【安価】男「魔法少女狩り?」【たまにコンマ】

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1 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/04/08(土) 00:46:46.84 ID:Yfijwrxlo

男「……?」

謎の博士「お目覚めのようだね、男くん」

男「ここは……、キミは……?」

謎の博士「私のことは博士と呼んでくれたまえ!

      そしてここはスペースラボ!上空100km、カーマン・ラインに浮かぶ、我が自慢の研究所だ!」

男「……何を言ってるんだ?

  あれ、なんだこれ、手も足も縛られて……」ガチャガチャ

博士「万が一にも暴れると困るので、状況が飲み込めるまで拘束させて貰っているよ。

   改造した私がいうのも何だが、今回は会心の出来だ!

   幹部クラスに匹敵するポテンシャルはあるだろうな、誇っていいぞ!」

男「……すみませーん! 博士ちゃんのお父さんかお母さんいませんかー!?

  変な遊びに巻きこまれちゃったみたいで!!

  俺は全然怪しくないんですけど!!! 不審者じゃないんですけど! 自称博士ちゃんに連れてこられたみたいで!!!」ガチャガチャガチャ!!

博士「自称ではない!! それと私を子供扱いするな!! 地球人年齢なら700才くらいだ!! 」

男「自称博士ちゃんのご家族か、保護者の方ー!! だれかー! 助けてー!!

  7才の博士ちゃんに悪戯されてます!! 助けてーー!! 可及的速やかにっ、警察は呼ばない方向でっ、助けてー!!」

博士「やめろ! さわぐな! いくら叫んでも、ここに助けなど来ない!」 ポチッ ウィーン!!

男「ムグッ ムググーッッ!?」

博士「というかキミ、かなり自我が残ってるね。 いつもなら、目が覚めた時点で私を『親』と認識して、忠誠を誓うはずなのに……。

   ……まあ、天才は時として意図しない傑作を生み出してしまうもの……、私は自分の才能が怖い……」

男「……ンーッ ンーッ」ガチャガチャ
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/04/08(土) 00:47:36.42 ID:Yfijwrxlo
博士「静かになったところで、本題に入るとしよう。

   何の取り柄もなく、成績も中の中、年齢=彼女いない歴、リア充と呼べるほど友達は多くなく、しかしぼっちでもない。

   この先なんとなく大学に入って、なんとなく就職するであろう平凡な男子高校生のキミを攫ったのは、我が組織の尖兵となって働いて貰うためだ。

   一足飛びで内定を出してしまって申し訳ない。

   だが安心して欲しい、我が組織は0から人材を育てるホワイト企業だ。未経験でも大丈夫♡

   男くんの人生からモラトリアム期間が消えてしまったのは、同情を禁じ得ないが、ダンプにでも轢かれて異世界転生したと思って諦めて欲しい。」

男「ンー!?」ガッチャガッチャ

博士「まず男くんにやってもらいたいのは、地上での魔力蒐集と、それを邪魔する魔法少女の排除だ。

   キミが集める魔力は、私の研究と新たな怪人の制作、そして世界征服に役立てられる。

   ……どうやって集めるか分からないって?

   そうだね、方法は色々あるけど、簡単なのは『人々を恐れさせる』ことだ。

   大きな感情の発露を感じ取って魔力を収奪する機能は、既に男くんの中に組み込んである。

   もしくは、『魔法少女を狩る』と、大量の魔力をゲットできるだろうね。あいつらはもう魔力源そのものって感じだし」

博士「わかった?」ポチッ

男「いや、全然」

博士「そう……。まあ、バカは消滅するだけだし……。」

男「消滅?」

博士「消滅。男くんの体は、魔力によって維持されていまーす。

   どんなに傷を負っても、即死しない限り再生できるけど、魔力が尽きると消滅しちゃいまーす。

   死にたくなかったら、頑張って魔力を集めるんだゾ★」

男「は?! それってつまり、死にたくなかったら人を襲えってことか?」

博士「イエスイエース! わかってんじゃーん!

    平凡な頭してるくせに理解が速い! そう改造したのは誰? 誰のお陰?

    私! 私のお陰! やはり私は天才だ……!」テレッ

男「さっき俺の口を塞いだメカとか、この手術室みたいな部屋とか、あまりにも真に迫ってるんだけど

  これってドッキリとかじゃないのか」

博士「違うよ、平凡な男子高校生を誘拐するドッキリなんて、昨今の地上波でやらないし……

    素人巻きこんだらクレームくると思って、各局自粛してるはず。

    昭和のテレビはもっとハジけてて面白かったよ」

男「急に700才感だしてきた」

博士「じゃ、あとは頑張って生き延びて!

    連絡は公衆電話からよろしく。たくさん魔力を送ってくれたら、それに応じて支援物資を出すから!

    番号は#XXXね」

男「いや、それこそ今時みかけな――……」シュワワワワーン
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/04/08(土) 00:48:05.87 ID:Yfijwrxlo
シュワワワワーン

男「……うぉぉぉっ!?」ドチャァッ

男「いた……くない……?」

男「しかし、なんちゅう高さから落してくれるんだ……」


男「ここは、夜の公園だな」

男「さて、どうするか」




【安価下2】

@男「改造人間になったみたいだし、いまの力を試してみるか」

A男「家に帰ろう」

B男「死にたくないから、魔力ってのを集めてみよう」

Cその他
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/04/08(土) 00:48:28.25 ID:Qs6WorYmO
まほいくのスレかと
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/04/08(土) 00:49:25.77 ID:ETvJ4DFEo
3
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/04/08(土) 00:55:06.34 ID:Yfijwrxlo

男「死にたくないから、魔力ってのを集めてみよう」

男「……とはいえ、人を襲うのは抵抗あるぞ……」

男「どうしようかな」


【安価下1】

@コンビニを襲ってみる

A交番を襲ってみる

B悪そうな人を探して襲ってみる

Bその他
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/04/08(土) 00:56:33.15 ID:Yfijwrxlo
>>4
もうちょいタイトル捻ればよかったですね


それと、始まったばかりですが少し抜けます

【安価下1〜3】で、主人公の特殊能力を募集します
とりあえずコンマ二桁で最も大きい物を採用したいと思います
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/04/08(土) 00:59:44.17 ID:JyClUGTUO
プール襲撃
粘着溶解液
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/04/08(土) 01:03:11.51 ID:7CTqe5kOo
洗脳触手
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/04/08(土) 01:03:43.90 ID:WCYWGtcxO
改造
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/04/08(土) 03:51:58.17 ID:Yfijwrxlo

男「まず手始めに、抵抗が少なそうな所から襲ってみるか」

男「……丸腰なら抵抗されづらい気がするな」

男「銭湯か、プールかな」

男「ここから近いのは、屋内の温水プールか。

  ……ていうか何度も行ったことあるしな、リゾートザブーン」

男「まあいい、勝手知ったるなんとやら、だ」
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/04/08(土) 03:52:54.97 ID:Yfijwrxlo
【屋内プール・裏】

男「搬入口から侵入に成功……、成功してしまった」

男「だれか俺を止めてくれ……」

男「……でも止めないでくれ、死んでしまう」


男「今の俺には、あのロリ博士がポケットに捻じ込んできたメモだけが頼りだ」ペラッ

マニュアルメモ:
 [@右手の親指と薬指で両こめかみの下辺りを同時に押さえ、人差し指でおでこに触れながら、相手に対して半身で構えながら、左手を軽く開いて前に突きだし「変……身ッ!」と唱える。

  A怪人因子が活性化し、身体性能を最大限に発揮できる姿になる。

  これでキミも今日から強化怪人だ!

