【艦これ】提督「ポンコツ艦娘」 利根「うむ!吾輩が利根である!」

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1 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/14(火) 14:52:34.79 ID:UfWwVPVY0
提督「ああああああああ!!くそったれー!!!!」

提督「貯金全てを投げ出し必死に勉強し、やっと提督の資格を手に入れたのに!」

提督「鎮守府には提督が行き渡ってて必要ないって……こんな、むごい…………」

提督「鎮守府が無いんじゃ工廠も無い。妖精もいない。艦娘が作れない」

提督「何が海の平和を守るだ!今日本中にいる提督なんてみんな大した出撃もせず艦娘とイチャついてるだけじゃないか!!」

提督「俺が着任すれば……!着任できれば……!本当に平和を守ってやれるのに……!」
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/14(火) 14:57:18.14 ID:UfWwVPVY0
提督「むっ、電話か……チッ、あいつか。嫌なタイミングでかけてきやがって」

提督「もしもーし」

友人「よお、元気か?お前提督の資格取ったんだってな」

提督「そうだよ。ったく、どこからその情報を」


清霜『しれーかーん、あそぼー』

卯月『うーちゃん狩られごっこしたいぴょん!』

キャッキャ


友人「こらこら、今ちょっと電話中だから」

提督「ぢぐじょゔ……!」
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/14(火) 15:03:18.22 ID:UfWwVPVY0
友人「お前鎮守府に着任できたのか?」

提督「うるさい!この裏切り者」

友人「あーあー、だから今更提督になっても着任できる鎮守府が無いって言っただろ」

提督「ピャーッ!!」

友人「まあそう怒るなよ。実はお前に相談って言うか頼みがあるんだ」

提督「頼み?お断」

友人「艦娘を1人引き取って貰えないか?」

提督「うん。いいよ」
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/14(火) 15:13:02.68 ID:UfWwVPVY0
提督「水臭いな。そんなの相談しなくてもオッケーに決まってるじゃ無いか。友よ」

友人「うーん、それがちょっと問題があってな……」

提督「問題?」

友人「そうだな……言い方が悪いかも知れないがこの艦娘は失敗作でな」

友人「艦娘は弾薬や鋼材とかを妖精に渡してそれを元に作ってもらうんだがな。たまに配分を間違えたのかこう言うことがあるんだよ」

友人「見た目は全く他と変わり無いんだが、中身が幼いと言うか……それに致命的なのは艤装が装着できず戦闘能力がほぼ0なんだ」

5 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/14(火) 15:19:59.27 ID:UfWwVPVY0
提督「それは……貰えるなら俺は嬉しいがクーリングオフレベルだな」

友人「実際それに近い事は出来るよ。解体して資源に戻し、もう一度組み上げる方法で」

提督「解体って艤装を解体して普通の女の子に戻す事だろ?元々艤装を装備できない普通の女の子なのに解体なんて出来るのか?」

友人「何言ってんだよ。解体って艦娘を分解するんだぞ」

提督「えっ……」

友人「まあ別にむごいやり方じゃ無いさ。妖精は何かをするだけで艦娘を資源に戻せるんだ。なにをどうやって分解するのかは知らないが」

提督「なにそれ妖精こわっ……」

友人「そもそも艤装を解体して普通の女の子に戻すって……突然そう言われて鎮守府の外に駆逐艦を放り出す方がよっぽど惨いよな」
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/14(火) 15:26:34.21 ID:UfWwVPVY0
友人「でだ、俺はこの艦娘を解体して作りなおさなくてはならない」

友人「でもな……そんな事はできん!だって可愛いから!!」

友人「しかし一般人レベルの艦娘を鎮守府に置くなんて上が許す訳がない。あいつらは鬼だからな」

友人「そこでお前に相談した訳だ。鎮守府を持たなくとも提督の資格さえあれば艦娘の保有は認められている。まぁ鎮守府がなきゃ作れないが」

友人「どうだ?引き取って貰えないか?」

提督「何言ってんだ。喜んで引き受けるぜ!」
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/14(火) 15:29:35.57 ID:UfWwVPVY0
提督「そろそろ来る頃か」

