ、べべ、別にそんなことないけど!?」

梨子「うーん……?」ジーッ

善子「」サーッ
233 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/08(水) 20:27:47.79 ID:RV162Q8qO
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
234 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/08(水) 20:27:54.84 ID:VA4DFb9rO
梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」
235 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/08(水) 20:28:02.42 ID:bLpwDFFkO
――

善子「とはいえ最初の方休んでたから出席日数危ないし学校には行かないと……」
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
善子「こんなことなら不登校になんてなるんじゃなかったわ」ハア

梨子「あ、よっちゃんおはよう」

善子「っ!」ビクッ

梨子「……? よっちゃん?」

善子「お、おはようリリー」

梨子「前かがみだけど体調悪いの?」

善子「べ、べべ、別にそんなことないけど!?」

梨子「うーん……?」ジーッ

善子「」サーッ
236 : ◆ZTPjpycbhE [sage]:2017/03/08(水) 20:28:09.64 ID:/tv3LpFw0
できればこっちで書きたかったけどやっぱりダメか、仕方ないからしたらばいくわ
237 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/08(水) 20:28:10.85 ID:LOiH0IvkO
梨子「なんだか顔も真っ青善子「ふわぁ、また儀式の途中で寝ちゃったみたいね……」

善子「うーん……?」チラッ

善子「……んん???」

善子「ヨハネのズボンがまるでテントのように膨れ上がってるわ」

善子「一体なぜ……?」

善子「こ、怖いけど中を見てみましょう」ゴクリ

リトルデーモン「」ビンビン

善子「…………はああああああああああ!?」だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」
238 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/08(水) 20:28:18.60 ID:kliruAZcO
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 ――

善子「とはいえ最初の方休んでたから出席日数危ないし学校には行かないと……」

善子「こんなことなら不登校になんてなるんじゃなかったわ」ハア

梨子「あ、よっちゃんおはよう」

善子「っ!」ビクッ

梨子「……? よっちゃん?」

善子「お、おはようリリー」

梨子「前かがみだけど体調悪いの?」

善子「べ、べべ、別にそんなことないけど!?」

梨子「うーん……?」ジーッ

善子「」サーッ二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
239 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/08(水) 20:28:26.39 ID:LB4hcjxDO
善子「ふわぁ、また儀式の途中で寝ちゃったみたいね……」

善子「うーん……?」チラッ

善子「……んん???」

善子「ヨハネのズボンがまるでテントのように膨れ上がっ梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」てるわ」

善子「一体なぜ……?」

善子「こ、怖いけど中を見てみましょう」ゴクリ

リトルデーモン「」ビンビン

善子「…………はああああああああああ!?」
240 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/08(水) 20:28:34.39 ID:4EsGuKwCO
――

善子「とはいえ最初の方休んでたから出席日数危ないし学校には行かないと……」

善子「こんなことなら不登校梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」になんてなるんじゃなかったわ」ハア

梨子「あ、よっちゃんおはよう」

善子「っ!」ビクッ

梨子「……? よっちゃん?」

善子「お、おはようリリー」

梨子「前かがみだけど体調悪いの?」

善子「べ、べべ、別にそんなことないけど!?」

梨子「うーん……?」ジーッ

善子「」サーッ
241 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/08(水) 20:28:42.17 ID:Ivl/tKSAO
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未――

善子「とはいえ最初の方休んでたから出席日数危ないし学校には行かないと……」

善子「こんなことなら不登校になんてなるんじゃなかったわ」ハア

梨子「あ、よっちゃんおはよう」

善子「っ!」ビクッ

梨子「……? よっちゃん?」

善子「お、おはようリリー」

梨子「前かがみだけど体調悪いの?」

善子「べ、べべ、別にそんなことないけど!?」

梨子「うーん……?」ジーッ

善子「」サーッちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
242 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/08(水) 20:28:50.41 ID:WyurX8WRO
梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」
243 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/08(水) 20:29:01.87 ID:cJOmJl8lO
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
244 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/08(水) 20:30:06.39 ID:fvepIXOpO
梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」
245 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/08(水) 20:30:13.92 ID:pfOcZf95O
善子「ふわぁ、また儀式の途中で寝ちゃったみたいね……」

善子「うーん……?」チラッ

善子「……んん???」

善子「ヨハネのズボンがまるでテントのように膨れ上がってるわ」

善子「一体なぜ……?」

善子「こ、怖いけど中を見てみましょう」ゴクリ

リトルデーモン「」ビンビン

善子「…………はああああああああああ!?」
246 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/08(水) 20:30:21.61 ID:YHXrTWLoO
――

善子「とはいえ最初の方休んでたから出席日数危ないし学校には行かないと……」

善子「こんなことなら不登校になんてなるんじゃなかったわ」ハア

梨子「あ、よっちゃんおはよう」

善子「っ!」ビクッ

梨子「……? よっちゃん?」

善子「お、おはようリリー」

梨子「前かがみだけど体調悪いの?」

善子「べ、べべ、別にそんなことないけど!?」

梨子「うーん……?」ジーッ

善子「」サーッ
247 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/08(水) 20:30:29.33 ID:dNH9hnd1O
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
248 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/08(水) 20:32:26.99 ID:pSJcxjCOo
>>204
おつかれさん
249 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/08(水) 20:33:44.61 ID:3hXoZYj6O
善子「ふわぁ、また儀式の途中で寝ちゃったみたいね……」

善子「うーん……?」チラッ

善子「……んん???」

善子「ヨハネのズボンがまるでテントのように膨れ上がってるわ」

善子「一体なぜ……?」

善子「こ、怖いけど中を見てみましょう」ゴクリ

リトルデーモン「」ビンビン

善子「…………はああああああああああ!?」
250 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/08(水) 20:33:51.25 ID:M3Y2I10gO
――

善子「とはいえ最初の方休んでたから出席日数危ないし学校には行かないと……」

善子「こんなことなら不登校になんてなるんじゃなかったわ」ハア

梨子「あ、よっちゃんおはよう」

善子「っ!」ビクッ

梨子「……? よっちゃん?」

善子「お、おはようリリー」

梨子「前かがみだけど体調悪いの?」

善子「べ、べべ、別にそんなことないけど!?」

梨子「うーん……?」ジーッ

善子「」サーッ
251 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/08(水) 20:33:58.33 ID:P0pons8hO
梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」
252 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/08(水) 20:34:05.89 ID:t8C2cqIdO
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
253 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/08(水) 20:35:28.97 ID:qoaIuUnyo
>>236
まあこっちはラ板みたく容量埋めじゃないし読む分にはidやトリで抽出できるからあんま問題ないよ
254 : ◆ZTPjpycbhE [sage]:2017/03/08(水) 20:38:02.39 ID:/tv3LpFw0
>>253
マジか、じゃあこっちで書こうかな
埋まったら立て直す程度に考えててもいいのかな
255 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/08(水) 20:38:04.49 ID:tT1WBwfzO
善子「ふわぁ、また儀式の途中で寝ちゃったみたいね……」

善子「うーん……?」チラッ

善子「……んん???」

善子「ヨハネのズボンがまるでテントのように膨れ上がってるわ」

善子「一体なぜ……?」

善子「こ、怖いけど中を見てみましょう」ゴクリ

リトルデーモン「」ビンビン

善子「…………はああああああああああ!?」
256 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/08(水) 20:38:11.15 ID:axSisFsSO
――

善子「とはいえ最初の方休んでたから出席日数危ないし学校には行かないと……」

善子「こんなことなら不登校になんてなるんじゃなかったわ」ハア

梨子「あ、よっちゃんおはよう」

善子「っ!」ビクッ

梨子「……? よっちゃん?」

善子「お、おはようリリー」

梨子「前かがみだけど体調悪いの?」

善子「べ、べべ、別にそんなことないけど!?」

梨子「うーん……?」ジーッ

善子「」サーッ
257 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/08(水) 20:38:19.46 ID:MXz4rohyO
梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」
258 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/08(水) 20:38:27.16 ID:uhnH92XrO
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
259 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/08(水) 20:47:12.26 ID:9ullPpymO
>>254
出来れば二度手間になってしまうけど平行でやってもらえるとありがたい
抽出すれば良いとはいえ読みにくいことに変わりはないし
260 : ◆ZTPjpycbhE [sage]:2017/03/08(水) 20:50:22.80 ID:/tv3LpFw0
>>259
わかった、したらばってラブライブ!ss総合ってところでいいの?
261 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/08(水) 20:52:22.83 ID:9ullPpymO
>>260
そだね
ラブライブ!ss総合【転載禁止】
http://jbbs.shitaraba.net/anime/10627/
262 : ◆ZTPjpycbhE [sage]:2017/03/08(水) 20:53:19.61 ID:/tv3LpFw0
>>261
ありがとう
あとでそっちにも立てる
263 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/08(水) 21:34:44.51 ID:0r5R4AYG0
そうか…こうなってしまったか
こっちでやりたかったかもしれんけど頑張ってくれ見に行く
264 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/08(水) 21:47:51.57 ID:UOjTDnix0
ヨハネちゃんはそういうのじゃないんだよなぁ
生やすなら千歌にしろ
265 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/08(水) 21:53:27.78 ID:lI/AmySe0
[ピーーー]よ梨子信者
266 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/08(水) 22:00:18.68 ID:f/q/T7Qn0
>>1
ちかりこようりこでやってろゴミ
善子ちゃんを巻き込むなクズ
267 : ◆ZTPjpycbhE [sage]:2017/03/08(水) 22:10:17.96 ID:/tv3LpFw0
>>263-266
ありがとう
268 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/08(水) 22:17:40.16 ID:4NDHu3SV0
>>267
aqoursはお前のおもちゃじゃないんだが?
269 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/08(水) 22:45:25.15 ID:0QPipOlu0
>>267
梨子信消えろ
270 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/08(水) 22:54:03.97 ID:4NDHu3SV0
>>267
死ね
271 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/08(水) 22:56:51.30 ID:lI/AmySe0
>>267
[ピーーー]
272 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/08(水) 23:13:08.38 ID:poAbKKxnO
ここだと簡単に潰せなくてイライラMAXなのかこうして暴言もはいてくるんだよなぁこの埋め茸
273 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/08(水) 23:26:46.51 ID:FwQRspPY0
>>1が特定のキャラにひどい仕打ちをしたのがいけないのにね
責任の押し付け
274 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/08(水) 23:39:21.84 ID:sGJGQ1VJo
ラ板ならともかく、こっちで書くぶんには全然問題ないと思うんだけど
埋め茸ちゃん必死過ぎてかわいい
275 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/08(水) 23:50:46.40 ID:11sIfbsno
生やすのがダメ
その上ハーレムとか死んだ方がいい
自己投影の道具としか思ってない
276 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 00:22:13.36 ID:q/XEK/4kO
普通に読みにくいけどな
専ブラだと
277 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/09(木) 01:40:17.07 ID:55Z+PS4so
現実で言うのは怖いからってネット弁慶な茸ちゃん可愛い
278 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/09(木) 09:46:23.97 ID:m0aoJ7aiO
一人でやってるの丸わかりで面白い
279 : ◆ZTPjpycbhE [saga]:2017/03/09(木) 19:30:54.99 ID:PAblFQ1i0
――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」
280 : ◆ZTPjpycbhE [saga]:2017/03/09(木) 19:34:00.64 ID:PAblFQ1i0
梨子「でもね、一つだけわがままが言いたいな」

善子「わがまま……?」

梨子「少しだけでも、よっちゃんの愛が他のみんなより私に対して傾いてくれたら、すっごく嬉しい、かな」ニコッ

善子「っ!」

梨子「じゃあ、移動教室だから行くね。また練習で!」

善子「う、うん、また」

善子「……いいのかな、本当に」

鞠莉「何か悩み事?」ヒョコッ

善子「ひやっ!?」ビクッ
281 : ◆ZTPjpycbhE [saga]:2017/03/09(木) 19:36:49.11 ID:PAblFQ1i0
善子「なんだマリーじゃない」