  なお、男くんの怪人としての能力は『改造』だ。触れたものに効果を付加したり、造形を変更したりできる! すごい!
  私の直近10体の作品の中でもなかなかの傑作と言って良いな! やはり私は(以下略)]

男「うわ、めっちゃ恥ずかしいポーズ!!! ガチで格好付けるタイプじゃん!!!! はっずかしい!!」

男「そもそも相手って誰だ……、いないとできないのか……?」

男「……」


男「…………変…身ッ!」(小声) ジャギーンッ

男「うわ、マジでできた! 相手いらねーじゃん! 鏡ごしでもできた!」

男「できた、が……白黒の雑魚敵っぽいツナギ服になったのと、忍者の覆面みたいなのが出ただけだな」

男「こんなんでホントに、正体バレないんだろうか」


男「しかし、服が替わると気分も高揚してくるな」(※怪人化の副作用です)

男「なんだかいけそうな気がしてきたぞ!」
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/04/08(土) 03:53:30.83 ID:Yfijwrxlo
【屋内プール・流れるプールエリア】

女子A「どうしたの? 急に立ち止まって」チャプチャプ

女子B「……いや、違うの。前に進めなくて……。あれ……?

女子C「なんかこの水、おかしくない? ちょっとネバネバしてるっていうか……」

男子A「うわっ、プールが変色してる!?」

女子A「なにこれキモい!」

男子B「こんなプールに入っていられるか! 俺は先に上がらせてもらう!」ザブンッ ズルンッ フリチーン

女子B「いやぁぁぁっ変態!!」バシャッ

男子B「違っ! 水に引っ張られて脱げただけだ! 不可抗力!」

監視員「みなさん、落ち着いてプールサイドに上がってください。

    プール内の清掃を行うため、ただいまより15分間の休憩時間になります」ピーッ

女子C「さっさとあがろ」ザバッ ズルンッ ポロンッ♡

女子C「ひゃぁあっ!?」///

女子A「うそっ、私の水着っ!?」///

男子A(…………やばい、絶景。エレクチオンしてあがれねぇ)

監視員「えー、みなさん、速やかにプールサイドへ――……ぁわっ!?」ゴッ ドップンッ


男「おー、監視台からだとよく見えるな、皆が困ってる様子が」

男「プールの水に『布に張り付く』効果を足してみたが、どうやら覿面らしい」

男「みんなの周囲に薄いオーラが見える。これを回収すればいいのかな」

男「一回、自分の手に触れて」パンッ

男「『掌に掃除機』のイメージで……」ズォォォォオオオオオ!!

女子C「水が絡みついてっ、私のビキニ、取れないよぅ!」ツンツン タユンタユンッ

女子A「ちょっと男子、あっち向いててよ!」///

男子B「そんなこといっても、俺だって水着ないと困るし!」/// チラチラ


男「ん……っ! おぉっ、力が漲る!」ズォォォォオオオオオオオオオオオ!!




さて、どうなった

【安価下1】
@魔法少女が助けに来る
A魔法少女は助けに来ない。男はお腹いっぱいまで魔力を回収した
Bその他
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/04/08(土) 03:59:39.34 ID:noV2gSwMo
3、いい感じのが居たのでスケベして帰った
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/04/08(土) 04:05:00.26 ID:Yfijwrxlo
本日はここまで、導入部もここまで

【安価下1-5】くらいで、魔法少女の案を募集します
以下の項目を埋めてください
総合的な強さは投稿時のコンマ二桁で決めます(00最弱〜99めちゃ強)

名前:
外見:
性格:
魔法:(例、炎を出す魔法、植物を操る魔法)
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/04/08(土) 04:55:36.45 ID:js2UCbz40
名前:アグニス
外見:赤いレオタード 低身長グラマー
性格:明るい 調子にのりやすい
魔法:指先から熱光線を放つ
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/04/08(土) 05:10:57.60 ID:+0Q4KkkWO
名前: ファンタズマイリュージョン
外見: 茶髪の特大おさげ、巨乳、巨尻。裸に直接もこもこした感じの煙が周囲を覆っていて服のかわりになっている
性格: ネガティブで地味で主体的がなく表に立つことが苦手。魔法少女も乗り気じゃないのに流されてやっている。
    頭の回転はそれなりに良い。痴女っぽい格好はかなり恥ずかしいと思っている
魔法: 煙を自在に操り、自身も煙になることができる。発生させた煙は自由に形を変えて実体化させ攻撃にも防御にも使える
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/04/08(土) 05:33:34.66 ID:g50BSJ6GO
名前: スターディライト
外見: チアガール風のへそ出しミニスカ衣装。過去に怪人に改造されふたなりとなっている
性格: 仲間思いの明るいムードメーカー。実は自分の悩みは抱え込む性格
魔法: 強化魔法。人、物、発動した魔法などさまざまなものにかけることで性質を自由に強化することができる
    自分にもかけることができるが直接戦闘能力は低いため普段は感覚強化でサポート
    一度かけた魔法は時間経過で効果が弱まるまで取り消すことができないのが弱点
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/04/08(土) 06:29:10.00 ID:JQ3u1YabO
名前:ナイトブレード
外見:ビキニアーマー ポニテで高身長 おっぱいでかい
性格:正義感に燃えている 一匹狼気質だがか弱い一般人には優しく接する
魔法:長剣や大剣、斧や鎌などあらゆる刃物を魔翌力で精製して戦う
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/04/08(土) 06:39:21.78 ID:JQ3u1YabO
(最弱きてしまった
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/04/08(土) 06:41:35.79 ID:HfCcZ+9W0
名前: エターナル
外見: 紫色のローブをまとった奇乳に近い爆乳。
性格: ナルシスト。自称天才
魔法: 広範囲の雷魔法
    魔法の威力にムラがある
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/04/08(土) 06:55:58.81 ID:ZPbK1GnnO
名前:ルナーラビット
外見:兎耳白髪ロング赤眼つるぺたロリロリ。真っ白なアリスっぽい衣装
ぶかぶかでデフォで萌え袖、肩がズリ落ちて両方見えてる
性格:無邪気そうで毒舌ツンデレ。実はかなりのMでいろいろな目に遭うことを密かに期待している
魔法:時間を早くしたり遅くすることができる
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/04/08(土) 13:42:03.39 ID:Yfijwrxlo
女子A「ちょっと、なんで出入り口のドアが開かないの!?」

男子A「もしかして俺ら閉じ込められたのか? 困ったな、目のやり場に困った」ニヤニヤ

女子A「じゃあ壁の方でも向いてなさいよ!変態!」/// バシーン


男「こうして比較すると、女子の方がより多くの魔力を吸収できるな」ズォォォオオオオオ!

男「羞恥心の差なんだろうか?」ズォォォオオ!!

男「……っ、すごい内圧っ、腕が張り裂けそうだっ……!」ズォォォオ…オ……オ…… メキッメキッ

男「……これぐらいが限界容量ってことか、そろそろ止めておこう」ズォウゥゥゥ……ン

男「しかし」

男「みんなが俺のせいで困ってる。自分が生き残るためとはいえ、申し訳ない」

男「……と、普段なら罪悪感に狩られるはずなのだが、今は少し心地がいい」(※怪人化の副作用です)

男「撤収する前に、もうちょっと悪戯していこう……ふふふ……」
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/04/08(土) 13:42:40.21 ID:Yfijwrxlo
男「俺、透明化」パンッ

(男)「……なるほど、今のは結構、魔力を使ったな」

(男)「だんだん魔力の流れが掴めるようになってきたぞ」

(男)「さて、上から見たとき一番可愛かった子は……」テクテク


女子C「もうっ、もうちょいっ」タユンタユン

(男)「プールサイドで四つん這いになって、片手で胸を隠しながら水着を手繰り寄せようとしてる、赤毛のショートボブの子」

(男)「可愛いのもそうだけど、なによりおっぱいがデカい」

(男)「手から零れて全然隠せてないし、姿を消してるから特等席でよく見える」タラー

(男)「いかん……、鼻血が……」フキフキ

赤毛少女「ぬぐぐ……っ、引っぱってるのにネバついて……

     この水、ぜったいおかしいよー!」タユンッタユンッ♡

(男)「さて、十分堪能したし手伝ってやるか。能力解除」

赤毛少女「うわぁっ!?」ステーン

赤毛少女「……やたっ、とれた!」

(男)「ここでビキニ水着改造。

   自分の手の感覚を、彼女の水着に移植するイメージ……『遠隔操作/共感覚』付加」

赤毛少女「よかったぁ。折角みんなで買いに行ったのに、無くしたら嫌だもんね」ツケツケ


女子B「あ、いたいた。

    なんかね、波の出るプールは入れるみたいだから、あっちで遊ばない?」

赤毛少女「そうなんだ、いくいく!……きゃぅ♡!?」

女子B「……? どしたの、変な声だして」

赤毛少女「……な、なんでもないよ?」/// モジモジ

(男)「おぉぉぉ、なんだこの柔らかさはぁぁぁぁぁ」モミモミモミモミ

赤毛少女「? ?? ん……♡」/// キョロキョロ モジモジ

女子B「大丈夫? 顔真っ赤だけど」

赤毛少女「へ……平気っ! ちょっと先にイっ……いっててぇ♡」///

(男)「知らなかった、こんな感触がこの世にあるなんて!

