女勇者「さあ魔王、人間を滅ぼそうよ」魔王「何を言っているんだ貴様は」2

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111 : ◆Iz0AEOqwAA [saga]:2017/06/12(月) 23:24:26.28 ID:JpFFq5ORO
ゆっくりと音を立てずに動き、扉に向かう


男(どうすんだよ…これ)


扉には何重もの鍵がついていた

単純な鍵に加えて8ケタの暗証番号が必要な物。どう考えてもこれを気づかれずに突破するのは無理そうだ

次に窓を見る
板と釘で根張りされており、こっちも容易には外せそうにない


…詰んでいる


@:今はどうしようもない
A:いや、機会を見るんだ
B:行動自由安価

>>840
112 : ◆Iz0AEOqwAA [saga]:2017/06/12(月) 23:25:00.69 ID:JpFFq5ORO
すまん誤爆した
113 : ◆Iz0AEOqwAA [saga]:2017/06/12(月) 23:25:27.52 ID:JpFFq5ORO
その頃

女王「何故だ!何故私を凌辱しない!」

魔王「するわけないだろ!我の趣味ではないわ!」

女王「このヘタれめ!」

魔王「えぇ…」
114 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/06/12(月) 23:34:35.67 ID:m3TGpd8C0
あっち書いてるのもお前さんのか
115 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/06/12(月) 23:35:21.37 ID:CLIzmebwo
酉違うから気づかなかった
116 : ◆Iz0AEOqwAA [saga]:2017/06/13(火) 00:01:57.29 ID:RYoSPqj8O
女王「ああもう焦れったい!!」

魔王「!?」

女王「ヤりやすくしてやろう!」バッ

魔王「脱ぎだすなぁっ!!!」

女王「あなたもさっさと準備しなさい!」

魔王「ふざけるなぁぁあああ!」



「まおーう!」


魔王「」ビクゥッ!!
117 : ◆Iz0AEOqwAA [saga]:2017/06/13(火) 00:02:57.11 ID:RYoSPqj8O
魔王「き、きたきたきた。お前今すぐ服着ろ!大変なことになるぞ!」

女王「いいから。いいから早く私を犯して凌辱して!」

魔王「黙れ!今すぐ黙って服を着…」



ガチャ



女王「?」


魔王「!!!!!!!!!!」


女勇者「…………」



女勇者「魔王、これ…どういう、状況かな?」



.
118 : ◆Iz0AEOqwAA [saga]:2017/06/13(火) 00:04:19.10 ID:RYoSPqj8O
今日はここまで
119 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/06/13(火) 00:04:56.74 ID:LOo64BT5o
修羅場きたきた
次回が楽しみ
120 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/06/13(火) 00:23:06.83 ID:3ZOMN2W0O
\(^q^)/
121 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/06/13(火) 09:24:37.65 ID:6/43vDKYO
死兆星「呼んだ?」
122 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/06/13(火) 12:56:18.64 ID:xlwT9dy2O
あれ、魔王やばいんじゃね
123 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/06/13(火) 19:36:28.65 ID:iMHnKre+o
あっ
124 : ◆Iz0AEOqwAA [saga]:2017/07/02(日) 20:15:11.86 ID:FdGahDZ+O
魔王「こ、こやつがだな」

女勇者「へえ、そいつが誘惑したの?」

女王「なぁに?あんた。この魔物に恋してるの?」

女勇者「恋?恋なんて生易しい言葉で表現してほしくないなぁ。僕の全てなんだよ」

女王「そう?でも残念ねえ。魔物の雄なんて人間よりも性欲に忠実なのよぉ?」


魔王「そんなわけないだろ!」


女王「特に私みたいな権力のある人間の女王なんてレイプして手籠めにしたいって思ってるんでしょう?」


魔王「思ってないわ!!」

女勇者「…」

魔王「おい貴様!それ以上変なこと言うと大変なことに!!」



女勇者「もう、いいよ」

魔王「」ゾクゥ
125 : ◆Iz0AEOqwAA [saga]:2017/07/02(日) 20:47:20.52 ID:FdGahDZ+O
魔王「お、女勇者!」

女勇者≪審判の時は静寂の中に≫


ピシ


そのたった一つの呪文がその場の時を止めた

魔王も、女王も、動けず、何も喋れない


女勇者≪始まりより終焉へ、無より無限の果てへ≫


≪全てが生れ落ちし原点から広がれり広大無辺の果ての果て≫

≪終わりに惑いし充血の徒≫

≪己が正気と我が狂気≫

≪白き悪夢の中に潜む一筋の永劫よ≫

≪彼方より来たれし破滅の因子≫

≪全てを飲み込みし暗黒の闇と全てを焼き尽くす破滅の光≫

≪混流し、混濁し、闇も光も超えて終わりなき混沌のその先を≫

≪地獄の亡者の産声と≫

≪悪夢の赤子の断末魔≫

≪宵に叶わず陽を求め≫

≪地の底にそれを願い≫

≪全と一をも内に秘め≫

≪無限さえをも飲み込んで≫


≪そして我は解き放とう≫


≪無限に広がる宇宙の先≫

≪外宇宙の更なる最奥≫

≪原初の混沌吹き荒ぶ≫

≪彼の者棲まいし狂気の神殿≫

≪狂った音色に身悶え狂う唯一神≫


≪さあさ応えよ、たった一つの我が声に≫
126 : ◆Iz0AEOqwAA [saga]:2017/07/02(日) 20:55:20.96 ID:FdGahDZ+O
魔王の耳に一つの音が響いていた