提督「3時ごろに届くよう送るって言ってたからな」

提督「フフフ、とりあえずエッチなハプニングが起きやすいようにお風呂を用意して待っていよう」

ピンポーン

提督「きた!!はいはい!今出ます!!ハンコハンコ!」

ガチャッ

利根「吾輩が利根である!お主が提督じゃな!よろしく頼むぞ!」

提督「あっ、そう言う感じで届くんだ」
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/14(火) 15:40:08.50 ID:UfWwVPVY0
提督「届くように送るって聞いたから箱にでも入って来るのかと」

利根「吾輩もそれで良かったのじゃがあっちの提督が車で送ると聞かんかったのじゃ」

提督「なんだ、あいつも来てるのか」

利根「もう帰ってしまったがのう」

提督「顔くらい出して帰ればいいのに」

利根「のう」


友人「まるで娘を嫁に出す気持ちで涙と鼻水が止まらん。流石に顔はだせないな」
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/14(火) 15:45:02.68 ID:UfWwVPVY0
利根「しかし狭苦しい鎮守府じゃのう。ソファーもないのか?」

提督「はっはっはっ、じゃあとりあえずお風呂はいるかい?」

利根「なんと!出撃もしておらぬのに入渠しても良いのか!?」

提督「もちろん。ぐへへ」

提督(さあどうする。タオル持って来たとか言って脱衣所を覗くか?それともシャンプーどうこう言って風呂を……)

提督(いやいや、風呂だとガードに定評のある湯気が邪魔をするかも知れん。しかし……脱衣所はタイミングを逃すと風呂に、早すぎるとまだ服を……)

利根「では風呂をいただくとするかのう!」スポ-ン

提督「マーベラス!」
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/14(火) 15:56:40.08 ID:UfWwVPVY0
提督「こんな所に服を脱ぎ散らかして風呂場に行くとはけしからんな……スーハー……スーハー……」

利根「おーい、提督よー」

ガラッ

利根「シャンプーハットが見当たらぬのじゃが」ビッチャビッチャ

提督「ぎゃー!せめてタオルで拭いてから出て来てくれ!裸は大歓迎ですけど!」

利根「吾輩、あれが無いと1人で頭が洗えぬのじゃ。目が痛くなってしまうからのう」

提督「シャンプーハットは無いな……」

利根「では提督が洗ってくれぬか?筑摩はそうしてくれておったのじゃ」

提督「仕方ないな。なんなら毛と言う毛全てを洗ってあげようか」

利根「何を言っておる、毛は頭にしか生えておらぬぞ?」

提督「フゥー。艦娘は最高だぜ」
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/14(火) 15:58:03.56 ID:UfWwVPVY0
利根ちゃんの口にミルク味のアイスキャンディをこう出し入れしてね……
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/14(火) 16:27:18.19 ID:RejSVovTO
急に寒くなってきた中全裸待機はきついぞ
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/14(火) 19:38:27.55 ID:HJeOFtRYO
守らなきゃ(使命感)
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/14(火) 20:13:10.87 ID:b4wl2EAU0
提督より保護者だよ、下手すりゃ里親
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/14(火) 23:31:32.66 ID:UfWwVPVY0
利根「では吾輩は目を瞑って上を向いておるからしっかり頼むぞ」

提督「よ、よしきた……」

提督「……」

提督(こ、これが女の子の髪……細くてこう、スルスルと……皮膚の感触も完全に人間と一緒だ。それに何より……)

提督(全裸の女の子が目の前で目を瞑っている異常事態!おっぱいとか丸見えなんです!これ!)