   この吸い付くようなハリ! 天使の羽毛のような柔らかさ! それでいて揉みごたえのある弾力!

   手の平が美味しいと言っている! なんという至福か!!」ハナヂダバー

赤毛少女「んぁっ、ゃ、ダメ! ダメだって――……っ」ギュゥゥゥゥッ

(男)「胸と二の腕で両手を押し潰されて――、あっ、ダメだ、童貞には幸せすぎる」ドサッ
25 : ◆YD6waKZXcE [saga]:2017/04/08(土) 13:43:51.82 ID:Yfijwrxlo
【深夜・屋内プール(営業時間外)】

(男)「……――ハッ!?」

(男)「なんだ、物凄く良い夢を見ていたような……」

(男)「しかしこの手に残った感触は、本物だ」

(男)「……、色々あったけど……怪人になるのも悪いことばかりではないか」
26 : ◆YD6waKZXcE [saga]:2017/04/08(土) 13:44:18.51 ID:Yfijwrxlo
【自宅?】

男「あれ……、鍵が合わないな」ガチャガチャ

男(能力使えば開くと思うけど、節約できるときはしておこう)

男「……」ピンポーン

男「だれかー起きてるー? ただいまー!」(小声)


妹「……」ガチャ

男「お、ただいm」

妹「……こんな時間に、どちら様ですか?」ムスッ ジロジロ

男「なんだよ、怒るなよ、今日は色々あって」

妹「……本当に誰ですか?」イブカシゲー

男「忘れちまったのかい、お前の愛しい兄貴さ」

妹「……」ジトー

妹「……」バタンッ ガチャッ ガチャッ

妹「おかぁぁあああさぁぁあああん!! 変な男の人が家の前にいるよ!! ケーサツ呼んで!!!」

男「はっ!? なんだこれ、なんだこれ!!」
27 : ◆YD6waKZXcE [saga]:2017/04/08(土) 13:45:08.80 ID:Yfijwrxlo

【公園・公衆電話】

男「――ってことがあったんだけど、博士ちゃんの仕業?」

博士「そうだよ」

男「何してくれてんの、早く戻してくれ。

  人の尊厳を奪うだけじゃ飽き足らず、家族まで奪うのか」

博士「いやいや、これはキミのためなんだ」

男「俺の?なんで」

博士「うちの組織は色々な所で恨みを買ってるからね。

   怪人の家族なんて知られたら、どんな目に遭うか分かったものじゃない。

   社員の家族は責任を持って守る方針なんだ。うちはホワイト企業だからね」

男「悪の組織な時点で真っ黒クロスケじゃないか」

博士「世界征服が叶った暁には、晴れて世界政府さ。

   だいたい、どこの国の新政権も最初はテロリスト扱いだろう?」

男「いや、そういうスケールの大きな話はいいんで……。

  家族のことは1000万歩譲って、今は保留するとして

  どうすんですか、俺、今日からホームレス高校生ですよ。

  なんとかラインにある研究所に住まわせてくれるんですか?」

博士「いや、当分の間、男くんを回収する予定はないかな」

男「……ひっぱたいてやりたい」

28 : ◆YD6waKZXcE [saga]:2017/04/08(土) 13:45:35.22 ID:Yfijwrxlo

博士「宿ならホテルにでも泊まったらいいじゃん。自宅よりむしろ豪華♡」

男「そんな金ないッスよ。給料とか出張費とか、そういう扱いで出るの?」

博士「いや、我が社に金銭の俸給制度ないけど。作れば?」

男「働かせておいて、この上アルバイトしろと!?」

博士「『改造』スキルなら、形を真似して作るくらい余裕でしょ。石でも葉っぱでも材料にしてさ」

男「うわっ、通貨偽造! 重罪じゃねーか!!」

博士「男くんが人間ならね。もう人権ないから。戸籍にも、家族親類友人の記憶にも存在しない人だから。

   裁判を受ける権利もないし、その場で殺されても誰も罪に問われないし、

   人間社会の外にいるものだと思って、生きて。

   触れ合えて会話が成り立つことを除けば、幽霊とか妖怪に近い存在だから。」

男「最悪だ……。最悪すぎて怒りが追いつかない……」

博士「そうそう、男くん。キミすごいね!

   初日なのに、容量いっぱいまで魔力集めてきてくれて!

   期待以上の働きだ!……あ、想定内ではあるけど!

   支援物資として、5匹の低級使い魔と、魔力の容量を増やせる貴重なアンプルを送ります。

   扱える魔力量が増えれば、より高度な『改造』もできるようになるし、消滅しにくくなるからね」

男「魔法のような力を得ても、心に空いた寂しさは埋まらない。

  失って初めて分かる家族の愛おしさ」

博士「ノリノリで怪人活動してきたくせになにを……。

   ……んー。じゃあ、こんな任務はどう?

   何人か、魔法少女の正体に当たりを付けたから、彼女らの身辺を探って、弱みなり弱点なりを見つけてきて。

   別にやっつけちゃっても構わないけど、今までに何十人もの怪人が倒されてるから、オススメはしないよ」

男「普通の人間として近づけってことか?」

博士「そうしたいなら任せるよ。

   資料を送るからプランが纏ったら後で連絡して。

   下準備(イッパンジン ノ キオクソウサ)は明日までに済ませておくから」
29 : ◆YD6waKZXcE [saga]:2017/04/08(土) 13:47:17.53 ID:Yfijwrxlo

シュワワワワァァァン ドササササッ

男「早いな。もう着いたのか。高さが雑な所を除けば完璧な仕事だ」

男「どれどれ」

男「写真を見る限り、美少女ばっかりだ……」

男「うまくやれるかな」


【安価下2】調査対象を選んでください
@アグニス -萌木女学院 高等部
 体力[C+] 攻撃[E+] 防御[B ] 魔攻[A+] 魔防[D ] 敏捷[B ] 幸運[D ]

Aスターディライト -清歌第一高校
 体力[A ] 攻撃[B ] 防御[B ] 魔攻[D ] 魔防[B ] 敏捷[S ] 幸運[B ]

Bナイトブレード -清歌第一高校
 体力[E ] 攻撃[E ] 防御[E ] 魔攻[E ] 魔防[E ] 敏捷[E ] 幸運[E ]

Cルナーラビット -萌木女学院 初等部
 体力[C ] 攻撃[S+] 防御[S ] 魔攻[E ] 魔防[S ] 敏捷[EX] 幸運[B ]


(能力査定:E=0,A=12,S=15 EX=計測不能,暫定20)