鞠莉「シャイニー、ヨハネ☆」

善子「悩み事っていうか――まあ悩み事なんだけど」

鞠莉「その顔は、恋の悩みかな?」

善子「なっ……!」

鞠莉「図星? そっか、本当にラブトラブルなんだ」クスクス

善子「っ! カマかけたの!?」

鞠莉「リリーと何かあった?」

善子「っ!」
282 : ◆ZTPjpycbhE [saga]:2017/03/09(木) 19:39:41.86 ID:PAblFQ1i0
善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス
283 : ◆ZTPjpycbhE [saga]:2017/03/09(木) 19:43:17.83 ID:PAblFQ1i0
鞠莉「今は時間あんまりないから相談に乗れないけど、昼休みにでも相談に乗るよ?」

鞠莉「昼休み理事長室で待ってるから! チャオ!」フリフリ

善子「誰も行くなんて言ってないし!」

鞠莉「いいからいいからー。理事長命令!」

善子「職権濫用じゃない!」

善子「……それにこんなの相談なんてできないし」ボソッ

花丸「善子ちゃん?」

善子「ひゃっ!?」ビクッ

花丸「授業始まるよ? 教室入らないの?」

善子「え、トイレ行けてない……」

花丸「行ってる時間ないずら」グイグイ

善子「不幸だわ……」
284 : ◆ZTPjpycbhE [saga]:2017/03/09(木) 19:47:18.74 ID:PAblFQ1i0
――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」
285 : ◆ZTPjpycbhE [saga]:2017/03/09(木) 19:50:11.80 ID:PAblFQ1i0
善子(なんて、教室を飛び出したのはいいんだけど――)

善子(別にヨハネは行くなんて言ってないし行く義理もないのよね)ウロウロ

鞠莉「……」

善子(でも、マリーは絶対待ってるだろうし)ウロウロ

鞠莉「じーっ」

善子「って、マリー!?」ビクッ

鞠莉「うろうろしてないでどうぞ入って?」

善子「で、でもヨハネマリーに相談するなんて一言も――」

鞠莉「いいからいいから!」グイグイッ

善子「ちょっと押さないでよ!」
286 : ◆ZTPjpycbhE [saga]:2017/03/09(木) 19:54:54.99 ID:PAblFQ1i0
鞠莉「で、リリーと何があったの?」

善子「だから相談するなんて一言も言ってないってば!」

鞠莉「Umm...ヨハネにとって私ってそんなに頼りない?」

善子「頼りないとかそんなんじゃなくて、相談しにくいことなの」

善子「マリーはヨハネのことヨハネって呼んでくれるし、一緒にふざけてくれるし、それにすっごく頼りがいもあると思うの」

善子「でも、今回のは相談しにくいことだから、ごめんなさい……」

鞠莉「……そっか」ナデナデ

善子「なんでなでるのよ!」カアアアアアアア

鞠莉「Sorry,ヨハネの気持ちも知らずに強引に連れてきちゃってごめんね?」

鞠莉「もし気が変わって相談したいってなったら、いつでも相談してね?」

善子「…………」
287 : ◆ZTPjpycbhE [saga]:2017/03/09(木) 19:58:08.30 ID:PAblFQ1i0
鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」
288 : ◆ZTPjpycbhE [saga]:2017/03/09(木) 20:01:14.72 ID:PAblFQ1i0
善子「両想いの人は、事情をわかってくれて、背中を押してくれるの」

善子「その人は、どうすればいいと思う?」

鞠莉「……よh、その人はどうしても他の人を好きにならなくちゃいけないの?」

善子「どうしてもってわけじゃないの。ただ、少し生活に支障が出る程度」

鞠莉「リl……両想いの人はいいって言ってくれてるんでしょ?」

善子「うん、でもヨハネはやっぱり悩んでるの」

善子「もう一人のことを本気で好きになっちゃって、それでいいんだよって言われて」

善子「本当にこれでいいのかなってなっちゃってるの」

鞠莉「事情があって、リリーもそれでいいって言ってるんだったらいいんじゃない?」

善子「な、なな、なんでそこでリリーが出てくるのよ!?」

鞠莉「Oh,Sorry.間違えちゃった☆」

鞠莉(さっき自分でヨハネって言ってたのに)クスクス
289 : ◆ZTPjpycbhE [saga]:2017/03/09(木) 20:05:37.17 ID:PAblFQ1i0
鞠莉「第一、その人はもう一人好きになったって言ってたけど、最初に好きになった人のことも好きなんでしょ?」

善子「それは、そうよ」

善子「リリーも、ダイヤもおんなじくらい、本気で好きになっちゃって」

善子「だから余計悩んじゃって――」

鞠莉(ダイヤなんだ)

鞠莉「どっちかを疎かにしちゃうのはまずいかもしれないけど、同じくらい好きだったらいいんじゃない?」

鞠莉「8人を同時に好きになるなんて、So hardなことだと思うよ? でも、ヨハネにだったらできる!」

鞠莉「マリーも協力するから!」

善子「マリー……」ウルウル
290 : ◆ZTPjpycbhE [saga]:2017/03/09(木) 20:07:43.73 ID:PAblFQ1i0
善子「って、だからヨハネのことじゃ――」

鞠莉「事情、話して?」

鞠莉「ヨハネが8人を好きにならなきゃいけない理由」

善子「……」

鞠莉「………」ジッ

善子「マリーにはなんでもお見通しなのね、いいわ、話す」

善子「突拍子もない話だけど、信じてね」

鞠莉「? うん、信じるけど」
291 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:11:46.49 ID:4GrmtOhbO
善子「ふわぁ、また儀式の途中で寝ちゃったみたいね……」

善子「うーん……?」チラッ

善子「……んん???」

善子「ヨハネのズボンがまるでテントのように膨れ上がってるわ」

善子「一体なぜ……?」

善子「こ、怖いけど中を見てみましょう」ゴクリ

リトルデーモン「」ビンビン

善子「…………はああああああああああ!?」
292 : ◆ZTPjpycbhE [saga]:2017/03/09(木) 20:13:03.07 ID:PAblFQ1i0
―――

鞠莉「……アンビリーバボー」

善子「ね? 信じられるような話じゃないでしょ?」

鞠莉「っていうことは、何? ヨハネのそこには何かがついてるの……?」ジーッ

善子「あ、あんまり見ないで」カアアアアアアアアア

鞠莉「えいっ」メクリッ

善子「な、なな……っ! ちょっとマリー!?」カアアアアアアアアア

リトルデーモン「」

鞠莉「おー本当についてる」

善子「か、確認は済んだ? 済んだらスカートめくるのやめてほしいんだけど――」
293 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:13:24.50 ID:6H0VtgT5O
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
294 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:13:31.52 ID:41qWlqgWO
――

善子「とはいえ最初の方休んでたから出席日数危ないし学校には行かないと……」

善子「こんなことなら不登校になんてなるんじゃなかったわ」ハア

梨子「あ、よっちゃんおはよう」

善子「っ!」ビクッ

梨子「……? よっちゃん?」

善子「お、おはようリリー」

梨子「前かがみだけど体調悪いの?」

善子「べ、べべ、別にそんなことないけど!?」

梨子「うーん……?」ジーッ

善子「」サーッ
295 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:13:40.17 ID:77Xbid8RO
梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」
296 : ◆ZTPjpycbhE [saga]:2017/03/09(木) 20:16:46.52 ID:PAblFQ1i0
鞠莉「どれどれー?」ツンツン

善子「ま、マリー!!」ビクッ

リトルデーモン「」ムクムク

鞠莉「おー! ビッグになったよ、ヨハネ!」

善子「うぅ……」カアアアアアアアアアアア

リトルデーモン「」ビンビン

鞠莉「そっか、これがマリーに中に入るんだねー」

善子「へ?」

鞠莉「What?」
297 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:16:58.53 ID:8dhvI/M4O
善子「ふわぁ、また儀式の途中で寝ちゃったみたいね……」

善子「うーん……?」チラッ

善子「……んん???」

善子「ヨハネのズボンがまるでテントのように膨れ上がってるわ」

善子「一体なぜ……?」

善子「こ、怖いけど中を見てみましょう」ゴクリ

リトルデーモン「」ビンビン

善子「…………はああああああああああ!?」
298 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:17:05.16 ID:1p+eneT1O
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
299 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:17:13.84 ID:d8LMeE7XO
――

善子「とはいえ最初の方休んでたから出席日数危ないし学校には行かないと……」

善子「こんなことなら不登校になんてなるんじゃなかったわ」ハア

梨子「あ、よっちゃんおはよう」

善子「っ!」ビクッ

梨子「……? よっちゃん?」

善子「お、おはようリリー」

梨子「前かがみだけど体調悪いの?」

善子「べ、べべ、別にそんなことないけど!?」

梨子「うーん……?」ジーッ

善子「」サーッm
300 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:17:20.48 ID:8kpnrlG+O
梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」
301 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:17:27.00 ID:M85f8zJ+O
善子「ふわぁ、また儀式の途中で寝ちゃったみたいね……」

善子「うーん……?」チラッ

善子「……んん???」

善子「ヨハネのズボンがまるでテントのように膨れ上がってるわ」

善子「一体なぜ……?」

善子「こ、怖いけど中を見てみましょう」ゴクリ

リトルデーモン「」ビンビン

善子「…………はああああああああああ!?」
302 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:17:33.85 ID:KzuGAEcEO
――

善子「とはいえ最初の方休んでたから出席日数危ないし学校には行かないと……」

善子「こんなことなら不登校になんてなるんじゃなかったわ」ハア

梨子「あ、よっちゃんおはよう」

善子「っ!」ビクッ

梨子「……? よっちゃん?」

善子「お、おはようリリー」

梨子「前かがみだけど体調悪いの?」

善子「べ、べべ、別にそんなことないけど!?」

梨子「うーん……?」ジーッ

善子「」サーッ
303 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:17:43.16 ID:YlT4mNUnO
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
304 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:17:51.92 ID:KElrEsY9O
梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」
305 : ◆ZTPjpycbhE [sage]:2017/03/09(木) 20:18:17.35 ID:PAblFQ1i0
お、茸お疲れ
今日もよろしくな^^
306 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:18:32.88 ID:4sCzJC6MO
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
307 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:18:39.81 ID:edhWw9SSO
梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」
308 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:18:46.99 ID:z5u4/Gd5O
鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」
309 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:18:54.60 ID:juianzMHO
――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」
310 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:19:01.82 ID:xD0FlNa5O
善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス
311 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:19:09.20 ID:NvTdS+UGO
――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」
312 : ◆ZTPjpycbhE [saga]:2017/03/09(木) 20:21:05.00 ID:PAblFQ1i0
善子「え、待って、なんでそういう話になるの?」

鞠莉「だってAqoursのみんなとしなきゃなんでしょ?」

善子「それはそうなんだけど」

鞠莉「マリーはいつでもOKだよ?」

善子「っ! マリーってもしかして初めてじゃ――」

鞠莉「どう思う?」ニヤニヤ

善子「ど、どう思うって言われても……」

鞠莉「じゃあ、確かめてみる?」メクリッ

善子「っ! あ、ちょ、ちょっと待って!」

鞠莉「んー?」
313 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:21:18.71 ID:PDOUyUyYO
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
314 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:21:26.30 ID:3bAsmtPgO
梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」
315 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:21:33.46 ID:y95G687zO
鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」
316 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:21:41.73 ID:pzY0XzJ0O
――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」
317 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:21:50.34 ID:F9BzJqLVO
善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス
318 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:21:57.91 ID:je346sYDO
――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」
319 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:22:06.80 ID:+LWMMws9O
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
320 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:22:15.87 ID:acP1nc5vO
梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」
321 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:22:24.86 ID:aY1b/jaJO
鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」
322 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:22:32.76 ID:hnfImdHkO
――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」
323 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:22:41.95 ID:N4eubHQiO
善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス
324 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:22:51.06 ID:xFZfeClSO
――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」
325 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:22:59.71 ID:GD8MCsnsO
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
326 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:23:07.77 ID:TIHVMhRrO
梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」
327 : ◆ZTPjpycbhE [saga]:2017/03/09(木) 20:24:47.32 ID:PAblFQ1i0
善子「ヨハネはね、マリーのこと、その。まだそういう好きじゃないの」