それは女勇者の詠唱ではない


崩れ去る音

この地域でも、この国でも、この星でもない

この宇宙、全てが崩れ去っていく音だ


全てが混沌に包まれゆく

外宇宙より降り注ぐ狂気に満ちた混沌。それが全てを包み込んで壊していく


物理を超え、全ての常識と法則を超え

空間全てに巨大な瞳が出現し、嗤い声を上げる


魔王は確信した。これは幻覚でも何でもない。実物だ

そして、宇宙の終焉も


女勇者「おいで。万物の創造主、邪神の中の王」

女勇者「邪神、魔皇アザトホート」
127 : ◆Iz0AEOqwAA [saga]:2017/07/02(日) 20:57:27.45 ID:FdGahDZ+O
―――――
―――


―――
―――――
128 : ◆Iz0AEOqwAA [saga]:2017/07/02(日) 21:01:46.35 ID:FdGahDZ+O
魔王「はっ!?」

女勇者「魔王、大丈夫?」

魔王「いや、大丈夫も何も、いや、あの…一回宇宙滅ばなかったか!?」

女勇者「大丈夫だいじょうぶ、歴史含めて完璧に再構築しておいたから♪」

魔王「再構築ってなんだ!!」

女勇者「大丈夫だいじょうぶ、三度目だから」

魔王「何がだ!?いいややっぱり知りたくない!」

女勇者「そーお?」
129 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/07/02(日) 21:02:48.98 ID:UUttM+2Yo
地獄すぎて笑う
130 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/07/02(日) 21:10:25.83 ID:dsiOBBpXo
まさかの過去改変wwwwwwww
131 : ◆Iz0AEOqwAA [saga]:2017/07/02(日) 21:13:58.41 ID:FdGahDZ+O
女勇者「さて、世界が壊れていく様を見ている内に僕も冷静になったから」

魔王「…れい、せい…?」

女勇者「大丈夫だよ魔王。僕は信じているよ。魔王が僕以外といちゃついたりするわけないもんね」

魔王「世界滅ぼす前に思い至って欲しかった」

女勇者「さて魔王を誑かしたこいつをどうしようかなぁ」

魔王「って、肉塊じゃないか!」

女勇者「魔王が起きる前に7回ミンチにしたからねぇ」

魔王「」
132 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/07/02(日) 21:14:05.87 ID:xzFpW3Py0
魔王二回も地雷ふんでたのか
133 : ◆Iz0AEOqwAA [saga]:2017/07/02(日) 21:36:52.87 ID:FdGahDZ+O
女勇者「さあ起きる時間だよぉ」

女王「っ…ふぅ、何度殺しても意味ないわ。私は女王よ?世の雄は全部私の言いなりになる定めなのよ。オーホッホッホッホ」

魔王(メンタル強すぎだろこいつ…)

女勇者「そりゃ今までは暇潰しに苦しみの無い殺し方してたからね」

女王「…へ…?」

女勇者「こっからが本番だよぉ」ニタァ

魔王「我のメンタルをエグることはやめてくれないか?」

女勇者「無理だよ…だって、僕の怒りをこいつは呼び起こした。ちょっと我慢ならないんだよ」

魔王「冷静になったんじゃなかったか!?」

女勇者「それはそれ♪これはこれ♪」

魔王「」
134 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/07/02(日) 21:46:50.07 ID:P474xw5Yo
女王のメンタル見てたら仲間になるんじゃないかと思ったけど女勇者がそんなこと許すわけなかったわ
135 : ◆Iz0AEOqwAA [saga]:2017/07/02(日) 22:01:06.20 ID:FdGahDZ+O
女勇者「さて、君には大きな罪がある」

女王「へー、何g」


グシャァ


女王「いぎぁあああああああ」

女勇者「あははっ、女王なのにそんなはしたない声あげて♪」

女勇者「今までは苦しまない殺し方してたって言ったじゃん?」


女王の腕が変な方向に向いていた


そして次に


女勇者「ちっからをこっめーて。はいっ」メキメキメキ

女王「いぎあぁああああああ」

女勇者「あははは、脚を潰される程度で悲鳴を上げてたら喉が潰れちゃうよぉ?」

女勇者「ねー?魔王?」

魔王(聞こえない。何にも聞こえないし何にも見えない)
136 : ◆Iz0AEOqwAA [saga]:2017/07/02(日) 22:22:39.04 ID:FdGahDZ+O
女勇者「君はどんな形であろうと生かしておかない。痛みを与えて苦しみを与えてその先に殺してあげる」