【安価下3】役割を選んでください(魔法少女の記憶は操作できません)
@転校生として
A新任教師として
B役割などいらない、透明化して物理的に潜入する
Cその他
30 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/04/08(土) 13:48:38.32 ID:7DuDqa+W0
2
31 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/04/08(土) 13:49:08.13 ID:MImd+GJzO
2
32 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/04/08(土) 13:57:05.79 ID:zH/gqeygo
2
33 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/04/08(土) 14:16:56.00 ID:d0IW/XjYO
ナイトブレードがわかっちゃいたけど酷い
34 : ◆YD6waKZXcE [saga]:2017/04/08(土) 17:07:23.01 ID:Yfijwrxlo

翌日・清歌第一高校】

学年主任「えー、三久先生は今日から産休のため、2-A組は新任の先生が受け持つことになりました。」

男「陣之 改(じんの あらた)です。気軽にカイ先生と呼んでください。短い間になるかと思いますが、よろしくお願いします」ペコ

パチパチ            パチパチ
        パチパチ
  パチパチ                     パチパチ


生徒A「ミッチー(三久先生)って、男じゃなかった?」ヒソヒソ

生徒B「……そうだったっけ? 女の先生だった気がするけど……」ヒソヒソ

生徒A「先週まで毎日会ってたはずなのに、なんか印象が曖昧」ヒソヒソ

生徒C「影の薄い先生だったからね」ヒソヒソ


学年主任「ノゥ トーキング! 静かに!
     ……はい、Mr.改 陣之先生にはフィジカルエディケーション……つまり、体育を受け持ってもらうことになっています。
     みなさん、若いティーチャーだからと言ってはしゃがないよう、シリアスに……真面目にやってくださいね」

男(『改造』で大人になってても、中身は同学年だしな。

  今は体育くらいしか勝ってる部分がない。

  それに清歌第一高校といえば実力主義で有名な県内屈指のエリート私立高。

  盆陽高校中退で最終学歴が中卒になってしまった俺に教えられる事なんて……

  …………いや、体育すら教えられるのか?)

学年主任「ここのクラス・オフィサーはMs.星宮でしたね。」

星宮あかり「あっ、はい!」

学年主任「忙しいとは思いますが、お昼休みになったらMr.改に校内を案内してあげてください」

星宮「わかりました!」
35 : ◆YD6waKZXcE [saga]:2017/04/08(土) 17:08:37.36 ID:Yfijwrxlo

【昼休み・職員室】

男(つっかれたー……)

男(体育教諭なんて運動の指示出して見てるだけで良いと思ってたが、実際なってみると記録物多いし、用具の出納にも気を遣うし、大変だな)

男(でも、スポーツの手本を上手くやってみせるのだけはできるからな。当分は怪しまれないだろう)

男(事務仕事はコイツラ(低級使い魔)に任せておけば良いし……)

教師A「タセンセー、改先生」

男「あっ、はい!」
 (そうか、俺だった。……呼ばれ慣れてないな)

教師A「2-Aの生徒が呼んでいますよ」

星宮「呼んでいますよ!」ヒョコッ

男「おぉ、もう来たんだ、飯は食べたか?」

星宮「まだです! 先生は?」

男「俺もまだだ」

星宮「じゃあまず学食に案内しますね!」

男「俺の受け持ったクラスの委員長は随分と元気な子なんだな」

星宮「それだけが取り柄ですから!」ニコッ




男(この屈託無く笑ってる娘が、魔法少女・スターディライトの正体と目される『星宮あかり』

  サイドテールに纏められた鮮やかな金色の髪と、大きな碧い瞳から、やたらと元気な印象を受ける。

  健康に服を着せたような見た目だが、1年時の学業成績も良く、所謂文武両道の親友系イインチョー。

  ……あれ、こいつ完璧超人じゃね?)
36 : ◆YD6waKZXcE [saga]:2017/04/08(土) 17:10:19.55 ID:Yfijwrxlo
【学食棟・3F】

星宮「で、ですね。3Fのイタリアンのオススメは、このカチャトーラなんですよ!

   鶏肉をガッツリ食べられるので、運動部の子から人気が高いんです!」モグモグ

男「ちょ、ちょっとまて!」

星宮「ふぁんでふふぁ?」(なんですか)モグモグ

男「さっきから、ずぅーーーーーーーーーっと学食のターンが終わらないんだが

  一体何軒あるんだ?」

星宮「ゴクン……えっと、この学食棟だけで12軒、一般の校舎にも各2店舗ずつ入ってるので

   20軒くらいです!多分!

   でも安心してください! ちゃんと全部案内しますよ!!」

男「まだ半分以上残ってるじゃないか。昼休み終わっちゃうぞ」

星宮「なので急いで食べましょう!」モグモグペロリ

男「いや、その理屈はおかしい。俺はもうお腹いっぱいだよ」

星宮「……あれ、そうなんですか。成人男性はもっと食べるものかと思っていました」

男「俺も、女子はもっと小食だと思ってた」

星宮「仕方ないですね。続きは明日にしましょう」

男「そうだな、明日からは1日1軒で頼む」

星宮「それで足りますか?」

男「足りる足りる。むしろ星宮の方が心配だ。

  その小さい体のどこに、ラーメンとカレーとハンバーグとビーフストロガノフとフィッシュ&チップスを仕舞っているのか、不思議でしょうがないよ

  まるで魔法みたいだ」

星宮「えへへっ、実は私、魔法使いなんですよ!」ドヤァ

男「……口の周りにケチャップ付けながら言っても説得力ないな」ニヤニヤ

星宮「んなっ!? 気付いたときに言ってくださいよ!」/// フキフキ


男(うん、……全然完璧超人じゃなかった。 カタログスペックはあてにならないね、やっぱり)



男「あと、多分だけど、『学校案内』ってこういうことじゃないと思う」

星宮「……えっ、でも、学食以上に重要な施設って他に何かありましたっけ?」キョトン

男「なるほどなー、そうきたかー」
37 : ◆YD6waKZXcE [saga]:2017/04/08(土) 17:11:48.71 ID:Yfijwrxlo

【初日終了】

男「初日から接触できたのはラッキーだったな」

男「弱点は食いしん坊……、これだけじゃ弱いか」

男「とはいえ、博士から他の情報は何も貰ってないしな」

男「他に何か、もう少し探ってみよう」

男「明日以降も話す機会を取り付けられたし」



【安価下2】明日以降の作戦
@昼休み、一緒に食事するのを一週間ほど続ける
A体育の授業で何か仕掛ける
B下級の使い魔を『改造』して、学校を襲わせる
Cその他
38 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/04/08(土) 17:13:41.43 ID:kBX05e/A0
1 さりげなく探りを入れる
39 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/04/08(土) 17:15:12.44 ID:ZHLXV/VGO
2
40 : ◆YD6waKZXcE [saga]:2017/04/08(土) 20:21:59.43 ID:Yfijwrxlo

【数日後・体育の授業・水泳】

男「つくづくプールと縁があるな」

男(今日は体育の授業で仕掛けようと思っていたんだが……)

星宮「先生、ごめんなさい。体調不良で見学します……」

男(……星宮がこれではやりづらい)

男「ん、わかった。……しかし星宮は、前から水泳を休みがちだな」

男「このままいくと水泳の単位だけ足りなくなるから、どこかで纏めて補講をしないと……」

星宮「……!」ビクッ

男「どうかしたのか?」

星宮「いえ、なんでもないです。……わかりました」

男「なんだ、いつもの元気がないな」

星宮「もぅ、体調不良なんですよ!」

見学女子A「先生!無神経すぎ!」

男(お前ら元気じゃん!)
41 : ◆YD6waKZXcE [saga]:2017/04/08(土) 20:22:25.58 ID:Yfijwrxlo

〜〜〜〜〜


男「はい、じゃあ番号順で二人組作って柔軟体操から」

男「みんな、柔軟はしっかりな」

男「特に体が硬い人ほど、無理のない範囲でしっかりやるように」

男「体が硬いのは筋肉のバネが強い証だ。劣っていると不貞腐れずに鍛えれば、強い才能に変わる」

男「……というのは剣道の話だったかな?」

男「まあ、とにかくよくほぐしておけ」

男「体を柔らかくすればこんなこともできるんだ」ヨガノポーズ

生徒B「あははっ 先生きもーい!」

生徒C「自慢したいだけじゃーん!」

男「お、自慢と言ったな。しかしこの程度、単なる小技でしかない!