善子「さっきも言ったけど、一緒に遊んでくれたり、相談に乗ってくれたり」

善子「マリーのことは大好き」

善子「だ、だから、その、8股をかけようとしてる最低なアクマで、そういった意味で好きじゃない相手としちゃうようなヨハネだけど」

善子「マリーのこと好きになる!」

善子「だからヨハネとしてください!」ペコッ

鞠莉「……」

善子「マリー……?」

鞠莉「だ、ダメ! 見ないで!」プイッ
328 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:25:20.60 ID:hrjViOr5O
鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」
329 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:25:28.66 ID:97aL5HqMO
――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」
330 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:25:35.78 ID:m+e4qV+sO
善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス
331 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:25:43.07 ID:CkYkEXaKO
――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」
332 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:25:51.42 ID:RhsOxWDhO
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
333 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:26:01.10 ID:j8Bsh+CsO
梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」
334 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:26:08.54 ID:6hkVE4VpO
鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」
335 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:26:17.81 ID:OUrM2y2FO
――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」
336 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:26:25.27 ID:JzSXv3lsO
善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス
337 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:26:32.80 ID:lZlxWiOAO
――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」
338 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:26:43.52 ID:TGh85x+0O
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
339 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:26:51.45 ID:25jDjR4WO
梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」
340 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:26:59.78 ID:lJYCyWn8O
鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」
341 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:27:09.20 ID:uBPLOCH3O
――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」
342 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:27:17.88 ID:yz9QQT/HO
善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス
343 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:27:26.81 ID:0Mbq80uMO
――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」
344 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:27:34.26 ID:Lq23NQszO
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
345 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:27:43.58 ID:0hBXIm/RO
梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」
346 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:27:51.96 ID:rJ7TH75SO
鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」
347 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:28:00.29 ID:TzzwTzysO
――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」
348 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:28:10.63 ID:QCF0fp5hO
善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス
349 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:28:19.43 ID:yD11xLK9O
――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」
350 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:28:29.54 ID:EUHJ3z+iO
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
351 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:28:37.42 ID:u1zCC6XEO
梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」
352 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:28:46.69 ID:tIH9bgQ8O
鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」
353 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:28:56.21 ID:Kgl3h1HTO
――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」
354 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:29:05.52 ID:8cYytJ/kO
善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス
355 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:29:13.01 ID:wLQgk4Y6O
――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」
356 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:29:21.01 ID:f0RM1bcZO
梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」
357 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:29:28.44 ID:/K7sjPB9O
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
358 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:29:43.16 ID:d9d3E9EnO
鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」
359 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:29:53.78 ID:LVBd2NEUO
善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス
360 : ◆ZTPjpycbhE [saga]:2017/03/09(木) 20:29:56.23 ID:PAblFQ1i0
善子「どうしたっていうのよ」ズイッ

鞠莉「……っ!」カアアアアアアアアアア

善子「っ!」

鞠莉「そんなこと言われたら、顔がHotになっちゃうよ……」

鞠莉「私だって、ヨハネのこと好きなんだもん!」

鞠莉「最初は変な子だな、って思ってたけど同じユニットで活動したり、一緒にふざけたりしてるうちに、すごく善い子なんだなってわかって」

善子「……ヨハネは堕天使だから善い子ではないけど」

鞠莉「気付いたら好きになっちゃってたんだもん……!」
361 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:30:56.67 ID:Pt82a9zFO
――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」
362 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:31:03.64 ID:gSOt3Uz3O
梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」
363 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:31:11.67 ID:9WYHgmssO
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
364 : ◆ZTPjpycbhE [saga]:2017/03/09(木) 20:31:16.34 ID:PAblFQ1i0
鞠莉「でも見てたらヨハネとリリーが両想いなことはわかったし、諦めるしかないって思ってて」

鞠莉「そんなヨハネが私を好きになるって言ってくれたんだよ!?」

鞠莉「そんなの嬉しくないわけないじゃない!」

善子「マリー……」ギュッ

善子「こんなヨハネでもいいの?」

鞠莉「……うん。1番でも2番でも、それ以下でも、ヨハネに愛されてれば」

善子「なんで、みんなそうなの?」

善子「ヨハネは最低なのに、ダイヤもマリーも――」

鞠莉「それはヨハネが魅力的だからだよ」

鞠莉「魅力的だから、みんなヨハネのこと好きになっちゃうんだよ」
365 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:31:18.40 ID:J0UCmPSYO
鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」
366 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:31:26.35 ID:MCWjonPfO
――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」
367 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:31:33.73 ID:kZ3AsvoMO
善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス
368 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:31:42.75 ID:sMcG3J02O
――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」
369 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:31:50.78 ID:rlgux3iOO
梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」
370 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:31:57.78 ID:wOjW8amHO
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
371 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:32:05.68 ID:JfdBicoHO
鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」
372 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:32:13.91 ID:nB+rFIQWO
――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」
373 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:32:25.75 ID:KYW2jYJcO
善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス
374 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:32:34.10 ID:bPFA6nHtO
――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」
375 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:32:41.84 ID:FggXFZ8nO
梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」
376 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:32:50.13 ID:2V/yjesGO
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
377 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:32:57.70 ID:oqCnIGZ/O
鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」
378 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:33:05.50 ID:C/iQ/uFIO
――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」
379 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:33:13.95 ID:6YMLFtkCO
善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス
380 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:33:23.01 ID:fwSTBpoIO
――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」
381 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:33:30.70 ID:Jv1rJeB8O
梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」
382 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:33:38.72 ID:zu5kKS7nO
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
383 : ◆ZTPjpycbhE [saga]:2017/03/09(木) 20:33:50.15 ID:PAblFQ1i0
善子「……」

鞠莉「ほら、して?」

鞠莉「ヨハネの、もうギンギンだよ?」

善子「ねえ、その前に聞いていい?」

鞠莉「What?」

善子「マリーは初めてじゃないの?」

鞠莉「……。確かめてからのお楽しみってことで☆」

鞠莉「ほら、入れていいよ?」

善子(妙に慣れてる感じだしやっぱり――)
384 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:33:56.33 ID:DUGefuRNO
鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」(o^^o)
385 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:34:04.68 ID:2JqiYf/RO
――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」
386 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:34:12.10 ID:Le4szYV/O
善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス
387 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:34:19.93 ID:G4UPvp7JO
――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」
388 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:34:28.86 ID:KK4GQXWUO
梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」
389 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:34:36.54 ID:Li+MFyI6O
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
390 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:34:45.56 ID:K9qLtvwhO
鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」
391 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:34:53.82 ID:4D4WefBSO
――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」
392 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:35:00.92 ID:EC6/J75bO
善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス
393 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:35:07.92 ID:xp8Kdj6lO
――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」
394 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:35:16.62 ID:FlNHNN3oO
梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」
395 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:35:24.22 ID:lplNdCo6O
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
396 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:35:32.27 ID:iS++IiuAO
鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」
397 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:35:41.49 ID:8O+b7TUOO
――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」
398 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:35:48.90 ID:RChJnHaAO
善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス
399 : ◆ZTPjpycbhE [saga]:2017/03/09(木) 20:35:54.96 ID:PAblFQ1i0
善子「入れるわよ?」グイッ

鞠莉「Come onヨハネ」

善子「んっ……!」ズプゥ

鞠莉「ん、ふぅ……っ!」

鞠莉「いきなり、奥まで……っ!」

善子「っ! マリー、血が出てるじゃない……」

鞠莉「だって、そりゃあ初めてだし」

善子「!?」

鞠莉「初めてじゃないのか、なんてビックリしたよ」クスクス
400 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:35:58.06 ID:SjPiRRYiO
梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」
401 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:36:05.71 ID:zpUXiWM8O
――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」
402 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:36:14.24 ID:1P68zA7+O
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
403 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:36:22.93 ID:HB68VJHkO
鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」
404 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:36:33.38 ID:DYlspfdBO
――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」
405 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:36:42.58 ID:B4LkpKeiO
善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス
406 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:36:49.78 ID:m9UkBjTjO
梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」
407 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:36:57.24 ID:NnADq9kTO
――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」
408 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:37:05.08 ID:y9DdJVxaO
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
409 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:37:14.50 ID:A9QL+mnoO
鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」
410 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:37:23.36 ID:kgIbZAOiO
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花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」
411 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:37:32.10 ID:m1tliYd0O
善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス
412 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:37:40.24 ID:RIRz0K7cO
梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」
413 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:37:48.32 ID:+kFmCNubO
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梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」
414 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:37:56.53 ID:VeCBuhOSO
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
415 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:38:05.07 ID:etb/7lzoO
鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」
416 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:38:12.52 ID:hzzM1W/nO
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花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」
417 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:38:22.28 ID:CalnG01ZO
善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス
418 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:38:29.68 ID:qdyCsD8fO
梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」
419 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:38:36.95 ID:b95SX0GEO
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梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」
420 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:38:45.02 ID:Q20mI4LoO
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
421 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:38:53.81 ID:8O1tMzWoO
鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」
422 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:39:00.65 ID:QIrsVtDgO
善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス
423 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:39:09.13 ID:bGILlLzHO
梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」
424 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:39:16.63 ID:jJ+LAewTO
――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」
425 : ◆ZTPjpycbhE [saga]:2017/03/09(木) 20:39:22.09 ID:PAblFQ1i0
鞠莉「いいよ、動いて?」

善子「で、でも初めてってことは痛いんでしょ?」アセアセ

鞠莉「ノープロブレム! 全然大丈夫だから!」

善子「……じゃあ」ズチュッ

鞠莉「つっ……」

善子「やっぱり痛いんじゃない」

鞠莉「大丈夫! だから動いて――」

善子「マリー」ギュッ

鞠莉「ヨハネ……?」

善子「マリーは痛くなくなるまでこうしてる」ギューッ

鞠莉「……っ!」キュンッ
426 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:39:25.02 ID:Zs/34FTWO
――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」
427 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:39:32.78 ID:0xPyFfpkO
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
428 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:39:43.12 ID:YlT4mNUnO
鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」
429 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:39:51.89 ID:xHin1uL5O
善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス
430 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:40:00.36 ID:4Di+Kn9vO
梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」
431 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:40:09.87 ID:HtP7Kl5PO
――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」
432 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:40:17.37 ID:2ixzOdIPO
――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」
433 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:40:24.47 ID:3kiUZJFHO
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
434 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:40:32.37 ID:SnI49IexO
鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」
435 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:40:39.64 ID:jnPCbYE7O
善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス
436 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:40:47.59 ID:9jCgUrsMO
梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」
437 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:40:55.61 ID:mf8xgU0/O
――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」
438 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:41:04.92 ID:u2OLe/qcO
――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」
439 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:41:13.42 ID:J58b6x2kO
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
440 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:41:19.93 ID:xeq6CHQXO
鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」
441 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:41:28.34 ID:SWnbuPJkO
善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス
442 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:41:34.82 ID:i6hb3JVWO
梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」
443 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:41:43.54 ID:GGasNVXlO
――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」
444 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:41:52.61 ID:hx8XAL9tO
――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」
445 : ◆ZTPjpycbhE [saga]:2017/03/09(木) 20:41:59.71 ID:PAblFQ1i0
――

鞠莉「ヨハネ」ポンポン

善子「もう大丈夫?」

鞠莉「結構楽になったよ」

善子「じゃあ動くわね」

鞠莉「んーん、ダーメ」

善子「へ? なんで?」

鞠莉「えいっ!」ドサッ

善子「え? ちょ、ちょっと!? なんで馬乗り!?」

鞠莉「マリーね、乗馬が好きなの☆」

善子「だからって……?」
446 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:42:00.29 ID:Lx2c5j/EO
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
447 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:42:16.16 ID:RZM5yX0jO
鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」
448 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:42:24.18 ID:LQC4Ym0JO
善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス
449 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:42:33.48 ID:vTKHJQzQO
梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」
450 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:42:42.51 ID:fnycN5ymO
――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」
451 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:42:50.57 ID:/3Gcs4dpO
――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」
452 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:42:58.12 ID:VVWg61T/O
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
453 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:43:07.05 ID:wvb4Gq4cO
鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」
454 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:43:14.40 ID:frAWm6DAO
善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス
455 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:43:22.88 ID:gPAXWvZiO
梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」
456 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:43:30.71 ID:NSxlpx3rO
――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」
457 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:43:38.83 ID:Z/daPxfMO
――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」
458 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:43:45.28 ID:o37zytKpO
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
459 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:43:54.33 ID:+8cuj+5HO
鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」
460 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:44:01.76 ID:KecIeWhzO
善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス
461 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:44:09.39 ID:s3oEry4hO
梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」
462 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:44:17.05 ID:0J0hi5AGO
――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」
463 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:44:25.82 ID:lKWZdMS3O
――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」
464 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:44:34.78 ID:BYyrLMtAO
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
465 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:44:42.25 ID:MxSzjvCrO
鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」
466 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:44:50.38 ID:SJ8eoFvPO
善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス
467 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:44:58.84 ID:VsrLppE8O
梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」
468 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:45:05.56 ID:0tms8yhFO
――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」
469 : ◆ZTPjpycbhE [saga]:2017/03/09(木) 20:47:12.28 ID:PAblFQ1i0
鞠莉「マリーがヨハネに乗るの!」