女王「」ゼー、ハー

女勇者「まだ休んじゃだめだよぉっ!」


素で脇腹を貫き、腸を引きずり出す


女王「あぁぁあああああっっっ」

女勇者「ひひっ」

女王「はぁ…はぁ…、もう、もう…やめっ」

女勇者「え?聞こえないなぁっ!」ブチィッ


女王のおっぱいを素手で引き千切る

そしてその傷口をナイフでちょっとずつちょっとずつ削り取る


女王「あぁっ、あぐっ、いぎぎぃぃいい」

女勇者「そろそろ一休み。ねえ?どんな気分?どんくらい痛い?すごい痛いよねえ?」


女勇者「でもそれは僕の心の痛みの何百分の一にも満たないんだよ」
137 : ◆Iz0AEOqwAA [saga]:2017/07/02(日) 22:36:50.85 ID:FdGahDZ+O
女王「おっ、おねがっ、も、もう…やめっ…ヒュー、」

女勇者「だーめ♪」ザリィッ

女王「ぁ゙ぁ゙あ゙あ゙あ゙あ゙」


顔の皮を無理やり引きはがす

筋肉と血管がむき出しになった顔、痛みで流した涙と唾液が染みて更に痛む


女勇者「さぁて、小手先のいたぶりはここまでにしてメインにしようかな」

女王「ひ…ぃ…ぁ…」


もう女王に言葉を紡ぐ正気は無い

既に痛みで狂いそうになっている。もちろんそれを見逃す女勇者ではない


女勇者「さあ、正気を取り戻して」

女王「っがっ、あ…嫌だ…お願い…します…」

女勇者「脆いなぁ。いつぞやの女騎士の方が楽しめたよぉ」
138 : ◆Iz0AEOqwAA [saga]:2017/07/02(日) 22:52:40.56 ID:FdGahDZ+O
女勇者「さて、メインは何だと思う?」

女王「ぁ…ぁあ…」ガクガク

女勇者「おもらししてんじゃないよ!」ドゴォッ

女王「がっはっっっ」


恐怖で失禁する女王に腹パンする

そして


女勇者「そんなふしだらなおまんこにはお仕置きだよっ」


ブチッ、ブチチチッ


女王「ぎ゙ぃ゙ぁ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙」


絶対に入りきらないくらいの太い鉄の棒を無理やりねじ込む


女勇者「ヒート」


棒が燃えるような熱を放ち、肉を焼ける匂いが充満する


女王「あ゙ぁ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙」


女勇者「サンダー」

女王の体が跳ね、強く痙攣する


女王「あっががっがががが」


女勇者「ねえ?内側から細胞が破壊される痛みってどんなもん?それも女の命と言える膣と子宮から」

女勇者「とんでもない痛みでしょ?とんでもない屈辱でしょ?死ぬ前にとことん"女"を破壊してあげるよ」


膣内の肉をグチャグチャに潰しながら髪の毛を引き千切る
139 : ◆Iz0AEOqwAA [saga]:2017/07/02(日) 23:03:43.87 ID:FdGahDZ+O
女勇者「僕の魔王を誘惑した罪だよぉっ」ブチチチッ


手足を引き千切る


女勇者「僕の魔王なのにっ、僕だけの魔王なのに、それをっ、それをぉっ」グチャアッ、ブチィッ、ズチュリュ、ブチュゥッ

女勇者「はっ、はははっ、もうただのオブジェだねぇ。僕ってばいいセンスしてるよ」


おまんこと手足があった場所鉄の棒を刺し、全体の皮を剥がれた達磨がそこにあった


女勇者「あー、すっきりした。これをお城のてっぺんにぶっ刺してかーえろ」


魔王「…終わった?もう終わった?」

女勇者「終わったよぉ。もしかして見てなかった?ならもう一度繰り返して…」

魔王「見てた!十分見てた!我を誘惑しようとした悪女は消えた!!」

女勇者「よし、オーケー」
140 : ◆Iz0AEOqwAA [saga]:2017/07/02(日) 23:21:35.98 ID:FdGahDZ+O
魔王城


魔王「死ぬほど疲れた…」

女勇者「魔王?大丈夫?」

魔王「メンタルが死ぬ…」

女勇者「確かに僕も少し疲れたなぁ」


魔王の膝の上に頭を置いて横になる女勇者


魔王「お、おい」

女勇者「ダメ?」

魔王「…我も疲れているんだけどな」ナデナデ

女勇者「えへへ」

魔王(こんな可愛い笑顔できる奴がさっきのと同一人物とは…)

女勇者「次はどこの国を攻め落として絶望させようか?」

魔王(やっぱ同一人物でおかしくないわ)
141 : ◆Iz0AEOqwAA [saga]:2017/07/02(日) 23:27:52.99 ID:FdGahDZ+O
今日はここまで
142 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/07/02(日) 23:28:48.99 ID:w79rdoQmo
おつおつん
143 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/07/03(月) 01:34:27.56 ID:F+KLvDDA0
乙でしたー
144 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/07/03(月) 19:46:44.05 ID:/IGeSZWbO
すぐ殺す辺り砂糖菓子化よりはマシだな!(錯乱)
145 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/07/04(火) 20:13:20.07 ID:XcVbPuz3O
146 : ◆Iz0AEOqwAA [saga]:2017/07/15(土) 23:34:05.43 ID:NWPoUQqYO
ある日の朝