  見せてやろう、本当の自慢というものを!」ドプーン

男「これが関東最速のバタフライだ!」ザブザブザブザブザブッ

生徒D「速ぇー!」

生徒E「先生格好いいー!」ケラケラ

生徒B「着衣泳でバタフライとか、すごい(バカ)」



〜〜〜〜〜
42 : ◆YD6waKZXcE [saga]:2017/04/08(土) 20:22:53.53 ID:Yfijwrxlo

見学女子A「ふふっ、まるで水を得た魚ね。

      あんな奔放な先生、みたことない」

星宮「うん……」ポケー

見学女子A「……改先生格好いいね?」

星宮「うん……」ポケー

見学女子A「……先生のこと、好きになっちゃった?」

星宮「うん……。

   ……――ふぁっ!?なってない!!なってないよ!!」///

見学女子A「みんなー! あかりちゃんがねー! 先生のktmgg」モゴモゴ

星宮「な、なんでもないでーす!!」///


男「……?

  見学組は、あんまりはしゃがないよーに!」

星宮「服のままプールに飛び込む人に言われたくないです!!」
43 : ◆YD6waKZXcE [saga]:2017/04/08(土) 20:23:59.41 ID:Yfijwrxlo
【昼休み・学食棟】

星宮「……あの! 体育の授業の時のこと、違いますからね!」///

男「えっ、泳いでて殆ど聞こえてなかったけど」

星宮「そ、それならいいんですけど」ホッ

男「先生が好きとか嫌いとか」

星宮「き、嫌いとは言ってませんっ」

男「じゃあ……」

星宮「違……っ! 誘導尋問! 誘導尋問ですよこれは!!」///

男「あー、やっぱ嫌われたんだ。悲しいなー」ニヤニヤ

星宮「全っ然悲しそうじゃない! からかってますね?! からかう人は嫌いです!」///

男「……じゃ、『案内』もやめる?」

星宮「……引き受けた仕事は全部やりますし!」/// ムッスー

星宮「えっと、コホン、……ここ4階食堂Cはビュッフェ形式になっていて、お昼休憩の時間だけ定額で食べ放題になっています!

   オススメは目の前で焼いて貰うステーキですが、早い時間に来ないとすぐになくなってしまうので」

生徒A「あっ、あかりがいる!? なんで!? ここ出禁じゃなかったっけ!?」

生徒B「先生同伴で特別に許可が下りたらしいよ」

生徒A「まさか、そこまでして食べ放題を……」

星宮「……くっ」プルプル

男「オーケー、落ち着こう星宮。他愛もない誤解だ。気にすることはない。

  先生はダシに使われたと思ってない。

  トレー3つに山盛りされた料理を見ても、それは明らかだ。

  これしか持ってきてない。星宮は手加減している。本気で食べに来てない。

  それは分かる。理解してる」

星宮「しぇんしぇ……(先生……)」ウルウル

男「さぁ、食べよう。星宮オススメのステーキが冷めないうちに」
44 : ◆YD6waKZXcE [saga]:2017/04/08(土) 20:24:26.84 ID:Yfijwrxlo
星宮「……その、あの」モジモジ

男「ん?」

星宮「水泳の補習のことなんですけど……、別の内容で代替することってできませんか?」ジッ

男(あれだけ食いしん坊キャラ見せつけといて、上目遣いが可愛いって反則だよなぁ……)

男「水泳、苦手なのか?」

星宮「……いえ、あの、っ、苦手って訳じゃないんですけど……。

   えーっと、やっぱり苦手といいますか……」モジモジ

男「……」

男(これは、弱点に関係しているのか? もう少し粘ってみよう)

男「……俺も、学校に来て日が浅いからな。あまり融通は効かないんだ。すまん。

  もう少し星宮の事情が分かれば、上に掛け合えるかもしれないが」

星宮「そんな……」

男「意地悪で言ってるわけじゃないんだ。(多少は)

  星宮も進級できないのは嫌だろ」

星宮「そうですけど、そうですけど!」

男「なんでそんなに水泳が苦手なんだ?水が怖いのか?」

星宮「………………じ、実はそうなんです! 水が怖いんです! だから――」

男(――!)

男「そうかそうか、だったら来週の月曜日の放課後、プールに集合な!

  水泳の補習をしよう!」

星宮「なっ、なんでですか!」

男「大丈夫だ!ダルマ浮きから丁寧に教えるから!水と友達になろう!な!」

星宮「ぐ……っ ぐぐ……っ!

   じゃ、じゃあ! じゃあ、せめて! 補習は、先生と私の二人きりにしてください!

   他の人に見られるの、恥ずかしいので……」/// モジモジ
45 : ◆YD6waKZXcE [saga]:2017/04/08(土) 20:26:10.46 ID:Yfijwrxlo

【仮の住まい・ホテル】


男「なんか、意外だったな、あの星宮の弱点が水だったとは」

男「博士に報告するべきか……?」

男「でも、その情報で星宮がやられたら寝覚め悪いな……」

男「……我ながら情の移りやすい」

男「最終確認するまで保留で良いか。月曜には分かることだし」



【安価下2】星宮との約束と取り付けた。

@まだ魔力には余裕がある。月曜の放課後までゆっくり過ごす。
A念のため魔力を補充しておきたい。土日に怪人活動。
Bその他
46 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/04/08(土) 20:34:23.28 ID:zH/gqeygo
3 星宮の家族について調査
47 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/04/08(土) 20:58:11.41 ID:IPFoFjHYO
1
48 : ◆YD6waKZXcE [saga]:2017/04/09(日) 01:01:18.53 ID:Bx6L1WGGo

【月曜日・放課後・プール】


艶やかな金色のサイドテールを持つ少女が、プールサイドに上がってきた。
タオルで全身をガッチリ隠す様は、まるでてるてる坊主、少しばかり品良く呼ぶならパリコレのようだ。

彼女の頬が赤く上気して見えるのは、初夏の日差しのせいだろうか。
瞳が潤み、睫毛が濡れているように見えるのは、塩素の香りがキツいからだろうか。
その心の内を知るのは、今はまだ彼女だけだった。

星宮あかりは青年の方を向くと覚悟を決め、若干上擦った声色で挨拶する。


星宮「…………お、お、お待たせしました!」

男「ん、時間通りだよ」

星宮「じゃ、出席したので私はこれで……」クルリッ

男「おいおいおい、そうはいかない」


冗談めかして踵を返す少女の細い肩を、青年の両手が捕まえる。
ズルリッ、とタオルが剥けて、スクール水着を着た彼女の後姿が露わになる。
そして滑り落ちるタオルに追従するように、少女もしゃがみ込んでしまった。

星宮「ひゃぁぁああっ!?」///

男「うぉっ!?」ビクッ

星宮「な、な、なっ、なにするんですかぁっ

   私にも心の準備ってものがあります!ありますよ!」///

男「わ、悪かったけども、泣くことないだろ

  そんな、タオル脱ぐのにも心の準備してたら日が暮れてしまう」


星宮「そうですけど!強引なのはダメです!強引なのは!

   私、先生になら良いと思って……! だからせめて、私のタイミングで」

男「待て待て待て! なにかいかがわしく聞こえるんだが!?」

星宮「いっ、いかがわしいですよ! そうですよ!

   最低で! 下劣で! 卑猥で! 最悪です! こんなの私だって大嫌い!

   本当はこんなこと……、でも先生しつこいし……、先延ばしにするよりは……」

男「……星宮?」

星宮「……とっ、とにかく!

   絶対驚かないでくださいね!? 絶対笑わないでくださいね!?