鞠莉「だからヨハネは動いちゃ、めっ!」

善子「ちょ、ちょっとマリー……!」

鞠莉「んっ、ふぅっ……♡」グチュッズチュッ

善子「あっ、ま、マリー……!」ズチュッヌチュッ

鞠莉「マリー乗馬は得意なんだから……♡」ズンッズチュゥッ

善子「マリーの奥の方まで届いてる……!」ズプゥヌプッ

鞠莉「うんっ♡ マリーの赤ちゃんの部屋ノックしてるよ♡」ズチュッグチュッ
470 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:48:29.69 ID:SAvumRGMO
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
471 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:48:38.00 ID:mAWZiINWO
善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス
472 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:48:49.30 ID:pKtGdelfO
鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」
473 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:48:56.31 ID:gGBJWv/rO
――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」
474 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:49:04.67 ID:M4oH7xtAO
梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」
475 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:49:14.32 ID:ZHsTvYfWO
――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」
476 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:49:21.99 ID:jhmz4p0CO
善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス
477 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:49:29.47 ID:ecaLLtZKO
鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」
478 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:49:37.74 ID:YCnT5q3rO
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
479 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:49:47.07 ID:B887bHE3O
梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」(o^^o)
480 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:49:55.22 ID:0LbLl3x4O
――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」
481 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:50:04.92 ID:trDP8puVO
善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス
482 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:50:13.01 ID:CNEyJYYDO
――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」
483 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:50:24.17 ID:wTBD1Io8O
鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」
484 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:50:32.30 ID:L2RA+HiWO
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
485 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:50:42.52 ID:DhZD2p6zO
梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」
486 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:50:49.94 ID:RWtlTt7yO
――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」
487 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:50:57.52 ID:XYAQS/eQO
善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス
488 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:51:07.40 ID:j7CrEbI+O
――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」
489 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:51:14.72 ID:GSNVoMz1O
鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」
490 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:51:22.62 ID:TWhQiCy6O
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
491 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:51:30.60 ID:j5tT9h3zO
梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」
492 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:51:39.02 ID:F2JDAUUtO
――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」
493 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:51:46.94 ID:+1ydmqF+O
善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス
494 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:51:54.75 ID:snyj9TVHO
――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」
495 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:52:01.95 ID:cuGlkMJrO
鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」
496 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:52:09.43 ID:Jlz678wFO
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
497 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:52:21.06 ID:KyZHW1q9O
梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」
498 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:52:28.29 ID:8oW8XgslO
――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」
499 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:52:36.03 ID:51Fjcnq6O
善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス
500 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:52:45.11 ID:n2S5RR0DO
――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」
501 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:52:52.43 ID:wr0w7pKUO
鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」
502 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:52:59.15 ID:0h2/cMYyO
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
503 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:53:07.63 ID:zGD0CJbRO
梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」
504 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:53:14.42 ID:yDOD+WJFO
梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」
505 : ◆ZTPjpycbhE [saga]:2017/03/09(木) 20:53:18.86 ID:PAblFQ1i0
善子「マリーが動くたびに胸が揺れて、んぅっ♡」グチュッグチュッ

鞠莉「もう、ヨハネったらえっちなんだから♡ あぁんっ♡」ヌチュッヌプッ

善子「えっちなのはぁ、どっちよ、んっ♡」ズチュッグチュッ

善子「こんなにうごいてぇ……♡」ニチュッグチュッ

鞠莉「くすっ、ヨハネったらキュートね♡ ちょっと激しくするね」ズチュッパンパンッ

善子「ふあぁっ……♡ ヨハネのリトルデーモン、マリーのに搾り取られちゃうぅ……♡」パンパンパンッ

鞠莉「一滴残らず搾り取ってあげる♡」パンパンパン

善子「まりぃ……♡」パンパンパンパンッ
506 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:53:22.42 ID:wqcFk0XlO
――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」
507 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:53:29.66 ID:zD661Z0wO
善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス
508 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:53:38.39 ID:MpEFJfsPO
――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」
509 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:53:47.44 ID:NESPAO4WO
鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」
510 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:53:54.86 ID:LNaIj5+vO
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
511 : ◆ZTPjpycbhE [saga]:2017/03/09(木) 20:55:58.27 ID:PAblFQ1i0
善子「も、もうむりっ! ごめんなさいマリー!」ズンッ

鞠莉「っ!? んっ、し、たから突き上げないで……ぇ♡」パンパンパンパンッ

善子「だって、がまんできなくて……!」パンパンパンパンッ

鞠莉「か、はっ……♡ ヨハネ、激しい、ぃっ♡」パンパンパンパンパンッ

善子「マリーがえっちなのがいけないんだからぁ♡」パンパンパンパンッ

鞠莉「なにかくるっ……! いっちゃうぅ♡」パンパンパンパンパンッ

善子「ヨハネも、でちゃう……っ!」パンパンパンパンパン

鞠莉「一緒にいこ? ヨハネ♡」パンパンパンパンパンパン
512 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:56:17.13 ID:LNaIj5+vO
梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」
513 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:56:25.03 ID:jtEEzAApO
善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス
514 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:56:33.36 ID:WfGK1LlYO
――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」
515 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:56:41.15 ID:3V81SlyqO
――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」
516 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:56:52.08 ID:agX08Jz6O
鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」
517 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:57:00.21 ID:h6ZNvr7+O
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
518 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:57:09.68 ID:QPKTsSSQO
梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」
519 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:57:17.62 ID:CpdpNjRQO
――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」
520 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:57:27.41 ID:zuTJM1YXO
善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス
521 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:57:36.83 ID:aXVQH+G0O
――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」
522 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:57:45.75 ID:bQS219C1O
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
523 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:57:54.91 ID:Tb2NyuHgO
梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」
524 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:58:02.10 ID:+6JRoZzlO
――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」
525 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:58:13.13 ID:o328knVpO
鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」
526 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:58:20.79 ID:WCm5bby/O
――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」
527 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:58:30.85 ID:wOjW8amHO
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
528 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:58:38.76 ID:h+cOoXcLO
梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」
529 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:58:46.28 ID:oxpll9dEO
――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」
530 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:58:54.19 ID:VeZSWdJvO
鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」
531 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:59:04.63 ID:+x+Xtax8O
――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」
532 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 20:59:12.00 ID:N8ssrbbMO
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
533 : ◆ZTPjpycbhE [saga]:2017/03/09(木) 21:00:21.72 ID:PAblFQ1i0
善子「マリー、マリーっ!」ドピュビュッビュルゥッ

鞠莉「しゃあああああああああいにいいいいいいいいいいいいいいいいいっ♡」ビクンビクン

善子「はあ、はあ……」

鞠莉「はぁ……。ヨハネ……」

善子「なに?」

鞠莉「んっ……♡」チュッ

善子「っ!」ドキッ

鞠莉「あっ、マリーの中でちょっと動いた」クスクス

善子「あ、あの、マリー?」

鞠莉「どうしたのヨハネ?」
534 : ◆ZTPjpycbhE [saga]:2017/03/09(木) 21:01:46.64 ID:PAblFQ1i0
善子「えっと、思ったらヨハネ今のはじめて……」

鞠莉「へ?」

善子「だ、だから、キス……はじめて」

鞠莉「First kiss!? Really!?」

善子「うん、リリーともダイヤともしてない……」

鞠莉「……ふぅん」ニヤニヤ

鞠莉「じゃあマリーがヨハネのはじめてなんだ……♡」

鞠莉「じゃあ、もう一回しちゃおうかな」チュッ

善子「……っ!」
535 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 21:02:48.98 ID:W1eN/7oAO
善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス
536 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 21:02:55.95 ID:FLLLxKhpO
――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」
537 : ◆ZTPjpycbhE [saga]:2017/03/09(木) 21:03:01.15 ID:PAblFQ1i0
鞠莉「んちゅっ、ちゅうっ♡」

善子「んむぅ……!」

鞠莉「ちゅぷっ♡ ヨハネのまたおっきくなってきた♡」

鞠莉「このままもう一回、ね♡」

善子「マリーっ!」ドサッ

鞠莉「あうちっ」

善子「こ、今度はヨハネが上なんだから……」ギラギラ

鞠莉「Wao! Wildだね、ヨハネ♡」

善子「まりぃっ……!」ズプゥッ

鞠莉「あんっ♡」

マリーおわり
538 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 21:03:02.70 ID:0V1zg8FqO
――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」
539 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 21:03:10.57 ID:LFlON94nO
梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」
540 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 21:03:18.63 ID:S2x2EYv6O
鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」
541 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 21:03:34.67 ID:kNXa8s4yO
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。(o^^o)
542 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 21:03:41.98 ID:8NZ4ClhDO
善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス
543 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 21:03:50.10 ID:75l/JyZ2O
――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」
544 : ◆ZTPjpycbhE [sage]:2017/03/09(木) 21:03:50.19 ID:PAblFQ1i0
今日はここまで
続きは明日以降
545 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 21:03:57.37 ID:BjwYZYrEO
――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」
546 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 21:04:06.48 ID:qrDpsR9fO
鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」
547 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 21:04:14.00 ID:qmVMTbdeO
梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」
548 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 21:04:21.67 ID:FhRN4Ka1O
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
549 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 21:04:28.75 ID:/ZPXpIAaO
――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」
550 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 21:04:36.27 ID:6wr0p8qUO
善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス
551 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 21:04:43.51 ID:KtV8YyWAO
――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」
552 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 21:04:51.39 ID:uCNZSR55O
梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」
553 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 21:04:58.97 ID:YkPNGj0MO
鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」
554 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 21:05:07.83 ID:CXnRGyXkO
善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス
555 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 21:05:15.22 ID:To6rj4puO
――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」
556 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 21:05:35.85 ID:nbKZlahbO
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
557 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 21:05:42.54 ID:6TfLI8lWO
梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」
558 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 21:05:51.53 ID:4ztDaNB0O
――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」
559 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 21:05:59.02 ID:4vqTvyO8O
善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス
560 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 21:06:08.78 ID:dvNMpAeYO
鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」
561 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 21:06:21.58 ID:dRo1tjLzO
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
562 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 21:06:30.42 ID:efe+AILjO
――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」
563 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 21:06:49.65 ID:k1TliLOgO
善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス
564 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 21:06:56.58 ID:Y2A9RXunO
鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」
565 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 21:07:04.26 ID:apFvFyhuO
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
566 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 21:07:11.43 ID:sJqoPVe7O
梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」
567 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 21:07:19.18 ID:EA+0w4RbO
――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」
568 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 21:07:27.06 ID:BMHMJBEcO
――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」
569 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 21:07:36.29 ID:lAvZb0YmO
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
570 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 21:07:44.12 ID:B0wm5/qcO
鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」
571 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 21:07:51.85 ID:EO+NWEBOO
梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」
572 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 21:07:59.92 ID:DG2FC/0NO
――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」
573 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 21:08:07.68 ID:YBg+0psbO
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
574 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 21:08:21.92 ID:A5xGgF2nO
善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス
575 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 21:08:28.67 ID:ri4jWW+5O
梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」
576 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 21:08:36.65 ID:gP6LfZCZO
鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」
577 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 21:08:52.87 ID:GAzITT2rO
――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」つ
578 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 21:08:59.41 ID:c9OnuN5YO
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
579 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 21:09:07.23 ID:JZYStaSlO
梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」
580 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 21:09:14.99 ID:G+QUvz3ZO
善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス
581 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 21:09:22.59 ID:9d4KpwadO
――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」
582 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 21:10:13.56 ID:g1Xt3YClO
――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」
583 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 21:10:20.83 ID:rLjzLldhO
梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」
584 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 21:10:28.05 ID:8Z+eR41tO
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
585 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 21:10:36.94 ID:uaOjl13lO
善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス
586 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 21:10:44.33 ID:0j88QgG6O
――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」
587 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 21:10:52.77 ID:jwUAjGmTO
――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」
588 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 21:11:00.28 ID:OoxoLSGBO
鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」
589 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 21:11:08.99 ID:MeCihWGpO
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
590 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 21:11:16.96 ID:R0fxMYPVO
善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス
591 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 21:11:24.72 ID:ZXRg9GVLO
――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」
592 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 21:11:31.78 ID:MkrMZRrLO
――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」
593 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 21:11:41.27 ID:6ebURIx0O
鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」
594 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 21:13:38.78 ID:GJnUxjDoO
善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス
595 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 21:13:45.24 ID:5gtcNW1lO
――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」
596 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 21:13:53.56 ID:Aa87/48SO
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
597 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 21:14:10.27 ID:fE0cXbu/O
――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ
鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」
善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」
598 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/09(木) 21:14:17.60 ID:hrNSh+7OO
梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」
599 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/10(金) 02:34:10.95 ID:k1A/XpkPo
>>1
アンチ
600 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/10(金) 03:53:29.66 ID:KaqCzFAdO
またいつか頼む
クソのせいでほんとドンマイ
601 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/10(金) 06:30:02.62 ID:TR5lso5po
悔し涙を浮かべながら必死に埋めるクソザコ茸惨めw
602 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/10(金) 13:21:58.28 ID:i16hrfkKO
>>600
速報でもしたらばと並走して書くみたいだぞ
603 : ◆ZTPjpycbhE [saga]:2017/03/10(金) 19:36:41.74 ID:6sNsOJBE0
善子(まずい……)