魔王「…」

側近「魔王様、どうかしましたか?」

魔王「いつもなら女勇者が起きてきて騒がしく抱きついてくる頃だと思ったが」

側近「そういえばもう起きていてもおかしくない時間ですね」

魔王「まったく、いつも嫁だなんだとわめく癖に妃となる自覚がないのか」

側近「女勇者様の方が魔王様より魔王らしいということは棚にあげてですか?」

魔王「ナンノコトダカ」
147 : ◆Iz0AEOqwAA [saga]:2017/07/15(土) 23:43:02.56 ID:lCPhdmEHO
女勇者の部屋

魔王「おい起きろ。そんなんだと同じ部屋で寝るなんて許されn…」

女勇者「……///」

魔王「!?」


女勇者の頬は真っ赤に染まり、目はトロンと垂れ、服は濡れている


女勇者「まお〜///」


その唇から放たれた言葉は妙に甘ったるく艶めかしい


魔王「あ、朝からどうしたんだ…」

仕草一つ一つにドキドキしてしまう。魔王とあろうものが…

女勇者「体がね、暑いの…///」

魔王「!?」


女勇者「熱くて…怠くて…でも、なんか…震えて…」

魔王「…風邪?」

女勇者「…」コク
148 : ◆Iz0AEOqwAA [saga]:2017/07/15(土) 23:50:42.46 ID:lCPhdmEHO
魔王「なんだ、女勇者も風邪引くのか。意外だ」

女勇者「ひどい…よ、僕のこと風邪をひかない馬鹿って…」

魔王「違う違う」


魔王(どっちかというと風邪菌すらも怖がって近づかないか近づいたところで霧散するかと…)


魔王「どれどれ、どのくらい熱があるか…」

女勇者「だ、ダメ…近づかないで…」

魔王「我が人間の風邪ごときに罹ると思うか?安心して看病されよ」

女勇者「だ、ダメ…///」


ピタ


魔王「あぢゃぁぁあああああ!!!!」ボァァアアアアア

魔王「腕が、我の腕が燃えたぁぁあああああ!!!」ボォォォオオオオァァアアアアア
149 : ◆Iz0AEOqwAA [saga]:2017/07/15(土) 23:59:40.99 ID:lCPhdmEHO
魔王「ど、どーなってんだ貴様の体は!」

女勇者「体調悪いと魔力が暴走しがちなんだよ…」

魔王「ああ、今のは炎系魔法が暴発したのか…」

女勇者「うん…だから今日はあまり僕に近づかないほうがいいよ…」

魔王「そんなわけにはいくまい。看病ぐらいさせよ」

女勇者「魔王…///」


魔王「それにしても体調崩したぐらいで魔力の調整が出来なくなるとはまだまだなんじゃないk―

女勇者「へっくちっ!」



シュゥゥー


ズギャァァアアアアアアンンンン!!!!!



魔王「    」
150 : ◆Iz0AEOqwAA [saga]:2017/07/16(日) 00:06:36.72 ID:E9TMVBzMO
魔王「…体魔力防壁で作られた魔王城が…」

女勇者「へ…へ…」

魔王「ま、待て!押さえろ!くしゃみするなっっ」

女勇者「っくしょん!」


ギュゥゥゥルルルル

ズゴォォオオオオオオオン


女勇者「っくち」

ドゴォッォオオオオン


女勇者「へっくしょんっ!」

ドガガガガガガガガガガ



魔王(マズい…このままだと…このままだと…)


魔王(女勇者の風邪を治さないと魔界が滅ぶ!!)
151 : ◆Iz0AEOqwAA [saga]:2017/07/16(日) 00:07:46.82 ID:E9TMVBzMO
ネタが思いついたんでちょっとだけ更新してまた今度
夏風邪には気を付けよう
152 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/07/16(日) 00:18:14.61 ID:Wy7wFphNo
くしゃみ直撃したら魔王ヤバそう
153 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/07/16(日) 00:24:58.12 ID:eUxhPOSzo
風邪で魔翌力が暴走は予想外ww
おつおつ
154 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/07/17(月) 13:09:53.10 ID:9s9kiKRyo
滅びの亀裂に放りこんどけば直るだろ
155 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/08/06(日) 01:10:20.51 ID:nIC6MYNKo
夏風邪とは恐ろしいものなのですね
156 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/09/04(月) 18:11:18.00 ID:MydVwd34O
保守
157 :>>1 ◆QcbNG153ik [sage]:2017/09/13(水) 22:51:06.76 ID:eg4upc37O
いやあドラクエ11楽しいなあ!