   先生に、何かちょっとでもリアクション取られたら、私、立ち直れなくなります!」

青年をキッと睨め上げていた少女が、意を決してスックと立ち上がった。
両手を腰に当てての仁王立ち。しかし膝は笑い、脚も力なく震えている。
眉を吊り上げ、強がった笑みを浮かべているものの、薄皮一枚向こう側には今にも泣き出しそうな表情を感じ取れた。
……水着を着た彼女は、いつもよりも殊更美しかった。
滑らかな鎖骨のライン、綺麗な形の胸、流れるようなシルエット、雄々しい股間、引き締まった美脚……。

……なにか今、ありえないものが目に映っていた気がする。


男「……――ま、負けた」ガクッ


そして長い沈黙の末、心折られ膝をついたのは青年の方だった。
49 : ◆YD6waKZXcE [saga]:2017/04/09(日) 01:01:52.37 ID:Bx6L1WGGo

【プール内・バタ足練習】


男「なあ、星宮って男だったのか?」ジャブジャブ

星宮「先生といえどぶっとばしますよ?」バシャバシャ

男「骨格や肉付きは女の子だよな」ジロジロ

星宮「このっ、セクハラ変態教師!」バシャッ

男「ぶっ ……今のはただ、保健体育の先生としての見地を述べただけで」
50 : ◆YD6waKZXcE [saga]:2017/04/09(日) 01:02:21.23 ID:Bx6L1WGGo

【プール内・仰向け浮き練習】


男「そう、そのまま力抜いて、頭を耳まで沈めて、胸を突きだすように

  怖くないよ。背中とお尻支えてるから、怖くない」

星宮「どさくさで変なところ触らないでくださいね!」ニヤニヤ

男「よしじゃあ手ぇ離すぞ、自分で浮けよ」

星宮「待って待って!まだ無理です!浮く感じしないです!」バシャバシャ

男「ていうか、泳げないのはマジだったんだ。

  水が怖いっていうのは流石に嘘だったけど」

星宮「……あんなことになってたら、泳ぐ機会ないですし」

男「あれは生まれつきなのか? それとも後天的に?」

星宮「私が魔ほu……いや、えっと、10才くらいのときに……、言っても分からないですよね」プカー

男「それは聞いてみないと分からないな」

星宮「……じゃあ話しますけど、信じてくれなくてもいいです。

   10才の時、怪人に襲われて、あんなの付けられちゃったんです」プカプカ

男「…………怪人?」

星宮「怪人……。知らないですよね。怪人が起こした事件は、何故か皆の記憶から消えてしまうんです。

   だから、街や公共の場で暴れてても、誰もその存在に気が付かないで、被害は事故や気のせいってことにされてしまう。

   私のこれも、お医者様には偶発的な突然変異って言われました。そんなはずないのに……」プカプカ

男(そういえば俺も、怪人にされる前は、怪人の存在を知らなかったな。

  正確に言えば、覚えていなかっただけか)

星宮「……うん、でも、聞いてもらったらスッキリしました!

   今日のことは私の戯言だと思って忘れてください!」ニコッ


男(……ああ、少し長く付き合いすぎた。

  あの屈託のない笑顔が、こんなに寂しげに見えるなんて)



【安価下2】
@男「俺は信じるよ」
A男「星宮の話には、一つ矛盾がある」
Bここで仕込みの『改造』低級使い魔くん、ドーン!!
Cその他

51 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/04/09(日) 01:06:26.28 ID:y5zGZVvtO
1
52 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/04/09(日) 01:10:38.73 ID:tZPn9Mjn0
3
53 : ◆YD6waKZXcE [saga]:2017/04/09(日) 02:04:56.65 ID:Bx6L1WGGo
【安価下1-5】 低級使い魔5匹を募集します。(今回使うのは1〜2匹)

名前:
形状:(例、タコ型、クモ型、コウモリ型など)
改造:(例、『ハイパワー』『メタル装甲』『高速化』『透明化』など)
能力:(エロ系の場合はR-17くらいのラインでお願いします)
特徴:(自律行動する際の習性、特技、口癖、弱点など何でも)

総合的な強さは、投稿時のコンマ2桁/2になります。
54 : ◆YD6waKZXcE [saga]:2017/04/09(日) 02:05:31.38 ID:Bx6L1WGGo
あ、形状は○○型に拘らなくても良いです
55 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/04/09(日) 02:14:51.87 ID:H3EJ+gBeO
名前:吸いつき触手
形状:バキューム機能を備えた触手型
改造:吸い付いた相手に母乳分泌体質化する機能追加
能力:潜伏能力
特徴:おっぱい、おちんぽに吸い付いて離さない習性
56 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/04/09(日) 02:22:38.64 ID:y5zGZVvtO
名前:注入蝙蝠
形状:犬歯が細い小さめのコウモリ
改造:あらゆる液体を体内生成出来るようにした
能力:噛みついた相手に体液を注ぐことが出来る
特徴:野生の蝙蝠と共に行動しがち
57 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/04/09(日) 02:27:03.94 ID:3pVCQsFOo
名前:ペロ
形状:小犬
改造:大型化
能力:舐めた相手を痺れさせ、行動不能にする
特徴:基本的に犬。女の子を優先的に舐めるが、大概誰にでも懐く。ボールや骨っこなどのおもちゃを見つけると、舐めるのをやめておもちゃで遊ぶ。
58 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/04/09(日) 02:27:32.76 ID:jIg9/aza0
名前:アラクネ
形状:クモ型
改造:単純に戦闘力が高い
能力:見えないほど細く強力な糸が出せる
特徴:普通の蜘蛛よりやや大きい
59 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/04/09(日) 02:42:35.26 ID:m3PUgaLIo
名前:メディカルスライム
形状:スライム型
改造:体内薬品生成
能力:張り付いた相手に皮膚から薬を侵透させる
特徴:纏まるとバケツ一杯程度の体積
60 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/04/09(日) 07:23:32.40 ID:JwdbccBfo
名前:下着もぐもぐクワガタくん
形状:大勢のクワガタ虫 目付きがいやらしい
改造:飛行速度超強化&衣服を食べて消化する機能追加
能力:時速200kmを超える飛行速度で女の子に飛び付き、凄まじい速度で下着を食べてしまう
特徴:群体で行動する。アゴのすさまじい力を使えば
相手の肉を集団削り取ってしまうことも可能だが、
下着以外は食べたくないらしい
61 : ◆YD6waKZXcE [saga]:2017/04/09(日) 20:12:32.60 ID:Bx6L1WGGo


【プールサイド】


男(怪人の事件に関わった一般人は、怪人のことを忘れる)

男(しかし星宮は、怪人の存在を覚えていた)

男(それは何故か? 理由は一つしかない)

男(組織は、魔法少女の記憶を変えられないからだ)

男(……ここまで状況が揃ってしまったら、もはや確定だ)

男(彼女は疑い通りに魔法少女で、その弱点は――)


男「……」

星宮「先生、さっきから静かですね!

   何か、考え事ですか?