曜「それでさー、その時果南ちゃんったらねー」

善子(無事練習が終わって、曜さんと同じバスで帰ってたら、曜さんの仄かな汗の香りがふわぁって漂ってきて――)

リトルデーモン「」ムクムクッ

善子(こんなところで大きくならないでよ……!)ダラダラ

曜「……ん?」

曜「善子ちゃんすごい汗だよ!?」

善子「べ、別に大丈夫だから……」

善子(曜さんの汗の香りが強くなって……!)

リトルデーモン「」ギンギン
604 : ◆ZTPjpycbhE [saga]:2017/03/10(金) 19:40:48.37 ID:6sNsOJBE0
善子(ばれないように……)マエカガミ

曜「っ! お腹痛いの!?」

善子「そういうわけじゃなくて――」

曜「でも冷や汗すっごくかいてるし前屈みだし――」チラッ

曜「……ん?」ジーッ

善子(思いっきりスカートのふくらみ見られてる……!)

曜「……これって?」

善子「は、話せば長くなるんだけど――」

曜「次のバス停で降りよう。そこで話して」

善子「……はい」
605 : ◆ZTPjpycbhE [saga]:2017/03/10(金) 19:43:22.67 ID:6sNsOJBE0
――

曜「これは?」ジッ

善子「リトルデーモンです……」

曜「そういうの今はいいから」

善子「冗談とかじゃなくて召還の儀式をしてたら生えてきました……」

曜「生えてきた!?」

曜「え、何? 何かはえてるの!?」

善子「……うん」

曜「ちょ、ちょっとこっちきて!」グイッ

善子「あ、ちょ、ちょっと!」
606 : ◆ZTPjpycbhE [saga]:2017/03/10(金) 19:46:24.77 ID:6sNsOJBE0
――

曜「トイレの個室に2人で入るなんて、なんだかいけないことしてるみたいだよね」クスッ

善子「も、もしかしてここで見るの……?」

曜「そのつもりだけど」

曜「だって生えてきたなんて俄かに信じがたいし」

曜「だから見せて?」

善子「ちょ、ちょっと心の準備を――」

曜「えいっ」ピラッ

善子「っ!」

リトルデーモン「」ギンギン

曜「う、うわぁ……」
607 : ◆ZTPjpycbhE [saga]:2017/03/10(金) 19:49:38.43 ID:6sNsOJBE0
善子「い、いきなりめくらないでよ!」

曜「……触ってみてもいい?」

善子「いいけど乱暴に扱わないでね、一応ヨハネの一部なんだから」

曜「うわぁ……。本当に善子ちゃんに生えてる……」

曜「これがリトルデーモン?」

善子「えぇ、まあ俗に言う男性器みたいなんだけど」

曜「っ!」ビクッ

曜「え? これおちんちん?」

善子「っ! 女子高生がそんなこと平然と言わないで!」カアアアアアアアアア

曜「それが女子高生についてるのも問題だと思うけどね」アハハ...
608 : ◆ZTPjpycbhE [saga]:2017/03/10(金) 19:52:32.33 ID:6sNsOJBE0
曜「そっか、これがおちんちんなんだ……」ジッ

善子(曜さんがヨハネのをじっと見て、おちんちんって――)

リトルデーモン「」ギンギンギン

曜「くんくん、なんだか生臭いような……」

善子「っ! なんで匂い嗅ぐのよ!?」

曜「だってこんな機会なかなかないだろうし」

曜「善子ちゃんのだからいいかな、って」エヘヘ

善子(やばい、曜さんやばい)ムラムラ
609 : ◆ZTPjpycbhE [saga]:2017/03/10(金) 19:55:25.18 ID:6sNsOJBE0
曜「そういえば、これって興奮すると大きくなっちゃうんだよね?」

善子「まあ、そうみたいだけど」

曜「バスの中でなんで大きくなっちゃったの?」

善子「っ!」ビクゥッ

曜「変なこと考えてたの?」

善子「べ、別に変なことは考えてないけど――」

曜「私が原因?」

善子「っ!」

曜「そうなんだ」
610 : ◆ZTPjpycbhE [saga]:2017/03/10(金) 19:57:49.11 ID:6sNsOJBE0
曜「善子ちゃんは私のことを考えてこんなにしちゃったんだ」ツンツン

善子「べ、別にそんなこと一言も……」

曜「じゃあどうして大きくなっちゃったの?」

善子「……」

曜「善子ちゃん?」ジトッ

善子「よ、曜さんの汗の匂い嗅いだらこうなっちゃった……」カアアアアアアアア

曜「へ?」

曜「ま、待って、汗の臭い……!?」カアアアアアアア

善子「ごめんなさい……」
611 : ◆ZTPjpycbhE [saga]:2017/03/10(金) 20:00:53.53 ID:6sNsOJBE0
曜「私そんなに臭う……?」クンクン

善子「臭うってわけじゃなくて、その……。いい匂いっていうか――」

善子「興奮、した」モジモジ

曜「っ!」カアアアアアアアアアア

曜「よ、善子ちゃんの変態っ!」

善子「仕方ないじゃない! ヨハネだって大きくしたくてしたわけじゃないんだから!」

曜「……へえ」ジトーッ

善子(曜さんの目が冷たい……)
612 : ◆ZTPjpycbhE [saga]:2017/03/10(金) 20:03:35.49 ID:6sNsOJBE0
曜「まあ、善子ちゃんが変なのは今に越したことじゃないか」

善子「変ってどういうことよ!?」

曜「それで、儀式で生えたってことは戻す方法とかあるの?」

善子「まあ、あるにはあるんだけど……」

曜「ほんと? 手伝えることなら手伝うよ?」

善子「……そのね、教えるけど嫌なら断っていいから」

曜「? うん、私にできることなら断らないけど」

善子「ヨハネのリトルデーモンをなくす方法はね」

善子「8人の女の子と性行為をすること」

曜「……。は?」
613 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:04:49.10 ID:dCdAV8+jO
鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」
614 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:05:02.72 ID:QP12Qrt0O
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
615 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:05:10.20 ID:UAGDwdV6O
――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」
616 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:05:17.53 ID:sNHaWi3DO
善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス
617 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:05:24.81 ID:FrsILSHmO
梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」
618 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:05:31.46 ID:pu70SBG5O
善子「股間に生えたリトルデーモン」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1488882326/
619 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:05:39.08 ID:l76aHnz7O
鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」
620 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:05:47.09 ID:eWDMj5+tO
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
621 : ◆ZTPjpycbhE [saga]:2017/03/10(金) 20:05:52.43 ID:6sNsOJBE0
善子「ね? 無理でしょ?」

善子「だから断ってくれて――」

曜「もう、何人かとしたの?」

善子「……まあ」

曜「っ! しよう、善子ちゃん!」

善子「え?」

曜「そもそも! 私のせいで大きくなったんだから私が処理してあげないと!」

曜「そのままじゃバス乗れないだろうし!」

善子「ちょ、ちょっと待って!」
622 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:05:56.36 ID:ZjRFyolwO
――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」
623 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:06:05.01 ID:CZM2LLmYO
善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス
624 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:06:15.45 ID:588ytsUbO
梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」
625 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:06:33.61 ID:AM4Jtl09O
――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」
626 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:06:41.02 ID:MqG5AHUtO
鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」
627 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:06:49.14 ID:A4c6pvp5O
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
628 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:06:56.72 ID:gfEtolm6O
――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」
629 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:07:03.92 ID:Wuj18dCsO
善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス
630 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:07:14.81 ID:ySHBHyv5O
梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」
631 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:07:23.53 ID:QKWigwRcO
――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」
632 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:07:30.84 ID:uLQJ+e5gO
鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」
633 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:07:39.07 ID:SXYtJbusO
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
634 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:07:47.41 ID:awcmdf6DO
――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」
635 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:07:55.01 ID:MPiGtbH7O
善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス
636 : ◆ZTPjpycbhE [saga]:2017/03/10(金) 20:08:00.60 ID:6sNsOJBE0
善子「性行為ってどういうことかわかってる!?」

曜「うん、わかってるよ」

善子「好きな人としかしちゃいけないの!」

曜「……善子ちゃんは8人とするのに?」

善子「うっ……。よ、ヨハネはみんなのこと好きになるからいいの!」

曜「……8股?」

善子「だってそれしかないし……」
637 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:08:02.42 ID:yahJEsYZO
梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」
638 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:08:09.89 ID:tfTvIG3lO
――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」
639 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:08:17.17 ID:fjapq4UlO
鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」
640 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:08:26.17 ID:LXdAfxsYO
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
641 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:08:33.47 ID:ejDeP/uIO
――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」
642 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:08:42.66 ID:FnTMpdPaO
善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス
643 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:08:50.03 ID:TVzDSNFAO
梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」
644 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:08:58.27 ID:lx39b0YzO
――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」
645 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:09:05.19 ID:Vs1tDt2WO
鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」
646 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:09:13.74 ID:nX09iB54O
――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」
647 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:09:21.45 ID:bNGOaVlWO
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
648 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:09:28.52 ID:B656C68cO
善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス
649 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:09:36.05 ID:b4tTl3qzO
梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」
650 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:09:43.24 ID:FP7jQXTtO
――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」
651 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:09:50.79 ID:IgTn72ASO
――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」
652 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:09:59.40 ID:pOjzANmkO
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
653 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:10:06.60 ID:ulJylo22O
鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」
654 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:10:14.64 ID:1NETI5oPO
善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス
655 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:10:22.61 ID:WLC15ACqO
梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」
656 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:10:30.78 ID:STILvlyuO
――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」
657 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:10:37.69 ID:x4gZymaKO
――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」
658 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:10:44.58 ID:BA1/gSqKO
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
659 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:10:54.47 ID:Qz7g8NikO
善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス
660 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:11:01.75 ID:kS5f5hUaO
梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」
661 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:11:08.94 ID:Zkj+mAl1O
鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」
662 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:11:17.63 ID:mGOPZYmSO
――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」
663 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:11:25.27 ID:ntrugGXiO
――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」
664 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:11:33.16 ID:ngKUz1jxO
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
665 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:11:41.42 ID:kLAdbTr/O
――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」
666 : ◆ZTPjpycbhE [saga]:2017/03/10(金) 20:11:49.29 ID:6sNsOJBE0
曜「やっぱり善子ちゃんは善い子だね」