…ごめんなさい生存報告です
酉が全然思い出せないけどもうすぐ更新再開します
酉が思い出せないから本人証明できないけど信じておいてください。違うんですドラクエ11が楽しすぎて書けなかったんじゃないんです許してください
158 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/09/13(水) 22:54:29.50 ID:IXeOwvE7o
はよ
159 :>>1 ◆QcbNG153ik [saga]:2017/09/17(日) 21:32:55.75 ID:J/E8XZeOO
魔王「どうしたものか」

側近「どうしたって…やっぱり治すべきでしょうね」


<へっくしゅん ズガァァァァアアアアアアアアアアアアアアアアンンンン


魔王「…魔導師ども呼んで対魔結界強化しておけ」

側近「それだけでどうにかなると思いますか?」


<っくしゅっっ   ドギャァァァァアアアアアアアアアアアアアアアアアアンンンン


魔王「………や、やらないよりはまし…かな」
160 : ◆QcbNG153ik [saga]:2017/09/17(日) 22:34:14.90 ID:J/E8XZeOO
魔王「病気は毒でも呪いでもない…なんとかする魔法を我は知らぬし…」

側近「薬草とか?」

魔王「そうだ!薬草に詳しいオババ呼んで来い!即だ即!」

側近「はい!」


<っへくちっっ    シュッ、ボガァァァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン


魔王「ぐぁぁああああああ」


側近「魔王様ぁぁぁあああああ!?!?!?!?」
161 : ◆QcbNG153ik [saga]:2017/09/17(日) 23:56:43.91 ID:J/E8XZeOO
魔王「がはっ、死ぬかと思った…」

側近「風邪って恐ろしいものですね…」

魔王「多分そこじゃない…」


オババ「魔王様、人間の風邪に良く効く薬を調合いたしました」

魔王「でかした!いますぐ飲ませてこよう」

オババ「しかし、それはとても苦…」

魔王「苦いぐらいなんだ!子供じゃあるまいしとっとと治ってもらわなければ魔族が滅ぶ!」


側近「風邪如きに滅ぼされる魔族…」

魔王「そんなギャグみたいな状況が起こりうるんだよ!」
162 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/09/18(月) 00:04:41.09 ID:qpiuGaqmo
緊急事態過ぎるww
163 : ◆QcbNG153ik [saga]:2017/09/18(月) 00:07:19.13 ID:8isc/Ne+O
少ないけど今日はここまで
今日から数日連続更新します

前の酉思い出すまではこの酉を使います
思い出したら前の酉に戻るけどそれっぽい酉をいくつもテストスレで試してダメだったんでもう思い出せないかも
164 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/09/18(月) 00:07:58.22 ID:qpiuGaqmo
無理に元の酉思い出そうとしなくてもいいよ
おつおつ
165 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/09/18(月) 07:14:42.05 ID:lm2oty6B0
よっ!待ってました!
更新楽しみにしてます!
166 : ◆QcbNG153ik [saga]:2017/09/18(月) 15:39:45.77 ID:slgFfN8OO
魔王「女勇者!」バタン

女勇者「っくゅんっ!」


キュィィィィィイイイイン


魔王「あぶなっ」


チュッッドィィィィィオォォォォォォォオオオオオオンンンンンンン



魔王「…よ、避けれた…」ハァ、ハァ


女勇者「魔、王…だ、い、じょうぶ?」

魔王「な、何とか…」

魔王「そ、それよりこれ飲め!薬だ!」

女勇者「ありがと。げほっ、げほっ」ドォン、ドガァン


魔王(こ、これで治まる…)
167 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/09/18(月) 16:47:30.63 ID:FYgiPBzQo

何でフラグを建てていくんですかねぇ
168 : ◆QcbNG153ik [saga]:2017/09/18(月) 17:19:43.65 ID:slgFfN8OO
魔王「一人で飲めるか?」

女勇者「飲める…けど、飲ませてくれると嬉しいな、えへへ、けほっ」ズギャァッァン

魔王「しょうがないな。水も用意してあるし、ほら口を開けろ」

女勇者「」アーン


魔王「じゃあ、入れるぞ。咽るなよ」

女勇者「うん」


サラサラ…


女勇者「ぶーっ、にがぁっぁぁああ!!!!」


キュィィイイン

チュッドォォォォオオオオオオオオオオオオオオン



魔王「」
169 : ◆QcbNG153ik [saga]:2017/09/18(月) 22:13:59.67 ID:gnl/0m9pO
魔王「いやいやいや!子供じゃないんだから!」

女勇者「だってこれ酷い味だよ…苦いってレベルじゃないよ。この世の悪意全てを詰め込んだような味するよ…」うぇぇ…

魔王「良薬口に苦しって言うだろ!いいから飲め!」

女勇者「だって…」

魔王「だってじゃない!今日添い寝してやるから!」

女勇者「本当?」

魔王「本当だ。飲め。咽るなよ、頼むから」

女勇者「うん…」
170 : ◆QcbNG153ik [saga]:2017/09/19(火) 00:04:52.22 ID:PDrt/6DNO
途中で急に書けなくなってすまん
また明日
171 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/09/19(火) 00:06:19.53 ID:wjNvizQA0
おつ
172 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/09/19(火) 00:06:24.49 ID:qM3W/QGLo
おつおつ
173 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/09/19(火) 05:32:14.56 ID:YHOjMczn0
追い付いたぞぃ
女勇者が所々CV:丹下桜で再生される
174 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/09/19(火) 08:01:20.53 ID:Y2tXK6hIo
再生厨って散々嫌われてるのにどうして絶滅しないんだろう
175 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/09/19(火) 11:05:15.87 ID:z1+jwyCk0
添い寝…女勇者の体内で育った殺人的風邪ウイルス…あっ(察し)
176 : ◆QcbNG153ik [sage]:2017/09/19(火) 15:25:35.62 ID:siCbZu5BO
>>173
わざわざ追いかけてきてくれてありがとう