   悩みがあるなら私も聞きますよ!」

男「……悩みか、そうだな……。

  悩みといえば、かなり複雑な悩みだ。聞いてくれるか?」

星宮「はい!」

男「少し長い話になる」

星宮「いいですよ!」
62 : ◆YD6waKZXcE [saga]:2017/04/09(日) 20:13:50.62 ID:Bx6L1WGGo

男「……教え子の一人に、酷い劣等感に苛まれている生徒がいるんだ。

  その子は自分の短所が大嫌いで、恥ずかしいとさえ思っているんだが

  短所というのは、裏を返せば長所になる。

  例えば、意地っ張りは意思が強いとも言えるし、引っ込み思案は思慮深いとも言える。

  性格に限った話じゃなく、例えば、ニキビができやすい子は免疫力が高いし、近視は老眼になりづらい。

  物事の良し悪しは一面だけで判断すると、そのメリットまでも見逃してしまう。

  ……実際の所、その生徒のコンプレックスは、他人から見れば羨ましいほどのポテンシャル。

  なのに本人は気が付かず、劣等感の塊としてひた隠しにしている。

  どうしてやればいいと思う?」

星宮「……えーっと? 本当になんだか複雑な話。

   でも、そうですね。

   やっぱり、他の人がそれとなく良さを教えてあげるのが良いと思います!」


キラキラとした表情で答えていく星宮。
青年はそれを聞きながら、ゆっくりと少女の背後に回り込み、小さな体を抱き寄せると、
彼女の股間に屹立する雄々しい膨らみに指を這わせた。


男「……なるほど、つまりこういうことだな」サスサス

星宮「ひゃうっ!? ちょっ、どこ触ってるんですか!」///

男「折角、本人が希望してくれたんだ。

  この生意気なサイズの男根に、たっぷりと良さ≠教えてあげよう」サスサスサス
63 : ◆YD6waKZXcE [saga]:2017/04/09(日) 20:15:24.20 ID:Bx6L1WGGo

星宮「わ、私の話だったんですか!? あ……♡

   そんなことされたって……♡

   やめ、やめりぇ……♡」ハァハァ

男「これで、お互いの悩みが一気に解決する、良いこと尽くめだ」コスコス シコシコ シコシコ

星宮「あ、はっ……♡ ぃ、いかげんに……怒りますよ!

   んっっ♡ あれ? 体が……!?」/// ギチギチ

男「長話に付き合わせて悪かったな。

  大人しく聞いてくれたお陰で、簡単に縛ることができた。

  もう指一本たりとも動かせないだろ?

  星宮が優等生で良かったよ」シコシコ クニクニ シコシコ ギュッギュッ

目を凝らせば、星宮の周囲には極細の糸が張り巡らされ、身体から足の指先に至るまで、隈無く絡め取られていた。
使い魔:アラクネの仕業だが、クモ本体は視界の外に隠れ、姿が見えない。

星宮「……これは、粘糸っ?

   くっ……、先生、あなた一体何者なんですか!?」

男「改めて説明する必要はないと思うが」

星宮「…………こんなことできるのは、怪人しかいません!

   私を騙してたんですね!?」

男「騙してたわけじゃない。

  今初めて打ち明けただけだ、星宮の秘密と同じようにな」スリスリ サスサス
64 : ◆YD6waKZXcE [saga]:2017/04/09(日) 20:16:29.58 ID:Bx6L1WGGo
星宮「私っ、怪人は……! んっ……♡」

男「嫌いなんだろ、分かるよ

  こんなの付けられちゃったらな。

  でももし、この体が好きになったら?良さに気が付いたら?

  怪人も好きになるかもしれないな」シコシコ シコシコ

星宮「しょっ、……そんなの、ありえない! ありえませんよ!」/// ジタバタ ギチギチ

男「でも、気持ち良いよな?

  こんなにイヤらしく大きくして、水着越しでも形が丸わかりだ」シコシコ シコシコ

星宮「嘘ですっ、私、こんにゃの知らないっ……♡

   っ弄らないで♡ やだ、怖い、ゴシゴシされると頭が変に……♡

   っ……♡ はぁ♡ はぁ♡ はぁ♡」///

男「ほらっ、ラストスパートだ!」シコシコシコシコ シコシコシコシコ

星宮「――――あ゛ぁっ♡ ダメっ♡ 先生♡ なんか来ちゃう!

   待って♡ とめて! 変になっちゃう! やだやだやだ♡」///

男「我慢せずに認めれば、楽になるぞ。

  ほらっ、(自分の身体を)好きと言え!!」シコシコシコシコ シコシコシコシコ

星宮「しゅ、好きらからっ しぇんしぇ♡ しゅきらから♡♡

   んんんん――――♡♡♡」ドピュピュピュピュッッ ビクンッビクンッ
65 : ◆YD6waKZXcE [saga]:2017/04/09(日) 20:18:07.28 ID:Bx6L1WGGo

【プールサイド】


男(……星宮が絶頂した瞬間、すごい量の魔力が回収できてしまった。

  一般人とは、比較にならないほどの量だ。

  魔法少女からは多くの魔力が回収できるって、このことだったのか)


男「もういいぞ、アラクネ。御苦労様」

青年がそう言うと、周囲に張り巡らされた糸が緩み、支えを失った星宮は力なくへたり込んだ。

星宮「はぁ……♡ はぁ……♡ はぁ……♡

   この、変態セクハラ淫行教師ぃ……っ♡」

男「そんな蕩けきった顔で睨まれても説得力ないし。

  それより、一回出したら消えたみたいだけど、ふたなり」

星宮「えっ……あれ!? 嘘っ!? なんで……」

男「……? そこは、やったー、じゃないのか?」

星宮「あ! そ、そうですよね! やったー!」


男「本当はガッカリしてる?」

星宮「してませんよ!!」

男「……この様子だと、星宮が受けた改造は、1回出したら消えるタイプだったのかもしれないな。

  星宮、いままでオナニーしたことある?」

星宮「あ、あ、あるわけ、ないじゃないですか……!

   ……なんてこと聞くんですか!!」///

男「それはそれで奇跡的だな……。

  使い捨ての改造を6年も維持したのか……」

星宮「ちょっ、なんですか、その目は!

   まるでアホを見るみたいに! 変態のくせに! 怪人のくせに!」

男「うん。確かに星宮は成績いいけど、抜けてるところ多いな

  変身する前に、罠に掛かって負けちゃったり」

星宮「し、知ってたんですか?! 私が魔法少女だって!」

男「いや。たった今、確証を得た」

星宮「う゛……。 ま、また嵌めましたね!」

男「なんにせよ、これで明日からは普通に水泳の授業に出られるな。

  よかったよかった」

星宮「……っ

   い、言っておきますけど、今回みたいな不意打ちは二度と通用しませんからね!!

   みんなに危害を加えようとしたら、絶対絶対ボコボコにしますし!」
66 : ◆YD6waKZXcE [saga]:2017/04/09(日) 20:19:17.88 ID:Bx6L1WGGo

【翌日・空き教室】


男「――――って、昨日は啖呵切ってたのにな」

星宮「…………」///

男「朝一で 『どうしましょう!また生えてきちゃいました!』 って」

星宮「だって、だって! 仕方ないじゃないですか!

   こういうこと頼れるの、先生しかいないんですよ!」

男「どういう状況でそうなったんだ?」

星宮「…………それは、言えません」プイッ

男(その答えから、なんとなく察しはつくけど)


【安価下2】
@また手で鎮めてあげる(ただし内緒で映像を記録する)
A治療と称して、使い魔:吸いつき触手を1日付けることを提案する(治らない)
B自分で鎮められるよう、オナニーの仕方を教える(ただし内緒で映像を記録する)
Cその他
67 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/04/09(日) 20:33:50.86 ID:yulhh+Rh0
68 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/04/09(日) 20:34:08.44 ID:ZztPGPdyO
2
69 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/04/09(日) 20:57:15.09 ID:9MGm5d3Xo
いいゾ〜
70 : ◆YD6waKZXcE [saga]:2017/04/10(月) 01:14:14.04 ID:I9kNArh8o

星宮「……今日の午後の授業、水泳あるじゃないですか?」モジモジ

男「うん」

星宮「できれば、みんなと泳ぎたいですし?」モジモジ

男「うん」

星宮「でも、生えたままだと……」モジモジ

男「うん」

星宮「……だから、ですね?」モジモジ

男「うん?」

星宮「……なっ、なんで察してくれないんですか! 意地悪!」

男「具体的に言ってくれなきゃ分かんないし」

星宮「…………だから、昨日みたいに」モジモジ

男「昨日みたいに?」

星宮「………………私の、を、ですね……」///

男「やっぱり癖になってるじゃないか」

星宮「違っ! ちがいます! 仕方なくです!! 本当は嫌だけど、治すには仕方ないんです!」///

男「相談に来たとき、ちょっと嬉しそうだったもんな」ニヤニヤ

星宮「そ、そんなこと!」///
71 : ◆YD6waKZXcE [saga]:2017/04/10(月) 01:14:58.30 ID:I9kNArh8o

男「まぁいいや、始業まで時間ないし始めよう」

星宮「ぉ、お願いします……」ドキドキ

頬を朱に染めながらそう言うと、星宮は青年に背を向けた。
その仕草に一瞬戸惑い、首を傾げる青年。

男(もしかして昨日のことがあったから、後ろから弄られるのが普通だと思ってるのか。……可愛いな、こいつ)