善子「ヨハネはアクマなんだから善い子じゃない!」

曜「それをなくすために8人とする、でもただするだけじゃした人たちを傷つけるだけ」

曜「だから8人を好きになろうとしてるんでしょ?」

善子「……」

曜「じゃあ、私のことも好きになって?」

善子「で、でもそれじゃ曜さんの気持ちが――」

曜「……ここまで言ってもわからないんだ」
667 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:11:53.45 ID:Sc4cpAapO
善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス
668 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:12:02.22 ID:c/dGmK/NO
梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」
669 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:12:14.80 ID:hVExKs18O
――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」
670 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:12:26.79 ID:nU4fovJvO
鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」
671 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:12:34.00 ID:mhUUzgcQO
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
672 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:12:45.94 ID:FEbawcDwO
――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」
673 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:12:55.77 ID:qmkm+sDMO
梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」
674 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:13:03.47 ID:qiACithtO
善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス
675 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:13:11.12 ID:ObjPQISgO
――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」
676 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:13:20.50 ID:sd95CpoxO
鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」
677 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:13:28.75 ID:WaeNNgc0O
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
678 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:13:35.99 ID:QOETsCJmO
――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」
679 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:13:54.52 ID:CI5bilnUO
梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス
680 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:14:02.95 ID:sBhVklY6O
――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」
681 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:14:11.67 ID:7xf4cxf+O
鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」
682 : ◆ZTPjpycbhE [saga]:2017/03/10(金) 20:14:15.49 ID:6sNsOJBE0
曜「私は前から善子ちゃんのことが好きだよ?」

善子「っ!?」

曜「そりゃあ最初は変な子だなーって思ったけど」

善子「みんなそれ言うのね……」

曜「でも、一緒に活動してみて善い子だなーっていうのがわかったし」

曜「何より、帰るときも結構一緒だったりして、話しててさ、好きになっちゃったんだよね」

曜「私とは全然違う考え方で、仲間想いで、それにかわいいし」

善子「でも、だったら千歌さんとかの方が――」

曜「むぅ……」
683 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:14:19.42 ID:ptF/71eTO
――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」
684 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:14:27.18 ID:8dRarkeEO
梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」
685 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:14:35.25 ID:deAL/j2JO
善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス
686 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:14:42.86 ID:LKRFceGlO
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
687 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:14:51.04 ID:UcyH2CInO
――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」
688 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:14:58.01 ID:zM1cAg+kO
――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」
689 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:15:05.72 ID:loj87QRDO
鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」
690 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:15:13.17 ID:laALpn+JO
梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」
691 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:15:21.68 ID:SLQ8w/h8O
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
692 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:15:29.67 ID:YWdCzawpO
――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」
693 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:15:37.03 ID:sm9Ben0MO
善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス
694 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:15:44.65 ID:AgFBAKbEO
――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」
695 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:15:52.37 ID:t+DXJ05CO
鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」
696 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:16:00.28 ID:MmHepqCqO
梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」
697 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:16:09.49 ID:jWtkX2h8O
――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」
698 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:16:16.66 ID:/YrgV1q3O
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
699 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:16:25.68 ID:4cZ6UKzOO
善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス
700 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:16:33.19 ID:8Arxg0KsO
鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」
701 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:16:40.24 ID:8CGf1kioO
――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」
702 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:16:48.06 ID:GSghrz8HO
梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」
703 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:16:56.27 ID:JCxhK/ChO
――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」
704 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:17:05.51 ID:ejVzhQb0O
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
705 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:17:13.12 ID:wAlGLNFOO
善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス
706 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:17:21.60 ID:RSKbowcyO
鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」
707 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:17:28.48 ID:pH5RWCQgO
梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」
708 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:17:38.28 ID:1X5C8lXqO
――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」
709 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:17:47.09 ID:wi6j/ei1O
――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」
710 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:17:55.19 ID:ek21w9gFO
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
711 : ◆ZTPjpycbhE [saga]:2017/03/10(金) 20:17:57.24 ID:6sNsOJBE0
曜「善子ちゃんは私に好かれて迷惑?」

善子「そんなことない! 曜さんみたいな人に好きって言ってもらえてすごくうれしい」

善子「けど、ヨハネってそんな大層な人間じゃないし」

曜「人間じゃなくて堕天使でしょ?」クスクス

善子「あっ。そ、そうよ、ヨハネは堕天使でアクマなんだから!」

善子「でも、そんな大層なものじゃなくて――」

曜「人を好きになるってさ、理由とかじゃないんだよ」

曜「私の場合はね、もしかして好きかな? ってなって、やっぱり好きなんだなってなったの」

曜「それに、千歌ちゃんは好きとかじゃなくて、なんていうか近すぎてそういう対象じゃないんだ」アハハ
712 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:18:03.46 ID:eCVumrF+O
善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス
713 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:18:11.41 ID:OKXzZbxtO
梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」
714 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:18:18.95 ID:FxwGBT/FO
鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」
715 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:18:27.22 ID:9ItERh7oO
――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」
716 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:18:36.89 ID:zBW+EGS5O
――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」
717 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:18:45.02 ID:AE09f2oFO
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
718 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:18:54.85 ID:2RSv7jmEO
善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス
719 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:19:03.32 ID:FGW7O06fO
梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」
720 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:19:11.39 ID:Gm1GekltO
鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」
721 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:19:21.48 ID:RGjYUsjoO
――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」
722 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:19:31.08 ID:AE/kBX7zO
――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」
723 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:19:39.75 ID:1xJ/RfGUO
梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ
善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス
善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」
724 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:19:48.11 ID:tELwoZb7O
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
725 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:19:57.21 ID:Nie6nOP6O
――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」
726 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:20:07.05 ID:tniGVxEoO
鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」
727 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:20:16.31 ID:O+ZUtvVoO
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花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」
728 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:20:24.79 ID:MZ0weJneO
梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」
729 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:20:34.31 ID:y1NBM0RmO
善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス
730 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:20:43.92 ID:1bCiAD5LO
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
731 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:20:54.41 ID:GDrsuOZlO
鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」
732 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:21:03.22 ID:ALvVgAMQO
――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」
733 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:21:10.53 ID:UcyH2CInO
――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」
734 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:21:19.81 ID:ukrJ5diYO
梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」
735 : ◆ZTPjpycbhE [saga]:2017/03/10(金) 20:21:27.56 ID:6sNsOJBE0
曜「だから、後は善子ちゃんが好きになってくれればいいんだけど」

善子「……うん、曜さんが私を好きって言ってくれるなら、ヨハネも曜さんのこと好きになる」

善子「好きになるって言って好きになれるものでもないかもしれないけど、曜さんなら、Aqoursのみんななら絶対好きになれるから!」

善子「少し時間はかかっちゃうかもしれないけど、絶対好きになるから!」

曜「……うん。善子ちゃんがそう言ってくれるだけでうれしい」

曜「まだ、両想いではないけどさ……しよ?」

曜「善子ちゃんはしなきゃいけないんだよね?」

善子「うん……。無理強いはしないけど」

曜「……善子ちゃんさいてー」

善子「へ?」
736 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:21:27.85 ID:L7oIPM1xO
善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス
737 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:21:34.94 ID:RKvBDoOXO
鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」
738 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:21:42.97 ID:gS3qnwg/O
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
739 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:21:54.74 ID:GUj1DNH3O
――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」
740 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:22:03.49 ID:vUFzKbpzO
――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」
741 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:22:12.74 ID:ovaqZ6sqO
梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」
742 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:22:24.16 ID:fUHJY2MTO
善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス
743 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:22:33.09 ID:kmu/r394O
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
744 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:22:41.73 ID:UtZHjgleO
鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」
745 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:22:50.80 ID:fcU4RZT3O
――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」
746 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:22:58.75 ID:juu6zBZ4O
――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」
747 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:23:06.31 ID:6glnV6zmO
梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」
748 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:23:15.03 ID:g03ktImTO
善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス
749 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:23:22.84 ID:tJY2fzdMO
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
750 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:23:30.33 ID:uuBu6x6dO
――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」
751 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:23:38.08 ID:EcF7+5oZO
鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」
752 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:23:44.92 ID:RIkZXbbeO
梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」
753 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:23:54.20 ID:x85UN2AYO
――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」
754 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:24:02.12 ID:gF841NI3O
善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス
755 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:24:09.73 ID:JTHSX73wO
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
756 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:24:17.94 ID:8bmmTwxjO
鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」
757 : ◆ZTPjpycbhE [saga]:2017/03/10(金) 20:24:22.21 ID:6sNsOJBE0
曜「私は、善子ちゃんが好きなんだからしたいに決まってるじゃん」

曜「それを女の子の口から言わせようとするなんて――」

善子「べ、別にそんなつもりじゃなかったんだけど――」オロオロ

曜「なーんて、冗談」クスクス

曜「善子ちゃんは優しいから無理してないか心配してくれたんだよね?」

善子「……曜さん?」ジッ

曜「ごめんね、善子ちゃんが困るところが見たくて」テヘッ

善子(曜さんお茶目だなぁ……)
758 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:24:24.52 ID:AqOcMj9dO
――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」
759 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:24:32.05 ID:+s75QayMO
梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」
760 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:24:39.18 ID:9gfpwiWiO
――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」
761 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:24:46.89 ID:Fc2mc3wlO
善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス
762 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:24:54.46 ID:by5sF61qO
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
763 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:25:01.87 ID:BBGoatpwO
鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」
764 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:25:10.00 ID:hQUVdn3cO
――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」
765 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:25:16.76 ID:WAuobIXtO
梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」
766 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:25:24.00 ID:uxK+/GhmO
――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」
767 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:25:31.71 ID:0Aqk4YjCO
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
768 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:25:39.72 ID:5VRP4SJHO
善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス
769 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:25:47.72 ID:Qi+SdKNRO
鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」
770 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:25:55.00 ID:d9WMvOggO
梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」
771 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:26:02.35 ID:hi5ZDuBdO
――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」
772 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:26:11.09 ID:DSVML4vrO
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
773 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:26:18.97 ID:Lqfo3xZsO
――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」
774 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:26:26.39 ID:QF3Fqc7wO
鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」
775 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:26:36.26 ID:CgOhL+I3O
善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス
776 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:26:44.38 ID:IDc7tsCDO
梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」
777 : ◆ZTPjpycbhE [saga]:2017/03/10(金) 20:26:48.23 ID:6sNsOJBE0
善子「……それで曜さんは」

曜「むっ」

善子「ん?」

曜「善子ちゃんってさ、上級生でも呼び捨てが多いよね?」

善子「そう?」

曜「ほら、ダイヤさんとか、鞠莉ちゃんとか、梨子ちゃんとか」

善子「リリーとマリーは正確には呼び捨てじゃないけど」

曜「でもダイヤさんがそうじゃん!」

善子「ダイヤは、なんていうかダイヤなのよ」

善子「かっこいい名前だからあだ名みたいな感じで呼んじゃうのかも」

曜「かっこいいんだ……」
778 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:26:56.98 ID:iOa5do+8O
――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」
779 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:27:04.58 ID:TEJWHGfiO
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
780 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:27:12.24 ID:4oNO6MZ5O
――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」
781 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:27:19.85 ID:j3MxGxwoO
鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」
782 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:27:27.17 ID:yfyTqsXCO
善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス
783 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:27:35.97 ID:kpf+ke38O
梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」
784 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:27:43.72 ID:UPEb/FkCO
――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」
785 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:27:52.03 ID:iDJ4CH3bO
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
786 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:28:11.57 ID:8b0GrOqJO
善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス
787 : ◆ZTPjpycbhE [saga]:2017/03/10(金) 20:28:40.71 ID:6sNsOJBE0
善子「で、それが何?」