続ける
177 : ◆QcbNG153ik [saga]:2017/09/19(火) 15:40:09.46 ID:siCbZu5BO
―――――
―――

魔王「はぁ…はぁ…ようやく飲ませ終わった…」

女勇者「ごめんね…」

魔王「は、はは…后のために王が苦労してダメな事などあるまい」

女勇者「えへへ、嬉しい」

魔王(はぁ…この壊れた魔王城の修復のほうが心配だ。死傷者が出てないかも気になるし…)
178 : ◆QcbNG153ik [saga]:2017/09/19(火) 16:18:26.03 ID:siCbZu5BO
その頃

勇者「はぁ…はぁ…」

戦士「大丈夫か?」

勇者「大丈夫…だよ…ん…ぁ///」


戦士「まいったな、勇者が風邪引くなんて」

勇者「ごめ、んね…は、ぁ…あ…///」

戦士「いいんだよ。お前は何も考えず寝ていろ」

勇者「あり、がとぅ…///」
179 : ◆QcbNG153ik [saga]:2017/09/19(火) 16:38:17.78 ID:siCbZu5BO
「あの、大丈夫でしょうか?氷嚢をお持ちしました」

戦士「ああ、悪いな。まあただの風邪だしそんな心配するほどじゃない」

「いえ、そちらもですが、あなたは大丈夫なのでしょうか?」

戦士「俺か?まあ元来風邪は貰いにくい体質でな。それに誰かがついてやらなきゃいけないし」ナデナデ


「…実はですね、奇妙な事が起きていまして。昨日の…多分夜から今朝にかけて
 まるで毒が流れているかのように植物が枯れたり小動物や虫、鳥が死んでいたりなんて事が起きているのです」

戦士「毒…」


昨日、勇者が急に熱を出したんだよな。まさかその毒(?)のせいなのか?


「それも何かこの宿を中心に起こっているようで…」

戦士「何!?」

「い、いえ、決して私どもは何もっっ」

「し、しかし…あの、あなた方は…」

戦士「ん?ああ、そう言うことか」


昨日のことを思い出す

勇者ということは隠していたが「人助けをしながら旅している」と話したっけ


戦士「分かった。連れが良くなったら調査してみる」


「ありがとうございます。宿代はお安くしておきますね」

戦士「いいよいいよ、そこまでしなくても」
180 : ◆QcbNG153ik [saga]:2017/09/19(火) 17:33:12.84 ID:siCbZu5BO
後日

魔王「ゼー、ハー…」

女勇者「大丈夫?」

魔王「ま、まさか、この我が人間如きの風邪に…罹るなど…グエッホッ」

女勇者「エヘヘ、僕を冒した風邪菌が魔王の中に…これはもう僕の分身が魔王と一心同体になったと言っても過言じゃないよね///」キャー

魔王「偶然だ…偶然魔物の風邪に罹っただけだ。認めないぞ。ゲホゲホッ」

側近「大丈夫ですか?魔王様」コシュー、コシュー

魔王「貴様、何だそのガスマスクとメタルアーマーは…」ゼーハー

側近「巨人鍛冶に作ってもらった完全防備です。ちなみに今魔王城にいる魔物たちには同じ防具をつけるか有給休暇をとって貰いました」

側近「犠牲…二次被害は魔王様だけに留めようということです」

魔王「これ以上…これ以上魔王の威厳を落とすわけにはぁ…」

女勇者「もう遅いんじゃないかな?」

側近「ですね」

魔王「やかましい!っっ、げほっ、げほほぉっ」
181 : ◆QcbNG153ik [saga]:2017/09/19(火) 21:25:08.99 ID:siCbZu5BO
女勇者「はい魔王、あーん」

魔王「」あーん

女勇者「ふふ、魔王を看病できるなんて僕幸せ〜」

魔王「それは良かったな…ゲホッ、ゲホッ」

女勇者「お薬口移ししてあげよーか?」

魔王「やめろ。というかまた風邪になったらどうする」

女勇者「魔王の中で培養された風邪菌が僕の中に入って増えるなんてそれもう妊娠だよね。望むところだよ///」ハァハァ

魔王「どういう発想だ」

側近「まあ一度罹った風邪には抗体が出来ているでしょうしもう一回罹るってことは無いとは思いますが」
182 : ◆QcbNG153ik [saga]:2017/09/19(火) 23:03:34.91 ID:siCbZu5BO
その日の朝

勇者「戦士、戦士、治ったよー」

戦士「良かった良かった」

勇者「じゃあまた旅に出よー」

戦士「いや、その前にちょっとやることが出来てな…」
―――――
―――

「えぇと、言いにくいのですが…何故か今日例の異常が治まりまして…」

戦士「そうなのか?」

「今朝小鳥が宿の上でチュンチュン鳴いていましたし一部の従業員の体調不良も治ってましたから」

戦士「んー、まあ…そういうことならいいけど」
183 : ◆QcbNG153ik [saga]:2017/09/19(火) 23:52:07.93 ID:siCbZu5BO
勇者「ねえ戦士、太陽も笑ってるよ!」