星宮「……えっと、何か変ですか……?」

鮮やかな金髪のサイドテールを揺らしながら振り返る星宮。
青年と目が合うと、気恥ずかしそうに前へ向き直ってしまった。
無垢ながら、覚えたての快楽に期待する彼女の様子が、殊更に嗜虐心を刺激する。
本人がこれを治療行為と思っているなら、尚更だ。

男「いや、なんでもない」

男(……悪戯心を持て余す)ムラァ

男「じゃあ今日は、直接患部≠ノ触れるからな」モゾモゾ

星宮「…………ぁ♡」ドキドキ

男(めっちゃエロい顔してるの、自分で気付いてるのかな、星宮は)モゾモゾ

少女の背後から手を伸ばし、スカートの中をまさぐる青年。
柔らかな太ももや内腿に触れ、シルクの下着の中に潜り込み、手探りで獲物を捕らえる。
円柱状、と呼ぶにはあまりに禍々しいソレは、青年の手の中でビクビクと熱く脈打っていて
目の前の、向日葵のように可愛らしい少女とは全く結びつかない、凶悪な逸物であった。

しかし、シコシコと優しく擦りあげると、呼応するように少女も切ない吐息を漏らし始め、小さな体をびくびくと震わせる。
青年は、星宮あかりという少女の操縦桿を握ったような気分になった。

星宮「はぁ……♡ はぁ……♡ はぁ……♡

   先生ぇ……♡ それぇ、すごく良いです……♡」トローン

男「嫌いじゃなかったのか?」クリクリ シコシコ

星宮「ん……♡ 好き、好きになりましたよ♡ 先生……っ♡」ハァハァ

男(……? なんか、語順がおかしい気がするけど……。 まあいいか)シコシコ クニクニ

星宮「――――――ぁっ♡ 来ますっ♡ だめなの、来ちゃう♡♡♡」///

男「あ、待て、ストップ!」ピタッ

星宮「――……♡♡ ……ふえっ!?」

男「そのまま出して、制服を汚すのはまずいな」シラー

星宮「ひ、酷いです! いま、もうちょっとで……!」/// モジモジ

男「これを使おう」

吸い付き触手「ウネウネ」

星宮「……その、生きたシリコンゴムみたいなものは……?」モジモジ

男「体の毒素を吸い取ってくれる使い魔だよ」(大嘘)

男「これに吸い取らせれば、ふたなり化を暫く防げるかもしれない」

星宮「そ、そうなんですか、……それでいいので、早く……!」

男「よし、じゃあ付けるよ」ヌチュッ ヌチュチュッ

吸い付き触手「グッチュ!グッチュ!グッチュ!ズチュチュチュチュチュ!!!」

星宮「ひゃ……♡ これ、すごいです……♡」

男(追加改造、『静音化』+『寸止め』)

吸い付き触手「………………」クチクチ クチュチュチュ ズゾゾゾゾ ……ピタッ

星宮「んっ♡ ふっ♡ あはっ♡ はぁぁあああ♡♡♡

   ……っっ??」ビクッ ビクッ
72 : ◆YD6waKZXcE [saga]:2017/04/10(月) 01:15:30.01 ID:I9kNArh8o


 『キーンコーンカーンコーン キーンコーンカーンコーン』


男「おっと、もう時間だ。教室に行かないと」

星宮「……んっ♡ はぁ……♡ はぁ……♡

   しぇ、しぇんしぇ、これ、おかし……#9825;

   はぁ……♡ 外れにゃい、ですよぅ……♡」

男「出せば取れる。

  というか、出したら星宮のはなくなるから、吸い付く場所なくて勝手に外れるよ」

星宮「えっと、そうじゃなくて……」

吸い付き触手「………………」ズッチュズッチュ!!! ズゾゾゾゾ!!

星宮「あっ♡ また♡ いまはっ♡ いまは話してるからぁ♡♡」///

男「使い終わって外れたら、そのまま持っててくれ。

  俺の授業の時に返してくれれば良いから。星宮もHR遅れるなよ」スタスタ

星宮「しょ、しょんなっ♡ まっ、待って♡ あぁぁ♡♡」ビクンビクンッ

男(待ちませーん)



【安価下2】
@そして時間は水泳の授業の前まで飛ぶ
A他の授業を受けてる時の様子を、透明化して見に行く
B星宮の無力化に成功したので、校内で怪人活動
Cその他
73 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/04/10(月) 01:18:52.30 ID:E5ZEV0msO
1
74 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/04/10(月) 01:20:47.53 ID:yrcflR9l0
3
75 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/04/10(月) 01:21:05.18 ID:j8H8v59DO
2
76 : ◆YD6waKZXcE [saga]:2017/04/10(月) 02:40:23.92 ID:I9kNArh8o

【朝・ホームルーム】

男「2-A組の5・6時限目は水泳なので、集合場所はプールです。間違えて体育館に行ったりしないように」

男「……ということで、朝の連絡は以上」

星宮「――――……ッッ♡♡」///

男(いつも真っ直ぐに教卓を向いてる星宮が、机に突っ伏して動かない……)

男(……1日保つかな?)
77 : ◆YD6waKZXcE [saga]:2017/04/10(月) 02:40:49.35 ID:I9kNArh8o

【廊下】

男「さて、邪魔が入らなくなったところで」

男「久しぶりに怪人活動しようか」

男「昨日回収した魔力を博士ちゃんに送ったら、面白いものも貰ったし」



【安価下 8:00まで多数決】

プラン@:
マラソンの授業中に、使い魔:メディカルスライムを『通り雨』化させて散布。
女子達を濡れ透け+一時的な母乳体質に変化させる。

プランA:
使い魔:下着もぐもぐクワガタくんを校舎内に放ち、女子ノーパンデーにする。
また、床を全面鏡張りに改造する。

プランB以降:
その他、案があれば




【安価下 同時募集】 新しく貰った(これから貰う)使い魔の案を募集します。
こちらは、機会があれば登場させていくので、締め切りはありません。

名前:
形状:
改造:
能力:(エロ系の場合はR-17くらいのラインでお願いします)
特徴:(自律行動する際の習性、特技、口癖、弱点など何でも)

総合的な強さは、投稿時のコンマ2桁/2になります。



今夜はここまでです。お付き合いありがとうございました。

78 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/04/10(月) 02:59:48.76 ID:TCB3FrSGO
B
ノーパンデーなら鏡張りよりアラクネの糸でめくったり脱がせたりするほうがいいかな
79 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/04/10(月) 06:33:35.75 ID:cpjtsNBh0
80 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/04/10(月) 07:35:17.64 ID:FKGVUFR8O
>>78
81 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/04/10(月) 07:35:48.91 ID:HlsZWgESO
1
82 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/04/10(月) 07:49:51.04 ID:u56mapF3O
B 注入コウモリ使って軽めの毒でもばらまけないかな
83 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/04/10(月) 11:25:54.52 ID:ANn0tfA5O
名前:ムマウサギ
形状:燕尾服をきた小さな黒ウサギ
改造:侵入した夢の操作が可能
能力:夢への侵入
特徴:あざとかわいいが慇懃無礼な毒舌を吐く。知能は高く、基本夜以外はやることがないので日中は雑務をこなす。
84 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/04/10(月) 16:48:53.55 ID:S+gOULSA0
なのはやまどマギかと思ってたのに…オリジナルっていれて欲しかった
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