曜「だから、善子ちゃんって私にさん付けでしょ?」

善子「うん」

曜「私は善子ちゃんと仲良くなれたつもりだし、これからそういう仲になるわけでしょ?」

善子「ま、まあね」ボッ

曜「だから、曜って呼んで?」

善子「呼び捨てでってこと?」

曜「うん。ダメ、かな……?」ウワメ

善子「っ! べ、別にダメってことはないけど――」

曜「ほんと!?」パアアアアアアアアア

善子「別にそんな喜ぶことでもないと思うけど」
788 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:28:56.23 ID:rXQLSxuzO
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
789 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:29:03.85 ID:pIowF/VuO
善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス
790 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:29:11.18 ID:z1AgbDQSO
鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」
791 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:29:18.46 ID:qimzccpmO
梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」
792 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:29:25.77 ID:JvsJ2jAsO
――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」
793 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:29:35.68 ID:z3Z/GXQiO
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
794 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:29:45.15 ID:J6RLqTaoO
――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」
795 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:29:52.77 ID:rnHiSN2yO
鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」
796 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:30:02.10 ID:cYGxy42gO
善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス
797 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:30:09.91 ID:Be+AErlsO
梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」
798 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:30:17.71 ID:nh6BHr7OO
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
799 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:30:25.30 ID:z1VxwuZRO
――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」
800 : ◆ZTPjpycbhE [saga]:2017/03/10(金) 20:30:59.08 ID:6sNsOJBE0
曜「じゃあ早速呼んでみて!」

善子「ん。よ、曜――さん」

曜「……。善子ちゃん?」ジトーッ

善子「いざ改めて呼ぶってなると恥ずかしいのよ!」

善子「あ、じゃあヨハネのこともヨハネって」

曜「却下」

善子「なんでよ!?」

曜「私はヨハネも含めて善子ちゃんが好きだけど、呼ぶのはちょっと違うかなって」エヘヘ

善子「むー……」
801 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:31:39.62 ID:SfKOBMyUO
――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」
802 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:31:47.70 ID:b+nwerJEO
鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」
803 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:31:55.04 ID:rKq4FZEVO
善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス
804 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:32:02.01 ID:AQBIPowjO
梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」
805 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:32:10.26 ID:A7g6+EvsO
――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」
806 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:32:16.97 ID:flKvLgbcO
――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」
807 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:32:24.18 ID:PrM/HCTaO
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
808 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:32:31.98 ID:QtapdHR8O
善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス
809 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:32:40.50 ID:Pm3IVrsWO
梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」
810 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:32:50.74 ID:N1I4cFV5O
鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」
811 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:32:58.08 ID:MjG741ATO
――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」
812 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:33:06.26 ID:7DDGvGdpO
――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」
813 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:33:13.22 ID:jMG0T3pJO
善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス
814 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:33:21.10 ID:IJ8XYtqMO
梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」
815 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:33:29.16 ID:PATeXvs6O
鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」
816 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:33:36.96 ID:Y+cANuHlO
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
817 : ◆ZTPjpycbhE [saga]:2017/03/10(金) 20:33:42.87 ID:6sNsOJBE0
曜「ほら、呼んで?」

善子「よ、曜……?」

善子「やっぱり改めて呼ぶと恥ずかしい……!」カアアアアアアアアアア

曜「ふふ、ありがとう。善子ちゃん」ニコッ

曜「じゃあ、わがままも聞いてもらったし、しよっか?」

善子「ここで!?」

曜「うん」

善子「ヨハネは別に構わないけど、いいの!? はじめてでしょ!?」

善子「初めてがこんなところでいいの!?」

曜「場所なんて関係ないんじゃない? 好きな人とできるってことが大切だと思うな」

善子(まあ、確かにヨハネもリリーと初めては人気のない路地裏だったけど……)
818 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:33:45.00 ID:bAV3DOwEO
――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」
819 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:33:52.89 ID:VRallVOkO
――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」
820 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:34:01.40 ID:h4TCjdvnO
善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス
821 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:34:10.16 ID:FTLuYV71O
梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」
822 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:34:17.85 ID:EGV8fMkyO
鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」
823 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:34:26.72 ID:bqvKk1DbO
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
824 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:34:33.98 ID:l2OdsSg1O
――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」
825 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:34:42.16 ID:V2d0AwgDO
――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」
826 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:34:49.95 ID:FwNhnhFjO
善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス
827 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:34:58.40 ID:uTwCLyrIO
梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」
828 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:35:05.93 ID:ggyvo4iCO
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
829 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:35:13.21 ID:BaGultQIO
――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」
830 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:35:20.97 ID:WjD2ezoBO
善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス
831 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:35:28.75 ID:Sqz6AEzCO
鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」
832 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:35:36.29 ID:1p+j/Ty6O
梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」
833 : ◆ZTPjpycbhE [saga]:2017/03/10(金) 20:35:38.10 ID:6sNsOJBE0
曜「全速前進! ヨーソロー!」ギュッ

善子「ぴぎゃっ!?」

善子「な、なな、なんでいきなりリトルデーモンつかむのよ!?」

曜「善子ちゃんがうじうじしてるからその気にさせようかなって」

曜「リトルデーモンはこんなにやる気満々なのに」グニグニ

善子「よ、曜がいじるからでしょ!?」

曜「あーむ」パクッ

善子「食べられた!?」

曜「ちゅぷっ、男の人はこうすると喜ぶってどこかで見たことあるんだ、あむっ」

曜「ろう? よひこひゃんひもひい?」モゴモゴ

善子「咥えながらしゃべらないで……!」ビクビク
834 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:35:43.56 ID:6ffokygKO
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
835 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:35:52.05 ID:CtCRpi3kO
――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」
836 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:35:59.85 ID:v42mtRoEO
――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」
837 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:36:08.44 ID:ZLyUhYnTO
鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」
838 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:36:16.21 ID:+CvGT7AtO
梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」
839 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:36:23.56 ID:W4G1iNGVO
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
840 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:36:31.27 ID:xTv+C8BKO
――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」
841 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:36:38.15 ID:Tm2bQOrOO
――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」
842 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:36:45.18 ID:yFe5/jeHO
善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス
843 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:36:53.86 ID:msvhmDA7O
鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」
844 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:37:02.26 ID:jkYbr/XFO
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
845 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:37:11.73 ID:+NWvKsYVO
梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」
846 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:37:19.59 ID:KNj8s7FbO
――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」
847 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:37:27.35 ID:lfTVrcgbO
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
848 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:37:34.37 ID:M6O9mBAOO
善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス
849 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:37:41.72 ID:44SSU/5VO
鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」
850 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:37:48.76 ID:fXMn4+i1O
――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」
851 : ◆ZTPjpycbhE [saga]:2017/03/10(金) 20:37:57.43 ID:6sNsOJBE0
曜「じゅるっじゅぷっ」

善子「んっ……♡」

曜「善子ちゃん? あんまり声出すと他の人が来たときに変に思われるよ?」ペロペロ

善子「そ、そんなこといわれてもぉ……♡」

曜「そんなに気持ちいいんだ?」ペロペロ

善子「だって、曜がヨハネの咥えたり舐めたりぃ……♡」

曜「じゅぷっ、じゅるるっ、じゅぷっ」

善子「よ、曜♡ もう、ヨハネ♡」ガシッ

曜「むぐっ!?」
852 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:37:57.80 ID:5yvCDOSzO
梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」
853 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:38:05.40 ID:9lpzprubO
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
854 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:38:13.47 ID:GU9dUVkwO
鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」
855 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:38:20.85 ID:d04HimCpO
善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス
856 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:38:28.19 ID:PTAzzO0kO
――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」
857 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:38:37.57 ID:KoJB1DJGO
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
858 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:38:45.92 ID:pp/1aJpsO
鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」
859 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:38:53.55 ID:FzGVr+tMO
――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」
860 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:39:02.66 ID:GdtBMMDoO
善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス
861 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:39:13.09 ID:vCAevZj+O
梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」
862 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:39:19.91 ID:vFCx7VhWO
――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」
863 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:39:28.21 ID:+JK8vTLQO
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
864 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:39:36.63 ID:9JFuKRQtO
鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」
865 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:39:44.05 ID:hmF4jgcAO
善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス
866 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:39:53.36 ID:78m8iryzO
梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」
867 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:40:01.12 ID:Tw7CRbKsO
――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」
868 : ◆ZTPjpycbhE [saga]:2017/03/10(金) 20:40:05.13 ID:6sNsOJBE0
善子「曜、よぉ♡ よおぉっ♡」カクカクカクカク

曜「ごぷっ! よひほひゃん……!」ジュプジュプッ

善子「でるっ、でるうぅっ――♡」ドピュッビュルゥッ

曜「――っ!」

善子「はぁ、はぁ……♡」

曜「けほっ、善子ちゃん、苦しかった……」ケホケホッ

善子「あ、ご、ごめんなさい……!」

曜「ううん、苦しかったけど、善子ちゃんが私を求めてくれたってことだし」タラッ

善子(曜が口から出た精液を手にためてる……)
869 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:40:07.93 ID:ZH8NAKoeO
――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」
870 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:40:15.23 ID:EVAM54ELO
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
871 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:40:22.29 ID:W5eJsq3BO
善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス
872 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:40:30.19 ID:kK+gcSv5O
――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」
873 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:40:40.20 ID:Ftpfa5CrO
梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」
874 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:40:47.39 ID:FEbawcDwO
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
875 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:40:54.58 ID:qB8DYZ1cO
――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」
876 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:41:02.52 ID:Wc0cGXKaO
――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」
877 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:41:11.88 ID:wKZYvbO2O
善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス
878 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:41:19.79 ID:SIXp15rxO
鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」
879 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:41:27.56 ID:bZATUKFoO
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
880 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:41:34.78 ID:YFVYApMhO
――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」
881 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:41:42.47 ID:ck3p7McTO
善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス
882 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:41:52.53 ID:owwc+s8XO
――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」
883 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:42:01.27 ID:7kTUJg9HO
梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」
884 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:42:08.73 ID:EDyaPQx7O
鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」
885 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:42:19.85 ID:Mtpl8ZsPO
善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス
886 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:42:26.78 ID:KTb82tilO
――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」
887 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:42:33.87 ID:p6GlsRJ+O
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
888 : ◆ZTPjpycbhE [saga]:2017/03/10(金) 20:42:36.61 ID:6sNsOJBE0
曜「んっ……。んくっ」

善子「飲むの!?」

曜「だって善子ちゃんのだもん、飲まなきゃもったいないよ!」

善子(そう言いながら口の端からちょっと精液が垂れてる……)ムラッ

善子「曜っ!」ガバッ

曜「ひゃっ!?」

曜「な、なんで壁に押し付けるの……?」

善子「もうヨハネ我慢できない」ギラギラ

曜「……ん、どうぞ」グイッ

善子(曜がパンツを横にずらして……)ムラムラッ
889 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:42:41.43 ID:y7RT+33YO
鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」
890 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:42:50.51 ID:vCfQx/cmO
梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」
891 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:42:58.28 ID:9PYpI9B7O
善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス
892 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:43:07.38 ID:HxuzjXY8O
――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」
893 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:43:13.86 ID:bMGOqCJ8O
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
894 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:43:22.03 ID:br4jlidjO
梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」
895 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:43:30.19 ID:XvQCsU9nO
善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス
896 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:43:37.80 ID:H3vFTQ32O
鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」
897 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:43:45.10 ID:M+kuelOgO
――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」
898 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:43:53.11 ID:zi6GGlU8O
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
899 : ◆ZTPjpycbhE [saga]:2017/03/10(金) 20:43:53.24 ID:6sNsOJBE0
善子「曜っ……♡」ズプゥ