戦士「まあ、それだけお前が元気になって良かったよ」ナデナデ

勇者「ん…ん?」

戦士「どうした?空を見上げて固まったりして」



勇者「…………太陽、あれ?」

戦士「は?」
184 : ◆QcbNG153ik [saga]:2017/09/19(火) 23:53:19.96 ID:siCbZu5BO
今回の連続更新はここまで

次はもっと早くなる。頑張る
185 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/09/20(水) 00:09:00.14 ID:PVyAeNHvo
おつおつ
186 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/09/22(金) 10:28:24.19 ID:NU5eflLJO
太陽「ぼくクマ太陽」
187 : ◆QcbNG153ik [saga]:2017/09/23(土) 13:23:53.97 ID:P1hNaokyO
太陽が光を失い、膨張していく

血のように真っ赤になり、ドクン、ドクンと心臓のように脈打っている


戦士「何だよ…あれ…」

勇者「…もう、来たんだ…」


脈打つ太陽の真ん中に、おぞましい充血した目が現れた
188 : ◆QcbNG153ik [saga]:2017/09/23(土) 15:11:08.15 ID:P1hNaokyO
勇者「戦士、ボクたちの旅はここで終わりだよ」

戦士「お、おい何言ってんだよ」


勇者「お別れだよ、今までありがとう。さようなら」


そう言った勇者の目には涙が浮かんでいた


戦士「だからっ、何言ってんだよ!あれは何なんだよ!」


勇者「血に塗れた太陽。世界に憂いた神の目」


勇者は剣を太陽に向けて高く翳す


勇者「今から始まるのは、終わりの始まりだよ」


充血した太陽の目が剣に向かって赤い光を放つ

勇者の剣が血よりも赤く、闇よりも深い黒

そして純粋で真っ白な破壊衝動


それは真にこの勇者に相応しい剣であろう


勇者「終わりの始まり」
189 : ◆QcbNG153ik [saga]:2017/09/23(土) 15:12:52.80 ID:P1hNaokyO
>>188
ミス

勇者の剣が赤と黒、白の生々しく肉々しい装飾に彩られる

血よりも赤く、闇よりも深い黒
そして純粋で真っ白な破壊衝動
190 : ◆QcbNG153ik [saga]:2017/09/24(日) 12:02:39.00 ID:S0dqmBh/o
女勇者「終わりの始まり」


女勇者「そんなの、始まらせるわけ無いじゃん」

女勇者「まだ終わらせないよ」ザシュッ


女勇者が聖なる光の剣を空中に向けて振る 

すると空に出現した"神の目"は一刀両断され、霧散する


そして元の普通の太陽となった
191 : ◆QcbNG153ik [saga]:2017/09/24(日) 13:11:07.53 ID:S0dqmBh/o
戦士「はっ!?消えた!?」

勇者「…ワガママ…」

戦士「なあ勇者、俺には何がなんだか…」

勇者「まだ一緒にいられるってことだよー」


にっこりと眩しい笑顔を見せる勇者

だがその剣は禍々しいままであった
192 : ◆QcbNG153ik [saga]:2017/09/24(日) 13:11:55.09 ID:S0dqmBh/o
昨日更新する予定だった部分まで書いて今回の更新はここまで
また数日後に
193 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/09/24(日) 14:35:11.80 ID:IvnPR7dvo
おつん
面白くなってきた
194 : ◆QcbNG153ik [saga]:2017/09/27(水) 23:24:24.47 ID:vxwlImi+O
〜天界〜

「第6世界はいったいどうなってんだ!」

「魔物と人間の均衡が崩れすぎた!早く"勇者"によるリセットを発動させろ!」

「その勇者が魔物側についた!誰だあんなやつ"勇者"に任命したのは!」

「責任追及している場合か!だったらもう一人別の"勇者"を任命させろ!」

「今度はその新勇者が各所で人を殺しまくってます!」


「あの世界担当の女神は何を考えているんだぁぁああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!」
195 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/09/27(水) 23:56:39.79 ID:cmKc2SeUo
わろた
196 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/09/30(土) 01:55:05.52 ID:DyBYN2jUo
これはひどい
197 : ◆QcbNG153ik [saga]:2017/09/30(土) 14:48:15.45 ID:wZ9yI3evO
女神「五月蝿いですねお上は。まさに蝿なのですよ蝿」

女神「愛こそが世界を救うのです。愛が世界を壊すのならきっとそれが正しいのです」

女神「なので今日も私はあの二組を見張るのです」


女神「膨大に膨張し暴走する愛。欠如し欠落し無意識に強く求める愛」


女神「世界を決定するにはこの二つの愛のどちらかがふさわしいのです」
198 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/09/30(土) 15:07:44.08 ID:b1x7tXE6o
女神様ww
199 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/09/30(土) 19:45:24.26 ID:VxZA251GO
女勇者はあきらかに天界の神様達より力も能力も上だろもう絶望しかないなww
200 : ◆QcbNG153ik [saga]:2017/09/30(土) 21:16:26.61 ID:uH3RRCFtO
「くそ、こうなったらラストプロトコルの発動だ!」