利根「むぅ〜……提督、お主頭を洗うのが下手くそじゃな」
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/14(火) 23:35:32.88 ID:UfWwVPVY0
提督「すみませぬ!まだシャンプーすらつけていなくて!」

利根「ん?なら目を開けても大丈夫じゃな」

利根「……お主、よく考えるとなぜ服を着たまま風呂に入っておるのじゃ?」

提督「それは頭を洗いに着たから……」

利根「そんな格好じゃと濡れてしまうぞ?それでそのようなへっぴり腰になって上手く洗えておらんのじゃ!」

提督「いや、このへっぴり腰は生理現象的なアレで前かがみに……」
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/14(火) 23:38:32.93 ID:UfWwVPVY0
利根「いいから早く服を脱いでこんか!」

提督「…………わかった」

ガチャッ

提督「そうだ。利根は裸で風呂に入ってるんだから恥ずかしがることは無い。自然なことじゃ無いか」

提督「全てさらけ出そう。いいじゃないか、ギンギンに勃起していても!」

ガチャッ

提督「お待たせ!」

利根「よし、では今度こそしっかり頼むぞ」

提督(全くの無反応か)
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/14(火) 23:42:30.45 ID:UfWwVPVY0
利根「せっかく服を脱いだ事だしいつもの様に頼もうかのう」

提督「いつも?」

利根「まぁいつもと言っても2日ほどじゃがな。筑摩には膝枕をして頭を洗ってもらっていたのじゃ」

提督「膝枕を」

利根「お主はそこに座って……吾輩は仰向けに寝ておるからしっかり頼んだぞ」ころん

提督「んふぅ……!!」

提督(全裸の俺の膝の上に全裸の女の子の頭の髪の毛のののの……)

19 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/14(火) 23:48:55.17 ID:UfWwVPVY0
提督「か、痒いところはございませんかー」

利根「うむ。しかしこうして見るとお主……なかなか鍛えられた良い体をしておるの」

提督「そうかな……」じーっ…

利根「ん?吾輩の胸に何かついておるか?」

提督(乳房の先に乳首がついております)

利根「よし、次は後ろも頼むのじゃ。少し横を向いて……おお!なんじゃこれは……!お主、こんな所に尻尾をつけて……じゃが尻じゃないから尻尾ではないか……」

提督「そ、それ、そ、それは!」

利根「尻尾……しっぽ……尻ではないから…………ぽ、ぽー……よし、コレにはちんぽと名付けるぞ」

提督「天才か鬼才か……素晴らしいネーミングセンスだ」

利根「うむうむ、もっと褒めても良いのだぞ!ちんぽもピクピク喜んつでおるのじゃ!」
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/14(火) 23:53:12.00 ID:UfWwVPVY0
利根「しかしこのようなモノがあってはズボンが履きにくかろう?」

提督「普段は小さくてふにゃふにゃしてるからね」

利根「なんと!ぜひそのふにゃふにゃが見てみたいぞ!」

提督「それには溜まってるモノを全部出さないと」

利根「どうすれば出るのじゃ?」

提督「ふひひ、それは」

利根「うぎゃー!!!!」

提督「うわあぁぁぁ!なんだなんだ!?」

利根「シャンプーが目に、ちくまぁ!目が、目が〜!!」にぎっ

提督「ちょ、どこ掴んで……あっ、ああっ!!」ドピュッ
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/03/14(火) 23:58:29.01 ID:UfWwVPVY0
利根「うぅ〜……ひどい目にあったのじゃ……」

提督「……ふぅ」

利根「しかも吾輩が目を痛めておる間にふにゃふにゃにしおって!」

提督「まあまあ、ゆっくり湯船に浸かって」

利根「なにを呑気な!……ふぃ、良い湯じゃのう。疲れが飛んで行くぞ」

利根「……が!吾輩お腹がすいた!出る!」スッ

ザバ–ン…!

提督「お……おま、おまーん!!」


提督、初めてのそれは目の前30センチ程の至近距離だったと言う。

提督「つるつる……」
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