曜「んぅっ♡」

善子「……あれ? 血が出てない……?」

曜「え?」

善子「もしかして、初めてじゃないの……?」

善子「そういえば妙に積極的だったし慣れてるようにも見えたし――」

曜「待って! 私初めてだから!」

善子「じゃあなんで血が出ないの!?」
900 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:44:00.33 ID:VCG+CRzSO
善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス
901 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:44:08.36 ID:78m8iryzO
――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」
902 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:44:16.07 ID:nqztl+LhO
梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」
903 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:44:23.99 ID:KeS79fsVO
鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」
904 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:44:31.76 ID:Ytt9uHSlO
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
905 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:44:42.13 ID:CKWo3PdlO
――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」
906 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:44:49.90 ID:sl+Iydj4O
――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」
907 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:44:57.84 ID:6ffokygKO
善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス
908 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:45:05.62 ID:D02JWBxqO
鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」
909 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:45:13.89 ID:kXG1tPlRO
梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」
910 : ◆ZTPjpycbhE [saga]:2017/03/10(金) 20:45:18.52 ID:6sNsOJBE0
曜「そういえば運動とかしてると血が出ないって聞いたことがあるような」

善子「ふーん……。そうなのね」

曜「本当だから! 善子ちゃん以外にしたいって思った人いないから!」

善子「別に疑ってないけど……」

善子「血が出ないって言うことは痛くないの?」

曜「入れる時はちょっと。でも今はあんまり、かな」

善子「じゃあ動いても大丈夫?」

曜「うん、いいよ」

善子「じゃあ……っ!」ジュプッ

曜「んぅっ……♡」
911 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:45:21.25 ID:9H3F8fbXO
――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」
912 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:45:28.87 ID:tiDxOhbPO
――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」
913 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:45:36.03 ID:nqRoM1RqO
善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス
914 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:45:44.78 ID:Hfoi5Y1QO
梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」
915 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:45:53.50 ID:B+v4rWM3O
鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」
916 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:46:02.05 ID:MsK3w/eqO
――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」
917 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:46:10.02 ID:Kut3ffN4O
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
918 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:46:17.26 ID:YhYLYqZnO
善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス
919 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:46:25.63 ID:PTYg6pNWO
梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」
920 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:46:33.74 ID:ZjwhRI6yO
――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」
921 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:46:42.20 ID:l0I8xLtxO
――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」
922 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:46:50.13 ID:6nRY09q+O
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
923 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:46:57.28 ID:uWqt8b1xO
梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」
924 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:47:04.28 ID:dNPtfdSGO
鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」
925 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:47:12.81 ID:KvAwZ9KmO
――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」
926 : ◆ZTPjpycbhE [saga]:2017/03/10(金) 20:47:15.73 ID:6sNsOJBE0
善子「本当に痛くない? 大丈夫?」グチュッズチュッ

曜「あっ……♡ 気持ちよくて、声でちゃうぅ♡」

善子「……っ!」ニヤッ

曜「ふぅっ♡ ど、どうしたの善子ちゃん……?」ズチュッヌチュッ

善子「曜、声出すと変に思われるわよ?」ボソッ

曜「っ!!」

善子「ふふ♡」グチュッパンパンッ

曜「ん、はぁっ♡ 仕返しのつもり……?」パンパンパンッ

善子「べっつにー」パンパンパンパンッ
927 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:47:20.86 ID:3F2pi0m5O
――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」
928 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:47:29.22 ID:V/FM7nwTO
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
929 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:47:37.05 ID:j5jbkGmMO
梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」
930 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:47:44.39 ID:/YMQquJlO
善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス
931 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:47:52.53 ID:xnYSlb0IO
――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」
932 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:48:00.87 ID:ak8+8QSOO
――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」
933 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:48:09.18 ID:H39H9fOlO
鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」
934 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:48:17.09 ID:vKDKpxylO
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
935 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:48:27.11 ID:IIenCu3qO
梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」
936 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:48:35.15 ID:CNGe4f4RO
善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス
937 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:48:43.51 ID:/74bJFgTO
――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」
938 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:48:51.61 ID:a1QustweO
鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」
939 : ◆ZTPjpycbhE [saga]:2017/03/10(金) 20:48:55.69 ID:6sNsOJBE0
曜「そっちがその気なら……♡」チュッ

善子「っ!?」

曜「ちゅっ、ちゅうっ。善子ちゃん、腰止まってるよ……?」

善子「だ、だって急にキスしてくるから!」

曜「ちゅぷっ。声を抑えるためにキスしてるの♡」

善子(ここまで近いと汗の匂いが余計強くて……♡)ムラッ

善子「こっちだって、もう容赦しないんだから……!」パンパンパンパンパンッ

曜「ひぐぅっ♡」

曜「んちゅっ、ちゅぅっ♡ んぅっ♡」パンパンパンパンパンパンッ
940 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:48:58.69 ID:D8jTcVMiO
梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」
941 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:49:06.66 ID:w48wwf0NO
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
942 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:49:15.02 ID:oD7Gk3b/O
善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス
943 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:49:22.59 ID:YEavTzaHO
――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」
944 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:49:32.58 ID:BrWsjohXO
梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」
945 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:49:40.69 ID:Sz1dKhhNO
鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」
946 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:49:47.27 ID:XfLWjuNHO
――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」
947 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:49:56.14 ID:gOZWjvceO
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
948 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:50:03.64 ID:5mtjt6KKO
――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」
949 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:50:11.68 ID:qgilyd5BO
善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス
950 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:50:19.95 ID:QEyUDTkCO
――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」
951 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:50:27.69 ID:7/806z7yO
鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」
952 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:50:35.75 ID:FHpcTJepO
――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」
953 : ◆ZTPjpycbhE [saga]:2017/03/10(金) 20:50:39.10 ID:6sNsOJBE0
善子「ちゅっ、ぴちゅっ。曜、ようっ♡」パンパンパンパンパンパンッ

曜「んむぅ♡ 善子ちゃん、なんかきちゃうぅ♡」パンパンパンパンパンパンッ

善子「ヨハネも、出ちゃう……♡」パンパンパンパンパンパンッ

曜「なかに、出して♡」パンパンパン

曜「今日は大丈夫だから……♡」パンパンパンパンッ

善子「出ちゃう、でちゃうぅっ――♡」ドッピュウゥゥ

曜「んんぅ―――♡」

曜「はぁ、はぁ……。善子ちゃん、気持ちよかった……?」コテン

善子「はぁ、はぁ。うん、曜は?」

曜「女の子にそれ聞く?」

善子「ヨハネも女の子だけど?」
954 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:50:44.01 ID:E0FcRxFuO
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
955 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:50:51.06 ID:stCl3ntWO
善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス
956 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:50:59.70 ID:QxIohBO+O
鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」
957 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:51:07.70 ID:8jxA2aoDO
――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」
958 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:51:15.16 ID:WhG4L5yMO
梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」
959 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:51:24.00 ID:z4T1Xrr0O
――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」
960 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:51:35.36 ID:BYhRvnJCO
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
961 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:51:44.74 ID:puA/yQtoO
善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス
962 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:51:54.23 ID:TVAX1thnO
――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」
963 : ◆ZTPjpycbhE [sage]:2017/03/10(金) 20:51:56.56 ID:6sNsOJBE0
次スレ立てるか
茸埋めといて、埋めるの好きだろ?
964 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:52:03.07 ID:u5o+k65RO
鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」
965 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:52:19.21 ID:HGRqRhNrO
梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」
966 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:52:27.00 ID:xLt/gseRO
――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」
967 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:52:34.61 ID:hs+rP73iO
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
968 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:52:42.17 ID:xcRfenk5O
善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス
969 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:52:49.23 ID:3Jy6Rx6RO
――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」
970 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:52:58.63 ID:A816ayrEO
鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」
971 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:53:06.81 ID:HYgpaBAJO
梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」
972 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:53:14.68 ID:m37KME2JO
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
973 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:53:22.62 ID:iI6owFPKO
善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス
974 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:53:31.89 ID:JCsv9CaOO
――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」
975 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:53:39.80 ID:2V0m2Qx3O
――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」
976 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:53:46.92 ID:IqGXtQVOO
鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」
977 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:53:54.69 ID:Kk7fhcwGO
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 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
978 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:54:01.43 ID:0i9BDSg+O
梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」
979 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:54:09.63 ID:gSWJYuF8O
善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス
980 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:54:16.95 ID:E3/aEPovO
――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」
981 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:54:24.21 ID:KqSnIyxbO
――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」
982 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:55:12.35 ID:AOIBw1bKO
善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス
983 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:55:20.73 ID:HmfpLNSUO
――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」
984 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:55:29.97 ID:yfZFJh7hO
――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」
985 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:55:39.61 ID:2pWldFFYO
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
986 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:55:46.66 ID:oyT3KzgJO
梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」
987 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:55:53.97 ID:UppgxSGPO
鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」
988 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:56:02.43 ID:AG5XEvdJO
善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス
989 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:56:09.75 ID:DHzNJ/IbO
――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」
990 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:56:18.11 ID:aPA6wYBKO
――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」
991 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:56:26.37 ID:YO2quBEgO
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
992 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:56:33.75 ID:6Xc7AQKpO
梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」
993 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:56:43.14 ID:ls6xlCW8O
善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス
994 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:56:52.76 ID:NQ2wUMktO
鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」
995 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:56:59.43 ID:MShT6h9aO
――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」
996 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:57:06.46 ID:jHB16qWDO
――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」
997 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:57:14.18 ID:a+YG4CS+O
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
998 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:57:23.32 ID:XBxLzR86O
―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。
999 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/03/10(金) 20:57:34.84 ID:uRBJBw18O
梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」
1000 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/10(金) 20:57:34.94 ID:k1A/XpkPo
>>1
[ピーーー]
1001 :1001 :Over 1000 Thread
           , -―  、
         /       丶
        /          ヽ      こんなにもスレ住民達がおじぎに飢えてるとは思わなかった
        i   _,,_ル,,rョュ 、 i
        |  ィ rっフ , 弋ミア |r,         わたしの愛を  全てのスレ住民に!!!
       _|  "''"~ ハ   ハ   .i;{ 
       } ;    / " '  ヽ   |j  _   \ニニニ ニニニ   
        λヽ    r―''"入  /イ/ハ:.:/{ ノ !:::::|    ___ノ^ヽニニニニニ
      /.:::::  i   廷廾ニツ, , -――- 、 /:::::/ /      ̄`ヽニニニニニニ
     /.:::::::::::::: i、  - / -―- 、⌒V::::::/ // j___ノ、  ヽニニニニニ
  /ニニ、`ヽ`ヾ;  ヘ.イ 、__(   >  \/ (__ ノニニニ     \ニニニニニ
 ,仁ニニニ\ヽヽヽ ∨   /ニニ>彡>--')__ ノ    `ヽニ     \ニニニニ
 ニニニニニニヽ   /     {ニニ> ´ `¨¨´         ニ}      \>''"´
 ニニニニニニニニ/     ∨ /               }八
 ニニニニニニニ./        }ニ{  >>1000 thread over    ノニヽ     ノ
 ニニニニニニニ/       }ニハ               /⌒ヽヽヽ ___彡
 ニニニニニニニ!        ノニニヽ、            /     ` ー=彡'ニニニニ
 ニニニニニニニ}          ⌒`丶、     /⌒ヽ  ノ     ノ____
  / ̄ ̄ ̄`ヽ/ヽ、 _彡ヘ{ {        > 、 /     /  ̄ ̄ ̄
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[仮面ライダー]特撮SS総合・雑談スレ [ウルトラマン]その25 @ 2017/03/10(金) 20:30:06.98 ID:8mzhk8MIO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1489145406/

ここだけ魔王の城 ただしコンマ00で魔王様に怒られる @ 2017/03/10(金) 20:16:00.77 ID:pCZ6ZUxbO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1489144560/

【艦これ】新・うーちゃん探偵団!!(驚愕!?卵焼きの自生する島編) @ 2017/03/10(金) 18:55:51.03 ID:HfOz0Jh0O
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1489139751/

赤城「自衛隊ですか?」提督「ああ」 @ 2017/03/10(金) 18:55:46.73 ID:yDdLoDzw0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1489139746/

能力者と一般人と新天地と【安価とコンマ】 @ 2017/03/10(金) 18:08:53.98 ID:ghx9E0FN0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1489136933/

【艦これ】安価・コンマで鎮守府を運営する 改 @ 2017/03/10(金) 17:44:11.56 ID:5s7TlCjn0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1489135451/

モバP「拓海おまんこゴリラ」 @ 2017/03/10(金) 17:28:24.59 ID:a5TNd00P0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1489134504/



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