「あの新勇者に邪神の剣を与える気か!?」

「女勇者の聖なる剣(悪堕ちver.)に対抗するにはそれしかない!」

「それだけじゃダメだ!」

「だったら"神なる目"を発動しろ!バランスとれるまで地上から魔族を排除しろ!」



「"神なる目"が女勇者に一撃で切り落とされました!!!!!!!」



「はぁぁぁああああ!?!?!?!?!?」
201 : ◆QcbNG153ik [saga]:2017/10/01(日) 02:33:57.65 ID:1uj+VUy7O
「こ、こうなったらもう仕方ない」

「な、何か秘策でも!?」

「…奴を、破壊神を使って女勇者を殺すしかない」

「な、我らが"勇者"に接触することは禁止されているはず」

「しかし、もう他に手はあるまい」


「女勇者を、殺す」
202 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/10/01(日) 02:54:36.95 ID:JMvEJ2Hl0
死 亡 フ ラ グ !
203 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/10/01(日) 04:23:57.29 ID:Ne7vj7xKO
世界の崩壊から再構築まで出来る勇者にここらへんの神様必要無いよね
殺っちゃえ殺っちゃえ♪
204 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/10/02(月) 09:31:36.54 ID:VLNLv5b9O
女勇者がすでに創造神なんだよなぁ
205 : ◆QcbNG153ik [saga]:2017/10/02(月) 19:17:20.78 ID:GLqZZLOZO
―――――
―――

女勇者「ねえ、魔王」

魔王「何だ?」

女勇者「魔王はさ、神様を敵に回す覚悟ある?」

魔王「恐るるに足らぬさ。貴様のためなら尚更な」ナデナデ

女勇者「えへへ、嬉しい///」

魔王「我等が魔族を護りし神ならともかく人間どもの神などむしろ臨むところだ」ニタァ


女勇者「その覚悟、すぐに試されることになるけどいい?」

魔王「…は?」
206 : ◆QcbNG153ik [saga]:2017/10/02(月) 21:33:20.70 ID:GLqZZLOZO
「久しぶりだな、魔の神。破壊神よ」

「何の用だ?善神ども」

「頼みたいことがある」
―――――
―――

―――
―――――
「くっかかかかか、馬鹿馬鹿しい。何故我が我の司る魔族に与する者を打倒せねばならぬ。味方こそすれ、倒すなど、馬鹿馬鹿しい」

「神々の協定。忘れたか?」

「何?"それ"を持ち出すほどの危機が地上に訪れているとでも?」

「このままでは、魔族以外の全てか滅ぼされるか奴隷にされる」


「…それはマズい。マズいな」


「いくら魔神とはいえ良識はあるようだな」

「当たり前だ。我とて神の一柱よ。それほどの危機に悪も善もあるものか、バランスの偏りすぎは悪より悪い」


「少しばかり、お灸を据えてくるとしよう」クックック
207 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/10/02(月) 21:50:33.47 ID:k50ZAmH/o
読んでると変な笑いが出てくる
208 : ◆QcbNG153ik [saga]:2017/10/02(月) 22:24:20.30 ID:GLqZZLOZO
戦士「お、おい!また空が変に」

勇者「僕たちには関係ないよ。あれは別の」

戦士「か、関係ないって…」

勇者「どうせ、すぐ終わるから」
209 : ◆QcbNG153ik [saga]:2017/10/02(月) 23:07:11.56 ID:GLqZZLOZO
魔王「お、おい…また空が変に」

女勇者「ねえ魔王?僕にもう一度言って?神様にも逆らう覚悟がある?」


魔王「…無論だ…無論だ!!!!」


女勇者「あは♪流石僕の魔王。自分の神に逆らうなんて普通は出来ないよ」

魔王「は?自分の神って我らの神は魔族の神であって…」
210 : ◆QcbNG153ik [saga]:2017/10/02(月) 23:54:13.20 ID:GLqZZLOZO
初めてだ

ここまでの威圧感と恐怖は初めて味わう。魔王はそう感じだ

激しいまでの吐き気を催し、膝を折ってしまう


魔王(何だ、何なのだ…)


やがて、"それ"は空から降臨する


全ての邪悪を凝縮し、深淵よりも深くおぞましい闇夜の底からやってきたかのような"魔"の根源


「ひれ伏せ魔王、我こそは魔n」


女勇者「…」ズバァ


女勇者の聖なる剣が破壊神の体を真一文字に切り裂く


「グアァァァアアアアアアア!!!!!!!」


女勇者「…」グサッ、ズシャッ、ザシュッ、ザクザク


「ま、待て、ぐはっ、何だこれっ、ぐっ、わ、せ、せめて名乗らせ!」


女勇者「…」グッサグッサザシュザシュ

「やめろっ。無言で斬り刻むな!我もう手足無いから!」

「くそっ、魔王何ボーっとしておる。我こそh―


女勇者「黙ってろ♪」グシャッ

「っっっっっ!!!!!」


魔王(く、首を貫いた…)
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